JP2003009060A - 半導体メモリカードの再生装置 - Google Patents

半導体メモリカードの再生装置

Info

Publication number
JP2003009060A
JP2003009060A JP2002145068A JP2002145068A JP2003009060A JP 2003009060 A JP2003009060 A JP 2003009060A JP 2002145068 A JP2002145068 A JP 2002145068A JP 2002145068 A JP2002145068 A JP 2002145068A JP 2003009060 A JP2003009060 A JP 2003009060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
character code
byte character
byte
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002145068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4536313B2 (ja
JP2003009060A5 (ja
Inventor
Kenji Tagawa
健二 田川
Teruto Hirota
照人 廣田
Tomokazu Ishikawa
智一 石川
Shinji Inoue
信治 井上
Hideki Matsushima
秀樹 松島
Masayuki Kozuka
雅之 小塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002145068A priority Critical patent/JP4536313B2/ja
Publication of JP2003009060A publication Critical patent/JP2003009060A/ja
Publication of JP2003009060A5 publication Critical patent/JP2003009060A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4536313B2 publication Critical patent/JP4536313B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ひらがな及び漢字を表示する再生装置でも、
半角カタカナ英数字のみ表示する再生装置でも、文字情
報を適切に表示させる半導体メモリカードについての再
生装置を提供する。 【解決手段】半導体メモリカードから音声情報とそれに
同期して再生されるテキスト情報とを読み出して再生す
る再生装置であり、音声情報とそれに同期して再生され
るテキスト情報が、(1)テキスト情報が1バイト文字
コード列のみからなる格納タイプ、(2)テキスト情報
が2バイト文字コード列のみからなる格納タイプ、
(3)テキスト情報が1バイト文字コード列および2バ
イト文字コード列からなる格納タイプのいずれであるか
に応じて、テキスト情報の前記1バイト文字コード列ま
たは前記2バイト文字コード列を前記識別情報とともに
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、音声や映像を表す
ディジタルデータを記録する半導体メモリカードの再生
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ディジタルデータを記録する書換え可能
な記録媒体としては、従来よりMD(Mini Disc)が広く
普及している。また、音楽CDに記録された10数曲分
の音声情報をMDに記録する携帯型のMD記録再生装置
も広く普及している。代表的なMDは約140MBの記
録容量を有し、圧縮されたディジタル音声データを記録
することにより、74分程度の音楽を記録することがで
きる。さらに、MDは、音声情報とともに、曲名、ディ
スク名等を表す情報を最大1700文字程度記録するこ
とができる。文字情報は、半角カタカナ、英文字、数
字、記号を組み合わせて記録される場合が多い。また、
最近ではひらがな、漢字に対応するMD記録再生装置も
市販されている。(コンピュータにおけるカタカナ表記
は、半角カタカナと全角カタカナとがある。半角カタカ
ナは、1バイト文字コードで表され、全角カタカナの1
/2の横幅で表示される。全角カタカナは2バイト文字
コードで表される。) 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、曲名等のひらがな、漢字を記録した記録媒
体を、カタカナ、英文字、数字、記号のみを表示可能な
(漢字フォントを持たない)他の再生装置に装着した場
合には、曲名等を正しく表示することができないという
問題があった。 【0004】本発明は、ひらがな及び漢字を表示する再
生装置でも、半角カタカナ英数字のみ表示する再生装置
でも、文字情報を適切に表示させる半導体メモリカード
についての再生装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の再生装置は、読み出し手段、再生手段、表示手
段、表示タイプ情報保持手段、格納タイプ判別手段、識
別情報保持手段、制御手段を備え、前記読み出し手段
は、前記半導体メモリカードから、再生する前記音声情
報と前記テキスト情報とを読み出し、前記再生手段は、
読み出された前記音声情報を再生し、前記表示手段は、
読み出された前記1バイト文字コード列または前記2バ
イト文字コード列を表示し、前記表示タイプ情報保持手
段は、前記再生手段自身が少なくとも(a)〜(c)の
3タイプのいずれかとする表示タイプ情報を保持し、
(a)1バイト文字コード列のみを表示可能、(b)2
バイト文字コード列のみを表示可能、(c)1バイト文
字コード列および2バイト文字コード列を表示可能、前
記格納タイプ判別手段は、読み出される前記テキスト情
報の内容に応じて、(1)テキスト情報が1バイト文字
コード列のみからなる、(2)テキスト情報が2バイト
文字コード列のみからなる、(3)テキスト情報が1バ
イト文字コード列および2バイト文字コード列からな
る、3つの格納タイプいずれかの格納タイプであるかを
判別し、前記識別情報保持手段は、前記テキスト情報の
項目の種類ごとの識別情報を保持し、前記制御手段は、
前記表示タイプ情報および判別された前記格納タイプに
応じて、前記テキスト情報の前記1バイト文字コード列
または前記2バイト文字コード列を前記識別情報ととも
に前記表示手段に表示させることを特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】<本発明の概要>図1は、本発明
の半導体メモリカード(以下メディアカードと呼
ぶ。)、記録装置及び再生装置の概要を示す説明図であ
る。同図において、メディアカード1は、記録再生装置
2、再生装置3〜5、記録再生装置6等に着脱自在であ
り、複数の音声情報及び複数の文字情報を記録する。こ
こで音声情報は、例えば音楽の一曲、小説の一節、英会
話の一レッスンなどに相当する。文字情報は、音声情報
に対応し、音声情報の名称を含む属性を表す1バイト文
字コード列からなる第1データと、第1データと同様の
属性を表す表す2バイト文字コード列からなる第2デー
タとを含む。第1データは1バイト文字コード列、つま
り半角英数字や半角カナなどによる文字列を表し、第2
データは2バイト文字コード列、つまり全角かな、漢
字、他の言語などによる文字列を表す。これにより1バ
イト文字コード表示しかできない再生装置でも2バイト
文字コード表示可能な再生装置でも文字情報を表示する
ことができる。 【0007】記録再生装置2は、パーソナルコンピュー
タであって、メディアカード1を装着するスロットを有
し、装着されたメディアカード1に対する記録再生装置
として用いられる。例えば、記録再生装置2は、音楽プ
ロバイダ7から電話回線やインターネットなどを介して
配信される音声情報及び文字情報を入手し、あるいは音
楽CDに基づいて音声情報を作成しユーザ操作により文
字情報を作成し、スロットに装着されたメディアカード
1に音声情報及び文字情報を書き込み、また、メディア
カード1から音声情報及び文字情報を読み出して再生や
編集を行なう。 【0008】再生装置3はメディアカード1を装着する
スロットを有する携帯型の再生装置、再生装置4は同じ
く卓上型、再生装置5は同じく車載型の再生装置であ
り、スロットに装着されたメディアカード1から音声情
報を読み出して再生し、文字情報を読み出して表示す
る。再生装置3〜5は何れも、1バイト文字コードのフ
ォントROMを内蔵する場合には文字情報のうち第1デ
ータを読み出して表示し、2バイト文字コードをフォン
トを内蔵する場合には第2データを読み出して表示す
る。 【0009】記録再生装置6は、再生装置3の機能に加
えて音声情報及び文字情報の記録も行なう携帯型の記録
再生装置である。音楽プロバイダ7は、インターネット
又は電話回線を介して音声情報及び文字情報を配信す
る。 <半導体メモリカード>図2は、メディアカード1の外
観を示す図である。同図のようにメディアカード1は、
長さ32mm、幅24mm、厚さ2.1mm程度の大き
さであり、フラッシュメモリなどの不揮発性半導体メモ
リ素子を内蔵し、装着時に再生装置又は記録装置と電気
的に接続する端子群を備える。 【0010】以下、メディアカード1を、図4に示すよ
うに物理層、ファイルシステム層、応用層の3層に分け
て順に説明する。 <物理層>図3は、メディアカード1の構成を示すブロ
ック図である。同図のようにメディアカード1は、コン
トロールIC302、フラッシュメモリ303、ROM
304を内蔵する。 【0011】コントロールIC302は、記録装置又は
再生装置から端子群を通して入力される書き込みコマン
ドや読み出しコマンドに従って、フラッシュメモリ30
3へ音声情報や文字情報の書き込みや読み出し、ROM
304からの読み出しなどを行う。その際、コマンドに
よって暗号化を指定された場合には、コントロールIC
302は、書き込み時に音声情報の暗号化、読み出し時
に暗号化された音声情報の復号も行う。このようにメデ
ィアカード1は、著作権保護が必要なデータを暗号化し
て格納することで、データの不正コピーなどを防止する
こともできる。 【0012】フラッシュメモリ303は、セクタ構造を
有し、各セクタは512バイトのディジタルデータを格
納する。例えば64MBタイプのメディアカードの場
合、メモリ容量は67188854(=64*1024*1024)バイトであ
り、セクタ数は131072(=67188854/512)となる。ただ
し、欠陥セクタの発生を見込んで予め一定数の代替セク
タを確保しておく場合には、例えば、代替セクタを除い
た有効メモリ容量を65,536,000バイトであるとすると、
有効セクタ数は、128,000になる。 【0013】ROM304は、メディアカード1に固有
の読み出し専用データを格納する。 <物理層の記録領域>図5は、メディアカード1の記録
領域の構成を示す図である。同図に示すように、メディ
アカード1の記録領域は、特殊領域、認証領域、ユーザ
領域の3つに分けられる。この内、特殊領域はROM3
04内の領域であり、認証領域及びユーザ領域はフラッ
シュメモリ303内の領域である。また、特殊領域と認
証領域とは著作権保護の為に用いられる。 【0014】特殊領域はメディアカード1毎に固有の値
をもつメディアIDやメーカ名等が格納される読み出し
専用の領域である。認証領域は、本メディアカード1が
装着された記録装置又は再生装置との間で相互認証に成
功した場合にのみ読み書き可能な領域であり、音声情報
の暗号化・復号化に必要な鍵が格納される。この鍵は、
メディアIDや乱数などから生成される。 【0015】ユーザ領域は、相互認証の成否と無関係に
読み書き可能な領域であり、音声情報及び文字情報が格
納される。著作権保護が必要なデータは、鍵を用いて暗
号化された後ユーザ領域に格納される。 <ファイルシステム層>メディアカード1のファイルシ
ステムはFAT(File Allocation Table)ファイルシ
ステム(ISO/IEC 9293)を用い、ファイルシステムのタ
イプとして、FAT12とFAT16の何れでもよい。FA
Tファイルシステムとしてフォーマットされるのは、メ
ディアカードの認証領域とユーザ領域である。 【0016】図5における認証領域とユーザ領域のそれ
ぞれに示すように、ファイルシステムは、パーティショ
ンブートセクタと、ファイルアロケーションテーブル
と、ルートディレクトリエントリと、データ領域とから
構成される。認証領域とユーザ領域は共に同じ構成とな
っている。パーティションブートセクタは、システムの
起動時に読み込まれるセクタである。 【0017】ファイルアロケーションテーブルは、12ビ
ットFATのFAT12ファイルシステムと16ビットFA
TのFAT16ファイルシステムの2種類を何れでもよ
く、FAT構造はISO/IEC 9293に準拠する。ルートディ
レクトリエントリは、ルートディレクトリにどのような
ファイルが存在するかを示す情報である。例えば、ルー
トディレクトリエントリーは、ルートディレクトリに存
在するファイルのファイル名と、ファイル属性と、ファ
イルの更新時刻及び年月日と、ファイルの先頭部が格納
されているファイル最初のクラスタ番号とを含む。 【0018】データ領域は、各種ファイルが記録され
る。ユーザ領域内のデータ領域には音声情報のファイル
が、認証領域内のデータ領域には音声情報が暗号化され
ている場合に鍵のファイルが記録される。 <応用層>応用層は、図4に示したようにプレゼンテー
ションデータとナビゲーションデータとに分けられる。 【0019】プレゼンテーションデータは、複数の音声
情報すなわちオーディオオブジェクト(以下AOBと略
す。)群からなる。ここでAOBは、音声ディジタルデ
ータの圧縮音声データであり、例えばMPEG2-AAC [ Low
Complexity Profile]である。MPEG2-AAC に関しては、I
SO/IEC 13818-7:1997(E) Information technology -Gen
eric coding of moving pictures and associated audi
o information - Part7 Advanced Audio Coding (AAC)
に詳しいのでここでは説明を省略する。本実施形態で
は、1つのAOBは、再生管理の便宜上、再生時間が固
定時間(約8.5分)に相当するものとする。1つの音
声情報は、再生時間の長さに応じて1つのAOBからな
る場合と、複数のAOBからなる場合とがある。AOB
群は、例えば図6(A)に示すように、ユーザ領域内
に、ルートディレクトリの下のSD_AUDIOという
ディレクトリ内に、例えばAOB001.SA1〜AO
B008.SA1というファイル名で格納される。この
例では8個のAOBを記録しているが、これに限られる
ものではなく、最大999個のAOBを記録可能であ
る。また、AOBが暗号化されている場合には、図6
(B)に示すように、認証領域内に鍵情報が例えばAO
BSA1.KEYというファイル名で格納される。 【0020】ナビゲーションデータ部は、プレイリスト
マネージャと呼ばれる管理データと、トラックマネージ
ャと呼ばれる管理データとからなる。プレイリストマネ
ージャは、複数の音声情報の再生順序を指定するプレイ
リストを1つ以上含む。プレイリストには、メディアカ
ード1に記録された全ての音声情報の音声情報の記録順
と同順の再生順序を示すデフォルトプレイリストと、ユ
ーザ操作により作成され任意の再生順序を示すプレイリ
ストとがある。プレイリストマネージャは、例えば図6
(A)に示すようにSD_AUDIO.PLMというフ
ァイル名でユーザ領域に格納される。 【0021】トラックマネージャは、音声情報(つまり
AOB)を管理する情報であって、例えばAOBのオー
ディオ属性情報(ビットレート、サンプリング周波数、
チャネル数)や、音声情報に関連する文字情報と(以下
これらの情報をトラック情報と呼ぶ)を含む。トラック
という用語は、1つの音声情報を指すものとする。より
具体的には、トラックマネージャは、ユーザ領域に格納
されたAOBに1対1で対応するトラック情報の集まり
である。 【0022】1つのトラックが1つのAOBからなる場
合には、そのAOBに対応するトラック情報は、トラッ
クに対応する文字情報と、AOBに関する情報を含む。
1つのトラックが複数のAOBからなる場合には、その
複数のAOBに対応する複数のトラック情報のうち、先
頭のAOBに対応するトラック情報にはトラックに対応
する文字情報と、AOBに関する情報を含み、2番目以
降のAOBに対応するトラック情報にはAOBに関する
情報を含む。トラックマネージャは、例えば図6に示す
ようにSD_AUDIO.TKMというファイル名でユ
ーザ領域に格納される。 【0023】図7は、デフォルトプレイリスト(図中の
DPLI)、トラックマネージャ(図中のTKMG)、
AOB群の関係を示した説明図である。同図においてAO
B001.SA1、AOB002.SA1、AOB003.SA1、AOB008.SA1は、そ
れぞれ1つのAOBで1つのトラック(それぞれSong
A、B、C、E)を表わしている。また、AOB004.SA1、AOB0
05.SA1、AOB006.SA1、AOB007.SA1は、4つのAOBで1
つのトラック(SongD)を表わしている。 【0024】トラックマネージャは、AOBに1対1で
対応するトラック情報(図中のTKI)を含む。各トラ
ック情報は、本半導体メモリカード内の各トラック情報
に一意に割り当てられたシリアル番号(以下トラック情
報番号と呼ぶ)、対応するAOBが複数トラックの一部
分である場合に後続するTKIを指すリンクポインタ、
既に説明した第1データと第2データとからなる文字情
報などを含む。同図では、トラックマネージャは、AOB0
01.SA1〜AOB008.SA1に対応するトラック情報TKI#1〜TKI
#8を含む。このうち、AOB004.SA1〜AOB007.SA1は、4つ
のAOBにより1つのトラックを表すので、リンクポイ
ンタにより順に関連付けられている。 【0025】デフォルトプレイリストは、トラックの再
生順序(同図ではSongA、B、C、D、E)を、トラック情
報を指すトラックサーチポインタの配列により表してい
る。各トラックサーチポインタはトラック情報に一意に
割り当られたトラック情報番号を含み、これにより1つ
のトラック情報を指し示す。同図では、デフォルトプレ
イリストは、8つのトラックサーチポインタ#1〜#8
からなり、トラック情報番号#1〜#8を順に配列され
ている。これにより、デフォルトプレイリストは、各ト
ラックサーチポインタ#1〜#8内のTKI番号#1〜
#8の配列順により、SongA,B,C,D,Eを再生順序として
指定している。 【0026】なお、SongDに対応するトラックサーチポ
インタ#4〜#7のうち#5〜#7は、トラック情報#
4〜#7がリンクポインタにより関連付けられているの
で、トラック情報番号を含まないようにしてもよいし、
省略してもよい。また、同図ではデフォルトプレイリス
トについて説明したが、ユーザ操作により任意に生成さ
れる他のプレイリストもデフォルトプレイリストと同様
のデータ構造である。プレイリストは、トラック番号を
含むトラックサーチポインタの配列なので、容易に追加
・編集・削除することができる。 【0027】<トラックマネージャの詳細>図8は、ト
ラックマネージャの詳細なデータ構造を示す図である。
同図のようにトラックマネージャ(図6に示したSD_AUD
IO.TKMというファイルに相当する)は、複数のトラック
情報t1〜tn(TKI#1〜#nとも呼ぶ)からなる。各ト
ラック情報は何れも同じデータ構造であるので、トラッ
ク情報t2を代表として説明する。トラック情報t2
は、本実施形態では1024バイトの固定長であるもの
とし、256バイトのトラック一般情報(TKGIとも呼
ぶ)t21、256バイトの文字情報(TKTXTI_DA)t
22、512バイトのトラックタイムサーチテーブル
(TKTMSRT)t23とからなる。トラック情報を102
4バイト固定長としているのは、トラック情報を2セク
タに格納し、トラック情報中のタイムサーチテーブルを
1セクタに格納するためである。これにより、アクセス
の最小単位であるセクタに対して、隣り合う2セクタに
アクセスすることによりトラック情報を読み書きするこ
とができ、高速化を図ることができる。 【0028】トラック一般情報t21は、トラック情報
の識別子(TKI_ID)t211、トラック情報番号(TKIN)t
212、リンクポインタ(TKI_LNK_PTR)t213、ブロ
ック属性(TKI_BLK_ATR)t214、テキスト1属性(TKI_
TI1_ATR)t215、テキスト2属性(TKI_TI2_ATR)t2
16などを含む。トラック情報の識別子t211は、全
トラック情報に共通であってトラック情報であることを
示す識別子である。 【0029】トラック情報番号t212は、既に説明し
たように、トラック情報に一意に割り当られた番号であ
る。例えばトラック情報番号は1〜999の何れかの値
をとる。リンクポインタt213は、既に説明したよう
に、1つのトラックが複数のAOBからなる場合に、後
続するトラック情報を指すポインタ(トラック情報番
号)である。1つのトラックが複数のAOBからならな
い場合には、リンクポインタt213はトラック情報番
号以外の無効なデータ(例えば0)が入るブロック属性
t214は、トラックが1つのAOBからなるか、複数
のAOBからなる場合に先頭、中間、末尾のどこに位置
するかを示す。例えば、ブロック属性の値が”000
(2進数)”では1つのAOBが1つのトラックを構成
する場合の当該AOBに対応するトラック情報であるこ
とを示す。”001”では複数のAOBが1つのトラッ
クに対応する場合に先頭のAOBに対応するトラック情
報であることを示す。”010”では複数のAOBがト
ラックに対応する場合に中間のAOBに対応するトラッ
ク情報であることを示す。”010”では複数のAOB
がトラックに対応する場合に中間のAOBに対応するト
ラック情報であることを示す。 【0030】テキスト1属性t215は、文字情報t2
2内に記録可能な第1データ、つまり1バイト文字コー
ド列について、その文字コード体系の種類を示す。図9
Aにテキスト1属性の具体例を示す。同図において、テ
キスト1属性の値”00h(16進数)”は、文字情報
t22内に1バイト文字コード列が存在しないことを意
味する。テキスト1属性の値”01h”はISO64
6、”02h”はJISX0201、”03h”はIS
O8859−1にそれぞれ規定された文字コード体系の
1バイト文字コード列が存在することを意味する。ここ
で、ISO646はいわゆるASCII文字でつまり英数字
及び記号を規定する。JISX0201はASCII文字に
加えて半角カタカナを、ISO8859−1はASCII文
字に加えて西欧ラテン文字を規定する。 【0031】テキスト2属性t216は、文字情報t2
2内に記録可能な第2データ、つまり2バイト文字コー
ド列について、その文字コード体系の種類を示す。図9
Bにテキスト2属性の具体例を示す。同図において、テ
キスト2属性の値”00h”は文字情報t22内に2バ
イト文字コード列が存在しないことを意味する。”81
h”は「Music Shift JIS KANJI((社)日本レコード
協会)」に規定された文字コード体系であることを意味
する。 【0032】文字情報t22は、第1データと第2デー
タとからなる。トラックタイムサーチテーブルは、早送
り再生及び早戻し再生などに用いられ、AOBの先頭か
ら末尾までの約2秒おきの各再生時刻におけるAOBの
アドレス情報列を格納する。 <文字情報の詳細>図10は、図8に示した文字情報
(TKTXTI_DA)t22の記憶領域を示す説明図である。 【0033】文字情報t22の記憶領域は、256バイ
トのトラック一般情報t21と併せて1セクタ(512
バイト)内に設けられる256バイトの固定サイズの領
域である。同図上段のように、この記録領域は、第1デ
ータt221、第2データt222、空き領域t223
とからなる。第1データt221と第2データt222
とは可変長なので、256バイトに満たない場合には、
空き領域t223を生じる。 【0034】同図下段のように第1データt221は、
項目の種類を示す標識(タグと呼ぶ)と、それに続く項
目内容を示す1バイト文字コード列との組みが、順に配
されてなる。第1データの末尾には終端コードとして”
00h”が付加され、第2データの末尾には終端コード
として”0000h”が付加される。図11は、項目の
種類を示すタグの説明図である。 【0035】同図に示すように、第1データ用のタグは
1バイトコードである。すなわち、タイトル名を示すタ
グは“01h”である。アーティスト名を示すタグは
“02h”である。アルバム名を示すタグは“03h”
である。作詞者を示すタグは“04h”である。作曲者
を示すタグは“05h”である。編曲者を示すタグは
“06h”である。プロデューサーを示すタグは“07
h”である。レコード会社を示すタグは“08h”であ
る。アーティストのメッセージを示すタグは“09h”
である。ユーザのコメントを示すタグは“0Ah”であ
る。プロバイダのコメントを示すタグは“0Bh”であ
る。年月日を示すタグは“0Ch”である。ジャンルを
示すタグは“0Dh”である。URL(Uniform Resourc
e Locator)を示すタグは“0Eh”である。フリー項目
(ユーザが設定可能な項目)1を示すタグは“0Fh”
である。フリー項目2を示すタグは“10h”である。
フリー項目3を示すタグは“11h”である。フリー項
目4を示すタグは“12h”である。フリー項目5を示
すタグは“13h”である。フリー項目6を示すタグは
“14h”である。 【0036】第2データ用のタグは、第1バイトコード
用の各タグの上位に”00h”を付加した2バイトコー
ドになっている。このように文字情報(TKTXTI_DA)t
22は、同様の内容を1バイト文字コードで表した第1
データと2バイト文字コードで表した第2データとを含
む。その結果、1バイト文字コードしか表示できない再
生装置では第1データに従って1バイト文字コードによ
る半角文字文字列を表示することができる。また、2バ
イト文字コードを表示できる再生装置では第2データに
従って2バイト文字コードによる英数かな漢字交じりの
文字列を表示することができる。 【0037】<再生装置の構成>図12は、図1に示し
た再生装置3の構成を示すブロック図である。再生装置
3は、フォントROM120、マイクロコンピュータ
(以下マイコンと略す)121、メモリ122、LCD
部124、操作部125、カードインタフェース部12
8、デスクランブル部129、デコーダ130、D/A
コンバータ131を備える。 【0038】フォントROM120は、再生装置の機種
により次の3タイプがある。すなわち、1バイト文字コ
ードに対応するフォントデータのみを格納する第1タイ
プと、2バイト文字コードに対応するフォントデータの
みを格納する第2タイプと、1バイト文字コード及び2
バイト文字コードの両者に対応するフォントデータを格
納する第3タイプとがある。また、1バイト文字コード
に対応するフォントデータは、ISO646、JISX
0201、ISO8859−1にそれぞれ規定された文
字コード体系のうち少なくとも1つの文字コード体系に
よる。また、2バイト文字コードに対応するフォントデ
ータは、例えば「Music Shift JIS KANJI」に規定され
た文字コード体系による。 【0039】マイコン121は、ROM及びRAMを内
蔵し、ROM内のプログラムを実行することによって、
音声情報の再生、文字情報のLCD部124への表示な
ど再生装置の動作全般を制御する。文字情報を表示する
ためのプログラムは、フォントROM120のタイプに
応じて異なる処理を行なう。すなわち、マイコン121
は、フォントROM120が第1タイプである場合には
文字情報中の第1データ(1バイト文字コード列)を読
み出してフォントデータに基づいてLCD部124への
表示を制御し、第2タイプである場合には文字情報中の
第2データ(2バイト文字コード列)を読み出してフォ
ントデータに基づいてLCD部124への表示を制御
し、第3タイプの場合には、ユーザ設定などに従って第
1、第2データの何れかを選択的に読み出して表示処理
を行なう。 【0040】メモリ122は、音声情報再生時にメディ
アカード1から読み出された音声情報や、文字情報を一
時的に保持する作業用メモリである。同図のように、メ
モリ122は、デフォルトプレイリストを常駐するDP
LI常駐領域、現に使用中のプレイリストを格納するP
LI格納領域、現に使用中のトラック情報を格納するT
KI格納領域、再生中の音声情報(AOB)の暗号を解
除するための暗号キーを格納するFileKey格納領
域、ワークエリア(作業領域)やバッファとして使用さ
れるバッファ領域などを含む。 【0041】LCD部124は、液晶表示パネルであり
文字情報等を表示する。ただし、再生装置が携帯型であ
る場合にはLCD部124は、例えば全角12文字×1
行や全角12文字×2行程度の大きさになる。また、車
載型である場合には、全角24文字×複数行程度の大き
さや、320×240画素や640×480画素などの大きさにな
る。 【0042】操作部125は、再生キー、停止キー、ポ
ーズキー、早送りキー、早戻しキー、音量キー等を有
し、ユーザ操作を受付ける。カードインタフェース部1
28は、メディアカード1を着脱可能なスロットであ
り、装着されたメディアカード1の端子群を電気的に接
続する端子群を有する。 【0043】デスクランブル部129は、暗号キーを用
いて音声情報の復号を行なうデスクランブラである。す
なわち、デスクランブル部129は再生時には、メディ
アカード1から暗号化された音声情報が入力され、当該
音声情報を復号(デスクランブル)する。ここで、暗号
キーは、再生時には、メディアカード1と再生装置3と
の間で相互認証できた場合にメディアカード1の認証領
域から読み出される。 【0044】デコーダ130は、デスクランブル部12
9からデスクランブルされた音声情報、またはメディア
カード1からメモリ122を介して暗号化されていない
音声情報が入力され、当該音声情報を伸長してデジタル
音声データにする。D/Aコンバータ131は、デジタ
ル音声情報をアナログの音声信号に変換する。 【0045】<再生装置の動作>以上のように構成され
た再生装置3の動作について、(1)フォントROM1
20が第1タイプである場合、(2)フォントROM1
20が第2タイプである場合、(3)フォントROM1
20が第3タイプである場合に分けて説明する。ただ
し、ここではメディアカード1には図7に示したよう
に、SongA-SongEの音声情報、デフォルトプレイリス
ト、トラックマネージャが格納されているものとする。 (1)第1タイプのフォントROMの場合 マイコン121は、再生装置3の電源投入時にメディア
カード1からデフォルトプレイリストを読み出しメモリ
122のDPLI常駐領域に格納し、さらにユーザ操作
により再生指示を受けた場合、デフォルトプレイリスト
の先頭のトラックサーチポインタ#1に従ってメディア
カード1からトラック情報#1を読み出しメモリ122
のTKI常駐領域に格納する。さらに、マイコン121
は、トラック情報#1(TKI#1)に対応するAOB
(AOB001.SA1)をメモリ122を介してデスクランブル
部129又はデコーダ130に順次転送する。転送され
た音声情報はデスクランブル部129(暗号化されてい
る場合のみ)、デコーダ130、D/Aコンバータ13
1を順に経由してアナログの音声信号に変換される。 【0046】音声情報の転送を開始するとともに、マイ
コン121はメモリ122に格納されたトラック情報の
文字情報中、先頭から1バイト文字コードの終端コード
(00h)までを読み出して、1バイト文字コードに対応す
るフォントデータをフォントROM120から読み出
し、LCD部124に例えば横スクロールしながら表示
するようにフォントデータを順次供給する。 【0047】具体的に、図13に、携帯型の再生装置に
備えられたLCD部124が半角約24文字×2行の大
きさである場合の音声情報再生中の表示例を示す。ただ
し、1行の文字数は、文字フォントの種類(例えばプロ
ポーショナルフォントであるか等幅フォントであるか)
により増減する。同図において、表示画面の上の行には
再生中のトラックの再生経過時間が表示され、下の行に
は1バイト文字コード列に含まれるタイトル名、アーテ
ィスト名、アルバム名の3つが横スクロールしながら繰
り返し表示されている。しかも、タイトル名、アーティ
スト名、アルバム名にはそれぞれ固有のマーク(★、
☆、◆)が付加され、その区切りを示すマーク(⇒)が
付加されている。 【0048】また、図14に、LCD部124が携帯型
の再生装置においてプレイリストの1つを表示する例を
示す。同図において、上の行にはプレイリスト表示であ
る旨の文字列「playlist」が表示され、下の行には、当
該プレイリストに対応する全ての文字情報中の1バイト
文字コード列に含まれるタイトル名を順次横スクロール
しながら繰り返し表示されている。同図においても、タ
イトル名に固有のマーク(★)と、その区切りを示すマ
ーク(⇒)が付加されている。 【0049】上記のマークは予め図11に示した各項目
と1対1に対応させたテーブルをマイコン121内のメ
モリに記憶させておき、マイコン121は、そのテーブ
ルを参照して図13、図14の表示を制御する。さら
に、図15は、車載型の再生装置に備えられたLCD部
124が半角約48文字×4行の大きさである場合の音
声情報再生中の表示例を示す。同図では、表示画面の4
行目において、再生中の音声情報に対応する1バイト文
字コード列に含まれる項目が、順次横スクロールしなが
ら繰り返し表示されている。ここでも、項目に固有のマ
ーク(★、☆、○、◎、■、□、△、▽、♯)と、区切
りを示すマーク(⇒)とが付加されている。 (2)第2タイプのフォントROMの場合 この場合、音声情報の再生動作については、第1タイプ
の場合と同じなので省略する。 【0050】マイコン121は、音声情報の転送を開始
するとともに、メモリ122に格納されたトラック情報
の文字情報中、先頭から1バイト文字コードの終端コー
ド(00h)までを読み飛ばして、2バイト文字コードの終
端コード(0000h)までを読み出して、2バイト文字コー
ドに対応するフォントデータをフォントROM120か
ら読み出し、LCD部124に例えば横スクロールしな
がら表示するようにフォントデータを順次供給する。 【0051】具体的には、図16に、LCD部124が
携帯型の再生装置に備えられた全角12文字×2行の大
きさである場合の音声情報再生中の表示例を示す。同図
において、表示画面の上の行には再生中のトラックの再
生経過時間が表示され、下の行には2バイト文字コード
列に含まれるタイトル名、アーティスト名、アルバム名
の3つが横スクロールしながら繰り返し表示されてい
る。しかも、タイトル名、アーティスト名、アルバム名
にはそれぞれ固有のマーク(★、☆、◆)が付加され、
その区切りを示すマーク(⇒)が付加されている。 【0052】また、図17に、LCD部124が携帯型
の再生装置においてプレイリストの1つを表示する例を
示す。同図において、上の行にはプレイリスト表示であ
る旨の文字列「プレイリスト」が表示され、下の行に
は、当該プレイリストに対応する全ての文字情報中の2
バイト文字コード列に含まれるタイトル名を順次横スク
ロールしながら繰り返し表示されている。同図において
も、タイトル名に固有のマーク(★)と、その区切りを
示すマーク(⇒)が付加されている。 【0053】上記のマークは予め図11に示した各項目
と1対1に対応させたテーブルをマイコン121内のメ
モリに記憶させておき、マイコン121は、そのテーブ
ルを参照して図16、図17の表示を制御する。さら
に、図18は、LCD部124が車載型の再生装置に備
えられた全角24文字×4行の大きさである場合の音声
情報再生中の表示例を示す。同図では、表示画面の4行
目において、再生中の音声情報に対応する2バイト文字
コード列に含まれる項目が、順次横スクロールしながら
繰り返し表示されている。ここでも、項目に固有のマー
ク(★、☆、○、◎、■、□、△、▽、#)と、区切り
を示すマーク(⇒)とが付加されている。 (3)第3タイプのフォントROMの場合 この場合、予めユーザ操作により1バイト文字と2バイ
ト文字の表示の何れかが選択され、マイコン121は選
択結果を示すフラグを記憶する。マイコン121は、フ
ラグが1バイト文字表示を示す場合には、上記第1タイ
プの場合と同様に動作し、フラグが2バイト文字表示を
示す場合には、上記第2タイプの場合と同様に動作す
る。 【0054】<表示処理の詳細フロー>図19、図20
は、再生装置3における表示処理を示すフローチャート
である。同図では再生装置3が第3タイプのフォントR
OMを備えていてるものとし、図15又は図18に示し
た表示例を実現する表示処理を行なう場合について説明
する。 【0055】図19において、まず再生装置3内のマイ
コン121は、文字情報(TKTXTI_DA)が次のタイプ
(a)〜(d)の何れのタイプであるかを判別する(ス
テップ100)。ここで、タイプ(a)は文字情報が1
バイト文字コード列を含み2バイト文字コード列を含ま
ないこと、タイプ(b)は文字情報が2バイト文字コー
ド列を含み1バイト文字コード列をふくまないこと、タ
イプ(c)は文字情報が1バイト文字コード列及び2バ
イト文字コード列の両方を含むこと、タイプ(d)は文
字情報が1バイト文字コード列及び2バイト文字コード
列の両方とも含まないことをいう。 【0056】具体的にはマイコン121は、図8に示し
たテキスト1属性(TKI_TI1_ATR)及びテキスト2属性
(TKI_TI2_ATR)を読み出して、それらの組み合わせに
応じて図21に示す判定論理に従って判定する。すなわ
ち、図21に示すようにマイコン121は、(1)テキ
スト1属性の値が”00h”以外であって、テキスト2
属性の値が”00h”である場合には、文字情報がタイ
プ(a)であると判定し、(2)テキスト1属性の値
が”00h”であって、テキスト2属性の値が”00
h”以外である場合には、文字情報がタイプ(b)であ
ると判定し、(3)テキスト1属性の値が”00h”以
外であって、テキスト2属性の値が”00h”以外であ
る場合には、文字情報がタイプ(c)であると判定し、
(4)テキスト1属性の値が”00h”であって、テキ
スト2属性の値が”00h”である場合には、文字情報
がタイプ(d)であると判定する。 【0057】さらに、マイコン121は、1バイト文字
を表示するか2バイト文字を表示するかを指示するユー
ザ指定と、判定された文字情報のタイプとに応じて、表
示するか否か、および表示する場合の表示文字の種別を
決定する(ステップ101)。この決定は、図22に示
す判定論理に従ってなされる。すなわち、図22に示す
ようにマイコン121は、(1)ユーザ指定が1バイト文
字であって、文字情報がタイプ(a)又は(c)である
場合には、1バイト文字を表示すると決定し、(2)ユー
ザ指定が1バイト文字であって、文字情報がタイプ
(b)又は(d)である場合には、表示しない(非表
示)と決定し、(3)ユーザ指定が2バイト文字であっ
て、文字情報がタイプ(b)又は(c)である場合に
は、2バイト文字を表示すると決定し、(4)ユーザ指定
が2バイト文字であって、文字情報がタイプ(a)又は
(d)である場合には、表示しない(非表示)と決定す
る。 【0058】この決定に次いでマイコン121は、非表
示と決定した場合は表示処理を終了し(ステップ10
2)、1バイト文字と決定した場合には変数L=1に、
2バイト文字と決定した場合には変数L=2に設定する
(ステップ104、105)。ここで変数Lは、文字情
報から読み出すべきデータの1回当たりのバイト数を示
す変数である。なお、非表示と決定した場合に、例え
ば”NO TITLE”と表示してから終了するように
してもよい。 【0059】次に、マイコン121は、文字情報中の表
示すべき項目とに対応するタグ(TAG_Xi:i=1-n)を指定
し、読み出しアドレスを示す変数ADRSを文字情報(TKTX
TI_DA)の記憶領域の先頭アドレスにする(ステップ1
06)。ここで指定されるタグは、図15又は図18の
表示例における各項目を示すタグ、つまりL=1の場合
にはTAG_Xi=01h、02h〜14h、L=2の場合に
はTAG_Xi=0001h、0002h〜0014hが指定
されるものとする(i=1h-14h)。 【0060】続いて、マイコン121は、ループ1処理
(ステップ108〜118)において作業領域に表示デ
ータを以下のように作成する。マイコン121は、読み
出しアドレスADRSが指す領域からLバイトを読み出し、
読み出しアドレスを更新(ADRS=ADRS+L)し(ステップ
109)、読み出したLバイトデータが終端コードと一
致するか否か(ステップ110)、当該TAG_Xiと一致す
るか否かをチェックする(ステップ112)。これを繰
り返すことにより、当該TAG_Xiが文字情報の記憶領域に
記録されているか否か、記録されている場合の記録アド
レスとが検出される。読み出したLバイトデータが終端
コードと一致する場合は、当該TAG_Xi及びそれに対応す
る項目が記録されていないので、マイコン121は、読
み出しアドレスADRSを上記先頭アドレスに再設定し(ス
テップ111)、次のTAG_Xiの処理に移行する。 【0061】読み出したLバイトデータがタグTAG_Xiと
一致した場合は、当該TAG_Xiに対応する項目が記録され
ているので、マイコン121は、当該項目に対応するマ
ークを作業領域に格納する(ステップ113)。例えば
タグ01h又は0001hが示すタイトル名には、マー
ク”★”が対応する。さらに、マイコン121は、他の
タグ又は終端コードが読み出されるまで(ステップ11
5)、Lバイトデータの読み出しと読み出しアドレスAD
RSの更新と(ステップ114)、作業領域への格納と
(ステップ116)を繰り返す。これにより、ステップ
112で一致したTAG_Xiが示す項目が作業領域に格納さ
れる。 【0062】次いで、マイコン121は、区切りを示す
マーク(⇒)を作業領域に格納する(ステップ11
7)。これにより1つのTAG_Xiについての表示データが
作業領域に格納されたことになる。以降、マイコン12
1は、他のTAG_Xiにつきステップ109〜117により
上記処理を繰り返す。上記ループ1の処理終了後、マイ
コン121は、作業領域に作成された表示データをスク
ロール表示するようLCD部124を制御する(ステッ
プ119)。その結果、LCD部124は、図15(L
=1の場合)又は図18(L=2の場合)のように表示
する。 【0063】なお、ステップ100におけるタイプの判
定については、マイコン121が第1、第2終端コード
00h、0000hの格納位置に基づいて判定するよう
にしてもよい。第1、第2終端コードの両者の格納位置
は、図23(A)〜(D)に示す何れかになる。図24
はタイプ判定処理を示すフローチャートである。同図に
おいて、マイコン121は、第1及び第2終端コードの
格納位置をサーチし(ステップ121)、それぞれの格
納位置を示すアドレスをADR_T1、ADR_T2とする(ステッ
プ122)。マイコン121は、ADR_T1が文字情報の記
憶領域の先頭アドレスと一致しているか否か(ステップ
123)、ADR_T1とADR_T2とが隣接しているか否か(ス
テップ124、127)を判定し、この判定結果に応じ
てタイプ(a)〜(d)の何れであるかを判別する(ス
テップ125〜130)。 【0064】上記図19、図20では、再生装置内蔵の
フォントROMが第3タイプであることを前提としてい
るが、再生装置内蔵のフォントROMが第1タイプの場
合は、図19、図20のフローチャートにおいて、ステ
ップ103の判定結果がL=2になったとき、非表示と
同じ扱いをする(ステップ105に進めば終了する)よ
うにすればよい。また、再生装置内蔵のフォントROM
が第2タイプの場合は、ステップ103の判定結果がL
=1になったとき、非表示と同じ扱いをする(ステップ
104に進めば終了する)ようにすればよい。 【0065】図22における表示文字の種別の判定論理
では、ユーザ指定が2バイト文字であって、文字情報が
タイプ(a)又は(d)である場合には、表示しない
(非表示)と決定されるが、文字情報がタイプ(a)で
ある場合には1バイト文字を表示するようにしてもよ
い。また、図22の判定論理では、ユーザ指定が1バイ
ト文字であって、文字情報がタイプ(b)又は(d)で
ある場合には、表示しない(非表示)と決定している
が、文字情報がタイプ(b)である場合には、2バイト
文字を表示するとしてもよい。これらの場合は、もちろ
ん決定された文字種別のフォントがフォントROMに格
納されていることを前提とする。 【0066】<記録再生装置の構成>図25は、記録再
生装置2の構成を示すブロック図である。記録再生装置
2は、通信インタフェース部132、メモリ133、ハ
ードディスク134、ディスプレイ135、キーボード
136、マウス137、CPU138、カードインタフ
ェース部139、スクランブル部140、圧縮・伸張部
141、A/Dコンバータ142、D/Aコンバータ1
43を備える。 【0067】通信インタフェース部132、メモリ13
3、ハードディスク134、ディスプレイ135、キー
ボード136、マウス137、CPU138からなるハ
ードウェア構成は、一般的なパーソナルコンピュータの
ハードウェアと同様なので詳細な説明を省略し、メディ
アカード1に関する構成を中心に説明する。同図におい
て、通信インタフェース部132は、モデムやTA等の
通信回路であり、電話回線やインターネットを介して音
楽プロバイダ7に接続する。 【0068】メモリ133は、音楽プロバイダ7から音
声情報及び文字情報のダウンロード、メディアカード1
へ音声情報及び文字情報を書き込み及び読み出し、メモ
リ133にロードされた音声情報の再生、音声情報及び
文字情報の作成及び編集などを行なう各種プログラム等
を記憶する。ハードディスク134は、音楽プロバイダ
7からダウンロード又は新たに作成された音声情報及び
文字情報や、各種プログラムをファイルとして格納す
る。 【0069】CPU138は、メモリ133の各種プロ
グラムを実行することにより、音楽プロバイダ7から音
声情報及び文字情報のダウンロード、メディアカード1
への音声情報及び文字情報の記録、メディアカード1の
音声情報及び文字情報の再生、音声情報及び文字情報の
作成及び編集等を制御する。カードインタフェース部1
39は、メディアカード1を着脱可能なPCMCIA
(Personal Computer Memory Card International Asso
ciation)カードを装着したカードスロット等である。 【0070】スクランブル部140は、暗号キーを用い
て音声情報の暗号化及び復号を行なうスクランブラ及び
デスクランブラである。すなわち、スクランブル部14
0は再生時には、メディアカード1又はハードディスク
134から暗号化された音声情報が入力され、当該音声
情報を復号(デスクランブル)する。また、ハードディ
スク134又は圧縮・伸張部141からから暗号化され
ていない音声情報が入力され、当該音声情報を暗号化
(スクランブル)する。ここで、暗号キーは、再生時に
は、メディアカード1と記録再生装置2との間で相互認
証できた場合にメディアカード1の認証領域から読み出
され、記録時には、音楽プロバイダから音声情報ととも
にダウンロードされ、上記の相互認証できた場合にメデ
ィアカード1の認証領域に書き込まれる。 【0071】圧縮・伸張部141は、音声情報の圧縮及
び伸長を行なうエンコーダ及びデコーダである。すなわ
ち、圧縮・伸張部141は、再生時には、メディアカー
ド1、スクランブル部140又はハードディスク134
から暗号化されていない音声情報が入力され当該音声情
報をデコード(伸長)し、D/Aコンバータ143を介
して音声信号を出力し、また、新たな音声情報の作成時
には、A/Dコンバータ142又はハードディスク13
4から非圧縮のディジタル音声データ(PCMデータな
ど)が入力され、当該音声データをエンコード(圧縮)す
る。 【0072】以上のように構成された記録再生装置とし
ての記録再生装置2の動作について説明する。ここで
は、音楽プロバイダ7は、インターネット上のいわゆる
WWW(World Wide Web)サーバを介して音声情報及び文
字情報を含むコンテンツを配信する業者であるものとす
る。 【0073】記録再生装置2は、ダウンロードについて
は次のように行なう。すなわち、記録再生装置2は、音
楽プロバイダ7のWWWサーバから配信されるAOB群
を受信し、メディアカード1のユーザ領域に図6(A)
に示したようにAOB群を格納する。AOB群が暗号化
されている場合には、さらに、認証領域に図6(B)に
示したように鍵情報をダウンロードする。例えば、記録
再生装置2は、音楽プロバイダあるいは配信サービス毎
に定義された配信フォーマットに則ったAOB群や鍵情
報を受信し、図6(A)(B)に示すような形式に変換
して格納するようにしてもよい。 【0074】また、上記AOB群のダウンロードに際し
て、音楽プロバイダ7にて文字情報が提供されている場
合には、文字情報もダウンロードし、AOBに対応する
トラック情報内の文字情報(TKTXTI_DA)としてユーザ
領域に格納する。音楽プロバイダ7にて文字情報が提供
されていない場合には、記録再生装置2は、ユーザ操作
により文字情報を作成及び編集してユーザ領域に格納す
る。 【0075】例えば、記録再生装置2は、タグ毎の入力
欄を有する文字情報作成/編集ウィンドウを表示し、ユ
ーザが所望する入力欄に対する文字入力を受付ける。こ
のとき記録再生装置2は、文字情報(TKTXTI_DA)の記
憶領域が固定長(256バイト)なので、固定長を越え
ない範囲で文字情報の作成及び編集を行ない、その結果
を上記固定長の領域に格納する。 【0076】また、文字情報の作成及び編集に当って、
記録再生装置2は、ユーザ操作により入力された文字列
が1バイト文字コードであるか2バイト文字コードであ
るかに応じて、タグの種類(1バイトか2バイトか)お
よび第1データとするか第2データとするかを決定する
ようにしてもよい。記録再生装置2の再生動作について
は、上記再生装置3と同様なので説明を省略する。 【0077】以上説明してきたように本実施の形態にお
けるメディアカード1は、1バイト文字コード列からな
る第1データと、2バイト文字コード列からなる第2デ
ータとを含む文字情報を音声情報に対応させて格納する
ので、1バイト文字コードのフォントを有する再生装置
でも、2バイト文字コードのフォントを有する再生装置
でも文字情報を正しく表示させることができる。 【0078】また、第1データ、第2データはそれぞれ
項目の種類を示すタグと、それに続く項目内容を示す文
字コード列との組みが順に配されてなるので、文字情報
の記録領域を効率良く利用することができる。さらに、
音声情報に対応する文字情報毎にその記録領域を1セク
タ内のサイズ(256バイト)としているので、音声情
報の追加、削除、編集に応じて文字情報の追加、削除、
編集を容易にすることができる。 【0079】なお、上記実施の形態では、記録再生装置
2がカードスロットにメディアカード1を装着する例を
示したが、記録再生装置2とメディアカード1を装着し
た再生装置3とをいわゆるUSB(Universal Serial Bu
s)等によりケーブル接続して記録再生装置2からメディ
アカード1に書き込むように構成してもよい。また、第
2データは、2バイト文字コード列は、文字コード体系
の種類にもよるが3バイト文字コードが混在していても
よい。 【0080】図16〜図18に示したマークは、上記実
施例では便宜上単純な記号を用いたが、項目の種類を表
すアイコンであってもよい。 (まとめ)以上説明したように、本発明の半導体メモリ
カードは音声情報とテキスト情報とタイプ情報とを対応
させて格納し、記録装置はこれらの情報を半導体メモリ
カードに記録し、再生装置は半導体メモリカードから音
声情報を読み出して再生し、合せてタイプ情報に応じて
テキスト情報を表示する。 【0081】例えば、半導体メモリカードは音声情報と
して音楽データを格納し、テキスト情報として曲名、ア
ーティスト名など1バイト文字コード列、2バイト文字
コード列の一方又は両者により格納する。タイプ情報
は、テキスト情報が1バイト文字コード列であるか、2
バイト文字コード列であるか、両者であるかを示す。こ
れにより、再生装置は、再生装置内部のフォントROM
の種類(フォントROMが1バイト文字、2バイト文字
の何れに対応しているか)およびタイプ情報に応じて、
再生装置に適した文字種別(1バイト文字か2バイト文
字か)によってテキスト情報の表示を行なう。 【0082】 【発明の効果】本発明の再生装置は、読み出し手段、再
生手段、表示手段、表示タイプ情報保持手段、格納タイ
プ判別手段、識別情報保持手段、制御手段を備え、前記
読み出し手段は、前記半導体メモリカードから、再生す
る前記音声情報と前記テキスト情報とを読み出し、前記
再生手段は、読み出された前記音声情報を再生し、前記
表示手段は、読み出された前記1バイト文字コード列ま
たは前記2バイト文字コード列を表示し、前記表示タイ
プ情報保持手段は、前記再生手段自身が少なくとも
(a)〜(c)の3タイプのいずれかとする表示タイプ
情報を保持し、(a)1バイト文字コード列のみを表示
可能、(b)2バイト文字コード列のみを表示可能、
(c)1バイト文字コード列および2バイト文字コード
列を表示可能、前記格納タイプ判別手段は、読み出され
る前記テキスト情報の内容に応じて、(1)テキスト情
報が1バイト文字コード列のみからなる、(2)テキス
ト情報が2バイト文字コード列のみからなる、(3)テ
キスト情報が1バイト文字コード列および2バイト文字
コード列からなる、3つの格納タイプいずれかの格納タ
イプであるかを判別し、前記識別情報保持手段は、前記
テキスト情報の項目の種類ごとの識別情報を保持し、前
記制御手段は、前記表示タイプ情報および判別された前
記格納タイプに応じて、前記テキスト情報の前記1バイ
ト文字コード列または前記2バイト文字コード列を前記
識別情報とともに前記表示手段に表示させることを特徴
としている。 【0083】この構成によれば、半導体メモリカード
は、テキスト情報を(a)−(c)何れのタイプでも記
録することができるので、1バイト文字コードをサポー
トする記録装置/再生装置でも、2バイト文字コードを
サポートする記録装置/再生装置でも、1バイト文字コ
ードと2バイト文字コードの両者をサポートする記録装
置/再生装置でもタイプ情報を参照することにより適切
に表示することができる。さらに、テキスト情報が
(c)タイプであれば、どの再生装置でも正しく表示す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態における半導体メモリカー
ド、記録装置及び再生装置の概要を示す説明図である。 【図2】半導体メモリカード(メディアカード1)の外
観を示す図である。 【図3】メディアカード1の構成を示すブロック図であ
る。 【図4】メディアカード1の応用層を示す説明図であ
る。 【図5】メディアカード1の記録領域の構成を示す図で
ある。 【図6】メディアカード1の認証領域及びユーザ領域の
ディレクトリ及びファイルの構成例を示す図である。 【図7】デフォルトプレイリスト、トラックマネージ
ャ、AOB群の関係を示した説明図である。 【図8】トラックマネージャの詳細なデータ構造を示す
図である。 【図9】テキスト1属性、テキスト2属性の具体例を示
す。 【図10】文字情報の記憶領域を示す説明図である。 【図11】項目の種類を示すタグの説明図である。 【図12】再生装置の構成を示すブロック図である。 【図13】携帯型の再生装置に備えられたLCD部が半
角約24文字×2行の大きさである場合の音声情報再生
中の表示例を示す図である。 【図14】LCD部が携帯型の再生装置においてプレイ
リストの1つを表示する例を示す図である。 【図15】車載型の再生装置に備えられたLCD部が半
角約48文字×4行の大きさである場合の音声情報再生
中の表示例を示す図である。 【図16】表示部が12文字(2バイト文字)×2行の
大きさである場合の音声情報再生中の表示例を示す図で
ある。 【図17】プレイリストの表示例を示す図である。 【図18】表示部が24文字(2バイト文字)×4行の
大きさである場合の音声情報再生中の表示例を示す図で
ある。 【図19】再生装置3における表示処理を示すフローチ
ャート(その1)である。 【図20】再生装置3における表示処理を示すフローチ
ャート(その2)である。 【図21】テキスト1属性及びテキスト2属性の組み合
わせから、文字情報のタイプを判定するための判定論理
を示す図である。 【図22】1バイト文字又は2バイト文字を指示するユ
ーザ指定と、タイプとに応じて、表示文字の種別を決定
するための判定論理を示す図である。 【図23】第1、第2終端コードの格納位置を示す説明
図である。 【図24】第1、第2終端コードの両者の格納位置に応
じて文字情報のタイプ判定する処理を示すフローチャー
トである。 【図25】記録再生装置2の構成を示すブロック図であ
る。 【符号の説明】 1 メディアカード 2 記録再生装置 3〜5 再生装置 6 記録再生装置 7 音楽プロバイダ 120 フォントROM 121 マイクロコンピュータ 122 メモリ 124 LCD部 125 操作部 128 カードインタフェース部 129 デスクランブル部 130 デコーダ 131 D/Aコンバータ 132 通信インタフェース部 133 メモリ 134 ハードディスク 135 ディスプレイ 136 キーボード 137 マウス 138 CPU 139 カードインタフェース部 140 スクランブル部 141 伸張部 142 A/Dコンバータ 143 D/Aコンバータ 302 コントロールIC 303 フラッシュメモリ 304 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 智一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井上 信治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松島 秀樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小塚 雅之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B035 BB09 BB11 BC00 CA08 CA11 CA29 5B058 CA13 KA02 KA04 KA06 KA35 5C052 AA17 DD04 DD06 EE03 EE08 GA03 GA09 GB08 GB09 GC05 GE06 GE08

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体メモリカードから音声情報とそれ
    に同期して再生されるテキスト情報とを読み出して再生
    する再生装置であって、 前記半導体メモリカードは、 音声情報とそれに同期して再生される (1)テキスト情報が1バイト文字コード列のみからな
    る、 (2)テキスト情報が2バイト文字コード列のみからな
    る、 (3)テキスト情報が1バイト文字コード列および2バ
    イト文字コード列からなる、 3つの格納タイプいずれかのテキスト情報を音声情報に
    対応付けて格納し、 前記テキスト情報は、 固定サイズのテキスト記憶領域に格納される1バイト文
    字コード列および/または2バイト文字コード列と、1
    バイト文字コード列の第1終端コード、および、2バイ
    ト文字コード列の第2終端コードからなるとともに、 前記1バイト文字コード列、前記1バイトの第1終端コ
    ード、前記2バイト文字コード列、前記2バイトの第2
    終端コードの順番にて配置され前記1バイト文字コード
    列は、項目の種類を示す第1の標識により区切られ、 前記2バイト文字コード列は、項目の標識を示す第2の
    標識により区切られ、 前記再生装置は、 読み出し手段、再生手段、表示手段、表示タイプ情報保
    持手段、格納タイプ判別手段、識別情報保持手段、制御
    手段を備え、 前記読み出し手段は、前記半導体メモリカードから、再
    生する前記音声情報と前記テキスト情報とを読み出し、 前記再生手段は、読み出された前記音声情報を再生し、 前記表示手段は、読み出された前記1バイト文字コード
    列または前記2バイト文字コード列を表示し、 前記表示タイプ情報保持手段は、前記再生手段自身が少
    なくとも(a)〜(c)の3タイプのいずれかとする表
    示タイプ情報を保持し、 (a)1バイト文字コード列のみを表示可能 (b)2バイト文字コード列のみを表示可能 (c)1バイト文字コード列および2バイト文字コード
    列を表示可能 前記格納タイプ判別手段は、読み出される前記テキスト
    情報の内容に応じて、前記(1)〜(3)のいずれの格
    納タイプであるかを判別し、 前記識別情報保持手段は、前記テキスト情報の項目の種
    類ごとの識別情報を保持し、 前記制御手段は、前記表示タイプ情報および判別された
    前記格納タイプに応じて、前記テキスト情報の前記1バ
    イト文字コード列または前記2バイト文字コード列を前
    記識別情報とともに前記表示手段に表示させる、再生装
    置。
JP2002145068A 1999-05-28 2002-05-20 半導体メモリカードの再生装置 Expired - Lifetime JP4536313B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145068A JP4536313B2 (ja) 1999-05-28 2002-05-20 半導体メモリカードの再生装置

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-149893 1999-05-28
JP14989399 1999-05-28
JP23672499 1999-08-24
JP11-236724 1999-08-24
JP37278799 1999-12-28
JP11-372787 1999-12-28
JP2002145068A JP4536313B2 (ja) 1999-05-28 2002-05-20 半導体メモリカードの再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000156754A Division JP3327897B2 (ja) 1999-05-28 2000-05-26 半導体メモリカード、及びその再生装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003009060A true JP2003009060A (ja) 2003-01-10
JP2003009060A5 JP2003009060A5 (ja) 2007-06-21
JP4536313B2 JP4536313B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=27472980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002145068A Expired - Lifetime JP4536313B2 (ja) 1999-05-28 2002-05-20 半導体メモリカードの再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4536313B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015559A1 (ja) * 2003-08-12 2005-02-17 Fujitsu Ten Limited 記録媒体再生装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3327897B2 (ja) * 1999-05-28 2002-09-24 松下電器産業株式会社 半導体メモリカード、及びその再生装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2741566B2 (ja) * 1993-02-24 1998-04-22 株式会社アドバンス 音声式電子ブック
JPH1079189A (ja) * 1996-08-30 1998-03-24 Sony Corp 文字入力システム
JPH1131143A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Nec Corp 文字表示システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3327897B2 (ja) * 1999-05-28 2002-09-24 松下電器産業株式会社 半導体メモリカード、及びその再生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015559A1 (ja) * 2003-08-12 2005-02-17 Fujitsu Ten Limited 記録媒体再生装置
US7483352B2 (en) 2003-08-12 2009-01-27 Fujitsu Ten Limited Recording medium reproduction device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4536313B2 (ja) 2010-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100680443B1 (ko) 반도체 메모리 카드, 반도체 메모리 카드에 데이터를 기록하는 장치 및 반도체 메모리 카드의 데이터를 재생하는 장치
US6646966B2 (en) Automatic storage medium identifying method and device, automatic music CD identifying method and device, storage medium playback method and device, and storage medium as music CD
RU2268505C2 (ru) Носитель записи, записывающее устройство и система записи/воспроизведения
JP4214651B2 (ja) データコミュニケーションシステム、データ管理方法
US7962488B2 (en) Searching apparatus and searching method
US8156347B2 (en) Semiconductor memory card, playback apparatus, recording apparatus, playback method, recording method, and computer-readable recording medium
KR100717656B1 (ko) 기억 매체, 데이터 기억 장치, 데이터 편집 장치, 데이터 기억 방법 및 데이터 편집 방법
US20080115655A1 (en) Playback systems and methods with integrated music, lyrics and song information
EP1414041A1 (en) Editng device editing method
JPH1064247A (ja) 記録媒体上に記録されたソース・マテリアルを編集する編集装置及びそのためのデータ記録媒体
JP3934693B2 (ja) 映像検索装置
JP3327897B2 (ja) 半導体メモリカード、及びその再生装置
KR20010043276A (ko) 기록 장치, 기록 방법, 재생 장치 및 재생 방법
JPH08306167A (ja) 記憶媒体へのデータ格納方法、記憶媒体の再生装置、及び記憶媒体を用いた情報の管理装置、及び記憶媒体の使用方法
JP2002123297A (ja) 携帯用再生装置のデータの貯蔵及び検索方法
JP2001142472A (ja) 著作権付きデータ処理方法およびその装置
JPH0457275A (ja) Cd再生装置の文字表示回路
JP2003009060A (ja) 半導体メモリカードの再生装置
JP3662970B2 (ja) 情報出力装置、及び方法
JP2003331509A (ja) デジタル信号記録装置及びデジタル信号記録再生装置
MXPA01000986A (en) Semiconductor memory card, apparatus for recording data onto the semiconductor memory card, and apparatus for reproducing data of the semiconductor memory card
JPH08101694A (ja) カラオケ装置
JPH04285785A (ja) ディスクデータ再生装置
KR0147612B1 (ko) 영상노래반주 디스크의 배경화면정보의 압축 및 신장방법
JP2001266479A (ja) デジタルビデオ再生装置およびデジタルビデオ再生装置のデータ管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070507

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100616

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4536313

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

EXPY Cancellation because of completion of term