JP2003003963A - 圧縮機の制御装置 - Google Patents
圧縮機の制御装置Info
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Abstract
安定して制御できること。 【解決手段】 ステータ36に対しロータ35を回転す
ることで冷媒を圧縮機して高温高圧の冷媒とする圧縮機
16を備え、この圧縮機の駆動を制御する圧縮機制御装
置30において、圧縮機のステータ、ロータに、レゾル
バ31のレゾルバロータ40、レゾルバステータ41を
それぞれ設置し、このレゾルバにより検出された圧縮機
のロータの位置情報に基づき、圧縮機制御部33が当該
圧縮機の駆動を制御するものである。
Description
に関する。
凍サイクルを実現するために、圧縮機が冷媒を高温高圧
化している。従って、冷凍装置に適切な冷凍能力を発揮
させるためには、圧縮機を良好に制御する必要がある。
は、そのモータのロータ位置を検出する必要があるが、
従来、高温高圧の雰囲気となる圧縮機に、そのロータの
位置を高分解能で検出する位置センサを配置したものは
存在しない。
置を高分解能で検出するためには、検出装置自体が大掛
かりなものになり、コストが上昇してしまう。
されたものであり、ロータ位置を高分解能で検出して、
圧縮機を安定して制御できる圧縮機の制御装置を提供す
ることにある。
は、ステータに対しロータを回転することで冷媒を圧縮
して高温高圧の冷媒とする圧縮機を備え、この圧縮機の
駆動を制御する圧縮機の制御装置において、上記圧縮機
の上記ステータ、上記ロータに、レゾルバのレゾルバス
テータ、レゾルバロータをそれぞれ設置し、このレゾル
バにより検出された上記圧縮機の上記ロータの位置情報
に基づき、当該圧縮機の駆動を制御することを特徴とす
るものである。
の発明において、上記レゾルバは、圧縮機が、正弦波通
電方式により作動されるモータによって駆動されたとき
のロータ位置を検出することを特徴とするものである。
2に記載の発明において、上記圧縮機は、空気調和装置
に搭載されたものであることを特徴とするものである。
作用がある。
のロータ位置を高分解能で検出し、このロータの位置情
報に基づき圧縮機の駆動を制御するので、この圧縮機の
制御を安定して実施できる。
る。
式により作動されるモータによって駆動された場合に
は、そのロータ位置の検出が困難であるが、このロータ
位置をレゾルバが検出することによって、この正弦波通
電方式により作動されるモータによって駆動される圧縮
機を安定して制御することができる。
面に基づき説明する。
一実施の形態を示す構成図である。図2は、図1の圧縮
機を搭載した空気調和装置を示す冷媒回路図である。
室外機11及び室内機12を有してなり、室外機11の
室外冷媒配管14と室内機12の室内冷媒配管15と
が、連結配管24、25を介して連結されている。
管14に圧縮機16が配設され、この圧縮機16の吸込
側にアキュムレータ17が、吐出側に四方弁18が室外
冷媒配管14を介してそれぞれ接続され、この四方弁1
8に室外熱交換器19が室外冷媒配管14を介して接続
されて構成される。室外熱交換器19には、この室外熱
交換器19へ向かって送風する室外ファン20が隣接し
て配置されている。
冷媒配管15に室内熱交換器21が配設されると共に、
室内冷媒配管15において室内熱交換器21近傍に電動
膨張弁22が配設されて構成される。上記室内熱交換器
21には、この室内熱交換器21へ送風する室内ファン
23が隣接して配置されている。
ことにより、空気調和装置10が冷房運転又は暖房運転
に設定される。つまり、四方弁18が冷房側に切り換え
られたときには、冷媒が実線矢印の如く流れ、室外熱交
換器19が凝縮器に、室内熱交換器21が蒸発器になっ
て冷房運転状態となり、室内機12の室内熱交換器21
が室内を冷房する。また、四方弁18が暖房側に切り換
えられたときには、冷媒が破線矢印の如く流れ、室内熱
交換器21が凝縮器に、室外熱交換器19が蒸発器にな
って暖房運転状態となり、室内機12の室内熱交換器2
1が室内を暖房する。
機制御装置30により実施され、この圧縮機制御装置3
0は、レゾルバ31、ロータ位置演算部32及び圧縮機
制御部33を有して構成される。
縮を繰り返す冷媒に循環力を与えるとともに、冷媒を高
温高圧化するものであり、ロータ35及びステータ36
を有するモータ34を内蔵する。
配置され、ロータ35は、ステータ36の内側に回転可
能に配設される。このロータ35の回転により、図示し
ないシリンダ内でローラ(不図示)が回転して、冷媒を
圧縮する。なお、図1中の符号38は、圧縮機本体37
の上部開口を覆う蓋部38であり、この蓋部38に冷媒
吐出口39が設置されている。
に上記レゾルバ31が配設される。このレゾルバ31
は、磁石を備えたレゾルバロータ40と、コイルを備え
たレゾルバステータ41とを有してなり、このレゾルバ
ステータ41が圧縮機本体37に固定される。また、レ
ゾルバロータ40は、圧縮機16のモータ34における
ロータ35と同軸で、このロータ35と回転一体に取り
付けられる。
ロータ35が回転すると、レゾルバロータ40も回転
し、このレゾルバロータ40の回転により、レゾルバス
テータ41に位相差を持つ電圧が誘起される。
1のレゾルバステータ41から出力された誘起電圧波形
を取り込んで処理し、レゾルバロータ40の位置(即ち
ロータ35の位置)を演算して前記圧縮機制御部33へ
出力する。
部32から出力されたレゾルバロータ40の位置(即ち
ロータ35の位置)情報に基づいて、圧縮機16におけ
るモータ34を制御し、このモータ34により駆動され
る圧縮機16の回転を制御する。ここで、本実施の形態
では、モータ34は、そのステータ36に、印加電圧波
形が正弦波となる電源が通電されて(正弦波通電方式ま
たは180度通電方式)、作動される。
果及びを奏する。
7内の高温高圧の雰囲気中で、レゾルバ31が圧縮機1
6におけるモータ34のロータ35の位置を高分解能で
検出し、圧縮機制御部33が、このロータ35の位置情
報に基づきモータ34の回転を制御して、圧縮機16の
駆動を制御するので、この圧縮機16を安定して制御で
きる。
作動されるモータ34によって駆動された場合には、そ
のモータ34のロータ35の位置の検出が困難である
が、このロータ35の位置をレゾルバ31が検出するこ
とによって、正弦波通電方式により作動されるモータ3
4によって駆動される圧縮機16においても、その制御
を安定化できる。
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
が空気調和装置10に搭載されたものを述べたが、冷蔵
庫やショーケース(野菜や冷凍食品等の食品類が冷却ま
たは冷凍状態で陳列されるもの)、或いは自動販売機に
搭載された圧縮機にも本発明を適用できる。
御装置によれば、ロータ位置を高分解能で検出して、圧
縮機を安定して制御できる。
を示す構成図である。
媒回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ステータに対しロータを回転することで
冷媒を圧縮して高温高圧の冷媒とする圧縮機を備え、こ
の圧縮機の駆動を制御する圧縮機の制御装置において、 上記圧縮機の上記ステータ、上記ロータに、レゾルバの
レゾルバステータ、レゾルバロータをそれぞれ設置し、
このレゾルバにより検出された上記圧縮機の上記ロータ
の位置情報に基づき、当該圧縮機の駆動を制御すること
を特徴とする圧縮機の制御装置。 - 【請求項2】 上記レゾルバは、圧縮機が、正弦波通電
方式により作動されるモータによって駆動されたときの
ロータ位置を検出することを特徴とする請求項1に記載
の圧縮機の制御装置。 - 【請求項3】 上記圧縮機は、空気調和装置に搭載され
たものであることを特徴とする請求項1または2に記載
の圧縮機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001189963A JP2003003963A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 圧縮機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001189963A JP2003003963A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 圧縮機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003003963A true JP2003003963A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19028808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001189963A Withdrawn JP2003003963A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 圧縮機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003003963A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020153293A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 東芝キヤリア株式会社 | 回転式圧縮機、および冷凍サイクル装置 |
-
2001
- 2001-06-22 JP JP2001189963A patent/JP2003003963A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020153293A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 東芝キヤリア株式会社 | 回転式圧縮機、および冷凍サイクル装置 |
JP7257831B2 (ja) | 2019-03-20 | 2023-04-14 | 東芝キヤリア株式会社 | 回転式圧縮機、および冷凍サイクル装置 |
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