JP2003006438A - 短期保険契約/変更ネットワークシステム、その方法、サーバ、及びプログラム - Google Patents

短期保険契約/変更ネットワークシステム、その方法、サーバ、及びプログラム

Info

Publication number
JP2003006438A
JP2003006438A JP2001186682A JP2001186682A JP2003006438A JP 2003006438 A JP2003006438 A JP 2003006438A JP 2001186682 A JP2001186682 A JP 2001186682A JP 2001186682 A JP2001186682 A JP 2001186682A JP 2003006438 A JP2003006438 A JP 2003006438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insurance
contract
option
base
contents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001186682A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Chigira
誠 千木良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FFC Ltd
Original Assignee
FFC Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FFC Ltd filed Critical FFC Ltd
Priority to JP2001186682A priority Critical patent/JP2003006438A/ja
Publication of JP2003006438A publication Critical patent/JP2003006438A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高い本人確認を行なえ、オプション
保険契約/既契約保険の条件変更等の手続き等をネット
ワーク上で行なわせる。 【解決手段】 個人情報格納部12には、ベースとなる
保険加入(正式な書類等による手続きがされている)の
際に登録されたベース保険加入者の個人情報が格納され
ている。本人確認部13は、携帯情報端末からのアクセ
スがあったとき、送られてくるID、パスワードを用い
て、個人情報格納部12を検索して、該当する個人情報
が登録されているか否かを判別する。登録されている場
合には、短期保険契約/変更手続き部14は、要求元の
ユーザに任意のオプション保険の新規契約手続きまたは
任意の既契約内容の短期間の変更手続きを行なわせる。
また、ユーザに既契約内容を参照させたり、契約の解除
手続き等を行なわせることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オプション保険契
約/既契約保険の短期間の条件変更等の手続きをネット
ワーク上で行なえるシステム、方法等に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】現
在、インターネット上で、例えば銀行の残高照会/振込
等や、商品の販売、株取引等の様々な手続き/取引/契
約等が行なえるようになっている。
【0003】保険についても、最近、一部の限られた保
険商品(海外旅行障害保険、自動車保険等)について
は、インターネット上で保険契約が行なえるようなサー
ビスを提供する保険会社または保険代理業者が出現して
きている。
【0004】しかしながら、保険の場合、本人確認(素
性確認)/健康調査等が必要である等の理由から、未
だ、実際の書類による手続き(書類記入/署名/捺印
等、更に必要に応じて、面談/健康診断結果の受け渡し
等)が主流である。上記インターネット上での保険契約
サービスの実例では、予め又は契約時にユーザの個人情
報を登録するものの、保険商品の特殊性を考えた場合、
保険会社にとって充分に本人確認(素性確認)できるも
のとは言い難い。
【0005】また、保険というものは、万が一の事態に
備えて加入するものであるが、リスク(万が一の事態が
起こる確率)は日々異なるものである。例えば、自動車
保険は、対人/対物/搭乗者に対する賠償金の額が何段
階かに分けられており、賠償金額に応じて保険料を設定
しており、また車両保険等の特約も加わるが、通常、こ
れらは1年間を単位として契約を行なう為、最悪の事態
が起こるケースを想定して「高額の賠償金+車両保険」
で保険加入すると、高い保険料を支払うことになってし
まう。しかしながら、例えばあるドライバーは、普段の
運転環境ではリスクが低いが、たまにドライブに出掛け
たり、交通が混雑している場所に出張に出掛けたりする
ときのようなリスクの高いときの事を考えて、高い保険
料を支払っているということも有り得る。この場合、こ
のドライバーは、1年間のうちの殆どの期間、低い保険
料で済む状況でありながら、短期間のリスクが高い状況
の為に、高い保険料を支払わなければならず、ある意
味、損をしていることになる。
【0006】しかしながら、このようなケースを考慮す
ることは、従来、考えられていなかった。また、保険の
現状は、例えばユーザが上記海外旅行障害保険に加入し
ようと思ったときに、例えば自己が生命保険契約してい
る会社を積極的に選ぼうと思うことが多いとは言えない
状況である。これは、ユーザにこのように思わせるビジ
ネスモデルの仕組みが提供されていないことが一因であ
ると考えられる。
【0007】本発明の課題は、信頼性の高い本人確認を
行なえ、オプション保険契約/既契約保険の変更等の手
続き等をネットワーク上で行なわせ、また割引等を行う
短期保険契約/変更ネットワークシステム、そのサー
バ、方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による短期保険契
約/変更ネットワークシステムは、各ユーザ側の情報処
理端末と保険会社側のサーバとがネットワークに接続す
るシステムにおいて、前記サーバは、ベースとなる保険
加入により登録された該ベース保険加入者の個人情報を
格納する個人情報格納手段と、前記情報処理端末からの
要求があった際に、前記個人情報格納手段に格納されて
いる個人情報を用いて、要求元のユーザが前記ベース保
険加入者であることを確認する本人確認手段と、該本人
確認手段による確認後、前記要求元のユーザの個人情報
に基づいてオプション保険一覧または前記ベース保険の
既契約内容を抽出/提示し、前記要求元のユーザに任意
のオプション保険の新規契約手続きまたは任意の既契約
内容の短期間の変更手続きを行なわせる短期保険契約/
変更手続き手段と、該短期保険契約/変更手続き手段に
より手続きされたオプション保険の契約内容または既契
約内容の変更事項を格納するオプション保険契約情報格
納手段と、を備え、前記ユーザ側の情報処理端末は、前
記ネットワークを介して前記サーバにアクセスする通信
手段と、少なくとも前記提示されるオプション保険一覧
または前記ベース保険の既契約内容を表示する表示手段
と、前記新規契約手続きまたは任意の既契約内容の短期
間の変更手続きの為の選択/入力をユーザに行なわせる
入力手段と、を有するように構成する。
【0009】本発明による上記保険会社側等のサーバ
は、ベースとなる保険加入により登録された該ベース保
険加入者の個人情報を格納する個人情報格納手段と、該
個人情報格納手段に格納されている個人情報を用いて、
要求元のユーザが前記ベース保険加入者であることを確
認する本人確認手段と、該本人確認手段による確認後、
前記要求元のユーザの個人情報に基づいてオプション保
険一覧または前記ベース保険の既契約内容を抽出/提示
し、前記要求元のユーザに任意のオプション保険の新規
契約手続きまたは任意の既契約内容の短期間の変更手続
きを行なわせる短期保険契約/変更手続き手段と、該短
期保険契約/変更手続き手段により手続きされたオプシ
ョン保険の契約内容または既契約内容の変更事項を格納
するオプション保険契約情報格納手段とを有するように
構成する。
【0010】上記短期保険契約/変更ネットワークシス
テムまたはサーバによれば、予めベースとなる保険契約
を行なっている(正式な書類審査手続き等を経て充分な
素性確認を行なったうえで契約している)ユーザに限
り、オプション保険契約等の保険契約をネットワーク上
で行なえるようにしているので、ネットワーク上の保険
契約手続きであっても信頼性の高い(特に保険会社にと
って)手続きを行なえるようになる。また、契約済みの
保険(ベース保険等)の契約内容を短期間(例えばリス
クが高いと思われるときだけ)変更できるようにしたこ
とで、例えばベース保険等の加入時には比較的保険料が
安く済む契約内容で契約しておき、比較的リスクが高い
(と思われる)期間だけ比較的保険料が高くなる契約内
容に変更する等、きめ細かい/柔軟な保険契約の仕方が
可能になる。
【0011】また、例えば、前記個人情報格納手段に格
納される個人情報は、少なくとも前記ベース保険加入者
の素性を示す情報、登録ID・パスワード、ベース保険
の契約内容であり、前記本人確認手段は、前記登録ID
・パスワードにより本人確認を行う。
【0012】また、例えば、前記ベース保険の既契約内
容または前記短期保険契約/変更手続き手段により手続
きされたオプション保険契約内容または変更後の既契約
内容を、参照または解除させる手段を更に有するように
構成してもよい。
【0013】通常、保険加入者は、自己が加入している
保険の詳細な契約内容まで覚えていることは少ない。上
記構成によれば、何等かのアクシデント(ケガ等)があ
った場合に、それが既契約の保険の適用対象であるのか
否かを即座に確認することができる。また、オプション
保険等の契約後に、状況が変わったりした場合(例えば
予定していた旅行が中止になった等)でも、即座に簡便
に契約解除できるようにしている。
【0014】また、例えば、前記ベース保険とオプショ
ン保険の契約内容に応じたポイント数とポイント数合計
に応じた割引率を設定/格納しておき、任意の期間毎に
各ユーザ毎にポイント数合計に応じて保険料の割引を行
う割引手段を更に有するように構成してもよい。
【0015】オプション保険(例えばゴルファー保険、
海外旅行障害保険等)のような短期間の保険に加入する
際に、例えば自己が生命保険加入している保険会社を意
識的に選ぼうとするユーザは多いとは言えないと考えら
れる。
【0016】上記割引を行うことで、保険会社側にとっ
ては自社のベース保険加入者のオプション保険契約数の
増加を期待でき、またユーザ側にとっても割引を受けら
れるメリットが得られる。
【0017】また、本発明は、上記システム/装置とし
ての構成に限るものではなく、方法あるいは上記各手段
(機能)をコンピュータ上で実現させるプログラム自体
または該プログラムを記録した記録媒体として構成する
こともできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。本例は、保険業務上必要
な本人確認を行なったうえで、必要なときまたはリスク
が高い(とユーザが考える)期間だけ、オプション的な
保険契約を行なったり、既契約の保険(後述するベース
保険等)の契約内容を変更したり、これらオプション保
険契約/契約変更を解除/変更したり、契約内容を参照
したりすることをネットワーク上で利用可能とする保険
サービスを提供するものであり、特に携帯情報端末を用
いることでこれらオプション保険契約/契約変更/解除
/参照等の手続きを、何時でも何処でも行なえるように
するシステムを提供するものである。
【0019】図1は、本例による短期保険契約/変更ネ
ットワークシステム全体の概略的なシステム構成図であ
る。図示のように、各ユーザは、例えば自己が所持する
携帯情報端末1等を用いて、不図示のネットワーク(例
えば携帯電話網/PHS網等)に接続可能な環境であれ
ば、何時でも何処でも(例えば山/海/サファリパーク
/運動会/旅行先等)、インターネット2等を介して、
保険会社のサーバ10にアクセスして、上記オプション
保険契約/契約変更/解除/参照等の手続きを行なえ
る。これら手続きは、保険会社側が提供するホームペー
ジ上で(あるいは、iモード等で提供される簡易型のホ
ームページ上で)行なわれる。
【0020】但し、本例によるサービスを受けることが
できるユーザは、予め、ベースとなる何等かの保険(生
命保険、障害保険、自動車保険等)に加入していること
を条件とする。ベースとなる保険に加入する際には、携
帯情報端末等から加入手続きを行うのではなく、通常行
なわれている手続き(例えば、実際に保険会社(または
その代理店等)の人間と直接会って本人確認したうえで
契約書類に書き込み、必要に応じて健康診断書等を提出
する等、保険加入の際に通常必要としている各種手続
き)を行うものとする。
【0021】そして、このベースとなる保険(以後、ベ
ース保険と呼ぶ)の加入時に取得した各ユーザの個人情
報の全部または一部を、保険会社のサーバ10側のデー
タベース11に格納しておく。
【0022】尚、上記オプション保険契約/既契約内容
変更/解除/参照等の手続きを行うサーバは、保険会社
のサーバに限らず、例えば保険代行業のような業務を行
う会社のサーバであってよい。この場合、保険代行業者
は、変更/オプション追加/契約/解除等の手続き処理
を行った後、その内容を引受保険会社に通知する。よっ
て、以後、「保険会社」とは、保険会社自体に限らず、
保険代行業者等も含む意味であるとする。
【0023】図2は、上記サーバ10の機能ブロック図
である。図示の例では、サーバ10は、個人情報格納部
12、本人確認部13、短期保険契約/変更手続き部1
4、オプション保険契約情報格納部15、割引部16等
を有する。
【0024】個人情報格納部12は、ベースとなる保険
加入により登録されたベース保険加入者の個人情報を格
納する。個人情報は、例えばベース保険加入者の素性を
示す情報(氏名、住所、家族構成、その他)、登録され
たID、パスワード、ベース保険の契約内容/契約期間
等である。
【0025】本人確認部13は、携帯情報端末1からの
アクセスがあったとき、送られてくるID、パスワード
を用いて、個人情報格納部12に格納されている各個人
情報を検索して、該当する個人情報が登録されているか
否かを判別する(要求元のユーザがベース保険加入者で
あることを確認する)。ベース保険加入者以外の者に
は、以下に説明するネットワーク上での保険契約/変更
等の手続きは行なわせない。
【0026】短期保険契約/変更手続き部14は、本人
確認部13による確認後、上記要求元のユーザの個人情
報に基づいてオプション保険一覧またはベース保険の既
契約内容を抽出/提示し、要求元のユーザに任意のオプ
ション保険の新規契約手続きまたは任意の既契約内容の
短期間の変更手続きを行なわせる。詳しくは後述する。
また、ユーザに既契約内容を参照させたり、契約の解除
手続き等を行なわせることもできる。詳しくは後述す
る。
【0027】オプション保険契約情報格納部15は、短
期保険契約/変更手続き部14により手続きされたオプ
ション保険の契約内容または既契約内容の変更事項を格
納する。
【0028】割引部16は、ベース保険とオプション保
険の契約内容に応じたポイント数とポイント数合計に応
じた割引率を設定/格納するポイント数/割引率格納部
(不図示)に格納されている情報を用い、任意の期間毎
(例えば1年毎)に各ユーザ毎にポイント数合計に応じ
て保険料の割引を行う。
【0029】尚、個人情報格納部12、オプション保険
契約情報格納部15、上記割引部16におけるポイント
数/割引率格納部は、図1のデータベース11に相当す
る。上記ベース保険加入によりデータベース11に格納
される個人情報の一例を、図3に示す。
【0030】同図(a)に示す、ベース保険加入により
登録される個人情報20は、IDNO. 21、パスワード
22、氏名23、生年月日24、住所25、電話番号2
6、家族構成27、保証情報28、保険料29、契約日
30、契約期間31等の情報であり、これら全てが必要
とは限らないし、これら以外の情報があってもよい。
【0031】IDNO. 21は、例えばベース保険加入時
に各ベース保険契約者に割り当てられる個人識別番号で
あってもよいし、各ベース保険契約者が任意に設定する
ものであってもよい。
【0032】パスワード22は、例えばベース保険加入
時に契約者が任意に設定するパスワードである。氏名2
3、生年月日24、住所25、電話番号26について
は、特に説明しない。
【0033】家族構成27は、ベース保険契約者の家族
(例えば、妻、息子、娘等)に関する情報である。この
家族構成27の情報を用いることで、後述するオプショ
ン保険契約/契約内容変更等の手続きを、ベース保険契
約者だけでなく、その家族が行うこともできる。例え
ば、ベース保険が自動車保険であり、26歳未満には適
用されない条件が付されていた場合に、息子(26歳未
満)が急に車を運転する必要が生じ、一時的に26歳未
満不適用の条件を外したいと思ったとき、息子が契約内
容変更等の手続きを行なえるようにすることもできる
(例えば、家族構成27の情報中に、息子用のID、パ
スワードを設定しておく。このID、パスワードでアク
セスした場合には、契約内容変更できる項目が制限され
るようにしておく等)。
【0034】保証情報28とは、ベース保険の契約内容
であり、例えばベース保険が生命保険/障害保険等であ
れば、入院日額、通院日額、適用期間(通常は最大18
0日となっている場合が多い)等、死亡時/後遺障害時
の保険金額等の情報や、各種特約の情報等である。
【0035】保険料29は、上記保証情報28の内容の
保険契約により、被保険者が支払う金額(例えば毎月支
払う金額)である。契約日30はベース保険の契約をし
た年月日であり、契約期間31はベース保険の適用期間
(例えば、何年何月何日から30年間等)である。
【0036】そして、上記ベース保険加入者が、任意の
時に、所望のオプション保険契約(またはベース保険の
短期間の契約内容変更)をしたときに、同図(b)に示
すオプション保険契約情報40の情報が、ベース保険の
個人情報20に付加される形で格納される(図では別々
に示しているが、例えば個人情報20の中にオプション
保険契約情報40を格納する領域があるものとしてもよ
い)。オプション保険契約は、複数行なってもよく、図
示の例のベース保険加入者は、オプション保険契約4
1、オプション保険契約42の2つのオプション保険契
約を行なっているものとする。オプション保険契約加入
手続きは、詳しくは後述するように、ベース保険加入者
の携帯情報端末を用いて、何時でも何処でも行なわれ
る。
【0037】オプション保険契約情報の内容は、例えば
オプション種別43、保証情報44、保険料45、契約
日46、契約期間47等である。また、ポイント数48
には、後述する割引サービスの為の年間のポイント数合
計が格納される。
【0038】オプション種別43は、このオプション保
険契約の種別を示す情報であり、例えばゴルファー保
険、スキー・スノボ保険、テニス保険、釣り保険、スキ
ューバ・ダイビング保険等のように、通常の障害保険等
ではカバーされないケースに対応する保険、その他海外
(国内)旅行障害保険等、基本的に1日〜数日〜数週間
程度の短期間の保険商品が、オプション保険契約の対象
となる。
【0039】また、これに限らず、例えばベース保険が
生命保険であるとし、オプション保険契約として通常の
障害保険や自動車保険等(基本的には短期間契約)を追
加するようにもできる。
【0040】また、本例では、このようなベース保険と
は別の保険を追加するだけでなく、ベース保険の内容を
変更することもできる。この変更が、短期間の変更では
ない場合には(完全に契約内容を見直し/変更する場
合)、この変更内容に応じて、ベース保険の個人情報2
0の内容(特に、保証情報28、保険料29)を更新す
る。
【0041】一方、例えば1日〜数日〜数週間程度の短
期間の変更である場合には、この変更内容を、オプショ
ン保険契約情報40として追加/格納する。この場合に
は、オプション種別43の内容は、“ベース保険変更”
を示す情報となり、保証情報44に変更内容が格納さ
れ、変更に応じた保険料またはベース保険の保険料から
の増額分の金額が保険料45に格納される。
【0042】例えば、ベース保険が自動車保険であり、
年齢条件を26歳未満不適用としていたとする。そし
て、例えばベース保険契約者が、1週間程度のドライブ
旅行に出掛ける予定で、26歳未満の人間にも運転を交
替させる必要があったとする。更に、用心の為に、車両
保険の特約も追加したいと思ったとする。この場合、後
述する携帯情報端末を用いて変更手続きを行うことによ
り、保証情報44には「26歳未満不適用の条件削除」
と「車両保険の特約追加」の情報が格納され、それに応
じた保険料が保険料45に格納されてこれに基づいて利
用者への料金請求等が行なわれる。
【0043】あるいは、ベース保険が、障害保険や入院
/通院等の保証も含む生命保険であったりした場合、入
院日額/通院日額等の条件の変更(増額)/期間の延長
特約の追加等の情報が、保証情報44に格納されること
になる。
【0044】また、本例では、ベース保険の内容とオプ
ション保険契約の内容及び1年間にオプション保険契約
した数/保険料等に応じて、ポイントが加算/累積され
ていき、1年毎に、ポイント数に応じてオプション保険
契約分について割引を行ない、既に徴収しているオプシ
ョン保険契約分の保険料と、これから割引した金額との
差を、ベース保険加入者にキャッシュバックする。
【0045】図4(a)〜(c)は、このような割引サ
ービスの為に予め設定されて保険会社側のデータベース
11等に格納されている各種情報のデータ構成図であ
る。図4(a)はベース保険に関するポイント設定情
報、図4(b)はオプション保険契約の保険に関するポ
イント設定情報、図4(c)はポイント数に応じて割引
率の設定情報の一例を示す図である。
【0046】図4(a)に示す例では、条件51に応じ
たポイント52が設定される。条件51は、例えば各保
険会社が任意に決定するものである。よって、ここで具
体例を示すことに意味はないが、例えば、ベース保険が
生命保険である場合、条件Aは死亡時の保険金が300
0万円以上、条件Bは死亡時の保険金が5000万円以
上等というように設定することが考えられる。
【0047】図4(b)に示すオプション保険契約の保
険についても、各オプション種別53毎に、各条件54
に応じたポイント55が設定される。また、図4(c)
に示すように、ポイント数56(ベース保険のポイント
数+各オプション保険契約の保険によるポイント数の年
間合計)に応じた割引率57が設定されている。但し、
本例では、割引は、上記の通り、オプション保険契約分
について行うのであり、ベース保険を割り引くわけでは
ない。
【0048】現実上、例えばゴルファー保険、海外旅行
障害保険等の短期間の保険に契約する際に、例えば自己
が生命保険加入している保険会社を意識的に選ぼうとす
るユーザは多いとは言えないと考えられる。これは、自
社と生命保険契約しているユーザを優遇するサービスが
提供されていないことが一因であると考えられる。
【0049】上記割引を行うことで、保険会社側にとっ
ては自社のベース保険加入者のオプション保険契約数の
増加を期待でき、またユーザ側にとっても割引を受けら
れるメリットが得られる。
【0050】以下、既契約内容の参照、オプション保険
契約、既契約内容の短期間変更、解除/変更の各々の処
理について、説明していく。まず、既契約内容の参照処
理について、図5を参照して説明する。
【0051】まず、ユーザが、自己の携帯情報端末1等
から保険会社のサーバ10にアクセスすると、IDNo.
、パスワードの入力画面が表示され、これらを入力す
ると、入力したIDNo. 、パスワードがサーバ10側に
送信される (A)。これを受信したサーバ10側では、I
DNo. 、パスワードより、データベース11に格納され
る個人情報20を検索して、該当する個人情報が登録さ
れているか否か(このユーザがベース保険加入者である
か否か)を判定する(ステップS10)。そして、この
ユーザがベース保険加入者である場合にはOKを、そう
でない場合にはNGをアクセス元の携帯情報端末に返信
する (B)。また、OKである場合にはメニュー一覧の情
報を送信する。
【0052】これより、OKである場合には、例えば
「新規オプション保険契約」、「契約内容変更」、「契
約解除」、「契約内容参照」等のメニューが表示され、
コマンド入力待ち状態になる。図5の例では、ユーザが
「契約内容参照」を選択/指定すると、契約内容参照コ
マンドが、保険会社のサーバ10に送信される (C)。
【0053】これを受信したサーバ10側では、このユ
ーザの個人情報20(オプション保険契約情報40も含
む)に基づいて、このユーザが契約済の保険のデータを
収集して(ベース保険、更に後述するオプション保険契
約を行なっている場合には、オプション種別43の情
報)、これを携帯情報端末1側に送信する (D)(ステッ
プS11)。
【0054】これより、携帯情報端末1のディスプレイ
には、契約済の保険の一覧(例えば、「1.生命保
険」、「2.自動車保険」、「3.ゴルフ保険」という
ように)が表示される。
【0055】更にユーザが、詳細な契約内容を知りたい
場合には、これら一覧の中から所望の契約済保険を選択
すると (E)、サーバ10側ではこのユーザの個人情報2
0(オプション保険契約情報40も含む)より、該当デ
ータの詳細情報を収集して(特に、保証情報28、保険
料29、契約期間31、または保証情報44、保険料4
5、契約期間47等の情報)、これを携帯情報端末1側
に送信する (F)(ステップS12)。携帯情報端末1側
のディスプレイには、この詳細情報が表示され、ユーザ
は現在の自己の契約状況を参照/確認することができ
る。尚、詳細情報とは、例えば死亡時の保険金額、入院
1日当たりの金額、適用期間、各種加入特約、適用条件
(本人に限る/家族全員を補償/26歳以上に限る
等)、免責事項等である。
【0056】通常、保険加入者は、自己が加入している
保険の詳細な契約内容まで覚えていることは少ない。こ
の為、現実上、本来ならば保険金を受け取れるようなケ
ースでも申請しない為に損をしている場合が少なくな
い。本例によれば、何等かのアクシデント(ケガ等)が
あった場合に、それが保険の適用対象であるのか否かを
即座に確認することができる。または、オプション保険
契約等する前に、既契約の保険の範囲内で補償されるよ
うな事項までも契約してしまう(二重に契約してしま
う)という事態を防ぐ為に、上記参照を行うことも有効
である。
【0057】次に、ベース保険加入者が、任意のとき
に、オプション保険契約または契約内容変更する際の処
理内容について説明する。図6は、オプション保険の新
規契約時の処理内容を説明する為の図である。
【0058】同図では、上記IDNo. 、パスワードによ
りユーザ認証OKでメニューが表示された後の処理を示
しており、ここではユーザが「新規オプション保険契
約」を選択/指定するので、新規契約コマンドが、保険
会社のサーバ10に送信される(a)。
【0059】これを受信したサーバ10側では、このユ
ーザの個人情報20に基づいて、このユーザが契約可能
なオプション保険を判断し(ベース保険の契約内容によ
っては、契約できないオプション保険が存在する可能性
も有り得るものとする;もしこのような可能性が有り得
ない場合には、この判断処理は行なわずに、用意されて
いるオプション保険を全て提示すればよい)、契約可能
なオプション保険の一覧データを、要求元のユーザの携
帯情報端末1に返信する(b)(ステップS21)。
【0060】これより、ユーザの携帯情報端末1のディ
スプレイには、例えば「ゴルファー保険」、「スキー・
スノボ保険」、「海外旅行障害保険」等の各種オプショ
ン保険の一覧・選択/入力画面が表示される。ユーザ
は、一覧表示される中から所望のオプション保険を選択
/指定する(c)。
【0061】これを受けて、サーバ10側では、該当デ
ータ(選択/指定されたオプション保険に係わる情報;
補償内容の基本説明、契約期間に応じた保険料(1日で
幾ら、1週間で幾ら等)等)を、携帯情報端末1側に返
信する(d)。
【0062】図示の(d)〜(g)の処理は、ユーザが
選択/指定したオプション保険に関して、上記該当デー
タを携帯情報端末1に送って表示させたり、ユーザの操
作に応じて更に必要な該当データ(約款、各種特約(携
帯品補償、遭難時の救援補償等)等の情報)を送信して
表示させたりしながら、契約に必要な項目(契約期間、
契約内容、各種特約の追加等)をユーザに選択/入力さ
せる(これは、登録データとしてサーバ10側に送信さ
れる)、というような、一般的に行なわれているような
契約作業を行なわせる処理である(ステップS22)。
【0063】そして、あるオプション保険に関して契約
作業が終了したら、サーバ側より例えば「他のオプショ
ン保険契約しますか? 完了しますか?」等のメッセー
ジを送り(h)、続けて他のオプション保険契約をする
場合には、上述したオプション保険契約の選択/必要事
項選択・入力処理を、繰り返し行う。
【0064】一方、ユーザが登録完了を指定した場合に
は(i)、最後に確認の意味で、新契約内容を表示させ
(j)、ユーザに最終的な判断(OK or NG)を行
なわせる(k)。
【0065】そして、OKであった場合には、この新規
のオプション保険契約内容を、オプション保険契約情報
40として追加/格納する(ステップS23)。図7
は、既契約の保険の契約内容の短期間変更時の処理内容
を説明する為の図である。
【0066】同図では、上記IDNo. 、パスワードによ
りユーザ認証OKでメニューが表示された後の処理を示
しており、ここではユーザが「契約内容変更」を選択/
指定するので、契約変更コマンドが、保険会社のサーバ
10に送信される(l)。
【0067】これを受信したサーバ10側では、このユ
ーザの個人情報20に基づいて、契約済みの保険の一覧
を、要求元のユーザの携帯情報端末1に返信する(m)
(ステップS31)。
【0068】これより、例えば、図8(a)に示すよう
な契約済み保険一覧が表示される。尚、図8(a)に示
す例では、上記図6に係わるオプション保険(1.ゴルフ
ァー保険、等)と、条件変更候補となる契約済み保険
(2.入院補償 条件変更、3.自動車保険 条件変更、
等)とが、混在して一覧表示されている。このように、
オプション保険契約と条件変更とを別々に処理する例に
限らず、まとめて処理するようにしてもよい。
【0069】ユーザは、一覧表示される中から所望の変
更対象保険を選択/指定する(n)。ここでは、ユーザ
が「2.入院補償 条件変更」を選択/指定したものとす
る。これを受けて、サーバ10側では、「2.入院補償
条件変更」に関する該当データ(選択/指定された保険
に関する各種契約項目(図8(b)の例では、1.入院
一日補償、2.入院期間、対象者、適用期間等や、その
現状(5000円/日等)))を、携帯情報端末1側に
返信し、表示させる(o)(ステップS32)。
【0070】これに対し、ユーザが各種契約項目の中か
ら所望の変更対象項目を選択/指定すると(p)、サー
バ側より該当データ(典型的な変更内容候補、その他)
が返信される(q)。例えばユーザが「1.入院一日補
償」を選択すると(p)、例えば図8(b)の右側に示
すように、典型的な変更内容候補として「(1)+20
00円」、「(2)+5000円」が表示され、
「(3)その他」任意の金額を入力させる為の入力領域
が表示される(q)。あるいは、例えばユーザが「2.入
院補償 条件変更」を選択/指定すると、例えば図8
(b)の右側に示すように、典型的な変更内容候補とし
て、「(1)+30日」、「(2)+60日」が表示さ
れ、「(3)その他」任意の日数を入力させる為の入力
領域が表示される。尚、図には示していないが、これら
変更内容候補を選択したときに、追加支払う保険料が大
体幾らになるのかも表示される(この概算金額は、予め
設定/格納されている)。また、これらを選択しない場
合には「(3)その他」を選択した上で、「+金額」の
右側の入力領域に、所望の金額を入力する。入院期間に
ついても同様である。また、特に図示していないが、対
象者が「本人」となっているのを、例えば「家族全員」
に変更することも可能である。また、適用期間には、こ
の短期間の条件変更を行う期間を入力する。
【0071】尚、図示の例では、典型的な変更内容候補
として、このユーザが既契約している内容(例えば、入
院一日当たりの補償が5000円/日、入院期間(最大
補償期間)が120日等)に対してプラスαする金額/
日数を示しているが、勿論これに限るわけではなく、変
更後の金額/日数そのもの示すようにしてもよい。
【0072】尚、これら該当データの内容は、例えばそ
の保険会社で予め任意に決定した内容を格納しておくも
のであり、また後述する「変更に伴う保険料の算出」に
ついても、各保険会社で任意に各条件変更に応じて金額
を設定しておくか、金額の算出式を決定しておくもので
あり、これらを具体的にどのように設定/決定しておく
のかは、各保険会社が好きなように決めることであるの
で、これを本明細書において具体的に説明することには
意味がない(よって、説明していない)。
【0073】そして、ユーザが、例えば図8(b)に示
すような画面上において、所望の変更内容を選択/入力
し、例えば不図示の「送信」ボタン等を押すことで、こ
の変更内容のデータがサーバ10側に送信される
(r)。
【0074】これに対して、サーバ10側では、変更内
容を一時的に記憶すると共に、例えば「更に変更します
か? 変更作業完了ですか?」等のメッセージを送り
(s)、ユーザに何れかを選択させる。
【0075】更に変更すべき項目(または既契約保険)
がある場合には、上述した処理を繰り返す。一方、ユー
ザが変更完了を指定した場合には(t)、最後に確認の
意味で、新契約内容を表示させ(それによる保険料の増
加分の正確な金額も含む)(u)、ユーザに最終的な判
断(OK or NG)を行なわせる(v)。
【0076】そして、OKであった場合には、この変更
内容を、オプション保険契約情報40として追加/格納
する(ステップS33)。このように契約済みの保険
(ベース保険等)の契約内容を一時的に変更できるよう
にしたことで、例えばベース保険等の加入時には比較的
保険料が安く済む契約内容で契約しておき、比較的リス
クが高い(と思われる)期間だけ比較的保険料が高くな
る契約内容に変更する等、きめ細かい/柔軟な保険契約
の仕方が可能になり、利用者にとってメリットが大きい
のは当然である一方で、このような利用者の立場に立っ
たサービスを行う保険会社にとっても契約者の増加が期
待できる等のメリットがある。
【0077】上述したオプション保険契約またはベース
保険の短期間条件変更は、後に解除したり、更に条件変
更することができる。例えば、1週間のオプション保険
契約を行なったが、その後事情が変わる等した場合に、
これを解除したり(但し、適用期間開始前の場合)、1
週間を3日に変更したりできる。
【0078】図9は、解除時の処理内容を説明する為の
図である。同図では、上記IDNo. 、パスワードにより
ユーザ認証OKでメニューが表示された後の処理を示し
ており、ここでは、ユーザは、表示されるメニューの中
から「契約解除」を選択/指定するので、携帯情報端末
1からサーバ10に解除コマンドが送信される (G)。
【0079】これを受けたサーバ10側では、要求元の
ユーザの個人情報20より、この個人情報20に附属す
るオプション保険契約情報40に基づいて、契約済オプ
ション保険一覧を作成し、これをユーザ側の携帯情報端
末1に送信する (H)(ステップS41)。
【0080】ユーザは、携帯情報端末1のディスプレイ
に表示される上記契約済オプション保険一覧を参照し
て、その中から解除すべきオプション保険を選択する
(I)。これを受けて、サーバ10側では、解除指定され
たオプション保険の契約内容をオプション保険契約情報
40より収集して送信すると共に、本当にこの契約内容
のオプション保険を解除して良いのか否かを問い合せる
(J)(ステップS42)。尚、解除ではなく、変更の場
合には(例えば適用期間として1週間だったものを3日
に変更する等)、変更すべき項目と変更内容を選択/入
力させる。
【0081】これより、携帯情報端末1のディスプレイ
には、解除対象の保険の既契約内容が表示されると共
に、例えば「この契約内容の契約を本当に解除しますか
? YES/NO」等の表示が行なわれ、ユーザはYES/NOを選
択/入力する。このような入力結果は、サーバ側に送信
される (K)。
【0082】これを受けて、サーバ10側では、解除後
の契約済データ一覧を送信する (L)。そして、ユーザに
最終的な判断(OK or NG)を行なわせる (M)。最
後に課金について説明しておく。ベース保険の保険料2
9についてはそのままであり(通常、銀行等から毎月引
き落としをしている)、保険料45が新たに発生する料
金となるが、これは、例えばクレジットカード、プリペ
イドカード、郵送による請求書、あるいは銀行等から引
き落とし等により課金する。あるいは、iモード等を利
用する場合には電話会社が代行してもよい。また、割引
によるキャッシュバックについては、例えば翌年のベー
ス保険の保険料29または翌年の契約により発生する保
険料45を減額する形としてもよい。
【0083】図10は、上述した各種処理を実現する情
報処理装置(サーバ)のハードウェア構成の一例を示す
図である。同図に示す情報処理装置60は、CPU6
1、メモリ62、記憶装置63、媒体駆動装置64、及
びネットワーク接続装置65を有し、これらがバス66
に接続された構成となっている。同図に示す構成は一例
であり、これに限るものではない。
【0084】CPU61は、当該情報処理装置60全体
を制御する中央処理装置である。メモリ62は、プログ
ラム実行、データ更新等の際に、記憶装置65(あるい
は可搬記憶媒体69)に記憶されているプログラムある
いはデータを一時的に格納するRAM等のメモリであ
る。CPU61は、メモリ62に読み出したプログラム
/データを用いて、上述してある各種処理を実行する。
【0085】記憶装置63は、例えば磁気ディスク装
置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等であり、上
述した様々な処理・機能を実現させるプログラム/デー
タが格納されている。
【0086】ネットワーク接続装置65は、例えばイン
ターネット等に接続して、上述した携帯情報端末1との
コマンド/データ送受信を可能にする為の構成である。
あるいは、これらプログラム/データは、可搬記憶媒体
67に記憶されているものであってもよい。この場合、
可搬記憶媒体67に記憶されているプログラム/データ
は、媒体駆動装置64によって読み出される。可搬記憶
媒体67は、例えば、FD(フロッピー(登録商標)デ
ィスク)67a、CD−ROM67b、その他、DV
D、光磁気ディスク等である。
【0087】あるいは、また、上記プログラム/データ
は、ネットワーク接続装置65により接続しているネッ
トワークを介して、外部の他の装置内に記憶されている
ものをダウンロードするものであってもよい。
【0088】また、本発明は、上記本発明の各種処理を
コンピュータ上で実現するプログラムを記録した可搬記
憶媒体として構成できるだけでなく、当該プログラム自
体として構成することもできる。
【0089】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
短期保険契約/変更ネットワークシステム、その方法に
よれば、予めベースとなる保険の加入時には面談等の正
式の手続きを行ない、そのとき得た個人情報を登録して
おくことにより、その後、任意のときに、この個人情報
を用いて必要な本人確認を行なったうえで、短期間のオ
プション保険契約/ベース保険の条件変更等のフレキシ
ブルな保険契約手続きを、インターネット上で簡便に行
なえる。ユーザは、何時でも何処でも状況に応じて細か
く保険加入/変更手続きを行なえるようになる。また、
割引も行うことで、ユーザにとってもメリットがある
し、保険会社にとってもベース保険の加入者には他の保
険も一貫して加入してもらえることを期待できるという
メリットが得られるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】短期保険契約/変更ネットワークシステム全体
の概略的なシステム構成図である。
【図2】サーバの機能ブロック図である。
【図3】(a)はベース保険加入の際に登録されている
個人情報の一例、(b)はオプション保険契約情報の一
例を示す図である。
【図4】(a)〜(c)は、割引サービスの為に予め設
定されている各種情報の一例を示す図である。
【図5】既契約内容の参照処理について説明する為の図
である。
【図6】オプション保険の新規契約時の処理内容を説明
する為の図である。
【図7】既契約の保険の契約内容の短期間変更時の処理
内容を説明する為の図である。
【図8】(a)、(b)は、新規契約/変更処理の際の
選択/入力表示画面例である。
【図9】解除時の処理内容を説明する為の図である。
【図10】情報処理装置(サーバ)のハードウェア構成
の一例と記録媒体の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯情報端末 10 サーバ 11 データベース 12 個人情報格納部 13 本人確認部 14 短期保険契約/変更手続き部 15 オプション保険契約情報格納部 16 割引部 20 個人情報 21 IDNO. 22 パスワード 23 氏名 24 生年月日 25 住所 26 電話番号 27 家族構成 28 保証情報 29 保険料 30 契約日 31 契約期間 40 オプション保険契約情報 41 オプション保険契約 42 オプション保険契約 43 オプション種別 44 保証情報 45 保険料 46 契約日 47 契約期間 51 条件 52 ポイント 53 オプション種別 54 条件 55 ポイント 56 ポイント数 57 割引率 60 情報処理装置(サーバ) 61 CPU 62 メモリ 63 記憶装置 64 媒体駆動装置 65 ネットワーク接続装置 66 バス 67 可搬記憶媒体 67a フロッピーディスク 67b CD−ROM
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 340 G06F 17/60 340 ZEC ZEC

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ユーザ側の情報処理端末と保険会社側
    のサーバとがネットワークに接続するシステムにおい
    て、 前記サーバは、 ベースとなる保険加入により登録された該ベース保険加
    入者の個人情報を格納する個人情報格納手段と、 前記情報処理端末からの要求があった際に、前記個人情
    報格納手段に格納されている個人情報を用いて、要求元
    のユーザが前記ベース保険加入者であることを確認する
    本人確認手段と、 該本人確認手段による確認後、前記要求元のユーザの個
    人情報に基づいてオプション保険一覧または前記ベース
    保険の既契約内容を抽出/提示し、前記要求元のユーザ
    に任意のオプション保険の新規契約手続きまたは任意の
    既契約内容の短期間の変更手続きを行なわせる短期保険
    契約/変更手続き手段と、 該短期保険契約/変更手続き手段により手続きされたオ
    プション保険の契約内容または既契約内容の変更事項を
    格納するオプション保険契約情報格納手段と、を備え、 前記ユーザ側の情報処理端末は、 前記ネットワークを介して前記サーバにアクセスする通
    信手段と、 少なくとも前記提示されるオプション保険一覧または前
    記ベース保険の既契約内容を表示する表示手段と、 前記新規契約手続きまたは任意の既契約内容の短期間の
    変更手続きの為の選択/入力をユーザに行なわせる入力
    手段と、 を有することを特徴とする短期保険契約/変更ネットワ
    ークシステム。
  2. 【請求項2】 ベースとなる保険加入により登録された
    該ベース保険加入者の個人情報を格納する個人情報格納
    手段と、 該個人情報格納手段に格納されている個人情報を用い
    て、要求元のユーザが前記ベース保険加入者であること
    を確認する本人確認手段と、 該本人確認手段による確認後、前記要求元のユーザの個
    人情報に基づいてオプション保険一覧または前記ベース
    保険の既契約内容を抽出/提示し、前記要求元のユーザ
    に任意のオプション保険の新規契約手続きまたは任意の
    既契約内容の短期間の変更手続きを行なわせる短期保険
    契約/変更手続き手段と、 該短期保険契約/変更手続き手段により手続きされたオ
    プション保険の契約内容または既契約内容の変更事項を
    格納するオプション保険契約情報格納手段と、を有する
    ことを特徴とするサーバ。
  3. 【請求項3】 前記個人情報格納手段に格納される個人
    情報は、少なくとも前記ベース保険加入者の素性を示す
    情報、登録ID・パスワード、ベース保険の契約内容で
    あり、 前記本人確認手段は、前記登録ID・パスワードにより
    本人確認を行うことを特徴とする請求項2記載のサー
    バ。
  4. 【請求項4】 前記ベース保険の既契約内容または前記
    短期保険契約/変更手続き手段により手続きされたオプ
    ション保険契約内容または変更後の既契約内容を、参照
    または解除させる手段を更に有することを特徴とする請
    求項2または3記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 前記ベース保険とオプション保険の契約
    内容に応じたポイント数とポイント数合計に応じた割引
    率を設定/格納しておき、任意の期間毎に各ユーザ毎に
    ポイント数合計に応じて保険料の割引を行う割引手段を
    更に有することを特徴とする請求項2〜4の何れかに記
    載のサーバ。
  6. 【請求項6】 ベースとなる保険加入の際に登録されて
    いる該ベース保険加入者の個人情報を用いて、要求元の
    ユーザが前記ベース保険加入者であることを確認し、 該確認後、前記要求元のユーザの個人情報に基づいてオ
    プション保険一覧または前記ベース保険の既契約内容を
    抽出/提示し、前記要求元のユーザに任意のオプション
    保険の新規契約手続きまたは任意の既契約内容の短期間
    の変更手続きを行なわせ、 該手続きされたオプション保険の契約内容または既契約
    内容の変更事項を格納することを特徴とする短期保険契
    約/変更方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータにおいて用いられたとき、 ベースとなる保険加入の際に登録されている該ベース保
    険加入者の個人情報を用いて、要求元のユーザが前記ベ
    ース保険加入者であることを確認する機能と、該確認
    後、前記要求元のユーザの個人情報に基づいてオプショ
    ン保険一覧または前記ベース保険の既契約内容を抽出/
    提示し、前記要求元のユーザに任意のオプション保険の
    新規契約手続きまたは任意の既契約内容の短期間の変更
    手続きを行なわせる機能と、 該手続きされたオプション保険の契約内容または既契約
    内容の変更事項を格納する機能と、 を実現させるプログラムを記録した前記コンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、 ベースとなる保険加入の際に登録されている該ベース保
    険加入者の個人情報を用いて、要求元のユーザが前記ベ
    ース保険加入者であることを確認する機能と、該確認
    後、前記要求元のユーザの個人情報に基づいてオプショ
    ン保険一覧または前記ベース保険の既契約内容を抽出/
    提示し、前記要求元のユーザに任意のオプション保険の
    新規契約手続きまたは任意の既契約内容の短期間の変更
    手続きを行なわせる機能と、 該手続きされたオプション保険の契約内容または既契約
    内容の変更事項を格納する機能と、 を実現させるためのプログラム。
JP2001186682A 2001-06-20 2001-06-20 短期保険契約/変更ネットワークシステム、その方法、サーバ、及びプログラム Withdrawn JP2003006438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186682A JP2003006438A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 短期保険契約/変更ネットワークシステム、その方法、サーバ、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186682A JP2003006438A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 短期保険契約/変更ネットワークシステム、その方法、サーバ、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003006438A true JP2003006438A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19026095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001186682A Withdrawn JP2003006438A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 短期保険契約/変更ネットワークシステム、その方法、サーバ、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003006438A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012074912A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kyocera Corp 携帯電子機器
JP2013148960A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Honda Access Corp 保険契約情報の条件を一時的に変更するシステムおよびその方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012074912A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kyocera Corp 携帯電子機器
JP2013148960A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Honda Access Corp 保険契約情報の条件を一時的に変更するシステムおよびその方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7925518B2 (en) System and method for payment of medical claims
US8731962B2 (en) Process for linked healthcare and financial transaction initiation
US20070233525A1 (en) Methods and systems for adjudication and processing of claims
JP4589323B2 (ja) 取引システムおよび取引システムの制御方法
US8494881B1 (en) Method and system for providing a user-selected healthcare services package and healthcare services panel customized based on a user's selections
US20030204421A1 (en) Integrated system and method for insurance products
US20070198407A1 (en) Self-pay management system and process for the healthcare industry
US20020035479A1 (en) Access contract changing method for automatically changing an access contract between a prepaid contract and a postpaid contract
JP2022179463A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US10796578B1 (en) Method and system for distributing electronic accident status information over a network to a remote subscriber portable computing device during or after a vehicle accident
US20020184052A1 (en) Method of providing an elective organization providing premium health services for members of the organization
US20020123910A1 (en) Methods and systems for insuring an entity's exposure to liability
JP2004199525A (ja) 前払可能な支払方法及びサーバ装置、並びにプログラム
JP7287934B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2003006438A (ja) 短期保険契約/変更ネットワークシステム、その方法、サーバ、及びプログラム
WO2000072219A1 (en) System for online quoting and binding of insurance policies
WO2003027810A2 (en) Apparatus and methods for providing a national portal for electronic services
KR100450235B1 (ko) 인터넷을 통한 구직자를 추천하는 헤드헌터방법 및 그 장치
JP4283095B2 (ja) カードシステム、管理サーバ、およびプログラム
JP2010134917A (ja) タクシー又は運転代行サービスの業務支援システム及び業務支援方法
KR20020037810A (ko) 인터넷을 이용한 영업정보 관리방법 및 그 장치
US11949807B1 (en) Method and system for distributing electronic accident status information over a network to a remote subscriber portable computing device during or after a vehicle accident
JP2005107593A (ja) 支払請求支援システム及び方法
KR20020034001A (ko) 네트워크를 통한 대납 서비스 제공 시스템 및 그 방법
WO2022195802A1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080902