JP2003004062A - 固定型等速自在継手 - Google Patents
固定型等速自在継手Info
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Abstract
し、かつ、十分なトラック溝深さを確保して、ボールが
トラック溝から外れて球面部に乗り上げることや、打音
を防止する。 【解決手段】 外輪1と、内輪2と、8個のボール3
と、保持器4とで構成され、外輪1の案内溝1bの溝底
が曲線状になった部位の中心O1が内径面1aの球面中
心に対して、内輪2の案内溝2bの溝底が曲線状になっ
た部位の中心O2が外径面2aの球面中心に対して、そ
れぞれ、軸方向に等距離F(=Fo=Fi)だけ反対側
にオフセットされた固定等速自在継手であって、前記オ
フセット量Fと、前記外輪1の案内溝1bの溝底が曲線
状になった部位の中心O1または前記内輪2の案内溝2
bの溝底が曲線状になった部位の中心O2と前記ボール
3の中心O3とを結ぶ線分の長さ(PCR)との比R1
(=F/PCR)が、0.069≦R1≦0.121の
範囲で、かつ、各案内溝1b,2bとボール3との接触
角αを37°以下に設定した。
Description
備えた固定型等速自在継手に関する。
速自在継手として代表的なツェパー型等速自在継手であ
る。この等速自在継手は、内径面11aに6本の曲線状
の案内溝11bを軸方向に形成した外側継手部材として
の外輪11と、外径面12aに曲線状の6本の案内溝1
2bを軸方向に形成し内径面に軸部15を連結するため
の歯型(セレーションまたはスプライン)12cを形成
した内側継手部材としての内輪12と、外輪11の案内
溝11bと内輪12の案内溝12bとが協働して形成さ
れる各ボールトラックに配された6個のボール13と、
ボール13を保持する保持器14とで構成される。
11aの球面中心Oに対して、内輪12の案内溝12b
の中心Bは外径面12aの球面中心Oに対して、それぞ
れ、軸方向に等距離だけ反対側(案内溝11bの中心A
は継手の開口側、案内溝12bの中心Bは継手の奥部
側)にオフセットされている。保持器14の案内面とな
る外輪11の内径面11aおよび内輪12の外径面12
aの球面中心Oは、いずれも継手中心面O−O内にあ
る。
位すると、保持器14に案内されたボール13は常にど
の作動角θにおいても、角度θの2等分面(θ/2)内
に維持され、そのため継手の等速性が確保される。
(最大作動角50°)対応の等速自在継手は、ボール1
3が6個のアンダーカットフリージョイントであった
が、ボール個数を増やし、ボール径を小さくすること
で、強度、耐久性が同等で、よりコンパクトな8個ボー
ルのアンダーカットフリージョイントが開発されている
(例えば、特開平9−317784号公報参照)。
8個ボールの固定型等速自在継手において、トラックオ
フセット量(F)と、外側継手部材の案内溝の中心また
は内側継手部材の案内溝の中心とボールの中心とを結ぶ
線分の長さ(PCR)との比R1(=F/PCR)につ
いて記述されており、その適正値についても開示されて
いる。
る。 1.オフセット量が大き過ぎる場合 トラック溝が浅くなり、高作動角域において、許容負
荷トルクが低下する。 保持器の柱が細くなり、保持器の強度が低下する。 2.オフセット量が小さ過ぎる場合 トラック荷重の増加により、耐久性の低下を招く。 最大作動角が低下する。 したがって、トラックオフセット量は、最適な領域、す
なわち、トラックオフセット量(F)と、外側継手部材
の案内溝の中心または内側継手部材の案内溝の中心とボ
ールの中心とを結ぶ線分の長さ(PCR)との比R1
(=F/PCR)を、0.069≦R1≦0.121の
範囲内に設定することが開示されている。
開平9−317784号公報では、トラックボールの接
触角については、述べられていない。トラックの許容負
荷トルクを大きくするには、オフセット量を小さくする
ことが有効であるが、オフセット量を小さくすることに
より、新たな問題点が発生する。すなわち、ボール径を
小さく設定することや、継手をよりコンパクトに設計
し、強度的に最弱な部品である保持器の肉厚を確保しよ
うとすると、必然的に外輪および内輪のトラック溝深さ
が浅くなる。トラック溝深さが十分確保されていない
と、高作動角時や高負荷時に、ボールの接触楕円がトラ
ック溝部から外れ、球面部に乗り上げてしまい、角部の
欠けや異常摩耗の不具合が発生する。
定型等速自在継手において、十分なトラック溝深さを確
保して、ボールの接触楕円がトラック溝から外れて球面
部に乗り上げることのない継手を提供することにある。
の課題を解決するために、内径面に8本の曲線状の案内
溝を形成した外側継手部材と、外径面に8本の曲線状の
案内溝を形成し内径面に軸部を連結するための歯型を形
成した内側継手部材と、外側継手部材の案内溝と内側継
手部材の案内溝とが協働して形成されるボールトラック
に配された8個のボールと、ボールを保持する保持器と
を備え、外側継手部材の案内溝の中心が内径面の球面中
心に対して、内側継手部材の案内溝の中心が外径面の球
面中心に対して、それぞれ、軸方向に等距離(F)だけ
反対側にオフセットされた固定型等速自在継手であっ
て、前記オフセット量(F)と、前記外側継手部材の案
内溝の中心または前記内側継手部材の案内溝の中心と前
記ボールの中心とを結ぶ線分の長さ(PCR)との比R
1(=F/PCR)が、0.069≦R1≦0.121
の範囲で、かつ、各案内溝とボールとの接触角が37°
以下であることを特徴とするものである。
公報で開示されるように、オフセット量(F)と、前記
外側継手部材の案内溝の中心または前記内側継手部材の
案内溝の中心と前記ボールの中心とを結ぶ線分の長さ
(PCR)との比R1(=F/PCR)が、0.069
≦R1≦0.121の範囲内になるように設定したもの
を前提とする。
ると、外内輪トラック溝間のくさび角(2τ)の反転開
始角度が小さくなり、くさび角(2τ)の反転時にボー
ルがトラックの中で遊びやすくなることから、打音の発
生が懸念される。そこで、このくさび反転開始角度を、
少なくとも車両などの常用角(一般に9°以下)以上に
設定するために、各案内溝とボールとの接触角を37°
以下に設定する。
ルと外輪トラックとの負荷側接触点の共通法線と、ボー
ルと内輪トラックの負荷側接触点の共通法線とのなす角
度をいう。
の案内溝の中心または前記内側継手部材の案内溝の中心
と前記ボールの中心とを結ぶ線分の長さ(PCR)との
比R1(=F/PCR)と、接触角αと、くさび反転開
始角度との関係を、下表に示す。
さび反転開始角度を大きくすることができることが分か
る。また、オフセット量(F)が大きいほど、くさび反
転開始角度を大きくできることが分かる。
ット量(F)と、前記外側継手部材の案内溝の中心また
は前記内側継手部材の案内溝の中心と前記ボールの中心
とを結ぶ線分の長さ(PCR)との比R1(=F/PC
R)を、0.069≦R1≦0.121の範囲内に設定
するとともに、各案内溝とボールとの接触角αを37°
以下としたことにより、ボールの接触楕円がトラック溝
部から外れて球面部に乗り上げてしまうことがなくなる
とともに、少なくとも車両などの常用角以下の作動角に
おいて、トラックの中でのボールの遊びがなくなり、打
音の発生がなくなる。
は、請求項1に記載の固定型等速自在継手において、前
記外側継手部材および内側継手部材の各案内溝に、直線
状の溝底を有するストレート部を設けたものである。
部材の各案内溝に、直線状の溝底を有するストレート部
を設けた場合も、上記と同様に、ボールの接触楕円がト
ラック溝部から外れて球面部に乗り上げてしまうことが
なくなるとともに、少なくとも車両などの常用角以下の
作動角において、トラックの中でのボールの遊びがなく
なり、打音の発生がなくなるという作用効果が得られ
る。
すると、同時に、接触点から角部(トラックと内径のつ
なぎ部まで)の距離が長くなり、許容負荷トルクを大き
くできる効果もある。
大きくなるため、接触角を小さくし過ぎると、継手の耐
久性の低下を招く恐れがある。
を解決するために、請求項1または2に記載の固定型等
速自在継手において、上記外側継手部材および内側継手
部材の各案内溝とボ−ルとの接触角を、基本トルクを負
荷したときの接触面圧が2.7GPa以下となるように
下限を決定したものである。
は、外側継手部材および内側継手部材の各案内溝とボー
ルとの接触応力(ヘルツの応力)から決められたトルク
値で、100rpmで1,500時間寿命が得られるト
ルクを意味し、通称、連続トルクという。このトルク
は、等速自在継手の寿命計算に用いる基準トルクであ
る。
材の各案内溝とボ−ルとの接触角を、基本トルクを負荷
したときの接触面圧が2.7GPa以下となるように下
限を決定することにより、従来品と同等以上の耐久性が
得られる。
の固定型等速自在継手において、上記外側継手部材およ
び内側継手部材の各案内溝とボールとの接触角を29°
〜37°の範囲に設定したものである。
部材とボールとの接触角を29°以上に設定したことに
より、各案内溝とボ−ルとの接触面圧が抑えられ、従来
品と同等以上の耐久性が得られる。
施の形態を説明する。
自在継手の縦断面図であり、図1(B)は横断面図を示
す。なお、図1(B)は図(A)のO−O線に沿った横
断面図である。図2はトラックオフセット角について説
明するための、図1(A)の要部拡大縦断面図である。
に、固定型等速自在継手は、内径面1aに8本の曲線状
の案内溝1bを軸方向に形成した外側継手部材としての
外輪1と、外径面2aに8本の曲線状の案内溝2bを軸
方向に形成し内径面に軸部5を連結するための歯型(セ
レーションまたはスプライン)2cを形成した内側継手
部材としての内輪2と、外輪1の案内溝1bと内輪2の
案内溝2bとが協働して形成されるボールトラックに配
された8個のボール3と、これらの8個のボール3を所
定間隔で保持する保持器4とで構成される。
bの溝底が曲線状になった部位の中心(外輪トラックセ
ンター)O1は内径面1aの球面中心に対して、内輪2
の案内溝2bの溝底が曲線状になった部位の中心(内輪
トラックセンター)O2は外径面2aの球面中心に対し
て、それぞれ、軸方向に等距離(Fo)(Fi)だけ反
対側にオフセットされている。
び、保持器4の外径面4aの案内面となる外輪1の内径
面1aの球面中心は、いずれも、継手中心Oおよびボー
ル3の中心O3を含む継手中心面O−O内にある。ま
た、保持器4の内径面4bの球面中心、および、保持器
4の内径面4bの案内面となる内輪2の外径面2aの球
面中心は、いずれも、継手中心面O−O内にある。それ
故、外輪1の上記オフセット量(Fo)は、案内溝1b
の溝底が曲線状になった部位の中心O1と継手中心面O
−Oとの間の軸方向距離となり、内輪2の上記オフセッ
ト量(Fi)は、案内溝2bの溝底が曲線状になった部
位の中心O2と継手中心面O−Oとの間の軸方向距離と
なり、両者は等しい。
径面4aの球面中心と保持器4の内径面4bの球面中
心、およびボール3の中心O3が直線状に並んでいる
が、ボール3の中心O3に対して、保持器4の外径面4
aの球面中心と保持器4の内径面4bの球面中心を、軸
方向にそれぞれ反対の方向に等距離だけずらしてもよ
い。
た部位の中心O1と内輪2の案内溝2bの溝底が曲線状
になった部位の中心O2とは、継手中心面O−Oに対し
て軸方向に等距離(Fo=Fi)だけ反対側(案内溝1
bの溝底が曲線状になった部位の中心O1は継手の開口
側、案内溝2bの溝底が曲線状になった部位の中心O2
は継手の奥部側)にずれた位置にある。外輪1の案内溝
1bの溝底が曲線状になった部位の中心O1とボール3
の中心O3を結ぶ線分の長さ、内輪2の案内溝2bの溝
底が曲線状になった部位の中心O2とボール3の中心O
3を結ぶ線分の長さが、それぞれPCRであり、両者は
等しい。
になった部位の中心O1とボール3の中心O3とを結ぶ
線分と、継手中心Oとボール3の中心O3とを結ぶ線分
とのなす外輪トラックオフセット角Bo、内輪2の案内
溝2bの溝底が曲線状になった部位の中心O2とボール
3の中心O3とを結ぶ線分と、継手中心Oとボール3の
中心O3とを結ぶ線分とのなす内輪トラックオフセット
角Biは、それぞれ等しい。
角度θだけ角度変位すると、保持器4に案内されたボー
ル3は常にどの作動角θにおいても、角度θの2等分面
(θ/2)内に維持され、継手の等速性が確保される。
ット量F(=Fo=Fi)は、比R1(=F/PCR)
が、0.069≦R1≦0.121の範囲内になるよう
に設定するのが、許容負荷トルクの確保、保持器強度の
確保、トラック荷重の低減、耐久性の確保、最大作動角
の確保の諸点から好ましい、この実施形態では、R1=
0.104(または0.1038)に設定してある。比
較品(図5に示すような6個ボールの固定型等速自在継
手)における一般的な値は0.14であり、この実施形
態品のR1は比較品よりもかなり小さい。
ール3の個数が8個であり、比較品(6個ボール)に比
べ、継手の全負荷容量に占めるボール1個当りの負荷割
合が少ないので、同じ呼び形式の比較品(6個ボ−ル)
に対して、ボール3の直径を小さくしている。
部分拡大横断面図を示している。外輪1の内径面1aの
軸方向に形成された案内溝1bは横断面形状がゴシック
アーチ状に形成されており、内輪2の外径面2aの軸方
向に形成された案内溝2bは横断面形状がゴシックアー
チ状に形成されている。したがって、ボール3は、外輪
1の案内溝1bと2点C11,C12で接触し、内輪2
の案内溝2bと2点C21,C22で接触している。ボ
ール3の中心O3と継手中心Oを通る線分に対するボー
ル3の中心O3と各案内溝1b,2bとの接触点C1
1,C12,C21,C22とのなす角度αが、接触角
である。各接触点C11,C12,C21,C22の接
触角αはすべて等しく、29°〜37°に設定されてい
る。この29°〜37°の接触角αは、従来の6個ボー
ルのアンダーカットフリージョイント、6個ボールの固
定型ジョイント、8個ボールの固定型ジョイントなどに
おける37°〜45°に比較して小さい。
明する要部拡大縦断面図である。くさびの反転開始角度
であるくさび角(2τ)は、ボール3と外輪1の案内溝
1bとの接触点C1における共通法線H1と、ボール3
と内輪2の案内溝2bとの接触点C2における共通法線
H2とのなす角度で与えられる。
ル3との接触点C1は、曲線状の案内溝1bによって、
ボール3の中心O3を通る継手中心Oに対して角度τだ
け傾いており、内輪2の案内溝2bとボール3との接触
点C2は、曲線状の案内溝2bによって、ボール3の中
心O3を通る継手中心Oに対して角度τだけ傾いてい
る。したがって、くさび角(2τ)は、前記両角度τを
加算した2τで与えられ、継手の作動角が高くなるにつ
れて、ある位相で小さくなり、やがて反転する。このく
さび角(2τ)の反転し始める作動角は、9°以上に設
定されている。
の曲線状の案内溝を形成した外側継手部材と、外径面に
8本の曲線状の案内溝を形成し内径面に軸部を連結する
ための歯型を形成した内側継手部材と、外側継手部材の
案内溝と内側継手部材の案内溝とが協働して形成される
ボールトラックに配された8個のボールと、ボールを保
持する保持器とを備え、外側継手部材の案内溝の中心が
内径面の球面中心に対して、内側継手部材の案内溝の中
心が外径面の球面中心に対して、それぞれ、軸方向に等
距離(F)だけ反対側にオフセットされた固定型等速自
在継手であって、前記オフセット量(F)と、前記外側
継手部材の案内溝の中心または前記内側継手部材の案内
溝の中心と前記ボールの中心とを結ぶ線分の長さ(PC
R)との比R1(=F/PCR)が、0.069≦R1
≦0.121の範囲で、かつ、各案内溝とボールとの接
触角が37°以下であることを特徴とするものであるか
ら、十分なトラック溝深さが確保されて、ボールの接触
楕円がトラック溝から外れて球面部に乗り上げることが
なくなり、しかも、少なくとも車両などの常用角以下の
作動角において、トラック内でのボールの遊びがなくな
り打音の発生もなくなる。
自在継手の全体縦断面図、(B)は(A)の横断面図で
ある。
るための図1の固定型等速自在継手における要部の拡大
縦断面図である。
固定型等速自在継手における要部の拡大横断面図であ
る。
の要部の拡大縦断面図である。
図、(B)は(A)の横断面図である。
センター) O2 内輪の案内溝溝底曲線部位の中心(内輪トラック
センター) O3 ボールの中心 Fo 外輪のオフセット量 Fi 内輪のオフセット量 Bo 外輪トラックオフセット角 Bi 内輪トラックオフセット角 C1,C11,C12,C2,C21,C22 接触点 α 接触角 2τ くさび角
Claims (4)
- 【請求項1】 内径面に8本の曲線状の案内溝を形成し
た外側継手部材と、外径面に8本の曲線状の案内溝を形
成し内径面に軸部を連結するための歯型を形成した内側
継手部材と、外側継手部材の案内溝と内側継手部材の案
内溝とが協働して形成されるボールトラックに配された
8個のボールと、ボールを保持する保持器とを備え、外
側継手部材の案内溝の中心が内径面の球面中心に対し
て、内側継手部材の案内溝の中心が外径面の球面中心に
対して、それぞれ、軸方向に等距離(F)だけ反対側に
オフセットされた固定型等速自在継手であって、 前記オフセット量(F)と、前記外側継手部材の案内溝
の中心または前記内側継手部材の案内溝の中心と前記ボ
ールの中心とを結ぶ線分の長さ(PCR)との比R1
(=F/PCR)が、0.069≦R1≦0.121の
範囲で、かつ、各案内溝とボールとの接触角が37°以
下であることを特徴とする固定型等速自在継手。 - 【請求項2】 前記外側継手部材および内側継手部材の
各案内溝に、直線状の溝底を有するストレート部を設け
た請求項1に記載の固定型等速自在継手。 - 【請求項3】 上記外側継手部材および内側継手部材
の各案内溝とボ−ルとの接触角を、基本トルクを負荷し
たときの接触面圧が2.7GPa以下となるように下限
を決定した請求項1または2に記載の固定型等速自在継
手。 - 【請求項4】 上記外側継手部材および内側継手部材の
各案内溝とボールとの接触角を29°〜37°の範囲に
設定した請求項1から3のいずれかに記載の固定型等速
自在継手。
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