JP2003001549A - 光電式刃具折れ検知装置 - Google Patents

光電式刃具折れ検知装置

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JP2003001549A
JP2003001549A JP2001192086A JP2001192086A JP2003001549A JP 2003001549 A JP2003001549 A JP 2003001549A JP 2001192086 A JP2001192086 A JP 2001192086A JP 2001192086 A JP2001192086 A JP 2001192086A JP 2003001549 A JP2003001549 A JP 2003001549A
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photoelectric
air
cutting tool
air supply
housing box
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JP2001192086A
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English (en)
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Riyondan Fukutani
利四男 福谷
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容ボックスに対する孔加工の手間を軽減す
る構造を持つ、光電式刃具折れ検知装置を提供する。 【解決手段】 収容ボックス23に空気供給源26と台
座部材21に取付けた接続部材27に接続している空気
管28を取付け、収容ボックス23内に気密に収容して
ある光電式検出スイッチ24,25に電気的に接続され
ている電気配線24a,25aを、空気管28内側の空
気供給路28aを通して収容ボックス23から台座部材
21内に引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電式刃具折れ検
知装置に関し、特に、検知装置の周囲に切削液などが飛
散する場合に用いて好適な前記装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、切削液が降り掛かる環境における
工作機械の刃具折れ検知装置として、密閉した収容ボッ
クス内に光電式検出スイッチを収容し、光電式検出スイ
ッチに接続されている電気配線を収容ボックスに設けた
配線用の孔から外側に引き出し、光電式検出スイッチの
検出光を収容ボックスに設けた光通過孔から刃具に向け
て投射し、一方、収容ボックス内側空間に空気供給路を
介して大気圧よりやや高めの圧力の空気を供給して、そ
の空気を前記光通過孔から吹き出させ、これにより、収
容ボックス周囲に切削液が降り掛かっても、光通過孔か
らその切削液が収容ボックス内に侵入しないようにした
ものがある(実開昭63−64451号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記装置では、光電式
検出スイッチに電気的に接続されている電気配線は、専
用の配線孔から外側に引き出されており、収容ボックス
には、電気配線用の孔と空気供給路に連通する孔とが必
要となり、孔加工の手間が多くなる問題がある。また、
電気配線は、収容ボックスから外側に引き出されると直
ちに外部空間にむき出しとなり、電気制御箱までそのま
ま引き回されるため、取り回しに注意しなくてはならな
い問題もある。そこで、本発明の課題は、収容ボックス
に対する孔加工の手間を軽減する構造を持つ、光電式刃
具折れ検知装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために、
本願は、検出光の通過する光通過孔が形成された収容ボ
ックス内に、光電式検出スイッチを気密に収容し、その
収容ボックスの内側空間には、収容ボックス内に大気圧
より高い圧力の空気を供給する空気供給路を連通して、
光通過孔から空気を吹き出すことで、収容ボックス外部
からの切削液等の侵入を防ぐようにした光電式刃具折れ
検知装置において、光電式検出スイッチに電気的に接続
されている電気配線を、前記空気供給路内を通して収容
ボックス外部に引き出して成ることを特徴とする。この
場合、電気配線が空気供給路から引き出される部分は、
シール部材により、気密にシールされている。具体的に
は空気管の一端が収容ボックス内側空間に連通してお
り、電気配線は、空気管内側の空気供給路を通ってい
る。
【0005】これによれば、電気配線は空気供給路内を
通って収容ボックスの外側に引き出されるので、電気配
線を収容ボックスの外側に引き出すための専用の貫通孔
が不要となり、収容ボックスに対する孔加工の手間が軽
減される。また、収容ボックスから引き出された電気配
線は、空気供給路内を通って適当な位置で空気供給路か
ら外側に引き出すことができ、収容ボックスから引き出
された時点で直ちに外部に露出しないので、電気配線が
クーラントなどで濡れることが防止でき、配線の寿命を
長くできる。空気管は、可撓性チューブであると屈曲容
易であり、取り回しに都合が良い。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。図1〜2に示すように、工作機械1のベー
ス2上には、前面に上下に移動可能な主軸3aを備え、
前後左右に移動できる移動コラム3と、ワークWを保持
する図示しない保持機構を備えた治具ベース4とが設置
してある。前記移動コラム3の移動領域の左右には、一
対の支柱5,6が設けてあり、その支柱5,6の上端に
支持ベース7が固定してある。支持ベース7には、刃具
Tを備えた工具8を複数保持している工具マガジン9
と、工具マガジン9と移動コラム3の主軸3aとの間で
工具8を交換させる交換アーム10aを備えた工具交換
装置10とが取付けてある。工作機械1のベース2の左
右には、側面カバー11,12が設置してあり、移動コ
ラム3及び治具ベース4等を囲んでいる。工作機械1の
後方部分には制御手段13が内装された電気制御箱14
が設置してある。
【0007】上記工作機械1では、制御手段13に記憶
させた加工プログラムに従い、工具マガジン9から工具
交換装置10により移動コラム3の主軸3aに工具8を
装着し、移動コラム3の前後左右移動及び主軸3aの上
下移動によって、治具ベース4に保持されたワークWの
加工が行われる。また、図示しない切削液吹付機構から
切削液を刃具T及び加工個所に吹き付けることで、切削
によって高温となる刃具Tを冷却させると共に、加工個
所から切屑等を飛散させるようになっている。この工作
機械1には、工具交換装置10により工具マガジン9か
ら主軸3aに装着した工具8に備えた刃具Tが摩耗、折
損その他の理由により、引き続きの使用が適切か不適切
かの判定を行う光電式刃具折れ検知装置20が備えてあ
る。その光電式刃具折れ検知装置20は、切削液や切屑
等が降り掛かるワークWの加工範囲に近接した位置に設
置してある。このように、光電式刃具折れ検知装置20
をワークWの加工範囲に近接した位置に設置してある
と、加工を行った刃具Tの判定が直ちに行うことができ
る。
【0008】前記光電式刃具折れ検知装置20について
説明する。図3に示すように、ベース2に固定した台座
部材21に設置してある支持部材22に、刃具Tを挟ん
で対向するように、収容ボックス23内に気密に収容し
た投光、受光式の光電式検出スイッチ24,25を配置
し、前記収容ボックス23に空気供給源26と台座部材
21に取付けた接続部材27に接続している空気管28
を取付けて構成されたものである。収容ボックス23
は、収容窪み23Aaを有する本体23Aと、その前面
にネジ部材29によって気密に固着されるカバー部材3
0とを備え、カバー部材30で覆われることにより、内
側に内側空間23aが形成されている。収容窪み23A
aに、前記光電式検出スイッチ24(25)がネジ部材
31によって取り付けてある。収容ボックス23には内
側空間23aを通って上下方向に貫通した貫通孔32が
設けてある。以下に詳細に説明するように、貫通孔32
には、ノズル33と管継手34とが螺合され、管継手3
4には空気管28が接続されて、その後方部をOリング
35で気密にシールしているので、この内側空間23a
は、収容ボックス23の外側空間に対して気密となって
いる。こうして、光電式検出スイッチ24(25)は、
収容ボックス23内に気密に収容される。
【0009】光電式検出スイッチ24,25の前面側に
ある貫通孔32には、検出光Kの通過する光通過孔33
aが形成されたノズル33が螺合してある。もう一方の
貫通孔32には、中空形状の管継手34が螺合してあ
る。その管継手34の内側には、空気管28として例示
する可撓性チューブの一端が嵌め込んであり、空気管2
8内側の空気供給路28aを内側空間23aに連通させ
てある。また、空気管28を可撓性チューブとしたこと
で、屈曲させることが容易である。空気管28の他端
は、2経路に分岐した管継手36に接続してある。管継
手36の一方の経路は、空気管37を介して大気圧より
高い圧力の空気を発生させる空気供給源26に接続して
あり、空気供給源26より空気管28,37を通って内
側空間23aに大気圧より高い圧力の空気を供給するこ
とで、光通過孔33aから外部に空気を吹き出させ、切
削液や切屑等が収容ボックス23内に侵入しないように
してある。
【0010】もう一方の経路は、台座部材21に取付け
た接続部材27に接続してあり、収容ボックス23内に
収容してある光電式検出スイッチ24,25に電気的に
接続されている電気配線(信号線)24a,25aを、
空気管28内側の空気供給路28aを通して収容ボック
ス23から、管継手36及び接続部材27を通って台座
部材21内に引き出してある。そして、台座部材21内
に引き出された電気配線24a,25aは、ベース2内
を通って電気制御箱14内の制御手段13に接続されて
いる。前記接続部材27にはOリング(シール部材)3
5が内装してあるので、電気配線24a,25aが空気
供給路28aから引き出される部分は気密にシールされ
るから、前記空気供給源26からの空気が台座部材21
に流れ込まない。このように、光電式刃具折れ検知装置
20の光電式検出スイッチ24,25を収容する収容ボ
ックス23に接続した空気管28内側の空気供給路28
aを通って、光電式検出スイッチ24,25に電気的に
接続されている電気配線24a,25aを、外部空間に
むき出させることなく電気制御箱14内の制御手段13
に接続させたので、電気配線24a,25aの取り回し
に注意する必要がない。そして、収容ボックス23に電
気配線24a,25a用の孔を設ける必要がない。
【0011】
【発明の効果】以上のように本願発明では、光電式検出
スイッチを気密に内装した収容ボックス内側空間に、外
気より少しばかり圧力の高い空気を供給して、光通過孔
から空気を吹き出すことで、光通過孔から外部の切削液
や微塵などが収容ボックス内に入り込むことが防止でき
て、光電式検出スイッチが故障、誤作動することを防止
できる。また、電気配線は空気供給路内を通って収容ボ
ックスの外側に引き出されるので、電気配線を収容ボッ
クスの外側に引き出すための専用の貫通孔が不要とな
り、収容ボックスに対する孔加工の手間が軽減される。
また、収容ボックスから引き出された電気配線は、空気
供給路内を通って適当な位置で空気供給路から外側に引
き出すことができ、収容ボックスから引き出された時点
で直ちに外部に露出しないので、電気配線が切削液など
で濡れることが防止でき、配線の寿命を長くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光電式刃具折れ検知装置を備えた工作
機械を示す図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1に表す光電式刃具折れ検知装置の拡大図で
ある。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
20 光電式刃具折れ検知装置 23 収容ボックス 23a 内側空間 24 光電式検出スイッチ 25 光電式検出スイッチ 24a 電気配線 25a 電気配線 28 空気管 28a 空気供給路 35 Oリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出光の通過する光通過孔が形成された
    収容ボックス内に、光電式検出スイッチを気密に収容
    し、その収容ボックスの内側空間には、収容ボックス内
    に大気圧より高い圧力の空気を供給する空気供給路を連
    通して、光通過孔から空気を吹き出すことで、収容ボッ
    クス外部からの切削液等の侵入を防ぐようにした光電式
    刃具折れ検知装置において、光電式検出スイッチに電気
    的に接続されている電気配線を、前記空気供給路内を通
    して収容ボックス外部に引き出して成る光電式刃具折れ
    検知装置。
  2. 【請求項2】 電気配線が空気供給路から引き出される
    部分は、シール部材により、気密にシールされているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の光電式刃具折れ
    検知装置。
  3. 【請求項3】 空気管の一端が収容ボックス内側空間に
    連通しており、電気配線は、空気管内側の空気供給路を
    通っていることを特徴とする請求項1または2記載の光
    電式刃具折れ検知装置。
  4. 【請求項4】 空気管は、可撓性チューブである請求項
    3記載の光電式刃具折れ検知装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507713A (ja) * 1997-01-07 2001-06-12 イッサム・リサーチ・アンド・ディベロープメント・カンパニー・オブ・ザ・ヘブルー・ユニヴァーシティ・オブ・エルサレム カルボン酸及びその誘導体及びそれらを含む薬剤組成物
EP1666199A1 (en) * 2004-11-30 2006-06-07 Metrol Co., Ltd. Tool damage detection device

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