JPH08274835A - 情報コンセントとその通信方法 - Google Patents

情報コンセントとその通信方法

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JPH08274835A
JPH08274835A JP7094236A JP9423695A JPH08274835A JP H08274835 A JPH08274835 A JP H08274835A JP 7094236 A JP7094236 A JP 7094236A JP 9423695 A JP9423695 A JP 9423695A JP H08274835 A JPH08274835 A JP H08274835A
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JP
Japan
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electronic devices
protocol
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information outlet
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JP7094236A
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Tomihisa Kamata
富久 鎌田
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Axess Corp
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Axess Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 単一のインターフェースを持つ電子機器と各
種のパソコンをLANで接続した場合、接続する機器側
に特別なハードウェアやソフトウェアを一切必要とせず
に、パソコンからLANを通してこれらの電子機器を直
接利用できるようにする。 【構成】 導体線からなる情報ネットワークのイーサネ
ットに、固有のプロトコルを有する複数各種の電子機
器、計測機11等を接続し、これら情報電子機器の間で
情報ネットワークを介してデータを標準プロトコルによ
り双方向に受け渡す装置にあって、一端が情報ネットワ
ークに脱着可能に接続され、他端が電子機器に脱着可能
に接続され、固有のプロトコルを標準プロトコルに変換
する回路10を内蔵する単体での小型軽量の情報コンセ
ントを形成する。通信プロトコルとしてTCP/IPな
どを実装し、信頼性の高い通信を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報コンセントとその
通信方法に関し、特にLANにパソコンや計測機器等の
あらゆる電子機器を接続し、標準プロトコルでの通信を
実現する情報コンセントとその通信経路を制御する通信
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ローカルエリアネットワーク(LAN)
は、導体線にインターフェースを介して情報電子機器を
接続して構成する。導体線には、標準イーサネットと、
細いイーサネットと、より線イーサネットとがある。標
準イーサネット(Standard Ethernet )は、10BAS
E5と呼ばれ、細いイーサネット(ThinNet Ethernet)
は、10BASE2と呼ばれ、より線イーサネット(Tw
isted Pair Ethernet )は、10BASETと呼ばれ
る。これら各イーサネットの物理層の構造を表1に示
す。
【0003】 表1 項目 10BASE5 10BASE2 10BASET 伝送媒体 同軸ケーブル 同軸ケーブル より線 伝送速度 10Mbps 10Mbps 10Mbps セグメント長 500m 185m 100m ケーブル直径 10mm 5mm 0.6mm
【0004】図12に従来のLANについて、例えば細
いイーサネット10BASETについて説明する。細い
イーサネットのツイスト・ペア・ケーブル61の一端
は、モジュラ・コネクタ52を介してトランシーバ43
に接続され、トランシーバ43はインターフェースボー
ド47に搭載されている。このインターフェースボード
47はパソコン6の拡張スロットに挿入される。トラン
シーバ43はツイスト・ペア・ケーブル61のLAN1
上の電気信号レベルをインターフェースボード5上の信
号レベルに変更し、また信号衝突の検出を行う。
【0005】さて、一方のIBMパソコン6では更に、
モデム7がRS232Cインターフェースを介し接続され、モ
デム7はNTTの公衆回線に接続され外部とデータ通信
が可能となっている。他方のNEC及び一方のIBMパ
ソコン6にはそれぞれにネットワークソフトがFDやH
D等の記憶装置から組み込まれる。即ち、ネットワーク
サーバソフトやLANカード(ハード)が必要で、ネッ
トワークソフトを媒介にして、NECとIBMのパソコ
ン6同志がデータ転送を行い、またIBMのパソコン6
はモデム7により外部との通信を実行する。なお、ハブ
48内では、ツイスト・ペア・ケーブル61の他端のモ
ジュラ・コネクタ52がトランシーバ44に接続され、
各トランシーバ44は1個のリピータ51に結合されて
いる。
【0006】ツイスト・ペア・ケーブル61は取り扱い
が簡単のために、同軸ケーブルよりも多く使用されてお
り、10BASETはスター結合の形態となっている。
次に、図13で従来の細いイーサネット10BASE2
について説明する。細いイーサネットの同軸ケーブル7
1には、BNCTコネクタ2を介してトランシーバ3が
接続されている。トランシーバ3はトランシーバケーブ
ル4によりインターフェースボード5に接続され、イン
ターフェースボード5はパソコン6の拡張スロットに挿
入される。トランシーバ3はインターフェースボード5
に搭載される場合は、トランシーバケーブル4は不要と
なり、図13では例えばNECのパソコン6がその場合
を示し、IBMのパソコン6では、トランシーバ3とト
ランシーバケーブル4が必要となる。トランシーバ3は
同軸ケーブル71等のLAN上の電気信号レベルをイン
ターフェースボード5上の信号レベルに変更し、また信
号衝突の検出を行う。
【0007】さて、IBMのパソコン6では更に、モデ
ム7が接続され、モデム7はNTTの公衆回線に接続さ
れ外部とデータ通信が可能となっている。NEC及びI
BMのパソコン6にはそれぞれにネットワークソフトが
FDやHD等の記憶装置から組み込まれる。即ち、ネッ
トワークサーバソフトやLANカード(ハード)が必要
で、ネットワークソフトを媒介にして、NECとIBM
のパソコン6同志がデータ転送を行い、またIBMのパ
ソコン6はモデム7により外部との通信を実行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、例えば、RS
232Cインターフェースしかもたない機器のモデム7やカ
ードリーダ、ワープロ機等とNECやIBMのパソコン
6をLANで接続した場合、図12、13でNECパソ
コン6からモデム7を利用しようとする場合、直接には
利用できず、IBMパソコン6上でモデムサーバソフト
を起動して利用するしか方法がなかった。本発明は、RS
232Cやセントロニクス等の単一のインターフェースしか
もたない機器、ワープロ機、プリンタ、ファックス、P
OS端末、計測機、モデム、工作機械、カードリーダな
どと各種のパソコン、あるいはこれらの機器同志をLA
Nで接続した場合、接続する機器側に特別なハードウェ
アやソフトウェアを一切必要とせず、LANに接続され
た機器を直接使用できるようにすることを目的にしてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、導体線からなるイーサネットなどの情報ネ
ットワークに、固有のプロトコルを有する複数各種の電
子機器、例えばパソコン、ワープロ機、プリンタ、ファ
ックス、POS端末、計測機、モデム、工作機械、カー
ドリーダ等を接続し、これら情報電子機器の間で情報ネ
ットワークを介してデータを標準プロトコルにより双方
向に転送する装置にあって、一端が情報ネットワークに
脱着可能に接続される端子と、他端が電子機器に脱着可
能に接続される端子と、これらの間で固有のプロトコル
を標準プロトコルに変換する回路と、これらを収納する
箱体とからなり、単体で小型軽量の情報コンセントを製
作する。この情報コンセントを介して各種の電子機器を
情報ネットワークにそれぞれ接続し、各種の電子機器同
志の間で各情報コンセントを介してテータ通信を行う。
情報コンセント内に標準の通信プロトコルとしてTCP
/IPなどを実装し、信頼性の高い通信を実現する。情
報を送る相手(経路)を動的に外部から制御できる機能
(経路制御機能)を実現する。これによりLAN等のネ
ットワークを複数各種の電子機器から手軽に利用するこ
とが可能となった。
【0010】
【実施例】以下本発明を図面に従って説明する。近年で
は、LAN上で工作機械、計測機器、制御機器、ワープ
ロ機、プリンタ、ファックス、POS端末、モデム、カ
ードリーダ、パソコン、各種入出力装置がオープンシス
テムとして相互接続されて利用されるようになってい
る。工作機械、計測機器、制御機器、ワープロ機、プリ
ンタ等は各専用機器のプロトコルをインターフェースと
しているので、これらの機器の間で相互にテータ通信す
るために、これらのプロトコルをLAN上で共通の通信
プロトコルに変換する必要がある。相互利用の通信プロ
トコルには、TCP/IP(Tansmission Control Prot
ocol/Internet Protocol)がLANの世界標準ディアク
トスタンダードとして広く使用されている。
【0011】本願の発明者は、図4に示すプロトコルコ
ンバータの概念を創作し、図5に示すネットワーク構成
を構築した。イーサネットを構成するLAN1では、T
CP/IP(Transmission ControlProtocol/Internet
Protocol )プロトコルでデータが転送され、プロトコ
ルコンバータ10により、RS232C、GPIB、SCSI、セント
ロニクス、パラレル等へのプロトコル変換を行い、例え
ば、RS232Cインターフェースを持つ計測機器11と直接
通信させる。
【0012】図5ではプロトコルコンバータ10を、情
報コンセント12という単体ユニットに形成し、各情報
コンセント12にはモデム7、パソコン6、ワープロ機
13、PDA(携帯用端末)14をそれぞれ独立にLA
Nを構成するハブ48に接続している。各情報コンセン
ト12の一方の端子はツイスト・ペア・ケーブル61を
介しハブ48の各モジュラ・メスコネクタに接続されて
いる。なお、ハブ48の構成は図12の従来と同様であ
るで、部品番号のみ付し説明は省略する。モデム7、パ
ソコン6、ワープロ機13、PDA(携帯用端末)14
は標準のRS232Cインターフェースを同様に備えているも
のを示している。
【0013】図1、2において、単体ユニットの情報コ
ンセント12の構成を説明する。情報コンセント12は
箱体15とその内部にはプロトコルコンバータの回路を
有し、図1で前面には、LAN側のメスコネクタ36が
設けられ、LAN側は図6に対応させるとハブ48とな
り、接続はツイスト・ペア・ケーブル61によりなされ
る。ツイスト・ペア・ケーブル61の一端にはモジュラ
・コネクタ52が設けられている。従って、図1のメス
コネクタ36はモジュラ・メスコネクタとなる。図2で
後面には、パソコン6側のインターフェースのコネクタ
19が設けられ、このコネクタ19は拡大図に示すRS23
2Cインターフェースのコネクタ21となる。
【0014】情報コンセント12自体は電源を持たない
構成とし、RS232Cインターフェースのコネクタ21の空
きピンを利用し、接続相手となる外部のパソコン6から
電力を受ける。パソコン6側のコネクタ19には、相手
がRS232Cとは別な GPIB 、SCSI、セントロニクス、パラ
レルになる場合は、相手のインターフェースに合わせた
型のコネクタを予め別々に作成しておいて、別インター
フェースに合うコネクタを備えた情報コンセント12を
選択して使用する。
【0015】他のタイプの情報コンセント12を図3に
示す。この情報コンセント12は図1、2と同様な箱体
15とその内部にはプロトコルコンバータの回路を有
し、図3で前面には、LAN側のメスコネクタ16と電
源コネクタ17と電源スルーコネクタ18とが、このタ
イプも後面は、図2と同様であり、パソコン6側のイン
ターフェースのコネクタ19がそれぞれ設けられてい
る。このタイプの情報コンセント12は電源を持たない
構成とし、外部から電源コネクタ17を介し電力を受け
る。メスコネクタ16は、例えばトランシーバケーブル
4の受け側で拡大図に示すメスコネクタ20となり、一
方コネクタ19はRS232Cインターフェースで拡大図に示
すコネクタ21となる。
【0016】図4のプロトコルコンバータ10の回路構
成例を図6、7に示す。図6において、メスコネクタ1
6には、10BASE2用の同軸ケーブルコネクタ26
と10BASET用のモジュラ・メスコネクタ36の両
方が設けられている、従って図1の外観に示す前面に
は、同軸ケーブルコネクタとモジュラ・メスコネクタ3
6の2個が配置されることになる。
【0017】切り替えスイッチ22は10BASE2と
10BASETとを切り替える、また電圧切替回路23
は、10BASE2のトランシーバ3が9Vを必要とす
るので、5Vと9Vとを切り替える。ここではコネクタ
19はセントロニクスのインターフェースが使用され、
セントロニクス用のコネクタとなる。プログラムメモリ
29はTCP/IP通信プログラムおよびコンバーター
プログラムを格納している。CPU24とネットワーク
コントローラ25とプログラムメモリ29の内容とその
他のメモリはTCP/IPプロトコルを接続機器用にコ
ンバートするために機能するが本願には直接関係しない
ので説明は省略する。
【0018】図7において、メスコネクタ16には、1
0BASET用のモジュラコネクタ(正確にはモジュラ
・メスコネクタ)36が設けられている、従って図1の
外観に示す前面には、モジュラコネクタだけが配置され
ることになる。10BASET用のモジュラ・コネクタ
36だけであり、電源は5Vのみを備えている。コネク
タ19にはRS232Cインターフェースが使用され、図2の
後面のコネクタ21となる。プログラムメモリ30はT
CP/IP通信プログラムおよびコンバータープログラ
ムを格納している。
【0019】CPU27とネットワークコントローラ2
8とプログラムメモリ30の内容とその他のメモリはT
CP/IPプロトコルを接続機器用にコンバートするた
めに機能するが本願には直接関係しないので説明は省略
する。図9において、LANのハブ48には各ツイスト
・ペア・ケーブル61を介し複数の情報コンセント12
がそれぞれ接続されている。各情報コンセント12のメ
スコネクタ36にはメスモジュラコネクタがそれぞれ準
備される。
【0020】図8で左の情報コンセント12にはRS232C
インターフェースによりモデム7が、また真中の情報コ
ンセント12には GPIB インターフェースにより工作機
械31が、右の情報コンセント12には RS232Cインタ
ーフェースにより例えばIBMのパソコン6がそれぞれ
接続されている。各情報コンセント12の後面の図は省
略している。各情報コンセント12の電源は、パソコン
6等から各RS232Cインターフェースの空きピンを利用し
て供給される。このパソコン6は自己の情報コンセント
12、LAN1、モデム7の情報コンセント12を介
し、モデム7をTCP/IP通信を通して制御でき、N
TT回線を使用し外部と通信できる。
【0021】LANの48に情報コンセント12と組の
パソコン6を多数接続していると、1台のモデム7を複
数のパソコン6から、共有することが可能となる。ま
た、このパソコン6は自己の情報コンセント12、LA
Nのハブ48、工作機械31の情報コンセント12を介
し工作機械31をTCP/IP通信を通して制御でき、
生産ラインをコントロールすることができる。
【0022】図9において、図8と同様な構成を10B
ASE2について説明する。LAN1にはトランシーバ
3、トランシーバケーブル4を介し情報コンセント12
が接続されている。情報コンセント12のメスコネクタ
16は図3と同型のコネクタとすると、図3のメスコネ
クタ20に合う拡大図に示すコネクタ33が準備され
る。
【0023】この例では、電源ACアダプタ50が各情
報コンセント12に必要な電力を供給し、電源ACアダ
プタ50から近くの情報コンセント12の電源コネクタ
17に配電し、電源スルーコネクタ18から次の情報コ
ンセント12の電源コネクタ17に、またこの情報コン
セント12の電源スルーコネクタ18から、また次の情
報コンセント12の電源コネクタ17に配電する。複数
の情報コンセント12を電源ラインで繋ぎ、1台の情報
コンセント12にACアダプタ50で電源を供給するマ
ルチドロップ方式を採用している。
【0024】更に、図10図においては、左の情報コン
セント12にはRS232CインターフェースによりPCM復
調器内蔵のパソコン40が、また真中の情報コンセント
12にはRS232CインターフェースによりPCM復調器内
蔵の別のパソコン38が、右の情報コンセント12には
セントロニクスインターフェースにより例えばPCMデ
ータ送信機37がそれぞれ接続されている。パソコン3
8とパソコン40には放送用のスピーカ39、41がそ
れぞれ接続され、PCMデータ送信機37には入力用の
マイク35が接続されている。
【0025】PCMデータ送信機37は、TCP/IP
上の経路制御パケットで、特定のパソコン38を指定す
ると、自己の情報コンセント12、LANのハブ48、
そのパソコン38のツイスト・ペア・ケーブル61、情
報コンセント12を介しパソコン38を制御し、スピー
カ39から放送を行うことができる。また、経路制御パ
ケットによって、パソコン40を送信先と指定すると、
同様に、パソコン40に接続されたスピーカ41から放
送を行うことができる。パソコン等の数は多数接続可能
であり、任意のパソコン同志で通信できる。このような
経路制御機能によって、動的に送信先をパソコン38か
らパソコン40に変更することが可能である。
【0026】図11において、LANのハブ48にツイ
スト・ペア・ケーブル61を介し複数の情報コンセント
12がそれぞれ接続されている。左の情報コンセント1
2にはRS232CインターフェースによりPCM復調器内蔵
のパソコン40が、また真中の情報コンセント12には
SCSI インターフェースにより工作機械31がそれぞれ
接続されている。さて、右の情報コンセント12の箱体
15の後面には、光インターフェース45が設けられ、
ケーブル無しで携帯情報端末46と通信する。左と中の
各情報コンセント12の電源は、RS232Cインターフェー
ス及び SCSIインターフェースの各空きピンを利用し、
右の情報コンセント12ではACアダプタ50から電源
コネクタ17に供給する。
【0027】従って、この場合は右の情報コンセント1
2には図2の後面のコネクタ19の代わりに光インター
フェース45が設けられる構成となる。携帯情報端末4
6上の光インターフェース49と光インターフェース4
5とは赤外線によりデータの通信が可能である。この携
帯情報端末46は、TCP/IP上の経路制御パケット
で、特定のパソコン31を指定すると、赤外線信号によ
り自己の情報コンセント12、ツイスト・ペア・ケーブ
ル61、LAN1、ハブ48、ツイスト・ペア・ケーブ
ル61、相手パソコン31の情報コンセント12を介し
工作機械31を制御し、データの転送を行うことができ
る。
【0028】以上説明したように、情報コンセント12
に、各種機器を単純に接続するだけで、LANを利用で
きるので、LANを延長コードのように扱うことがで
き、便利となる。この発明では、情報コンセントという
概念を具体的に実現し、標準プロトコルTCP/IPを
実装している。また、経路制御機能で接続相手を動的に
ネットワークを通じて別の機器からコントロールでき
る。なお、情報コンセントの内部としては、リアルタイ
ムOS、TCP/IPプロトコル、機器接続インターフ
ェース・ドライバ、通信プログラム、経路制御処理プロ
グラム等を情報コンセント12内に搭載している。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、導体線からなる情報ネットワーク(イーサネット)
に固有のプロトコルを有する複数各種の電子機器(パソ
コン、ワープロ機、プリンタ、ファックス、POS端
末、計測機、モデム、工作機械、カードリーダ等)を接
続し、これら情報電子機器の間で前記情報ネットワーク
を介してデータを標準プロトコルにより双方向に送る
(受け渡す)装置にあって、一端が前記情報ネットワー
クに脱着可能に接続され、他端が電子機器に脱着可能に
接続され、これらの間で固有のプロトコルを標準プロト
コルに変換する回路を内蔵する単体の情報コンセントと
したので、単純に、各コネクタに差し込むだけで、LA
Nを延長コードのように利用できる。情報コンセントが
一方の機器接続プロトコルをTCP/IPプロトコルに
変換して相手側の情報コンセントへ送り、また、別の接
続プロトコルへ変換するので、LAN上の機器Aと機器
Bが直接つながっているように利用できる。経路制御機
能により、例えば工場内の特定の場所に構内放送をする
ことができる。LANに直接接続できない機器を、光イ
ンターフェース版の情報コンセントではケーブルなしで
もLANに接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の情報コンセントの外形の前面を示
す図である。
【図2】本発明の情報コンセントの外形の後面を示す図
である。
【図3】本発明の他の情報コンセントの外形の前面を示
す図である。
【図4】本発明の情報コンセントの基本概念を示す図で
ある。
【図5】本発明の情報コンセントを使用したシステム構
成を示す図である。
【図6】本発明の情報コンセントのブロック回路の一構
成を示す図である。
【図7】本発明の情報コンセントのブロック回路の他の
構成を示す図である。
【図8】本発明の情報コンセントの一の応用システム構
成を示す図である。
【図9】本発明の情報コンセントの他の応用システム構
成を示す図である。
【図10】本発明の情報コンセントを使用した構内放送
システム構成を示す図である。
【図11】本発明の情報コンセントを使用した構内放送
システムの別構成を示す図である。
【図12】従来のハブ型LANの一般的なシステム構成
を示す図である。
【図13】従来の同軸ケーブル型のLANの一般的なシ
ステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 LAN(同軸ケーブル) 2 BNCTコネクタ 3 トランシーバ 4 トランシーバケーブル 6、33、38、40 パソコン 7 モデム 11 計測機器 10 プロトコルコンバータ 12 情報コンセント 13 ワープロ 14 PDA 15 箱体 16、20 メスコネクタ 17 電源コネクタ 18 電源スルーコネクタ 19、21、26 コネクタ 20 メスコネクタ 24、27 CPU 22 切り替えスイッチ 23 電圧切替回路 25 ネットワークコントローラ 29、30 プログラムメモリ 31 工作機械 33 オスコネクタ 35 マイク 36 モジュラ・メスコネクタ 37 PCMデータ送信機 39、41 スピーカ 45、49 光インターフェース 46 携帯情報端末 48 ハブ 50 ACアダプタ 52 モジュラ・コネクタ 61 ツイスト・ペア・ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体線からなる情報ネットワークに、固
    有のプロトコルを有する複数各種の電子機器を接続し、
    これら情報電子機器の間で前記情報ネットワークを介し
    てデータを標準プロトコルにより双方向に送る装置にあ
    って、 前記情報ネットワークに脱着可能に接続される一方の端
    子と、前記複数各種の電子機器のうち一の電子機器に脱
    着可能に接続される他方の端子と、前記固有のプロトコ
    ルを標準プロトコルに変換する回路を内蔵し、この回路
    を介して前記一の電子機器と前記情報ネットワークとの
    間でデータを通信する単体の情報コンセント。
  2. 【請求項2】 導体線からなる情報ネットワークに、固
    有のプロトコルを有する複数各種の電子機器を接続し、
    これら情報電子機器の間で前記情報ネットワークを介し
    てデータを標準プロトコルにより双方向に送る装置にあ
    って、 前記情報ネットワークに脱着可能に接続される端子と、
    前記複数各種の電子機器のうち一の電子機器との間で光
    線を介し通信する光インターフェースとを備え、前記固
    有のプロトコルを標準プロトコルに変換する回路を内蔵
    し、この回路を介して前記一の電子機器と前記情報ネッ
    トワークとの間でデータを通信する単体の情報コンセン
    ト。
  3. 【請求項3】 導体線からなる情報ネットワークに、固
    有のプロトコルを有する複数各種の電子機器を接続し、
    これら情報電子機器の間で前記情報ネットワークを介し
    てデータを標準プロトコルにより双方向に送る通信方法
    において、 前記複数各種の電子機器を、 前記情報ネットワークに脱着可能に接続される端子と前
    記複数各種の電子機器のうち一の電子機器に脱着可能に
    接続される端子とを備え前記固有のプロトコルを標準プ
    ロトコルに変換する回路を内蔵する単体の情報コンセン
    トにそれぞれ接続し、 前記複数各種の電子機器のうち一の電子機器を、これに
    接続された一の情報コンセントと前記情報ネットワーク
    および他の情報コンセントを介し、これに接続された他
    の電子機器を選択して接続し、前記一の電子機器と選択
    された他の電子機器との間でデータを転送することを特
    徴とする通信方法。
  4. 【請求項4】 導体線からなる情報ネットワークに、固
    有のプロトコルを有する複数各種の電子機器を接続し、
    これら情報電子機器の間で前記情報ネットワークを介し
    てデータを標準プロトコルにより双方向に送る通信方法
    において、 前記複数各種の電子機器を、 一端が前記情報ネットワークに脱着可能に接続される端
    子と前記複数各種の電子機器のうち一の電子機器との間
    で光線を介し通信する光インターフェースとを備え前記
    固有のプロトコルを標準プロトコルに変換する回路を内
    蔵する単体の情報コンセントによりそれぞれ接続し、 前記複数各種の電子機器のうち一の電子機器を、これに
    接続された一の情報コンセントと前記情報ネットワーク
    および他の情報コンセントを介し、これに接続された他
    の電子機器を選択して接続し、前記一の電子機器と選択
    された他の電子機器との間でデータを転送することを特
    徴とする通信方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1132064A (ja) * 1997-07-14 1999-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信プロトコル処理装置
JP2001337754A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Isa:Kk マルチベンダups統合管理システム装置
JP2002501244A (ja) * 1998-01-06 2002-01-15 ソニー エレクトロニクス インク オーディオビデオネットワーク
US8117295B2 (en) 2006-12-15 2012-02-14 Nec Corporation Remote apparatus management system, remote apparatus management method and remote apparatus management program
US11197196B2 (en) 2014-12-04 2021-12-07 Assia Spe, Llc Optimized control system for aggregation of multiple broadband connections over radio interfaces

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