JP2003004074A - 電磁ブレーキ及び電磁ブレーキ付き駆動装置 - Google Patents

電磁ブレーキ及び電磁ブレーキ付き駆動装置

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JP2003004074A
JP2003004074A JP2001186668A JP2001186668A JP2003004074A JP 2003004074 A JP2003004074 A JP 2003004074A JP 2001186668 A JP2001186668 A JP 2001186668A JP 2001186668 A JP2001186668 A JP 2001186668A JP 2003004074 A JP2003004074 A JP 2003004074A
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Takahiro Yamamoto
高寛 山本
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Fuj Hensokuki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】電磁石15の作動に伴い、手動回転軸のブ
レーキプレート13を吸引して吸引状態とした場合、ブ
レーキプレート13に働く圧縮コイルばね24の圧接力
に電磁石15の吸引力が打ち勝ち、ブレーキプレート1
3がモータ側回転軸6のブレーキプレート14から離脱
して離脱状態となる。その離脱状態で制動機構16は、
制動プレート20がブレーキプレート13を制動する第
一制動状態Pを取る。また、電磁石15の作動に伴い、
手動回転軸のブレーキプレート13に対する吸引を解除
して吸引解除状態とした場合、圧縮コイルばね24の圧
接力がブレーキプレート13に働き、ブレーキプレート
13がモータ側回転軸6のブレーキプレート14に接続
されて接続状態となる。その接続状態で制動機構16
は、制動プレート20がブレーキプレート13を介して
ブレーキプレート14を制動する第二制動状態Qを取
る。 【効果】制動機構16を簡単にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁ブレーキ、
並びに、この電磁ブレーキを利用した駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、実公平7−47598号公報に
記載の電動シャッター開閉機においては、同公報の図面
(特に第1図)に示すように、ハンドル付きブレーキシ
ャフト5に設けたブレーキドラム4と、シャッター駆動
用電動機軸1に設けたブレーキシュー2と、このブレー
キドラム4とブレーキシュー2とを互いに相対動させて
接離させるように作動する電磁クラッチ17とを備えて
いる。このブレーキドラム4には当板13が電磁クラッ
チ17に面して一体的に取着され、このブレーキドラム
4と当板13との間にはチェーン鎖車6が取り付けられ
ている。
【0003】この電磁クラッチ17を励磁すると、ブレ
ーキシュー2のブレーキライニング3に対しブレーキド
ラム4が制動スプリング16の弾力に抗して離間してシ
ャッター駆動用電動機軸1が回転可能となる。このブレ
ーキドラム4は、チェーン鎖車6に対するロックピン2
6の係止により制動される。シャッター駆動用電動機軸
1が駆動し得る状態であるにもかかわらず、このブレー
キドラム4のロックによりハンドル付きブレーキシャフ
ト5をロックすることができる。
【0004】この電磁クラッチ17を消磁すると、ブレ
ーキシュー2のブレーキライニング3に対しブレーキド
ラム4が制動スプリング16の弾力により圧接される。
このブレーキシュー2は、チェーン鎖車6に対するロッ
クピン26の係止により、前記ブレーキドラム4を介し
て制動される。このブレーキドラム4に対するロックを
チェーン7により解除すると、ハンドル付きブレーキシ
ャフト5を操作してシャッター駆動用電動機軸1を手動
により回転させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術で
は、ブレーキドラム4やブレーキシュー2のロック及び
ロック解除をチェーン鎖車6に対するロックピン26の
係脱により行っているので、制動機構が複雑になる問題
があった。
【0006】本発明は、電磁ブレーキ及び電磁ブレーキ
付き駆動装置において、制動機構を簡単にすることを目
的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】後記実施
形態の図面(図1〜3)の符号を援用して本発明を説明
する。 * 請求項1の発明 この発明にかかる電磁ブレーキ(5)は、下記のように
構成されている。
【0008】この電磁ブレーキ(5)は、第一可動部材
(9)に設けたブレーキ部(13)と、第二可動部材
(6)に設けたブレーキ部(14)と、この第一可動部
材(9)のブレーキ部(13)と第二可動部材(6)の
ブレーキ部(14)とを互いに相対動させて接離させる
ように作動する電磁石(15)と、第二可動部材(6)
のブレーキ部(14)との間で第一可動部材(9)のブ
レーキ部(13)を挟むように配置されて第一可動部材
(9)のブレーキ部(13)に対し相対動し得る制動部
(20)を有する制動機構(16)とを備えている。例
えば、制動機構(16)を電磁石(15)と第一可動部
材(9)のブレーキ部(13)との間に設けている。
【0009】前記電磁石(15)の作動に伴い、例え
ば、第一可動部材(9)のブレーキ部(13)を吸引し
て吸引状態とした場合、第一可動部材(9)のブレーキ
部(13)に働く圧接力付与手段である弾性体(圧接ば
ねとしての圧縮コイルばね24)の圧接力に電磁石(1
5)の吸引力が打ち勝ち、第一可動部材(9)のブレー
キ部(13)が第二可動部材(6)のブレーキ部(1
4)から離脱して離脱状態となる。その離脱状態で前記
制動機構(16)は、制動部(20)が第一可動部材
(9)のブレーキ部(13)を制動する第一制動状態
(P)を取る。この第一制動状態(P)では、第一可動
部材(9)のブレーキ部(13)が制動機構(16)に
より制動されて第一可動部材(9)の回転が阻止される
とともに、第二可動部材(6)の回転が許容される。
【0010】前記電磁石(15)の作動に伴い、例え
ば、第一可動部材(9)のブレーキ部(13)に対する
吸引を解除して吸引解除状態とした場合、圧接力付与手
段である弾性体(圧接ばねとしての圧縮コイルばね2
4)の圧接力が第一可動部材(9)のブレーキ部(1
3)に働き、第一可動部材(9)のブレーキ部(13)
が第二可動部材(6)のブレーキ部(14)に接続され
て接続状態となる。その接続状態で前記制動機構(1
6)は、制動部(20)が第一可動部材(9)のブレー
キ部(13)を介して第二可動部材(6)のブレーキ部
(14)を制動する第二制動状態(Q)を取る。この第
二制動状態(Q)では、第二可動部材(6)のブレーキ
部(14)が制動機構(16)により第一可動部材
(9)のブレーキ部(13)を介して制動されて第二可
動部材(6)の回転が阻止される。
【0011】この発明では、電磁石(15)の作動に伴
い、制動部(20)が第一可動部材(9)のブレーキ部
(13)に対し相対動することにより、制動機構(1
6)が第一制動状態(P)と第二制動状態(Q)とを取
る。従って、従来技術のようにチェーン鎖車6に対する
ロックピン26の係脱を採用した制動機構と異なり、制
動機構(16)を簡単にすることができる。
【0012】* 請求項2の発明 この発明は、請求項1の発明を前提として下記のように
構成されている。前記接続状態では、第一可動部材(回
転部材としての回転軸9)のブレーキ部(ブレーキプレ
ート13)が第二可動部材(回転部材としての回転軸
6)のブレーキ部(ブレーキプレート14)に圧接され
て摩擦接触する。例えば、第一可動部材(9)のブレー
キ部(13)は、回転中心線(12a)を中心にして回
転可能に且つこの回転中心線(12a)の方向へ移動可
能に支持されている。
【0013】この発明では、第一可動部材(9)のブレ
ーキ部(13)と第二可動部材(6)のブレーキ部(1
4)との相対動による接離動作を簡単な構造で容易に行
なうことができる。従って、制動機構(16)を簡単に
することができる。
【0014】* 請求項3の発明 この発明は、請求項2の発明を前提として下記のように
構成されている。前記制動機構(16)の制動部(制動
プレート20)は、第一制動状態(P)及び第二制動状
態(Q)で、第一可動部材(9)のブレーキ部(ブレー
キプレート13)に圧接されて摩擦接触する。例えば、
弾性体(圧接ばねとしての圧縮コイルばね24)の圧接
力がこの制動部(20)を介して第一可動部材(9)の
ブレーキ部(13)に働く。例えば、制動部(20)
は、第一可動部材(9)のブレーキ部(13)の回転中
心線(12a)の方向へ移動可能に支持されている。そ
の場合、制動部(20)は、回動阻止ストッパ(ピン2
3及び孔25)により、この回転中心線(12a)を中
心にして回転不能に支持されている。第一可動部材
(9)を操作すると、制動機構(16)において制動部
(20)に対し第一可動部材(9)が滑りながら、第二
可動部材(6)を手動により回動させることができる。
【0015】この発明では、制動機構(16)の制動部
(20)と第一可動部材(9)のブレーキ部(13)と
の相対動に伴う圧接動作を簡単な構造で容易に行なうこ
とができる。従って、制動機構(16)を簡単にするこ
とができる。
【0016】* 請求項4の発明 この発明にかかる電磁ブレーキ付き駆動装置(1)は、
下記のように構成されている。
【0017】この電磁ブレーキ付き駆動装置(1)は、
請求項3に記載の電磁ブレーキ(5)を備えている。こ
の電磁ブレーキ(5)の第一可動部材は手動回転軸
(9)である。この電磁ブレーキ(5)の第二可動部材
はモータ(4)に連動するモータ側回転軸(6)であ
る。前記接続状態では、手動回転軸(9)を回動させた
場合にこの手動回転軸(9)のブレーキ部(13)がモ
ータ側回転軸(6)のブレーキ部(14)とともに制動
機構(16)の制動部(20)に対し回動してモータ側
回転軸(6)が回動する。
【0018】この発明では、手動回転軸(9)を操作し
てモータ(4)を手動により回転させることができると
ともに、電磁ブレーキ(5)に関する請求項1〜3の発
明の効果を駆動装置(1)において発揮させることがで
きる。特に、前記第一制動状態(P)では、モータ
(4)が駆動し得る状態であるにもかかわらず、手動回
転軸(9)のブレーキ部(13)が制動機構(16)に
より制動されて手動回転軸(9)の回転が阻止されるの
で、例えば、この手動回転軸(9)にハンドル(26)
を取り付けたままで放置することができる。
【0019】* 請求項5の発明 この発明は、請求項4の発明を前提として下記のように
構成されている。前記モータ側回転軸(6)に連動する
出力回転軸(7)を備えている。この出力回転軸(7)
は開閉装置(電動シャッター2)に連動されて開閉部材
(8)を開閉する。
【0020】この発明にかかる電磁ブレーキ付き駆動装
置(1)においては、手動回転軸(9)を操作して開閉
部材(8)を手動により開閉させることができるととも
に、請求項4の発明の効果を開閉装置(2)で発揮させ
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
る開閉装置の電磁ブレーキ付き駆動装置を図1〜3を参
照して説明する。
【0022】図1に示す電磁ブレーキ付き駆動装置1
は、図3に示すように電動シャッター2(開閉装置)に
設置され、ケース3内に収容された減速機付き電動モー
タ4と電磁ブレーキ5とを備えている。この減速機付き
電動モータ4においては、電磁ブレーキ5につながるモ
ータ側回転軸6が設けられているとともに、このモータ
側回転軸6に連動する出力回転軸7がケース3の一端部
から外側へ露出している。この出力回転軸7は電動シャ
ッター2の駆動系に連動され、この出力回転軸7の回転
により開閉部材8が開閉する。電磁ブレーキ5につなが
る手動回転軸9は、ケース3の他端部で回転可能に支持
されて外側へ露出するハンドル軸10と、ケース3内で
回転可能に支持されてピン連結部11でこのハンドル軸
10に連結されたブレーキ軸12とを備えている。この
ハンドル軸10の回転中心線10aとブレーキ軸12の
回転中心線12aと前記モータ側回転軸6の回転中心線
6aとは互いに一致している。このブレーキ軸12は、
ピン連結部11により、ハンドル軸10に追従して回転
するとともに、ハンドル軸10に対し回転中心線12a
の方向へ移動し得る。
【0023】図2にも示すように、前記電磁ブレーキ5
は第一ブレーキプレート13(ブレーキ部)と第二ブレ
ーキプレート14(ブレーキ部)と電磁石15と制動機
構16とを備えている。
【0024】前記第一ブレーキプレート13は、前記手
動回転軸9(第一可動部材)にあってブレーキ軸12に
対しピン連結部17で連結され、このピン連結部17に
より、ブレーキ軸12に追従して回転するとともに、ブ
レーキ軸12に対し回転中心線12aの方向へ移動し得
る。
【0025】前記第二ブレーキプレート14は、前記モ
ータ側回転軸6(第二可動部材)に取着されて前記第一
ブレーキプレート13に面し、モータ側回転軸6と一体
的に回転するとともに、モータ側回転軸6に対し回転中
心線6aの方向へ移動不能になっている。この第二ブレ
ーキプレート14にあって前記第一ブレーキプレート1
3に対向する面の外周には、モータ側回転軸6の回転中
心線6aを中心として環状に延設された圧接部材14a
が取着されている。
【0026】前記電磁石15は、前記ブレーキ軸12の
外周で前記第一ブレーキプレート13に隣接して配設さ
れ、励磁コイル18が埋設された励磁ブロック19と、
この励磁ブロック19にあって励磁コイル18により励
磁される吸引部19aとを有している。
【0027】前記制動機構16は、前記電磁石15の励
磁ブロック19と前記第一ブレーキプレート13との間
に設けられ、ブレーキ軸12の回転中心線12aを中心
として環状に延設された制動プレート20(制動部)を
備えている。この制動プレート20は、前記電磁石15
の励磁ブロック19の外周に支持された環状の可動体2
1と、この可動体21にあって前記第一ブレーキプレー
ト13に対向する面に取着された環状の圧接部材22と
を備えている。前記制動機構16は、この制動プレート
20のほかに、前記電磁石15の励磁ブロック19の外
周で制動プレート20の可動体21に面して等円周角度
間隔で交互に配設された複数のピン23(回動阻止スト
ッパ)と複数の圧縮コイルばね24(圧接ばね、弾性
体)とを備えている。この各ピン23は、励磁ブロック
19に取着され、可動体21に形成された孔25(回動
阻止ストッパ)に挿入されて励磁ブロック19に対する
制動プレート20の回動を阻止している。しかし、制動
プレート20はブレーキ軸12の回転中心線12aの方
向へ移動し得る。この各圧縮コイルばね24は、励磁ブ
ロック19に支持され、可動体21を圧接して制動プレ
ート20をブレーキ軸12の回転中心線12aの方向へ
前記第一ブレーキプレート13に向けて付勢する。
【0028】図2(a)に示す吸引離脱状態では、電磁
石15の吸引部19aで第一ブレーキプレート13が吸
引されて制動機構16が第一制動状態Pとなり、制動機
構16において圧縮コイルばね24の圧接力に電磁石1
5の吸引力が打ち勝つ。そのため、第一ブレーキプレー
ト13は、制動機構16において制動プレート20の圧
接部材22に圧接されて摩擦接触するとともに、第二ブ
レーキプレート14の圧接部材14aから離間する。従
って、第一ブレーキプレート13が制動機構16により
制動されて手動回転軸9(ハンドル軸10及びブレーキ
軸12)の回転が阻止されるとともに、モータ側回転軸
6の回転が許容されて電動モータ5は駆動し得る。
【0029】図2(b)に示す吸引解除接続状態では、
第一ブレーキプレート13に対する吸引が解除されて制
動機構16が第二制動状態Qとなる。この第二制動状態
Qでは、制動機構16において圧縮コイルばね24の圧
接力が制動プレート20を介して第一ブレーキプレート
13に働き、第一ブレーキプレート13が第二ブレーキ
プレート14の圧接部材14aに圧接されて摩擦接触す
る。従って、第二ブレーキプレート14が制動機構16
により第一ブレーキプレート13を介して制動されてモ
ータ側回転軸6の回転が阻止される。この場合、手動回
転軸9(ハンドル軸10及びブレーキ軸12)の回転も
阻止される。しかし、ハンドル軸10をハンドル26
(図1参照)またはチェーンホイル(図示せず)により
強制的に回転させると、制動機構16において制動プレ
ート20の圧接部材22に対し第一ブレーキプレート1
3が滑りを生じながら、ハンドル軸10の回転が第一ブ
レーキプレート13と第二ブレーキプレート14とを経
てモータ側回転軸6に伝達される。従って、電動モータ
5を手動により回転させることができる。
【0030】〔別例〕 * 前述した実施形態では、制動機構16を吸引離脱状
態で第一制動状態Pにしたり吸引解除接続状態で第二制
動状態Qにしたりする場合、電磁石15と圧縮コイルば
ね24とを、第一ブレーキプレート13及び制動プレー
ト20を移動させて圧接力を付与する手段として利用し
た。その構成に代えて、第一ブレーキプレート13及び
制動プレート20に永久磁石を取着するとともに、電磁
石15の極を切換えて、この永久磁石と電磁石15との
間で吸引力と反発力とを生じさせることにより、第一ブ
レーキプレート13及び制動プレート20を移動させ
る。
【0031】* 前述した実施形態の圧縮コイルばね2
4に代えて、他の弾性体を圧接力付与手段として利用す
る。 * 前述した実施形態の制動機構16では、制動プレー
ト20の回動が回動阻止ストッパとしてのピン23によ
り阻止されている。その構成に代えて、ブレーキ軸12
に対しスプライン歯(回動阻止ストッパ)により制動プ
レート20を嵌合させて回転中心線12aの方向へ移動
可能に支持する。
【0032】* 前記電動シャッター2以外の開閉装
置、例えばブラインドや間仕切に、本実施形態にかかる
電磁ブレーキ付き駆動装置1を利用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかる電磁ブレーキ付き駆動装
置を示す断面図である。
【図2】 (a)は図1の駆動装置の電磁ブレーキにお
いて吸引離脱状態を示す部分断面図であり、(b)は同
じく吸引解除接続状態を示す部分断面図である。
【図3】 本実施形態にかかる電磁ブレーキ付き駆動装
置を利用した開閉装置を概略的に示す正面図である。
【符号の説明】
1…駆動装置、2…電磁ブレーキ(開閉装置)、4…電
動モータ、5…電動ブレーキ、6…モータ側回転軸(第
二可動部材)、7…出力回転軸、8…開閉部材、9…手
動回転軸(第一可動部材)、13…第一ブレーキプレー
ト(ブレーキ部)、14…第二ブレーキプレート(ブレ
ーキ部)、15…電磁石、16…制動機構、20…制動
プレート(制動部)、P…第一制動状態、Q…第一制動
状態。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J058 AA44 AA53 AA69 AA78 AA79 BA62 CC07 CC13 CC19 CC77 FA42 FA49 5H607 AA12 BB01 BB14 CC03 CC09 DD19 EE04 EE07 EE10 EE13 EE18 FF11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一可動部材に設けたブレーキ部と、第
    二可動部材に設けたブレーキ部と、この第一可動部材の
    ブレーキ部と第二可動部材のブレーキ部とを互いに相対
    動させて接離させるように作動する電磁石と、第二可動
    部材のブレーキ部との間で第一可動部材のブレーキ部を
    挟むように配置されて第一可動部材のブレーキ部に対し
    相対動し得る制動部を有する制動機構とを備え、 前記電磁石の作動に伴い第一可動部材のブレーキ部を第
    二可動部材のブレーキ部から離脱させた離脱状態で、前
    記制動機構は制動部が第一可動部材のブレーキ部を制動
    する第一制動状態を取り、 前記電磁石の作動に伴い第一可動部材のブレーキ部を第
    二可動部材のブレーキ部に接続した接続状態で、前記制
    動機構は制動部が第一可動部材のブレーキ部を介して第
    二可動部材のブレーキ部を制動する第二制動状態を取る
    ことを特徴とする電磁ブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記接続状態では、第一可動部材のブレ
    ーキ部が第二可動部材のブレーキ部に圧接されて摩擦接
    触することを特徴とする請求項1に記載の電磁ブレー
    キ。
  3. 【請求項3】 前記制動機構の制動部は、第一制動状態
    及び第二制動状態で、第一可動部材のブレーキ部に圧接
    されて摩擦接触することを特徴とする請求項2に記載の
    電磁ブレーキ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電磁ブレーキを備え、
    この電磁ブレーキの第一可動部材は手動回転軸であり、
    この電磁ブレーキの第二可動部材はモータに連動するモ
    ータ側回転軸であり、前記接続状態では手動回転軸を回
    動させた場合に手動回転軸のブレーキ部がモータ側回転
    軸のブレーキ部とともに制動機構の制動部に対し回動し
    てモータ側回転軸が回動することを特徴とする電磁ブレ
    ーキ付き駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記モータ側回転軸に連動する出力回転
    軸を備え、この出力回転軸は開閉装置に連動されて開閉
    部材を開閉することを特徴とする請求項4に記載の電磁
    ブレーキ付き駆動装置。
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