JP2003005719A - 信号線駆動装置、電源調整装置、画像表示装置 - Google Patents

信号線駆動装置、電源調整装置、画像表示装置

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JP2003005719A
JP2003005719A JP2001188712A JP2001188712A JP2003005719A JP 2003005719 A JP2003005719 A JP 2003005719A JP 2001188712 A JP2001188712 A JP 2001188712A JP 2001188712 A JP2001188712 A JP 2001188712A JP 2003005719 A JP2003005719 A JP 2003005719A
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voltage
power supply
signal line
driving device
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JP2001188712A
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English (en)
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Shigeyuki Hashimoto
茂幸 橋本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソースドライバICチップにおいて、アナロ
グ電源電圧とアナログ信号電圧間の電位の逆転を防ぐ。 【解決手段】 走査信号線と、画像信号線と、アナログ
電源とを有する画像表示装置におけるソースドライバに
おいて、所定数の前記画像信号線および/または所定数
の前記走査信号線を駆動させるソースドライバICチッ
プ4が複数配列され、電源から配線が分岐され、それぞ
れのソースドライバICチップ4に接続されており、ソ
ースドライバICチップ4は、前記電源から供給される
電圧を調整する分圧抵抗r10、バッファ11およびア
ナログスイッチ9と、調整された電圧を用いて、前記画
像信号線に画像信号を出力するサンプルホールド回路1
4と有し、電源からソースドライバICチップまでの配
線の長さに応じて、電源から供給される電圧を調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン・モ
ニタ及び、カーナビゲーション等の映像機器やコンピュ
ータ等の情報機器の表示装置として使用される液晶表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、AV、OA、車載、情報通信と様
々な用途において、液晶表示装置の占める割合が、急速
に拡大している中、薄型、軽量、低コストの要望はます
ます強くなっており、アクティブ素子を形成したガラス
基板上に、液晶を駆動させるためのソースドライバIC
チップと、ゲートドライバICチップを直接実装するこ
とで、厚み方向のコンパクト化を進展させたCOG(チ
ップ・オン・グラス)方式液晶表示装置が一般化しつつ
ある。
【0003】ここで、ソースドライバICチップの役割
は、R、G、Bビデオ信号を受け取り、水平の1ライン
分の信号を、液晶パネルの各ソースラインに線順次に出
力することであるが、その動作について、図5(a)〜
(i)に示すタイミングチャートで簡単に説明する。
【0004】図5(a)において、OEHは出力イネー
ブル端子に加えられる信号であり、その立ち上がりで、
直前の1水平周期の期間にサンプリング、ホールドされ
た映像信号を出力するものである。
【0005】また、図5(b)はサンプル開始入力信号
STH1、図5(c)はサンプル開始出力信号STH2
であり、映像信号のサンプリング開始信号として入出力
するものである。
【0006】ソースドライバICチップには、STH
1、STH2と称するサンプリング開始入出力信号端子
が2個あり、画面に表示される信号が、左から右へシフ
トする場合、STH1端子がスタートパルス信号の入力
端子となり、STH2端子がキャリアウト信号出力端子
となる。シフト方向が逆に設定された場合は、STH2
端子がスタートパルス信号入力端子となり、STH1端
子がキャリアウト信号出力端子となる。
【0007】以下の動作説明を簡単にするため、シフト
方向を左から右の場合に限定する。図5(d)CLK
1、(e)CLK2、(f)CLK3は、互いに位相が
120°ずつずれた3相パルスであり、それぞれR信
号、G信号、B信号をサンプリングするためのパルスで
ある。R、G、Bは、それぞれR(赤)、G(緑)、B
(青)信号である。
【0008】まず、スタートパルス信号STH1が入力
され、CLK1の0番目の立ち上がりに同期して内部に
取り込まれ、CLK1の1番目の立ち上がりからCLK
1の2番目の立ち上がり迄の期間、アナログ信号R1の
サンプリングを行い、次の出力イネーブル信号OEHの
立ち上がり迄の期間ホールドしている。
【0009】同様にCLK2、CLK3の立ち上がり
で、アナログ信号G1、B1もサンプリングされ、同じ
く次の出力イネーブル信号OEHの立ち上がり迄の期間
ホールドされる。以下順次CLK1、CLK2、CLK
3の立ち上がりで、アナログ信号R2、G2、B2、・
・・・・がサンプリングされ、次のOEHの立ち上がり
迄の期間ホールドされる。
【0010】そして、CLK1の79番目の立ち上がり
でキャリアウト信号STH2が出力される。大画面駆動
を行う際には、ソースドライバICチップ1段目のキャ
リアウト信号STH2を次段のソースドライバICチッ
プのスタートパルス信号入力端子に接続することによ
り、容易に液晶駆動出力端子数を拡張することができ
る。このようにして、水平の1ライン分のRGBデータ
が画面上に表示される。
【0011】以下、従来の液晶表示装置について図面を
参照しながら説明する。
【0012】図3は、従来の液晶表示装置の構成図であ
り、図4は、図3に示すソースドライバICチップの出
力ブロックA部分の拡大図である。ここで、1は対向電
極ガラス基板、2は画素電極ガラス基板、3はゲートド
ライバICチップ、4はソースドライバICチップ、5
は電源と各種制御信号配線、6はゲートドライバICチ
ップ3及びソースドライバICチップ4の出力配線、7
はフレキシブル配線板、8は配線抵抗R、13は出力バ
ッファ、14はサンプルホールド回路である。
【0013】これらの図によれば、画素電極ガラス基板
2をTFTアレイ側の基板にしており、その画素電極ガ
ラス基板2に対向して、対向電極ガラス基板1を配置し
ており、これらのガラス基板の間に液晶が封入され、表
示領域が形成される。表示領域の外周と画素電極ガラス
基板2の外周との間には、非表示領域が形成され、この
非表示領域上にゲートドライバICチップ3とソースド
ライバICチップ4を実装する。
【0014】また、このゲートドライバICチップ3、
ソースドライバICチップ4は、ゲートドライバICチ
ップ及びソースドライバICチップの出力配線6を介し
て、表示領域の電極とも接続している。ゲートドライバ
ICチップ3の入力側には、電源と各種制御信号配線5
を介して、ソースドライバICチップ4の入力側には、
電源と各種制御信号配線5を介して、フレキシブル配線
板7が、導電粒子と接着剤から構成されているACF
(異方性導電膜)により接続されており、外部からゲー
トドライバICチップ3、ソースドライバICチップ4
を駆動する信号と、電源電圧を供給し、ゲートドライバ
ICチップ3、ソースドライバICチップ4の出力の接
続先である液晶表示セルに文字又は画像が表示される。
【0015】このような構成の液晶表示装置において、
ソースドライバICチップ4には、図5で動作説明し
た、液晶駆動出力端子に出力するためのアナログ信号
R、G、Bが、0.2V〜(アナログ電源電圧−0.2
V)の振幅範囲で入力されている。
【0016】通常、ソースドライバICチップ4内の、
R、G、Bビデオ信号を受け取り、水平の1ライン分の
信号を出力する、サンプルホールド回路14や出力バッ
ファ13等の、アナログ回路用のアナログ電源電圧とし
ては、5Vを供給しており、アナログ信号振幅は、これ
を越えない0.2V〜4.8Vの範囲で交流反転しなが
ら入力されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3で示すよ
うに、非表示領域部に配置された各ソースドライバIC
チップ4に接続されている電源と各種制御信号配線5
は、電源電圧及び各種制御信号を供給しているフレキシ
ブル配線板7から遠離るに従い、配線抵抗R8が累積さ
れ増大していく。
【0018】ところで、図7に示すように、ソースドラ
イバICチップ4に供給されるアナログ信号電圧は、1
水平走査期間毎にその向きを変える矩形波として示さ
れ、アナログ電源電圧は、理想的には一定の電圧5Vと
して供給されるべきだが、1H毎の立ち上がりにて僅か
に電圧降下を起こす。特に、ソースドライバIC4が、
表示領域4に対して画像信号電圧を出力する2水平走査
期間毎に、電圧降下は大きくなり、立ち上がりのカーブ
が鈍くなる。
【0019】このカーブの大きさは、配線抵抗R8の増
大とともに大きくなり、フレキシブル配線板7から遠い
ソースドライバICにおいては、図7のαにて示す部分
のように、水平走査期間の立ち上がりにおいて、アナロ
グ電源電圧とアナログ信号振幅の電位の逆転が起こって
しまう。
【0020】このように、アナログ電源電圧を越えてア
ナログ信号が入力された場合、表示領域に於ける画面異
常発生や、最悪の場合、ソースドライバICチップ4を
破壊する可能性がある、という問題点を有していた。
【0021】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、電源からの距離に関わらず、電源電圧と信号電圧
の電位の関係が逆転することのないような電源電圧を全
ての駆動回路に供給可能とする信号線駆動装置および電
源調整装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、走査信号線
と、画像信号線と、電源とを有する画像表示装置におけ
る信号線駆動装置において、所定数の前記画像信号線お
よび/または所定数の前記走査信号線を駆動させる駆動
単位が複数配列され、前記電源から電圧配線が分岐さ
れ、それぞれの前記駆動単位に接続されており、前記駆
動単位は、前記電源から供給される電圧を調整する電圧
調整手段と、調整された電圧を用いて、前記画像信号線
に画像信号を出力する出力手段と有し、前記電圧調整手
段は、前記電源から該調整手段が属する前記駆動単位ま
での前記電圧配線の長さに応じて、前記電源から供給さ
れる電圧を調整する信号線駆動装置である。
【0023】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記電圧調整手段は、入力された電圧を、その大き
さ以下になるよう調整している第1の本発明の信号線駆
動装置である。
【0024】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記電圧調整手段は、分圧回路を有する第1の本発
明の信号線駆動装置である。
【0025】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、走査信号線と、画像信号線と、電源と、所定数の前
記画像信号線および/または所定数の前記走査信号線を
駆動させる、複数の駆動単位とを有する画像表示装置に
おける電源調整装置であって、前記電源から電圧入力を
うけ、これを調整する電圧調整手段と、前記電圧調整手
段と前記駆動手段とをそれぞれ接続する、複数の接続配
線とを備え、前記電圧調整手段は、前記接続配線の長さ
に応じて、前記電源の電圧を調整して、前記接続配線に
出力する電源調整装置である。
【0026】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記電圧調整手段は、入力された電圧を、その大き
さ以下になるよう調整している第4の本発明の電源調整
装置である。
【0027】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記電圧調整手段は、分圧回路を有する第4の本発
明の電源調整装置である。
【0028】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、第1の本発明の信号線駆動装置と、前記走査信号線
に走査信号の出力を行う走査信号線駆動装置または前記
画像信号線に画像信号の出力を行う画像信号線駆動装置
と、前記信号線駆動装置から画像信号の入力をうけ、前
記走査信号駆動装置から走査信号の入力をうけて画像を
表示する画像表示パネルとを備えた画像表示装置であ
る。
【0029】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、第4の本発明の電源調整装置と、前記走査信号線に
走査信号の出力を行う走査信号線駆動装置または前記画
像信号線に画像信号の出力を行う画像信号線駆動装置
と、前記信号線駆動装置から画像信号の入力をうけ、前
記走査信号駆動装置から走査信号の入力をうけて画像を
表示する画像表示パネルとを備えた画像表示装置であ
る。
【0030】以上のような本発明は、表示領域部と、横
方向に走査しデータをサンプリング後、上記表示領域部
に出力する少なくとも2個以上で構成された液晶駆動用
ソースドライバICチップと、表示領域部の縦方向の走
査を行う液晶駆動用ゲートドライバICチップと、上記
各ソースドライバICチップ、及びゲートドライバIC
チップの電源と各種制御信号配線、及びゲートドライバ
ICチップ及びソースドライバICチップの出力配線を
配置した非表示領域部と、液晶駆動用ICチップへの各
種制御信号及び電源電圧供給のためのバス配線を配置し
たフレキシブル配線板を備え、上記各ソースドライバI
Cチップ内の、R、G、Bビデオ信号を受け取り、水平
の1ライン分の信号を出力する、サンプルホールド回路
や出力バッファ等の、アナログ回路用のアナログ電源電
圧を、外部からの制御コマンドにより、任意の値に選択
することが出来ることを特徴とする。
【0031】以上により、各ソースドライバICチップ
内に、分圧抵抗、バッファ、任意のアナログ電源電圧を
選択することが出来るアナログスイッチ、及び外部から
のコマンド制御を行うためのアナログスイッチ制御回路
を配置し、外部からの制御コマンドにより、アナログス
イッチ位置を切換えることで、R、G、Bビデオ信号を
受け取り、水平の1ライン分の信号を出力する、サンプ
ルホールド回路や出力バッファ等のアナログ回路に、フ
レキシブル配線板からの距離に関わらず、一定したアナ
ログ電源電圧を供給して、アナログ信号電圧と電位が逆
転することのない液晶表示装置を実現できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0033】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による液晶表示装置の構成図であり、図2は、図
1に示すソースドライバICチップ4の出力ブロックA
部分の拡大図である。
【0034】図1において、1は対向電極ガラス基板、
2は画素電極ガラス基板、3はゲートドライバICチッ
プ、4はソースドライバICチップ、5は電源と各種制
御信号配線、6はゲートドライバICチップ及びソース
ドライバICチップの出力配線、7はフレキシブル配線
板、8は配線抵抗R、9はアナログスイッチ、10は分
圧抵抗r、11はバッファ、12はスイッチ制御回路、
13は出力バッファ、14はサンプルホールド回路であ
る。
【0035】画素電極ガラス基板2はTFTアレイ側の
基板にしており、そのガラス基板2に対向して、対向電
極ガラス基板1を配置しており、これらのガラス基板の
間に液晶が封入され、表示領域が形成される。表示領域
の外周と画素電極ガラス基板2の外周との間には、非表
示領域が形成され、この非表示領域上にゲートドライバ
ICチップ3とソースドライバICチップ4とを実装す
る。また、このゲートドライバICチップ3、ソースド
ライバICチップ4は、ゲートドライバICチップ3及
びソースドライバICチップ4の出力配線6を介して、
表示領域の電極とも接続している。ゲートドライバIC
チップ3の入力側には、電源と各種制御信号配線5を介
して、ソースドライバICチップ4の入力側には、電源
と各種制御信号配線5を介して、フレキシブル配線板7
が、導電粒子と接着剤から構成されているACF(異方
性導電膜)により接続されており、外部からゲートドラ
イバICチップ3、ソースドライバICチップ4を駆動
する信号と、電源電圧を供給し、ゲートドライバICチ
ップ3、ソースドライバICチップ4の出力の接続先で
ある液晶表示セルに文字又は画像が表示される。
【0036】また、図2において、図4と同一部または
相当部には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。ま
た、10は分圧抵抗r、11はバッファ、9は任意のア
ナログ電源電圧を選択することが出来るアナログスイッ
チ、12は外部からのコマンド制御を行うためのアナロ
グスイッチ制御回路である。
【0037】このような構成の液晶表示装置において、
ソースドライバICチップ4には、図5を参照して動作
説明した、液晶駆動出力端子に出力するためのアナログ
信号R、G、Bが、0.2V〜(アナログ電源電圧−
0.2V)の振幅範囲で交流反転しながら入力されてい
る。
【0038】アナログ電源からは、フレキシブル配線7
から、各ソースドライバICチップ4に、サンプルホー
ルド回路14や出力バッファ13等の、アナログ回路用
のアナログ電源電圧が供給される。このとき、アナログ
電源の電圧は、フレキシブル配線板7から最も遠いソー
スドライバICチップ4aにおいて、電源配線5におけ
る配線抵抗R8の累積による電圧降下が、1水平期間毎
に生じた場合でも、アナログ信号電圧を越えることのな
い電圧(例えば5V)を十分確保できるだけの裕度を持
った電圧(例えば6V)に設定されている。
【0039】各ソースドライバICチップ4において
は、電源と各種信号配線5から入力したアナログ電源電
圧は、内部の分圧抵抗r10で分圧される。
【0040】一方、外部からスイッチ制御回路12に、
制御コマンドを送ると、スイッチ制御回路12は、サン
プルホールド回路14に、動作に必要な電圧5Vが供給
されるようにアナログスイッチ9の位置を選択する。分
圧された電圧は、バッファ11を通して、選択されたア
ナログスイッチ9から5Vとして出力される。
【0041】このとき、スイッチ制御回路12は、フレ
キシブル配線板7から遠離るに従い、アナログ電源電圧
の電圧降下は大きくなるので、ソースドライバICチッ
プ4内部のアナログスイッチ9位置を変化させて、一定
して、アナログ信号電圧を越えることのない電圧5Vと
なるように選択する。したがって、ソースドライバを構
成する各ソースドライバICチップは、フレキシブル配
線板7から接続された電源配線5の距離が短いものほど
バッファ11における分圧の度合いは大きくなり、遠ざ
かるほど小さくなる。このとき、フレキシブル基板7か
らの距離が最も長い電源配線においては、分圧を行わ
ず、電圧降下したアナログ電源電圧をそのまま出力する
ようにしてもよい。
【0042】これにより、フレキシブル配線板7からの
距離に関わらず、一定したアナログ電源電圧を供給し
て、アナログ信号電圧とアナログ電源電圧との関係を一
定に保つことが出来る。なお、完成した液晶表示装置内
でソースドライバICチップ4の位置関係が変わること
はないので、スイッチ制御回路12によるアナログスイ
ッチ9の位置選択の動作は、最初の一度でよい。
【0043】また、予めソースドライバICチップ4の
位置が決定している場合は、アナログスイッチの選択位
置を前もって決定しておくことができるため、スイッチ
制御回路12を省略した構成としてもよい。
【0044】また、上記の実施の形態では、アナログ回
路における動作に必要な電圧は5Vであるとしたが、こ
れは、全ての水平走査期間において、サンプルホールド
回路14に供給されるアナログ信号電圧より大きい電圧
値であればよい。
【0045】(実施の形態2)図6(b)は、本発明の
実施の形態2による液晶表示装置の構成図である。図に
おいて、図1と同一部または相当部には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0046】また、本実施の形態は、アナログ電源の供
給源であるフレキシブル配線板7からアナログ電源電圧
の供給をうける電圧調整手段100と、電圧調整手段1
00から、各ソースドライバICチップ4に接続された
接続配線101a〜101dを有する。
【0047】また、電圧調整手段100は、図6(b)
に示すように、フレキシブル配線板7からの入力を分岐
し、この分岐された各入力をうける分圧回路100a〜
100dを備え、分圧回路100aは接続配線101a
と、分圧回路100bは接続配線101bと、分圧回路
100cは接続配線101cと、分圧回路100dは接
続配線101dと、それぞれ接続している。
【0048】また、各接続配線101a〜101dに関
して、接続配線101dは、電圧調整手段100から最
も遠い位置にあるソースドライバICチップ4と接続さ
れているため、101a〜101dの各接続配線の中で
一番長い。また、接続配線101aは、電圧調整手段1
00から最も近い位置にあるソースドライバICチップ
4と接続されているため、101a〜101dの各接続
配線の中で一番短い。すなわち、接続配線101a〜1
01dの長さは、対応するソースドライバICチップ3
の配置場所に応じてそれぞれ異なっている。
【0049】このような構成を有する本実施の形態の動
作を以下に説明する。ただし、アナログ電源からフレキ
シブル配線板7に供給される電圧は、実施の形態1と同
様6ボルトであり、各ソースドライバICチップ4が、
全ての水平走査期間においてアナログ信号電圧を超える
ことなく動作するのに必要な電圧は、5Vであるものと
する。
【0050】分圧回路100aは、接続配線101aの
長さに基づき、アナログ電源から供給される6Vを、5
Vまで分圧する。同様に、分圧回路100b〜100c
は、それぞれの接続配線101b〜101cの長さに基
づき、アナログ電源から供給される6Vを、5Vまで分
圧する。このとき、各接続配線101a〜101dの長
さは、対応するソースドライバICチップ4の配置場所
に応じてそれぞれ異なるため、各分圧回路101a〜1
01dの分圧の割合は互いに異なり、フレキシブル配線
板7に近いソースドライバICチップ4ほど、接続配線
長が短くなるため、その分圧回路の分圧の程度は大きく
なり、フレキシブル配線板7に遠いソースドライバIC
チップ4ほど、接続配線長が長くなるため、その分圧回
路の分圧の程度は小さくなるように設定されている。こ
のとき、フレキシブル基板7からの距離が最も長くなる
接続配線に対しては、分圧をおこなわないか、または分
圧回路を設けず、電圧降下したアナログ電源電圧をその
まま出力するようにしてもよい。
【0051】このように、本実施の形態によれば、各ソ
ースドライバICチップは従来の構成と同一としたまま
で、フレキシブル配線板7からの距離に関わらず、一定
したアナログ電源電圧を供給して、アナログ信号電圧と
アナログ電源電圧との関係を一定に保つことが出来る。
【0052】なお、上記の各実施の形態において、フレ
キシブル配線板7に、配線5を介して接続された全ての
ソースドライバICチップ4、および全てのソースドラ
イバICチップ4を接続する配線5は、本発明の信号線
駆動装置の一例である。また、アナログ電圧を供給する
フレキシブル配線板7は、本発明の電源の一部である。
また、それぞれのソースドライバICチップ4単体は、
本発明の駆動単位の一例である。また、全てのソースド
ライバ5と接続する配線5は、本発明の電圧配線の一例
である。また、分圧抵抗r10、バッファ11およびア
ナログスイッチ9は本発明の電圧調整手段の一例であ
り、サンプルホールド回路14は本発明の出力手段の一
例である。また、分圧抵抗r10および分圧回路100
a〜100dは本発明の分圧回路の一例である。また、
接続配線101a〜10bは、本発明の接続配線の一例
である。
【0053】したがって、本発明は、上記の実施の形態
に限定されるものではなく、表示領域の種類は、アクテ
ィブマトリックス型や単純マトリックス型や、その他の
種類のパネルであっても良いことは、言うまでもない。
【0054】また、上記の実施の形態では、本発明の信
号線駆動装置、電源調整装置の一例として、画像信号駆
動装置に用いられるソースドライバICチップを例にし
ているが、本発明は、走査信号駆動装置に用いられるゲ
ートドライバICチップにおいても、画面サイズによ
り、2個以上使用する場合があるので、同様に応用可能
である。要するに、本発明の信号線駆動装置、電源調整
装置は、走査信号線駆動装置または画像信号線駆動装置
のいずれか一方、または両方に用いるものとしてもよ
い。
【0055】また、本発明は、走査信号線駆動装置また
は画像信号線駆動装置のいずれか一方、または両方に本
発明の信号線駆動装置を用いた画像表示装置として実現
してもよい。
【0056】また、本発明は、本発明の電源調整装置
と、走査信号線駆動装置および画像信号線駆動装置と画
像表示パネルとを備えた画像表示装置として実現しても
よい。
【0057】また、上記の実施の形態においては、本発
明を液晶表示装置に用いた例として説明を行ったが、本
発明は、信号線および信号線に駆動信号を出力すること
により動作する画像表示装置にならば、プラズマディス
プレイなど、他の画像表示装置に用いてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、信号線駆動装置において、アナログ電源電圧とアナ
ログ入力信号の電位の逆転を防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の液晶表示装置を示す構
成図である。
【図2】図1に示すソースドライバICチップの出力ブ
ロックA部分の拡大図である。
【図3】従来の液晶表示装置を示す構成図である。
【図4】図3に示すソースドライバICチップの出力ブ
ロックA部分の拡大図である。
【図5】サンプリング開始入出力信号とクロックとのタ
イミング図である。
【図6】(a)本発明の実施の形態2の液晶表示装置を
示す構成図である。 (b)電圧調整手段100の内部構成を示す図である。
【図7】従来のソースドライバICチップにおける、ア
ナログ信号電圧とアナログ電源電圧との関係を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 対向電極ガラス基板 2 画素電極ガラス基板 3 ゲートドライバICチップ 4 ソースドライバICチップ 5 電源と各種制御信号配線 6 ゲートドライバICチップ及びソースドライバIC
チップの出力配線 7 フレキシブル配線板 8 配線抵抗R 9 アナログスイッチ 10 分圧抵抗r 11 バッファ 12 スイッチ制御回路 13 出力バッファ 14 サンプルホールド回路 100 電圧調整手段 100a、100b、100c、100d 分圧回路 101a、101b、101c、101d 接続配線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 623L

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査信号線と、画像信号線と、電源とを
    有する画像表示装置における信号線駆動装置において、 所定数の前記画像信号線および/または所定数の前記走
    査信号線を駆動させる駆動単位が複数配列され、 前記電源から電圧配線が分岐され、それぞれの前記駆動
    単位に接続されており、 前記駆動単位は、前記電源から供給される電圧を調整す
    る電圧調整手段と、 調整された電圧を用いて、前記画像信号線に画像信号を
    出力する出力手段と有し、 前記電圧調整手段は、前記電源から該調整手段が属する
    前記駆動単位までの前記電圧配線の長さに応じて、前記
    電源から供給される電圧を調整する信号線駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧調整手段は、入力された電圧
    を、その大きさ以下になるよう調整している請求項1に
    記載の信号線駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧調整手段は、分圧回路を有する
    請求項1に記載の信号線駆動装置。
  4. 【請求項4】 走査信号線と、画像信号線と、電源と、
    所定数の前記画像信号線および/または所定数の前記走
    査信号線を駆動させる、複数の駆動単位とを有する画像
    表示装置における電源調整装置であって、 前記電源から電圧入力をうけ、これを調整する電圧調整
    手段と、 前記電圧調整手段と前記駆動手段とをそれぞれ接続す
    る、複数の接続配線とを備え、 前記電圧調整手段は、前記接続配線の長さに応じて、前
    記電源の電圧を調整して、前記接続配線に出力する電源
    調整装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧調整手段は、入力された電圧
    を、その大きさ以下になるよう調整している請求項4に
    記載の電源調整装置。
  6. 【請求項6】 前記電圧調整手段は、分圧回路を有する
    請求項4に記載の電源調整装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の信号線駆動装置と、 前記走査信号線に走査信号の出力を行う走査信号線駆動
    装置または前記画像信号線に画像信号の出力を行う画像
    信号線駆動装置と、 前記信号線駆動装置から画像信号の入力をうけ、前記走
    査信号駆動装置から走査信号の入力をうけて画像を表示
    する画像表示パネルとを備えた画像表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の電源調整装置と、 前記走査信号線に走査信号の出力を行う走査信号線駆動
    装置または前記画像信号線に画像信号の出力を行う画像
    信号線駆動装置と、 前記信号線駆動装置から画像信号の入力をうけ、前記走
    査信号駆動装置から走査信号の入力をうけて画像を表示
    する画像表示パネルとを備えた画像表示装置。
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