JP2003012141A - 頭付き棒材の分離供給装置 - Google Patents

頭付き棒材の分離供給装置

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JP2003012141A
JP2003012141A JP2001198243A JP2001198243A JP2003012141A JP 2003012141 A JP2003012141 A JP 2003012141A JP 2001198243 A JP2001198243 A JP 2001198243A JP 2001198243 A JP2001198243 A JP 2001198243A JP 2003012141 A JP2003012141 A JP 2003012141A
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hopper
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separating
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Hiroshi Murakado
博 村角
Masao Yamamoto
雅雄 山本
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Nitto Seiko Co Ltd
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/02Devices for feeding articles or materials to conveyors
    • B65G47/04Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles
    • B65G47/12Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles
    • B65G47/14Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】頭付き棒材の残量検出を正確に行うことができ
る頭付き棒材の分離供給装置の提供。 【解決手段】本発明は、多数の頭付き棒材を貯留可能な
ホッパ部3と、このホッパ部3の底部に水平から所定角
度傾斜させて回転自在に設けられかつ外周部分にねじ等
の頭付き棒材が嵌合可能な貫通穴9bが複数等分配置さ
れた分離プレート9と、この分離プレート9の貫通穴9
bからエアを吸引可能なエア吸引部とを備えている。ま
た、分離プレート9に接続して、前記ホッパ部3内に貯
留される頭付き棒材に常時当接し、頭付き棒材の増減に
ともなってホッパ部3内で移動可能に構成された追従板
24を有し、この追従板24が所定位置に達したことを
検出して頭付き棒材の残量を検出するように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給送ホースを使っ
たエア給送が困難な微小なねじ等の頭付き棒材を分離供
給する頭付き棒材の分離供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ねじ等の頭付き棒材を自動ねじ締
め機などの作業装置に供給する場合には、フィーダと作
業装置とを給送ホースで連絡し、この給送ホースを利用
してフィーダで分離供給されたねじを圧縮エアで給送す
る方式が採用されてきた。しかし、頭部径に対して脚部
長の短い短寸頭付き棒材及び携帯機器、カメラなどの精
密機器に使用される微小ねじ等の微小頭付き棒材につい
ては、給送ホース内で反転することが多く、エア給送が
非常に難しいため、これに対応して特開平5−5843
3号公報に開示される頭付き棒材分離供給装置(以下、
単に分離供給装置という)が提供されるに至っている。
【0003】前記特開平5−58433号公報に示され
る分離供給装置は、頭付き棒材を多数貯留可能なホッパ
と、このホッパ内に水平から所定角度傾斜して回転自在
に設けられかつ外周部に頭付き棒材が嵌合可能な貫通穴
が複数等分配置された分離プレートと、この分離プレー
トの貫通穴からエアを吸引して貫通穴に頭付き棒材を吸
引するエア吸引部と、前記分離プレートを前記貫通穴の
ピッチ毎間欠回転させるための回転駆動源たるパルスモ
ータとを有している。この分離供給装置では、パルスモ
ータの駆動を受けて分離プレートが間欠回転し、これに
より貫通穴が順次所定の取り出し位置に回転移動して一
時停止する。取り出し位置には、貫通穴にねじが保持さ
れているか否かを検出するセンサが設けられており、こ
のセンサにより貫通穴にねじがあることが検出される
と、自動ねじ締め機等が作動して取り出し位置にある貫
通穴からねじを取り出すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の分
離供給装置等においては、分離プレートの回転面が水平
面に近ければ近いほど、分離プレートの回転にともなっ
てホッパに貯留されたねじが分離プレート上に拡散して
しまう。このため、分離プレートは、回転面ができるだ
け鉛直面に近づくように配置するのが好ましい。これを
特開平5−58433号の分離供給装置に当てはめた場
合、分離プレートを傾斜させると、これに応じてホッパ
の傾斜が緩やかになってしまう。この結果、ホッパの頭
付き棒材の貯留量が少なくなると、図7に示すように、
分離プレート100に当たった頭付き棒材101が他の
頭付き棒材101を押す関係で、頭付き棒材101がホ
ッパ102の開口部103側に移動し、ホッパ102の
内周面に拡散してしまう。故に、センサ(図示せず)に
よりホッパ102内の頭付き棒材101の残量検出を行
うと、頭付き棒材101が極めて少なくなっているにも
かかわらず、センサが頭付き棒材101を検出し続け、
補給指令が発せられない等の問題が発生していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みて創成されたものであり、多数の頭付き棒材を貯留可
能なホッパ部と、このホッパ部の底部に水平から所定角
度傾斜させて回転自在に設けられかつ外周部分に頭付き
棒材が嵌合可能な貫通穴が複数等分配置された分離プレ
ートと、この分離プレートの貫通穴からエアを吸引する
エア吸引部とを備えた頭付き棒材の分離供給装置であっ
て、ホッパ部内に貯留される頭付き棒材に常時当接し、
頭付き棒材の増減にともなってホッパ部内で移動可能に
構成された増減追従部材を設けたことを特徴とする。な
お、前記増減追従部材は、ホッパ部の頭付き棒材が貯留
される部位の壁面に沿う形状を成すことが好ましく、ま
た、増減追従手段を検出可能な検出手段を設けてもよ
い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図6に基づいて説明する。図1乃至図6において、
1は頭付き棒材の分離供給装置(以下、分離供給装置1
という)であり、エア給送が困難な頭付き棒材の一例で
ある微小なねじ2を多数貯留可能なホッパ部3を備えて
いる。このホッパ部3は、ベース4に取り付けられた台
座部5と、この台座部5に所定角度傾斜して取り付けら
れた円筒状のバケット部6とから構成されている。この
バケット部6の上部開口端面は水平面6aになるように
形成してあり、これにより開口部の面積を大きくしてね
じを投入し易く、また、バケット部6内を視認し易くし
てある。
【0007】また、前記ホッパ部3の台座部5には、軸
受部7によって回転自在に支持された主軸8が挿通して
おり、この主軸8の一端には台座部5の上面側、すなわ
ちホッパ部3の底部にあたる位置に配置された分離プレ
ート9が一体に回転するよう連結されている。この分離
プレート9と台座部5との間には、台座部5に固定され
た樹脂製のリングプレート10が介在しており、後述の
エア吸引の機密性を高め得るようになっている。
【0008】前記分離プレート9は、円周部分に面取り
部9aが施された円盤形状を成しており、その円周部分
には、前記面取り部9aに対して直行する方向に延びて
分離プレート9を貫通する貫通穴9bと、撹拌用凹部9
c(以下、単に凹部9cという)とが、分離プレート9
の回転中心回り、つまり前記主軸8の軸心回り、に交互
に複数、所定ピッチで等分配置されている。各貫通穴9
b・・・は、ねじの脚部(ねじ部)が挿通可能かつ頭部
が進入不可能な径にしてあり、分離プレート9の回転に
ともなって最高位置に移動した時、鉛直方向に向くよう
になっている。つまり、面取り部9aの角度がそのよう
に設定されているのである。本分離供給装置1では、こ
の分離プレート9の最高位置がねじの取り出し位置に設
定されている。
【0009】また、前記主軸8には、同軸線上にガイド
軸22が一体に回転するように連結されており、このガ
イド軸22にはベアリングユニット23を介して増減追
従部材の一例である追従板24が案内されている。この
追従板24は、ねじ2を貯留するバケット部6の内壁に
沿う円弧部24aを有して成り、前記ベアリングユニッ
ト23の作用によりガイド軸22に対して回転自在かつ
摺動自在に構成されている。また、この追従板24の周
壁には、常時バケット部6の水平面6aに係止する回り
止めピン24bが植設されており、この回り止めピン2
4bを検出できるよう、ベース4の所定位置には、近接
センサ25が設けられている。
【0010】前記台座部5における分離プレート9の下
部に相当する箇所には、エア吸引装置(図示せず)から
延びる吸引ホース(図示せず)を接続可能な吸引穴5a
が形成されており、この吸引穴5aと分離プレート9の
所定の貫通穴9bとを連通させるよう、前記リングプレ
ート10には連通穴10aが形成されている。この連通
穴10aは、図3及び図4に示すように、分離プレート
の上下中心線L1に対して矢印Yで示す分離プレート9
の回転方向に所定角度θ傾斜した傾斜中心線L2に線対
称な円弧形状に構成されており、この連通穴10aに連
通する所定の貫通穴9b・・・からエア吸引が行えるよ
うに構成されている。つまり、この分離供給装置1では
前記吸引穴5a、連通穴10a、吸引ホース及びエア吸
引装置等によって特許請求の範囲に記載のエア吸引部が
形成されているのである。
【0011】また、台座部5における分離プレート9の
ねじ取り出し位置(最高位)に相当する箇所には、エア
吸引装置(図示せず)から延びる前述の吸引ホースとは
別の吸引ホース11が接続された吸引穴5bが形成され
ており、前記リングプレート10には、取り出し位置の
貫通穴9bと吸引穴5bとを連通させる連通穴10bが
形成されている。さらに、吸引穴5bに接続される吸引
ホース11上には真空スイッチ12が設けられており、
分離プレート9の貫通穴9bから連通穴10b、吸引穴
5b、吸引ホース11を経由して真空スイッチ12に至
るエア吸引経路内の圧力変化を検出し、ここのエア挿通
状態を確認できるように構成されている。
【0012】一方、前記主軸8の他端部には、回転伝達
ギア13および位置決めカム14が一体に回転するよう
に取り付けられており、主軸8の他端は、ベース4下部
に取り付けられたブラケット4aに回転自在に支持され
ている。
【0013】図5に示すように、前記回転伝達ギア13
は、円周部に所定数の歯が形成された歯車であり、この
回転伝達ギア13には、割出ギア15が間欠噛合するよ
うに構成されている。また、前記位置決めカム14は、
円板の円周部に所定半径の円弧状切欠14a・・・を複
数連設したスプロケット形状のカム部材であり、この位
置決めカム14には、割出カム16が間欠的に係合する
ように構成されている。
【0014】前記割出ギア15及び割出カム16は、主
軸8と平行に延びて回転自在に配置された駆動軸17に
固定されており、この駆動軸17の回転にともなって一
体に回転するように構成されている。割出ギア15は、
円周部の所定範囲にだけ前記回転伝達ギア13の歯と噛
合可能な歯部15aが形成された特殊形状の歯車であ
り、歯部15a以外の周部分は、回転伝達ギア13に干
渉しないように削設されている(図5参照)。回転伝達
ギア13は、この割出ギア15が1回転する間に割出ギ
ア15の歯部15aと噛合している間だけ回転し、これ
を受けて前記分離プレート9は貫通穴9bの1ピッチ分
間欠回転する。つまり、割出ギア15の歯部15aの形
成範囲は、分離プレート9の貫通穴9bのピッチに合わ
せて設計されている。なお、割出ギア15は分離プレー
ト9の貫通穴9bが間欠回転毎に順次取り出し位置に停
止するタイミングで回転伝達ギア13と噛合関係を持つ
よう、その取り付け位置が調整してある。
【0015】また、前記割出カム16は、前記位置決め
カム14の円弧状切欠14aと同じ半径の係合円周部1
6aを部分的に有し、この係合円周部16a以外の部分
は、前記位置決めカム14に干渉しない径に構成されて
いる(図5参照)。この割出カム16は、前記割出ギア
15が回転伝達ギア13に噛合し始める時に係合円周部
16aが位置決めカム14の円弧状切欠14aから離
れ、割出ギア15と回転伝達ギア13との噛合が解かれ
る時に係合円周部16aが円弧状切欠14aに沿って係
合するよう、割出ギア15等との位置関係が調整されて
いる。
【0016】前記駆動軸17は、ブラケット4aに取り
付けられたシンクロナスモータ18(以下、単にモータ
18という)の出力軸18aと伝達ギア19a,19b
を介して連結されており、当該モータ18の駆動を受け
て回転するように構成されている。また、駆動軸17に
は、駆動軸17の周方向に突出する突起部20aを1箇
所設けたドグ20が取り付けられており、このドグ20
の突起部20aを検出できるよう、前記ベース4にはセ
ンサ21が設けられている。このセンサ21とドグ20
は、前記割出ギア15と回転伝達ギア13との作用によ
り分離プレート9が間欠回転し終わった時にセンサ21
がドグ20の突起部20aを検出してオンするよう、双
方の取り付け位置が調整されている。
【0017】前述の構造で成る分離供給装置において、
モータ18が駆動すると駆動軸17が回転し、割出ギア
15、割出カム16及びドグ20が一体に回転する。割
出ギア15の回転にともなって回転伝達ギア13には間
欠的に回転が伝達され、これにより分離プレート9がホ
ッパ部3に対して矢印Y方向に間欠回転する。この時、
回転伝達ギア13と割出ギア15の噛合が解かれる時点
(分離プレート9、主軸8等が停止する時点)におい
て、位置決めカム14の円弧状切欠14aには割出カム
16の係合円周部16aが係合するため、回転伝達ギア
13、主軸8、分離プレート9をその場で正確に位置決
めすることができる。つまり、回転伝達ギア13と割出
ギア15との噛合が解かれた時に、回転伝達ギア13、
主軸8、分離プレート9等が回転フリーになることを防
ぎ、回転伝達ギア13の位置ずれによる割出ギア15と
回転伝達ギア13の再噛合時の噛み込み、分離プレート
9の間欠停止位置のずれなどを防ぐことができる。ま
た、装置の電源が切られた場合にも、前述の作用に加え
てモータ固有の減速比による回転負荷が作用するため、
分離プレート9が勝手に回転して間欠停止位置がずれて
しまうこともない。このように、分離プレート9の間欠
回転おける位置割出精度は常に高精度に維持されるので
ある。
【0018】分離プレート9が間欠回転している状態
で、エア吸引装置の作動により吸引穴5aからエアの吸
引が開始されると、ホッパ部3に貯留されたねじ2は、
分離プレート9の貫通穴9bに吸引保持されて取り出し
位置に移送される。この時、ホッパ部3内のねじ2・・
・は、分離プレート9の凹部9cによって撹拌されるた
め、貫通穴9bへ吸引保持される確率が極めて高くな
る。しかも、凹部9c・・・は、曲面で成るため、これ
による撹拌時にねじ2・・・が損傷することがない。
【0019】また、分離プレート9の間欠回転にともな
い、ホッパ部3内のねじ2・・・は分離プレート9との
摩擦、凹部9c・・・による撹拌作用等により分離プレ
ート9の回転方向(矢印Y方向)に偏って分布する。こ
れに対し、連通穴10aは、傾斜中心線L2に対して線
対称な形、つまり、分離プレート9の回転方向にオフセ
ットして延びる形、に配置されているため、ホッパ部3
内のねじ2・・・が分離プレート9の回転方向に偏って
も、これらのねじ2・・・を貫通穴9bに効率よく吸引
保持することができる。
【0020】一方、分離プレート9の最高位置に相当す
る取り出し位置では吸引穴5bからエアの吸引が行われ
ており、ここに連通した貫通穴9bにねじが保持されて
いる場合には、貫通穴5bから連通穴10b、吸引穴5
b、吸引ホース11を経由して真空スイッチ12に至る
経路内の圧力が上昇し、これにより真空スイッチ12が
オンする。同時に貫通穴9bが取り出し位置に達した時
にはセンサ21がオンになるため、このセンサ21がオ
ンになっていて、なおかつ真空スイッチ12がオンにな
っている場合には、取り出し位置にある貫通穴9bにね
じ2が保持されていると見なしてモータ18が一時停止
する。
【0021】その後、取り出し位置にある貫通穴9bの
ねじ2がねじ締め機等の作用によって取り出されると、
センサ21がオンの状態で真空スイッチ12がオフにな
るため、これを受けてモータ18が駆動し、分離プレー
ト9の間欠回転を再開する。このようにして順次取り出
し位置に達した貫通穴9bにねじ2が保持されているか
否かを確認し、ねじ2を分離供給することができる。
【0022】前述のねじ2の分離供給動作において、分
離プレート9の間欠回転中に貫通穴9bの形成されてい
ない部分が連通穴10b上を通過する時にも、連通穴1
0bから真空スイッチ12に至る経路内の真空圧が高ま
って真空スイッチ12がオンになるため、これにより装
置が誤動作する恐れがある。しかし、本分離供給装置1
では、前述のように真空スイッチ12と間欠回転完了時
を検出するセンサ21との信号を見ているため、取り出
し位置に貫通穴9bがない場合の真空スイッチ12のオ
ン信号による誤動作を防止することができる。
【0023】追従板24は、図6に示すように、バケッ
ト部6内のねじ2・・・に常時当接しており、ねじ2・
・・の増減に追従してガイド軸22に沿って移動する。
この時、回り止めピン24bがバケット部6の水平面6
aに接している関係で、追従板24は回転しながら移動
することとなる。このように、バケット部6内のねじ2
・・・には常時追従板24が接しているため、バケット
部6内のねじ2が残り少なくなって凹部9cによる撹拌
効果が得られなくなっても、追従板24の自重の作用
で、ねじ2・・・がバケット部6内壁に沿って積み上が
っていくのを防止することができる。
【0024】バケット部6内のねじ2が減少していく
と、追従板24の移動にともなって回り止めピン24b
が近接センサ25に検出され、この近接センサ25の信
号を受けてブザー、警告ランプ等(何れも図示せず)が
作動し、作業者にねじの補給を促す。このように、本分
離供給装置1においては、追従板24の作用により、バ
ケット部6内のねじ2の残量検出を正確に行うことがで
きる。
【0025】なお、本発明の実施の形態においては、微
小なねじ2を分離供給する例について説明したが、本発
明に係る分離供給装置は、ねじ以外のリベット、頭付き
ピン、釘等の各種頭付き棒材の分離供給を行うことがで
きるものであり、これらねじ以外の頭付き棒材の分離供
給を行う場合でも、得られる効果は同じである。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る頭付き棒材の分離供給装置
によれば、ホッパ部内の頭付き棒材に接し、これらの増
減に応じて移動する追従板などの増減追従手段を設けて
いるため、残り少なくなった頭付き棒材がバケット部内
壁に沿って積み重なることを防止し、常に分離プレート
近傍位置に頭付き棒材を集合させておくことができる。
このため、センサ等の検出手段によるホッパ部内の頭付
き棒材の残量検出を常に正確に行うことができる等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A線に係る一部切欠断面図である。
【図2】本発明に係る頭付き棒材の分離供給装置の平面
図である。
【図3】図1のB−B線に係る要部拡大断面図である。
【図4】本発明に係る頭付き棒材の分離供給装置におけ
る分離プレート、ガイド軸等を取り外し、図3と同方向
から見た場合の部分拡大図である。
【図5】図1のC−C線に係る要部拡大断面図である。
【図6】本発明に係る頭付き棒材の分離供給装置の要部
拡大断面図である。
【図7】従来の頭付き棒材の分離供給装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 頭付き棒材の分離供給装置 3 ホッパ部 5 台座部 5a 吸引穴 5b 吸引穴 6 バケット部 9 分離プレート 9b 貫通穴 9c 撹拌ピン 10 リングプレート 10a 連通穴 10b 連通穴 11 吸引ホース 12 真空スイッチ 13 回転伝達ギア 14 位置決めカム 15 割出ギア 16 割出カム 18 シンクロナスモータ 20 ドグ 21 センサ 22 ガイド軸 23 ベアリングユニット 24 追従板
フロントページの続き Fターム(参考) 3F075 AA01 AA10 BA01 BB01 CA04 CA08 CB05 CB14 CC02 CC08 CC13 CC16 CC21 CD01 CD14 DA02 DA13 3F080 AA24 BA01 BC01 BF04 BF11 BF26 CC04 CC10 CC14 CC18 CC26 CG11 CG15 DA01 DA10 DA18 DB01 EA03 EA04 EA09 EA10 FA01 FB01 FB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の頭付き棒材を貯留可能なホッパ部
    と、このホッパ部の底部に水平から所定角度傾斜させて
    回転自在に設けられかつ外周部分に頭付き棒材が嵌合可
    能な貫通穴が複数等分配置された分離プレートと、この
    分離プレートの貫通穴からエアを吸引するエア吸引部と
    を備えた頭付き棒材の分離供給装置であって、 ホッパ部内に貯留される頭付き棒材に常時当接し、頭付
    き棒材の増減にともなってホッパ部内で移動可能に構成
    された増減追従部材を設けたことを特徴とする頭付き棒
    材の分離供給装置。
  2. 【請求項2】増減追従部材は、ホッパ部の頭付き棒材が
    貯留される部位の壁面に沿う形状を成すことを特徴とす
    る請求項1に記載の頭付き棒材の分離供給装置。
  3. 【請求項3】増減追従手段を検出可能な検出手段を設け
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の頭
    付き棒材の分離供給装置。
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