JP2003008305A - 空中線共用装置 - Google Patents

空中線共用装置

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JP2003008305A
JP2003008305A JP2001186833A JP2001186833A JP2003008305A JP 2003008305 A JP2003008305 A JP 2003008305A JP 2001186833 A JP2001186833 A JP 2001186833A JP 2001186833 A JP2001186833 A JP 2001186833A JP 2003008305 A JP2003008305 A JP 2003008305A
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terminal
hybrid circuit
voltage
equation
power
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JP2001186833A
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Inventor
Hiroshi Hatanaka
博 畠中
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Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 各チャネルの送信波を通過させる帯域通過フ
ィルタをn(n≧2)個使用し、小型化を図り、コスト
を低減できる空中線共用器を提供する。 【解決手段】 第1のハイブリッド11の端子T12と
第2のハイブリッド12の端子T21の間に、電力分配
器21と、帯域通過フィルタ31,32と電力合成器4
1を縦続接続し、第1のハイブリッド11の端子T13
と第2のハイブリッド12の端子T24の間に、電力分
配器22と、帯域通過フィルタ33,34と電力合成器
42を縦続接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空中線共用装置に
係わり、特に、VHF,UHF帯のテレビジョン放送機
構における送信用アンテナを、複数の送信機で共用する
際に有効な技術にに関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の空中線共用装置の概略
構成を示すブロック図である。同図に示すように、従来
の空中線共用装置においては、隣接する各第2のハイブ
リッド回路(H14a,H15a,H22a)の第2の
端子(Tb)と第1の端子(Ta)とが互いに接続され
るとともに、両端の第2のハイブリッド回路(H14
a)の第1の端子(Ta)が無反射終端器(R)に、両
端の第2のハイブリッド回路(H22a)の第2の端子
(Tb)がアンテナ(ANT)に接続される。また、各
第2のハイブリッド回路(H14a,H15a,H22
a)の第3の端子(Tc)と、各第1のハイブリッド回
路(H14b,H15b,H22b)の第3の端子(T
c)との間には、それぞれ各チャネルの送信波を通過さ
せる帯域通過フィルタ(B14a,B15a,B22
a)が接続され、各第1のハイブリッド回路(H14
a,H15a,H22a)の第4の端子(Td)と各第
1のハイブリッド回路(H14b,H15b,H22
b)の第4の端子(Td)との間には、それぞれ各チャ
ネルの送信波を通過させる帯域通過フィルタ(B14
b,B15b,B22b)が接続される。
【0003】さらに、各第1のハイブリッド回路(H1
4b,H15b,H22b)の第1の端子(Ta)は、
それぞれのチャネルの送信波を出力する送信機に接続さ
れ、各第1のハイブリッド回路(H14b,H15b,
H22b)の第2の端子(Ta)は、それぞれ無反射終
端器(R)に接続される。ここで、各第1および第2の
ハイブリッド回路、各帯域通過フィルタは、それぞれ各
チャネルの送信波を通過させる定インピーダンス帯域通
過フィルタを構成する。即ち、第2のハイブリッド回路
(H14a)、第1のハイブリッド回路(H14b)、
および帯域通過フィルタ(B14a,B14b)は、1
4チャネルの送信波を通過させる定インピーダンス帯域
通過フィルタを、第2のハイブリッド回路(H15
a)、第1のハイブリッド回路(H15b)、および帯
域通過フィルタ(B15a,B15b)は、15チャネ
ルの送信波を通過させる定インピーダンス帯域通過フィ
ルタを、また、第2のハイブリッド回路(H22a)、
第1のハイブリッド回路(H22b)、および帯域通過
フィルタ(B22a,B22b)は、22チャネルの送
信波を通過させる定インピーダンス帯域通過フィルタを
構成する。
【0004】以下、14チャネルの送信波を例に挙げ
て、図12に示す空中線共用装置の動作を簡単に説明す
る。図12に示す空中線共用装置において、第1のハイ
ブリッド回路(H14b)の第1の端子(Ta)から入
力された14チャネルの送信波は、それぞれ帯域通過フ
ィルタ(B14a,B14b)を通って、第2のハイブ
リッド回路(H14a)に入力され、第2のハイブリッ
ド回路(H14a)の第2の端子(Tb)から出力され
る。この第2のハイブリッド回路(H14a)から出力
された14チャネルの送信波は、第2のハイブリッド回
路(H15a)に入力され、帯域通過フィルタ(B15
a,B15b)で全反射され、第2のハイブリッド回路
(H15a)の第2の端子(Tb)から出力される。以
下、同様にして、アンテナ(ANT)に至り、アンテナ
(ANT)から放射される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、従来のアナログ
方式のテレビジョン放送の他に、技術の進歩により、デ
ジタル方式のテレビジョン放送が開始されようとしてい
る。しかしながら、デジタル方式のテレビジョン放送に
採用される直交周波数分割多重(OFDM;Orthogonal
Frequency Divison Multiplex)変調方式の変調波は、
従来のアナログ方式のテレビジョン放送のNTSC方式
の変調波よりも、ピーク電圧値が大きく、そのため、前
述の図12に示すアンテナ共用器では、各定インピーダ
ンス帯域通過フィルタ内の各帯域通過フィルタ(B14
a,B14b,B15a,B15b,B22a,B22
b)の耐圧が不足するので、各定インピーダンス帯域通
過フィルタ内の帯域通過フィルタを増やす必要があっ
た。
【0006】図13は、前述の問題点を解決するため
に、本出願の前に本発明者により考案された定インピー
ダンス帯域通過フィルタの概略構成を示すブロック図で
ある。なお、この図13に示す定インピーダンス帯域通
過フィルタは、各チャネル毎に、帯域通過フィルタを4
個使用する空中線共用器である。図13に示す定インピ
ーダンス帯域通過フィルタにおいて、送信機から出力さ
れるkチャネルの送信波は、ハイブリッド回路51で2
分配され、このハイブリッド回路51で分配された各送
信波は、ハイブリッド回路(52,54)、および帯域
通過フィルタ(31,32)から成る第1の定インピー
ダンス帯域通過フィルタと、ハイブリッド回路(53,
55)、および帯域通過フィルタ(33,34)から成
る第2の定インピーダンス帯域通過フィルタとに入力さ
れ、第1および第2の定インピーダンス帯域通過フィル
タを通過した送信波は、ハイブリッド回路56で合成さ
れ、出力される。また、(1〜(k−1))チャネル、
あるいは、((k+1)〜n)チャネルの送信波は、ハ
イブリッド回路57で2分配され、ハイブリッド回路
(54,55)に入力され、帯域通過フィルタ(31〜
34)で全反射され、ハイブリッド回路(54,55)
を通過して、ハイブリッド回路56で合成され、出力さ
れる。
【0007】しかしながら、この図13に示す空中線共
用器では、ハイブリッド回路が7個、無反射終端器
(R)が5個必要となり、回路が大型化するとともに、
回路が複雑化し、コストが高くなるという問題点があっ
た。本発明は、前記従来技術の問題点を解決するために
なされたものであり、本発明の目的は、各チャネルの送
信波を通過させる帯域通過フィルタを2n(n≧2)個
使用し、小型化を図り、コストを低減することが可能な
空中線共用器を提供することにある。本発明の前記なら
びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び
添付図面によって明らかにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、各チャネル毎に設
けられ、各チャネルの送信波を通過させる複数のフィル
タ装置(定インピーダンスフィルタ)を備える空中線共
用装置であって、前記各フィルタ装置は、第1のハイブ
リッド回路と、第2のハイブリッド回路と、前記第1の
ハイブリッド回路の第3の端子と前記第2のハイブリッ
ド回路の第3の端子との間、並びに、前記第1のハイブ
リッド回路の第4の端子と前記第2のハイブリッド回路
の第4の端子との間に配置される、電力分配器と、n
(n≧2)個の帯域通過フィルタと、電力合成器との直
列回路とを有し、前記第1のハイブリッド回路は、第1
の端子に各チャネルの送信波が入力され、前記第2のハ
イブリッド回路は、第1の端子が、隣接する第2のハイ
ブリッド回路の第2の端子に、第2の端子が、隣接する
第2のハイブリッド回路の第1の端子に、それぞれ接続
されて縦続接続されるとともに、両端の第2のハイブリ
ッド回路における、第2の端子が、隣接する第2のハイ
ブリッド回路の第1の端子に接続されない第2のハイブ
リッド回路の第2の端子に、空中線に接続されることを
特徴とする。本発明の好ましい実施の形態では、前記第
1および第2の電力分配器、並びに、前記第1および第
2の電力合成器は、それぞれ各チャネルの送信波の中心
周数の波長をλoとするとき、長さが、λo/4の同軸
線路で構成されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態の空中線共用器の概略構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本実施の形態の空中線共用器に
おいても、各定インピーダンス帯域通過フィルタ(10
,10,10)が、送信アンテナ(ANT)に縦
続接続される。そして、前述の段落番号〔0010〕で
説明した方法と同様な方法により、送信機から出力され
る各チャネルの送信波(f,f,f;f>f
>f)は、この定インピーダンス帯域通過フィルタ
(10,10,10)を通過して、送信アンテナ
110に供給される。
【0011】図2は、本実施の形態の空中線共用器に使
用される定インピーダンス帯域通過フィルタの概略構成
を示すブロック図である。なお、この図1に示す空中線
共用器は、図13に示す空中線共用器と同様、各チャネ
ル毎に、帯域通過フィルタを4個使用する空中線共用器
である。本実施の形態では、第1のハイブリッド回路1
1の第2の端子(T12)と、第2のハイブリッド回路
12の第1の端子(T21)との間に、第1の電力分配
器21と、2個の帯域通過フィルタ(31,32)と、
第1の電力合成器41とが縦続接続され、第1のハイブ
リッド回路11の第3の端子(T13)と、第2のハイ
ブリッド回路12の第4の端子(T24)との間に、第
2の電力分配器22と、2個の帯域通過フィルタ(3
3,34)と、第2の電力合成器42とが縦続接続され
る。そして、第1のハイブリッド回路11の第4の端子
(T14)に、各送信機から出力される各チャネルの送
信波が供給され、この各チャネルの送信波は、第2のハ
イブリッド回路11の第2の端子(T22)から送信ア
ンテナ(ANT)に供給される。
【0012】また、(1〜(k−1))チャネル、ある
いは、(n〜(k+1)チャネルの送信波は、第2のハ
イブリッド回路12の第3の端子(T23)に供給され
る。ここで、第1および第2の電力分配器(21,2
2)、並びに、第1および第2の電力合成器(41,4
2)は、それぞれ、長さがλo/4の同軸線路で構成さ
れる。なお、λoは、各チャネルの送信波の中心周波数
の波長である。以下、図2に示す定インピーダンス帯域
通過フィルタの動作について説明する。図3に示すQ変
成器1のT−T間の〔F〕マトリクスは、下記
(1)式で求められる。なお、図3において、Q変成器
1は、同軸線路で構成され、その長さが(λ/4;λ
は、同軸線路を伝送する送信波の波長)で構成される。
【0013】
【数1】 ここで、Zは特性インピーダンスであり、Z=1/
1/2、また、Q変成器1の長さをλ/4(ml=π
/2)とすると、前述の(1)式は、下記(2)式のよ
うに変形できる。
【0014】
【数2】
【0015】また、図3において、R=1とすると、
負荷抵抗部の合成抵抗(RTO)は、1/nとなるの
で、図3に示すTから負荷抵抗部側を見たインピーダ
ンス(入力インピーダンス)(Zin)および電圧反射
係数(Γin)は、下記(3)式のように表される。
【0016】
【数3】 Zin=(ARTO+B)/(CRTO+D) =(0×1/n+j/n1/2)/(jn1/2×1/n+0) =(j/n1/2)/(j/n1/2) =1 Γin=S00=(Zin−Z)/(Zin+Z) =(1−1)/(1+1) =0 ここで、Zは、図3に示すTから、Q変成器の入力
側を見たインピーダンスであり、ここでは、Zは1で
ある。図4は、図3に示すT−T−T2k間の等価
回路である。なお、図4において、Gはコンダクダンス
である。図4に示すT−T−T2k間の〔F〕マト
リクスは、下記(4)式で求められる。
【0017】
【数4】
【0018】前述の(4)式の各要素A0k,B0k
0k,D0kより、電圧伝達係数S0kは、下記
(5)式で求められる。
【数5】 S0k=2/(A0k+B0k+C0k+D0k) =2/(j(n−1)/n1/2+j/n1/2+jn1/2) =−2j/(n1/2−1/n1/2+j/n1/2+jn1/2) =−j/n1/2 図5は、図3に示すTから、Q変成器の入力側を見た
等価回路である。図5において、図3に示すTから、
Q変成器の入力側を見たインピーダンス(Zin1
は、下記(6)式のように表される。
【0019】
【数6】 Zin1=(AZ+B)/(CZ+D) =(0×1+j/n1/2)/(jn1/2+0) =1/n Yin1=1/Zin1=n 図6は、図3に示すT2k−T2(k+1)間の等価回
路である。この図6に示す等価回路から、図3に示すT
2k−T2(k+1)間の〔F〕マトリクスは、下記
(7)式で求められる。
【0020】
【数7】
【0021】前述の(4)式の各要素Ak(k+1)
k(k+1),Ck(k+1),Dk(k+1)
り、電圧伝達係数Sk(k+1)は、下記(5)式で求
められる。
【数8】 Sk(k+1)=2/(Ak(k+1)+Bk(k+1)+Ck(k+1)+ Dk(k+1)) =2/(1+0+2n−2+1) =1/n また、図6に示すT2kから、T2(k+1)側を見た
インピーダンス(Z nk)は、下記(9)式のように
表される。
【数9】 Zink=(Ak(k+1)+Bk(k+1))/(Ck(k+1) +Dk(k+1)) =(1×1+0)/(2(n−1)×1+1) =1/(2n−1)
【0022】また、アドミッタンス(Yink)、およ
び、電圧反射係数(Γink)は、下記(10)式で求
められる。
【数10】 Yink=1/Zink =2n−1 Γink=(Y−Yink)/(Y+Yink) =(1/R−Yink)/(1/R+Yink) =(1−(2n−1))/(1+(2n−1)) =(1−n)/n=Skk
【0023】以上の結果より、図3に示すQ変成器1の
〔S〕マトリクスの一般式〔S〕は、下記(11)式
で求めることができる。
【0024】
【数11】 したがって、n=2ときの〔S〕マトリクス〔S
は、下記(12)式のように表される。
【0025】
【数12】 また、n=3ときの〔S〕マトリクス〔S〕は、下記
(13)式のように表される。
【0026】
【数13】 さらに、n=4ときの〔S〕マトリクス〔S〕は、下
記(14)式のように表される。
【0027】
【数14】
【0028】図7は、図2に示す定インピーダンス帯域
通過フィルタにおける、第1の電力分配器21、2個の
帯域通過フィルタ(31,32)、および第1の電力合
成器41、あるいは、第2の電力分配器22、2個の帯
域通過フィルタ(33,34)、および第2の電力合成
器42の部分を示す図である。図7に示す端子Tに、
iiの入力電圧を加えると、端子T11,T12の出
力電圧(E11,E12)は、下記(15)式で求める
ことができる。
【0029】
【数15】
【0030】帯域通過フィルタ(BPF1,BPF2)
は、電圧反射係数(Γ)、および電圧伝達関数(S
(x))等が同じ特性を有するものとすると、端子T
11,T12の反射電圧(E11Γ,E12Γ)は、下
記(16)式で求められる。
【数16】 E11Γ=E12Γ=−jΓ11/21/2 図7に示す端子Tにおける反射電圧(EiΓ)は、下
記(17)式で求められる。
【0031】
【数17】 この(17)式から分かるように、図7の端子T
は、端子T−T間に、単独で帯域通過フィルタ(B
PF1,BPF2)を単独で配置した場合と同じ反射電
圧が出力される。
【0032】次に、帯域通過フィルタ(BPF1,BP
F2)の電圧伝達関数(S(x))によって、図7に
示す端子T21,T22に出力される電圧(E21,E
22)は、下記(18)式で求められる。
【数18】 E21=E22=−jS(x)E11/21/2 この電圧(E21,E22)により、図7の端子T
おける合成電圧は、下記(19)式で求められる。
【0033】
【数19】
【0034】この(19)式から分かるように、図7の
端子Tには、帯域通過フィルタ(BPF1,BPF
2)の電圧伝達関数(S(x))に比例した電圧が出
力される。このことは、図7に示す端子T−T
は、端子T−T間に、帯域通過フィルタ(BPF
1)、あるいは、帯域通過フィルタ(BPF2)を単独
で配置した場合と等価となる。図2に示すハイブリッド
回路(11,12)の〔S〕マトリクスは、下記(2
0)式で表される。
【0035】
【数20】 したがって、図2に示す端子T14に入力電圧(E
を加えた場合に、各端子に接続される電圧は、下記(2
1)式で表される。
【0036】
【数21】
【0037】この(21)式から分かるように、ハイブ
リッド回路11の端子T14に、E の入力電圧を加え
た場合に、端子T12には、−jE/21/2の出力
電圧が、端子T13には、E/21/2の出力電圧が
得られる。そして、帯域通過フィルタ(31〜34)で
の反射により、ハイブリッド回路11の端子T12には
12Γの反射電圧が、端子T13にはE13Γの反射
電圧が出力される。この反射電圧(E12Γ
13Γ)は、前述の(17)式を用いて、下記(2
2)式で表される。
【数22】E12Γ=jΓ/21/213Γ=−Γ/21/2 図2に示すハイブリッド回路11の各端子における反射
電圧は、下記(23)式で求められる。
【0038】
【数23】
【0039】この(23)式から分かるように、反射電
圧は、ハイブリッド回路11の端子T11にのみ出力さ
れ、この反射電圧は、無反射終端器(R)に吸収され
る。これにより、図2に示す回路を定インピーダンス化
することができる。また、図2に示す端子T21,T
24における出力電圧(E21,E22)は、前述の
(19)式から、下記(24)式のように表される。
【数24】E21=jS(x)E/21/222=−jS(x)E/21/2 この(24)式に示す電圧により、ハイブリッド回路1
2の各端子の合成出力電圧は、下記(25)式により求
められる。
【0040】
【数25】
【0041】この(25)式から分かるように、ハイブ
リッド回路12の端子T22には、入力電圧Eと、帯
域通過フィルタ(31〜34)の電圧伝達関数S
(x)とに比例した合成出力電圧が出力される。さら
に、本実施の形態では、各帯域通過フィルタ(31〜3
4)に印加される電圧は、入力電圧(E)の半分(E
/2)となるので、各帯域通過フィルタ(31〜3
4)として、耐圧の低いものが使用可能となる。さら
に、前述の図13に示す空中線共用器に比して、小型化
を図り、コストを低減することが可能となる。
【0042】図2に示すハイブリッド回路12の端子T
23に、隣り合う定インピーダンス帯域通過フィルタか
ら出力されるEk+1の電圧が印加された場合に、ハイ
ブリッド回路12の各端子に出力される電圧は、下記
(26)式で求められる。
【0043】
【数26】
【0044】この(26)式から分かるように、ハイブ
リッド回路12の端子T23に、隣り合う定インピーダ
ンス帯域通過フィルタから出力されるEk+1の電圧が
印加された場合、ハイブリッド回路12の端子T21
24にのみ電圧が出力され、その電圧は、下記(2
7)式で表される。
【数27】E21=−jEk+1/21/224=Ek+1/21/2 したがって、ハイブリッド回路12の端子T21,T
24における、帯域通過フィルタ(31〜34)で反射
された反射電圧は、下記(28)式で表される。
【数28】E21Γ=jΓk+1/21/224Γ=−Γk+1/21/2 この(28)式に示す反射電圧により、ハイブリッド回
路12の各端子に出力される電圧は、下記(29)式で
求められる。
【0045】
【数29】
【0046】この(29)式から分かるように、ハイブ
リッド回路12の端子T22には、電圧Ek+1と、帯
域通過フィルタ(31〜34)の電圧反射係数Γとに
比例した合成出力電圧が出力される。前述の(26)式
で表される電圧が、帯域通過フィルタ(31〜34)を
通過した後の、ハイブリッド回路11の端子T12,T
13における電圧(E12S,E13S)は、下記(3
0)式で表される。
【数30】 E12S=jS(x)Ek+1/21/213S=−S(x)Ek+1/21/2 この(30)式に示す電圧により、ハイブリッド回路1
1の各端子に出力される電圧は、下記(31)式により
求められる。
【0047】
【数31】
【0048】この(31)式から分かるように、ハイブ
リッド回路12の端子T23に加えられ、帯域通過フィ
ルタ(31〜34)を通過した電圧は、ハイブリッド回
路11の端子T11に出力され、無反射終端器(R)に
吸収される。以上説明したように、図2において、ハイ
ブリッド回路11の端子T14に加えられた電圧E
ハイブリッド回路12の端子T23に加えられた電圧E
k+ は、ハイブリッド回路12の端子T22にE
k+1として合成出力される。
【0049】[実施の形態2]図8は、本発明の実施の
形態2の空中線共用器に使用される定インピーダンス帯
域通過フィルタの概略構成を示すブロック図である。本
実施の形態は、第1の電力分配器21と、第1の電力合
成器41との間、並びに、第2の電力分配器22と、第
2の電力合成器42との間に、並列接続された3個の帯
域通過フィルタ(31〜33,34〜36)を配置した
点で、前述の実施の形態1の空中線共用器と相異する。
図9は、図8に示す定インピーダンス帯域通過フィルタ
における、第1の電力分配器21、3個の帯域通過フィ
ルタ(31〜33)、および第1の電力合成器41、あ
るいは、第2の電力分配器22、3個の帯域通過フィル
タ(34〜36)、および第2の電力合成器42の部分
を示す図である。図9に示す端子Tに、Eiiの入力
電圧を加えると、端子T11,T12,T13の出力電
圧(E11,E12,E13)は、下記(32)式で求
めることができる。
【0050】
【数32】
【0051】帯域通過フィルタ(BPF1〜2)は、電
圧反射係数(Γ)、および電圧伝達関数(S
(x))等が同じ特性を有するものとすると、端子T
11,T12,T13の反射電圧(E11Γ
12Γ,E13Γ)は、下記(33)式で求められ
る。
【数33】E11Γ=E12Γ=E13Γ=−jΓ
ii/31/2 図9に示す端子Tにおける反射電圧(EiΓ)は、下
記(34)式で求められる。
【0052】
【数34】
【0053】また、帯域通過フィルタ(BPF1〜3,
BPF4〜6)の電圧伝達関数(S (x))によっ
て、図9に示す端子T21,T22,T23に出力され
る電圧(E21,E22,E23)は、下記(35)式
で求められる。
【数35】E21=E22=E23=−jS(x)E
11/31/2 この電圧(E21,E22,E23)により、図9の端
子Tにおける合成電圧は、下記(36)式で求められ
る。
【0054】
【数36】
【0055】この(36)式から分かるように、図9の
端子Tには、帯域通過フィルタ(BPF1〜3,BP
F4〜6)の電圧伝達関数(S(x))に比例した電
圧が出力される。このことは、図9に示す端子T−T
間は、端子T−T間に、単独の帯域通過フィルタ
(BPF1〜3,BPF4〜6)を配置した場合と等価
となる。なお、この(36)式と、前述の(19)式と
は、同じであり、図8に示すハイブリッド回路12の端
子T22,T23から出力される電圧は、前述の実施の
形態1と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0056】本実施の形態においても、ハイブリッド回
路12の端子T22には、入力電圧Eと、帯域通過フ
ィルタ(31〜36)の電圧伝達関数S(x)とに比
例した合成出力電圧が出力される。さらに、本実施の形
態では、各帯域通過フィルタ(31〜36)に印加され
る電圧は、入力電圧(E)の(1/61/2)となる
ので、各帯域通過フィルタ(31〜34)として、耐圧
の低いものが使用可能となる。さらに、前述の図13に
示す空中線共用器に比して、小型化を図り、コストを低
減することが可能となる。
【0057】[実施の形態3]図10は、本発明の実施
の形態2の空中線共用器に使用される定インピーダンス
帯域通過フィルタの概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態は、第1の電力分配器21と、第1の電力
合成器41との間、並びに、第2の電力分配器22と、
第2の電力合成器42との間に、並列接続された4個の
帯域通過フィルタ(31〜34,35〜38)を配置し
た点で、前述の実施の形態1の空中線共用器と相異す
る。図11は、図10に示す定インピーダンス帯域通過
フィルタにおける、第1の電力分配器21、4個の帯域
通過フィルタ(31〜34)、および第1の電力合成器
41、あるいは、第2の電力分配器22、4個の帯域通
過フィルタ(35〜38)、および第2の電力合成器4
2の部分を示す図である。図11に示す端子Tに、E
iiの入力電圧を加えると、端子T11,T12,T
13,T14の出力電圧(E11,E12,E13,E
14)は、下記(37)式で求めることができる。
【0058】
【数37】
【0059】帯域通過フィルタ(BPF1〜4)は、電
圧反射係数(Γ)、および電圧伝達関数(S
(x))等が同じ特性を有するものとすると、端子T
11,T12,T13,T14の反射電圧(E11Γ
12Γ,E13Γ,E14Γ)は、下記(38)式で
求められる。
【数38】E11Γ=E12Γ=E13Γ=E14Γ
−jΓii/2 図11に示す端子Tにおける反射電圧(EiΓ)は、
下記(39)式で求められる。
【0060】
【数39】
【0061】また、帯域通過フィルタ(BPF1〜4,
BPF5〜8)の電圧伝達関数(S (x))によっ
て、図11に示す端子T21,T22,T23,T24
に出力される電圧(E21,E22,E23,E24
は、下記(40)式で求められる。
【数40】E21=E22=E23=E24=−jS
(x)Eii/2 この電圧(E21,E22,E23,E24)により、
図11の端子Tにおける合成電圧は、下記(41)式
で求められる。
【0062】
【数41】
【0063】この(41)式から分かるように、図11
の端子Tには、帯域通過フィルタ(BPF1〜4,B
PF5〜8)の電圧伝達関数(S(x))に比例した
電圧が出力される。このことは、図11に示す端子T
−T間は、端子T−T間に、単独の帯域通過フィ
ルタ(BPF1〜4,BPF5〜8)を配置した場合と
等価となる。なお、この(41)式と、前述の(19)
式とは、同じであり、図10に示すハイブリッド回路1
2の端子T22,T23から出力される電圧は、前述の
実施の形態1と同じであるので、その詳細な説明は省略
する。本実施の形態においても、ハイブリッド回路12
の端子T22には、入力電圧Eと、帯域通過フィルタ
(31〜38)の電圧伝達関数S(x)とに比例した
合成出力電圧が出力される。
【0064】さらに、本実施の形態では、各帯域通過フ
ィルタ(31〜38)に印加される電圧は、入力電圧
(E)の(1/81/2)となるので、各帯域通過フ
ィルタ(31〜34)として、耐圧の低いものが使用可
能となる。さらに、前述の図13に示す空中線共用器に
比して、小型化を図り、コストを低減することが可能と
なる。以上、本発明者によってなされた発明を、前記実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記
実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0065】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。本発明によれば、各チャネルの送信波
を通過させる帯域通過フィルタを2n(n≧2)個使用
し、小型化を図り、コストを低減することが可能な空中
線共用器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の空中線共用器の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1の空中線共用器に使用さ
れる定インピーダンス帯域通過フィルタの概略構成を示
すブロック図である。
【図3】図2に示す定インピーダンス帯域通過フィルタ
における電力分配器(または、電力合成器)の〔S〕マ
トリクスを説明するための図である。
【図4】図2に示す定インピーダンス帯域通過フィルタ
における電力分配器(または、電力合成器)の〔S〕マ
トリクスを説明するための図である。
【図5】図2に示す定インピーダンス帯域通過フィルタ
における電力分配器(または、電力合成器)の〔S〕マ
トリクスを説明するための図である。
【図6】図2に示す定インピーダンス帯域通過フィルタ
における電力分配器(または、電力合成器)の〔S〕マ
トリクスを説明するための図である。
【図7】図2に示す定インピーダンス帯域通過フィルタ
における、電力分配器、2個の帯域通過フィルタ、およ
び電力合成器の部分を取り出して示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2の空中線共用器に使用さ
れる定インピーダンス帯域通過フィルタの概略構成を示
すブロック図である。
【図9】図8に示す定インピーダンス帯域通過フィルタ
における、電力分配器、3個の帯域通過フィルタ、およ
び電力合成器の部分を取り出して示す図である。
【図10】本発明の実施の形態3の空中線共用器に使用
される定インピーダンス帯域通過フィルタの概略構成を
示すブロック図である。
【図11】図10に示す定インピーダンス帯域通過フィ
ルタにおける、電力分配器、3個の帯域通過フィルタ、
および電力合成器の部分を取り出して示す図である。
【図12】従来の空中線共用装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図13】従来の空中線共用装置の問題点を解決するた
めに、本出願の前に本発明者により考案された定インピ
ーダンス帯域通過フィルタの概略構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1…Q変成器、10,10,10…定インピーダ
ンス帯域通過フィルタ、11,12,51〜57,H1
4a,H14b,H15a,H15b,H22a,H2
2b…ハイブリッド回路、21,22…電力分配器、3
1〜38,BPF1〜BPF8,B14a,B14b,
B15a,B15b,B22a,B22b…帯域通過フ
ィルタ、41,42…電力合成器、ANT…アンテナ、
R…無反射終端器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各チャネル毎に設けられ、各チャネルの
    送信波を通過させる複数のフィルタ装置を備える空中線
    共用装置であって、 前記各フィルタ装置は、第1の端子に各チャネルの送信
    波が入力されるとともに、第3および第4の端子から出
    力される送信波が互いに90°の位相差を有する第1の
    ハイブリッド回路と、 前記第1のハイブリッド回路の第3の端子に接続される
    第1の電力分配器と、 前記第1の電力分配器に接続され、各チャネルの送信波
    を通過させる第1群ののn(n≧2)個の帯域通過フィ
    ルタと、 前記第1群の帯域通過フィルタに接続される第1の電力
    合成器と、 前記第1のハイブリッド回路の第4の端子に接続される
    第2の電力分配器と、 前記第2の電力分配器に接続され、各チャネルの送信波
    を通過させる第2群のn(n≧2)個の帯域通過フィル
    タと、 前記第2群の帯域通過フィルタに接続される第2の電力
    合成器と、 第3の端子に前記第1の電力合成器が、第4の端子に前
    記第2の電力合成器が接続される第2のハイブリッド回
    路とを有し、 前記第2のハイブリッド回路は、第1の端子が、隣接す
    る第2のハイブリッド回路の第2の端子に、第2の端子
    が、隣接する第2のハイブリッド回路の第1の端子に、
    それぞれ接続されて縦続接続されるとともに、両端の第
    2のハイブリッド回路における、第2の端子が、隣接す
    る第2のハイブリッド回路の第1の端子に接続されない
    第2のハイブリッド回路の第2の端子に、空中線に接続
    されることを特徴とする空中線共用装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の電力分配器、並び
    に、前記第1および第2の電力合成器は、それぞれ各チ
    ャネルの送信波の中心周数の波長をλoとするとき、長
    さが、λo/4の同軸線路で構成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の空中線共用装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102281408A (zh) * 2011-08-16 2011-12-14 福建三元达通讯股份有限公司 一种户外型高效率数字电视发射机
CN105048047A (zh) * 2015-06-29 2015-11-11 南京理工大学 一种s波段微型平衡滤波功分器
WO2017081517A1 (en) * 2015-11-12 2017-05-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Duplexer

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