JP2003002089A - エネルギー回生利益分配システムおよび装置 - Google Patents

エネルギー回生利益分配システムおよび装置

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JP2003002089A
JP2003002089A JP2001188682A JP2001188682A JP2003002089A JP 2003002089 A JP2003002089 A JP 2003002089A JP 2001188682 A JP2001188682 A JP 2001188682A JP 2001188682 A JP2001188682 A JP 2001188682A JP 2003002089 A JP2003002089 A JP 2003002089A
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JP2001188682A
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Takeshi Onodera
毅 小野寺
Masayuki Takeishi
雅之 武石
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回生エネルギーを定量化して回生利益を計算
し、その配分を行うこと。 【解決手段】 エネルギー回生事業者100がユーザ2
00の電車1にキャパシタ5とモニタ回路4を設置し、
モータ2で回生して蓄積したキャパシタ5の蓄電量を測
定し、回生電力量と回生電力料金を算出し、メリット通
知51としてユーザ200に通知する。ユーザ200
は、節約できた回生電力料金の一部をエネルギー回生事
業者100にメリット料金52として支払う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電車やエレベー
タ等のモータの起動停止が頻繁に行われる移動体のエネ
ルギーを回生して定量化し、回生利益の配分を行うエネ
ルギー回生利益分配システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電車やエレベータは、モータにより車両
やかごを作動させており、その際にブレーキによって動
作を停止していることに起因し、エネルギーを無駄に消
費していた。このため、現在では電車やエレベータの減
速時の力をモータによって電力に変換し、省エネルギー
を実現するためのエネルギー回生システムが提案されて
いる。例えば特開平11−299275号公報には、エ
レベータのかごを駆動する回生電力を平滑コンデンサに
蓄積して停電時の駆動に用いる技術が開示されている。
また、特開2000−233669号公報には、電車の
制動による回生エネルギーを電力用コンデンサに蓄積
し、電車起動時における起電電圧の降下を補うようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエネルギー回生システムでは、回生エネルギーを用
いて省エネルギー化を図るものの、実際に回生エネルギ
ーによってどの程度の省電力効果があったか定量化して
確認できないという問題点があった。また、定量化する
ことで試算可能となる回生エネルギーの利益分配につい
ては検討されていなかった。
【0004】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、回生エネルギーを定量化して回生利益
を計算し、その分配を行うエネルギー回生利益分配シス
テムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に係るエネルギー回生利益分配システム
は、モータおよびエネルギー回生事業者の提供する蓄電
放電手段を有する移動体の運行に伴い前記モータで発電
される回生電力を蓄電放電手段に蓄電し、蓄電した回生
電力を放電して再利用するユーザ装置と、蓄電手段の蓄
電状況を通信回線を介して取得する蓄電状況取得手段
と、所定期間内に蓄電し放電することで再利用した回生
電力量からエネルギー回生により節約できた回生電力料
金を算出する回生電力料金算出手段と、算出した回生電
力料金をユーザ側のメリットとして当該ユーザに通知す
るメリット通知手段と、ユーザ側のメリットである回生
電力料金の一部をメリット料金としてエネルギー回生事
業者から当該ユーザに請求するメリット料金請求手段
と、ユーザからエネルギー回生事業者にメリット料金を
電子的に支払うメリット料金支払手段とを備えたことを
特徴とする。
【0006】また、請求項3に係るエネルギー回生利益
分配装置は、モータおよびエネルギー回生事業者の提供
する蓄電放電手段を有する移動体の運行に伴い前記モー
タで発電される回生電力を蓄電放電手段に蓄電し、蓄電
した回生電力を放電して再利用する装置に適用するもの
であり、蓄電手段の蓄電状況を取得する蓄電状況取得手
段と、所定期間内に蓄電し放電することで再利用した回
生電力量からエネルギー回生により節約できた回生電力
料金を算出する回生電力料金算出手段と、算出した回生
電力料金をユーザ側のメリットとして当該ユーザに通知
するメリット通知手段と、ユーザ側のメリットである回
生電力料金の一部をメリット料金として当該ユーザに請
求するメリット料金請求手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】すなわち、エネルギー回生事業者がユーザ
の移動体にキャパシタ等の蓄電装置を提供し、蓄電手段
に蓄電されて放電され再利用した回生電力料金を算出す
ることで、ユーザが実際に節約できる電気料金を取得
し、その一部をエネルギー回生事業者の利益(メリット
料金)とし、残りをユーザの利益として回生利益を分配
する。メリット料金の支払いは、例えば銀行を交えたオ
ンライン取引によって実現できる。これにより、回生電
力が定量化され、そこから算出した回生利益が双方に配
分されることになるから、システム導入が容易になり、
全体的に省エネルギーに資するものとなる。
【0008】また、請求項2に係るエネルギー回生利益
分配システムは、上記エネルギー回生利益分配システム
において、さらに、複数の運行パターンを取得し、それ
ぞれの運行パターンによって運行した場合に回生される
回生電力を取得することで回生電力料金を算出し、この
回生電力料金に基づき最適となる運行パターンをユーザ
に提案する最適化提案手段を備えたことを特徴とする。
【0009】この発明では、回生電力は移動体の加速度
や重量等により変化するが、複数の運行パターンによる
得られる回生電力料金を算出し、その中から例えば最も
回生電力料金が高くなる(最も電気料金を節約できる)
運行パターンを選択し、これをユーザに提案する。これ
により、回生電力量が増加して双方の回生利益が増える
ことになる。なお、最適となる運行パターンはユーザに
より異なり、電力消費量と所要時間を最適にバランスで
きるもの等を挙げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。図1は、この発明の
実施の形態に係るエネルギー回生利益分配システムを示
す構成図である。図2は、このエネルギー回生利益分配
システムによる取引形態を示す説明図である。図3は、
電車のエネルギー回生を例に挙げた場合の処理の流れを
示す説明図である。
【0011】電車1は、走行用のモータ2と、モータ2
の運転を制御する制御部3とを有する。制御部3は、所
定のプログラムとコンピューターにより実現される。電
車1には、山手線や東横線等の通勤区間電車、新幹線等
の都市間移動用電車、モノレール、新都市交通システム
が含まれる。
【0012】エネルギー回生事業者100は、ユーザ2
00(電鉄会社)の所有している電車1にモニタ回路4
および蓄電装置であるキャパシタ5を設置する。モニタ
回路4およびキャパシタ5は、有償または無償でユーザ
200に譲渡しても或いはリース会社300を介してリ
ースしても良く、有償譲渡の場合の対価はエネルギー回
生により得た利益により相殺しても良い。これによりユ
ーザ200はイニシャルコストを負担することなくエネ
ルギー回生利益分配システムを導入でき、省エネルギー
による利益を取得できる。
【0013】モニタ回路4は、キャパシタ5で充放電す
る電力の電流、電圧、回数および装置温度データを測定
する。なお、モニタ回路4は、キャパシタ5と共に電車
1内に設置しても、通信回線を介して電車1外の駅、変
電所、配電所等に設置しても良い。また、キャパシタ5
の代わりに、二次電池やフライホイール等の電力蓄積手
段を用いても良い。但し、二次電池はサイクル寿命が短
く頻繁に交換する必要があり、フライホイールは装置自
体が大型で移動体である電車1内に設置すると運転し難
いことから、サイクル寿命が長く且つ移動体内でも容易
に蓄電できるキャパシタ5が当該システムには最適であ
る。また、蓄電装置は、電車1に搭載する場合にはキャ
パシタ5が適するが、駅付近に設置する場合や変電所に
併設する場合には、大型の二次電池やフライホイールを
好適に用いることができる。特に公知の超電導フライホ
イールを用いることで回生エネルギーを無駄なく蓄電で
きる。なお、実際にキャパシタ5に蓄電した回生電力
は、電車1の発進加速時や走行時にモータ2にて放電さ
れる。
【0014】エネルギー回生事業者100は、外部イン
ターフェイス部21と、データ送受信部22と、処理部
23と、回生利益算出部24と、データ蓄積部25とを
有する。なお、処理部23は専用のハードウエアにより
実現されるものであっても良く、メモリおよびCPU
(中央演算装置)により構成され、処理部23の機能を
実現するためのプログラム(図示省略)をメモリにロー
ドして実行することによりその機能を実現させるもので
あっても良い。
【0015】ユーザ200は、データ送受信部31と、
外部インターフェイス部32と、制御部3およびモニタ
回路4に接続したコンピューター33を備えている。コ
ンピューター33には、エネルギー回生事業者100か
ら提供された、当該システムを実現するためのプログラ
ムが格納されている。また、ユーザ200は、通信回線
34によりエネルギー回生事業者100と接続されてい
る。通信回線34には、無線回線やインターネット等の
有線回線が含まれる。特に、複数の電鉄会社にシステム
を導入して回生電力をモニタリングする場合、インター
ネット回線により接続するのが好適である。
【0016】エネルギー回生事業者100は、ユーザ2
00のモニタ回路4によって電車1の回生エネルギーの
蓄積状況を取得する。キャパシタ5の蓄電データは、コ
ンピューター33の処理に従いデータ送受信部32から
エネルギー回生事業者100側のデータ送受信部22に
送られる。処理部23では、この蓄電データからキャパ
シタ5の蓄電量を判断する。例えば図3の(A)に示す
ように、電車1の発進等による放電電力41が電車運転
中に断続的に発生するが、これに対応した電車の停止動
作により前記モータ2にてエネルギーが回生され、蓄電
電力42としてキャパシタ5に蓄積される。また、蓄電
データはデータ蓄積部25に逐次蓄積され、後の回生電
力量の計算に用いられる。
【0017】処理部23では、キャパシタ5の蓄電電力
を常にモニタリングしており、図3の(B)に示すよう
に、所定時間の蓄電量43を算出し、稼動状況表示部2
6にて表示する。なお、前記モニタリングは、リアルタ
イムで行うようにしても、一定時間間隔で行うようにし
ても良い。また、トラブルの発生を併せてモニタする場
合は、リアルタイムで情報を取得できるようにするのが
好ましい。電車1の運転が終了すると、その一日分の回
生電力量(kwh)を、データ蓄積部25に蓄積した蓄
電データに基づいて算出する。定量化された回生電力量
は、データ蓄積部25に蓄積されると共に、稼動状況表
示部26にて図3の(C)に示すような画面44に表示
される。また、回生利益算出部24は、蓄電・放電によ
り再利用された回生電力量に対して1kwhの単価を掛
け合わせ、エネルギーの回生利益を算出する。算出した
回生電力料金は、データ蓄積部25に蓄積され稼動状況
表示部26の画面44に表示される。
【0018】次に、処理部23は上記回生電力料金のデ
ータをメリット通知51として、通信回線34を介して
ユーザ200のコンピューター33に送信する。ユーザ
200は、この節約した回生電力料金の一部をメリット
料金52としてエネルギー回生事業者100に支払い、
回生電力料金の残分53はユーザ200が電力会社に支
払う電気料金に充当する。メリット料金52の請求額
は、両者の合意によって決められた回生電力料金に対す
る割合として算出される。例えばユーザ200の節約分
に相当する回生電力料金の40%〜80%をエネルギー
回生事業者100が受領する。エネルギー回生事業者1
00は、この回生電気料金の中で設備の保守、修正等の
サービスを行う。また、メリット料金52の請求額は、
メリット通知51の内容に含まれており、ユーザ200
はこの請求額に基づいてメリット料金52を支払う。
【0019】エネルギー回生事業者100に対するメリ
ット料金52はオンラインで受領する。具体的には、ユ
ーザ100のコンピューター33により銀行のWebサ
イトにアクセスし、メリット通知51に基づき、ユーザ
200の銀行口座の預金からエネルギー回生事業者10
0の銀行口座に対して所定のメリット料金52をオンラ
インで自動的に振り込む。処理部23は、Webサイト
上で振込の確認を行い、メリット料金52を受領したこ
とを認識して処理を終了する。
【0020】また、ユーザ200は、モニタ回路4から
蓄電データを自己のコンピューター33に常時入力して
おり、エネルギー回生事業者100と同じプログラムに
よって回生電力量および回生電力料金を算出して定量化
する。これによりユーザ200側で回生電力量および回
生電力料金を把握することができる。また、ユーザは、
エネルギー回生事業者100側で算出した回生電力料金
と比較し、エネルギー回生事業者100のメリット通知
51が妥当か否かを判断する。
【0021】具体的には、メリット通知51で通知され
た回生電力料金と、自己が算出した回生電力料金とを比
較し、差額がないか或いは差額が所定範囲内である場
合、メリット通知51が正しいと判断してメリット料金
52の支払いを行う。一方、差額が所定範囲を超えてい
る場合、メリット通知51が妥当でないと判断してメリ
ット料金52の支払いは行わず、その旨を通信回線34
を介してエネルギー回生事業者100に通知する。エネ
ルギー回生事業者100は、通知内容を検討して再び修
正したメリット通知51を行うか(例えば電気料金のk
wh単価を変更する等)、故障その他の問題が発生した
と判断して一時的なシステムの停止を決定する。
【0022】また、キャパシタ5には、遠隔操作により
蓄電を切断できる蓄電停止回路が設けられており(図示
省略)、ユーザ200がメリット料金52を支払わない
場合、エネルギー回生事業者100からの切断処理信号
によりキャパシタ5への蓄電を絶つことができる。蓄電
停止回路は、無線受信装置に蓄電切断用のスイッチを接
続し、外部からの暗号化された切断処理信号に基づき、
キャパシタ自身の電力を用いてスイッチを作動させるよ
うな構成であるが、同様の機能を有すればこれに限定さ
れない。
【0023】なお、回生電力がキャパシタ5の蓄電容量
に達した場合、回生電力は架線系統に回すか、抵抗器に
より消費するのが好ましい。或いはエネルギー回生を停
止し、機械的ブレーキにより減速するように切り換える
こともできる。また、架線系統に余剰の回生電力を回す
場合、駅付近や変電所に別のキャパシタを設置してお
き、このキャパシタに蓄電することもできる(詳細は後
述する)。
【0024】次に、このエネルギー回生利益分配システ
ムでは、エネルギー回生を最適化する運転パターンを提
案できる。上記算出した回生電力料金は、図3の(D)
に示すテーブルに登録される。このテーブル61は、電
車運行時間を時間帯区分61毎に区切って各時間帯毎に
回生電力料金を登録するもので、ユーザ200の制御部
3から運転パターン毎に運転制御データを取得して運転
パターン登録欄63に登録し、各運転制御毎に回生電力
料金を登録する(登録欄64)。このため、運転制御の
最適化を行う場合、ユーザ200とエネルギー回生事業
者100との合意のもと、その日の運転パターンの運転
制御データをエネルギー回生事業者が通信回線34を介
して取得した上で行う必要がある。
【0025】例えば初日は、急発進急停車が比較的多く
なるように電車1の運転を制御することとし、その運転
パターンによりエネルギーを回生し、各時間帯における
回生電力料金を運転パターン登録欄63a(運転パター
ン1)に登録する。二日目は、急停車をなるべく行わな
いように電車1の運転を制御することとし、その運転パ
ターンによりエネルギーを回生し、その日の各時間帯に
おける回生電力料金を運転パターン登録欄63b(運転
パターン2)に登録する。同じく数日に渡って異なる運
転パターンで運転をした場合、テーブルには各運転パタ
ーン毎に対応した回生電力料金が登録される(運転パタ
ーン登録欄63c〜63n)。なお、運転パターンは日
毎ではなく時間毎に変更できる。
【0026】処理部23は、登録された回生電力料金の
うちから最も安価(回生電力料金が高いこと)な運転パ
ターンを選択し、この運転パターンを省エネルギーに最
適な運転制御であるとし、通信回線34を介してユーザ
200に提案する。この提案65は、ユーザ200のコ
ンピューター33に送信され、ユーザ200はこの運転
制御に基づいて電車1の運転を行うか否かを決定する。
なお、この提案65はユーザ200からの要求により行
われるものであるから、必ずしもメリット通知51と同
時に行われるものではない。
【0027】また、運転パターンの選択は、テーブル6
1の欄を一括して選択するのではなく、所定時間帯毎に
運転パターンを選択することができる。例えば7時から
9時の通勤時間帯62aでは運転パターン登録欄63a
の運転パターン1が最も安価となり、12時から15時
の閑散時間帯62bでは運転パターン登録欄63bの運
転パターン2が最も安価となる場合は、7時から9時の
時間帯62aで運転パターン1を、12時から15時の
時間帯62bで運転パターン2を選択する(図中斜線
部)。以上のように電車1の運転を最適化することで回
生電力量が更に増加することになるから、ユーザ200
の電気料金をより節約でき、エネルギー回生事業者10
0のメリット料金を増やすことができる。
【0028】また、省エネルギーに最適な運転パターン
を提案する手法は、上記テーブル61に回生電力料金を
登録してその中から安価な運転パターンを選択するもの
に限定されない。例えば乗車人数や加速度等のパラメー
タから最も安価となる演算式により運転パターンを生成
して、ユーザ200に提案するようにしても良い。ま
た、エネルギー回生事業者100側のデータ蓄積部25
に安価となる運転パターンを複数種類記憶しておき、回
生電力料金が所定値より高くなるような場合、その記憶
している運転パターンを適宜選択してユーザ200に提
案するようにしても良い。
【0029】また、省エネルギーに最適な運転制御を提
案した場合、ユーザ200はエネルギー回生事業者10
0にコンサルト料金66を支払う。コンサルト料金66
は、サービスを提供する期間単位で支払うようにして
も、提案65の数に応じて支払うようにしても良い。な
お、最適な運転制御によりユーザ200の電気料金を節
約したときは、エネルギー回生事業者100がその節約
分を前記メリット料金52として受け取る。
【0030】また、エネルギー回生事業者100は、リ
ース会社300を介して同様のサービスを提供できる。
図2に示したように、エネルギー回生事業者100は、
製品であるキャパシタ5およびモニタ回路4をリース会
社300に販売し、エネルギー回生事業者100がその
代金を受け取り、リース会社300がリース契約に基づ
いてユーザ200に製品をリースする。ユーザ200に
より支払われるリース代金から、エネルギー回生事業者
100に支払う製品代金を差し引いたものが、リース会
社300の収益となる。また、モニタ回路4によるモニ
タリングはエネルギー回生事業者100が行うが、エネ
ルギー回生によるメリット通知51はリース会社300
を通じて行われる。更にメリット料金52の徴収はリー
ス会社300が行い、徴収したメリット料金52はエネ
ルギー回生事業者100に支払われる。この際、リース
会社300は料金回収の代行料を取得できる。
【0031】また、車両1aの回生電力がキャパシタ5
の蓄電容量に達した場合、図4に示すように回生電力を
架線71を介して定置式のキャパシタ72に蓄電するよ
うにしても良い。定置式のキャパシタ72は、架線71
による損失を抑制するため駅73付近に設置するのが好
ましい。キャパシタ72を定置式とすれば、設備容量の
大きさ制限が緩和されると共に別の車両1bに対しても
回生電力を供給できる。
【0032】具体的には、同図に示すように、余剰とな
った回生電力を一旦定置式のキャパシタ72に蓄電して
おき、この回生電力を別の車両1bの発進時の電力に用
いる。これにより別の車両1bの蓄電が不充分である場
合でもこの回生エネルギーを用いて発進できる。また、
キャパシタ5を搭載していない車両に回生電力を供給し
て、発進時の電力を節約することもできる。更に、キャ
パシタ5を設置した駅73に複数の路線が乗り入れてい
る場合、余剰回生電力を持つ電鉄会社200aは、キャ
パシタ72に蓄電した回生電力を別の電鉄会社200b
に販売することができる。設置式のキャパシタ72に蓄
電されている回生電力を、別の電鉄会社200bの電車
1c(キャパシタを搭載しているか否かは問わない)の
要求に応じて送電する。或いは、電車1cに搭載したキ
ャパシタの蓄電量をモニタ回路4により測定し、蓄電が
不充分な電車1cにキャパシタ72から回生電力を供給
するようにしても良い。
【0033】また、電鉄会社200aでは、回生電力の
供給量は設置式のキャパシタ72に設けたモニタ回路7
4により測定し、その供給量にkwh単価を掛け合わせ
た額を回生電力供給料金として相手方の電鉄会社200
bに請求する。一方、相手方の電鉄会社200bから電
力供給を受ける場合もあり、そのときには相手方の電力
会社200bに支払うべき回生電力供給料金が発生する
ことになるが、双方の電鉄会社200の供給料金の清算
を例えば1か月単位で行うことで、双方の供給電力量を
相殺して簡便に処理できる。なお、これらの処理が電子
的に行われることはいうまでもない。
【0034】また、上記エネルギー回生利益分配システ
ムは、図1に示したように、エレベータ80のエネルギ
ー回生にも有用である。エレベータ80は、人を載せる
かご81と、かご81の昇降動作を行うモータ82と、
インバーター83と、キャパシタ84と、モータ82の
制御を行う制御部85とから構成されている。キャパシ
タ84には、キャパシタ84の蓄電量を取得するための
モニタ回路86が接続されている。また、制御部85お
よびモニタ回路86は、コンピューター87に接続され
ている。キャパシタ84およびモニタ回路86は、上記
同様にエネルギー回生事業者100がユーザ250に対
して有償または無償で譲渡するか、或いはリース会社3
00を介してリースするため、ユーザ250がイニシャ
ルコストをかけずに回生利益を得ることができる。
【0035】エレベータ80では、かご81の減速・停
止時にモータ82を逆回転させてエネルギーを回生し、
インバーター83を介してキャパシタ84に蓄電する。
この蓄電データはモニタ回路86により常時モニタリン
グされ、通信回線34を介してエネルギー回生事業者1
00に送られる。エネルギー回生事業者100は蓄電デ
ータから回生電力量を算出すると共に当該回生電力量に
基づいて回生電力料金を算出する。この算出した回生電
力量および回生電力料金は、メリット通知51としてユ
ーザ250に通知される。ユーザ250は、このメリッ
ト通知51に基づいて節約できた電気料金の一部をメリ
ット料金52としてエネルギー回生事業者100に支払
い、残分を電力会社に支払う電気料金に充当する。ま
た、ユーザ250側でもモニタ回路86により回生電力
料金の定量化を行い、上記同様、エネルギー回生事業者
100からのメリット通知51の妥当性を検討できる。
【0036】なお、キャパシタ84に蓄電した電力は、
次のエレベータ80の駆動時に放電されるか、複数のエ
レベータ80が設置されている場合は他のエレベータ8
0の駆動に用いることもできる。また、ユーザ250が
メリット料金52を支払わない場合、エネルギー回生事
業者100からの切断処理信号によりキャパシタ84へ
の蓄電を絶つことができる。
【0037】また、エネルギー回生事業者100は、上
記同様の手法により、エレベータ昇降時の加速度や乗る
人数に基づいて電力料金が最も安価(回生電力料金が高
いこと)に済むように最適化できる。具体的には、ユー
ザ250からエレベータ80の運転制御データを取得す
ると共に運転時間を時間帯で区分し、各時間帯毎に算出
した回生電力料金を取得し、図示しないテーブルに登録
する。続いて、前回と異なる運転制御を行う場合、同様
に各時間帯毎の回生電力料金を取得してテーブルに登録
する。そして、同時間帯において最も電力料金が安価に
なる運転制御をユーザ250に提案する。ユーザ250
は、この提案65を検討して当該運転制御を行うか否か
を決定する。また、ユーザ250は最適化提案のコンサ
ルト料金66をエネルギー回生事業者100に支払う。
【0038】なお、このシステムの対象となるのは、オ
フィスビル、集合住宅、デパート、学校、電車のホーム
に設置するエレベータであり、ユーザ250はオフィス
ビル等の管理会社や電鉄会社となる。また、上記同様、
エネルギー回生事業者100とユーザ250との間にリ
ース会社300を介在させて、図2に示すような取引を
行うこともできる。また、キャパシタ84の代わりに二
次電池やフライホイール等を用いることもできる。
【0039】また、ユーザ200は、エネルギー回生事
業者100に予め定まったメリット料金52を支払う
が、このメリット料金52を半永久的にエネルギー回生
事業者100に支払うのではなく、継続的に支払って総
計が所定の金額に達した時点で、メリット料金52の支
払いを不要とするようにしても良い。エネルギー回生事
業者100はユーザ200から支払われたメリット料金
52をデータ蓄積部25に蓄積しており、その総計が所
定の金額に達した場合、処理部23によりメリット料金
52の支払いを行う電子取引の内容を変更し、メリット
通知51およびメリット料金52の受領を停止するよう
に処理する。これによりユーザ200の回生利益を更に
大きくでき、エネルギー回生事業者100のシステム導
入をより行い易くできる。
【0040】なお、キャパシタ5を新しいものに交換し
た場合、エネルギー回生事業者100は処理部23によ
りメリット通知51およびメリット料金52受領の停止
処理を解除し、再び上記同様のメリット通知51を行う
と共にメリット料金52の支払いを受けるようにするこ
ともできる。また、ユーザ200が複数の電車1やエレ
ベータ80にそれぞれキャパシタ5、84を設置してい
る場合、キャパシタ一つあたりで回収が必要となる金額
に、キャパシタ5、84の設置数量を掛け合わせて、メ
リット料金52の受領を停止する金額を決定すれば良
い。
【0041】なお、以上のエネルギー回生利益分配シス
テムは、電車やエレベータの他に、電気自動車、クレー
ン、電動工作機械(射出成形機等)、遊戯機械(ジェッ
トコースター、メリーゴーランド等)の回転機械等の起
動停止が頻繁に行われるものであれば、有効に利用でき
る。また、モータは回転式のみならずリニア式であって
も良く、リニアモーターカーや工作機械のリニアモータ
等にも適用可能である。
【0042】例えば電気自動車の場合は、駆動用のモー
タにより回生した回生電力をエネルギー回生事業者から
リース等で提供したキャパシタに蓄電し、上記同様に回
生電力量を測定する。そして、この回生電力量にガソリ
ン等の燃料のkwh単価を掛け合わせて回生電力料金を
算出する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のエネル
ギー回生利益分配システム(請求項1)および装置(請
求項3)では、エネルギー回生事業者がユーザの移動体
に蓄電装置を提供し、蓄電手段に蓄電・放電して再利用
された回生電力量から回生電力料金を算出することで、
ユーザが実際に節約できる電気料金を取得し、その一部
をエネルギー回生事業者のメリット料金とすることで回
生利益を分配する。これにより回生電力が定量化され、
そこから算出した回生利益が双方に配分されることにな
るから、システム導入が容易になり、全体的に省エネル
ギーに資するものとなる。
【0044】また、この発明のエネルギー回生利益分配
システム(請求項2)では、複数の運行パターンを取得
し、それぞれの運行パターンによって運行した場合に回
生される回生電力を取得することで回生電力料金を算出
し、この回生電力料金に基づき最適となる運行パターン
をユーザに提案する最適化提案手段を備えたので、回生
電力量を増加させて双方の回生利益を増やすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るエネルギー回生利
益分配システムを示す構成図である。
【図2】このエネルギー回生利益分配システムによる取
引形態を示す説明図である。
【図3】電車のエネルギー回生を例に挙げた場合の処理
の流れを示す説明図である。
【図4】エネルギー回生利益分配システムの変形例を示
す説明図である。
【符号の説明】
100 エネルギー回生事業者 200 ユーザ 300 リース会社 1 電車 2 モータ 3 制御部 4 モニタ回路 5 キャパシタ 21 外部インターフェイス部 22 データ送受信部 23 処理部 24 回生利益算出部 25 データ蓄積部 26 稼動状況表示部 31 外部インターフェイス部 32 データ送受信部 33 コンピューター 34 通信回線 51 メリット通知 52 メリット料金 61 テーブル 65 提案 66 コンサルト料金

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータおよびエネルギー回生事業者の提
    供する蓄電放電手段を有する移動体の運行に伴い前記モ
    ータで発電される回生電力を蓄電放電手段に蓄電し、蓄
    電した回生電力を放電して再利用するユーザ装置と、 蓄電手段の蓄電状況を通信回線を介して取得する蓄電状
    況取得手段と、 所定期間内に蓄電し放電することで再利用した回生電力
    量からエネルギー回生により節約できた回生電力料金を
    算出する回生電力料金算出手段と、 算出した回生電力料金をユーザ側のメリットとして当該
    ユーザに通知するメリット通知手段と、 ユーザ側のメリットである回生電力料金の一部をメリッ
    ト料金としてエネルギー回生事業者から当該ユーザに請
    求するメリット料金請求手段と、 ユーザからエネルギー回生事業者にメリット料金を電子
    的に支払うメリット料金支払手段と、を備えたことを特
    徴とするエネルギー回生利益分配システム。
  2. 【請求項2】 さらに、複数の運行パターンを取得し、
    それぞれの運行パターンによって運行した場合に回生さ
    れる回生電力を取得することで回生電力料金を算出し、
    この回生電力料金に基づき最適となる運行パターンをユ
    ーザに提案する最適化提案手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載のエネルギー回生利益分配システム。
  3. 【請求項3】 モータおよびエネルギー回生事業者の提
    供する蓄電放電手段を有する移動体の運行に伴い前記モ
    ータで発電される回生電力を蓄電放電手段に蓄電し、蓄
    電した回生電力を放電して再利用する装置に適用するも
    のであり、 蓄電手段の蓄電状況を取得する蓄電状況取得手段と、 所定期間内に蓄電し放電することで再利用した回生電力
    量からエネルギー回生により節約できた回生電力料金を
    算出する回生電力料金算出手段と、 算出した回生電力料金をユーザ側のメリットとして当該
    ユーザに通知するメリット通知手段と、 ユーザ側のメリットである回生電力料金の一部をメリッ
    ト料金として当該ユーザに請求するメリット料金請求手
    段と、を備えたことを特徴とするエネルギー回生利益分
    配装置。
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