JP2003536145A

JP2003536145A - 企業とその顧客との間の直接通信方法

Info

Publication number: JP2003536145A
Application number: JP2002502687A
Authority: JP
Inventors: シー．パワーズ，アーサー
Original assignee: シー．パワーズ，アーサー
Priority date: 2000-06-07
Filing date: 2001-06-07
Publication date: 2003-12-02
Also published as: IL153326A0; NO20025853D0; CA2411057A1; EP1311999A1; AU2001275360A1; WO2001095222A1; NO20025853L; PL358834A1; US20010054004A1; BR0111495A; KR20030023870A; CN1443336A; EP1311999A4

Abstract

(57)【要約】企業体が、ブランド、広告、マーケティング、及びサービス（ＢＡＭＳ）データを、消費者ユーザへと配信するビジネスモデル、システム、及び方法が記述される。企業体は、ＢＡＭＳデータ（２５）を、消費者ユーザの電子装置（３０）上にインストールされたクライアント・アプリケーション（３３）へと送信するベンチャー・サーバ（２０）を、開設して管理するとともに、電子装置でのＢＡＭＳデータの使用及び表示を制御する。企業体により一意的な識別子が準備されて割り当てられたクライアント・アプリケーションは、ユーザの電子装置のディスプレイに表示されるグラフィカル・ユーザ・インタフェース（ＧＵＩ）を必要とする有用な機能を実行する。ＢＡＭＳデータ受信後、クライアント・アプリケーションはそれを格納してＧＵＩに表示する。クライアント・アプリケーションは、電子装置からベンチャー・サーバへと情報が一切送信されないように、書き込まれることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔関連出願〕本願は、２０００年６月７日出願の米国仮出願番号６０／２０９，９２３によ
る権利を主張する。

【０００２】〔発明の背景〕１．発明の分野本発明は、企業により配布されたオリジナルのソフトウェアを利用して、企業
とその顧客との間に通信を確立することにより、ビジネスを行う方法に関する。

【０００３】２．関連技術の説明企業は、在来の印刷及び放送媒体、印刷パンフレット、並びに、最近ではイン
ターネット等の様々な媒体を用いて、自身のサービスを、既存の顧客及び見込み
客に対して広告及び営業する。急成長する配信ネットワーク、すなわちインター
ネットで、ビジネス上の優位に立とうとして、多くの企業が、「ウェブサイト」
を開発してきた。ウェブサイトとは、ビジネス上の関心、あるいは、企業が通例
、マーケティング資料及びその他の情報を公開する目的に関係したインターネッ
ト・アドレスの集合である。ある場合には、企業は、購買の拠点として「ウェブ
サイト」を開設しようと努力している。ほぼ全ての場合に、顧客及び見込み客の
双方に対して、ウェブサイトを生産的で有益に利用するように興味をひこうとす
る試みが、役に立たないことがわかっている。

【０００４】ａ．企業の価値ワールドワイドウェブ（「ＷＷＷ」）プラットフォームで普及している企業戦
略では、公開販売されている株式の市場価格を向上させることにより、企業の価
値を向上させようとしている。この戦略は、統計が示すところでは、少数のドッ
トコム・ビジネス・プラットフォーム企業だけで成功している。メディアによる
市場の出来事についての報道が、ＷＷＷプラットフォーム企業の発表で非常に成
功しているというイメージを投げかけているのにである。ところが、一般にＷＷ
Ｗプラットフォームにおいて、事業運営は成功しているとはいえない。あらゆる
企業が現在「ウェブ」上で運営しているビジネスモデルとして利用されているも
のは、そのプラットフォーム上で立ち上げられたほとんど全てのベンチャー企業
で、現実に発生した損失として計上されることになる。赤字は一般的な傾向であ
り、例外ではない。進歩したビジネスモデルが必要とされている。本発明の主題
となるビジネスモデル、及び本発明を実施するソフトウェアにより、このような
進歩したビジネスモデルが提示される。

【０００５】ｂ．ワールドワイドウェブ上のコンピュータ間のナビゲーションランダムな広告、及び企業がインターネット上のＷＷＷ顧客コミュニティに到
達しようと他の努力をすること、そして顧客への効果がないという結果に終わっ
てしまうことは、重大なこととして行き渡っており、そのプラットフォーム上の
現行の使用におけるビジネスモデル構成の困惑すべき欠点となっている。「私達
のウェブサイトに立ち寄ってください」というのは、プラットフォーム上での企
業運営でよく見聞きする勧誘である。その勧誘によって行動するには、顧客や見
込み客は、手動でアドレスを入力して、企業により提供された情報やサービスに
アクセスするのに役立つようにＷＷＷをナビゲーションする必要がある。

【０００６】ＷＷＷアドレスを取得して用いる過程は退屈であり、もどかしい間違いがおこ
りやすい。ワールドワイドウェブのアドレスの見慣れない英数字の寄せ集めは、
操作及び読み取りが難しい。ＷＷＷアドレスにスペースを１つ間違えて入れても
、無益なものとして解釈される。検索の作業は面倒なことであり、競合している
検索機能企業の製品は、評価及び査定が困難である。このようなアドレスを特定
する一般的な検索機能（Google、Yahooその他）は、それ自体がわかりにくい秘
密なものの集合体である。単純な検索により、多数の「ページ」に亘るリストが
現れることが多い。ユーザは、情報の一般的な分類を特定するように努めるのに
、このリストを慎重に調べる必要がある。応答を選別することに続いて、その中
に埋もれている所望の情報を得るのに、多量のファイルとなるページ（各項目に
はほとんど理解不能なタイトルが付されているだけ）に対して検索が実行される
必要がある。このナビゲーションにより、目下の課題に重要な所望の情報から、
ユーザの注意はそらされてしまう。所望の情報が、事業目的、エンターテイメン
ト、知的追求、市場で提供されている消費財及びサービス、又はレクリエーショ
ンのために必要であろうとなかろうとである。

【０００７】ワールドワイドウェブのアドレスへのハイパーテキスト「リンク」は、ＷＷＷ
ページや電子メール上に表示され、コンピュータ・ユーザと所望のアドレスとの
間の通信から注意をそらすような他のレイヤに挿入されることが多い。挿入され
た通信レイヤは、第三者のサーバによって配置されている。このサーバは、ユー
ザのコンピュータのリクエストに侵入しがちであり、第三者の広告、及び顧客や
見込み客の注意をそらす他の表示を非常に頻繁に提示する。一旦、ＷＷＷアドレ
スのキーとなる所望の「ホームページ」アドレスが特定されると、コンピュータ
・ユーザは、多くの場合、所望の情報あるいは関連情報を発見又は特定するのに
、無関係のページを退屈にもナビゲーションしてゆく必要がある。平均的な「ウ
ェブサイト」には、４５０「ページ」前後が含まれている。

【０００８】また、ユーザは、適切なバージョンのインターネット・アクセス・ソフトウェ
ア、すなわち「ブラウザ」を、備えている必要がある。そうでなければ、ユーザ
は、個別ファイルの集合体、すなわちウェブサイトの「ページ」のうちのいくつ
かあるいは全てにアクセス不能となってしまう。ナビゲーション及び情報表示の
進歩したツールが、必要とされている。主題となるビジネスモデル及びソフトウ
ェアの発明により、このようなナビゲーション及び表示の改善が可能となる。

【０００９】ｃ．プライバシー一般に「クッキー」として知られている状態管理手段（ＳＭＤ：State Manage
ment Device）ファイルは、あらゆるユーザが実行するあらゆるＷＷＷセッショ
ンにおける危険で好ましくない要素である。これは、現在普及しているＷＷＷビ
ジネスモデルで用いられているところでは、個人のプライバシーの権利を侵害す
るものだからである。「クッキー」という用語が一般的な言葉なので、状態管理
手段ファイルの侵害性のある事業目的に使用されることが、隠蔽されるとともに
不明瞭になっている。

【００１０】ＳＭＤは、当初、技術上の目的で設計された命令セットであり、事業目的の使
用のためではなかったが、今やＷＷＷ上では侵害的な使用に応用されている。ワ
ールドワイドウェブで用いられているハイパーテキスト・トランスファ・プロト
コル（ＨＴＴＰ）は、サーバ及びクライアント間の継続的な対話を維持するもの
ではない。情報交換の整合を取るためには、サーバ及びユーザのコンピュータ間
における複数のリクエスト及びトランザクションを関連づける方法が必要となる
。状態管理手段ファイル、すなわち「クッキー」は、本来、サーバ・コンピュー
タとＷＷＷアクセス・ソフトウェアでインターネットに接続されたコンピュータ
との整合のとれた接続を維持するために、異なったサーバ・リクエストを関連づ
けるべく確立したものである。また、ＳＭＤ「クッキー」ファイルは、同サーバ
との将来におけるトランザクションにおいて、ユーザを識別することにもなる。
現在使用されているように、状態管理手段ファイルである「クッキー」は、様々
なサーバからユーザのシステムへと、ＷＷＷネットワークを通じて配信されてい
る。これは、通例、一般的なＷＷＷ空間を通じて、あるいは、関連するインター
ネット・アドレスに書き込まれたファイルの集合体（一般的な用語では「ウェブ
サイト」として知られる）を通じて、ナビゲーションがなされている間に、ＷＷ
Ｗアクセス・ソフトウェア（通常の用語では「ブラウザ」）が、ネットワークサ
ーバにクエリをかけるのと同時になされる。ウェブサイトとは、企業や個人の関
心によってグループ化されたり関連づけられたりしたファイルの集合体である。

【００１１】ウェブ「ブラウザ」は、ユーザに以下の選択肢を提供する。すなわち、１．全
てのＳＭＤファイル（「クッキー」）を受け入れるか、２．全てのクッキーを拒
絶するか、３．サーバによるクッキー設定の希望をユーザに通知するかである。
ＷＷＷアクセス・ソフトウェアのデフォルトの設定は、「全てのクッキーを受け
入れる」になっている。従って、「クッキー」は、ＳＭＤファイルすなわちクッ
キーが受信されたことをユーザが知らずに、ユーザのシステムのハードディスク
上に設定されてしまうことが多い。通例、ウェブサイトは、１つのサイトでの１
人のユーザのセッション間に、３０を超えるＳＭＤファイルを設定している。“
set cookie”リクエストが実行されると、ユーザ及び顧客と非公開かつ秘密に取
引したいと希望する企業に対する重大なプライバシーの侵害が起こる。選択肢と
して「通知」が設定された場合、ＳＭＤファイルを配信しようとする試み（すな
わちサーバからの“set cookie”リクエスト）が通知されると、ユーザは、ＳＭ
Ｄファイルを設定しようとするサーバのリクエストを受け入れるか拒否するか、
選択することができる。ある種の事例において、ユーザは、“set cookie”リク
エスト拒否の場合、ＷＷＷアドレスやファイルへの許可がなされないことがある
。

【００１２】現在使用されているように、ＳＭＤ「クッキー」ファイルは、ほとんどの場合
、コンピュータ・ユーザが訪れる様々なサーバと一時的な提携関係にある第三者
としての契約業者によって開発される。ＷＷＷプラットフォームに関与するビジ
ネスマンの敏捷で信頼できないデータマイニング事業慣行、及びＳＭＤファイル
が使用される有害な方法を知らないと、ユーザは、「全てのクッキーを受け入れ
る」に合意してしまいがちである。クッキーを解析及び精査してデータマイニン
グされたものは、ユーザのＷＷＷ活動を詳細に明らかにして追跡するのに用いら
れる。また、コンピュータ・ユーザが訪れたインターネットのアドレスを発見し
て記録するのに用いられ、さらに、集められたデータを整理して抽出し、コンピ
ュータ・ユーザ及び該ユーザの個人的関心を割り出す個人プロファイルを得るの
に用いられる。得られた情報により、最も決定的な秘密の個人情報を、詳細に明
らかにして特定可能である。

【００１３】追跡者は、ほとんどの場合第三者であり、情報転売業者であることが多く、集
められて抽出された情報を、追跡されてプロファイルが得られたユーザに目標を
定めて、ＳＭＤファイルすなわち「クッキー」が、おそらく不法な目的で最初に
配置された時に、ユーザが実行したトランザクションについての理解からはるか
に外れた目的で使用する。ＷＷＷプラットフォーム上のほとんどの企業が運営し
ているビジネスモデルにより、あらゆるコンピュータ・ユーザが、有害なやり方
を実行するのに用いられうる有害な行為にさらされる。このプラットフォームで
は、あらゆるユーザが自身を危害から保護できる防御ツールが必要となる。主題
となるビジネスモデル及びソフトウェアの発明により、あらゆるユーザを保護す
るためのこのようなツールが提供される。

【００１４】ｄ．情報配信企業は、その顧客と電子メールにて通信しようとすることが可能である。但し
、電子メールが、企業の広告、ブランド、マーケティング、及びサービスメッセ
ージを表示するのに用いられた場合、広範な技術的短所、及び美観上の重大な欠
点が現れる。なお、企業の広告（business advertising）、ブランド（branding
）、マーケティング（marketing）、及びサービスメッセージ（service message
）は、顧客の間で、「Ｂａｍ！Ｓ」と略称される。企業は、借りているかあるい
は所有している電子メールのメーリングリストに、テキストメッセージを送信し
てもよい。但し、グラフィック及びマルチメディアファイルは、電子メールに添
付されている必要があり、開かれた場合には、宛先のコンピュータ上にて、電子
メールアプリケーション以外のソフトウェアで表示される必要がある。ユーザに
は、このような拡張的な使用を可能とする様々なソフトウェアを入手する責任が
ある。電子メールのアプリケーションに課された（テキスト操作の）上記の限界
は、利用可能な様々な電子メールソフトウェア・パッケージ間の互換性及び使用
の容易さを保証するためになされた電子メールソフトウェアの内在的な簡略化と
いうことである。ホスト及び共通プロトコルは、変更されることが多く、コンピ
ュータ・ユーザが、到着した電子メールのメッセージを全て読むことができるソ
フトウェアを持っていないこともあるという環境が醸成される。さらに、電子メ
ールのアプリケーションは、グラフィック、テキストその他の任意のファイルを
常時表示できるように設計・構成されているわけではない。電子メールのユーザ
インタフェースは、表示支援ユーティリティとしてではなく、単純なテキストエ
ディタ及びリーダとして設計されている。

【００１５】ｅ．美観上の基準と市場活動での実際の現実性との調和点企業が、信頼に値するとともに評判を博するという、健全なイメージを投影す
る必要性の基礎となる視点からすると、価値を得ようとする一流企業又は中小企
業にとって、電子メールは、現実味のある選択ではない。ほとんどの場合、電子
メールの広告及びマーケティング・メッセージは、「スパム」とみなされる。こ
れは、デジタル・メールボックスをふさぐ不要なメールであり、早く金持ちにな
る方法やポルノの宣伝の大多数に用いられるものである。権限のある思慮深いビ
ジネスマンが、「スパム配信者」やポルノ販売業者のメッセージを伴った電子メ
ールでの広告及びマーケティングの業務提案を表示するのに熱心なわけがない。
無論、プライバシー及び機密保護について、極めて憂慮すべきことがある。電子
メールは、容易に、宛先を変更され、傍受され、他者に読まれてしまう。一流企
業の経営者は、コスト効率が高く、直接的で、安全で、顧客及び見込み客との一
対一の対話を可能とするデジタル通信方法を見つけて採用したがっている。この
主題となるビジネスモデル及びソフトウェアの発明により、このような通信が可
能となる。

【００１６】〔発明の概要〕第三者が通信に対して介在、介入、又は改竄するおそれなく、インターネット
を介して、企業が個別かつ安全に顧客及び見込み客と通信可能なビジネス実行方
法を確立して管理することを、本発明の目的とする。

【００１７】さらに、製品及びサービスに関する情報を配信する方法を企業に提供して、企
業が提供している製品及びサービスをさらに奨励することを、本発明の目的とす
る。

【００１８】さらに、配布されたソフトウェアが、利便性、プライバシー、及びユーティリ
ティ機能を提示することを本発明の目的とする。これらの機能は、配布先ユーザ
が、そのソフトウェアのインストールされたコンピュータシステムを使用する度
毎に、そのソフトウェアを用いるように仕向け、企業体からユーザへと配信され
た広告、ブランド、マーケティング、及びサービス情報が、頻繁に閲覧されて実
効あるものとなることを保証する。さらに、様々な産業及び経済環境における収
入の機会のメニューを確立する容易で用途の広いビジネスモデルを創出すること
を、本発明の目的とする。

【００１９】これらの目的及び他の目的は、本発明によるビジネスモデル、システム、及び
方法により達成される。一側面では、企業体が、ブランド、広告、マーケティン
グ、及びサービス（ＢＡＭＳ）データを、消費者ユーザの電子装置上のクライア
ント・アプリケーションへと配信するシステム及び方法が提供される。企業体は
、ＢＡＭＳデータをクライアント・アプリケーションへと送信するとともに電子
装置でのＢＡＭＳデータの使用及び表示を管理するベンチャー・サーバを開設し
て管理する。企業体により一意的な識別子が準備されて割り当てられたクライア
ント・アプリケーションは、ユーザの電子装置のディスプレイに表示されるグラ
フィカル・ユーザ・インタフェース（ＧＵＩ）を必要とする有用な機能を実行す
る。ＢＡＭＳデータ受信後、クライアント・アプリケーションはそれを格納して
ＧＵＩに表示する。

【００２０】本ビジネスモデル及びソフトウェアの発明の特徴は、以下の詳細な説明が添付
の図面とともに考察されることにより明らかとなるであろう。但し、図面は、説
明のためのみに描かれており、本発明の限定を規定するものではなく、本発明の
規定には、添付の特許請求の範囲が参照されるべきであることが、理解されるべ
きである。さらに、図面は必ずしも寸法を考慮して描かれているわけではなく、
特に指定のない限り、単に図面は、ここに記述される構造及び手順を概念的に説
明することを意図したものに過ぎない。本発明を特徴づける様々な新規の特徴が
、特に、添付されて開示内容の一部をなす特許請求の範囲で指摘される。

【００２１】〔現時点で好適な実施形態の詳細な説明〕図面において、いくつかの図に亘り、同様の参照番号は同様の要素を示してい
る。

【００２２】本発明のビジネスモデル及びソフトウェアにより、企業体、すなわち「ライセ
ンスされたベンチャー企業体」が、市場において実際の消費者ユーザ又は見込み
客ユーザに配布された本発明のソフトウェア製品を用いて、直接、秘密、かつ安
全に、顧客及び見込み客と通信する方法が確立する。本発明のソフトウェア、す
なわち本ビジネスモデルを実現及び促進するクライアント・アプリケーション製
品は、ライセンスされたベンチャー企業体と提携している企業体の既定の顧客及
び見込み客並びに他の関係する人々や実体（「配布先ユーザ」）に対して、供給
される。このソフトウェアは、企業体と既定又は初期の関係がある顧客及び関係
する人々あるいは実体（「配布先ユーザ」）に対して配布される。例えば、消費
者ユーザは、企業体の製品やサービスの購入歴がある人であってもよい。ここで
用いられているように、「顧客」（及び「消費者ユーザ」）なる用語には、見込
み客が含まれる。ソフトウェアは、あらゆる電子機器（パーソナルコンピュータ
、ラップトップコンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント、携帯電話
機等）で、そのソフトウェアのいずれかのバージョンが実行可能となるように、
様々なシステム向けにコンパイルされてもよい。本発明のソフトウェアは、ソフ
トウェア製品に書き込まれた配布先ユーザに関連した顧客嗜好とともに、配布さ
れてもよい。配布条件には、配布先ユーザに対して個別に構成されたソフトウェ
アのあるバージョンを準備して配布するために既知となった顧客関係データが、
用いられてもよい。このデータには、企業体や提携者に関係するとともに配布先
に目標を定めた、データベース情報、並びに、広告、ブランド、マーケティング
、及びサービス（Ｂａｍ！Ｓ）資料ファイルが含まれている。

【００２３】配信用にベンチャー・サーバに用意されたＢａｍ！Ｓ資料ファイルには、グラ
フィック及びテキストファイルが含まれていてもよい。これらのファイルは、広
告、ブランド、及びマーケティング資料であってもよいが、それに限定されるも
のではない。これらの資料は、例えば、価格リスト、新規又は価格改定の在庫目
録、サービス広報、並びに、顧客サービス関係に重要なあらゆる型の文書及び通
知であってもよい。このようにＢａｍ！Ｓ資料を送信することにより、企業は、
様々な情報資料を郵便のような従来のチャネルで顧客及び見込み客に送付する必
要がなくなる。また、Ｂａｍ！Ｓ資料には、電子クーポンが含まれていてもよい
。電子クーポンは、ユーザにダウンロードされて、プリントアウトされてもよく
、コンピュータ可読形式のままになっていてもよい。

【００２４】本発明のソフトウェアは、配信されたＢａｍ！Ｓ資料ファイルを受信し、該Ｂ
ａｍ！Ｓ資料ファイルを、データベース記憶域に書き込むとともに、配布先の以
後のコンピュータ使用セッションで表示するように構成されている。Ｂａｍ！Ｓ
ファイルは、配布先ユーザのシステムが使用されている時にはいつでも、その配
布先ユーザのシステムがインターネットに接続されているかどうかにかかわらず
、表示されていてもよい。

【００２５】このソフトウェアは、アドレスディレクトリ、カレンダ、日記及び計画表、並
びに金融誌等の各種アプリケーション・データベース・ユーティリティを備えて
いてもよい。これらは、一般のコンピュータ・ユーザが通常用いている機能及び
ユーティリティである。このような便利な機能により、ユーザは、ソフトウェア
を毎日使用するよう促される。その製品により、企業の顧客や見込み客が、必要
な毎日の情報の要求（例えば検索）、マイニング、記憶、及び再呼び出しを実行
して完了することが支援される。このように支援すること及び使用することによ
り、顧客及び見込み客は、ソフトウェアがインストールされている限り表示され
るＢａｍ！Ｓ資料を見るようになる。また、各種データベース、ユーザがデータ
ベースにアクセスする構成、及びユーザ・インタフェースの柔軟な設計により、
家族や同好のグループの各メンバーが専用の用途に個人的に使用可能な個々の情
報ファイルの入力、記憶、及び呼び出しができるようになる。

【００２６】１つ又はそれ以上のＢａｍ！Ｓメッセージが、全てのインタフェース画面、又
は、アドレスディレクトリ、日記、及び金融誌用の画面の領域に、表示されても
よい。一例として、ソフトウェアを配布したベンチャー企業の名称、ロゴ、及び
スローガンが、追加の関連するブランドメッセージとともに、あらゆる画面の上
部のタイトルバーに挿入されてもよい。広告、ブランド、マーケティング、サー
ビスメッセージが、様々な位置における画面の他の領域に表示されてもよい。専
用のメッセージフィールドや複数フィールド画面のフィールド内に表示されたり
、他の多機能フィールドが使用中でない限りそのフィールド内に表示されたり、
「ローテーション」として知られる時間、時間が区切られた指定の画面設計で、
関係のない情報の上に記されたり、ユーザがキー入力あるいはポインティングデ
バイスを移動するまでインターフェース上に表示されたり、というようにである
。Ｂａｍ！Ｓ資料の表示は、ユーザの注意をひくように、あるいは、一連のメッ
セージが画面の邪魔にならないところに交互に表示されるように設計された方式
で、ユーザインタフェースの周りを移動するようにプログラムされてもよい。

【００２７】本発明のクライアント・ソフトェアを用いると、配布先ユーザが、顧客別のイ
ンターネット・アドレス（「顧客別」及び「ユーザ別」なる用語は、共通に用い
られる）に対して、直接コンピュータ接続可能となる。なお、顧客別のインター
ネット・アドレスは、サーバ（ベンチャー・サーバ）上の企業体により提供され
たものである。このサーバでは、追加の顧客別情報、ソフトウェアの改良部分、
連続したバージョン、及びその製品のアップデートが、入手可能である。本発明
のソフトウェアを使用することにより、直接かつ専用の通信リンクが、企業とそ
の顧客及び見込み客との間に確立される。提供された顧客別のインターネット・
アドレスは、インターネット上の企業により書き込まれた情報に対する顧客の直
接的で個人的な「ポータル」としてはたらく。従って、顧客は、ＷＷＷ中を手動
でナビゲーションして、企業のアドレスを見つけたり、関連企業のインターネッ
ト・アドレスに立ち寄ったりする必要がない。

【００２８】ベンチャー・サーバは、ライセンスされたベンチャー企業体による全てのＢａ
ｍ！Ｓ資料の配信及び表示を制御する。市場の企業からその顧客及び見込み客へ
と流れる企業の情報についての管理、実装、若しくは配信の実行時、又は表示を
、第三者が制御することはない。企業とその顧客との間の柔軟な通信を確立する
ことは、良好な商慣行の基本的な要素である。直接通信方法は、コスト効率が高
く、複雑でない配信となり、顧客がＢａｍ！Ｓ情報を入手、検討、及び利用する
機会を大いに拡げる。それに比べて、表示を求めている者へと商品及びサービス
を提供している企業と、マーケティング資料を作成して配布している代理業者及
び第三者と、その資料を配信しているＷＷＷ企業との間に現在普及している実務
協定では、消費者である顧客や見込み客との契約は、様々な代理業者及び契約者
である第三者によって管理されるか介在されている。様々な代理業者及び契約者
である第三者は、企業及び顧客間のインターネット通信路に優位を占めている者
である。

【００２９】本発明のソフトウェアを顧客及び提携者に配信すること、よく設計されたＢａ
ｍ！Ｓ資料を表示することにより、サービスが提供され、本発明のソフトウェア
に関連してそれにより識別される全ての企業及び実体に対する顧客の信用を高め
る。特に、ソフトウェアが顧客に無償で配布される場合に、そのようになる。機
能を満載した本発明のソフトウェアの能力は、無償で配布されることもあり、デ
ィレクトリ情報及びＢａｍ！Ｓ資料が通常の信頼されているフォーマットで配信
及び表示され、このソフトウェアにより、快適さと、本発明のソフトウェア及び
提携企業への顧客の信用とが、さらに提供される。本発明のソフトウェアにおい
て、ＷＷＷナビゲーション・ツールとともに中心的に利用されるデータベースユ
ーティリティは、サービスを提供し、消費者／顧客の日々の活動にいやおうなく
現れるようになる。さらに、情報を容易に受信すること、そして、関係する広告
、ブランド及びマーケティング及びサービス情報へのアクセスが、いつでも、繰
り返し、簡単になされることにより、ライセンスされたベンチャー企業体が評価
されるとともに、それに対する好意が継続して育ってゆく結果となる。さらに、
本発明のソフトウェアにより、流通及び提携企業による金融及び情報収集トラン
ザクションを、容易に完了するとともに単純化する能力が、提供される。収益を
上げるための有能で多面的な製品がもたらされる。

【００３０】Ｂａｍ！Ｓ情報の表示には、ライセンスされたベンチャー企業体、その様々な
提携部門及び同系統のブランド、並びに、そのベンチャーと提携する様々な第三
者についての契約情報が、含まれていてもよい。ライセンスされたベンチャー企
業体が提供するデータベース情報ディレクトリは、本発明のソフトウェアのデー
タベースに対して、最初にソフトウェアが配布される時に書き込まれてもよく、
以降、インターネットを介して更新可能である。データベース構成により、ユー
ザがデータベースファイルをいくらでも作成可能であるが、所望のレコードを検
索して特定するのに単一のファイルのみで済むように、ユーザは、アドレスディ
レクトリ及びライセンスされたベンチャー企業体からのディレクトリレコードを
、同一ファイルに格納してもよい。あるＢａｍ！Ｓメッセージが、ディレクトリ
内の特定のレコードにリンクされていてもよい。ある型式の自動車の市場情報を
、その自動車が購入可能な販売代理店のアドレスディレクトリのレコードにリン
クするというようにである。アドレスディレクトリのレコードを呼び出すことに
より、ユーザは、メーカ、ブランド、及び販売代理店に関する広告、ブランド、
マーケティング、及びサービス資料を見ることができる。アドレスディレクトリ
のインタフェース構成設計が、多数のデータ入力フィールドがあって、各フィー
ルドを個別にソート及び検索する能力があるというものであると、アドレスディ
レクトリの機能が拡張される。

【００３１】アドレスディレクトリのインタフェースにインターネット・アドレスのフィー
ルドがあると、ＷＷＷアドレスの再調整、及び、アドレスディレクトリ内に記録
されたインターネット・アドレスの索引付けが可能になる。そして、クリック・
コマンドに応じて、ＷＷＷアドレスが、ＷＷＷブラウザソフトウェアに書き込ま
れるので、ＷＷＷソフトウェアがクエリをかけて、選択されたＷＷＷアドレスと
の接続を確立することができる。

【００３２】また、本発明のソフトウェアにより、「ワールドワイドウェブのアドレスマイ
ニング、記憶、及び呼び出し」ユーティリティが提供される。なお、このユーテ
ィリティは、配布先ユーザに必要とされるナビゲーション、記憶及び呼び出しタ
スクを容易にするとともにユーザが本発明のソフトウェア及びＢＡＭ！Ｓ情報を
さらに頻繁に利用するように導こうとする機能である。本発明のクライアント・
ソフトェアのインタフェースに対して、あるいは、マイクロソフト・ウィンドウ
ズ（登録商標）のタスクバーにおけるウィンドウズ（登録商標）のシステムトレ
イ内に書き込まれて表示されている専用のアイコンに対して、「ワンクリック・
コマンド（one click command）」を発行することにより、配布先ユーザは、Ｗ
ＷＷアクセス・ソフトウェア（「ブラウザ」）をマイニングし、そのブラウザで
現在「選択（in state）」されているＷＷＷサイトのアドレスを取り込み、アド
レスディレクトリのレコードを作成してディスクに保存する。そのレコードは、
選択されているウェブアドレスを含み、本発明のクライアント・ソフトェアのＷ
ＷＷナビゲーション・アドレスフィールド内に、マイニングされたＷＷＷアドレ
スを挿入している。

【００３３】ウェブブラウザであるマイクロソフト・インターネット・エクスプローラ及び
ネットスケープ・ナビゲータのいずれもが、それぞれ「お気に入り」及び「ブッ
クマーク」として、初歩的なＷＷＷアドレスマイニング機能を提供している。両
ユーティリティは、ユーザのアドレッシングやアドレッシングの認識を支援する
には、かなり不充分なものである。どちらのアドレスディレクトリも、他のＷＷ
Ｗアクセス・ソフトウェアに切り換えると使えなくなる。それぞれのブランドを
アップグレードするときにも、そうである。このことにより競合が生じて、ファ
イルが失われてしまうことがある。本発明のビジネスモデル及びソフトウェアに
おけるＷＷＷアドレスマイニング機能を用いると、ＷＷＷアドレスを取り込んで
、完全なディレクトリ・レコードを作成できる。このディレクトリ・レコードに
、ユーザは、当該ディレクトリ・レコードに関するとともにそれに有用な情報と
、実際の住所、ＷＷＷアドレス及び電子メールアドレスと、音声電話及びＦＡＸ
番号と、重役、経営陣、及び職員の氏名と、役職及び担当分野と、会社及び個人
的関係と、備考及び以前のトランザクションの対話ログとを、入力してもよい。
このように、ユーザインタフェースは、対象となる企業や個人との通信及びトラ
ンザクションの全てを、便利に記録するとともに呼び出す機会を、一画面上に提
供する。以降、本発明のクライアント・ソフトェア内の適切なレコードにおける
適切なアイコンに対して「ワンクリック・コマンド」を発行することにより、直
接的かつ速やかに対象となるウェブサイトに到達可能である。

【００３４】本発明のソフトウェアを用いて、あるウェブサイトに到達すると、このソフト
ウェアは、そのＷＷＷサーバに対して身元を証明する。このことにより、速やか
にアクセス可能となり、ライセンスされたベンチャー企業体である関連の提携者
、及び様々な料金協定契約で提供されるトランザクション料金に役立つ。

【００３５】本発明のソフトウェアのデータベースに格納されたアドレスディレクトリのレ
コードは、格納されたデータを直感的に呼び出すことを可能にしてそれを容易に
するレコードリンク・ユーティリティにより、関連づけられてもよい。第１の周
知のレコードを見るとき、対象となるレコードに関連づけられた全レコードが、
アドレスディレクトリ画面に表示された「リンク」リストボックス内に表示され
る。比較的知られた企業体のインタフェース画面を見ながら、ユーザは、ワンク
リックで、リンクリストボックスを呼び出すことができる。それにより、比較的
知られた人物や企業体に関連づけられたレコードのリストを、表示することがで
きる。この機能は、名前があまり知られていないか思い出しにくい人物や企業へ
と直感的に関連づけられたパスで、ディレクトリ情報を迅速に特定して表示する
のに便利かつ有用である。

【００３６】クライアント・ソフトェアを用いて、Ｂａｍ！Ｓ情報の最初のあるいは続きの
版を配信するように構成されたベンチャー・サーバに到達することは、通常のＷ
ＷＷナビゲーション技術を用いてウェブサイトと通信することに比べて、より安
全である。これは、Ｂａｍ！Ｓ資料の新しい版があるＷＷＷアドレスは、本発明
のソフトウェアのデータベースに書き込まれているためである。このことにより
、Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェアは、ワンクリックで、ベンチャー・サー
バのアドレスディレクトリに直接到達して、インターネットを介した直接通信で
、ＢａｍＳ資料の版を自動的に更新することが可能となる。配布先ユーザが手動
でナビゲーションして、外部のＷＷＷアドレスを介して所望のＷＷＷアドレスに
到達する必要がないので、ユーザは、外部のＳＭＤファイルを受け付けなくとも
よくなる。なお、ＳＭＤファイルは、ほとんどのウェブサーバで使用されている
。さらに、好ましくないＳＭＤファイルは、本発明のソフトウェアを用いて、配
布先ユーザのシステムから削除されてもよい。

【００３７】ＳＭＤファイルを定期的に検査して分類することにより、コンピュータシステ
ム及びユーザの個人的プライバシーについての全体的な機密保護が、大いに向上
する。好ましくない状態管理手段ファイルを、ユーザのコンピュータから削除す
ることが、本発明のソフトウェアにより実行されると、これは、消費者が自身の
プライバシーを守るために使用する重要な武器となる。主題となっているＳＭＤ
ファイルの検査、分類、及び削除は、本発明のソフトウェアの予め設定されたラ
ンタイム機能である。

【００３８】状態管理手段ファイルである「クッキー」は、ある種の企業体によって、コン
ピュータのユーザのインターネットでの活動を記録、調査、及び追跡するのに利
用されている。本発明のビジネスモデル及びソフトウェアに含まれているＳＭＤ
メンテナンス・ユーティリティを起動すると、このユーティリティは、配布先ユ
ーザのシステムにおいてその場にあるＳＭＤファイルを識別して、予め許諾され
た識別内容を含まないＳＭＤファイルを削除する。プライバシーへの要求、及び
、ＳＭＤメンテナンス・ユーティリティにより提供された機密保護の確立により
、あらゆるユーザに関して、本発明のソフトウェアを使用することにより得られ
る賛同及び快適さが向上する。ライセンスされた配布者によって本発明のソフト
ウェアにもたらされた全ての配布先ユーザに関するプライバシー及び機密保護の
回復は、本発明のビジネスモデル及びソフトウェア製品の重要な特質である。こ
の特質は、本製品を使用する強力な誘因となり、顧客との長期に亘る連続した関
係の重要な要素となりうる。

【００３９】本発明のビジネスモデル及びソフトウェア製品により、ＰＫＩ（Public Key I
nfrastructure）暗号技術の配布及び使用が可能になるとともに容易になる。Ｐ
ＫＩコンポーネントをユーザのシステムに配布することは、ＰＫＩをＷＷＷプラ
ットフォームに配信することを考慮しているあらゆる企業及び実体にとって、高
価で困難な問題である。当初の製品、並びに、ＰＫＩプロトコルへの変更、拡張
、及び更新分の配信は、本発明のソフトウェアの配布先ユーザに対して、コスト
効率が高く安全になされる。

【００４０】本発明のソフトウェアにより、現在市場に存在しない配信手段が確立される。
それによると、ソフトウェアメーカ若しくは製品、言語制限、又はオペレーティ
ング・システムの選択が、必要でなくなる。直接アドレッシングは、本発明のビ
ジネスモデル及びソフトウェア製品に固有のものであり、ライセンスされた配信
者、配信者に指名された者（すなわち、配信者の代理人）、及び本発明のソフト
ウェアの配信先ユーザ間でのあらゆる方式のトランザクションの機密保護に用い
られる。

【００４１】また、本発明のソフトウェアにより、任意のウェブブラウザにて現在閲覧中の
文書を取り込むユーティリティが提供される。その機能は、Ｂａｍ！Ｓソフトウ
ェアのユーザインタフェース上で「ワンクリック」することにより起動される。
このユーティリティは、起動されると、選択された文書全体を取り込み、その文
書から様々な書式を取り除き、取り込まれた文書を、好みにより設定されたワー
ドプロセッサに、該ワードプロセッサですぐに編集及び加工できるように書き込
む。

【００４２】本発明のソフトウェアは、最初は、フレキシブルディスク若しくはコンパクト
ディスク又は他の携帯型コンピュータ可読媒体で配布されてもよく、あるいは、
様々な他の実体のある方式又はインターネットで配信されてもよい。配布された
ソフトウェアは、人口動態条件（すなわち、顧客の行動及び活動の統計等で得ら
れた特定のプロファイル）や地理的条件（すなわち、顧客の影響のある領域によ
り規定）により規定されて、特に配布先ユーザ用に構成されたクライアント・ソ
フトェアのライセンスされたバージョンである。ベンチャー・ネットワークを運
営しているライセンスされたベンチャー企業体は、本発明のビジネスモデル及び
ソフトウェアの管理、開発、保守、及びサポートについてライセンスされている
。本発明のソフトウェアの最初に配布されたものには、企業アドレス・ディレク
トリ・ファイル構造に書き込まれたＢａｍ！Ｓ資料が、含まれていてもよい。以
後、インターネットへの連続したあるいは定期的な接続を通じて、Ｂａｍ！Ｓ資
料の続きの版が配信されてもよい。インターネットを用いて、顧客は、データベ
ース情報及び当該ユーザが受信するＢａｍ！Ｓメッセージを変更するための自身
の嗜好を、更新することが認められている。

【００４３】ソフトウェアの配信がライセンスされた企業体、すなわちライセンスされたベ
ンチャー企業体は、Ｂａｍ！Ｓ資料を、確立された専用ネットワークへと配信し
てもよい。このように配信されることにより、ライセンスされた企業体の第１の
収入及び価値の源泉が確立する。ライセンスされたベンチャー企業体は、提携者
及びそのジョイントベンチャーに関係する実体があれば、これら提携者及び関係
する実体との間で、これらのために確立した専用ネットワークへとＢａｍ！Ｓ資
料を配信する旨の契約を締結してもよい。このような料金協定により、ライセン
スされたベンチャー企業体の第２の収入及び価値の源泉が確立する。

【００４４】ライセンスされたベンチャー企業体は、確立した専用ネットワークへとＢａｍ
！Ｓ資料を配信する機会を利用したいと希望する第三者との間で、契約を締結し
てもよい。この第三者は、ライセンスされたベンチャー・ネットワークが提供し
た表示及び配信の選択肢の完全なメニューの中から、選択してもよい。これは、
単なる表示から独立したカスタムソフトウェア製品にまで亘るものである。第三
者は、ライセンスされたベンチャー企業体に、様々なレベルの料金協定で参加し
うる。このような料金協定により、ライセンスされたベンチャー企業体の第３の
収入源が確立する。

【００４５】ライセンスされたベンチャー企業体は、消費者すなわち配布先ユーザを、その
配布先ユーザが業務トランザクションで関係しうる電子商取引サイトへと、直接
にルーティングするという直接アドレッシング・サービスを提供することで、Ｗ
ＷＷ上の「電子商取引」活動に関与した企業と契約を締結してもよい。直接アド
レッシング・サービスにより得られる業務上の利点は、業務トランザクションで
発生する提携料金ということになる。このような提携料金協定により、ライセン
スされたベンチャー企業体の第４の収入源が確立する。

【００４６】ライセンスされたベンチャー企業体は、消費者すなわち配布先ユーザを、電子
商取引サイトへと直接にルーティングして業務トランザクションに関与させると
いう直接アドレッシング・サービスを提供することで、ＷＷＷ上の「電子商取引
」活動に関与した企業と契約を締結してもよい。直接アドレッシング・サービス
により得られる業務上の利点は、業務トランザクションで発生する提携料金とい
うことになる。このような提携料金協定により、ライセンスされたベンチャー企
業体の第５の収入源が確立する。

【００４７】本発明のソフトウェアに、応接コンポーネントとして、又は独立したソフトウ
ェアプログラムとして提供されたものとして、オプションの各種データベース、
及び応接業用に特別に設計されたユーザインタフェースが組み込まれてもよい。
本発明の応接ソフトウェアは、ホテル、食品サービス、及び観光地等の応接サー
ビスを市場に提供している企業の施設についての１つ以上のファイル・レコード
が含まれたアプリケーション・データベース製品を、備えている。各種データベ
ース及びユーザインタフェースは、立地、規模、格付け、ランキング（サービス
の格付け、及び業界の専門家や施設の利用者により評価されたもの）、提供され
ている商品やサービスのリストに関するフィールド等の複数の情報フィールドを
含み、説明された施設の写真と、他の関連のディレクトリと、マーケティング情
報とを提供してもよい。データベースのレコードは、施設名のアルファベット順
、施設の立地、ランキング若しくは格付け又は提供されるサービスの種類等の様
々な条件でソート及び検索されてもよい。

【００４８】応接企業は、データベース・ディレクトリに載せるのに料金を支払う必要があ
る場合もある。Ｂａｍ！Ｓ表示及び配信の料金等の様々な料金体系が定められて
もよい。但し、それに限定されるものではない。提携及びトランザクション料金
は、表示及び配信の機会を得たいと希望している全てのクラスの提携者間で、定
められてもよい。拡張されたＢａｍ！Ｓ情報の表示及び配信には、メニュー、物
件の特徴、写真、及び期間限定の市場販売を表示すること等の拡張されたディレ
クトリ及びマーケティング情報が含まれていてもよい。

【００４９】施設がインターネットに登場すると、インターネット・アドレスがデータベー
スのレコードに書き込まれて、配布先ユーザが本発明のソフトウェアを用いて、
任意のＷＷＷアクセス・ソフトウェアを指定されたＷＷＷアドレスに向けて、そ
の施設についての知識を得るとともに、配布先ユーザが、対象となる企業が提供
している商品及びサービスを入手可能となる。ある施設のＷＷＷアドレスにコン
タクトすると、本発明のソフトウェアは、ベンチャーサーバに対して身元を証明
し、迅速に認証及び許可してもらい、コンタクトした結果として完了する実体的
又は仮想のトランザクションにおける提携及びトランザクション料金の支払いに
ついての資格を得る。

【００５０】本発明のソフトウェアに含まれた検索及びナビゲーション機能により、ライセ
ンスされたベンチャー企業体は、ディレクトリに載った企業から、提携マーケテ
ィング及びトランザクション料金を徴収可能となる。Ｂａｍ！Ｓ情報は、配布先
ユーザのコンピュータ上に応接画面が表示されている時間に亘って、表示されて
いる。

【００５１】本発明のソフトウェアの他のコンポーネントとともに、応接企業のコンポーネ
ントの変更及び以後のバージョン、並びに本発明のＢａｍ！Ｓ情報が、ベンチャ
ー企業（又は２つの企業体同士のジョイントベンチャーの一部として）と接続さ
れたインターネット又は電話線接続で、配布先ユーザに配信されてもよい。更新
用の接続は、予め設定された自動コマンド又は手動コマンドによって、トランス
ペアレントに、あるいはユーザが自覚した状態で開始される。

【００５２】図１に、本発明のビジネスモデルにおける参加者及び企業の関係を示す。ライ
センスされたベンチャー企業体Ａは、以下に説明する本発明のソフトウェア３３
〜３７（以下、「３３〜３７」は、例えば３５というように、３３〜３７のうち
の１つだけである場合もある）を配布する権利を取得する。提携者Ｂは、ライセ
ンスされたベンチャー企業体Ａの直接の提携者であって、Ａとの間に以前から業
務関係があってもよい。例えば、ライセンスされたベンチャー企業体Ａが自動車
メーカであり、提携者Ｂが、そのライセンスされたベンチャー企業体Ａと提携し
ている自動車販売代理店であってもよい。ライセンスされたベンチャー企業体Ａ
が保険会社であり、提携者Ｂが、その会社の代理店であってもよい。提携者Ｂが
ファーストフードチェーンであり、提携者Ｂがライセンスされたベンチャー企業
体Ａのフランチャイズ加盟店であってもよい。提携者Ｂは、ライセンスされたベ
ンチャー企業体Ａに対して、参加のための費用を支払うことになる。あるいは、
ライセンスされたベンチャー企業体Ａは、提携者Ｂがライセンスされたベンチャ
ー企業体Ｂと提携することの利益としてこの提携者Ｂを組み込むことになる。ソ
フトウェア３３〜３７自体を配布する代わりに、又はそれに加えて、ライセンス
されたベンチャー企業体Ａは、提携先Ｂが本発明のソフトウェア３３〜３７を配
布するように取り決めてもよい。

【００５３】参加者Ｃは、ライセンスされたベンチャー企業体Ａと提携する第三者であり、
ライセンスされたベンチャー企業体Ａと、Ｂａｍ！Ｓ情報の配信及び表示につい
ての契約を締結していてもよい。このようなデータ又は情報が、Ｂａｍ！Ｓソフ
トウェア３３〜３７の最初の配布時に配布されるか、又はそれ以降の時点で配布
されるかにかかわらずである。参加者Ｃを共同ブランド企業体と称してもよい。
そうでなければ、参加者Ｃは、ライセンスされたベンチャー企業体Ａと提携して
いない他の実体であって、その情報及びＢａｍ！Ｓメッセージを、Ｂａｍ！Ｓソ
フトウェアに含ませたいと希望する者である。

【００５４】参加者Ｄは、第三者としての広告主であってもよい。この第三者は、本発明の
ソフトウェア３３上に表示される広告のスポンサーとなるが、Ｂａｍ！Ｓメッセ
ージの全範囲に対するスポンサーとなるわけではない。本発明のソフトウェア３
３〜３７の配布先ユーザＥは、ライセンスされたベンチャー企業体Ａの顧客及び
見込み客である。ソフトウェア３３〜３７は、これら顧客及び見込み客に対して
配布されるとともに、Ｂ及びＣの顧客に対して配布されてもよい。配布先ユーザ
Ｅは、ライセンスされたベンチャー企業体Ａにより配信されたＢＡＭ！Ｓデータ
を利用したいと希望していたとしても、本発明のソフトウェア３３〜３７の様々
な世代に亘る複数の複製物をインストールしたくないこともある。従って、参加
者Ｃは、配布された本発明のソフトウェア３３〜３７上で配布先ユーザＥに見て
もらいたいならば、ライセンスされたベンチャー企業体Ａと取り決めをしておく
必要がある。参加者Ｃは、自分のＢａｍ！Ｓメッセージを、ライセンスされたベ
ンチャー企業体Ａが配布しているＢａｍ！Ｓソフトウェアの現行の複製に加える
ことで、ライセンスされたベンチャー企業体Ａと契約する。参加者Ｃ若しくはＤ
又は第三者は、唯一の配布元として、あるいは参加者Ａ〜Ｄの１つ又はそれ以上
と共同で、本発明のソフトウェア３３〜３７を配布してもよい。

【００５５】ソフトウェア３３〜３７の各バージョンは、一意的な識別子を有し、特定の既
知の個人に配布される。第三者としての広告主は、該第三者の広告が、ある条件
を満たす顧客にのみ送信される旨、指示することができる。その条件とは、住居
がある地域にあること、あるいは人口動態上のある層に属していること等である
。

【００５６】ベンチャー運営部門１０（図２）は、ライセンスされたベンチャー企業体Ａに
より開設されて運営されている。ベンチャー運営部門１０は、ライセンスされた
ベンチャー企業体Ａの顧客及び見込み客に関するデータ及び資料を収集して、そ
のデータを保存する。ベンチャー運営部門１０は、ベンチャー・サーバ２０及び
本発明のソフトウェア３３〜３７のクライアント版に対して、ソフトウェアの作
成及び更新を行ってもよい。

【００５７】ベンチャー・サーバ２０は、インターネット４０を通じて、配布先ユーザＥ（
すなわち顧客や見込み客）が操作するクライアントコンピュータ３０と通信する
ために、ベンチャー運営部門により開設されたネットワーク・サーバである。ベ
ンチャー・サーバ２０は、プロセッサ２１及びメモリ２２を備えている。メモリ
２２には、サーバのＢａｍ！Ｓソフトウェア２３が格納されている。また、ベン
チャー・サーバ２０は、メモリ２２に格納されたマスターファイルを有する。マ
スターファイルには、Ｂａｍ！Ｓメッセージ２５、応接ソフトウェア２４、及び
ネットワーク・サーバ運営用ソフトウェア２６が、含まれている。さらに、Ｂａ
ｍ！Ｓクライアント・ソフトウェア３３〜３７の各バージョンの一意的な識別子
を含んだファイル（図示せず）が、ベンチャー・サーバ２０に読み込まれており
、これにより、クライアントコンピュータ３０上のＢａｍ！Ｓメッセージが含ま
れたファイルの直接アドレッシングが可能となる。

【００５８】指定されたソフトウェアの他に、ベンチャー・サーバ２０は、クライアントコ
ンピュータ３０と通信するための当業者に既知の通常のサーバのハードウェア及
びソフトウェア・コンポーネントを利用してもよい。同様に、クライアントコン
ピュータ３０は、プロセッサ３１及びメモリ３２を有する。メモリ３２に常駐し
ているのは、クライアントＢａｍ！Ｓソフトウェア３３〜３７、すなわちクライ
アント応接ソフトウェア３４、Ｂａｍ！Ｓメッセージファイル３５、Ｂａｍ！Ｓ
ソフトウェア３３〜３７用のデータベース３６、及び通常のウェブブラウザ３７
である。

【００５９】参加者Ａの下流の全ての参加者からＡへと、収入が渡される。参加者Ａは、広
告、ブランド、マーケティング、及びサービスメッセージが本発明のソフトウェ
アに表示されるように貢献しているとともに、ネットワーク上の配信により発生
する様々な提携及びトランザクション料金に貢献している。ライセンス供与及び
サービス配信料金は、参加者Ｃ及びＤにより、ライセンスされたベンチャー企業
体Ａに対して支払われる。また、参加者Ｃ及びＤは、ライセンスされたベンチャ
ー企業体Ａに対して、Ｂａｍ！Ｓメッセージ、及び販売、リース、又は顧客がソ
フトウェアを使用して実行した取引がなされた商品やサービスについての歩合又
は均一料金を、直接的又は間接的に支払う必要がある。参加者Ｃ及びＤは、下位
の提携者とも称される提携者（図１には図示せず）を、参加させてもよい。この
下位の提携者は、参加者Ｃ及びＤとともにＢａｍ！Ｓメッセージのスポンサーと
なり、そうでなければ、ソフトウェア３３〜３７をネットワークツールとして利
用する。

【００６０】図３のフローチャートに、本発明のビジネス方法を実行するステップを示す。
ステップ５０では、ライセンスされたベンチャー企業体Ａは、ベンチャー・サー
バ２０を開設するとともに維持する。ステップ５２では、ライセンスされたベン
チャー企業体Ａは、他者と提携する旨、本発明のソフトウェア３３〜３７におけ
るＢａｍ！Ｓメッセージを組み込む様々な提携の手段の１つにより、随意に協定
を結ぶ。ステップ５４では、ベンチャー・サーバ２０を含むネットワークは、ク
ライアントコンピュータ３０と通信するように設定される。

【００６１】ベンチャー・サーバ２０のためのアプリケーション別のソフトウェア２３、及
びクライアントコンピュータ３０のためのクライアントアプリケーションＢａｍ
！Ｓソフトウェア３３〜３７が、ステップ５６にて準備される。サーバソフトウ
ェア２３は、ライセンスされたベンチャー企業体Ａ、参加者Ｃ、参加している提
携者Ｂ、及び参加者Ｃの提携者の必要に応じて準備され、それに引続き、ベンチ
ャー・サーバ２０に読み込まれる。

【００６２】Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７は、各ユーザ用に個別のバー
ジョンとして構成される。各バージョンには、一意的な識別子が割り当てられ、
そのため、ベンチャー・サーバ２０による各クライアントのバージョンに対応す
るファイルの直接アドレッシングが可能になる。Ｂａｍ！Ｓサーバソフトウェア
２３は、ライセンスされたベンチャー企業体Ａの必要に応じてカスタマイズされ
ており、インターネット４０を介してＢａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３
〜３７と通信するためにある通常のインターネット・アプリケーション・ソフト
ウェアを利用する。

【００６３】ステップ５８では、クライアント・ソフトェア３３〜３７の顧客別のバージョ
ンが、１つ又はそれ以上のコンピュータ３０（コンピュータ３０が携帯型であろ
うと据え置き型であろうと）で使用するために、ユーザに配布される。これによ
り、ベンチャー・サーバ２０及びクライアントコンピュータ３０間で交換される
べき通信のための専用のネットワークが、実現するとともに開設される。ライセ
ンスされたベンチャー企業体Ａは、その顧客に対して、Ｂａｍ！Ｓクライアント
・ソフトェア３３〜３７を無償配布してもよい。ライセンスされたベンチャー企
業体Ａは、その顧客についての情報を、その顧客との以前からの業務契約によっ
て有しており、以前に編集された情報を、ユーザに対してカスタマイズされるソ
フトウェア３３〜３７のバージョンを準備して配布するのに利用する。なお、こ
のバージョンは、カスタマイズされて予め読み込まれるデータベース情報及びユ
ーザを対象としたＢａｍ！Ｓメッセージを含めるように、ユーザに対してカスタ
マイズされるものである。

【００６４】ステップ６０では、クライアント・ソフトェア３３〜３７が、顧客又は「ユー
ザ」により、顧客のパーソナルコンピュータのハードドライブにインストールさ
れる。クライアント・ソフトェア３３〜３７は、ライセンスされたベンチャー企
業体Ａのロゴであるディスプレイ上のアイコンをクリックすることにより、開始
してもよい。ユーザは、Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７が使用
中である限り、Ｂａｍ！Ｓメッセージを見ることになる。

【００６５】クライアント・ソフトェア３３〜３７及びＢａｍ！Ｓメッセージファイル３５
に対する更新は、Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７からユーザ固
有のウェブアドレスにクエリをかけることによりなされる（ステップ６２）。こ
れにより、ベンチャー・サーバ２０にあるファイルに格納された新規又は更新さ
れた情報であってソフトウェア３３〜３７の個々の顧客別バージョンに対応した
ものが探索される。このクエリは、ユーザに対してトランスペアレントなトラン
ザクションにて、クライアント・ソフトェア３３〜３７により自動的になされる
か、あるいは、クライアント・ソフトェア３３〜３７のユーザＥにより発行され
たコマンドにより手動でなされる。

【００６６】クエリに応じて、ベンチャー・サーバ２０にあるファイル（Ｂａｍ！Ｓメッセ
ージファイル３５、及びクライアント・ソフトェア３３〜３７に対するあらゆる
更新を含む）が、人口動態又は地理的条件によりソートされて対応することにな
るか、あるいは、システム外の条件がクライアント・ソフトェア３３〜３７の各
バージョンの一意的なアドレスへ配信され、クライアント・ソフトェア３３〜３
７に書き込まれて、ユーザの画面に表示される（ステップ６４）。ファイルの読
み込み場所、及びクライアントコンピュータ３０とベンチャー・サーバ２０との
接続の終了についての指定は、クライアントコンピュータ３０又はベンチャー・
サーバ２０からの指示によりなされる。ベンチャー・サーバ２０によりクライア
ント・ソフトェア３３〜３７へ配信された情報に応じて、あるいは新規の通信開
始で、クライアント・ソフトェア３３〜３７は、対話の開始又は継続に必要な情
報をベンチャー・サーバ２０に書き込む（ステップ６６）。

【００６７】本発明のビジネス方法は、多数の他の系統のビジネスに、適切に適用される。
例えば、銀行業務において、金融サービス提供者はライセンスされたベンチャー
企業体Ａの株主であってもよく、提供された金融サービスのプロモーションのた
め、顧客関係及び顧客の定着を強化するため、電子財布（electronic wallet）
ユーティリティを提供するため、及び認証鍵（すなわち電子銀行業務トランザク
ション用のＰＫＩ暗号の公開鍵）を配信するために、ソフトウェアを利用しても
よい。ライセンスされたベンチャー企業体Ａは、出資者の提携者Ｂ及び第三者で
ある広告主Ｄと契約して、これら提携者及び広告主からのＢａｍ！Ｓメッセージ
を、Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７に組み込むことができる。
提携者Ｂは、一流企業（すなわち世界若しくは国家規模の企業）であってもよく
、あるいは、ライセンスされたベンチャー企業体Ａと同じ用途にソフトウェアを
使用可能であるとともに、ライセンスされたベンチャー企業体Ａと協力して、ブ
ランドをマーケティングし、人口動態的に対象となった地域的ディレクトリを顧
客に供給し、製品情報を流す地域単位の一般消費者向け企業であってもよい。提
供者Ｂは、ブランド、広告、マーケティング、及びサービス配信料金等のベンチ
ャー料金、並びに、提携マーケティング及びトランザクション料金を、支払うこ
とになる。

【００６８】本ビジネスモデルの他の用途としては、旅行市場向けの雑誌及びディレクトリ
等の出版物を出版している出版社用のモデルがある。このＢａｍ！Ｓソフトウェ
ア３３〜３７は、出版社の製品を広告すること、ブランドをマーケティングする
こと、購読者を獲得して保持すること、及び認証鍵を配信することを支援する。
出版社は、ライセンスされたベンチャー企業体Ａに対して、サービス及びライセ
ンス料金を支払い、マーケティング及びトランザクション料金を支払う必要があ
る提携者との契約により、並びに、時間ベースで広告を表示する第三者としての
広告主との契約により、収入を得ることになる。出版社の提携者（プロモーショ
ン用に本Ｂａｍ！Ｓソフトウェア３３〜３７を利用してその出版者と結び付くこ
とを希望していることもある）としては、単一又は複数単位のホテル及び宿泊所
運営者、旅行代理店、並びに旅行関連業者等がある。提携者は、Ｂａｍ！Ｓソフ
トウェア３３〜３７を用いて、提携してブランドをマーケティングし、製品及び
サービス情報を配信し、認証鍵を配信し、時間ベースで表示する広告を販売する
ことができる。提携者は、ライセンスされたベンチャー企業体Ａに対して、広告
及びブランド料金、並びに提携マーケティング及びトランザクション料金を支払
う。また、本ビジネスモデルは、MasterCard（登録商標）のようなクレジットカ
ードの親会社にも、適用可能である。このクレジットカードの親会社は、ライセ
ンスされたベンチャー企業体Ａの出資者であり、このソフトウェアを用いて、そ
のブランドをマーケティングし、顧客の信用を創出し、認証鍵を配信する。ジョ
イントベンチャー企業体Ａに対する料金には、時間ベースでの表示契約料金及び
付随する価値が含まれる。クレジットカードの親会社の提携者は、銀行、加工業
者、及び商店の取引先のような発行者である。銀行及び地域の商店は、ブランド
をマーケティング及び広告すること、地域の銀行及び商店のディレクトリを顧客
に提供すること、並びに認証キーを配信することにより、利益を得る。提携者は
、ライセンスされたベンチャー企業体Ａに対して、マーケティング及び広告の料
金を支払い、場合によっては、ソフトウェア３３〜３７を使用することにより発
生するトランザクションに基づく料金を支払う。また、銀行業者は、ソフトウェ
ア３３〜３７を用いて、月次銀行取引明細、及び顧客に対するその他の通信を配
信する。

【００６９】本ビジネスモデルが有用な業界の第４の系列は、航空業界である。ライセンス
されたベンチャー企業体Ａに出資者として関与することで、航空会社は、ソフト
ウェア３３〜３７を用いて、ウェブに高速でアクセスし、マーケティング資料、
通知、及び認証キーを配信し、広くそのブランドをマーケティングすることが可
能となる。航空会社の提携者としては、ウェブベースの販売代理店等があり、航
空会社の子会社であろうと第三者の旅行代理店であろうと、同様の環境でソフト
ウェアを利用可能である。ライセンスされたベンチャー企業体Ａへの提携者から
の料金には、マーケティング及びトランザクション料金、広告及びブランド料金
、チケット及び旅行計画送付料金、並びに時間ベースで広告を表示する契約料金
等が含まれる。

【００７０】本発明の上記の適用例は、例としてのみ示されものである。他の実現可能な例
として、顧客との通信用にＢａｍ！Ｓソフトウェア３３〜３７を用いるというも
のがある。

【００７１】ベンチャー・クライアント・ソフトェア３３〜３７は、アドレスディレクトリ
、日記、及び金融誌等の生産性ユーティリティの組を、備えている。核となる生
産性ユーティリティに加えて、Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７
には、図４乃至図１４を参照して説明する多数の拡張機能が含まれている。これ
らの図に、サンプル画面を示す。拡張機能には、ライセンスされたベンチャー企
業体Ａにより各顧客に対して個人専用化されたデータベース３６を配布して、Ｂ
ａｍ！Ｓメッセージに接続することが、含まれる。ソフトウェア３３〜３７は、
複数のデータベース製品であり、これにより、２人以上のコンピュータユーザが
個人のプロファイルを記録可能となる。

【００７２】図４に、日記画面１００の例を示す。この図は、プログラム開始直後に表示さ
れる第１の画面であってもよい。図示した画面では、日記フィールドの全てが、
単一の画面に含まれている。画面１００の上部には、タイトルバー１１０がある
。画面の左上付近には、時刻、曜日、及び日付を表示したフィールド１２０があ
る。フィールド１２０の下は、カレンダー・フィールド１３０であり、該カレン
ダーフィールドの右側は、アポイント・スケジュール・フィールド１４０である
。カレンダー・フィールド１３０にて、ユーザは、表示されている月を変更可能
であり、フィールド１４０に表示すべく、特定の日付を選択することも可能であ
る。フィールド１４０の右側は、「仕事及び優先事項」フィールド１５０であり
、ここには誰でも様々な入力を行ってもよい。フィールド１５０の図は、日付別
ではないので、フィールド１３０の日付が変わっても変化しない。フィールド２
００は、「備考」フィールドであり、誰でも様々な内容を入力して、その入力を
アドレスディレクトリ画面へとエクスポートできる。フィールド１７０〜１９０
は、アドレスディレクトリ・インタフェースに関する。フィールド１９０には、
アドレスディレクトリ内の人物や実体の名称がリストアップされている。ソート
・リストボックス１７０には、アドレスディレクトリ・フィールド１９０内のソ
ート・カテゴリの名称、及びアドレスディレクトリ内のどのフィールドを検索す
べきかを選択するためのプルダウンメニューが、提供されている。検索フィール
ド１８０により、ユーザは、検索すべき名称をアドレスディレクトリに入力可能
となる。

【００７３】日記画面上でＢａｍ！Ｓメッセージを表示するのによい位置として、タイトル
バー１１０がある。ここには、２つのフィールド１０２，１０４が含まれている
。これらフィールド１０２，１０４は、ライセンスされたベンチャー企業体Ａが
任意のＢａｍ！Ｓメッセージを含めるようにカスタマイズ可能であるが、主とし
て、ブランド及びマーケティング情報を伝えるのに適している。図４に示した画
面では、フィールド１０２には、単に、プログラムの適当な名称である「Dragon
Ware GALILEO Diary」が含まれている。フィールド１０４には、「MasterCard（
登録商標）」（ライセンスされたベンチャー企業体Ａの出資者であってもよい）
、及びスローガンである「The Future of Money」が、含まれている。（図４乃
至図１４は、第三者の登録商標を含んでおり、説明の目的のためのみに用いられ
ている。）図５に、ライセンスされたベンチャー企業体ＡとしてのMerrill Lynch（登録
商標）で配布されるソフトウェアで、日記画面１００´がどのように見えるかを
示す。図示の画面１００´には、フィールド１１０，１２０，１３０，１４０，
１５０，１９０にそれぞれ対応したフィールド１１０´，１２０´，１３０´，
１４０´，１５０´，１９０´がある。Merrill Lynch（登録商標）の名称は、
タイトルバー上のフィールド１０２´に示されている。MasterCard（登録商標）
は、共同ブランド企業体Ｃとしてフィールド１０４´に広告する旨、Merrill Ly
nch（登録商標）と契約してもよい。ロゴ（図示せず）が、フィールド１０２´
に同様に表示されることもある）。共同ブランド企業体Ｃのフィールド１０４´
には、切り換わって表示される共同ブランド企業体Ｃのメッセージ用の時間ベー
スの表示域が含まれていてもよい。タイトルバー１１０´上のＢａｍ！Ｓメッセ
ージに加えて、備考フィールド２００における時間ベースの表示のような追加の
Ｂａｍ！Ｓメッセージが、日記画面１００´の他の部分に表示されてもよい。例
えば、Carolina First（登録商標）銀行が、そのサービスを広告したいと希望し
て、本プログラム上でMerrill Lynch（登録商標）と契約してもよい。そして、
あるタイムアウト時間に亘って備考フィールド２００が使用されない場合に、Ca
rolina First（登録商標）の広告２０２が、備考フィールド２００に表示されて
もよい。同様に、Holiday Inn（登録商標）が、Merrill Lynch（登録商標）と契
約して、１つ又はそれ以上のブランドをソフトウェア上に広告し、仕事及び優先
事項フィールド１５０´の一部の上に、図示の如く、Holiday Inn（登録商標）
の広告１５２が書き込まれてもよい。

【００７４】 MasterCard（登録商標）、Carolina First（登録商標）、及びHoliday Inn（
登録商標）が出した広告は、限定された期間（例えば９０日）だけ配置されても
よく、様々な画面上に様々なローテーションで流されてもよい。また、メッセー
ジは、画面上を移動してもよく、最初に配置されたところに留まっていてもよい
。また、メッセージは、１つ又はそれ以上の他の広告主からのメッセージと切り
換わってもよい。

【００７５】Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７が読み込まれた顧客のコンピ
ュータ３０は、インターネットに常時接続していてもよく、インターネットに断
続的に接続してもよい。Ｂａｍ！Ｓ情報及びメッセージファイル３５並びにソフ
トウェア３３〜３７の全て又は一部が、インターネットのセッション中に、イン
ターネット４０上で更新されてもよい。断続的な接続のみであれば、コンピュー
タ３０は、自動的に接続してもよく、ユーザがインターネット４０に対してダイ
アルするまで待機していてもよい。ソフトウェアの更新に必要なインターネット
・アドレスは、ソフトウェア３３〜３７に書き込まれている。

【００７６】アドレスディレクトリにおける各レコードのウェブアドレスは、ツールバー２
０３内のウェブアドレス・フィールド２０４に入力されてもよい。表示されたウ
ェブアドレスに到達するために、ユーザは、「進む」ボタン２０５をクリックす
る必要がある。これにより、指定されたウェブブラウザ３７が起動し、インター
ネット接続が開始して、そのウェブサイトがウェブブラウザ３７内で表示される
。

【００７７】図６に、「金融誌」画面１００´´を示す。ここには、ソフトウェアの一部又
は全部が含まれていてもよい。この画面は、Merrill Lynch（登録商標）のよう
な金融サービス企業が配布するのに特に有用であり、仕事及び優先事項フィール
ド１５０，１５０´並びに備考フィールド２００が、他の金融用フィールドに置
き換えられていること以外は、日記画面１００，１００´と同様である。金融用
フィールドとしては、電卓２１０、複数の情報フィールドを有する金融誌入力域
２１２、及び金融誌２１４（これに対する入力域が２１２に追加されている）等
がある。Merrill Lynch（登録商標）のロゴ１４２は、アポイント・スケジュー
ル・フィールド１４０´上に書き込まれている。金融誌２１４がどのように機能
するかについての詳細は、本適用例の目的には重要でない。但し、ソフトウェア
３３〜３７が、ライセンスされたベンチャー企業体Ａとなりうる様々な者の関心
に合わせてどのようにカスタマイズされるかを示す。

【００７８】図７に、全アドレスディレクトリ・フィールドが単一の日記画面上に表示され
たアドレスディレクトリ画面２２０のサンプルを示す。メニューバー２０７上の
画面のプルダウンメニューから選択することにより、誰でも、日記画面１００、
金融誌画面１００´´、及びアドレスディレクトリ画面２２０を切り換えること
ができる。アドレスディレクトリ画面２２０には、ソート、検索、及びアドレス
ティレクトリ・レコード・リストの各フィールド１７０´´，１８０´´，１９
０´´が、表示されている。さらに、アドレスディレクトリ画面には、来るべき
誕生日や記念日のリスト等のリスト・フィールド２３４、及び画面右側の数々の
情報フィールドが、含まれている。情報フィールドの中には、名前２２２、姓２
２４、役職２２８、備考２２９、業種２３０、事業主２３１のフィールド、及び
事業主情報用の様々な他のフィールド２２４、並びに、第２の事業主に関する情
報用の同様のフィールド２２６があってもよい。また、人物及び実在に関する個
人データが記録される第２の備考フィールド２３２があってもよい。この第２の
備考フィールド２３２は、備考フィールド２２９と同様、一般的な備考フィール
ドである。ある例では、フィールド２３２には、衣服のサイズ及び好みがリスト
アップされている（図９）。フィールド２２９，２３２に含まれる備考は、日記
画面１００の備考フィールド２００からエクスポートされてもよい。図７に示す
例では、フィールド１８０´´で検索されてレコードリスト・フィールド１９０
´´に表示された「George Becker」なる氏名の人に対するレコード情報が、図
示されている。アドレスディレクトリ・レコードは、ライセンスされたベンチャ
ー企業体Ａにより入力されてもよく、あるいはユーザによって入力されてもよい
。

【００７９】図８に、選択されたレコードのないアドレスディレクトリ画面２２０を示す。
情報フィールドには、様々なフィールドに適切な情報を入力するようにユーザに
促すための記述子が示されている。どのレコードに対してもアクセスがなくてタ
イムアウトになった後に、Maestro、Forbes.com、E-Business、及びBANetのメッ
セージが、画面の様々な領域に書き込まれる。

【００８０】ユーザは、編集中のレコード以外のレコードの名称をリスト２４０に入力する
ことにより、アドレスディレクトリ内のレコードをリンクしてもよい。コマンド
が発せられると、リンクリスト・フィールド２４０（図９）が、リスト２３４の
所定の位置で開く。複数のリンクがあってもよい。例えば、図９に示すように、
アドレスディレクトリ・リスト・フィールド１９０´´´におにおける選択され
たレコードであるLi Qin Zhangは、Barnet Liberman、Nicholas Raich、Dai Di
Wang、Ian Warburg、及びNanchang yakity.comに関連づけられている。このリン
ク機能は、アドレスディレクトリ・リスト１９０における人物や実体の間の様々
な関係を調べるのに役立つとともに、ユーザが、所望の連絡先と何らかのつなが
りのある他の人物や実体の名称のみを思い出せるというときに、ビジネスパート
ナーや知人等の所望の連絡先を思い出すのに役立つ。新規のレコードが一旦入力
されると、このリンクリスト２４０は、アドレスディレクトリ・リスト・フィー
ルド１９０中の氏名をクリックすることにより開く。このリンクは、姓によって
、あるいはアドレスディレクトリ画面２２０´の他の情報フィールドによって、
ソート及び検索される。レコードが開いている場合、リンク機能を用いるために
、アドレスディレクトリ・リスト・フィールドにおいて選択された氏名が、フィ
ールド２４３に表示されるとともに、以前に入力された全てのリンクがフィール
ド２４０に表示される。そして、画面に表示されたレコードの情報にリンクした
もののうち、呼び出すべき相手がいれば、フィールド２４０中のリンクをクリッ
クしてもよい。アイコン２４５をクリックすることにより、追加のリンクの入力
が可能となる。

【００８１】図１５にデータベースのレコードをリンク２４０とリンクさせるアルゴリズム
のフローチャートを示す。このアルゴリズムは、少なくとも１つのレコード（Ba
rnet Libermanのレコード等）が、データベース中に既に入力されており、第２
あるいは以降のレコードが入力されようとしている場合に開始する。ステップ４
００では、新規レコードコマンドが選択され、図９に示したLi Qin Zhangのレコ
ードというような新規レコードを、情報フィールドにデータ入力可能となる。な
お、この入力は、アドレスディレクトリ画面２２０´上の情報フィールドに対し
て手動でなされる。新規レコード用の情報が入力された後、Mr. Zhangの新規レ
コードが格納され（ステップ４１０）、アドレスが割り当てられ（ステップ４２
０）、コンピュータ３０によりデータベース内で索引付けされる（ステップ４３
０）。ステップ４４０では、リンクリスト・フィールドボックス２４０が開いて
、既存のレコードに対する１つ又はそれ以上のリンク（「結合コネクタ」として
も知られる）の入力が可能となる。既存のレコードを選択して、図９のMr. Zhan
gのレコード等の新規レコードとリンクさせるために、検索がなされて既存のレ
コードが抽出される（ステップ４５０）。これは、フィールド１７０´´が姓に
セットされている場合にはLiebermanなる名称をフィールド１８０´´´に入力
するというように、フィールド１７０´´で指定された情報フィールドを検索す
る情報を、フィールド１８０´´´に入力することによりなされる。ユーザは、
Libermanなる氏名の全てを必ずしも入力する必要はなく、レコード間の識別に充
分であれば、「Liber」というように最初の数文字を入力してもよい。デフォル
トでは、リンクは、「Liberman」というような姓でソート及び検索されて、リン
クフィールドボックス２４０に表示される（ステップ４６０）。

【００８２】リンクフィールドボックス２４０に表示された姓以外のフィールドをリンクさ
せることにより、リンクを設定したいとの希望があれば、ステップ４７０では、
ソート・フィールド１７０´´内のメニューから所望のフィールドを選択するこ
とにより、表示されるべき別のフィールドを選択する。ステップ４７５では、入
力されるべき追加のリンクがあるかどうか判別される。それがあるならば、追加
のリンクが入力される間、ステップ４５０〜４７５が繰り返される。ステップ４
７５で入力すべき追加のリンクがなければ、ステップ４８０にて、ユーザは、ア
イコン２４５をクリックして、リンクフィールドボックス２４０を閉じる。そし
て、リンクされたレコードはまとめられる、すなわち、関連付けのためにタグ付
けされる。一旦、リンクが保存されると、アドレスディレクトリ・リスト・フィ
ールド１９０内のレコードをクリックしてもよい（ステップ４９０）。これによ
り、リンクフィールドボックス内のリンク（飛び出るように開く）等のような、
全てのレコードの情報が、アドレスディレクトリ画面２２０´上の情報フィール
ドに表示されるようになる（ステップ４９５）。

【００８３】図１６のリンク付けのアルゴリズムで明らかになるように、データベース３６
内でレコードを検索する際に、姓によってだけでなく、特定の情報フィールドや
全ての情報フィールドを連携させて検索することができる。検索フィールド１７
０´´（図９）から、プルダウンメニューで、選択オプションを選ぶことができ
る。このように、図１６のフローチャートに示すように、レコードの作成（ステ
ップ５００）、ソート（ステップ５１０）、データベース３６内のアドレス割当
（ステップ５２０）、及び索引付け（ステップ５３０）の後、姓のフィールド（
ステップ５５０）で検索することにより、レコードが抽出可能となる（ステップ
５４０）。姓のフィールドは、フィールド１７０´´においてデフォルトで選択
されるか、別の情報フィールドで選択されるか、フィールド１７０´´のプルダ
ウンメニューで「全フィールド」が選択されることにより、選択される（ステッ
プ５６０）。検索すべきフィールドが一旦選択されると、そのレコードが検索さ
れ（ステップ５７０）、選択されたレコードが表示される（ステップ５８０）。

【００８４】ＷＷＷアドレスマイニング及びナビゲーション（ＡＭＮ）機能により、アドレ
スディレクトリ画面には、追加の機能が付加されている。従来技術のウェブブラ
ウザ・ソフトウェア３７を用い、ウェブサイトのアドレスの「ブックマーク」及
び「お気に入り」（ユニフォーム・リソース・ロケータ「ＵＲＬ」としても知ら
れる）が記録又は保存されてもよい。しかしながら、ブックマーク及びお気に入
りのリストは、アプリケーション間で簡単に移転可能というわけではなく、アプ
リケーションのアップグレードで失われることもある。さらに、事業のスポンサ
ーであること及び他の関係情報といった、アドレス（例えばウェブサイト）につ
いての情報が、格納不能である。別ウィンドウで開かれたブラウザ３７で同時に
インターネット接続していれば、まだら模様のアイコン２０６をクリックするこ
とにより、ＡＭＮ機能でインターネット・アドレスを取り込むことができる。豊
富になった脈絡のある情報が、同時に又は引続きアドレスディレクトリに記録さ
れる。以降、「進む」ボタン２０５をシングルクリックすることにより、記録さ
れたインターネット・アドレスを訪れることができる。インターネット・アドレ
スの記録、ナビゲーション、及び格納が、可能となり、増強され、簡略化される
。

【００８５】図１７に、ＡＭＮ機能のフローチャートを示す。ステップ６００では、ユーザ
は、指定されたウェブブラウザ３７を用いてウェブサイトを訪れ、所望のＷＷＷ
文書を表示する。次に、ユーザは、ベンチャー・クライアント・インタフェース
、又はウィンドウズ（登録商標）のタスクバー２０３にあるベンチャー・クライ
アント・アイコン２０６に対して、コマンドを発行する。ベンチャー・クライア
ント・コマンドは、ウェブブラウザ・ソフトウェア３７にて選択されているイン
ターネット・アドレスを取り込み（ステップ６１０）、そのアドレスをクリップ
ボードにコピーして、ベンチャー・クライアント・データベース３６へのアドレ
スを、送信し、書き込み、保存する（それぞれステップ６２０，６３０，６４０
）。

【００８６】ツールバー２０３のインターネット・アドレス・フィールド２０４に、アドレ
スが表示される。アドレスは、図１０の画面３００のようなブランクのフィール
ドに関連づけられている。ステップ６５０では、ユーザは、様々なアドレスディ
レクトリ・フィールドに情報を入力する。脈絡のある情報が、関係するインター
ネット・アドレス・ファイルに書き込まれてもよい。説明したマイニング動作を
実行すると、データが取り込まれ、ソートされ（ステップ６６０，６７０）、所
定の手順に従って、入力されたフィールドに書き込まれる（ステップ６８０）。
そして、ベンチャー・クライアント製品は、ステップ６９０で、インターネット
・アドレスと、様々なフィールドに入力された関連情報とを、表示する。

【００８７】ＡＭＮ機能は、ライセンスされたベンチャー企業体Ａの収入のための他の経済
的機会を追加する。これは、ライセンスされたベンチャー企業体Ａは、インター
ネット・アドレス、並びにインターネット・アドレス及びサイトに参加するため
の関連情報等の選択されたウェブサイトの用の関連情報を、Ｂａｍ！Ｓソフトウ
ェアに入力して、インターネットディレクトリを作成することによる。

【００８８】自動車メーカによるビジネス方法の適用例では、カスタマイズされたアドレス
ディレクトリ画面３００が、準備されて図１０に示されている。図１０では、Ge
neral Motors（登録商標）のBuick（登録商標）自動車子会社、又はGeneral Mot
ors（登録商標）自体が、ライセンスされたベンチャー企業体Ａの出資者である
。Buick（登録商標）画面が選択されると、パーソナル・アドレスディレクトリ
・インタフェース２２０が画面に書き込まれる。ライセンスされたベンチャー企
業体Ａと提携者Ｂとして契約している関係販売代理店の名称が、フィールド３９
０に表示される。パーソナル・アドレスディレクトリとともに、レコードが選択
されて、そのレコードの情報が画面の右側に表示される。レコードは、単一のフ
ィールド又は２以上のフィールド（全フィールドもありうる）で、ソートされて
検索されてもよい。フィールド１０２には、この画面がBuick（登録商標）販売
代理店のディレクトリである旨が、目立つように表示される。また、Buick（登
録商標）は、MasterCard（登録商標）のような共同ブランド企業体Ｃと契約して
、MasterCard（登録商標）の名称及びスローガンをフィールド１０４に表示して
もよい。図５の画面における時計及びカレンダー・フィールド１２０，１３０の
代わりに、ＧＭＣトラック用の広告３２０が表示されてもよい。

【００８９】図１０に示す画面３００は、サンプルの「販売代理店情報」画面である。ここ
で、情報フィールドには、販売代理店名３０１、その主要な業務３０２、提供さ
れる商品及びサービス３０３等のように、その目的のための記述子が示されてい
る。情報フィールド数及びフィールド型は、様々である。販売代理店のレコード
が選択されると、フィールドには、指定された型の情報が表示される。自身のウ
ェブアドレスを伴った販売代理店名が何も選択されていない場合、Buick（登録
商標）のウェブページのアドレスがフィールド２０４に与えられる。

【００９０】 Merrill Lynch（登録商標）のような別の共同ブランド企業体Ｃが、Buick（登
録商標）と契約して、この画面上、商品及びサービスフィールド３０３内等に、
メッセージやロゴ３３０を提示してもよい。（図１１）所定時間使用されないと、アドレスディレクトリ・フィールドには、Carolina
First（登録商標）銀行の広告のような広告が書き込まれる。この広告は、図１
０に示す備考フィールド及びいくつかの他の情報フィールドを被覆する。（図１
２）。販売代理店のアドレスディレクトリ３９０において「Ann Arbor Buick」
レコードを選択することにより、その販売代理店のデータを情報フィールドに表
示させ（図１３）、そして、Buick（登録商標）の広告３５０が、ＧＭＣトラッ
クの広告に取って代わる。

【００９１】アドレスディレクトリ画面上の１つのフィールドとして、グラフィック３６０
がある。このグラフィック３６０は、Buick（登録商標）の製品を図示するとと
もに、他のグラフィック及びテキストによるBuick（登録商標）のＢａｍ！Ｓメ
ッセージを表示するのに使用可能である。グラフィック３６０は、代理店画面３
００が表示されていて、Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７が開い
た状態で選択されていて、所定時間に亘ってアクセスされていないときに、表示
されるように設定されていてもよい。表示されたグラフィック３６０は、（１０
秒等の）所定時間経過後、価格見積、サービス広報、又は顧客情報を配信若しく
は要求する書式群に切り替わる。マルチメディアＢａｍ！Ｓメッセージを、この
ようなメッセージが供給された場合に実行するために、マルチメディア・アプリ
ケーションが、クライアント・ソフトェア３３〜３７にバンドルされてもよい。

【００９２】上述の機能に加えて、配布されたクライアント・ソフトェア３３〜３７には、
その価値を高める様々な特別な機能（機密保護機能等）が、設けられてもよい。
有効な機密保護機能として、ＰＫＩ暗号がある。ＰＫＩ暗号は周知であり、電子
商取引企業及び顧客間、クレジットカード発行会社及びカード取扱商店間、並び
に、金融サービス企業及びカードの個人ユーザ間における電子商取引実行用の暗
号化アルゴリズムを極めて安全なものとする。このアルゴリズムは、多くのウェ
ブサイトで現在使用されているＳＳＬ（Secure Socket Layer）よりもはるかに
安全である。

【００９３】セキュリティをさらに向上させるために、特別なクッキー管理機能が追加され
てもよい。この機能は、クッキーを拒絶するものではない。これは、セッション
中にそのセッションを維持するのに必要であるとともに、あるウェブサイトに入
るためにはクッキーを受け入れる必要があるためである。その代わりに、図１８
のフローチャートで説明したアルゴリズムが、ソフトウェア３３〜３７のユーザ
にオプションとして提供されており、不要なクッキーを選択的に削除する。

【００９４】ステップ７００では、ユーザは、クッキー削除オプションを利用するかどうか
選択する。このステップは、ウェブセッション中若しくはその後、又は他の任意
の時点といった任意の段階で起動されうる。また、削除オプションが選択された
場合、本アルゴリズムはある時点で実行されることになる。例えば、実行中、ウ
ェブセッション終了後、ログオフ若しくはシャットダウン時、起動時、又は他の
定期的な間隔で実行される。ステップ７１０では、クッキー（又は状態管理手段
（「ＳＭＤ」）がユーザのコンピュータに到達し、そのクッキーは、複数の文書
（すなわち、ウェブサイト上のページ）のクッキーが蓄積したファイルと関連づ
けられ（ステップ７２０）、そのクッキーは、クライアントコンピュータ３０の
内部記憶域に格納される（ステップ７３０）。クッキー削除オプションが選択さ
れた場合、プログラムは、オペレーティングシステムに対してクッキー削除シス
テムを発行する（ステップ７４０）。ＳＭＤソートコマンドが、ステップ７５０
にて発行され、どのクッキーが削除されるべきかを判断する旨を命令する。この
ステップを実行するために、ユーザは、事前に、ソフトウェア３３〜３７にて削
除されるべきでないファイル型又は特定のファイル名を指定することにより、削
除されるべきでないものを指定しておいてもよい。クッキーの身元を検査するこ
とが、削除の決定に役立つ。クッキーのソート後、削除されるべきクッキーは、
ステップ７６０にてマージされて、ステップ７７０にて取り出される（削除され
る）。

【００９５】さらなる安全手段として、ソフトウェア３３〜３７は、パスワードによっても
保護されており、ライセンスされたベンチャー企業体や提携者のウェブアドレス
にアクセスするには、パスワードが要求される。

【００９６】ソフトウェア製品３３の機能を向上させるために設けられるとともに製品にユ
ーザを引きつけるものと期待されているその他の機能として、「ＷＷＷドキュメ
ントマイニング及びストレージ」アルゴリズム（「ＤＭＳ」）と称する機能があ
る。この機能は、ダウンロードされた文書に対して、ウェブ上に書き込まれた文
書内で用いられた書式命令を取り除くように設計されたものである。ウェブ文書
は、ＨＴＭＬ（Hypertext Markup Language）及びＸＭＬ（Extensible Markup L
anguage）のような所有権のないフォーマット、並びにＰＤＦのような何らかの
所有権のあるもの等の書式のあるホスト内に書き込まれる。従来技術では、ロー
カルな記憶域に文書を対応させるため、並びに、以後の編集、呼出、及び表示で
テキストを操作するために、非公開の手順が用いられることが多い。これらの欠
点を排除するために、図１９のＤＭＳアルゴリズムは、選択されたウェブ文書が
テキスト文書として格納されるように様々な型の書式を取り除くのために、あら
ゆるウェブブラウザ３７とともに機能するようにプログラム可能である。

【００９７】ＤＭＳアルゴリズムは、ウェブブラウザ３７内でユーザがウェブに書き込まれ
た文書に進むと、ステップ８００で開始する。そして、ユーザは、ウェブブラウ
ズ３７に表示されている文書を取り込むコマンドを、入力する（ステップ８１０
）。このコマンドは、Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７にて、ア
イコン（図示せず）で入力されることが望ましい。このことにより、ユーザがＢ
ａｍ！Ｓクライアント・ソフトェア３３〜３７に再度進めるためである。ステッ
プ８１０でコマンドを取得すると、クライアントコンピュータ３０は、文書の全
テキストを、システムのクリップボードにコピーする。ここで、当初別々のフォ
ントであったドキュメントの断片というような文書の断片を集約することにより
、文書が整えられる（ステップ８２０）。文書は、コンピュータのメモリ３２へ
送られ（ステップ８３０）、ステップ８４０で書式が取り除かれる。そして、文
書は、Microsoft（登録商標）WordやCorel（登録商標）WordPerfect等のワード
プロセッサといった、事前に選択された宛先へと、書式のないテキスト文書とし
て送られる（ステップ８５０）。書式のない文書は、ステップ８６０で書式のあ
る文書として保存され、ステップ８７０で内部記憶域（メモリ３２）に保存され
る。処理は、ステップ８８０で終了する。

【００９８】本発明のビジネス方法（図３に示すように、但し、そこで図示したＢａｍ！Ｓ
クライアント・ソフトウェア３３〜３７の代わりに応接クライアント・ソフトェ
ア３４を使用）に従って、応接クライアント・ソフトウェア３４のコンポーネン
トが、現行のソフトウェア３４に追加されて、ユーザに対して別画面で表示され
てもよく、あるいは、Ｂａｍ！Ｓクライアント・ソフトウェア３３〜３７の代わ
りに、別のコマンドやアイコンで開かれる独立しつつも関係したプログラムとし
て配布されてもよい。

【００９９】応接ソフトウェアのコンポーネントにより、ユーザは、様々な都市に関して訪
れるべき様々な場所、そこでの施設（ホテル、レストラン、及び観光地等）を知
ることができるようになるとともに、その施設の格付け及びランキングが決めら
れる。ライセンスされたベンチャー企業体の提携者Ｂは、応接ソフトウェア３４
をさらに発展させて管理してゆくこと、及びソフトウェア３４をライセンスされ
たベンチャー企業体Ａの顧客に無償で配布することで、ライセンスされたベンチ
ャー企業体Ａと合意することもある。提携者Ｂ（又は配布先ユーザ／顧客Ｅ）は
、その業務に関して、ソフトウェア３４においてデータベース３６の情報に含ま
れていてもよく、他の提携者Ｂ、及び第三者Ｃ，Ｄがあれば、それについての情
報を、このコンポーネント内に含んでいてもよく、ソフトウェア３４に提携者や
第三者のＢａｍ！Ｓメッセージを含むこともある。ライセンスされたベンチャー
企業体Ａについて、このコンポーネントからの潜在的な収入源としては、他者の
Ｂａｍ！Ｓメッセージからの収入、並びに、提携マーケティング及びトランザク
ション料金等がある。これは、提携者や第三者がソフトウェア３４への寄与に応
じて受け取る取引におけるある割合であってもよい。

【０１００】クライアント応接ソフトウェア３４には、対応するサーバのバージョン２４が
ある。図２０乃至図２３に、応接クライアント・ソフトウェア３４のサンプル画
面を示す。これらは、図４乃至図１４に示した画面と似たように見える。図２０
を参照すると、画面９００は、タイトルバー９０２、メニューバー９０５、ツー
ルバー９０７、１つ又は複数のフィールド中の情報（図２０に示す施設のリスト
や都市のリスト等）をアルファベット順にリストアップするリスト・フィールド
９３０、ソート選択フィールド９３２、検索フィールド９３４、選択された様々
な施設の情報フィールド９１０〜９１２、様々な場所や施設のランキングを決め
るランキングボックス９２６、及び広告フィールド９２８を有するMicrosoft（
登録商標）ウィンドウズ（登録商標）環境のウィンドウである。ライセンスされ
たベンチャー企業体Ａのブランドやロゴが、タイトルバー９０２における９０３
に表示される。一般に、このブランドやロゴは、画面が表示されているときには
いつも表示されており、画面の目立つところにあるものの、画面９００上の他の
フィールドが見えなくなるように干渉することはない。

【０１０１】ユーザは、フィールド９３０内で見たいと思うリストを、ソート・フィールド
９３２内のプルダウンメニューから選択する。例えば、図２０では、施設名によ
るソートが選択されているので、フィールド９３０には、施設名がアルファベッ
ト順で表示されている。特定の都市の施設を見たいと希望する場合、データベー
ス内の情報を都市でソートすることを選択する。すると、都市名がフィールド９
３０に表示される。そして、検索フィールド９３４にクエリを入力することによ
り、特定の施設、都市、又は他のフィールドで検索してもよい。様々な興味分野
のサイトの情報が、９１０〜９１２上の複数フィールド情報ボックス内に表示さ
れている。この情報には、名前、住所（都市及び国を含む）、代表的な価格帯（
表示された通貨はユーザによって変更されうる）、及び部屋数／席数が、妥当な
ものとして含まれており、また、選択された様々な条件用のランキングアイコン
９２０、提供される機能やサービス（例えば、飲み物、喫煙、駐車、障害者の利
便が得られるかどうか）のような様々な機能を示すアイコン９２２、興味のある
他の関連項目に関する備考９２４、及び各場所に割り当てられた一意的な識別子
も、含まれている。なお、各場所に割り当てられた一意的な識別子は、その場所
を特定して、一意的なユーザ識別子により識別されたユーザが実行したトランザ
クションに応じて、提携及びトランザクション料金を課すのに利用可能である。

【０１０２】フィールド９３０で選択された施設は、最初に、情報ボックス９１０として表
示され、データベース内でアルファベット順となった２つの施設の情報が、情報
ボックス９１１，９１２に含まれる。広告９２７が、ボックス９２７に表示され
てもよい。

【０１０３】アイコン９２０で指定された条件には、食べ物の施設、並びに、宿泊施設の快
適さ、サービス、及び環境用の格付けのための、食べ物、サービス、及びエンタ
ーテイメントの格付けのアイコンが、含まれていてもよい。新しい施設には格付
けがないことがあるので、情報ボックス９１３（図２１）のように、それが新し
いことが示されることになる。アイコン９２０及びアイコン９２２は、素早く概
観して参照できるように色分けされていてもよい。

【０１０４】ランキングボックス９２６では、提供されている機能により区別された施設の
ランキングが、与えられている。オフィシャルガイドの格付けで施設のランキン
グを決めるには、ボックス９２６内の「格付けで並べる」の選択肢を一度クリッ
クし、消費者からの反応で施設を並べるためには、ボックス９２６内の「反応で
並べる」の選択肢を一度クリックする。例えば、この機能は、食べ物の格付けが
最高で、ダンスを提供するかあるいは家族客歓迎のレストランを特定するのに、
また、快適さの格付けが最高で、空港の近くであったり、コンピュータ用のイン
ターネット接続又は電話線を提供している宿泊施設を特定するのに、利用可能で
ある。

【０１０５】ランキングコマンドに反応して、広告９２７が隠れて、その場所に、指定され
た条件を満たす施設をリストアップしたボックス９２８が表示される（図２１）
。他の施設が、情報ボックス９１４，９１５にリストアップされる。

【０１０６】選択された施設のウェブアドレスは、ウェブアドレス・フィールド９０４内に
リストアップされる。その結果、予約ができるウェブページへ直接進むコマンド
を発することにより、選択された施設を予約可能である。また、施設についての
さらなる情報を取得するためのウェブアドレスが、予約しなくとも、データベー
スに記録されてもよい。

【０１０７】応接ソフトウェアを提供しているライセンスされたベンチャー企業体Ａ及び共
同ブランド企業体Ｃは、様々な施設で受け入れられるクレジットカードブランド
のクレジットカード会社、クレジットカードを発行する銀行、施設のチェーン、
又は任意の旅行関連企業体等であってもよい。ライセンスされたベンチャー企業
体Ａの提携者と、共同ブランド企業体Ｃと、第三者の広告主Ｄとが、ライセンス
されたベンチャー企業体Ａと契約して、施設及び商品やサービスに関するレコー
ドを含めてもよい。

【０１０８】応接ソフトウェアの一使用例では、MasterCard（登録商標）が、消費者が旅行
中にそのブランドのクレジットカードを使用するように促そうとしてもよい。こ
のために、Conde Nastような旅行出版物の出版社と組むこともある。Conde Nast
は、その旅行出版物の読者に、応接ソフトウェア３４を配布してもよく、Conde
Nast及びMasterCard（登録商標）は、Ｂａｍ！Ｓメッセージファイル３５を配信
して実行するために、ソフトウェア３４を利用してもよい。

【０１０９】その代わりに、共同ブランド企業体Ｃ又はライセンスされたベンチャー企業体
の提携者Ｂが、ソフトウェアを配布してもよい。図２２に、Code Nastとの本シ
ナリオを示す。なお、Code Nastは、画面９００のタイトルバー９０２における
９０８で、そのCode Nast TRAVELER（登録商標）の出版物のプロモーションをし
ている。Meridiesレストランは、その名称がフィールド９３０で選択されると、
その立地や格付け等についての詳細な情報が画面表示される前に、画面に自動的
に広告が表示されることに対して、また、「表示」コマンドの起動により広告が
表示されることに対して、料金を支払う。図２２において表示されたフィールド
９１３〜９１５の領域等の情報フィールドに、広告ウィンドウ９４０が書き込ま
れる。表示された広告ウィンドウ９４０には、レストラン内部の写真９４１，９
４２及びメニュー９４４が含まれている。なお、広告ウィンドウには、あらゆる
型の広告が含まれていてもよい。MasterCard（登録商標）は、そのブランド名を
、ウィンドウ９４０の上部の９４６に挿入してもよい。

【０１１０】図２３を参照すると、予約画面９５２（第２の広告画面とみなされてもよい）
、ウィンドウにおいて画面９００の上部にも、拡大された単一の写真が、一連の
予約情報フィールド９５４とともに含まれていてもよい。この予約情報フィール
ドに対して、ユーザは、応接クライアント・ソフトウェア３４を用いてインター
ネット４０を介して接続して、選択されたレストランを予約するのに要求される
情報を入力してもよい。この情報は、広告画面９５２の下部の送信ボタン９５６
をクリックすることにより、インターネット接続を介して送信される。画面９５
２に入力された予約の要求は、施設へと直接送信されるか、あるいは好適な予約
サービスサーバへと送信される。電子メールの返信で確認が配信される。この画
面から予約を送信することにより、ベンチャーへの参加者は、ライセンスされた
ベンチャー企業体Ａや他の実体により、契約上、トランザクション料金を決定し
てもよい。図２０乃至図２２のランキングボックス９２６の場所に交互に表示さ
れるのは、予約日を決定するのに役立つカレンダー９５０であってもよい。Mast
erCard（登録商標）は、画面９５２のタイトルバー９４６に同様に掲げられてい
る。

【０１１１】応接クライアント・ソフトウェア３４は、Ｂａｍ！Ｓソフトウェアのようなユ
ーザ別のものであってもよく、それにより、クライアントの各バージョンがベン
チャー・サーバ２０に対して身元を証明する。

【０１１２】このように、本発明の基本的で新規な特徴を、その好適な実施形態に適用され
たものとして図示するとともに説明したが、説明した装置の形態及び詳細並びに
その動作についての様々な省略及び置換及び変更が、本発明の真意から外れるこ
となく当業者によってなされうることが、理解されるであろう。例えば、実質的
に同じ機能を実質的に同じように実行して同じ結果を達成するそれらの要素及び
／又は方法ステップのあらゆる組み合わせが、本発明の範囲に入っていることが
、特に意図されている。さらに、開示されたあらゆる形態又は本発明の実施形態
に関連して図示及び／又は説明された構成、及び／又は要素、及び／又は方法ス
テップは、開示又は記述又は示唆された他のあらゆる形態や実施形態に、設計選
択の一般的事項として組み込まれうることが、理解されるべきである。従って、
添付された特許請求の範囲によって示されたものとしてのみ限定されることが、
意図されている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のビジネス方法への参加者間の相互関係を示す模式図。

【図２】ビジネス方法が実装されうるコンピュータシステム構成の選択されたコンポー
ネントのブロック図。

【図３】本発明のビジネス方法を実行するステップのフローチャート。

【図４】日記を含んだクライアント・ソフトウェアのサンプルの開始画面のプリントア
ウト。

【図５】Ｂａｍ！Ｓメッセージが重なった日記画面のプリントアウト。

【図６】クライアント・ソフトウェア用の「金融誌」画面のプリントアウト。

【図７】選択されたアドレスディレクトリ中のレコードを伴ったパーソナルアドレスデ
ィレクトリ画面のプリントアウト。

【図８】様々な共同ブランド及び第三者のＢａｍ！Ｓメッセージが表示されたパーソナ
ルアドレスディレクトリ画面のプリントアウト。

【図９】選択された他のレコードを伴ったパーソナルアドレスディレクトリ画面のプリ
ントアウト。

【図１０】自動車メーカ（説明された例ではBuick（登録商標））が、ライセンスされた
ベンチャー企業体であるとともに、メーカにより、販売代理店情報のアドレスデ
ィレクトリへの入力にフィールドが利用可能となったビジネスアドレスディレク
トリのプリントアウト。

【図１１】一部に広告が書き込まれた図１０の画面のプリントアウト。

【図１２】アドレスディレクトリ・フィールドがCarolina First Bank（登録商標）の広
告で置き換えられた図１０の画面のプリントアウト。

【図１３】選択された販売代理店のためのアドレスディレクトリのレコード及び選択され
た販売代理店の表示のための情報フィールドを伴った図１０のアドレスディレク
トリ画面のプリントアウト。

【図１４】選択された他の販売代理店のためのアドレスディレクトリのレコード並びに販
売代理店で販売されている車種の写真及び仕様を伴った図１０のアドレスディレ
クトリ画面のプリントアウト。

【図１５】クライアント・ソフトウェアに組み込まれた、ワンクリックによるデータベー
スレコード・リンクのアルゴリズムのフローチャート。

【図１６】クライアント・ソフトウェアに組み込まれた、複数フィールドのアドレスレコ
ードをソート及び検索するアルゴリズムのフローチャート。

【図１７】クライアント・ソフトウェアに組み込まれた、ワールドワイドウェブのアドレ
ス用のＷＷＷ文書アドレスマイニング及び記憶のアルゴリズムのフローチャート
。

【図１８】クライアント・ソフトウェアに組み込まれた、状態管理手段の操作用のアルゴ
リズムのフローチャート。

【図１９】クライアント・ソフトウェアに組み込まれた、ワールドワイドウェブ上に書き
込まれた文書用のＷＷＷ文書マイニング及び記憶のアルゴリズムのフローチャー
ト。

【図２０】 MasterCard（登録商標）のＢａｍ！Ｓメッセージを含んだ、３つの施設のリス
トのサンプルを示す応接画面のプリントアウト。

【図２１】様々な施設のランキングのリストを含んだ、３つの異なった施設のリストのサ
ンプルを示す応接画面のプリントアウト。

【図２２】写真及びメニューを含み、施設の広告画面と部分的に重なった応接画面のプリ
ントアウト。

【図２３】施設への予約送信画面と部分的に重なった応接画面のプリントアウト。

【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書

【提出日】平成１４年７月２２日（２００２．７．２２）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＯ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ブランド、広告、マーケティング、及びサービス（ＢＡＭＳ
）データの少なくとも１つを、企業体から複数の消費者ユーザの電子装置へと配
信する方法において、各電子装置は、少なくともディスプレイ、メモリ、及びプ
ロセッサを備えており、当該方法は、前記企業体が、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを複数の前記電子装置へ供給
するとともに複数の前記電子装置での少なくとも１つのＢＡＭＳデータの使用及
び表示を制御するベンチャー・サーバを、開設及び管理するステップと、前記企業体が、複数の前記電子装置の前記プロセッサ上で実行可能であるとと
もに、前記ディスプレイで表示されるグラフィカル・ユーザ・インタフェース（
ＧＵＩ）を必要とする機能を実行するように、少なくとも１つのＢＡＭＳデータ
を受信するように、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを前記メモリに格納するよ
うに、少なくとも１つのＢＡＭＳデータをＧＵＩに表示するように構成されたク
ライアント・アプリケーションを、準備するステップと、前記クライアント・アプリケーションを前記各消費者ユーザに配布するステッ
プと、前記各消費者ユーザの前記クライアント・アプリケーションに対して、一意的
な識別子を割り当てるステップと、配布されたクライアント・アプリケーションを、前記各消費者ユーザの前記電
子装置内にインストールするステップと、少なくとも１つの前記ベンチャー・サーバと、前記各消費者ユーザの前記電子
装置内にインストールされた前記クライアント・アプリケーションとの間に、通
信リンクを開設するステップと、開設された前記通信リンクを通じて、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを、前
記各消費者ユーザの前記電子装置内にインストールされた前記クライアント・ア
プリケーションへと配信するステップとを、備えたことを特徴とする方法。
【請求項２】前記各電子装置は、パーソナル・デジタル・アシスタント（
ＰＤＡ）、携帯電話機、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、及びラップトップコ
ンピュータの１つを備えていることを特徴とする請求項１記載の方法。
【請求項３】少なくとも１つの一意的な識別子が割り当てられたインスト
ール済みの前記クライアント・アプリケーションの消費者ユーザの一意的な識別
子及び人口動態データを含んだレコードを、格納するステップを、さらに備えた
ことを特徴とする請求項１記載の方法。
【請求項４】前記の少なくとも１つのＢＡＭＳデータを配信するステップ
は、格納された前記レコード中の人口動態データに基づき、開設された前記通信リ
ンクを通じて少なくとも１つのＢＡＭＳデータを受信させるために、消費者ユー
ザ及び消費者ユーザを複数まとめたグループの少なくとも一方を選択するステッ
プを、さらに備えたことを特徴とする請求項３記載の方法。
【請求項５】格納された前記レコード中の前記人口動態データは、複数の
前記消費者ユーザの郵便番号を含むことを特徴とする請求項３記載の方法。
【請求項６】格納された前記レコードは、前記企業体の製品及びサービス
の少なくとも１つに関するデータをさらに含み、前記の少なくとも１つの製品及
びサービスが、ユーザに利用されることを特徴とする請求項３記載の方法。
【請求項７】複数の前記消費者ユーザの個々のユーザの前記電子装置内に
インストールされた前記クライアント・アプリケーションに対して割り当てられ
た一意的な前記識別子を用いて、複数の前記消費者ユーザの個々のユーザの前記
電子装置の動作を監視するステップと、複数の前記消費者ユーザの個々の電子装置の監視された動作を、格納された前
記レコードに格納するステップとを、さらに備え、少なくとも１つのＢＡＭＳデータは、前記電子装置の監視された動作に基づい
て、随意に配信されることを特徴とする請求項３記載の方法。
【請求項８】複数の前記消費者ユーザの個々の電子装置の監視された動作
は、前記クライアント・アプリケーションの使用、ワールドワイドウェブ（ＷＷ
Ｗ）のブラウズ、商品の購入、前記電子装置のアプリケーションの使用、及び前
記電子装置の使用頻度の少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項７記載の
方法。
【請求項９】一意的な前記識別子は、前記クライアント・アプリケーショ
ン中にハードコードされていることを特徴とする請求項１記載の方法。
【請求項１０】配布された前記クライアント・アプリケーションは、消費
者ユーザの電子装置の動作の監視を防止するように構成されていることを特徴と
する請求項１記載の方法。
【請求項１１】前記のクライアント・アプリケーションを配布するステッ
プは、前記企業体の提携者によって実行されることを特徴とする請求項１記載の
方法。
【請求項１２】前記のクライアント・アプリケーションを配布するステッ
プは、前記各消費者ユーザの前記電子装置にインストールするために、前記クライア
ント・アプリケーションが格納されたコンピュータ可読媒体を、前記各消費者ユ
ーザに郵送するステップを、備えていることを特徴とする請求項１記載の方法。
【請求項１３】前記各消費者ユーザへと郵送された前記コンピュータ可読
媒体には、前記企業体の製品が添付されていることを特徴とする請求項１２記載
の方法。
【請求項１４】前記クライアント・アプリケーションは、前記企業体の活
動に関するアプリケーションを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
【請求項１５】少なくとも１つのＢＡＭＳデータは、前記企業体から複数
の消費者ユーザ及び消費者ユーザを複数まとめたグループの個々のものの少なく
とも一方に対するサービスメッセージを含み、前記サービスメッセージは、前記
企業体のサービス及び製品の数なくとも１つに関する情報を含み、前記の少なく
とも１つのサービス及び製品は、複数の消費者ユーザ及び消費者ユーザを複数ま
とめたグループの少なくとも一方により利用されることを特徴とする請求項１記
載の方法。
【請求項１６】少なくとも１つのＢＡＭＳデータは、電子クーポンを含む
ことを特徴とする請求項１記載の方法。
【請求項１７】ブランド、広告、マーケティング、及びサービス（ＢＡＭ
Ｓ）データの少なくとも１つを、企業体から複数の消費者ユーザの電子装置へと
配信する方法において、各電子装置は、少なくともディスプレイ、メモリ、及び
プロセッサを備えており、当該方法は、前記企業体が、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを複数の前記電子装置へ供給
するとともに複数の前記電子装置での少なくとも１つのＢＡＭＳデータの使用及
び表示を制御するベンチャー・サーバを、開設及び管理するステップと、前記企業体が、複数の前記電子装置の前記プロセッサ上で実行可能であるとと
もに、前記ディスプレイで表示されるグラフィカル・ユーザ・インタフェース（
ＧＵＩ）を必要とする機能を実行するように、少なくとも１つのＢＡＭＳデータ
を受信するように、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを前記メモリに格納するよ
うに、少なくとも１つのＢＡＭＳデータをＧＵＩに表示するように構成されたク
ライアント・アプリケーションを、準備するステップと、前記各消費者ユーザの前記電子装置にインストールするために、前記クライア
ント・アプリケーションが格納されたコンピュータ可読媒体を、前記各消費者ユ
ーザに配布するステップと、一意的な識別子、一意的な識別子が割り当てられたクライアント・アプリケー
ションの複数の消費者ユーザのうちのある者の人口動態データ、並びに、前記の
複数の消費者ユーザのある者に随意に利用される前記企業体の製品及びサービス
の少なくとも１つに関する消費者データの少なくとも１つを含むレコードを格納
するステップと、配布された前記コンピュータ可読媒体から、前記クライアント・アプリケーシ
ョンを、前記各消費者ユーザの前記電子装置内にインストールするステップと、前記ベンチャー・サーバと、前記各消費者ユーザの前記電子装置内にインスト
ールされた前記クライアント・アプリケーションとの間に、通信リンクを開設す
るステップと、前記企業体が、開設された前記通信リンクを通じて、少なくとも１つのＢＡＭ
Ｓデータを、前記各消費者ユーザの前記電子装置内にインストールされた前記ク
ライアント・アプリケーションへと配信するステップとを、備え、前記企業体は、格納された前記レコード中のデータに基づいて、少なくとも１
つのＢＡＭＳデータを受信させるために、消費者ユーザ及び消費者ユーザを複数
まとめたグループの少なくとも一方を、随意に選択することを特徴とする方法。
【請求項１８】前記各電子装置は、パーソナル・デジタル・アシスタント
（ＰＤＡ）、携帯電話機、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、及びラップトップ
コンピュータの１つを備えていることを特徴とする請求項１７記載の方法。
【請求項１９】複数の前記消費者ユーザの前記電子装置内にインストール
された前記クライアント・アプリケーションに対して割り当てられた一意的な前
記識別子を用いて、複数の前記消費者ユーザの個々のユーザの前記電子装置の動
作を監視するステップと、格納された前記レコードに、複数の前記消費者ユーザの個々の電子装置の監視
された動作に関するデータを、格納するステップとを、さらに備えたことを特徴
とする請求項１７記載の方法。
【請求項２０】複数の前記消費者ユーザの個々の電子装置の監視された動
作は、複数の前記消費者ユーザの個々の者による前記クライアント・アプリケー
ションの使用、ワールドワイドウェブ（ＷＷＷ）のブラウズ、商品の購入、前記
電子装置のアプリケーションの使用、及び前記電子装置の使用頻度の少なくとも
１つを含むことを特徴とする請求項１９記載の方法。
【請求項２１】前記のクライアント・アプリケーションを配布するステッ
プは、前記企業体の提携者によって実行され、配布された前記コンピュータ可読
媒体には、前記企業体の製品が添付されており、前記クライアント・アプリケー
ションは、前記企業体の活動に関するアプリケーションを含むことを特徴とする
請求項１７記載の方法。
【請求項２２】ブランド、広告、マーケティング、及びサービス（ＢＡＭ
Ｓ）データの少なくとも１つを、企業体から複数の消費者ユーザへと配信するシ
ステムにおいて、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを供給するため、及び、少なくとも１つのＢ
ＡＭＳデータの使用及び表示を制御するために、前記企業体が開設して管理する
ベンチャー・サーバと、ディスプレイ、メモリ、及びクライアント・アプリケーションを実行可能なプ
ロセッサを少なくとも具備した、複数の前記消費者ユーザ用の電子装置であって
、前記クライアント・アプリケーションは、前記ディスプレイで表示されるグラ
フィカル・ユーザ・インタフェース（ＧＵＩ）を必要とする機能を実行するよう
に、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを前記ベンチャー・サーバから受信するよ
うに、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを前記メモリに格納するように、少なく
とも１つのＢＡＭＳデータをＧＵＩに表示するように構成されている電子装置と
、前記ベンチャー・サーバ及び複数の前記電子装置間に少なくとも１つの通信リ
ンクを開設するネットワークとを備え、複数の前記電子装置の個々のものにインストールされているクライアント・ア
プリケーションに対して、一意的な識別子が割り当てられていることを特徴とす
るシステム。
【請求項２３】前記各電子装置は、パーソナル・デジタル・アシスタント
（ＰＤＡ）、携帯電話機、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、及びラップトップ
コンピュータの１つを備えていることを特徴とする請求項２２記載のシステム。
【請求項２４】前記の一意的な識別子、及びこの一意的な識別子が割り当
てられたインストール済みのクライアント・アプリケーションの消費者ユーザの
人口動態データを含んだデータベースを、さらに備えたことを特徴とする請求項
２２記載のシステム。
【請求項２５】前記ベンチャー・サーバは、前記データベースのレコード
中の人口動態データに基づき、少なくとも１つの前記通信リンクを通じて少なく
とも１つのＢＡＭＳデータを受信させるために、消費者ユーザ及び消費者ユーザ
を複数まとめたグループの少なくとも一方を選択することにより、少なくとも１
つのＢＡＭＳデータを提供することを特徴とする請求項２２記載のシステム。
【請求項２６】前記データベースのレコード中の前記人口動態データは、
複数の前記消費者ユーザの郵便番号を含むことを特徴とする請求項２２記載のシ
ステム。
【請求項２７】前記データベースのレコードは、前記企業体の製品及びサ
ービスの少なくとも１つに関するデータをさらに含み、前記の少なくとも１つの
製品及びサービスが、ユーザに利用されることを特徴とする請求項２２記載のシ
ステム。
【請求項２８】前記システムは、複数の前記消費者ユーザの個々の前記電
子装置内にインストールされた前記クライアント・アプリケーションに対して割
り当てられた一意的な前記識別子を用いて、複数の前記消費者ユーザの個々のユ
ーザの前記電子装置の動作を監視し、複数の前記消費者ユーザの個々の電子装置
の監視された動作を、前記データベースのレコードに格納し、少なくとも１つの
ＢＡＭＳデータを、前記電子装置の監視された動作に基づいて随意に配信するこ
とを特徴とする請求項２２記載のシステム。
【請求項２９】複数の前記消費者ユーザの個々の電子装置の監視された動
作は、前記クライアント・アプリケーションの使用、ワールドワイドウェブ（Ｗ
ＷＷ）のブラウズ、商品の購入、前記電子装置のアプリケーションの使用、及び
前記電子装置の使用頻度の少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項２８記
載のシステム。
【請求項３０】一意的な前記識別子は、前記クライアント・アプリケーシ
ョン中にハードコードされていることを特徴とする請求項２２記載のシステム。
【請求項３１】少なくとも１つの前記クライアント・アプリケーションは
、消費者ユーザの電子装置の動作の監視を防止するように構成されていることを
特徴とする請求項２２記載のシステム。
【請求項３２】前記ネットワークは、インターネット、電話システム、ワ
イヤレスシステム、及びケーブル放送システムの少なくとも１つを備えているこ
とを特徴とする請求項２２記載のシステム。
【請求項３３】前記各消費者ユーザの前記電子装置にインストールするた
めに、前記クライアント・アプリケーションが格納されたコンピュータ可読媒体
を、前記各消費者ユーザに郵送することにより、前記クライアント・アプリケー
ションが、複数の前記消費者ユーザへと配布されることを特徴とする請求項２２
記載のシステム。
【請求項３４】前記コンピュータ可読媒体は、前記企業体の製品が添付さ
れて、前記各消費者ユーザへと郵送されることを特徴とする請求項３３記載のシ
ステム。
【請求項３５】前記クライアント・アプリケーションは、前記企業体の活
動に関するアプリケーションを含むことを特徴とする請求項２２記載のシステム
。
【請求項３６】少なくとも１つのＢＡＭＳデータは、前記企業体から複数
の消費者ユーザ及び消費者ユーザを複数まとめたグループの個々のものの少なく
とも一方に対するサービスメッセージを含み、前記サービスメッセージは、前記
企業体のサービス及び製品の数なくとも１つに関する情報を含み、前記の少なく
とも１つのサービス及び製品は、複数の消費者ユーザ及び消費者ユーザを複数ま
とめたグループの少なくとも一方により利用されることを特徴とする請求項２２
記載のシステム。
【請求項３７】少なくとも１つのＢＡＭＳデータは、電子クーポンを含む
ことを特徴とする請求項２２記載のシステム。
【請求項３８】ブランド、広告、マーケティング、及びサービス（ＢＡＭ
Ｓ）データの少なくとも１つを、企業体から複数の消費者ユーザへと配信するシ
ステムにおいて、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを供給するため、及び、少なくとも１つのＢ
ＡＭＳデータの使用及び表示を制御するために、前記企業体が開設して管理する
ベンチャー・サーバと、ディスプレイ、メモリ、及びクライアント・アプリケーションを実行可能なプ
ロセッサを少なくとも具備した、複数の前記消費者ユーザ用の電子装置であって
、前記クライアント・アプリケーションは、前記ディスプレイで表示されるグラ
フィカル・ユーザ・インタフェース（ＧＵＩ）を必要とする機能を実行するよう
に、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを少なくとも１つのベンチャー・サーバか
ら受信するように、少なくとも１つのＢＡＭＳデータを前記メモリに格納するよ
うに、少なくとも１つのＢＡＭＳデータをＧＵＩに表示するように構成されてい
る電子装置と、一意的な識別子、一意的な識別子が割り当てられたクライアント・アプリケー
ションの複数の消費者ユーザのうちのある者の人口動態データ、並びに、前記の
複数の消費者ユーザのある者に随意に利用される前記企業体の製品及びサービス
の少なくとも１つに関する消費者データの少なくとも１つを含むレコードを格納
するデータベースと、前記ベンチャー・サーバ及び複数の前記電子装置間に少なくとも１つの通信リ
ンクを開設するネットワークとを備え、前記企業体は、格納された前記レコード中のデータに基づいて、少なくとも１
つのＢＡＭＳデータを受信させるために、消費者ユーザ及び消費者ユーザを複数
まとめたグループの少なくとも一方を、随意に選択することを特徴とするシステ
ム。
【請求項３９】前記各電子装置は、パーソナル・デジタル・アシスタント
（ＰＤＡ）、携帯電話機、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、及びラップトップ
コンピュータの１つを備えていることを特徴とする請求項３８記載のシステム。
【請求項４０】前記システムは、複数の前記消費者ユーザの個々の前記電
子装置内にインストールされた前記クライアント・アプリケーションの個々のも
のに対して割り当てられた一意的な前記識別子を用いて、複数の前記消費者ユー
ザの個々のユーザの前記電子装置の動作を監視し、複数の前記消費者ユーザの個
々の電子装置の監視された動作に関するデータを、前記データベースのレコード
に格納することを特徴とする請求項３８記載のシステム。
【請求項４１】複数の前記消費者ユーザの個々の電子装置の動作は、複数
の前記消費者ユーザの個々の者による前記クライアント・アプリケーションの使
用、ワールドワイドウェブ（ＷＷＷ）のブラウズ、商品の購入、前記電子装置の
アプリケーションの使用、及び前記電子装置の使用頻度の少なくとも１つを含む
ことを特徴とする請求項４０記載のシステム。
【請求項４２】前記企業体の提携者が、前記企業体の製品が添付されたコ
ンピュータ可読媒体上の前記クライアント・アプリケーションを配布し、前記ク
ライアント・アプリケーションは、前記企業体の活動に関するアプリケーション
を含むことを特徴とする請求項３８記載のシステム。