JP2003001697A - 射出ブロー成形容器の製造方法及び射出ブロー成形容器 - Google Patents

射出ブロー成形容器の製造方法及び射出ブロー成形容器

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JP2003001697A
JP2003001697A JP2001194372A JP2001194372A JP2003001697A JP 2003001697 A JP2003001697 A JP 2003001697A JP 2001194372 A JP2001194372 A JP 2001194372A JP 2001194372 A JP2001194372 A JP 2001194372A JP 2003001697 A JP2003001697 A JP 2003001697A
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preform
container
thickness
blow
injection
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English (en)
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Tetsuya Kawasaki
哲也 河▲崎▼
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TACHIBANA YOKI KK
Original Assignee
TACHIBANA YOKI KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/081Specified dimensions, e.g. values or ranges
    • B29C2949/082Diameter
    • B29C2949/0821Diameter of the lip, i.e. the very top of the preform neck

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが安くしかも意匠的に優れた、内
表面に滑らかな凹凸形状を有する射出ブロー成形容器の
製造方法を提供すること。 【解決手段】 内表面に凹凸形状を有するプリフォーム
を射出成形し、該プリフォームの温度がブロー成形可能
な温度以上の状態で射出金型から取り出してブロー金型
中に配置し、該プリフォーム中に圧縮気体を吹き込み、
該プリフォームにおいて凸部を形成している部分がブロ
ー成形後に凹部を形成するように延伸する、内表面に滑
らかな凹凸形状を有する射出ブロー成形容器の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出ブロー成形容
器の製造方法に関する。特に、内表面に滑らかな凹凸形
状を有する意匠性に優れた射出ブロー成形容器の製造方
法に関する。また、その製造方法によって得られる射出
ブロー成形容器に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製のブロー成形容器は、各
種の内容物を収容する容器として広く用いられている。
中でもポリエステルやポリプロピレンを原料とする場合
には、一旦射出成形してからブロー成形する射出ブロー
成形が行われる場合が多い。例えば、ポリエチレンテレ
フタレートを射出成形して筒状の有底プリフォームを作
成し、これをブロー成形して得られる容器は、各種飲料
用ボトルとして大量に生産されている。
【0003】このような射出ブロー成形容器に模様を設
ける手段として、最も広く用いられている手段は、ブロ
ー成形金型の内面に凹凸を設けて、ブロー成形する際に
その形状を転写するものである。そのほとんどは、ほぼ
均一な肉厚のままで凹凸を形成して、模様による意匠性
の向上や、凹凸によるボトルの強度の向上が図られるも
のである。
【0004】一方、プリフォームの段階で凹凸を形成す
る手法も提案されている。例えば特開昭55−7923
5号公報には、筒状の有底プリフォームの内面に上下方
向に複数の凸条を設け、これを二軸延伸ブロー成形して
なるボトルが記載されている。当該ボトルは、プリフォ
ームの凸条に由来する凸条リブをその内面に有してい
る。また、特開平4−91924号公報には、筒状有底
プリフォームの内面に縦方向に筋状の薄肉部分を設け、
この薄肉部分が低温になるように温度調節してからブロ
ー成形し、薄肉部分が内側に凸のリブとなるようにした
ボトルが記載されている。これらはいずれもブローボト
ルの内面に凸条を設けることによってボトルの強度を向
上させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブロー
ボトルに模様を形成するに際し、ブロー金型の内面に凹
凸を設けて、ブロー成形する際にその形状を転写する方
法では、ブロー成形金型を模様ごとに作成する必要があ
る。ブロー金型はその寸法も大きく製作コストも高いこ
とから、小ロットのボトルを成形するには経済的ではな
かった。また、得られる模様も、厚み変化を抑えて単に
凹凸を設けただけであり、意匠的にも面白みに欠けるも
のであった。
【0006】また、特開昭55−79235号公報や特
開平4−91924号には、プリフォームの段階で内面
に凸条を設けてからブロー成形して、ブローボトルの内
面に凸条を設ける方法が記載されているが、いずれも強
度を向上させるための筋状の突起を内面に形成するだけ
であって、意匠的には何ら面白味のあるものではなかっ
た。
【0007】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、製造コストが安く、しかも意匠的に優
れた、内表面に滑らかな凹凸形状を有する射出ブロー成
形容器の製造方法を提供しようとするものである。ま
た、当該製法によって得られる射出ブロー成形容器を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、内表面に凹
凸形状を有するプリフォームを射出成形し、該プリフォ
ームの温度がブロー成形可能な温度以上の状態で射出金
型から取り出してブロー金型中に配置し、該プリフォー
ム中に圧縮気体を吹き込み、該プリフォームにおいて凸
部を形成している部分がブロー成形後に凹部を形成する
ように延伸する、内表面に滑らかな凹凸形状を有する射
出ブロー成形容器の製造方法を提供することによって達
成される。プリフォームでの凸部がブロー成形容器での
凹部になるように、肉厚を反転させながらブロー成形す
ることで、優れた意匠効果を奏する容器が提供できるも
のである。
【0009】このとき、射出ブロー成形容器の開口部の
外径が40mm以上であり、かつ容器胴部の外径が容器
開口部の外径の3倍以下であることが好適である。ま
た、プリフォームの開口部の外径が40mm以上であ
り、プリフォームの延伸される部分の形状が略円錐形で
あることが好適である。
【0010】上記製造方法において、プリフォームの、
首部下端及び底部先端から等距離の水平位置での、プリ
フォーム凸部厚み(Tpmax)とプリフォーム凹部厚
み(Tpmin)との比Tpmax/Tpminが1.
05〜1.8であることが好適な実施態様である。ま
た、射出ブロー成形容器の胴部において、首部下端及び
底面から等距離の水平位置での、容器凸部厚み(Tbm
ax)と容器凹部厚み(Tbmin)との比Tbmax
/Tbminが1.5以上であることも好適な実施態様
である。さらに、プリフォーム凸部厚み(Tpmax)
と容器凹部の厚み(Tbmin)との比Tpmax/T
bminが5〜100であり、かつプリフォーム凹部厚
み(Tpmin)と容器凸部厚み(Tbmax)との比
Tpmin/Tbmaxが1.5〜8であることも好適
な実施態様である。
【0011】上記課題は、開口部の外径が40mm以上
であり、かつ容器胴部の外径が容器開口部の外径の3倍
以下である射出ブロー成形容器であって、容器の胴部に
おいて内表面に滑らかな凹凸形状を有する射出ブロー成
形容器を提供することによっても達成される。
【0012】このとき、射出ブロー成形容器の胴部にお
いて、首部下端及び底面から等距離の水平位置での、容
器凸部厚み(Tbmax)と容器凹部厚み(Tbmi
n)との比Tbmax/Tbminが1.5以上である
ことが好適である。またこのとき、射出ブロー成形容器
の首部と肩部の境界近傍における凹凸形状が、その下方
の胴部の凹凸形状と比較した際に、その厚み分布が反転
していることも好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の容器に使用される材料は
射出成形及びその後のブロー成形が可能な樹脂であれば
特に限定されるものではないが、意匠性の観点からは透
明な樹脂が好適である。中でも熱可塑性ポリエステル樹
脂が好適であり、透明性、強度、延伸性、コストなども
考慮するとポリエチレンテレフタレート(以下、PET
と略することがある。)樹脂が最適である。本発明で使
用するポリエチレンテレフタレートは本発明の効果を阻
害しない範囲内で少量の共重合が施されていても良い。
【0014】本発明で使用する原料のPET樹脂の固有
粘度は、0.7以上であることが好ましい。本発明のプ
リフォームは肉厚ムラを有しており、肉厚部分の温度は
薄い部分に比べて高い温度に保ったままブロー成形に供
する必要がある。そのため、結晶化速度が速すぎないこ
とが重要であり、0.7以上の固有粘度のPET樹脂を
用いることが好適である。また、射出成形時の流動性を
確保するためには固有粘度は0.9以下であることが好
ましい。本発明のプリフォームは内面に凹凸形状を有す
ることから、使用する樹脂に良好な流動性が求められる
ものである。
【0015】本発明の製造方法においては、まず、内表
面に凹凸形状を有するプリフォームを射出成形する。P
ET樹脂を用いるのであれば、通常260〜300℃の
温度で溶融して射出成形する。得られるプリフォーム
は、ブロー後の容器で胴部及び底部を形成することにな
る部分の内表面に凹凸形状を有する。このとき外表面は
平滑であることが好ましい。また、プリフォームには蓋
をするために円筒状の首部が形成されていることが好ま
しく、首部外面にはネジ山が形成されることが好まし
い。当該首部は、寸法精度を保つために、通常ブロー成
形前後でその寸法が変化しない。
【0016】プリフォームの内面に形成される凹凸形状
は滑らかであることが好ましい。凹凸形状が滑らかであ
ることによって、得られる射出ブロー成形容器の内表面
の凹凸形状がより滑らかになり、優れた意匠効果が得ら
れやすい。別の表現を用いれば、プリフォームの厚みが
連続的に徐々に変化するような、言わば連続的な凹凸形
状であることが好ましい。プリフォーム内面に鋭いエッ
ジ形状を有するような場合には、成形後にもそのエッジ
形状に由来するラインが残りやすく、意匠的に問題とな
りやすい。
【0017】プリフォーム内面に形成される凹凸形状
は、その凸部が縦方向に連続するように形成されること
が好ましい。得られる射出ブロー成形容器の縦方向の座
屈強度が向上すると共に意匠的にも模様ピッチの揃った
美しいものが得られやすいからである。この場合、プリ
フォームの、首部下端及び底部先端から等距離の水平位
置での、プリフォーム凸部厚み(Tpmax)とプリフ
ォーム凹部厚み(Tpmin)との比Tpmax/Tp
minが1.05〜1.8であることが好適である。こ
の厚み比が必ずしも大きくなくても十分に延伸の際に肉
厚の反転が起こることは驚きである。この比が1.8を
超えるとプリフォームの肉厚部分に結晶化に由来する白
化が生じやすくなるとともに、得られる射出ブロー成形
容器の内面の凹凸形状が滑らかな形状になりにくい。よ
り好適には1.6以下であり、さらに好適には1.5以
下である。一方、この比が1.05未満の場合には、得
られる射出ブロー成形容器の内面の凹凸形状が浅くなり
すぎる場合がある。より好適には1.1以上であり、さ
らに好適には1.2以上である。
【0018】プリフォームの開口部の外径は40mm以
上であることが好ましい。この理由は射出ブロー成形容
器の説明のところで後述する。また、プリフォームの延
伸される部分の形状、すなわち、首部を除いた部分の形
状が略円錐形であることが好適である。ここで、略円錐
形とは、首部と接する側面がプリフォーム底部に向かっ
て先細になっているということであり、底部が丸くなっ
ていても良いし、全体の形状が皿状であっても良い。首
部を形成する面と外側面とがなす角度は10度以上であ
ることが好ましい。このような形状とすることで、円筒
状にする場合に比べて、肩部の厚みが厚くなりすぎるの
を防ぐことができる。肉厚の均一なプリフォームを用い
てブロー成形する場合には、全体が等しく延伸配向され
ることから厚みムラの問題は起こりにくいが、本発明の
ように部分によって延伸倍率が異なるような延伸方法を
採用した場合には、このようなプリフォーム形状とする
ことが重要である。
【0019】本発明のプリフォームは、プリフォーム内
表面に賦形する部分に凹凸を設けた射出金型を使用して
射出成形される。すなわち射出金型においてプリフォー
ムの内側に賦形する部分の形状を変更するだけで各種の
凹凸形状を作成することができる。射出金型の一部分の
みの交換で各種の模様に対応可能なので、小ロットの生
産に好適である。ブロー金型は平滑なものを使用できる
ので、模様に対応して変更する必要はなく、従来から有
しているものを使用することができる。結果として金型
コストを削減することが可能になる。
【0020】溶融樹脂を射出金型内に射出した後、プリ
フォームの温度がブロー成形可能な温度以上の状態で射
出金型から取り出してブロー成形工程に供する。このと
き溶融樹脂は射出金型内で冷却されるが、その冷却方法
は特に限定されるものではない。水などの冷媒を用いて
冷却することができる。通常の冷却方法を用いても、プ
リフォームの厚み分布によって、以後のブロー成形時に
必要な温度差を発現させることが可能である。
【0021】射出金型から取り出す際の温度はブロー成
形可能な温度以上であることが必要であり、例えばPE
T樹脂の場合にはその表面温度がガラス転移温度(約7
5℃)以上であることが必要である。PET樹脂の場
合、好適には80℃以上である。一方、取り出した際に
容易に変形しないように、樹脂が流動しない温度まで冷
却して取り出す必要がある。例えばPET樹脂の場合に
はその表面温度は好適には150℃以下であり、より好
適には130℃以下である。
【0022】射出金型を開いて取り出されたプリフォー
ムは、上記温度を保ったままでブロー金型中に配置され
る。このとき、必要に応じて溶融樹脂の流入部であるラ
ンナー部分を切断したり、加熱して押しつぶしたりして
も良い。またそのような操作をする際に冷めないように
保温あるいは加熱する手段を設けても良い。
【0023】こうして得られたプリフォームをブロー金
型内に配置して、圧縮気体を吹き込んでブロー成形す
る。内面の平滑な普通のブロー金型を使用することが、
ブロー金型のコスト上昇を防ぐことができ、表面にラベ
ルを貼ったり巻いたりすることもしやすくて好適であ
る。
【0024】本発明のブロー成形は、プリフォームにお
いて凸部を形成している部分がブロー成形後に凹部を形
成するように延伸することを特徴とするものである。す
なわち、凸部の方が高倍率に延伸され、凹部の方が低倍
率に延伸されることから、結果としてプリフォームと射
出ブロー成形容器において、その凹凸が反転するもので
ある。凸部も凹部もともに一定以上延伸されながら、し
かもその凹凸が反転することで、滑らかな凹凸形状を有
する射出ブロー成形容器が得られるものである。
【0025】本発明の射出ブロー成形容器は、容器の胴
部においてその内表面に凹凸形状を有するものである。
容器の内表面に形成される凹凸形状は滑らかである。別
の表現を用いれば、容器の厚みが連続的に徐々に変化す
るような、言わば連続的な凹凸形状である。このとき外
表面は平滑であることが、ラベルの巻き付けや貼付のし
やすさから好ましい。ただし、ブロー成形後の収縮や残
存応力の影響で生じることのある僅かな凹凸を有してい
てもよく、通常それはラベルの巻き付けや貼付の邪魔に
ならない程度である。
【0026】内表面に形成される凹凸形状が滑らかであ
ることによって、優れた意匠効果が得られる。具体的に
は、容器胴部の壁面がレンズ的に作用して光線の屈折角
度が場所によって徐々に変化するような形状にするとい
うことである。図8及び図16に本発明で得られた容器
の写真を示す。容器の中に入れた鉛筆の像を見れば、本
発明の容器の意匠的効果が理解できる。例えば後述する
実施例2の容器であれば、約20mmのピッチで形成さ
れた凹凸の深さがわずか0.35mm程度である。この
ような浅い凹凸を滑らかに形成したブロー金型を作成す
るには多大の費用を要する。しかしながら、本発明の成
形方法によれば、前述のように射出金型の一部に、もう
少し狭いピッチで深い凹凸を形成するだけでよい。
【0027】本発明の射出ブロー成形容器の内面に形成
される凹凸形状は、その凸部が縦方向に連続するように
形成されることが好ましい。得られる射出ブロー成形容
器の縦方向の座屈強度が向上すると共に意匠的にも模様
ピッチの揃った美しいものが得られやすいからである。
この場合、容器の胴部において、首部下端及び底面から
等距離の水平位置での、容器凸部厚み(Tbmax)と
容器凹部厚み(Tbmin)との比Tbmax/Tbm
inが1.5以上であることが好適である。この比が
1.5以下であれば、レンズ的効果が小さく、意匠的効
果が不十分になりやすい。より好適にはこの比は2以上
である。一方、この比が大きすぎる場合には容器の凹部
の厚みが小さくなりすぎて容器の強度が保てない場合が
あり、100以下であることが好適である。通常の強度
を有する容器であれば10以下であることがさらに好適
である。逆に、この比が10〜100である場合には、
使用後に押しつぶすことによる減容が可能な容器とする
ことができる場合がある。凸部で強度を確保しながら、
非常に薄い凹部を有することで押しつぶしが可能となる
ものである。上記縦方向に連続する凹凸形状は、傾斜し
ていても構わない。
【0028】プリフォーム凸部厚み(Tpmax)と容
器凹部の厚み(Tbmin)との比Tpmax/Tbm
inは5〜100であることが好適である。ここで、比
Tpmax/Tbminは、プリフォームで凸部を形成
していた部分の、ブロー成形前後での厚み変化の割合を
示したものであり、いわばプリフォームで凸部を形成し
ていた部分における延伸倍率に相当する数値(A)であ
る。これを5倍以上とすることで、容器の内表面に十分
な深さの凹凸が形成されやすく、より好適には8倍以上
とする。一方、100倍を超えると容器凹部の肉厚が薄
くなりすぎる虞があり、より好適には50倍以下であ
る。
【0029】プリフォーム凹部厚み(Tpmin)と容
器凸部厚み(Tbmax)との比Tpmin/Tbma
xは1.5〜8であることが好適である。ここで、比T
pmin/Tbmaxは、プリフォームで凹部を形成し
ていた部分の、ブロー成形前後での厚み変化の割合を示
したものであり、いわばプリフォームで凹部を形成して
いた部分における延伸倍率に相当する数値(B)であ
る。これが、1.5以上であるということは、プリフォ
ーム凹部においてもある程度は延伸されているというこ
とであり、結果として滑らかな凹凸形状が得られやす
い。より好適には2倍以上である。一方、8倍を超える
と、容器の内表面に十分な深さの凹凸が形成されない虞
があり、より好適には6倍以下である。
【0030】プリフォームで凸部を形成していた部分の
延伸倍率に相当する数値(A)と、凹部を形成していた
部分の延伸倍率に相当する数値(B)との比A/Bは、
プリフォームでの凸部と凹部との延伸倍率の比である。
この比A/Bは2〜10であることが好適である。比A
/Bが2以上であることで、凹凸の反転が容易である。
より好適には2.5〜8である。例えば実施例1、2と
もに、プリフォーム凸部厚み(Tpmax)とプリフォ
ーム凹部厚み(Tpmin)との比Tpmax/Tpm
inが1.3程度であるにもかかわらず、その延伸倍率
の比A/Bは3倍を超えている。比較的小さなプリフォ
ームの厚み比によって、大きな延伸倍率の差を与えるこ
とができる。すなわち、射出成形する際には厚み比が小
さくて成形が容易でありながら、ブロー成形容器では大
きな厚み比が得られて優れた意匠性を有するものであ
る。
【0031】プリフォームの首部の近傍まで凹凸形状を
形成する場合には、射出ブロー成形容器の口頭部と肩部
の境界近傍の実質的に未延伸の部分又は低延伸の部分に
おける凹凸形状が、その下方の胴部の凹凸形状と比較し
た際に、その厚み分布が反転したものになる。
【0032】本発明の射出ブロー成形容器は、開口部の
外径が40mm以上であることが好適である。前述のよ
うに、容器の内面の滑らかな凹凸形状がレンズ的な働き
をすることによって優れた意匠効果を奏するものである
ことから、内容物が固形物であるような場合に、特にそ
の意匠効果が奏されやすいものである。すなわち、内容
物の形状が変形して見えることで意匠効果がより強調さ
れるものである。したがって、固形物の出し入れが容易
な広口容器が好適である。より好適には50mm以上で
ある。
【0033】また、本発明の射出ブロー成形容器は、容
器胴部の外径が容器開口部の外径の3倍以下であること
が好適である。本発明の容器は場所によって延伸倍率が
大きく異なる特殊な延伸方法を採用して成形されるもの
であることから、容器の肩部で径が大きく変化するよう
な形状の容器を成形することは、必ずしも容易ではな
い。より好適には容器胴部の外径は容器開口部の外径の
2倍以下であり、さらに好適には1.5倍以下である。
また、通常0.7倍以上である。
【0034】以上述べたように、本発明の成形方法で得
られる射出ブロー成形容器は、内表面に形成された滑ら
かな凹凸形状がレンズ的な働きを示すことができる、意
匠性に優れた容器である。この意匠性を活かして、様々
な内容物を収容する容器、特に内容物として固形物を入
れる容器として有用である。また、金型コストが低くて
済むので、比較的小ロットの容器に向いており、頻繁な
デザイン変更にも容易に対応できるものである。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0036】実施例1 ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂を乾燥して
から、日精ASB社製射出ブロー成形機「ASB−70
DPH」に供給し、シリンダー温度を280℃に設定し
て射出金型に射出成形した。この射出金型は6個のプリ
フォームを一度に成形できるものである。プリフォーム
の内表面に賦形する部分(インコア部分)がネジを用い
て着脱可能になっており、インコア部分6個を交換する
ことで容易にデザインの変更ができる。このとき、一つ
の金型内で異なるデザインのインコア部分を使用して、
異なったデザインのプリフォームを同時に成形すること
も可能である。射出成形されたプリフォームを、16℃
の冷却水が循環している射出金型内で12秒間冷却した
後、射出金型から取り出した。非接触温度計で測定した
ところ、プリフォームの表面温度は約100℃であっ
た。
【0037】得られたプリフォームの側面図を図1に、
平面図を図2に示す。プリフォーム1は円筒状の首部2
を有しており、その端部は外径52mmの円形開口部3
である。首部2の外面には、蓋を螺着できるねじ山4が
形成されている。プリフォーム1の外側面5は円錐状で
あり、その底部6は球面状となっている。このとき首部
2と外側面5とが相互になす角度θは18度である。プ
リフォーム内表面には波状の凹凸形状7が形成されてい
る。
【0038】図1のA−A’断面図を図3に、B−B’
断面図を図4に示す。A−A’の位置はプリフォーム1
の首部2の下端8及び底部先端9から等距離の水平位置
である。内表面には16組の凸部10と凹部11とが形
成されている。互いに等間隔の4点において凸部厚み
(Tpmax)と凹部厚み(Tpmin)を測定した結
果を表1に示す。この厚み測定は外側面5に垂直な方向
で測定した厚みである。比Tpmax/Tpminは、
1.31であり、凹部に比べて凸部が31%肉厚になっ
ていた。
【0039】射出金型から取り出されたプリフォームを
すばやくランナー切断位置に移動させ、ランナー12を
切断し、ランナー切断面に加熱板を押し付けて切断面を
滑らかにした。ランナー切断位置ではプリフォームが冷
めることを防止するために保温のためのヒーターが配置
されている。
【0040】ランナーが切断されたプリフォームをすば
やくブロー金型内に配置し、ストレッチロッドでプリフ
ォーム底部内面を押しながら、加圧空気を吹き込んでブ
ロー成形した。得られたブロー成形容器13の側面図を
図5に、平面図を図6に示す。ブロー成形容器13は円
筒状の首部14を有しており、その寸法はブロー成形前
のプリフォーム1と同一である。ブロー成形容器13の
胴部15は円筒状であり、その底部には強度を確保する
ためのアーチ部16が形成されている。また胴部15と
首部14との間には肩部17を有する。胴部15の外径
は65mmであり、円形開口部18の外径52mmの
1.25倍である。
【0041】図5のC−C’断面図を図7に示す。C−
C’の位置はブロー成形容器13の首部14の下端19
及び底面20から等距離の水平位置である。内表面には
16組の凸部21と凹部22とが形成されている。互い
に等間隔の4点において凸部厚み(Tbmax)と凹部
厚み(Tbmin)を測定した結果を表1に示す。比T
bmax/Tbminは、2.58であり、凹部に比べ
て凸部が2.5倍以上も肉厚になっていた。ここでの厚
み変化は滑らかなものであった。
【0042】こうして得られた容器は、プリフォームに
おいて凸部を形成していた部分がブロー成形容器におい
ては凹部を、凹部を形成していた部分が凸部を、それぞ
れ形成しており、肉厚が反転していた。このことは、肩
部での厚み分布と胴部での厚み分布が反転していること
から確認できた。また、首部外面に残存する、射出金型
の合わせ目に由来するラインの位置と、胴部の凹凸形状
との相対的な位置関係からも確認できた。
【0043】プリフォーム凸部厚み(Tpmax)と容
器凹部の厚み(Tbmin)との比Tpmax/Tbm
inは、11.14(=A)であり、プリフォームの凸
部は10倍以上に延伸されていた。一方、プリフォーム
凹部厚み(Tpmin)と容器凸部厚み(Tbmax)
との比Tpmin/Tbmaxは3.30(=B)であ
り、3倍強の延伸にとどまっていた。これら両者の比
(A/B)は3.37であり、両者の延伸倍率は3倍以
上も相違していた。
【0044】図8に、本実施例で得られた射出ブロー成
形容器内に鉛筆を立てた写真を示す。容器胴部内面の滑
らかな凹凸形状によって、容器の壁面がレンズ的に作用
して透過する光線の屈折角度が場所によって徐々に変化
するようになっている。そのため、容器内部に配置され
た鉛筆が変形して観察されることとなる。また、この変
形の様子からも、容器内面の凹凸形状が滑らかであるこ
とがわかる。このように容器の内面に滑らかな凹凸を形
成することで、意匠性に優れた容器を得ることができ
た。
【0045】実施例2 実施例1で使用したのと同じ樹脂及び成形機を用い、射
出金型を変更した以外は、実施例1と同じ成形条件でプ
リフォームを成形した。この射出金型は4個のプリフォ
ームを一度に成形できるものである点を除けば実施例で
使用した金型と同様である。
【0046】得られたプリフォームの側面図を図9に、
平面図を図10に示す。プリフォーム1は円筒状の首部
2を有しており、その端部は外径87mmの円形開口部
3である。首部2の外面には、蓋を螺着できるねじ山4
が形成されている。プリフォーム1の外側面5は皿状と
も言うことができる低い円錐状であり、その底部6はな
だらかな球面状となっている。このとき首部2と外側面
5とが相互になす角度θは約70度である。プリフォー
ム内表面には凹凸形状7が形成されている。
【0047】図9のD−D’断面図を図11に、E−
E’断面図を図12に示す。D−D’の位置はプリフォ
ーム1の首部2の下端8及び底部先端9から等距離の水
平位置である。内表面には16組の凸部10と凹部11
とが形成されている。互いに等間隔の4点において凸部
厚み(Tpmax)と凹部厚み(Tpmin)を測定し
た結果を表1に示す。この厚み測定は外側面5に垂直な
方向で測定した厚みである。比Tpmax/Tpmin
は、1.34であり、凹部に比べて凸部が34%肉厚に
なっていた。
【0048】射出金型から取り出されたプリフォーム
は、実施例1と同様にランナー12を切断してからブロ
ー成形した。得られたブロー成形容器13の側面図を図
13に、平面図を図14に示す。ブロー成形容器13は
円筒状の首部14を有しており、その寸法はブロー成形
前のプリフォーム1と同一である。ブロー成形容器13
の胴部15は円筒状であり、その底部には強度を確保す
るためのアーチ部16が形成されている。また胴部15
と首部14との間には肩部17を有する。胴部15の外
径は102mmであり、円形開口部18の外径87mm
の1.17倍である。
【0049】図13のF−F’断面図を図15に示す。
F−F’の位置はブロー成形容器13の首部14の下端
19及び底面20から等距離の水平位置である。内表面
には16組の凸部21と凹部22とが形成されている。
互いに等間隔の4点において凸部厚み(Tbmax)と
凹部厚み(Tbmin)を測定した結果を表1に示す。
比Tbmax/Tbminは、3.71であり、凹部に
比べて凸部が3倍以上も肉厚になっていた。ここでの厚
み変化は滑らかなものであった。プリフォームとブロー
成形容器との肉厚の反転は、実施例1と同様に確認でき
た。
【0050】プリフォーム凸部厚み(Tpmax)と容
器凹部の厚み(Tbmin)との比Tpmax/Tbm
inは、27.45(=A)であり、プリフォームの凸
部は30倍近く延伸されていた。一方、プリフォーム凹
部厚み(Tpmin)と容器凸部厚み(Tbmax)と
の比Tpmin/Tbmaxは5.54(=B)であっ
た。これら両者の比(A/B)は4.95であり、5倍
近くも相違していた。
【0051】図16に、本実施例で得られた射出ブロー
成形容器内に鉛筆を立てた写真を示す。実施例1同様
に、容器側面の凹凸形状による光の屈折によって、容器
内部の鉛筆が変形して観察され、この変形の様子から、
容器内面の凹凸形状が滑らかであることもわかる。実施
例2においても、意匠性に優れた容器が得られた。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明の製造方法により得られる、内表
面に滑らかな凹凸形状を有する射出ブロー成形容器は、
容器の壁面がレンズ的に作用して透過する光線の屈折角
度が場所によって徐々に変化するようになっている。そ
の結果、優れた意匠効果を奏することができるものであ
る。しかも金型製造費用が安くて済むので、比較的小ロ
ットであっても、低コストで製造することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたプリフォームの側面図であ
る。
【図2】実施例1で得られたプリフォームの平面図であ
る。
【図3】図1のA−A’断面図である。
【図4】図1のB−B’断面図である。
【図5】実施例1で得られた射出ブロー成形容器の側面
図である。
【図6】実施例1で得られた射出ブロー成形容器の平面
図である。
【図7】図5のC−C’断面図である。
【図8】実施例1で得られた射出ブロー成形容器内に鉛
筆を立てた写真である。
【図9】実施例2で得られたプリフォームの側面図であ
る。
【図10】実施例2で得られたプリフォームの平面図で
ある。
【図11】図9のD−D’断面図である。
【図12】図9のE−E’断面図である。
【図13】実施例2で得られた射出ブロー成形容器の側
面図である。
【図14】実施例2で得られた射出ブロー成形容器の平
面図である。
【図15】図13のF−F’断面図である。
【図16】実施例2で得られた射出ブロー成形容器内に
鉛筆を立てた写真である。
【符号の説明】
1 プリフォーム 2 首部 3 円形開口部 4 ねじ山 5 外側面 6 底部 7 凹凸形状 8 首部の下端 9 底部先端 10 凸部 11 凹部 12 ランナー 13 ブロー成形容器 14 首部 15 胴部 16 アーチ部 17 肩部 18 円形開口部 19 首部の下端 20 底面 21 凸部 22 凹部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内表面に凹凸形状を有するプリフォーム
    を射出成形し、該プリフォームの温度がブロー成形可能
    な温度以上の状態で射出金型から取り出してブロー金型
    中に配置し、該プリフォーム中に圧縮気体を吹き込み、
    該プリフォームにおいて凸部を形成している部分がブロ
    ー成形後に凹部を形成するように延伸する、内表面に滑
    らかな凹凸形状を有する射出ブロー成形容器の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記射出ブロー成形容器の開口部の外径
    が40mm以上であり、かつ容器胴部の外径が容器開口
    部の外径の3倍以下である請求項1記載の射出ブロー成
    形容器の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記プリフォームの開口部の外径が40
    mm以上であり、プリフォームの延伸される部分の形状
    が略円錐形である請求項1記載の射出ブロー成形容器の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 プリフォームの、首部下端及び底部先端
    から等距離の水平位置での、プリフォーム凸部厚み(T
    pmax)とプリフォーム凹部厚み(Tpmin)との
    比Tpmax/Tpminが1.05〜1.8である請
    求項1記載の射出ブロー成形容器の製造方法。
  5. 【請求項5】 射出ブロー成形容器の胴部において、首
    部下端及び底面から等距離の水平位置での、容器凸部厚
    み(Tbmax)と容器凹部厚み(Tbmin)との比
    Tbmax/Tbminが1.5以上である請求項1記
    載の射出ブロー成形容器の製造方法。
  6. 【請求項6】 プリフォーム凸部厚み(Tpmax)と
    容器凹部の厚み(Tbmin)との比Tpmax/Tb
    minが5〜100であり、かつプリフォーム凹部厚み
    (Tpmin)と容器凸部厚み(Tbmax)との比T
    pmin/Tbmaxが1.5〜8である請求項1記載
    の射出ブロー成形容器の製造方法。
  7. 【請求項7】 開口部の外径が40mm以上であり、か
    つ容器胴部の外径が容器開口部の外径の3倍以下である
    射出ブロー成形容器であって、容器の胴部において内表
    面に滑らかな凹凸形状を有する射出ブロー成形容器。
  8. 【請求項8】 射出ブロー成形容器の胴部において、首
    部下端及び底面から等距離の水平位置での、容器凸部厚
    み(Tbmax)と容器凹部厚み(Tbmin)との比
    Tbmax/Tbminが1.5以上である請求項7記
    載の射出ブロー成形容器。
  9. 【請求項9】 射出ブロー成形容器の首部と肩部の境界
    近傍における凹凸形状が、その下方の胴部の凹凸形状と
    比較した際に、その厚み分布が反転している請求項7記
    載の射出ブロー成形容器。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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