JP2002544709A - パワーを推定するシステム及び方法 - Google Patents

パワーを推定するシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 信号のパワーを推定するためのシステム及び方法。信号は複数の範囲と比較され、それらの範囲に分離される。各範囲は特定の出力値を割当てられる。出力値は入力信号の知られた特性に基づき入力信号の平方に近似する。低域通過濾波器は複数の出力値を平均するために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、全般的に見て、移動通信システムに関する。特に、本発明は、サブ
ビーム(subbeam)を形成する通信信号又は信号の組のパワーを推定(e
stimate)するためのシステム及び方法に関する。本発明は、衛星パワー
を追尾し続けることが臨界(critical)である衛星を使用する移動通信
システムに最もよく適用可能である。 2.関連する技術 衛星に基礎をおく通信システムは、情報が実質上の距離を超えて送られる一手
段である。典型的な衛星に基礎をおく通信システムは、ゲートウェイ(gate
way)として参照される基地局、並びに、ゲートウェイ及び1つ又はより多い
ユーザ端末の間で通信信号を中継するための1つ又はより多い衛星を使用する。
ゲートウェイは、各ユーザ端末から他のユーザ端末、又は公衆電話交換網のよう
な他の関係ある通信システムのユーザへの通信リンクを提供する。ユーザ端末は
、固定され又は携帯電話機のように移動することができ、そして衛星と通信し得
るどこにでも設置される。
【0002】 衛星トランスポンダは、ゲートウェイ及びユーザ端末から及びそれらへ信号を
受信しそして送信する、衛星における構成要素である。衛星トランスポンダは、
費用効果があるようにするために、同時に非常に多くの加入者に伝えることがで
きなくてはならない。時分割多元接続(TDMA)及び符号分割多元接続(CD
MA)スペクトル拡散のような種々の衛星接続方式は、非常に多くの加入者によ
ってトランスポンダへの接続を許容する。ディジタルCDMAは、より多くの通
信信号がより低い費用でそしてより高い品質で伝えられ得るので、他の衛星接続
方式より好ましい。これは一部分において、CDMAシステムがチャンネル間干
渉を最小にしそして衛星パワーを保存する、低パワー化信号の使用を可能にする
からである。
【0003】 典型的なスペクトル拡散通信システムにおいては、事前に選択された疑似不規
則雑音(pseudorandom noise)(PN)符号列(code
sequence)は、通信信号として、伝送のための搬送波上への変調の前に
事前に決定されたスペクトル帯域によってユーザ情報信号を変調するか又は´拡
散´するために使用される。PN拡散は、技術的には周知のスペクトル拡散伝送
の一方法である。
【0004】 典型的なCDMAスペクトル拡散通信システムにおいては、チャンネル化して
いる符号(channelizing codes)は、順方向リンク(即ち、
基地局又はゲートウェイからユーザトランシーバへの信号通路)上で、セルの中
で異なるユーザのための信号の間、又は、衛星ビーム若しくはサブビームの中で
伝送されるユーザ信号の間、を識別するために使用される。
【0005】 CDMAシステムにおいては、各顧客、加入者、又はユーザ端末は、´カバー
しているか´又は´チャンネル化している´直交符号を使用することによって、
個々の、直交、通信チャンネルを割当てられる。ウォルシュ関数(Walsh
function)は、全般的に見て、地上システムのための略64個の符号片
及び衛星システムのための略128個の符号片の典型的な長さで、チャンネル化
している符号を実行するために使用される。CDMAシステムは、非常に多くの
チャンネルが同一の波形全体に亘って拡散されるように、個々の符号チャンネル
を単一の狭帯域チャンネルへ結合する。その結果、多種多様の顧客又はユーザは
、同時に同一の“狭帯域チャンネル”を共有し、そしてその“狭帯域チャンネル
”は、ここで“CDMAチャンネル”、“サブビーム”又は“搬送波”として交
互に参照される。多種多様の顧客又はユーザが同一のサブビームの使用を共有す
るので、もし、1つ又はより多い顧客又はユーザ信号がチャンネル上の他の顧客
又はユーザへ向けられた信号より高いパワーで伝送されるならば、サブビーム上
の多くのユーザが減少されないかぎり、容認できない動作を招く結果となり得る
ような妨害が生じるかもしれない。更に重要なことは、このような余分のパワー
が、他のユーザ信号のために利用可能なパワー、そして、このように、全体的な
容量を減少することである。
【0006】 典型的なCDMAシステムにおいては、ゲートウェイ及び衛星は、多くのビー
ム、例えば、リンクとして参照される順方向及び戻り方向の両方で、16個のビ
ームに空間的に分割されたリンクを介して通信する。順方向リンク上では、情報
は、全般的に見て、周波数分割及び偏波多重化(polarization m
ultiplexing)を利用するゲートウェイによって伝送される。例示的
システム設計においては、順方向リンクは、右手方向円偏波(right ha
nd circular polarization)(RHCP)を用いる8
つの個々の16.5MHz“チャンネル”又は“ビーム”に、及び、左手方向円
偏波(left hand circular polarization)(
LHCP)を用いる8つの個々の16.5MHz“チャンネル”又は“ビーム”
に分割されたC‐帯域の周波数帯域を使用する。これらの個々の16.5MHz
チャンネルは順次、ビームを形成するために一緒に周波数分割多重化(FDM)
された、各々1.23MHz帯域幅の13個の“サブチャンネル”又は“サブビ
ーム”で構成される。これらのFDMサブビームは、前に論じたように、多くの
符号チャンネルを結合することによって形成された狭帯域チャンネルである。
【0007】 衛星への伝送のために、個々のFDMサブビームは、1つの広帯域チャンネル
を作り出すために、一緒に周波数多重化される。広帯域チャンネルは、特定の衛
星システムのために設計された、事前に選択された帯域幅を持つ。本例において
は、13個のサブビーム掛ける8つのビームの、104個のサブビームを含む1
60MHzの帯域幅が使用される。104個のサブビームを伝えるための広帯域
チャンネルの能力は、高品質伝送のために必要な最小パワーに、各サブビームの
パワーを制限することに依存する。このように、サブビームのパワーの制御は、
高品質伝送のために、そして最大数のサブビームが広帯域チャンネル上を伝えら
れることを許容する、パワーの効果的使用を確実にするために必要とされる。
【0008】 広帯域パワー測定を使用して、個々の狭帯域チャンネル(サブビーム)の利得
を制御するためのシステム及び方法が開発された。そのシステム及び方法は、伝
送される信号に適用される利得を調節することによって、個々の狭帯域チャンネ
ル(サブビーム)のパワーを制御するために伝送パワー追尾ループ(trans
mit power tracking loop)(TPTL)を使用する。
このシステム及び方法は、“広帯域パワー測定を使用する個々の狭帯域チャンネ
ルの利得制御のためのシステム及び方法”と題する米国特許出願第09/150
,545号に開示され、本発明の譲受人に譲渡され、その全体がここに引用文献
として組込まれている。開ループ及び閉ループの両方のパワー制御は、TPTL
に使用される。閉ループ制御は、各個々のサブビームのパワーの制御を要求する
。各サブビームのパワーを制御するためには、各サブビームのパワーを決定する
必要がある。しかしながら、利得を効果的に制御するために必要とされる時間フ
レームにおける個々のサブビームパワーの測定に困難が生じる。更に、このよう
なパワー推定を行うことは、特に制御ソフトウェア実施に対しては、非常に計算
集約的(computationally intensive)になり得る。
その結果、個々のサブビームのパワーの決定又は推定のための代りのシステム及
び方法が必要になる。
【0009】 個々のサブビームのパワーの決定は、又、サブビームを受信する衛星のパワー
消費を監視するために使用され得る。衛星は、サブビームを受信しそして中継す
るためのパワーを要求する。衛星は、太陽パネルによって集められた太陽エネル
ギーを蓄積する電池によってパワー供給される。衛星は、太陽に曝されている間
のみ充電をするので、衛星のパワーは、太陽への衛星の露出によって制限される
【0010】 衛星における制限されたエネルギーのために、衛星がエネルギーを使い果たし
得ることが可能である。このように、衛星を正しく動作させるために、各伝送さ
れるサブビームによってどの位の多さのエネルギーが使用されているかを知る必
要がある。例えば、サービス提供者の間で容量を分けるために、個々のサブビー
ム基準で伝送に使用されるパワーの量を知る必要がある。又、衛星を過度に駆使
することによる被害から衛星を保護するために、各サブビーム上でどの位多くの
パワーが伝送されているかを知る必要がある。
【0011】 衛星電池の正しい管理は、衛星集合体(satellite constel
lation)の長寿命化にとっては重大である。トラフィックを処理するため
に電池から取り出されたエネルギーは、衛星が日に当たっているとき、充電時間
の間に補充されなければならない。もし、トラフィックを処理するために余りに
も多くのエネルギーが取り出されるならば、衛星は、日が当たるところに、より
長くとどまらなければならないか、又は電池の予備パワーにタップ接続しなけれ
ばならない。電池予備パワーが接続されるときは、電池の動作寿命は、低下する
。衛星エネルギー推定の品質は、一部は、各サブビームのパワーの推定値の関数
である。より明確には、衛星のパワー使用は、衛星へ送られる信号のパワーを測
定することによって、測定され得る。これは、衛星トランスポンダが、トランス
ポンダによって受信された信号のパワーに比例するパワーで信号を伝送するから
である。
【0012】 このように、ゲートウェイから衛星へ伝送される各サブビームのパワーを推定
する必要がある。これらのパワー推定は、パワー消費を決定するために使用され
ることができ、そして各サブビームのパワーを調節する制御システムで使用され
得る。より明確には、衛星におけるパワー消費及び有用性を追尾し続けるために
、サブビームのパワーを推定する必要がある。更に、各サブビームのパワーを制
限するために、各サブビームのパワーを推定する必要がある。又、サービス提供
者の間に容量を配分しそして課金情報を提供するために、サブビームのパワーを
推定する必要がある。なおその上、衛星を過度に駆使することを回避し、そして
フラックス密度限度(flux density limit)を乱すことを回
避するために、サブビームのパワーを推定する必要がある。
【0013】 パワーを推定するためのシステムは、極小量の空間を占有するように、極小量
のパワーを消費し、そして低度の複雑性を持つべきである。これは、パワー推定
システムを実施するために使用される集積回路又はチップの寸法、及びチップが
処理するパワーの量が、制限されるかもしれないからである。更に、チップが大
きければ大きいほど、即ち、チップ上の論理ゲートが多ければ多いほど、チップ
を製造するためにはより多くの費用がかかる。又、チップ上の論理ゲートが多け
れば多いほど、ゲートを駆動するためにより多くのパワーが要求される。チップ
は、そのように多くのパワーを浪費するだけであるから、あまりにも多い論理ゲ
ートを用いるチップは、又、あまりにも多い熱エネルギーを生じ、チップが故障
する原因になる。更に、チップを駆動するために要求されるパワーが多ければ多
いほど、チップを駆動するためにより多くの費用がかかる。それ故に、チップ上
の論理ゲートの数を減少することは、チップの製造及びパワー供給の費用を低減
し、そしてチップの信頼性を向上し得る。
【0014】 発明の概要 本発明は、衛星通信システムにおける信号のパワーを推定するためのシステム
及び方法に関する。信号は、分離手段によって複数の範囲と比較されそして分離
される。各範囲は、特定の出力値に割当てられる。出力値は、周知の入力信号の
特性に基づく入力信号の平方(2乗)に近似する。低域通過濾波器は、複数の出
力値を平均するために使用される。1つの実施形態においては、低域通過濾波器
は、無限インパルス応答濾波器(infinite impulse resp
onse filter)を含む。
【0015】 本発明の一特徴は、入力信号が事前に決定されたビットの数によって表される
とき、割当てられた出力値が事前に決定されたビットの数の2倍より少ない、多
くのビットによって表されるということである。
【0016】 本発明の他の特徴は、入力信号が事前に決定されたビットの数で表されるとき
、割当てられた出力値が事前に決定されたビットの数より少ない、多くのビット
によって表されるということである。
【0017】 本発明の他の特徴は、入力信号が横軸位相偏移変調(Quadriphase
Phase Shift Key)(QPSK)の変調器のIチャンネル又は
Qチャンネルによって作り出されるとき、変調器によって作り出される信号の合
計パワーは、IチャンネルパワーのQチャンネルパワーに対する比に基づき、決
定され得るということである。
【0018】 本発明の追加的な特徴は、分離手段の出力が入力信号の瞬時のパワーを表し、
そして濾波器の出力が入力信号の平均パワーを表すということである。
【0019】 更に、本発明の他の特徴は、分離手段の出力が入力信号の瞬時のパワーに比例
し、そして濾波器の出力が入力信号の平均パワーに比例するということである。
【0020】 好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は、時時刻刻変化する電圧値又は電流値のいずれかによって表されるも
ののような、信号のパワーを推定するためのシステム及び方法である。信号の瞬
時のパワーは、信号の量子化表現を平方することによって決定され得る。これは
、パワーが電圧の平方に比例するからである。時間に亘る平均パワーは、このよ
うに、これらの瞬時パワー決定に基づき決定され得る。ディジタル平方回路は、
信号を平方するために使用され得る。低域通過濾波器は、平方回路の出力を平均
するために使用され得る。
【0021】 ディジタル的な実施においては、平方回路出力は、もし、精度が失われるべき
でなければ、入力の2倍の多さのビットを要求する。瞬時のパワーを表すこの出
力は、時間に亘るパワーを平均するために、低域通過濾波器へ入力される。入力
信号を表すために使用されるビットの数に依存して、平方回路は、論理ゲートの
点から、禁止的に大きくすることができて、そしてあまりにも多くのパワーを消
費することになる。それだけでなく、平方された出力を表す多くのビットを用い
て、平方回路に続く低域通過濾波器は、可能な全ての入力について、量子化雑音
が濾波器の出力を支配しないようにするために、濾波器の内部に非常に多くのビ
ットを要求するかもしれない。又、標本レートの逆数に比べて、長い濾波器時定
数は、もしあまりにも少ないビットが帰還分岐を表すために使用されるならば、
不安定になるという結果になり得る。
【0022】 本発明は、前に論じた平方回路を取り替えるために、貧弱なルックアップテー
ブル(LUT)を利用する。より明確には、貧弱なルックアップテーブルは、入
力信号を、各範囲が特定の出力値に割当てられる、複数の範囲に分離するために
使用される。これらの出力値は、周知の入力信号の特性に基づく入力信号の平方
に近似する。これらの出力値を表すために要求されるビットの数は、貧弱なLU
Tにおいて複数の範囲を選択し、そして推定値の要求される精度を知るとき、周
知の入力信号の特性を使用することによって、大いに減少させることができる。
【0023】 出力を表すビットの数を減少することによって、瞬時パワー推定を平均するた
めに使用される低域通過濾波器は、濾波器の内部の合理的な数のビットを用いて
、集積回路チップ上により容易に組立てられ得る。更に、貧弱なLUTは、平方
回路より少ない論理ゲートを使用してディジタル的に実施することができ、パワ
ー消費がより少なくそして全体としてディジタル回路寸法がより小さくなるとい
う結果をもたらす。チップ上の論理ゲートの数を減少することによって、チップ
の製造及びパワー供給の費用は低減され、そして回路又はチップの信頼性は向上
するかもしれない。
【0024】 他にも用途があるが、本発明は、衛星を基礎におく電話システムを含む種々の
無線通信システムにおいて用途を見出すことができる。好ましい実施形態におい
ては、本発明は、ゲートウェイから衛星へ伝送されるサブビームのパワーを推定
することを目的とする。より明確には、符号分割多元接続(CDMA)無線スペ
クトル拡散衛星通信システムにおける適用が好ましい。下記は、本発明が使用さ
れ得るシステムの大要である。 1. システム大要 図1は、通信システム100のゲートウェイ102及びユーザ端末104の間
で使用される通信リンクの実施例を図示する。通信システム100は、CDMA
型通信信号を使用するように考えられているが、しかしこれは、本発明によって
要求されるのではない。図1に図示される通信システム100の部分においては
、衛星106及び関連つけられたゲートウェイ102が遠隔ユーザ端末104と
通信を生じさせるために示されている。このようなシステムにおけるケートウェ
イ及び衛星の合計数は、所望のシステム容量及び技術的にはよく理解されている
他の要因に依存する。
【0025】 ユーザ端末104及び衛星106の間の通信リンクはユーザリンクと呼ばれ、
そしてゲートウェイ102及び衛星106の間のリンクはフィーダリンクと呼ば
れる。通信は、順方向フィーダリンク110上をゲートウェイ102から“前方
(forward)”方向に進み、それから順方向ユーザリンク112上を衛星
106から下方にユーザ端末104へ進む。“戻り”又は“逆”方向においては
、通信は、戻りユーザリンク114上をユーザ端末104から上方に衛星106
へ進み、それから戻りフィーダリンク116上を衛星106から下方にゲートウ
ェイ102へ進む。
【0026】 順方向リンク110上で情報は、周波数分割及び、使用される場合は偏波多重
化を利用してゲートウェイ102によって伝送される。前に論じたように、例示
的実施形態においては、使用される周波数帯域は、右手方向円偏波 (RHCP
)を使用する8つの個々の16.5MHz“チャンネル”又は“ビーム”、及び
左手方向円偏波(LHCP)を使用する8つの個々の16.5MHz“チャンネ
ル”又は“ビーム”に分割される。これらの個々の16.5MHzチャンネルは
、順次1組の周波数分割多重化(FDM)された、各々1.23MHz帯域幅の
、“サブチャンネル”又は“サブビーム”で構成される。本例においては、この
ようなチャンネルが13個まであるが、しかしながら、周知のようにより多く又
はより少なく使用されることができる。各FDMサブビームは、別々の変調器回
路によって作り出され、そして関連つけられたチャンネル又はビームパワーを持
つ。各FDMサブビームは、CDMA型スペクトル拡散システムにおける直交符
号を使用するユーザチャンネルに、又はTDMA型システムを使用するタイムス
ロットに分割される。本発明は、特定の型のチャンネル変調によっては限定され
ない。CDMA通信システムにおいては、符号チャンネルの各々は、例えば12
8個のウォルシュカバーチャンネルの1つは、順方向リンク上でユーザにサービ
スするために消費されるパワーを表す。幾つかの直交符号チャンネルは、又、位
相基準及びタイミング基準、並びに他の付加信号(overhead sign
al)を提供するパイロット信号によって使用されてもよい。
【0027】 逆方向においては、ユーザ端末104は、空間的に分割されたビームパターン
に従って伝送する。衛星106はこれらの信号を受信し、そして衛星からゲート
ウェイへのフィーダリンク116に向かってこれらを周波数分割多重化する。 2. ゲートウェイ ゲートウェイ102は、周知のように、ユーザ端末104及び地方の移動電話
交換局(MTSO)(図示せず)、公衆交換電話通信網(PSTN)(図示せず
)、又は所望の他の接続された通信システムの間に、衛星106を使用する通信
リンクを提供する。ゲートウェイ102は、地方のMTSO又はPSTNからシ
ステムユーザへ向けられた電話呼、データ及び/又はファックスデータ、又は他
の情報を受信し、衛星106へ伝送するために、前に論じた符号チャンネル、サ
ブビーム、及びビームを発生する。衛星106は、このように、1つ又はより多
いユーザ端末104へこれらの信号を再伝送する。戻り即ち逆のリンク方向にお
いては、衛星106を使用して、ユーザ端末104から伝送された音声、データ
、ファックスデータ、又は他の情報を受信し、そしてMTSO又はPSTNへの
ユーザ通信リンク又は呼を接続し、そしてそのMTSO又はPSTNは、こうし
て、ユーザ端末104を、標準の電話システム、他の移動電話システム、又は他
の周知の型の接続された通信システムへ接続することができる。
【0028】 ゲートウェイ102は、衛星106を介して、例えば、PSTN又はMTSO
からユーザ端末104へ到着する、ユーザ端末へ向けられた信号を変調しそして
伝送する。ゲートウェイ102は、又衛星106からの信号を受信しそして復調
する。ゲートウェイ102における伝送回路系又は装置は、サブビームを発生す
る変調器を含む。これらの変調器は、チャンネルデータを受信し、そしてチャン
ネルデータをスペクトル拡散変調する。変調された信号は、このように、アップ
コンバータへ送られる。ゲートウェイ102における各変調器は、中間帯域周波
数(IF)から所望の無線帯域周波数(RF)へ変調された信号をアップコンバ
ートするための相当するアップコンバータへ接続される。アップコンバータは、
個々のサブビーム信号を合計して広ビーム信号にする合計器の入力へ接続される
。変調器の更なる詳細については、ここに引用文献として組込まれている“CD
MAセルラ電話システムにおける信号波形を生成するためのシステム及び方法”
と題する、米国特許第5,103,459号を参照されたい。この用途には限定
されないが、本発明は、これらのサブビームのパワーを推定するために使用され
てもよい。 3. 衛星 衛星106は、低地球軌道周回(LEO)衛星システムを含む多くの衛星の内
の1つである。例示的LEO衛星システムは、地表面から近似的に763マイル
あって赤道から50度傾斜する低地球軌道を周回する48個又はより多い衛星を
含むように計画されている。LEO衛星に加えて、他の距離及び軌道に配置され
た衛星システムを含む、アンテナから及びアンテナへ情報を受信しそして伝送す
るどんな通信装置でも、本発明を用いて使用され得る。
【0029】 衛星106は、所望の空間的に分離されたビームパターンに相当する、各々事
前に選択された帯域幅のM個の個々の信号を得るために、2つの直交偏波を使用
して伝達され得る信号を受信しそして脱多重化(demultiplex)する
。典型的には、各々16.5MHz帯域幅を持つ衛星フットプリントの16個の
信号又はビーム(M=16)がある。前述したように、各“ビーム”は、別々の
周波数上で動作する13個の“サブビーム”を含むか又は更に分割される。こう
して、衛星106は、近似的に208(16×13)個のサブビームを処理する
。しかしながら、技術的に精通した人達は、より少ない又はより多いビーム及び
サブビームが各通信システム及び衛星集合体の設計に従って用いられ得ることを
容易に理解するだろう。
【0030】 衛星106は、サブビームを受信しそして中継するためのパワーを必要とする
。衛星106は、太陽パネル120によって集められた太陽エネルギーを蓄積す
る電池によってパワー供給される。衛星106は、太陽に曝されている間充電す
るのみである。このように、衛星106のパワーは、太陽への衛星の露出によっ
て制限される。衛星106が制限されたエネルギーを持っているので、衛星10
6は、エネルギーを使い果たし得ることが可能である。このように、衛星106
を正しく動作させるために、どの定められた期間に亘っても、衛星106によっ
てどの位の多さのエネルギーが使用されているかを知る必要がある。衛星106
のパワー使用は、衛星106へ送られる信号のパワーを測定することによって測
定され得る。これは、各衛星トランスポンダが、衛星又はトランスポンダによっ
て受信された信号のパワーに比例するパワーを持つ信号を伝送するからである。
【0031】 前述したように、衛星106は、ユーザ端末及びゲートウェイへ下方にサブビ
ームを伝送するトランスポンダを持つ。もし、衛星106へ送られるサブビーム
のパワーが知られるならば、衛星トランスポンダによって使用されるパワーは決
定され得る。トランスポンダは、全般的に見て、受信する信号のパワーの量に予
想通りに応答するので、ゲートウェイ102から送られる信号のパワーレベルを
制御することが、どの位の多さのパワーを衛星106が使用するかを制御する。
ゲートウェイ102及び衛星106間の距離は、衛星106によってゲートウェ
イ102へ送られる位置識別情報から決定され得る。その距離を知ることによっ
て、衛星トランスポンダの利得、アンテナ利得、ゲートウェイ102から衛星1
06へ送られる信号の所望の又は最適のパワーの量が決定され得る。本発明を使
用して決定されるサブビームの推定パワーは、サブビームのパワーを最適に調節
するために使用され得る。サブビームの最適のパワーを最適化するか又は決定す
る特定の方法は、この発明の範囲を越えるということが注目される。その上に、
衛星へ送られるサブビームのパワーに基づき衛星のパワー使用を決定する特定の
方法は、この発明のこの範囲を越えていて、そして衛星の設計及び操作に技術的
に精通した人達に周知の手法に関連する。
【0032】 また、サービス提供者の間で容量を分けるために、個々のサブビーム基準の伝
送に使用されるパワーの量を知る必要がある。衛星パワーは衛星通信システムに
おいては乏しい資源であるので、パワー消費は、衛星106の使用については、
課金サービス提供者の基礎となり得る(例えば、サービス提供者は、より多くの
パワーに対してより多くを支払ことができる)。より明確には、もし、サービス
提供者が、サブビームに基づき容量を配分されているとすれば、各サブビームの
パワーを測定することは、有用な課金情報を提供ことができる。
【0033】 又、衛星を過度に駆使することに起因する被害から衛星を保護するために、各
チャンネル上をどの位の多さのパワーが伝送されているかを知る必要がある。パ
ワーは、又、フラックス密度限度を乱すことを回避するために、測定されそして
制御されなければならない。 4. パワー推定器 電圧波形のパワーを推定するための1つの方法は、波形を標本化し、平方回路
に標本を入力し、そしてそれから平方回路の出力を濾波することを含む。図2A
は、このような方法を使用するシステムの高レベルのブロック図である。図示さ
れるように、標本化波形202は平方回路204に入力される。平方回路204
の平方回路出力206は濾波器208に入力される。濾波器208の濾波器出力
210は標本化波形202の平均パワーを表す。
【0034】 波形の標本は、推定のための所望の精度要求を満足するのに十分な分解能を持
つ必要がある。例のために、我々は波形の12ビット標本が十分な分解能を提供
すると想定しよう。波形が標本化されたとき、12ビットは波形の電圧(振幅)
を表す。標本は長さ12ビットであるので、表わされることができる212(40
96)個の異なるレベルがある。これらの異なるレベルは、最大電圧レベルに応
じて率を決定(scale)される。例えば、最大電圧が2ボルトであって、最
小電圧が−2ボルトであるならば、そのときは、4ボルトの範囲が存在する。4
÷4096=9.8×10−4であることを考慮すれば、そのときは、標本の精
度は、±4.9×10−4ボルトである。規定された数の不連続な振幅レベルに
波形の振幅を分離するこの周知の処理は量子化と呼ばれる。結果として生じる波
形は、量子化されたといわれる。
【0035】 図2Bは、波形の12ビット標本を使用して、電圧波形のパワーを推定するシ
ステムの高レベルのブロック図である。図示されるように、平方回路214に入
力される標本波形212は長さ12ビットである。12ビットの平方を表すため
に、24ビットまで要求され得る。即ち、ディジタル的な実施においては、平方
回路出力は、精度が失われるべきでなければ、入力の2倍の多さのビットを必要
とする。こうして、平方回路214の出力216は24ビットであるとして示さ
れる。この出力は瞬時のパワーを表す。24ビットを必要とする結果として、平
方回路は、論理ゲートの点から禁止的に大きくなり、そしてあまりにも多くのパ
ワーを消費し得る。それだけでなく、平方出力を表す多くのビットを用いて、平
方回路214に続く低域通過濾波器218は、可能な全ての入力について、量子
化雑音が濾波器出力220を支配しないようにするために、濾波器218の内部
に非常に多くのビットを必要とする。前述したように、標本レートの逆数に比べ
て、長い濾波器時定数は、もしあまりにも少ないビットが帰還分岐を表すために
使用されるならば、不安定になるという結果になり得る。
【0036】 濾波器218は、全般的に見て、低域通過無限インパルス応答(IIR)濾波
器で、平方回路214の出力216を平均するために使用される。より明確には
、濾波器218は、平方回路214によって作り出された瞬時パワー波形の帯域
幅を制限する。濾波器218の中で帰還分岐を表すために使用される非常に多く
のビットを図示するために、ビットの数が各分岐の上に示されている。見れば分
るように、平方された出力216を表す24ビットを用いて、平方回路214に
続く低域通過IIR濾波器218は、可能な全ての入力について、量子化雑音が
濾波器出力220を支配しないようにするために、濾波器の内部に非常に多くの
ビットを必要とする。又、濾波器218は、標本レートの逆数に比べて長い濾波
器時定数を持つので、帰還分岐を表すためのより少ないビットの使用は、不安定
になるという結果になり得る。
【0037】 他の型の低域通過濾波器は、技術的に精通した人達によって理解されるような
濾波器218を実行するIIR型濾波器のほかに使用され得る。しかしながら、
好ましい実施形態においては、濾波器218は、2つの分岐重みの並列接続を含
むIIR濾波器である。2つの分岐重みの並列接続のみを使用することによって
、IIR濾波器の内部の全ての利得段階は、シフトレジスタとして実施され得る
。その上に、IIR濾波器は帰還を使用しているので、例えば、集積回路チップ
上に具体化されるとき、濾波器を組立てるためにより少ない論理ゲートが要求さ
れる。しかしながら、帰還を使用する不利な点は、不安定性の可能性をもたらす
ことである。これは、周知のように、帰還の使用が、濾波器を発振及び限界周期
に従わせるからである。不安定性を防止するために、発振があるとき、それが小
さな振幅であるように、濾波器の内部に十分なビットが維持されなければならな
い。
【0038】 使用され得る他の型の濾波器は、帰還を使用しない有限インパルス応答(FI
R)濾波器である。FIR濾波器の1つの利点は、IIR濾波器よりも安定であ
るということである。しかしながら、FIR濾波器の使用は、非現実的であるか
もしれず、即ち少なくとも最適なものより劣る。FIR濾波器は帰還を使用しな
いので、多くの標本(例えば、数千の)を平均する能力を持つためには、FIR
濾波器は、要求される論理ゲートの数の点から、極度に大きいことが必要であり
、再び寸法、費用、及び複雑性を増加させるだろう。
【0039】 図3は、本発明の実施形態を図示する高レベルのブロック図である。図2B及
び図3の間の重要な相違点は、図2Bの平方回路214が、貧弱な、即ち雑なつ
くりの、ルックアップテーブル(LUT)304の役目をする回路に取り替えら
れていることである。LUT304のための伝達関数の一例が、下記の表1に示
されている。
【表1】
【0040】 伝達関数は、実験作業及び入力波形302の統計値の知識を通して確立するこ
とができる。本例については、平方された出力306を表す10ビットの使用は
、取ることができる近道及びシステムの知識に基づく。例えば、もし、入力波形
302がCDMA波形であり、そしてCDMA波形がガウス分布を持つというこ
とが知られているならば、伝達関数が所望の精度を持って作り出され得る。より
明確には、分布がガウス分布であることを知ることによって、より高い精度が平
均値に近い値にゆだねられ、そしてより低い精度が平均値から遠い値にゆだねら
れるような、伝達関数が作り出され得る。その上、伝達関数は、小さな分散を伴
う波形が小さな量の衛星パワーを消費し、そして、このように、これらの小さな
波形に対する許容誤差がより高いパワー波形に対する許容誤差より大きい、とい
うことを斟酌できる。
【0041】 表1の伝達関数は、0の平均値を持つ入力信号Xに対するものである。表1か
ら見て分るように、0及び120間の絶対値範囲を持つ入力信号に対して6つの
異なる出力が存在し、120及び320の間の絶対値範囲を持つ入力信号に対し
て2つの出力のみが存在し、そして320より大きいか又は320に等しい絶対
値を持つ入力信号に対して1つの出力のみが存在する。このように、我々は、表
1から、入力信号Xの絶対値が0及び120の間にある確率が最も高く、そして
信号Xが320を超える確率が最も低いということができる。
【0042】 表1における各範囲は、“貯蔵棚(bin)”として参照され得る。即ち、
“14≦|X|<20”は、1つの貯蔵棚で、そして“62≦|X|<75”は
、他の貯蔵棚である。表1は、9つの貯蔵棚のみから成る。非常に多くの標本の
推定されたパワーを平均するとき、各標本のパワー推定の精度は、統合された推
定値の和が要求された精度を提供するかぎり大きくは必要としない。これは、少
ない数の貯蔵棚又は範囲(例えば、上記例における9つの貯蔵棚)の使用を許容
する。貯蔵棚が少なければ少ないほど、関数を実施するために要求される論理ゲ
ートは少なくなる。
【0043】 前に論じたように、表1は、全般的に見て、ガウス分布をした入力波形のため
に最適化される。入力波形が非常に多くのユーザを表すかぎり、(重要なパワー
消費という結果になる一状態)ガウス波形の想定は正当化される。しかしながら
、本発明は、ガウス分布を持つ信号には限定されない。本発明は、予言できる分
布を持つどのような信号に対しても使用され得る。他の分布の例は、正弦波形分
布及び一様分布を含む。これらの分布のどれを使用しても、表1と同様なLUT
は、比較的少ない数の論理ゲートを使用して、所望の精度を作り出すために最適
化され得る。
【0044】 表1を実施する一回路、即ち、LUT304は、組立てられた“オンチップ”
として参照される、コンパレータ及び/又は他の周知の論理ゲートを使用して、
単一の集積回路又は“チップ”の形式に組立てられ得る。1つの実施形態におい
ては、回路は、超高速集積回路(Very Hight Speed Inte
grated Circuit)(VHSIC)ハードウェア記述言語を使用し
て、設計されそして組立てられ得る。VHSICは、回路オンチップを組立てる
ための理論的最適ゲート配列を決定するために使用される、周知の大規模高レベ
ルVLSI設計言語である。
【0045】 24ビットと比較されるように、出力306を10ビットのみに減少すること
は、低域通過濾波器308が、濾波器308の内部の合理的な数のビットを用い
て、オンチップに組立てられることを許容する。上記の濾波器208と比較され
るように、濾波器308の中の帰還分岐を表すために使用されるビットの数の減
少を図示するために、濾波器308の中の各分岐に対してビットの数が示されて
いる。論理ゲートオンチップの数を減少することによって、チップを製造しそし
てパワー供給する費用は低減され、そしてチップの信頼性は向上され得る。
【0046】 本発明は、入力及び出力を表すビットの数によっては限定されない。むしろ、
本発明は、要求された又は所望のパワー推定の精度、及び使用されている特定の
濾波器の中の安定性を維持するために要求されるビットの数によって限定される
のみである。
【0047】 本発明は、どのような信号のパワーを推定するためにも使用され得る。しかし
ながら、好ましい実施形態において、本発明は、衛星を使用するもののような、
通信システムにおける、サブビーム、即ちCDMAチャンネルのパワーを推定す
るために使用される。図4は本発明の好ましい実施形態のブロック図である。L
UT404が本質的にLUT304と同一であり、そして濾波器408が本質的
に濾波器308と同一であることにおいて、図4は図3と同様である。図4を説
明する前に、CDMAシステムの簡単な概要を述べる。
【0048】 CDMAスペクトル拡散システムは技術的に周知である。PN符号拡散、即ち
技術的に周知のスぺルクトル拡散伝送の方法を使用することによって、CDMA
システムは、データ信号よりずっと大きな帯域幅を持つ伝送のための信号を作り
出す。より明確には、サブビームを作り出すために、事前に選択された1つ又は
より多い疑似雑音(PN)符号列は、通信信号として伝送のための搬送波上への
変調の前に、事前に決定されたスペクトル帯域を介してユーザ情報信号を変調、
即ち“拡散”するために使用される。サブビームの作成の詳細は、前述した´4
59特許に記載されている。しかしながら、完全にするために、CDMAスペク
トル拡散システムの一例を下記に説明する。
【0049】 典型的なCDMAスペクトル拡散システムにおいては、直交チャンネル化符号
は、順方向リンク(即ち、ゲートウェイからユーザ端末のトランシーバへの信号
通路)上のサブビームの中で伝送される異なるユーザ信号の間を識別するために
使用される。ウォルシュ関数は、全体的に見て、チャンネル化符号を実行するた
めに使用される。各々直交的にウォルシュ符号化されたユーザ信号は、このよう
に、利得制御要素によって成就される。利得制御要素に続いて、これらの全ての
信号は、それから1つの合成データストリームを形成するために一緒に合計され
る。この合成データストリームは、それから、直交位相偏移変調(QPSK)変
調器の、同位相チャンネル(Iチャンネル)のための1つ及び直交位相(チャン
ネル(Qチャンネル)のための1つに、2つのデータストリームに分けられる。
QPSK変調器は技術的には周知である。しかしながら、完全にするために、Q
PSK変調を簡単に説明する。各データストリーム(Iチャンネル上の1つ、及
びQチャンネル上の1つ)は、別々のPN列によって乗算される。PN列による
乗算に続いて、Iチャンネルデータ及びQチャンネルデータは、各々余弦波及び
正弦波信号によって、互いに位相を90度離れてアップコンバートされ、そして
、それから、1つの合成波形を生成するために一緒に加算される。この合成波形
がサブビームである。
【0050】 図4に示され、そして前述したように、同位相チャンネル(Iチャンネル)4
14及び直交位相チャンネル(Qチャンネル)412は、変調器の中で生成され
る。結果として生じる信号は、サブビームを形成するために合計される。QPS
K波形においては、もし、I及びQチャンネルの間のパワーの比が知られるなら
ば、Iチャンネル(又はQチャンネル)のパワーを測定することは、合計信号パ
ワーを推定するためには十分である。好ましい実施形態においては、サブビーム
のパワーは、Iチャンネル414又はQチャンネル412のみのパワーを推定す
ることによって決定される。このように、知られた又は測定されたIチャンネル
414及びQチャンネル412のパワーの間の比を使用して、結合された信号4
16(即ち、サブビーム)の合計パワーが決定され得る。好ましい実施形態にお
いては、Iチャンネル414のQチャンネル412に対する比は、1:1である
。このように、好ましい実施形態においては、合計パワーは、Iチャンネル41
4又はQチャンネル412のいずれかの推定されたパワーの2倍であろう。勿論
、技術的に習熟した人達によって容易に理解されるように、その比は1:1であ
る必要はなく、そして各々所望の通信システム設計に依存する。
【0051】 より明確には、図4に示されるように、Qチャンネル412信号の電圧を表す
12ビット標本は、貧弱なLUT404に入力される。10ビットによって表さ
れるLUT404の出力406は、低域通過濾波器408に入力される。好まし
い実施形態においては、濾波器408は前に論じた濾波器308と等価なIIR
濾波器である。濾波器408の出力はQチャンネル412の平均パワーを表す。
Iチャンネル414及びQチャンネル412の両方の合計された信号416のパ
ワーは、それから2つのチャンネル414、412の間の比に基づき決定され得
る。この合計された信号416がサブビームである。
【0052】 本発明の種々の実施形態を前に説明したが、それらは、例として説明したのみ
であって、限定ではないということを理解すべきである。従って、本発明の広が
り及び範囲は、どのような前述の例示的実施形態によっても限定されるべきでは
なく、次の請求項及びその均等物に従ってのみ定義されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動通信システムにおける、ゲートウェイ及びユーザ端末の間で使用される通
信リンクの例示的実施形態を図示する。
【図2A】 本発明に従う信号のパワーを測定するためのシステムの高レベルブロック図で
ある。
【図2B】 本発明に従う信号の12ビット標本を使用する信号のパワーを推定するシステ
ムの高レベルブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態に従う信号のパワーを推定するためのシステムを図示する
高レベルブロック図である。
【図4】 本発明の一実施形態に従う信号のパワーを推定するためのシステムを図示する
高レベルブロック図である。
【符号の説明】
100…通信システム 102…ゲートウェイ 104…ユーザ端末 106
…衛星 110…順方向フィーダリンク 112…順方向ユーザリンク 114
…戻りユーザリンク 116…戻りフィーダリンク 120…太陽パネル 20
2…標本化波形 204…平方回路 208…濾波器 212…標本波形 21
4…平方回路 218…低域通過濾波器 220…濾波器出力 302…入力波
形 304…ルックアップテーブル 308…低域通過濾波器 404…LUT
408…低域通過濾波器 412…直交位相チャンネル 414…同位相チャ
ンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システムにおいて使用されるディジタルパワー推定
    器において、 複数の範囲に入力信号を分離するための分離手段であって、各範囲は特定の出
    力値を割当てられ、その出力値は入力信号の知られた特性に基づき入力信号の平
    方に近似する分離手段、及び 前記分離手段からの複数の出力値を平均するための前記分離手段の出力へ結合
    される平均手段、 を含むディジタルパワー推定器。
  2. 【請求項2】 前記平均手段が低域通過濾波器を含む請求項1に従うディジ
    タルパワー推定器。
  3. 【請求項3】 前記分離手段の出力が入力信号の瞬時パワーを表し、前記濾
    波器の出力が入力信号の平均パワーを表す請求項2に従うディジタルパワー推定
    器。
  4. 【請求項4】 前記分離手段の前記出力が前記入力信号の瞬時パワーに比例
    し、前記濾波器の出力が入力信号の平均パワーに比例する請求項2に従うディジ
    タルパワー推定器。
  5. 【請求項5】 前記低域通過濾波器が無限インパルス応答濾波器である請求
    項2に従うディジタルパワー推定器。
  6. 【請求項6】 前記無限インパルス応答濾波器が2つの分岐重みの並列接続
    のみを含み、その分岐重みの並列接続によって前記濾波器がシフトレジスタを使
    用して具体化されることを可能にする請求項5に従うディジタルパワー推定器。
  7. 【請求項7】 前記入力信号の前記知られた特性がガウス分布特性を含む請
    求項1に従うディジタルパワー推定器。
  8. 【請求項8】 前記入力信号が事前に決定されたビットの数によって表され
    、前記割当てられた出力値は前記事前に決定されたビットの数より少ないビット
    の数によって表される請求項1に従うディジタルパワー推定器。
  9. 【請求項9】 前記入力信号が事前に決定されたビットの数によって表され
    、前記割当てられた出力値は前記事前に決定されたビットの数の2倍より少ない
    ビットの数によって表される請求項1に従うディジタルパワー推定器。
  10. 【請求項10】 前記入力信号が直交位相偏移(QPSK)変調器のIチャ
    ンネル及びQチャンネルの内の1つよって生成され、前記変調器によって生成さ
    れた信号の合計パワーは前記Iチャンネルの前記Qチャンネルに対する比に基づ
    き決定されることができる請求項1に従うディジタルパワー推定器。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つのゲートウェイ、 少なくとも1つのユーザ端末、 前記ゲートウェイ及び前記ユーザ端末の間に通信リンクを提供するための少な
    くとも1つの衛星、 前記衛星を介して前記ユーザ端末へ送られるデータを変調するための前記ゲー
    トウェイの中の変調器であって、前記変調器の出力はサブビームを含む変調器、
    並びに サブビームのパワーを推定するための手段を含み、この手段が、 複数の範囲に入力信号を分離し、各範囲が特定の出力値を割当てられ、そ
    の出力値が入力信号の知られた特性に基づき入力信号の平方に近似する分離手段
    、及び 前記分離手段からの複数の出力値を平均するための前記分離手段の出力へ 結合される平均手段 を含む衛星通信システム。
  12. 【請求項12】 前記変調器がIチャンネル及びQチャンネルを含み、入力
    信号が前記Iチャンネル及び前記Qチャンネルの内の1つよって生成され、そし
    て前記変調器によって生成された前記サブビームの合計パワーが前記Iチャンネ
    ルの前記Qチャンネルに対する比に基づき決定されることができる請求項11に
    従う衛星通信システム。
  13. 【請求項13】 前記平均手段が低域通過濾波器を含む請求項11に従う衛
    星通信システム。
  14. 【請求項14】 前記低域通過濾波器が無限インパルス応答濾波器を含む請
    求項13に従う衛星通信システム。
  15. 【請求項15】 前記無限インパルス応答濾波器が2つの分岐重みの並列接
    続のみを含み、その分岐重みの並列接続によって前記濾波器がシフトレジスタを
    使用して具体化されることを可能にする請求項14に従う衛星通信システム。
  16. 【請求項16】 前記入力信号の前記知られた特性がガウス分布特性を含む
    請求項15に従う衛星通信システム。
  17. 【請求項17】 前記入力信号が事前に決定されたビットの数によって表さ
    れ、前記割当てられた出力値が前記事前に決定されたビットの数の2倍より少な
    いビットの数によって表される請求項11に従う衛星通信システム。
  18. 【請求項18】 前記分離手段の前記出力が前記入力信号の瞬時パワーに比
    例し、前記濾波器の出力が入力信号の平均パワーに比例する請求項11に従う衛
    星通信システム。
  19. 【請求項19】 無線通信システムにおけるパワーを推定するための方法に
    おいて、 各範囲が複数の出力値の内の特定の1つに相当する、複数の範囲と入力信号を
    比較し、 出力値が入力信号の知られた特性に基づき入力信号の平方の近似値を表す、前
    記比較ステップの結果に基づき特定の出力値を入力信号へ割当て、そして 複数の割当てられた出力値を平均する 諸ステップを含む方法。
  20. 【請求項20】 前記平均ステップが前記割当ステップの出力値を低域通過
    濾波器に入力することを含む請求項19に従う方法。
  21. 【請求項21】 前記入力信号が直交位相偏移(QPSK)変調器のIチャ
    ンネル及びQチャンネルの内の1つよって生成され、前記平均ステップにおいて
    決定される平均値及び前記Iチャンネルの前記Qチャンネルに対する比に基づき
    サブビームのパワーを推定するステップを更に含む請求項19に従う方法。
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