JP2003012024A - コンテナのパッケージ - Google Patents

コンテナのパッケージ

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JP2003012024A
JP2003012024A JP2002140020A JP2002140020A JP2003012024A JP 2003012024 A JP2003012024 A JP 2003012024A JP 2002140020 A JP2002140020 A JP 2002140020A JP 2002140020 A JP2002140020 A JP 2002140020A JP 2003012024 A JP2003012024 A JP 2003012024A
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sheet
container
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成物が様々な物理的性質を有するような柔
軟性を具備し、広範な用途に用いることができるマルチ
パッケージング装置を提供する。 【解決手段】 マルチパッケージング装置10は、概ね
均一な厚さと、穴25の配列に対して平行に並んで伸び
るように異なる材料が交互配置された個別のストリップ
とを有するプラスチックシート20を具備し、プラスチ
ックシート20が有する交互配置された個別のストリッ
プの各々は、隣接するストリップの各々と異なる少なく
とも1つの物理的性質を有する。異なる物理的性質とし
ては、異なるモジュラス、異なる摩擦係数、異なる色彩
及び異なるリサイクル材料含有量の少なくとも1つが可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックシー
ト内の隣接するストリップ材が各々の異なる物理的特徴
を有し、複数のコンテナを一体化させて担持するマルチ
パッケージング装置(multi-packaging device)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る装置のように、一般にマル
チパッケージング装置は、複数のコンテナを一体化させ
るために使用される。典型的に、コンテナは、ボトル、
缶並びにコンテナ上部の周りに側壁及び縁(隆起したリ
ブ)を有する他のコンテナを含む。この技術分野におけ
る従来技術の大半、特に弾性の高分子材料から構成され
るマルチパッケージング装置は、コンテナ上部の周りの
縁(リブ)に係合するマルチパッケージング装置を含
む。他の形式のマルチパッケージング装置は、側壁用キ
ャリアであり、それによりマルチパッケージング装置は
コンテナの側壁と係合するものである。
【0003】マルチパッケージング装置の形式に関わら
ず、この技術分野において、ある誤差範囲のコンテナ寸
法、特にある誤差範囲のコンテナ直径について使用可能
なマルチパッケージング装置を提供する試みがなされて
いる。一般的に、マルチパッケージング装置が有するコ
ンテナ係合部分は、マルチパッケージング装置の弾性率
すなわち「モジュラス」により特定される弾性を有する
ので、マルチパッケージング装置の性能は、伸張したコ
ンテナ係合部分とコンテナ側壁又は縁との係合状態に依
存する。狭い直径誤差範囲内に含まれないコンテナ直径
は、コンテナ係合部分を伸張させすぎて「ネックダウ
ン」と呼ばれる永久的な弾性喪失を引起こすか、又はコ
ンテナ係合部分を全く伸張させず、いずれの場合もパッ
ケージングは失敗する。
【0004】従来技術によるマルチパッケージング装置
は、異なる直径に適応させるために、通常はいくつかの
異なる種類又は形状を必要とする。典型的に、単純な構
造のマルチパッケージング装置は0.200インチの誤
差範囲のコンテナ直径に適応できる。従って、広い誤差
範囲のコンテナ直径に適応できるマルチパッケージング
装置を提供することが求められる。
【0005】さらに、従来技術のマルチパッケージング
装置は、マルチパッケージング装置の構成物が様々な物
理的性質を有するような適応性を具備できないため、広
範な用途に用いることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の1つ
は、その構成物が様々な物理的性質を有するような柔軟
性を具備し、広範な用途に用いることができるマルチパ
ッケージング装置を提供することである。
【0007】本発明のもう1つの目的は、複数のコンテ
ナを一体化させて、コンテナが互いに対して移動しない
ようにするマルチパッケージング装置を提供することで
ある。
【0008】本発明のもう1つの目的は、複数の第1直
径を有するコンテナを一体化させるとともに、複数の第
2直径を有するコンテナを一体化させることができるマ
ルチパッケージング装置を提供することである。
【0009】本発明のさらなる目的は、広範な用途に使
用できて、それ故に異なる大きさ及び形状を有する多く
の異なる装置の作製を不要とするマルチパッケージング
装置を提供することである。
【0010】本発明のさらなる目的は、側壁の直径が約
1インチの直径範囲内にあるときに、コンテナ側壁の周
りに配置されるマルチパッケージング装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】ある範囲のコンテナ直径
に適応可能なマルチパッケージング装置は、プラスチッ
クシートのような熱可塑性プラスチック材料から作製さ
れることが好ましい。プラスチックシートより低いモジ
ュラスを有する弾性ポリマーは、プラスチックシートと
一体化することが好ましい。弾性ポリマーは、マルチパ
ッケージング装置が概ね直線的な1つの厚さを有するよ
うに、プラスチックシート内で個別的なセグメントを形
成することが好ましい。
【0012】本発明の他の好適な実施形態によると、マ
ルチパッケージング装置は、概ね均一な厚さと、配列さ
れた穴群に対して平行に伸びるように異なる材料を交互
配置した個別のストリップとを有するプラスチックシー
トを具備し、プラスチックシートが有する交互配置され
た個別のストリップの各々は、隣接するストリップの各
々と異なる少なくとも1つの物理的性質を有する。好ま
しくは、プラスチックシートは、共押出されて概ね均一
な厚さを形成し、互いに対して並んで整合配置される異
なる材料が交互配置された個別のストリップを有する。
異なる材料から成る隣接するストリップにおける異なる
物理的性質は、2つの異なるモジュラス、2つの異なる
摩擦係数、2つの異なる色彩又は2つの異なるリサイク
ル材料含有量を1つ以上有することができる。
【0013】一体化した弾性ポリマーを有するプラスチ
ックシートは、次にダイカットされて複数の穴を形成
し、各穴はコンテナを受容できることが好ましい。穴
は、横列及び縦列を有する配列となるように配置される
ことが好ましい。また穴は、弾性ポリマーがいくつかの
好ましい配置の1つにてプラスチックシートと隣接する
こと及び隣接するストリップ材料が所要の場所に形成さ
れることの少なくとも一方が達せられるように、形成さ
れることが好ましい。本発明のある好適な実施形態にお
いては、弾性ポリマーは、横列の穴と穴の間にある、プ
ラスチックシート内の個別的セグメントの中に配置され
る。本発明の他の好適な実施形態においては、異なる材
料から成る個別のストリップ又は弾性ポリマーは、横列
の穴の外側のバンドに沿ってプラスチックシートに隣接
して配置され、プラスチックシート内の隣接するストリ
ップ材料は、横列の穴の内側のバンドに包含される。本
発明のさらなる好適な実施形態においては、異なる材料
から成る個別のストリップ又は弾性ポリマーは、プラス
チックシート内に、横列の穴と穴の間に配置され、少な
くともミシン目の一部に隣接する。
【0014】次にコンテナは各穴に挿入されてマルチパ
ッケージング装置の組立品を形成し、またコンテナ直径
に応じて、プラスチックシート及び弾性ポリマーの少な
くとも一方が適宜に伸張する。選択的又は付加的に、プ
ラスチックシートの一部は、それぞれの摩擦係数に従っ
てグリップする。さらに、プラスチックシートの一部
は、プラスチックシート内の異なる材料から成る隣接す
るストリップの一部とは異なるリサイクル材料含有量又
は異なる色彩を有することができる。
【0015】本発明の前述及び他の特徴及び目的は、図
面とともに以下の詳細な説明によって、よりよく理解さ
れるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、従来技術による典型的な
マルチパッケージング装置を示している。上述したよう
に、従来技術のマルチパッケージング装置は、約0.2
00インチの誤差範囲内のコンテナ直径に適応できる。
従って、0.200インチの誤差範囲を超えるコンテナ
直径に適応するためには、マルチパッケージング装置及
びマルチパッケージング装置を適用するパッケージ等の
双方に対して多数の実施形態及び変形形態が必要とされ
る。従来技術のマルチパッケージング装置は、典型的
に、1つのモジュラス及び複数の穴群25を有するプラ
スチックシート20から構成される。図1に示されるマ
ルチパッケージング装置は、従来技術の実例であり、ま
た付加的な材料を何も用いない1つのプラスチックシー
ト20から構成される装置を表している。図1に示され
るマルチパッケージング装置の物理的形状は、後に説明
する発明に関して使用されることができる。
【0017】図2、図5、図8及び図11は、配列され
たコンテナを担持するためのマルチパッケージング装置
10を、本発明の4つの好適な実施形態に従って示した
ものである。図2、図5、図8及び図11に示されるマ
ルチパッケージング装置10の物理的形状は、単なる例
示であり、本発明の原則から逸脱せずに変更が可能であ
る。
【0018】上述の種類のマルチパッケージキャリアと
いくらか類似して、本発明の好適な実施形態の1つによ
るマルチパッケージング装置10は、好ましくは低〜中
密度のポリエチレンシート材料すなわちプラスチックシ
ート20のような熱可塑性材料から形成される。樹脂押
出の分野では一般的であるように、プラスチックシート
20は、プラスチックシート20の長手方向が、押出ダ
イの端面と垂直な押出方向にて特定される縦軸方向と一
致し、またプラスチックシート20の横断寸法が、押出
ダイと平行な横軸方向と一致するように、押出される。
【0019】図2〜図4、図5〜図7及び図11〜図1
3に別々に示される本発明の3つの好適な実施形態にお
いて、弾性ポリマー40は、1つの平面に沿ってマルチ
パッケージング装置10のプラスチックシート20に一
体化されて、プラスチックシート20に不可欠な弾性ポ
リマー40の複数の個別的セグメントを形成する。弾性
ポリマー40は、共押出、溶接又は他の方法でプラスチ
ックシート20に取付けられて、直線的な1つの厚さの
マルチパッケージング装置10を形成する。本願明細書
及び特許請求の範囲に記載の溶接は、この技術分野にお
いて通常の技術を有する者に知られるような、高温溶接
(hot weld)、冷間圧接(cold weld)、ラミネーショ
ン又は2つの材料を接合する他の方法にて特定すること
ができる。
【0020】弾性ポリマー40をプラスチックシート2
0に対して一体化するために採用した方法に応じて、弾
性ポリマー40及びプラスチックシート20は、互いに
僅かに重なり合うか又は互いに対して僅かに変化した厚
さを有する。しかし、本発明の目的の1つは、ほぼ均一
で殆ど変化のない厚さを遍く有するプラスチックシート
20を作製することである。図4、図7及び図13は、
本発明の3つの好適な実施形態によるマルチパッケージ
ング装置10の断面図であり、ここで弾性ポリマー40
及びプラスチックシート20は、2つの別個の材料を含
むとともに1つの厚さを有するマルチパッケージング装
置を形成する。再処理及びリサイクルのために、プラス
チックシート20と互換性を有する弾性ポリマー40を
使用することが望ましい。
【0021】弾性ポリマー40は、プラスチックシート
20のモジュラスより低いモジュラスを有することが好
ましく、従ってプラスチックシート20より高弾性であ
ることが好ましい。故に、弾性ポリマー40は、プラス
チックシート20と等しい応力を受けたときに、プラス
チックシート20よりも大きく伸張することが好まし
い。本願明細書及び特許請求の範囲に遍く記載されてい
るように、低いモジュラスの材料は、高いモジュラスの
材料よりも高い弾性を有する。キャリア10は、弾性ポ
リマー40のような低いモジュラスの材料から専ら作製
されることができるが、そのようなキャリア10のコス
トは、大規模な商業用途としては非常に高い。
【0022】本発明の好適な実施形態の1つにおいて、
図8〜図10に示されるように、長手方向に配置された
複数の弱め線(好ましくはミシン目30)は、プラスチ
ックシート20の中に、予め定めた間隔でプラスチック
シート20に沿って配置される。ミシン目30は、ミシ
ン目加工ホイール、又はプラスチックシート20にミシ
ン目を付与するような、この技術分野において適当な技
術を有する者に知られた他のいくつかの方法によって付
与されることができる。本発明の他の好適な実施形態に
おいて、ミシン目30は、長手方向と類似の線に沿って
プラスチックシート20の厚さを小さくするような、プ
ラスチックシート20の強度を下げる他のいくつかの方
法に置き換えられても良い。
【0023】図8〜図10に示されるような本発明の好
適な実施形態において、弾性ポリマー40は、少なくと
もミシン目30の一部に隣接するように、プラスチック
シート20に配置される。図8、拡大図9及び断面図1
0に示されるように、本発明の好適な実施形態の1つに
おいて、弾性ポリマー40は、プラスチックシート20
のミシン目30の線を完全に覆うように配置される。弾
性ポリマー40は、プラスチックシート20にラミネー
ト又は押出塗工されてもよく、プラスチックシート20
と共押出されてもよい。選択的に、弾性ポリマー40の
加工方法は、スプレー、テープ、ローラー塗工又はこの
技術分野において熟練した者に知られる処理技術を用い
てプラスチックシート20に適用される方法であっても
よい。本発明のこの好適な実施形態において、弾性ポリ
マー40及びプラスチックシート20は、図9の10−
10断面である図10に示されるように、プラスチック
シート20単独よりも大きい厚さを形成する。弾性ポリ
マー40は、個々のマルチパッケージング装置10をプ
レス加工する前に、プラスチックシート20に取付けら
れることが好ましい。
【0024】図11〜図13に示される好適な実施形態
において、弾性ポリマー40は、共押出又は他の方法に
よってプラスチックシート20と一体化し、図12の1
3−13断面である図13に示されるような断面を形成
する。図13に示されるように、プラスチックシート2
0は、低減された厚さを有して、弾性ポリマー40を具
備する溝を形成する。
【0025】弾性ポリマー40がプラスチックシート2
0と一体化すなわちプラスチックシート20に取付けら
れた後は、その結果として得られたシート材料は、プレ
ス加工又はダイカットされて個々のマルチパッケージン
グ装置10を形成することが好ましい。上述したよう
に、プラスチックシート20は、プラスチックシート2
0及び弾性ポリマー40が一体化された後にダイカット
されるが、上述及び図8〜図10の好適な実施形態に対
しては、プラスチックシート20は、弱め線30及び弾
性ポリマー40のいずれか又は双方が付与される前にダ
イカットされてもよい。プラスチックシート20は、材
料をダイカットして抜き取るために打抜きプレスを使用
して形成されることが好ましく、それにより上述のマル
チパッケージング装置10の特徴を得ることができる。
【0026】弾性ポリマー40と一体化したプラスチッ
クシート20は、ダイカットされて複数の穴群25を形
成し、穴群25の各々は、コンテナを受容できる。穴群
25は、横列及び縦列を有する配列に配置されることが
好ましい。図2、図5、図8及び図11に示されるよう
に、6つのコンテナを保持するマルチパッケージング装
置10を形成するためには、2つの横列及び3つの縦列
の配列が好ましい。従って、穴群25の横列は、プラス
チックシート20の長さ方向に伸びるが、プラスチック
シート20の幅に沿って横断方向へ数えられ、また穴群
25の縦列は、プラスチックシート20の幅方向に伸び
るが、プラスチックシート20の長さに沿って長手方向
に数えられる。図2、図5、図8及び図11は6つのコ
ンテナを保持するマルチパッケージング装置10を示す
が、本発明はそれに限定されるものではなく、マルチパ
ッケージング装置10は実行可能ないかなる配列の穴群
25をも有することができることに注目すべきである。
【0027】本発明の1つの好適な実施形態において、
図2及び図11に示されるように、弾性ポリマー40
が、長手方向に配置されて、横列の穴群25における穴
群25の間に配置されるように、穴群25が形成され
る。この形状によって、弾性ポリマー40は、穴群25
の間の高い応力領域において伸張することができ、その
領域におけるプラスチックシート20のネックダウン傾
向を抑止する。
【0028】穴群25は、穴25の長軸が長手方向に伸
びるように配置される楕円形状であることが好ましい。
しかし、穴群25は、いかなる開口部を有してもよく、
必須ではないが、長手方向に伸びた開口部を有する伸張
した開口部が好ましい。図2、図5、図8及び図11に
示されるように、穴群25は、図1の従来技術における
穴よりも、横断方向においては狭い。狭い穴群25によ
り、従来技術のマルチパッケージング装置と横断方向に
同量のシート材料を使用して、より多い列数のマルチパ
ッケージング装置10を作製することが可能となる。
【0029】本発明の他の好適な実施形態において、図
5に示されるように、穴群25は、弾性ポリマー40が
長手方向に配置されて、マルチパッケージング装置10
内の横列の穴群25の外側のバンドに沿って配置され
る。横列の穴群25の外側のバンドは、マルチパッケー
ジング装置10と穴群25に係合したコンテナとの組立
品の周囲に明らかに沿うようなマルチパッケージング装
置10の一部を概ね形成する。この形状により、弾性ポ
リマー40は、伸張して複数のコンテナ径に適応するこ
とができるが、それにも関わらず高モジュラスのプラス
チックシート20は、マルチパッケージング装置10の
中央部分に存する、より大きな応力を吸収できる。
【0030】本発明の他の好適な実施形態において、図
8に示されるように、ミシン目のような弱め線30(故
に弾性ポリマー40も)が、長手方向に配置され、横列
の穴群25における穴群25の間に配置されるように、
穴群25が形成される。この好適な実施形態において
は、線状のミシン目又は他の弱め線30は、穴群25の
短軸又は他の横断方向寸法を2等分する。ミシン目又は
厚さを低減されたプラスチックシート20のような弱め
線30は、プラスチックシート20及び弾性ポリマー4
0の物理的性質に応じて、所用の性能を得るために、穴
群25の短軸中心からオフセットされてもよい。
【0031】本発明のさらなる他の好適な実施形態にお
いて、図11に示されるように、弾性ポリマー40が、
長手方向に配置されて、横列の穴群25における穴群2
5の間に配置されるように、穴群25が形成される。し
かし、弾性ポリマー40は、好ましい伸張特性が得られ
るような、キャリア10内の他のいかなる場所に共押出
されてもよい。
【0032】本発明のこの実施形態の特殊な場合におい
て、マルチパッケージング装置10は、約3インチのピ
ッチ50を有する穴群25を具備することができる。ピ
ッチ50は、長手方向に隣接する穴群25の中心間距離
である。ピッチ50の寸法は重要である。なぜなら、マ
ルチパッケージング装置10を通常用途の装置に使用す
る場合は、コンテナにマルチパッケージング装置10を
取付けるためには、その寸法は維持されねばならないか
らである。マルチパッケージング装置10内のピッチ5
0が不変であることによって、ある範囲内の複数のコン
テナ直径に対して1種類の適用装置の使用が可能とな
る。従来技術のマルチパッケージング装置においては、
ピッチ50の寸法を維持するためには、マルチパッケー
ジング装置10の他の寸法を変更して異なるコンテナ直
径に適応させる必要がある。
【0033】弾性ポリマー40は、プラスチックシート
20のモジュラスより低いモジュラスを有することが好
ましく、従ってプラスチックシート20よりも高弾性で
あることが好ましい。好適な実施形態の1つにおいて
は、弾性ポリマー40はメタロセン系又はポリオレフィ
ン系のプラストマーである。弾性ポリマー40は、この
技術分野において通常の技術を有する者に知られるとと
もに高伸度、低モジュラス及び高い透明度のような特性
を示す他のいかなる材料も有することができる。
【0034】図2〜図7に示される本発明の好適な実施
形態において、コンテナがマルチパッケージング装置1
0に挿入されてマルチパッケージング装置10組立品を
形成したときは、小さい直径のコンテナは、マルチパッ
ケージング装置10の弾性ポリマー40を伸張させる。
より大きい直径のコンテナがマルチパッケージング装置
10に挿入されると、プラスチックシート20及び弾性
ポリマー40が予め定めた応力レベルに達するまで伸張
し、そのレベルにおいては、弾性ポリマー40は、歪硬
化し、故にプラスチックシート20よりも不均衡に緩や
かな速度で伸張する。このような方法で、マルチパッケ
ージング装置10は、プラスチックシート20又は弾性
ポリマー40の弾性損失やネックダウンを発生させず
に、ある範囲の複数のコンテナ直径と係合して一体化す
ることができる。
【0035】図8〜図10に示されるミシン目のような
長手方向の弱め線30、又は図11〜図13に示される
プラスチックシート20の厚さを低減して形成された弱
め線30を有する本発明の好適な実施形態において、コ
ンテナがマルチパッケージング装置10に挿入される
と、弱め線30は、プラスチックシート20に作用する
ように発生する横断方向の応力によって破断し得る。し
かし、弾性ポリマー40がその弾性すなわちマルチパッ
ケージング装置10全体の弾性を維持するので、マルチ
パッケージング装置10は有効な状態を維持できる。こ
のことは、本発明においてプラスチックシート20及び
弾性ポリマー40が直線的に一体化しているような実施
形態と比較して、プラスチックシート20のモジュラス
から弾性ポリマー40のモジュラスへより急激に物性変
化させる効果を有する。
【0036】従ってマルチパッケージング装置10は、
ある範囲内の複数の直径を有するコンテナ群を一体化さ
せる。典型的な現行のコンテナ、特にボトルは、約2.
6インチと約2.9インチの間の範囲にある直径を有す
る。本発明に従うマルチパッケージング装置10は、比
較的広い範囲の既存及び想像可能なコンテナに係合する
1つのサイズの装置であることが可能である。
【0037】マルチパッケージング装置10は、既存の
ローエンドのコンテナにおける2インチの直径のよう
な、受容可能なコンテナ直径の範囲の中で最も小さいコ
ンテナ直径のために使用されるプラスチックシート20
のモジュラスに基づいた寸法であることが好ましい。弾
性ポリマー40の伸張特性及び相対モジュラスは、既存
のハイエンドのコンテナにおける3インチの直径のよう
な、受容可能なコンテナ直径の範囲の中で最も大きいコ
ンテナ直径から決定される。ピッチ50は、例えば3イ
ンチのような、受容可能なコンテナ直径の範囲の中で最
も大きいコンテナ直径に適応する寸法である。マルチパ
ッケージング装置10の中央部分の穴群25は、マルチ
パッケージング装置10組立品の「パッカー皺(pucker
ing)」を最小限にするために、マルチパッケージング
装置10の外側部分の穴よりも小さい寸法である必要が
ある。
【0038】本発明の好適な実施形態の1つにおいて、
マルチパッケージング装置10は、概ね均一な厚さと、
穴群25の配列に対して並んで平行に伸びるように異な
る材料が交互配置された個別のストリップとを有するプ
ラスチックシート20を具備することができ、プラスチ
ックシート20が有する交互配置された個別のストリッ
プの各々は、隣接するストリップの各々と異なる少なく
とも1つの異なる物理的性質を有する。図14は、交互
配置された個別のストリップ材料がプラスチックシート
20内に形成されているマルチパッケージング装置10
の配置を概略示している。好ましくは、プラスチックシ
ート20は、共押出されて概ね均一な厚さを形成し、互
いに対して並んで整合配置されるように異なる材料が交
互配置された個別のストリップを有する。
【0039】本願明細書に詳細に説明されるように、交
互配置された個別のストリップ材料における隣接するス
トリップ間に存する少なくとも1つの異なる物理的性質
は、弾性率すなわち「モジュラス」であってもよい。従
って、プラスチックシート20内の各ストリップ材料
は、互いに隣接するストリップと異なるモジュラスを有
することができる。
【0040】プラスチックシート20内の隣接するスト
リップ間に存する他の異なる物理的性質は、摩擦係数で
ある。従って、プラスチックシート20内の各ストリッ
プ材料は、互いに隣接するストリップより高い又は低い
摩擦係数すなわち「粘着性」を有することできる。
【0041】プラスチックシート20内の隣接するスト
リップ間に存する他の異なる物理的性質は、リサイクル
材料含有量である。本願明細書に使用されるような無垢
材料には、ペレタイズされたそのままの形状の原料と、
製造工程中にプラスチックシート20から除去されたス
クラップから再研磨したものとが含まれる。結果とし
て、無垢材料という用語には、再研磨品を含む全てのイ
ンプラント材料が含まれる。本願明細書に使用されるリ
サイクル材料とは、初期はマルチパッケージング装置の
製造には使用されていない原料からなる2次的供給源か
ら得られるリサイクル原料である。従って、プラスチッ
クシート20内の各ストリップ材料は、隣接するストリ
ップの各々よりも大きい又は小さい密度のリサイクル材
料を有することができる。選択的に、あるストリップ材
料が独占的に無垢材料を有し、隣接する1つ以上のスト
リップ材料がリサイクル材料を有してもよい。
【0042】プラスチックシート20内の隣接するスト
リップ材料に存する他の異なる物理的性質は、色彩であ
る。従って、プラスチックシート20内の各ストリップ
材料は、隣接するストリップの各々と異なる色彩を有す
ることができる。
【0043】所要の用途によってカスタマイズされたマ
ルチパッケージング装置10を作製するために、前述の
物理的性質は、プラスチックシート20内に個別に与え
られてもよいし、プラスチックシート20内にて混合及
び配合されてもよい。従って、本発明に従うマルチパッ
ケージング装置10は、例えば異なるモジュラス及び異
なる摩擦係数を有し又は異なるリサイクル材料含有量及
び異なる色彩を有するような、交互のストリップ材料を
具備することができる。
【0044】図14に示されるような本発明の好適な実
施形態によると、マルチパッケージング装置10は、横
列の穴群25における外側のバンド85の各々に沿って
配置されるような異なる材料の1つを有し、それにより
異なる材料からなる全体で3つの交互配置された個別の
ストリップが形成される。それにより、図示されるよう
に、交互配置された個別のストリップの1つは、穴配列
において穴群25の間に配置される長手方向の線状の内
側部分95に沿って配置される。その結果、コンテナが
完全なパッケージに組立てられたときは、プラスチック
シート20内のストリップ材料の1つがパッケージの内
側部分95に沿って配置され、プラスチックシート20
の隣接するストリップがパッケージの外側部分85に配
置される。
【0045】本発明の好適な特殊な実施形態によると、
マルチパッケージング装置10は、横列及び縦列に隣接
するように配置される複数のコンテナ受容穴群25を有
するプラスチックシート20を具備する。プラスチック
シート20の第1部分は、第1摩擦係数及び第1モジュ
ラスを有し、プラスチックシート20の第2部分は、第
2摩擦係数及び第2モジュラスを有し、ここで第1摩擦
係数と第2摩擦係数は異なり、また第1モジュラスと第
2モジュラスは異なることが好ましい。上述したよう
に、プラスチックシート20の第1部分は、マルチパッ
ケージング装置10の長さ方向に沿ってストリップを形
成することが好ましい。
【0046】マルチパッケージング装置10の先の実施
形態がパッケージに組立てられたときは、プラスチック
シート20により形成された複数の相互接続されたバン
ドが、コンテナ上部から約1インチ離れて配置される。
この実施形態におけるパッケージは、プラスチックシー
ト20の一部に沿ってより大きな容器抵抗を有し、その
容器抵抗は、第1摩擦係数、特に穴群25の間に伸びる
プラスチックシート20の中間部分に沿う摩擦係数を含
む。この特殊例及び特許請求の範囲に使用される容器抵
抗とは、一般に平滑なコンテナがプラスチックシート表
面を摺動するときに、プラスチックシートが示す抵抗力
の総量である。従って、第1摩擦係数は、第2摩擦係数
から得られる容器抵抗の約2倍から3倍の容器抵抗を発
生させる。
【0047】上述した実施形態の基礎となるものの1つ
は、パッケージの限界応力領域80及び非限界応力領域
90の配置によって、プラスチックシート20の物理的
性質を最適化することである。図14における破線は、
ある特殊なマルチパッケージング装置10のための限界
応力領域80及び非限界応力領域90を概略示したもの
である。限界応力領域80は、プラスチックシート20
においてコンテナの周囲に伸張してコンテナを保持する
部分に、通常は存する。例えば、図14における破線に
て示されるように、限界応力領域80は、穴群25の先
端部27の周りに少なくとも部分的に伸び、さらにマル
チパッケージング装置10の外側のバンド85の境界で
ある穴群25の外側領域29に沿って伸びる。
【0048】限界応力領域80は、伸張しまた回復する
材料を有することが好ましい。一般的に、無垢材料は、
この種の回復特性をリサイクル材料よりも有しやすい。
材料のモジュラスもまた、材料の伸張及び回復能力に影
響する。穴群25及びマルチパッケージング装置10の
少なくとも一方が有する他の形状としては、限界応力領
域80は、図14における破線によって概略示されるも
のと異なってもよい。
【0049】非限界応力領域90は、コンテナが保持さ
れている間及びそれ以降は、通常は限界応力領域80よ
りも応力を受けない。実際には、内側部分95のよう
な、非限界応力領域90を有するプラスチックシートの
一部は、限界応力領域80よりも低い摩擦係数又は多い
リサイクル材料含有量を有する。本発明の好適な実施形
態の1つによると、マルチパッケージング装置10の内
側部分95に沿って配置される交互配置された個別のス
トリップにおけるストリップの位置は、限界応力領域8
0の相対的位置によって特定される。従って、マルチパ
ッケージング装置10の内側部分95に沿って配置され
るストリップは、コンテナが保持されている間にマルチ
パッケージング装置10がどのような応力を受けるかに
基づいて形成される。最適には、図14に示されるよう
に、マルチパッケージング装置10の内側部分95に沿
って配置されるストリップは、マルチパッケージング装
置10の非限界応力領域90と一致する。
【0050】上述した本願明細書において、本発明がい
くつかの好適な実施形態に関して説明され、また図解の
ために多くの詳細例が示された。しかし、この技術分野
に熟練した者には明らかであるように、本発明の基本原
理から逸脱することなしに、本発明の装置はさらなる実
施形態を有することが可能であり、また本願明細書に説
明されたいくつかの詳細例は少なからず変更することが
可能である。以下、本願に含まれる発明を列記する。 (1)配列された穴に従ってコンテナを配列して担持す
るマルチパッケージング装置であって、前記配列された
穴に対して平行かつ並んで伸びるように異なる材料が交
互配置された個別のストリップからなる概ね均一な厚さ
を有し、前記プラスチックシートの前記交互配置された
個別のストリップの各々は、隣接するストリップの各々
と異なる少なくとも1つの物理的性質を有する、マルチ
パッケージング装置。 (2)前記少なくとも1つの異なる物理的性質がモジュ
ラスである(1)に記載のマルチパッケージング装置。 (3)前記少なくとも1つの異なる物理的性質が摩擦係
数である(1)に記載のマルチパッケージング装置。 (4)前記少なくとも1つの異なる物理的性質がリサイ
クル材料含有量である(1)に記載のマルチパッケージ
ング装置。 (5)前記少なくとも1つの異なる物理的性質が色彩で
ある(1)に記載のマルチパッケージング装置。 (6)前記異なる材料の1つが、横列の穴における外側
のバンドに沿って配置される(1)に記載のマルチパッ
ケージング装置。 (7)異なる材料からなる前記交互配置された個別のス
トリップが、共押出されて前記プラスチックシートを形
成する(1)に記載のマルチパッケージング装置。 (8)各々がコンテナを受容するように配列された穴を
有するコンテナキャリアを製造する方法であって、プラ
スチックシートを形成する交互配置された個別のストリ
ップとなるように少なくとも2つの材料を並んで共押出
するステップであって、前記プラスチックシートは、互
いに隣接するストリップと異なる少なくとも1つの異な
る物理的性質を有するような、前記交互配置された個別
のストリップが有する隣接するストリップを具備する、
ステップと、コンテナを受容する前記配列された穴を前
記プラスチックシート内に形成するステップと、を有す
る方法。 (9)前記交互配置された個別のストリップにおけるス
トリップを、前記配列された穴の横列の間にある長手方
向ラインに沿って配置するステップをさらに有する
(8)に記載の方法。 (10)前記配列された穴の横列における外側のバンド
に沿って異なる材料の1つを配置するステップをさらに
有する(8)に記載の方法。 (11)前記少なくとも1つの異なる物理的性質がモジ
ュラスである(8)に記載の方法。 (12)前記少なくとも1つの異なる物理的性質が摩擦
係数である(8)に記載の方法。 (13)前記少なくとも1つの異なる物理的性質がリサ
イクル材料含有量である(8)に記載の方法。 (14)前記少なくとも1つの異なる物理的性質が色彩
である(8)に記載の方法。 (15)配列されたコンテナを一体化させるマルチパッ
ケージング装置であって、隣接する横列及び縦列の中に
配置された複数のコンテナ受容穴を有するシートと、第
1摩擦係数及び第1モジュラスを有する前記シートの第
1部分と、第1摩擦係数と異なる第2摩擦係数及び第1
モジュラスと異なる第2モジュラスを有する前記シート
の第2部分と、を有する装置。 (16)前記シートの前記第1部分は、前記マルチパッ
ケージング装置の長さ方向に沿ってストリップを形成す
る(15)に記載のマルチパッケージング装置。 (17)前記第1摩擦係数は前記第2摩擦係数よりも小
さく、かつ前記第1モジュラスは前記第2モジュラスよ
りも大きい(15)に記載のマルチパッケージング装
置。 (18)コンテナのパッケージであって、配列された複
数のコンテナ受容穴を形成する複数の相互接続されたバ
ンドを有するシートであって、概ね均一な厚さを有し、
前記配列されたコンテナ受容穴に対して平行かつ並んで
伸びる異なる材料からなる交互配置された個別のストリ
ップ群から形成され、前記プラスチックシートの前記交
互配置された個別のストリップの各々は、隣接するスト
リップの各々と異なる少なくとも1つの物理的性質を有
する、シートと、第1摩擦係数を有する前記シートの第
1部分と、第2摩擦係数を有する前記シートの第2部分
であって、前記シートの第1部分及び前記シートの第2
部分が、前記交互配置された個別のストリップにおける
異なるストリップと一致する、第2部分と、複数のコン
テナであって、該複数のコンテナの各々が前記配列され
たコンテナ受容穴の各々の中に配置され、それにより、
前記シートの第1部分は前記パッケージの内側部分に配
置されるとともに、前記シートの第2部分は前記パッケ
ージの外側部分に配置されるようになる、複数のコンテ
ナと、を有するコンテナのパッケージ。 (19)前記シートの前記第1部分は第1モジュラスを
有する材料からなり、前記シートの前記第2部分は第2
モジュラスを有する材料からなる(18)に記載のパッ
ケージ。 (20)前記複数の相互接続されたバンドが、前記複数
のコンテナの上端から約1インチ離れて配置される(1
8)に記載のパッケージ。 (21)前記第1摩擦係数は、前記第2摩擦係数の約2
倍の容器抵抗を提供する(18)に記載のパッケージ。 (22)前記第1摩擦係数は、前記第2摩擦係数の約3
倍の容器抵抗を提供する(18)に記載のパッケージ。 (23)コンテナのパッケージであって、配列された穴
に対して平行かつ並んで伸びるように異なる材料が交互
配置された個別のストリップから作製された概ね均一な
厚さを有するプラスチックシートであって、前記プラス
チックシートの前記交互配置された個別のストリップの
各々は、隣接するストリップの各々と異なる少なくとも
1つの物理的性質を有する、プラスチックシートと、複
数のコンテナであって、該複数のコンテナの各々が前記
配列された穴の各々の中に配置され、それにより、前記
プラスチックシートの任意のストリップは前記パッケー
ジの内側部分に沿って配置され、前記任意のストリップ
に隣接するストリップは前記パッケージの外側部分に沿
って配置されるようになる、複数のコンテナと、を有す
るコンテナのパッケージ。 (24)前記少なくとも1つの異なる物理的性質がモジ
ュラスである(23)に記載のパッケージ。 (25)前記少なくとも1つの異なる物理的性質が摩擦
係数である(23)に記載のパッケージ。 (26)前記少なくとも1つの異なる物理的性質がリサ
イクル材料含有量である(23)に記載のパッケージ。 (27)前記少なくとも1つの異なる物理的性質が色彩
である(23)に記載のパッケージ。 (28)コンテナキャリアを製造する方法であって、概
ね均一な厚さのプラスチックシートとなるように、異な
る材料からなる交互配置された個別のストリップを共押
出するステップであって、前記交互配置された個別のス
トリップの少なくとも1つのストリップがリサイクル材
料含有物を有し、前記交互配置された個別のストリップ
の少なくとも1つの他のストリップが無垢材料を有す
る、ステップと、コンテナを受容するための複数の穴を
前記プラスチックシート内に形成するステップと、を有
する方法。 (29)前記コンテナキャリアの前記交互配置された個
別のストリップを、2つの異なる摩擦係数、2つの異な
るモジュラス及び2つの異なる色彩の少なくとも1つを
有するような隣接するストリップに形成するステップを
さらに有する(28)に記載の方法。 (30)配列されたコンテナを一体化させるマルチパッ
ケージング装置であって、隣接する横列及び縦列の中に
配置された穴を支える複数のコンテナ並びに限界応力領
域及び非限界応力領域を有するシートと、前記非限界応
力領域を有する前記シートの部分であって、リサイクル
材料を有する部分と、を具備するマルチパッケージング
装置。 (31)前記シートは、リサイクル材料及び無垢材料か
らなる隣接するストリップから共押出される(30)に
記載のマルチパッケージング装置。 (32)前記隣接するストリップは、2つの異なる摩擦
係数、2つの異なるモジュラス及び2つの異なる色彩の
少なくとも1つを、前記シート内部において有する(3
1)に記載のマルチパッケージング装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるマルチパッケージング装置の平
面図である。
【図2】本発明のある好適な実施形態に従うマルチパッ
ケージング装置の概略平面図である。
【図3】図2に示されるマルチパッケージング装置の一
部の概略拡大図である。
【図4】図3に示される4−4断面に沿った断面図であ
る。
【図5】本発明のもう1つの好適な実施形態に従うマル
チパッケージング装置の概略平面図である。
【図6】図5に示されるマルチパッケージング装置の一
部の概略拡大図である。
【図7】図6に示される7−7断面に沿った断面図であ
る。
【図8】本発明のある好適な実施形態に従うマルチパッ
ケージング装置の概略平面図である。
【図9】図8に示されるマルチパッケージング装置の一
部の概略拡大図である。
【図10】図9に示される10−10断面に沿った断面
図である。
【図11】本発明のある好適な実施形態に従うマルチパ
ッケージング装置の概略平面図である。
【図12】図11に示されるマルチパッケージング装置
の一部の概略拡大図である。
【図13】図12に示される13−13断面に沿った断
面図である。
【図14】本発明のある好適な実施形態に従うマルチパ
ッケージング装置の概略平面図である。
【符号の説明】
10…マルチパッケージング装置 20…プラスチックシート 25…穴 30…ミシン目 40…弾性ポリマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 AB99 AC03 BA24A BB14A CA02 DA03 FA01 FC01 3E085 BD08 BE07 BG10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナのパッケージであって、配列さ
    れた複数のコンテナ受容穴を形成する複数の相互接続さ
    れたバンドを有するシートであって、概ね均一な厚さを
    有し、前記配列されたコンテナ受容穴に対して平行かつ
    並んで伸びる異なる材料からなる交互配置された個別の
    ストリップ群から形成され、前記プラスチックシートの
    前記交互配置された個別のストリップの各々は、隣接す
    るストリップの各々と異なる少なくとも1つの物理的性
    質を有する、シートと、第1摩擦係数を有する前記シー
    トの第1部分と、第2摩擦係数を有する前記シートの第
    2部分であって、前記シートの第1部分及び前記シート
    の第2部分が、前記交互配置された個別のストリップに
    おける異なるストリップと一致する、第2部分と、複数
    のコンテナであって、該複数のコンテナの各々が前記配
    列されたコンテナ受容穴の各々の中に配置され、それに
    より、前記シートの第1部分は前記パッケージの内側部
    分に配置されるとともに、前記シートの第2部分は前記
    パッケージの外側部分に配置されるようになる、複数の
    コンテナと、を有するコンテナのパッケージ。
  2. 【請求項2】 前記シートの前記第1部分は第1モジュ
    ラスを有する材料からなり、前記シートの前記第2部分
    は第2モジュラスを有する材料からなる請求項1に記載
    のパッケージ。
  3. 【請求項3】 前記複数の相互接続されたバンドが、前
    記複数のコンテナの上端から約1インチ離れて配置され
    る請求項1に記載のパッケージ。
  4. 【請求項4】 前記第1摩擦係数は、前記第2摩擦係数
    の約2倍の容器抵抗を提供する請求項1に記載のパッケ
    ージ。
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