JP2003011647A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JP2003011647A JP2003011647A JP2001196359A JP2001196359A JP2003011647A JP 2003011647 A JP2003011647 A JP 2003011647A JP 2001196359 A JP2001196359 A JP 2001196359A JP 2001196359 A JP2001196359 A JP 2001196359A JP 2003011647 A JP2003011647 A JP 2003011647A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の信頼性、組み付け作業性を向上し、し
かもモジュール化を促進可能な車両用空調装置を提供す
る。 【解決手段】 ヒータコアを含むヒータユニットを有す
る車両用空調装置において、前記ヒータユニットの空調
コントローラ側に、空調装置のダンパ駆動機構の駆動輪
を設けるとともに、該駆動輪に空調コントローラ側から
動力を伝達する駆動軸を直接連結したことを特徴とする
車両用空調装置。
かもモジュール化を促進可能な車両用空調装置を提供す
る。 【解決手段】 ヒータコアを含むヒータユニットを有す
る車両用空調装置において、前記ヒータユニットの空調
コントローラ側に、空調装置のダンパ駆動機構の駆動輪
を設けるとともに、該駆動輪に空調コントローラ側から
動力を伝達する駆動軸を直接連結したことを特徴とする
車両用空調装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば自動車等
に用いられる車両用空調装置に関し、とくに空調装置の
ダンパを駆動する駆動機構と、該駆動機構を制御する空
調コントローラ側の駆動軸との連結構造の簡素化に関す
る。
に用いられる車両用空調装置に関し、とくに空調装置の
ダンパを駆動する駆動機構と、該駆動機構を制御する空
調コントローラ側の駆動軸との連結構造の簡素化に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車等の車両用空調装置に
おいては、空調コントローラ側から動力を空調装置の各
ダンパ(たとえば、エアミックスダンパ等)に伝達する
ことにより、モード切換、温度調節、内外気切換が行わ
れるようになっている。たとえば、図5に示す空調コン
トローラ100においては、温度調節レバー(図示略)
と一体に回動する第1の歯車101に第2の歯車102
を係合させて、第2の歯車102に連結される駆動レバ
ー103を駆動する。そして、駆動レバー103に連結
するワイヤ104を空調装置のエアミックスダンパの駆
動機構(図示略)に連結し、空調コントローラ100側
からの動力によりエアミックスダンパを駆動させて温度
調整がなされるようになっている。
おいては、空調コントローラ側から動力を空調装置の各
ダンパ(たとえば、エアミックスダンパ等)に伝達する
ことにより、モード切換、温度調節、内外気切換が行わ
れるようになっている。たとえば、図5に示す空調コン
トローラ100においては、温度調節レバー(図示略)
と一体に回動する第1の歯車101に第2の歯車102
を係合させて、第2の歯車102に連結される駆動レバ
ー103を駆動する。そして、駆動レバー103に連結
するワイヤ104を空調装置のエアミックスダンパの駆
動機構(図示略)に連結し、空調コントローラ100側
からの動力によりエアミックスダンパを駆動させて温度
調整がなされるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように空調コントローラ100側からの動力を空調装置
のダンパ駆動機構に伝達するためにワイヤを用いたので
は、車両用空調装置の設置スペース等の制約からワイヤ
を複雑に引き回す必要が生じる。このため上記連結構造
が複雑化するおそれがある。また、連結構造の信頼性、
ひいては車両用空調装置の信頼性や組み付け作業性に悪
影響をおよぼすおそれもある。
ように空調コントローラ100側からの動力を空調装置
のダンパ駆動機構に伝達するためにワイヤを用いたので
は、車両用空調装置の設置スペース等の制約からワイヤ
を複雑に引き回す必要が生じる。このため上記連結構造
が複雑化するおそれがある。また、連結構造の信頼性、
ひいては車両用空調装置の信頼性や組み付け作業性に悪
影響をおよぼすおそれもある。
【0004】また、近年、空調コントローラとオーディ
オ機器をヒータユニットに一体化するいわゆるモジュー
ル化に関する提案もなされているが(たとえば、特開平
10−6870号公報)、上記連結構造の簡素化が図ら
れなければモジュール化を促進することはできない。
オ機器をヒータユニットに一体化するいわゆるモジュー
ル化に関する提案もなされているが(たとえば、特開平
10−6870号公報)、上記連結構造の簡素化が図ら
れなければモジュール化を促進することはできない。
【0005】本発明は、空調コントローラとダンパ駆動
機構の連結構造を簡素化することにより、装置の信頼
性、組み付け作業性を向上し、しかもモジュール化を促
進可能な車両用空調装置を提供することにある。
機構の連結構造を簡素化することにより、装置の信頼
性、組み付け作業性を向上し、しかもモジュール化を促
進可能な車両用空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の車両用空調装置は、ヒータコアを含むヒー
タユニットを有する車両用空調装置において、前記ヒー
タユニットの空調コントローラ側に、空調装置のダンパ
駆動機構の駆動輪を設けるとともに、該駆動輪に空調コ
ントローラ側から動力を伝達する駆動軸を直接連結した
ことを特徴とするものからなる。
に、本発明の車両用空調装置は、ヒータコアを含むヒー
タユニットを有する車両用空調装置において、前記ヒー
タユニットの空調コントローラ側に、空調装置のダンパ
駆動機構の駆動輪を設けるとともに、該駆動輪に空調コ
ントローラ側から動力を伝達する駆動軸を直接連結した
ことを特徴とするものからなる。
【0007】上記駆動輪はプーリから構成することがで
きる。また、上記駆動軸をプーリの中央に嵌合すれば、
簡単に連結構造を構成することができる。また、駆動輪
としてのプーリに該プーリの中央から放射状に延びる溝
部を設け、該溝部に駆動軸の先端に設けた歯車部を噛み
合わせて連結構造を構成することもできる。
きる。また、上記駆動軸をプーリの中央に嵌合すれば、
簡単に連結構造を構成することができる。また、駆動輪
としてのプーリに該プーリの中央から放射状に延びる溝
部を設け、該溝部に駆動軸の先端に設けた歯車部を噛み
合わせて連結構造を構成することもできる。
【0008】上記駆動輪は、歯車と該歯車に連結された
レバーとから構成することができる。この場合、駆動軸
の先端歯車部を上記歯車に噛み合わせれば簡単に連結構
造を構成することができる。
レバーとから構成することができる。この場合、駆動軸
の先端歯車部を上記歯車に噛み合わせれば簡単に連結構
造を構成することができる。
【0009】上記のような車両用空調装置においては、
ダンパ駆動機構の駆動輪に、空調コントローラ側からの
動力を伝達する駆動軸が直接連結されているので、従来
のようにワイヤを複雑に引き回すことなく容易に空調コ
ントローラとダンパ駆動機構との連結構造を実現するこ
とができる。したがって、連結構造を簡素化でき、しか
も信頼性の高い車両用空調装置を得ることができる。ま
た、従来のように組み付けに際し、ワイヤを引き回す煩
雑な作業を排除することができる。
ダンパ駆動機構の駆動輪に、空調コントローラ側からの
動力を伝達する駆動軸が直接連結されているので、従来
のようにワイヤを複雑に引き回すことなく容易に空調コ
ントローラとダンパ駆動機構との連結構造を実現するこ
とができる。したがって、連結構造を簡素化でき、しか
も信頼性の高い車両用空調装置を得ることができる。ま
た、従来のように組み付けに際し、ワイヤを引き回す煩
雑な作業を排除することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の車両用空調装置の
望ましい実施の形態について、図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の第1実施態様に係る車両用空調装
置のヒータユニットを示している。ヒータユニット1内
にはヒータコア(図示略)が含まれている。ヒータユニ
ット1の空調コントローラ2側の面には、空調装置のダ
ンパ駆動機構の駆動輪としてのプーリ3、4、5が設け
られている。プーリ3、4、5の中心部には穴部6、
7、8が設けられている。穴部6、7、8は、図1に示
すように略D字状に形成されている。
望ましい実施の形態について、図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の第1実施態様に係る車両用空調装
置のヒータユニットを示している。ヒータユニット1内
にはヒータコア(図示略)が含まれている。ヒータユニ
ット1の空調コントローラ2側の面には、空調装置のダ
ンパ駆動機構の駆動輪としてのプーリ3、4、5が設け
られている。プーリ3、4、5の中心部には穴部6、
7、8が設けられている。穴部6、7、8は、図1に示
すように略D字状に形成されている。
【0011】穴部6、7、8には、空調コントローラ2
側から動力を伝達するための駆動軸9、10、11が嵌
合されている。駆動軸9、10、11の先端部も穴部
6、7、8の形状に合わせて略D字状に形成されてい
る。このため、駆動軸9、10、11が穴部6、7、8
に嵌合した際には、駆動軸9、10、11に対する駆動
輪3、4、5の回転が抑制され、駆動軸9、10、11
とプーリ3、4、5は一体に回転するようになってい
る。したがって、駆動軸9、10、11からの動力が効
率よくプーリ3、4、5に伝達されるようになってい
る。なお、穴部6、7、8およびこれに嵌合する駆動軸
9、10、11の先端部の形状はD字状に限定されるも
のではなく、たとえば、三角形、四角形、それ以上の多
角形にしてもよい。つまり、各駆動軸が対応する穴部に
嵌合した際の駆動輪の自由な回転を抑制できる形状であ
ればよい。
側から動力を伝達するための駆動軸9、10、11が嵌
合されている。駆動軸9、10、11の先端部も穴部
6、7、8の形状に合わせて略D字状に形成されてい
る。このため、駆動軸9、10、11が穴部6、7、8
に嵌合した際には、駆動軸9、10、11に対する駆動
輪3、4、5の回転が抑制され、駆動軸9、10、11
とプーリ3、4、5は一体に回転するようになってい
る。したがって、駆動軸9、10、11からの動力が効
率よくプーリ3、4、5に伝達されるようになってい
る。なお、穴部6、7、8およびこれに嵌合する駆動軸
9、10、11の先端部の形状はD字状に限定されるも
のではなく、たとえば、三角形、四角形、それ以上の多
角形にしてもよい。つまり、各駆動軸が対応する穴部に
嵌合した際の駆動輪の自由な回転を抑制できる形状であ
ればよい。
【0012】空調コントローラ2は、モード切換、温度
調節のための駆動レバー12、13、14を有してい
る。本実施態様においては、駆動レバー12はモード切
換用レバー、駆動レバー14は温度調節用レバーに、そ
して、駆動レバー13は内外気切換用レバーに構成され
ている。駆動レバー12、13、14は、駆動軸9、1
0、11と一体に回動可能に構成されている。
調節のための駆動レバー12、13、14を有してい
る。本実施態様においては、駆動レバー12はモード切
換用レバー、駆動レバー14は温度調節用レバーに、そ
して、駆動レバー13は内外気切換用レバーに構成され
ている。駆動レバー12、13、14は、駆動軸9、1
0、11と一体に回動可能に構成されている。
【0013】本実施態様においては、駆動レバー12、
13、14が回動されると、駆動軸9、10、11が直
接連結されるプーリ3、4、5に動力が伝達される。そ
して、プーリ3、4、5に巻き付けられたワイヤ15、
16、17により空調装置の各ダンパ(図示略)に動力
が伝達されダンパが回動するようになっている。たとえ
ば温度調節用レバーとしての駆動レバー14が回動され
ると、駆動軸11を介して動力がプーリ5に伝達され
る。そして、プーリ5が回転するとその動力はワイヤ1
7を介してプーリ18に伝達され、温度調節用ダンパ
(図示略)が回動されるようになっている。
13、14が回動されると、駆動軸9、10、11が直
接連結されるプーリ3、4、5に動力が伝達される。そ
して、プーリ3、4、5に巻き付けられたワイヤ15、
16、17により空調装置の各ダンパ(図示略)に動力
が伝達されダンパが回動するようになっている。たとえ
ば温度調節用レバーとしての駆動レバー14が回動され
ると、駆動軸11を介して動力がプーリ5に伝達され
る。そして、プーリ5が回転するとその動力はワイヤ1
7を介してプーリ18に伝達され、温度調節用ダンパ
(図示略)が回動されるようになっている。
【0014】また、本実施態様においては、空調装置の
ダンパ駆動機構の駆動輪としてのプーリ3、4、5に、
空調コントローラ2側から動力を伝達する駆動軸9、1
0、11が直接連結されている。さらに、連結構造はプ
ーリ3、4、5の中央部にD字状の穴部6、7、8を設
け、該穴部6、7、8に先端をD字状に加工した駆動軸
9、10、11を挿入するだけで簡単に構成することが
できる。したがって、従来のようにワイヤを複雑に引き
回すことなく信頼性の高い連結構造を容易に実現するこ
とかできる。また、上記のような簡素な連結構造であれ
ば、近年のモジュール化の要請にも十分対応できる。な
お、ヒータユニット1から空調コントローラ2までの距
離が変動した場合には、駆動軸9、10、11の長さを
変更すればよい。
ダンパ駆動機構の駆動輪としてのプーリ3、4、5に、
空調コントローラ2側から動力を伝達する駆動軸9、1
0、11が直接連結されている。さらに、連結構造はプ
ーリ3、4、5の中央部にD字状の穴部6、7、8を設
け、該穴部6、7、8に先端をD字状に加工した駆動軸
9、10、11を挿入するだけで簡単に構成することが
できる。したがって、従来のようにワイヤを複雑に引き
回すことなく信頼性の高い連結構造を容易に実現するこ
とかできる。また、上記のような簡素な連結構造であれ
ば、近年のモジュール化の要請にも十分対応できる。な
お、ヒータユニット1から空調コントローラ2までの距
離が変動した場合には、駆動軸9、10、11の長さを
変更すればよい。
【0015】図2は、本発明の第2実施態様に係る車両
用空調装置のヒータユニットを示している。本実施態様
においては、上記第1実施態様と同一の部材には同一の
番号を付してその説明を省略する。ヒータユニット1に
は、空調装置のダンパ駆動機構の駆動輪9、10、11
および空調コントローラ2を収容する収容部19が設け
られている。空調コントローラ2は、ヒータユニット1
に設けられた収容部19内に収容されるようになってい
る。
用空調装置のヒータユニットを示している。本実施態様
においては、上記第1実施態様と同一の部材には同一の
番号を付してその説明を省略する。ヒータユニット1に
は、空調装置のダンパ駆動機構の駆動輪9、10、11
および空調コントローラ2を収容する収容部19が設け
られている。空調コントローラ2は、ヒータユニット1
に設けられた収容部19内に収容されるようになってい
る。
【0016】本実施態様においても、上記第1実施態様
の作用に準じて、空調コントローラ2の駆動軸9、1
0、11をダンパ駆動機構の駆動輪であるプーリ3、
4、5に簡単に連結することができる。したがって、構
造が簡素でしかも信頼性に優れた連結構造を容易に実現
することができる。さらに本実施態様においては、空調
コントローラ2がヒータユニット1の収容部19に収容
されているので、空調コントローラ2とヒータユニット
1を一つにまとめて標準化を図ることもできるので、空
調装置のモジュール化を一層促進することができる。
の作用に準じて、空調コントローラ2の駆動軸9、1
0、11をダンパ駆動機構の駆動輪であるプーリ3、
4、5に簡単に連結することができる。したがって、構
造が簡素でしかも信頼性に優れた連結構造を容易に実現
することができる。さらに本実施態様においては、空調
コントローラ2がヒータユニット1の収容部19に収容
されているので、空調コントローラ2とヒータユニット
1を一つにまとめて標準化を図ることもできるので、空
調装置のモジュール化を一層促進することができる。
【0017】図3は、本発明の第3実施態様に係る車両
用空調装置のヒータユニット20を示している。ヒータ
ユニット20内にはヒータコア(図示略)が含まれてい
る。ヒータユニット20の空調コントローラ21側の面
には、空調装置のダンパ駆動機構の駆動輪としてプーリ
22、23、24が設けられている。プーリ22、2
3、24には、中央から放射状に延びる溝部26、2
7、28が形成されている。
用空調装置のヒータユニット20を示している。ヒータ
ユニット20内にはヒータコア(図示略)が含まれてい
る。ヒータユニット20の空調コントローラ21側の面
には、空調装置のダンパ駆動機構の駆動輪としてプーリ
22、23、24が設けられている。プーリ22、2
3、24には、中央から放射状に延びる溝部26、2
7、28が形成されている。
【0018】また、空調コントローラ21側から動力を
伝達する駆動軸29、30、31の先端には歯車部3
2、33、34が設けられている。歯車部32、33、
34は、プーリ22、23、24の溝部26、27、2
8に噛み合わされている。そして、各駆動軸29、3
0、31が回動することにより先端の歯車部32、3
3、34が回転し、これに噛み合わされたプーリ22、
23、24が回転するようになっている。
伝達する駆動軸29、30、31の先端には歯車部3
2、33、34が設けられている。歯車部32、33、
34は、プーリ22、23、24の溝部26、27、2
8に噛み合わされている。そして、各駆動軸29、3
0、31が回動することにより先端の歯車部32、3
3、34が回転し、これに噛み合わされたプーリ22、
23、24が回転するようになっている。
【0019】また、プーリ22、23、24が回転する
ことにより、プーリ22、23、24に巻き付けられた
ワイヤ35、36、37が駆動し空調装置のダンパが回
動するようになっている。
ことにより、プーリ22、23、24に巻き付けられた
ワイヤ35、36、37が駆動し空調装置のダンパが回
動するようになっている。
【0020】本実施態様においても空調コントローラ2
1からの動力を伝達する駆動軸29、30、31が、ダ
ンパ駆動機構の駆動輪としてのプーリ22、23、24
に直接連結され簡素に連結構造が構成されているので、
空調装置の信頼性や組み付け作業性を向上することがで
きる。
1からの動力を伝達する駆動軸29、30、31が、ダ
ンパ駆動機構の駆動輪としてのプーリ22、23、24
に直接連結され簡素に連結構造が構成されているので、
空調装置の信頼性や組み付け作業性を向上することがで
きる。
【0021】図4は、本発明の第4実施態様に係る車両
用空調装置のヒータユニット38を示している。ヒータ
ユニット38の空調コントローラ39側には、空調装置
のダンパ駆動機構の駆動輪としての歯車40、41、4
2が設けられている。歯車40、41、42にはワイヤ
が連結されるレバー43、44、45が設けられる。そ
して、歯車が回転することにより、レバー43、44、
45が回動し、各レバーに連結されるワイヤ46、4
7、48が駆動されるようになっている。
用空調装置のヒータユニット38を示している。ヒータ
ユニット38の空調コントローラ39側には、空調装置
のダンパ駆動機構の駆動輪としての歯車40、41、4
2が設けられている。歯車40、41、42にはワイヤ
が連結されるレバー43、44、45が設けられる。そ
して、歯車が回転することにより、レバー43、44、
45が回動し、各レバーに連結されるワイヤ46、4
7、48が駆動されるようになっている。
【0022】空調コントローラ39には、各歯車40、
41、42に動力を伝達するための駆動軸49、50、
51が設けられている。駆動軸49、50、51の先端
には、歯車40、41、42に噛み合わされる歯車部5
2、53、54が設けられている。そして、駆動軸4
9、50、51が回転されると動力が歯車40、41、
42のレバー43、44、45に伝達されるようになっ
ている。
41、42に動力を伝達するための駆動軸49、50、
51が設けられている。駆動軸49、50、51の先端
には、歯車40、41、42に噛み合わされる歯車部5
2、53、54が設けられている。そして、駆動軸4
9、50、51が回転されると動力が歯車40、41、
42のレバー43、44、45に伝達されるようになっ
ている。
【0023】本実施態様においても、駆動軸49、5
0、51をダンパ駆動機構の歯車40、41、42に直
接連結することができるので、連結構造が簡素なものと
なり、空調装置の信頼性および組み付け作業性を向上す
ることができる。また、本実施態様においては、各歯車
40、41、42はヒータユニット38に設けられた収
容部55内に収容されている。また、空調コントローラ
38は収容部55内に収容されるので、空調コントロー
ラ39とヒータユニット38を一つにまとめて標準化す
ることもできるので、空調装置のモジュール化に寄与す
ることもできる。
0、51をダンパ駆動機構の歯車40、41、42に直
接連結することができるので、連結構造が簡素なものと
なり、空調装置の信頼性および組み付け作業性を向上す
ることができる。また、本実施態様においては、各歯車
40、41、42はヒータユニット38に設けられた収
容部55内に収容されている。また、空調コントローラ
38は収容部55内に収容されるので、空調コントロー
ラ39とヒータユニット38を一つにまとめて標準化す
ることもできるので、空調装置のモジュール化に寄与す
ることもできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用空
調装置によるときは、空調コントローラから動力を伝達
する駆動軸がダンパ駆動機構の駆動輪に直接連結されて
いるので、連結構造を簡素化でき、空調装置の信頼性、
組み付け性を向上することができるとともに、モジュー
ル化を促進することができる。
調装置によるときは、空調コントローラから動力を伝達
する駆動軸がダンパ駆動機構の駆動輪に直接連結されて
いるので、連結構造を簡素化でき、空調装置の信頼性、
組み付け性を向上することができるとともに、モジュー
ル化を促進することができる。
【図1】本発明の第1実施態様に係る車両用空調装置の
ヒータユニットと空調コントローラの分解斜視図であ
る。
ヒータユニットと空調コントローラの分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の第2実施態様に係る車両用空調装置の
ヒータユニットと空調コントローラの分解斜視図であ
る。
ヒータユニットと空調コントローラの分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の第3実施態様に係る車両用空調装置の
ヒータユニットと空調コントローラの分解斜視図であ
る。
ヒータユニットと空調コントローラの分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の第4実施態様に係る車両用空調装置の
ヒータユニットと空調コントローラの分解斜視図であ
る。
ヒータユニットと空調コントローラの分解斜視図であ
る。
【図5】従来の車両用空調装置の空調コントローラの斜
視図である。
視図である。
1、20、38 ヒータユニット
2、21、39 空調コントローラ
3、4、5、18、22、23、24 プーリ
6、7、8 穴部
9、10、11、29、30、31、49、50、51
駆動軸 12、13、14 駆動レバー 15、16、17、35、36、37、46、47、4
8 ワイヤ 19、55 収容部 26、27、28 溝部 32、33、34、52、53、54 歯車部 40、41、42 歯車 43、44、45 レバー
駆動軸 12、13、14 駆動レバー 15、16、17、35、36、37、46、47、4
8 ワイヤ 19、55 収容部 26、27、28 溝部 32、33、34、52、53、54 歯車部 40、41、42 歯車 43、44、45 レバー
Claims (5)
- 【請求項1】 ヒータコアを含むヒータユニットを有す
る車両用空調装置において、前記ヒータユニットの空調
コントローラ側に、空調装置のダンパ駆動機構の駆動輪
を設けるとともに、該駆動輪に空調コントローラ側から
動力を伝達する駆動軸を直接連結したことを特徴とする
車両用空調装置。 - 【請求項2】 前記駆動輪がプーリからなる、請求項1
の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記プーリの中央に駆動軸が嵌合されて
いる、請求項2の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記プーリに中央から放射状に延びる溝
部が形成されており、該溝部に駆動軸の先端に設けられ
た歯車部が噛み合わされている、請求項2の車両用空調
装置。 - 【請求項5】 前記駆動輪が歯車と、該歯車に連結され
たレバーとを有しており、該歯車に駆動軸の先端の歯車
部が噛み合わされている、請求項4の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001196359A JP2003011647A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001196359A JP2003011647A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003011647A true JP2003011647A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19034182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001196359A Pending JP2003011647A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003011647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100787759B1 (ko) * | 2006-08-22 | 2007-12-24 | 정해룡 | 복수면을 갖은 에지조명 디스플레이 시스템 |
-
2001
- 2001-06-28 JP JP2001196359A patent/JP2003011647A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100787759B1 (ko) * | 2006-08-22 | 2007-12-24 | 정해룡 | 복수면을 갖은 에지조명 디스플레이 시스템 |
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