JP2002543420A - プラスチック成形品の外観欠陥を定量するシステム及び方法 - Google Patents

プラスチック成形品の外観欠陥を定量するシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 サンプルプラスチック成形品(11)に所望の位相表面特徴を生成する種々の金型インサート(32)を有する成形ツール(2)を用いてサンプルプラスチック成形品(11)を製造し、そのサンプルプラスチック成形品(11)のストリークを空間分解分光計(10)で測定する。これらのサンプルプラスチック成形品(11)の1又は複数からの測定値をコンピュータ化装置(101)に送り、これによりデータを適切にフィルタ処理し、全体的データ形状、平均ピーク及び谷シフト及びデータ勾配を表す品質数を計算する。次にこれらの計算値を用いて、フルスケールでのプラスチック成形品生産に用いるのに最適な成分及び加工条件の組合せを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術的背景】
本発明は、一般にプラスチック成形品の外観のばらつきの測定に関し、具体的
には、実際の成形品にみられるストリークを再現してそのストリークを測定し解
析するツールに関する。
【0002】 例えば玩具、コンピュータやプリンタのハウジング、車両などの耐久プラスチ
ック製品の消費者は、明らかな傷やストリークや欠陥のない均一な表面仕上げを
期待している。よくある欠陥として、様々なプラスチック流が1つの部品内で合
流するところにできるストリークがある。かかるストリークは、異なるゲートか
らの異なる流れのフロントが合流するところや、グリル、ボス、リブ又は穴など
の流れが妨げられる箇所の下流に生じる。
【0003】 現在、平均色或いは平均光沢又は曇り以外、外観の均一性に関する数的規格は
原料プラスチック製品の供給元にはほとんど与えられていない。しかし、成形品
を製造する成形業者及び消費者は各々明らかな傷のない製品を期待している。特
に消費者は外観欠陥を見苦しいとみるだけでなく、材料が低品質であることの徴
候とみなしかねない。
【0004】 現在、成形品の品質、均一性及び無欠陥性は生産成形品の視覚検査で判断して
いるのが通例である。このため、数的規格が存在せず、検査員間のばらつきのた
め一貫性に欠け、多数のサンプルをばらつきなく迅速に処理することができない
。さらに、問題を定量化しようとすると多数の欠陥品を成形しなければならない
ので、多量の廃棄物が発生する。多くの場合、成形業者又は消費者は、「ストリ
ークあり」という以上の具体的な苦情をプラスチック供給元に伝えることができ
ず、多量の拒否された生産成形品がプラスチック供給元に視覚評価のために送り
戻されている。それでも、有効な測定ツールがないので、供給元がこの問題に対
処して解決策を講じるのは困難である。
【0005】 本願出願人に譲渡された同一発明者に係る米国特許及び米国特許出願、すなわ
ち米国特許第5859708号(1999年1月12日発行)及び米国特許出願
第09/075913号、第09/188094号及び第09/188095号
では、典型的直径1/2インチ以上のアパーチャの標準分光計では明らかにでき
ない小さな欠陥を解像できる空間分解分光計を用いて、視覚検査のばらつきの問
題を課題としている。さらに、アパーチャをより小さくすることができるが自動
化されていない少数の分光計とは異なり、上記の分光計はコンピュータと接続し
てモータ駆動サンプル移動及び自動データ収集を行うことが可能である。
【0006】 しかし、幾つかの問題が残っている。第一に、複雑な、湾曲した又は表面模様
の付いた成形品は自動検査に適さない。第二に、この空間分解分光計は、膨大な
量のデータを発生し、成形品のスクリーニングには自動化されたデータ整理が必
要とされる。
【0007】 したがって、プラスチック成形品の外観欠陥を定量する優れたシステム及び方
法が当業界で必要とされている。
【0008】
【発明の概要】
実際の成形品に見られるストリークを再現する成形ツールを用いて、後で製造
すべき生産成形品の所定の位相表面特徴(例えばリブ、穴、グリル、ボス)を含
むプラスチック成形品サンプルを製造する。空間分解分光計を用いて、サンプル
部品の空間的な色特性を測定する。最後にコンピュータ化装置を用いて、データ
を適当にフィルタ処理し、全体データ形状、平均ピークシフト、平均谷シフト、
及びデータ勾配の指標となる品質数によってストリークを定量する。このプロセ
ス(1組以上のサンプルに反復適用できる)に基づいて、生産成形品を製造する
ための成分(例えばプラスチックペレット特性、カラー染料ミックス)及び製造
条件(例えば温度、押出速度)の最適処方を同定する。
【0009】 これらの最適な成分及び条件を特定したら、このあと生産成形品を初めて、(
これらの部品の特定の位相表面性状がわかっていれば)ストリークを抑制する態
様で適正に製造することができる。これにより、うまくいかない欠陥のある生産
過程の時間と経費を節約する。
【0010】
【発明の実施の形態】
前掲の本願出願人に譲渡された同一発明者の米国特許及び特許出願に、プラス
チック類の視覚的特性、例えば色、色配合、コイニング(例えば引掻き)などを
測定する空間分解分光ツールが開示されている。
【0011】 本発明の一実施形態によるシステム及び方法は通常、3つの構成要素、すなわ
ち実際の成形品に見られるストリーク(ストリーキング)を再現する成形ツール
と、成形品の表面に沿って色を測定する空間分解分光計と、ストリークを定量す
る後処理ソフトウェアとを備える。システムの種々の構成要素は適宜単独で使用
し得る。
【0012】 ここで用いる用語「サンプル」は、本発明による成形ツールにより製造される
プラスチック成形品に言及するのに用い、一方「生産」は、本発明により提供さ
れる分析ツールを用いて生産すべき最終対象物であるプラスチック成形品(例え
ばコンピュータモニターハウジング、プリンタハウジング、テレビハウジング)
に言及するのに用いる。この文脈において、本発明は、「生産」プラスチック部
品を製造するための最適な処方を求めるために「サンプル」プラスチック部品を
作成し使用することを包含し、かくして生産部品の欠陥をともなう製造、そして
かかる生産部品を製造するコストと時間を最小限に抑える。
【0013】 図1に示すように、空間分解分光計1を前掲の米国特許及び特許出願の明細書
と同様の方法で使用する。分光計1で測定した色は、例えばCIELab指数L
,a,b(これに限らない)のような通常のカラーフォーマットの出力10であ
る。プラスチック成形品11(このプラスチック部品11はサンプル部品でも生
産部品でもよいが、図示例ではサンプルである)を評価するには、光源13から
の入射光12をプラスチック部品11にサンプル点17で照射し、サンプル点1
7からの反射光14を分光計1で測定する。入射光12及び反射光14は、例え
ば光ファイバのような光キャリヤを介してプラスチック部品11に対して搬送、
搬出し、そして必要に応じて焦点素子16、例えば1以上の光学レンズを用いて
サンプル点17に焦点合わせする。入射光12は科学的な意味でサンプル点17
に「焦点合わせ」してもしなくてもよく、したがってサンプル点17は単に光が
当たり(12)、反射される(14)点と理解すべきである。ストリーク18を
評価するために、プラスチック部品11及びサンプル点17を図示のx−y−z
軸の任意の組合せに沿った方向で互いに移動できる。こうして互いに所定の距離
及び方向だけ空間的に分離された複数の位置にてプラスチック部品11上の異な
る位置から複数の読取値を取り出すことができる。図示例では、サンプル点をx
軸に沿って直線的にとる(19)。次にこれらの読取値を後処理ソフトウェアに
入力し、定量化及び解析する。プラスチック成形品11は、それが本発明にした
がって製造したサンプルブラスチック部品である場合、「モールド」又は「プラ
ック」と呼ぶこともある。次にカラーフォーマット測定値10をコンピュータ化
装置101に送り、図4〜図13に示すように後処理する。
【0014】 一実施形態では、分光計1と光キャリヤ(例えばファイバ)カップリング15
は0〜45度の配置で使用する。こうすると、入射光12がプラスチック部品1
1に垂線(すなわちプラスチック部品11表面への法線)から略0度の角度で当
たり、反射光14が垂線から約45度の角度で捕捉される。他の実施形態では、
入射光12の角度が垂線から0〜30度の間、0〜45度の間及び0〜89度の
間にある。他の実施形態では、反射光14の角度が垂線から30〜60度の間、
0〜89度の間にある。
【0015】 サンプルプラスチック部品11を用いる場合、プラスチック部品11をサンプ
ルホルダに装着し、所望に応じてサンプルホルダをモータ駆動並進ステージに装
着して対象の特徴を横切って走査する。コンピュータソフトウェア又はハードウ
ェアを備えるコンピュータ化装置(図示せず)は運動システム及びデータ収集を
自動化し、生データを色座標値に変換する。コンピュータ化装置は必要な校正活
動を介してユーザを案内し、ユーザがキーパラメータを調節することで信号対雑
音(SN)を最適化するのを可能にする。所望に応じてサンプルを選択位置へ手
動調節することも可能である。
【0016】 成形ツールは、図2及び図3に示すように、ユーザが実験室規模で実際の部品
からストリークを再現することを可能にするシステムである。成形ツールで製造
されたサンプルは典型的には滑らかな均一な表面仕上げの平坦なもので、空間分
解分光計を用いて評価するのに理想的なサンプルとなっている。
【0017】 サンプル金型、例えば図2の好ましい実施形態に示す二キャビティ成形ツール
2は、単一ゲートプラックを製造する単一ゲートキャビティ21及びニットライ
ンのある二重ゲートプラックを製造する二重ゲートキャビティ22を備える。ス
プル23からキャビティ21及び22の片方又は両方への溶融プラスチックの押
出は、ランナー25内の適当な位置24にある弁により制御し、必要に応じて遮
断又は導通することができる。種々のインサートを1又は複数のインサート差込
口に入れ、例えば図示の通りの単一ゲートキャビティ内の3つの異なるインサー
ト位置26のいずれか又はすべてにおける流れを妨害する(ストリークを発生す
る機会が増える)ことができる。溶融プラスチックはゲート37を経てキャビテ
ィ21又は22に入る。
【0018】 寸法は本発明の範囲内で広範に変え得ることが明らかであるが、キャビティ2
1及び22の長さ27が約4〜6インチ、典型的には約5インチであるのが好ま
しく、幅28が約2〜4インチ、典型的には約3インチであるのが好ましく、厚
さ(図示せず)が約1/32〜1/8インチ、典型的には約1/16インチであ
るのが好ましい。目標は、分光計を用いる評価に最適な平滑かつ平坦な表面仕上
げを有する、成形及び取り扱いの簡単な縮尺サンプルを得ることである。したが
って、本発明の範囲内で、生産サンプルに見られる結果をそれより小さなスケー
ルで最適に再現する任意の特定の寸法及び厚さを選択でき、それは上に例示した
範囲外であってもよい。特に厚さは、プラスチックの配合、特性(溶融温度及び
粘度など)及び最終生産部品厚さに依存する。重量に関しては、例えばCyco
loy C6200部品及びランナーは重量約1.2オンス(33g)である。
Cycoloy C6200を特定のプラスチック組成に使用するが、本発明に
したがってサンプルプラスチック部品を製造するのに任意の組成を用いることが
できる。重量は通常プラスチック組成が異なっても大体同じである。
【0019】 図3は、図2の成形ツールに関連して種々の金型インサートを用いて製造する
ことのできる種々のプラスチック部品(プラック)11の形状を示す。具体的に
は、複数の成形ツールインサートを成形ツール2の1つ又は複数のインサート位
置26に挿入する。このようなインサートはそれぞれ、例えば「穴」31、「ボ
ス」32、プラスチック流に平行な「リブ」33、プラスチック流に交差する「
リブ」34、プラスチック流に平行な「グリル」35、プラスチック流に交差す
る「グリル」36を有するモールド(プラック)11を製造するように設計され
ている。図3に示した形状は、単一ゲートキャビティ21のゲート37に最も近
いインサート位置26に単一「位相」インサートを、単一ゲートキャビティ21
の残りの2つのインサート位置26に1対の「ブランク」インサートを置くこと
により、生成される。したがって、成形ツールインサートは、図3に示す表面特
徴31,32,33,34,35,36の「ネガティブ」として図示される。し
たがって、例えば「ボス」インサート32というのは、単一ゲートキャビティ2
1に挿入したとき、そして溶融プラスチックを単一ゲートキャビティ21中に押
し出した後、32で示される位相表面特徴を生成するインサートを意味すると理
解すべきである。同様に成形ツールインサート3への一般的言及は、図3の6つ
のプラック11に関連して図示したもののような表面特徴を生成する、その表面
特徴のネガティブな(反対の凹凸をもつ)成形ツールインサートに言及している
と理解すべきである。
【0020】 図3に示した6つの特定形状は、「生産」プラスチック成形品でよくみられる
「位相」表面特徴の典型的なものであり、したがってこれにより、計画されてい
る生産過程において生産成形品に生成されるであろう表面特徴を有する「サンプ
ル」成形品を製造することが可能になる。もちろん、これらはインサートにより
生成できるタイプの形状の例にすぎず、図3に明示されていない別の表面特徴を
生成するように設計された成形ツールインサート3も本発明にしたがって開発し
、使用できると理解すべきである。また、リブやグリル(並びに半径方向に対称
でない他のタイプのインサートにより生成される他の表面特徴)は、ゲート37
を通過する主流に対して任意の角度で配向することができる。同様に、二重ゲー
トキャビティ22は略平行な入力の2つのゲート37を使用するが、本発明によ
れば任意の数のゲートを、相互に種々の相対配向にて、使用できる。
【0021】 したがって、使用時には、製造すべき「生産」プラスチック部品がある位相特
徴(topological features)を別々に或いは組み合わせて有することがわかって
いれば、「位相」成形ツールインサート3を1つ以上のインサート位置26に置
き、「ブランク」インサートを残りのインサート位置26に置く。次に、溶融プ
ラスチックをゲート37を介して単一ゲートキャビティ21又は二重ゲートキャ
ビティ22中に押し出す。(生産プラスチック部品を二重ゲート射出成形により
製造することがわかっている場合には、二重ゲートキャビティ22を使用するの
がよい。)プラスチックを硬化させ、そして31〜36のような表面特徴を有す
る(場合によっては二重ゲート射出成形特徴を有する)プラックを取りだし、図
1に関連して前述したように空間分解分光計1の下に置く。1又は複数の位相表
面特徴から(又は二重ゲートキャビティ22を用いた場合には二重ゲートから)
生じるストリーク18を、後述するように分光計1により解析する。なお、図1
の具体的構成に例として用いたプラック11は、プラスチック流35に平行な「
グリル」を有するものである。
【0022】 図4〜図13の説明で以下に詳述するように、ハードウェア又はソフトウェア
を適当な組合せで備えるコンピュータ化装置を用いる後処理は、色走査の生の結
果を平滑化することによりノイズを軽減し、ストリーク発生領域における最も明
るい点と最も暗い点との間の(CIELab知覚色空間を用いる)L値の差を計
算する。すなわち、部品の下側に暗線が観察されたら、その線のいずれかの側の
「ノーマル」色並びに変色域両側の「ノーマル」領域同士の変化に注目するのが
望ましい。種々の実施形態が可能である。単一ストリーク部品の場合、ΔL又は
曲線下面積を計算することができる。多重ストリークのある部品の場合、各スト
リークについての値を平均するか、各ストリークについての値を個別に報告する
ことができる。ユーザは生データ又はそれ以上の後処理をしていない平滑化デー
タいずれかを見ることを選択することができる。なお、本発明をCIELab知
覚色空間に関連して説明するが、色を特徴付け解析する他の手段も本発明に採用
することができる。
【0023】 図1〜図3を参照しながら説明した本発明にしたがって多数のプラスチック成
形品サンプルを製造し、それぞれを空間分解分光計1で走査し終わったら、種々
のサンプルを比較し、どのサンプルが最適な外観を有するか決定するのが望まし
い。このことにより、生産にどの成分ミックスを、そしてどの組合せの加工条件
を使用すべきかを決定することが可能になる。
【0024】 本発明のこの目的には、3つの主要タイプのデータが使用できる。第一に、ピ
ーク及び谷曲線それぞれの勾配は色変化が所定のサンプルのあるスペースから他
のスペースにどんなに迅速に起こるかを表すので、平滑な(勾配の小さい)変化
のほうが急な(勾配の大きい)変化より好ましいので、これらの勾配に基づいて
「品質」測定値を得るのが望ましい。第二に、サンプルの外観の全体的形状特性
の詳細な記述を得るのが望ましい。最後に、所定のサンプルの望ましさを示す一
つの測度は、各ピークから隣りの谷への高さ変化並びにこれらの全体平均に基づ
く。すべての場合に、所定のサンプルについてある直線位置から次の位置まで測
定した統計的に有意でない色変化があるので、これらの計算のいずれかを行う前
に、各サンプルにつきこれらの有意でない変化をフィルタ除去し、考察している
スペースにおける真のピークと谷のプロットを得るのが望ましい。
【0025】 図4及び図5は、この全体的計算プロセスを示すフローチャートである。40
2で、コンピュータ化装置101は最初に、解析のために走査されたプラスチッ
ク部品サンプル11の総数を求める。以下の説明で、用語「サンプル」又は「サ
ンプルデータ」は一般に、各プラスチック部品サンプルについて図1〜図3に概
略を示したプロセスにより得られるCIELab(又は同様の測定)カラーデー
タ点のセット全体に言及するのに使用する。例えば、1ダースのプラスチック部
品サンプルを製造し、走査した場合、これらの12の部品サンプルと関連した1
2セットのサンプルデータが得られ、各データサンプルは多数のデータ点を含む
。404で、各サンプルについてのデータ点の数とともに、各サンプルに関連し
た名前又は類似の識別子を決める。同様に各サンプルについての第1データ点を
同定する。406で、各データ点を、サンプルの名前又は識別子、サンプル全体
におけるその特定点の数、その点の原点(すなわちそのサンプルについての第1
データ点)に対する空間位置及びL、a及びb値を含む幾つかの関連する情報と
ともにコンピュータ化装置に記憶させる。408で、データを完全性について調
べる。すべての必要なデータフィールド(サンプル名前又は識別子、サンプルに
おける点の数、サンプル上の空間位置、L、a、b)が存在するか、そして数値
フィールド(名前以外のすべて)が数値であるかを判定する。408から、不完
全な生データを410、412及び414で除外し、一方5で、図5に関連して
以下に説明するプロセスを用いて、完全な生データを一度に1サンプルについて
解析し、すべてのサンプルについて解析が完了するまで行う。次に416で結果
を適当なデータ出力装置、例えばスプレッドシート、コンピュータディスプレイ
・モニター、プリンタなどに適当なデータフォーマット、例えば数値データ、グ
ラフ表示などにて出力する。このプロセスは418で完了する。
【0026】 図4の工程5である図5は、単一サンプルについてのデータの処理全体を具体
的に示す。図5において、コンピュータ化装置101は最初に50で所定サンプ
ルについての生データを得る。次に、上で言及した3種の計算のうち第一のもの
、すなわち品質計算51が始まる。
【0027】 511で、x及びy座標フィットの正確さを規定するパラメータを用いる一連
の点への多重線形フィットを用いて、人の目に見分けにくいL、a、bの小さな
ゆらぎをフィルタ除去する。図6に示すように、生データ中の局所的「ノイズ」
をフィルタ除去し、ある予め規定した閾値パラメータより大きい変化(バリエー
ション)のみを維持する。この結果得られる「圧縮」データプロットが、図6に
おいて対応する「生」データプロットに重ねられている。512及び513で、
この圧縮したデータを、図7、図8及び図9に示した反復回(本例では3回)さ
らにフィルタ処理する。512での第1反復(図7)はすべての局所的極限点、
すなわち最大点及び最小点を同定する。極小値及び極大値の検出により、サンプ
ル中の「ストリーク」のような欠陥や不一致を判定することができる。513で
の第2反復(図8)は、隣接極小値及び極大値からのL(又はa及びb)の変化
が所定の制限値より小さい極小値及び極大値のすべてを、データセットから除去
し、かくして有意な変化のみを維持する。第3及び最終反復は、やはり513(
図9)で、その片側に高い極大点ともう一方の側に低い極大点を有する極小点を
データセットに戻す。図9の例で示される513からのデータ出力は、これ以後
、(最終反復)「フィルタ処理」データと称する。このフィルタ処理後のL、a
及びb値のゆらぎは、サンプルの外観の変化を示す。
【0028】 次に、514で品質数を計算する。品質数(quality number)は、明らかなス
トリークの数及び信号強度シフトにしたがってサンプルをランク付けする手段で
ある。これを515で線形化し、幾つかの試験サンプルのランク付けを正しいス
ケールで行う。図10はこの品質数の計算例を示す。Q=品質数、ΣdL/dx
=513からのフィルタ処理データの勾配の和、そしてM=適当な乗数、例えば
1000とすると、次式が成り立つ。
【0029】 Q=ln(M×ΣdL/dx) (1) 同様に、a及びbデータについても、上式において単にLの代わりにa及びbを
代入する。L、a及びb曲線の第一微分係数(勾配)との関係により、Qは本質
的にあらゆる測定されたストリークの平滑さ又は急峻さを判定する。前述したよ
うに、これはすべてのサンプルのうちどれをフルスケール生産レシピの基準とし
て使用すべきかを判断するのに使用する3つの主要測度の第一のものである。
【0030】 次に、52で、513からの品質数Qを計算するのに用いたのと同じフィルタ
処理データ(図9に示す)を用いて、データの全体的形状特性を記述する。52
1でこのフィルタ処理データを使用して、信号ピークの明瞭な表示が得られ、次
にこれを図11に示すように種々の方法で定量化することができる。実際、種々
のサンプルからとったデータは、異なるタイプの欠陥が様相の異なるピーク形状
を与えることを示す。522で、高さ、勾配、幅及び曲線形状などの記述的デー
タは、ユーザがサンプル間の差を定量し、定性的に記述するのを可能にする。1
サンプル中の欠陥の数並びに各個別欠陥の信号強度はユーザに重要である。これ
は、すべてのサンプルのうちどれをフルスケール生産レシピの基準として使用す
べきかを判断するのに使用する3つの主要測度の第二のものである。形状解析5
2から得られる幅、高さ及び勾配データの一部を図11の右上に図示する。
【0031】 最後に、53でL、a及びbシフト計算を行い、採用したサンプルにおける信
号強度シフト及び色シフトを記述する。品質計算51と形状解析52は同じ圧縮
データ511及びフィルタ処理データ513,521を共有するが、好ましい実
施形態でのシフト計算53はそれらデータを共有しない。531で、生データ中
の局所的「ノイズ」をフィルタ除去し、そしてある予め規定された閾値パラメー
タより大きい変化のみを維持し、511で得たものと同様の第2圧縮データセッ
トを得る。しかし、シフト計算53には、品質51及び形状52計算及び解析に
用いたのとは異なる1セットの閾値パラメータを用いるのが通常好ましい。51
2と同様に、532でも極大点及び極小点を得るが、この場合もこれらの点は5
31で用いた好ましい異なる閾値パラメータに基づく。3回のフィルタ反復51
3は行わない。次に、533で、シフトを計算する。図13はサンプルLシフト
計算のグラフを示す。次にある所定の閾値高さ未満のピークを捨て、Lシフト並
びにa及びbシフトをその所定の閾値を超えるピークから計算する(512)。
S=シフト、T=閾値を超えるピーク高さの総和、N=閾値を超えるピーク高さ
の数とすると、次式が成り立つ。
【0032】 S=T/N (2) すなわち、シフトは単に所定サンプルの平均ピーク高さを判定し、これは前述し
たように、すべてのサンプルのうちどれをフルスケール生産レシピの基準として
使用すべきかを判断するのに使用する3つの主要測度の第三のものである。所望
に応じて、平均ではなくて個別のシフトを報告してもよい。
【0033】 なお、図6〜図13は、コンピュータ化装置101に記憶され、それにより演
算処理される数値データのグラフ表示であり、そして、もちろん、図6〜図13
は本発明の単なる例示であり、限定的なものではない。さらに、座標、勾配、形
状などの特徴を表示する数値データを含む数値データはコンピュータ化装置10
1内に、当業者に明らかな種々広範な仕方で表示できる。最後に、図6〜図13
に潜在する数値データを当業界で周知の慣行にてコンピュータ化装置101に表
示する特定の方法は、本発明の範囲内に包含されると理解すべきである。
【0034】 このシステムを用いて、明暗ストリーク、スプレーマーク(放射条)、表面欠
陥(光沢又は粗さ)などを含むあらゆる形態の外観欠陥を定量することができる
【0035】 以上、この発明の幾つかの好ましい特徴を図示し説明したが、当業者には種々
の変更、変形、置き換えが想起できるであろう。したがって、特許請求の範囲は
このような変更例や変形例もすべて本発明の要旨の範囲内に入るものとして包含
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にしたがって空間分解分光計により調査、分析中のプラス
チック部品から色読取値を得る過程を示す線図である。
【図2】 本発明の一実施形態による成形ツールの平面図である。
【図3】 図2の成形ツールと組み合わせて用いる種々の金型形状を示す平面図である。
【図4】 本発明の実施形態にしたがって色読取値を後処理する方法を示すフローチャー
トである。
【図5】 図4の工程5を示すフローチャートである。
【図6〜9】 ピークと谷を含む色信号形状を表示するサンプルデータであって、本発明にし
たがって後処理フィルタリングの反復数回をうけるたびのサンプルデータを示す
【図10】 本発明の一実施形態により考慮しているサンプルの品質測度を、図6〜9のサ
ンプルデータから計算するのに用いる方法を示す。
【図11】 図6〜9のサンプルデータの形状を記述するのに用いる方法を示す。
【図12、13】 サンプル全体についてのピークから谷までの変化度合を、図6のサンプル生デ
ータを用いて平均するのに用いる方法を示す。
【符号の説明】
1 空間分解分光計 2 成形ツール 3 インサート 11 プラスチック成形品 14 反射光 17 サンプル点 21,22 キャビティ 26 インサート位置 31 穴 32 ボス 33,34 リブ 35,36 グリル 37 ゲート 50 生データ 101 コンピュータ化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 105:20 B29K 105:20 (72)発明者 ポスリンスキー,アンドリュー・ジョセフ アメリカ合衆国、12308、ニューヨーク州、 スケネクタデイ、グレード・ドライブ、20 番 (72)発明者 ハッティ,ハーシャ・マイソール アメリカ合衆国、12308、ニューヨーク州、 スケネクタデイ、1675・アベニュー・ビ ー、アパートメント・302番 (72)発明者 カンテロ,クレイグ・アラン アメリカ合衆国、12309、ニューヨーク州、 スケネクタデイ、2150・ローザ・ロード、 シー12シー番 (72)発明者 シファーリ,ジェームズ・ルイス アメリカ合衆国、12309、ニューヨーク州、 スケネクタデイ、2146・ローザ・ロード、 アパートメント・3番 (72)発明者 ヨコヤマ,ケナ・キミ アメリカ合衆国、12110−3709、ニューヨ ーク州、ラザム、ドアストーン・ドライ ブ、145番 (72)発明者 シミゴル,グリゴリー・アレクサンドロヴ ィ アメリカ合衆国、12047、ニューヨーク州、 コーホーズ、マナー・アベニュー・サイ ツ、90番 (72)発明者 ワン,ヒュア アメリカ合衆国、12309、ニューヨーク州、 ニスカユナ、ヒルサイド・アベニュー・2 ビー−21、1187番 (72)発明者 バレン,ジェームズ・ポール アメリカ合衆国、12302、ニューヨーク州、 スコウシャ、ホルストマン・ドライブ、 150番 (72)発明者 オスボーン,アーサー・ジョセフ アメリカ合衆国、12414、ニューヨーク州、 カッツキル、ブルーム・ストリート、195 番 Fターム(参考) 2F065 AA49 AA60 BB05 BB21 DD06 FF46 HH12 JJ08 LL02 LL67 MM03 PP12 QQ05 QQ29 QQ33 QQ42 2G051 AA90 AB07 BB17 CA20 CB01 CC15 CC17 EA01 EA02 EA03 EA12 EA17 EA25 EB01 EC02 EC03 EC05 4F206 AM19 AP20 JA07 JB12 JL02 JL07 JL09 JP12 JP15 JP17 JP21 JQ90 5B057 AA01 BA02 CA12 CA16 DA03 DB02 DC22

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック成形品(11)の外観欠陥を同定し定量するシ
    ステムであって、 複数のサンプルプラスチック成形品(11)を製造する成形ツール(2)、 少なくとも1つのサンプルプラスチック成形品(11)上の複数のサンプル点
    (17)からの反射光(14)の複数の生データ読取値(50)を得る空間分解
    分光計(1)、及び 生データ読取値(50)を解析し定量することにより生データ読取値(50)
    を後処理するコンピュータ化装置(101) を備えてなるシステム。
  2. 【請求項2】 成形ツール(2)がさらに、1以上のゲート(37)を有す
    るキャビティ(21,22)を備えていて、 溶融プラスチックを1以上のゲート(37)を通してキャビティ(21,22
    )中に押し出して、1以上のゲート(37)を通しての押出しから生じる外観欠
    陥を有するサンプルプラスチック成形品(11)を製造する、請求項1記載のシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 成形ツール(2)がさらに、 1以上のゲート(37)及び1以上のインサート位置(26)を有するキャビ
    ティ(21,22)及び 1以上のインサート位置(26)に挿入される、1以上のネガティブ位相特徴
    を有する1以上の成形ツールインサート(3)を備えていて、 溶融プラスチックをゲート(37)を通してキャビティ(21,22)中に押
    し出して、1以上の成形ツールインサート(3)のネガティブ位相特徴に対応す
    るポジティブ位相表面特徴を有するとともにこれらのポジティブ位相表面特徴か
    ら生じる外観欠陥を有するサンプルプラスチック成形品(11)を製造する、請
    求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 ネガティブ位相特徴とその対応ポジティブ位相特徴が、 平坦な、特徴のない表面、 穴(31)、 ボス(32)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が0〜45
    度であるリブ(33)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が45〜9
    0度であるリブ(34)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が0〜45
    度であるグリル(35)、及び ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が45〜9
    0度であるグリル(36) からなる位相特徴群から選択される、請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 コンピュータ化装置(101)が、 生データ(50)から所定の閾値未満の局所ノイズをフィルタ除去することに
    より、圧縮データを計算するコンピュータ化データ圧縮手段(511)、 圧縮データ中の極大点及び極小点からなる極限点を同定することにより、第一
    反復フィルタ処理データを計算するコンピュータ化第一反復フィルタ処理手段(
    512)、 第一反復フィルタ処理データから、隣接極限点との変動の大きさが所定の制限
    値未満の極限点を除去することにより、第二反復フィルタ処理データを計算する
    コンピュータ化第二反復フィルタ処理手段(513)、及び 片側に高い極大点が隣接し、もう一方の側に低い極大点が隣接する極小点を第
    二反復フィルタ処理データに戻すことにより、最終反復フィルタ処理データグラ
    フを計算するコンピュータ化第三反復フィルタ処理手段(513) を含む、請求項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 コンピュータ化装置(101)がさらに、 最終反復フィルタ処理データグラフから、次式: Q=ln(M×ΣdL/dx) (1) (式中のΣdL/dxは最終反復フィルタ処理データの勾配の和を表し、Mは線
    形化乗数である)で与えられる品質数Qを計算し線形化するコンピュータ化品質
    計算手段(514,515)を備える、請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 コンピュータ化装置(101)がさらに、最終反復フィルタ
    処理データグラフからデータ形状記述子を導びき出すコンピュータ化形状計算手
    段(522)を備え、データ形状記述子は、 上記極大点の少なくとも1つの、それに隣接した少なくとも1つの極小点から
    の高さ、 上記極大点の少なくとも1つとそれに隣接した少なくとも1つの極小点との間
    のフィルタ処理データグラフの勾配、 少なくとも1対の選択された極限点間のフィルタ処理データグラフの幅、及び フィルタ処理データグラフの少なくとも1つの領域の曲線形状 からなるデータ形状記述子群から選択される少なくとも1つである、 請求項5記載のシステム。
  8. 【請求項8】 コンピュータ化装置(101)がさらに、 生データ(50)から所定のノイズ閾値未満の局所ノイズをフィルタ除去する
    ことにより、生データ(50)中の極大点及び極小点からなる極限点を同定する
    (532)ことにより、圧縮データを計算するコンピュータ化データ圧縮手段(
    531)、及び 圧縮データの極限点の平均ピーク高さを計算するコンピュータ化シフト計算手
    段(533)を備え、 ここでピーク高さの平均シフトSは、次式: S=T/N (式中のTは所定の高さ閾値を超えるピーク高さの総和を表し、Nは所定の高さ
    閾値を超えるピーク高さの数を表す)として計算する、 請求項1記載のシステム。
  9. 【請求項9】 成形ツール(2)を用いて複数のサンプルプラスチック成形
    品(11)を製造する工程と、 空間分解分光計(1)を用いて、少なくとも1つのサンプルプラスチック成形
    品(11)上の複数のサンプル点(17)からの反射光(14)の複数の生デー
    タ読取値(50)を得る工程と、 コンピュータ装置(101)を用いて、生データ読取値(50)を後処理する
    ことにより生データ読取値(50)を解析し定量する工程と を含む、プラスチック成形品(11)の外観欠陥を同定し定量する方法。
  10. 【請求項10】 成形ツール(2)を用いてサンプルプラスチック成形品(
    11)を製造する工程が、 溶融プラスチックを1以上のゲート(37)を通してキャビティ(21,22
    )中に押し出し、これにより1以上のゲート(37)を通しての押出しから生じ
    る外観欠陥を有するサンプルプラスチック成形品(11)を製造する工程を含む
    、 請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 成形ツール(2)を用いてサンプルプラスチック成形品(
    11)を製造する工程が、 1以上のネガティブ位相特徴を有する1以上の成形ツールインサート(3)を
    キャビティ(21,22)の1以上のインサート位置(26)に挿入する工程、
    及び 溶融プラスチックを1以上のゲート(37)を通してキャビティ(21,22
    )中に押し出し、これにより1以上の成形ツールインサート(3)のネガティブ
    位相特徴に対応するポジティブ位相表面特徴を有するとともにこれらのポジティ
    ブ位相表面特徴から生じる外観欠陥を有するサンプルプラスチック成形品(11
    )を製造する工程を含む、 請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 さらに、ネガティブ位相特徴とその対応ポジティブ位相特
    徴を、 平坦な、特徴のない表面、 穴(31)、 ボス(32)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が0〜45
    度であるリブ(33)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が45〜9
    0度であるリブ(34)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が0〜45
    度であるグリル(35)、及び ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が45〜9
    0度であるグリル(36) からなる位相特徴群から選択する工程を含む、請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータ装置(101)を用いて、生データ読取値(
    50)を後処理することにより生データ読取値(50)を解析し定量する工程が
    、 所定の閾値未満の局所ノイズをフィルタ除去することにより、生データ(50
    )から圧縮データを計算する工程(511)、 圧縮データ中の極大点及び極小点からなる極限点を同定することにより、第一
    反復フィルタ処理データを計算する工程(512)、 第一反復フィルタ処理データから、隣接極限点との変動の大きさが所定の制限
    値未満の極限点を除去することにより、第二反復フィルタ処理データを計算する
    工程(513)、及び 片側に高い極大点が隣接し、もう一方の側に低い極大点が隣接する極小点を第
    二反復フィルタ処理データに戻すことにより、最終反復フィルタ処理データグラ
    フを計算する工程(513)を含む、 請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 さらに、 最終反復フィルタ処理データグラフから、次式: Q=ln(M×ΣdL/dx) (1) (式中のΣdL/dxは最終反復フィルタ処理データの勾配の和を表し、Mは線
    形化乗数である)で与えられる品質数Qを計算し線形化する工程(514,51
    5)を含む、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 さらに、最終反復フィルタ処理データグラフからデータ形
    状記述子を導びき出す工程(522)を含み、データ形状記述子は、 上記極大点の少なくとも1つの、それに隣接した少なくとも1つの極小点から
    の高さ、 上記極大点の少なくとも1つとそれに隣接した少なくとも1つの極小点との間
    のフィルタ処理データグラフの勾配、 少なくとも1対の選択された極限点間のフィルタ処理データグラフの幅、及び フィルタ処理データグラフの少なくとも1つの領域の曲線形状 からなるデータ形状記述子群から選択される少なくとも1つである、 請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】 コンピュータ装置(101)を用いて、生データ読取値(
    50)を後処理することにより生データ読取値(50)を解析し定量する工程が
    さらに、 生データ(50)から所定のノイズ閾値未満の局所ノイズをフィルタ除去する
    ことにより、生データ(50)中の極大点及び極小点からなる極限点を同定する
    (532)ことにより、圧縮データを計算する工程(531)、及び 圧縮データの極限点の平均ピーク高さを計算する工程(533)を含み、 ここでピーク高さの平均シフトSは、次式: S=T/N (式中のTは所定の高さ閾値を超えるピーク高さの総和を表し、Nは所定の高さ
    閾値を超えるピーク高さの数を表す)として計算する、 請求項9記載の方法。
  17. 【請求項17】 サンプルプラスチック成形品(11)を製造する、ゲート
    付きキャビティを備える成形ツール(2)において、ゲート付きキャビティが、 (i)1以上のゲート(37)を有するキャビティ(21,22)であり、 この場合溶融プラスチックを1以上のゲート(37)を通してキャビティ(2
    1,22)中に押し出して、1以上のゲート(37)を通しての押出しから生じ
    る外観欠陥を有するサンプルプラスチック成形品(11)を製造するか、又は (ii)1以上のゲート(37)及び1以上のインサート位置(26)を有す
    るキャビティ(21,22)であり、 この場合成形ツールがさらに1以上のインサート位置(26)に挿入される、
    1以上のネガティブ位相特徴を有する1以上の成形ツールインサート(3)を備
    え、 溶融プラスチックをゲート(37)を通してキャビティ(21,22)中に押
    し出して、1以上の成形ツールインサート(3)のネガティブ位相特徴に対応す
    るポジティブ位相表面特徴を有するとともにこれらのポジティブ位相表面特徴か
    ら生じる外観欠陥を有するサンプルプラスチック成形品(11)を製造する、 成形ツール(2)。
  18. 【請求項18】 ネガティブ位相特徴とその対応ポジティブ位相特徴が、 平坦な、特徴のない表面、 穴(31)、 ボス(32)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が0〜45
    度であるリブ(33)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が45〜9
    0度であるリブ(34)、 ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が0〜45
    度であるグリル(35)、及び ゲート(37)を通しての溶融プラスチックの押出しに対する角度が45〜9
    0度であるグリル(36) からなる位相特徴群から選択される、請求項17記載の成形ツール(2)。
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