JP2003002434A - 粉粒体捕集器 - Google Patents
粉粒体捕集器Info
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- JP2003002434A JP2003002434A JP2001184434A JP2001184434A JP2003002434A JP 2003002434 A JP2003002434 A JP 2003002434A JP 2001184434 A JP2001184434 A JP 2001184434A JP 2001184434 A JP2001184434 A JP 2001184434A JP 2003002434 A JP2003002434 A JP 2003002434A
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- gas
- storage tank
- granular material
- powder
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- 239000008187 granular material Substances 0.000 title abstract description 24
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 気体の流れによって貯留槽２に溜まった粉粒
体が気体出口より出て行かないようにする。 【解決手段】 円筒状の内筒１３が多孔板からなるもの
であるから、貯留槽２内に粉粒体が溜まり、粉粒体の上
面と内筒１３の下端との間隙が小さくなっても、内筒１
３を通じて気体が通過するので、貯留槽２内に溜まった
粉粒体が気体出口より出て行くのを防止することが出来
る。
体が気体出口より出て行かないようにする。 【解決手段】 円筒状の内筒１３が多孔板からなるもの
であるから、貯留槽２内に粉粒体が溜まり、粉粒体の上
面と内筒１３の下端との間隙が小さくなっても、内筒１
３を通じて気体が通過するので、貯留槽２内に溜まった
粉粒体が気体出口より出て行くのを防止することが出来
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は粉粒体捕集器に関す
る。 【０００２】 【従来の技術】従来、この種の粉粒体捕集器として以下
の如きものは知られている。上部側壁に粉粒体入口を、
頂壁に気体出口を備えた上部円筒部を有すると共に下部
に粉粒体出口を有する貯留槽と、貯留槽内に位置するよ
うにして気体出口周縁に垂下状に設けられた円筒状の内
筒とを有するものは知られている。 【０００３】 【従来技術の作用】粉粒体入口に、粉粒体が貯留された
粉粒体貯留源（気体入口を有するもの）を接続すると共
に気体出口に気体吸引装置の吸引口を接続し、このよう
な準備の後、開閉弁によって粉粒体出口を閉じた後、気
体吸引装置を作動すれば以下の作用が行なわれる。貯留
槽内が負圧となるので、粉粒体入口から気体と共に粉粒
体が貯留槽内に流入し、気体は気体出口から出て行き、
粉粒体は貯留槽内に溜められる。そして、気体吸引装置
を停止させた後、開閉弁を開くことによって貯留槽内の
粉粒体を粉粒体出口より排出することが出来る。 【０００４】 【従来技術の欠点】前記従来の粉粒体捕集器には以下の
如き欠点があった。円筒状の内筒が気体の通過を許容し
ない密閉壁であったので、貯留槽内に粉粒体が溜まり、
粉粒体の上面と内筒の下端との間隙が小さくなった後に
おいても、何らかの理由で（通常は停止するようになさ
れているが）気体吸引装置が作動を続けた場合、粉粒体
の上面と内筒の下端との狭い間隙を通って気体が移動
し、その気体の流れに乗って貯留槽に溜まった粉粒体が
気体出口より出て行ってしまうという欠点があった。 【０００５】 【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項１の
発明は、上部側壁に第１開口を、頂壁に第２開口を備え
た上部円筒部を有すると共に下部に粉粒体出口を有する
貯留槽と、貯留槽内に位置するようにして第２開口周縁
に垂下状に設けられた多孔板からなる円筒状の内筒とを
有するものである。 【０００６】 【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。請求項１の発明によれば、円筒状
の内筒が多孔板からなるものであるから、貯留槽内に粉
粒体が溜まり、粉粒体の上面と内筒の下端との間隙が小
さくなっても、内筒を通じて気体が通過するので、貯留
槽内に溜まった粉粒体が気体出口より出て行くのを極力
防止することが出来る。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。粉粒体捕集器１は、上部側壁７に第１開口１０
を、頂壁８に第２開口１１を備えた上部円筒部３と、下
端に粉粒体出口５を有する下部貯留部４とを有する貯留
槽２と、貯留槽２内に位置するようにして第２開口１１
の周縁に垂下状に設けられた多孔板からなる円筒状の内
筒１３とを有している。 【０００８】前記粉粒体出口５は公知のごとく開閉弁
（図示略）により開閉自在となされている。前記第１開
口１０には第１管１５が、第２開口１１には第２管１６
が接続されている。 【０００９】 【発明の実施の形態の使用方法】次に発明の実施の形態
の使用方法を説明する。 【００１０】（第１の使用方法）（図１の矢印Ａ参照） 第１管１５に、粉粒体が貯留された粉粒体貯留源（気体
入口を有するもの）（図示略）を接続すると共に第２管
１６に気体吸引装置（図示略）の吸引口を接続し、この
ような準備の後、開閉弁によって粉粒体出口５を閉じた
後、気体吸引装置を作動すれば以下の作用が行なわれ
る。貯留槽２内が負圧となるので、第１開口１０から気
体と共に粉粒体が貯留槽２内に流入し、気体は第２開口
１１から出て行き、粉粒体は貯留槽２内に溜められる。
そして、気体吸引装置を停止させた後、開閉弁を開くこ
とによって貯留槽２内の粉粒体を粉粒体出口５より排出
することが出来る。 【００１１】（第２の使用方法）（図１の矢印Ｂ参照） 第２管１６に、粉粒体が貯留された粉粒体貯留源（気体
入口を有するもの）（図示略）を接続すると共に第１管
１５に気体吸引装置（図示略）の吸引口を接続し、この
ような準備の後、開閉弁によって粉粒体出口５を閉じた
後、気体吸引装置を作動すれば以下の作用が行なわれ
る。貯留槽２内が負圧となるので、第２開口１１から気
体と共に粉粒体が貯留槽２内に流入し、気体は第１開口
１０から出て行き、粉粒体は貯留槽２内に溜められる。
そして、気体吸引装置を停止させた後、開閉弁を開くこ
とによって貯留槽２内の粉粒体を粉粒体出口５より排出
することが出来る。 【００１２】 【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 （１）内筒１３の多孔板は、要するに設定の大きさの粉
粒体の通過は許容せず気体の通過は許容するものであれ
ばよい。 （２）貯留対象物である粉粒体を第１の使用方法で捕集
するのがよいか、第２の使用方法で捕集するのがよいか
は、貯留対象物である粉粒体につき実験を行なって、効
率等を勘案して決定すればよい。 （３）粉粒体には、粉体・粒体・微小薄片・短繊維片・
スライバー等が含まれる。
る。 【０００２】 【従来の技術】従来、この種の粉粒体捕集器として以下
の如きものは知られている。上部側壁に粉粒体入口を、
頂壁に気体出口を備えた上部円筒部を有すると共に下部
に粉粒体出口を有する貯留槽と、貯留槽内に位置するよ
うにして気体出口周縁に垂下状に設けられた円筒状の内
筒とを有するものは知られている。 【０００３】 【従来技術の作用】粉粒体入口に、粉粒体が貯留された
粉粒体貯留源（気体入口を有するもの）を接続すると共
に気体出口に気体吸引装置の吸引口を接続し、このよう
な準備の後、開閉弁によって粉粒体出口を閉じた後、気
体吸引装置を作動すれば以下の作用が行なわれる。貯留
槽内が負圧となるので、粉粒体入口から気体と共に粉粒
体が貯留槽内に流入し、気体は気体出口から出て行き、
粉粒体は貯留槽内に溜められる。そして、気体吸引装置
を停止させた後、開閉弁を開くことによって貯留槽内の
粉粒体を粉粒体出口より排出することが出来る。 【０００４】 【従来技術の欠点】前記従来の粉粒体捕集器には以下の
如き欠点があった。円筒状の内筒が気体の通過を許容し
ない密閉壁であったので、貯留槽内に粉粒体が溜まり、
粉粒体の上面と内筒の下端との間隙が小さくなった後に
おいても、何らかの理由で（通常は停止するようになさ
れているが）気体吸引装置が作動を続けた場合、粉粒体
の上面と内筒の下端との狭い間隙を通って気体が移動
し、その気体の流れに乗って貯留槽に溜まった粉粒体が
気体出口より出て行ってしまうという欠点があった。 【０００５】 【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項１の
発明は、上部側壁に第１開口を、頂壁に第２開口を備え
た上部円筒部を有すると共に下部に粉粒体出口を有する
貯留槽と、貯留槽内に位置するようにして第２開口周縁
に垂下状に設けられた多孔板からなる円筒状の内筒とを
有するものである。 【０００６】 【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。請求項１の発明によれば、円筒状
の内筒が多孔板からなるものであるから、貯留槽内に粉
粒体が溜まり、粉粒体の上面と内筒の下端との間隙が小
さくなっても、内筒を通じて気体が通過するので、貯留
槽内に溜まった粉粒体が気体出口より出て行くのを極力
防止することが出来る。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。粉粒体捕集器１は、上部側壁７に第１開口１０
を、頂壁８に第２開口１１を備えた上部円筒部３と、下
端に粉粒体出口５を有する下部貯留部４とを有する貯留
槽２と、貯留槽２内に位置するようにして第２開口１１
の周縁に垂下状に設けられた多孔板からなる円筒状の内
筒１３とを有している。 【０００８】前記粉粒体出口５は公知のごとく開閉弁
（図示略）により開閉自在となされている。前記第１開
口１０には第１管１５が、第２開口１１には第２管１６
が接続されている。 【０００９】 【発明の実施の形態の使用方法】次に発明の実施の形態
の使用方法を説明する。 【００１０】（第１の使用方法）（図１の矢印Ａ参照） 第１管１５に、粉粒体が貯留された粉粒体貯留源（気体
入口を有するもの）（図示略）を接続すると共に第２管
１６に気体吸引装置（図示略）の吸引口を接続し、この
ような準備の後、開閉弁によって粉粒体出口５を閉じた
後、気体吸引装置を作動すれば以下の作用が行なわれ
る。貯留槽２内が負圧となるので、第１開口１０から気
体と共に粉粒体が貯留槽２内に流入し、気体は第２開口
１１から出て行き、粉粒体は貯留槽２内に溜められる。
そして、気体吸引装置を停止させた後、開閉弁を開くこ
とによって貯留槽２内の粉粒体を粉粒体出口５より排出
することが出来る。 【００１１】（第２の使用方法）（図１の矢印Ｂ参照） 第２管１６に、粉粒体が貯留された粉粒体貯留源（気体
入口を有するもの）（図示略）を接続すると共に第１管
１５に気体吸引装置（図示略）の吸引口を接続し、この
ような準備の後、開閉弁によって粉粒体出口５を閉じた
後、気体吸引装置を作動すれば以下の作用が行なわれ
る。貯留槽２内が負圧となるので、第２開口１１から気
体と共に粉粒体が貯留槽２内に流入し、気体は第１開口
１０から出て行き、粉粒体は貯留槽２内に溜められる。
そして、気体吸引装置を停止させた後、開閉弁を開くこ
とによって貯留槽２内の粉粒体を粉粒体出口５より排出
することが出来る。 【００１２】 【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 （１）内筒１３の多孔板は、要するに設定の大きさの粉
粒体の通過は許容せず気体の通過は許容するものであれ
ばよい。 （２）貯留対象物である粉粒体を第１の使用方法で捕集
するのがよいか、第２の使用方法で捕集するのがよいか
は、貯留対象物である粉粒体につき実験を行なって、効
率等を勘案して決定すればよい。 （３）粉粒体には、粉体・粒体・微小薄片・短繊維片・
スライバー等が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線断面図である。
【符号の説明】
１ 粉粒体捕集器
２ 貯留槽
３ 上部円筒部
４ 下部貯留部
５ 粉粒体出口
７ 側壁
８ 頂壁
１０ 第１開口
１１ 第２開口
１３ 内筒
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 木村 治基
大阪府枚方市招提田近２−19 株式会社松
井製作所大阪工場内
Ｆターム(参考） 3F047 AA14 CA02 CC00
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 上部側壁に第１開口を、頂壁に第２開口
を備えた上部円筒部を有すると共に下部に粉粒体出口を
有する貯留槽と、貯留槽内に位置するようにして第２開
口周縁に垂下状に設けられた多孔板からなる円筒状の内
筒とを有する粉粒体捕集器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001184434A JP2003002434A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 粉粒体捕集器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001184434A JP2003002434A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 粉粒体捕集器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003002434A true JP2003002434A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19024196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001184434A Pending JP2003002434A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 粉粒体捕集器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003002434A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012211018A (ja) * | 2012-06-14 | 2012-11-01 | Seiken Kogyo Kk | 搬送装置および搬送方法 |
| IT202200003944A1 (it) * | 2022-03-02 | 2023-09-02 | Pegaso Ind S P A | Dispositivo di separazione di materiale granulare |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184434A patent/JP2003002434A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012211018A (ja) * | 2012-06-14 | 2012-11-01 | Seiken Kogyo Kk | 搬送装置および搬送方法 |
| IT202200003944A1 (it) * | 2022-03-02 | 2023-09-02 | Pegaso Ind S P A | Dispositivo di separazione di materiale granulare |
| EP4238912A1 (en) * | 2022-03-02 | 2023-09-06 | Pegaso Industries S.p.A. | Separation device for granular material |
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