JP3348153B1 - 植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および測定方法 - Google Patents

植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および測定方法

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    • G01N30/02Column chromatography

Abstract

【要約】 本発明は、農薬および追跡物質としてコンゴレッド(Co
ngo red)を含む、植物葉部の農薬吸収率を測定するた
めの組成物を提供し、さらに、(a)農薬およびコンゴ
レッドを含む組成物を植物および対照基板に散布する段
階、(b)農薬およびコンゴレッドを抽出するために前
記植物および対照基板を溶媒で洗浄する段階、(c)前
記洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの濃度を測定する
段階、および(d)植物葉部の農薬吸収率を算出する段
階を含むことを特徴とする植物葉部の農薬吸収率を測定
するための方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明の分野 本発明は、植物葉部の農薬吸収率測定用組成物および農
薬吸収率を測定する方法に関する。さらに詳しくは、本
発明は、前記農薬および追跡物質としてコンゴレッド
(Congo red)を含む植物葉部の農薬吸収率測定用組成
物、およびそれを用いて前記植物葉部の農薬吸収率を測
定するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発明の背景 雑草、病菌および昆虫から農作物を保護するために数百
種の農薬が開発され、市販されている。しかし、ある農
薬の持続的な使用は、一時効果があったその農薬に対す
る耐性が生じた種の出現を誘導し、また、このような耐
性がある雑草、病菌または昆虫を制御するために過量の
農薬を用いることによって、コストの問題だけでなく、
深刻な環境問題を惹起した。したがって、環境親和的な
新種農薬を開発する必要とともに、効果的な補助剤を加
えることなどによって伝達システムを改善して農薬の既
存の使用量を減らす必要がある。
【0003】農薬活性増強用補助剤の例としては、農薬
の防除対象作物への付着を容易にさせる散布剤または散
布付着剤、防除対象作物に付着した農薬の雨水による流
失を防ぐための耐雨性増強剤、および対象作物による農
薬の吸収を増大させる吸収促進剤がある。
【0004】多量の農薬が植物組織内に短時間内に吸収
されれば、除草剤の場合もそうであるが、その薬効がよ
り速く、かつ強くあらわれる。殺菌剤の場合において
は、適当な吸収促進剤を用いると、疾病に対する予防効
果および治療効果まで増進させ得る。また、殺虫剤の場
合は、適当な吸収促進剤を加えると、殺虫剤が直接散布
されていない部位で棲息する害虫まで根絶できる優れた
殺虫効果が得られる。
【0005】たとえば、テレンス(B.Terence)らは、
キュウリべと病、ジャガイモ枯れ病およびトウガラシ枯
れ病に感染された蔓類を治療するために用いられるジメ
トモルフ(dimethomorph)を非イオン界面活性剤、たと
えば、ラウリルアルコールエトキシレートと混合して用
いると、治療効果が著しく増進されると報告した(Pesti
cide Science, 46, 199-213 & 355-359(1996))。
【0006】さらに、メグシング(Megh Singh)ら
は、非選択性除草剤であるグリホセート(N−(ホスホ
ノメチル)グリシン)を有機シリコン系界面活性剤であ
るシルウェットL−77(Hanjung Chemicals, Inc.,
Korea)と混合使用すると、グリホセートの植物に対
する吸収性を促進させ得ると報告した(Proceedings o
f Fourth International Symposium on Adjuvants
for Agrochemicals, 385-390(1995))。
【0007】上述のように、環境および経済的な観点か
らは、農薬使用率を最小限に維持し、かつ農作物を保護
する効果を最大化することが要求される。この効果は、
作物によって吸収される農薬の量に依存する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】植物に吸収された農薬
の量を測定する一般的な方法は、放射性同位元素で標識
された農薬を対象植物に加え、一定時間後植物を適当な
溶媒で洗浄し、そしてこれらの放射能を測定する段階か
ら構成される。しかし、この方法は、高コストおよび、
特殊装備と専門家の介在を要するという複雑性の問題が
ある。
【0009】したがって、植物の農薬吸収率を定量的に
測定するための経済的な方法はまだ開発されていない。
【0010】対象農作物による農薬吸収を増加させる吸
収促進剤を選別するための方法として下記の二つの方法
が報告されている。
【0011】第一の方法は、放射性同位元素で標識され
た農薬と吸収促進剤候補物質との混合物で植物を処理
し、この放射性標識を追跡することである。しかし、こ
の方法は、前述の高コストおよび複雑性の問題を伴う。
【0012】第二の方法は、農薬と吸収促進剤候補物質
との混合物で植物を処理し、雑草、病菌または害虫の防
除効果を直接に測定することである。しかし、この方法
は、長時間の実験を要し、また、半定量的なデータしか
得られない。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
前記のような問題点を解決して、植物による農薬吸収率
を測定し、対象作物および使用農薬に対して最適な吸収
促進剤を選別するための簡便でかつ正確な方法を開発す
るために鋭意研究した結果、前記目的を達成するために
使用され得る新規な追跡物質を開発するに至った。
【0014】発明の要約 したがって、本発明の目的は、植物の農薬吸収率を測定
するための組成物を提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、前記組成物を用いて
植物の農薬吸収率を測定するための方法を提供すること
である。
【0016】本発明のまた他の目的は、前記方法を用い
て農薬の吸収促進剤を選別するための方法を提供するこ
とである。
【0017】本発明の一実施態様によって、本発明で
は、農薬および追跡物質として植物に全く吸収されない
コンゴレッドを含む、植物葉部の農薬吸収率を測定する
ための組成物が提供される。
【0018】また、本発明の他の実施態様によって、本
発明では、(a)農薬およびコンゴレッドを含む組成物
を植物および対照基板(control plate)に散布する段
階、(b)農薬およびコンゴレッド(Congo red)を抽
出するために前記植物および対照基板を溶媒で洗浄する
段階、(c)前記洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの
濃度を測定する段階、並びに(d)植物葉部の農薬吸収
率を算出する段階を含むことを特徴とする植物葉部の農
薬吸収率を測定するための方法が提供される。
【0019】
【発明の実施の形態】発明の詳細な説明 本発明の方法は、使用農薬の吸収率を高める吸収促進剤
を選別するために用いられる。
【0020】以下、本発明を詳細に説明する。
【0021】A.植物葉部の農薬吸収率測定用組成物の
製造 農薬の原材または製剤を水または水溶性溶媒に溶解、乳
化または懸濁し、これに追跡物質であるコンゴレッドを
加え、よく混合して本発明の植物葉部の農薬吸収率測定
用組成物を得た。コンゴレッドは、高性能液体クロマト
グラフィー(high performance liquid chromatograp
hy, HPLC)や紫外可視分光光度計(spectrophotomete
r)で定量できる範囲内で出きる限り低い濃度で農薬溶
液に加えることが好ましい。たとえば、前記農薬溶液に
コンゴレッドを1μm/ml〜1,000μm/ml範
囲の濃度で加えることができる。農薬溶液中のコンゴレ
ッドの濃度が農薬の濃度より高いと、植物内への農薬の
吸収を妨げ、植物の農薬吸収率が実際より低い値として
測定されるおそれがある。
【0022】本発明の農薬吸収率測定方法に使用され得
る農薬の具体例としては、当分野で公知の除草剤、殺虫
剤、殺菌剤、植物成長調節剤などがある。
【0023】農薬溶液を製造するにおいて使用可能な市
販の農薬製品は、通常の方法によって所定の濃度に希釈
される。液状またはゼリー状農薬の場合は、少量のアセ
トンのような有機溶媒に溶解するか、または必要な場
合、少量の界面活性剤を加えて水に溶解または乳化し得
る。固体状の場合は、微粉砕して分散剤である界面活性
剤と混合する。
【0024】特定農薬に対する吸収促進剤を選別するた
めに、本発明の組成物はさらに農薬吸収促進剤候補物質
を含むことができる。吸収促進剤候補物質は、水または
有機溶媒に溶解した状態で本発明の組成物に加えること
ができる。
【0025】B.植物および対照基板に本発明の組成物
の塗布 前記Aで製造された本発明の組成物を対象植物、および
農薬と追跡物質のいずれもを吸収しない対照基板に塗布
する。
【0026】本発明に使用され得る対象植物の種類は特
に限定されないが、十分成熟したもので、老化現象があ
らわれていないのが好ましい。
【0027】対照基板は、植物への吸収以外の要因によ
る農薬の損失量を測定するために用いられる。本発明に
用いられる対照基板の物質は、本発明の組成物を吸収、
分解および非活性化させない限り制限されなく、ガラス
基板が好ましい。
【0028】コンゴレッドは、光分解されやすい物質で
あるため、農薬溶液の噴霧、植物と対照基板の保管およ
び洗浄などのすべての作業は、強い直射光線を避け、弱
い光の下で行われなければならない。
【0029】植物および対照基板に本発明の組成物を散
布するときは、対象表面へ組成物を均一に散布するのた
めに噴霧室(spray booth)を用いることが好ましい。ま
た、組成物の噴霧量は溶液が溢れない範囲内で最大量に
することが好ましい。たとえば、キュウリやトウガラシ
のように葉が水平で、葉の面積が比較的広い広葉植物の
場合は、組成物の噴霧量が1〜100l/haであり、
イネやヒエのように葉が直立し、葉の面積が狭い単子葉
植物の場合は、50〜300l/haであることが好ま
しい。しかし、植物の種類および種々の条件によって噴
霧量を調節することができる。
【0030】C.組成物の洗浄 前記Bで本発明の組成物を塗布して得た植物および対照
基板の特定数は、噴霧直後適当な溶媒で洗浄して連続測
定のための基準設定に用いられる標準洗浄液を得る。残
りの噴霧された植物および基板は、一定期間暗所で保管
した後、同様に洗浄して、吸収されないで残っている農
薬およびコンゴレッドを含む洗浄液を得る。このような
洗浄過程に適合な溶媒としては、水、またはメタノー
ル、エタノール、アセトンおよびアセトニトリルのよう
な水溶性有機溶媒、またはこれらの混合物があり、特に
アセトニトリル水溶液が好ましい。水溶性有機溶媒を用
いる場合、水に対する水溶性有機溶媒の比率は、使用さ
れる農薬の水溶解度によって0:10(v/v)〜5:
5(v/v)に調整することができる。すなわち、農薬
の水溶解度が高いときは、水溶性有機溶媒の含量が低い
ことが好ましく、農薬の水溶解度が低いときは、水の含
量が低いことが好ましい。
【0031】噴霧された植物を洗浄する場合は、適切な
溶媒を含む試験管に、植物の地上部を切り取って入れ、
栓で塞いだ後、分当り50〜80rpmで1分〜5分間
攪拌する。噴霧された対照基板は、適当なサイズのペト
リ皿(petri dish)に入れ、前記と同様な溶媒で洗浄
する。
【0032】D.農薬およびコンゴレッドの濃度測定な
らびに農薬吸収率の算出 前記Cで得られた洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの
濃度は、通常の方法、たとえば、HPLC、ガスクロマ
トグラフィー(gas chromatography)、吸光度測定法
によって定量することができる。
【0033】すなわち、植物葉部の農薬吸収率は、下記
方法によって算出される:噴霧直後得られた植物および
対照基板の初期洗浄液中の農薬とコンゴレッドの濃度比
(農薬濃度/コンゴレッド濃度)を各々算出し、噴霧し
てから一定時間経過後得られた植物および対照基板の洗
浄液中の農薬とコンゴレッドの濃度比(農薬濃度/コン
ゴレッド濃度)を各々算出し、前記(2)で算出された
農薬とコンゴレッドの濃度比を前記(1)で算出された
植物および対照基板の洗浄液中の濃度比で各々分け、噴
霧してから一定時間経過後、植物および対照基板の表面
に残留する農薬の比率を算出し、そして、前記対照基板
の表面における農薬残留率から植物の表面における農薬
残留率を引くことによって、植物に吸収される農薬の比
率を算出する。
【0034】本発明による農薬吸収率の測定方法をより
容易に説明するための一つの例を挙げると次の通りであ
る。
【0035】農薬100ppmおよびコンゴレッド10
0ppmを含む農薬溶液を製造し、これを2枚のキュウ
リ葉と二つのガラス基板に各々噴霧する。噴霧直後キュ
ウリ葉1枚およびガラス基板1個を各々溶媒10mlで
洗浄し、HPLC分析方法を用いて洗浄液中の農薬およ
びコンゴレッドの濃度を測定する。一方、他のキュウリ
葉およびガラス基板を24時間暗室で保管した後、同一
溶媒10mlで洗浄する。洗浄液中の農薬およびコンゴ
レッドの濃度をHPLCによって測定する。上述の手順
に従ってキュウリ葉への農薬の吸収率を算出し、その結
果を下記表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】前記のように、コンゴレッドは、植物内に
吸収または揮発されない。したがって、植物内への吸収
および蒸発と分解のような他の要因によって損失した農
薬の総量は、本発明の組成物の噴霧直後および一定時間
経過後に植物から観察される農薬とコンゴレッドの量を
比べることによって算出し得る。また、ガラス基板はこ
れら物質を全く吸収しないため、ガラス基板に残留する
農薬の比は、植物内への吸収以外の理由で損失された農
薬の比率を示す。したがって、植物葉部の農薬吸収率に
対する正確な値は、植物およびガラス基板に残っている
農薬の比を比べることによって容易に算出することがで
きる。
【0038】前述のように、農薬の追跡物質としてコン
ゴレッドを用いる本発明の方法は、植物に吸収された農
薬の量を正確に判断するのに有用である。また、本発明
の方法は、特定農薬および植物に適合な吸収促進剤を選
別するのに有用である。本発明は、種々の農薬の効果的
な最少適用率を決定するのに用いられるため、費用およ
び環境保護の両面で有益である。
【0039】下記実施例は本発明をさらに詳細に説明す
るためのものであり、本発明の範囲を制限しない。
【0040】また、下記固体混合物中の固体、液体中の
液体、および液体中の固体に対して下記に与えられた百
分率は、別に言及しない限り各々重量/重量、体積/体
積および重量/体積に基づいたものである。
【0041】実施例1:キュウリに対する種々の農薬の
吸収率の測定 (段階1)農薬およびコンゴレッドを含む溶液の調製 プロシミドン(procymidone)水和剤(50% ai, Do
ngbang Agro Corporation, Korea)、フェナリモー
ル(fenarimol)乳剤(12.5% ai, Oriental Ch
emical Industries, Korea)およびジメトモルフ水和
剤(25% ai, Dongbang Agro Corporation, Kor
ea)を各々秤量してエルレンマイヤー(Erlenmeyer)フ
ラスコに入れ、これに水とコンゴレッド水溶液を加えて
最終濃度が各々500ppm、31.25ppmおよび
250ppmになるようにし、この際、コンゴレッドの
濃度は400ppmに調整した。ジメトモルフは植物に
全く吸収されないので、補助剤としてステアリルアミン
エトキシレート(SN、エチレンオキシドの付加モル数
10モル)0.1%を加えてキュウリ葉に対する吸収性
を高めた。
【0042】(段階2)農薬溶液の噴霧 キュウリ種子(Baktadagi, Hung Nong Seed Co.,
Ltd.)を樹脂コップポット(内径47mmx高さ50m
m)にポット当り3粒ずつ播種し、温室で栽培した。子
葉が完全に展開される時期に使い捨て樹脂コップポット
(内径66mmx高さ66mm)に移植し、4葉または
5葉が展開されるまで温室で栽培した。
【0043】このように製造されたキュウリ18ポット
を噴霧室に入れ、前記段階1で製造した農薬溶液80l
/haを噴霧した。また、ガラス板(10cmx10c
m)15枚に前記段階1で製造した農薬溶液80l/h
aを噴霧した。
【0044】(段階3)キュウリ葉およびガラス板の洗
浄 洗浄液として、プロシミドンに対して40%アセトニト
リル水溶液20mlを、フェナリモールおよびジメトモ
ルフに対して30%アセトニトリル水溶液20mlずつ
を各々試験管(内径32mmx高さ200mm)に入れ
て栓で塞いだ。
【0045】前記段階2の噴霧直後、三つのキュウリの
各々から一葉を葉柄が付いているまま切り取り、適当な
洗浄溶液を含む試験管に各々入れ、分当り60〜70r
pmで2分間攪拌して三つの洗浄液を得た。また、三つ
のガラス板をペトリ皿(内径15.2cm)で前記と同
様な手順に従って洗浄して三つの対照洗浄液を得た。
【0046】残りのキュウリ15ポットおよびガラス板
12枚を暗状態の室温で保管し、各々噴霧してから1時
間、3時間、6時間、12時間および24時間後前記と
同様な方法で洗浄した。
【0047】(段階4)農薬およびコンゴレッドの定量
および農薬吸収率の算出 洗浄液中の農薬の濃度は、HPLC(スペックトラ20
0 Programmable wavelength Detector, acetonitr
ile-water solvent programming,42%−80%)で
測定した。噴霧直後得られた洗浄液を標準溶液として用
い、コンゴレッドを内部標準物質として用いた。植物葉
部の農薬吸収率は、ガラス基板およびキュウリ葉の表面
から観察された農薬の量を基準として算出した。
【0048】その結果を下記表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】前記表2から分かるように、園芸用殺菌剤
であるプロシミドンは噴霧24時間後キュウリ葉に5.
7%のみが吸収された。
【0051】ノブヨシ・ミカミ(Nobuyoshi Mikami)
らは、温室で成長したキュウリ葉に散布したプロシミド
ンの73.2%を8日後葉から回収したと報告した[J.
Pesticide Sci., 9. 131-136(1984)]。しかし、こ
の結果は、葉の表面において起り得るすべての消失要因
を含むことを示す。プロシミドンを加えてから24時間
後のキュウリ葉への吸収率は、本発明の結果より大きく
ないと推定される。したがって、この結果は、本発明の
結果と大体一致する。
【0052】一方、フェナリモールの場合、吸収量が0
%(噴霧直後)から15.1%(噴霧24時間後)と持
続的に増加することが観察された。この結果もまた、4
種の植物を用いた実験において、補助剤を添加しなかっ
たとき、フェナリモールの吸収率が1.4%〜11.4
%と多様であると報告したピター(Peter)らの文献[Pe
stic. Sci., 24. 31-53(1988)]の結果と大差がなか
った。
【0053】ジメトモルフの場合は、吸収促進剤として
0.1%SNを含む溶液を噴霧してから24時間後20
%以上が吸収されたことが分かる。
【0054】これらの結果は、本発明の方法が植物葉部
の農薬吸収率の測定において非常に有用であることを示
す。
【0055】実施例2:イネに対する種々の農薬の吸収
率測定 (段階1)農薬およびコンゴレッドを含む溶液の製造 エジフェンホス(edifenphos、乳剤30%、Misung C
o., Ltd., Korea)、イソプロチオラン(isoprothiol
ane、乳剤40%、Hankook Samgong Co., Ltd., Ko
rea)、トリサイクラゾール(tricyclazole、水和剤7
5%、Chunjin Co., Ltd., Korea)を各々秤量して
エルレンマイヤー(Erlenmeyer)フラスコに入れ、これ
に水およびコンゴレッド水溶液を加えて最終濃度が各々
600ppm、800ppmおよび300ppmになる
ように混合し、この際、コンゴレッドの濃度は400p
pmに調整した。
【0056】(段階2)農薬溶液の噴霧 イネ種(イネ品種:Dongjin byeo)を苗板に播種し、
温室で栽培した。イネが3葉期であるとき、使い捨て樹
脂コップポット(内径66mmx高さ66mm)にポッ
ト当り3粒ずつ移植し、蘗が4葉期になるまで温室で栽
培した後、老化した葉のみを除去した。
【0057】このように製造された12個のイネポット
を噴霧室に入れ、前記段階1で製造した農薬溶液250
l/haを噴霧した。また、ガラス板(10cmx10
cm)12枚に前記と同様な農薬溶液125l/haを
噴霧した。
【0058】(段階3)イネおよびガラス板の洗浄 洗浄液として製造した30%のアセトニトリル水溶液2
0mlを試験管(内径32mmx高さ200mm)に入
れて栓で塞いだ。
【0059】前記段階2の噴霧直後、二つのイネポット
におけるイネの地上部を切り取り、洗浄液を含む試験管
2個に入れ、分当り60〜70rpmで2分間攪拌しな
がら洗浄して標準洗浄液を得た。ガラス板2枚を各々ペ
トリ皿(内径15.2cm)に入れ、前記と同様な洗浄
溶媒20mlで洗浄して標準対照浄液を得た。
【0060】残りのイネ10ポットおよびガラス板10
枚を暗状態の室温で保管し、各々処理1時間、3時間、
6時間、12時間および24時間後前記と同様な方法で
洗浄して各時間別洗浄液およびコントロールを得た。
【0061】(段階4)農薬およびコンゴレッドの定量
および農薬吸収率の算出 洗浄液中のエジフェンホスおよびイソプロチオランの濃
度をHPLC(スペックトラ200 Programmable wa
velength Detector, acetonitrile-water solvent
programming,30%−80%)で測定した。噴霧直後得
られた洗浄液は標準溶液として用い、コンゴレッドは内
部標準物質として用いた。トリサイクラゾールの濃度を
HPLCで測定し、コンゴレッドは紫外可視分光光度計
(SHIMADZU, Model UV-2401PC UV-VIS Recording s
pectrophotometer,497nm)で測定した。
【0062】植物葉部の農薬吸収率は、ガラス基板およ
びイネ葉から観察された農薬の量を基準として算出し
た。
【0063】その結果を下記表3に示す。
【0064】
【表3】
【0065】前記表3から分かるように、稲熱病防除用
農薬であるエジフェンホス、イソプロチオランおよびト
リサイクラゾールは、時間が経過するにつれてイネに対
する吸収率が持続的に増加した。この結果は、これらの
農薬が優れた吸収移行性を有する事実を立証する。
【0066】実施例3:イネ葉に対するジメトモルフの
吸収を促進するための吸収促進剤の選別 フォルム水和剤(25%ジメトモルフ製剤、Dongbang
Agro Co., Ltd., Korea)を水に分散し、これに下記
表4に示す吸収促進剤候補物質の一つとコンゴレッドを
加えてジメトモルフ、吸収促進剤候補物質およびコンゴ
レッドを各々250ppm、1,000ppmおよび2
00ppmの濃度で含む農薬溶液を得た。また、吸収促
進剤を含有しない対照溶液も製造した。
【0067】4〜5葉期のキュウリ6株の各々の葉と6
枚のガラス板(10cmx10cm)に前記で製造した
農薬溶液および対照溶液を噴霧した。噴霧直後キュウリ
3株から取った葉とガラス板3枚を30%アセトニトリ
ル水溶液12mlで3分間洗浄して標準洗浄液およびコ
ントロールを得た。
【0068】残りの3つのキュウリポットおよび3枚の
ガラス板を暗状態の室温で保管し、噴霧してから24時
間後前記と同様な方法で洗浄した。前記一連の実験は、
下記表4の吸収促進剤候補物質の各々に対して繰返し
た。洗浄液中のジメトモルフおよびコンゴレッドの濃度
はHPLC(スペックトラ200 Programmable wavele
ngth Detector, acetonitrile-water solvent prog
ramming,42%−80%)で測定した。噴霧直後得られ
た洗浄液は標準溶液として用い、コンゴレッドは内部標
準物質として用いた。植物葉部へのジメトモルフの吸収
率は、噴霧直後および噴霧してから24時間後得られた
洗浄液中のジメトモルフおよびコンゴレッドの濃度を比
べて算出した。その結果を下記表4に示す。
【0069】
【表4】
【0070】前記表4から分かるように、ジメトモルフ
はコントロールとガラス板において、噴霧してから24
時間後初期量のほとんど100%が回収されたが、これ
は、ジメトモルフがキュウリ葉に全く吸収されなく、そ
の他の消失要因も全くないことを示す。しかし、種々の
吸収促進物質を加えた実験群においては多様な吸収率を
示したが、これからキュウリに対するジメトモルフの吸
収を促進するための適合な吸収促進剤はステアリルアミ
ンエトキシレート、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウ
ムおよびヒマシ油エトキシレートであることが分かる。
【0071】実施例4:イネに対するトリサイクラゾー
ルの吸収を促進するための吸収促進剤の選別 ビーム水和剤(75%トリサイクラゾール製剤、Orient
al Chemical Industries, Korea)を水に懸濁し、表
5に示す吸収促進剤候補物質の一つとコンゴレッドを加
えてトリサイクラゾール、吸収促進剤候補物質およびコ
ンゴレッドを各々400ppm、1,000ppmおよ
び400ppmの濃度で含む農薬溶液を得た。また、吸
収促進剤を含まないコントロールを製造した。
【0072】このように製造したコントロールと農薬溶
液を、4葉期のイネ蘗6ポットと6枚のガラス板(10
cmx10cm)に噴霧した。噴霧直後三つのイネポッ
トのイネとガラス板3枚を30%アセトニトリル水溶液
20mlで3分間洗浄して標準洗浄液を得た。
【0073】残りの三つのイネポットのイネと3枚のガ
ラス板を暗状態の室温で保管した後、噴霧してから24
時間後同様な方法で洗浄した。
【0074】前記一連の実験は、下記表5の吸収促進剤
候補物質の各々に対して繰返した。
【0075】洗浄液中のコンゴレッドの濃度は、紫外可
視分光光度計(SHIMADZU, Model UV-2401PC UV-VIS
Recording spectrophotometer,497nm)で測定し、洗浄
液中のトリサイクラゾールの濃度はHPLC(スペック
トラ200 Programmable wavelength Detector, a
cetonitrile-water solvent programming,30%−8
0%)で測定した。噴霧直後得られた洗浄液は標準溶液
として用い、コンゴレッドは内部標準物質として用い
た。植物葉部に対するトリサイクラゾールの吸収率は、
噴霧直後および噴霧してから24時間後得られた洗浄液
中のトリサイクラゾールおよびコンゴレッドの濃度を比
べることによって算出した。結果を下記表5に示す。
【0076】
【表5】
【0077】前記表5から分かるように、トリサイクラ
ゾールはガラス板において、噴霧してから24時間後初
期量のほとんど100%が回収されたが、これは、トリ
サイクラゾールが安定であり、24時間の間17.6%
が吸収された前記コントロールのようにイネへの吸収以
外は消失要因がないことを示す。種々の吸収促進物質を
加えた実験群においてはさらに高い吸収率を示したが、
これからイネに対するトリサイクラゾールの吸収を促進
させるに適合な吸収促進物質は、ラウリルアミンエトキ
シレート、ステアリルアミンエトキシレートおよびラウ
リルアルコールエトキシレートであることが分かる。
【0078】試験例1:フォルム水和剤を用いたキュウ
リべと病(Pseudopernospora cubensis)の防除効果測
定 温室においてキュウリべと病(Pseudopernospora cube
nsis)に感染されたキュウリ葉を採取し、1日間湿室で
保管して胞子を形成させた後、滅菌蒸留水で胞子を収穫
した。このように得られた胞子懸濁液を光学顕微鏡の下
で血球計(hematocytometer)を用いて胞子濃度を5x
10遊走子嚢(sporangia)/mlに調整した。ガラスハ
ウスで栽培した3葉期のキュウリにこの胞子懸濁液を噴
霧した。前記キュウリを25℃で相対湿度95%以上の
条件で17〜20時間湿室に保管した後、室温で2〜3
時間乾燥した。
【0079】フォルム水和剤を水に懸濁し、これにステ
アリルアミンエトキシレート(SN、エチレンオキシド
付加モル数:10モル)を加えてフォルム水和剤および
ステアリルアミンエトキシレートを各々125μg/m
lおよび1,000μg/mlの濃度で含有する農薬溶
液を製造した。この農薬溶液をさらに水で2倍および4
倍希釈された噴霧溶液を得た。また、フォルム水和剤の
みを含有するコントロールを製造した。
【0080】前記で製造したキュウリに農薬溶液を噴霧
した。処理されたキュウリを26℃、相対湿度80%に
保たれた恒温恒湿室に入れてキュウリべと病を発病させ
た。次いで、葉の病斑面積率を肉眼で調査した。すべて
の実験は5回繰返して行い、薬剤の防除値は下記数学式
1のような方法で計算した:
【数1】
【0081】その結果を下記表6に示す。
【0082】
【表6】
【0083】前記表6から分かるように、フォルム水和
剤とステアリルアミンエトキシレートとからなる農薬溶
液のキュウリべと病に対する活性はフォルム水和剤のみ
のより著しく高い。
【0084】本発明を前記特定実施態様と関連して記述
したが、添付した特許請求範囲によって定義される本発
明の範囲内で、当該分野の熟練者が本発明を多様に変形
および変化させ得ることは自明である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユ、ジュ・ヒュン 大韓民国、305−390 ダエジョン、ユソ ン−グ、ジョンミン−ドン、ナンバー 462−4、チョンクナラエ・アパートメ ント 106−504 (72)発明者 リム、ヘ・キョウン 大韓民国、305−333 ダエジョン、ユソ ン−グ、オエウン−ドン、ナンバー 99、ハンビト・アパートメント 130− 202 (72)発明者 チョイ、ギュン・ジャ 大韓民国、305−390 ダエジョン、ユソ ン−グ、ジョンミン−ドン、ナンバー 462−4、チョンクナラエ・アパートメ ント 104−1005 (72)発明者 キム、ジョン・ハン 大韓民国、137−070 ソウル、セオチョ −グ、セオチョ−ドン、ナンバー 1315、ジンヘウン・アパートメント 3 −407 (56)参考文献 特開2000−2659(JP,A) 実開 平6−72635(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/48 G01N 33/15

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農薬および追跡物質としてコンゴレッド
    を含む、植物葉部の農薬吸収率測定用組成物。
  2. 【請求項2】 以下の工程を含むことを特徴とする植物
    葉部の農薬吸収率測定方法; (a)農薬およびコンゴレッドを含む組成物を植物およ
    び対照基板に散布する工程、 (b)農薬およびコンゴレッドを抽出するために前記植
    物および対照基板を溶媒で洗浄する工程、 (c)前記洗浄液中の農薬およびコンゴレッドの濃度を
    測定する工程、並びに (d)植物葉部の農薬吸収率を算出する工程。
  3. 【請求項3】 前記溶媒が、水、メタノール、エタノー
    ル、アセトン、アセトニトリルおよびこれらの混合物か
    らなる群より選ばれることを特徴とする請求項2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記段階(a)における農薬およびコン
    ゴレッドを含む前記組成物が、前記農薬に適合な吸収促
    進剤を選別するための吸収促進剤候補物質をさらに含む
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
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