JP2003005945A - 文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラム - Google Patents

文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラム

Info

Publication number
JP2003005945A
JP2003005945A JP2001190408A JP2001190408A JP2003005945A JP 2003005945 A JP2003005945 A JP 2003005945A JP 2001190408 A JP2001190408 A JP 2001190408A JP 2001190408 A JP2001190408 A JP 2001190408A JP 2003005945 A JP2003005945 A JP 2003005945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
input area
document
display condition
changing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001190408A
Other languages
English (en)
Inventor
Hayato Utsunomiya
速人 宇都宮
Katsuyasu Furukawa
勝康 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001190408A priority Critical patent/JP2003005945A/ja
Publication of JP2003005945A publication Critical patent/JP2003005945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 近年,Webページ等の文書のデザイン等の
複雑化と高密度化に伴って,該Webページ上におい
て,ユーザによる入力が可能な入力領域の所在を容易に
把握できないような事態が発生している。 【解決手段】 Webページ上において,入力領域を表
示させる際の表示条件が記憶された表示条件記憶手段
と,Webページの作成者によって指定された入力領域
の表示に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記
表示条件に基いて抽出手段で抽出された上記原表示条件
の内容を変更する変更手段とを具備し,変更手段によっ
て変更された表示条件に基いて,上記文書中の上記入力
領域を表示することを特徴とする文書表示システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,提供する情報を表
示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可
能な入力領域とを具備する文書を表示或いは変更する文
書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プロ
グラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,インターネット上のマルチメディ
ア情報検索システムが普及しており,特にHTML(H
yper Text Markup Languag
e)と言われるマークアップ言語で記述されたHTML
文書,即ちインターネット上のWebページが多く見か
けられる。このHTML形式で作成されたWebページ
は,テキスト,グラフィック,静止/動画,音声等のマ
ルチメディア情報が扱える他,関連したWebページを
“リンク”という手法で関連付けることによって,多種
多様なWebページにアクセスすることを可能としてい
る。このように多種多様なWebページ等の文書の表示
の際に,該文書を見る閲覧者(以下,「ユーザ」と称す
る。)自らの好みに合わせて上記文書を表示させるよう
な技術がある。例えば,特開平11−65547号公報
には,HTML文書の背景色,文字色,リンク色,文字
サイズ等をユーザが予め任意に設定した条件で表示させ
る文書表示システムについて開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述の
従来の技術では,ユーザが任意に変更できる部分は,W
ebページの作成者がユーザに対して情報を提供する情
報表示領域,即ち背景色,文字色,リンク色,文字サイ
ズ等に限定されており,近年の複雑化と高密度化が進む
Webページの表示に対するユーザのニーズを必ずしも
満足させるものではない。例えば,近年のHTML形式
で記述されたWebページは,上記情報表示領域のみな
らず,Webページ作成者がユーザより容易に情報が得
られるようにそのWebページ上にユーザによる入力を
可能にする入力領域が設けられている場合が多い。しか
し,上述のようにWebページの複雑化と高密度化に伴
い,ユーザが上記入力領域の所在を容易に把握できない
ような事態が発生している。また,上記以外にも,パー
ソナルコンピュータ等の情報処理装置の操作に不慣れな
ユーザが,検索エンジン等のWebページを利用する場
合においても,検索語句を入力するための入力領域の所
在を把握できないような事態が発生している。即ち,従
来の技術では,表示される文書中において,ユーザによ
る入力を可能にする入力領域の視認性を高めたり,識別
しやすくするようなことが不可能であり,更に,上記入
力領域をユーザの好みに合わせて表示させたりすること
も不可能であった。そこで,本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり,その目的とするところは,表示さ
れる文章中において,ユーザによる入力を可能にする入
力領域の視認性を高めたり,識別しやすくすることを可
能とし,ユーザの好みに合わせて上記入力領域を表示或
いは変更する文書表示システム,入力領域変更システ
ム,文書表示プログラムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,提供する情報
を表示する情報表示領域と,該情報の閲覧者による入力
が可能な入力領域とを具備する文書を表示する文書表示
システムにおいて,上記入力領域を表示させる際の表示
条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される上記
文書の作成者により指定された上記入力領域の表示に関
する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条件記
憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上記抽
出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更する変
更手段とを具備し,上記変更手段によって変更された上
記表示条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示
することを特徴とする文書表示システムとして構成され
ている。本発明がこのように構成されているので,上記
文書中の入力領域をユーザの好みにあわせて表示させた
り,上記入力領域の視認性を高める設定がなされること
で,情報処理装置の操作に不慣れな人や視覚障害の人で
も容易に上記入力領域を識別することが可能となる。
【0005】また,本発明を入力領域の変更に特化した
ものと捉えると,提供する情報を表示する情報表示領域
と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具
備する文書の該入力領域の表示条件を変更する入力領域
変更システムであって,上記入力領域を表示させる際の
表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される
上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示
に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条
件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上
記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更す
る変更手段とを具備してなることを特徴とする入力領域
変更システムと構成しても良い。本発明をこのように構
成することによって,例えば,入力領域の抽出,変更は
上記入力領域変更システムで行い,その変更結果を従来
のWebブラウザ等の文書表示システムを用いて表示す
ることが可能となるので,上記閲覧者の所有する文書表
示システムは従来のものを使用ながら上記入力領域を変
更して表示することが可能となる。
【0006】また,前記表示条件記憶手段に予め定めら
れる前記表示条件に前記入力領域のサイズ,色,形状,
又は変化に関する条件が含まれる場合に,前記文書中の
前記入力領域を上記条件に合うように変更して表示して
なるように構成しても良い。本発明をこのように構成す
ることで,きめ細かくユーザのニーズに対応することが
可能となり,更に,容易に上記入力領域の表示条件を定
めることが可能となる。
【0007】更にまた,前記変更手段によって変更され
た前記表示情報に基いて,前記文書中の前記入力領域を
更にサンプルとして表示するサンプル表示手段を具備す
ることが望ましい。この場合,上記表示条件の設定の際
にユーザはその入力領域の表示サンプルを見ながら設定
が可能となるので,ユーザの好みを十分に反映した設定
をすることが可能となる。
【0008】本発明をプログラムの発明として捉える
と,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の
閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を
表示する文書表示プログラムにおいて,情報処理装置
を,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶され
た表示条件記憶手段,表示される上記文書の作成者によ
り指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を
抽出する抽出手段,上記表示条件記憶手段に記憶されて
いる上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された
上記原表示条件の内容を変更する変更手段として機能さ
せることで,上記変更手段によって変更された上記表示
条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示するこ
とを特徴とする文書表示プログラムとして構成される。
上述のように本発明をプログラムとして捉えることで,
コンピュータ等の情報処理装置に本発明を採用すること
が容易に実現できるので,上記文書中の入力領域をユー
ザの好みにあわせて表示させたり,上記入力領域の視認
性を高める設定がなされることで,情報処理装置の操作
に不慣れな人や視覚障害の人でも容易に上記入力領域を
識別することが可能となり,例えば,Webページの閲
覧,入力がよりユーザニーズにあった状態で行うことが
可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は本発明の
実施の形態に係る文書表示システム,入力領域変更シス
テム,又は文書表示プログラムを採用する情報処理装置
Aの概略構成図,図2は該情報処理装置Aが行う一連の
処理を示したフローチャート,図3は表示条件テーブル
の一例図,図4は入力領域の表示条件を設定する際の一
連の処理を示すフローチャート,図5は入力領域の表示
条件を設定する際のウインドウの一例図である。
【0010】先ず,図1を用いて,本発明の実施の形態
に係る文書表示システム,入力領域変更システム,又は
文書表示プログラムを採用する情報処理装置Aの概略構
成について説明する。もちろん,本発明の文書表示シス
テム,入力領域変更システム,又は文書表示プログラム
は,上記情報処理装置Aのみに限定されて採用されるも
のではなく,本発明を利用することで同様の効果が得ら
れるものであれば如何なるものに採用しても良い。
【0011】情報処理装置Aは,図1に示すように,情
報処理装置Aで処理されている内容や状況等を表示する
表示装置10と,情報処理装置Aに対してユーザが各種
入力操作を行うものであって例えばキーボード,マウス
等の入力装置20と,情報処理装置Aで動作するプログ
ラムの記憶や該プログラムを展開するものであって例え
ばROM(リードオンリーメモリ),RAM(ランダム
アクセスメモリ)等である内部記憶装置30と,該内部
記憶装置30に比べて記憶容量が大きく,多量のプログ
ラムやデータ等を記憶する例えばHDD(ハードディス
クドライブ)等の外部記憶装置40と,情報処理装置A
を外部装置又は通信回線に接続し,データ等の送受信を
するための通信装置50と,上記各装置とバス70を介
して接続され,上記各装置を制御して情報処理装置Aの
全体制御やプログラム等の演算を行うCPU60とを具
備して構成されている。更に,上記情報処理装置Aは,
表示条件記憶機能,抽出機能,変更機能を具備し,これ
らの機能について説明する。
【0012】上記表示条件記憶機能とは,情報処理装置
Aが上記表示装置10に文書を表示させる場合におい
て,上記文書中に含まれるユーザによる入力が可能な入
力領域の表示条件を記憶する機能であって,プログラム
或いは回路によって実現されるものである。これらのプ
ログラム或いは回路が,表示条件記憶手段の一例であ
り,例えば,上記文書がインターネット上に多数存在す
るHTMLで作成されたWebページである場合に,そ
のWebページ内においてユーザによる入力が可能な入
力領域,例えばボタン,テキストボックス,ラジオボタ
ン,チェックボックス,セレクトボックス等の表示条件
を記憶するものである。この上記表示条件は,例えば,
図3に示すような表示条件テーブルとして内部記憶装置
30又は外部記憶装置40に記憶されている。特に,こ
の図3に示されている表示条件テーブルは,文書の作成
者により元々指定された入力領域の表示条件,即ち原表
示条件がHTML形式である場合に対応したものであ
る。つまり,上記表示条件テーブルとは,例えば図3に
示すように,上記文書中の入力領域の種別に関する項目
(即ち,HTMLのタグ)が入力領域種別110の欄に
列挙され,該入力領域の種別毎にその入力領域のサイ
ズ,表示色,形状,変化に関する項目が各々サイズ12
0,表示色130,形状140,変化150として関連
付けられたものである。
【0013】上記抽出機能とは,上述同様に情報処理装
置Aの表示装置10に文書を表示させる場合において,
該文書の作成者により元々指定されている前記入力領域
の表示に関する原表示条件を上記文書中より抽出する機
能であって,プログラム或いは回路によって実現される
ものである。これらのプログラム或いは回路が,抽出手
段の一例であり,例えば上述同様に,上記文書がインタ
ーネット上のWebページである場合に,該Webペー
ジの作成者によって記載されたHTMLのタグに基い
て,上記Webページ中の上記入力領域の表示に関する
原表示条件を抽出するものである。また,ここでいう
「作成者」とは,上記文書や上記Webページ等の作
成,変更等の編集を行った者,或いは関わった者も含む
こととする。
【0014】上記変更機能とは,上記表示条件記憶機能
で記憶された上記表示条件に基いて,上記入力領域の上
記原表示条件の内容を変更する機能であって,プログラ
ム或いは回路によって実現されるものである。これらの
プログラム或いは回路が,変更手段の一例であり,例え
ば上述同様に,上記文書がインターネット上のWebペ
ージである場合に,上記表示条件に基いて上記原表示条
件を変更することで,Web上の入力領域の表示形態を
変更させるものである。以下の説明では,上記文書の具
体例をHTML形式で記述されたWebページとし,情
報処理装置Aが受信したWebページを表示装置10に
表示させる場合について述べる。
【0015】次に,情報処理装置AがWebページ内の
入力領域の表示の形態を上記表示条件に沿うよう変更し
て表示させる一連の処理手順について,図2のフローチ
ャートを用いて説明する。処理はステップS10より開
始される。先ず,ユーザによって入力装置20が操作さ
れることによって,CPU60は外部記憶装置40より
Webページを表示させるための文書表示プログラムを
読み出して,内部記憶装置30に展開して起動する(S
10)。上述では,上記文書表示プログラムは外部記憶
装置40より読み出すとしたが,上記文書表示プログラ
ムが内部記憶装置30に記憶されているものならば内部
記憶装置30より読み出しても良い。次に,ユーザによ
って入力装置20が操作され,外部記憶装置40に記憶
されている文書ファイルのパス,又は通信装置50より
受信するインターネット上のWebページのアドレスが
指定される(S20)。以下では,ステップS20で,
Webページのアドレスが入力されたものとして説明す
る。CPU60は,ステップS20で指定されたWeb
ページの文書データを通信装置50で受信し,内部記憶
装置30で展開する(S30)。
【0016】そして,CPU60は,ステップS30で
展開した上記Webページの文書データ中より,該文書
データの作成者によって指定された上記入力領域の表示
に関する上記原表示条件を抽出する(S40)。この抽
出は,上記Webページの文書データがHTML形式で
記述されている場合は,例えば,HTML形式において
上記入力領域の表示に関する上記原表示条件の記述部分
である「INPUT TYPE」の記述を上記文書デー
タ中より抽出することで上記抽出が実施できる。もちろ
ん,HTML形式以外の形式で文書データが記述されて
いても,同様に上記入力領域の表示に関する上記原表示
条件の記述部分を抽出することで可能となる。更に,C
PU60は,上記ステップS40で抽出された上記入力
領域の表示に関する上記原表示条件を上記表示条件テー
ブル(図3参照)の内容に基いて変更する(S50)。
【0017】このステップS50の変更処理は次のよう
に行う。例えば,上記ステップS40で抽出された上記
入力領域の表示に関する上記原表示条件の1つとしてW
ebページ上の「ボタン」が上記文章中より抽出された
場合について説明する。この場合,通信装置50で受信
した文書データに記述されている上記ボタンの表示に関
する原表示条件を,表示条件テーブル(図3参照)の
「INPUT TYPE=button」の項目に記載
された表示条件に変更する。つまり,表示条件テーブル
に基いて,ボタンのサイズを「+5(受信した文書デー
タ中のボタンに対して5ピクセル分大きく)」,表示色
を「001122,FFEEDD(16進数表示)」,
形状を「3D−rise(立体的に浮き上がらす)」,
変化を「blink(明滅)」にそれぞれ変更する処理
が上記ステップS50で行われる。更に,上記表示条件
テーブル(図3参照)の他の表記例について説明する。
サイズ120の項目の「INPUT TYPE=rad
io」に対応する箇所は「16p」と記載されており,
これは受信した文書データに関係なく,ラジオボタンを
16ポイントの大きさにするということを示している。
形状140の項目については,「INPUT TYPE
=text」,「INPUT TYPE=radio」
に対応する箇所は「3D−sunken(立体的に窪ま
せる)」,「flat(平らにする)」と記載されてお
り,それぞれ「テキストボックスを立体的に窪ませ
る」,「ラジオボタンを他の情報表示領域と同じく平ら
に表示する」ことを表記している。また,表示色130
に関しては16進数で表示される。更に,「−」だけの
表記の部分は,上記受信した文書データに記述されてい
る入力領域の表示に関する原表示条件の通り表示するこ
とを表している。
【0018】CPU60は,上述のようなステップS5
0の変更処理が,上記文書データ中において全て行われ
たか否かを判断する(S60)。上記ステップS60の
判断で,未だに変更されてない入力領域が有ると判断さ
れた場合は,未変更の入力領域が無くなるまで上記ステ
ップS40,S50の処理が繰り返される。一方,ステ
ップS60で上記変更が全て行われたと判断された場合
は,CPU60は該変更後の文書データ(即ちWebペ
ージ)を表示装置10に表示する(S70)。以上,情
報処理装置Aにおいて上述のような処理が行われること
で,Webページ等の文書の作成者によって指定された
入力領域の表示に関する原表示条件を,上記表示条件テ
ーブルに記載された表示条件に合うように変更して表示
することが可能となる。
【0019】
【実施例】(実施例1)次に,上記表示条件テーブル
(図3)の設定と入力領域のサンプルの表示について図
4を用いて説明する。先ず,図2のステップS10と同
様に,情報処理装置Aはユーザの操作によって文書表示
プログラムを起動する(S110)。そして,ユーザは
文書表示プログラムより,表示条件テーブルの設定画面
を呼び出す(S120)。上記文書表示プログラムがG
UI(Garaphical User Interf
ace)を採用しているプログラムであるならば,表示
装置10に表示される上記文書表示プログラムのウイン
ドウをマウス等の入力装置を操作することで容易に上記
表示条件テーブルの設定画面(以下,「設定ウインド
ウ」と称する。)を呼び出すことが出来る。この設定ウ
インドウの具体例としては,図5に示すようなものにな
る。以下,図5も参照しながら説明する。ユーザによっ
て,上記設定ウインドウ中のタブ210〜250のいず
れかがマウス等の入力装置によって選択されることで,
設定しようとする入力領域の種別が選択される(S13
0)。そして,ステップS130で選択された入力領域
の種別(図5では「ボタン」)の現状の設定状況が「変
換前260」の欄に表示される(S140)。更に,ユ
ーザによって「表示サイズ変更280」,「表示色変更
290」,「表示形状変更300」,「視覚的変化変更
310」の欄で設定値の指定,選択が行われる(S15
0)。この時の指定,選択に合わせて「変換後270」
の欄に入力領域のサンプルが表示される。このサンプル
を表示しながら,ユーザは上記設定値の指定,選択が行
えるので,ユーザの好みを十分反映させた設定が可能と
なる。また,上記「表示サイズ変更280」,「表示色
変更290」,「表示形状変更300」,「視覚的変化
変更310」の欄は,順に図3の入力領域種別110,
サイズ120,表示色130,形状140,変化150
の内容をGUIで表現したものである。そして,ステッ
プS150の設定値の指定,選択の後に「OK320」
がマウスポインタで押下されることで,上記設定が確定
され表示条件テーブルに記憶される(S160)。上述
のようにして,表示条件テーブルの設定がユーザによっ
て容易に行うことが可能となる。
【0020】(実施例2)また,既に上で述べた説明に
おいて,特にステップS30からS60(図2参照)で
行われる処理(表示条件の抽出,変更)を,情報処理装
置Aが具備する文書表示システムとは別のシステム(入
力領域変更システム)にて行うようにしても良い。具体
的には,図2に示される一連の処理を,以下に示すよう
に2つのシステム(文書表示システム,入力領域変更シ
ステム)に振り分けて行うようにする。各ステップの処
理の詳細は既に述べたので,以下簡単に説明する。例え
ば,ユーザの操作によって,Webブラウザ等の文書表
示プログラムが起動し(S10),アドレスが指定され
る(S20)。次に,入力領域変更システムが,上記指
定されたアドレスに基いてWebページの文書データを
取得して展開する(S30)。また,この入力領域変更
システムは,上記文書表示システムの起動時に同時に起
動されても良いし,アドレスが指定されることで起動す
るようにしても良い。続いて,入力領域変更システム
は,展開した文書データ中より入力領域の原表示条件を
抽出して(S40),その表示条件を表示条件テーブル
に基いて変更する(S50)。この際に,公知のJav
aスクリプト,Javaアプレット等の技術を用いて様
々な表示形態を実現させるようにしても良い。次に,全
ての入力領域についてステップS40とS50の処理を
行ったか否かを判断する(S60)。ステップS60の
判断において,全ての入力領域についてステップS40
とS50の処理を行ったと判断されると,入力領域変更
システムによって変更された文書データを上記文書表示
システムが表示する(S70)。このように一連の処理
を2つのシステムに振り分けて行う形態としては,例え
ば,従来のWebブラウザを上記文書表示システムの一
例とし,上記入力領域変更システムを上記Webブラウ
ザのプラグインという形態であっても良い。また,別の
形態としては,同様に,従来のWebブラウザを上記文
書表示システムの一例とし,上記入力領域変更システム
を上記情報処理装置A以外のサーバ(例えば,プロキシ
サーバ)に組み込んだ形態であっても良い。更に,上記
情報処理装置Aに,上記文書表示システムの一例として
従来のWebブラウザを,上記入力領域変更システムの
一例としてプロキシサーバ機能を,共に組み込んだ形態
であっても良い。このような形態を採ることで,ユーザ
がWebブラウザを用いてWebページ等の閲覧を行う
と,自動的に上記入力領域変更手段によって入力領域の
表示条件が変更されて,該変更された入力領域を含むW
ebページを表示することが可能になる。
【0021】
【発明の効果】本発明は,提供する情報を表示する情報
表示領域と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領
域とを具備する文書を表示する文書表示システムにおい
て,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶され
た表示条件記憶手段と,表示される上記文書の作成者に
より指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件
を抽出する抽出手段と,上記表示条件記憶手段に記憶さ
れている上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出さ
れた上記原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備
し,上記変更手段によって変更された上記表示条件に基
いて,上記文書中の上記入力領域を表示することを特徴
とする文書表示システムとして構成されている。本発明
がこのように構成されているので,上記文書中の入力領
域をユーザの好みにあわせて表示させたり,上記入力領
域の視認性を高める設定がなされることで,情報処理装
置の操作に不慣れな人や視覚障害の人でも容易に上記入
力領域を識別することが可能となる。
【0022】また,本発明を入力領域の変更に特化した
ものと捉えると,提供する情報を表示する情報表示領域
と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具
備する文書の該入力領域の表示条件を変更する入力領域
変更システムであって,上記入力領域を表示させる際の
表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される
上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示
に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条
件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上
記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更す
る変更手段とを具備してなることを特徴とする入力領域
変更システムと構成しても良い。本発明をこのように構
成することによって,例えば,入力領域の抽出,変更は
上記入力領域変更システムで行い,その変更結果を従来
のWebブラウザ等の文書表示システムを用いて表示す
ることが可能となるので,上記閲覧者の所有する文書表
示システムは従来のものを使用ながら上記入力領域を変
更して表示することが可能となる。
【0023】また,前記表示条件記憶手段に予め定めら
れる前記表示条件に前記入力領域のサイズ,色,形状,
又は変化に関する条件が含まれる場合に,前記文書中の
前記入力領域を上記条件に合うように変更して表示して
なるように構成しても良い。本発明をこのように構成す
ることで,きめ細かくユーザのニーズに対応することが
可能となり,更に,容易に上記入力領域の表示条件を定
めることが可能となる。
【0024】更にまた,前記変更手段によって変更され
た前記表示情報に基いて,前記文書中の前記入力領域を
更にサンプルとして表示するサンプル表示手段を具備す
ることが望ましい。この場合,上記表示条件の設定の際
にユーザはその入力領域の表示サンプルを見ながら設定
が可能となるので,ユーザの好みを十分に反映した設定
をすることが可能となる。
【0025】本発明をプログラムの発明として捉える
と,提供する情報を表示する情報表示領域と,該情報の
閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書を
表示する文書表示プログラムにおいて,情報処理装置
を,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶され
た表示条件記憶手段,表示される上記文書の作成者によ
り指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を
抽出する抽出手段,上記表示条件記憶手段に記憶されて
いる上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された
上記原表示条件の内容を変更する変更手段として機能さ
せることで,上記変更手段によって変更された上記表示
条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示するこ
とを特徴とする文書表示プログラムとして構成される。
上述のように本発明をプログラムとして捉えることで,
コンピュータ等の情報処理装置に本発明を採用すること
が容易に実現できるので,上記文書中の入力領域をユー
ザの好みにあわせて表示させたり,上記入力領域の視認
性を高める設定がなされることで,情報処理装置の操作
に不慣れな人や視覚障害の人でも容易に上記入力領域を
識別することが可能となり,例えば,Webページの閲
覧,入力がよりユーザニーズにあった状態で行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る文書表示システ
ム,入力領域変更システム,又は文書表示プログラムを
採用する情報処理装置Aの概略構成図。
【図2】 情報処理装置Aが行う一連の処理を示したフ
ローチャート。
【図3】 表示条件テーブルの一例図。
【図4】 入力領域の表示条件を設定する際の一連の処
理を示すフローチャート。
【図5】 入力領域の表示条件を設定する際のウインド
ウの一例図。
【符号の説明】
A………情報処理装置 10………表示装置 20………入力装置 30………内部記憶装置 40………外部記憶装置 50………通信装置 60………CPU 70………バス
フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 CA03 FA02 FA09 5E501 AA01 BA03 CA02 CB02 CB09 CC17 DA11 DA14 FA03 FA07 FB04 FB27 FB28 FB30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提供する情報を表示する情報表示領域
    と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具
    備する文書を表示する文書表示システムにおいて,上記
    入力領域を表示させる際の表示条件が記憶された表示条
    件記憶手段と,表示される上記文書の作成者により指定
    された上記入力領域の表示に関する原表示条件を抽出す
    る抽出手段と,上記表示条件記憶手段に記憶されている
    上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された上記
    原表示条件の内容を変更する変更手段とを具備し,上記
    変更手段によって変更された上記表示条件に基いて,上
    記文書中の上記入力領域を表示することを特徴とする文
    書表示システム。
  2. 【請求項2】 提供する情報を表示する情報表示領域
    と,該情報の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具
    備する文書の該入力領域の表示条件を変更する入力領域
    変更システムであって,上記入力領域を表示させる際の
    表示条件が記憶された表示条件記憶手段と,表示される
    上記文書の作成者により指定された上記入力領域の表示
    に関する原表示条件を抽出する抽出手段と,上記表示条
    件記憶手段に記憶されている上記表示条件に基いて,上
    記抽出手段で抽出された上記原表示条件の内容を変更す
    る変更手段とを具備してなることを特徴とする入力領域
    変更システム。
  3. 【請求項3】 前記表示条件記憶手段に予め定められる
    前記表示条件に前記入力領域のサイズに関する条件が含
    まれる場合に,前記文書中の前記入力領域のサイズを変
    更して表示してなる請求項1記載の文書表示システム。
  4. 【請求項4】 前記表示条件記憶手段に予め定められる
    前記表示条件に前記入力領域の色に関する条件が含まれ
    る場合に,前記文書中の前記入力領域の色を変更して表
    示してなる請求項1,又は請求項3のいずれかに記載の
    文書表示システム。
  5. 【請求項5】 前記表示条件記憶手段に予め定められる
    前記表示条件に前記入力領域の形状に関する条件が含ま
    れる場合に,前記文書中の前記入力領域の形状を変更し
    て表示してなる請求項1,請求項3,又は請求項4のい
    ずれかに記載の文書表示システム。
  6. 【請求項6】 前記表示条件記憶手段に予め定められる
    前記表示条件に前記入力領域の変化に関する条件が含ま
    れる場合に,前記文書中の前記入力領域の変化を変更し
    て表示してなる請求項1,又は請求項3から請求項5の
    いずれかに記載の文書表示システム。
  7. 【請求項7】 前記変更手段によって変更された前記表
    示情報に基いて,前記文書中の前記入力領域を更にサン
    プルとして表示するサンプル表示手段を具備してなる請
    求項1,又は請求項3から請求項6のいずれかに記載の
    文書表示システム。
  8. 【請求項8】 情報を提供する情報表示領域と,該情報
    の閲覧者による入力が可能な入力領域とを具備する文書
    を表示する文書表示プログラムにおいて,情報処理装置
    を,上記入力領域を表示させる際の表示条件が記憶され
    た表示条件記憶手段,表示される上記文書の作成者によ
    り指定された上記入力領域の表示に関する原表示条件を
    抽出する抽出手段,上記表示条件記憶手段に記憶されて
    いる上記表示条件に基いて,上記抽出手段で抽出された
    上記原表示条件の内容を変更する変更手段として機能さ
    せることで,上記変更手段によって変更された上記表示
    条件に基いて,上記文書中の上記入力領域を表示するこ
    とを特徴とする文書表示プログラム。
JP2001190408A 2001-06-22 2001-06-22 文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラム Pending JP2003005945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001190408A JP2003005945A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001190408A JP2003005945A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003005945A true JP2003005945A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19029179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001190408A Pending JP2003005945A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003005945A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351679A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Sysmex Corp 試料分析装置および試料分析装置に用いる外部記憶媒体
JP2009237454A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP7178033B1 (ja) * 2022-07-20 2022-11-25 株式会社スカイコム 文書設定システム、文書設定方法及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351679A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Sysmex Corp 試料分析装置および試料分析装置に用いる外部記憶媒体
JP4505265B2 (ja) * 2004-06-09 2010-07-21 シスメックス株式会社 試料分析装置および試料分析装置に用いる外部記憶媒体
JP2009237454A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP7178033B1 (ja) * 2022-07-20 2022-11-25 株式会社スカイコム 文書設定システム、文書設定方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7272790B2 (en) Method and device for automatically selecting a frame for display
US8745515B2 (en) Presentation of large pages on small displays
US8812500B2 (en) System and method of displaying related sites
EP1355270B1 (en) Thumbnail image browsing method in an embedded system
KR101472844B1 (ko) 적응적 문서 디스플레이 장치 및 방법
US20150227494A1 (en) Creating and editing dynamic graphics via a web interface
US7015922B2 (en) Image display method and portable terminal for displaying selected image
US20140380229A1 (en) System, method and user interface for designing customizable products from a mobile device
RU2662632C2 (ru) Представление документов фиксированного формата в формате с измененной компоновкой
CN105740364B (zh) 页面处理方法及相关装置
JPWO2008041743A1 (ja) 端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム
JP2021512415A (ja) デジタルコンポーネントのバックドロップレンダリング
JP2008041003A (ja) 文書表示処理装置および文書表示処理プログラム
US6964017B1 (en) System and method of creating interactive visual content
JP2003005945A (ja) 文書表示システム,入力領域変更システム,文書表示プログラム
US20140232751A1 (en) Information display device, method of displaying information, and computer program product
JP2011028779A (ja) 携帯端末、携帯端末の制御方法及びプログラム
JP2009289107A (ja) 情報処理装置
JP4305325B2 (ja) 付箋情報処理方法、付箋情報処理システム及び付箋情報処理プログラム
JP4637557B2 (ja) 携帯端末、携帯端末の制御方法及びプログラム
JP2012014488A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US20040237026A1 (en) System and method for creating reminders in electronic documents
KR20070018875A (ko) 디스플레이를 위한 프레임 자동 선택 방법 및 장치
US8356069B2 (en) Communication apparatus and storage medium storing program
JP2010244271A (ja) Xmlファイル作成方法、情報処理装置、xmlファイル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090901