JP2002541876A - 圧送可能な物質を圧力処理する方法及び装置 - Google Patents

圧送可能な物質を圧力処理する方法及び装置

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JP2002541876A JP2000613483A JP2000613483A JP2002541876A JP 2002541876 A JP2002541876 A JP 2002541876A JP 2000613483 A JP2000613483 A JP 2000613483A JP 2000613483 A JP2000613483 A JP 2000613483A JP 2002541876 A JP2002541876 A JP 2002541876A
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pressure vessel
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チダムバラム ラガヴァン
オリヴァー エル トリモーレット
モハメッド エイ ハシシュ
エドマンド ティン
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フロー インターナショナル コーポレイション
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    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/015Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with pressure variation, shock, acceleration or shear stress or cavitation
    • A23L3/0155Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with pressure variation, shock, acceleration or shear stress or cavitation using sub- or super-atmospheric pressures, or pressure variations transmitted by a liquid or gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
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    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/005Control arrangements

Abstract

(57)【要約】 圧送可能な物質、例えば圧送可能な食品の圧力処理装置及び方法。一実施形態では、この圧力処理装置は、複数の相互に結合された圧力容器(15)を有し、各圧力容器は、圧送可能な物質を受け入れる入口ポートと、圧送可能な物質を取り出す出口ポートと、圧送可能な物質を加圧する隔離手段(80)と、加圧された流体を受け入れて隔離手段を圧送可能な物質に向かって付勢する高圧ポートとを有している。かかる圧力処理装置は、入口弁及び出口弁から漏れた物質の移動を制限する遮断弁、圧送可能な物質を加熱すると共に(或いは)冷却する熱交換器(92a)、及び(又は)ガスを圧送可能な物質に加え、又はガスを圧送可能な物質から除くガス制御装置(140a)を更に有するのがよい。洗浄、すすぎ洗い及び(又は)消毒用の流体を、洗浄、すすぎ洗い及び(又は)消毒のために隔離手段中を含むシステム全体中へ圧送するのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔技術分野〕 本発明は、圧送可能な物質(以下、「圧送可能物質」という)、例えば食品等
を圧力処理する方法及び装置に関する。
【0002】 〔発明の背景〕 流動性の物質、例えば液状食品を超高圧にさらすことにより処理する場合があ
る。例えば、液状食品を超高圧に当てた後、保存し、或いは、化学的又は物理的
な変更を加えるようになっている。従来の一方法では、食品を加圧容器内に積み
込み、この中で選択された期間にわたって選択された圧力に加圧して所望の物理
的又は化学的変化を達成する。次に、容器を減圧し、中身を出す。次に、圧力容
器に次の量の未処理の物質を再び積み込むことができ、このプロセスを繰り返し
行う。
【0003】 現行のシステムは所望の結果をもたらすが、製造品の汚染の問題が生じる場合
がある。汚染は、或る用途、特に食品の圧力処理を伴う用途では重要な問題であ
る。汚染は潜在的に、食品と外部環境との接触に起因する場合があり、或いは、
圧力処理済みの食品が未処理の食品に触れることによって生じる場合がある。
【0004】 〔発明の概要〕 本発明は、圧送可能な物質、例えば、食品を1又は2以上の圧力容器で圧力処
理する方法及び装置に関する。一実施形態では、この装置は、第1及び第2の高
圧容器を有するのがよく、各高圧容器は、入口ポート、出口ポート及び圧送可能
物質を再加圧流体から隔離する隔離手段を有している。圧力容器は、隔離手段を
スケジュールに従って移動させる制御装置に結合されていて、一方の隔離手段の
スケジュールは、他方の隔離手段をスケジュールに対して遅延され又はずらされ
るようになっている。
【0005】 圧力処理装置は、入口ポート及び(又は)出口ポートに結合されていて、開き
位置と閉じ位置との間で動くことができる第1及び第2の互いに間隔を置いた弁
を更に有するのがよい。2つの弁相互間に設けられた検出器が、弁がその閉じ位
置にあるときに弁のうちの一方を越える圧送可能物質の漏れを検出するようにな
っている。検出器は、任意適当な装置、例えば圧力センサ又はpHセンサであっ
てよい。
【0006】 別の実施形態では、圧力処理装置は、圧送可能物質を加圧する前及び(又は)
後に圧送可能物質を一段と処理するよう圧力容器に結合された1又は2以上の装
置を有するのがよい。例えば、一実施形態では、圧力処理装置は、熱交換器を有
するのがよく、この熱交換器は、圧力容器のうち1又は2以上の入口ポート又は
出口ポートに結合されていて、圧送可能物質と熱交換器との間で熱を伝達するよ
うになっている。別の実施形態では、圧力処理装置は、入口ポート及び出口ポー
トのうち少なくとも一方に結合されていて、ガスを圧送可能物質から除去するガ
ス制御装置を有するのがよい。
【0007】 本発明のさらに別の実施形態では、圧力容器内の隔離手段は、チャネルが貫通
して延びるピストンを有するのがよい。チャネルは、入口ポートと流体連通状態
にある第1の開口部及び高圧流体圧ポートと流体連通状態にある第2の開口部を
有するのがよい。ピストンは、チャネルの第1の開口部第2の開口部との間に設
けられていて、ピストンの一方の側部から他方の側部への流れを調節する弁を更
に有するのがよい。
【0008】 〔実施形態の詳細な説明〕 本発明は、圧送可能な物質、例えば食品を圧力処理する方法及び装置に関する
。本発明の実施形態の詳細が、かかる実施形態の完全な理解を得るために以下の
説明及び図1〜図6に記載されている。しかしながら、当業者であれば、本発明
は、別の実施の形態をとることができ、これらを以下の説明に記載する細部の幾
つかを用いないで実施できることが理解されよう。
【0009】 本発明の一実施形態としての圧力処理装置は、複数の圧力容器を有し、各圧力
容器は、圧送可能物質を容器内に入れるよう開放する内部入口弁を有している。
入口弁は次に閉じて、圧送可能物質はピストンによって圧縮され、このピストン
は、超高圧流体によって駆動される。圧送可能物質を加圧した後、内部出口弁が
、加圧された圧送可能物質の取り出しのために開く。入口弁及び出口弁には制御
流体を供給するのがよく、この制御流体は、加圧状態の圧送可能物質と非加圧状
態の圧送可能物質との間の流体障壁を形成することにより加圧状態の圧送可能物
質を汚染する恐れを減少させることができる。入口弁及び出口弁に隣接して設け
られた遮断弁が、圧送可能物質のパージング流体による汚染を防止することがで
き、しかも、加圧状態の圧送可能物質の非加圧状態の圧送可能物質による汚染を
防止することができる。
【0010】 図1は、高い内圧に耐えることができる内面14を備えた圧力容器15を有す
る圧力処理装置10の部分断面側面図である。圧力容器15は、断熱層16及び
保護シールド17によって部分的に包囲された開口シリンダ12を有するのがよ
い。シリンダ12はさらに、一端に設けられた圧送可能物質弁30及び反対側に
設けられた高圧弁70を更に有するのがよい。圧力容器15が高い内圧を受けた
時に、圧送可能物質弁30及び高圧弁70を定位置に固定するためのヨーク11
が設けられている。圧送可能物質弁30は、図1に示す2つのポート31を有し
、かかる2つのポートは、非加圧状態の圧送可能物質を圧力容器15内に導入す
る入口ポート31a、及び、圧送可能物質をいったん加圧すると、圧送可能物質
を圧力容器から排出する出口ポート31bである。ポート31は各々、弁体40
で密閉したり、開くことができる(入口弁体40a及び出口弁体40bとして示
されている)。
【0011】 圧送可能物質を、アイソレータ又は隔離手段80によって圧送可能物質から分
離された超高圧流体によって加圧するのがよい。一実施形態では、隔離手段80
は、圧力容器15内で軸方向に移動するよう超高圧流体によって駆動されるピス
トンであるのがよい。超高圧流体は、高圧弁70内に設けられた高圧導管71を
介して圧力容器15に供給される。超高圧流体はまず最初に、高圧導管71を通
って圧力容器15から取り出され、ついには、容器15内の圧力が、低圧弁体4
0cを動かすことによって低圧ポート72を開くのに十分低くなるようになる。
低圧ポート72をいったん開くと、残りの超高圧流体を低圧ポートを通って高い
流量で圧力容器15から排出することができる。
【0012】 一実施形態では、装置10は、ワシントン州ケント所在のフロー・インターナ
ショナル・コーポレイテッドから入手できるモデル番号012122の組立体で
あるのがよく、この組立体は、少なくとも100,000psiの容器内部圧力
に耐えるよう構成された容器15、ヨーク11及びシールド17を有している。
他の実施形態では、装置10は、選択した圧送可能物質及び処理の仕方に応じて
、100,000psiの内部圧力又は別の適当な圧力に耐えるよう構成された
他の圧力容器15及び周辺機器を有するのがよい。かかる容器及び周辺機器は、
スウェーデン国ヴァステラス所在のエービービー・プレッシャー・システムズ、
ペンシルベニア州エリー所在のオートクレーブ・エンジニアリング又はマサチュ
ーセッツ州アンドオーバー所在のエンジニアード・プレッシャー・システムズか
ら入手できる。
【0013】 図2は、図1に示す圧送可能物質弁30及びシリンダ12の一部の詳細部分断
面図である。図2に示すように、圧送可能物質弁30は、入口ポート31aと流
体連通状態にある入口カップリング又は継手33a及び出口ポート31bと流体
連通状態にある出口カップリング又は継手33bを有するのがよい。入口継手3
3aを、圧送可能物質を圧力容器15に供給するために圧送可能物質源(図5を
参照して以下に詳細に説明する)に結合するのがよい。出口継手33bを、圧送
可能物質をいったん圧力処理すると、圧送可能物質を包装する容器又は包装容器
に結合するのがよい。
【0014】 上述のように、入口ポート31a及び出口ポート31bを通る圧送可能物質の
流量は、それぞれ、入口弁体40a及び出口弁体40bによって制御される。各
弁体40は、弁ピストン52に連結された弁ステム又は弁棒50に連結され、こ
の弁ピストンは、弁体40を開き位置(図2には出口弁体40bの位置で示され
ている)と閉じ位置(図2には入口弁体40aの位置で示されている)との間で
軸方向に駆動する。したがって、各弁ピストン52は、開きポート54に隣接し
た前方フェース55及び閉じポート53に隣接した後方フェース56を有してい
る。加圧制御流体を開きポート54に送り込むと、この加圧制御流体は、弁ピス
トン52の前方フェース55に作用して弁体40をその開き位置まで軸方向に駆
動する。加圧制御流体を閉じポート53に送り込むと、この加圧制御流体は、弁
ピストン52の後方フェース56に作用して弁体40をその閉じ位置まで軸方向
に駆動する。
【0015】 各弁体40は、弁体が閉じ位置にあるときにポート31の外部に位置したまま
の外側部分41及び弁体が閉じ位置にあるときにこのポート31内へ延びる内側
部分42を有するのがよい。各弁体40は、弁体が閉じ位置にあるときに弁体を
越える圧送可能物質の運動を制限する1又は2以上の密封体を更に有するのがよ
い。例えば、弁体40は、外側部分41の周囲にぐるりと設けられた可撓性密封
体43を有するのがよい。可撓性密封体43を、唇部44によって定位置に保持
して対応関係にあるポート31に隣接して圧送可能物質弁30の内面14aに密
着させるのがよい。弁体40は、内側部分42の周りにぐるりと設けられていて
、ポート31の内面32に密着するOリング45を更に有するのがよい。
【0016】 2つの密封体(例えば、可撓性密封体43及びOリング45)を備えた弁体4
0の利点を述べると、これら密封体は、弁体が閉じ位置にあるときに圧送可能物
質が弁体を越えて流れる恐れを減少させる。例えば、これら2つの密封体は、出
口弁体40bが閉じ位置にあって、圧送可能物質を加圧したときに、圧送可能物
質が出口弁体40bを越えて逃げて出口ポート31bに入る恐れを減少させるこ
とができる。かかる状態は、逃げ出た圧送可能物質を十分に加圧処理できず、し
たがって、次に、開き出口ポート31bを通過する完全圧力処理済みの物質を汚
染する場合があるので望ましくない。さらに、入口弁体40aの2つの密封体は
、非加圧状態の圧送可能物質が例えば、入口弁体40aが閉じ位置にあり、出口
弁体40bが開き位置にあるときに、加圧されないで入口ポート31から流出し
て直接出口ポート31bに流入するのを防止することができる。
【0017】 弁体40は、完全処理済みの圧送可能物質が未処理又は処理中の圧送可能物質
で汚染される恐れを一段と減少させることができるパージング域60を更に有す
るのがよい。図2に示すように、パージング域60を、Oリング45と可撓性密
封体43との間に配置するのがよい。パージング域60を、弁体40の内側部分
42及びポート31の内面32によって一段と境界づけるのがよい。制御流体は
、パージング域に隣接して弁体40内に設けられた1又は2以上のオリフィス5
8を通してパージング域60に流入することができる。オリフィスを、弁棒50
に設けられた通路51を経由して制御流体源(図5を参照して、以下に詳細に説
明する)に結合するのがよい。したがって、制御流体は、弁体40が閉じ位置に
あり、弁棒50を通ってパージング域60に流れると、通路入口57を経て通路
51に流入することができる。弁体40が閉じ位置にあるとき、弁ピストン52
は、通路入口57を閉鎖し、制御流体が通路51に流入するのを阻止し、したが
って、制御流体が圧力容器15内へ自由に流れるのを阻止する。
【0018】 制御流体は、パージング域60内に存在している限り、可撓性密封体43及び
(又は)Oリング45を越えて逃げることによりパージング域に入った未処理又
は処理中の圧送可能物質の粒子を同伴することができる。したがって、パージン
グ域60は、完全処理済み圧力の入った領域と未処理又は部分的にしか処理され
ていない圧送可能物質の入った領域との間の流体障壁を形成する。例えば、出口
弁体40bを包囲したパージング域60は、完全圧力処理されなかった圧送可能
物質が、処理サイクルの完了前に圧力容器15から逃げ出るのを阻止することが
できる。さらに、入口弁体40aを包囲したパージング域60は、出口弁体40
bを開いて容器15から圧送可能物質を取り出す時に、未処理圧送可能物質が入
口弁体を越えて流れて出口ポート31bを通って流れ出るのを阻止することがで
きる。
【0019】 制御流体は、出口チャネル61を通ってパージング域60から出て非加圧状態
又は加圧中の圧送可能物質を対応関係にあるポート31から運び去ることができ
る。出口チャネル61は、パージング域内の圧力が下がると、制御流体がパージ
ング域60に再び入るのを阻止する逆止弁62を有するのがよい。例えば、逆止
弁62は、制御流体が逃げ出ることができるように直径が出口チャネル61から
遠ざかるにつれて拡大し、制御流体がパージング域60に再び入るのを阻止する
よう出口チャネルのところで潰れた可撓性エラストマーリングを有するのがよい
。逃げ出た制御流体は、アニュラス部64に入って逃し弁(リリーフバルブ)6
3を通って圧力容器15から流れ去ることができる。逃し弁63を調節してアニ
ュラス部64内の圧力を、制御流体が逃げることができるほど低く、しかも圧送
可能物質がシリンダ12と圧送可能物質弁30との間で圧力容器15から流出す
るのを阻止するほど高いレベルに維持するのがよい。
【0020】 制御流体は、弁体40を前後に駆動することができ、圧送可能物質をパージン
グ域60からパージできる適当な流体であれば任意のものであってよい。一実施
形態では、制御流体は、制御流体がパージング域60を通過する際にパージング
域60に隣接した表面を洗浄すると共に(或いは)消毒するヨードの入った化合
物を更に含むのがよい。変形例として、制御流体は、圧送可能物質の特性に悪影
響を及ぼすことなくパージング域60を洗浄する任意の物質を含むよう選択でき
る。したがって、制御流体は、完全圧力処理済みの圧送可能物質が加圧中又は非
加圧状態の圧送可能物質によって汚染される恐れを一段と減少させることができ
る。さらに、制御流体は、粒子(これら粒子は圧送可能物質中に含まれている場
合がある)が、弁体の完全閉鎖を阻止する場合のある弁体40とポート31との
間のところに脱落するようになる恐れを減少させることができる。
【0021】 また図2に示すように、圧送可能物質弁30を、圧送可能物質導管34(入口
継手33aに結合された入口導管34a及び出口継手33bに結合された出口導
管34bとして示されている)に結合するのがよい。各導管34は、対応関係に
ある弁体40から間隔を置いて位置した遮断弁35(入口遮断弁35a及び出口
遮断弁35bとして示されている)を有するのがよい。各遮断弁35と対応関係
にある弁体40との間には検出器36が設けられており、この検出器は、入口検
出器36a及び出口検出器36bとして示されている。弁体がその閉じ位置にあ
るときに圧送可能物質が弁体40のいずれかを越えて偶発的に漏れると、対応関
係にある遮断弁35は、圧送可能物質が対応関係にある導管34内へそれ以上流
れないようにする。さらに、検出器36は、弁体40と遮断弁35との間の導管
中の圧送可能物質の性状の変化を検出することにより漏れがあるかどうかを検出
することができる。例えば、検出器36は、圧送可能物質が弁体40を越えて漏
れると、圧力上昇を検出する圧力変換器を有するのがよい。別の実施形態では、
検出器36は、導管中の物質の色に関する特性の変化を検出する不透明度計器又
は閉じ状態の弁体40からの圧送可能物質の漏れによって生じる導管中の物質の
pHの変化を検出するpH検出器を有してもよい。さらに別の実施形態では、検
出器36は、弁体40と遮断弁35との間に漏れがあるかどうかを検出すること
ができる他の装置を有してもよい。
【0022】 出口導管34bは、出口遮断弁35bと出口弁体40bとの間に配置された切
換弁37を更に有するのがよい。切換弁37bは、その閉じ位置では、加圧状態
の圧送可能物質が包装又は他の加圧後処理のために出口導管34bを通り、そし
て遮断弁35bを通って流れることができるようにする。切換弁37は、圧送可
能物質を投棄場にそらし又は非加圧圧送可能物質源に戻すことができる。したが
って、装置10が圧送可能物質を選択された量よりも低い量だけ加圧した場合、
切換弁37をその開き位置に動かして部分的に加圧された状態の圧送可能物質を
処分し又は圧送可能物質をその源に戻すことができ、この源から圧送可能物質を
次の加圧のためにシリンダ15に再び導入することができる。
【0023】 図3は、図1に示す高圧弁70及び高圧導管71の詳細部分断面側面図である
。高圧導管71を、隔離手段80を圧力容器15内で駆動するための超高圧流体
源に結合するのがよい。超高圧流体を、例えばワシントン州ケント所在のフロー
・インターナショナル・コーポレイテッドから入手できるモデル番号25XQ1
00のような装置で供給するのがよく、この装置は、各々が水を0.9gpmの
流量で100,000psiまで加圧することができる4つの油圧増圧器を駆動
する150Hpのモータを有する。この値よりも高い又は低い圧力を発生するこ
とができる他の装置も、この圧力が圧送可能物質に所望の効果を及ぼすのに十分
である限り、適している。
【0024】 超高圧流体は、圧力容器が圧送可能物質で満たされると、低圧ポート72を通
って圧力容器15から排出される。低圧ポート72を、図2に示す入口弁体40
a及び出口弁体40bを参照して上述したのと同様の方法で低圧弁体40cで開
閉するのがよい。一実施形態では、部品を共通化するために、図3に示す低圧弁
体40c、弁棒50及び弁ピストン52は、図2に示す弁体、弁棒及び弁ピスト
ンと同一であるのがよい。しかしながら、低圧ポート72は圧送可能物質にさら
されないので、高圧弁70は、パージング域60(図2)又は出口チャネル61
(図2)を有する必要はない。
【0025】 図3に示すように、高圧弁70は、密封フランジ65を有するのがよく、この
密封フランジ65は、シリンダ内の高圧弁70を密封するためにシリンダ12の
内面14bに密封自在に結合されている。密封フランジ65は、Oリング67を
受け入れるよう内面14bから間隔を置いて位置し、このOリング67は、内面
14bとフランジ65の上方に密封自在に係合する。高圧弁70は、Oリングに
隣接して設けられたエラストマー密封体68及びエラストマー密封体に隣接して
設けられた抗押出し性リング69を更に有するのがよく、これらは両方とも、密
封リング65の後面73に密着する。エラストマー密封体68は、ポリマー、例
えば超高分子量ポリエチレンから成るのがよく、抗押出し性リング69は、金属
、例えば青銅から成るのがよい。密封リング65の後面73は、エラストマー密
封体68を矢印Aで示す方向に後方へ押すと(例えば、圧力容器15を加圧した
とき)、エラストマー密封体68が抗押出し性リング69をシリンダ12に向か
って外方に押し、それにより、エラストマー密封体68が高圧弁70とシリンダ
12との間に存在する場合のある僅かな隙間の中へはみ出るのを防止するよう傾
斜しているのがよい。この構成は、エラストマー密封体68の摩耗を減少させる
ので有利な場合がある。これと類似した構造を用いても圧送可能物質弁30(図
2)をシリンダ12に対して密封することができる。
【0026】 図4は、図1に示す圧力容器15及び隔離手段80の一部の部分断面側面図で
ある。隔離手段80は、シリンダ12の内壁に摺動自在且つ密封自在に係合する
密封体85を備えたピストンの形態をしているのがよい。隔離手段80は、流れ
通路81(上方流れ通路81a及び下方流れ通路81bとして示されている)を
更に有するのがよい。各流れ通路81は、逃し弁82(上方逃し弁82a及び下
方逃し弁82bとして示されている)を有するのがよい。逃し弁82は、付勢装
置84、例えばばねによって閉じ位置に付勢されるストッパ83を有している。
【0027】 好ましい実施形態では、逆止弁82は各々、流れが他方の逆止弁と反対側の方
向に流れるようにすることができる。例えば、図4に示すように、隔離手段80
の左側と隔離手段80の右側との間の圧力差が或る値を越えると、上方逃し弁8
2aは、流れが隔離手段80の左側から隔離手段80の右側に流れるようにする
ことができる。これと同様に、隔離手段80の右側から左側に隔離手段を横切る
圧力差が或る値を越えると、下方逃し弁82bは、流体が隔離手段80を通って
右側から左側へ流れるようにすることができる。一実施形態では、隔離手段80
は、図4に示すように2つの流れ通路81を有するのがよく、別の実施形態では
、隔離手段80は、隔離手段80の構造的一体性が維持される限り、3以上の流
れ通路を有していてもよい。さらに別の実施形態では、隔離手段は、流体を一方
向にのみ通すことができるようにする単一逃し弁82を備えた単一流れ通路81
を有していてもよい。
【0028】 隔離手段80の流れ通路81及び逆止弁82は、種々の機能を発揮することが
できる。例えば、圧力容器15を洗浄する場合、隔離手段80をシリンダ12の
最も右に位置する側部まで移動させて圧送可能物質弁30(図1)に密着させる
のがよい。次に、高圧状態の流体を上方逃し弁82aを通って隔離手段80と圧
送可能物質弁30との間の領域中に圧送して、この領域の洗浄を行うことができ
るようにする。これと同様に、隔離手段80をシリンダ12の左側端部まで駆動
して高圧弁70に当接させ(図1)、洗浄流体を下方通路81b及び下方逃し弁
82bを通って送り進めて隔離手段80と高圧弁70との間の領域を洗浄するの
がよい。別の手法では、流れ通路81及び逃し弁82を用いると、圧力容器15
の作動中に発生する場合のある圧力を逃がすことができる。さらに別の手法では
、隔離手段80をシリンダ12内で前後に移動させて、流体が流れ通路81を通
ることなく、シリンダを洗浄することができる。例えば、隔離手段80を洗浄流
体で加圧することにより隔離手段80はシリンダ12の壁を擦って洗うことがで
きる。隔離手段80は、シリンダ12内で前後に動き、隔離手段80は洗浄流体
をシリンダ12の壁に沿って運ぶと共に密封体85が壁に沿って摺動すると機械
的なスクラビング作用(scrubbing action)を発揮する。
【0029】 装置10の実施形態の作用は、図1及び図2を参照すると最もよく理解される
。まず最初に図2を参照すると、制御流体を対応関係にある閉じポート53中に
供給することにより出口弁体40bを閉じる。制御流体は、対応関係にある弁ピ
ストン52の後方フェース56に作用して出口弁体40bを出口ポート31b内
へ引き入れる。Oリング45はポート31の内面32に密着し、可撓性密封体4
3は、圧送可能物質弁30の内面14aに密着する。制御流体は対応関係にある
制御流体通路51を通って出口弁体40bのパージング域60に流入し、対応関
係にある出口チャネル61を通ってパージング域から流出する。制御流体は、出
口弁体が閉じ位置にある限り、流れ続ける。また、出口遮断弁35bを閉じる。
入口遮断弁35aを開き、次に、制御流体を対応関係にある開きポート54に送
ることにより入口弁体40aをその開き位置に移動させる。制御流体は、対応関
係にある弁ピストン52の前方フェース55に作用して入口弁体40aを開き位
置に駆動する。
【0030】 次に図1を参照すると、低圧弁体40cを、入口弁体40aを参照して上述し
たのと類似の方法でその開き位置に移動させる。次に、圧送可能物質を入口ポー
ト51を通って圧力容器15内に導入し、それにより隔離手段80を高圧弁70
に向かって移動させ、隔離手段80と高圧弁70との間に位置した残留高圧流体
を低圧ポート72を通って押し出す。次に、低圧弁40c、入口弁体40a及び
入口遮断弁35aを閉じ、超高圧流体を高圧導管71を通って圧力容器15に導
入する。超高圧流体は、隔離手段80を圧送可能物質弁30に向かって駆動して
圧送可能物質を容器内で圧縮する。所望の圧力が得られると、超高圧流体の流れ
を止め、圧送可能物質が選択された期間にわたって高圧状態のままになるように
する。もし、この期間中、いずれかの検出器36が圧力の漏れを検出すると、プ
ロセスを停止させて部分的に加圧された状態の圧送可能物質を処分するか、或い
は圧力容器15に再導入するのがよい。
【0031】 選択された期間が経過すると、圧力容器15内の圧力を、まず最初に超高圧流
体を高圧導管71を通って圧力容器15から送り出すことにより抜く。次に、出
口遮断弁35b及び弁体40b,40cを開き、低圧流体を低圧ポート72を通
って供給して隔離手段80を出口弁体40に向かって移動させ、圧送可能物質を
出口ポート31bを通って圧力容器15から取り出す。次に、このサイクルを新
しい量の圧送可能物質について繰り返すのがよい。
【0032】 図1〜図4に示す装置10の実施形態の一特徴を説明すると、遮断弁35は、
偶発的に弁体40を越えて漏れる圧送可能物質の動きを制限する。加うるに、検
出器36は、かかる漏れがあるかどうかを検出することができる。
【0033】 もう一つの利点を挙げると、各弁体40に設けられた複数の密封体は、弁体が
圧力処理された圧送可能物質を漏洩させ、これを非加圧状態又は加圧中の圧送可
能物質で汚染する恐れを減少させる。さらに別の利点を挙げると、2つの密封体
は、完全加圧状態の圧送可能物質と非加圧状態の圧送可能物質との間のパージン
グ域60を構成することができる。制御流体をパージング域60に通して加圧中
の圧送可能物質をパージング域から除去し、加圧状態の圧送可能物質と非加圧状
態又は加圧中の圧送可能物質との間に流体障壁を形成する。さらに、制御流体は
、パージング域内の装置の表面を消毒することができる。パージング機能と消毒
機能の両方を、装置を加圧しながら、且つ加圧容器15の内部に接近する必要な
く、完全に発揮させることができる。
【0034】 図1〜図4に示す装置10のさらに別の利点を挙げると、シリンダ12と弁3
0,70との間の密封体68は、弁の傾斜面に隣接して位置した抗押出し性リン
グ69を有することができる。抗押出し性リング69は、加圧下で外方に動いて
密封体の摩耗を減少させると共にシリンダ12と弁30,70との間に生じる漏
れの恐れを減少させる。
【0035】 図5は、例えば図1に示すような3つの互いに結合された装置10から成る半
連続処理装置10aの略図である。従って、各装置10は、ヨーク11によって
包囲された圧力容器15を有し、各圧力容器15は、図1〜図4を参照して上述
したような可動隔離手段80、入口弁体40a、出口弁体40b、低圧弁体40
a及び高圧導管71を有している。以下に詳細に説明するように、弁及び隔離手
段の運動は、コンピュータ130によって制御され、従って、各装置10は、他
方の装置10のスケジュールからずれて又は互い違いに行われるスケジュール(
例えば、図1〜図4を参照して上述したスケジュール)に従って動作するように
なる。従って、半連続処理装置10aは、多筒内燃機関の動作方法で動作して加
圧状態の圧送可能物質の半連続流を生じさせることができる。図5に示す実施形
態では、加圧状態の圧送可能物質の半連続流を生じさせるために、装置10aは
、3つの圧力容器15aを有し、他の実施形態では、装置10aは、これよりも
多い数又は少ない数の圧力容器15(例えば、1つの圧力容器15)を有してい
てもよい。
【0036】 装置10aは、圧送可能物質を3つの圧力容器15の各々に供給する圧送可能
物質源90を有している。圧送可能物質は、研磨スラリー、食品、例えばジュー
ス、部分的に液化された果物又は野菜、或いは装置10a内の装置を通って圧送
できる任意の物質を含むのがよい。分かりやすくするために、圧送可能物質の辿
る経路は、図5においては実線で示され、制御流体及び高圧流体の辿る経路は、
それぞれ破線及び想像線で示されている。洗浄溶液は、実線で示す圧送可能物質
の経路を辿ると共に太い破線で示す経路をも辿る。
【0037】 圧送可能物質は、源90から圧送可能物質の加熱のための予備処理熱交換器9
2aに進むことができる。圧送可能物質を種々の理由で加圧前に加熱するのが有
利な場合がある。例えば、圧送可能物質を加熱することにより加圧と連携して、
圧送可能物質中の微生物が減少し又はなくなる場合がある。この実施形態の一特
徴では、圧送可能物質に作用する圧力及び(又は)圧送可能物質が加圧下のまま
でいる期間を、圧送可能物質を加圧前に熱交換器92aで加熱することにより減
少させることができる。別の実施形態では、熱交換器92aを用いてある種類の
食品については有利な効果が得られるよう圧送可能物質を冷却するのがよい。い
ずれの場合においても、熱交換器92aは、かき取り表面型熱交換器(圧送可能
物質が、これが焦げる場合があるところとしての熱交換器の壁にくっつかないよ
うにするためのものである)、例えば、ニューヨーク州リトルフォール所在のチ
ェリー−バレル社から入手できるモデル番号4X120であるのがよく、或いは
、圧送可能物質を受け入れるチャネル及び熱を圧送可能物質に伝えると共に(或
いは)これから奪う熱交換表面を有する別の適当な装置であってもよい。
【0038】 圧送可能物質は、熱交換器92aからガス制御装置140aに移ることができ
る。一実施形態では、ガス制御装置140aは、空気又は他のガスを加圧前に圧
送可能物質から除去する脱泡装置、例えば、ニューヨーク州リトルフォール所在
のアロ−バク(チェリー−バレル社の一部門)から入手できるモデル番号16で
あるのがよい。空気及び他のガスを圧送可能物質から除去して食品中に存在する
炭化水素の加圧下におけるデトネーションを防止するのが有利な場合があり、か
かるデトネーションにより、食品が燃えて食品の品質が落ちる場合がある。一実
施形態では、ガス制御装置140aは、圧送可能物質が加熱後にガス発生を生じ
やすいので熱交換器92aの下流側に配置される。
【0039】 一実施形態では、ガス制御装置140aは、例えば図6に示すような重力供給
装置を有していてもよい。ガス制御装置140aはしたがって、出口ポート14
2の上方に位置した入口ポート141を有している。真空ポート143が、入口
ポート141と出口ポート142との間に設けられ、真空源(図示せず)に結合
されている。作用を説明すると、圧送可能物質は、入口ポート141を通ってガ
ス制御装置140aに流入し、圧送可能物質が出口ポート142に向かって下降
すると、空気又は他のガスが圧送可能物質から抽気され、真空ポート143を通
る。
【0040】 図5を参照すると、ガス制御装置140aはまた、ガスを圧送可能物質の流れ
に導入するよう動作できる。例えば、一実施形態では、ガス制御装置140aは
、二酸化炭素を圧送可能物質に導入し、それにより、この中に存在するバクテリ
アの量を減少させることができる。他の実施形態では、他のガスを圧送可能物質
に加えて同一又は他の有利な効果を生じさせることができる。
【0041】 圧送可能物質をガス制御装置140aから洗浄溶液弁97(以下に詳細に説明
する)を通って3つの圧力容器15の各々に圧送し、ここで圧送可能物質は、図
1〜図4を参照して上述した工程にしたがって処理される。次に、加圧状態の圧
送可能物質を出口弁40bを通して圧力容器15から取り出し、ここから処理後
ガス制御装置140bに進むことができる。処理後ガス制御装置140bを用い
ると、ガスを加圧状態の圧送可能物質から除去することができる。例えば、二酸
化炭素を加圧前に圧送可能物質に加えた場合、処理後ガス制御装置140bを用
いると加圧がいったん完了すると二酸化炭素を除去することができる。
【0042】 加圧状態の圧送可能物質は、処理後ガス制御装置140bから処理後熱交換器
92bに進むことができる。この実施形態の一特徴では、処理後熱交換器92b
と熱交換器92aを、再生熱交換器のように結合するのがよく、したがって、処
理後熱交換器92b内で加圧状態の圧送可能物質から取り出された熱が、熱交換
器92a内の非加圧状態の圧送可能物質の温度を上昇させるのに用いられるよう
になる。次に、加圧状態の圧送可能物質は、加圧状態の圧送可能物質のリザーバ
91に進み、ここで、加圧状態の圧送可能物質を最終用途のために包装し又は別
の仕方で準備することができる。
【0043】 何等かの理由で加圧状態の圧送可能物質をリザーバ91に送らない場合、弁3
7を調節して加圧状態の圧送可能物質をリザーバ91からそらすことができる。
この場合、加圧状態の圧送可能物質を捨てるか、或いは加圧状態の圧送可能物質
を再加圧のために圧送可能物質源90に戻すためにダンプ弁38を選択的に位置
決めするのがよい。
【0044】 好ましい実施形態では、洗浄システム93が、圧送可能物質源90、容器15
及び加圧状態の圧送可能物質リザーバ91、並びに中間装置及び連結ハードウェ
アを洗浄するために圧送可能物質源90に結合されている。この実施形態の一特
徴では、洗浄システム93は、苛性アルカリ溶液リザーバ94(例えばくえん酸
又は酸性水のような流体が入っている)、濯ぎ洗い溶液リザーバ95(濯ぎ洗い
液、例えば水が入っている)及び消毒溶液リザーバ96(消毒流体、例えば、オ
レゴン州ポートランド所在のエコ・ラボラトリーズから入手できる消毒流体が入
っている)を有するのがよい。リザーバ94〜96の各々に収容された溶液を次
々に装置10aに圧送すると装置の洗浄と消毒の両方を行うことができる。例え
ば、溶液を各々圧送可能物質源90、熱交換器92a、ガス制御装置140aを
通して洗浄溶液弁97内へ圧送するのがよい。
【0045】 洗浄中、常体では圧送可能物質を入口弁体40aを通り越し、そして容器15
の各々の上方部分内へ差し向ける洗浄溶液弁97を、洗浄溶液を各容器15の上
方部分内と洗浄入口弁98経由で各圧力容器15の下方部分の両方内へ差し向け
るよう位置決めするのがよい。したがって、洗浄溶液を用いて隔離手段80の上
と下の両方で圧力容器15を洗浄することができる。次に、各圧力容器15の上
方部分内の洗浄溶液は、出口弁体40bを越え、処理後ガス制御装置140b、
処理後熱交換器92bを通って加圧状態の圧送可能物質リザーバ91内へ流入し
てこれら構成要素及び連結ハードウェアを洗浄する。圧力容器15の下方部分内
の洗浄溶液を、各圧力容器15の底部に設けられた洗浄出口弁99を経て圧送可
能物質源90に戻すことができる。
【0046】 装置10aは、制御流体の流れを調節しながら装置の弁のうち幾つかに供給す
る制御流体制御装置110を更に有するのがよい。図1〜図4を参照して上述し
たように、制御流体を用いると、弁を洗浄することができ、しかも、圧送可能物
質の加圧部分と非加圧部分との間に流体障壁を形成することができる。以下に詳
細に説明するように、制御流体はまた、圧力容器15の動作状態を診断するのに
用いることができる。
【0047】 制御流体制御装置110を、装置10aの弁を動作させたり洗浄する適当な流
体を供給する流体供給源113に結合するのがよい。一実施形態では、流体供給
源は、くえん酸又はpHが0ではない別の液体を供給するのがよく、他の実施形
態では、他の適当な流体を用いてもよい。流体供給源113を、装置10aの初
期始動前及び(又は)初期始動後の選択された時間間隔でかかる洗浄溶液で満た
すのがよい。一実施形態では、流体供給源113を、苛性アルカリ溶液、濯ぎ洗
い溶液及び消毒溶液で次々に満たして、洗浄システム93を参照して上述したの
と類似したやり方で制御流体によって動力供給される構成部品を洗浄するのがよ
い。
【0048】 制御流体は、流体供給源113から、制御流体を滅菌するための加熱器114
に流れ、そして、制御流体を適当な動作温度に冷却する冷却器115に流れる。
制御流体制御装置110は、ここから制御流体を装置10aの種々の部分に差し
向ける。例えば、制御流体を各圧力容器15の容器11に差し向けて圧力容器1
5への接近のためのヨークの開閉を制御することができる。また、制御流体を入
口弁体40a及び出口弁体40bに差し向けると図1〜図3を参照して上述した
仕方でこれら弁に動力供給できる。図2を参照して上述したように、逃し弁63
を出口弁体40bに結合して出口弁体40bを通る制御流体の流れを調節するの
がよい。一実施形態では、バイパス弁63aを設けて逃し弁63をバイパスさせ
て制御流体を弁体40bを通って低圧で流し、洗浄のために逃し弁63まで上方
に流れることができるようにするのがよい。
【0049】 制御流体は低圧弁体40cを制御することができ(図2及び図3を参照して上
述したように)、また、例えば隔離手段80を低圧で駆動して圧力容器15を満
たしたり空にすることができる。したがって、低圧弁体40cを切換弁100に
結合するのがよく、この切換弁を制御流体が圧力容器15に流入することができ
るようにする第1の位置(加圧の完了後に圧送可能物質をパージするため)に動
かすことができ、また、制御流体が圧力容器15から出ることができるようにす
る第2の位置(圧力容器15を圧送可能物質で充填するため)まで動かすことが
できる。
【0050】 一実施形態では、圧力容器15は、圧力容器15内への制御流体の偶発的な漏
れを検出するための2つの検出器18(隔離手段80の下に位置した下方検出器
18a及び隔離手段80の上方に位置した上方検出器18bとして示されている
)を有するのがよい。図2に示す検出器36を参照して上述したように、検出器
18は、圧力センサ、pHセンサ、不透明度センサ及び(又は)圧力容器15内
への制御流体の漏れを検出するよう構成された任意のセンサを有するのがよい。
【0051】 一実施形態では、圧送可能物質として各圧力容器15に流入した制御流体は、
この容器からパージされ、そして、パージ流量計112を通過することができる
。パージ流量計112は、各圧力容器15への制御流体の流入量及び各圧力容器
15に流入した制御流体の総量を検出することができる。したがって、パージ流
量計112を診断ツールとして用いて各圧力容器15が所望流量でいっぱいにな
ったかどうか及び(又は)圧力容器15がいつ完全にいっぱいになったかを判定
することができる。それと同様に、充填サイクル中に各圧力容器15から出る制
御流体が、充填流量計111を通過することができ、この充填流量計は、上述し
たのと類似の仕方で、加圧容器15に流入する加圧状態の圧送可能物質の流量及
び(又は)総体積を測定するのに使用できる。
【0052】 上述したように、隔離手段80を、加圧方法の加圧段階中に高圧ポンプ120
で駆動するのがよい。圧送可能物質、制御流体及び洗浄流体の動きを制御する高
圧ポンプ120、制御流体制御装置110及び他の構成部品を、コンピュータ1
30で制御するのがよい。分かりやすくするために、コンピュータ130と高圧
ポンプ120と制御流体制御装置110との間の連結状態のみが図5に示されて
いる。コンピュータ130は、プログラマブルロジックコントローラに結合され
た従来型パーソナルコンピュータであるのがよく、これら両方は、装置10aを
自動又は半自動モードで動作させ、装置10aによって行われた処理段階に関す
る診断又は集計情報を表示したりプリントアウトするようプログラムされている
【0053】 上述のことから、本発明の特定の実施形態を例示の目的で説明したが、本発明
の精神及び範囲から逸脱することなく種々の設計変更例を想到できることは理解
されよう。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載にのみ基づいて
定められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 圧送可能物質弁を、高圧弁及び隔離手段を備えた圧力容器を有する本発明の実
施形態としての装置の部分切除部分断面側面図である。
【図2】 図1に示す圧力容器の一部及び圧送可能物質弁の部分概略部分詳細断面側面図
である。
【図3】 図1に示す高圧弁の詳細断面側面図である。
【図4】 図1に示す隔離手段の詳細断面側面図である。
【図5】 熱交換器、ガス制御装置及び図1に示す形式の3つの圧力に容器を有する本発
明の別の実施形態としての装置の略図である。
【図6】 図5に示すガス制御装置の実施形態の断面側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 トリモーレット オリヴァー エル アメリカ合衆国 ワシントン州 98026 エドモンズ アンドーヴァー ストリート 18334 (72)発明者 ハシシュ モハメッド エイ アメリカ合衆国 ワシントン州 98006 ベルヴィュー ワンハンドレッドアンドシ ックスティフィフス プレイス サウスイ ースト 5117 (72)発明者 ティン エドマンド アメリカ合衆国 ワシントン州 98031 ケント ワンハンドレッドアンドトゥエン ティサード プレイス サウスイースト 23642 Fターム(参考) 4B021 LA42 LA43 LP07 LT03 MC01 4B035 LC05 LE02 LE03 LP55 LT20 4C058 AA21 BB02 CC02 CC04 EE01

Claims (80)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧送可能な物質を圧力処理する装置であって、各々が少なく
    とも約100,000psiまでの内圧に耐えるよう構成された第1及び第2の
    全体として剛性の高圧容器を有し、各容器は、入口ポート及び出口ポートを有し
    、各容器は、該容器内に設けられていて、圧送可能物質を加圧流体から隔離する
    隔離手段を更に有し、高圧容器は、隔離手段をスケジュールに従って動かすため
    の制御装置に結合されており、一方の隔離手段のスケジュールは、他方の隔離手
    段のスケジュールに対して遅延され、前記圧力処理装置は、高圧容器のうちの一
    つの入口ポート及び出口ポートのうちの少なくとも一方に結合された熱交換器を
    有し、熱交換器は、熱を圧送可能物質と熱交換器の外部に位置した領域との間で
    伝えるための熱交換表面を備えていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 熱交換器は、第1の熱交換器であって、第1の高圧容器の入
    口に結合されており、さらに、第1の高圧容器の出口ポートに結合された第2の
    熱交換器が設けられていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の熱交換器は、熱を熱交換器相互間で伝える よう互いに結合されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 容器のうちの少なくとも1つの外面に少なくとも近接して 設けられていて、前記1つの容器と前記1つの容器の外部に位置した領域との間
    の熱伝達を減少させる断熱材料を更に有していることを特徴とする請求項1記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 容器のうちの少なくとも1つの入口ポートに結合された圧送
    可能物質源を更に有していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 圧送可能な物質を更に有し、圧送可能な物質は、研磨スラリ
    ー及び食品から選択されていることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 圧送可能な物質を超高圧処理する装置であって、各々が少な
    くとも約100,000psiまでの内圧に耐えるよう構成された第1及び第2
    の全体として剛性の高圧容器を有し、各容器は、入口ポート及び出口ポートを有
    し、各容器は、該容器内に設けられていて、圧送可能物質を前記容器内の加圧流
    体から隔離する隔離手段を更に有し、前記装置は、第1及び第2の容器に作動的
    に結合されていて、隔離手段をスケジュールに従って移動させる制御装置を有し
    、第1の容器の隔離手段のスケジュールは、第2の容器の隔離手段のスケジュー
    ルに対してずれており、前記装置は、第1の容器の入口ポート及び出口ポートの
    うち少なくとも一方に結合されていて、圧送可能物質に加えられ又はこれから除
    去されるガスの量を制御するガス制御装置を更に有していることを特徴とする装
    置。
  8. 【請求項8】 ガス制御装置は、ガスを圧送可能物質から除去する脱泡装置
    から成ることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 脱泡装置は、入口孔、入口孔の下に位置した出口孔及び入口
    孔と出口孔との間で室に結合されていて、圧送可能物質が入口孔から出口孔に移
    動しているときにガスを圧送可能な物質から除去する真空源を有していることを
    特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 ガス制御装置は、第1の容器の入口ポートに結合されてい
    て、第1の容器に入る圧送可能物質の第1の部分からガスを除去する第1のガス
    制御装置であり、さらに、第1の容器の出口ポートに結合されていて、第1の容
    器から出る圧送可能物質の第2の部分からガスを除去する第2のガス制御装置が
    設けられていることを特徴とする請求項7記載の装置。
  11. 【請求項11】 圧送可能な物質を超高圧処理する装置であって、圧送可能
    物質を受け入れる入口ポート及び圧送可能物質を出す出口ポートを備えた圧力容
    器と、入口ポート及び出口ポートのうち一方に結合されていて、開き位置と閉じ
    位置との間で動くことができる第1の弁と、第1の弁と流体連通状態にある流れ
    チャネルと、流れチャネルに結合された第2の弁とを有し、第2の弁は、開き位
    置及び閉じ位置を有し、第2の弁の少なくとも一部は、弁相互間に流れチャネル
    の中間部分を構成するよう第1の弁の一部から間隔を置いて位置し、第2の弁は
    、流れチャネルの中間部分を密封するよう構成されており、前記超高圧処理装置
    は、流れチャネルの中間部分と流体連通状態にあり、一方の弁がその閉じ位置に
    あるときに圧送可能物質が第1及び第2の弁のうちの一方を越えて中間部分内へ
    進んだかどうかを検出する検出器を更に有していることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 圧力容器は、少なくとも約100,000psiまでの内
    圧に耐えるよう構成されていることを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 第1の弁は、少なくとも約100,000psiまでの内
    圧に耐えるよう構成されていることを特徴とする請求項11記載の装置。
  14. 【請求項14】 第1の弁は、前記ポートのうち一方の中に設けられていて
    、該ポートに対して開き位置と閉じ位置との間で動くことができる少なくとも1
    つの弁体を有し、弁体は、弁体が閉じ位置にあるときに前記一方のポートに隣接
    した圧力容器の内面に密着する第1の密封体及び弁体が閉じ位置にあるときに前
    記ポートの内面に密着する第2の密封体を有し、第1の密封体は、弁体が開き位
    置にあるときに圧力容器の外面から離れ、第2の密封体は、弁体が開き位置にあ
    るときに前記一方のポートの内面から離れることを特徴とする請求項11記載の
    装置。
  15. 【請求項15】 弁体に結合されていて、第1のフェース及び第1のフェー
    スから遠ざかる方向に向いた第2のフェースを備えた弁ピストンを更に有し、第
    1のフェースは、弁体を開き位置に動かすよう加圧流体源と流体連通状態にあり
    、第2のフェースは、弁体を閉じ位置に動かすよう加圧流体源と流体連通状態に
    あることを特徴とする請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 第1及び第2の互いに間隔を置いた開口部を備えるチャネ
    ルが弁体を貫通して設けられ、第1の開口部は、消毒流体を第2の開口部に隣接
    した弁体の領域に与えるよう消毒流体源に結合されていることを特徴とする請求
    項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 検出器は、第1及び第2の弁のうち一方がその閉じ位置に
    あるときに、圧送可能物質が前記一方の弁を通過すると、流れチャネルの中間部
    分内の圧力の増大を検出する圧力検出器から成ることを特徴とする請求項11記
    載の装置。
  18. 【請求項18】 検出器は、pH検出器から成ることを特徴とする請求項1
    1記載の装置。
  19. 【請求項19】 入口ポート及び出口ポートを有していて、圧送可能な物質
    を超高圧処理するよう構成された容器に向かう又はこれから遠ざかる圧送可能物
    質の流れを検出する装置であって、入口ポート及び出口ポートのうち一方に結合
    されていて、開き位置と閉じ位置との間で動くことができる第1の弁と、第1の
    弁と流体連通状態にある流れチャネルと、流れチャネルに結合された第2の弁と
    を有し、第2の弁は、開き位置及び閉じ位置を有し、第2の弁の少なくとも一部
    は、弁相互間に流れチャネルの中間部分を構成するよう第1の弁の一部から間隔
    を置いて位置し、第2の弁は、流れチャネルの中間部分を密封するよう構成され
    ており、前記装置は、流れチャネルの中間部分と流体連通状態にあり、一方の弁
    がその閉じ位置にあるときに圧送可能物質が第1及び第2の弁のうちの一方を越
    えて中間部分内へ進んだかどうかを検出する検出器を更に有していることを特徴
    とする装置。
  20. 【請求項20】 圧力容器及び第1の弁は、少なくとも約100,000p
    siまでの内圧に耐えるよう構成されていることを特徴とする請求項19記載の
    装置。
  21. 【請求項21】 第1の弁は、前記ポートのうち一方の中に設けられていて
    、該ポートに対して開き位置と閉じ位置との間で動くことができる少なくとも1
    つの弁体を有し、弁体は、弁体が閉じ位置にあるときに前記一方のポートに隣接
    した圧力容器の内面に密着する第1の密封体及び弁体が閉じ位置にあるときに前
    記ポートの内面に密着する第2の密封体を有し、第1の密封体は、弁体が開き位
    置にあるときに圧力容器の外面から離れ、第2の密封体は、弁体が開き位置にあ
    るときに前記一方のポートの内面から離れることを特徴とする請求項19記載の
    装置。
  22. 【請求項22】 弁体に結合されていて、第1のフェース及び第1のフェー
    スから遠ざかる方向に向いた第2のフェースを備えた弁ピストンを更に有し、第
    1のフェースは、弁体を開き位置に動かすよう加圧流体源と流体連通状態にあり
    、第2のフェースは、弁体を閉じ位置に動かすよう加圧流体源と流体連通状態に
    あることを特徴とする請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 第1及び第2の互いに間隔を置いた開口部を備えるチャネ
    ルが弁体を貫通して設けられ、第1の開口部は、消毒流体を第2の開口部に隣接
    した弁体の領域に与えるよう消毒流体源に結合されていることを特徴とする請求
    項22記載の装置。
  24. 【請求項24】 検出器は、第1及び第2の弁のうち一方がその閉じ位置に
    あるときに、圧送可能物質が前記一方の弁を通過すると、流れチャネルの中間部
    分内の圧力の増大を検出する圧力検出器から成ることを特徴とする請求項19記
    載の装置。
  25. 【請求項25】 検出器は、pH検出器から成ることを特徴とする請求項1
    9記載の装置。
  26. 【請求項26】 圧送可能な物質を圧力処理する装置であって、圧送可能な
    物質を受け入れる第1のポート及び高圧流体を受け入れる第2のポートを備えた
    圧力容器と、第1のポートと第2のポートとの間で圧力容器内に位置した隔離手
    段とを有し、チャネルが隔離手段を貫通して延びており、チャネルは、第1のポ
    ートと流体連通状態にある第1の開口部及び第2のポートと流体連通状態にある
    第2の開口部を有し、前記装置は、チャネルの第1の開口部と第2の開口部との
    間に位置した状態でチャネルと流体連通状態にあり、第1の開口部と第2の開口
    部との間の流れを選択的に制限する弁を更に有していることを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 圧力容器は、少なくとも約100,000psiまでの内
    圧に耐えるよう構成されていることを特徴とする請求項26記載の装置。
  28. 【請求項28】 弁は、第1の開口部のところの流体の圧力が選択された圧
    力を越えると、流体が第1の開口部からチャネルを通って第2の開口部に流れる
    ことができるように構成された一方向逃し弁から成ることを特徴とする請求項2
    6記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記チャネルは、第1のチャネルであり、前記弁は、第1
    の弁であり、隔離手段は、第1のポートと流体連通状態にある第1の開口部及び
    第2のポートと流体連通状態にある第2の開口部を備えた第2のチャネルを有し
    、隔離手段は、第2のチャネルと流体連通状態にある第2の弁を更に有し、第2
    の弁は、第2のチャネル第2の開口部のところの流体の圧力が選択された圧力を
    越えると、流体が第2のチャネルの第2の開口部から第2のチャネルを通って第
    2のチャネルの第1の開口部に流れることができるように構成された一方向逃し
    弁から成ることを特徴とする請求項28記載の装置。
  30. 【請求項30】 隔離手段は、ピストンであることを特徴とする請求項26
    記載の装置。
  31. 【請求項31】 圧送可能な物質を加圧する装置であって、圧送可能物質を
    受け入れる第1のポート及び加圧された流体を受け入れる第2のポートを備えた
    圧力容器と、第1のポートと第2のポートとの間で圧力容器内に設けられていて
    、圧送可能物質を加圧するよう圧力容器内で動くことができる隔離手段と、圧力
    容器の第2のポートに結合されていて、隔離手段を容器内で動かす高圧流体源と
    を有し、高圧流体源は、pHが0ではない液体から選択された高圧流体を有して
    いることを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 流体は、くえん酸であることを特徴とする請求項31記載
    の装置。
  33. 【請求項33】 隔離手段は、圧力容器の壁に密封自在且つ摺動自在に係合
    するピストンであることを特徴とする請求項31記載の装置。
  34. 【請求項34】 チャネルがピストンを貫通して延びており、チャネルは、
    第1のポートと流体連通状態にある第1の開口部及び第2のポートに歌い連通状
    態にある第2の開口部を有していることを特徴とする請求項33記載の装置。
  35. 【請求項35】 圧送可能な物質を圧力処理する装置であって、圧送可能な
    物質を圧力処理する装置であって、各々が少なくとも約100,000psiま
    での内圧に耐えるよう構成された第1及び第2の全体として剛性の高圧容器を有
    し、各容器は、入口ポート及び出口ポートを有し、各容器は、該容器内に設けら
    れていて、圧送可能物質を加圧流体から隔離する隔離手段を更に有し、高圧容器
    は、隔離手段をスケジュールに従って動かすための制御装置に結合されており、
    一方の隔離手段のスケジュールは、他方の隔離手段のスケジュールに対して遅延
    され、流体が隔離手段の一方の側部から他方の側部に選択的に流れることができ
    るようチャネルが各隔離手段を貫通して延びており、各チャネルは、チャネルを
    通る流体の流れを調節する弁を有し、前記装置は、高圧容器のうちの一つの入口
    ポート及び出口ポートのうちの少なくとも一方に結合された熱交換器を更に有し
    、熱交換器は、熱を圧送可能物質と熱交換器の外部に位置した領域との間で伝え
    るための熱交換表面を備え、前記装置は、高圧容器のうち少なくとも一方のポー
    トのうち少なくとも一方に結合されていて、圧送可能物質に加えられ又はこれか
    ら除去されるガスの量を制御するガス制御装置と、各圧力容器の入口ポート及び
    出口ポートのうち少なくとも一方に結合された第1及び第2の互いに間隔を置い
    た弁とを更に有し、第1及び第2の弁は各々、開き位置及び閉じ位置を有し、導
    管によって互いに結合されており、前記導管は、第1及び第2の弁が両方ともこ
    れらの閉じ位置にあるときに、圧送可能物質が導管内に入ったかどうかを検出す
    る検出器を備えていることを特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 圧送可能な物質を圧力処理する方法であって、圧送可能物
    質の第1及び第2の部分を加熱する工程と、圧送可能物質の第1の部分を第1の
    高圧容器に直接移送する工程と、圧送可能物質の第2の部分を第2の高圧容器に
    直接移送し、第1の容器と第2の容器を作動的に結合する工程と、第1の高圧容
    器内の圧送可能物質の第1の部分を第1のスケジュールに従って加圧し、第2の
    高圧容器内の圧送可能物質の第2の部分を第2のスケジュールに従って加圧する
    工程とを有し、第1のスケジュールと第2のスケジュールは互いにずれており、
    前記方法は、圧送可能物質の第1の部分を第1の圧力容器から取り出し、圧送可
    能物質の第2の部分を第2の圧力容器から取り出す工程を更に有していることを
    特徴とする方法。
  37. 【請求項37】 圧送可能物質の第1の部分を第1の高圧容器から取り出し
    た後、圧送可能物質の第1の部分を冷却する工程を更に有していることを特徴と
    する請求項36記載の方法。
  38. 【請求項38】 圧送可能物質の第1の部分を加熱する工程は、圧送可能物
    質の第3の部分を第1の高圧容器から取り出した後、圧送可能物質の第3の部分
    から熱を圧送可能物質の第1の部分に伝達する工程から成ることを特徴とする請
    求項36記載の方法。
  39. 【請求項39】 各圧力容器は、圧送可能物質を加圧流体から隔離する隔離
    手段を収納しており、圧送可能物質の第1及び第2の部分を加圧する工程は、第
    1の隔離手段を第1の隔離手段をスケジュールに従って移動させ、第2の隔離手
    段を第2の隔離手段スケジュールに従って移動させる工程から成り、第1の隔離
    手段スケジュールは、第2の隔離手段スケジュールからずれていることを特徴と
    する請求項36記載の方法。
  40. 【請求項40】 圧送可能の物質を圧力処理する方法であって、圧送可能物
    質中のガスの量を制御自在に調節する工程と、圧送可能物質の第1の部分を第1
    の高圧容器に移送する工程と、圧送可能物質の第2の部分を第2の高圧容器に移
    送し、第1の容器と第2の容器を作動的に結合させる工程と、第1の高圧容器内
    の圧送可能物質の第1の部分を第1のスケジュールに従って加圧し、第2の高圧
    容器内の圧送可能物質の第2の部分を第2のスケジュールに従って加圧する工程
    とを有し、第1のスケジュールと第2のスケジュールは互いにずれており、前記
    方法は、圧送可能物質の第1の部分を第1の圧力容器から取り出し、圧送可能物
    質の第2の部分を第2の圧力容器から取り出す工程を更に有していることを特徴
    とする方法。
  41. 【請求項41】 ガスの量を制御自在に調節する工程は、真空を圧送可能物
    質に及ぼすことによりガスを圧送可能物質から除去する工程から成ることを特徴
    とする請求項40記載の方法。
  42. 【請求項42】 ガスの量を制御自在に調節する工程は、空気を圧送可能物
    質から除去する工程から成ることを特徴とする請求項40記載の方法。
  43. 【請求項43】 ガスの量を制御自在に調節する工程は、二酸化炭素を圧送
    可能物質に添加する工程から成ることを特徴とする請求項40記載の方法。
  44. 【請求項44】 圧送可能物質中のガスの量を制御自在に調節する工程は、
    圧送可能物質の第1の部分を第1の圧力容器に移送する前に、ガスの第1の部分
    を圧送可能物質の第1の部分に加え又はこれから除去する工程から成り、前記方
    法は、圧送可能物質の第1の部分を第1の容器から移送した後に、ガスの第2の
    部分を圧送可能物質の第1の部分に加え又はこれから除去する工程を更に有して
    いることを特徴とする請求項40記載の方法。
  45. 【請求項45】 二酸化炭素を含むようガスを選択する工程を更に有するこ
    とを特徴とする請求項40記載の方法。
  46. 【請求項46】 加圧装置を用いて圧送可能の物質を圧力処理する方法であ
    って、高圧シリンダに結合されている第1の弁を開いて圧送可能物質を第1の弁
    を通して高圧シリンダ内へ移送する工程と、第1の弁を閉じる工程と、高圧シリ
    ンダ内の圧送可能物質を加圧する工程と、第1の弁と第2の弁との間の領域内の
    圧送可能物質の一部を検出することにより閉じ状態の第1の弁を越えた圧送可能
    物質の流れを検出する工程とを有することを特徴とする方法。
  47. 【請求項47】 圧送可能物質の流れを検出する工程は、第1の弁と第2の
    弁との間の領域中の圧力上昇を検出する工程から成ることを特徴とする請求項4
    6記載の方法。
  48. 【請求項48】 圧送可能物質の流れを検出する工程は、第1の弁と第2の
    弁との間の領域中の物質のpHの変化を検出する工程から成ることを特徴とする
    請求項46記載の方法。
  49. 【請求項49】 圧送可能物質の流れを検出する工程は、第1の弁と第2の
    弁との間の領域中の物質の不透明度の変化を検出する工程から成ることを特徴と
    する請求項46記載の方法。
  50. 【請求項50】 圧送可能物質の流れの検出に応じて加圧装置の作動を停止
    させる工程を更に有することを特徴とする請求項46記載の方法。
  51. 【請求項51】 高圧容器は、第1の高圧容器であり、圧送可能物質は、圧
    送可能物質の第1の部分であり、前記装置は、第2の高圧容器を更に有し、前記
    方法は、圧送可能物質の第2の部分を、圧送可能物質の第1の部分を第1の高圧
    容器内へ移送するためのスケジュールからずれたスケジュールに従って第2の高
    圧容器内へ移送する工程を更に有していることを特徴とする請求項46記載の方
    法。
  52. 【請求項52】 前記装置の高圧容器に結合された弁を開く工程と、圧送可
    能物質を弁を通して高圧容器内へ移送する工程と、弁及び高圧容器内に設けられ
    た隔離手段のうち少なくとも一方の位置を、加圧流体で弁又は隔離手段を駆動す
    ることにより変える工程と、弁と隔離手段との間の領域をモニターして弁と隔離
    手段との間の領域中への加圧で流体の流れを検出する工程とを有することを特徴
    とする方法。
  53. 【請求項53】 領域をモニターする工程は、弁と隔離手段との間の領域中
    の圧力変化を検出する工程から成ることを特徴とする請求項52記載の方法。
  54. 【請求項54】 領域をモニターする工程は、弁と隔離手段との間の物質の
    pHの変化を検出する工程から成ることを特徴とする請求項52記載の方法。
  55. 【請求項55】 加圧流体の流れの検出に応じて加圧装置の作動を停止させ
    る工程を更に有することを特徴とする請求項52記載の方法。
  56. 【請求項56】 高圧容器は、第1の高圧容器であり、圧送可能物質は、圧
    送可能物質の第1の部分であり、前記装置は、第2の高圧容器を更に有し、前記
    方法は、圧送可能物質の第2の部分を、圧送可能物質の第1の部分を第1の高圧
    容器内へ移送するためのスケジュールからずれたスケジュールに従って第2の高
    圧容器内へ移送する工程を更に有していることを特徴とする請求項52記載の方
    法。
  57. 【請求項57】 第1及び第2の圧力容器を有する加圧装置で圧送可能な物
    質を圧力処理する方法であって、圧送可能の物質の第1の部分を第1のスケジュ
    ールに従って第1の容器に導入し、圧送可能物質の第2の部分を、第1のスケジ
    ュールからずれた第2のスケジュールに従って第の容器に導入する工程と、圧送
    可能物質の第1の部分の加圧を選択された加圧手順に従って開始させる工程と、
    圧送可能物質の第1の部分の実際の加圧手順をモニターする工程と、選択された
    加圧手順と実際の加圧手順との間のずれを検出すると、圧送可能物質の第1の部
    分のうち少なくとも幾分かをそらして加圧された圧送可能物質の受け具から遠ざ
    ける工程とを有することを特徴とする方法。
  58. 【請求項58】 圧送可能物質の第1の部分を導入する工程は、第1の部分
    を圧送可能物質源から供給する工程から成り、第1の部分をそらす工程は、第1
    の部分を圧送可能物質源に戻す工程から成ることを特徴とする請求項57記載の
    方法。
  59. 【請求項59】 圧送可能物質の第1の部分を導入する工程は、第1の部分
    を圧送可能物質源から供給する工程から成り、第1の部分をそらす工程は、第1
    の部分を圧送可能物質源とは異なる入れ物に移動させる工程から成ることを特徴
    とする請求項57記載の方法。
  60. 【請求項60】 実際の加圧手順をモニターする工程は、第1の容器からの
    圧送可能物質の第1の部分の漏れを検出する工程から成ることを特徴とする請求
    項57記載の方法。
  61. 【請求項61】 実際の加圧手順をモニターする工程は、第1の容器内への
    加圧流体の漏れを検出する工程から成ることを特徴とする請求項57記載の方法
  62. 【請求項62】 漏れを検出する工程は、容器内に設けられた隔離手段の一
    方の側から隔離手段の別の側への加圧流体の漏れを検出する工程から成ることを
    特徴とする請求項61記載の方法。
  63. 【請求項63】 漏れを検出する工程は、容器に結合された弁からの加圧流
    体の漏れを検出する工程から成ることを特徴とする請求項61記載の方法。
  64. 【請求項64】 圧送可能の物質を高圧処理するのに用いられる容器を洗浄
    する方法であって、前記容器は隔離手段を有し、隔離手段は、その第1の側から
    第2の側まで隔離手段を貫通して延びる流れチャネルを有し、前記方法は、圧送
    可能物質を隔離手段の第1及び第2の側のうち一方に隣接した容器の領域内へ導
    入する工程と、高圧流体を隔離手段の第1及び第2の側のうち他方に隣接した容
    器の領域内へ導入する工程と、圧送可能物質を容器から取り出す工程と、洗浄流
    体を隔離手段の第1の側から流れチャネルを通して隔離手段の第2の側に送る工
    程とを有することを特徴とする方法。
  65. 【請求項65】 容器は、第1の端部及び第1の端部から間隔を置いて位置
    した第2の端部を有し、隔離手段は、第1及び第2の端部に近づいたり遠ざかる
    よう容器内で動くことができ、前記方法は、隔離手段を第1の端部に向かって移
    動させて第1の端部に近接して位置する容器の一部を洗浄する工程を更に有して
    いることを特徴とする請求項64記載の方法。
  66. 【請求項66】 隔離手段は、ピストンであり、洗浄流体を送る工程は、洗
    浄流体をピストンの第1の側からピストンの第2の側に送る工程から成ることを
    特徴とする請求項59記載の方法。
  67. 【請求項67】 圧送可能な物質を加圧する方法であって、圧送可能物質を
    圧力容器の第1の領域に導入する工程と、pHが0ではない加圧流体を容器の第
    2の領域に導入する工程とを有し、第2の領域は、隔離手段によって容器の第1
    の領域から分離されており、前記方法は、隔離手段を加圧流体で圧送可能物質に
    向けて移動させることにより圧送可能物質を加圧する工程を更に有していること
    を特徴とする方法。
  68. 【請求項68】 隔離手段を容器内で移動させて加圧流体の少なくとも一部
    を容器の第2の領域から容器の第1の領域内の容器の壁に移送しで容器の第1の
    領域内の壁を洗浄する工程を更に有することを特徴とする請求項67記載の方法
  69. 【請求項69】 加圧で流体を選択する工程は、くえん酸を含むよう加圧流
    体を選択する工程から成ることを特徴とする請求項67記載の方法。
  70. 【請求項70】 圧送可能物質を容器から取り出す工程と、洗浄流体が容器
    の第2の領域内に存在した状態で隔離手段を容器内で移動させることにより圧力
    容器の内壁をスクラビングする工程とを更に有することを特徴とする請求項67
    記載の方法。
  71. 【請求項71】 加圧流体を含むよう洗浄流体を選択する工程を更に有する
    ことを特徴とする請求項70記載の方法。
  72. 【請求項72】 圧送可能の物質を圧力処理する方法であって、圧送可能物
    質を容器の第1の領域に導入する工程と、加圧流体を、隔離手段によって容器の
    第1の領域から分離された容器の第2の領域に導入する工程と、隔離手段を加圧
    流体で圧送可能物質に向かって付勢することにより圧送可能物質を加圧する工程
    と、圧送可能物質を容器から取り出す工程と、圧送可能物質が容器内に存在しな
    い状態で隔離手段を容器内で軸方向に移動させて容器の内壁をスクラビングする
    工程とを有することを特徴とする方法。
  73. 【請求項73】 隔離手段を移動させる工程は、隔離手段を容器の内壁に摺
    動自在に係合させる工程から成ることを特徴とする請求項72記載の方法。
  74. 【請求項74】 隔離手段を移動させる工程は、加圧流体の一部を容器の第
    2の領域内の内壁の一部から容器の第1の領域内の内壁の一部に移送する工程か
    ら成ることを特徴とする請求項72記載の方法。
  75. 【請求項75】 加圧装置の高圧容器内へ移送され又はこれから抜き出され
    る物質の量を求める方法であって、高圧容器は、容器を第1の領域と第2の領域
    に区分する隔離手段を有し、隔離手段は、容器内で移動することができ、前記方
    法は、第1の物質の一部を容器の第1の領域内に導入して隔離手段を動かすとと
    もに容器の第2の領域の容積を減少させる工程と、第2の物質の一部を容器の第
    2の領域から取り出す工程と、前記部分のうち一方の量を測定する工程と、一方
    の部分の量に基づいて他方の部分の量を決定する工程とを有することを特徴とす
    る方法。
  76. 【請求項76】 前記部分のうちの一方の量を測定する工程は、第1の物質
    の一部の量を測定する段階から成り、他方の部分の量を決定する工程は、第1の
    物質の一部の体積を、第2の物質の一部の体積と等しいとみなす工程から成るこ
    とを特徴とする請求項75記載の方法。
  77. 【請求項77】 一方の部分の体積を測定する工程は、第1の物質の前記一
    部を流量計に通す工程から成ることを特徴とする請求項76記載の方法。
  78. 【請求項78】 容器から取り出された第2の物質の量の決定に応答して第
    1の物質を容器から取り出す量を制御する工程を更に有することを特徴とする請
    求項部75記載の方法。
  79. 【請求項79】 前記部分のうちの一方の量を測定する工程は、容器の第1
    の領域内に導入された加圧流体の体積を測定する工程から成り、他方の部分の量
    を決定する工程は、容器の第2の領域から取り出された圧送可能物質の量を求め
    る工程から成ることを特徴とする請求項75記載の方法。
  80. 【請求項80】 高圧容器は、第1の高圧容器であり、前記装置は、第2の
    高圧容器を有し、第2の高圧容器は、第2の高圧容器を第1の領域と第2の領域
    に区分する可動の隔離手段を有し、第1の物質は、第1の物質のうちの第1の部
    分であり、前記方法は、第1の物質の第2の部分を、第1の物質の第1の部分を
    第1の圧力容器内に移送するスケジュールからずれたスケジュールに従って第2
    の容器に移送する工程を更に有していることを特徴とする請求項75記載の方法
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