JP2002542528A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2002542528A5 JP2002542528A5 JP2000600184A JP2000600184A JP2002542528A5 JP 2002542528 A5 JP2002542528 A5 JP 2002542528A5 JP 2000600184 A JP2000600184 A JP 2000600184A JP 2000600184 A JP2000600184 A JP 2000600184A JP 2002542528 A5 JP2002542528 A5 JP 2002542528A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- state
- interface
- output
- nic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 description 51
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 31
- 230000011664 signaling Effects 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001702 transmitter Effects 0.000 description 2
- 241000723353 Chrysanthemum Species 0.000 description 1
- 235000005633 Chrysanthemum balsamita Nutrition 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional Effects 0.000 description 1
- 238000011030 bottleneck Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised Effects 0.000 description 1
Description
【書類名】 明細書
【発明の名称】 通信のためのインタフェース及び方法
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1の装置と第2の装置との間の通信のための非同期インタフェースであって,シグナリングライン及び少なくとも8本のデータラインを含むものにおいて,
第1および第2の装置間の信号接地ライン,電力供給ライン及び電力供給接地ラインと,
第1および第2の装置間の7本のみのシグナリングラインとを特徴とし,
当該7本のシグナリングラインは,
データが第1の装置から第2の装置へと順方向に転送される時,ハンドシェーキングのために第1の装置から出力を与えるNICClkと,
データが第1の装置から第2の装置へと順方向及び第2の装置から第1の装置へと逆方向にそれぞれ転送される時,ハンドシェーキングのために第2の装置から出力を与えるPrntClkと,
データが第2の装置から第1の装置へと逆方向に転送される時,ハンドシェーキングのために第1の装置から出力を与えるNICAckと,
第1の装置が転送方向の変更のため用意が出来ていることを示すため及び転送方向の変更を直ちに完了するよう第2の装置への要求として,第1の装置から出力を与えるNICBusReqと,
転送方向の変更,即ち,第1の装置から第2の装置への順方向から第2の装置から第1の装置への逆方向へ又は第2の装置から第1の装置への逆方向から第1の装置から第2の装置への順方向への変更の通知のために第2の装置から出力を与えるPrntBusAckと,
第2の装置から第1の装置へと逆方向ヘのデータ転送を要求し,且つ第2の装置から第1の装置へと逆方向ヘのデータ転送が終了した時,インタフェースが正常モードへ戻ることを要求するため,第2の装置から出力を与えるNICIntと,
インタフェースが再初期化されるべきことを要求するため第1の装置から出力を与えるPrntInt,であることを特徴とする非同期インタフェース。
【請求項2】 請求項1に記載の第1の装置と第2の装置との間の通信のための非同期インタフェースであって,これら装置は,非同期インタフェースを経由する通信を処理する信号ドライバを含み,該信号ドライバは高々8mAを吸い込み,また高々8mAを出力する能力がある,非同期インタフェース。
【請求項3】 請求項1または2に記載の第1の装置と第2の装置との間の通信のための非同期インタフェースであって,第1の装置と第2の装置の各々はそれぞれ1つのプリント回路カード上に位置し,これらの間の接続は,一方のプリント回路カード上の接続部材および他方のプリント回路カードのラインにより形成され,該他方のプリント回路カードのラインはプリント回路により該カードの縁にまで到達するように形成され,該他方のプリント回路カードのラインが前記接続部材に挿入された時接続を確立するようにされた,非同期インタフェース。
【請求項4】 請求項1から3に記載の第1の装置と第2の装置との間の通信のための非同期インタフェースであって,第1の装置はネットワーク・インタフェース・カードであり,第2の装置は周辺装置である,非同期インタフェース。
【請求項5】 非同期インタフェースによる通信の方法であって,
(a)第1及び第2の装置は,第1の装置から第2の装置へのデータ送信が可能である,即ち,データは送信され又は非同期インタフェースは送信されるべきデータを待ち受け,第1の装置は第2の装置にデータを送信しようと意図している,正常モードにあるステップと,
(b)第1の装置に,第2の装置が送信すべきデータを持っていることを通知し,かつ転送方向を第1の装置から第2の装置への順方向から第2の装置から第1の装置への逆方向に変更することを要求するため,第2の装置が出力NICIntを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
(c)第1の装置が送信すべきデータを最早持たない時,第2の装置に,第1の装置がアイドルでありデータを受信する用意があることを通知し,かつ第2の装置が転送方向の変更を完了することを要求するため,第1の装置が引き続いて出力,NICBusReqを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
(d)第1の装置の出力NICBusReqに対する受信確認として,かつ転送方向の変更が完了したことを通知するため,第2の装置が出力PrntBusAckを第1の状態から第2の状態へ変更することによりこれに応答するステップと,
(e)第2の装置は引き続いて,第2の装置が送信しようと意図しているデータを,第1の装置がデータライン上で利用可能なものとし,それに引き続いて第1の装置にそのデータが利用可能であることを通知するため,出力PrntClkを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
(f)出力PrntClkが第1の状態から第2の状態に変更されたことを第1の装置が認めたことを通知し,こうして第1の装置が,データが利用可能であることを認めたことを通知するため,第1の装置が,出力NICAckを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
(g) 第2の装置が出力NICAckの状態の変化を認めたことを通知するため,第2の装置が引き続いて出力PrntClkを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
(h) データが受信され,かつ第1の装置が新しいデータを受信する用意があることを通知するため,第1の装置が引き続いて出力NICAckを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
(i) 第2の装置が送信するデータを持たなくなるまで,可能な更なるデータ送信がステップ(e)−(h)に従って行われ,その後,第2の装置がその送信を終結したことを第1の装置に通知するため,第2の装置が出力NICIntを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
(j) 第1の装置が送信機として動作する用意があることを示し,かつ第2の装置に送信方向の変更を完了するよう要求するため,第2の装置の出力NICIntに応答して,第1の装置が出力NICBusReqを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
(k) 第1の装置に,第2の装置が受信機として動作する用意があることを通知し,かつ最終的に非同期インタフェースを正常モードに戻す用意があることを通知するため,第2の装置が出力PrntBusAckを第2の状態から第1の状態へ変更することによりこれに応答するステップとを含む非同期インタフェースによる通信の方法。
【請求項6】 請求項5に記載の非同期インタフェースによる通信の方法であって,更に
第1の装置は,非同期インタフェースが正常モードにある時,第1の装置が送信しようと意図するデータを利用可能とし,第2の装置にデータが利用可能であることを通知するため,引き続いて出力NICClkを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,データが利用可能であることを第2の装置が認めたことを通知するため,出力PrntClkを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第1の装置は,出力PrntClkの状態の変化を第1の装置が認めたことを通知するため,引き続いて出力NICClkを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,データが受信されかつ第2の装置が新しいデータを受信する用意があることを通知するため,引き続いてPrntClkを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
可能な更なるデータ送信が上に定義したのと同じ方法で行われるステップとを含む非同期インタフェースによる通信の方法。
【請求項7】 請求項5から6のいずれか1つに記載の非同期インタフェースによる通信の方法であって,更に
第1の装置は,初期化及び再初期化において,出力NICClk,NICBusReqおよびPrntIntを第2の状態にセットするステップと,
第1の装置は,第1の装置が初期化を終了した時,出力NICClk,NICBusReqおよびPrntIntを,第2の状態からこれら出力NICClk,NICBusReqおよびPrntIntの状態が正常モードにある第1の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,初期化及び再初期化において,出力PrntClk,PrntBusAckおよびNICIntを第2の状態にセットするステップと,
第2の装置が初期化を終了した時,第2の装置は,出力PrntClk,PrntBusAckおよびNICIntを,第2の状態からこれら出力PrntClk,PrntBusAckおよびNICIntの状態が正常モードにある第1の状態へ変更するステップと,
非同期インタフェースは,第1の装置の出力NICClk,NICBusReqおよびPrntIntと第2の装置の出力PrntClk,PrntBusAckおよびNICIntの両方が第1の状態,即ち,非同期インタフェースが正常モードになるまで,データ送信を許さないステップと,を含む非同期インタフェースによる通信の方法。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,第1の装置と第2の装置の間の通信のための,複数シグナリングライン及び少なくとも8本のデータラインを含むインタフェースに関する。
本発明は,またこの様なインタフェースを通じての通信の方法に関する。
【0002】
(発明の背景)
2つの装置間の通信のための幾つかのインタフェースは知られている。
この様なインタフェースの一例は,ユニバーサル直列バス(USB)であり,これは,ホストコンピュータと広範な同時にアクセス可能な周辺装置との間のデータ交換を支援する直列ケーブルバスである。USBに付けられた周辺装置は,ホストにスケジュールされたトークンに基づく(host-scheduled token-based)プロトコルを通じてUSB帯域幅を共有する。例えば,USBは,ホストとして動作するPCを,キーボード,マウス,モニター,スピーカ,プリンタ等に,種々のコンステレーション(constellation)においてハブと呼ばれる接続箱を経由して接続するのに使用される。
【0003】
別の例は,ファイヤ ワイヤ(Fire Wire),IEEE P1394高性能直列バスであり,これはバックプレーン(backplane)バスとケーブルの両方を支援する直列バスである。このシステムは,16個までの接続を同時に支援する。
【0004】
更に別の例は,SCSI標準であり,これは16個のSCSI装置まで接続する並列非同期ピア対ピア(peer−to−peer)I/Oバスである。SCSIバスの目的は,多数の装置を1つ又はそれより多い計算機に接続し,たとえ装置が6m又は25mケーブルで接続されても,高いデータのスループットを得ることである。多数の装置を接続する目的で,装置は,少なくとも50ラインを持つケーブルにより一緒にデイジー・チェーンされる。種々のユニットで通信を管理するために,このシステムは,種々のユニットのアイデンティティに対応するアドレスを使用している。
【0005】
別の例は,IEEE1284による並列ポートであり,これはケーブルを経由して外部周辺装置を計算機に接続するために使用される。並列ポートは,長年にわたり計算機と周辺装置との間の通信に使用され,従って今日使用されている多くの計算機と周辺装置は,それを相互の通信のために使用している。通信のための新しくより良いプロトコル及びスキームは常に発達し,並列ポートも例外ではない。並列ポートを利用している古い装置があるという事実は,全部並列ポートを相互に両立できるようにすべきかどうか,又はポートをより良くするかどうかに関する問題を生じている。この問題は,新しい並列ポートを全部の先のポートと両立できるようにすることにより,また2つの接続されるポートにどのスキームを通信において使用するかについて交渉をさせることにより解決される。上述の様に,並列ポートはケーブルを経由して通信するように設計される。2つの接続される装置を相互に関してどこに置くかの選択におけるより大きな自由度を使用者に与えるため,並列ポートは17mケーブルを経由して通信できるように設計される。これは結果として利点が得られ,例えば,走査器及び計算機は,込み合った机上の小さな量の自由空間を共用する必要がなく,またやかましいプリンタは,印刷するためそれを使用する人と同じ室内に置かれる必要がない。
【0006】
短距離に亘る接続のためのSCSI標準システム又は並列ポートの使用は,しかしこの解決策を高価で複雑にするであろう。更に,この様な解決策は,むしろ大きなエネエルギー消費となり,また大きな空間を必要とするであろう。並列ポートによる解決策に関しては,幾つかのインタフェース機能が余りにも遅いという結果になるであろう。
【0007】
更に別の例は,PCIローカルバスであり,これは同期アドレス可能バスインタフェースである。このバスは,高度に集積された周辺制御器,コンポーネント,周辺アド・イン(add−in)ボード,及びプロセッサメモリシステム間の相互接続機構としての使用が意図されている。このバスの目的は,図形志向オペレーティングシステムにおけるプロセッサとディスプレイ周辺との間のボトルネックの問題の解決である。これは,大きな帯域幅要求を持つ周辺機能をシステムのプロセッサの近くに移動させることにより達成される。
2つの装置だけの間の接続に対するPCIローカルバスを使用しての解決策は,不適当に複雑であり,またこれにより余りにも高価で,また多くの空間を必要とするであろう。
【0008】
(発明の要約)
本発明の目的は,第1の装置,例えば周辺装置と第2の装置,例えば,ネットワークインタフェースカードとの間の接続のための新しいインタフェースを提供することであり,このインタフェースは特に短距離に亘る接続に適している。これは,複数シグナリングラインと少なくとも8本のデータラインを含む,第1と第2の装置間の通信のための非同期インタフェースにより達成される。この非同期インタフェースは,
2つの装置間の信号接地ライン,電力供給ライン及び電力供給接地ライン,及び
2つの装置間の7本だけのシグナリングラインを特徴とし,
この7本のシグナリングラインは,
データが順方向及び逆方向へ転送される時,ハンドシェーキングのため第1の装置から出力を与えるNICClkと,
データが順方向及び逆方向へ転送される時,ハンドシェーキングのため第2の装置から出力を与えるPrntClkと,
データが逆方向へ転送される時,ハンドシェーキングのため第1の装置から出力を与えるNICAckと,
転送方向の変更の用意があることを示すためかつ転送方向の変更を直ちに完了するよう第2の装置への要求として,第1の装置から出力を与えるNICBusReqと,
転送方向の変更,即ち,順から逆へ又は逆から順への変更の通知のため,第2の装置から出力を与えるPrntBusAckと,
逆方向ヘのデータ転送の要求のためかつ,逆方向への転送が終了した時,インタフェースを正常モードへ戻す要求のため,第2の装置から出力を与えるNICIntと,
インタフェースが再度初期化されるべきことを要求するため第1の装置から出力を与えるPrntIntと,である。
【0009】
従来技術の並列インタフェースに対して,本発明の解決策によるより少ない数のシグナリングラインは,その結果としてインタフェースのより簡単な構造が得られる。本発明によりシグナリングラインに信号を運ばせることにより,比較的速いインタフェースが提供される。本発明の解決策により信号を運ぶ正確に7本のシグナリングラインを備えることにより,シグナリング速度とインタフェースの単純性との間の最適な平衡が達成される。加えて,これらの特徴は,小型で安価なインタフェースを提供し,かつこの結果として,実行のためにより少ない数のコンポーネントが必要である。
【0010】
更に有利な実施例においては,これら装置は,インタフェースを経由して通信を処理するドライバを含み,これは高々8mAを吸い込みまた高々8mAを出力する能力がある。この実施例は,費用に対してより効果的なコンポーネントの使用を可能にする利点を与える。
【0011】
本発明の目的は,また非同期インタフェースによる通信の方法により達成でき,これは
第1及び第2の装置は,第1から第2の装置へのデータ送信が可能であり,即ち,データは送信され又はインタフェースは送信されるべきデータを待ち受け,また第2の装置はデータを第1の装置へ送信しようと意図している,正常モードにあるステップと,
第2の装置は,第1の装置へそれが送信すべきデータを持っていることを通知しかつ転送方向を順方向から逆方向へ変更することを要求するため,出力NICIntを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと
第1の装置は,それが送信すべきデータを最早持たない時,第2の装置へそれがアイドルでありデータを受信する用意があることを通知しかつ第2の装置が転送方向の変更を完了することを要求するため,引き続いて出力,NICBusReqを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,第1の装置の出力NICBusReqに対する受信確認としてかつ転送方向の変更が完了したことを通知するため,出力PrntBusAckを第1の状態から第2の状態へ変更することによりこれに応答するステップと,
第2の装置は引き続いてそれが送信しようと意図しているデータを,第1の装置がデータライン上で利用可能なものとし,第1の装置にそのデータが利用可能であることを通知するため,それに引き続いて出力PrntClkを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第1の装置は,それがデータが利用可能なことを認めたことを通知するため,出力NICAckを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,それが出力NICAckの状態の変化を認めたことを通知するため,引き続いて出力PrntClkを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
第1の装置は,データが受信されまたそれが新しいデータを受信する用意があることを通知するため,引き続いて出力NICAckを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第2の装置が送信するデータを持たなくなるまで,可能なさらなるデータ送信が上述と同様な方法で行われ,その後それはその送信を終結したことを第1の装置に通知するため,出力NICIntを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第1の装置は,それが送信機として動作する用意があることを示しかつ第2の装置に送信方向の変更を完了するよう要求するため,第2の装置の出力NICIntに応答して出力NICBusReqを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,第1の装置に,それが受信機として動作する用意があることを通知しかつ最終的にインタフェースを正常モードに戻す用意があることを通知するため,出力PrntBusAckを第2の状態から第1の状態へ変更することによりこれに応答するステップとを含む。
【0012】
この方法は,送信方向の迅速な変更,即ち,順方向の送信から逆方向の送信及びこの逆を可能にする。
この発明の別の局面においては,この方法は更に
第1の装置は,初期化及び再初期化において,その出力を第2の状態にセットするステップと,
第1の装置は,それが初期化を終了した時,その複数出力を,第2の状態から,これら出力の状態が正常モードにある第1の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,初期化及び再初期化において,その複数出力を第2の状態にセットするステップと,
第1の装置は,それが初期化を終了した時,その複数出力を,第2の状態から,これら出力の状態が正常モードにある第1の状態へ変更するステップと,
インタフェースは,第1の装置の複数出力と第2の装置の複数出力の両方が第1の状態,即ち,インタフェースが正常モードにあるまで,データ送信を許さないステップと,を含む。
【0013】
この発明のこの局面は,インタフェースの初期化のための簡単な方法でかつ初期化は短時間内に完了する利点を持つ。初期化手順の短時間間隔は,インタフェースを通じての通信が最小限度である結果である。
【0014】
この発明の情況内では,周辺装置は,データ記憶,外部通信又は計算機システムにおける他のタスクのための装置である。周辺装置は,例えば,プリンタ,モデム,走査器,ファクシミリ機械,フォトコピヤ(photocopier)又は多機能ペリフェラルである。
【0015】
(好ましい実施例の詳細な説明)
図1を参照すると,周辺装置110とネットワークインタフェースカード120(NIC)との間の通信のためのインタフェース140が示される。NIC120の目的は,周辺装置110をネットワーク150に接続することである。この発明の好ましい実施例において,NIC120は周辺装置のケース100の内側に取り付けられる。
【0016】
図2を参照すると,周辺装置110及びNIC120は相互にX本のデータラインにより接続され,ここにXは,例えば,双方向データ転送のため8又は16である。
【0017】
更に,これらは,7本のシグナリングラインにより相互に接続される。これらシグナリングラインの4本,NICClk,NICAck,NICBusReq及びPrntIntは,NIC120からの出力である。NICClk121は,順方向のデータ転送の間,即ち,NIC120から周辺装置110へのデータ転送の間ハンドシェーキングのために使用される。NICAck122は,逆方向のデータ転送の間,即ち,周辺装置110からNIC120ヘのデータ転送の間ハンドシェーキングのために使用される。NICBusReq123は,NIC120がデータ転送方向の変更,即ち,順方向から逆方向及びこの反対,の用意があることを通知するため使用される。PrntInt124は,割り込み・シグナリング及び再初期化シグナリングのために使用される。
【0018】
他の3本のシグナリングライン,PrntClk.,PrntBusAck及びNICIntは,周辺装置110からの出力である。PrntClk111は,順方向及び逆方向の両方のデータ転送の間ハンドシェーキングのために使用される。PrntBusAck112は,データ転送の方向の変更を通知するため使用される。NICInt113は,割り込み・シグナリングのため,及び順から逆方向へ及びこの反対への転送方向の変更を要求するために使用される。
【0019】
1つの好ましい実施例において,シグナリングラインのためのシグナリングドライバは,8mAより多く吸い込むことが出来ずまた8mAより多く出力させることが出来ない形式のものである。別の好ましい実施例において,シグナリングドライバは,4mAを吸い込みまた出力させるよう構成される。
【0020】
信号接地,電力供給及び接地のためのラインもまた備えられる。電力は周辺装置110からNIC120へ供給され,好ましくは3.3V/1.2Aであるが,NIC120は,もし要求されれば5.0V/0.75Aを使用できるであろう。
【0021】
周辺装置110とNIC120との間の接続は,相互に短距離に位置する2つの装置の接続のための使用に実際的ないかなる形式のものでも良い。NIC120を同じプリント回路カード上で実施することは可能である。別の可能性は,接続部材を両方のプリント回路カードの一方の上に取り付け,プリント回路により形成された複数ラインを,他方のプリント回路カードの縁に到達させるがそのやり方は,前記縁を接続部材の中へ押し込むことにより接続が確立される様な方法である。更に別の可能性は,接続部材を両方のプリント回路カードの各々の上に取り付け,2つの接続部材を相互に直接接触させるか又は少数のデシメートルより長くない平らなケーブルの小さい片を2つの接続部材の中に挿入することで2つのカードを接続する。
【0022】
図3を参照すると,初期化段階における交渉の制御のためのハンドシェーキング手順が記載される。NICが始動又は再始動されると,その出力NICClk,NICBusReq及びPrntIntは,初期化中であることを示すため,ハンドシェーキング図におけるイベント201に従う状態にセットされる。周辺装置が始動又は再始動されると,その出力PrntClk,PrntBusAck及びNICIntは,初期化中であることを示すため,ハンドシェーキング図におけるイベント224に従う状態にセットされる。NICAckと名付けられたNIC出力信号は,その信号がこの情況において有効でないため,初期化手順に影響しない。
【0023】
データライン上のデータは,このハンドシェーキングに何らの影響を持たず,データもこのハンドシェーキングにより影響されない。
【0024】
NIC120がその内部初期化を終了した時,それはその出力ラインの状態を変更する,イベント202を見よ。周辺装置110はその内部初期化を終了した時,その出力ラインの状態を類似の方法で変更する,イベント203を見よ。
【0025】
NIC120又は周辺装置110のどちらが最初にその出力ラインの状態を変更するかは,例えば,どちらが最も速いか又はどちらが最初に初期化を開始したかに依存する。従って,NIC120及び周辺装置110からの初期化終了シグナリングは逆の順序で現れることがあり,即ち,周辺装置が最初に初期化され,このためその出力ラインの状態を最初に変更し,またNIC120は2番目に初期化され,このためその出力ラインの状態を周辺装置より後に変更する。
【0026】
NIC120及び周辺装置110の両方が,彼らが初期化されたことをシグナルした時は,インタフェースは,それを通る通信が可能である状態に到達しており,以下この状態を正常モードと呼ぶ。
【0027】
図4を参照すると,ハンドシェーキングが記載され,これはNIC120から周辺装置110の方向へのデータの送信中に使用され,以下この送信方向は順方向と呼ばれる。
【0028】
インタフェースは,送信を開始できるためには正常モード204になければならない。順方向への送信は,NIC110によりデータライン130上でデータ利用可能205とすることにより開始される。次にNIC120は信号NICClkを低206にセットする。周辺装置110は,NICClk状態のこの変更を検出し,これを信号PrntClkを低207にセットすることにより受信を通知する。次にNIC120は信号NICClkを高208にセットし,周辺装置110にそれが肯定応答を認めたことを告げる。周辺装置がデータの読み取りがなされる時,それは信号PrntClkを高209にセットし,これは同時にNIC120に,周辺装置は新しいデータを受信する用意があることを告げる。インタフェースは今や正常モード204に後戻りし,これはNIC110に対して,上に開示したハンドシェーキングに従い新しい送信を開始することを可能にする。
【0029】
図5を参照すると,ハンドシェーキングが記載され,これは周辺装置110がNIC120へのデータの送信を要求している時に使用され,この送信方向は以下に逆方向と呼ばれる。
【0030】
この図は,NIC120が,現在データを周辺装置110へ送信している場合を表す。周辺装置110は,信号NICIntを低210にセットすることにより送信方向の変更を要求する。もしNIC110が,図5に示す様に,現在データを送信していれば,それはその送信を完了し,これは多重データトランザクションを含むことがあり,次に信号NICBusReqを低211にセットすることによりそれがデータの受信の用意があることを通知し,同時に周辺装置に方向の変更を出来るだけ早く終結するよう要求する。もしNIC120が,データ送信がビジーでなければ,それは直ちに通知する。次に,周辺装置110は,それが肯定応答をNIC120から受信したことを通知し,同時にNICにそれがデータを逆方向へ送信しようとしていることをPrntBusAckを高212にセットすることにより告げる。その後信号NICAckは有効と定義され,低い値225にセットされる。インタフェースは,今や全部の送信が逆方向になされる状態にあり,以下逆モードと呼ぶ。
【0031】
図6を参照すると,逆方向への送信のハンドシェーキングが記載される。周辺装置110は,送信すべきデータをデータライン214上に置くことにより送信を始める。データが前記ライン上で安定した時は,周辺装置110は,信号PrntClkを低215にセットし,NIC120にデータはデータライン130上で利用可能であることを告げる。NICは次に,それがPrntClk信号215を認めたことを信号NICAckを高216にセットすることにより通知する。これに応答して,周辺装置110は,それがNICAck信号216を認めた時,信号PrntClkを高217にセットする。NIC120がデータを受信した時,それは信号NICAckを低218にセットすることにより受信を通知し,それは同時に周辺装置110に,NIC120は新しいデータを受信する用意があることを通知する。今やインタフェースは,逆モードに戻っており,この結果として周辺装置は,上のハンドシェーキングに従いより多くのデータを送信出来る。
【0032】
図7を参照すると,周辺装置110が全部のデータを送信した時,インタフェースは正常モードに戻ることになっていると思われていた。インタフェースの正常モードへの復帰は,周辺装置が,それがその送信を終了し,その意図はインタフェースを正常モード204へ戻すことであることをNIC120に通知するため,信号NICIntを高219にセットすることにより開始される。NIC120は,信号NICBusReqを高220にセットすることにより受信を通知し,同時に周辺装置にそれが順方向に送信を開始する用意があることを通知し,また同時に周辺装置にインタフェースを出来るだけ早く正常モードに置くように要求する。周辺装置110は,信号PrntBusAckを低221にセットすることにより受信を通知し,NIC120に,それがデータを受信しかつインタフェースを正常モードへ戻す用意のあることを告げる。その後信号NICAckは最早有効226ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
可能な環境におけるインタフェースの概略図。
【図2】
インタフェースの概略図。
【図3】
インタフェースの初期化を表すタイミング図。
【図4】
順方向への1つのデータの送信を表すタイミング図。
【図5】
インタフェースが順方向への送信から逆方向への送信へ変更を必要とする時発生するハンドシェーキングを表すタイミング図。
【図6】
逆方向への1つのデータの送信を表すタイミング図。
【図7】
インタフェースが逆方向への送信から順方向への送信へ変更を必要とする時発生するハンドシェーキングを表すタイミング図。
【発明の名称】 通信のためのインタフェース及び方法
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1の装置と第2の装置との間の通信のための非同期インタフェースであって,シグナリングライン及び少なくとも8本のデータラインを含むものにおいて,
第1および第2の装置間の信号接地ライン,電力供給ライン及び電力供給接地ラインと,
第1および第2の装置間の7本のみのシグナリングラインとを特徴とし,
当該7本のシグナリングラインは,
データが第1の装置から第2の装置へと順方向に転送される時,ハンドシェーキングのために第1の装置から出力を与えるNICClkと,
データが第1の装置から第2の装置へと順方向及び第2の装置から第1の装置へと逆方向にそれぞれ転送される時,ハンドシェーキングのために第2の装置から出力を与えるPrntClkと,
データが第2の装置から第1の装置へと逆方向に転送される時,ハンドシェーキングのために第1の装置から出力を与えるNICAckと,
第1の装置が転送方向の変更のため用意が出来ていることを示すため及び転送方向の変更を直ちに完了するよう第2の装置への要求として,第1の装置から出力を与えるNICBusReqと,
転送方向の変更,即ち,第1の装置から第2の装置への順方向から第2の装置から第1の装置への逆方向へ又は第2の装置から第1の装置への逆方向から第1の装置から第2の装置への順方向への変更の通知のために第2の装置から出力を与えるPrntBusAckと,
第2の装置から第1の装置へと逆方向ヘのデータ転送を要求し,且つ第2の装置から第1の装置へと逆方向ヘのデータ転送が終了した時,インタフェースが正常モードへ戻ることを要求するため,第2の装置から出力を与えるNICIntと,
インタフェースが再初期化されるべきことを要求するため第1の装置から出力を与えるPrntInt,であることを特徴とする非同期インタフェース。
【請求項2】 請求項1に記載の第1の装置と第2の装置との間の通信のための非同期インタフェースであって,これら装置は,非同期インタフェースを経由する通信を処理する信号ドライバを含み,該信号ドライバは高々8mAを吸い込み,また高々8mAを出力する能力がある,非同期インタフェース。
【請求項3】 請求項1または2に記載の第1の装置と第2の装置との間の通信のための非同期インタフェースであって,第1の装置と第2の装置の各々はそれぞれ1つのプリント回路カード上に位置し,これらの間の接続は,一方のプリント回路カード上の接続部材および他方のプリント回路カードのラインにより形成され,該他方のプリント回路カードのラインはプリント回路により該カードの縁にまで到達するように形成され,該他方のプリント回路カードのラインが前記接続部材に挿入された時接続を確立するようにされた,非同期インタフェース。
【請求項4】 請求項1から3に記載の第1の装置と第2の装置との間の通信のための非同期インタフェースであって,第1の装置はネットワーク・インタフェース・カードであり,第2の装置は周辺装置である,非同期インタフェース。
【請求項5】 非同期インタフェースによる通信の方法であって,
(a)第1及び第2の装置は,第1の装置から第2の装置へのデータ送信が可能である,即ち,データは送信され又は非同期インタフェースは送信されるべきデータを待ち受け,第1の装置は第2の装置にデータを送信しようと意図している,正常モードにあるステップと,
(b)第1の装置に,第2の装置が送信すべきデータを持っていることを通知し,かつ転送方向を第1の装置から第2の装置への順方向から第2の装置から第1の装置への逆方向に変更することを要求するため,第2の装置が出力NICIntを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
(c)第1の装置が送信すべきデータを最早持たない時,第2の装置に,第1の装置がアイドルでありデータを受信する用意があることを通知し,かつ第2の装置が転送方向の変更を完了することを要求するため,第1の装置が引き続いて出力,NICBusReqを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
(d)第1の装置の出力NICBusReqに対する受信確認として,かつ転送方向の変更が完了したことを通知するため,第2の装置が出力PrntBusAckを第1の状態から第2の状態へ変更することによりこれに応答するステップと,
(e)第2の装置は引き続いて,第2の装置が送信しようと意図しているデータを,第1の装置がデータライン上で利用可能なものとし,それに引き続いて第1の装置にそのデータが利用可能であることを通知するため,出力PrntClkを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
(f)出力PrntClkが第1の状態から第2の状態に変更されたことを第1の装置が認めたことを通知し,こうして第1の装置が,データが利用可能であることを認めたことを通知するため,第1の装置が,出力NICAckを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
(g) 第2の装置が出力NICAckの状態の変化を認めたことを通知するため,第2の装置が引き続いて出力PrntClkを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
(h) データが受信され,かつ第1の装置が新しいデータを受信する用意があることを通知するため,第1の装置が引き続いて出力NICAckを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
(i) 第2の装置が送信するデータを持たなくなるまで,可能な更なるデータ送信がステップ(e)−(h)に従って行われ,その後,第2の装置がその送信を終結したことを第1の装置に通知するため,第2の装置が出力NICIntを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
(j) 第1の装置が送信機として動作する用意があることを示し,かつ第2の装置に送信方向の変更を完了するよう要求するため,第2の装置の出力NICIntに応答して,第1の装置が出力NICBusReqを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
(k) 第1の装置に,第2の装置が受信機として動作する用意があることを通知し,かつ最終的に非同期インタフェースを正常モードに戻す用意があることを通知するため,第2の装置が出力PrntBusAckを第2の状態から第1の状態へ変更することによりこれに応答するステップとを含む非同期インタフェースによる通信の方法。
【請求項6】 請求項5に記載の非同期インタフェースによる通信の方法であって,更に
第1の装置は,非同期インタフェースが正常モードにある時,第1の装置が送信しようと意図するデータを利用可能とし,第2の装置にデータが利用可能であることを通知するため,引き続いて出力NICClkを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,データが利用可能であることを第2の装置が認めたことを通知するため,出力PrntClkを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第1の装置は,出力PrntClkの状態の変化を第1の装置が認めたことを通知するため,引き続いて出力NICClkを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,データが受信されかつ第2の装置が新しいデータを受信する用意があることを通知するため,引き続いてPrntClkを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
可能な更なるデータ送信が上に定義したのと同じ方法で行われるステップとを含む非同期インタフェースによる通信の方法。
【請求項7】 請求項5から6のいずれか1つに記載の非同期インタフェースによる通信の方法であって,更に
第1の装置は,初期化及び再初期化において,出力NICClk,NICBusReqおよびPrntIntを第2の状態にセットするステップと,
第1の装置は,第1の装置が初期化を終了した時,出力NICClk,NICBusReqおよびPrntIntを,第2の状態からこれら出力NICClk,NICBusReqおよびPrntIntの状態が正常モードにある第1の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,初期化及び再初期化において,出力PrntClk,PrntBusAckおよびNICIntを第2の状態にセットするステップと,
第2の装置が初期化を終了した時,第2の装置は,出力PrntClk,PrntBusAckおよびNICIntを,第2の状態からこれら出力PrntClk,PrntBusAckおよびNICIntの状態が正常モードにある第1の状態へ変更するステップと,
非同期インタフェースは,第1の装置の出力NICClk,NICBusReqおよびPrntIntと第2の装置の出力PrntClk,PrntBusAckおよびNICIntの両方が第1の状態,即ち,非同期インタフェースが正常モードになるまで,データ送信を許さないステップと,を含む非同期インタフェースによる通信の方法。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,第1の装置と第2の装置の間の通信のための,複数シグナリングライン及び少なくとも8本のデータラインを含むインタフェースに関する。
本発明は,またこの様なインタフェースを通じての通信の方法に関する。
【0002】
(発明の背景)
2つの装置間の通信のための幾つかのインタフェースは知られている。
この様なインタフェースの一例は,ユニバーサル直列バス(USB)であり,これは,ホストコンピュータと広範な同時にアクセス可能な周辺装置との間のデータ交換を支援する直列ケーブルバスである。USBに付けられた周辺装置は,ホストにスケジュールされたトークンに基づく(host-scheduled token-based)プロトコルを通じてUSB帯域幅を共有する。例えば,USBは,ホストとして動作するPCを,キーボード,マウス,モニター,スピーカ,プリンタ等に,種々のコンステレーション(constellation)においてハブと呼ばれる接続箱を経由して接続するのに使用される。
【0003】
別の例は,ファイヤ ワイヤ(Fire Wire),IEEE P1394高性能直列バスであり,これはバックプレーン(backplane)バスとケーブルの両方を支援する直列バスである。このシステムは,16個までの接続を同時に支援する。
【0004】
更に別の例は,SCSI標準であり,これは16個のSCSI装置まで接続する並列非同期ピア対ピア(peer−to−peer)I/Oバスである。SCSIバスの目的は,多数の装置を1つ又はそれより多い計算機に接続し,たとえ装置が6m又は25mケーブルで接続されても,高いデータのスループットを得ることである。多数の装置を接続する目的で,装置は,少なくとも50ラインを持つケーブルにより一緒にデイジー・チェーンされる。種々のユニットで通信を管理するために,このシステムは,種々のユニットのアイデンティティに対応するアドレスを使用している。
【0005】
別の例は,IEEE1284による並列ポートであり,これはケーブルを経由して外部周辺装置を計算機に接続するために使用される。並列ポートは,長年にわたり計算機と周辺装置との間の通信に使用され,従って今日使用されている多くの計算機と周辺装置は,それを相互の通信のために使用している。通信のための新しくより良いプロトコル及びスキームは常に発達し,並列ポートも例外ではない。並列ポートを利用している古い装置があるという事実は,全部並列ポートを相互に両立できるようにすべきかどうか,又はポートをより良くするかどうかに関する問題を生じている。この問題は,新しい並列ポートを全部の先のポートと両立できるようにすることにより,また2つの接続されるポートにどのスキームを通信において使用するかについて交渉をさせることにより解決される。上述の様に,並列ポートはケーブルを経由して通信するように設計される。2つの接続される装置を相互に関してどこに置くかの選択におけるより大きな自由度を使用者に与えるため,並列ポートは17mケーブルを経由して通信できるように設計される。これは結果として利点が得られ,例えば,走査器及び計算機は,込み合った机上の小さな量の自由空間を共用する必要がなく,またやかましいプリンタは,印刷するためそれを使用する人と同じ室内に置かれる必要がない。
【0006】
短距離に亘る接続のためのSCSI標準システム又は並列ポートの使用は,しかしこの解決策を高価で複雑にするであろう。更に,この様な解決策は,むしろ大きなエネエルギー消費となり,また大きな空間を必要とするであろう。並列ポートによる解決策に関しては,幾つかのインタフェース機能が余りにも遅いという結果になるであろう。
【0007】
更に別の例は,PCIローカルバスであり,これは同期アドレス可能バスインタフェースである。このバスは,高度に集積された周辺制御器,コンポーネント,周辺アド・イン(add−in)ボード,及びプロセッサメモリシステム間の相互接続機構としての使用が意図されている。このバスの目的は,図形志向オペレーティングシステムにおけるプロセッサとディスプレイ周辺との間のボトルネックの問題の解決である。これは,大きな帯域幅要求を持つ周辺機能をシステムのプロセッサの近くに移動させることにより達成される。
2つの装置だけの間の接続に対するPCIローカルバスを使用しての解決策は,不適当に複雑であり,またこれにより余りにも高価で,また多くの空間を必要とするであろう。
【0008】
(発明の要約)
本発明の目的は,第1の装置,例えば周辺装置と第2の装置,例えば,ネットワークインタフェースカードとの間の接続のための新しいインタフェースを提供することであり,このインタフェースは特に短距離に亘る接続に適している。これは,複数シグナリングラインと少なくとも8本のデータラインを含む,第1と第2の装置間の通信のための非同期インタフェースにより達成される。この非同期インタフェースは,
2つの装置間の信号接地ライン,電力供給ライン及び電力供給接地ライン,及び
2つの装置間の7本だけのシグナリングラインを特徴とし,
この7本のシグナリングラインは,
データが順方向及び逆方向へ転送される時,ハンドシェーキングのため第1の装置から出力を与えるNICClkと,
データが順方向及び逆方向へ転送される時,ハンドシェーキングのため第2の装置から出力を与えるPrntClkと,
データが逆方向へ転送される時,ハンドシェーキングのため第1の装置から出力を与えるNICAckと,
転送方向の変更の用意があることを示すためかつ転送方向の変更を直ちに完了するよう第2の装置への要求として,第1の装置から出力を与えるNICBusReqと,
転送方向の変更,即ち,順から逆へ又は逆から順への変更の通知のため,第2の装置から出力を与えるPrntBusAckと,
逆方向ヘのデータ転送の要求のためかつ,逆方向への転送が終了した時,インタフェースを正常モードへ戻す要求のため,第2の装置から出力を与えるNICIntと,
インタフェースが再度初期化されるべきことを要求するため第1の装置から出力を与えるPrntIntと,である。
【0009】
従来技術の並列インタフェースに対して,本発明の解決策によるより少ない数のシグナリングラインは,その結果としてインタフェースのより簡単な構造が得られる。本発明によりシグナリングラインに信号を運ばせることにより,比較的速いインタフェースが提供される。本発明の解決策により信号を運ぶ正確に7本のシグナリングラインを備えることにより,シグナリング速度とインタフェースの単純性との間の最適な平衡が達成される。加えて,これらの特徴は,小型で安価なインタフェースを提供し,かつこの結果として,実行のためにより少ない数のコンポーネントが必要である。
【0010】
更に有利な実施例においては,これら装置は,インタフェースを経由して通信を処理するドライバを含み,これは高々8mAを吸い込みまた高々8mAを出力する能力がある。この実施例は,費用に対してより効果的なコンポーネントの使用を可能にする利点を与える。
【0011】
本発明の目的は,また非同期インタフェースによる通信の方法により達成でき,これは
第1及び第2の装置は,第1から第2の装置へのデータ送信が可能であり,即ち,データは送信され又はインタフェースは送信されるべきデータを待ち受け,また第2の装置はデータを第1の装置へ送信しようと意図している,正常モードにあるステップと,
第2の装置は,第1の装置へそれが送信すべきデータを持っていることを通知しかつ転送方向を順方向から逆方向へ変更することを要求するため,出力NICIntを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと
第1の装置は,それが送信すべきデータを最早持たない時,第2の装置へそれがアイドルでありデータを受信する用意があることを通知しかつ第2の装置が転送方向の変更を完了することを要求するため,引き続いて出力,NICBusReqを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,第1の装置の出力NICBusReqに対する受信確認としてかつ転送方向の変更が完了したことを通知するため,出力PrntBusAckを第1の状態から第2の状態へ変更することによりこれに応答するステップと,
第2の装置は引き続いてそれが送信しようと意図しているデータを,第1の装置がデータライン上で利用可能なものとし,第1の装置にそのデータが利用可能であることを通知するため,それに引き続いて出力PrntClkを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第1の装置は,それがデータが利用可能なことを認めたことを通知するため,出力NICAckを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,それが出力NICAckの状態の変化を認めたことを通知するため,引き続いて出力PrntClkを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
第1の装置は,データが受信されまたそれが新しいデータを受信する用意があることを通知するため,引き続いて出力NICAckを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第2の装置が送信するデータを持たなくなるまで,可能なさらなるデータ送信が上述と同様な方法で行われ,その後それはその送信を終結したことを第1の装置に通知するため,出力NICIntを第1の状態から第2の状態へ変更するステップと,
第1の装置は,それが送信機として動作する用意があることを示しかつ第2の装置に送信方向の変更を完了するよう要求するため,第2の装置の出力NICIntに応答して出力NICBusReqを第2の状態から第1の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,第1の装置に,それが受信機として動作する用意があることを通知しかつ最終的にインタフェースを正常モードに戻す用意があることを通知するため,出力PrntBusAckを第2の状態から第1の状態へ変更することによりこれに応答するステップとを含む。
【0012】
この方法は,送信方向の迅速な変更,即ち,順方向の送信から逆方向の送信及びこの逆を可能にする。
この発明の別の局面においては,この方法は更に
第1の装置は,初期化及び再初期化において,その出力を第2の状態にセットするステップと,
第1の装置は,それが初期化を終了した時,その複数出力を,第2の状態から,これら出力の状態が正常モードにある第1の状態へ変更するステップと,
第2の装置は,初期化及び再初期化において,その複数出力を第2の状態にセットするステップと,
第1の装置は,それが初期化を終了した時,その複数出力を,第2の状態から,これら出力の状態が正常モードにある第1の状態へ変更するステップと,
インタフェースは,第1の装置の複数出力と第2の装置の複数出力の両方が第1の状態,即ち,インタフェースが正常モードにあるまで,データ送信を許さないステップと,を含む。
【0013】
この発明のこの局面は,インタフェースの初期化のための簡単な方法でかつ初期化は短時間内に完了する利点を持つ。初期化手順の短時間間隔は,インタフェースを通じての通信が最小限度である結果である。
【0014】
この発明の情況内では,周辺装置は,データ記憶,外部通信又は計算機システムにおける他のタスクのための装置である。周辺装置は,例えば,プリンタ,モデム,走査器,ファクシミリ機械,フォトコピヤ(photocopier)又は多機能ペリフェラルである。
【0015】
(好ましい実施例の詳細な説明)
図1を参照すると,周辺装置110とネットワークインタフェースカード120(NIC)との間の通信のためのインタフェース140が示される。NIC120の目的は,周辺装置110をネットワーク150に接続することである。この発明の好ましい実施例において,NIC120は周辺装置のケース100の内側に取り付けられる。
【0016】
図2を参照すると,周辺装置110及びNIC120は相互にX本のデータラインにより接続され,ここにXは,例えば,双方向データ転送のため8又は16である。
【0017】
更に,これらは,7本のシグナリングラインにより相互に接続される。これらシグナリングラインの4本,NICClk,NICAck,NICBusReq及びPrntIntは,NIC120からの出力である。NICClk121は,順方向のデータ転送の間,即ち,NIC120から周辺装置110へのデータ転送の間ハンドシェーキングのために使用される。NICAck122は,逆方向のデータ転送の間,即ち,周辺装置110からNIC120ヘのデータ転送の間ハンドシェーキングのために使用される。NICBusReq123は,NIC120がデータ転送方向の変更,即ち,順方向から逆方向及びこの反対,の用意があることを通知するため使用される。PrntInt124は,割り込み・シグナリング及び再初期化シグナリングのために使用される。
【0018】
他の3本のシグナリングライン,PrntClk.,PrntBusAck及びNICIntは,周辺装置110からの出力である。PrntClk111は,順方向及び逆方向の両方のデータ転送の間ハンドシェーキングのために使用される。PrntBusAck112は,データ転送の方向の変更を通知するため使用される。NICInt113は,割り込み・シグナリングのため,及び順から逆方向へ及びこの反対への転送方向の変更を要求するために使用される。
【0019】
1つの好ましい実施例において,シグナリングラインのためのシグナリングドライバは,8mAより多く吸い込むことが出来ずまた8mAより多く出力させることが出来ない形式のものである。別の好ましい実施例において,シグナリングドライバは,4mAを吸い込みまた出力させるよう構成される。
【0020】
信号接地,電力供給及び接地のためのラインもまた備えられる。電力は周辺装置110からNIC120へ供給され,好ましくは3.3V/1.2Aであるが,NIC120は,もし要求されれば5.0V/0.75Aを使用できるであろう。
【0021】
周辺装置110とNIC120との間の接続は,相互に短距離に位置する2つの装置の接続のための使用に実際的ないかなる形式のものでも良い。NIC120を同じプリント回路カード上で実施することは可能である。別の可能性は,接続部材を両方のプリント回路カードの一方の上に取り付け,プリント回路により形成された複数ラインを,他方のプリント回路カードの縁に到達させるがそのやり方は,前記縁を接続部材の中へ押し込むことにより接続が確立される様な方法である。更に別の可能性は,接続部材を両方のプリント回路カードの各々の上に取り付け,2つの接続部材を相互に直接接触させるか又は少数のデシメートルより長くない平らなケーブルの小さい片を2つの接続部材の中に挿入することで2つのカードを接続する。
【0022】
図3を参照すると,初期化段階における交渉の制御のためのハンドシェーキング手順が記載される。NICが始動又は再始動されると,その出力NICClk,NICBusReq及びPrntIntは,初期化中であることを示すため,ハンドシェーキング図におけるイベント201に従う状態にセットされる。周辺装置が始動又は再始動されると,その出力PrntClk,PrntBusAck及びNICIntは,初期化中であることを示すため,ハンドシェーキング図におけるイベント224に従う状態にセットされる。NICAckと名付けられたNIC出力信号は,その信号がこの情況において有効でないため,初期化手順に影響しない。
【0023】
データライン上のデータは,このハンドシェーキングに何らの影響を持たず,データもこのハンドシェーキングにより影響されない。
【0024】
NIC120がその内部初期化を終了した時,それはその出力ラインの状態を変更する,イベント202を見よ。周辺装置110はその内部初期化を終了した時,その出力ラインの状態を類似の方法で変更する,イベント203を見よ。
【0025】
NIC120又は周辺装置110のどちらが最初にその出力ラインの状態を変更するかは,例えば,どちらが最も速いか又はどちらが最初に初期化を開始したかに依存する。従って,NIC120及び周辺装置110からの初期化終了シグナリングは逆の順序で現れることがあり,即ち,周辺装置が最初に初期化され,このためその出力ラインの状態を最初に変更し,またNIC120は2番目に初期化され,このためその出力ラインの状態を周辺装置より後に変更する。
【0026】
NIC120及び周辺装置110の両方が,彼らが初期化されたことをシグナルした時は,インタフェースは,それを通る通信が可能である状態に到達しており,以下この状態を正常モードと呼ぶ。
【0027】
図4を参照すると,ハンドシェーキングが記載され,これはNIC120から周辺装置110の方向へのデータの送信中に使用され,以下この送信方向は順方向と呼ばれる。
【0028】
インタフェースは,送信を開始できるためには正常モード204になければならない。順方向への送信は,NIC110によりデータライン130上でデータ利用可能205とすることにより開始される。次にNIC120は信号NICClkを低206にセットする。周辺装置110は,NICClk状態のこの変更を検出し,これを信号PrntClkを低207にセットすることにより受信を通知する。次にNIC120は信号NICClkを高208にセットし,周辺装置110にそれが肯定応答を認めたことを告げる。周辺装置がデータの読み取りがなされる時,それは信号PrntClkを高209にセットし,これは同時にNIC120に,周辺装置は新しいデータを受信する用意があることを告げる。インタフェースは今や正常モード204に後戻りし,これはNIC110に対して,上に開示したハンドシェーキングに従い新しい送信を開始することを可能にする。
【0029】
図5を参照すると,ハンドシェーキングが記載され,これは周辺装置110がNIC120へのデータの送信を要求している時に使用され,この送信方向は以下に逆方向と呼ばれる。
【0030】
この図は,NIC120が,現在データを周辺装置110へ送信している場合を表す。周辺装置110は,信号NICIntを低210にセットすることにより送信方向の変更を要求する。もしNIC110が,図5に示す様に,現在データを送信していれば,それはその送信を完了し,これは多重データトランザクションを含むことがあり,次に信号NICBusReqを低211にセットすることによりそれがデータの受信の用意があることを通知し,同時に周辺装置に方向の変更を出来るだけ早く終結するよう要求する。もしNIC120が,データ送信がビジーでなければ,それは直ちに通知する。次に,周辺装置110は,それが肯定応答をNIC120から受信したことを通知し,同時にNICにそれがデータを逆方向へ送信しようとしていることをPrntBusAckを高212にセットすることにより告げる。その後信号NICAckは有効と定義され,低い値225にセットされる。インタフェースは,今や全部の送信が逆方向になされる状態にあり,以下逆モードと呼ぶ。
【0031】
図6を参照すると,逆方向への送信のハンドシェーキングが記載される。周辺装置110は,送信すべきデータをデータライン214上に置くことにより送信を始める。データが前記ライン上で安定した時は,周辺装置110は,信号PrntClkを低215にセットし,NIC120にデータはデータライン130上で利用可能であることを告げる。NICは次に,それがPrntClk信号215を認めたことを信号NICAckを高216にセットすることにより通知する。これに応答して,周辺装置110は,それがNICAck信号216を認めた時,信号PrntClkを高217にセットする。NIC120がデータを受信した時,それは信号NICAckを低218にセットすることにより受信を通知し,それは同時に周辺装置110に,NIC120は新しいデータを受信する用意があることを通知する。今やインタフェースは,逆モードに戻っており,この結果として周辺装置は,上のハンドシェーキングに従いより多くのデータを送信出来る。
【0032】
図7を参照すると,周辺装置110が全部のデータを送信した時,インタフェースは正常モードに戻ることになっていると思われていた。インタフェースの正常モードへの復帰は,周辺装置が,それがその送信を終了し,その意図はインタフェースを正常モード204へ戻すことであることをNIC120に通知するため,信号NICIntを高219にセットすることにより開始される。NIC120は,信号NICBusReqを高220にセットすることにより受信を通知し,同時に周辺装置にそれが順方向に送信を開始する用意があることを通知し,また同時に周辺装置にインタフェースを出来るだけ早く正常モードに置くように要求する。周辺装置110は,信号PrntBusAckを低221にセットすることにより受信を通知し,NIC120に,それがデータを受信しかつインタフェースを正常モードへ戻す用意のあることを告げる。その後信号NICAckは最早有効226ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
可能な環境におけるインタフェースの概略図。
【図2】
インタフェースの概略図。
【図3】
インタフェースの初期化を表すタイミング図。
【図4】
順方向への1つのデータの送信を表すタイミング図。
【図5】
インタフェースが順方向への送信から逆方向への送信へ変更を必要とする時発生するハンドシェーキングを表すタイミング図。
【図6】
逆方向への1つのデータの送信を表すタイミング図。
【図7】
インタフェースが逆方向への送信から順方向への送信へ変更を必要とする時発生するハンドシェーキングを表すタイミング図。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9900517A SE9900517L (sv) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | Gränssnitt och metod för kommunikation |
SE9900517-5 | 1999-02-17 | ||
PCT/SE2000/000260 WO2000049508A1 (en) | 1999-02-17 | 2000-02-10 | Interface and method for communication |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002542528A JP2002542528A (ja) | 2002-12-10 |
JP2002542528A5 true JP2002542528A5 (ja) | 2010-04-22 |
JP4495860B2 JP4495860B2 (ja) | 2010-07-07 |
Family
ID=20414488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000600184A Expired - Fee Related JP4495860B2 (ja) | 1999-02-17 | 2000-02-10 | 通信のためのインタフェース及び方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6625670B1 (ja) |
JP (1) | JP4495860B2 (ja) |
AU (1) | AU3202400A (ja) |
SE (1) | SE9900517L (ja) |
WO (1) | WO2000049508A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015024552A2 (de) * | 2013-08-22 | 2015-02-26 | Anedo Ltd. | Intelligente peripheriekopplungsbaugruppe nebst computergestützten verfahren zu ihrer erstellung oder herstellung, sowie computergestütztes verfahren zur konfiguration eines datennetzwerkbasierten systems zur steuerung und/oder regelung und/oder überwachung von zumindest einem peripheriegerät mittels datenübertragung zwischen teilnehmern eines datennetzwerks |
US10917603B2 (en) * | 2014-07-03 | 2021-02-09 | Sony Corporation | Interface circuit, transmission system, and transmission direction control method |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0606102A1 (en) | 1986-09-19 | 1994-07-13 | International Business Machines Corporation | An input output interface controller connecting a synchronous bus to an asynchronous bus and methods for performing operations on the buses |
CA2075774C (en) * | 1991-08-27 | 2000-10-17 | Jeff D. Pipkins | Bidirectional parallel protocol |
US5469547A (en) | 1992-07-17 | 1995-11-21 | Digital Equipment Corporation | Asynchronous bus interface for generating individual handshake signal for each data transfer based on associated propagation delay within a transaction |
US5339395A (en) | 1992-09-17 | 1994-08-16 | Delco Electronics Corporation | Interface circuit for interfacing a peripheral device with a microprocessor operating in either a synchronous or an asynchronous mode |
US5446915A (en) * | 1993-05-25 | 1995-08-29 | Intel Corporation | Parallel processing system virtual connection method and apparatus with protection and flow control |
US5685012A (en) * | 1993-11-09 | 1997-11-04 | Micron Electronics, Inc. | System for employing high speed data transfer between host and peripheral via host interface circuitry utilizing an IOread signal driven by the peripheral or the host |
US6006284A (en) * | 1997-03-31 | 1999-12-21 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus for driving a parallel part to provide multiple modes of communications between a host and a peripheral |
JP3744137B2 (ja) * | 1997-08-07 | 2006-02-08 | ブラザー工業株式会社 | ネットワークシステム、ネットワーク管理方法、インタフェース装置、インタフェース装置を動作させるためのプログラムが記録された記録媒体及び端末装置 |
US6275874B1 (en) * | 1998-12-23 | 2001-08-14 | Nortel Networks Limited | System for producing communication codes responsive to communication signals, translating communication codes into peripheral codes, and producing signals for communicating with peripheral responsive to peripheral codes |
-
1999
- 1999-02-17 SE SE9900517A patent/SE9900517L/ not_active Application Discontinuation
- 1999-02-23 US US09/255,914 patent/US6625670B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-02-10 AU AU32024/00A patent/AU3202400A/en not_active Abandoned
- 2000-02-10 JP JP2000600184A patent/JP4495860B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-10 WO PCT/SE2000/000260 patent/WO2000049508A1/en active Application Filing
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6708247B1 (en) | Extending universal serial bus to allow communication with USB devices at a remote location | |
US8103813B2 (en) | Method and system for hardware based implementation of USB 1.1 over a high speed link | |
US6735658B1 (en) | System and method for combining computer video and remote universal serial bus in an extended cable | |
US7246189B2 (en) | Method and apparatus for enhancing universal serial bus | |
JP4377603B2 (ja) | バス通信システムおよびその通信制御方法 | |
JP2001512870A (ja) | ユニバーサルシリアルバスデバイスコントローラ | |
EP0679275A1 (en) | A communication node with a first bus configuration for arbitration and a second bus configuration for data transfer | |
US20050027889A1 (en) | USB extender | |
US8161220B2 (en) | Method and apparatus for enhancing universal serial bus applications | |
JP2002055936A (ja) | Usbデバイス機器、usbデバイス機器間の通信システムおよび通信方法 | |
EP1516261B1 (en) | Bus system, station for use in a bus system, and bus interface | |
JP2005504392A (ja) | バス・システムおよびバス・インターフェース | |
JP3636160B2 (ja) | データ転送制御装置、電子機器及びデータ転送制御方法 | |
JP4495860B2 (ja) | 通信のためのインタフェース及び方法 | |
JP2002542528A5 (ja) | ||
WO2001031459A9 (en) | Wireless universal serial bus system | |
McDowell et al. | USB explained | |
JPH08274835A (ja) | 情報コンセントとその通信方法 | |
JPH11296315A (ja) | 情報処理装置およびデータ通信方法 | |
JP2001229116A (ja) | 無線通信システム |