JP2002544483A - 植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および測定方法 - Google Patents

植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および測定方法

Info

Publication number
JP2002544483A
JP2002544483A JP2000616419A JP2000616419A JP2002544483A JP 2002544483 A JP2002544483 A JP 2002544483A JP 2000616419 A JP2000616419 A JP 2000616419A JP 2000616419 A JP2000616419 A JP 2000616419A JP 2002544483 A JP2002544483 A JP 2002544483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pesticide
plant
congo red
absorption rate
absorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000616419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3348153B1 (ja
Inventor
チョ、クヮン・ユン
ユ、ジュ・ヒュン
リム、ヘ・キョウン
チョイ、ギュン・ジャ
キム、ジョン・ハン
Original Assignee
コリア リサーチ インスティチュート オブ ケミカル テクノロジイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コリア リサーチ インスティチュート オブ ケミカル テクノロジイ filed Critical コリア リサーチ インスティチュート オブ ケミカル テクノロジイ
Application granted granted Critical
Publication of JP3348153B1 publication Critical patent/JP3348153B1/ja
Publication of JP2002544483A publication Critical patent/JP2002544483A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/46Wood
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2430/00Assays, e.g. immunoassays or enzyme assays, involving synthetic organic compounds as analytes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography

Abstract

(57)【要約】 本発明は、農薬および追跡物質としてコンゴレッド(Congo red)を含む、植物葉部の農薬吸収率を測定するための組成物を提供し、さらに、(a)農薬およびコンゴレッドを含む組成物を植物および対照基板に散布する段階、(b)農薬およびコンゴレッドを抽出するために前記植物および対照基板を溶媒で洗浄する段階、(c)前記洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの濃度を測定する段階、および(d)植物葉部の農薬吸収率を算出する段階を含むことを特徴とする植物葉部の農薬吸収率を測定するための方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
発明の分野 本発明は、植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および農薬吸収率を測定する方
法に関する。さらに詳しくは、本発明は、前記農薬および追跡物質としてコンゴ
レッド(Congo red)を含む植物葉部の農薬吸収率測定用組成物、およびそれを
用いて前記植物葉部の農薬吸収率を測定するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
発明の背景 雑草、病菌および昆虫から農作物を保護するために数百種の農薬が開発され、
市販されている。しかし、ある農薬の持続的な使用は、一時効果があったその農
薬に対する耐性が生じた種の出現を誘導し、また、このような耐性がある雑草、
病菌または昆虫を制御するために過量の農薬を用いることによって、コストの問
題だけでなく、深刻な環境問題を惹起した。したがって、環境親和的な新種農薬
を開発する必要とともに、効果的な補助剤を加えることなどによって伝達システ
ムを改善して農薬の既存の使用量を減らす必要がある。
【0003】 農薬活性増強用補助剤の例としては、農薬の防除対象作物への付着を容易にさ
せる散布剤または散布付着剤、防除対象作物に付着した農薬の雨水による流失を
防ぐための耐雨性増強剤、および対象作物による農薬の吸収を増大させる吸収促
進剤がある。
【0004】 多量の農薬が植物組織内に短時間内に吸収されれば、除草剤の場合もそうであ
るが、その薬効がより速く、かつ強くあらわれる。殺菌剤の場合においては、適
当な吸収促進剤を用いると、疾病に対する予防効果および治療効果まで増進させ
得る。また、殺虫剤の場合は、適当な吸収促進剤を加えると、殺虫剤が直接散布
されていない部位で棲息する害虫まで根絶できる優れた殺虫効果が得られる。
【0005】 たとえば、テレンス(B.Terence)らは、キュウリべと病、ジャガイモ枯れ病
およびトウガラシ枯れ病に感染された蔓類を治療するために用いられるジメトモ
ルフ(dimethomorph)を非イオン界面活性剤、たとえば、ラウリルアルコールエ
トキシレートと混合して用いると、治療効果が著しく増進されると報告した(Pes
ticide Science, 46, 199-213 & 355-359(1996))。
【0006】 さらに、メグシング(Megh Singh)らは、非選択性除草剤であるグリホセー
ト(N−(ホスホノメチル)グリシン)を有機シリコン系界面活性剤であるシル
ウェットL−77(Hanjung Chemicals, Inc., Korea)と混合使用すると、
グリホセートの植物に対する吸収性を促進させ得ると報告した(Proceedings o
f Fourth International Symposium on Adjuvants for Agrochemicals,
385-390(1995))。
【0007】 上述のように、環境および経済的な観点からは、農薬使用率を最小限に維持し
、かつ農作物を保護する効果を最大化することが要求される。この効果は、作物
によって吸収される農薬の量に依存する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
植物に吸収された農薬の量を測定する一般的な方法は、放射性同位元素で標識
された農薬を対象植物に加え、一定時間後植物を適当な溶媒で洗浄し、そしてこ
れらの放射能を測定する段階から構成される。しかし、この方法は、高コストお
よび、特殊装備と専門家の介在を要するという複雑性の問題がある。
【0009】 したがって、植物の農薬吸収率を定量的に測定するための経済的な方法はまだ
開発されていない。
【0010】 対象農作物による農薬吸収を増加させる吸収促進剤を選別するための方法とし
て下記の二つの方法が報告されている。
【0011】 第一の方法は、放射性同位元素で標識された農薬と吸収促進剤候補物質との混
合物で植物を処理し、この放射性標識を追跡することである。しかし、この方法
は、前述の高コストおよび複雑性の問題を伴う。
【0012】 第二の方法は、農薬と吸収促進剤候補物質との混合物で植物を処理し、雑草、
病菌または害虫の防除効果を直接に測定することである。しかし、この方法は、
長時間の実験を要し、また、半定量的なデータしか得られない。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者らは、前記のような問題点を解決して、植物による農薬吸収
率を測定し、対象作物および使用農薬に対して最適な吸収促進剤を選別するため
の簡便でかつ正確な方法を開発するために鋭意研究した結果、前記目的を達成す
るために使用され得る新規な追跡物質を開発するに至った。
【0014】 発明の要約 したがって、本発明の目的は、植物の農薬吸収率を測定するための組成物を提
供することである。
【0015】 本発明の他の目的は、前記組成物を用いて植物の農薬吸収率を測定するための
方法を提供することである。
【0016】 本発明のまた他の目的は、前記方法を用いて農薬の吸収促進剤を選別するため
の方法を提供することである。
【0017】 本発明の一実施態様によって、本発明では、農薬および追跡物質として植物に
全く吸収されないコンゴレッドを含む、植物葉部の農薬吸収率を測定するための
組成物が提供される。
【0018】 また、本発明の他の実施態様によって、本発明では、(a)農薬およびコンゴ
レッドを含む組成物を植物および対照基板(control plate)に散布する段階、
(b)農薬およびコンゴレッド(Congo red)を抽出するために前記植物および
対照基板を溶媒で洗浄する段階、(c)前記洗浄液中の農薬およびコンゴレッド
の濃度を測定する段階、並びに(d)植物葉部の農薬吸収率を算出する段階を含
むことを特徴とする植物葉部の農薬吸収率を測定するための方法が提供される。
【0019】
【発明の実施の形態】
発明の詳細な説明 本発明の方法は、使用農薬の吸収率を高める吸収促進剤を選別するために用い
られる。
【0020】 以下、本発明を詳細に説明する。
【0021】 A.植物葉部の農薬吸収率測定用組成物の製造 農薬の原材または製剤を水または水溶性溶媒に溶解、乳化または懸濁し、これ
に追跡物質であるコンゴレッドを加え、よく混合して本発明の植物葉部の農薬吸
収率測定用組成物を得た。コンゴレッドは、高性能液体クロマトグラフィー(hig
h performance liquid chromatography, HPLC)や紫外可視分光光度計(spec
trophotometer)で定量できる範囲内で出きる限り低い濃度で農薬溶液に加える
ことが好ましい。たとえば、前記農薬溶液にコンゴレッドを1μm/ml〜1,
000μm/ml範囲の濃度で加えることができる。農薬溶液中のコンゴレッド
の濃度が農薬の濃度より高いと、植物内への農薬の吸収を妨げ、植物の農薬吸収
率が実際より低い値として測定されるおそれがある。
【0022】 本発明の農薬吸収率測定方法に使用され得る農薬の具体例としては、当分野で
公知の除草剤、殺虫剤、殺菌剤、植物成長調節剤などがある。
【0023】 農薬溶液を製造するにおいて使用可能な市販の農薬製品は、通常の方法によっ
て所定の濃度に希釈される。液状またはゼリー状農薬の場合は、少量のアセトン
のような有機溶媒に溶解するか、または必要な場合、少量の界面活性剤を加えて
水に溶解または乳化し得る。固体状の場合は、微粉砕して分散剤である界面活性
剤と混合する。
【0024】 特定農薬に対する吸収促進剤を選別するために、本発明の組成物はさらに農薬
吸収促進剤候補物質を含むことができる。吸収促進剤候補物質は、水または有機
溶媒に溶解した状態で本発明の組成物に加えることができる。
【0025】 B.植物および対照基板に本発明の組成物の塗布 前記Aで製造された本発明の組成物を対象植物、および農薬と追跡物質のいず
れもを吸収しない対照基板に塗布する。
【0026】 本発明に使用され得る対象植物の種類は特に限定されないが、十分成熟したも
ので、老化現象があらわれていないのが好ましい。
【0027】 対照基板は、植物への吸収以外の要因による農薬の損失量を測定するために用
いられる。本発明に用いられる対照基板の物質は、本発明の組成物を吸収、分解
および非活性化させない限り制限されなく、ガラス基板が好ましい。
【0028】 コンゴレッドは、光分解されやすい物質であるため、農薬溶液の噴霧、植物と
対照基板の保管および洗浄などのすべての作業は、強い直射光線を避け、弱い光
の下で行われなければならない。
【0029】 植物および対照基板に本発明の組成物を散布するときは、対象表面へ組成物を
均一に散布するのために噴霧室(spray booth)を用いることが好ましい。また、
組成物の噴霧量は溶液が溢れない範囲内で最大量にすることが好ましい。たとえ
ば、キュウリやトウガラシのように葉が水平で、葉の面積が比較的広い広葉植物
の場合は、組成物の噴霧量が1〜100l/haであり、イネやヒエのように葉
が直立し、葉の面積が狭い単子葉植物の場合は、50〜300l/haであるこ
とが好ましい。しかし、植物の種類および種々の条件によって噴霧量を調節する
ことができる。
【0030】 C.組成物の洗浄 前記Bで本発明の組成物を塗布して得た植物および対照基板の特定数は、噴霧
直後適当な溶媒で洗浄して連続測定のための基準設定に用いられる標準洗浄液を
得る。残りの噴霧された植物および基板は、一定期間暗所で保管した後、同様に
洗浄して、吸収されないで残っている農薬およびコンゴレッドを含む洗浄液を得
る。このような洗浄過程に適合な溶媒としては、水、またはメタノール、エタノ
ール、アセトンおよびアセトニトリルのような水溶性有機溶媒、またはこれらの
混合物があり、特にアセトニトリル水溶液が好ましい。水溶性有機溶媒を用いる
場合、水に対する水溶性有機溶媒の比率は、使用される農薬の水溶解度によって
0:10(v/v)〜5:5(v/v)に調整することができる。すなわち、農
薬の水溶解度が高いときは、水溶性有機溶媒の含量が低いことが好ましく、農薬
の水溶解度が低いときは、水の含量が低いことが好ましい。
【0031】 噴霧された植物を洗浄する場合は、適切な溶媒を含む試験管に、植物の地上部
を切り取って入れ、栓で塞いだ後、分当り50〜80rpmで1分〜5分間攪拌
する。噴霧された対照基板は、適当なサイズのペトリ皿(petri dish)に入れ
、前記と同様な溶媒で洗浄する。
【0032】 D.農薬およびコンゴレッドの濃度測定ならびに農薬吸収率の算出 前記Cで得られた洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの濃度は、通常の方法、
たとえば、HPLC、ガスクロマトグラフィー(gas chromatography)、吸光
度測定法によって定量することができる。
【0033】 すなわち、植物葉部の農薬吸収率は、下記方法によって算出される: 噴霧直後得られた植物および対照基板の初期洗浄液中の農薬とコンゴレッドの濃
度比(農薬濃度/コンゴレッド濃度)を各々算出し、 噴霧してから一定時間経過後得られた植物および対照基板の洗浄液中の農薬とコ
ンゴレッドの濃度比(農薬濃度/コンゴレッド濃度)を各々算出し、 前記(2)で算出された農薬とコンゴレッドの濃度比を前記(1)で算出された
植物および対照基板の洗浄液中の濃度比で各々分け、噴霧してから一定時間経過
後、植物および対照基板の表面に残留する農薬の比率を算出し、そして、 前記対照基板の表面における農薬残留率から植物の表面における農薬残留率を引
くことによって、植物に吸収される農薬の比率を算出する。
【0034】 本発明による農薬吸収率の測定方法をより容易に説明するための一つの例を挙
げると次の通りである。
【0035】 農薬100ppmおよびコンゴレッド100ppmを含む農薬溶液を製造し、
これを2枚のキュウリ葉と二つのガラス基板に各々噴霧する。噴霧直後キュウリ
葉1枚およびガラス基板1個を各々溶媒10mlで洗浄し、HPLC分析方法を
用いて洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの濃度を測定する。一方、他のキュウ
リ葉およびガラス基板を24時間暗室で保管した後、同一溶媒10mlで洗浄す
る。洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの濃度をHPLCによって測定する。上
述の手順に従ってキュウリ葉への農薬の吸収率を算出し、その結果を下記表1に
示す。
【0036】
【表1】
【0037】 前記のように、コンゴレッドは、植物内に吸収または揮発されない。したがっ
て、植物内への吸収および蒸発と分解のような他の要因によって損失した農薬の
総量は、本発明の組成物の噴霧直後および一定時間経過後に植物から観察される
農薬とコンゴレッドの量を比べることによって算出し得る。また、ガラス基板は
これら物質を全く吸収しないため、ガラス基板に残留する農薬の比は、植物内へ
の吸収以外の理由で損失された農薬の比率を示す。したがって、植物葉部の農薬
吸収率に対する正確な値は、植物およびガラス基板に残っている農薬の比を比べ
ることによって容易に算出することができる。
【0038】 前述のように、農薬の追跡物質としてコンゴレッドを用いる本発明の方法は、
植物に吸収された農薬の量を正確に判断するのに有用である。また、本発明の方
法は、特定農薬および植物に適合な吸収促進剤を選別するのに有用である。本発
明は、種々の農薬の効果的な最少適用率を決定するのに用いられるため、費用お
よび環境保護の両面で有益である。
【0039】 下記実施例は本発明をさらに詳細に説明するためのものであり、本発明の範囲
を制限しない。
【0040】 また、下記固体混合物中の固体、液体中の液体、および液体中の固体に対して
下記に与えられた百分率は、別に言及しない限り各々重量/重量、体積/体積お
よび重量/体積に基づいたものである。
【0041】 実施例1:キュウリに対する種々の農薬の吸収率の測定 (段階1)農薬およびコンゴレッドを含む溶液の調製 プロシミドン(procymidone)水和剤(50% ai, Dongbang Agro Corpor
ation, Korea)、フェナリモール(fenarimol)乳剤(12.5% ai, Orien
tal Chemical Industries, Korea)およびジメトモルフ水和剤(25% ai,
Dongbang Agro Corporation, Korea)を各々秤量してエルレンマイヤー(E
rlenmeyer)フラスコに入れ、これに水とコンゴレッド水溶液を加えて最終濃度
が各々500ppm、31.25ppmおよび250ppmになるようにし、こ
の際、コンゴレッドの濃度は400ppmに調整した。ジメトモルフは植物に全
く吸収されないので、補助剤としてステアリルアミンエトキシレート(SN、エ
チレンオキシドの付加モル数10モル)0.1%を加えてキュウリ葉に対する吸
収性を高めた。
【0042】 (段階2)農薬溶液の噴霧 キュウリ種子(Baktadagi, Hung Nong Seed Co., Ltd.)を樹脂コップポ
ット(内径47mmx高さ50mm)にポット当り3粒ずつ播種し、温室で栽培
した。子葉が完全に展開される時期に使い捨て樹脂コップポット(内径66mm
x高さ66mm)に移植し、4葉または5葉が展開されるまで温室で栽培した。
【0043】 このように製造されたキュウリ18ポットを噴霧室に入れ、前記段階1で製造
した農薬溶液80l/haを噴霧した。また、ガラス板(10cmx10cm)
15枚に前記段階1で製造した農薬溶液80l/haを噴霧した。
【0044】 (段階3)キュウリ葉およびガラス板の洗浄 洗浄液として、プロシミドンに対して40%アセトニトリル水溶液20mlを
、フェナリモールおよびジメトモルフに対して30%アセトニトリル水溶液20
mlずつを各々試験管(内径32mmx高さ200mm)に入れて栓で塞いだ。
【0045】 前記段階2の噴霧直後、三つのキュウリの各々から一葉を葉柄が付いているま
ま切り取り、適当な洗浄溶液を含む試験管に各々入れ、分当り60〜70rpm
で2分間攪拌して三つの洗浄液を得た。また、三つのガラス板をペトリ皿(内径
15.2cm)で前記と同様な手順に従って洗浄して三つの対照洗浄液を得た。
【0046】 残りのキュウリ15ポットおよびガラス板12枚を暗状態の室温で保管し、各
々噴霧してから1時間、3時間、6時間、12時間および24時間後前記と同様
な方法で洗浄した。
【0047】 (段階4)農薬およびコンゴレッドの定量および農薬吸収率の算出 洗浄液中の農薬の濃度は、HPLC(スペックトラ200 Programmable wa
velength Detector, acetonitrile-water solvent programming,42%−8
0%)で測定した。噴霧直後得られた洗浄液を標準溶液として用い、コンゴレッ
ドを内部標準物質として用いた。植物葉部の農薬吸収率は、ガラス基板およびキ
ュウリ葉の表面から観察された農薬の量を基準として算出した。
【0048】 その結果を下記表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】 前記表2から分かるように、園芸用殺菌剤であるプロシミドンは噴霧24時間
後キュウリ葉に5.7%のみが吸収された。
【0051】 ノブヨシ・ミカミ(Nobuyoshi Mikami)らは、温室で成長したキュウリ葉に
散布したプロシミドンの73.2%を8日後葉から回収したと報告した[J. Pes
ticide Sci., 9. 131-136(1984)]。しかし、この結果は、葉の表面において
起り得るすべての消失要因を含むことを示す。プロシミドンを加えてから24時
間後のキュウリ葉への吸収率は、本発明の結果より大きくないと推定される。し
たがって、この結果は、本発明の結果と大体一致する。
【0052】 一方、フェナリモールの場合、吸収量が0%(噴霧直後)から15.1%(噴
霧24時間後)と持続的に増加することが観察された。この結果もまた、4種の
植物を用いた実験において、補助剤を添加しなかったとき、フェナリモールの吸
収率が1.4%〜11.4%と多様であると報告したピター(Peter)らの文献[
Pestic. Sci., 24. 31-53(1988)]の結果と大差がなかった。
【0053】 ジメトモルフの場合は、吸収促進剤として0.1%SNを含む溶液を噴霧して
から24時間後20%以上が吸収されたことが分かる。
【0054】 これらの結果は、本発明の方法が植物葉部の農薬吸収率の測定において非常に
有用であることを示す。
【0055】 実施例2:イネに対する種々の農薬の吸収率測定 (段階1)農薬およびコンゴレッドを含む溶液の製造 エジフェンホス(edifenphos、乳剤30%、Misung Co., Ltd., Korea)、
イソプロチオラン(isoprothiolane、乳剤40%、Hankook Samgong Co., Lt
d., Korea)、トリサイクラゾール(tricyclazole、水和剤75%、Chunjin C
o., Ltd., Korea)を各々秤量してエルレンマイヤー(Erlenmeyer)フラスコ
に入れ、これに水およびコンゴレッド水溶液を加えて最終濃度が各々600pp
m、800ppmおよび300ppmになるように混合し、この際、コンゴレッ
ドの濃度は400ppmに調整した。
【0056】 (段階2)農薬溶液の噴霧 イネ種(イネ品種:Dongjin byeo)を苗板に播種し、温室で栽培した。イネ
が3葉期であるとき、使い捨て樹脂コップポット(内径66mmx高さ66mm
)にポット当り3粒ずつ移植し、蘗が4葉期になるまで温室で栽培した後、老化
した葉のみを除去した。
【0057】 このように製造された12個のイネポットを噴霧室に入れ、前記段階1で製造
した農薬溶液250l/haを噴霧した。また、ガラス板(10cmx10cm
)12枚に前記と同様な農薬溶液125l/haを噴霧した。
【0058】 (段階3)イネおよびガラス板の洗浄 洗浄液として製造した30%のアセトニトリル水溶液20mlを試験管(内径
32mmx高さ200mm)に入れて栓で塞いだ。
【0059】 前記段階2の噴霧直後、二つのイネポットにおけるイネの地上部を切り取り、
洗浄液を含む試験管2個に入れ、分当り60〜70rpmで2分間攪拌しながら
洗浄して標準洗浄液を得た。ガラス板2枚を各々ペトリ皿(内径15.2cm)
に入れ、前記と同様な洗浄溶媒20mlで洗浄して標準対照浄液を得た。
【0060】 残りのイネ10ポットおよびガラス板10枚を暗状態の室温で保管し、各々処
理1時間、3時間、6時間、12時間および24時間後前記と同様な方法で洗浄
して各時間別洗浄液およびコントロールを得た。
【0061】 (段階4)農薬およびコンゴレッドの定量および農薬吸収率の算出 洗浄液中のエジフェンホスおよびイソプロチオランの濃度をHPLC(スペッ
クトラ200 Programmable wavelength Detector, acetonitrile-water s
olvent programming,30%−80%)で測定した。噴霧直後得られた洗浄液は
標準溶液として用い、コンゴレッドは内部標準物質として用いた。トリサイクラ
ゾールの濃度をHPLCで測定し、コンゴレッドは紫外可視分光光度計(SHIMADZ
U, Model UV-2401PC UV-VIS Recording spectrophotometer,497nm)で測定
した。
【0062】 植物葉部の農薬吸収率は、ガラス基板およびイネ葉から観察された農薬の量を
基準として算出した。
【0063】 その結果を下記表3に示す。
【0064】
【表3】
【0065】 前記表3から分かるように、稲熱病防除用農薬であるエジフェンホス、イソプ
ロチオランおよびトリサイクラゾールは、時間が経過するにつれてイネに対する
吸収率が持続的に増加した。この結果は、これらの農薬が優れた吸収移行性を有
する事実を立証する。
【0066】 実施例3:イネ葉に対するジメトモルフの吸収を促進するための吸収促進剤の
選別 フォルム水和剤(25%ジメトモルフ製剤、Dongbang Agro Co., Ltd., K
orea)を水に分散し、これに下記表4に示す吸収促進剤候補物質の一つとコンゴ
レッドを加えてジメトモルフ、吸収促進剤候補物質およびコンゴレッドを各々2
50ppm、1,000ppmおよび200ppmの濃度で含む農薬溶液を得た
。また、吸収促進剤を含有しない対照溶液も製造した。
【0067】 4〜5葉期のキュウリ6株の各々の葉と6枚のガラス板(10cmx10cm
)に前記で製造した農薬溶液および対照溶液を噴霧した。噴霧直後キュウリ3株
から取った葉とガラス板3枚を30%アセトニトリル水溶液12mlで3分間洗
浄して標準洗浄液およびコントロールを得た。
【0068】 残りの3つのキュウリポットおよび3枚のガラス板を暗状態の室温で保管し、
噴霧してから24時間後前記と同様な方法で洗浄した。 前記一連の実験は、下記表4の吸収促進剤候補物質の各々に対して繰返した。洗
浄液中のジメトモルフおよびコンゴレッドの濃度はHPLC(スペックトラ200
Programmable wavelength Detector, acetonitrile-water solvent prog
ramming,42%−80%)で測定した。噴霧直後得られた洗浄液は標準溶液とし
て用い、コンゴレッドは内部標準物質として用いた。植物葉部へのジメトモルフ
の吸収率は、噴霧直後および噴霧してから24時間後得られた洗浄液中のジメト
モルフおよびコンゴレッドの濃度を比べて算出した。 その結果を下記表4に示す。
【0069】
【表4】
【0070】 前記表4から分かるように、ジメトモルフはコントロールとガラス板において
、噴霧してから24時間後初期量のほとんど100%が回収されたが、これは、
ジメトモルフがキュウリ葉に全く吸収されなく、その他の消失要因も全くないこ
とを示す。しかし、種々の吸収促進物質を加えた実験群においては多様な吸収率
を示したが、これからキュウリに対するジメトモルフの吸収を促進するための適
合な吸収促進剤はステアリルアミンエトキシレート、ジオクチルスルホコハク酸
ナトリウムおよびヒマシ油エトキシレートであることが分かる。
【0071】 実施例4:イネに対するトリサイクラゾールの吸収を促進するための吸収促進
剤の選別 ビーム水和剤(75%トリサイクラゾール製剤、Oriental Chemical Indust
ries, Korea)を水に懸濁し、表5に示す吸収促進剤候補物質の一つとコンゴレ
ッドを加えてトリサイクラゾール、吸収促進剤候補物質およびコンゴレッドを各
々400ppm、1,000ppmおよび400ppmの濃度で含む農薬溶液を
得た。また、吸収促進剤を含まないコントロールを製造した。
【0072】 このように製造したコントロールと農薬溶液を、4葉期のイネ蘗6ポットと6
枚のガラス板(10cmx10cm)に噴霧した。噴霧直後三つのイネポットの
イネとガラス板3枚を30%アセトニトリル水溶液20mlで3分間洗浄して標
準洗浄液を得た。
【0073】 残りの三つのイネポットのイネと3枚のガラス板を暗状態の室温で保管した後
、噴霧してから24時間後同様な方法で洗浄した。
【0074】 前記一連の実験は、下記表5の吸収促進剤候補物質の各々に対して繰返した。
【0075】 洗浄液中のコンゴレッドの濃度は、紫外可視分光光度計(SHIMADZU, Model U
V-2401PC UV-VIS Recording spectrophotometer,497nm)で測定し、洗浄液中
のトリサイクラゾールの濃度はHPLC(スペックトラ200 Programmable
wavelength Detector, acetonitrile-water solvent programming,30%−
80%)で測定した。噴霧直後得られた洗浄液は標準溶液として用い、コンゴレ
ッドは内部標準物質として用いた。植物葉部に対するトリサイクラゾールの吸収
率は、噴霧直後および噴霧してから24時間後得られた洗浄液中のトリサイクラ
ゾールおよびコンゴレッドの濃度を比べることによって算出した。結果を下記表
5に示す。
【0076】
【表5】
【0077】 前記表5から分かるように、トリサイクラゾールはガラス板において、噴霧し
てから24時間後初期量のほとんど100%が回収されたが、これは、トリサイ
クラゾールが安定であり、24時間の間17.6%が吸収された前記コントロー
ルのようにイネへの吸収以外は消失要因がないことを示す。種々の吸収促進物質
を加えた実験群においてはさらに高い吸収率を示したが、これからイネに対する
トリサイクラゾールの吸収を促進させるに適合な吸収促進物質は、ラウリルアミ
ンエトキシレート、ステアリルアミンエトキシレートおよびラウリルアルコール
エトキシレートであることが分かる。
【0078】 試験例1:フォルム水和剤を用いたキュウリべと病(Pseudopernospora cube
nsis)の防除効果測定 温室においてキュウリべと病(Pseudopernospora cubensis)に感染されたキ
ュウリ葉を採取し、1日間湿室で保管して胞子を形成させた後、滅菌蒸留水で胞
子を収穫した。このように得られた胞子懸濁液を光学顕微鏡の下で血球計(hema
tocytometer)を用いて胞子濃度を5x10遊走子嚢(sporangia)/mlに調整
した。ガラスハウスで栽培した3葉期のキュウリにこの胞子懸濁液を噴霧した。
前記キュウリを25℃で相対湿度95%以上の条件で17〜20時間湿室に保管
した後、室温で2〜3時間乾燥した。
【0079】 フォルム水和剤を水に懸濁し、これにステアリルアミンエトキシレート(SN
、エチレンオキシド付加モル数:10モル)を加えてフォルム水和剤およびステ
アリルアミンエトキシレートを各々125μg/mlおよび1,000μg/m
lの濃度で含有する農薬溶液を製造した。この農薬溶液をさらに水で2倍および
4倍希釈された噴霧溶液を得た。また、フォルム水和剤のみを含有するコントロ
ールを製造した。
【0080】 前記で製造したキュウリに農薬溶液を噴霧した。処理されたキュウリを26℃
、相対湿度80%に保たれた恒温恒湿室に入れてキュウリべと病を発病させた。
次いで、葉の病斑面積率を肉眼で調査した。すべての実験は5回繰返して行い、
薬剤の防除値は下記数学式1のような方法で計算した:
【数1】
【0081】 その結果を下記表6に示す。
【0082】
【表6】
【0083】 前記表6から分かるように、フォルム水和剤とステアリルアミンエトキシレー
トとからなる農薬溶液のキュウリべと病に対する活性はフォルム水和剤のみのよ
り著しく高い。
【0084】 本発明を前記特定実施態様と関連して記述したが、添付した特許請求範囲によ
って定義される本発明の範囲内で、当該分野の熟練者が本発明を多様に変形およ
び変化させ得ることは自明である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユ、ジュ・ヒュン 大韓民国、305−390 ダエジョン、ユソン −グ、ジョンミン−ドン、ナンバー 462 −4、チョンクナラエ・アパートメント 106−504 (72)発明者 リム、ヘ・キョウン 大韓民国、305−333 ダエジョン、ユソン −グ、オエウン−ドン、ナンバー 99、ハ ンビト・アパートメント 130−202 (72)発明者 チョイ、ギュン・ジャ 大韓民国、305−390 ダエジョン、ユソン −グ、ジョンミン−ドン、ナンバー 462 −4、チョンクナラエ・アパートメント 104−1005 (72)発明者 キム、ジョン・ハン 大韓民国、137−070 ソウル、セオチョ− グ、セオチョ−ドン、ナンバー 1315、ジ ンヘウン・アパートメント 3−407 Fターム(参考) 2G045 AA31 BB24 CB20 DA80 FA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農薬および追跡物質としてコンゴレッドを含む、植物葉部の
    農薬吸収率測定用組成物。
  2. 【請求項2】 以下の工程を含むことを特徴とする植物葉部の農薬吸収率測
    定方法; (a)農薬およびコンゴレッドを含む組成物を植物および対照基板に散布する
    工程、 (b)農薬およびコンゴレッドを抽出するために前記植物および対照基板を溶
    媒で洗浄する工程、 (c)前記洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの濃度を測定する工程、並びに (d)植物葉部の農薬吸収率を算出する工程。
  3. 【請求項3】 前記溶媒が、水、メタノール、エタノール、アセトン、アセ
    トニトリルおよびこれらの混合物からなる群より選ばれることを特徴とする請求
    項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記段階(a)における農薬およびコンゴレッドを含む前記
    組成物が、前記農薬に適合な吸収促進剤を選別するための吸収促進剤候補物質を
    さらに含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
JP2000616419A 1999-05-10 1999-06-29 植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および測定方法 Expired - Fee Related JP3348153B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1999/16642 1999-05-10
KR1019990016642A KR100314600B1 (ko) 1999-05-10 1999-05-10 식물체 지상부의 농약 흡수율 측정용 조성물 및 이를 이용한식물체의 농약 흡수 촉진제 선별법
PCT/KR1999/000342 WO2000068685A1 (en) 1999-05-10 1999-06-29 Composition and method for measuring the foliar uptake of agrochemicals

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3348153B1 JP3348153B1 (ja) 2002-11-20
JP2002544483A true JP2002544483A (ja) 2002-12-24

Family

ID=19584578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000616419A Expired - Fee Related JP3348153B1 (ja) 1999-05-10 1999-06-29 植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および測定方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6506601B2 (ja)
EP (1) EP1097375B1 (ja)
JP (1) JP3348153B1 (ja)
KR (1) KR100314600B1 (ja)
AU (1) AU743453B2 (ja)
WO (1) WO2000068685A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102680634B (zh) * 2012-06-01 2014-01-29 南京市产品质量监督检验院 串联液相色谱-质谱法测定食品中刚果红的方法及应用
CN107361960B (zh) * 2012-11-14 2020-11-06 费雪派克医疗保健有限公司 用于呼吸回路的分区加热
CN108776180B (zh) * 2018-03-20 2020-12-04 广西壮族自治区食品药品检验所 一种同时测定曲咪新乳膏中多种透皮吸收促进剂的检测方法
CN110208407B (zh) * 2019-05-31 2022-03-18 江苏恒生检测有限公司 一种定性测定烯酰吗啉中杂质的方法
CN114894675B (zh) * 2022-05-06 2024-04-19 江苏省农业科学院 一种农药助剂在植物叶片表面渗透行为的比较方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3303510A1 (de) * 1983-01-31 1983-07-14 Peter Dr.-Ing. Gräber Rechnergesteuertes fluorometer mit auswerteeinheit zur schadstoffdetektion an intakten pflanzen und isolierten chloroplasten
DD293892A5 (de) * 1990-04-25 1991-09-12 Martin-Luther-Universitaet Halle-Wittenberg,De Verfahren zur quantitativen bewertung des einflusses und der auswahl geeigneter zuschlagstoffe fuer herbizide spritzbruehen auf penetrationsfoerdernde eigenschaften
US5512488A (en) * 1994-05-05 1996-04-30 Carrington Laboratories, Inc. Colorimetric assay for bioactive polysaccharide
WO1995035362A1 (en) * 1994-06-17 1995-12-28 Genencor International Inc. Cleaning compositions containing plant cell wall degrading enzymes and their use in cleaning methods

Also Published As

Publication number Publication date
US6506601B2 (en) 2003-01-14
AU743453B2 (en) 2002-01-24
KR20000073389A (ko) 2000-12-05
AU4531999A (en) 2000-11-21
KR100314600B1 (ko) 2001-11-23
US20010001713A1 (en) 2001-05-24
WO2000068685A1 (en) 2000-11-16
EP1097375A1 (en) 2001-05-09
EP1097375B1 (en) 2003-08-27
JP3348153B1 (ja) 2002-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Dickson et al. Effect of water stress, nitrogen, and gibberellic acid on fluazifop and glyphosate activity on oats (Avena sativa)
Koopman et al. 2, 6-Dichlorobenzonitrile: a new herbicide
RU2029471C1 (ru) Производные пиримидина, гербицидная композиция и способ борьбы с сорняками с использованием композиции
Nyffeler et al. Laboratory studies on the behavior of the herbicide safener CGA-43089
JORDAN et al. Barley net blotch: influence of straw disposal and cultivation methods on inoculum potential, and on incidence and severity of autumn disease
Bull et al. Fate of diflubenzuron in cotton, soil, and rotational crops
Haynes et al. Studies on the mode of action of diflufenican in selected crop and weed species: Basis of selectivity of pre‐and early post‐emergence applications
Koger et al. Glyphosate efficacy, absorption, and translocation in pitted morningglory (Ipomoea lacunosa)
JP3348153B1 (ja) 植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および測定方法
Harrison et al. Environment affects cotton and velvetleaf response to pyrithiobac
Dubey et al. Leaching of linuron and diphenamid in soils
Weaver et al. Factors influencing the tolerance of peas to MCPA
Pillmoor et al. The influence of growth stage and foliage or soil application on the activity of AC 222,293 against Alopecurus myosuroides and Arena fatua
Rawlinson et al. Residual effects of triadimefon in soil on powdery mildew and yield of spring barley
CN108576032A (zh) 一种复配除草组合物及其颗粒剂
KR0179660B1 (ko) 살충 및 살진균제
CN102355821A (zh) 使用3-(环丙基-1-烯基)-丙酸钠盐阻断大田作物中乙烯反应的组合物和方法
Javaid et al. Chemical control of noxious weed Parthenium hysterophorus L
Wiedau et al. Evaluating risks of plant growth regulator–resistant soybean technologies to horseradish production
Suzuki et al. Pyrazosulfuron-ethyl, a new sulfonylurea herbicide for paddy rice
JPH11158010A (ja) 茎葉処理剤の吸収向上剤
Day et al. Herbicidal properties of low-volatile esters of dalapon
Zare et al. Factors Influencing Germination and Seedling Emergence of Corncockle (Agrostemma githago): Insights for Weed Management in Agricultural Systems
US3158460A (en) Method and composition for inhibiting the germination of seeds
CN105613532B (zh) 丁烯氟虫腈与噻嗪酮的复配杀虫剂

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees