JP2003006136A - ポートリプリケータ - Google Patents

ポートリプリケータ

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JP2003006136A
JP2003006136A JP2001184241A JP2001184241A JP2003006136A JP 2003006136 A JP2003006136 A JP 2003006136A JP 2001184241 A JP2001184241 A JP 2001184241A JP 2001184241 A JP2001184241 A JP 2001184241A JP 2003006136 A JP2003006136 A JP 2003006136A
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JP2001184241A
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Takahiro Omichi
隆広 大道
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタやスキャナ等の周辺機器から、複数
のコンピュータ側のインターフェースの中から一つのイ
ンターフェースを選択してデータの移動や変換を可能に
するポートリプリケータを提供する。 【解決手段】 第二ポート群3のUSBをインターフェ
ースとする接続ポート68に接続された入力側機器であ
るスキャナ63からのデータは、ポートリプリケータ6
0内部のインターフェース用制御手段に取り込まれ、更
にインターフェース変換手段によって、第一ポート群2
を構成する接続ポート66又は67に接続された送信先
となるコンピュータ61又は62で使用されているUS
B又はIEEE1394のインターフェースに応じて変
換される。従って、インターフェースの異なるコンピュ
ータを選択して、データの転送が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用のノート型
パーソナルコンピュータやワープロ等の情報機器又は端
末装置の背面に拡張ユニットとして装備可能であり、複
数の周辺機器等に接続可能なコネクタ等を搭載した、コ
ネクタボックスとも称される簡易型のポートリプリケー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用のノート型パーソナルコン
ピュータ等の端末装置においては、小型化、軽量化及び
多機能化に著しい進歩が見られる。多機能化の一環とし
て、外部キーボード、マウス、スキャナ等の入力装置、
外部CRT、プリンタ等の出力装置、FDドライバ、M
Oドライバ、CDドライバ等の外部記憶媒体駆動装置、
及び、モデム、TA等の通信装置の様な多種多様な周辺
機器に対して、情報のやり取りのために接続することが
求められている。通常、端末装置と周辺機器とのインタ
ーフェースはその機器の種類によって異なっているの
で、一つの端末装置には、従来のインターフェース以外
に、周辺機器に対応した多種のインターフェースを接続
可能な各種コネクタから成る拡張ユニットとしてのポー
トリプリケータを設けることができる構造となってい
る。ポートリプリケータは、端末装置に対して取外し可
能であり、取外し状態では、端末装置は持ち運び可能と
なり、携帯性が確保されている。
【0003】しかし、端末装置のコンパクト化における
著しい進歩のためにスペースの確保が困難であること、
及び端子を配置するために必要な制御系の設計・設置に
煩雑さが伴うことを考慮して、一つの端末装置に複数の
インターフェースの入出力端子を配置することが困難な
状況となっている。このような状況に対処するために、
例えば、特開平10−116133号公報では、ノート
型パソコンにおいて、外部端子の入出力設定が可能で、
メディアプロセッサーデバイスに対し、各インターフェ
ースの入出力設定および内部信号処理を予めダウンロー
ドすることによって、入力インターフェースと出力イン
ターフェースを自動的に変換する「ポートリプリケー
タ」を用い、それによって、拡張性能を損なうことなく
機動性、携帯性を改善する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現状の「多機
能ポートリプリケータ」は、近年のコンピュータの開発
トレンド及び製造コスト等の都合により、例えば、US
BからRS232C、或いはUSBからパラレル接続の
ように、特定のインターフェース間の接続のみが可能と
なっている場合が多い。特に、従来の多機能ポートリプ
リケータは、図6に概略図として示すように、最近のU
SBインターフェースのみを持つコンピュータからレガ
シーインターフェースを有する周辺機器への接続を意図
した設計となっているため、単方向(USB→RS23
2C、USB→パラレル)しか通信先が選択できない状
況である。即ち、ポートリプリケータに接続されるプリ
ンタやスキャナ等の周辺機器からすれば、複数のコンピ
ュータ側のインターフェースの中から一つのインターフ
ェースを選択して通信することができるようなポートリ
プリケータは、従来は存在していなかった。
【0005】そこで、プリンタやスキャナ等の周辺機器
からは、従来と同様に、単一のコンピュータに接続可能
であると共に、複数のコンピュータが接続されるポート
リプリケータにあっては、複数のコンピュータ側のイン
ターフェースの中から一つのインターフェースを選択し
てデータの移動や変換を可能にする点で解決すべき課題
がある。
【0006】したがって、この発明の目的は、複数のコ
ンピュータと複数の周辺機器との間で双方向に通信先を
選択することを可能とし、多機能ポートリプリケータに
接続される全ての装置間の通信を可能とすることによっ
て各装置の操作性の利便性、ならびに通信処理の簡便性
を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るポートリ
ブリケータは、上記の課題を解決するため、複数のイン
ターフェースにそれぞれ対応する複数の接続ポートから
成る2組のポート群と、前記各ポート群に対応して設け
られ且つ前記接続ポートに接続される機器からのデータ
を取り込むインターフェース用制御手段と、前記インタ
ーフェース用制御手段を介して取り込んだ前記データを
入力側及び出力側で使用されている前記インターフェー
スに応じて変換するインターフェース変換手段とを備
え、前記インターフェース変換手段は、2組の前記ポー
ト群の前記接続ポート間での通信における入力側と出力
側の前記インターフェースを任意に選択可能であること
から成るという構成を有している。
【0008】上記のポートリブリケータの構成によれ
ば、2組のポート群の一方のポート群を構成する接続ポ
ートに接続された入力側機器からのデータは、インター
フェース用制御手段に取り込まれて、更にインターフェ
ース変換手段によって、他方のポート群を構成する接続
ポートに接続されたコンピュータで使用されているイン
ターフェースに応じて変換されて出力されるので、例え
ば、ポートリブリケータの一方のポート群の接続ポート
に接続されたプリンタやスキャナ等の周辺機器から、そ
れらの周辺機器の持つインターフェースとは異なるイン
ターフェースを持ち他方のポート群の接続ポートに接続
された幾つかのコンピュータに対して、送信先となるコ
ンピュータを選択してデータの転送が可能となる。例え
ば、レガシーインターフェースを有する周辺機器から、
周辺機器とは異なる(レガシー)インターフェースを有
するコンピュータへのインターフェース変換も可能とな
る。
【0009】このポートリプリケータにおいて、前記イ
ンターフェース用制御手段は、複数の前記機器間の通信
において、一方の前記ポート群の前記接続ポートから入
力された前記データに付け加えられている少なくとも一
つ以上の送信先の指定を含むヘッダ情報を基に、前記ヘ
ッダ情報を解析することにより前記送信先の前記インタ
ーフェースを判断し、前記インターフェース変換手段
は、前記データを前記送信先の前記インターフェース用
に変更し、変更された前記データを他方の前記ポート群
の前記接続ポートに送信することにより、前記送信先を
双方向に選択可能とすることができる。このように構成
した場合には、インターフェース用制御手段は、一方の
ポート群の接続ポートから入力されたデータに付け加え
られているヘッダ情報を解析することにより、ヘッダ情
報に含まれる送信先のインターフェースを判断し、イン
ターフェース変換手段は、データを、判断した送信先の
インターフェース用に変更して他方のポート群の接続ポ
ートに送信する。データの入力は、どちらの側のポート
群の接続ポートからも可能であり、変更されたデータは
反対側のポート群の接続ポートから出力されるので、送
信先は双方向に選択可能となる。
【0010】更に、前記ヘッダ情報に含まれる前記送信
先の指定についての情報を、前記送信先の装置種類とす
ることができる。このようにした場合には、インターフ
ェース用制御手段は、送信先の装置種類の情報に基づい
て、送信先のインターフェースを判断することが可能で
ある。
【0011】更に、前記ヘッダ情報に含まれる前記送信
先の指定についての情報が、前記送信先の前記インター
フェースの種類とすることができる。このように構成し
た場合には、インターフェース用制御手段は、送信先の
インターフェースの種類を直ちに判断することが可能で
ある。
【0012】また、このポートリプリケータにおいて、
前記ポートリプリケータはコンピュータ若しくは端末装
置に装着されており、送信されてきた前記データを前記
コンピュータ若しくは端末装置を介して、複数回のイン
ターフェース変換を行って前記データの送信先として要
求される指定装置に前記データを送信可能であるとする
ことができる。このように構成した場合には、例えば、
ポートリプリケータの一方のポート群の接続ポートに接
続されている周辺機器に送信されてきたデータは、ポー
トリプリケータの他方のポート群の接続ポートに接続さ
れているコンピュータ若しくは端末装置にインターフェ
ース変換を行って送信され、更に、コンピュータ若しく
は端末装置から、当該ポートリプリケータの一方のポー
ト群の接続ポートに接続されている指定装置に前記デー
タを送信することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。第一実施例は、双方向通信可能なポート
リプリケータにおいて、ヘッダ情報に含まれる送信先情
報を送信先装置のインターフェースの種類としたポート
リプリケータである。
【0014】図1は、ポートリプリケータ1の内部で行
われる変換、制御の機能を模式的に示すブロック図であ
る。双方向に通信先が選択可能とするために、ポートリ
プリケータ1の両側には、いくつかの汎用インターフェ
ースを並べた接続ポート11〜16から成る第一ポート
群2と、接続ポート21〜26から成る第二ポート群3
とが設けられている。ポートリプリケータ1の両ポート
群2,3の間には、変換、制御等の機能を行うメディア
プロセッサ4が設けられている。
【0015】送信先ヘッダ情報が付されたデータは、ポ
ートリプリケータ1の第一ポート群2の接続ポート11
〜16又は第二ポート群3の接続ポート21〜26の何
れか一つを通じてメディアプロセッサ4に入力される。
メディアプロセッサ4は、各インターフェースの制御回
路31〜36がプログラムされたプログラマブルインタ
ーフェース5、及び各インターフェースの制御回路41
〜46がプログラムされたプログラマブルインターフェ
ース6、及び送信先のインターフェース用データ形式を
変換するインターフェース変換ソフトウェア7を備えて
いる。
【0016】片方のポート群(ここでは、左側の第一ポ
ート群2とする)のいずれか一つの接続ポート(ここで
は、例えば、USBポート12とする)からポートリプ
リケータ1に入力された送信先ヘッダ情報は、データと
共にメディアプロセッサ4に入力される。この送信先ヘ
ッダ情報は、プログラマブルインターフェース5又は6
において、入力されたインターフェースと対応するよう
に選択される制御回路31〜36のいずれか一つのプロ
グラム(ここでは、パラレルインターフェース用のプロ
グラム32とする)を用いて処理され、インターフェー
ス変換ソフトウェア7の入力とされる。このとき、接続
ポート(USBポート12)から入力されたデータは、
プログラマブルインターフェース5の対応するプログラ
ム(プログラム32)によってその送信先ヘッダ情報が
解析され、送信先が認識される。メディアプロセッサ4
では、その送信先をインターフェース変換ソフトウェア
7に渡し、インターフェース変換ソフトウェア7はこの
送信先情報を元に変換プログラムを選択する。
【0017】基本的には、ポートリプリケータ1に送信
されてきた情報は、以下の手順で変換され、出力先に転
送されるものと認識される。1.予め、端末装置である
PCと周辺機器とをポートリプリケータ1に接続する時
点で、PC側のハードディスクに接続装置の情報(装置
名、インターフェース方式)が登録される。2.データ
送受信時は、PCがこのデータを元に送信ヘッダ作成
し、そのPCが接続されている接続ポートに送信する
(データ送信時はデータも送信)。3.プログラマブル
インターフェース5のプログラムは、送信ヘッダ内の出
力先装置名のヘッダを認識し、送信先情報(即ち、出力
装置のポート番号)を検知する。4.インターフェース
変換ソフトウェア7は、上記3の出力である送信先情報
を受取り、送信先情報で指定された接続ポートのインタ
ーフェースに応じて変換プログラムを選択し、入力され
たデータを変換しながら転送する。従って、インターフ
ェース変換プログラム7は接続ポートの検知を行わない
ものである。
【0018】インターフェース変換ソフトウェア7にお
いては、入力された送信先情報に基づき、変換プログラ
ムによって送信先のインターフェース用にデータ形式を
変換し、プログラマブルインターフェース6が実行する
プログラムを41〜46の内から選択した上で(ここで
は45のRS−232Cとする)、プログラマブルイン
ターフェース6へ出力し、前記選択されたプログラムを
用いて、出力側(ここでは図1における右側)の第二ポ
ート群3の接続ポート21〜26の内の何れか一つ(こ
こではシリアルRS−232Cポート25とする)へ出
力して、ポートリプリケータ1から出力される。
【0019】次に、図2及び図3に示す具体的接続例に
おいて、上記のポートリプリケータのデータ制御動作を
フローチャートを用いて示す。まず、図2の示すよう
な、従来技術と同様の接続例としたときのデータ転送を
行う実施例を、図3のフローチャートを用いて説明す
る。まず、図3のステップS1において、図2において
符号51で示すコンピュータPC1の側から、第一ポー
ト群2のUSBインターフェース54を介して、通信デ
ータをポートリプリケータ50に転送する。ステップS
2において、プログラマブルインターフェース(図1で
示す符号5)は、通信データに付け加えられたヘッダ情
報に基づいて、送信先の装置のインターフェースの種類
が何であるかを判断する。この実施例においては、ま
ず、送信先の装置のインターフェースの種類がIEEE
1394であるかどうかが判断され、IEEE1394
であるならば次のステップS3に進み、もしIEEE1
394でないならばステップS6に進む。
【0020】ステップS3においては、送信先の装置の
インターフェースの種類がIEEE1394であるとの
判断に基づき、メディアプロセッサ(図1で示す符号
4)がインターフェース変換ソフトウェア(図1で示す
符号7)を実行することにより、IEEE1394に適
合するように通信データのデータ形式を変換する。次の
ステップS4においては、変換された通信データは、メ
ディアプロセッサ(図1で示す符号4)のプログラマブ
ルインターフェース(図1で示す符号6)を経由して、
第二ポート群3の接続ポート56へ接続されたコンピュ
ータPC2(符号53で示す)へと出力される。接続ポ
ート56のインターフェースは、IEEE1394であ
る。ステップS5は、出力された通信データを、コンピ
ュータPC2・53が受信することを示している。次の
ステップS10では、ポートリプリケータ50に入力さ
れる通信データがあるかどうかが判断され、もし入力デ
ータがあるなら、ステップS1に戻って処理を開始し、
もし入力データがないなら処理を終了する。
【0021】送信先のインターフェース種類がIEEE
1394ではない場合には、ステップS6において、送
信先のインターフェースの種類がRS−232Cである
かどうかが判断される。送信先のインターフェースがR
S−232Cであるならば次のステップS7に進み、R
S−232Cでないならば装置の表示部にエラー表示等
が行われて処理が終了する(ステップ6−2)。ステッ
プS7では、送信先の装置のインターフェースの種類が
RS−232Cであるとの判断に基づいて、入力された
通信データがRS−232Cに適合するようにデータ形
式変換される。ステップS8では、変換された通信デー
タは、プログラマブルインターフェース(図1で示す符
号6)を経由して、ポートリプリケータ50のRS−2
32C用の接続ポート55に接続されているインクジェ
ットプリンタ52へと出力される。ステップS9は、通
信データをインクジェットプリンタ52が受信し、受信
データを用いて印刷を行うことを示す。ステップS9の
次にはステップS10に進み、ポートリプリケータ50
への入力データがあるかどうか判断される。
【0022】このように、本発明におけるポートリプリ
ケータ50は、従来と同様の接続例においても、送信先
を選択してデータ通信が可能である。また、インターフ
ェース変換ソフトウェア7を備えたメディアプロセッサ
4を用いることによって、利便性とコスト削減の効果が
期待できる。
【0023】次に、図4に示すように、本発明のより特
徴的な実施例である、通信先が双方向に選択可能な接続
例を考える。この接続例におけるデータ転送手順につい
て、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、こ
の接続例は、第二ポート群3の接続ポート68に接続さ
れているスキャナ63からデータ転送が始まる場合を示
している。
【0024】ステップS11において、符号61で示す
コンピュータPC1(以下、PC1・61と記す)側か
らUSBポート66を介して入力された受信先ヘッダ情
報は、プログラマブルインターフェース(図1における
符号5)においてUSBインターフェースのプログラム
でヘッダ情報が解析されて受信先が認識される。メディ
アプロセッサ(図1における符号4)では、その受信先
をインターフェース変換ソフトウェア(図1における符
号7)に渡し、インターフェース変換ソフトウェア7は
この受信先情報を元に変換プログラムを選択する。この
動作が終了後、S11−2において、スキャナ63より
USBポート68から入力データが入力され、インター
フェース変換ソフトウェア7において上記で選択された
変換プログラムを通じて、コンピュータPC1・61に
入力される。この例においては、送信元であるスキャナ
と、送信先、即ちPC1が共にUSBであるため、図5
においてS13のフローが選択される。仮にPC1・6
6がIEEE1394に接続されている場合は、S17
〜S18のフローが選択される。
【0025】即ち、PC1からポートリプリケータ60
に対して、入力デバイスに対するヘッダ(受信ヘッダ)
を入力し、ポートリプリケータ60のプログラマブルイ
ンターフェース5,6のプログラムでこのデータを元に
受信先情報を作成した後に、インターフェース変換ソフ
トウェア7が受信先情報を元に変換プログラムを選択
し、スキャナからデータが転送される。
【0026】ステップS13においては、送信先の装置
のインターフェースの種類がUSBであるとの判断に基
づき、メディアプロセッサ4は通信データのデータ形式
を変換せずに、メディアプロセッサ4のプログラマブル
インターフェースを経由して、第一ポート群2のインタ
ーフェースの種類をUSBとするポート66へ接続され
たコンピュータPC1・61へと出力する。ステップS
14では、転送されたデータをメモリに仮入力すると共
にディスプレイに表示し、出力された通信データをコン
ピュータPC1・61が受信すること示している。次の
ステップ15においては、コンピュータPC1・61に
おいて、受信したデータを他の端末へ転送する必要があ
るかどうかが判断され、転送の必要がある場合にはステ
ップS0に進み、これは図3のフローチャートのステッ
プS0となり、次のステップS1につながる。転送する
必要がない場合には、次のステップS16において、ポ
ートリプリケータ60に入力される通信データがあるか
どうかが判断され、もし入力データがあるなら、ステッ
プS11に戻って処理を開始し、もし入力データがない
なら処理を終了する。
【0027】送信先のインターフェースの種類がUSB
ではない場合、ステップS17において、送信先のイン
ターフェースの種類がIEEE1394であるかどうか
がプログラマブルインターフェース6で判断される。イ
ンターフェースの種類がIEEE1394である場合は
次のステップS18に進み、IEEE1394でない場
合には処理を終了する。ステップS18では、送信先の
インターフェースの種類がIEEE1394であるとの
判断に基づき、インターフェース変換ソフトウェア7が
入力された通借データをIEEE1394に適合するよ
うにデータ形式変換をする。ステップS19では、変換
された通信データは、プログラマブルインターフェース
5を経由して、ポートリプリケータ60のIEEE13
94用のポート67へ接続されたコンピュータPC3・
62へと出力される。次にはステップS16に進み、ポ
ートリプリケータ60に入力データがあるかどうか判断
される。
【0028】この実施例で示したように、本発明におけ
るポートリプリケータ60を用いれば、周辺機器(ここ
ではスキャナ)の側から送信先であるコンピュータ(P
C1,PC3)を選択することができるので、各装置の
操作性ならびに通信処理の簡便性が図られる。更に、レ
ガシーインターフェースを有する周辺機器から、レガシ
ーインターフェースを有するコンピュータヘのインター
フェース変換をすることも可能である。上記の構成によ
れば、周辺機器の側(例えばスキャナ)から送信された
データを、コンピュータ(例えばPC1)を介して、更
に周辺機器(例えばインクジェットプリンタ)へ送るこ
とも可能である。
【0029】
【発明の効果】上記の構成によれば、複数の接続ポート
から成る2組のポート群の前記接続ポートに接続される
機器からインターフェース用制御手段に取り込まれたデ
ータは、インターフェース変換手段によって、2組のポ
ート群の接続ポート間での通信における入力側及び出力
側で使用されているインターフェースに応じて変換され
るので、従来と同様に、一方のポート群に単一のコンピ
ュータを接続し且つ他方のポート群に多種類のインター
フェースから成る複数の装置を接続した接続例において
も、コンピュータから送信先を選択してデータ通信を可
能とした上で、更に、プリンタやスキャナ等の周辺機器
から、それらの周辺機器の持つインターフェースとは異
なるインターフェースをもつ幾つかのパーソナルコンピ
ュータヘ、送信先となるパーソナルコンピュータを選択
して通信することが可能となる。例えば、レガシーイン
ターフェースを有する周辺機器から、周辺機器とは異な
る(レガシー)インターフェースを有するコンピュータ
へのインターフェース変換も可能となる。従って、複数
のコンピュータと複数の周辺機器との間で双方向に通信
先を選択することができ、多機能ポートリプリケータに
接続される全ての装置間の通信ができるので、各装置の
操作性の利便性と通信処理の簡便性とを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるポートリプリケータの内部で行
われる機能を模式的に示すブロック図。
【図2】この発明によるポートリプリケータを従来技術
と同様に接続したときの実施例を示す概略図。
【図3】図2に示す実施例におけるデータ転送を説明す
るフローチャート。
【図4】この発明によるポートリプリケータを、通信先
が双方向に選択可能に接続した実施例を示す概略図。
【図5】図4に示す実施例におけるデータ転送を説明す
るフローチャート。
【図6】従来の多機能ポートリプリケータを示す概略
図。
【符号の説明】
1,50,60 ポートリプリケータ 2 第一ポート群 3 第二ポート群 4 メディアプロセッサ 5 プログラマブルインターフェース 6 プログラマブルインターフェース 7 インターフェース変換ソフトウェア 11〜16 接続ポート 21〜26 接続ポート 31〜36 制御回路 41〜46 制御回路 51,53 パーソナルコンピュータ 52 インクジェットプリンタ 54〜56 接続ポート 61,62,65 パーソナルコンピュータ 63 スキャナ 64 インクジェットプリンタ 66〜70 接続ポート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインターフェースにそれぞれ対応
    する複数の接続ポートから成る2組のポート群と、前記
    各ポート群に対応して設けられ且つ前記接続ポートに接
    続される機器からのデータを取り込むインターフェース
    用制御手段と、前記インターフェース用制御手段を介し
    て取り込んだ前記データを入力側及び出力側で使用され
    ている前記インターフェースに応じて変換するインター
    フェース変換手段とを備え、前記インターフェース変換
    手段は、2組の前記ポート群の前記接続ポート間での通
    信における入力側と出力側の前記インターフェースを任
    意に選択可能であることから成るポートリプリケータ。
  2. 【請求項2】 前記インターフェース用制御手段は、複
    数の前記機器間の通信において、一方の前記ポート群の
    前記接続ポートから入力された前記データに付け加えら
    れている少なくとも一つ以上の送信先の指定を含むヘッ
    ダ情報を基に、前記ヘッダ情報を解析することにより前
    記送信先の前記インターフェースを判断し、前記インタ
    ーフェース変換手段は、前記データを前記送信先の前記
    インターフェース用に変更し、変更された前記データを
    他方の前記ポート群の前記接続ポートに送信することに
    より、前記送信先を双方向に選択可能であることから成
    る請求項1に記載のポートリプリケータ。
  3. 【請求項3】 前記ヘッダ情報に含まれる前記送信先の
    指定についての情報が、前記送信先の装置種類であるこ
    とから成る請求項2に記載のポートリプリケータ。
  4. 【請求項4】 前記ヘッダ情報に含まれる前記送信先の
    指定についての情報が、前記送信先の前記インターフェ
    ースの種類であることから成る請求項2に記載のポート
    リプリケータ。
  5. 【請求項5】 前記ポートリプリケータはコンピュータ
    若しくは端末装置に装着されており、送信されてきた前
    記データを前記コンピュータ若しくは端末装置を介し
    て、複数回のインターフェース変換を行って前記データ
    の送信先として要求される指定装置に前記データを送信
    可能であることからなる請求項1〜4のいずれか1項に
    記載のポートリプリケータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179632A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kenwood Corp 車載用再生システム
JP6131376B1 (ja) * 2016-10-28 2017-05-17 株式会社計測技術研究所 信号入出力処理装置

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