JP2003001142A - 静電選別装置 - Google Patents

静電選別装置

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JP2003001142A
JP2003001142A JP2001185130A JP2001185130A JP2003001142A JP 2003001142 A JP2003001142 A JP 2003001142A JP 2001185130 A JP2001185130 A JP 2001185130A JP 2001185130 A JP2001185130 A JP 2001185130A JP 2003001142 A JP2003001142 A JP 2003001142A
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Tetsuya Nishitsu
徹哉 西津
Haruhisa Fujii
治久 藤井
Yasuto Izeki
康人 井関
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦帯電されたプラスチックおよび金属混合
物を、効率良く選別する静電選別装置を提供する。 【解決手段】 粉砕混合物をプラスチック粉砕片と金属
粉砕片とに選別する第1静電場を形成する第1高電圧電
極対と、第1静電場で選別されたプラスチック粉砕片を
受け入れてプラスチック粉砕片を帯電極性と帯電量によ
って選別する第2静電場を形成する第2高電圧電極対と
を設けた。また、第1静電場で選別されたプラスチック
粉砕片を受け入れて、所定量づつ第2高電圧電極対に向
けて落下供給させるダンパーを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦帯電されたプ
ラスチックおよび金属混合物を選別する静電選別装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なリサイクル用の粉砕プラスチッ
ク類を選別する静電選別装置は、2種のプラスチックが
混在しているプラスチック類を選別することを目的とし
た装置であり、多種のプラスチックおよび金属混合物を
分離する技術は確立されていない。
【0003】図5は、特開平11−123346に記載
された一般的な粉砕プラスチックを選別する静電選別装
置である。51は回転ドラム接地電極、52は第1高電
圧電極、53は接地固定電極、54は第2高電圧電極で
ある。55は電源装置である。56は被選別プラスチッ
クである。A、Bは静電場である。
【0004】電源装置55により高電圧を印加された第
1高電圧電極52と接地され回転している回転ドラム接
地電極51との間に形成された静電場Aと、電源装置5
5により高電圧を印加された第2高電圧電極54と接地
固定電極53との間に形成された静電場Bとに、被選別
プラスチック56を順に供給し、帯電量のわずかな差に
より静電場A、Bから被選別プラスチック56が受ける
力の大きさの違いを利用して選別するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の静電選別装置
は、プラスチックの帯電量に着目し、わずかな帯電量の
差を利用してプラスチック種類毎に選別することを目的
としているため、プラスチックおよび金属混合物を種類
ごとに選別する場合、選別精度を向上させるには、静電
場A、Bから被選別プラスチック56が受ける力の大き
さに違いが出るまで電極間にかかる印加電圧を大きくす
る必要がある。
【0006】しかし、被選別プラスチック56に金属が
含まれていると、高電圧を印加された第1高電圧電極5
2に向って金属が飛来し、瞬間的に第1高電圧電極52
の表面に付着し突起物を形成するため、印加電圧が高い
場合、静電場Aにアークが発生し、安定した選別精度を
維持することは不可能である。
【0007】また、被選別物は、回転ドラム接地電極5
1上より自由落下されるため、第2高電圧電極54と、
接地固定電極53間の静電場Bを通過する被選別プラス
チック56の速度は大きく、選別精度を向上させるに
は、印加電圧を大きくする必要がある。
【0008】本発明の目的は、摩擦帯電されたプラスチ
ック粉砕片および金属粉砕片の混合物を、プラスチック
種類毎に選別できるとともに、金属粉砕片をも選別可能
な静電選別装置を提供することである。
【0009】また、静電場にアークが発生しにくく、安
定して選別精度を保つことができる静電選別装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、次の構成を有する。すなわち、 (1)粉砕混合物を受け入れて、上記粉砕混合物をプラ
スチック粉砕片と金属粉砕片とに選別する第1静電場を
形成する第1高電圧電極対と、上記第1静電場の下方に
設けられ、上記第1静電場で選別されたプラスチック粉
砕片を受け入れて上記プラスチック粉砕片を帯電極性と
帯電量によって選別する第2静電場を形成する第2高電
圧電極対とを備えたことを特徴とする。
【0011】(2)また、上記第1高電圧電極対の一方
の電極が、粉砕混合物を搬送し得る接地された回転ドラ
ムであっても良い。
【0012】(3)更に、上記第1高電圧電極対の他方
の電極が、円柱状電極であっても良い。
【0013】(4)また、上記円柱状電極が、長円柱状
であっても良い。
【0014】(5)更に、上記円柱状電極が、絶縁被覆
を備えていても良い。
【0015】(6)また、上記第2高電圧電極対の少な
くとも一方の電極が、板状電極であっても良い。
【0016】(7)更に、上記第2高電圧電極対の少な
くとも一方の電極が、端部に電界緩和構造を備えていて
も良い。
【0017】(8)また、上記第2高電圧電極対の少な
くとも一方の電極の垂直方向の長さが、電極間距離以下
であって良い。
【0018】(9)また、上記第2高電圧電極対の少な
くとも一方の電極が、円柱状電極であっても良い。
【0019】(10)また、上記第2高電圧電極対の少
なくとも一方の円柱状電極の直径が、ほぼ電極間距離と
等しくても良い。
【0020】(11)また、上記第1高電圧電極対と上
記第2高電圧電極対との間に設けられ、上記第1静電場
で選別された上記プラスチック粉砕片を受け入れて、所
定量づつ上記第2高電圧電極対に向けて落下供給させる
ダンパーを備えていても良い。
【0021】(12)更に、上記ダンパーが絶縁体であ
っても良い。
【0022】(13)更に、上記ダンパーの出口スリッ
トの幅が、上記プラスチック粉砕片の粒径の約1.5倍
以内の寸法であっても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の静電選
別装置は、図示していない粉砕装置によって粉砕され、
摩擦帯電装置1によって帯電されたプラスチック粉砕片
12aおよび12bならびに金属粉砕片11が混在する
粉砕混合物13を静電気により選別する静電選別装置で
ある。静電選別装置は、摩擦帯電装置1から供給された
粉砕混合物13を受け入れるフィーダ2を備え、フィー
ダ2の終端には粉砕混合物13を搬送し得る接地された
回転ドラム3が設けられている。
【0024】回転ドラム3の円筒面に対向して図で右上
には、第1高電圧電源8に接続された円柱状電極4が設
けられていて、これら回転ドラム3と円柱状電極4とは
第1高電圧電極対Mを構成し、その間に第1静電場Aが
形成されている。第1静電場Aに粉砕混合物13が供給
されると、粉砕混合物13は静電界と粉砕混合物13の
電荷との間に作用する静電誘導力により、金属粉砕片1
1が円柱状電極4側に吸引されてプラスチック粉砕片1
2aおよび12bと金属粉砕片11とが選別される。こ
のとき円柱状電極4に印加する電圧は、第1静電場A内
に入った金属粉砕片11が円柱状電極4に向かって吸引
されるが、円柱状電極4の表面に付着させられてアーク
を発生させるような突起物となってしまわない程度の大
きさの電圧である。
【0025】このようにして第1静電場Aで選別された
金属粉砕片11は、粉砕混合物13の流れ方向に見て第
1静電場Aの下流側に設けられた仕切板5上に落下して
金属粉砕片容器10a内に収容される。
【0026】第1静電場Aで選別を受け、仕切板5によ
り取り除かれなかったプラスチック粉砕片12aおよび
12bは、第1静電場Aの下方に設けられたダンパー6
内に落下する。ダンパー6は、絶縁体で構成されて底部
に出口スリット6aを持ち、出口スリット6aの幅は、
プラスチック粉砕片12aおよび12bの粒径の約1.
5倍以内の寸法である。このダンパー6は、第1静電場
Aで選別されたプラスチック粉砕片12aおよび12b
を受け入れて、出口スリット6aから後に説明する所定
量づつ下方に落下供給するものである。
【0027】静電選別装置はまた、ダンパー6の下方の
比較的近い位置に第2高電圧電極対Nを備えている。第
2高電圧電極対Nは、接地された第1電極7aと、この
第1電極7aに対面して間に第2静電場Bを形成し、第
2高電圧電源9に接続された第2電極7bとを備えてい
る。これら2つの電極7aおよび7bはいずれも板状の
電極であり、またプラスチック粉砕片12aおよび12
bの流れ方向(垂直方向)に見た電極7aおよび7bの
寸法は、電極間距離以下としてある。これら電極7aお
よび7bの間に印加する電圧は、被選別物に金属が含ま
れていないために帯電量の異なるプラスチック粉砕片1
2aおよび12bを静電選別するのに最適の電圧とする
ことができる。
【0028】第2静電場Bでは、第1静電場Aで選別さ
れたプラスチック粉砕片12aおよび12bを受け入れ
て、プラスチック粉砕片12aおよび12bを帯電量に
よって選別し、下方に設けられた第1乃至第3のプラス
チック粉砕片容器10b、10dおよび10cに収容す
る。このとき、ダンパー6の底部の出口スリット6aの
幅は、プラスチック粉砕片12aおよび12bの粒径の
約1.5倍以内の寸法であって、出口スリット6aを通
って落下供給されるプラスチック粉砕片12aおよび1
2bの量が、第2高電圧電極対N間の第2静電場B内で
安定した静電選別ができるような適当な所定量となるよ
うにしてある。また、第2高電圧電極対Nはダンパー6
の下方の比較的近い位置に設けてあるので、第2静電場
Bを通過するプラスチック粉砕片12aおよび12bの
落下速度が大きくなり過ぎず、静電選別を精度良く行う
ことができる。
【0029】第1のプラスチック粉砕片容器10bには
第2高電圧電源9の電圧極性と同じ極性に帯電したプラ
スチック粉砕片12aが収容され、第3のプラスチック
粉砕片容器10dには第2高電圧電源9の電圧極性と異
なる極性に帯電したプラスチック粉砕片12bが収容さ
れ、第2のプラスチック粉砕片容器10cには比較的帯
電量の少ないプラスチック粉砕片12aとプラスチック
粉砕片12bとが選別されずに混合されたまま収容され
る。
【0030】実施の形態2.図2に示す静電選別装置に
おいては、断面形が楕円の長円柱状電極21を備えてい
て、その他の構成は図示はしていないが図1に示す静電
選別装置と同様である。長円柱状電極21は楕円形断面
の長軸が回転ドラム3の対向面に対してほぼ平行に配置
されていて、その表面には電気的な絶縁保護のための絶
縁被覆22を備えている。
【0031】この静電選別装置においては、回転ドラム
3の円筒面に対向して第1高電圧電源8(図1参照)に
接続された断面形が楕円の長円柱状電極21が設けられ
ていて、これら回転ドラム3と長円柱状電極21とは第
1高電圧電極対Mを構成し、その間に第1静電場Aが形
成されている。第1静電場Aに粉砕混合物13が供給さ
れると、粉砕混合物13は静電界と粉砕混合物13の電
荷との間に作用する静電誘導力により、金属粉砕片11
が長円柱状電極21側に吸引されてプラスチック粉砕片
12aおよび12bと金属粉砕片11とが選別される。
このとき回転ドラム3と1対になって第1高電圧電極対
Mを構成する電極の断面形状が楕円形(長円柱状電極2
1)であってその長軸が回転ドラム3の対向面に対して
ほぼ平行であるため、電極の断面形状が円形(円柱状電
極4)のときより広範囲な静電場を形成でき効率良くプ
ラスチック粉砕片12aおよび12bと金属粉砕片11
とを選別することができる。
【0032】また、長円柱状電極21の表面には電気的
な絶縁保護のための絶縁被覆22を備えているため、第
1静電場A内に入った金属粉砕片11が長円柱状電極2
1に向かって吸引されるとき長円柱状電極21の表面に
付着させられてアークを発生させるような突起物となる
ことはない。
【0033】実施の形態3.図3に示す静電選別装置
は、図2に示すのと同様の絶縁被覆22を持つ長円柱状
電極21を備え、第2静電場Bを形成する第2高電圧電
極対を構成する平板状の接地された電極31及び32
が、端部に円球状の電界緩和構造31aおよび32aを
備えている。その他の構成は図1に示すものと同様であ
る。
【0034】この静電選別装置においては、第1静電場
Aで選別されたプラスチック粉砕片12aおよび12b
が第2静電場Bに供給されるまでの過程は実施の形態1
と同様である。第2高電圧電極対N間の第2静電場Bに
供給されたプラスチック粉砕片12aおよび12bは帯
電量の違いによる第2静電場Bから受ける力の大きさの
違いにより落下方向が変えられ選別されるが、このと
き、第2静電場Bを形成する第2高電圧電極対を構成す
る平板状の接地された電極31及び第2高電圧電源9に
接続された電極32が、端部に電界緩和構造31aおよ
び32aを備えているので、電極端部からアークが発生
し難くなる。
【0035】実施の形態4.図4に示す静電選別装置
は、図3に示す静電選別装置と比較すると、第2静電場
Bを形成する第2高電圧電極対Nを構成する接地された
電極41及び第2高電圧電源9に接続された電極42
が、円柱状の電極であることが相違する。
【0036】第1静電場Aで選別されたプラスチック粉
砕片12aおよび12bが第2静電場Bに供給されるま
での過程は実施の形態1と同様である。第2高電圧電極
対N間の第2静電場Bに供給されたプラスチック粉砕片
12aおよび12bは帯電量の違いによる第2静電場B
から受ける力の大きさの違いにより落下方向が変えられ
選別されるが、このとき、第2静電場Bを形成する第2
高電圧電極対を構成する接地された電極41及び42の
形状を円柱形状とすることにより、電極からアークが発
生し難くなる。
【0037】また、円柱状電極41及び42の直径を電
極間距離にほぼ等しくして、第2高電圧電極対に供給さ
れたプラスチック粉砕片12aおよび12bが電極間を
通過する際、電極に衝突し跳ね返ることをなくし、選別
の効率を高くしてある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような効果を奏する。 (1)本発明静電選別装置は、粉砕混合物を受け入れ
て、上記粉砕混合物をプラスチック粉砕片と金属粉砕片
とに選別する第1静電場を形成する第1高電圧電極対
と、上記第1静電場の下方に設けられ、上記第1静電場
で選別されたプラスチック粉砕片を受け入れて上記プラ
スチック粉砕片を帯電量によって選別する第2静電場を
形成する第2高電圧電極対とを備えているので、プラス
チック粉砕片と金属およびプラスチック粉砕片どうしを
効率良く選別することができる。
【0039】(2)上記第1高電圧電極対の一方の電極
が、粉砕混合物を搬送し得る接地された回転ドラムであ
るため、接地電極が搬送装置を兼ねることができ、部品
点数を少なくすることができる。
【0040】(3)上記第1高電圧電極対の他方の電極
が、円柱状電極であるため、広範囲な静電場を形成する
ことができ、金属粒体の選別精度を向上することができ
る。
【0041】(4)上記円柱状電極が、長円柱状である
ため、広範囲な静電場を形成することができ、金属粒体
の選別精度を向上することができる。
【0042】(5)上記円柱状電極が絶縁被覆を備えて
いるので、金属粒体が長円柱電極に付着して突起物とな
り、このとき高電圧がかかってアークが発生することを
防止することができる。
【0043】(6)上記第2高電圧電極対の少なくとも
一方の電極が、板状電極であるため、プラスチック粉砕
片を帯電量によって選別することができる。
【0044】(7)上記第2高電圧電極対の少なくとも
一方の電極が、端部に電界緩和構造を備えているため、
電極端部からのアークの発生を防止することができる。
【0045】(8)上記第2高電圧電極対の少なくとも
一方の電極の垂直方向の長さが、電極間距離以下である
ため、プラスチック粉砕片が電極に衝突して跳ね返り効
率良く選別することができなくなるのを防止することが
できる。
【0046】(9)上記第2高電圧電極対の少なくとも
一方の電極が、円柱状電極であるため、広範囲な静電場
を形成することができ、プラスチック粉砕片の選別精度
を向上することができる。
【0047】(10)上記第2高電圧電極対の少なくと
も一方の円柱状電極の直径が、ほぼ電極間距離と等しい
ため、プラスチック粉砕片が円柱状電極に衝突して跳ね
返り効率良く選別することができなくなるのを防止する
ことができる。
【0048】(11)上記第1高電圧電極対と上記第2
高電圧電極対との間に設けられ、上記第1静電場で選別
された上記プラスチック粉砕片を受け入れて、所定量づ
つ上記第2高電圧電極対に向けて落下供給させるダンパ
ーを備えているため、プラスチック粉砕片の落下速度を
減少させ供給量を一定にすることにより、効率良く選別
することができる。
【0049】(12)上記ダンパーが絶縁体であるた
め、上記第2高電圧電極対で発生したアークの飛来を防
止することができる。
【0050】(13)上記ダンパーの出口スリットの幅
が、上記プラスチック粉砕片の粒径の約1.5倍以内の
寸法であるため、プラスチック粉砕片を静電選別に適当
な量づつ供給することにより、効率良く選別することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の静電選別装置の実施の形態1を示
す概略図である。
【図2】 この発明の静電選別装置の実施の形態2を示
す概略図である。
【図3】 この発明の静電選別装置の実施の形態3を示
す概略図である。
【図4】 この発明の静電選別装置の実施の形態4を示
す概略図である。
【図5】 従来の静電選別装置の概略構成を示す構成図
である。
【符号の説明】
3 回転ドラム、4 第1高電圧電極、6 ダンパー、
6a 出口スリット、7a 接地電極、7b 第2高電
圧電極、8 第1高電圧電源、9 第2高電圧電源、1
1 金属粉砕片、12a プラスチック粉砕片、12b
プラスチック粉砕片、13 プラスチックおよび金属
の混合物、21 長円柱電極、22 絶縁被膜、31
平板状接地電極、31a 電界緩和装置、32 平板状
接地電極、32a 電界緩和装置、41 円柱状電極、
42 円柱状電極、A 第1静電場、B 第2静電場、
M 第1高電圧電極対、N 第2高電圧電極対。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井関 康人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4D054 GA01 GA09 GB01 GB06 GB09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉砕され、帯電されたプラスチック粉砕
    片及び金属粉砕片が混在する粉砕混合物を静電気により
    選別する静電選別装置であって、 粉砕混合物を受け入れて、上記粉砕混合物をプラスチッ
    ク粉砕片と金属粉砕片とに選別する第1静電場を形成す
    る第1高電圧電極対と、 上記第1静電場の下方に設けられ、上記第1静電場で選
    別されたプラスチック粉砕片を受け入れて上記プラスチ
    ック粉砕片を帯電極性と帯電量によって選別する第2静
    電場を形成する第2高電圧電極対とを備えた静電選別装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第1高電圧電極対の一方の電極が、
    粉砕混合物を搬送し得る接地された回転ドラムであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の静電選別装置。
  3. 【請求項3】 上記第1高電圧電極対の他方の電極が、
    円柱状電極であることを特徴とする請求項2記載の静電
    選別装置。
  4. 【請求項4】 上記円柱状電極が、長円柱状であること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の静電選別
    装置。
  5. 【請求項5】 上記円柱状電極が、絶縁被覆を備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の静電選
    別装置。
  6. 【請求項6】 上記第2高電圧電極対の少なくとも一方
    の電極が、板状電極であることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか記載の静電選別装置。
  7. 【請求項7】 上記第2高電圧電極対の少なくとも一方
    の電極が、端部に電界緩和構造を備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれか記載の静電選別装置。
  8. 【請求項8】 上記第2高電圧電極対の少なくとも一方
    の電極の垂直方向の長さが、電極間距離以下であること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の静電選別
    装置。
  9. 【請求項9】 上記第2高電圧電極対の少なくとも一方
    の電極が、円柱状電極であることを特徴とする請求項1
    乃至8のいずれか記載の静電選別装置。
  10. 【請求項10】 上記第2高電圧電極対の少なくとも一
    方の円柱状電極の直径が、ほぼ電極間距離と等しいこと
    を特徴とする請求項9記載の静電選別装置。
  11. 【請求項11】 上記第1高電圧電極対と上記第2高電
    圧電極対との間に設けられ、上記第1静電場で選別され
    た上記プラスチック粉砕片を受け入れて、所定量づつ上
    記第2高電圧電極対に向けて落下供給させるダンパーを
    備えたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記
    載の静電選別装置。
  12. 【請求項12】 上記ダンパーが、絶縁体であることを
    特徴とする請求項11記載の静電選別装置。
  13. 【請求項13】 上記ダンパーの出口スリットの幅が、
    上記プラスチック粉砕片の粒径の約1.5倍以内の寸法
    であることを特徴とする請求項12記載の静電選別装
    置。
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Cited By (4)

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