JP2003008692A - リモート会話装置 - Google Patents

リモート会話装置

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JP2003008692A
JP2003008692A JP2001195097A JP2001195097A JP2003008692A JP 2003008692 A JP2003008692 A JP 2003008692A JP 2001195097 A JP2001195097 A JP 2001195097A JP 2001195097 A JP2001195097 A JP 2001195097A JP 2003008692 A JP2003008692 A JP 2003008692A
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Katsunori Onishi
克則 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモート会話を騒音環境内でも可能とするた
め、リモート会話装置に付設の各ボタンを利用し、この
ボタン操作により簡単なリモート会話を可能とし、少な
い投資でリモート会話装置の大幅なコストダウンと小型
化を可能とする。 【解決手段】 リモート装置を、既存の携帯電話器本体
と組合わせてリモート会話装置を構成し、ボタン操作に
より、予め定形型「返事」の作成、登録、蓄積が可能で
あると共に、通話中に定形型「返事」の呼出し又は任意
設定型「返事」の出力発声によってリモート会話が可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、簡単なボ
タン操作のみである程度の会話を可能とするリモート会
話装置に関し、さらに詳細には、既存の携帯電話機等に
接続して、音声による会話の難しい環境下でも、ボタン
操作による文字入力のみで自動変換された音声を発声
し、簡単な会話をすることのできるリモート会話装置に
関する。
【0002】
【従来の技術とその解決課題】従来から、騒音環境下に
おいて携帯電話を用いて連絡や、会話をする場合に、例
えば、新幹線A席、通勤電車等の乗り物内、映画館、レ
ストラン等の大衆集合施設内、会議、講習会、授業等の
会堂施設内、その他騒音作業環境、漏話を嫌う環境、水
中作業等の音声会話によるの意思伝達のできない環境下
において、ある程度の簡単なやり取りのみででも緊急会
話を必要とする場面に遭遇することが屡々あり、かかる
要求を満たす装置の開発が要望されていた。
【0003】その対策として、これまで、電話機本体に
音声出力機能を持たせた先行技術が存在している。ま
た、ボタン操作のみによりリモート会話を可能とするア
イデアとして、「はい」と「いいえ」の2語のみで対応
する「イエス・ノー応答例」(特開平9―307611
号公報)も存在している。
【0004】しかし、電話機本体に音声出力機能を持た
せた先行技術の場合、大型化しコストアップするもので
あった。この技術は、この出願の出願日前に商品化され
たものの、応答すべき内容が多く、また操作マニュアル
が複雑であり、さらに機種が選べず高価格であること等
から普及するまでに至っていない。
【0005】また、リモート会話するアイデアのものに
おいて、ボタン操作によるものではあっても、イエス・
ノー応答のみで、使用できるキーが少ないため十分な会
話を行うことができない等使い勝手に問題を残してい
た。
【0006】この出願の発明は、以上のような事情に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは、ボ
タン操作によるイエス・ノー以外の音声を含めた使用可
能な音声領域を拡大することにより、意思伝達の一層適
切な表現を可能にし、また、リモート装置を種々のイヤ
ホン・マイクセット端子付き携帯電話機本体へ簡単に接
続して、リモート会話装置として組み立てることができ
る、安価で組み立て簡単なリモート会話装置を提供する
ことである。
【0007】この出願の発明によれば、リモート会話装
置は、既存の携帯電話機本体とは別個のリモート装置を
備え、このリモート装置が既存の携帯電話機本体の殆ど
の機種にも接続組み立て可能となっているので、製作に
当たって少ない投資で済み、製作上のコストメリットが
ある。この場合、既存の携帯電話の殆どの機種において
利用できる。
【0008】また、リモート装置は、単独で収納、取り
出しができるので、リモート会話を必要とする時には、
取り出して携帯電話機本体にセットすれば簡単に組み立
てることができ、不必要時には携帯電話から外して適宜
収納することができる。もちろんリモート装置の取り外
された既存の携帯電話機本体をそのまま利用することが
できる。
【0009】この出願の発明のリモート会話装置によれ
ば、リモート装置に接続した携帯電話機本体のボタンを
利用しながらボタン操作によりリモート会話を可能とし
てあるので、リモート会話装置全体の大幅なコストダウ
ンを図ると共に、小型化が可能となる。
【0010】上述したように、携帯電話機本体にリモー
ト装置を組み合わせて、ボタン操作のみでリモート会話
が可能であるので、口頭音声を発することなく無声のま
までも、リモート装置において自動的に音声変換される
ので、その際他の動作、ポーズをとりながらでも、会話
を交わすことができ、周りに迷惑を架けずに必要な会話
ができる。
【0011】この出願の発明のリモート会話装置によれ
ば、相手にこれらの音声が伝わらない環境、例えば、騒
音環境の中、あるいはマイクOFFの場合でも、ある程
度の会話は可能である。またハンデイキャップのある方
にも、ある程度の会話が可能である。
【0012】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、汎用
携帯補器、例えば携帯電話機からの信号を受信する受信
機と、予め登録した定形返事を蓄積するか又は任意音声
の記録可能なメモリと、登録定形返事と任意音声のいず
れかを得るための操作切替用切替ボタンと、受信した信
号を音声に変換する音声変換器を内蔵する発声器と、携
帯電話機接続用ジャック及びイヤホンとを備えるリモー
ト装置と、該リモート装置を、予め接続するか又は通話
状態になってから接続するイヤホンマイクセット端子付
き汎用携帯電話機機と組み合わせてなり、受信機で受信
する信号を識別して、登録済の定形返事をメモリから呼
出し、発声器より音声出力すると共に、イヤホンにより
相手の音声とリモート装置の発声音を識聴可能としたこ
とを特徴とするリモート会話装置(請求項1)を提供す
る。
【0013】また、この出願の発明は、任意の音声を出
力又は確定するための操作ボタン形態の観点から、汎用
携帯電話機のボタンを利用したり(請求項2)、リモー
ト装置又は前記汎用携帯電話機のボタンを利用する(請
求項3)リモート会話装置を提供する。
【0014】さらにこの出願の発明は、その他付加機能
の観点から、出力する音声を、音色、話し方により選択
可能としたり(請求項4)、受発信の最初に流す内容と
して新たな内容を追加または変更可能とする(請求項5)
リモート会話装置を提供する。
【0015】またさらにこの出願の発明は、マイクの設
置形態の観点から、リモート装置にマイクを内蔵する
か、携帯電話のマイクを利用する(請求行6)リモート会
話装置をも提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】この出願の発明によれば、リモー
ト装置は、受信機と、メモリと、音声変換機を備えた発
声器と、切替ボタンと、携帯電話接続用ジャック及びイ
ヤホンとを備え、携帯電話機本体と組み合わせてリモー
ト会話装置を構成し、携帯電話機本体のボタン操作によ
って受信機が受信したボタン信号の決めにより、予め登
録した定形返事をメモリから呼出し、発声器より音声出
力が可能である。その際、発声音はイヤホンにも流すこ
とによって内容の確認が可能であり、したがって、イヤ
ホンにより、相手の音声とリモート装置の発声音のいず
れも識聴可能となる。
【0017】音声変換器は、携帯電話機本体からのトー
ン音で抽出された信号、例えばアナログ波、デジタル波
等、を発生装置(所謂スピーカー)で声に変換して、イヤ
ホンマイクコードで汎用携帯電話機のマイク音として返
す機能を有している。
【0018】この出願の発明のリモート会話装置は、携
帯電話接続用ジャックを既存の携帯電話機に差し込んで
接続し、使用に供するものであり、その際、既存の携帯
電話機のボタンを、「1〜0」のボタンを利用して、リモ
ート会話装置の任意「音声」を出力するための応答ボタ
ンとして、また、例えば「*」印のボタンを利用して、
出力する任意「音声」を確定するための確定ボタンとし
ても利用することができる。
【0019】汎用電話機においては、会話中に随時ボタ
ン操作でトーン音を発生できるので、「#、*;1〜0」
の12種類からなるトーン音の組合せによってかなりの返
事に対応することができ、このトーン音の利用によっ
て、予め登録した「返事」の呼出しと、一声ずつの呼出
しの二通りの方法で会話ができる。
【0020】その場合、リモート装置のイヤホンによっ
て、イヤホンに流されるリモート装置の発声音から応答
内容を確認したり、また、相手の音声とリモート装置の
発声音を聞いたりすることができる。
【0021】この出願の発明において利用する既存の携
帯電話機としては、イヤホンマイクセット端子を備える
ものが使用され、リモート装置のジャックが種々の汎用
携帯電話機のイヤホンマイクセット端子に接続して使用
される。
【0022】この出願の発明において、リモート会話を
するため登録済の定形返事を選択する際のボタン操作に
当たっては、携帯電話機のボタンを利用する場合、汎用
携帯電話機のボタンを押すことでリモート装置に信号を
送ってリモート会話する方法であって、この場合、沢山
のボタンを備えた汎用携帯電話機のボタンを利用するこ
とに特徴を有している。
【0023】この出願の発明では、受発信の内容につい
ては、最初に流す内容に、こちらの名前を告げることを
追加することもできる。例えば、前記でボタン「0」を
作動すると、発生器から流す内容に「ハイ、〇〇で
す。」と自己紹介の音声を冒頭に追加したり、又は変更
したりすることができる。この機能は、販売店の専用機
械等の使用において特に有効である。
【0024】マイクで、メモリに蓄積の登録定形返事と
同じ返事をユーザー自らが入れた場合には、応答内容を
自由に変えられるようにすることもできる。この場合、
マイクを内蔵しておくか、携帯のマイクを利用すること
で対応できる。
【0025】また、音声選択装置を追加付設して、音声
の種類を選べるようにすることにより、個性を楽しむこ
ともできる。例えば、音色の選択として、男女音声、大
人子供音声、だみ声、ハスキー声等々を選択したり、話
し方の選択として、方言、甘い言葉、幼児言葉等々の選
択が可能である。この場合、一つの音声選択装置で色々
切り換える方式でもよいが、装置毎に特定音声に設定し
ておくことでリモート装置の小型化、コストダウンが可
能となる。
【0026】この出願の発明のリモート会話装置は、他
国語、例えば「YES」[NO」による会話も勿論可能であ
る。いずれの場合でも、マイクを内蔵しておくと、騒音
から開放されて会話が可能となったときの言語による口
頭の応答も可能になる。
【0027】なお本願発明に係るリモート装置の動力源
は、この装置に設置の電池(15)から得る等適宜選択する
ことができる。以下、この出願の発明の実施例を、図面
に基づいて説明する。
【0028】
【実施例】図1に示すように、リモート装置(10)及び携
帯電話機(20)によって、この出願の発明のリモート会話
装置(R)が構成される。ここで、リモート装置(10)は、
受信機(11)、メモリ(12)、発声器(13)、切替ボタン(1
4)、電池(15)、イヤホン(16)、ジャック(17)を備えてい
る。切替ボタン(14)は、選択される出力を登録済の定形
返事か又は任意音声に切替えるための操作ボタンであ
り、また任意音声を出力する際に、「ひらかな入力方
式」採用における確定のための確定ボタンとしても機能
するものであり、切替ボタンは確定ボタンを兼用してい
る。
【0029】イヤホン(16)に、リモート装置(10)自身の
発声音を流すことにより、相手の音声と本装置(10)の発
声音を聞きながら、応答を確認することができる。この
出願の発明において、リモート装置(10)のジャック(17)
は、多くの携帯電話機(29)に共通してあるイヤホン・マ
イクセット端子(21)に差し込んで使用する。したがっ
て、共通のイヤホン・マイクセット端子(21)を備えた携
帯電話機(20)であれば、携帯電話機の様々な機種に対し
ても適用可能となる。ただし、一部PHS等で、この端子
(21)のないものの場合には対応できない。
【0030】携帯電話機(20)へのリモート装置(10)の接
続は、ジャック(17)とイヤホン・マイクセット端子(21)
の接続により実行されるが、接続の形態としては、会話
が必要な発信時に端子(21)に本装置(10)を適宜差し込ん
で接続するか、又は本装置(10)を「別途スイッチ付きイ
ヤホン・マイクセット」として、予め差し込んでおい
て、その別途スイッチの操作により受発信接続すること
も可能である。端子を差し込んだままにした場合は、リ
モート装置(10)をアクセサリーに供することもできる。
【0031】イヤホン(16)はリール巻き、ジャック(17)
はそれぞれ折り畳み式にするとリモート装置(10)を小型
化できる。この出願の発明において、音声を利用する応
答方法として、次の方法が用意される。
【0032】一つは、予めリモート装置(10)に登録した
「定型返事」を音声として応答し、出力する方法(以下
「方法A」という)であり、他の一つは、携帯電話装置か
ら任意にボタン操作して得た「随意作成音声」を出力す
る方法(以下「方法B」という)であり、適宜いずれかの
選択が可能である。
【0033】音声内容を定形型、任意設定型のいずれか
に決めるための方法A,方法Bの選択は、リモート装置(1
0)の切替ボタン(14)を用いて、切替操作するようにした
方が、携帯電話機本体(20)の操作ボタンを増加させない
上で望ましい。
【0034】最初に、予めリモート装置(10)に登録した
「定型返事」を音声として出力する方法Aにおける登録
済の「定型返事」の呼出しについて説明する。リモート
装置(10)の発声音をイヤホン(16)に流すことにより応答
の確認ができる。
【0035】返答操作は、相手へ返事を返す手段とし
て、携帯電話機本体(20)の数字ボタン等を利用して応答
ボタン(22)として操作することにより、携帯電話機本体
(20)から発信された信号を受信して、本リモート装置(1
0)のメモリ(12)に予め登録しておいた音声(応答)を出力
することによって実行される。
【0036】次に汎用携帯電話機のボタンを応答ボタン
とする操作について述べる。多くのボタンを備えた携帯
電話機本体(20)のボタンを利用することにより、本リモ
ート装置(10)に応答ボタンとしての操作キーを設置する
必要がなくなり、リモート装置(10)自体を小型化するこ
とができる。
【0037】通話中の携帯電話機本体(20)からボタン(2
2)操作によって発信される信号として、「トーン信号」
又は「電磁波信号」を利用する。予めよく使われそうな
「返事」をリモート装置(10)のメモリ(12)に「定型返
事」として記憶させておき、携帯電話機本体(20)から発
信されるボタン(22)の信号を受信して、「定型返事」を
出力する。
【0038】出力する定形返事を必要最小限にすること
で操作し易く、返事内容毎に個別に抽出できる各種ボタ
ンを設けても、少ないボタンで済むので、煩雑な操作も
少なく、使い勝手に支障を来すことはなく、装置の小型
化にも寄与する。
【0039】必要最小限に登録の「返事」の例として、
次のものが挙げられ、対応する携帯電話機本体の数字ボ
タンによる操作との関係を次の(1)から(4)のように決め
ることができる。
【0040】(1)「只今、会話が難しい状況ですので、
リモート方式で応答しますので、質問方式で会話をお願
いします」。この場合、携帯電話機本体からボタン
「0」の操作によるものとする。
【0041】(2)「はい」。この場合、携帯電話機本体
からボタン「1」の操作による。 (3)「いいえ」。この場合、携帯電話機本体からボタン
「2」の操作による。 (4)「もう一度お願いします」。携帯電話機本体からボ
タン「3」の操作による。 次いで、方法Bについて述べる。この方法Bは、上記方法
Aの返事だけで対応できないとき等に使用するもので、
この場合に限定されるものではないが、携帯電話機本体
(20)のボタン(22)を利用し、これを押すことで、一つず
つ音声を出力することにより会話することができる携帯
電話機本体(20)のボタン(22)を押すことにより、リモー
ト装置(10)から任意に「音声」を出力する出力操作の具
体例を(1)ポケベル方式、(2)平仮名入力と確定ボタン方
式を例に採って以下に説明する。 (1)ポケベル方式では、携帯電話機(20)のボタン操作に
より、例えば、ボタン「11」=あ、「12」=い、「13」
=う……の決めに基づいて、任意に「音声」を出力す
る。 (2)平仮名入力と確定ボタン方式では、携帯電話機(20)
のボタン操作により、又はリモート装置(10)の操作ボタ
ン(14)の操作と組み合わせて、例えば、次のように、ボ
タン「1」+確定ボタン=あ、ボタン「11」+確定ボタ
ン=い、ボタン「111」+確定ボタン=う、・・と決
め、これに基づいて任意に「音声」を出力する。なおこ
の場合、確定ボタンの操作は、携帯電話機本体(20)のボ
タン「*」又は本リモート装置(10)の切替ボタン(14)を
利用して実行することができる。
【0042】以上から、この出願の発明の作用は次のよ
うになる。 (1)予めメモリに記録されている「返事」をトーン音で
呼び出して汎用電話機に「返事」を発生音として返す作
用は次の順序で行われる。 汎用携帯電話機とリモート装置は相互に分離され、
リモート会話が必要なときに、相互に繋がれる。 携帯電話での通話は通常の方法で接続され、着信又
は受信で相手と通話状態になってからリモート装置を接
続するか、予め接続した状態でリモート会話をする。 携帯電話機は、通話中にその携帯電話機のボタン(#
*及び1〜0)を押すと、ピパポというトーン音を発生
する。この発生音はイヤホンでも聞くことができる。 携帯電話機とリモート装置をイヤホンマイクコード
で接続することで、発生したトーン音を伝達することが
できる。 この伝達されたトーン音をリモート装置に内蔵されて
いる受信機で受信する。リモート装置のメモリに。予め
定形返事が記録されている。 この発生された定形返事はイヤホンマイクコードで汎
用電話機のマイク(端子)に送られる。 携帯電話機に送られた定形返事はそのまま通話中の相
手に音声として送られる。 イヤホンに送られた定形返事は、リモート装置を操作
し、イヤホンを耳に付けている本人にどんな定形返事を
通話相手に送っているかを確認することができる。
【0043】(2)また予め記録されている定形返事のみ
では会話が不足するときは、声を一つずつ発生させて会
話する非常手段といえる任意音声は次の順序で実行され
る。 、予めメモリに記録されている定形返事による会話か
ら、「一声」ずつ発生して返事をする会話になるように
切り替えるためにリモート装置の切替ボタンで切り替え
る。 携帯電話機のボタンで、例えば「1」「1」と押すと
「ピ」「ピ」というトーン音が発生する。「一声」ずつ
発生して返事する会話になるように切替えた場合は、こ
れが「あ」という声を発生器で発声する。 この発声された「あ」はイヤホンマイクコードで汎用
携帯電話機(20)とイヤホン(16)に送られる。 汎用携帯電話機(20)に送られた「あ」はそのまま通話
中の相手に声として送られる。 これを繰り返すことで、「一声」ずつ途切れ途切れで
あるが、相手に、声として伝わり、会話を構成すること
ができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この出願の発明
は、汎用携帯電話機から発生させるトーン音を携帯可能
なリモート装置で受けて「返事」を汎用携帯電話機に直
接返すものであり、この出願の発明によれば、受信機
と、メモリと、切替ボタンと、発声器と、携帯電話接続
用ジャック及びイヤホンとを備え、受信機の受けた信号
を識別して予め登録した「返事」をメモリから呼出し、
発声器より音声出力すると共に、イヤホンで相手の音声
とリモート装置の発声音を識聴可能とし、携帯電話接続
用ジャックを、応答ボタンを備えたイヤホンマイクセッ
ト端子付き携帯電話に接続し、リモート装置とイヤホン
マイクセット端子付き携帯電話を組み合わせたリモート
会話装置によって、携帯電話機本体のボタンを利用する
ことで、大幅なコストダウンと小型化が可能となり、且
つ既存の携帯電話機に対してその殆どの機種に利用でき
る。
【0045】リモート会話装置による操作ボタンのみ
で、リモート会話するので、本人自身言葉を発すること
なく、したがって周りに迷惑をかけないで会話ができ
る。相手にこちらの音声が伝わらない状況(マイクOFF)
でも、会話ができるので、騒音中でもある程度の会話が
可能である。また、ハンディーキャップのある方にもあ
る程度の会話が可能なものとして利用することができ
る。
【0046】携帯電話機のボタンを利用しその操作でリ
モート装置を作動しリモート会話でき、リモート装置自
体の小型化を図ることができるので、手軽で携帯可能な
リモート会話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】既存の携帯電話機本体とリモート装置を組み合
わせたリモート会話装置の概略図である。
【符号の説明】
10 リモート装置 12 受信機 13 発声器 14 切替ボタン 15 電池 16 イヤホン 17 ジャック 20 既存の携帯電話機本体 21 イヤホン・マイクセット端子 22 応答ボタン R リモート会話装置 S ボタン操作信号 V 音声出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/32 H04B 7/26 V

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用補器等からの信号を受信する受信機
    と、予め登録返事を蓄積するか又は任意音声の記録可能
    なメモリと、登録返事又は任意音声のいずれかを得るた
    めの操作切替用切替ボタンと、受信した信号を音声に変
    換する音声変換器を内蔵する発声器と、携帯電話機接続
    用ジャック及びイヤホンとを備えるリモート装置と、該
    リモート装置を、予め接続するか又は通話状態になって
    から接続するイヤホンマイクセット端子付き汎用携帯電
    話機機と組み合わせてなり、受信機で受信する信号を識
    別して、登録済「返事」をメモリから呼出し、発声器よ
    り音声出力すると共に、イヤホンで相手の音声とリモー
    ト装置の発声音を識聴可能としたことを特徴とするリモ
    ート会話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、任意の音声を出力する
    ために、汎用携帯電話機のボタンを応答ボタンとして利
    用することを特徴とするリモート会話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、出力した任意の
    音声を確定するためにリモート装置又は前記汎用携帯電
    話機のボタンを利用することを特徴とするリモート会話
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、リモ
    ート装置から出力する音声を、音色、話し方により選択
    可能としたことを特徴とするリモート会話装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、受
    発信の最初に流す内容に新たな内容を追加または変更可
    能としたことを特徴とするリモート会話装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、リモ
    ート装置にマイクを内蔵するか、携帯電話のマイクを利
    用することを特徴とするリモート会話装置。
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