JP2003013319A - ツール吸着ベルト - Google Patents
ツール吸着ベルトInfo
- Publication number
- JP2003013319A JP2003013319A JP2001197698A JP2001197698A JP2003013319A JP 2003013319 A JP2003013319 A JP 2003013319A JP 2001197698 A JP2001197698 A JP 2001197698A JP 2001197698 A JP2001197698 A JP 2001197698A JP 2003013319 A JP2003013319 A JP 2003013319A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- belt
- magnet
- tools
- waist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 身体の腰部や腕、脚に嵌めておくことによっ
て、簡単にツールを取り付け取り外しできるツール吸着
ベルトを提供する。 【解決手段】 身体の一部に嵌めるベルトに、剪定鋏や
釣り針等の磁性体からなるツール又は磁性体を一部に有
するツールが吸着される磁石を、外付けに又は内包して
装着した。 【効果】 磁石によるツールを吸着して保持できるた
め、腰部や腕、脚に嵌めておくだけで、ツールの取り付
け取り外しが容易となり、高所や水深場等の足場の悪い
場所においても、ツールの使用を時間の無駄なくテキパ
キとなし、状況に即応し得る。
て、簡単にツールを取り付け取り外しできるツール吸着
ベルトを提供する。 【解決手段】 身体の一部に嵌めるベルトに、剪定鋏や
釣り針等の磁性体からなるツール又は磁性体を一部に有
するツールが吸着される磁石を、外付けに又は内包して
装着した。 【効果】 磁石によるツールを吸着して保持できるた
め、腰部や腕、脚に嵌めておくだけで、ツールの取り付
け取り外しが容易となり、高所や水深場等の足場の悪い
場所においても、ツールの使用を時間の無駄なくテキパ
キとなし、状況に即応し得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、植木の
手入れをする際に使用する剪定鋏や、家や車のキー、煙
草のライター、携帯電話、釣り針等を即使用可能に身に
付けるために着用するツール吸着ベルトに関する。
手入れをする際に使用する剪定鋏や、家や車のキー、煙
草のライター、携帯電話、釣り針等を即使用可能に身に
付けるために着用するツール吸着ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】庭木の剪定において、植木職人は鋏ケー
スを腰に掛けて作業を行う。鋏ケースは、一般的に皮革
で縫製された鞘形であって、上端にベルト通しが設けら
れているので、腰ベルトに吊り下げた状態で着用され
る。そして、手を休める時や、他の作業に取りかかる時
に剪定鋏が鋏ケースに収められる。しかし、その際に剪
定鋏を鋏ケースの口に合わせることが殊に足場の悪い高
所では難しく、いたずらに無駄な時間を費やし、時には
危険を招くこともあった。
スを腰に掛けて作業を行う。鋏ケースは、一般的に皮革
で縫製された鞘形であって、上端にベルト通しが設けら
れているので、腰ベルトに吊り下げた状態で着用され
る。そして、手を休める時や、他の作業に取りかかる時
に剪定鋏が鋏ケースに収められる。しかし、その際に剪
定鋏を鋏ケースの口に合わせることが殊に足場の悪い高
所では難しく、いたずらに無駄な時間を費やし、時には
危険を招くこともあった。
【0003】また、海や川で釣りをする場合に、魚に引
き千切られたり夾雑物に引っかかったりして、釣り針が
取られることが多々あるが、この時に一々道具箱を開け
て釣り針を探していたのでは、同じく時間の無駄になる
だけでなく、非常に煩わしく感じられ、特に、ポイント
を捜し求めて道具箱から遠のいていると、さらに不便に
足を運ぶことになる。また、小型の釣り針ケースを携帯
していても、例えば、川深く入っていると、ケースの開
閉の操作も自由にできない不都合があった。
き千切られたり夾雑物に引っかかったりして、釣り針が
取られることが多々あるが、この時に一々道具箱を開け
て釣り針を探していたのでは、同じく時間の無駄になる
だけでなく、非常に煩わしく感じられ、特に、ポイント
を捜し求めて道具箱から遠のいていると、さらに不便に
足を運ぶことになる。また、小型の釣り針ケースを携帯
していても、例えば、川深く入っていると、ケースの開
閉の操作も自由にできない不都合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな実情に鑑みて、身体の腰部や腕、脚に嵌めておくこ
とによって、簡単にツールを取り付け取り外しできるツ
ール吸着ベルトを提供することを目的とした。
うな実情に鑑みて、身体の腰部や腕、脚に嵌めておくこ
とによって、簡単にツールを取り付け取り外しできるツ
ール吸着ベルトを提供することを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、身体の一部に嵌めるベルトに、剪定
鋏や釣り針等の磁性体からなるツール又は磁性体を一部
に有するツールが吸着される磁石を、外付けに又は内包
して装着したことを特徴とするツール吸着ベルトを構成
した。
めに、この発明は、身体の一部に嵌めるベルトに、剪定
鋏や釣り針等の磁性体からなるツール又は磁性体を一部
に有するツールが吸着される磁石を、外付けに又は内包
して装着したことを特徴とするツール吸着ベルトを構成
した。
【0006】上記の構成によれば、手が届きやすい腰部
(或いは胴部)または腕、脚にベルトを嵌めて使用する
もので、そうすると、ツールが磁石により吸着して保持
されるため、ツールの取り付け取り外しが極めて容易で
ある。特に、ツール受けによるときには(請求項2)、
ツールをさらに安定して保持できる。
(或いは胴部)または腕、脚にベルトを嵌めて使用する
もので、そうすると、ツールが磁石により吸着して保持
されるため、ツールの取り付け取り外しが極めて容易で
ある。特に、ツール受けによるときには(請求項2)、
ツールをさらに安定して保持できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、この発明の幾つかの実施の
形態を図面に基づいて説明する。
形態を図面に基づいて説明する。
【0008】図1ないし図3は、一実施形態を示したも
ので、そのツール吸着ベルトPaは、腰に嵌めるベルト
1に、ツール3を吸着保持するツール受け2が装着され
る。4は、ベルト1の大きさを変えるバックルに相当す
る調整金具である。また、図3は、作業者に装着した状
態を実線で示す。
ので、そのツール吸着ベルトPaは、腰に嵌めるベルト
1に、ツール3を吸着保持するツール受け2が装着され
る。4は、ベルト1の大きさを変えるバックルに相当す
る調整金具である。また、図3は、作業者に装着した状
態を実線で示す。
【0009】ツール受け2は、軟鉄等の金属磁石または
プラスチック磁石により成形され、磁石の力によりツー
ル3が吸着される。つまり、全体が磁石6として形成さ
れる。形状については、ベルト1に鋲止めされる板状で
ある。しかし、この場合のツール3として、図示の如く
剪定鋏の他、ドライバー、ペンチ等の比較的重い物を想
定しているので、下端部にそれらを受ける返し5が設け
られる。
プラスチック磁石により成形され、磁石の力によりツー
ル3が吸着される。つまり、全体が磁石6として形成さ
れる。形状については、ベルト1に鋲止めされる板状で
ある。しかし、この場合のツール3として、図示の如く
剪定鋏の他、ドライバー、ペンチ等の比較的重い物を想
定しているので、下端部にそれらを受ける返し5が設け
られる。
【0010】返し5は、反転屈曲して形成するととも
に、向かって左端を端壁7により閉塞する一方、右端を
口出しに開口してある。したがって、ツール3としての
剪定鋏やドライバー等が長い場合には、尖った先がこの
先出口9から突出するので、ツール3の寸法に係わらず
それを保持でき、しかも、先出口9での安定した保持が
望める。また、ツール3を取り出しやすくするために、
返し5に切欠を設けることもある。
に、向かって左端を端壁7により閉塞する一方、右端を
口出しに開口してある。したがって、ツール3としての
剪定鋏やドライバー等が長い場合には、尖った先がこの
先出口9から突出するので、ツール3の寸法に係わらず
それを保持でき、しかも、先出口9での安定した保持が
望める。また、ツール3を取り出しやすくするために、
返し5に切欠を設けることもある。
【0011】図4は、類例の実施形態を示したもので、
ツール受け2について、磁性体プラスチックにより形成
するとともに、上端部にベルト通し11を設け、その下
に凹所13とともに返し5が形成される。そして、凹所
13に板状の磁石6を納めて接着してある。このように
すると、磁石6について、表面15が例えばS極である
とすると、裏面16のN極がベルト通し11の下端部1
7や返し5の底部18に及ぶので、S,N両極でツール
3を強力に吸着できる。
ツール受け2について、磁性体プラスチックにより形成
するとともに、上端部にベルト通し11を設け、その下
に凹所13とともに返し5が形成される。そして、凹所
13に板状の磁石6を納めて接着してある。このように
すると、磁石6について、表面15が例えばS極である
とすると、裏面16のN極がベルト通し11の下端部1
7や返し5の底部18に及ぶので、S,N両極でツール
3を強力に吸着できる。
【0012】なお、図3に示すように、この場合のツー
ル吸着ベルトPaであると、上着の上に締めておけるの
で、そうすると、ツール3の着脱において上着が妨げに
ならない。次に、同図に一点鎖線および二点鎖線で示す
ような腕や脚に嵌めるツール吸着ベルトPb,Pcの実
施の形態を同時に示す。
ル吸着ベルトPaであると、上着の上に締めておけるの
で、そうすると、ツール3の着脱において上着が妨げに
ならない。次に、同図に一点鎖線および二点鎖線で示す
ような腕や脚に嵌めるツール吸着ベルトPb,Pcの実
施の形態を同時に示す。
【0013】図5および図6は、その一実施形態による
ツール吸着ベルトPa,Pbであって、伸縮ベルト1を
二重にしてその間に板状の磁石6を挟み付けて内装され
る。この場合は、軽いツール3、例えば、図示のように
釣り針の他、縫い針、画鋲等をベルト1の生地の上から
吸着し、必要な時に簡単に取り外して使用できる。
ツール吸着ベルトPa,Pbであって、伸縮ベルト1を
二重にしてその間に板状の磁石6を挟み付けて内装され
る。この場合は、軽いツール3、例えば、図示のように
釣り針の他、縫い針、画鋲等をベルト1の生地の上から
吸着し、必要な時に簡単に取り外して使用できる。
【0014】図7は、類例の実施形態を示したもので、
そのツール吸着ベルトPa,Pbは、ベルト1の一部に
窓孔19を設け、磁石6に直接ツール3を吸着できるよ
うにした。
そのツール吸着ベルトPa,Pbは、ベルト1の一部に
窓孔19を設け、磁石6に直接ツール3を吸着できるよ
うにした。
【0015】図8は、これも類例の形態を示したもの
で、そのツール吸着ベルトPa,Pbは、ベルト1に磁
石6を当て、表当てテープ21を逢着して止めたもの
で、テープ21にはモヘア23が植毛されているので、
モヘア23の間に釣り針等を掛けて磁石6により吸着で
きる。そのため、擦れても釣り針等が外れることがな
く、さらに取り付けが安定する。
で、そのツール吸着ベルトPa,Pbは、ベルト1に磁
石6を当て、表当てテープ21を逢着して止めたもの
で、テープ21にはモヘア23が植毛されているので、
モヘア23の間に釣り針等を掛けて磁石6により吸着で
きる。そのため、擦れても釣り針等が外れることがな
く、さらに取り付けが安定する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のツール
吸着ベルトによれば、磁石によるツールを吸着して保持
できるため、腰部や腕、脚に嵌めておくだけで、ツール
の取り付け取り外しが容易となり、高所や水深場等の足
場の悪い場所においても、ツールの使用を時間の無駄な
くテキパキとなし、状況に即応し得るという優れた効果
がある。
吸着ベルトによれば、磁石によるツールを吸着して保持
できるため、腰部や腕、脚に嵌めておくだけで、ツール
の取り付け取り外しが容易となり、高所や水深場等の足
場の悪い場所においても、ツールの使用を時間の無駄な
くテキパキとなし、状況に即応し得るという優れた効果
がある。
【図1】この発明によるツール吸着ベルトの斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線矢視の拡大断面図である。
【図3】同ツール吸着ベルトの使用状態を示す正面図で
ある。
ある。
【図4】他の実施形態を示すツール吸着ベルトの断面図
である。
である。
【図5】さらに他の実施形態を示す一部切断したツール
吸着ベルトの斜視図である。
吸着ベルトの斜視図である。
【図6】図5のB−B線矢視の断面図である。
【図7】他の実施形態を示す図6に対応する断面図であ
る。
る。
【図8】さらに他の実施形態を示す図6に対応する断面
図である。
図である。
Pa,Pb,Pc ツール吸着ベルト
1 ベルト
2 ツール受け
3 ツール
5 返し
6 磁石
7 端壁
9 先出口
Claims (2)
- 【請求項1】 身体の一部に嵌めるベルトに、剪定鋏や
釣り針等の磁性体からなるツール又は磁性体を一部に有
するツールが吸着される磁石を、外付けに又は内包して
装着したことを特徴とするツール吸着ベルト。 - 【請求項2】 ベルトに磁石又は一部が磁石であるツー
ル受けを取り付け、ツール受けの下端部を、ツール受け
が掛かる返しを設けて溝形に形成し、溝形の一端をツー
ル止めの端壁により閉塞し、他端にツールの先を突き出
す先出口を設けたことを特徴とする請求項1記載のツー
ル吸着ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197698A JP2003013319A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ツール吸着ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197698A JP2003013319A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ツール吸着ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003013319A true JP2003013319A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19035255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001197698A Pending JP2003013319A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ツール吸着ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003013319A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006234896A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Hara Doki Kk | マグネット保持具 |
WO2007052939A1 (en) * | 2005-11-03 | 2007-05-10 | Beum-Sun Choi | The apparatus of fixing a belt buckle |
CN109497643A (zh) * | 2017-09-15 | 2019-03-22 | 徐广鑫 | 一种腰带 |
JP2020099987A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-07-02 | 弘 對馬 | 金属接着磁石ホルダー |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001197698A patent/JP2003013319A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006234896A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Hara Doki Kk | マグネット保持具 |
WO2007052939A1 (en) * | 2005-11-03 | 2007-05-10 | Beum-Sun Choi | The apparatus of fixing a belt buckle |
CN109497643A (zh) * | 2017-09-15 | 2019-03-22 | 徐广鑫 | 一种腰带 |
JP2020099987A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-07-02 | 弘 對馬 | 金属接着磁石ホルダー |
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