JP2002541701A - 同軸ケーブル伝送用のバラン - Google Patents
同軸ケーブル伝送用のバランInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/08—Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
- H01P5/10—Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices for coupling balanced lines or devices with unbalanced lines or devices
Abstract
(57)【要約】
バランは、2つの端を有する湾曲部(曲げられた部分)と、2つの端に夫々接続される湾曲部よりも湾曲されていない部分(まっすぐな脚部)とを含むU字型をなすよう曲げられた平行な線の対(同軸又は2本巻)から構成される。1つ以上の単孔フェライトビードが、対をなす線路の各脚部対に通される。
Description
【0001】 本発明は、ケーブルアクセステレビジョンCATVといった広帯域通信信号処
理の分野に関連し、更に特定的には線路増幅器用の広帯域バランの分野に関連す
る。
理の分野に関連し、更に特定的には線路増幅器用の広帯域バランの分野に関連す
る。
【0002】 バランは、無線周波数システムにおいて、不平衡伝送線路と一対の平衡伝送線
路との間で信号を転送するために使用される部品である。平衡伝送線路では、一
対の線路は、180°位相がずれた等しい電流の信号を搬送する。平衡伝送線路
には、一般的に撚り対線が用いられる。不平衡伝送線路、例えば同軸ケーブルで
は、2本の導線上の電流は対称的なグラウンド層に対して不平衡である。
路との間で信号を転送するために使用される部品である。平衡伝送線路では、一
対の線路は、180°位相がずれた等しい電流の信号を搬送する。平衡伝送線路
には、一般的に撚り対線が用いられる。不平衡伝送線路、例えば同軸ケーブルで
は、2本の導線上の電流は対称的なグラウンド層に対して不平衡である。
【0003】 かかるバランは、細い2本巻のワイヤ(例えば#34ワイヤ又は#36ワイヤ
)又は細い同軸ケーブルをフェライトの小さいトロイド状又は棒状のコアの周り
に巻き付けることによって形成されることが多い。この形状のバランの動作は、
ワイヤ同士の位置とコアに対するワイヤの位置に大きく依存するため、通常は追
加的な同調及び修正が必要である。このように巻き付けられたバランでは、フェ
ライトコア及び使用される細いワイヤ上の損失により、挿入損は一般的には90
0MHzで約0.8dBである。過剰な挿入損は、バランがプッシュプル式の増
幅器と共に使用された場合は、効率性を減少させ、歪みレベルを上昇させうる。
)又は細い同軸ケーブルをフェライトの小さいトロイド状又は棒状のコアの周り
に巻き付けることによって形成されることが多い。この形状のバランの動作は、
ワイヤ同士の位置とコアに対するワイヤの位置に大きく依存するため、通常は追
加的な同調及び修正が必要である。このように巻き付けられたバランでは、フェ
ライトコア及び使用される細いワイヤ上の損失により、挿入損は一般的には90
0MHzで約0.8dBである。過剰な挿入損は、バランがプッシュプル式の増
幅器と共に使用された場合は、効率性を減少させ、歪みレベルを上昇させうる。
【0004】 或いは、バランは2本巻のワイヤ又は裸同軸ケーブルが通される孔を有する単
軸孔を有する円筒状のフェライトビードを用いて形成されうる。ワイヤの長さは
、動作の最高周波数では約−/4よりも少なく、ビードの数は適当な低周波数パ
フォーマンスを与えるのに十分でなくてはならない。かかる適用のためのフェラ
イトビードは、「Ferrite Beads, Balun and Broadband Core」(Power Convers
ion International, Vol. 6, No. 4, pp. 44-50, July-Aug. 1980)に記載され
ている。ビードを有するバランは、John S. Belroseによる「Transforming the
Balun」(QST, June 1991, pp.30-33)に記載されている。この文献は、1.8
乃至30MHzでの使用のために、73フェライト(例えばAmidon No. FB-73-2
401)の50個のビードがテフロン(登録商標)誘電体同軸ケーブルの12イン チ(30.48cm)部分に亘って通されるバランを記載している。
軸孔を有する円筒状のフェライトビードを用いて形成されうる。ワイヤの長さは
、動作の最高周波数では約−/4よりも少なく、ビードの数は適当な低周波数パ
フォーマンスを与えるのに十分でなくてはならない。かかる適用のためのフェラ
イトビードは、「Ferrite Beads, Balun and Broadband Core」(Power Convers
ion International, Vol. 6, No. 4, pp. 44-50, July-Aug. 1980)に記載され
ている。ビードを有するバランは、John S. Belroseによる「Transforming the
Balun」(QST, June 1991, pp.30-33)に記載されている。この文献は、1.8
乃至30MHzでの使用のために、73フェライト(例えばAmidon No. FB-73-2
401)の50個のビードがテフロン(登録商標)誘電体同軸ケーブルの12イン チ(30.48cm)部分に亘って通されるバランを記載している。
【0005】 かかるバランの典型的な適用は、広帯域網における線形増幅器のプッシュプル
動作におけるものである。かかる増幅器では、平衡伝送線路の両方の線路の電力
が増幅される。Octavius Pitzalis Jr.及びThoman Couseによる「Broadband Tra
nsformer Design for RF Transistor Power Amplifiers」(ECOM-2989, pp. 207
-216, U.S. Army Electronics Command, Fort Monmouth, NJ, July 1986)には
、かかる増幅器が記載されている。第1のバランは、同軸ケーブル上の不平衡信
号を平衡伝送線路対上の平衡信号へ変換し、次に平衡信号は幾つかの増幅器段に
よって増幅され、次に第2のバランは他の同軸ケーブルを通じた伝送のために平
衡信号を不平衡信号へ変換する。最近の広帯域GaAsFET線形増幅器では、
周波数応答が使用されるバランによって制限されることが多い。
動作におけるものである。かかる増幅器では、平衡伝送線路の両方の線路の電力
が増幅される。Octavius Pitzalis Jr.及びThoman Couseによる「Broadband Tra
nsformer Design for RF Transistor Power Amplifiers」(ECOM-2989, pp. 207
-216, U.S. Army Electronics Command, Fort Monmouth, NJ, July 1986)には
、かかる増幅器が記載されている。第1のバランは、同軸ケーブル上の不平衡信
号を平衡伝送線路対上の平衡信号へ変換し、次に平衡信号は幾つかの増幅器段に
よって増幅され、次に第2のバランは他の同軸ケーブルを通じた伝送のために平
衡信号を不平衡信号へ変換する。最近の広帯域GaAsFET線形増幅器では、
周波数応答が使用されるバランによって制限されることが多い。
【0006】 McKinzie, III外の米国特許第5,808,518号は、100MHz乃至1
0GHzの信号周波数で使用される4:1バランを記載する。この文献では、回
路板は窓を有し、回路板の2つの狭い細長い片持ち部が窓の第1の面から突出す
る。片持ち部は、回路板のU字型導線のまっすぐな印刷された部分を担持する。
4つのビードは片持ち部の夫々を通され、ワイヤは片持ち部の自由端から窓の第
2の面で回路板に接続され、バランを形成する。米国特許第5,379,006
号は、超広帯域(例えば、DCからGHz)伝送における使用のためにビードを
同軸ケーブルに通すことによって形成されるバランを記載する。このバランは窓
を有する回路板によって支持され、バランの一部はこの窓を通って回路板の他の
面へ延びる。Cowen外の米国特許第5,742,205号は、入力バラン及び出
力バランを使用するFET CATV線路増幅器を記載する。
0GHzの信号周波数で使用される4:1バランを記載する。この文献では、回
路板は窓を有し、回路板の2つの狭い細長い片持ち部が窓の第1の面から突出す
る。片持ち部は、回路板のU字型導線のまっすぐな印刷された部分を担持する。
4つのビードは片持ち部の夫々を通され、ワイヤは片持ち部の自由端から窓の第
2の面で回路板に接続され、バランを形成する。米国特許第5,379,006
号は、超広帯域(例えば、DCからGHz)伝送における使用のためにビードを
同軸ケーブルに通すことによって形成されるバランを記載する。このバランは窓
を有する回路板によって支持され、バランの一部はこの窓を通って回路板の他の
面へ延びる。Cowen外の米国特許第5,742,205号は、入力バラン及び出
力バランを使用するFET CATV線路増幅器を記載する。
【0007】 伝送線路変換器の理論及び設計例は、Jerry Sevickによる「Transmission Lin
e Transformers」, 1st edition(Amateur Radio Relay League, Newington CT,
1987)及びJerry Sevickによる「Building and Using Baluns and Ununs」(CQ
Communications Inc, Hicksville, NY, 1994)に記載されている。
e Transformers」, 1st edition(Amateur Radio Relay League, Newington CT,
1987)及びJerry Sevickによる「Building and Using Baluns and Ununs」(CQ
Communications Inc, Hicksville, NY, 1994)に記載されている。
【0008】 上述の全ての引用文献はここに参照として組み入れられる。
【0009】 本発明は、高性能広帯域適用(例えば45MHz乃至1005MHzの周波数
範囲)用の1:1バランを提供することを目的とする。
範囲)用の1:1バランを提供することを目的とする。
【0010】 本発明は、バランの動作がワイヤ同士の位置又はフェライトコアに対するワイ
ヤの位置の製造公差の影響を受けず、それにより追加的な同調及び修正が最小限
とされ、バランを自動化された方法で製造することが容易にできるバランを提供
することを目的とする。
ヤの位置の製造公差の影響を受けず、それにより追加的な同調及び修正が最小限
とされ、バランを自動化された方法で製造することが容易にできるバランを提供
することを目的とする。
【0011】 本発明は、小型の回路のために、入力端子がバランの出力端子に近接したバラ
ンを提供することを目的とする。
ンを提供することを目的とする。
【0012】 本発明は、軽量且つ小型のバランを提供することを目的とする。
【0013】 本発明は、自動化された方法で回路板に容易にしっかりと取り付けられうるバ
ランを提供することを目的とする。
ランを提供することを目的とする。
【0014】 本発明は、かかるバランを入出力に使用する広帯域適用のプッシュプル動作用
の線形増幅器回路を提供することを目的とする。
の線形増幅器回路を提供することを目的とする。
【0015】 本発明は、低い挿入電力損(例えば900Mzで約0.2dB以下)を有する
バランを提供することを目的とする。
バランを提供することを目的とする。
【0016】 本発明は、低い反射減衰量(例えば45乃至1005Mzで最低約20dB)
を有するバランを提供することを目的とする。
を有するバランを提供することを目的とする。
【0017】 本発明では、バランは、湾曲部(曲げられた部分)によって接続される端を有
し湾曲部よりも湾曲されていない2つの部分(まっすぐな脚部)を含むU字型な
すよう曲げられた伝送線対から構成される。単孔フェライトビードは、線路の脚
部に通される。このバランは、単純で、非常に小型で、自動化された製造に容易
に適合される。バランの入力と出力は近接しているため、バランを用いた回路設
計を簡単化される。バランは、高品質の信号処理を提供し、特にレーザ伝送前の
信号増幅のためにCATV配線システムにおける高性能広帯域プッシュプル増幅
器のために有用である。
し湾曲部よりも湾曲されていない2つの部分(まっすぐな脚部)を含むU字型な
すよう曲げられた伝送線対から構成される。単孔フェライトビードは、線路の脚
部に通される。このバランは、単純で、非常に小型で、自動化された製造に容易
に適合される。バランの入力と出力は近接しているため、バランを用いた回路設
計を簡単化される。バランは、高品質の信号処理を提供し、特にレーザ伝送前の
信号増幅のためにCATV配線システムにおける高性能広帯域プッシュプル増幅
器のために有用である。
【0018】 本発明は、広帯域網用の高性能小型プッシュプル増幅器を含む。小型増幅器は
、単一線路上の不平衡信号を平衡電送線路対上の平衡信号へ変換する入力バラン
を含む。伝送線路の各導線上の増幅器段のカスケードは、入力信号を増幅させる
。出力バランは伝送線路の一対の平衡導線上の増幅された平衡信号を単一の出力
線路上の不平衡信号へ変換する。
、単一線路上の不平衡信号を平衡電送線路対上の平衡信号へ変換する入力バラン
を含む。伝送線路の各導線上の増幅器段のカスケードは、入力信号を増幅させる
。出力バランは伝送線路の一対の平衡導線上の増幅された平衡信号を単一の出力
線路上の不平衡信号へ変換する。
【0019】 本発明はまた、本発明の小型高性能プッシュプル増幅器がレーザダイオード送
信器への供給の増幅のためにネットワークのヘッドエンド及びノードにおいて使
用されるCATV配線網を含む。これは、ネットワークの順方向及び戻り方向に
高品質光学信号を提供する。
信器への供給の増幅のためにネットワークのヘッドエンド及びノードにおいて使
用されるCATV配線網を含む。これは、ネットワークの順方向及び戻り方向に
高品質光学信号を提供する。
【0020】 当業者は、請求項に記載される特徴を図示した添付の図面を参照して以下の望
ましい実施例の説明を読むことにより本発明と、本発明の更なる目的及び利点を
理解するであろう。
ましい実施例の説明を読むことにより本発明と、本発明の更なる目的及び利点を
理解するであろう。
【0021】 図1は、本発明の小型バランの特定の実施例100を示す図である。伝送線路
102は、湾曲部104と、湾曲部から延在するまっすぐな脚部106及び10
8とを有するU字型に曲げられる。伝送線路は、2本巻ワイヤ又は撚り対線であ
りうるが、望ましくは、ワイヤは75Σの固有インピーダンスを有し、厚さ約2
.5mmであり、内側導線と外側導線の間にテフロンの絶縁体を有する。フェラ
イトビード110乃至113は、同軸ケーブルの脚部106、108に通される
。望ましくは、各脚部に1つ乃至4つのビードが通され、更に望ましくは各脚部
に2つのビードが通される。ビードは、長さ約4乃至8mmであり、望ましくは
長さ約6mmである。またビードは、直径約4乃至8mmであり、望ましくは直
径約5mmである。フェライトは、61番又は65番材料であってもよく、かか
るビードは周知であり、例えば米国ニューヨーク州WallkillのFair-Rite Produc
ts Corp.より入手可能である。湾曲部の半径は、3乃至8mmであり、脚部の長
さは10乃至30mmである。接続する湾曲部104から遠い方の脚部の端は、
回路板122の接点116乃至119上に配置される。更に特定的には、脚部1
06について、同軸ケーブルの外側導線の端124が導体パッド116上に配置
され、同軸ケーブルの内側導線の端126が導体パッド117上に配置される。
また、湾曲部104は接触パッド128上に配置される。銅の配線層を有する繊
維ガラスエポキシ回路板及びその製造方法は周知である。
102は、湾曲部104と、湾曲部から延在するまっすぐな脚部106及び10
8とを有するU字型に曲げられる。伝送線路は、2本巻ワイヤ又は撚り対線であ
りうるが、望ましくは、ワイヤは75Σの固有インピーダンスを有し、厚さ約2
.5mmであり、内側導線と外側導線の間にテフロンの絶縁体を有する。フェラ
イトビード110乃至113は、同軸ケーブルの脚部106、108に通される
。望ましくは、各脚部に1つ乃至4つのビードが通され、更に望ましくは各脚部
に2つのビードが通される。ビードは、長さ約4乃至8mmであり、望ましくは
長さ約6mmである。またビードは、直径約4乃至8mmであり、望ましくは直
径約5mmである。フェライトは、61番又は65番材料であってもよく、かか
るビードは周知であり、例えば米国ニューヨーク州WallkillのFair-Rite Produc
ts Corp.より入手可能である。湾曲部の半径は、3乃至8mmであり、脚部の長
さは10乃至30mmである。接続する湾曲部104から遠い方の脚部の端は、
回路板122の接点116乃至119上に配置される。更に特定的には、脚部1
06について、同軸ケーブルの外側導線の端124が導体パッド116上に配置
され、同軸ケーブルの内側導線の端126が導体パッド117上に配置される。
また、湾曲部104は接触パッド128上に配置される。銅の配線層を有する繊
維ガラスエポキシ回路板及びその製造方法は周知である。
【0022】 接触パッド116乃至119は、例えばマイクロストリップ130乃至13に
相互接続されるか、又は以下に説明する図2中の回路板の孔を通ってメッキされ
る。マイクロストリップは、例えば図3及び図4に示される回路の導線である。
接点123は絶縁され、構造的な支持体としてのみ使用され、即ち他の回路板配
線には接続されていない。回路板は、回路板の厚さ方向に貫通する窓134を有
し、窓には図示されるようにビード110乃至113の下部が延び、それにより
、回路板の表面に亘ってバランの輪郭が減少され、ビードが伝送線路の脚部の所
定の位置に保持される。
相互接続されるか、又は以下に説明する図2中の回路板の孔を通ってメッキされ
る。マイクロストリップは、例えば図3及び図4に示される回路の導線である。
接点123は絶縁され、構造的な支持体としてのみ使用され、即ち他の回路板配
線には接続されていない。回路板は、回路板の厚さ方向に貫通する窓134を有
し、窓には図示されるようにビード110乃至113の下部が延び、それにより
、回路板の表面に亘ってバランの輪郭が減少され、ビードが伝送線路の脚部の所
定の位置に保持される。
【0023】 図2は、バランが回路板に接続された後の図1のバランを、パッド128から
脚部106の端126まで同軸ケーブルの中心軸を通る断面で示す断面図である
。材料136は同軸ケーブル102の外側導線の端124をパッド116に接続
し、材料137は同軸ケーブルの内側導線の端126をパッド117に接続し、
材料138はU字型湾曲部104において外側導線を接点128に接続する。材
料は、導電性のある接着剤であってもよく、更に望ましくはSn−Pb半田とい
った半田合金である。
脚部106の端126まで同軸ケーブルの中心軸を通る断面で示す断面図である
。材料136は同軸ケーブル102の外側導線の端124をパッド116に接続
し、材料137は同軸ケーブルの内側導線の端126をパッド117に接続し、
材料138はU字型湾曲部104において外側導線を接点128に接続する。材
料は、導電性のある接着剤であってもよく、更に望ましくはSn−Pb半田とい
った半田合金である。
【0024】 図3は、本発明の小型プッシュプル増幅器220の部分を示す図である。入力
信号は、単一の信号線路202から増幅器へ供給される。小型バラン204は、
信号を平衡伝送線路206、208上の平衡信号へ変換する。伝送線路の各導線
は、同様の増幅器段210、212、214のカスケードを含む。また、増幅器
によって生ずる歪みを除去するために、各増幅器の間には、増幅器段間網(例え
ば補償器、等化器、移相器、及び/又は先行ひずみ器)216及び218が設け
られうる。信号が増幅された後、第2の小型バラン220は、伝送線路導線20
6及び208上の平衡出力信号を出力線路222上の不平衡出力信号へ変換する
。望ましくは、増幅器は、上述のCowenによる米国特許第5,742,205号
に記載されるように、ガリウム砒素電界効果トランジスタ(GaAsFET)技
術を用いる。
信号は、単一の信号線路202から増幅器へ供給される。小型バラン204は、
信号を平衡伝送線路206、208上の平衡信号へ変換する。伝送線路の各導線
は、同様の増幅器段210、212、214のカスケードを含む。また、増幅器
によって生ずる歪みを除去するために、各増幅器の間には、増幅器段間網(例え
ば補償器、等化器、移相器、及び/又は先行ひずみ器)216及び218が設け
られうる。信号が増幅された後、第2の小型バラン220は、伝送線路導線20
6及び208上の平衡出力信号を出力線路222上の不平衡出力信号へ変換する
。望ましくは、増幅器は、上述のCowenによる米国特許第5,742,205号
に記載されるように、ガリウム砒素電界効果トランジスタ(GaAsFET)技
術を用いる。
【0025】 本発明の小型高性能プッシュプル増幅器は、非常に低い歪みで高い電力増幅を
与えることができ、これはレーザ伝送の直線の信号の増幅に特に有用である。
与えることができ、これはレーザ伝送の直線の信号の増幅に特に有用である。
【0026】 図4は、本発明の小型バランの他の実施例230を示す図である。バランは、
信号線路232上の不平衡信号と平衡伝送線路対234、236上の平衡信号と
の間の変換を行なう。図3中のバラン204及び220のいずれか又は両方は、
図4のバラン230によって置き換えられうる。
信号線路232上の不平衡信号と平衡伝送線路対234、236上の平衡信号と
の間の変換を行なう。図3中のバラン204及び220のいずれか又は両方は、
図4のバラン230によって置き換えられうる。
【0027】 図5は、本発明の小型プッシュプル増幅器を用いたCATV配線システム30
0の本発明に関連する部分を示す図である。ヘッドエンド302は、電子的なフ
ォワード(順方向)信号を光学的なフォワード信号へ変換するレーザダイオード
306の前にフォワード信号を増幅するために、本発明の第1の小型プッシュプ
ル増幅器304を含む。ヘッドエンドはまた、光学検出器310が光学戻り信号
を電子戻り信号へ変換した後に戻り信号を増幅する第2の小型プッシュプル増幅
器308を含む。
0の本発明に関連する部分を示す図である。ヘッドエンド302は、電子的なフ
ォワード(順方向)信号を光学的なフォワード信号へ変換するレーザダイオード
306の前にフォワード信号を増幅するために、本発明の第1の小型プッシュプ
ル増幅器304を含む。ヘッドエンドはまた、光学検出器310が光学戻り信号
を電子戻り信号へ変換した後に戻り信号を増幅する第2の小型プッシュプル増幅
器308を含む。
【0028】 光ケーブル312は、ヘッドエンド302からの光学フォワード信号を複数の
ノードへ導くが、図中、ノード316のみが示されている。また、光ケーブル3
14は、ノードからの光学戻り信号をヘッドエンドへ戻す。
ノードへ導くが、図中、ノード316のみが示されている。また、光ケーブル3
14は、ノードからの光学戻り信号をヘッドエンドへ戻す。
【0029】 ノードは、光学フォワード信号を電子フォワード信号へ変換するために光検出
器318を含み、フォワード信号を増幅させるために従来の増幅器320を含む
。フォワード信号は、例えば参照番号324で示される多数の顧客インタフェー
スへフォワード信号を分配する同軸ケーブル網322へ供給される。顧客インタ
フェースからの戻り信号は、ノード316の単向二路フィルタ326によって同
軸ケーブル網内のフォワード信号から分離される。ノードはまた、レーザダイオ
ード330が電子信号からの戻り信号を光ファイバ314を通じた伝送用の光学
信号へ変換する前に、戻り信号を増幅するために、本発明の小型プッシュプル増
幅器328を含む。
器318を含み、フォワード信号を増幅させるために従来の増幅器320を含む
。フォワード信号は、例えば参照番号324で示される多数の顧客インタフェー
スへフォワード信号を分配する同軸ケーブル網322へ供給される。顧客インタ
フェースからの戻り信号は、ノード316の単向二路フィルタ326によって同
軸ケーブル網内のフォワード信号から分離される。ノードはまた、レーザダイオ
ード330が電子信号からの戻り信号を光ファイバ314を通じた伝送用の光学
信号へ変換する前に、戻り信号を増幅するために、本発明の小型プッシュプル増
幅器328を含む。
【0030】 顧客インタフェース324は、顧客のビデオ機器(図示せず)への分配のため
に十分にテレビジョン信号を増幅するための小型プッシュプル増幅器340を含
む。顧客インタフェースはまた、双方向電話通信用の電話モデム342及びCA
TVシステムを通じた双方向コンピュータ通信用のコンピュータモデム344と
いった、戻り信号を生成するインタフェース機器を含む。
に十分にテレビジョン信号を増幅するための小型プッシュプル増幅器340を含
む。顧客インタフェースはまた、双方向電話通信用の電話モデム342及びCA
TVシステムを通じた双方向コンピュータ通信用のコンピュータモデム344と
いった、戻り信号を生成するインタフェース機器を含む。
【0031】 例えば参照番号350で示されるような線路増幅器は、ノードと夫々の顧客イ
ンタフェースとの間で同軸ケーブル網322を通るフォワード及び戻り電子信号
の範囲を拡張するために必要とされる。ノードと顧客インタフェースとの間の配
線路の距離に依存して、幾つかの配線路は線路増幅器を全く必要としないことも
あり、他の配線路は幾つかの線路増幅器を必要とすることもある。
ンタフェースとの間で同軸ケーブル網322を通るフォワード及び戻り電子信号
の範囲を拡張するために必要とされる。ノードと顧客インタフェースとの間の配
線路の距離に依存して、幾つかの配線路は線路増幅器を全く必要としないことも
あり、他の配線路は幾つかの線路増幅器を必要とすることもある。
【0032】 図6乃至図9は、図1に示されるバランについて測定されたデータを示す図で
ある。本発明は、当業者が本発明を使用することを可能とし、本発明を実施する
ための最善の態様を説明するために、特定の望ましい実施例を参照して説明され
た。当業者は、本発明の精神を逸脱することなく本発明を変更すること又は他の
実施例を与えることができるであろう。従って、本発明の範囲は請求項によって
のみ制限される。
ある。本発明は、当業者が本発明を使用することを可能とし、本発明を実施する
ための最善の態様を説明するために、特定の望ましい実施例を参照して説明され
た。当業者は、本発明の精神を逸脱することなく本発明を変更すること又は他の
実施例を与えることができるであろう。従って、本発明の範囲は請求項によって
のみ制限される。
【図1】 同軸ケーブルを用い、回路板に取り付けられるよう配置された本発明のバラン
の1つのの実施例を示す図である。
の1つのの実施例を示す図である。
【図2】 回路板への取付けの後の同軸ケーブルの中心に沿った図1の実施例の断面図を
示す図である。
示す図である。
【図3】 図1及び図2のバランを用いた本発明の小型プッシュプル増幅器を示す図であ
る。
る。
【図4】 図3のプッシュプル増幅器において使用される図1のバランの他の接続につい
て示す図である。
て示す図である。
【図5】 本発明の小型プッシュプル増幅器を用いたCATV配線システムを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】 図1の背中合わせ同軸バランについて45乃至1005MHzで測定された挿
入損を示す図である。
入損を示す図である。
【図7】 図1の背中合わせ同軸バランについて45乃至1005MHzで測定された位
相線形性を示す図である。
相線形性を示す図である。
【図8】 図1の背中合わせ同軸バランについて45乃至1005MHzで測定された入
力反射減衰量及び出力反射減衰量を示す図である。
力反射減衰量及び出力反射減衰量を示す図である。
【図9】 図1の同軸バランについて45乃至1005MHzで測定された入力反射減衰
量及び出力反射減衰量を示す図である。
量及び出力反射減衰量を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/10 H04N 7/10 Fターム(参考) 5C064 AD07 5J069 AA04 AA21 AA22 AA41 AA55 AA56 BC03 CA21 CA62 CA92 FA09 HA35 HA44 KA29 KC06 KC07 MA08 MA19 QA04 SA13 TA01 TA03 5J091 AA04 AA21 AA22 AA41 AA55 AA56 CA21 CA62 CA92 FA09 HA35 HA44 KA29 MA08 MA19 QA04 SA13 TA01 TA03
Claims (8)
- 【請求項1】 2つの導線からなり、2つの端を有する湾曲部と上記湾曲部
の端に夫々接続され上記湾曲部よりも湾曲していない脚部とを含むU字型をなす
よう曲げられる伝送線路と、 上記各脚部の上記湾曲部との接続から遠い端にある夫々の各端子と、 上記伝送線路の各脚部が通る軸方向の孔を有する1つ以上の円筒状のフェライ
トビードとを含む、小型バラン。 - 【請求項2】 2つの端を有する湾曲部と上記端に夫々接続され上記湾曲部
よりも湾曲していない脚部とを含むU字型をなすよう曲げられる裸同軸ケーブル
と、 上記各脚部の上記湾曲部との接続から遠い端にある各導線用の夫々の端子と、 上記ケーブルの各脚部が通る軸方向の孔を有する1つ以上のフェライトビード
とを含む、小型バラン。 - 【請求項3】 上記伝送線路は同軸ケーブルであり、 上記同軸ケーブルは外側の被覆を有さず、 上記同軸ケーブルは、半剛体であり、特性インピーダンスが75オームであり
、直径が約2.5mmであり、 上記湾曲部は、曲率半径が約3乃至6mmであり、 上記脚部の長さは、上記湾曲部との接続と上記ワイヤのうちの1つの最も近い
端子との間で約15乃至30mmであり、 上記伝送線路対の各脚部には2つのビードがあり、 上記ビードは、長さが約4乃至8mmであり、直径が約4乃至6mmであり、 同じ脚部にあるビードは略接触し、 上記端子は、同軸ケーブルの長さ1乃至3mmの部分と、誘電体材料で覆われ
た内側の導線の長さ1乃至3mmの部分と、内側の導線の1乃至8mmの部分と
を含み、 上記バランの挿入損は、900MHzでは0.5dBよりも小さく、 反射減衰量は、30dBよりも小さく、 上記バランは5乃至1005MHzの信号伝送周波数に対して略平坦な応答を
有する、請求項1記載のバラン。 - 【請求項4】 平衡伝送線路対用の2つの導体パッドと、不平衡伝送線路対
用の2つの導体パッドとを有する回路板と、 2つの導線からなり、U字型をなすよう曲げられ、2つの端を有する湾曲部と
上記端に夫々接続される伝送線路の上記湾曲部よりも湾曲されていない脚部とを
含む伝送線路と、 上記伝送線路の脚部の導線が通る軸方向の孔を夫々有する1つ以上の円筒状の
フェライトビードと、 上記各脚部の上記湾曲部との接続から遠い端にある夫々の端子とを含み、 上記線路の各導線は上記平衡伝送線路対用の異なる導体パッドと上記不平衡伝
送線路対の異なる導体パッドとの間に接続される、回路。 - 【請求項5】 上記回路板には回路板を通る窓が設けられ、上記窓の一つの
辺の側で端子が4つの導体パッドに接続され、上記窓を横切って上記脚部が延び
、上記窓の中に上記ビードが突出し、それにより上記回路の輪郭が減少されると
共に上記ビードが一緒に配置され、 上記伝送線路は、上記ビードが通される導線を隔離するテフロンの誘電体を有
する裸同軸ケーブルからなり、 上記脚部の端における上記端子と上記回路板上の導体パッドの間の接続は、上
記同軸ケーブルの上記外側導線の端における同軸ケーブルの裸外側導線の長さ1
乃至3mmの端部分が第1の導体パッドに半田付けされる第1の接続と、上記第
1の接続から1乃至6mmだけ延びる誘電体材料で覆われた内側導線の部分と、
裸内側導線の長さ1乃至8mmの部分が上記回路板の第2の導体パッドに半田付
けされる第2の接続とを含み、 上記脚部の端子と上記回路板の上記導体パッドとの間の接続部は、略矩形をな
し、上記U字型バランの1つの側を支持し、 上記同軸ケーブルの外側導線は、上記窓の上記脚部が上記回路板に取り付けら
れる側とは反対側にある金属パッドに半田付けされ、それにより上記伝送線路が
支持される、請求項4記載の回路。 - 【請求項6】 電子信号を増幅する小型広帯域増幅器であって、 単一のワイヤ上の不平衡信号を平衡伝送線路の一対の導線上の平衡信号へ変換
する入力バランと、 上記伝送線路の各導線上の増幅器段のカスケードを含み、各導線上の増幅器段
は前置増幅器及び電力増幅器を含む、プッシュプル増幅器構造と、 上記伝送線路上の上記平衡信号を単一の出力線路上の不平衡信号へ変換する出
力バランとを含み、 各バランは、 2つの導線からなり、2つの端を有する湾曲部と上記湾曲部の端に夫々接続さ
れ上記バランの上記伝送線路の上記湾曲部よりも湾曲していない脚部とを含むU
字型をなすよう曲げられる伝送線路と、 上記各脚部の上記湾曲部との接続から遠い端にある夫々の各端子と、 軸方向の孔を有し、上記バランの上記伝送線路の各脚部に通される1つ以上の
円筒状のフェライトビードとを含む、広帯域増幅器。 - 【請求項7】 歪みを減少させるために、増幅器の各カスケードの増幅器段
の間に設けられる増幅器段間網を含む、請求項6記載の広帯域増幅器。 - 【請求項8】 電子フォワード信号を増幅する第1の高性能増幅器と、増幅
された電子フォワード信号を光学フォワード信号として送信するレーザと、光学
戻り信号を電子戻り信号として受信する光学受信器と、上記電子戻り信号を増幅
する増幅器とを含むヘッドエンドと、 上記光学フォワード信号を上記電子フォワード信号として受信する光学受信器
と、上記電子フォワード信号を増幅する増幅器と、上記電子戻り信号を増幅する
第2の高性能増幅器と、上記増幅された電子戻り信号を光学戻り信号として送信
するレーザ送信器と、上記電子戻り信号を上記電子フォワード信号から分離する
単向二路フィルタとを夫々含む複数のノードと、 上記ヘッドエンドと上記ノードの間で上記光学フォワード信号及び上記光学戻
り信号を運ぶ複数の光ファイバと、 上記電子フォワード信号を受信し、上記電子戻り信号を供給する複数のユーザ
インタフェースユニットと、 上記ノードと上記顧客インタフェースユニットの間で上記電子フォワード信号
及び上記電子戻り信号を運ぶ複数の同軸ケーブルとを含む、広帯域通信システム
であって、 上記高性能増幅器は、夫々、 単一の線路上の不平衡伝送を平衡伝送線路上の平衡伝送へ変換する入力バラン
と、 上記平衡伝送線路の各導線上の多数のカスケード増幅器段を含み、各導線上の
増幅器段は前置増幅器及び電力増幅器を含む、プッシュプル増幅器構造と、 上記平衡伝送を単一の伝送線路上の不平衡伝送へ変換する出力バランとを含み
、 各バランは、 2つの端を有する湾曲部と上記湾曲部の端に夫々接続され上記線路の上記湾曲
部よりも湾曲していない脚部とを含むU字型をなすよう曲げられる伝送線路と、 上記各脚部の上記伝送線路の各導線の上記湾曲部との接続から遠い端にある夫
々の各端子と、 上記伝送線路の各脚部が通る軸方向の孔を有する1つ以上の円筒状のフェライ
トビードとを含む、広帯域通信システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/283,265 | 1999-04-01 | ||
US09/283,265 US6741814B1 (en) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | Balun for coaxial cable transmission |
PCT/EP2000/002594 WO2000060694A1 (en) | 1999-04-01 | 2000-03-22 | A balun for coaxial cable transmission |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002541701A true JP2002541701A (ja) | 2002-12-03 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000610089A Withdrawn JP2002541701A (ja) | 1999-04-01 | 2000-03-22 | 同軸ケーブル伝送用のバラン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6741814B1 (ja) |
EP (1) | EP1084520A1 (ja) |
JP (1) | JP2002541701A (ja) |
WO (1) | WO2000060694A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013001561A1 (ja) * | 2011-06-27 | 2013-01-03 | 三菱電機株式会社 | フィードフォワード増幅器、フィードバック増幅器および広帯域増幅器 |
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CN101577526B (zh) * | 2009-05-31 | 2011-04-27 | 北京瑞夫艾电子有限公司 | 一种射频推挽功率放大器 |
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-
2000
- 2000-03-22 WO PCT/EP2000/002594 patent/WO2000060694A1/en active Application Filing
- 2000-03-22 EP EP00925135A patent/EP1084520A1/en not_active Withdrawn
- 2000-03-22 JP JP2000610089A patent/JP2002541701A/ja not_active Withdrawn
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Also Published As
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