JP2003008491A - タクシー配車システム - Google Patents

タクシー配車システム

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JP2003008491A
JP2003008491A JP2001177068A JP2001177068A JP2003008491A JP 2003008491 A JP2003008491 A JP 2003008491A JP 2001177068 A JP2001177068 A JP 2001177068A JP 2001177068 A JP2001177068 A JP 2001177068A JP 2003008491 A JP2003008491 A JP 2003008491A
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Mamoru Shimabukuro
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実かつ効率的に配車を行えるようにする。 【解決手段】 携帯電話機31及び41は、ブラウザ機
能を有しており、基地局を介してインターネット21に
接続される。インターネットには、複数のタクシーに関
する情報を、タクシー毎にタクシー情報として管理する
サーバー11が接続されており、携帯電話機31は、タ
クシー利用者によって用いられ、携帯電話機41はタク
シードライバーによって用いられる。サーバー11は、
携帯電話機41からのアクセスに応じて、タクシー情報
を登録し、さらに、携帯電話機31からのアクセスに応
じて、サーバーはタクシー情報を携帯電話機31に与え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシーの配車を
支援するためのシステムに関し、特に、インターネット
を用いて、タクシーの配車を行うためのシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、タクシー会社では、タクシー配
車のためにタクシー配車センターを設けており(つま
り、タクシー会社毎にタクシー配車センターが設けられ
ている)、利用者(以下顧客という)がタクシーの配車
を依頼する際には、電話帳等から一つの(特定の)タク
シー配車センターを選択して、このタクシー配車センタ
ーに利用者が電話等を入れて、配車依頼を伝えている。
そして、当該タクシー配車センターでは、この配車依頼
に応じて無線回線を用いて当該タクシー会社のタクシー
に対して乗車依頼の顧客がいる旨を伝える。空車のタク
シーがあると、空車のタクシーから無線回線を用いてタ
クシー配車センターに乗車可能である旨返送される。こ
れによって、タクシー配車センターでは、当該顧客に対
してどの程度の時間でタクシーが配車できるかを伝え
る。
【0003】上述のように、従来、顧客がタクシーの配
車を依頼する際には、タクシー配車センターと電話でや
り取りを行って、タクシーの配車を受けており、例え
ば、空車がなく、一つのタクシー配車センターで配車が
受けられなければ、他のタクシー配車センターに再度電
話を入れることになる。
【0004】一方、顧客は、タクシーの配車を依頼する
際、以前乗車してサービス等がよかったタクシー会社を
選択するものであり、過去の乗車経験に基づいてタクシ
ー会社を選択する傾向にある。言い換えると、タクシー
会社にとっては、顧客を乗せた際のサービス等が一種の
広告機能として作用しており、タクシー会社が営業活動
を行うといっても、商品と異なり、サービスを提供する
ことを考慮すると、自社と他のタクシー会社との区別を
明確にすることが難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、顧客が
タクシーの配車を依頼する際には、タクシー配車センタ
ーに電話を入れて配車を依頼する必要があるが、この
際、空車のタクシーがなければ、配車が断られることに
なるし、顧客のいる場所(位置)近くに空車のタクシー
がなければ、顧客は配車を受けるまで長時間待たされる
こともある。
【0006】そして、一つのタクシー会社で配車を断ら
れると、前述のように、再度、別のタクシー配車センタ
ーに電話を入れて、配車を依頼する必要があり、空車が
なければ、配車を受けるまで、時間がかかってしまうば
かりでなく、何度もタクシー配車センターに電話を入れ
なければならない。つまり、顧客の側からみると、空車
のタクシーについて、タクシー配車センターに電話を入
れてみなければ全くわからず、一方、タクシー配車セン
ターにとっても、無線回線を用いてタクシーに連絡を入
れなければ、空車のタクシーがわからないという問題点
がある。
【0007】さらに、顧客にとっては、配車されたタク
シーに関する情報(例えば、ドライバー等に関する情
報)は全く与えられず、単に空車のタクシーが回される
にすぎず、顧客の側から空車タクシーを選択することが
できないという問題点がある。
【0008】いずれにしても、従来のタクシー配車にお
いては、顧客の側が直接的に空車情報を得て、この空車
情報に基づいて配車を依頼することができない。
【0009】また、顧客が予めタクシーへの乗車を予約
する際においても、タクシー配車センターに予約を入れ
て置く必要があるが、一般には、何日の何時にタクシー
をある場所に配車することが予約できるだけであって、
他の希望を入れることは難しい。つまり、配車されて初
めてどのようなタクシーが配車されたかがわかり、事前
にそのことを知ることは困難である。言い換えると、顧
客が直接的に予約登録を行って所望のタクシーを選択す
ることが難しいという問題点がある。
【0010】一方、タクシー配車センターでは、顧客か
らの配車依頼を受けて空車のタクシーを探し、空車のタ
クシーがあると顧客に配車可能であることを伝えてお
り、配車の手配に時間がかかってしまい、顧客の要望に
迅速に対処できないことも多い。
【0011】加えて、タクシー会社が広告を行うといっ
ても、電話帳等に広告を乗せている程度であり、配車の
際に広告を行うことができない。つまり、顧客がタクシ
ー配車センターに電話を入れた際に、当該顧客に対して
合わせて広告も行うことは難しい(タクシー会社が自社
の広告を行う際においても、配車とは無関係に広告を行
なわなければならない)。
【0012】本発明の第1の目的は、利用者の側が直接
的に空車情報を得てこの空車情報に基づいて確実かつ効
率的に配車を依頼することができるタクシー配車システ
ムを提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、顧客が直接的に予
約登録を行って確実かつ効率的に所望のタクシーを予約
することのできるタクシー配車システムを提供すること
にある。
【0014】本発明の第3の目的は、効率的に配車を行
って顧客の要望に迅速に対処することのできるタクシー
配車システムを提供することにある。
【0015】本発明の第4の目的は、配車に合わせてタ
クシー広告を行なうことのできるタクシー配車システム
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基地局
を介してインターネットに接続される複数の携帯端末機
と、前記インターネットに接続され複数のタクシーに関
する情報を前記タクシー毎にタクシー情報として管理す
るサーバーとを有し、前記携帯端末機はタクシー利用者
によって用いられる第1の端末機と、タクシードライバ
ーによって用いられる第1の端末機とに分かれており、
前記第2の端末機からのアクセスに応じて前記タクシー
情報を登録し、前記第1の携帯端末機からのアクセスに
応じて前記サーバーは前記タクシー情報を前記第1の携
帯端末機に与えるようにしたことを特徴とするタクシー
配車システムが得られる。
【0017】前記サーバーには前記タクシー情報と前記
第2の端末機の端末番号とが相互に関連付けられて管理
されており、前記サーバーは、前記第2の携帯端末機か
ら予め規定された暗証番号及び前記第2の携帯端末機の
電話番号が認証情報として与えられた際予め定められた
ドライバーメニュー画面を前記第2の携帯端末機に表示
する。
【0018】前記タクシー情報には、前記タクシーが実
車であるか空車であるかを示す実車/空車情報が含まれ
ており、前記ドライバーメニュー画面には前記第2の端
末機の端末番号で規定される実車/空車情報が表示され
ている。そして、前記ドライバーメニューには空車の登
録又は解除を行うための空車登録/解除ボタンが備えら
れている。
【0019】また、前記タクシー情報には、前記タクシ
ーの現在地を示すタクシー現在地情報が含まれており、
ドライバーメニュー画面には前記第2の端末機の端末番
号で規定されるタクシー実現在地情報が表示されてい
る。そして、前記ドライバーメニューには前記タクシー
の現在地を変更するためのタクシー現在地変更ボタンが
備えられており、該タクシー現在地変更ボタンが選択さ
れた際前記サーバーは前記タクシーの現在地の変更を許
可して、変更後のタクシー現在地を前記タクシー現在地
情報とする。
【0020】加えて、前記第1の端末機から予め定めら
れた利用者アドレスで前記サーバーをアクセスした際、
前記サーバーは前記第1の端末機に利用者メニューを表
示され、前記利用者メニューには、少なくともタクシー
呼出ボタン、予約登録ボタン、及び予約照会/解除ボタ
ンが備えられており、前記タクシー呼出ボタンを選択し
て、前記利用者の利用者現在地を入力すると、前記サー
バーは前記利用者現在地に基づいて前記実車/空車情報
及び前記タクシー現在地情報を参照して空車があると空
車のタクシーを示す空車状況情報を前記第1の端末機に
表示する。そして、前記空車がないと、前記サーバーは
空車ない旨の空車無し画面を前記第1の端末機に表示す
る。
【0021】前記空車状況情報には、少なくとも前記空
車のタクシー毎に車種、カード使用可能か否か、喫煙可
能か否か、及び法人タクシーか個人タクシーかを示す識
別が表示されており、前記空車状況情報から一つの空車
タクシーを選択空車タクシーとして選択すると、前記サ
ーバーは該選択空車タクシーに関する詳細情報画面を表
示する。そして、前記選択空車タクシーを特定した際前
記サーバーは当該選択空車タクシーにリンクした端末番
号を前記第1の端末機に与え、前記第1の端末機は前記
端末番号で規定される第2の端末機に連絡する。
【0022】さらに、前記予約登録ボタンが選択されて
予約が行われると、前記サーバーは前記第1の端末機の
端末番号を含む予め定められた予約情報を登録し、前記
予約照会/解除ボタンで予約照会が選択されると、前記
サーバーは前記第1の端末機の端末番号に関連する予約
情報を前記第1の端末機に照会表示し、該照会表示され
た予約情報画面から解除が行われると当該予約を解除す
る。
【0023】また、前記ドライバーメニューには、前記
予約情報を参照するための予約参照ボタンが備えられて
おり、前記参照ボタンが選択されると、前記サーバーは
前記予約情報を予約者一覧として前記第2の端末機に表
示する。前記予約参照の際、利用者現在地を限定地域と
して限定すると、前記サーバーは該限定地域に応じて前
記予約者一覧を前記第2の端末機に表示する。
【0024】前記予約者一覧において予約情報毎に承り
ボタンが備えられており、前記予約情報の一つを特定予
約情報として特定して承りボタンを選択すると、前記サ
ーバーは前記第1の端末機の端末番号に基づいて承りメ
ールを前記第1の端末機に送付する。そして、前記ドラ
イバーメニューには、承り件数を表示するための承り件
数欄が備えられており、該承り欄を選択すると、前記サ
ーバーは、前記承った予約情報を前記第2の端末機に表
示し、該承った予約情報には電話欄が備えられており、
該電話欄を選択すると、前記第2の端末機は前記第1の
端末機の端末番号に電話をする。なお、前記ドライバー
メニューには前記タクシー情報を確認するための登録情
報確認ボタンが備えられており、該登録情報確認ボタン
を選択すると、前記サーバーは前記タクシー情報を表示
する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0026】まず、図1を参照して、図示のタクシー広
告・配車システムには、タクシー配車管理サーバー(以
下単にサーバーと呼ぶ)11が備えられており、このサ
ーバー11はインターネット21に接続されている。一
方、インターネット21には、例えば、複数の基地局
(図示せず:なお、当然のことながら基地局は公衆電話
回線網にも接続されている)が接続されており、周知の
ように、端末装置である携帯電話機は無線回線を介して
基地局を相互に通信を行うとともに公衆電話回線網(図
示せず)にも接続される。そして、携帯電話機は基地局
を介してインターネット21に接続される。図示の例で
は、説明の便宜上、二つの携帯電話機31及び41が示
されている。図示の例では、携帯電話機31は利用者が
携帯しており、携帯電話機41はタクシードライバーが
携帯しているものとする。
【0027】携帯電話機31及び41には、通常の電話
機能及びインターネットアクセス機能(ブラウザ機能)
が備えられており、一方、サーバー11にはコンピュー
タシステム12が備えられており、このコンピュータシ
ステム12には少なくともタクシー管理データベース1
3及び予約管理データベース14が接続されている。
【0028】前述のサーバー11に登録する際には、例
えば、タクシー会社(個人タクシーを含む)毎に、サー
バー11を運営している会社(運営会社)に登録申し込
みを行う。この際、各タクシー会社は暗証番号を申請す
る。この申し込みが承認されると、各タクシー会社で
は、自社で使用する携帯電話機の電話番号をタクシーに
関連づけて運営会社に登録する。そして、運営会社で
は、タクシー会社毎にその暗証番号及び電話番号をコン
ピュータシステム12からタクシー管理データベース1
3に登録する。この際、タクシー管理データベース13
には、タクシー会社毎、つまり、暗証番号毎に、携帯電
話番号が登録され、携帯電話番号によってタクシーを識
別することになる。言い換えると、暗証番号でタクシー
会社が識別され、携帯電話番号でタクシー会社のタクシ
ーが特定されることになる。さらに、各携帯電話番号に
は、タクシー毎の詳細情報が付加される。このようにし
て、暗証番号からツリー状に各種情報が付加されてタク
シー管理データベース13に登録されることになる。タ
クシー毎の詳細情報としては、例えば、法人種類(法人
名又は個人名)運転手名、車種(セダン、ワゴン、及び
大型小型等の区別)、支払い条件(クレジットカード又
はチケットが使用できるか)、禁煙か否か、初乗り運
賃、カード利用可の場合利用できるカード名、及び広告
等である。広告としては、法人の場合には、例えば、法
人の広告が形成され、さらに、セールスポイント等も登
録される。
【0029】上述のようにして、タクシー会社がサーバ
ー11に登録を行うと、各タクシーのドライバーは携帯
電話機41を用いてサーバー11をアクセスすることが
可能となる。ここで、図2も参照して、携帯電話機41
を用いて、サーバー11をアクセスする際には、例え
ば、サーバー11のドライバー用URLを入力して、サ
ーバー11をアクセスする(ステップS1)。その後、
ドライバーが自分のいるエリアを選択入力すると(例え
ば、首都圏等:ステップS2)、ディスプレイ上にはド
ライバー認証画面が表示される(ステップS3)。この
ドライバー認証画面には、図3(a)に示すように、携
帯電話番号欄及び暗証番号欄が設けられており、ドライ
バーは携帯電話番号欄及び暗証番号欄にそれぞれ携帯電
話番号及び暗証番号を入力して、認証OKを選択(クリ
ック)する(ステップS4)。これによって、携帯電話
番号及び暗証番号がコンピュータシステム12に送信携
帯電話番号及び送信暗証番号として送られる。コンピュ
ータシステム12では、送信携帯電話番号及び送信暗証
番号に基づいてタクシー管理データベース13をアクセ
スして、該当する携帯電話番号及び暗証番号が存在する
か否かを調べる(ステップS5)。そして、該当する携
帯電話番号及び暗証番号があれば、携帯電話機41のデ
ィスプレイ上に、図3(b)に示すドライバーメニュー
を表示する(ステップS6)。一方、該当する携帯電話
番号及び暗証番号がなければ、コンピュータシステム1
2は、図3(c)に示すエラー表示画面を表示する(ス
テップS7)。エラー表示があった際には、適宜、エラ
ー表示画面上の「認証画面へ」をクリックして、ドライ
バー認証画面へ戻り、ドライバーは、ドライバー認証画
面から携帯電話番号及び暗証番号再入力を行う。
【0030】図3(b)に示すように、ドライバーメニ
ューには、現在空車か実車かを示す欄(空車・実車欄)
及び現在地を示す欄(現在地欄)が備えられており、図
示の例では、空車・実車欄には実車中が表示され、現在
地欄には23区内練馬区が表示されている。さらに、ド
ライバーメニューには、空車登録/解除、現在地変更、
予約参照、承り件数確認、及び登録情報確認を行うため
の欄が備えられている。空車登録/解除欄は空車登録及
び空車解除を行うために用いられ、実車中においては、
「空車登録」が表示され、空車中においては、「空車解
除」が表示される。また、現在地変更欄は、現在地の変
更・設定を行う際に用いられ、予約参照欄は、現在空車
を探している利用者(客)に関する情報を表示する際に
用いられる。承り件数確認欄は、現在の予約状況の確認
及び予約を受けた利用者と連絡をとる際に用いられる。
登録情報確認欄は、登録した「法人名」、「運転手
名」、「電話番号」、「車種」、及び「車のナンバー」
等を確認する際に用いられる。
【0031】いま、タクシーが「客」を乗車させて、目
的地まで「客」を運んだ後、降車させたとする。この
際、ドライバーは、携帯電話機41を用いて、前述のス
テップS1乃至S4を実行する。これによって、携帯電
話番号及び暗証番号が認証されて、前述の携帯電話機4
1にドライバーメニューが表示される。このドライバー
メニューでは、空車・実車欄に実車中が表示されている
(「客」を乗せた際「空車」から「実車中」に変更し
た。つまり、「客」を乗せた際、空車解除が行われて、
コンピュータシステム12はタクシー管理データベース
13内の当該タクシーに実車の旨を付加することにな
る)。
【0032】上述のようにして、ドライバーメニューを
表示させた後、ドライバーは、まず、現在地を確認す
る。この際、実際にいる位置と表示された現在位置とが
異なる場合には(ステップS8)、ドライバーは、現在
地変更を行う(ステップS9)。
【0033】現在地変更を行う際には、ドライバーメニ
ューにおいて、現在地変更欄を選択する。これに応答し
て、コンピュータシステム12では、現在地変更画面
(図4(a))を携帯電話機41に表示する。この現在
地変更画面には、例えば、他県選択欄及び地域選択欄が
設けられており、都道府県を変更する際には、他県選択
欄から該当する都道府県を選択する。その後、地域選択
欄で地域を選択することになる。一方、同一の都道府県
内で地域を変更する際、地域選択欄のみを用いて地域を
選択する。例えば、他県選択欄で、「23区」内を選択
すると、23区が表示される(図4(b))。そして、
プルダウン選択によって、例えば、品川区を選択すると
(図4(c))、現在地変更画面に品川区が表示される
(図4(d))。上述のようにして、現在地変更画面で
現在地を変更して、OKボタンを選択(クリック)する
と、上述の変更情報が現在地変更情報としてコンピュー
タシステム12に与えられ、タクシー管理データベース
13に携帯電話番号、つまり、タクシーに対応付けて現
在地変更情報が格納される(ステップS10)。つま
り、タクシー管理データベース13内において、タクシ
ーの現在位置が変更される。その後、コンピュータシス
テム12は携帯電話機41にドライバーメニューを表示
する。この際、ドライバーメニュー中の現在地欄には変
更後の現在位置が表示される。
【0034】上述のようにして、現在地の変更を行う必
要があれば、現在地を変更した後、ドライバーは、ドラ
イバーメニュー中の空車登録欄を選択して、空車登録を
行う(ステップS11)。これによって、携帯電話機4
1からコンピュータシステム12に空車情報が送られ、
コンピュータシステム12では、タクシー管理データベ
ース13に携帯電話番号、つまり、タクシーに対応付け
て空車情報を格納する(ステップS12)。つまり、当
該タクシーは空車とされる。なお、空車登録欄を選択し
た際には、空車・実車欄には空車中と表示されることに
なる。
【0035】ここで、図5を参照して、利用者
(「客」)が空車呼出しを行う場合について説明する。
【0036】携帯電話機31を用いて、サーバー11を
アクセスする際には、例えば、サーバー11の利用者用
URLを入力して、サーバー11をアクセスする(ステ
ップS13)。これによって、携帯電話機31のディス
プレイ上には、例えば、図6(a)に示すトップページ
が表示される(ステップS14)。利用者が、トップペ
ージ上のENTERを選択すると(ステップS15)、
ディスプレイ上には、例えば、図6(b)に示すメニュ
ー(MENU)画面が表示される(ステップS16)。
このメニュー画面には、タクシー呼出、予約登録、及び
予約照会・解除が設けられており、空車呼出しを行う際
には、タクシー呼出を選択する(ステップS17)。こ
れによって、携帯電話機31からタクシー呼出しの旨コ
ンピュータシステム12に伝えられる。そして、コンピ
ュータシステム12では、携帯電話機31に、図7
(a)に示す現在地選択画面を表示する(ステップS1
8)。
【0037】この現在地選択画面には、例えば、他県選
択欄及び地域選択欄が設けられており、利用者は現在地
選択画面から利用者の現在位置を入力する(ステップS
19)。例えば、図7(b)に示すように、千葉県を選
択して、さらに、地域を選択入力したとすると(以下こ
の情報を選択地域情報と呼ぶ)、コンピュータシステム
12では、地域選択情報に応じて、つまり、地域選択情
報で示される地域内の空車中のタクシーをタクシー管理
データベース13から検索する。そして、空車中のタク
シーがあると(ステップS20)、コンピュータシステ
ム12では、携帯電話機31に、図7(c)に示す空車
選択画面(空車一覧)を表示する(ステップS21)。
一方、空車中のタクシーがないと、コンピュータシステ
ム12では、携帯電話機31に、図7(d)に示す空車
無しを知らせる画面を表示する(空車無し画面:ステッ
プS22)。なお、この空車無し画面から後述する予約
を行うことができる。
【0038】利用者は、上述の空車選択画面を用いて希
望の車を選択することになる。なお、空車選択画面に
は、空車一覧が表示されており、空車毎に、例えば、車
種、支払い、たばこ、及び法人種類に関する略号(表
記)が表示されている。利用者が略号の説明を見たい場
合には、空車選択画面において、「説明」を選択すると
(押し下げると)、コンピュータシステム12では、図
8(a)に示す「表記説明」を携帯電話機31に表示す
る。例えば、車種、支払い、たばこ、及び法人種類に関
する表記説明が表示される。図示の例では、車種して、
セ:セダン、ワ:ワゴン、介:介護が示され、支払いと
して、○はカード可、Xはカード不可、たばことして○
は喫煙可、Xは喫煙不可、法人種類として個:個人タク
シー、法:法人タクシーの別が示されている。これによ
って、利用者は、略号の意味を知ることができる。その
後、「戻る」を選択すると、再び、空車選択画面が表示
される。
【0039】利用者が、空車一覧からその一つを選択空
車として選択すると(ステップS23)、コンピュータ
システム12では、上述の選択空車に関する詳細情報を
タクシー管理データベースから検索して、図8(b)に
示すように、空車タクシーに関する詳細情報(空車タク
シー情報)の一つを携帯電話機31に表示する(ステッ
プS24)。そして、利用者が選択ボタンで「次へ」を
押すと、今度は、他の空車タクシー情報が携帯電話機3
1に表示される(例えば、図8(c)に示す空車タクシ
ー情報)が携帯電話機31に表示される。このようにし
て、選択ボタンによって「次へ」を押すことによって、
利用者は、順次、全ての空車タクシー情報を閲覧でき
る。なお、選択ボタンによって「前へ」を押せば、直前
の空車タクシー情報が表示されることになる。図示のよ
うに、空車タクシー情報には、例えば、セールスポイン
ト等が表示され、これによって、利用者がタクシーを選
択する際の広告機能を果たすことになる。
【0040】上述のようにして、利用者が、空車タクシ
ー情報を閲覧して、例えば、図8(b)に示す空車タク
シー情報に係るタクシーを希望するとすると、その空車
タクシー情報中の「運転手へ電話」を選択する(ステッ
プS25)。これに応答して、コンピュータシステム1
2ではタクシー管理データベース13を検索して、当該
タクシーの携帯電話番号(携帯電話機41の番号)を携
帯電話機31に送り、図8(d)に示す電話呼出し画面
を携帯電話機31に表示させる(ステップS26)。利
用者が運転手へ電話を選択すると、携帯電話機31から
携帯電話機41に電話がかけられる(ステップS2
7)。そして、利用者と運転手とが直接連絡を行って所
望の場所へタクシーを呼ぶことになる。
【0041】つぎに、図9を参照して、利用者がタクシ
ー予約をする場合について説明する
【0042】いま、前述のメニュー(MENU)画面に
おいて、予約を選択すると(ステップS28)、携帯電
話機31から予約登録の旨がコンピュータシステム12
に伝えられる。これによって、コンピュータシステム1
2では、例えば、図10(a)に示す予約登録画面を携
帯電話機31に表示する(ステップS29)。
【0043】図10(a)に示すように、予約登録画面
には、場所(地域)、距離、予約日、予約時間、携帯電
話番号、名前(任意)、携帯又はMailアドレス、及
び車両タイプ(車種)等を指定する欄(指定欄)が設け
られており、利用者は、これら指定欄に必要事項を入力
した後、送信ボタンをクリックすると、携帯電話機31
からコンピュータシステム12にこれら必要事項が予約
情報として送られる(ステップS30)。そして、コン
ピュータシステム12では、予約管理データベース14
に同一の予約があるか否かを調べて(ステップS3
1)、同一の予約がなければ、コンピュータシステム1
2では確認のため、予約登録内容を確認する登録内容確
認画面(図10(b))を携帯電話機31に表示する
(ステップS32)。そして、利用者が登録内容確認画
面上の登録ボタンをクリックすると、前述の予約情報を
予約登録情報として予約管理データベース14に登録し
て(ステップS33)、図10(c)に示す予約完了画
面を携帯電話機31に表示する。なお、登録内容確認画
面に表示された予約内容を変更したい場合には、登録内
容確認画面上の戻るボタンをクリックして、再度予約登
録画面に戻り、再び必要事項を入力して、送信ボタンを
クリックすることになる。
【0044】一方、同一の予約があると、コンピュータ
システム12は、図10(d)に示すエラー情報を携帯
電話機31に表示して、既に予約が登録されている旨を
伝える(ステップS34)。なお、前述の予約登録画面
において、必要事項の入力漏れがあると、コンピュータ
システム12では、図10(e)に示す入力漏れ画面を
携帯電話機31に表示して、必要事項の入力を促すこと
になる。この際には、入力漏れ画面上の戻るボタンをク
リックすると、再び、予約登録画面に戻ることになる。
【0045】上述のようにして、利用者は予約登録を行
うことになるが、利用者は、メニュー(MENU)画面
上の予約照会・解除を選択して、予約の照会又は解除を
行うことができる。
【0046】図11を参照して、利用者がメニュー(M
ENU)画面上の予約照会・解除を選択すると(ステッ
プS35)、携帯電話機31から予約照会の旨がコンピ
ュータシステム12に伝えられる。これによって、コン
ピュータシステム12では、例えば、図12(a)に示
す予約状況照会画面を携帯電話機31に表示する(ステ
ップS36)。この予約照会画面には、携帯電話番号及
び予約時間を指定する欄が設けられており、これら指定
欄に必要事項を入力して送信ボタンをクリックすると、
これら必要事項が予約照会情報としてコンピュータシス
テム12に与えられる。コンピュータシステム12で
は、予約照会情報に基づいて予約管理データベース14
を検索する。そして、予約管理データベース14に予約
照会情報に関連する登録予約情報があると(ステップS
37)、つまり、有効な予約があると、コンピュータシ
ステムは当該登録予約を示す図12(b)に示す登録予
約状況照会画面を表示する(ステップS38)。一方、
この登録予約が、後述するように、承り済予約となって
いると、その旨が表示される(つまり、図12(c)に
示す予約承り画面が表示される。そして、後述するよう
にして、利用者は必要に応じて運転手に電話することに
なる。なお、有効な予約がなければ、コンピュータシス
テム12は携帯電話機31にその旨表示する。
【0047】前述の予約状況照会画面において、解除希
望ボタンがクリックされると(ステップS39)、携帯
電話機31から予約解除希望がコンピュータシステム1
2に送られる。予約解除希望に応答して、コンピュータ
システム12では、携帯電話機31に、図12(d)に
示す予約解除画面を表示する(ステップS40)。この
予約解除画面には、当該予約に関する予約情報が表示さ
れており、利用者が予約情報を確認した後、OKをクリ
ックすると(ステップS41)、携帯電話機31からコ
ンピュータシステム12に予約解除が伝えられて、コン
ピュータシステム12では該当する登録予約情報を予約
管理データベース14から削除するとともに、携帯電話
機31に、図12(e)に示す予約取り消し完了画面を
表示する(ステップS42)。
【0048】ここで、図13を参照して、タクシーが予
約を受ける場合について説明する。ドライバーが予約を
受けたいと思う場合には、前述のドライバーメニュー
で、予約参照を選択(クリック)すると(ステップS4
3)、予約参照に応答して、コンピュータシステム12
では、予約管理データベースを検索する。この際、コン
ピュータシステム12では、ドライバーの現在地(タク
シー管理データベース13に登録された現在位置)を考
慮して、つまり、ドライバーの現在地(地域)内が乗車
場所として登録されている登録予約情報を予約者一覧と
して携帯電話機41に表示する(図14(a):ステッ
プS44)。予約者一覧には登録予約情報が登録順に、
例えば、10件づつ表示され、「次へ」をクリックする
と、次の10件が表示される。このようにして、ドライ
バーは順次登録予約を閲覧することができる。
【0049】上述のようにして、予約参照を行って、承
りたい予約があると、ドライバーは予約者一覧上の「こ
の予約を承る」をクリックする(ステップS45)。こ
れによって、コンピュータシステム12では、当該登録
予約に承り済情報を付加する(ステップS46)。この
承り済情報には予約を承ったタクシーに関する情報が含
まれている。そして、コンピュータシステム12では、
予約管理データベース14から当該承り済の登録予約に
関する携帯電話番号を検索して、この携帯電話番号に
「承りメール」を送る(ステップS47)。この際、E
−mailアドレスを用いて「承りメール」を送るよう
にしてもよい。
【0050】ところで、予約参照の際地域を指定して予
約参照を行うようにしてもよい。この際には、例えば、
前述の予約者一覧を表示した後、この予約者一覧上の地
域検索ボタンをクリックする。これに応答して、コンピ
ュータシステム12では、携帯電話機41に前述した現
在地変更画面を表示する。この画面上で、ドライバーが
都道府県及び地域を選択すると(つまり、現在地を変更
すると)、コンピュータシステム12では、変更後の現
在地を考慮して登録予約情報を予約者一覧として表示す
る。
【0051】このような地域を限定して、予約参照を行
うと、ドライバーにとって都合のよい地域から「客」を
探すことができる。例えば、遠方まで「客」を乗せた帰
り道に、その地域(遠方の地域)から乗車したい「客」
を探すことができることになる。
【0052】上述のようにして、予約を承りを行うと、
コンピュータシステム12は携帯電話機41に、図14
(b)に示す予約承り完了画面を表示する(ステップS
48)。この予約承り完了画面には「メニュー」ボタン
があり、この「メニュー」を選択(クリック)すると
(ステップS49)、コンピュータシステム12は携帯
電話機41に前述のドライバーメニューを表示する(ス
テップS50)。予約を承わると、ドライバーメニュー
上の承り件数が増加する(図14(c))。つまり、ド
ライバーメニュー上の承り件数によって、承り件数の確
認を行うことができる。
【0053】ドライバーが承り件数の欄を選択(クリッ
ク)すると(ステップS51)、コンピュータシステム
12では、予約管理データベース14から当該ドライバ
ー(つまり、タクシー)に関する承り済予約を検索し
て、その予約内容を予約承り状況として携帯電話機41
に表示する(図15(a):ステップS52)。なお、
検索の際には、前述の承り済情報が用いられる。
【0054】ドライバーは、予約承り状況を確認した
後、その画面上の「お客様に電話」を選択(クリック)
すると(ステップS53)、コンピュータシステム12
では、当該予約に関する携帯電話番号を携帯電話機41
に伝えるとともに携帯電話機41に図15(b)に示す
電話準備画面を表示する(ステップS54)。そして、
電話準備画面上の電話ボタンをクリックすると、携帯電
話機41から自動的に予約を承った利用者(例えば、携
帯電話機31)に電話をかける(ステップS55)。こ
の際、携帯電話機41からは発信者番号通知が行われ、
携帯電話機31では発信者を知ることができる。その
後、ドライバーは利用者から直接予約の内容を確認する
とともに詳細な内容を聞き取ることになる。
【0055】上述のようにして、電話をかけると、その
旨をコンピュータシステム12は予約管理手データベー
ス14に電話済として付加する。従って、予約承り状況
画面上の「お客様に電話」を選択(クリック)した際、
一度以上電話をかけた相手であると、コンピュータシス
テム12は、電話準備画面に一度電話をかけた旨表示す
ることになる(図15(c))。ドライバーはその点を
確認して再度電話をかける必要があれば、電話準備画面
上の電話ボタンをクリックして、電話をすることにな
る。
【0056】なお、上述のようにして、予約管理データ
ベース14に登録された登録予約情報は、予定時間が過
ぎると自動的に消去される。
【0057】ドライバーは、ドライバーメニュー上の登
録情報確認の欄を選択(クリック)して、登録情報を確
認することができる。登録情報確認の欄を選択すると、
コンピュータシステム12では、タクシー管理データベ
ース13を検索して、当該タクシー関する登録情報、例
えば、法人名、運転手名、携帯電話番号、車種、及び車
のナンバーを表示する(図16)。このように、ドライ
バーはいつでもその登録内容を確認することができ、必
要に応じて登録内容を変更することができる。なお、登
録内容の変更に当たっては、別に登録内容変更を運営会
社に行う必要がある。
【0058】また、利用者は、気に行ったドライバーを
登録するようにしてもよい。この場合には、携帯電話機
31からマイタクシー登録を行う。マイタクシー登録で
は、コンピュータシステム12は携帯電話機31の番号
とマイタクシー登録を行ったドライバーの携帯電話番号
とをリンクさせる。そして、利用者がメニュー(MEN
U)画面から2クリックを行うと、自動的お気に入りの
ドライバーに電話がかかる。登録最大数は、例えば、1
0人までであり、必要に応じて登録・削除を行うことが
できる。そして、このようにしてマイタクシー登録した
ドライバーについて予約・呼出しの履歴に応じてドライ
バーを利用するようにしてもよい。つまり、利用者がメ
ニュー(MENU)画面から2クリックを行うと、利用
頻度の多いドライバーから順に電話をかけることにな
る。
【0059】上述のように、サーバーにおいて、タクシ
ー情報を管理して、利用者側の携帯電話機からのアクセ
スに応じて、利用者側の携帯電話機にタクシー情報を提
供するようにしたので、例えば、利用者の側が直接的に
空車情報を得てこの空車情報に基づいて配車を依頼する
ことができ、効率的に配車を行うことができる。
【0060】さらに、利用者にとっては、メニュー画面
からクリック操作を行って、つまり、簡単な操作で、タ
クシーの呼出し又は予約を行うことができる。そして、
呼出し又は予約の際、個人情報等を入力する必要がない
から、利用者のプライバシーが保護される。
【0061】さらに、サーバーからの情報提供料が無料
であるため、利用者にとっては、月会費等の余計な出費
が不要となる。そして、地域を指定すれば、例えば、不
慣れな出張先においても、タクシーの呼出し又は予約を
行うことができる。加えて、サーバーからは、タクシー
に関する詳細な情報が得られるので、例えば、カード利
用の可否が事前にチェックできるばかりでなく、荷物の
多いときには、ワゴンタクシーの呼出し又は予約を行う
こともできる。
【0062】ドライバーによっては、利用者から直接的
に呼出し又は予約が入るので、安心して、タクシーの配
車を行うことができ、無線機等を備える必要もない。そ
して、利用者から直接的に呼出し又は予約が入るので、
集客率をアップすることができ、前述の用にタクシー情
報にセールスポイント等の広告情報を挿入しておけば、
タクシーの広告を行うこともでき、さらに集客率をアッ
プさせることもできる。
【0063】なお、上述の例では、携帯端末機として、
携帯電話機を例にあげて説明したが、例えば、PDA及
び通信機能を有したゲーム機器等を用いることもでき
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、利用
者の側が直接的に空車情報を得てこの空車情報に基づい
て配車を依頼することができるという効果がある。さら
に、利用者が直接的に予約登録を行って所望のタクシー
を予約することができるという効果がある。その結果、
効率的に配車が行え、利用者の要望に迅速に対処するこ
とができる。さらに、タクシー情報に広告情報を挿入し
ておけば、配車に合わせてタクシー広告も行うことがで
き、集客率のアップを図ることができる。
【0065】このように、本発明では、ブラウザ機能を
有する携帯端末機を用いて直接的に空車タクシーを選択
して、直接ドライバーに連絡を入れることができるた
め、配車効率をアップさせることができる。
【0066】さらに、ドライバーは、ブラウザ機能付き
携帯端末機から現状(空車か実車か)及び現在地を入力
するだけで、容易に近くにいる利用者を獲得することが
できることになる。
【0067】また、利用者が多量の荷物を所持している
際又はクレジットカード利用の際には、詳細情報を見て
利用者がタクシーを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタクシー配車システムの一例を示
すブロック図である。
【図2】図1に示すタクシー配車システムの動作を説明
するためのフロー図である。
【図3】ドライバーメニュー画面について説明するため
の図である。
【図4】ドライバーの現在地変更について説明するため
の図である。
【図5】図1に示すタクシー配車システムの動作を説明
するためのフロー図である。
【図6】利用者メニュー画面について説明するための図
である。
【図7】タクシー呼出しについて説明するための図であ
る。
【図8】空車がある場合の電話連絡について説明するた
めの図である。
【図9】図1に示すタクシー配車システムの動作を説明
するためのフロー図である。
【図10】利用者による予約登録について説明するため
の図である。
【図11】図1に示すタクシー配車システムの動作を説
明するためのフロー図である。
【図12】利用者による予約登録の照会及び解除につい
て説明するための図である。
【図13】図1に示すタクシー配車システムの動作を説
明するためのフロー図である。
【図14】ドライバーによる予約参照について説明する
ための図である。
【図15】ドライバーよる承りについて説明するための
図である。
【図16】ドライバーによる登録情報確認について説明
するための図である。
【符号の説明】
11 サーバー 12 コンピュータシステム 13 タクシー管理データベース 14 予約管理データベース 21 インターネット 31,41 携帯電話機

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局を介してインターネットに接続さ
    れる複数の携帯端末機と、前記インターネットに接続さ
    れ複数のタクシーに関する情報を前記タクシー毎にタク
    シー情報として管理するサーバーとを有し、前記携帯端
    末機はタクシー利用者によって用いられる第1の端末機
    と、タクシードライバーによって用いられる第1の端末
    機とに分かれており、前記第2の端末機からのアクセス
    に応じて前記タクシー情報を登録し、前記第1の携帯端
    末機からのアクセスに応じて前記サーバーは前記タクシ
    ー情報を前記第1の携帯端末機に与えるようにしたこと
    を特徴とするタクシー配車システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバーには前記タクシー情報と前
    記第2の端末機の端末番号とが相互に関連付けられて管
    理されていることを特徴とする請求項1に記載のタクシ
    ー配車システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバーは、前記第2の携帯端末機
    から予め規定された暗証番号及び前記第2の携帯端末機
    の電話番号が認証情報として与えられた際予め定められ
    たドライバーメニュー画面を前記第2の携帯端末機に表
    示するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のタ
    クシー配車システム。
  4. 【請求項4】 前記タクシー情報には、前記タクシーが
    実車であるか空車であるかを示す実車/空車情報が含ま
    れており、前記ドライバーメニュー画面には前記第2の
    端末機の端末番号で規定される実車/空車情報が表示さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載のタクシー配
    車システム。
  5. 【請求項5】 前記ドライバーメニューには空車の登録
    又は解除を行うための空車登録/解除ボタンが備えられ
    ていることを特徴とする請求項4に記載のタクシー配車
    システム。
  6. 【請求項6】 前記タクシー情報には、前記タクシーの
    現在地を示すタクシー現在地情報が含まれており、ドラ
    イバーメニュー画面には前記第2の端末機の端末番号で
    規定されるタクシー実現在地情報が表示されていること
    を特徴とする請求項3に記載のタクシー配車システム。
  7. 【請求項7】 前記ドライバーメニューには前記タクシ
    ーの現在地を変更するためのタクシー現在地変更ボタン
    が備えられており、該タクシー現在地変更ボタンが選択
    された際前記サーバーは前記タクシーの現在地の変更を
    許可して、変更後のタクシー現在地を前記タクシー現在
    地情報とすることを特徴とする請求項6に記載のタクシ
    ー配車システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の端末機から予め定められた利
    用者アドレスで前記サーバーをアクセスした際、前記サ
    ーバーは前記第1の端末機に利用者メニューを表示さ
    れ、前記利用者メニューには、少なくともタクシー呼出
    ボタン、予約登録ボタン、及び予約照会/解除ボタンが
    備えられていることを特徴とする請求項7に記載のタク
    シー配車システム。
  9. 【請求項9】 前記タクシー呼出ボタンを選択して、前
    記利用者の利用者現在地を入力すると、前記サーバーは
    前記利用者現在地に基づいて前記実車/空車情報及び前
    記タクシー現在地情報を参照して空車があると空車のタ
    クシーを示す空車状況情報を前記第1の端末機に表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項8に記載のタクシ
    ー配車システム。
  10. 【請求項10】 前記空車がないと前記サーバー空車な
    い旨の空車無し画面を前記第1の端末機に表示するよう
    にしたことを特徴とする請求項9に記載のタクシー配車
    システム。
  11. 【請求項11】 前記空車状況情報には、少なくとも前
    記空車のタクシー毎に車種、カード使用可能か否か、喫
    煙可能か否か、及び法人タクシーか個人タクシーかを示
    す識別が表示されていることを特徴とする請求項9に記
    載のタクシー配車システム。
  12. 【請求項12】 前記空車状況情報から一つの空車タク
    シーを選択空車タクシーとして選択すると、前記サーバ
    ーは該選択空車タクシーに関する詳細情報画面を表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項11に記載のタク
    シー配車システム。
  13. 【請求項13】 前記選択空車タクシーを特定した際前
    記サーバーは当該選択空車タクシーにリンクした端末番
    号を前記第1の端末機に与え、前記第1の端末機は前記
    端末番号で規定される第2の端末機に連絡するようにし
    たことを特徴とする請求項12に記載のタクシー配車シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記予約登録ボタンが選択されて予約
    が行われると、前記サーバーは前記第1の端末機の端末
    番号を含む予め定められた予約情報を登録するようにし
    たことを特徴とする請求項8に記載のタクシー配車シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記予約照会/解除ボタンで予約照会
    が選択されると、前記サーバーは前記第1の端末機の端
    末番号に関連する予約情報を前記第1の端末機に照会表
    示し、該照会表示された予約情報画面から解除が行われ
    ると当該予約を解除するようにしたことを特徴とする請
    求項14に記載のタクシー配車システム。
  16. 【請求項16】 前記ドライバーメニューには、前記予
    約情報を参照するための予約参照ボタンが備えられてお
    り、前記参照ボタンが選択されると前記サーバーは前記
    予約情報を予約者一覧として前記第2の端末機に表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項15に記載のタク
    シー配車システム。
  17. 【請求項17】 前記予約参照の際利用者現在地を限定
    地域として限定すると、前記サーバーは該限定地域に応
    じて前記予約者一覧を前記第2の端末機に表示するよう
    にしたことを特徴とする請求項16に記載のタクシー配
    車システム。
  18. 【請求項18】 前記予約者一覧において予約情報毎に
    承りボタンが備えられており、前記予約情報の一つを特
    定予約情報として特定して承りボタンを選択すると、前
    記サーバーは前記第1の端末機の端末番号に基づいて承
    りメールを前記第1の端末機に送付するようにしたこと
    を特徴とする請求項16又は17に記載のタクシー配車
    システム。
  19. 【請求項19】 前記ドライバーメニューには、承り件
    数を表示するための承り件数欄が備えられており、該承
    り欄を選択すると、前記サーバーは、前記承った予約情
    報を前記第2の端末機に表示し、該承った予約情報には
    電話欄が備えられており、該電話欄を選択すると、前記
    第2の端末機は前記第1の端末機の端末番号に電話をす
    るようにしたことを特徴とする請求項18に記載のタク
    シー配車システム。
  20. 【請求項20】 前記ドライバーメニューには前記タク
    シー情報を確認するための登録情報確認ボタンが備えら
    れており、該登録情報確認ボタンを選択すると、前記サ
    ーバーは前記タクシー情報を表示するようにしたことを
    特徴とする請求項19に記載のタクシー配車システム。
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