JP2003006227A - 特徴量座標による情報検索方法、情報検索装置及び情報検索プログラム - Google Patents

特徴量座標による情報検索方法、情報検索装置及び情報検索プログラム

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JP2003006227A
JP2003006227A JP2001192250A JP2001192250A JP2003006227A JP 2003006227 A JP2003006227 A JP 2003006227A JP 2001192250 A JP2001192250 A JP 2001192250A JP 2001192250 A JP2001192250 A JP 2001192250A JP 2003006227 A JP2003006227 A JP 2003006227A
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Yasunao Kikuchi
泰直 菊地
Masakuni Murakami
雅邦 村上
Hiroko Yamakawa
裕子 山川
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BARBALOGUE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像および題目などを伴う情報群から検索者
の求める情報を検索する際、事前に目的とする情報の特
徴を把握していない場合でも効率的に情報を検索する手
法およびそれを実装した情報処理装置が求められる。 【解決手段】 各情報に一つ又は複数の特徴種別におけ
る特徴量を付随させてデータベースに記録し、特徴種別
を座標軸とした多次元座標空間に各特徴量に基づいて配
置し、その一部もしくは全体を画面上に表示し、かつ比
較的自分の求める情報と思われる情報を中心に座標軸に
対応する特徴量を変更し情報群の再配置および再表示を
行う手段、および座標空間中の画面表示範囲を嗜好に合
う情報を探索するという観点から効率的に変更する手段
を有し、それらの手段の駆使により変化する画面表示情
報群を見比べ、最も自分の求めるものに近い情報を効率
的に選択できる情報検索方法およびそれを実装した情報
処理装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、画像および題目お
よび一つまたは複数の特徴量をともなう情報を蓄積する
とともに、その検索において情報群をさまざまな基準で
整列することで、求める画像の選択を行うことが可能な
特徴量座標による情報検索方法、情報検索装置および情
報検索プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】消費社会の高度化は消費者に提供される
製品、サービス、情報の多様化をうみ、消費者において
はそれらを効率的に選択する手段の提供がのぞまれてい
る。この選択する方法の一例として、消費者が該当商品
等において用いるキーワードを予め登録し、このキーワ
ードと一致したり、類似するものを検索することがあっ
た。
【0003】しかしこれらの方法は画像により表される
情報や、多面的な要素をもつ情報の検索には用いること
が難しい。画像にキーワードを付与し、それを対象にテ
キスト検索することは可能であるが、画像があらわすイ
メージなどをテキストで的確にあらわすことは困難であ
るため、キーワード検索は画像を含んだ情報の検索手法
としては有力とならない。
【0004】そもそもヘアスタイル、ファッション、デ
ザインなど検索者の感性、嗜好に基づき選択候補の適不
適が判断されるような検索においては、事前に具体的な
検索結果のイメージをもたない状況で検索が開始される
ことも多い。このような場合、検索はいくつかの候補画
像を見比べながら徐々に自分が求める対象を具体化しつ
つ探索していくような形式で行うことが望まれる。
【0005】また、商品を色あい、名称、価格などの条
件によって整列可能とし、この条件によって一列に整列
された商品を順次比較可能に表示し、選択可能とした例
がある。しかし当該サイトにおける整列は一つの特徴量
を基準としてのみ行われるため、価格性能比に優れかつ
デザインが嗜好にあうといった多面的かつ複雑な検索、
およびデザインが自分の嗜好に合うかどうかなど試行錯
誤を必要とする検索には適さない。
【0006】このような検索に求められるのは複数の特
徴量を基準として画像を配置し、見比べながら検索を行
える手法である。このような工夫がなされたものとし
て、特開平8−249352、特開2001−5822
がある。これらの発明の目的は情報一般の検索を課題と
する本件とは異なり、画像検索に特化しているが、画像
を含んだ情報の効率的な検索手法という点で参考にす
る。
【0007】例えば、特開平8−249352号公報に
て例示されている画像検索装置では、1次検索により絞
り込まれた画像群の特徴量が共通する主要な2つを自動
選択し、その2つの特徴量を縦横2方向の軸にみたて、
画像群を特徴量の近いものから順に2次元空間に整然と
重なり合うことなく並べるものである。しかしこれは特
徴量の差異を無視して整列するため画像間の特徴量の差
異の量的関係が把握できないこと、そして画像群に共通
する特徴量によって整列するため、表示される画像群は
類似のものが多くなり、本発明が課題とする多様な差異
を持った情報群から自らの嗜好に適合した情報を探索す
る目的にはそぐわない。
【0008】また、特開2001−5822号公報にて
例示されている画像表示方法は、1次検索により絞り込
まれた画像群において各画像間に差異が認められる複数
の特徴量を自動抽出し、検索者がそれらのうち自身の検
索目的に合致するとおぼしき特徴量を2つ選択し、各特
徴量を2次元座標の座標軸に用いて画像群を座標空間上
に配置し、そのうちの一部もしくは全部を画面に表示す
るものである。この手法によれば画像間の差異を把握し
やすい基準を用いるうえ、画像配置は特徴量の差異の量
的関係に忠実なので、画像間の差異は量的にも把握しや
すい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの手法は求め
る結果が明確にして唯一な画像を検索する手段としては
有効だが、本発明が課題とする最終結果が不明瞭な状況
で嗜好に合う情報を探索していくという目的においては
以下の点でそぐわない。 (1)最終結果があいまいな状況においては、比較的嗜
好に合う画像をまず特定し、その画像を中心にさまざま
な基準で画像群を再配置しながら、近似ながら微妙な差
異のある画像を探索していく手段が求められるが、その
ような作業が行えない。 (2)(1)の作業を行うにおいては、再配置で基準と
なる特徴量は必ずしも分布に差異が認められるものばか
りではなく、むしろ差異の小さいものをあえて用いる場
合が考えられるが、自動抽出で差異の小さい特徴量を排
除されるとそれが用いられなくなる。 (3)最終結果があいまいな状況においては、比較的嗜
好に合う画像を座標空間の任意の複数箇所から特定抜粋
し、それらを見比べる手段が求められるが、そのような
作業が行えない。 (4)座標上の情報表示領域枠の移動指示手段として線
形的に移動を行うスクロールボタンと、座標の中心に復
帰するCENTERボタンが用意されているが、最終結
果があいまいな状況においては、比較的嗜好に合う画像
を任意の複数個所から特定し、それらの存する座標領域
のいずれかに画面情報表示領域枠を移動させる手段、お
よび座標空間全体の情報分布状況を確認のうえ任意の座
標空間に画面情報表示領域枠を移動する手段などが求め
られるが、そのような作業が行えない。 (5)特開平8−249352からの改善点である画像
配置における量的差異の反映を行った結果、画像が重な
り合って表示される場合があり、その際隠れてしまった
画像を参照する手段が明示されておらず、結果として参
照不能な画像が発生する。逆にそのような状況を防ぐた
めに、各座標軸の目盛りのスケールを変更する手段が用
意されているが、これによってすべての画像が重なり合
わないように十分目盛り幅の大きいスケールをとってし
まうと、画像の配置範囲が広大になってしまい、画像群
を迅速に参照することに難を生じる可能性がある。 (6)発明の目的が画像検索に特化しているため、画面
上に表示するのは自動抽出された特徴量を軸として配置
された画像のみであり、たとえば画像であらわされた情
報が商品についてのものである場合など価格や性能値な
ど明示的に画面上でその値を見比べることが求められる
特徴量や題目が表示されないため、本発明が目的とする
情報そのものの検索にはそぐわない。また(2)にあげ
た理由により特定の特徴量を選択することができない場
合もある。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、事前に求める情報の具体的特徴量を把握せぬ
状況でも効率的な情報検索が行える情報検索方法、情報
検索装置およびこれを利用した情報検索プログラムを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本第1発明の情報検索方
法は、任意数の検索対象から、1又は2以上の該検索対
象を検索表示するための情報検索方法であって、上記各
検索対象はデータベースに蓄積され、該検索対象は、該
検索対象の(画像及び名称を少なくとも含む)説明事項
と、二以上の特徴量を具備し、任意の二以上の該特徴量
をそれぞれ軸とした座標空間に、各検索情報の具備する
特徴量と一致する位置に該検索情報の該説明事項を配列
した抽出画面を作成し、該抽出画面を表示させるととも
に該説明事項を選択させることで、選択された該説明事
項を含む検索対象を選択したものとみなし、上記軸とな
る上記特徴量の種類、範囲、及び間隔は常時変更が可能
であり、それぞれの変更が生じたと同時に、再配列及び
表示を行うことを特徴とする。
【0012】上記「特徴量」とは、該検索対象に関する
任意項目を1次元の数値に変換したものである。この項
目の例としては、価格、色相(光の波長を元にした
値)、形状等が挙げられる。更に、見た目の爽やかさな
ど、通常数値化されていないものについても任意の基準
で数値化することで特徴量として使用することができ
る。また、髪型については長さ(ショート〜ロング)、
衣服については格式(フォーマル〜カジュアル)等も使
用できる。
【0013】本情報検索方法は、第2発明に示すよう
に、一画面内に表示可能となるように上記説明事項を縮
小表示し、該縮小表示した説明事項を選択した際に該当
説明事項を原寸表示することができる。また、第3発明
に示すように、特徴量が一定範囲内の情報群については
各範囲毎に画面上の同一位置に重ねて画像および題目を
表示し、検索者の操作によって同一範囲内にて表示する
情報を切り替える手段を備えることができる。
【0014】更に、第4発明に示すように、座標空間中
に配置された任意の1つ以上の情報を別領域に複写のう
え表示し、座標位置とは無関係に並べて見比べることが
できる。また、第5発明に示すように、多次元座標空間
全体もしくは一部における情報群の配置分布状況と、そ
のうち現在画面上に表示されている空間領域を、表示す
る座標空間マップ画面領域を持ち、マップ中の各点を指
定することで座標空間中の情報表示領域枠を変更するこ
とができる。
【0015】第6発明に示すように、多次元座標空間全
体もしくは一部における情報群の配置分布状況と、その
うち現在画面上に表示されている空間領域と、選択候補
として仮指定されている画像の座標空間における位置を
示すマーカー枠と同様の識別を、表示する座標空間マッ
プ領域を持ち、マップ中の各点を指定することで座標空
間中の情報表示領域枠を変更する手段を備えることがで
きる。
【0016】また、第7発明に示すように、上記説明事
項の間隔は、上記各検索対象の特徴量の偏差値により決
定することができる。更に、第8発明に示すように、一
つの座標軸に複数の特徴量を対応させ、当該座標軸にお
ける位置を各特徴量の偏差値の平均値により決定するこ
とができる。また、画像の情報表示領域枠およびその近
辺において、現在座標空間の軸として採用されている特
徴量の値を表示することができる。
【0017】本情報検索方法の対象は任意に選択するこ
とができる。例えば、第10発明に示すように、上記検
索対象はヘアースタイルであって、上記特徴量は長さ、
色の明るさ、重さ、広がり具合、巻きの強さ、奇抜さ及
びかわいらしさのいずれか二種以上を含むことができ
る。また、衣装、アクセサリなどの装身具、建築物、家
具、雑貨、家電製品、情報機器、絵画、写真、小説、論
文、音楽、映画、テレビ番組、ビデオゲーム、コンピュ
ータソフトウェア、車両、食品、飲料、酒類及びタバコ
等を検索対象とすることもできる。
【0018】本第11発明の情報検索装置は、請求項1
乃至10のいずれか一項に記載の情報検索方法により任
意数の検索対象から、1又は2以上の該検索対象を選択
するための検索手段を備えたことを特徴とする。本第1
2発明の情報検索プログラムは、請求項1乃至10のい
ずれか一項に記載の情報検索方法により任意数の検索対
象から、1又は2以上の該検索対象を選択し、選択した
該検索対象を出力することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、特徴量座標による情報検索
方法、およびそのための情報検索装置の実施例を、図1
〜9を用いてより詳しく説明する。 〔実施例1〕本実施例1は、特徴量を元に衣装の選択を
行うための情報検索装置である。本情報検索装置は、衣
装を求める消費者や、顧客に衣装を推奨する販売店員、
およびスタイリストなどが各条件にあった衣装を容易に
選択することを支援するための装置である。
【0020】1.情報検索装置の構成 本実施例1の情報検索装置は図8に示すように、衣装デ
ータベース511、特徴量マスターデータ512、情報
配列/表示基準入力・表示手段521、衣装情報配列・
表示手段531、全体マップ生成・表示手段541、選
択候補情報選択・選択候補情報一覧表示手段551、同
一座標域内情報群一覧表示対象座標選択・同一座標域内
情報群一覧表示手段561、詳細表示情報選択・詳細表
示手段571、全体マップにおける配列中心選択手段5
81を備える。衣装データベース511は、本情報検索
装置で取り扱うことができる候補情報を蓄積している。
また、候補情報は、衣装画像、販売店名、価格などの
他、各種特徴量が含まれている。更に、特徴量はその種
類が「明るさ」であれば衣装の明度を示す値、「フォー
マル」であれば衣装が格式(フォーマルさ)をどれほど
備えるかを示す値(例えば格式ばったものほど大きな値
にするなど)が蓄積されている。また、特徴量は他に
「気温適性」(暑いとき向きか、寒いとき向きか)、
「年代適性」(どの年代の人向きか)、「性別適性」
(男性向きか女性向きか)などのものがありうる。これ
らの特徴量の種類と、それぞれとりうる値の範囲、説明
などは特徴量マスターデータ512に蓄積されている。
情報配列基準入力・表示手段521は衣装情報を配列す
るX,Y座標の各軸に対応する特徴量、各軸の目盛りの
スケール、目盛り数値を実値とするか偏差値とするか、
画面における表示位置などを入力指定し、かつそれらの
現状を表示する手段である。衣装情報配列・表示手段5
31は、2種類の特徴量をX,Y座標として各衣装情報
を配列し、そのうち定められた画面表示範囲の情報群を
抽出して画面表示する手段である。全体マップ生成・表
示手段541は、531にて配列した情報群の座標空間
全体における分布図を生成し、画面に表示する手段であ
る。選択候補情報選択・選択候補情報一覧表示手段55
1は、531にて表示される情報群のうち任意のものを
選択候補として選択し、そのようにして選択された選択
候補情報を一覧として表示する手段である。同一座標域
内情報群一覧表示対象座標選択・同一座標域内情報群一
覧表示手段561は、531における情報の配列によっ
て複数の情報が配置された特定座標枠を選択し、座標枠
に配置された全ての情報を一覧表示する手段である。詳
細表示情報選択・詳細表示手段571は、531、およ
び551、561にて表示されている情報の任意の一つ
を選択し、選択した情報の詳細情報を表示する手段であ
る。全体マップにおける配列中心選択手段581は54
1にて表示される情報分布図の一点を選択し、選択した
点を531の配列済み情報表示画面の中心とするよう5
21の情報配列基準を変更する手段である。
【0021】本情報検索装置には、図9に示すように、
座標配列情報表示画面601、同一座標内重複配列情報
一覧表示画面602、単一情報詳細表示画面603があ
り、適宜変更することで、利用者が必要とする情報をわ
かりやすい形態で表示する。
【0022】座標配列情報表示画面601は、情報配列
基準入力・表示画面部分621と、衣装情報配列表示画
面部分631と、全体マップ生成・表示画面部分641
と、選択候補情報一覧表示画面部分651を具備する。
情報配列基準入力・表示画面部分621は図1の実現例
における、座標横軸における特徴量の扱いを偏差値で行
うかどうかを指示するチェックボックス20、座標横軸
における情報表示領域枠の特徴量の中心値21、座標横
軸における各情報表示領域枠の特徴量の値の幅22、座
標横軸における配列の基準となる特徴量の種類23、座
標空間全体のうち横方向のどの範囲を画面に表示するか
を指示するスクロールバー24および座標縦軸における
特徴量の扱いを偏差値で行うかどうかを指示するチェッ
クボックス30、座標縦軸における情報表示領域枠の特
徴量の中心値31、座標縦軸における各情報表示領域枠
の特徴量の値の幅32、座標縦軸における配列の基準と
なる特徴量の種類33、座標空間全体のうち縦方向のど
の範囲を画面に表示するかを指示するスクロールバー3
4の画面要素により構成される部分に相当し、情報を配
列する座標の基準となる特徴量、情報の配置間隔などを
設定するほか、座標全体における画面の表示域の設定、
および各設定値の表示を行う画面部分である。20から
24と、30から34は情報表示領域枠群にどの情報を
配置するかを決定する、各座標軸の特徴量についての設
定を行う項目群である。20から24は横軸に対応する
特徴量についての設定を行い、30から34は縦軸に対
応する特徴量についての設定を行う。24および34は
座標空間全体中のどの範囲を表示するかを各軸について
指定し、かつ表示するスクロールバーである。23およ
び33は各軸がどの種の特徴量に対応しているかを設定
するコンボボックスであり、選択されている特徴量を変
更すると情報表示領域枠群への情報配置が新たな特徴量
を基準としたものに再配置され、同時に画面上の情報表
示状況も変更される。22および32は各情報表示領域
枠に存在しえる情報の各特徴量における値の幅を指定お
よび表示するリストボックス(選択式画面項目)であ
り、右端にある上向きの黒三角が示されたボタンおよび
下向きの黒三角ボタンをクリックすることにより、値範
囲の増減を指定することができる。この値が大きいと一
つの情報表示領域枠に対応する特徴量の範囲が大きくな
ることで多くの情報が配置される傾向が大きくなり、ま
た小さいと一つの情報表示領域枠が対応する特徴量の範
囲が小さくなることで多くの情報が配置される傾向は小
さくなるが広大な範囲に情報が分散して配置される傾向
が大きくなる。21および31は画面に表示される情報
表示領域枠群の中央に位置する行もしくは列に存する情
報の特徴量の値の始値を指定および表示するリストボッ
クスであり、この値を変更することで情報表示領域枠群
に配置される情報も変更再配置される。実際に中央の行
もしくは列に配置される情報は21および31で指定さ
れた値を始値として、そこから22および32で指定さ
れた値を足した値未満までの範囲に各軸に対応する特徴
量がおさまるものということになる。20および30は
情報配置において各軸に対応する特徴量の値そのものに
よって座標位置を決定するか、もしくは各特徴量の偏差
値によって座標位置を決定するか指定、表示するチェッ
クボックスである。
【0023】衣装情報配列表示画面部分631は図1の
実現例における情報表示領域枠1、情報表示領域枠内の
文字情報表示2、情報表示領域枠内の画像情報表示3、
仮選択した情報に付加される模様つき枠の例4、仮選択
した情報に付加される模様つき枠の例5、1つの情報表
示領域枠に複数の情報が配置された際表示される表示情
報切り替えスイッチボタン6、情報表示領域枠を何行お
よび何列に並べ画面に表示するかを指示選択するコンボ
ボックス12、縦の座標軸、同時に横の座標軸の中心位
置とその特徴量の値を示す項目13、情報表示領域枠群
の中央の情報表示領域枠16の画面要素により構成され
る部分に相当し、衣装情報を621で設定した基準に応
じて配列表示する画面部分である。情報表示領域枠1
は、候補表示生成手段531にて生成された候補表示画
面を表示するための領域であり、ある一定の特徴量範囲
を持った情報が0件もしくは1件もしくは複数件配置さ
れ、配置が1件以上である場合には表示される。この画
面例では同様の情報表示領域枠が五行×五列の計二十五
領域表示されている。文字情報表示部2は、各情報表示
領域枠内の文字情報表示部であり、ここに表示される文
字情報は情報表示領域枠に対応する座標域に配置された
情報のうちの一つがもつ情報の一部もしくは全部であ
り、一部である場合どの文字情報を表示するかの設定は
別途可能とする。3は各情報表示領域枠内の画像表示部
であり、ここに表示される画像は情報表示領域枠に対応
する座標域に配置された情報のうちの一つがもつ情報の
うち一部もしくは全部の画像情報の、原寸もしくは縮小
画像である。ある情報表示領域枠内にある時点で表示さ
れている文字情報と画像情報は同一の情報についてのも
のである。6は画像切り替えスイッチであり、これが表
示された情報表示領域枠には複数件の情報が配置され、
現在表示されている情報はそのうちの一つであることを
示しており、スイッチを操作することによって別の情報
へ表示を切り替えることができる。13は座標の縦軸で
あり、また座標横軸の中心位置と値も示す。この例では
座標横軸の中心は“50”という値であることを示して
いる。12はこの画面に表示する情報表示領域枠の配置
行数および配置列数を指定および表示するコンボボック
ス(選択式画面項目)であり、先に説明したとおり情報
表示領域枠が現在五行×五列の計二十五領域表示されて
いるのはこのコンボボックスの設定によっている。12
のコンボボックス右端にある下向きの黒い三角形が示さ
れたボタンをマウスカーソルによりクリックすると図2
のように項目下部にこの項目に設定しえる選択肢が表示
され、この状態からマウスカーソルにて適切な選択肢を
クリックすると、1の画面情報表示領域枠の数量および
配列が変更される。
【0024】全体マップ生成・表示画面部分641は図
1の実現例における情報配置状況を俯瞰する全体マップ
7、現在情報表示領域枠群にどの範囲が表示されている
かを全体マップにおいて示す枠70、全体マップにおい
て1つの情報表示領域枠を示すマス目の例で、情報の配
置件数が0であることを示す白色で塗られたもの71、
全体マップにおいて1つの情報表示領域枠を示すマス目
の例で、情報の配置件数が1であることを示す灰色で塗
られたもの72、全体マップにおいて1つの情報表示領
域枠を示すマス目の例で、情報の配置件数が複数である
ことを示す黒色で塗られたもの73、全体マップにおい
て1つの情報表示領域枠を示すマス目の例で、仮選択し
た情報が存することを示すため、仮選択した情報表示領
域枠に付加される模様つき枠の例4と同じ模様で塗られ
たもの74、全体マップにおいて1つの情報表示領域枠
を示すマス目の例で、仮選択した情報が存することを示
すため、仮選択した情報表示領域枠に付加される模様つ
き枠の例5と同じ模様で塗られたもの75、全体マップ
における各情報表示領域枠を示すマス目が、画面右部の
各情報表示領域枠の大きさに比してどれほど縮小されて
いるかを指示するリストボックス76、全体マップにお
ける座標横軸であり、同時に座標縦軸の中心位置を示す
77、全体マップにおける座標縦軸であり、同時に座標
横軸の中心位置を示す78、の画面要素により構成され
る部分に相当し、座標空間全体における衣装情報の分布
状況を概観表示する画面部分である。7は情報群が座標
空間にどのように配置されているかの概況を把握するた
めの全体マップの例である。70は情報表示領域枠群の
うちどの範囲が画面に表示されているかを示す枠であ
る。71のようなマス目が1に示されるような情報表示
領域枠を縮小表示したものに相当し、このように白色で
塗りつぶされたマス目は情報が1件も配置されていない
情報表示領域枠であることを示す。72のように灰色に
塗りつぶされたマス目は情報が1件のみ配置されている
情報表示領域枠であることを示す。73のように黒色で
塗りつぶされたマス目は情報が複数件配置されている情
報表示領域枠であることを示す。本例においてはマス目
の塗りつぶし色を3階調のみ用いているが、より多階
調、もしくは色、立体造形などを用い、より細かな配置
情報量を表す場合もある。74および75は、14およ
び15の仮選択された情報の座標上における位置を示
し、4および14、もしくは5および15に付与されてい
る枠の模様と同じ模様を施すことで、現在仮選択中の情
報の位置を識別しやすく表示している。76は全体マッ
プにおける71などの情報表示領域枠が、1などのもと
の情報表示領域枠の大きさに対して、どれだけの比率で
縮小されているかを指定および表示するリストボックス
であり、この値を変更すると全体マップの縮尺が変更さ
れ再表示される。77は座標の横軸であり、また座標縦
軸の中心位置も示している。78は座標の縦軸であり、
また座標横軸の中心位置も示している。71などに示さ
れる各マス目をクリックすると、16に示される中央の
情報表示領域枠にクリックしたマス目の座標位置が設定
され、それにあわせて全ての情報表示領域枠への情報配
置が変更、再表示される。
【0025】選択候補情報一覧表示画面部分651は図
1の実現例における仮選択した情報を表示する領域内の
表示順序の並び替えを指示するコマンドボタン8、情報
の仮選択を全て解消し、選択候補情報表示領域枠を空に
することを指示するコマンドボタン9、仮選択した情報
を表示する選択候補情報表示領域枠10、仮選択中の情
報群のうち選択候補情報表示領域枠に表示する範囲を変
更するスクロールバー11、仮選択した情報に付加され
る模様つき枠の1つ目の例14、仮選択した情報に付加
される模様つき枠の2つ目の例15、の画面要素により
構成される部分に相当し、631に表示された衣装情報
のうち任意の複数を指定し表示することで、座標中の離
れた位置にある情報も並べて表示し比較するための画面
部分である。10は所定の手段によって指定した情報の
選択候補を表示する領域である。この領域には情報表示
領域枠に表示されている情報から検索者が仮選択したも
のを表示する。仮選択を行うと、情報が選択候補情報表
示領域枠にも表示されると同時に、もとの情報表示領域
枠と双方に同一模様の枠が付加されて表示される(4と
14、および5と15)。各模様は同一情報については
同一のものとなるが、異なる情報間では重複しないよう
異なる模様が付与される。8は選択候補情報表示領域枠
内の情報の表示順並び替えを種々の方法で行うよう指示
するボタンである。9はすべての仮選択を解除し、選択
候補情報表示領域枠を空とするボタンである。11は選
択候補情報表示領域枠内のスクロールバーであり、表示
画面範囲ですべての仮選択情報が表示されない際にこれ
を用いて表示範囲の変更を行う。
【0026】上記の実施例では各種情報表示領域枠の配
置、および全体マップは2次元座標空間を前提としてい
るが、3次元もしくは1次元の座標空間を前提としたも
のでもよい。
【0027】また上記の実施例では表示される画像は1
情報について1つとしているが、これについては1情報
について複数の画像および動画や音声などを含むマルチ
メディアデータであってもよい。
【0028】同一座標内重複配列情報一覧表示画面60
2は、同一座標内情報一覧表示画面部分661と、全体
マップ生成・表示画面部分641と、選択候補情報一覧
表示画面部分651を具備する。同一座標内重複配列情
報一覧表示画面部分661は図5の実現例における、現
在画面に一覧表示中の情報群が配置されている情報表示
領域枠を特定する特徴量に関する情報を表示する画面領
域121、121の特徴量により特定される情報表示領
域枠に配置されている全ての情報を一覧表示する画面領
域122、122に表示される情報群の配置順の基準を
変更することを指示するコマンドボタン123、現在画
面から図1に示すような候補選択画面へ復帰することを
支持するコマンドボタン125、の画面要素により構成
される部分に相当し、指定された座標範囲に位置する全
ての情報の一覧表示を行う画面部分である。全体マップ
生成・表示画面部分641は座標配列情報表示画面60
1における同画面部分の各画面要素および、全体マップ
において現在一覧表示中の情報群が配置された情報表示
領域枠がどの座標に位置するかを示す枠124、により
構成される部分に相当し、座標空間全体における衣装情
報の分布状況を概観表示するとともに、その中での現在
一覧表示中の情報群が位置する座標を表示する画面部分
である。選択候補情報一覧表示画面部分651は座標配
列情報表示画面601における同画面部分と等しい画面
部分である。
【0029】単一情報詳細表示画面603は、単一情報
詳細表示画面部分671と、全体マップ生成・表示画面
部分641と、選択候補情報一覧表示画面部分651を
具備する。単一情報詳細表示画面部分671は図4の実
現例における、情報に含まれる詳細な情報を表示する画
面領域110、現在画面から図1に示すような通常画面
へ復帰することを支持するコマンドボタン112、の画
面要素により構成される部分に相当し、指定された情報
の詳細な内容表示を行う画面部分である。全体マップ生
成・表示画面部分641は座標配列情報表示画面601
における同画面部分の各画面要素および、全体マップに
おいて現在詳細表示中の情報が配置された情報表示領域
枠がどの座標に位置するかを示す枠111、により構成
される部分に相当し、座標空間全体における衣装情報の
分布状況を概観表示するとともに、その中での現在一覧
表示中の情報群が位置する座標を表示する画面部分であ
る。選択候補情報一覧表示画面部分651は座標配列情
報表示画面601における同画面部分と等しい画面部分
である。
【0030】2.情報検索装置の使用手順 本装置は初期状態において図1に例示される座標配列情
報表示画面601が表示される。使用者は情報配列基準
入力・表示画面部分621を操作して、衣装情報配列表
示画面部分631に表示される情報を変化させ、最も自
身の目的に適すると思われる情報を検索する。例えば、
「格式」と「色の明るさ」を基準として検索を行いたい
場合、23、33をそれぞれ「フォーマル」、「明る
い」に選択することで、右側がフォーマルであり、上側
が明るい色となるように検索が行われ、一覧表示がされ
る。その際明確な特徴量の指定は必要なく、自身の嗜好
を探る上で適当と思える特徴量種類を座標軸に適用する
ことを何通りか試行し、その経過において徐々に自身の
嗜好の方向性とそれにあった特徴量種類とその特徴量値
を絞り込んでいくことができる。必要に応じて、使用者
は特定情報を選択候補情報一覧表示画面部分651にも
表示させることができる。その際には対象とする情報に
マウスカーソルをあわせ、マウスの右ボタンをクリック
するなどの特定動作を行うことにより図3に例示される
機能選択肢一覧を表示し、105の“選択候補領域へ
(ドラッグ&ドロップ)”をクリックすることで行い、
情報表示領域枠から選択候補情報表示領域枠へ情報を直
接ドラッグ&ドロップしても同じコマンドが発効する。
選択候補情報一覧表示画面部分には複数の情報を表示す
ることができ、座標位置の離れた情報群を並べて表示す
ることが可能となる。例えば4、5はそれぞれ選択候補
表示領域10において14、15として表示されてい
る。
【0031】図5に例示される同一座標内重複配列情報
一覧表示画面602は、601のある座標領域内に複数
の情報が配置されている際、それら情報群を一覧表示す
るための画面である。602へ移行する場合には、60
1において一覧表示の対象とする座標領域にマウスカー
ソルをあわせ、マウスの右ボタンをクリックするなどの
特定動作を行うことにより図3に例示される機能選択肢
一覧を表示し、このうち104の“全て表示(ボタンを
ダブルクリック)”をクリックすることで行う。情報表
示領域枠中の表示情報切り替えスイッチボタン6をダブ
ルクリックしても同じコマンドが発効する。602から
601へ移動するには図5にて“<戻る”という表記で
例示されるコマンドボタン125をクリックすることで
行われる。また、601から602に移動することな
く、601の画面において座標領域内に重複した情報を
参照するには、情報表示領域枠内の表示情報切り替えス
イッチボタン6をクリックすることにより、表示する情
報を切り替えることで行うことが出来る。
【0032】図4に例示される単一情報詳細表示画面6
03は、601および602にて表示されるある特定情
報の詳細情報を表示するための画面である。603へ移
行する場合には601および602において詳細表示の
対象とする情報が表示される座標領域にマウスカーソル
をあわせ、マウスの右ボタンをクリックするなどの特定
動作を行うことにより図3に例示される機能選択肢一覧
を表示し、このうち103の“詳細表示(クリック)”
をクリックすることで行い、情報表示領域枠を直接クリ
ックしても同じコマンドが発効する。603から601
および602へ復帰するには図4にて“<戻る”という
表記で例示されるコマンドボタン112をクリックする
ことで行われる。
【0033】3.情報検索装置の効果 本発明の検索手法を用いれば、検索者は座標軸に対応し
た特徴量を任意に選択し、検索及び並べられた情報群を
見比べながら、自分の嗜好にあった情報の傾向および情
報そのものを絞り込んでいくことができる。さらに、比
較的自分の嗜好にあうと思われる情報を数点選択候補と
して別領域に表示し、見比べることができる。また、全
体マップにおいて特定のマス目をクリック指定すれば情
報表示領域枠群における表示も指定マス目の座標位置を
中心としたものに変更されることから、仮選択中の情報
が存する座標などを情報表示領域枠群の中央にするなど
の操作も簡易である。更に、比較的自分の嗜好にあうと
思われる情報を情報表示領域枠群の中央に配した状態
で、座標軸に対応する特徴量を変更して情報群の再配置
を行うことにより、さまざまな異なる基準から現時点で
選択している情報に近い位置付けの情報群を見比べるこ
とができる。加えて本発明の方式では情報の配置におい
て、その位置関係と量的関係が正確に対応した上、参照
が不可能になる情報も発生しない。
【0034】以上の特質をもった本発明の検索手法は、
求める情報の特徴や自分自身の嗜好なども不明確な状況
から、上記のさまざまな検索、配置、比較などの操作過
程を経ることで、自分の嗜好の傾向、および情報そのも
のをより具体的に絞り込んでいくことができる。
【0035】本発明は多量の多面的情報群から、自分の
嗜好や、置かれた状況などのあいまいな基準に合致する
ものを検索、選択することで効果を発揮する。よって大
量の商品を販売する電子商取引の電子カタログとその検
索、芸術やデザインの電子鑑賞における検索、自分にあ
った髪型やファッションの電子検索、詳細かつ多量のケ
ース別に対応が記述されたマニュアルの電子検索などに
適用することで効果を発揮する。
【0036】〔実施例2〕本実施例2は、特徴量を元に
髪型の選択を行うための情報検索装置である。本情報検
索装置は、髪型を求める理容店および美容店利用者や、
理容師、美容師、およびスタイリストなどが各条件にあ
った髪型を容易に選択することを支援するための装置で
ある。
【0037】本実施例2における情報検索装置の構成、
使用手順、効果は実施例1に準ずる。ただし各情報内容
は衣装から髪型へと変わり、それに伴い情報の表示形態
も図6に例示されるように若干変化する。201は各情
報表示領域枠内の画像表示部、202は同文字表示部で
あるが、情報表示領域枠内における位置付けが実施例1
と異なっている。このように検索対象とする情報の種類
により情報の内容と表示形態は適宜変更されうる。
【0038】203および204の、各座標軸に対応す
る特徴量を指定する項目において、指定候補となる特徴
量の種類も検索対象の情報種類によって変化しうるもの
とする。図6の例では“長さ”、“重い感じ”、など髪
型特有の特徴量が指定されており、他に髪型特有の特徴
量種類としては“巻きの強さ”、“色の濃さ”などの例
が考えられる。
【0039】図7は図6の状態から204の特徴量種類
を、205に例示する“巻きの強さ”に変更した際の状
態を例示したものである。この図では情報の配列表示部
における情報の配置が変化していること、全体マップに
表示される情報の分布状況も変化していること、ただし
配列表示部の中心にある画像は変化していないことなど
が示されている。
【0040】
【発明の効果】本第1発明の情報検索方法によれば、検
索者は座標軸に対応した特徴量を任意に選択し、検索及
び並べられた情報群を見比べながら、自分の嗜好にあっ
た情報の傾向および情報そのものを絞り込むことができ
る。本第2発明の情報検索方法によれば、全ての検索結
果をひと目で確認できるとともに、詳細を容易に求める
ことができる。本第3発明の情報検索方法によれば、検
索結果が座標上の同一位置もしくは近似位置に複数存在
し、情報が折り重なって表示された場合も、全ての情報
を容易に求めることが出来る。本第4発明の情報検索方
法によれば、1つ又は複数の任意の情報を選択候補とし
て画面上の別領域に複写表示することで、座標上の任意
の情報を座標位置に関係なく並べて表示し、見比べて検
討することが可能となる。本第5発明の情報検索方法に
よれば、マップ画面領域により座標空間における検索結
果の情報の分布状況が概観できるようになり、かつマッ
プ画面領域において任意の点を指定することで容易に表
示領域の移動を行えるようになる。本第6発明の情報検
索方法によれば、マップ画面領域により座標空間におけ
る検索結果の情報の分布状況が概観できるようになり、
かつマップ画面領域において任意の点を指定することで
容易に表示領域の移動を行えるようになることに加え
て、マップ画面領域にて現在情報表示領域で表示されて
いる範囲および選択候補として別領域に複写表示されて
いる情報の座標位置を表示することで、表示する領域の
選択などの判断を容易にする。本第7発明の情報検索方
法によれば、座標軸の目盛りを偏差値とすることで情報
の配置範囲が固定し検索を容易にすることを可能とす
る。本第8発明の情報検索方法によれば、座標軸に複数
の特徴量を対応させることで、より多元的な基準をもと
にした検索を可能とする。本第9発明の情報検索方法に
よれば、現在表示中の情報がどのような特徴量の値をも
つものかが示され、特徴量に関連する情報内容の傾向を
明確に把握可能となる。本第10発明の情報検索方法に
よれば、上記検索方法をヘアースタイルを検索対象とし
て適用することで、自分の嗜好にあったヘアースタイル
の傾向およびヘアースタイルそのものを容易に絞り込む
ことができる。本第11発明の情報検索装置によれば、
上記情報検索方法を用いて検索を行うことによって、自
分の嗜好にあった情報の傾向および情報そのものを容易
に絞り込むことができる。本第12発明の情報検索プロ
グラムによれば、上記情報検索方法を用いて検索を行う
ことによって、自分の嗜好にあった情報の傾向および情
報そのものを容易に絞り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例1の画面構成を説明するための模式
図である。
【図2】 本実施例1において表示行列数の変更処理に
ついて説明するための模式図である。
【図3】 本実施例1において情報表示領域枠を選択
し、機能一覧を表示させた状態について説明するための
模式図である。
【図4】 本実施例1においてある項目についての詳細
を表示させている状態を説明するための模式図である。
【図5】 本実施例1において、特定条件で検索を行っ
た結果を表示する状態を説明するための模式図である。
【図6】 本実施例2の画面構成を説明するための模式
図である。
【図7】 本実施例2において、特徴量を変更した際の
画面の状況を説明するための模式図である。
【図8】 本実施例1の機能構成を説明する図である。
【図9】 本実施例1の画面構成を説明する図である。
【符号の説明】
1:情報表示領域枠の一つ 2:情報表示領域枠内の文字情報表示例 3:情報表示領域枠内の画像情報表示例 4:仮選択した情報に付加される模様つき枠の例 5:仮選択した情報に付加される模様つき枠の例 6:1つの情報表示領域枠に複数の情報が配置された際
表示される表示情報切り替えスイッチボタンの例 7:情報配置状況を俯瞰する全体マップ 8:仮選択した情報を表示する領域内の表示順序の並び
替えを指示するコマンドボタン 9:情報の仮選択を全て解消し、選択候補情報表示領域
枠を空にすることを指示するコマンドボタン 10:仮選択した情報を表示する選択候補情報表示領域枠 11:仮選択中の情報群のうち選択候補情報表示領域枠に
表示する範囲を変更するスクロールバー 12:情報表示領域枠を何行および何列に並べ画面に表示
するかを指示選択するコンボボックス 13:縦の座標軸、同時に横の座標軸の中心位置とその特
徴量の値を示す 14:仮選択した情報に付加される模様つき枠の例 15:仮選択した情報に付加される模様つき枠の例 16:情報表示領域枠群の中央の情報表示領域枠 20:座標横軸の特徴量の扱いを偏差値で行うかどうかを
指示するチェックボックス 21:座標横軸における情報表示領域枠群の中央に位置す
る情報表示領域枠の特徴量の値 22:座標横軸における各情報表示領域枠の特徴量の値の
幅 23:座標横軸における配列の基準となる特徴量の種類 24:座標空間全体のうち横方向のどの範囲を画面に表示
するかを指示するスクロールバー 30:座標縦軸の特徴量の扱いを偏差値で行うかどうかを
指示するチェックボックス 31:座標縦軸における情報表示領域枠群の中央に位置す
る情報表示領域枠の特徴量の値 32:座標縦軸における各情報表示領域枠の特徴量の値の
幅 33:座標縦軸における配列の基準となる特徴量の種類 34:座標空間全体のうち縦方向のどの範囲を画面に表示
するかを指示するスクロールバー 70:現在情報表示領域枠群にどの範囲が表示されている
かを全体マップにおいて示す枠 71:全体マップにおいて1つの情報表示領域枠を示すマ
ス目の例で、情報の配置件数が0であることを示す白色
で塗られたもの 72:全体マップにおいて1つの情報表示領域枠を示すマ
ス目の例で、情報の配置件数が1であることを示す灰色
で塗られたもの 73:全体マップにおいて1つの情報表示領域枠を示すマ
ス目の例で、情報の配置件数が複数であることを示す黒
色で塗られたもの 74:全体マップにおいて1つの情報表示領域枠を示すマ
ス目の例で、仮選択した情報が存することを示すため、
仮選択した情報表示領域枠に付加される模様つき枠の例
4と同じ模様で塗られたもの 75:全体マップにおいて1つの情報表示領域枠を示すマ
ス目の例で、仮選択した情報が存することを示すため、
仮選択した情報表示領域枠に付加される模様つき枠の例
5と同じ模様で塗られたもの 76:全体マップにおける各情報表示領域枠を示すマス目
が、画面右部の各情報表示領域枠の大きさに比してどれ
ほど縮小されているかを指示するリストボックス 77:全体マップにおける座標横軸であり、同時に座標縦
軸の中心位置を示す 78:全体マップにおける座標縦軸であり、同時に座標横
軸の中心位置を示す 101:情報表示領域枠を右クリックした際に表示される
ポップアップメニュー 102:右クリックした情報表示領域枠に表示されている
情報を情報表示領域枠群の中央に配置し、それにあわせ
て他の情報表示領域枠の表示も変更することを指示する
コマンド選択肢 103:右クリックした情報表示領域枠に表示されている
情報を図4に示すような形で詳細表示を行うことを指示
するコマンド選択肢 104:右クリックした情報表示領域枠に配置されている
全ての情報を図5に示すような形で全て一覧表示を行う
ことを指示するコマンド選択肢 105:右クリックした情報表示領域枠に表示されている
情報を10に示す選択候補情報表示領域枠にコピーを行う
ことを指示するコマンド選択肢 110:情報に含まれる全ての情報を表示する画面領域 111:全体マップにおいて現在詳細表示中の情報がどの
座標に位置するかを示す枠 112:現在画面から図1に示すような通常画面へ復帰する
ことを支持するコマンドボタン 121:現在画面に一覧表示中の情報群が配置されている
情報表示領域枠を特定する特徴量に関する情報を表示す
る画面領域 122:121の特徴量により特定される情報表示領域枠に配
置されている全ての情報を一覧表示する画面領域 123:122に表示される情報群の配置順の基準を変更する
ことを指示するコマンドボタン 124:全体マップにおいて現在一覧表示中の情報群が配
置された情報表示領域枠がどの座標に位置するかを示す
枠 125:現在画面から図1に示すような通常画面へ復帰する
ことを支持するコマンドボタン 201:情報表示領域枠内の画像情報表示例 202:情報表示領域枠内の文字情報表示例 203:座標縦軸における配列の基準となる特徴量の種類 204:座標横軸における配列の基準となる特徴量の種類 205:座標横軸における配列の基準となる特徴量の種類 511:衣装データベース 512:特徴量マスターデータ 521:情報配列基準入力・表示手段 531:衣装情報配列・表示手段 541:全体マップ生成・表示手段 551:選択候補情報選択・選択候補情報一覧表示手段 561:同一座標域内情報群一覧表示対象座標選択・同一
座標域内情報群一覧表示手段 571:詳細表示情報選択・詳細表示手段 581:全体マップにおける配列中心選択手段 601:座標配列情報表示画面 602:同一座標内重複配列情報一覧表示画面 603:単一情報詳細表示画面 621:情報配列基準入力・表示画面部分 631:衣装情報配列表示画面部分 641:全体マップ生成・表示画面部分 651:選択候補情報一覧表示画面部分 661:同一座標内情報一覧表示画面部分 671:単一情報詳細表示画面部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 124 G06F 17/60 124 318 318G 504 504 (72)発明者 山川 裕子 名古屋市中村区椿町16番4号 しらさぎビ ル6D号室 バルバローグ合資会社内 Fターム(参考) 5B075 ND06 NK06 PP28 PQ02 PQ46 PQ48 PR01 PR08 UU40

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意数の検索対象から、二以上の該検索
    対象を検索表示するための情報検索方法であって、上記
    各検索対象はデータベースに蓄積され、該検索対象は、
    該検索対象の名称などを含む説明事項と、二以上の特徴
    量を具備し、任意の二以上の特徴量をそれぞれ軸とした
    座標空間に、各検索情報の具備する特徴量と一致する位
    置に該検索情報の該説明事項を配列した抽出画面を作成
    し、抽出画面を表示させるとともに該説明事項を選択さ
    せることで、選択された該説明事項を含む検索対象を選
    択したものとみなし、上記軸となる上記特徴量の種類、
    範囲、及び間隔は常時変更が可能であり、それぞれの変
    更が生じたと同時に、再配列及び表示を行うことを特徴
    とする情報検索方法。
  2. 【請求項2】 一画面内に表示可能となるように上記説
    明事項を縮小表示し、該縮小表示した説明事項を選択し
    た際に該説明事項を原寸表示する請求項1記載の情報検
    索方法。
  3. 【請求項3】 特徴量が一定範囲内の情報群については
    各範囲毎に画面上の同一位置に重ねて画像および題目を
    表示し、検索者の操作によって同一範囲内にて表示する
    情報を切り替える手段を備える請求項1又は2記載の情
    報検索装置。
  4. 【請求項4】 情報群を比較検討する過程で特定の画像
    を選択候補として仮指定した時に、指定した説明事項に
    マーカー枠を付与し、かつ画面上の特定領域にその画像
    を別途表示する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    情報検索方法。
  5. 【請求項5】 多次元座標空間全体もしくは一部におけ
    る情報群の配置分布状況と、そのうち現在画面上に表示
    されている空間領域を、表示する座標空間マップ画面領
    域を持ち、マップ中の各点を指定することで座標空間中
    の情報表示領域枠を変更する請求項1乃至4のいずれか
    一項に記載の情報検索装置。
  6. 【請求項6】 多次元座標空間全体もしくは一部におけ
    る情報群の配置分布状況と、そのうち現在画面上に表示
    されている空間領域と、選択候補として仮指定されてい
    る画像の座標空間における位置を示すマーカー枠と同様
    の識別を、表示する座標空間マップ領域を持ち、マップ
    中の各点を指定することで座標空間中の情報表示領域枠
    を変更する手段を備える請求項4記載の情報検索方法。
  7. 【請求項7】 上記説明事項の間隔は、上記各検索対象
    の特徴量の偏差値により決定する請求項1乃至6いずれ
    か一項に記載の情報検索方法。
  8. 【請求項8】 一つの座標軸に複数の特徴量を対応さ
    せ、当該座標軸における位置を各特徴量の偏差値の平均
    値により決定する請求項7記載の情報検索方法。
  9. 【請求項9】 画像の情報表示領域枠およびその近辺に
    おいて、現在座標空間の軸として採用されている特徴量
    の値を表示する請求項1乃至8いずれか一項に記載の情
    報検索方法。
  10. 【請求項10】 上記検索対象はヘアースタイルであっ
    て、上記特徴量は長さ、色の明るさ、重さ、広がり具
    合、巻きの強さ、奇抜さ及びかわいらしさのいずれか二
    種以上を含む請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情
    報検索方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか一項に記
    載の情報検索方法により任意数の検索対象から、1又は
    2以上の該検索対象を選択するための検索手段を備えた
    ことを特徴とする情報検索装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10のいずれか一項に記
    載の情報検索方法により任意数の検索対象から、1又は
    2以上の該検索対象を選択し、選択した該検索対象を出
    力することを特徴とする情報検索プログラム。
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