JP2003007398A - メモリーカード付携帯端末機器 - Google Patents
メモリーカード付携帯端末機器Info
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
行し得るメモリーカードを備えたメモリーカード付携帯
端末機器を提供すること。 【解決手段】 メモリーカード付携帯端末機器ケースの
側部にメモリーカード収納部2を形成し、該メモリー収
納部2に配設された蓋20にボタン部30を設け、メモ
リーカード3の取り出し操作を容易にする。さらに、前
記メモリーカード収納部2に対してロックツマミ40を
設けることにより、蓋20及びボタン部30の両方を固
定可能にした。
Description
し、特に着脱可能なメモリーカードを使用するメモリー
カード付携帯端末機器に関する。
に高機能化が進み、大きな進歩を遂げている。これに伴
って、本来の情報発着信機能に加えて、画像データ及び
音楽などを含むさまざまな大容量情報を保存し、必要に
応じて本体に取り込む必要性が出てきた。したがって、
小形携帯端末機器の特性を向上させるにあたっては大容
量の記録媒体が必要となる。
が強いうえに、デザイン的にも制約があり、内蔵の回路
基板や回路要素も出きるだけ簡潔かつ小形に形成する必
要がある。そのため、内蔵する記録媒体に関しても自ず
から限界がある。そこで、目的・用途等にあわせて装着
・取り外しが容易な形式の、例えばメモリーカードのよ
うな着脱可能な記憶手段が広く使用される。
用者にとって着脱操作が迅速かつ確実に行える必要があ
るが、小形化された機器ケース全体の容積上ならびに外
形デザイン上の制約から、適切な構造を得ることは容易
ではない。
示すものである。携帯端末機器110の背面斜視図にお
いて、蓋100が背面および側面の2面にまたがるL字
断面の構造となる形状が多く採用されていた。これは、
機器ケース側面部のみの開口では、よほど大きくしない
限り指が入らず、適当な取り外し手段なくしてはメモリ
ーカード103の着脱、特に取り外しが困難になるため
である。しかし、小形軽量化の強い要請のもとにあって
は大きな開口を形成することも困難である。
02を切欠き、かつ、回動させるためのピン104a、
104bを設けることによりF‐F断面図である図7に
示す矢印Gの方向に回動させ、蓋100を開けてから、
前述の抜き取り方法によりメモリーカード103を前述
のように取り出すように構成していた。
設けているため、下ケース101の強度が低下し、また
背面のデザイン上の制約も受けるため、最適の対策が求
められていた。
実装部品を保護するケースの強度を低下させず、かつデ
ザイン上の要請も犠牲とすることなしに、装着および取
り外し操作が容易かつ確実に実行し得るメモリーカード
を備えたメモリーカード付携帯端末機器を提供すること
を課題とする。
に記載の発明によれば、情報記憶用メモリーカードを装
着可能としたメモリーカード付携帯端末機器において、
機器ケースの側部にメモリーカード収納部を形成し、該
メモリー収納部に配設された蓋にボタン部を設け、メモ
リーカードの取り出し操作を容易にしたメモリーカード
付携帯端末機器によって解決される。
発明によれば、前記メモリーカード収納部に対してロッ
クツマミを設けることにより、蓋及びボタン部の両方を
固定可能にしたメモリーカード付携帯端末機器によって
有利に解決される。
の発明によれば、前記ボタン部に鍔部を設けることによ
り、該ボタン部が蓋から飛び出すことを防止すると共
に、メモリーカードを押さえとして機能せしめるメモリ
ーカード付携帯端末機器によってより有利に解決され
る。
することにより、メモリーカードの装着、取り外し操作
を容易にしたメモリーカード収納部が携帯端末機器の側
面のみで実現可能となり、かつデザインに自由度を持た
せることが可能となる。
す添付図を参照しつつ実施例を詳述する。図1は、一般
的な携帯端末機器(例えば、いわゆる携帯電話機)1の
表面側を、そして図2は背面側をそれぞれ示す斜視図で
ある。図に示すように、一般的な携帯端末機器1は、送
受話を可能とするマイク部M及びレシーバ部R、電話番
号・文字・記号等の所要事項を表示する表示部D、相手
番号や文字・数字等を入力するキーパッド部K、外部に
対してデータ転送等を実施するコネクタ部C、駆動電源
としてのバッテリーBから構成されている。
る携帯端末機器1の側面部の適宜部位にはメモリーカー
ド収納部2を備えている。
ド収納部2の分解斜視図である。まずこの部分について
の構成を詳細に説明する。携帯端末機器1は小形軽量化
ならびに高機能化が進み、これに伴って画像データ及び
音楽などを含む膨大な情報を本体に取り込む必要性が出
てきた。しかし小形化の強い要請のもとで搭載される内
蔵メモリでは限界があるため、前述のような多彩かつ大
量の情報を外部のカード状の記録媒体に保存することを
可能とし、かつ着脱可能な記憶手段としてのメモリーカ
ード3が利用される。
板4には、メモリーカード3を電気的に接続するための
コネクタ5が設けられている。このコネクタ5は、メモ
リーカード3を内部に挿入することにより、基板4との
電気的な接続及びメモリーカード3を所定位置に保持す
る機能を備えている。
の後端部7付近を手指でつまみながら持ち、コネクタ5
の開口6に向けて仮挿入後、後端部7を指の腹にて矢印
Pの方向に押し込んで行くと、メモリーカード3の先端
がコネクタ奥に当接してストップする。この場合、メモ
リーカード3の後端部7の突出量は、図4(a)のよう
になる。
ーカード3は矢印Qの方向に若干後退しながら定位置に
装着固定される。この場合のメモリーカード3後端の突
出量は、図4(b)のようになる。メモリーカードの先
端部を受容するコネクタ5への固定は、図示していない
ラッチ機構となっており故意に抜き取ろうとしても抜け
ない構造になっている。
3の後端部7を、メモリーカード3が図4(a)の状態
でストップするまで矢印Pの方向に再度押し込む。そこ
で指を離すとラッチ機構が解除され、コネクタ5の内部
に配設されているバネの力により矢印Qの向にメモリー
カード3が跳び出す。この場合の突出量は、図4(c)
の状態となる。すなわち、コネクタ5からのメモリーカ
ード5の突出量は、図(a)<(b)<(c)となる。
能である角穴21を備えている。また、ボタン30は鍔
33を有しており、蓋20から跳び出さないようにスト
ッパ−の役割と、ならびにメモリーカード3の跳び出し
防止および押さえとしての役割がある。
て、ボタン30の穴32に凸部22をはめ込んだ後、熱
かしめ等の適当な固定手段により固定し、脱落しないよ
うにする。なお、本固定手段の一例として熱かしめを記
載しているが、本目的を達成するのであれば、他の手段
でもよい。また、蓋20は偶発的にメモリーカード3が
跳び出さないように保持するために、比較的強固な材料
が望ましく、またボタン30に関しても固定箇所ならび
に押下が可能な箇所が存在するため、両方の要求を満た
す材料が望ましい。本実施例では樹脂成形品によって構
成することを考慮している。
ン30を蓋20に固定したユニットを蓋ユニット50と
して説明する。蓋ユニット50の丸穴23に上ケース8
の丸棒突起10に挿入する。この丸棒突起10は、蓋ユ
ニット50を容易に回動させることが可能な形状をして
いる。さらに、蓋ユニット50が閉じた際に、上ケース
8には、蓋20を外部から押されても内部に入りこま
ず、かつボタン30には干渉しないようにリブ14が形
成されている。さらに、蓋ユニット50の固定を可能と
するロックツマミ40が上ケース8の切欠き部13に挿
入されている。
せ易くするための切欠き部41と、そしてスライドする
際にある程度の負荷がかかり、ロック感を出すための凸
部42と、を有している。この凸部42はロックツマミ
40がスライド端部に有している場合に上ケース7の内
壁の凹部12a、12bに収まり、また、各々の箇所の
反対方向にスライドさせると、凹部12a、12b間の
凸部15を乗り越えながらスライドするようになってい
る。
載しているが、本目的を達成するのであれば他の手段で
もよい。最後に上ケース8及び下ケース9には、メモリ
ーカード3を手指にて挟み込みながら容易に取り出すこ
とを可能にさせるための凹部11a、11bを有してい
る。
る。携帯端末機器1の側面部2(図2参照)の構成(図
5(a))を参照すると、メモリーカード3が前述のよ
うな構成によりコネクタ5に固定されている。取り外し
方は、まず、ロックツマミ40を矢印R方向にスライド
する。凸部31を矢印Sの方向に指で押圧すると、蓋ユ
ニット50のボタン30が図5(b)の様に撓みながら
メモリーカード3を押し付ける。その際、蓋20はリブ
14により押圧されないように構成されている。
いないラッチ機構が外れ、コネクタ5のバネ力によりメ
モリーカード3に反発力が与えられ、かつ蓋ユニット5
0が矢印T方向に回動して、拘束の解かれたメモリーカ
ード3が矢印Uの方向に跳び出してくる(図5
(c))。この蓋ユニット50の回動力は、メモリーカ
ード3の飛び出し力を極力阻害しない程度が望ましい。
飛び出し後、指にてメモリーカード3の後端7を摘んで
容易に取り出すことができる。
末機器は、小形化されたケースに対してケースの強度を
低下することになしに、メモリーカードの装着、取り外
しが容易となるように機能的に形成されたコネクタ、蓋
等の構造を特徴とする。したがって、メモリーカードの
装着、取り外しの操作が容易となり、画像や音楽等を含
む膨大な記憶容量の取り扱いに適する携帯端末機器が得
られる。
の表面側斜視図である。
の背面側斜視図である。
装着部の分解斜視図である。
対するメモリーカードの装着および取り外し状態の位置
詳細図である。
変化を示す部分破断側面図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 情報記憶用メモリーカードを装着可能と
したメモリーカード付携帯端末機器において、機器ケー
スの側部にメモリーカード収納部を形成し、該メモリー
収納部に配設された蓋にボタン部を設け、メモリーカー
ドの取り出し操作を容易にしたことを特徴とするメモリ
ーカード付携帯端末機器。 - 【請求項2】 前記メモリーカード収納部に対してロッ
クツマミを設けることにより、蓋及びボタン部の両方を
固定可能にしたことを特徴とする、請求項1に記載のメ
モリーカード付携帯端末機器。 - 【請求項3】 前記ボタン部に鍔部を設けることによ
り、該ボタン部が蓋から飛び出すことを防止すると共
に、メモリーカードを押さえとして機能せしめることを
特徴とする、請求項1または2に記載のメモリーカード
付携帯端末機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184983A JP3662861B2 (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | メモリーカード付携帯端末機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP3662861B2 JP3662861B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3662861B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005346295A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Toshiba Corp | 携帯端末装置 |
JP2006032114A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Sharp Corp | 電気機器 |
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JP2009297872A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Maeda Metal Industries Ltd | メモリーカード抜止め機構付機器 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184983A patent/JP3662861B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4714429B2 (ja) * | 2004-06-01 | 2011-06-29 | 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯端末装置及び読み出し書き込み装置 |
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