JP2003003963A - 圧縮機の制御装置 - Google Patents

圧縮機の制御装置

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JP2003003963A
JP2003003963A JP2001189963A JP2001189963A JP2003003963A JP 2003003963 A JP2003003963 A JP 2003003963A JP 2001189963 A JP2001189963 A JP 2001189963A JP 2001189963 A JP2001189963 A JP 2001189963A JP 2003003963 A JP2003003963 A JP 2003003963A
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Japan
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compressor
rotor
resolver
stator
control device
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Yoshinari Yamagami
嘉也 山上
Yoshinori Nakayama
義紀 中山
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータ位置を高分解能で検出して、圧縮機を
安定して制御できること。 【解決手段】 ステータ36に対しロータ35を回転す
ることで冷媒を圧縮機して高温高圧の冷媒とする圧縮機
16を備え、この圧縮機の駆動を制御する圧縮機制御装
置30において、圧縮機のステータ、ロータに、レゾル
バ31のレゾルバロータ40、レゾルバステータ41を
それぞれ設置し、このレゾルバにより検出された圧縮機
のロータの位置情報に基づき、圧縮機制御部33が当該
圧縮機の駆動を制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機の制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置等の冷凍装置において、冷
凍サイクルを実現するために、圧縮機が冷媒を高温高圧
化している。従って、冷凍装置に適切な冷凍能力を発揮
させるためには、圧縮機を良好に制御する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の圧縮機の制御に
は、そのモータのロータ位置を検出する必要があるが、
従来、高温高圧の雰囲気となる圧縮機に、そのロータの
位置を高分解能で検出する位置センサを配置したものは
存在しない。
【0004】また、圧縮機の外部から、そのロータの位
置を高分解能で検出するためには、検出装置自体が大掛
かりなものになり、コストが上昇してしまう。
【0005】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、ロータ位置を高分解能で検出して、
圧縮機を安定して制御できる圧縮機の制御装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ステータに対しロータを回転することで冷媒を圧縮
して高温高圧の冷媒とする圧縮機を備え、この圧縮機の
駆動を制御する圧縮機の制御装置において、上記圧縮機
の上記ステータ、上記ロータに、レゾルバのレゾルバス
テータ、レゾルバロータをそれぞれ設置し、このレゾル
バにより検出された上記圧縮機の上記ロータの位置情報
に基づき、当該圧縮機の駆動を制御することを特徴とす
るものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記レゾルバは、圧縮機が、正弦波通
電方式により作動されるモータによって駆動されたとき
のロータ位置を検出することを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記圧縮機は、空気調和装置
に搭載されたものであることを特徴とするものである。
【0009】請求項1または3に記載の発明には、次の
作用がある。
【0010】高温高圧の雰囲気中で、レゾルバが圧縮機
のロータ位置を高分解能で検出し、このロータの位置情
報に基づき圧縮機の駆動を制御するので、この圧縮機の
制御を安定して実施できる。
【0011】請求項2に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0012】圧縮機が、正弦波通電(180度通電)方
式により作動されるモータによって駆動された場合に
は、そのロータ位置の検出が困難であるが、このロータ
位置をレゾルバが検出することによって、この正弦波通
電方式により作動されるモータによって駆動される圧縮
機を安定して制御することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0014】図1は、本発明に係る圧縮機の制御装置の
一実施の形態を示す構成図である。図2は、図1の圧縮
機を搭載した空気調和装置を示す冷媒回路図である。
【0015】図2に示すように、空気調和装置10は、
室外機11及び室内機12を有してなり、室外機11の
室外冷媒配管14と室内機12の室内冷媒配管15と
が、連結配管24、25を介して連結されている。
【0016】室外機11は室外に設置され、室外冷媒配
管14に圧縮機16が配設され、この圧縮機16の吸込
側にアキュムレータ17が、吐出側に四方弁18が室外
冷媒配管14を介してそれぞれ接続され、この四方弁1
8に室外熱交換器19が室外冷媒配管14を介して接続
されて構成される。室外熱交換器19には、この室外熱
交換器19へ向かって送風する室外ファン20が隣接し
て配置されている。
【0017】一方、室内機12は室内に設置され、室内
冷媒配管15に室内熱交換器21が配設されると共に、
室内冷媒配管15において室内熱交換器21近傍に電動
膨張弁22が配設されて構成される。上記室内熱交換器
21には、この室内熱交換器21へ送風する室内ファン
23が隣接して配置されている。
【0018】室外機11の四方弁18が切り換えられる
ことにより、空気調和装置10が冷房運転又は暖房運転
に設定される。つまり、四方弁18が冷房側に切り換え
られたときには、冷媒が実線矢印の如く流れ、室外熱交
換器19が凝縮器に、室内熱交換器21が蒸発器になっ
て冷房運転状態となり、室内機12の室内熱交換器21
が室内を冷房する。また、四方弁18が暖房側に切り換
えられたときには、冷媒が破線矢印の如く流れ、室内熱
交換器21が凝縮器に、室外熱交換器19が蒸発器にな
って暖房運転状態となり、室内機12の室内熱交換器2
1が室内を暖房する。
【0019】上記圧縮機16の操作は、図1に示す圧縮
機制御装置30により実施され、この圧縮機制御装置3
0は、レゾルバ31、ロータ位置演算部32及び圧縮機
制御部33を有して構成される。
【0020】上記圧縮機16は、冷媒回路内で凝縮と圧
縮を繰り返す冷媒に循環力を与えるとともに、冷媒を高
温高圧化するものであり、ロータ35及びステータ36
を有するモータ34を内蔵する。
【0021】ステータ36は、圧縮機本体37の内側に
配置され、ロータ35は、ステータ36の内側に回転可
能に配設される。このロータ35の回転により、図示し
ないシリンダ内でローラ(不図示)が回転して、冷媒を
圧縮する。なお、図1中の符号38は、圧縮機本体37
の上部開口を覆う蓋部38であり、この蓋部38に冷媒
吐出口39が設置されている。
【0022】高温高圧の雰囲気となる圧縮機16の内部
に上記レゾルバ31が配設される。このレゾルバ31
は、磁石を備えたレゾルバロータ40と、コイルを備え
たレゾルバステータ41とを有してなり、このレゾルバ
ステータ41が圧縮機本体37に固定される。また、レ
ゾルバロータ40は、圧縮機16のモータ34における
ロータ35と同軸で、このロータ35と回転一体に取り
付けられる。
【0023】従って、圧縮機16におけるモータ34の
ロータ35が回転すると、レゾルバロータ40も回転
し、このレゾルバロータ40の回転により、レゾルバス
テータ41に位相差を持つ電圧が誘起される。
【0024】前記ロータ位置演算部32は、レゾルバ3
1のレゾルバステータ41から出力された誘起電圧波形
を取り込んで処理し、レゾルバロータ40の位置(即ち
ロータ35の位置)を演算して前記圧縮機制御部33へ
出力する。
【0025】この圧縮機制御部33は、ロータ位置演算
部32から出力されたレゾルバロータ40の位置(即ち
ロータ35の位置)情報に基づいて、圧縮機16におけ
るモータ34を制御し、このモータ34により駆動され
る圧縮機16の回転を制御する。ここで、本実施の形態
では、モータ34は、そのステータ36に、印加電圧波
形が正弦波となる電源が通電されて(正弦波通電方式ま
たは180度通電方式)、作動される。
【0026】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果及びを奏する。
【0027】 圧縮機制御装置30は、圧縮機本体3
7内の高温高圧の雰囲気中で、レゾルバ31が圧縮機1
6におけるモータ34のロータ35の位置を高分解能で
検出し、圧縮機制御部33が、このロータ35の位置情
報に基づきモータ34の回転を制御して、圧縮機16の
駆動を制御するので、この圧縮機16を安定して制御で
きる。
【0028】 圧縮機16が、正弦波通電方式により
作動されるモータ34によって駆動された場合には、そ
のモータ34のロータ35の位置の検出が困難である
が、このロータ35の位置をレゾルバ31が検出するこ
とによって、正弦波通電方式により作動されるモータ3
4によって駆動される圧縮機16においても、その制御
を安定化できる。
【0029】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0030】例えば、上記実施の形態では、圧縮機16
が空気調和装置10に搭載されたものを述べたが、冷蔵
庫やショーケース(野菜や冷凍食品等の食品類が冷却ま
たは冷凍状態で陳列されるもの)、或いは自動販売機に
搭載された圧縮機にも本発明を適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る圧縮機の制
御装置によれば、ロータ位置を高分解能で検出して、圧
縮機を安定して制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧縮機の制御装置の一実施の形態
を示す構成図である。
【図2】図1の圧縮機を搭載した空気調和装置を示す冷
媒回路図である。
【符号の説明】
10 空気調和装置 16 圧縮機 30 圧縮機制御装置 31 レゾルバ 34 モータ 35 ロータ 36 ステータ 40 レゾルバロータ 41 レゾルバステータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 義紀 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB06 AC03 CE03 CF05 3H045 AA05 AA09 AA12 AA27 BA28 CA10 DA05 EA19 EA34 EA49 3L060 AA08 CC17 CC19 DD08 EE02 5H611 AA01 QQ03 RR01 TT01 UA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータに対しロータを回転することで
    冷媒を圧縮して高温高圧の冷媒とする圧縮機を備え、こ
    の圧縮機の駆動を制御する圧縮機の制御装置において、 上記圧縮機の上記ステータ、上記ロータに、レゾルバの
    レゾルバステータ、レゾルバロータをそれぞれ設置し、
    このレゾルバにより検出された上記圧縮機の上記ロータ
    の位置情報に基づき、当該圧縮機の駆動を制御すること
    を特徴とする圧縮機の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記レゾルバは、圧縮機が、正弦波通電
    方式により作動されるモータによって駆動されたときの
    ロータ位置を検出することを特徴とする請求項1に記載
    の圧縮機の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記圧縮機は、空気調和装置に搭載され
    たものであることを特徴とする請求項1または2に記載
    の圧縮機の制御装置。
JP2001189963A 2001-06-22 2001-06-22 圧縮機の制御装置 Withdrawn JP2003003963A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020153293A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 東芝キヤリア株式会社 回転式圧縮機、および冷凍サイクル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020153293A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 東芝キヤリア株式会社 回転式圧縮機、および冷凍サイクル装置
JP7257831B2 (ja) 2019-03-20 2023-04-14 東芝キヤリア株式会社 回転式圧縮機、および冷凍サイクル装置

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