JP2003001578A - ロボット、ロボット管理システム、ロボット制御プログラム、ロボット管理処理プログラム、ロボット管理方法、及び機器管理システム、機器管理処理プログラム、機器管理方法 - Google Patents

ロボット、ロボット管理システム、ロボット制御プログラム、ロボット管理処理プログラム、ロボット管理方法、及び機器管理システム、機器管理処理プログラム、機器管理方法

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JP2003001578A
JP2003001578A JP2001193363A JP2001193363A JP2003001578A JP 2003001578 A JP2003001578 A JP 2003001578A JP 2001193363 A JP2001193363 A JP 2001193363A JP 2001193363 A JP2001193363 A JP 2001193363A JP 2003001578 A JP2003001578 A JP 2003001578A
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Takashi Koshiro
孝 湖城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】学習内容に応じて自らが変化を要求し進化する
ことが可能なロボット。 【解決手段】ロボット20に備えたカメラや音センサ,
接触センサにより周囲画像の取り込みやユーザ音声,ユ
ーザとの接触などの特定情報を検知学習し、この学習内
容に応じてスタートタイプSのロボット型体からA「動
物ネコ・イヌ型」、B「愛情型」、C「知的頭脳型」、
D「ノーマル型」への変化を決定し、この型体変化に要
する付加部品・付加データ(制御プログラムなど)の内
容をロボット管理サーバへ通知すると共に、ロボットの
音出力部や表示部からユーザへ報知要求する。ユーザが
ロボット要求を承認すると、ロボット管理サーバから対
応する付加データが読み出されてロボットへ送信登録さ
れると共に、当該管理サーバによる付加部品の発送指示
によりユーザ宅に届けられた付加部品をスタートタイプ
Sのロボットへ組み付けることで前記決定ロボット型体
への変化がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習に応じて行動
や能力が変化するロボット、及びそのロボット管理シス
テム、ロボット制御プログラム、ロボット管理処理プロ
グラム、ロボット管理方法、ならびに学習によって進化
する電子機器などの機器管理システム、機器管理処理プ
ログラム、機器管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットは多種多様な分野で開発
され実用されているが、そのほとんどは工業用ロボット
など、特定の作業を予め組み込まれたプログラムに従い
行うものであった。
【0003】一方、近年は主にその外観として動物を模
した四足歩行のロボットや人間を模した二足歩行のロボ
ットが開発実用化されており、これらのロボットでは、
“見る”を画像入力装置で、“聞く”を音声入力装置
で、“触る”を接触センサで実現し、これにより得られ
る情報を学習して行動や能力が変化するようになってい
る。
【0004】例えばこのロボットに対し毎日話し掛けた
り触れたりしてやれば、いつもユーザのそばに移動する
ようになったり、反対にあまり話し掛けたり触れたりし
ないと、いつもユーザと一定以上の距離を置いた場所へ
移動するようになったりするものである。
【0005】また、ロボットの動作を制御するためのプ
ログラムをバージョンアップさせることで、行動や能力
を進化させるロボットも考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のロ
ボットでは、予めインストールされている制御プログラ
ムの範囲内で学習によって行動や能力が変化するもの
の、更なる行動や能力の進化を行わせるにはユーザ自ら
の意志によってプログラムのバージョンアップやセンサ
類の追加などを行う必要がある。
【0007】本発明は、前記課題に鑑みなされたもの
で、学習内容に応じて自らが変化を要求し進化すること
が可能になるロボット、及びそのロボット管理システ
ム、ロボット制御プログラム、ロボット管理処理プログ
ラム、ロボット管理方法、ならびに機器管理システム、
機器管理処理プログラム、機器管理方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係るロボットは、学習機能を有するロボットであ
って、周囲の情報を検知するセンサ手段と、このセンサ
手段により特定の情報が検知されたことを学習する学習
手段と、この学習手段による学習の内容に応じて当該ロ
ボットに付加する内容を要求する付加内容要求手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】このような、本発明の請求項1に係るロボ
ットでは、センサ手段により検知されるロボットの使用
環境などに基づいた学習の内容に応じて、当該ロボット
に付加すべき部品や動作プログラムなどの内容が該ロボ
ット自身により要求されるので、このロボット自身が要
求する付加内容をロボットユーザが付加してやることで
ロボットを変化させ成長させることができる。
【0010】また、本発明の請求項8に係るロボット管
理システムは、学習機能を有するロボットと通信するロ
ボット管理システムであって、前記ロボットにおいてそ
の学習の内容に応じて決定した当該ロボットに対し付加
する内容の取得要求を該ロボットから受信する要求受信
手段と、この要求受信手段により受信された要求の付加
内容を前記ロボットへ送信する要求内容送信手段と、前
記要求受信手段により受信された要求の付加内容に応じ
て前記ロボットのユーザに課金する課金手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0011】このような、本発明の請求項8に係るロボ
ット管理システムでは、ロボットにおいてその使用環境
などに基づいた学習の内容に応じて決定した当該ロボッ
トに対し付加すべき動作プログラムなどの内容の取得要
求が該ロボットから受信されると、この受信された要求
の付加すべき内容が前記ロボットへ送信されて提供され
るのと共に、前記受信された要求の付加内容に応じて前
記ロボットのユーザに対し課金が行われるので、ロボッ
ト自身にて決定された該ロボット変化成長のための付加
内容を管理システムから返送し変化成長させてやり、同
時にその代金をロボットユーザに課金できることにな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0013】図1は、本発明の実施形態に係るロボット
管理システムの全体の構成を示すブロック図である。
【0014】このロボット管理システムでは、インター
ネットなどの通信ネットワークN上にロボット管理サー
バ10が接続され、このロボット管理サーバ10に対し
ては、複数のユーザによりそれぞれ購入されたロボット
20a,20b,…が通信ネットワークNを介してアク
セス可能に構成される。
【0015】また、前記通信ネットワークN上には、前
記ロボット管理サーバ10のサービス管理者や各ロボッ
ト20a,20b,…それぞれのユーザとの契約金融機
関である銀行サーバ40も接続される。
【0016】前記ロボット20a,20b,…はそれぞ
れ、ユーザとのコミュニュケーションを取るための各種
センサを備え、このセンサ情報を学習することで自らの
行動・能力を変化(進化)させるためのデータ(プログ
ラムを含む)の追加要求やパーツの追加要求を行うもの
で、このロボット20a,20b,…におけるデータや
パーツの追加要求は、通信ネットワークNを介してロボ
ット管理サーバ10へ送信通知される。
【0017】ロボット管理サーバ10では、前記ロボッ
ト20a,20b,…から受信されるデータやパーツの
追加要求に応じて、データは通信ネットワークNを介し
て要求元のロボット20a,20b,…へ送信して登録
させ、パーツは該要求元ロボット20a,20b,…の
ユーザに配送して組み込みを行わせるもので、この際、
当該ロボット管理サーバ10によるデータやパーツの提
供費用は、銀行サーバ40における該当ロボット20
a,20b,…のユーザの口座に対して課金される。
【0018】これによりロボット管理サーバ10のサー
ビス管理者は、各ロボット20a,20b,…の販売収
益と共に、ロボット管理サービスの事業収益を上げる。
【0019】図2は前記ロボット管理システムにおける
ロボット管理サーバ10の電子回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【0020】ロボット管理サーバ10は、各種の記録媒
体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラ
ムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動
作が制御されるコンピュータによって構成され、その電
子回路には、CPU11が備えられる。
【0021】CPU11は、EEP−ROMなどのメモ
リ12に予め記憶された管理サーバ制御プログラム、あ
るいはCD−ROMやフロッピディスクなどの外部記録
媒体13から記録媒体読取部14を介して前記メモリ1
2に読み込まれた管理サーバ制御プログラム、あるいは
ネットワークN上の他のコンピュータ端末から電送制御
部15を介して前記メモリ12に読み込まれた管理サー
バ制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御する
もので、前記メモリ12に記憶された管理サーバ制御プ
ログラムは、ネットワークNを介して電送制御部15に
受信されるロボット20a,20b,…のコンピュータ
端末からの信号に応じて起動される。
【0022】前記CPU11には、前記メモリ12、記
録媒体読取部14、電送制御部15が接続される他に、
キーボードやマウスを備えた入力部16、LCD(liqui
d crystal display)やCRT(cathode-ray tube)からな
る表示部17、現在時刻の計時や時間の計算を行う時計
部18が接続される。
【0023】このロボット管理サーバ10のメモリ12
には、当該管理サーバ10の全体の動作を司るサーバシ
ステムプログラム、電送制御部15を介して通信ネット
ワークN上の各ロボット20a,20b,…とデータ通
信するための通信プログラムが記憶される他に、各ロボ
ット20a,20b,…のユーザ情報や変化(進化)状
態,課金管理を行うためのロボット管理プログラム12
aが記憶される。
【0024】また、このメモリ12には、ロボット20
a,20b,…の学習に応じた段階的変化(進化)に伴
い当該ロボット20a,20b,…に対し送信されて登
録される各種の変化形態に対応した付加データ(含むプ
ログラム)12b1,12b2,…(図4(A)(B)参
照)及び成長データ(含むプログラム)12c1,12c
2,…(図4(C)参照)が記憶される。
【0025】さらに、前記メモリ12には、当該ロボッ
ト管理サーバ10で管理すべき各ロボット20a,20
b,…毎の情報メモリ12dが備えられ、このロボット
情報メモリ12dには、該当するロボットの識別情報で
あるロボットID12e、該当するロボットの現在の学
習状態を示す学習データ12f、該当するロボットの現
在の成長度を示す成長データ12g、前記学習データ1
2f及び成長データ12gに基づき次期成長度のパーツ
を決定するためのパーツ決定データが当該管理サーバ1
0にセットされているか否かを示すパーツ決定データ
(有/無)12h、該当するロボットのユーザの金融機
関番号である課金先情報12i、該当するロボットの通
信ネットワークN上での通信アドレスであるデータ送信
先メールアドレス12j、該当するロボットのユーザの
住所である部品送付先住所12k、そして、前記学習デ
ータ12fに応じた評価ポイントを設定しこの評価ポイ
ントとロボット起動後日数や動作時間に応じて次期成長
度のパーツを決定するための学習データ→付加パーツ決
定データ12m(図5参照)及び成長データ→成長パー
ツ決定データ12n(図6参照)が記憶される。
【0026】図3は前記ロボット管理システムにおける
ロボット20の電子回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0027】このロボット20の電子回路はコンピュー
タによって構成されるもので、この電子回路には制御部
(CPU)21が備えられる。
【0028】制御部(CPU)21は、メモリ22に予
め記憶されているロボット制御プログラム、あるいはR
OMカードやCD−ROMなどの外部記録媒体23から
記録媒体読取部24を介して前記メモリ12に読み込ま
れたロボット制御プログラム、あるいは電送制御部25
を介して通信ネットワークN上の外部のコンピュータ端
末から読み込まれてメモリ22に記憶されたロボット制
御プログラムに従って回路各部の動作を制御する。
【0029】制御部(CPU)21には、前記メモリ部
22、記録媒体読取部24、電送制御部25が接続され
る他に、種々のデータ入力を行うための入力部26a、
年・月・日・時刻をカウントするための計時部26、C
CD(charge coupled device)により画像を入力するた
めのカメラ27、マイクにより音声を入力するための音
センサ28、当該ロボット20の本体各部に対する外部
からの接触を検知するための接触センサ29、音声を出
力するためのスピーカを備えた音出力部30、小型のL
CD画面からなる表示部31、当該ロボット20の本体
各部を動作させるための駆動部32が接続される。
【0030】駆動部32は、CPU21からの制御に応
じて当該ロボット20の基本メカ部品33(例えば頭部
の可動部)を駆動すると共に、その成長度に応じて交換
あるいは付加される交換可能メカ部品34(例えば胴体
の可動部)や付加メカ部品35(例えば手足の駆動部)
を駆動する。
【0031】ロボット20のメモリ22には、電送制御
部24を介して通信ネットワークN上のロボット管理サ
ーバ10をはじめとする各種のコンピュータ端末との通
信処理を制御するための通信プログラムが記憶される他
に、当該ロボット20のユーザ情報や変化(進化)状
態,課金管理を行うためのロボット管理プログラム22
a、当該ロボット20の動作を制御するためのロボット
制御プログラム22b、そして、当該ロボット20の成
長度に応じて前記ロボット管理サーバ10より提供され
た付加データ22c(この場合は図4(A)の12b2参
照)及び成長データ22d(この場合は図4(C)の1
2c2参照)が記憶される。
【0032】また、前記メモリ22には、当該ロボット
20の識別情報であるロボットID22e、当該ロボッ
ト20の現在の学習状態を示す学習データ22f、当該
ロボット20の現在の成長度を示す成長データ22g、
前記学習データ22f及び成長データ22gに基づき次
期成長度のパーツを決定するためのパーツ決定データが
当該ロボット20自身にセットされていることを示すパ
ーツ決定データ(有)22h、当該ロボット20のユー
ザの金融機関番号である課金先情報22i、当該ロボッ
ト20の通信ネットワークN上での通信アドレスである
データ送信先メールアドレス22j、当該ロボット20
のユーザの住所である部品送付先住所22k、そして、
前記学習データ12fに応じた評価ポイントを設定しこ
の評価ポイントとロボット起動後日数や動作時間に応じ
て次期成長度のパーツを決定するための学習データ→付
加パーツ決定データ22m(図5参照)及び成長データ
→成長パーツ決定データ22n(図6参照)が記憶され
る。
【0033】図4は前記ロボット管理サーバ10のメモ
リ12に記憶される付加データ12b1,12b2,…及び
成長データ12c1,12c2,…の内容を示す図である。
【0034】図4(A)(B)に示すように、付加デー
タ12b1,12b2,…は、各ロボット20a,20b,
…における学習データ12f(22f)に応じて当該ロ
ボットを異なる型体のロボットに変化させ成長させるた
めの当該ロボットに付加する制御プログラムやデータベ
ースからなるもので、例えば本実施形態におけるロボッ
ト20a,20b,…は学習データ12f(22f)に
応じて「愛情型」ロボットや「頭脳型」ロボットあるい
は「動物型」ロボットに変化し、この変化に伴い各型体
の付加データ12b1,12b2,…が該当するロボットに
送信されて登録される。
【0035】図4(C)に示すように、成長データ12
c1,12c2,…は、各ロボット20a,20b,…にお
ける学習データ12f(22f)に応じて当該ロボット
を同一型体の次の段階へ成長させるための当該ロボット
に追加登録する制御プログラムやデータベースからなる
もので、例えば本実施形態において前記「愛情型」や
「頭脳型」あるいは「動物型」に変化したロボットは、
さらに学習データ12f(22f)に応じて小型ロボッ
トから移動可能な中型ロボット、さらには完全歩行可能
な大型ロボットへと成長し、この成長変化に伴い各成長
段階に対応する成長データ12c1,12c2,…が該当す
るロボットに送信されて登録される。
【0036】ここで、前記「愛情型」のロボットに変化
させるための付加データ1(12b1)としては、乳児や
幼児を模した応答を行わせるための愛情型(応答プログ
ラム)が用意され、前記「頭脳型」のロボットに変化さ
せるための付加データ2(12b2)としては、高度の会
話や知識の提供を行わせるための頭脳型(高度会話プロ
グラム・知識データベース)が用意され、前記「動物
型」のロボットに変化させるための付加データ10(1
2b10)としては、四足歩行の動物を模した動作と応答
を行わせるための動物型(動作プログラム・応答プログ
ラム)が用意される。
【0037】さらに、前記「動物型」から「ネコ型」の
ロボットに変化させるための付加データ11(12b1
1)としては、猫を模した動作と応答を行わせると共に
マルチリモコン機能を持たせるためネコ型(ネコ型動作
プログラム・ネコ型応答プログラム・マルチリモコンプ
ログラム)が用意され、前記「動物型」から「イヌ型」
のロボットに変化させるための付加データ12(12b1
2)としては、犬を模した動作と応答を行わせると共に
マルチリモコン機能を持たせるためイヌ型(イヌ型動作
プログラム・イヌ型応答プログラム・マルチリモコンプ
ログラム)が用意される。
【0038】また、前記「愛情型」や「頭脳型」の小型
ロボットから移動可能な中型ロボットへ成長させるため
の成長データ1(12c1)としては、中型ボディによる
歩行及び会話を行わせるため中ボディ用(歩行プログラ
ム・会話プログラム)が用意され、さらに、この「愛情
型」や「頭脳型」の中型ロボットから完全歩行可能な大
型ロボットへ成長させるための成長データ2(12c2)
としては、大型ボディによる二足完全自立歩行を行わせ
るため大ボディ用(完全歩行プログラム・地図データ)
が用意される。
【0039】図5は前記ロボット管理システムにおける
ロボット管理サーバ10のメモリ12や各ロボット20
a,20b,…のメモリ22に記憶される学習データ→
付加パーツ決定データ12m(22m)の内容を示す図
である。
【0040】この学習データ→付加パーツ決定データ1
2m(22m)には、ロボット20a,20b,…を各
型体A1「動物・ネコ型」,A2「動物・イヌ型」,B
「愛情型」,C「知的頭脳型」の何れかに変化決定する
ための学習可能な特定情報と、該特定情報を学習した場
合に得られる評価ポイントが対応付けられて用意される
もので、例えばロボット20に備えられた音センサ2
8,カメラ27,接触センサ29により得られた音声や
画像や接触検知などの学習内容が特定情報に相当する場
合には、対応する評価ポイントが学習データ22f(1
2f)として記憶され、何れのロボット型体の評価ポイ
ントが最高であるかによって変化すべき型体が評価決定
され、前記A1「動物・ネコ型」,A2「動物・イヌ
型」,B「愛情型」,C「知的頭脳型」あるいはD「ノ
ーマル型」への型体変化が決定される。
【0041】図6は前記ロボット管理システムにおける
ロボット管理サーバ10のメモリ12や各ロボット20
a,20b,…のメモリ22に記憶される学習データ→
成長パーツ決定データ12n(22n)の内容を示す図
である。
【0042】この学習データ→成長パーツ決定データ1
2n(22n)には、ロボット20a,20b,…を前
記各型体A1「動物・ネコ型」,A2「動物・イヌ
型」,B「愛情型」,C「知的頭脳型」の何れかに変化
させ、さらに中型,大型と成長させるための各変化成長
期のタイミングに対応する条件データと、この条件デー
タをクリアした場合のロボットの各変化成長に要する付
加部品や付加データ,成長部品や成長データの内容が各
型体A1「動物・ネコ型」,A2「動物・イヌ型」,B
「愛情型」,C「知的頭脳型」,D「ノーマル型」毎に
記憶される。
【0043】例えば学習データ22f(12f)として
記憶される学習評価ポイントの合計が1000ポイント
に到達し、且つ対象ロボット20の起動後日数が10日
に到達した場合に、当該ロボット20の型体変化期であ
ると判断され、その学習評価ポイントの前記学習データ
→付加パーツ決定データ12m(22m)内での分布に
応じて変化対象の型体(A1,A2,B,C,D)が評
価決定される。そして、この決定されたロボットの型体
(A1,A2,B,C,D)への変化に要する付加部品
や付加データが前記学習データ→成長パーツ決定データ
12n(22n)に基づき決定される。
【0044】ロボット20の型体がA1「動物・ネコ
型」,A2「動物・イヌ型」,B「愛情型」,C「知的
頭脳型」,D「ノーマル型」の何れかに変化した後は、
当該ロボット20の起動後日数や動作時間を条件とし
て、前記学習データ→成長パーツ決定データ12n(2
2n)に基づき成長のタイミングが決定され、その成長
に要する各ロボット型体での成長部品や成長データが決
定される。
【0045】次に、前記構成のロボット管理システムに
よるロボット20の型体変化及び成長の概要について説
明する。
【0046】図7は前記ロボット管理システムによるロ
ボット20の学習に応じた型体変化及び成長過程(その
1)を示す図である。
【0047】図8は前記ロボット管理システムによるロ
ボット20の学習に応じた型体変化及び成長過程(その
2)を示す図である。
【0048】ロボット20は、初期のスタートタイプS
において、カメラ27や音センサ28,接触センサ29
に基づき得られる学習評価データ及びその起動後日数が
判断され、動物タイプ「動物型」A0または赤ちゃんタ
イプ「愛情型」B1または頭脳ロボットタイプ「知的頭
脳型」C1またはノーマルタイプ「ノーマル型」D1へ
の変化が決定される。
【0049】ここで、決定された型体変化の内容は、通
信ネットワークNを介してロボット管理サーバ10へ通
知されると共に、当該ロボット20自身の音出力部30
や表示部31によってユーザに報知される。
【0050】スタートタイプSから動物タイプ「動物
型」A0への変化は、しっぽTの追加と動物型付加デー
タ[10]12b10(図4(B)参照)の入力により行
われ、また赤ちゃんタイプ「愛情型」B1への変化は、
台座J,カバーKの取り外し、及び小ボディPの追加と
愛情型付加データ[1]12b1(図4(A)参照)の入
力により行われる。
【0051】また、頭脳ロボットタイプ「知的頭脳型」
C1への変化は、カバーKの取り外し、メガネシールG
の貼り付け、及び頭脳型台座Iへの交換と頭脳型付加デ
ータ[2]12b2(図4(A)参照)の入力により行わ
れ、またノーマルタイプ「ノーマル型」D1への変化
は、腕(ハンドル)Hの追加とノーマル付加データの入
力により行われる。
【0052】前記動物タイプ「動物型」A0、赤ちゃん
タイプ「愛情型」B1、頭脳ロボットタイプ「知的頭脳
型」C1、ノーマルタイプ「ノーマル型」D1への変化
後は、それぞれその起動後日数や動作時間が判断され、
動物タイプ「動物型」A0からは自己移動可能なネコ型
モデル「動物・ネコ型」A1またはイヌ型モデル「動物
・イヌ型」A2への成長変化が決定される。また、赤ち
ゃんタイプ「愛情型」B1、頭脳ロボットタイプ「知的
頭脳型」C1、ノーマルタイプ「ノーマル型」D1から
は、それぞれその型体に応じた移動ロボットタイプB
2,C2,D2への成長、さらに完全歩行タイプB3,
C3,D3への成長が決定される。
【0053】この場合も、決定されたロボットタイプの
成長内容は、通信ネットワークNを介してロボット管理
サーバ10へ通知されると共に、当該ロボット20自身
の音出力部30や表示部31によってユーザに報知され
る。
【0054】動物タイプ「動物型」A0から自己移動可
能なネコ型モデル「動物・ネコ型」A1への成長変化
は、台座Jの取り外し・ネコ型耳パーツM1への変更・
ネコ型胴体L1の追加・しっぽTの位置変更とネコ型付
加データ[11]12b11(図4(B)参照)の入力に
より行われ、また自己移動可能なイヌ型モデル「動物・
イヌ型」A2への成長変化は、台座Jの取り外し・イヌ
型耳パーツM2への変更・イヌ型胴体L2の追加・しっ
ぽTの位置変更とイヌ型付加データ[12]12b12
(図4(B)参照)の入力により行われる。
【0055】前記ネコ型モデル「動物・ネコ型」A1や
イヌ型モデル「動物・イヌ型」A2としては、メタル調
モデルA1m,A2mの他に、縫いぐるみ調モデルA1
n,A2nも用意される。
【0056】また、赤ちゃんタイプ「愛情型」B1、頭
脳ロボットタイプ「知的頭脳型」C1、ノーマルタイプ
「ノーマル型」D1からそれぞれその型体に応じた移動
ロボットタイプB2,C2,D2への成長は、中ボディ
Mへの変更と中ボディ用成長データ[1]12c1(図4
(C)参照)の入力により行わされ、さらに完全歩行タ
イプB3,C3,D3への成長は、大ボディLへの変更
と大ボディ用成長データ[2]12c2(図4(C)参
照)の入力により行われる。
【0057】なお、前記ロボット20の各変化成長に伴
い必要となるパーツとデータは、ロボット管理サーバ1
0のあるロボット管理サービスセンタより供給され、パ
ーツは各ロボットユーザの部品送付先住所12k(22
k)へ配送されて当該ユーザにより組み付けられ、デー
タは各ロボットそれぞれのデータ送信先メールアドレス
12j(22j)に転送されて登録される。
【0058】あるいは、各ロボット20a,20b,…
の型体変化の決定や成長の決定がロボット管理サーバ1
0へ通知されるのに伴い、ロボット管理サービスセンタ
が各ロボット20a,20b,…をそのユーザ住所宅か
ら一旦回収してパーツの組み付け及びデータの登録を行
い、再び該ユーザ住所宅へ届けるシステムとしてもよ
い。
【0059】次に、前記構成のロボット管理システムに
よるロボット管理の動作について説明する。
【0060】図9は前記ロボット管理システムのロボッ
ト20a,20b,…によるロボット処理を示すフロー
チャートである。
【0061】図10は前記ロボット管理システムのロボ
ット20a,20b,…によるロボット処理に伴う学習
・行動処理を示すフローチャートである。
【0062】図11は前記ロボット管理システムのロボ
ット管理サーバ10によるサーバ処理を示すフローチャ
ートである。
【0063】あるユーザがスタートタイプSのロボット
20を購入して起動させると、メモリ22に予め記憶さ
れているロボット管理プログラム22a及びロボット制
御プログラム22bが起動される(ステップE1)。
【0064】すると、ユーザ登録のメッセージ出力が音
出力部30及び表示部31において行われ、これに従い
当該ロボットユーザの画像がカメラ27によりユーザ認
証画像として取り込まれてメモリ22に登録されると共
に、同ユーザの音声が音センサ28によりユーザ認証音
声として入力されて同メモリ22に登録される。またこ
れと共に、入力部26aによってユーザ入力された契約
金融機関の口座番号が課金先情報22iとしてメモリ2
2に登録され、またメールアドレス22j及び住所22
kもそれぞれ入力されてメモリ22に登録される(ステ
ップE2)。
【0065】すると、ロボット20のメモリ22に登録
された各ユーザ登録データ(課金先情報22i,メール
アドレス22j,住所22k)が電送制御部25から通
信ネットワークNを介してロボット管理サーバ10へ送
信される(ステップE3)。
【0066】ロボット管理サーバ10において、前記ロ
ボット20から入力送信されたユーザ登録データ(課金
先情報22i,メールアドレス22j,住所22k)が
受信されると、該サーバ10内のメモリ12における該
当ロボットID22eのメモリ12dに対し、当該ロボ
ット20に関する課金先情報12i,データ送信先アド
レス12j,部品送付先住所12kとして登録される
(ステップG1)。
【0067】そして、ロボット20において学習・行動
処理(ステップEF)へ移行されると、カメラ27によ
る画像入力や音センサ28による音声入力及び接触セン
サ29による接触検知が行われ(ステップF1)、学習
データ22fとして登録されると共に(ステップF
2)、前記画像入力や音声入力及び接触検知に対応動作
が実行される(ステップF3)。
【0068】ここで、前記画像入力やセンサ入力された
学習データ22fが学習データ→付加パーツ決定データ
22m(図5参照)として予め設定されている特定情報
の何れかに該当すると判断された場合には(ステップF
4)、その特定情報に対応する評価ポイントが評価対象
のロボット型体に対応付けられて前記学習データ22f
と共に記憶される(ステップF5)。
【0069】例えば音センサ28により「おいで」「こ
っち」が音声入力された場合には、評価対象A1「動物
・ネコ型」及びA2「動物・イヌ型」のそれぞれに対応
付けられて評価ポイント“10”が加算記憶され、ま
た、例えば音センサ28により「しろ」「ポチ」「わ
ん」「おて」が音声入力された場合には、A2「動物・
イヌ型」に対応付けられて評価ポイント“20”が加算
記憶され、また、例えばカメラ27により「ミルク」が
画像入力された場合には、B「愛情型」に対応付けられ
て評価ポイント“20”が加算記憶され、また、例えば
カメラ27により「本」や「パソコン」が画像入力され
た場合には、C「知的頭脳型」に対応付けられて評価ポ
イント“20”が加算記憶される。
【0070】こうして得られた学習データ22fは、時
計部26により計時される所定時間が経過する毎にロボ
ット管理サーバ10へ送信され(ステップF6→F
7)、データ異常の有無が判断される(ステップF
8)。
【0071】ロボット管理サーバ10において、前記ロ
ボット20から一定時間毎に送信される学習データ22
fが受信されると、該当ロボットID12eのメモリ1
2dに対してバックアップの学習データ12fとして記
憶され(ステップG2→G3)、当該データに異常が生
じているか否か判断される(ステップG4)。
【0072】ここで、データ異常ありと判断された場合
には、前回までのバックアップ学習データ12fが該当
のロボット20に対して送信される(ステップG5)。
【0073】ロボット20において、前記ロボット管理
サーバ10から送信されたバックアップデータが受信さ
れると、データ異常有りと判断されると共に当該受信さ
れたバックアップデータにより学習データ22fが修復
処理される(ステップF8→F9)。
【0074】前記ロボット20における学習・行動処理
(ステップEF)がなされると、成長データ→成長パー
ツ決定データ22n(図6参照)に基づき、ロボット型
体の第1変化タイミングである成長タイミング(1)に
到達したか否か判断される(ステップE4)。
【0075】つまり、学習データ22fとして記憶され
ている学習評価ポイントの総合計が1000ポイントで
且つ当該ロボット20の起動後日数が10日に到達した
か否かの条件により成長タイミング(1)に到達したか
否かが判断される。
【0076】ここで、ロボット20において型体変化を
行う成長タイミング(1)に到達したと判断された場合
には、前記学習データ22fとして記憶されている各評
価対象のロボット型体A1,A2,B,Cに対応付けら
れた学習評価ポイントが読み出され(ステップE4→E
5)、各評価対象ロボット型体A1,A2,B,C個々
の小計評価ポイント間のポイント差が一定以内か否か判
断される(ステップE6)。
【0077】ここで、前記各評価対象ロボット型体A
1,A2,B,C個々の小計評価ポイント間のポイント
差が一定以内でないと判断された場合には、最高値の小
計評価ポイントが得られている評価対象ロボット型体
(A1,A2,B,C)が当該ロボット20の次の変化
型体として決定され(ステップE7)、また前記各評価
対象ロボット型体A1,A2,B,C個々の小計評価ポ
イント間のポイント差が一定以内であると判断された場
合には、D「ノーマル型」のロボット型体が当該ロボッ
ト20の次の変化型体として決定される(ステップE
8)。
【0078】すると、前記学習評価ポイントに基づき決
定された当該ロボット20の次の変化型体への変化に必
要な付加部品(パーツ)・付加データの内容が前記成長
データ→成長パーツ決定データ22n(図6参照)に従
ってロボット管理サーバ10へ送信される(ステップE
9)。
【0079】例えば前記ロボット20における決定変化
型体がA1「動物・ネコ型」またはA2「動物・イヌ
型」である場合には、付加部品(パーツ)として「しっ
ぽT」、付加データとして「動物型付加データ[10]
12b10」を要求する内容データが送信され、また、例
えば前記ロボット20における決定変化型体がD「ノー
マル型」である場合には、付加部品(パーツ)として
「腕(ハンドル)H」、付加データとして「ノーマル付
加データ」を要求する内容データが送信される。
【0080】そして、ロボット管理サーバ10におい
て、前記ロボット20から送信された決定変化型体に応
じた付加部品(パーツ)・付加データの要求内容が受信
されると、ロボット側でのパーツ決定であると判断され
ると共に(ステップG6)、当該決定された付加部品
(パーツ)・付加データの要求内容が受信されたと判断
され(ステップG8)、その要求内容である付加部品
(パーツ)・付加データの供給に伴う販売費用が計算さ
れて該当のロボット20へ送信される(ステップG1
0)。
【0081】ロボット20において、前記ロボット管理
サーバ10から送信された決定変化型体に要する販売費
用が受信されると(ステップE10)、当該決定された
ロボット変化型体への変化に要する付加部品(パーツ)
・付加データの内容及び費用が、音出力部30や表示部
31によって音声・画像などで出力され、当該ロボット
20のユーザへ報知される(ステップE11)。
【0082】ここで、ロボット20の入力部26aにお
いて、ユーザが「承認」の入力を行わない場合には、成
長タイミング(1)に応じた決定変化型体へのロボット
の変化はなされず、当該ロボット20はスタートタイプ
Sのまま維持される(ステップE12→EF〜E1
1)。
【0083】一方、ロボット20の入力部26aにおい
て、ユーザが「承認」の入力を行ったと判断された場合
には、当該承認された付加部品(パーツ)・付加データ
の送付依頼がロボット管理サーバ10へ送信される(ス
テップE13)。
【0084】ロボット管理サーバ10において、前記ロ
ボット20から送信されたユーザ承認済みの付加部品
(パーツ)・付加データの送付依頼が受信されると(ス
テップG11)、当該付加部品(パーツ)の発送指示が
該当ロボットのメモリ12dに記憶されている部品送付
先住所12kを指定してロボット管理サービスセンタへ
行われると共に(ステップG12)、付加データ12bn
がメモリ12から読み出され同ロボットのメモリ12d
に記憶されているデータ送信先メールアドレス12jを
指定して送信される(ステップG13)。
【0085】すると、ロボット管理サーバ10では、さ
らに前記ステップG10において計算された付加部品
(パーツ)・付加データの供給に伴う販売費用の課金指
示が、同ロボットのメモリ12dに記憶されている課金
先情報12iの口座番号を指定して銀行サーバ40へ行
われる(ステップG14)。
【0086】そして、ロボット20において、前記ロボ
ット管理サーバ10から送信された次期変化型体への変
化に要する付加データ12bnが受信されると、この受信
された付加データはメモリ22内に登録される(ステッ
プE14)。
【0087】また、前記ロボット管理サービスセンタか
ら発送された次期変化型体への変化に要する付加部品
(パーツ)がユーザに受け取られると、該ユーザにより
現在スタートタイプSであるロボット20に対し追加・
交換(変更)などにより組み付けられ、前記成長タイミ
ング(1)での決定変化型体への変化が完了する(ステ
ップE15)。
【0088】すなわち、前記成長タイミング(1)での
決定変化型体が、例えばC「知的頭脳型」であった場合
には、前記ロボット管理サーバ10から送信されて受信
された頭脳型付加データ[2]12b2がメモリ22内の
付加データ22cとして登録され、また、前記ロボット
管理サービスセンタから発送されて届けられたメガネシ
ールG及び頭脳型台座IがスタートタイプSのカバーK
及び台座Jを取り外して組み付けられることで、頭脳ロ
ボットタイプ「知的頭脳型」C1への変化が成される。
【0089】また、前記成長タイミング(1)での決定
変化型体が、例えばA1「動物・ネコ型」またはA2
「動物・イヌ型」であった場合には、前記ロボット管理
サーバ10から送信されて受信された動物型付加データ
[10]12b10がメモリ22内の付加データ22cと
して登録され、また、前記ロボット管理サービスセンタ
から発送されて届けられたしっぽTがスタートタイプS
に追加され組み付けられることで、動物タイプ「動物
型」A0への変化が成される。
【0090】こうして、ロボット20が前記成長タイミ
ング(1)での決定変化型体に変化すると、この変化後
のメカ型体(34,35)及び付加データ22cに従っ
て、前記図10における学習・行動処理(ステップF1
〜F9)及びこれに伴う前記図11におけるサーバ処理
(ステップG2〜G5)が同様に実行される(ステップ
EF)。
【0091】そして、メモリ22内の成長データ→成長
パーツ決定データ22n(図6参照)に基づき、ロボッ
ト型体の自己移動タイプへの第2変化タイミングである
成長タイミング(2)に到達したか否か判断される(ス
テップE16)。
【0092】ここで、ロボット20の起動後日数が15
日になったことで、当該ロボット20の第1成長期から
第2成長期への成長タイミング(2)に到達したと判断
された場合には、前記成長データ→成長パーツ決定デー
タ22n(図6参照)に応じて決定された当該ロボット
20の第2成長期への変化成長に必要な成長部品(パー
ツ)・成長データの内容がロボット管理サーバ10へ送
信される(ステップE17)。
【0093】例えば前記ロボット20における決定第2
成長型体がA1「動物・ネコ型」である場合には、成長
部品(パーツ)としてネコ用パーツ(「ネコ型耳パーツ
M1」「ネコ型胴体L1」)、成長データとして「ネコ
型成長データ[11]12b11」を要求する内容データ
が送信され、また、例えば前記ロボット20における決
定第2成長型体がD「ノーマル型」である場合には、成
長部品(パーツ)として「中ボディM」、成長データと
して「中ボディ用成長データ[1]12c1」を要求する
内容データが送信される。
【0094】そして、ロボット管理サーバ10におい
て、前記ロボット20から送信された決定第2成長型体
に応じた成長部品(パーツ)・成長データの要求内容が
受信されると、ロボット側でのパーツ決定であると判断
されると共に(ステップG6)、当該決定された成長部
品(パーツ)・成長データの要求内容が受信されたと判
断され(ステップG9)、その要求内容である成長部品
(パーツ)・成長データの供給に伴う販売費用が計算さ
れて該当のロボット20へ送信される(ステップG1
0)。
【0095】ロボット20において、前記ロボット管理
サーバ10から送信された決定第2成長型体に要する販
売費用が受信されると(ステップE18)、当該決定さ
れたロボット成長型体への変化成長に要する成長部品
(パーツ)・成長データの内容及び費用が、音出力部3
0や表示部31によって音声・画像などで出力され、当
該ロボット20のユーザへ報知される(ステップE1
9)。
【0096】ここで、ロボット20の入力部26aにお
いて、ユーザが「承認」の入力を行わない場合には、成
長タイミング(1)→(2)に応じた決定第2成長型体
へのロボットの変化成長はなされず、当該ロボット20
は第1成長期タイプ(A0,B1,C1,D1)のまま
維持される(ステップE20,E21→EF〜E1
9)。
【0097】一方、ロボット20の入力部26aにおい
て、ユーザが「承認」の入力を行ったと判断された場合
には、当該承認された成長部品(パーツ)・成長データ
の送付依頼がロボット管理サーバ10へ送信される(ス
テップE22)。
【0098】ロボット管理サーバ10において、前記ロ
ボット20から送信されたユーザ承認済みの成長部品
(パーツ)・成長データの送付依頼が受信されると(ス
テップG11)、当該成長部品(パーツ)の発送指示が
該当ロボットのメモリ12dに記憶されている部品送付
先住所12kを指定してロボット管理サービスセンタへ
行われると共に(ステップG12)、成長データ12cn
や12bnがメモリ12から読み出され同ロボットのメモ
リ12dに記憶されているデータ送信先メールアドレス
12jを指定して送信される(ステップG13)。
【0099】すると、ロボット管理サーバ10では、さ
らに前記ステップG10において計算された成長部品
(パーツ)・成長データの供給に伴う販売費用の課金指
示が、同ロボットのメモリ12dに記憶されている課金
先情報12iの口座番号を指定して銀行サーバ40へ行
われる(ステップG14)。
【0100】そして、ロボット20において、前記ロボ
ット管理サーバ10から送信された第2成長型体への変
化成長に要する成長データ12cn(12bn)が受信され
ると、この受信された成長データはメモリ22内に登録
される(ステップE23)。
【0101】また、前記ロボット管理サービスセンタか
ら発送された第2成長型体への変化に要する成長部品
(パーツ)がユーザに受け取られると、該ユーザにより
現在第1成長期タイプ(A0,B1,C1,D1)であ
るロボット20に対し追加・交換(変更)などにより組
み付けられ、前記成長タイミング(2)での決定第2成
長型体への変化成長が完了する(ステップE24)。
【0102】すなわち、前記成長タイミング(2)での
決定第2成長型体が、例えばC「知的頭脳型」であった
場合には、前記ロボット管理サーバ10から送信されて
受信された中ボディ用成長データ[1]12c1がメモリ
22内の成長データ22dとして登録され、また、前記
ロボット管理サービスセンタから発送されて届けられた
中ボディMがタイプC1の頭脳型台座Iを取り外して組
み付けられることで、移動ロボットタイプ「知的頭脳
型」C2への変化成長が成される。
【0103】また、前記成長タイミング(2)での決定
第2成長型体が、例えばA1「動物・ネコ型」であった
場合には、前記ロボット管理サーバ10から送信されて
受信されたネコ型成長データ[11]12b11がメモリ
22内の成長データ22dとして登録され、また、前記
ロボット管理サービスセンタから発送されて届けられた
ネコ型耳パーツM1及びネコ型胴体L1が動物タイプA
0に組み付けられると共に、しっぽTが位置変更される
ことで、ネコ型モデルA1への変化成長が成される。
【0104】こうして、ロボット20が前記成長タイミ
ング(2)での決定第2成長型体に変化成長すると、こ
の変化成長後のメカ型体(34,35)及び成長データ
22dに従って、前記図10における学習・行動処理
(ステップF1〜F9)及びこれに伴う前記図11にお
けるサーバ処理(ステップG2〜G5)が同様に実行さ
れる(ステップEF)。
【0105】そして、メモリ22内の成長データ→成長
パーツ決定データ22n(図6参照)に基づき、ロボッ
ト型体の完全歩行タイプへの第3変化タイミングである
成長タイミング(3)に到達したか否か判断される(ス
テップE25)。
【0106】ここで、ロボット20の動作時間が30時
間で且つ起動後日数が20日になったことで、当該ロボ
ット20の第2成長期から第3成長期への成長タイミン
グ(3)に到達したと判断された場合には、前記成長デ
ータ→成長パーツ決定データ22n(図6参照)に応じ
て決定された当該ロボット20の第3成長期への成長に
必要な成長部品(パーツ)・成長データの内容がロボッ
ト管理サーバ10へ送信される(ステップE26)。
【0107】例えば前記ロボット20における決定第3
成長型体がD「ノーマル型」である場合には、成長部品
(パーツ)として「大ボディL」、成長データとして
「大ボディ用成長データ[2]12c2」を要求する内容
データが送信される。
【0108】なお、本実施形態において、A1「動物・
ネコ型」またはA2「動物・イヌ型」については、第2
成長型体において歩行タイプへの成長が成されるので、
第3成長型体への成長は行われない。
【0109】そして、ロボット管理サーバ10におい
て、前記ロボット20から送信された決定第3成長型体
に応じた成長部品(パーツ)・成長データの要求内容が
受信されると、ロボット側でのパーツ決定であると判断
されると共に(ステップG6)、当該決定された成長部
品(パーツ)・成長データの要求内容が受信されたと判
断され(ステップG9)、その要求内容である成長部品
(パーツ)・成長データの供給に伴う販売費用が計算さ
れて該当のロボット20へ送信される(ステップG1
0)。
【0110】ロボット20において、前記ロボット管理
サーバ10から送信された決定第3成長型体に要する販
売費用が受信されると(ステップE27)、当該決定さ
れたロボット成長型体への成長に要する成長部品(パー
ツ)・成長データの内容及び費用が、音出力部30や表
示部31によって音声・画像などで出力され、当該ロボ
ット20のユーザへ報知される(ステップE28)。
【0111】ここで、ロボット20の入力部26aにお
いて、ユーザが「承認」の入力を行わない場合には、成
長タイミング(2)→(3)に応じた決定第3成長型体
へのロボットの成長はなされず、当該ロボット20は第
2成長期タイプ(B2,C2,D2)のまま維持される
(ステップE29,E30→EF〜E28)。
【0112】一方、ロボット20の入力部26aにおい
て、ユーザが「承認」の入力を行ったと判断された場合
には、当該承認された成長部品(パーツ)・成長データ
の送付依頼がロボット管理サーバ10へ送信される(ス
テップE31)。
【0113】そして、ロボット20において、ロボット
管理サーバ10から送信された第3成長型体への成長に
要する成長データ12c2が受信されると、この受信され
た成長データはメモリ22内に登録される(ステップE
32)。
【0114】また、前記ロボット管理サービスセンタか
ら発送された第3成長型体への成長に要する成長部品
(パーツ)がユーザに受け取られると、該ユーザにより
現在第2成長期タイプ(B2,C3,D3)であるロボ
ット20に対し追加・交換(変更)などにより組み付け
られ、前記成長タイミング(2)での決定第2成長型体
への成長が完了する(ステップE33)。
【0115】すなわち、前記成長タイミング(3)での
決定第3成長型体が、例えばC「知的頭脳型」であった
場合には、前記ロボット管理サーバ10から送信されて
受信された大ボディ用成長データ[2]12c2がメモリ
22内の成長データ22dとして登録され、また、前記
ロボット管理サービスセンタから発送されて届けられた
大ボディLがタイプC2の中ボディMを取り外して組み
付けられることで、完全歩行タイプ「知的頭脳型」C3
への成長が成される。
【0116】こうして、ロボット20が前記成長タイミ
ング(3)での決定第3成長型体に成長すると、この成
長後のメカ型体(34,35)及び成長データ22dに
従って、前記図10における学習・行動処理(ステップ
F1〜F9)及びこれに伴う前記図11におけるサーバ
処理(ステップG2〜G5)が同様に実行される(ステ
ップEF)。
【0117】したがって、前記構成のロボット管理シス
テムによれば、ロボット20に備えられたカメラ27や
音センサ28,接触センサ29によって周囲の画像の取
り込みやユーザの音声,ユーザとの接触などによる特定
の情報を検知して学習し、この学習データの内容に応じ
てスタートタイプSのロボット型体からA「動物ネコ・
イヌ型」、B「愛情型」、C「知的頭脳型」、D「ノー
マル型」の何れかの型体への変化を決定し、この型体変
化に応じて必要な付加部品及び付加データ(制御プログ
ラムなど)の内容を成長データ→成長パーツ決定データ
22nから読み出してロボット管理サーバ10へ通知す
ると共に、ロボット20の音出力部30や表示部31か
らユーザへ報知要求する。そして、ユーザがロボット2
0による付加部品・付加データの要求を承認すると、ロ
ボット管理サーバ10から対応する付加データ12bnが
読み出されてロボット20へ送信登録されると共に、当
該ロボット管理サーバ10による付加部品の発送指示に
よりユーザ宅に届けられた付加部品をスタートタイプS
のロボット20へ組み付けることにより、前記決定され
たロボット型体への変化成長が成されるので、ロボット
20に対するユーザの世話の仕方に応じた次のロボット
型体への変化の要求が該ロボット20自身により行わ
れ、ユーザの好みに合った種類のロボットへと成長させ
ることができる。
【0118】なお、前記実施形態では、ロボット20内
のメモリ22に対して用意された学習データ→付加パー
ツ決定データ22m(図5参照)及び成長データ→成長
パーツ決定データ22n(図6参照)に基づき、ユーザ
との関わりに応じた学習データに従い当該ロボット20
の次期変化型体が決定されロボット20自身によりその
要求がなされる構成としたが、ロボット20での学習・
行動処理(図10参照)によって所定時間毎にロボット
管理サーバ10へ送信される学習データに従い、当該ロ
ボット管理サーバ10側のメモリ12にて用意される学
習データ→付加パーツ決定データ12m(図5参照)及
び成長データ→成長パーツ決定データ12n(図6参
照)に基づいてロボット20の次期変化型体を決定し、
この管理サーバ10にて決定された次期変化型体をロボ
ット20へ送信通知して該ロボット20自身によりその
要求がなされる構成としてもよい。
【0119】この場合、前記図9のロボット処理におけ
るステップE4〜E9及びステップE16,E17及び
ステップE25,E26での次期変化・成長型体の決定
処理を、前記図11のロボット管理サーバ処理における
ステップG7において実施すればよい。
【0120】また、前記実施形態では、ロボット20の
学習データに応じて決定された次期変化型体は、外観的
には付加(成長)部品の組み付けによって完成させ、内
部的には付加(成長)データの登録によって完成させる
構成としたが、図12に示すように、顔部分の略全体を
カラー液晶表示画面とするロボットH0を使用し、学習
データに応じて決定された次期ロボットの型体に応じた
付加(成長)データ(含むプログラム)のみを新たに登
録し、前記表示画面に各成長段階に応じて異なる顔を表
示させることで、例えばそれぞれ顔の異なる「音声認識
・会話機能アップタイプ」H1、さらには「教育機能強
化タイプ」I、または「ホームコントロール機能追加タ
イプ」K、または「介護機能強化タイプ」Jなどに変化
成長させる構成としてもよい。
【0121】図12は前記ロボット管理システムにおけ
るロボット変化(成長)型体の他の実施形態を示す図で
ある。
【0122】なお、前記実施形態において記載したロボ
ット管理システムにおけるロボット管理の手法、すなわ
ち、図9のフローチャートに示すロボット20でのロボ
ット処理、図10のフローチャートに示す前記ロボット
20でのロボット処理に伴う学習・行動処理、図11の
フローチャートに示すロボット管理サーバ10でのサー
バ処理の等の各手法は、何れもコンピュータに実行させ
ることができるプログラムとして、メモリカード(RO
Mカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピ
ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−R
OM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体1
3,23に格納して配布することができる。そして、通
信ネットワークNとの接続機能を有するロボット20や
ロボット管理サーバ10などのコンピュータは、この外
部記録媒体13,23に記憶されたプログラムを各記録
媒体読取部14,24によってメモリ12,22に読み
込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御さ
れることにより、前記実施形態において説明したロボッ
ト管理機能を実現し、前述した手法による同様の処理を
実行することができる。
【0123】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネ
ットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信
ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ端末から
前記のプログラムデータを取り込み、前述したロボット
管理機能を実現することもできる。
【0124】なお、本願発明は、前記各実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前
記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開
示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示
される全構成要件から幾つかの構成要件が削除された
り、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決
しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、こ
の構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明と
して抽出され得るものである。
【0125】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
ロボットによれば、センサ手段により検知されるロボッ
トの使用環境などに基づいた学習の内容に応じて、当該
ロボットに付加すべき部品や動作プログラムなどの内容
が該ロボット自身により要求されるので、このロボット
自身が要求する付加内容をロボットユーザが付加してや
ることでロボットを変化させ成長させることができる。
【0126】また、本発明の請求項8に係るロボット管
理システムによれば、ロボットにおいてその使用環境な
どに基づいた学習の内容に応じて決定した当該ロボット
に対し付加すべき動作プログラムなどの内容の取得要求
が該ロボットから受信されると、この受信された要求の
付加すべき内容が前記ロボットへ送信されて提供される
のと共に、前記受信された要求の付加内容に応じて前記
ロボットのユーザに対し課金が行われるので、ロボット
自身にて決定された該ロボット変化成長のための付加内
容を管理システムから返送し変化成長させてやり、同時
にその代金をロボットユーザに課金できるようになる。
【0127】よって、本発明によれば、学習内容に応じ
て自らが変化を要求し進化することが可能になるロボッ
ト、及びそのロボット管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るロボット管理システム
の全体の構成を示すブロック図。
【図2】前記ロボット管理システムにおけるロボット管
理サーバ10の電子回路の構成を示すブロック図。
【図3】前記ロボット管理システムにおけるロボット2
0の電子回路の構成を示すブロック図。
【図4】前記ロボット管理サーバ10のメモリ12に記
憶される付加データ12b1,12b2,…及び成長データ
12c1,12c2,…の内容を示す図。
【図5】前記ロボット管理システムにおけるロボット管
理サーバ10のメモリ12や各ロボット20a,20
b,…のメモリ22に記憶される学習データ→付加パー
ツ決定データ12m(22m)の内容を示す図。
【図6】前記ロボット管理システムにおけるロボット管
理サーバ10のメモリ12や各ロボット20a,20
b,…のメモリ22に記憶される学習データ→成長パー
ツ決定データ12n(22n)の内容を示す図。
【図7】前記ロボット管理システムによるロボット20
の学習に応じた型体変化及び成長過程(その1)を示す
図。
【図8】前記ロボット管理システムによるロボット20
の学習に応じた型体変化及び成長過程(その2)を示す
図。
【図9】前記ロボット管理システムのロボット20a,
20b,…によるロボット処理を示すフローチャート。
【図10】前記ロボット管理システムのロボット20
a,20b,…によるロボット処理に伴う学習・行動処
理を示すフローチャートである。
【図11】前記ロボット管理システムのロボット管理サ
ーバ10によるサーバ処理を示すフローチャート。
【図12】前記ロボット管理システムにおけるロボット
変化(成長)型体の他の実施形態を示す図。
【符号の説明】
10 …ロボット管理サーバ 20 …ロボット 11、21…CPU 12、22…メモリ 12a、22a…ロボット管理プログラム 22b…ロボット制御プログラム 12bn、22c…付加データ 12cn、22d…成長データ 12e、22e…ロボットID 12f、22f…学習データ 12g、22g…成長データ 12h、22h…パーツ決定データ 12i、22i…課金先情報、 12j、22j…データ送信先メールアドレス 12k、22k…部品送付先住所 12m、22m…学習データ→付加パーツ決定データ 12n、22n…成長データ→成長パーツ決定データ 13、23…外部記録媒体 14、24…記録媒体読取部 15、25…電送制御部 16 …サーバ入力部 26 …ロボット時計部 17 …サーバ表示部 27 …カメラ 18 …サーバ時計部 28 …音センサ 29 …接触センサ 30 …音出力部 31 …ロボット表示部 32 …駆動部 33 …基本メカ部品 34 …交換可能メカ部品(J,K,P,I,H,M,
L,M1,M2) 35 …付加メカ部品(T,L1,L2) 40 …銀行サーバ N …通信ネットワーク S …スタートタイプ A0…動物タイプ「動物型」 A1…自己移動可能ネコ型モデル「動物・ネコ型」 A2…自己移動可能イヌ型モデル「動物・イヌ型」 B1…赤ちゃんタイプ「愛情型」 C1…頭脳ロボットタイプ「知的頭脳型」 D1…ノーマルタイプ「ノーマル型」 B2,C2,D2…移動ロボットタイプ B3,C3,D3…完全歩行タイプ J …スタートタイプ型台座 K …カバー P …小ボディ I …頭脳タイプ台座 H …腕(ハンドル) M …中ボディ L …大ボディ M1…ネコ型耳パーツ M2…イヌ型耳パーツ T …しっぽ L1…ネコ型胴体 L2…イヌ型胴体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 CA01 CA02 DA04 DA05 DA24 DA26 DA27 DA28 DF03 DF04 DF06 ED42 ED47 ED52 EF07 EF16 EF17 EF23 EF29 EF33 EF36 3C007 AS36 CS08 JS03 KT01 KW01 LW12 MT00 MT14 WA03 WA04 WA13 WA14 WC00 WC01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習機能を有するロボットであって、 周囲の情報を検知するセンサ手段と、 このセンサ手段により特定の情報が検知されたことを学
    習する学習手段と、 この学習手段による学習の内容に応じて当該ロボットに
    付加する内容を要求する付加内容要求手段と、を備えた
    ことを特徴とするロボット。
  2. 【請求項2】 前記付加内容要求手段は、 前記学習手段による学習内容が予め設定された学習内容
    となった場合に当該ロボットに付加する内容を決定する
    内容決定手段と、 この内容決定手段により決定された付加内容を要求する
    要求手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載
    のロボット。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記学習手段による学習内容及び当該ロボットの利用状
    況に基づいて該ロボットの成長タイミングを検知する成
    長タイミング検知手段を備え、 前記付加内容要求手段は、前記成長タイミング検知手段
    により検知された成長タイミングに対応して、該ロボッ
    トに付加する内容を決定して要求する、ことを特徴とす
    る請求項2に記載のロボット。
  4. 【請求項4】 前記要求手段による付加内容の要求は、
    ロボット自身が該ロボットユーザに報知して要求するユ
    ーザ報知手段であり、 このユーザ報知手段により報知された付加内容に対する
    ユーザの承認を検知する承認検知手段と、 この承認検知手段によりユーザの承認が検知された場合
    に、前記要求された付加内容を取得する付加内容取得手
    段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項2または
    請求項3に記載のロボット。
  5. 【請求項5】 前記ロボットに付加する内容は、当該ロ
    ボットへの付加により該ロボットの外観及び動作を人型
    または動物型に変化させる付加内容である、ことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4に記載のロボット。
  6. 【請求項6】 前記ロボットに付加する内容は、当該ロ
    ボットに組み付ける部品と当該ロボットの動きを制御す
    るデータであることを特徴とする請求項1乃至請求項5
    に記載のロボット。
  7. 【請求項7】 前記ロボットに組み付ける部品は、当該
    ロボットに追加または既存の部品と交換して組み付けら
    れることを特徴とする請求項6に記載のロボット。
  8. 【請求項8】 学習機能を有するロボットと通信するロ
    ボット管理システムであって、 前記ロボットにおいてその学習の内容に応じて決定した
    当該ロボットに対し付加する内容の取得要求を該ロボッ
    トから受信する要求受信手段と、 この要求受信手段により受信された要求の付加内容を前
    記ロボットへ送信する要求内容送信手段と、 前記要求受信手段により受信された要求の付加内容に応
    じて前記ロボットのユーザに課金する課金手段と、を備
    えたことを特徴とするロボット管理システム。
  9. 【請求項9】 学習機能を有するロボットと通信するロ
    ボット管理システムであって、 前記ロボットにおける学習の内容を該ロボットから受信
    する学習内容受信手段と、 この学習内容受信手段により受信された前記ロボットに
    おける学習の内容に応じて当該ロボットに付加する内容
    を決定する付加内容決定手段と、 この付加内容決定手段により決定された前記ロボットに
    対する付加内容を該ロボットに通知する付加内容通知手
    段と、を備えたことを特徴とするロボット管理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 さらに、 前記付加内容通知手段による前記ロボットへの該ロボッ
    トに対する付加内容の通知について当該ロボットからロ
    ボットユーザの承認を受信する承認受信手段と、 この承認受信手段による承認の受信に応じて、前記ロボ
    ットに対する付加内容である該ロボットの動きを制御す
    るデータを当該ロボットに送信する制御データ送信手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項9に記載のロボッ
    ト管理システム。
  11. 【請求項11】 さらに、 前記学習内容受信手段により受信された前記ロボットに
    おける学習の内容を記憶する学習内容記憶手段と、 前記ロボットからの受信データの異常を検知するデータ
    異常検知手段と、 このデータ異常検知手段により受信データの異常が検知
    された場合に、該異常データの受信前までに前記学習内
    容記憶手段により記憶された前記ロボットにおける学習
    の内容を該ロボットへ送信する学習内容戻し送信手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項9または請求項1
    0に記載のロボット管理システム。
  12. 【請求項12】 学習機能を有するロボットのコンピュ
    ータを制御するためのロボット制御プログラムであっ
    て、 前記コンピュータを、 前記学習の内容に応じて当該ロボットに付加する内容を
    要求する付加内容要求手段として機能させるようにした
    コンピュータ読み込み可能な制御プログラム。
  13. 【請求項13】 学習機能を有するロボットと通信する
    ロボット管理システムのコンピュータを制御するための
    ロボット管理処理プログラムであって、 前記コンピュータを、 前記ロボットにおける学習の内容を該ロボットから受信
    する学習内容受信手段、 この学習内容受信手段により受信された前記ロボットに
    おける学習の内容に応じて当該ロボットに付加する内容
    を決定する付加内容決定手段、 この付加内容決定手段により決定された前記ロボットに
    対する付加内容を該ロボットに通知する付加内容通知手
    段、 として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能
    なロボット管理処理プログラム。
  14. 【請求項14】 学習機能を有するロボットと通信する
    ためのロボット管理方法であって、 前記ロボットにおける学習の内容を該ロボットから受信
    する学習内容受信ステップと、 この学習内容受信ステップにて受信された前記ロボット
    における学習の内容に応じて当該ロボットに付加する内
    容を決定する付加内容決定ステップと、 この付加内容決定ステップにて決定された前記ロボット
    に対する付加内容を該ロボットに通知する付加内容通知
    ステップと、からなることを特徴とするロボット管理方
    法。
  15. 【請求項15】 学習機能を有する機器と通信する機器
    管理システムであって、 前記機器においてその学習の内容に応じて決定した当該
    機器に対し付加する内容の取得要求を該機器から受信す
    る要求受信手段と、 この要求受信手段により受信された要求の付加内容を前
    記機器へ送信する要求内容送信手段と、 前記要求受信手段により受信された要求の付加内容に応
    じて前記機器のユーザに課金する課金手段と、を備えた
    ことを特徴とする機器管理システム。
  16. 【請求項16】 学習機能を有する機器と通信する機器
    管理システムのコンピュータを制御するための機器管理
    処理プログラムであって、 前記コンピュータを、 前記機器においてその学習の内容に応じて決定した当該
    機器に対し付加する内容の取得要求を該機器から受信す
    る要求受信手段、 この要求受信手段により受信された要求の付加内容を前
    記機器へ送信する要求内容送信手段、 前記要求受信手段により受信された要求の付加内容に応
    じて前記機器のユーザに課金する課金手段、として機能
    させるようにした機器管理処理プログラム。
  17. 【請求項17】 学習機能を有する機器と通信するため
    の機器管理方法であって、 前記機器においてその学習の内容に応じて決定した当該
    機器に対し付加する内容の取得要求を該機器から受信す
    る要求受信ステップと、 この要求受信ステップにて受信された要求の付加内容を
    前記機器へ送信する要求内容送信ステップと、 前記要求受信ステップにて受信された要求の付加内容に
    応じて前記機器のユーザに課金する課金ステップと、か
    らなることを特徴とする機器管理方法。
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