JP2003010125A - 眼底色素、特に黄斑部色素キサントフィルの2次元分布状態の測定のための装置および方法 - Google Patents

眼底色素、特に黄斑部色素キサントフィルの2次元分布状態の測定のための装置および方法

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JP2003010125A JP2002131188A JP2002131188A JP2003010125A JP 2003010125 A JP2003010125 A JP 2003010125A JP 2002131188 A JP2002131188 A JP 2002131188A JP 2002131188 A JP2002131188 A JP 2002131188A JP 2003010125 A JP2003010125 A JP 2003010125A
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xanthophyll
pigment
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Dietrich Schweitzer
シュヴァイツアー ディートリッヒ
Lutz Leistritz
ライストリッツ ルッツ
Martin Hammer
ハマー マルチン
Karl-Heinz Donnerhacke
ドナーハッケ カール・ハインツ
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Carl Zeiss Jena GmbH
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】眼底色素、特に、黄斑部色素キサントフィルの
2次元分布状態の測定のための装置および方法 【解決手段】眼底に照準された照明光路を通じて網膜を
照明する照明装置、眼底と通ずる観察光路内に配置され
た観察光学系、画像加工ユニット、光線転向素子および
中央制御評価ユニットから構成され、網膜の2次元反射
画像が、選択された狭帯幅波長領域で記録され、その評
価作業では、光学密度および比較値算定のための特定領
域が定められ、それぞれの眼底箇所における光学密度
は、当該眼底箇所での反射画像強度IR(λ)と比較用
反射画像強度IR(λ)comparisonとの比に対する負の
対数値から求められる黄斑部色素キサントフィルの光学
密度2次元分布状態を客観的に把握するための装置およ
び解決法であり、原則として他の眼底色素の分布測定に
も適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は眼底色素、特に黄斑
部色素キサントフィルの2次元分布状態を測定するため
の装置および方法に関するものである。キサントフィル
は加齢起因性の黄斑変性症(AMD)に対して有効な阻
止作用を有している。これは、一方ではエネルギー豊富
な短波長光線の吸収剤として作用して、遊離基の生成を
抑制する効果をもたらし、また他方ではそれ自体が高性
能な遊離基捕捉剤の役目も果しているからである。それ
故、キサントフィルの光学密度が低下するとAMD罹患
へのリスク要因が高まると推定される。
【0002】
【従来の技術】黄斑部内在色素であるキサントフィルの
光学密度測定には、公知技術レベルのものとして一連の
主観的および客観的な方法がある。BoneおよびHammond
が解説する閃輝平衡補正法[1]では、窩の内外局部領
域を適当な波長の光で交互に照射する。照射光線の強度
は、患者が主観的に同じ明るさであるとの印象を持つに
到るまで変えていく。そのようにして、窩内外の照射強
度の比から、黄斑照射領域におけるキサントフィルの光
学密度が測定できる。
【0003】当方法には、光学密度についての情報提供
が局部に限定されるという欠点がある。しかも、この方
法は主観的であるという、即ち被検者の協力に頼らざる
を得ないという決定的な欠陥がある。この方法は被検者
の注視能力および共同作業能力が前提となるので、通例
老齢者への適用には困難を伴い、また中心窩に注視欠損
(例えばAMD)のある被検者には実施不可能である。
【0004】Berendschot,van Der KraatsおよびSchwe
itzer[2]提唱の公知の分光法に基づく客観的眼底測
定法は、選択網膜領域における反射スペクトルの評価ま
たは空間的に離れた(窩内、窩外)2つの網膜領域にお
けるスペクトル差の評価に依拠するものである。この方
法の場合、測定が点状局部的に、あるいは直線沿いにし
か行なえないのが欠点である。その上、この方法は多大
な設備コストを伴うので、広範囲に亘っての実用化には
適していない。
【0005】Elsner[3]によるいわゆる2波長法は、
レーザスキャナによる2種波長について網膜の反射画像
を記録し、相体吸収分を考慮して比を求め、キサントフ
ィルの吸収最大値を測定するというものである。この客
観的測定法によれば、確かに光学密度の2次元分布が測
定可能になるが、しかし前方眼媒質の透明度が波長に依
存して異なるため、測定結果を誤らせることがある。
【0006】Delori[4]は、また別な客観的方
法を展開した。それは、黄斑下における内生蛍光体の蛍
光強度の低下度を測定し、それにより原則として2次元
分布の把握を可能にしようとするものである。しかし、
身体固有の蛍光体における自己蛍光強度は非常に弱いの
で装置コストが極端に高くなる。しかも、前方眼媒質の
透明特性が一様でないことから測定結果を誤らせること
がある。
【0007】上記参考文献の詳細は次の通りである。 [1] Bone RA, Landrum JT, Kilburn MD, Gomez C,
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on macular pigment density",(1996年) InvestOphth
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〜1801ページ [2] van Der Kraats J, Berendschot TTJM, van No
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trumente", Buecherei des Augenarztes Band 111, Fer
dinand Enke社刊,シュトゥットガルト1987年,182〜187
ページ
【0008】以上のように、現状技術レベルによる公知
の解決法には、主観的影響によって、または前方眼媒質
における波長依存性の透明度偏差によって測定結果に誤
りが生じ得るという欠点や、あるいは複雑で高いコスト
のかかる装置を使用するため、広い範囲に亘っての普及
が阻止されるという欠点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明では、眼
底色素、特に黄斑部色素としてのキサントフィルの光学
密度2次元分布を把握するための客観的方法およびそれ
の実施に適した簡易装置を開発することを課題としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】装置および方法に関する
当課題は、本発明に基づき、網膜の2次元反射画像を狭
帯幅光の照射のもとで記録した後に、当該眼底色素の光
学密度および比較値測定のための特定領域を決定するこ
とにより解消される。それぞれの眼底箇所における光学
密度は、当該眼底箇所での反射画像強度IR(λ)と比
較用反射画像強度IR(λ)comparisonとの比に対する
負の対数値から求められる。眼底色素光学密度の2次元
分布状態を客観的に把握するために提案した本解決法
は、黄斑部色素キサントフィルの分布測定に適している
が、その用途に限定されるものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下では本発明を実施例に基づき
説明する。図1の装置を使用する方法の場合、まず照明
ユニット1から被検者の眼6に光が照射される。照明ユ
ニット1から出た光は、照明光路2内に配置された光フ
ィルタ3および観察光路5への連結に用いられる有孔ミ
ラー4を通って被検者の眼6に到達する。光フィルタ3
は、キサントフィルの吸収最大値に対応するλ=460
nmを中心波長とする狭帯幅の波長領域に対して透過性
の性質を持っている。但し、照明ユニット1が、選択さ
れた狭帯幅波長領域の単色光を発する場合では光フィル
タ3を省くことができる。
【0012】その際、観察光学系7は、装置の正確な位
置設定に用いられる。続いて、画像記録加工ユニット9
により被検者網膜の2次元反射画像が記録、加工され、
中央制御評価ユニット10に送り込まれる。その目的の
ため、観察光学系内に配置される傾倒ミラー8は観察光
路5に対し傾倒させて設置する。
【0013】図2は反射画像に現われる強度分布I
R(λ)を表わしたものである。特徴的な強度ピーク
(a)が瞳孔領域に現われる。それに対して、同じよう
に特徴的な強度低下(b)が黄斑領域で発現する。続い
ての作業ステップでは、中央制御評価ユニット10がこ
の反射画像を評価し、それよりキサントフィルの検出さ
れない網膜領域特定箇所における比較値を算定する。中
央制御評価ユニット10は測定、評価および表示の作業
全体を担っている。キサントフィルの光学密度は、次式
のように、当該眼底箇所での反射画像強度IR(λ)
比較用反射画像強度IR(λ) comparisonとの比に対
する負の対数値から求められる。 OD=−log(IR(λ) /I
R(λ) comparison
【0014】方法の精度を上げるために、さらに、眼底
照明の不均一要素を考慮に入れることも可能である(シ
ェーディング補正)。その場合、照明関数に必要な基準
箇所は無定形領域から選定する。画像平面での照明関数
の計算には[5]に紹介されている方法が使用できる。
この関数は眼底、それも特に黄斑領域の照明状態を高い
精度で特徴付ける。シェーディング補正の実施後に、図
2に描かれているように、閾値が定められる。このよう
に、測定値はスペクトル障害および一般的雑音によって
狂わされることはない。
【0015】黄斑領域のキサントフィル分布状態におけ
る光学密度ODは、次式のように、当該眼底箇所での反
射画像強度IR(λ)と同一眼底箇所での対応のシェー
ディング補正後強度Ishading(λ) との比に対する
負の対数値から求められる。 OD=−log(IR(λ) /Ishading(λ)
【0016】続く作業ステップでは、それぞれの眼底光
学密度ODがカラーコード化された2次元吸収特性とし
て描かれる。それに関するのが図4であり、キサントフ
ィル光学密度の2次元分布状態が最大値Mを含め描かれ
ている。特に、吸収特性の評価パラメータとしての面積
F、体積Vおよび最大値Mを評価することによって、キ
サントフィルの分布が不均整で最大光学密度が窩外にあ
るという場合に発生し得る誤差が避けられる。
【0017】殆どの場合では、比較対象箇所の強度平均
値としては瞳孔の約2倍の直径を持つ黄斑周辺のリング
状領域の反射画像を中央制御評価ユニット10で算定、
評価した唯一つの比較値を得るだけで十分である。それ
に関連するのが図3であり、黄斑周辺の求めるリング状
領域Rが描かれている。この領域Rの幅は少なくとも画
素の幅に相当する。
【0018】本発明に基づく方法およびそれの実施に適
した装置により、眼底色素、特に黄斑部色素であるキサ
ントフィルの光学密度2次元分布を簡単に、少ない器械
技術コストで客観的に把握することが可能である。この
方法は、眼底の狭帯幅照明が可能で画像記録ユニットを
有している眼底検査装置には、公知のものすべてに適し
ている。その画像記録ユニットには測定値の算定、評価
および表示を行なう中央制御評価ユニット10を接続す
ることができる。
【0019】従って、眼科用検査機器(例えばDE‐OS 1
97 20 851 A1に記載されているタイプ)または特殊型
レーザ走査検眼鏡(例えばDE‐OS 197 33 995 A1に記
載されているタイプ)の使用が可能である。文献[6]
記載の眼底カメラも同様に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に用いる装置
【図2】選択波長領域における反射強度分布
【図3】作業ステップ2で定められるリング状領域
【図4】光学密度OD別の吸収特性
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルッツ ライストリッツ ドイツ国 07751 ブッカ ユーベル・デ ム・ドルフェ 68 (72)発明者 マルチン ハマー ドイツ国 07749 イエナ アム・コヒェ ルスガ−ベン 12 (72)発明者 カール・ハインツ ドナーハッケ ドイツ国 07747 イエナ アルテ スト ラッセ 5

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】‐眼底色素の吸収最大値に対して、正確に
    または概略対応している波長λを含む波長領域の狭帯幅
    光線により網膜を照明するために、単色光照明ユニット
    または前方に光フィルタを持つ照明ユニットが、配置さ
    れていること、 ‐網膜で形成され反射した画像の記録および評価のため
    の画像加工ユニットが、観察光路内に配置されているこ
    と、 ‐中央制御評価ユニットが、前記光学密度および比較値
    を得るための特定領域の選択、前記眼底色素の光学密度
    の測定および測定結果の計算表示および/またはグラフ
    表示を行なうために配置されていること、 ‐中央制御評価ユニットが、照明ユニット、フィルタ、
    観察光学系および画像加工ユニットと結合しているこ
    と、 を特徴とする、眼底に照準された照明光路を通じて網膜
    を光線照明する照明装置、眼底と通ずる観察光路内に配
    置された観察光学系および画像記録加工ユニットから構
    成される、眼底色素、それも特に黄斑部色素キサントフ
    ィルの2次元分布状態の測定のための装置。
  2. 【請求項2】‐単色光照明ユニットが、キサントフィル
    の吸収最大値に対応するλ=460nmを中心波長とす
    る狭帯幅の光を発すること、または ‐光フィルタが、λ=460nmを中心波長とする狭帯
    幅の光に対してのみ透過性を有していることを特徴とす
    る、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】‐第1作業ステップで、狭帯幅光線の照射
    により網膜の2次元画像が記録および加工され、前記ス
    ペクトル領域で前記眼底色素が光を吸収すること、 ‐第2作業ステップで、前記眼底色素の光学密度および
    比較値を測定するための特定領域が決められること、 ‐第3作業ステップで、それぞれの眼底箇所における光
    学密度を、前記眼底箇所での反射画像強度IR(λ)
    比較用反射画像強度IR(λ)comparisonとの比に対す
    る負の対数値から算出し、2次元画像として表示するこ
    と、 を特徴とする、特に上記請求項の少なくとも1項に記載
    された装置の作動のもとで、眼底色素、それも特に黄斑
    部色素キサントフィルの2次元分布状態を測定するため
    の方法。
  4. 【請求項4】‐第1作業ステップで、狭帯幅光線の照射
    により網膜の2次元画像が記録および加工され、前記ス
    ペクトル領域で眼底色素キサントフィルが光を吸収する
    こと、 ‐第2作業ステップで、眼底色素キサントフィルの光学
    密度および比較値を測定するための特定領域が決められ
    ること、 ‐第3作業ステップで、黄斑領域の眼底色素キサントフ
    ィルの光学密度を、前記眼底黄斑領域での反射画像強度
    R(λ)と比較用反射画像強度IR(λ)co mparison
    との比に対する負の対数値から算出し、2次元画像とし
    て表示すること、 を特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】‐前記眼底色素の吸収領域外の比較強度
    が、唯一つの眼底箇所から選択されること、または ‐比較強度の値が、瞳孔の約2倍の直径と少なくとも1
    画素の幅を持つリングについての平均強度として設定さ
    れていること、または ‐前記眼底色素の光学密度が測定されるそれぞれの眼底
    箇所に対する比較強度の値が、眼底照明を考慮したシミ
    ュレーションから算定されること、 を特徴とする、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】‐眼底色素キサントフィルの黄斑吸収領域
    外における比較強度の値が、窩からほぼ瞳孔直径分離れ
    た唯一つの眼底箇所から選択されていること、または ‐比較強度の値が、瞳孔の約2倍の直径と少なくとも1
    画素の幅を持つ黄斑周辺のリングについての平均強度と
    して設定されていること、または ‐眼底色素キサントフィルの光学密度が測定されるそれ
    ぞれの眼底箇所に対する比較強度の値が、眼底照明を考
    慮したシミュレーションから算定されること、 を特徴とする、請求項4または5に記載の方法。
  7. 【請求項7】無定形特定領域の基準箇所が、照明関数の
    計算に使用されることを特徴とする、請求項5または6
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】スペクトル障害および/または一般的雑音
    によって狂わされることのない測定値を得るために閾値
    が定められることを特徴とする、請求項3〜6の1項に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】光学密度のほか、吸収特性の評価パラメー
    タとしての面積、体積および最大値が測定されることを
    特徴とする、請求項3〜8の1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】‐光学密度の分布が2次元擬似カラー表
    示の形式で求められ、描出されること、および ‐吸収特性評価パラメータとして求められた面積、体積
    および最大値も同時に表示されることを特徴とする、請
    求項3〜9の1項に記載の方法。
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