JP2003009336A - ハーネス端子の嵌込工具 - Google Patents

ハーネス端子の嵌込工具

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JP2003009336A
JP2003009336A JP2001185336A JP2001185336A JP2003009336A JP 2003009336 A JP2003009336 A JP 2003009336A JP 2001185336 A JP2001185336 A JP 2001185336A JP 2001185336 A JP2001185336 A JP 2001185336A JP 2003009336 A JP2003009336 A JP 2003009336A
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terminal
female
harness terminal
male
harness
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Application number
JP2001185336A
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English (en)
Inventor
Makoto Kawahara
誠 河原
Yoshio Egawa
好雄 江川
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の指先への負担を無くしたハーネス端
子の嵌込工具を提供すること。 【解決手段】 ハーネス端子の嵌込工具1Aでは、一方
の本体2Lの先端部分4Lにある溝6と、他方の本体2
Rの先端部分4Rにある溝7及び受台8とが、一対の本
体2R,2Lの動きに拘束されることにより、一方の本
体2Lの先端部分4Lにある溝6に着脱自在に保持され
たハーネス端子のオス型を、他方の本体2Rの先端部分
4Rにある溝7及び受台8に着脱自在に保持されたハー
ネス端子のメス型に嵌め込むことができるので、ハーネ
ス端子のオス型が取り付けられた他方の配線とハーネス
端子のメス型が取り付けられた一方の配線とを接続する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電気製品など
のワイヤリングハーネスの配線器具として使用されるハ
ーネス端子を接続するためのハーネス端子の嵌込工具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種電気製品などのワイヤリング
ハーネスの配線器具として使用されるハーネス端子の接
続作業は、大量生産が行われる場合は、専用の嵌込治具
により自動化されているが、製品の試作時や多種少量の
生産が行われる場合は、作業者の手作業に委ねられてい
た。例えば、図15に示すように、一方の配線101に
取り付けられた「きぼし形」のメス端子102と他方の
配線103に取り付けられた「きぼし形」のオス端子1
04を指先で挟みもち、「きぼし形」のメス端子102
に「きぼし形」のオス端子104を嵌め込むにより、一
方の配線101と他方の配線103を接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「きぼ
し形」のメス端子102に「きぼし形」のオス端子10
4を嵌め込む際には、ある程度の力を必要とすることか
ら、作業者の指先への負担が大きいという問題点があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、作業者の指先への負担
を無くしたハーネス端子の嵌込工具を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に成された請求項1に係る発明は、ハーネス端子のオス
型とハーネス端子のメス型を接続するハーネス端子の嵌
込工具であって、回動可能に交会された一対の本体と、
前記本体の一方の先端部分で前記ハーネス端子のオス型
を着脱自在に保持するオス側支持部と、前記本体の他方
の先端部分で前記ハーネス端子のメス型を着脱自在に保
持するメス側支持部と、を備えたこと、を特徴としてい
る。
【0006】このような特徴を有する本発明のハーネス
端子の嵌込工具においては、本体の一方の先端部分にあ
るオス側支持部にハーネス端子のオス型を着けるととも
に、本体の他方の先端部分にあるメス側支持部にハーネ
ス端子のメス型を着けて、回動可能に交会された一対の
本体を内側に回すことにより、本体の一方の先端部分に
あるオス側支持部と本体の他方の先端部分にあるメス側
支持部とを近づけていき、ハーネス端子のオス型をハー
ネス端子のメス型に嵌め込む。その後は、本体の一方の
先端部分にあるオス側支持部からハーネス端子のオス型
を外すともに、本体の他方の先端部分にあるメス側支持
部からハーネス端子のメス型を外す。これにより、ハー
ネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接続してい
る。
【0007】すなわち、本発明のハーネス端子の嵌込工
具では、本体の一方の先端部分にあるオス側支持部と本
体の他方の先端部分にあるメス側支持部とが一対の本体
の動きに拘束されることにより、オス側支持部に着脱自
在に保持されたハーネス端子のオス型をメス側支持部に
着脱自在に保持されたハーネス端子のメス型に嵌め込む
ことができるので、作業者の指先に負担をかけることな
く、ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接
続することができる。
【0008】また、本発明のハーネス端子の嵌込工具で
は、作業者の指先に負担をかけることなく、ハーネス端
子のオス型とハーネス端子のメス型を接続することがで
きるので、大量の接続作業が行われることになって、作
業者が疲労することになっても、各接続時間に要する時
間が安定するとともに、ハーネス端子の嵌め込み深さに
バラツキが生じることがなく、接続不良が生じることも
殆どない。
【0009】また、請求項2に係る発明は、ハーネス端
子のオス型とハーネス端子のメス型を接続するハーネス
端子の嵌込工具であって、遊びのある状態で回動可能に
交会された一対の本体と、前記本体の一方の先端部分で
前記ハーネス端子のオス型を着脱自在に保持するオス側
支持部と、前記本体の他方の先端部分で前記ハーネス端
子のメス型を着脱自在に保持するメス側支持部と、前記
本体の一方に設けられた一方側突起部と、前記本体の他
方に設けられた他方側突起部と、案内溝を設けた案内部
材と、を備え、前記一方側突起部及び前記他方側突起部
が前記案内部材の案内溝を摺動することにより、前記ハ
ーネス端子のオス型及び前記ハーネス端子のメス型が保
持方向を維持されつつ相対的に同一直線上を移動するこ
と、を特徴としている。
【0010】このような特徴を有する本発明のハーネス
端子の嵌込工具においては、本体の一方の先端部分にあ
るオス側支持部にハーネス端子のオス型を着けるととも
に、本体の他方の先端部分にあるメス側支持部にハーネ
ス端子のメス型を着けて、回動可能に交会された一対の
本体を内側に回すことにより、本体の一方の先端部分に
あるオス側支持部と本体の他方の先端部分にあるメス側
支持部とを近づけていき、ハーネス端子のオス型をハー
ネス端子のメス型に嵌め込む。その後は、本体の一方の
先端部分にあるオス側支持部からハーネス端子のオス型
を外すともに、本体の他方の先端部分にあるメス側支持
部からハーネス端子のメス型を外す。これにより、ハー
ネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接続してい
る。
【0011】すなわち、本発明のハーネス端子の嵌込工
具では、本体の一方の先端部分にあるオス側支持部と本
体の他方の先端部分にあるメス側支持部とが一対の本体
の動きに拘束されることにより、オス側支持部に着脱自
在に保持されたハーネス端子のオス型をメス側支持部に
着脱自在に保持されたハーネス端子のメス型に嵌め込む
ことができるので、作業者の指先に負担をかけることな
く、ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接
続することができる。
【0012】また、本発明のハーネス端子の嵌込工具で
は、作業者の指先に負担をかけることなく、ハーネス端
子のオス型とハーネス端子のメス型を接続することがで
きるので、大量の接続作業が行われることになって、作
業者が疲労することになっても、各接続時間に要する時
間が安定するとともに、ハーネス端子の嵌め込み深さに
バラツキが生じることがなく、接続不良が生じることも
殆どない。
【0013】さらに、本発明のハーネス端子の嵌込工具
において、回動可能に交会された一対の本体を内側に回
すことにより、本体の一方の先端部分にあるオス側支持
部と本体の他方の先端部分にあるメス側支持部とを近づ
ける際には、本体の一方に設けられた一方側突起部及び
本体の他方に設けられた他方側突起部が案内部材の案内
溝を摺動することになるが、このとき、一対の本体は、
遊びのある状態で回動可能に交会されており、オス側支
持部に着脱自在に保持されたハーネス端子のオス型及び
メス側支持部に着脱自在に保持されたハーネス端子のメ
ス型が保持方向を維持されつつ相対的に同一直線上を移
動することになるので、ハーネス端子のオス型とハーネ
ス端子のメス型とを互いに真正面から嵌め込むことがで
きる。
【0014】また、請求項3に係る発明は、ハーネス端
子のオス型とハーネス端子のメス型を接続するハーネス
端子の嵌込工具であって、所定間隔をもって付勢された
一対の本体と、前記本体の一方の先端部分で前記ハーネ
ス端子のオス型を着脱自在に保持するオス側支持部と、
前記本体の他方の先端部分で前記ハーネス端子のメス型
を着脱自在に保持するメス側支持部と、を備えたこと、
を特徴としている。
【0015】このような特徴を有する本発明のハーネス
端子の嵌込工具においては、本体の一方の先端部分にあ
るオス側支持部にハーネス端子のオス型を着けるととも
に、本体の他方の先端部分にあるメス側支持部にハーネ
ス端子のメス型を着けて、所定間隔をもって付勢された
一対の本体を内側に動かすことにより、本体の一方の先
端部分にあるオス側支持部と本体の他方の先端部分にあ
るメス側支持部とを近づけていき、ハーネス端子のオス
型をハーネス端子のメス型に嵌め込む。その後は、本体
の一方の先端部分にあるオス側支持部からハーネス端子
のオス型を外すともに、本体の他方の先端部分にあるメ
ス側支持部からハーネス端子のメス型を外す。これによ
り、ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接
続している。
【0016】すなわち、本発明のハーネス端子の嵌込工
具では、本体の一方の先端部分にあるオス側支持部と本
体の他方の先端部分にあるメス側支持部とが一対の本体
の動きに拘束されることにより、オス側支持部に着脱自
在に保持されたハーネス端子のオス型をメス側支持部に
着脱自在に保持されたハーネス端子のメス型に嵌め込む
ことができるので、作業者の指先に負担をかけることな
く、ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接
続することができる。
【0017】また、本発明のハーネス端子の嵌込工具で
は、作業者の指先に負担をかけることなく、ハーネス端
子のオス型とハーネス端子のメス型を接続することがで
きるので、大量の接続作業が行われることになって、作
業者が疲労することになっても、各接続時間に要する時
間が安定するとともに、ハーネス端子の嵌め込み深さに
バラツキが生じることがなく、接続不良が生じることも
殆どない。
【0018】尚、ハーネス端子には、きぼし形、平形、
ピン形などの端子がある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。先ず、第1実施の形態のハーネ
ス端子の嵌込工具について説明する。図1に示すよう
に、第1実施の形態のハーネス端子の嵌込工具1Aは、
ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接続す
るものであり、一対の本体2R,2Lと、一方の本体2
Lの先端部分4Lに形成された溝6(図2参照)、他方
の本体2Rの先端部分4Rに形成された溝7(図3参
照)、他方の本体2Rの先端部分4Rに延設された受台
8(図3参照)などから構成されている。
【0020】この点、一対の本体2R,2Lは、連結ピ
ン5により交会されており、一対の本体2R,2Lの後
端部分である把持部3を介して、回動させることができ
る。また、一方の本体2Lの先端部分4Lにおいては、
図4に示すように、他方の配線103を溝6に挟入させ
ることにより、他方の配線103に取り付けられた「き
ぼし形」のオス端子104を着脱自在に保持することが
できる。従って、一方の本体2Lの先端部分4Lに形成
された溝6は、「オス側支持部」に相当するものであ
る。
【0021】また、他方の本体2Rの先端部分4Rにお
いては、図4に示すように、一方の配線101に取り付
けられた「きぼし形」のメス端子102を受台8に載置
するとともに、一方の配線101を溝7に挟入させるこ
とにより、一方の配線101に取り付けられた「きぼし
形」のメス端子102を着脱自在に保持することができ
る。従って、他方の本体2Rの先端部分4Rに形成され
た溝7及び延設された受台8は、「メス側支持部」に相
当するものである。
【0022】以上より、図1〜図4に示すように、第1
実施の形態のハーネス端子の嵌込工具1Aにおいては、
先ず、一方の本体2Lの先端部分4Lにある溝6に他方
の配線103を挟入させることにより、他方の配線10
3に取り付けられた「きぼし形」のオス端子104を着
け、また、他方の本体2Rの先端部分4Rにある受台8
に一方の配線101に取り付けられた「きぼし形」のメ
ス端子102を載置するとともに、他方の本体2Rの先
端部分4Rにある溝7に一方の配線101を挟入させる
ことにより、一方の配線101に取り付けられた「きぼ
し形」のメス端子102を着ける。
【0023】次に、連結ピン5で回動可能に交会された
一対の本体2R,2Lを、把持部3を介して内側に回す
ことにより、一方の本体2Lの先端部分4Lに形成され
た溝6と、他方の本体2Rの先端部分4Rに形成された
溝7及び延設された受台8とを近づけていき、「きぼし
形」のオス端子104を「きぼし形」のメス端子102
に嵌め込む。そして、「きぼし形」のオス端子104が
取り付けられた他方の配線103を一方の本体2Lの先
端部分4Lにある溝6から外し、また、「きぼし形」の
メス端子102が取り付けられた一方の配線101を他
方の本体2Rの先端部分4Rにある溝7から外す。これ
により、「きぼし形」のオス端子104が取り付けられ
た他方の配線103と、「きぼし形」のメス端子102
が取り付けられた一方の配線101とを、接続すること
ができる。
【0024】この点、図4に示すように、他方の配線1
03に取り付けられた「きぼし形」のオス端子104を
着ける際には、「きぼし形」のオス端子104の端面を
一方の本体2Lの先端部分4Lに接面させ、また、一方
の配線101に取り付けられた「きぼし形」のメス端子
102を着ける際には、「きぼし形」のメス端子102
の絶縁スリーブ108の端面を他方の本体2Rの先端部
分4Rに接面させることにより、「きぼし形」のオス端
子104と「きぼし形」のメス端子102の位置決めを
行っており、これにより、「きぼし形」のオス端子10
4と「きぼし形」のメス端子102の嵌め込み深さが一
定となるので、接続品質が安定する。
【0025】すなわち、第1実施の形態のハーネス端子
の嵌込工具1Aでは、一方の本体2Lの先端部分4Lに
ある溝6と、他方の本体2Rの先端部分4Rにある溝7
及び受台8とが、一対の本体2R,2Lの動きに拘束さ
れることにより、一方の本体2Lの先端部分4Lにある
溝6に着脱自在に保持された「きぼし形」のオス端子1
04を、他方の本体2Rの先端部分4Rにある溝7及び
受台8に着脱自在に保持された「きぼし形」のメス端子
102に嵌め込むことができるので、作業者の指先に負
担をかけることなく、「きぼし形」のオス端子104が
取り付けられた他方の配線103と、「きぼし形」のメ
ス端子102が取り付けられた一方の配線101とを、
接続することができる。
【0026】また、第1実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具1Aでは、作業者の指先に負担をかけることな
く、「きぼし形」のオス端子104が取り付けられた他
方の配線103と、「きぼし形」のメス端子102が取
り付けられた一方の配線101とを、接続することがで
きるので、大量の接続作業が行われることになって、作
業者が疲労することになっても、各接続時間に要する時
間が安定するとともに、ハーネス端子の嵌め込み深さに
バラツキが生じることがなく、接続不良が生じることも
殆どない。
【0027】次に、第2実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具について説明する。図6に示すように、第2実施
の形態のハーネス端子の嵌込工具1Bは、 ハーネス端
子のオス型とハーネス端子のメス型を接続するものであ
り、一対の本体12と、本体12の一方の先端部分に付
設されたオス側支持部16,本体12の他方の先端部分
に付設されたメス側支持部13などから構成されてい
る。
【0028】この点、一対の本体12は、市販のプライ
ヤーであって、回動可能に交会されたものである。ま
た、オス側支持部16においては、溝17が形成されて
おり、図5に示すように、配線106を溝17に挟入さ
せることにより、配線106に取り付けられた「平形」
のオス端子107を着脱自在に保持することができる。
また、メス側支持部13においては、受台14が延設さ
れており、図5に示すように、「平形」のメス端子10
5を受台14に載置し、さらに、受台14の突起15に
「平形」のメス端子105の穴を係入させることによ
り、「平形」のメス端子105を着脱自在に保持するこ
とができる。尚、受台14は、「平形」のメス端子10
5の形状が合うようにするため、段差などが設けられて
いる。
【0029】以上より、第2実施の形態のハーネス端子
の嵌込工具1Bにおいては、先ず、本体12の一方の先
端部分にあるオス側支持部16の溝17に配線106を
挟入させることにより、配線106に取り付けられた
「平形」のオス端子107を着け、また、本体12の他
方の先端部分にあるメス側支持部13の受台14に「平
形」のメス端子105を載置するとともに、かかる受台
14の突起15に「平形」のメス端子105の穴を係入
させることにより、「平形」のメス端子105を着け
る。
【0030】次に、回動可能に交会された一対の本体1
2を内側に回すことにより、本体12の一方の先端部分
にあるオス側支持部16と本体12の他方の先端部分に
あるメス側支持部13とを近づけていき、「平形」のオ
ス端子107を「平形」のメス端子105に嵌め込む。
そして、「平形」のオス端子107が取り付けられた配
線106を本体12の一方の先端部分にあるオス側支持
部16の溝17から外し、また、本体12の他方の先端
部分にあるメス側支持部13の受台14から「平形」の
メス端子105を外す。これにより、「平形」のオス端
子107が取り付けられた配線106と「平形」のメス
端子105とを接続することができる。
【0031】この点、図5に示すように、配線106に
取り付けられた「平形」のオス端子107を着ける際に
は、「平形」のオス端子107の端面を本体12の一方
の先端部分にあるオス側支持部16に接面させ、また、
「平形」のメス端子105を着ける際には、 本体12
の他方の先端部分にあるメス側支持部13の 受台14
の突起15に「平形」のメス端子105の穴を係入させ
ることにより、「平形」のオス端子107と「平形」の
メス端子105の位置決めを行っており、これにより、
「平形」のオス端子107と「平形」のメス端子105
の嵌め込み深さが一定となるので、接続品質が安定す
る。
【0032】すなわち、第2実施の形態のハーネス端子
の嵌込工具1Bでは、本体12の一方の先端部分にある
オス側支持部16と本体12の他方の先端部分にあるメ
ス側支持部13とが一対の本体12の動きに拘束される
ことにより、オス側支持部16に着脱自在に保持された
「平形」のオス端子107を、メス側支持部13に着脱
自在に保持された「平形」のメス端子105に嵌め込む
ことができるので、作業者の指先に負担をかけることな
く、「平形」のオス端子107が取り付けられた配線1
06と「平形」のメス端子105とを接続することがで
きる。
【0033】また、第2実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具1Bでは、作業者の指先に負担をかけることな
く、「平形」のオス端子107が取り付けられた配線1
06と「平形」のメス端子105とを接続することがで
きるので、大量の接続作業が行われることになって、作
業者が疲労することになっても、各接続時間に要する時
間が安定するとともに、ハーネス端子の嵌め込み深さに
バラツキが生じることがなく、接続不良が生じることも
殆どない。
【0034】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、第2実施の形態のハーネス端子の
嵌込工具1Bにおいては、一対の本体12が市販のプラ
イヤーであったが、市販のペンチなどであってもよい。
【0035】次に、第3実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具について説明する。図7に示すように、第3実施
の形態のハーネス端子の嵌込工具1Cは、ハーネス端子
のオス型とハーネス端子のメス型を接続するものであ
り、一対の本体22R,22Lと、一方の本体22Rの
先端部分24Rに設けられたオス側支持部27、他方の
本体22Lの先端部分24Lに設けられたメス側支持部
26などから構成されている。
【0036】この点、一対の本体22R,22Lは、連
結ピン25により交会されており、一対の本体22R,
22Lの後端部分である把持部23を介して、回動させ
ることができる。このとき、連結ピン25は、市販のペ
ンチなどと同様にして、移動することができるので、一
対の本体22R,22Lは、遊びのある状態で回動可能
に交会されている。
【0037】また、オス側支持部27は、後述する図1
1のオス側支持部73と同様な形状を有するとともに、
溝52が形成されるとともに受台54が延設されてお
り、ハーネス端子のオス型に取り付けられた配線を溝5
2に挟入させることにより、ハーネス端子のオス型を着
脱自在に保持することができる。また、メス側支持部2
6は、後述する図11のメス側支持部66と同様な形状
を有し、溝51が形成されるとともに受台53が延設さ
れており、ハーネス端子のメス型に取り付けられた配線
を溝51に挟入させるとともに、ハーネス端子のメス型
を受台53に載置するとにより、ハーネス端子のメス型
を着脱自在に保持することができる。
【0038】さらに、オス側支持部27及びメス側支持
部26は、案内ブロック30(「案内部材」に相当する
もの)やスライドピン28,29などを介して、一対の
本体22R,22Lの先端部分24R,24Lに取り付
けられている。この点、案内ブロック30は、図8に示
すように、一つの側面が開口された空洞の長方体であ
り、開口面の反対面と上面に溝31,33がそれぞれ形
成されるとともに、下面に案内溝32が形成されてい
る。また、図9は、案内ブロック30に装入されるスラ
イドブロック40の斜視図であり、スライドブロック4
0は、長方体の本体41を有し、本体41の上下面には
ピン穴43,44がそれぞれ形成されるとともに、本体
41の一側面には突出片42が延設されている。
【0039】そして、例えば、メス側支持部26につい
て説明すると、図10に示すようにして、スライドブロ
ック40が装入された案内ブロック30を他方の本体2
2Lの先端部分24Lに取り付けている。このとき、他
方の本体22Lの先端部分24LのピンP(「他方側突
起部」に相当するもの)は、案内ブロック30の案内溝
32を介して、スライドブロック40のピン穴44にま
で嵌入される。また、スライドピン29は、案内ブロッ
ク30の溝31やスライドブロック40のピン穴43を
介して、他方の本体22Lの先端部分24LのピンPに
まで嵌入される。さらに、案内ブロック30の溝33か
ら突出したスライドブロック40の突出片42に、メス
側支持部26の取付部55の取付穴を差し込むことによ
り、メス側支持部26は、一方の本体22Lの先端部分
24Lに取り付けられる。尚、この点については、オス
側支持部27についても同様である。従って、一方の本
体22Rの先端部分24Rに設けられるピンが、「一方
側突起部」に相当する。
【0040】以上より、第3実施の形態のハーネス端子
の嵌込工具1Cにおいては、一方の本体22Rの先端部
分24Rにあるオス側支持部27の溝52にハーネス端
子のオス型が取り付けられた配線を挟入することによ
り、ハーネス端子のオス型を着け、また、他方の本体2
2Lの先端部分24Lにあるメス側支持部26の溝51
にハーネス端子のメス型が取り付けられた配線を挟入す
るとともに、他方の本体22Lの先端部分24Lにある
メス側支持部26の受台53にハーネス端子のメス型を
載置することにより、ハーネス端子のメス型を着ける。
【0041】次に、連結ピン25で回動可能に交会され
た一対の本体22R,22Lを、把持部23を介して内
側に回すことにより、一方の本体22Rの先端部分24
Rにあるオス側支持部27と他方の本体22Lの先端部
分24Lにあるメス側支持部26とを近づけていき、ハ
ーネス端子のオス型をハーネス端子のメス型に嵌め込
む。そして、一方の本体22Rの先端部分24Rにある
オス側支持部27の溝52からハーネス端子のオス型が
取り付けられた配線を外すともに、他方の本体22Lの
先端部分24Lにあるメス側支持部26の溝53からハ
ーネス端子のメス型が取り付けられた配線を外す。これ
により、ハーネス端子のオス型が取り付けられた配線と
ハーネス端子のメス型が取り付けられた配線とを接続し
ている。
【0042】すなわち、第3実施の形態のハーネス端子
の嵌込工具1Cでは、一方の本体22Rの先端部分24
Rにあるオス側支持部27と他方の本体22Lの先端部
分24Lにあるメス側支持部26とが一対の本体22
R,22Lの動きに拘束されることにより、オス側支持
部27に着脱自在に保持されたハーネス端子のオス型
を、メス側支持部26に着脱自在に保持されたハーネス
端子のメス型に嵌め込むことができるので、作業者の指
先に負担をかけることなく、ハーネス端子のオス型が取
り付けられた配線とハーネス端子のメス型が取り付けら
れた配線とを接続することができる。
【0043】また、第3実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具1Cでは、作業者の指先に負担をかけることな
く、ハーネス端子のオス型が取り付けられた配線とハー
ネス端子のメス型が取り付けられた配線とを接続するこ
とができるので、大量の接続作業が行われることになっ
て、作業者が疲労することになっても、各接続時間に要
する時間が安定するとともに、ハーネス端子の嵌め込み
深さにバラツキが生じることがなく、接続不良が生じる
ことも殆どない。
【0044】さらに、第3実施の形態のハーネス端子の
嵌込工具1Cにおいて、連結ピン25で回動可能に交会
された一対の本体22R,22Lを、把持部23を介し
て内側に回すことにより、一方の本体22Rの先端部分
24Rにあるオス側支持部27と他方の本体22Lの先
端部分24Lにあるメス側支持部26とを近づける際に
は、図10に示すように、一対の本体22R,22Lの
先端部部分24R,24Lに設けられたピンPが案内ブ
ロック30の案内溝32を摺動することになる。
【0045】このとき、案内ブロック30は、連結ピン
25から遠ざかるように移動するが、図7に示すよう
に、一対の本体22R,22Lは、遊びのある状態で連
結ピン25で回動可能に交会されており、オス側支持部
27に着脱自在に保持されたハーネス端子のオス型及び
メス側支持部26に着脱自在に保持されたハーネス端子
のメス型が保持方向を維持されつつ相対的に同一直線
(案内ブロック30の案内溝32に平行なもの)上を移
動することになるので、ハーネス端子のオス型とハーネ
ス端子のメス型とを互いに真正面から嵌め込むことがで
きる。
【0046】また、第3実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具1Cにおいては、図10に示すように、案内ブロ
ック30、スライドピン28,29、スライドブロック
40、ピンPなどを介して、オス側支持部27が一方の
本体22Rの先端に着脱自在に設けられ、メス側支持部
26が他方の本体22Lの先端に着脱自在に設けられて
いる。従って、案内ブロック30、スライドピン28,
29、スライドブロック40、ピンPなどを介して、異
なる形状を有したハーネス端子のオス型を取り付けたり
外したりすることができるオス側支持部、又は、異なる
形状を有したハーネス端子のメス型を取り付けたり外し
たりすることができるメス側支持部と交換することがで
きるので、ハーネス端子の種類に制限されることなく、
ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接続す
ることができる。
【0047】従って、第3実施の形態のハーネス端子の
嵌込工具1Cは、ハーネス端子のオス型とハーネス端子
のメス型を接続するハーネス端子の嵌込工具であって、
遊びのある状態で回動可能に交会された一対の本体と、
前記本体の一方の先端部分で前記ハーネス端子のオス型
を着脱自在に保持するオス側支持部と、前記本体の他方
の先端部分で前記ハーネス端子のメス型を着脱自在に保
持するメス側支持部と、前記本体の一方に設けられた一
方側突起部と、前記本体の他方に設けられた他方側突起
部と、案内溝を設けた案内部材と、を備え、前記一方側
突起部及び前記他方側突起部が前記案内部材の案内溝を
摺動することにより、前記ハーネス端子のオス型及び前
記ハーネス端子のメス型が保持方向を維持されつつ相対
的に同一直線上を移動するものであり、さらに、前記オ
ス側支持部が前記本体の一方の先端に着脱自在に設けら
れたこと、又は、前記メス側支持部が前記本体の他方の
先端に着脱自在に設けられたこと、を特徴としているも
のである。
【0048】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、第3実施の形態のハーネス端子の
嵌込工具1Cにおいては、一対の本体22R,22Lの
先端部部分24R,24LにピンPを一体的に設けてい
るが、螺孔付きピンで螺設させてもよい。
【0049】また、市販のプライヤー又はペンチを一対
の本体22R,22Lとして使用すれば、第3実施の形
態のハーネス端子の嵌込工具1Cを安価な専用工具とし
て提供することができる。さらに、ここでも、図10に
示すように、案内ブロック30、スライドピン28,2
9、スライドブロック40、ピンPなどを介して、オス
側支持部27が一方の本体22Rの先端に着脱自在に設
けられ、メス側支持部26が他方の本体22Lの先端に
着脱自在に設けられるようにすれば、案内ブロック3
0、スライドピン28,29、スライドブロック40、
ピンPなどを介して、異なる形状を有したハーネス端子
のオス型を取り付けたり外したりすることができるオス
側支持部、又は、異なる形状を有したハーネス端子のメ
ス型を取り付けたり外したりすることができるメス側支
持部と交換することができるので、ハーネス端子の種類
に制限されることなく、ハーネス端子のオス型とハーネ
ス端子のメス型を接続することができる。
【0050】次に、第4実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具について説明する。図11に示すように、第4実
施の形態のハーネス端子の嵌込工具1Dは、ハーネス端
子のオス型とハーネス端子のメス型を接続するものであ
り、一対の本体62R,62Lと、一方の本体62Lの
先端部分65Lに設けられたオス側支持部73、他方の
本体62Rの先端部分65Rに設けられたメス側支持部
66などから構成されている。
【0051】この点、一対の本体62R,62Lは、ば
ねS1,S2により、所定間隔を開けて付勢されてい
る。そして、ばねS1は、一方の本体62Lの側部に設
けられた一方側筒部64L(後述する「一方側案内部
材」に相当するもの)と、他方の本体62Rの側部に設
けられ他方側筒部63R(後述する「他方側案内部材」
に相当するもの)とに内在している。、さらに、一方側
筒部64L及び他方側筒部63Rについては、他方側筒
部63Rの先端が一方側筒部64Lに嵌入した状態にあ
る。
【0052】また、オス側支持部73は、溝70が形成
されるとともに受台69が延設されており、ハーネス端
子のオス型に取り付けられた配線を溝70に挟入させる
ことにより、ハーネス端子のオス型を着脱自在に保持す
ることができる。また、メス側支持部66は、溝68が
形成されるとともに受台67が延設されており、ハーネ
ス端子のメス型に取り付けられた配線を溝68に挟入さ
せるとともに、ハーネス端子のメス型を受台67に載置
するとにより、ハーネス端子のメス型を着脱自在に保持
することができる。
【0053】さらに、オス側支持部73は、受台69の
下に設けられた取付部72の取付穴に(図14参照)、
一方の本体62Lの先端部分65Lを差し込むことによ
り、一方の本体62Lの先端に設けられている。また、
メス側支持部66は、受台67の下に設けられた取付部
71の取付穴に(図12,図13参照)、他方の本体6
2Rの先端部分65Rを差し込むことにより、他方の本
体62Rの先端に設けられている。
【0054】以上より、第4実施の形態のハーネス端子
の嵌込工具1Dにおいては、一方の本体62Lの先端部
分65Lにあるオス側支持部73の溝70にハーネス端
子のオス型が取り付けられた配線を挟入することによ
り、ハーネス端子のオス型を着け、また、他方の本体6
2Rの先端部分65Rにあるメス側支持部66の溝68
にハーネス端子のメス型が取り付けられた配線を挟入す
るとともに、他方の本体62Rの先端部分65Rにある
メス側支持部66の受台67にハーネス端子のメス型を
載置することにより、ハーネス端子のメス型を着ける。
【0055】次に、ばねS1,S2で所定間隔をもって
付勢された一対の本体62R,62Lを挟持して内側に
動かすことにより、一方の本体62Lの先端部分65L
にあるオス側支持部73と他方の本体62Rの先端部分
65Rにあるメス側支持部66とを近づけていき、ハー
ネス端子のオス型をハーネス端子のメス型に嵌め込む。
そして、一方の本体62Lの先端部分65Lにあるオス
側支持部73の溝70からハーネス端子のオス型が取り
付けられた配線を外すともに、他方の本体62Rの先端
部分65Rにあるメス側支持部66の溝68からハーネ
ス端子のメス型が取り付けられた配線を外す。これによ
り、ハーネス端子のオス型が取り付けられた配線とハー
ネス端子のメス型が取り付けられた配線とを接続してい
る。
【0056】すなわち、第4実施の形態のハーネス端子
の嵌込工具1Dでは、一方の本体62Lの先端部分65
Lにあるオス側支持部73と他方の本体62Rの先端部
分65Rにあるメス側支持部66とが一対の本体62
R,62Lの動きに拘束されることにより、オス側支持
部73に着脱自在に保持されたハーネス端子のオス型
を、メス側支持部66に着脱自在に保持されたハーネス
端子のメス型に嵌め込むことができるので、作業者の指
先に負担をかけることなく、ハーネス端子のオス型が取
り付けられた配線とハーネス端子のメス型が取り付けら
れた配線とを接続することができる。
【0057】また、第4実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具1Dでは、作業者の指先に負担をかけることな
く、ハーネス端子のオス型が取り付けられた配線とハー
ネス端子のメス型が取り付けられた配線とを接続するこ
とができるので、大量の接続作業が行われることになっ
て、作業者が疲労することになっても、各接続時間に要
する時間が安定するとともに、ハーネス端子の嵌め込み
深さにバラツキが生じることがなく、接続不良が生じる
ことも殆どない。
【0058】また、第4実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具1Dにおいて、ばねS1,S2で所定間隔をもっ
て付勢された一対の本体62R,62Lを挟持して内側
に動かすことにより、一方の本体62Lの先端部分65
Lにあるオス側支持部73と他方の本体62Rの先端部
分65Rにあるメス側支持部66とを近づける際には、
一方の本体62Lに設けられた一方側筒部64L及び他
方の本体62Rに設けられた他方側筒部63Rが互いに
摺動することになり、オス側支持部73に着脱自在に保
持されたハーネス端子のオス型及びメス側支持部66に
着脱自在に保持されたハーネス端子のメス型が保持方向
を維持されつつ相対的に同一直線(一方側筒部64L及
び他方側筒部63Rに平行なもの)上を移動することに
なるので、ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス
型とを互いに真正面から嵌め込むことができる。
【0059】また、第4実施の形態のハーネス端子の嵌
込工具1Dにおいては、図11〜図14に示すように、
先端部分65R,65L、取付部71,72などを介し
て、オス側支持部73が一方の本体62Lの先端に着脱
自在に設けられ、メス側支持部66が他方の本体62R
の先端に着脱自在に設けられている。従って、先端部分
65R,65L、取付部71,72などを介して、異な
る形状を有したハーネス端子のオス型を取り付けたり外
したりすることができるオス側支持部、又は、異なる形
状を有したハーネス端子のメス型を取り付けたり外した
りすることができるメス側支持部と交換することができ
るので、ハーネス端子の種類に制限されることなく、ハ
ーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接続する
ことができる。
【0060】従って、第4実施の形態のハーネス端子の
嵌込工具1Dは、ハーネス端子のオス型とハーネス端子
のメス型を接続するハーネス端子の嵌込工具であって、
所定間隔をもって付勢された一対の本体と、前記本体の
一方の先端部分で前記ハーネス端子のオス型を着脱自在
に保持するオス側支持部と、前記本体の他方の先端部分
で前記ハーネス端子のメス型を着脱自在に保持するメス
側支持部と、を備えたものであって、本体の一方に設け
られた一方側案内部材と、前記本体の他方に設けられた
他方側案内部材と、を備え、前記一方側案内部材及び他
方側案内部材が互いに摺動することにより、前記ハーネ
ス端子のオス型及び前記ハーネス端子のメス型が保持方
向を維持されつつ相対的に同一直線上を移動すること、
を特徴としているものである。さらに、第4実施の形態
のハーネス端子の嵌込工具1Dは、前記オス側支持部が
前記本体の一方の先端に着脱自在に設けられたこと、又
は、前記メス側支持部が前記本体の他方の先端に着脱自
在に設けられたこと、を特徴としているものである。
【0061】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、第3実施の形態のハーネス端子の
嵌込工具1Cにおける案内ブロック30、スライドピン
28,29、スライドブロック40、ピンPなど(図1
0参照)を、第4実施の形態のハーネス端子の嵌込工具
1Dに設けることにより、オス側支持部73に着脱自在
に保持されたハーネス端子のオス型及びメス側支持部6
6に着脱自在に保持されたハーネス端子のメス型を保持
方向が維持されつつ相対的に同一直線上で移動させても
よい。
【0062】
【発明の効果】本発明のハーネス端子の嵌込工具では、
本体の一方の先端部分にあるオス側支持部と本体の他方
の先端部分にあるメス側支持部とが一対の本体の動きに
拘束されることにより、オス側支持部に着脱自在に保持
されたハーネス端子のオス型をメス側支持部に着脱自在
に保持されたハーネス端子のメス型に嵌め込むことがで
きるので、作業者の指先に負担をかけることなく、ハー
ネス端子のオス型とハーネス端子のメス型を接続するこ
とができる。
【0063】また、本発明のハーネス端子の嵌込工具で
は、作業者の指先に負担をかけることなく、ハーネス端
子のオス型とハーネス端子のメス型を接続することがで
きるので、大量の接続作業が行われることになって、作
業者が疲労することになっても、各接続時間に要する時
間が安定するとともに、ハーネス端子の嵌め込み深さに
バラツキが生じることがなく、接続不良が生じることも
殆どない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の正
面図である。
【図2】第1実施の形態のハーネス端子の嵌込工具のオ
ス側支持部の側面図である。
【図3】第1実施の形態のハーネス端子の嵌込工具のメ
ス側支持部の側面図である。
【図4】第1実施の形態のハーネス端子の嵌込工具にお
いて、ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型と
が保持された状態を示す図である。
【図5】第2実施の形態のハーネス端子の嵌込工具にお
いて、ハーネス端子のオス型とハーネス端子のメス型と
が保持された状態を示す図である。
【図6】第2実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の正
面図である。
【図7】第3実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の斜
視図である。
【図8】第3実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の案
内ブロックの斜視図である。
【図9】第3実施の形態のハーネス端子の嵌込工具のス
ライドブロックの斜視図である。
【図10】第3実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の
スライド機構を示した図である。
【図11】第4実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の
正面図である。
【図12】第4実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の
メス側支持部の側面図である。
【図13】第4実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の
メス側支持部の斜視図である。
【図14】第4実施の形態のハーネス端子の嵌込工具の
オス側支持部の側面図である。
【図15】従来技術において、ハーネス端子のオス型と
ハーネス端子のメス型を接続する方法を示す図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D ハーネス端子の嵌込工具 2R,22L,62R 他方の本体 2L,22R,62L 一方の本体 4R,24L,65R 他方の本体の先端部分 4L,24R,65L 一方の本体の先端部分 12 一対の本体 13,26,66 メス側支持部 16,27,73 オス側支持部 30 案内ブロック 32 案内溝 63R 他方側筒部 64L 一方側筒部 102 「きぼし形」のメス端子 104 「きぼし形」のオス端子 105 「平形」のメス端子 107 「平形」のオス端子 P ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C031 EE61 5E063 KA06 KA10 XA20 5G355 AA03 BA01 BA11 CA09 5G375 AA02 CA02 CA19 CC07 DA36 DB16 EA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハーネス端子のオス型とハーネス端子の
    メス型を接続するハーネス端子の嵌込工具であって、 回動可能に交会された一対の本体と、 前記本体の一方の先端部分で前記ハーネス端子のオス型
    を着脱自在に保持するオス側支持部と、 前記本体の他方の先端部分で前記ハーネス端子のメス型
    を着脱自在に保持するメス側支持部と、を備えたこと、
    を特徴とするハーネス端子の嵌込工具。
  2. 【請求項2】 ハーネス端子のオス型とハーネス端子の
    メス型を接続するハーネス端子の嵌込工具であって、 遊びのある状態で回動可能に交会された一対の本体と、 前記本体の一方の先端部分で前記ハーネス端子のオス型
    を着脱自在に保持するオス側支持部と、 前記本体の他方の先端部分で前記ハーネス端子のメス型
    を着脱自在に保持するメス側支持部と、 前記本体の一方に設けられた一方側突起部と、 前記本体の他方に設けられた他方側突起部と、 案内溝を設けた案内部材と、を備え、 前記一方側突起部及び前記他方側突起部が前記案内部材
    の案内溝を摺動することにより、前記ハーネス端子のオ
    ス型及び前記ハーネス端子のメス型が保持方向を維持さ
    れつつ相対的に同一直線上を移動すること、を特徴とす
    るハーネス端子の嵌込工具。
  3. 【請求項3】 ハーネス端子のオス型とハーネス端子の
    メス型を接続するハーネス端子の嵌込工具であって、 所定間隔をもって付勢された一対の本体と、 前記本体の一方の先端部分で前記ハーネス端子のオス型
    を着脱自在に保持するオス側支持部と、 前記本体の他方の先端部分で前記ハーネス端子のメス型
    を着脱自在に保持するメス側支持部と、を備えたこと、
    を特徴とするハーネス端子の嵌込工具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008595A (ja) * 2006-12-14 2012-01-12 Dsm Ip Assets Bv D1364bt光ファイバの二次被覆
CN103050866A (zh) * 2011-10-11 2013-04-17 株式会社理光 卸下连接器用工具

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