JP2003008836A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

Info

Publication number
JP2003008836A
JP2003008836A JP2001195288A JP2001195288A JP2003008836A JP 2003008836 A JP2003008836 A JP 2003008836A JP 2001195288 A JP2001195288 A JP 2001195288A JP 2001195288 A JP2001195288 A JP 2001195288A JP 2003008836 A JP2003008836 A JP 2003008836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
reading
document
image reading
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001195288A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Kitan
喜旦  智則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001195288A priority Critical patent/JP2003008836A/ja
Priority to US10/172,011 priority patent/US6714757B2/en
Publication of JP2003008836A publication Critical patent/JP2003008836A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読取手段の不要な移動時間の発生を防
ぎ、生産性を向上させることのできる画像読取装置及び
これを備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 自動原稿給紙装置101により給送され
た原稿Sを読み取る際には、画像読取手段106を所定
の読み取り位置に停止させ、この停止した状態の画像読
取手段106により原稿画像を読み取るようにする。ま
た、検知手段123により自動原稿給紙装置101に設
けられた原稿載置手段102に原稿が載置されたことを
検知する。そして、画像読取動作を開始する際、画像読
取動作開始手段が操作されると、位置制御手段は検知手
段123から検知信号が入力されている場合は、自動原
稿給紙装置101により原稿が給送される前に画像読取
手段106を待機位置から所定の読み取り位置に移動さ
せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置及び
これを備えた画像形成装置に関し、特に原稿画像の読み
取りを行う画像読取手段の位置制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、プラテ
ンガラス上に載置された原稿の画像を、プラテンガラス
の下方に配された画像読取手段をプラテンガラスに沿っ
て移動走査することにより読み取るようにする他、画像
読取手段を所定の読取位置に停止させ、この停止した状
態の画像読取手段の上方を自動原稿給紙装置によって原
稿を通過させることにより、原稿を読み取るようにした
画像読取装置を備えたものがある。
【0003】そして、このように画像読取手段を停止さ
せた状態で原稿を読み取る、所謂流し読みを行う場合
は、画像読取手段を移動させてプラテンガラス上に載置
された原稿を一枚ずつ読み取る、所謂固定読みに比べて
装置の低騒音化に効果があった。
【0004】ところで、このような流し読みにより原稿
画像を読み取るようにした画像読取装置を備えた画像形
成装置においては、自動原稿給紙装置として、例えば図
6に示すように流し読みのみが可能な構成のものを用い
るようにしたものがある。
【0005】即ち、同図に示すような自動原稿給紙装置
では、原稿載置トレイ1102に原稿Sを載置し、スタ
ートボタンが押されると、給紙部1103により原稿S
を、そのとき既に実線で示す所定の読み取り位置に移動
している読取ユニット1106の上方を通過させるよう
にしている。そして、このように構成することにより、
プラテンガラス上に原稿Sを載置し、さらに画像が読み
取られた後、この原稿Sを回収するための原稿搬送手段
を自動原稿給紙装置本体に設ける必要がなくなることか
ら、低コスト及び軽量の自動原稿給紙装置を実現するこ
とができる。
【0006】さらに、流し読みを行うため、従来は通常
コピー時に原稿を載置するプラテンガラスの他、通常コ
ピー走査領域外に流し読み専用のプラテンガラスを設け
ていたが、同図に示すようにプラテンガラス1127
の、通常コピーを行う読取ユニット1106の移動走査
領域内L1に読取ユニット1106を停止させるように
することにより、小型化及び簡素化された構成の自動原
稿給紙装置を実現することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
自動原稿給紙装置により給送される原稿画像を読み取る
ようにした従来の画像読取装置及びこれを備えた画像形
成装置においては、通常、読取ユニット1106は、同
図において破線で示す固定読みを行うための待機位置に
位置しており、流し読みを行う場合には、この待機位置
から流し読みを行う同図において実線で示す所定の読み
取り位置へ移動する必要がある。このため、流し読みを
行う場合には、読取ユニット1106を待機位置から読
み取り位置へ移動させるための時間が余分にかかってし
まい、1枚目の画像読取処理開始時間が延びてしまう。
【0008】そこで、1枚目の画像読取処理開始時間を
短縮するために、例えば読取動作開始の指令操作を利用
者が行う前、自動原稿給紙装置の原稿載置トレイ110
2に原稿Sが載置されると、これを検知手段1104が
検知し、この検知手段1104からの検知信号に基づき
前もって読取ユニット1106を待機位置から、読み取
り位置へ移動を開始する構成が提案されている。
【0009】しかしながら、このような方法では、一
旦、原稿Sを原稿載置トレイ1102にセットしてしま
うと、読取ユニット1106が移動を始めてしまうた
め、装置利用者が誤ってプラテンガラス1127に載置
すべき原稿を原稿載置トレイ1102に載置した場合、
或は自動原稿給紙装置を使った原稿読み取り動作の次
に、原稿Sをプラテンガラス1127に直接載置して読
み取り動作を行う場合に、読取ユニット1106が再び
待機位置へ戻るまで読み取り動作を開始することができ
ない。
【0010】即ち、不要な読取ユニット1106の移動
時間が発生するようになる。そして、このような不要な
読取ユニット移動時間が発生した場合には、画像形成装
置の生産性が低下する。
【0011】そこで、本発明は、このような現状に鑑み
てなされたものであり、読取ユニット(画像読取手段)
の不要な移動時間の発生を防ぎ、生産性を向上させるこ
とのできる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿の画像を
読み取る画像読取手段を備え、プラテンガラス上に載置
された原稿の画像を読み取る際には前記画像読取手段を
待機位置から前記プラテンガラスに沿って移動させなが
ら画像を読み取り、自動原稿給紙装置により給送される
原稿の画像を読み取る際には前記画像読取手段を所定の
読み取り位置に停止した状態で画像を読み取るようにし
た画像読取装置であって、前記自動原稿給紙装置に設け
られた原稿載置手段に前記原稿が載置されたことを検知
する検知手段と、画像読取動作を開始する際に操作され
る画像読取動作開始手段と、前記自動原稿給紙装置によ
り原稿が給送される前に前記画像読取手段を前記待機位
置から前記所定の読み取り位置に移動させる位置制御手
段と、を備え、前記位置制御手段は前記画像読取動作開
始手段が操作された際、前記検知手段から検知信号が入
力されている場合に、前記画像読取手段を待機位置から
所定の読み取り位置に移動させることを特徴とするもの
である。
【0013】また、本発明は、原稿の画像を読み取る画
像読取手段を備え、プラテンガラス上に載置された原稿
の画像を読み取る際には前記画像読取手段を待機位置か
ら前記プラテンガラスに沿って移動させながら画像を読
み取り、自動原稿給紙装置により給送される原稿の画像
を読み取る際には前記画像読取手段を前記読み取り手段
の待機位置近傍に設けられる載置原稿位置決め板からか
ら、前記プラテンガラスを隔てて他端側の読み取り位置
に停止した状態で画像を読み取るようにした画像読取装
置であって、前記自動原稿給紙装置に設けられた原稿載
置手段に前記原稿が載置されたことを検知する検知手段
と、画像読取動作を開始する際に操作される画像読取動
作開始手段と、前記自動原稿給紙装置により原稿が給送
される前に前記画像読取手段を前記待機位置から前記所
定の読み取り位置に移動させる位置制御手段と、を備
え、前記位置制御手段は前記画像読取動作開始手段が操
作された際、前記検知手段から検知信号が入力されてい
る場合に、前記画像読取手段を待機位置から所定の読み
取り位置に移動させることを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記位置制御手段は、前記
検知手段から検知信号が入力されなくなると画像読み取
りが終了したと判断し、前記画像読取手段を所定の読み
取り位置から待機位置に移動させることを特徴とするも
のである。
【0015】また本発明は、原稿の画像を読み取る画像
読取装置と、前記画像読取装置により読み取った画像情
報に基づいて画像を形成する画像形成部とを備えた画像
形成装置において、前記画像読取装置は、上記のいずれ
かに記載のものであることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画
像形成装置の一例であるデジタル複写機の概略構成を示
す図である。
【0018】同図において、100はデジタル複写機、
100Aはデジタル複写機本体(以下、装置本体とい
う)、101は装置本体100Aの上面に開閉回動自在
に設けられた自動原稿給紙装置(ADF)、201は装
置本体100Aの上部に設けられ、画像を読み取るため
の画像読取手段を備えた画像読取装置(リーダスキャ
ナ)である。また、401は装置本体100Aの中央部
に配された画像形成部、301はこの画像形成部100
Aにシートを搬送する給紙部である。
【0019】ここで、自動原稿給紙装置(ADF)10
1は、画像を読み取るための原稿を載置する原稿載置手
段である原稿載置トレイ102と、原稿載置トレイ10
2に原稿がセットされたことを検知する検知手段123
と、原稿載置トレイ102に載置された原稿を一枚ずつ
分離給送する給紙ローラ103と、分離給送された原稿
のスキューを修正しプラテンガラスに原稿を搬送するレ
ジストローラ対104a,104bと、原稿の画像面
を、プラテンガラス上に接近させて原稿を搬送するプラ
テンローラ105、プラテンガラス127b上を通過し
た原稿をガイドする搬送ガイド台124、原稿を反転さ
せる反転ローラ(後述する図3参照)、処理を終了した
原稿をスタックする排出原稿トレイ122と、排出原稿
トレイ122へ原稿を搬送する排出ローラ121等を備
えている。
【0020】なお、本実施の形態において、このプラテ
ンローラ105は、原稿Sの画像面をプラテンガラス上
面に接近させて原稿Sを搬送させるため、両端部にはプ
ラテンガラス上面に接触し、ローラ面とプラテンガラス
上面との隙間を確保するスペーサが設けられている。
【0021】一方、画像読取装置(リーダスキャナ)2
01には、読み取る原稿を載置するためのプラテンガラ
ス127aと、プラテンガラス127a上に載置された
原稿の位置を決めるための原稿突き当て板128aと、
自動原稿給紙装置101により搬送された原稿を読み取
るための流し読み専用プラテンガラス127bと、プラ
テンガラス127a及び流し読み専用プラテンガラス1
27a上の原稿を読み取る画像読取手段である読取ユニ
ット106等を備えている。
【0022】また、画像形成部401は、読取ユニット
106により読み取られた画像情報に応じてレーザ光源
を感光ドラム402に対して発するレーザスキャナ30
2、感光ドラム402を備えたプロセスカートリッジ等
を備えている。また、給紙部301は、記録紙Aを積載
する中板305を備えたカセット桶306と、シートを
送り出す給紙ローラ307等を備えている。
【0023】次に、このような構成のデジタル複写機1
00における画像形成動作について説明する。
【0024】まず、原稿を固定読みした後、画像形成を
行う場合について説明する。
【0025】この場合は、まず自動原稿給紙装置101
を開放してプラテンガラス127a上に原稿を画像面を
下向きにして載置する。そして、このように原稿を載置
した後、装置本体100Aに設けられた不図示の操作パ
ネルに設けられた図2に示す画像読取動作開始手段であ
るコピースタートキー50が操作され、画像読取動作開
始の指令が発信されると、この指令に基づき同図に示す
位置制御手段である制御装置51は、図1に示す待機位
置にある読取ユニット106を走査方向に移動させるよ
う駆動源であるモータ52に駆動信号を入力する。これ
により、読取ユニット106は、図示しないLEDより
原稿面を照明しながら矢印Aに示す走査方向に移動す
る。
【0026】次に、読取ユニット106は、照明された
原稿の原稿面からの反射光を図示しないレンズアレイに
よってラインセンサ上に集光することにより、原稿画像
を読み取る。そして、このようにして読み取られた画像
情報はデジタル信号に書き換えられてレーザスキャナ3
02に伝達され、このレーザスキャナ302に送られた
信号はレーザ光源となり高速で回転するポリゴンミラー
303と折り返しミラー304を介して、プロセスカー
トリッジの感光ドラム402に照射される。これによ
り、感光ドラム面上に静電潜像が形成され、この後、こ
の静電潜像はトナーにより現像され、トナー画像とな
る。
【0027】一方、このようなトナー画像形成動作に並
行してカセット桶306の底壁に対して傾斜している状
態の中板305に積載された記録紙Aのうち給紙ローラ
307に当接している1番上の記録紙A1が、給紙ロー
ラ307の矢印方向の回転に伴って送り出される。
【0028】そして、このように給紙ローラ307によ
って送り出された記録紙A1は引き抜きローラ308及
びレジストローラ309によって搬送され、転写ローラ
310により、感光ドラム402に形成されているトナ
ー画像が転写される。
【0029】次に、このようにトナー画像が転写された
記録紙A1は、内部に熱源である定着ヒータを有する加
熱部311aと、弾性体で形成される加圧ローラ311
bとを有する定着装置311により加熱及び加圧され、
これにより記録紙A1上のトナー画像が定着する。そし
て、この後、記録紙A1は記録紙排出ローラ312によ
って排紙トレイ313上に排出、積載される。
【0030】次に、原稿を流し読みした後、画像形成を
行う場合について説明する。
【0031】この場合は、まず図3に示すように原稿S
を原稿載置トレイ102に画像面を下向きにして載置す
る。そして、このように原稿Sが載置されると、検知手
段123により、原稿が原稿載置トレイ102にセット
されたことを示す信号が、図2に示す制御装置51に入
力され、これにより制御装置51は原稿載置トレイ10
2に原稿がセットされていることを検知する。
【0032】一方、原稿載置トレイ102に原稿Sを載
置した後、コピースタートキー50が操作され、画像読
取動作開始信号が入力されると、この信号及び原稿検知
手段123からの検知信号に基づき制御装置51は、読
取ユニット106を図3において破線で示す待機位置か
ら、実線で示す原稿流し読取位置へ移動させるようモー
タ52に駆動信号を入力する。これにより、読取ユニッ
ト106は、矢印B方向に移動する。なお、本実施の形
態において、この原稿流し読取位置は、プラテンローラ
105に対しプラテンガラス127bを挟み対峙する位
置である。
【0033】次に、読取ユニット106が原稿流し読取
位置に到着したことを、不図示のタイマ又はセンサによ
り検知すると、制御装置51は給紙ローラ103を駆動
して原稿載置トレイ102に載置された原稿Sを一枚ず
つ分離給送する。そして、このように分離給送された原
稿Sはレジストローラ対104a,104bによりスキ
ューが修正され、プラテンローラ105に向けて搬送さ
れる。
【0034】このとき、即ち原稿Sがプラテンローラ1
05に向けて搬送される時、既に読取ユニット106は
プラテンローラ105に対しプラテンガラス127bを
挟み対峙する原稿流し読取位置へ移動している。
【0035】これにより、原稿Sがプラテンローラ10
5に到達すると、図示しないLEDより原稿面を照明す
る。なお、このように原稿面を照明された原稿Sの原稿
面からの反射光は、既述したように図示しないレンズア
レイによりラインセンサ上に集光され、これにより原稿
画像が読み取られる。
【0036】さらに、このようにして読み取られた画像
情報に基づき既述したように感光ドラム面上に静電潜像
が形成され、この静電潜像は、この後トナーにより現像
されてトナー画像となり、このトナー画像は給紙部30
1によって送り出された記録紙A1に転写される。
【0037】一方、読取ユニット106の上方を通過す
る際、画像が読み取られた原稿Sは、この後、搬送ガイ
ド台124を通過し、排出ローラ121を介して排出原
稿トレイ122に積載されていく。なお、この後、全て
の原稿Sが読み取られ、原稿載置トレイ102上に原稿
Sがなくなると、検知手段123から検知信号が入力さ
れなくなる。これにより、制御装置51は読み取り動作
が終了したと判断してモータ52を駆動し、読取ユニッ
ト106を待機位置に戻すようにする。
【0038】このように、自動原稿給紙装置101によ
り給送された原稿Sを読み取る際には、読取ユニット1
06を所定の読み取り位置に停止させ、この停止した状
態の読取ユニット106により、原稿画像を読み取るよ
うにする。
【0039】そして、このような流し読みを行う際、検
知手段123により自動原稿給紙装置101に設けられ
た原稿載置トレイ102に原稿が載置されたことを示す
検知信号が入力された状態のときコピースタートキー5
0が操作されると、制御手段51は自動原稿給紙装置1
01により原稿Sが給送される前に読取ユニット106
を待機位置から読み取り位置に移動させる。
【0040】そして、このように読取指令後に、読取ユ
ニット106を原稿流し読取位置へ移動させるようにす
ることにより、装置利用者が原稿セット位置を間違えた
場合でも、読み取り開始操作(コピースタートキー操
作)を実行しない限り読取ユニット106を待機位置に
留めることができ、不要な移動時間が発生しないように
することができる。
【0041】また、原稿読み取りが終了した後、読取ユ
ニット106を待機位置に戻すようにすることにより、
自動原稿給紙装置101を使った原稿読み取り動作の次
の原稿をプラテンガラス127aに直接載置して読み取
り動作を行う場合においても、不要な移動時間が発生し
ないようにすることができる。
【0042】そして、このように読取ユニット106の
不要な移動時間を発生しないようにすることにより、デ
ジタル複写機100の生産性を向上させることができ
る。さらに、書籍原稿や、立体原稿を多用するユーザに
快適な操作性を提供することができる。
【0043】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0044】図4は、本実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるデジタル複写機の概略構成を示す図であ
る。なお、同図において、図1と同一符号は同一又は相
当部分を示している。
【0045】同図において、106aは読取ユニット1
06に設けられ、プラテンガラス127上に載置された
原稿を読み取るコンタクトイメージセンサ(以下、CI
Sという)、107は読取ユニット106の移動走査を
案内するガイド軸である。
【0046】なお、読取ユニット106には、読み取る
原稿を、プラテンガラス127を介し照明する不図示の
LEDと、CIS106a及びCIS106aを保持す
るCISホルダ106b、CISホルダ106bに固定
され、ガイド軸107を摺動するスライダ106cが含
まれている。
【0047】また、128aはプラテンガラス127の
一端部に設けられ、プラテンガラス127に載置された
原稿の位置を決めるための原稿突き当て板、128bは
原稿両端と中央のLEDの光量、CIS内に配された受
光素子の感度のばらつきなどのデータを検出するための
白色基準板(シェーディング補正板)であり、この白色
基準板128bは原稿突き当て板128aの裏面に配設
されている。
【0048】なお、本実施の形態において、読取ユニッ
ト106の待機位置は同図に示すように、原稿突き当て
板128aに対しプラテンガラス127を挟み対峙する
白色基準板近傍位置である。
【0049】また、プラテンローラ105は、同図に示
すようにプラテンガラス127の原稿突き当て板128
aが設けられている一端側と反対側に設けられている。
したがって、本実施の形態において、読取ユニット10
6の原稿流し読取位置は、原稿突き当て板128aから
プラテンガラス上に載置される原稿の読取走査領域を隔
てたプラテンガラス他端側となっている。
【0050】そして、このような構成のデジタル複写機
100においては、原稿を流し読みする場合は、既述し
た第1の実施の形態同様、まず、図5に示すように原稿
Sを原稿載置トレイ102に画像面を下向きにして積載
する。そして、このように原稿Sが積載されると、検知
手段123により、原稿が原稿載置トレイ102にセッ
トされたことを示す信号が、図2に示す制御装置51に
入力され、これにより制御装置51は原稿載置トレイ1
02に原稿がセットされていることを検知する。
【0051】一方、原稿載置トレイ102に原稿Sを載
置した後、コピースタートキー50が操作され、画像読
取動作開始信号が入力されると、この信号及び原稿検知
手段123からの検知信号に基づき制御装置51は、読
取ユニット106を図5において破線で示す待機位置か
ら、実線で示す原稿流し読取位置へ移動させるようモー
タ52に駆動信号を入力する。これにより、読取ユニッ
ト106は、矢印B方向に移動する。
【0052】ここで、本実施の形態において、原稿流し
読取位置は、既述したように原稿突き当て板128aか
らプラテンガラス上に載置される原稿の読取走査領域を
隔てたプラテンガラス他端側に設定されている。そし
て、このような位置に原稿流し読取位置を設定した場
合、読取ユニット106の流し読取位置までの移動距離
が長くなる。
【0053】しかし、このように読取ユニット106の
流し読取位置までの移動距離が長くなった場合でも、読
取指令後に、読取ユニット106を原稿流し読取位置へ
移動させるようにして読取ユニット106の不要な移動
動作を無くすようにすることにより、デジタル複写機1
00の生産性をより向上させることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動原稿給紙装置により給送された原稿の画像読取動作を
開始する際、画像読取動作開始手段が操作されると、原
稿載置手段に原稿が載置されている場合は、原稿が給送
される前に画像読取手段を待機位置から所定の読み取り
位置に移動させるようにすることにより、画像読取手段
の不要な移動時間の発生を防ぎ、生産性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるデジタル複写機の概略構成を示す図。
【図2】上記デジタル複写機の制御の一部を示す制御ブ
ロック図。
【図3】上記デジタル複写機の原稿を流し読みした後、
画像形成を行う動作を説明する図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるデジタル複写機の概略構成を示す図。
【図5】上記デジタル複写機の原稿を流し読みした後、
画像形成を行う動作を説明する図。
【図6】従来の自動原稿給紙装置と原稿読取装置の構成
を示す図。
【符号の説明】
50 コピースタートキー 51 制御装置 52 モータ 100 デジタル複写機 100A デジタル複写機本体 101 自動原稿給紙装置(ADF) 102 原稿載置トレイ 106 読取ユニット 123 検知手段 127,127a,127b プラテンガラス 128a 原稿突き当て板 201 画像読取装置 401 画像形成部 S 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA04 AA06 AA58 BA03 BA15 BA24 BA47 BA63 BA67 BB05 5B047 AA01 BA02 BB02 BC16 BC18 CA08 CA12 CB07 5C072 AA01 BA03 EA05 MB04 MB06 MB08 NA01 RA04 XA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取手段を備
    え、プラテンガラス上に載置された原稿の画像を読み取
    る際には前記画像読取手段を待機位置から前記プラテン
    ガラスに沿って移動させながら画像を読み取り、自動原
    稿給紙装置により給送される原稿の画像を読み取る際に
    は前記画像読取手段を所定の読み取り位置に停止した状
    態で画像を読み取るようにした画像読取装置であって、 前記自動原稿給紙装置に設けられた原稿載置手段に前記
    原稿が載置されたことを検知する検知手段と、 画像読取動作を開始する際に操作される画像読取動作開
    始手段と、 前記自動原稿給紙装置により原稿が給送される前に前記
    画像読取手段を前記待機位置から前記所定の読み取り位
    置に移動させる位置制御手段と、 を備え、 前記位置制御手段は前記画像読取動作開始手段が操作さ
    れた際、前記検知手段から検知信号が入力されている場
    合に、前記画像読取手段を待機位置から所定の読み取り
    位置に移動させることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読み取る画像読取手段を備
    え、プラテンガラス上に載置された原稿の画像を読み取
    る際には前記画像読取手段を待機位置から前記プラテン
    ガラスに沿って移動させながら画像を読み取り、自動原
    稿給紙装置により給送される原稿の画像を読み取る際に
    は前記画像読取手段を前記読み取り手段の待機位置近傍
    に設けられる載置原稿位置決め板から、前記プラテンガ
    ラスを隔てて他端側の読み取り位置に停止した状態で画
    像を読み取るようにした画像読取装置であって、 前記自動原稿給紙装置に設けられた原稿載置手段に前記
    原稿が載置されたことを検知する検知手段と、 画像読取動作を開始する際に操作される画像読取動作開
    始手段と、前記自動原稿給紙装置により原稿が給送され
    る前に前記画像読取手段を前記待機位置から前記所定の
    読み取り位置に移動させる位置制御手段と、を備え、前
    記位置制御手段は前記画像読取動作開始手段が操作され
    た際、前記検知手段から検知信号が入力されている場合
    に、前記画像読取手段を待機位置から所定の読み取り位
    置に移動させることを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記位置制御手段は、前記検知手段から
    検知信号が入力されなくなると画像読み取りが終了した
    と判断し、前記画像読取手段を所定の読み取り位置から
    待機位置に移動させることを特徴とする請求項1又は2
    記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
    前記画像読取装置により読み取った画像情報に基づいて
    画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置にお
    いて、 前記画像読取装置は、前記請求項1乃至3のいずれか1
    項に記載のものであることを特徴とする画像形成装置。
JP2001195288A 2001-06-27 2001-06-27 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 Pending JP2003008836A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195288A JP2003008836A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
US10/172,011 US6714757B2 (en) 2001-06-27 2002-06-17 Image reading apparatus and an image forming apparatus having the image reading apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195288A JP2003008836A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003008836A true JP2003008836A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19033294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001195288A Pending JP2003008836A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003008836A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8149473B2 (en) 2005-12-27 2012-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8149473B2 (en) 2005-12-27 2012-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007010949A (ja) 画像形成装置
JPH08242371A (ja) カラー画像処理装置
US6661982B2 (en) Image forming apparatus
JP2004307184A (ja) 記録媒体排出機構及びその記録媒体排出機構を備えた画像形成装置
US6714757B2 (en) Image reading apparatus and an image forming apparatus having the image reading apparatus
JP2003008836A (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3729063B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
JPH08152813A (ja) 画像形成装置
JP3698890B2 (ja) 画像読取装置
JP3466877B2 (ja) 画像形成装置
JP4256878B2 (ja) シート供給装置および画像形成装置
JP3667177B2 (ja) 画像形成装置
JP6713817B2 (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP3967283B2 (ja) 自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JP2000194234A (ja) 複写装置
JP2001194835A (ja) 自動原稿搬送装置、画像読取装置、および画像形成装置
JP2954793B2 (ja) 原稿読取装置
JP3321333B2 (ja) 画像形成装置
JP2008060867A (ja) 原稿読取り装置
JP2004072315A (ja) 画像形成装置
JP2000327168A (ja) 原稿搬送装置及び画像処理装置
JP2002220125A (ja) 画像入力装置
JP3964277B2 (ja) 画像読取装置
JP2006193314A (ja) 画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2004070028A (ja) 画像読み取り装置、複写装置およびコンピュータプログラム