JP2003000119A - イカ釣り用仕掛 - Google Patents
イカ釣り用仕掛Info
- Publication number
- JP2003000119A JP2003000119A JP2001192243A JP2001192243A JP2003000119A JP 2003000119 A JP2003000119 A JP 2003000119A JP 2001192243 A JP2001192243 A JP 2001192243A JP 2001192243 A JP2001192243 A JP 2001192243A JP 2003000119 A JP2003000119 A JP 2003000119A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing
- squid
- fishing line
- cuttlefish
- tackle
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 イカ釣りに使用する仕掛であって、従来
のヤエン釣りにみられた掛かり確率の悪さを解消するこ
とを目的とする。 【解決手段】 線材の一方側に掛け針を、他方側に釣り
糸を移動可能な状態として挿通させ得る孔を有する浮き
を取り付けるとともに、線材に、釣り糸を移動可能な状
態として保持し得る保持部を取り付けたことを特徴とす
るイカ釣り用仕掛。
のヤエン釣りにみられた掛かり確率の悪さを解消するこ
とを目的とする。 【解決手段】 線材の一方側に掛け針を、他方側に釣り
糸を移動可能な状態として挿通させ得る孔を有する浮き
を取り付けるとともに、線材に、釣り糸を移動可能な状
態として保持し得る保持部を取り付けたことを特徴とす
るイカ釣り用仕掛。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明が属する技術分野】この発明は、イカ釣り用仕掛
の改良に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】イカ釣りには、イカヅノ等の擬餌を使用
した釣りや、アジ等の生餌を使用した釣りが行なわれる
のであるが、大型のアオリイカを狙うような場合には、
アジ等の生き餌を使用した釣りが行なわれるのが普通で
ある。 【０００３】アジ等の生餌を使用する釣りは、釣り竿か
ら延ばした釣り糸の先端に生きたアジを結び付けた状態
で投げ込み、イカがアジに乗った段階で、多数の掛け針
の付いたヤエンを釣り糸に沿って投入し、そのヤエンに
よってイカを釣り上げるという釣方が一般的に行なわれ
ているのである。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来一般的に
行なわれているヤエン釣りは、ヤエンの投入のタイミン
グが難しく、イカとの距離が遠く、道糸が長く出ている
段階で投入した場合、ヤエンと道糸との角度が極めて小
さく、ヤエンにおける掛け針は、イカから離れた位置に
あり、このような状態でヤエンを投入したとしても、掛
け針にイカが掛かる可能性は少なく、このようなことを
防ぐために、手前側に寄せた段階で投入しようとする
と、手前側への引き寄せの際に、イカ異常を感じて、ア
ジを離してしまう可能性があり、何れにしても、ヤエン
にイカがうまく掛かる確率は非常に低いのが実情であ
る。 【０００５】この発明は、従来一般的に使用されている
ヤエン釣りにおけるこのような欠点を除去し、アジに乗
ったイカを確実に取り込め得るイカ釣り用仕掛を提供し
ようとするものである。 【０００６】 【課題を解決するための手段】この発明は、アジ等の生
餌を使用するイカ釣り用仕掛に関するものであって、支
持部の一方側に掛け針を、他方側に釣り糸を移動可能な
状態として挿通させ得る孔を有する浮きを取り付けると
ともに、支持部に釣り糸を移動可能な状態として保持し
得る保持部を取り付けた構成とすることにより、アジ等
の生餌に乗ったイカを確実に取り込めるようにしようと
するものである。 【０００７】 【実施例】図面にもとづいて、この発明の実施例を説明
すると、イカ釣り用仕掛１は、図１ないし図４に示すと
おり、支持部２、釣り糸８を移動可能な状態で挿通させ
得る孔を有する浮き４、掛け針３、釣り糸８を移動可能
な状態として挿通させ得る孔６を有する保持部５から構
成されており、支持部２の一方側に掛け針３を、他方側
に浮き４を取り付けるとともに、支持部２に保持部５を
取り付けた構成となっているのである。 【０００８】すなわち、支持部２は、ピアノ線やステン
レス線等の線材をもって構成されており、その一方側端
部に、複数本の鉤針の軸部を束ねることによって錨状に
形成した構成の掛け針３を取り付けた構成となっている
のである。 【０００９】また、浮き４は、中心部に、釣り糸８を移
動可能な状態で挿通させ得る孔７を有しており、その下
方位置に支持部２の端部を嵌入させ得る孔を形成した構
成となっており、その孔に支持部２の端部を差し入れた
状態にして接着固定することより、支持部２の端部に取
り付けた構成となっているのである。なお、該浮き４の
浮力は、海水中を浮遊状態となって、僅かに浮く程度に
設定されている。 【００１０】保持部５は、上端部に、釣り糸８を移動可
能な状態として挿通させ得る孔６を有する構成となって
おり、立ち上がり基部を支持部２上に配置させるととも
に、上端部に形成した孔６と、浮き４に形成した孔７と
が略同一線状になるようにしてハンダ付け固定すること
によって、支持部２に取り付けた構成となっているので
ある。 【００１１】この発明にかかるイカ釣り用仕掛１は、上
記のような構成となっており、その使用は、図２ないし
図４に示すような方法によって行なわれるのである。 【００１２】すなわち、釣り竿から延出させた釣り糸８
の中間部にサル環１０を介在させ、釣り糸８を浮き４に
形成した孔７、並びに保持部５に形成した孔６に挿通さ
せた後、釣り糸８の先端部をアジ９の尾ビレに結びつけ
た状態にして海中に投入するという方法によって行なわ
れるのである。従って、イカ釣り用仕掛１は、浮き４が
上方で、掛け針３が下方に位置した状態となるととも
に、釣り糸８に沿って水面近くを浮遊する状態となるの
である。すなわち、生餌であるアジ９が海中に潜り込ん
で入っても、イカ釣り用仕掛１は沈み込むことなく、水
面近くを浮遊している状態となり、その状態で生餌９に
イカが乗るのを待つことになるのである(図２図の状
態)。 【００１３】 【発明の効果】この発明にかかるイカ釣り用仕掛本体１
は、上記のような構成であって、投入のタイミングが難
しく、また、掛かり確率の悪いヤエンを使用することな
く、イカを確実に捕えることができ、従来のヤエン釣り
に比べ、釣果の向上を図り得るという利点があるのであ
る。 【００１４】すなわち、イカが餌となるアジ等を見つけ
た場合、触手を延ばして捕えた後、餌を抱き込もうとす
るのであるが(図３図で示す状態)、釣り人はその段階で
アタリを感知し得ることになる。その段階で釣り糸８を
巻き取れば、アジ等の生餌９に乗ったイカ１１が引き上
げられ、水面近くで浮遊しているイカ釣り用仕掛１の掛
け針３がイカ１１に絡まり（図４で示す状態）、イカを
確実に捕えて取り込み得るという利点があるのである。
の改良に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】イカ釣りには、イカヅノ等の擬餌を使用
した釣りや、アジ等の生餌を使用した釣りが行なわれる
のであるが、大型のアオリイカを狙うような場合には、
アジ等の生き餌を使用した釣りが行なわれるのが普通で
ある。 【０００３】アジ等の生餌を使用する釣りは、釣り竿か
ら延ばした釣り糸の先端に生きたアジを結び付けた状態
で投げ込み、イカがアジに乗った段階で、多数の掛け針
の付いたヤエンを釣り糸に沿って投入し、そのヤエンに
よってイカを釣り上げるという釣方が一般的に行なわれ
ているのである。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来一般的に
行なわれているヤエン釣りは、ヤエンの投入のタイミン
グが難しく、イカとの距離が遠く、道糸が長く出ている
段階で投入した場合、ヤエンと道糸との角度が極めて小
さく、ヤエンにおける掛け針は、イカから離れた位置に
あり、このような状態でヤエンを投入したとしても、掛
け針にイカが掛かる可能性は少なく、このようなことを
防ぐために、手前側に寄せた段階で投入しようとする
と、手前側への引き寄せの際に、イカ異常を感じて、ア
ジを離してしまう可能性があり、何れにしても、ヤエン
にイカがうまく掛かる確率は非常に低いのが実情であ
る。 【０００５】この発明は、従来一般的に使用されている
ヤエン釣りにおけるこのような欠点を除去し、アジに乗
ったイカを確実に取り込め得るイカ釣り用仕掛を提供し
ようとするものである。 【０００６】 【課題を解決するための手段】この発明は、アジ等の生
餌を使用するイカ釣り用仕掛に関するものであって、支
持部の一方側に掛け針を、他方側に釣り糸を移動可能な
状態として挿通させ得る孔を有する浮きを取り付けると
ともに、支持部に釣り糸を移動可能な状態として保持し
得る保持部を取り付けた構成とすることにより、アジ等
の生餌に乗ったイカを確実に取り込めるようにしようと
するものである。 【０００７】 【実施例】図面にもとづいて、この発明の実施例を説明
すると、イカ釣り用仕掛１は、図１ないし図４に示すと
おり、支持部２、釣り糸８を移動可能な状態で挿通させ
得る孔を有する浮き４、掛け針３、釣り糸８を移動可能
な状態として挿通させ得る孔６を有する保持部５から構
成されており、支持部２の一方側に掛け針３を、他方側
に浮き４を取り付けるとともに、支持部２に保持部５を
取り付けた構成となっているのである。 【０００８】すなわち、支持部２は、ピアノ線やステン
レス線等の線材をもって構成されており、その一方側端
部に、複数本の鉤針の軸部を束ねることによって錨状に
形成した構成の掛け針３を取り付けた構成となっている
のである。 【０００９】また、浮き４は、中心部に、釣り糸８を移
動可能な状態で挿通させ得る孔７を有しており、その下
方位置に支持部２の端部を嵌入させ得る孔を形成した構
成となっており、その孔に支持部２の端部を差し入れた
状態にして接着固定することより、支持部２の端部に取
り付けた構成となっているのである。なお、該浮き４の
浮力は、海水中を浮遊状態となって、僅かに浮く程度に
設定されている。 【００１０】保持部５は、上端部に、釣り糸８を移動可
能な状態として挿通させ得る孔６を有する構成となって
おり、立ち上がり基部を支持部２上に配置させるととも
に、上端部に形成した孔６と、浮き４に形成した孔７と
が略同一線状になるようにしてハンダ付け固定すること
によって、支持部２に取り付けた構成となっているので
ある。 【００１１】この発明にかかるイカ釣り用仕掛１は、上
記のような構成となっており、その使用は、図２ないし
図４に示すような方法によって行なわれるのである。 【００１２】すなわち、釣り竿から延出させた釣り糸８
の中間部にサル環１０を介在させ、釣り糸８を浮き４に
形成した孔７、並びに保持部５に形成した孔６に挿通さ
せた後、釣り糸８の先端部をアジ９の尾ビレに結びつけ
た状態にして海中に投入するという方法によって行なわ
れるのである。従って、イカ釣り用仕掛１は、浮き４が
上方で、掛け針３が下方に位置した状態となるととも
に、釣り糸８に沿って水面近くを浮遊する状態となるの
である。すなわち、生餌であるアジ９が海中に潜り込ん
で入っても、イカ釣り用仕掛１は沈み込むことなく、水
面近くを浮遊している状態となり、その状態で生餌９に
イカが乗るのを待つことになるのである(図２図の状
態)。 【００１３】 【発明の効果】この発明にかかるイカ釣り用仕掛本体１
は、上記のような構成であって、投入のタイミングが難
しく、また、掛かり確率の悪いヤエンを使用することな
く、イカを確実に捕えることができ、従来のヤエン釣り
に比べ、釣果の向上を図り得るという利点があるのであ
る。 【００１４】すなわち、イカが餌となるアジ等を見つけ
た場合、触手を延ばして捕えた後、餌を抱き込もうとす
るのであるが(図３図で示す状態)、釣り人はその段階で
アタリを感知し得ることになる。その段階で釣り糸８を
巻き取れば、アジ等の生餌９に乗ったイカ１１が引き上
げられ、水面近くで浮遊しているイカ釣り用仕掛１の掛
け針３がイカ１１に絡まり（図４で示す状態）、イカを
確実に捕えて取り込み得るという利点があるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】イカ釣り用仕掛を示す斜視図である。
【図２】イカ釣り用仕掛の使用例を示す側面図である。
【図３】イカの取り込み要領を示す側面図である。
【図４】イカの取り込み要領を示す側面図である。
【符号の説明】
１ イカ釣り用仕掛
２ 支持部
３ 掛け針
４ 浮き
５ 保持部
７ 孔
８ 釣り糸
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 支持部２の一方側に掛け針３を、他方側
に釣り糸８を移動可能な状態として挿通させ得る孔７を
有する浮き４を取り付けるとともに、支持部２に釣り糸
８を移動可能な状態として保持し得る保持部５を形成し
たことを特徴とするイカ釣り用仕掛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001192243A JP2003000119A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | イカ釣り用仕掛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001192243A JP2003000119A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | イカ釣り用仕掛 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003000119A true JP2003000119A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19030724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001192243A Pending JP2003000119A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | イカ釣り用仕掛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003000119A (ja) |
-
2001
- 2001-06-26 JP JP2001192243A patent/JP2003000119A/ja active Pending
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