JP2002541663A - 電子デバイスの製造の終点検出 - Google Patents

電子デバイスの製造の終点検出

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子デバイスの製造の終点検出を提供する 【解決手段】 チャンバ28は、基板上の層22の厚さの中に予定された経路の長さの中で実質的に吸収される波長を有する放射を発することが可能な放射ソース58と、放射を検出するために構成される放射検出器62とを備える。この放射は、層22の第1の厚さの中に実質的に吸収され、また層22の少なくとも一部が処理された後に、この放射の少なくとも一部が層22の第2の厚さのンかを伝わり、そして基板20の一つ以上の下層24により反射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板の処理中における終点の検出に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子用途のためのデバイスの製造では、半導体、誘電体及び導体材料(例えば
ポリシリコン、二酸化珪素及びメタル含有層)を基板上に堆積してエッチングを
行い、ゲート、バイア、コンタクトホールや接続線のパターン等の表面形状を形
成する。これらの表面形状は、化学気相堆積(CVD)、物理気相堆積(PVD
)、酸化やエッチングのプロセスによって典型的に形成される。例えば、代表的
なエッチングプロセスでは、フォトレジストや酸化物ハードマスクのパターニン
グされたマスクを、フォトリソグラフィー法により堆積層の上に形成し、この堆
積層の露出した部分は、エネルギーが印加されたCl2、HBrやBCl3等のハ
ロゲンガスによってエッチングされる。代表的なCVDプロセスでは、チャンバ
内に提供されるガスが分解され、基板上に層を堆積する。PVDプロセスでは、
基板の方を向いているターゲットがスパッタリングされ基板の上へとターゲット
材料を堆積する。
【0003】 従来の堆積及びエッチングプロセスによる問題の1つに、プロセスの終了が何
時なのかをオペレータが決定することが困難であるいう点が挙げられる。例えば
、堆積プロセスでは、プロセス条件を変化させて、基板の上で堆積されるべき膜
の性質を変化させることが望ましい場合があり、あるいは、所望の膜厚を得た後
、堆積を停止することが望ましい場合がある。エッチングプロセスでは、全部エ
ッチングする前に特定の層のエッチングを停止することが望ましいことがしばし
ばあり、全部エッチングしてしまえば、例えば、ポリシリコン又はシリコン層の
下のゲート酸化物下層等、特に下層が薄いときには、1つ以上の下層にダメージ
を与えてしまう。また、エネルギーを得たプラズマ種の衝突によって下層は容易
にダメージが与えられるため、層の上でエッチングプロセスを停止することが望
ましい。
【0004】 終点検出方法は、エッチングプロセスや堆積プロセスのステージの完了を決定
するために用いられる。1つの方法では、プラズマの放射スペクトルにおける変
化を解析して、堆積やエッチングを受けている層の成分の変化を決定し、例えば
、これは層が完全にエッチングされて、異なる化学組成を有する下層が露出した
後に発生し、これは米国特許第4,328,068号に教示される。しかし、従
来のプラズマ放射方法では、層が完全にエッチングされた後でしかプロセス終点
を検出せず、下層のプラズマへの曝露により下層にダメージを与えてしまう。ま
た、プラズマの強度が変化し、またチャンバのウィンドウにより選択された波長
のプラズマ放射が吸収されれば検出精度が低減してしまう。
【0005】 インターフェロメトリーとして知られる別の終点測定法では、基板の上で行わ
れているプロセスのほぼ全体にわたって、基板上の層の上に向けられる光ビーム
は、その一部が層の表面から反射され、その一部が層の中を伝わり一つ以上の下
層によって反射される。多数の反射の干渉による強め合いと弱め合いは、基板の
上で処理されるべき層の厚さにわたる放射の経路の長さに依存して、定期的な極
大値及び極小値を経る干渉パターンを引き起こす。基板の処理の前に、層の初期
の厚さを仮定し或いは測定する。処理の間に測定された干渉パターンにおいて観
測された定期的な極大値及び極小値は、プロセスの終点を予測するために計算さ
れた層厚さの減少と直接相関している(この減少により、処理しようとする層の
中を伝わる放射の経路の長さが変化する)。しかし、このプロセスはエッチング
されている層の初期の厚さ及び屈折率の正確な知識を必要とし、そしてそれは得
るのがしばしば困難であり、基板の表面全体に対し或いは基板間で変化する。層
の初期の厚さ又は屈折率のいずれかの測定が不正確であれば、検出方法全体がお
かしくなってしまい、何故なら、層の残留厚さの算出(定期的な極大値及び極小
値から検出された干渉縞から)が、層の最終の厚さの予測を誤らせることになる
からである。加えて、エッチングや堆積がなされるあらゆる基板に対して、製造
中に一般に起こる層の厚さの変動や屈折率の変動が生じるので、これらのパラメ
ータを正確に測定することが要求され、そしてこれは解決策としては非実用的で
ある。このように、この方法では、特に薄膜ゲート酸化物層の上に重ねられたポ
リシリコン層の残留厚さを測定するための有用性が限られており、何故なら、下
にあるゲート酸化物層が薄いため、誤差の余地が非常に小さいからである。
【0006】 エリプソメトリーとして知られるまた別の終点検出方法では、処理中の層から
少なくとも一部反射される偏光ビームを分析して、層が処理されている際に発生
する反射光ビームの位相及び大きさの変化を決定するが、これは例えば米国の特
許第3,874,797号及び3,824,017号に表わされている。しかし
、多数の波長を有する偏光ビームを用いることなく基板上の層の厚さの正確な測
定を得ることは困難であり、これは例えば、"Multiwavelength Ellipsometry fo
r Real-Time Process Control of the Plasma Etching of Patterned Samples",
Maynard Layadi and Tseng-Chung Li, J. Vac. Sci. Technol. B. 15(1), Janu
ary/February 1997に説明される。多数の波長及び複雑な位相及び大きさの測定
は困難である。加えて、チャンバのウィンドウの上に形成される堆積物は、ウィ
ンドウを通して通過する光ビームの偏光を変化させ、そしてそれは、エリプソメ
トリー測定の誤差を生じてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、層の処理が完了される直前又は直後に、下層にダメージを与える
ことなく、基板上で行われているプロセスのステージにおける変化を検出する終
点検出方法を有することが望ましい。さらに層を完全にエッチングするか、堆積
する前に検出信号を提供する終点検出装置を有して、エッチングプロセス又は堆
積プロセスを適切な時間で変えることができるようにすることが望ましい。また
、処理されている層の厚さにおける残存厚さ又は変化を、高解像度、低いSN比
で、チャンバを介して伝わる放射の強度から独立して測定する、終点計測系を有
することが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本質的に、本発明の具体例では、基板の処理の間、正確且つ繰返し性よく終点
を検出することによって上記に特定されたニーズを満たす。一具体例では、本発
明は、基板を処理するためにチャンバを備え、このチャンバは、層の厚さにおい
て予め定められた経路の長さの中で実質的に吸収される波長を有する放射を発す
ることが可能な放射ソースと放射を検出するに適する放射線検出器とを備える。
別の具体例では、チャンバは更に、放射経路の中にフィルタを備え、このフィル
タは、放射を選択的に通過させるに適している。
【0009】 別の特徴では、本発明は、基板が処理区域の中に配置され基板上の層を処理す
るためのプロセス条件が処理区域内に維持される、基板処理方法に関し、このプ
ロセス条件には、ガス組成、ガス流量、ガスへのエネルギー印加装置の動作電力
レベル、ガス圧力及び温度の1つ以上が含まれるが、これらに限定されるもので
はない。基板上の処理される層の厚さの予定された経路の長さの中で吸収される
波長を有する放射が提供される。層の予め定められた厚さの処理の後、放射の変
化が検出される。
【0010】 本方法は、層のエッチングのために適切なプロセス条件が維持される処理区域
の中に基板が配置される場合に、基板上の層をエッチングするために特に有用で
ある。放射は基板の上に提供され、この放射は、基板の上でエッチングされてい
る層の厚さの中の予定された経路の長さの中で実質的に吸収される波長を有する
。放射の中の変化が検出される。
【0011】 別の特徴では、本発明は、基板に対して実行されるプロセスの終点を決定する
ための波長を選択する方法に関し、該方法は、放射の波長を決定するステップを
有し、このステップは、或る波長を有する放射が基板上に入射し、プロセスの終
点に接近したときに反射された放射の強度において検出可能な変化が生じ、この
変化は、基板の上で処理される層による放射の実質的な吸収から基板の一つ以上
の下層による少なくとも一部の反射への移行から生じることを特徴とする。
【0012】 また別の特徴において、本発明はチャンバ内で基板上の層をエッチングする方
法を備え、この方法は、チャンバ内に基板を配置するステップと、チャンバ内に
、エッチャントガス及びクリーニングガスを備えている処理ガスを提供するステ
ップと、プロセス条件を維持して基板上の層をエッチングすると同時にチャンバ
の表面をクリーニングするステップと、層を完全にエッチングする前に、処理ガ
スの組成を変えてクリーニングガスを除去するステップとを有している。
【0013】 また別の特徴では、本発明は、基板上の層の上に実行されるプロセスの終点を
検出するための装置に関する。この装置は、基板上の層の厚さに予定された経路
の長さに実質的に吸収される波長を有する放射を発することができる放射ソース
と、放射を検出して信号を発生させるに適する放射線検出器とを備えている。こ
の装置は更に、そこに表現されるコンピュータ読み出し可能なプログラムを有す
るコンピュータ読み出し可能な媒体を備えるメモリを備え、該コンピュータ読み
出し可能なプログラムは、プロセスの終点を決定するために信号の中の変化を検
出するための、一組の命令を有する。
【0014】 また別の特徴においては、本発明は、その内部で基板を支持するように構成さ
れる支持体を有するチャンバと、ガスをチャンバ内に導入するに適しているガス
送出システムと、チャンバ内のガスにエネルギーを与えるに適しているプラズマ
ジェネレータと、チャンバ内のガスの圧力を制御するに適している絞り弁を備え
る排気部と、終点信号に関してチャンバ内のプロセス条件を変えるために、ガス
送出システム、プラズマジェネレータ又は絞り弁の一つ以上を制御するために構
成される制御装置とを備える基板処理装置に関する。この装置は、層の厚さの中
に予定された経路の長さの中で実質的に吸収される波長を有する放射を発するこ
とができる放射ソースと、この放射を検出して信号を発生させるに適している放
射線検出器とを備えている終点検出システムを更に有している。メモリが、チャ
ンバの制御装置に結合され、このメモリは、基板処理装置の操作を指示するため
にそこに表現されるコンピュータ-読み出し可能なプログラムを有するコンピュ
ータ-読み出し可能な媒体を有する。コンピュータ読み出し可能なプログラムは
、プロセスの終点を決定して制御装置に終点信号を提供するために、信号の中の
変化を検出するための一組の命令を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴、側面及び利点について、ここに示したもの及びそれ以外のもの
について、本発明の具体例を例示する以下の図面及び説明、そして請求の範囲に
よって理解されるだろう。以下の説明及び図面が発明の典型的な特徴を例示する
が、他方で、この特徴のそれぞれは、単に特定の図面の状況の中だけでなく、広
く本発明に用いることができ、また、発明はこれらの特徴の任意の組み合わせを
有するということが、理解されよう。
【0016】 本発明は、堆積プロセスやエッチングプロセス等のプロセスのプロセスステー
ジ完了又は終点を検出するために有用であり、これを用いて、基板20の半導体
、誘電体やメタル導体材料からの表面形状を堆積しあるいはエッチングを行う。
ここで基板20とは、シリコン、化合物半導体又は誘電体のウエハ等の下側の支
持体で、その上に複数の層22、24(例えば図1aに例示される構造)を有す
るものをいう。代表的なエッチングプロセスで基板20の層22をエッチングす
る場合 、図1a〜図1cに例示されるように、、下層24に到達する前にエッ
チングを停止することが望ましい。あるいは、基板20の上に層22を堆積する
場合は、層22が所望の厚さに達したときに堆積を停止することが望ましい。ま
た本発明は、例えば決まった厚さの層を堆積する場合、あるいは第二次層ないし
核形成層の堆積から主たる成長層の堆積へと変わる場合に、化学気相堆積(CV
D)及び物理気相堆積(PVD)プロセスのステージの完了を検出するために有
用である。ここで具体例が、本発明の原理を例示するために提供されるが、本発
明は、ここで提供される例に限定されず、また全ての用途を有することが、当業
者には明らかであろう。
【0017】 例示的なエッチングプロセスでは、基板20は図2に概略的に示される装置2
6内でエッチングされる。装置26は、基板20を処理するための処理区域30
を有するチャンバ28と、処理区域30内で基板20を支える支持体32とを有
している。処理ガスは、ガス送出システム34を通してチャンバ28に導入され
、このガス送出システム34は、処理ガス供給36と、基板20(示されるよう
に)の周囲に又は又はチャンバ(図示されず)の天井部の上に装着されるシャワ
ーヘッド内に配置されるガス出口38と、処理ガスの流量を制御するためのガス
流動制御装置40とを備えている。消費された処理ガス及びエッチャント副生成
物は、ラフィングポンプ及びターボ分子ポンプ(図示されず)を備える排気42
及び絞り弁44を通してチャンバ28から排気され、チャンバ28内の処理ガス
の圧力が制御される。
【0018】 チャンバ28の処理区域30内の処理ガスにRF又はマイクロ波エネルギーを
結合するプラズマジェネレータ46によって、エネルギーを与えられたガス又は
プラズマが処理ガスから発生し、これは例えば、チャンバいRFエネルギーを誘
導結合するアンテナ電力供給49によって、一つ以上のコイルを備えているイン
ダクタアンテナ48は等である。加えて、電気的に接地されたチャンバ28の天
井部や側壁等の第1のプロセス電極50と、基板20の下のRFバイアス支持体
32等の第2の電極52とを用いて、チャンバ28内のガスに更にエネルギーを
与えることができる。第1の電極50及び第2の電極52は、電極電圧供給器5
4によって提供されるRF電圧により、相互に対して電気的バイアスが与えられ
る。インダクタアンテナ48及び電極50、52に印加されるRF電圧の周波数
は、典型的には約50KHz〜約60MHz、更に典型的には約13.56 M
Hzである。
【0019】 チャンバ28は、基板20に実行されているプロセスのステージの終点を検出
するための終点検出システム56を更に有している。終点検出システム56は、
チャンバ28の外側又は内側から放射を発するための放射ソース58を備える。
放射ソース58がチャンバ28の外側にある場合、放射60は、チャンバのウィ
ンドウ61を通過して基板20の上に入射する。放射ソース58は、放射(例え
ば紫外線、赤外線やX線放射)を提供する。放射ソース58は、支配的な波長だ
けを有する放射を提供することができ、これ例えば、主に放射を有している例え
ばHe-NeやNd-YAGレーザー等の単一又は2〜3の波長での主放射を有す
る単色光等である。あるいは、放射ソース58は多色光等の多数の波長の放射を
提供し、これにフィルタをかけて実質的に単一の波長だけを選択的に通過させる
こともできる。多色光を提供するための適切な放射ソース58には、約200〜
約600ナノメートルの波長を有する多色光のスペクトルを発生させるHg放電
ランプと、キセノン又はHg-Xeランプ等のアークランプと、タングステンハ
ロゲンランプと、発光ダイオード(LED)とが含まれる。また放射ソース58
は、チャンバ28の中に発生するプラズマからの放射を備えることができ、この
プラズマ放射は一般に多スペクトル性であり、即ち、全体のスペクトルをに対し
て多数の波長を有している放射を提供する。
【0020】 特定のプロセスにおいては、非極性放射(例えば非偏光)を提供する放射ソー
ス58を有していることが好ましい。1つの理由は、基板20から反射される偏
光照射の強度の変化が、エネルギーを与えられたガス又はプラズマの吸収特性を
変えることによってマスクされることができるということである。加えて、放射
の偏光の状態は、立方対称以外の結晶等の結晶配向構造を有する材料への吸収に
影響する。また、プロセス中にチャンバ28のウィンドウ61の上に堆積する薄
い残留物膜を通過する際に、放射の偏光状態は変わり得るのであり、また、残留
物膜の厚さが増加すれば、偏光状態も変わり、これは測定の誤差を引き起こす。
このように、特定のプロセスに対して、プロセスガス組成及び放射のソースの位
置に従い、偏光しない放射を提供する放射ソース58を用いることが好ましい。
基板20上に垂直に放射が入射すれば、この影響を低減することができる。入射
が垂直であれば、層22、24の上のレジスト表面形状等、狭い間隔の高い表面
形状を有する基板20に対して、更に正確な終点を提供し、何故なら、垂直に入
射する放射は、レジスト表面形状の高さによる層22、24への到達の妨害がな
いからである。しかし、反射放射の検出のために垂直の入射を必ずしも要さず、
その他の入射角を使用してもよいことが、理解されよう。
【0021】 終点検出システム56は、基板20によって反射される放射64を検出するた
めの放射検出器62を更に有している。放射検出器62は、光起電力セル、フォ
トダイオード、光電子増倍管やフォトトランジスター等の放射線センサを備え、
これは測定された放射の強度64に応じて電気的な出力信号を提供する。信号は
、電気部品の中を通過する電流のレベルの変化又は、電気部品に印加される電圧
の変化を備えることができる。チャンバ28に放射検出器62を結合するための
適切なシステムは、チャンバ28から放射検出器62のセンサまで導く光ファイ
バケーブル69を備えている。
【0022】 随意にレンズ組立体66を用いて、放射ソース58によって発される放射を、
基板20の上に集束し、及び/又は、基板20の上の層22、24から少なくと
も一部が反射し返される放射64を、放射検出器62のセンサの上に集束する。
例えば、図2で示すようにチャンバ28の外側に配置されるHg-放電ランプを
備える放射ソース58に対して、複数の凸レンズ68a、68bを用いて、ラン
プからの放射をウィンドウ61を通し基板20のビームスポット70の上へ集束
させることができる。ビームスポット70の面積は、基板20の表面地形の正確
な測定を提供するために十分に大きくなければならない。また、レンズ68a、
68bを用いて、放射線検出器62のセンサの上に反射し返されるように、放射
64を集束することができる。
【0023】 随意にポジショナ72が、ビームスポット70を「駐車させる」基板20の適
切な部分を配置するために、基板表面の端から端まで入射放射60を走査するた
めに用いられる。ポジショナ72は、放射ソース58からの放射を基板表面の異
なる位置の上(示されるように)へ偏向させるため、小さい角度で回転する一つ
以上の主たるミラー74を備える。あるいは、ミラー74はまた、プラズマ放射
から発され及び基板20上の層22、24から少なくとも一部が反射される放射
を、放射線検出器62の上へ向ける返すことができる。付加的な2次ミラー(図
示されず)を用いて、反射放射を遮断しまた集束して、放射検出器62の上に返
す。またポジショナ72を用いて、基板20をの端から端まで一定の軌跡のパタ
ーンで放射を走査することができる。この態様では、ポジショナ72は放射ソー
ス58と、レンズ組立体66と、放射検出器62とが装着される可動のステージ
(図示されず)を更に有する。可動のステージは、ステッパーモーター等の駆動
機構によって設定された間隔中を移動することができ、この駆動機構は、基板2
0の端から端までビームスポット70を走査するかあるいは移動させる。
【0024】 ランプ又はプラズマ発光スペクトルからの多色光等の複数の波長を有する放射
は、入射放射60又は反射放射64の経路にフィルタ76を配置することによっ
て適切にフィルタがかけられる。フィルタ76は典型的には、レンズ組立体66
の中に配置されるが、チャンバ28の中に他の位置、例えば、放射検出器62の
前で、あるいは放射ソース58の前で、チャンバウィンドウ61の中に又は配置
されることができる。適切なフィルタ76は、所望の波長を有する放射を選択し
て伝える透過的支持体の上の薄膜スタック又は、所望の波長を有している放射を
選択して通過させる材料から作られるレンズを備える。またフィルタ76は、望
ましくない波長を有する放射を散乱させる回折スペーシングを有する回折格子を
備えていてもよく、また、所望の波長を有する放射を通過させることができる。
他の適切な又は同等なフィルタ手段、例えば、一部吸収性の材料の中の長光路を
通しての放射の減衰、あるいは所望の波長を有する放射に対応した信号の部分だ
けを読み取る放射検出器62からの信号の選択的電子性フィルタリングを、用い
てもよい。
【0025】 本方法では、基板20の上で処理される層22の厚み内に予定された経路の長
さに実質的に吸収される波長を有する放射が、終点検出のために選択される。本
発明の原理は、次のように説明することができる。一般に、光吸収性の層22(
媒体1)が下層24(媒体2)の上にある場合、その吸収/反射率は、加法方程
式によっておよそ説明されることができる。層22(媒体1)の上に入射する、
チャンバ28内のプロセス環境(媒体0)内の放射は、複素数フレネル係数r1 =
(n0-n1)/(n0+n1)によって決定される第1の表面反射を有しており、ここではn
0は媒体0の、n1は媒体1の、複素屈折率である。複素数屈折率nは、n = n -
ikで定義され、ここでnは実部で屈折率を、kは虚部で吸光係数を、それぞれ表
す。層22によって反射されない放射は、複素フレネル型伝送係数t1= 2n0/(n0+
n1)によって、層22に送られる。次いで伝搬光は、深さdの関数として係数exp
(-4Πk1d/λ)により層22(媒体1)の中に吸収され、ここでλは入射する放射
の波長である。入射する放射が層22の裏側に達する前に完全に吸収されなかっ
た場合、放射の一部が方程式r2 = (n1-n2)/(n1+n2)に従って反射し返され、ここ
でn2は、層22(媒体2)についての複素屈折率である。往復中に吸収された
後に残った反射の一部は、媒体(0)に送り返され、そして、最初の反射が加わ
り位相変化Ο= 2 Π n1 d1/λも伴い、これは往復の距離による。正味の反射の
振幅はおよそ、rnet ≒ r1 + t1 t1' r2 exp(+2iΟ) exp (-4Πk1d/λ)であり、
ここで繰返し反射は無視する。明確な公式は、M. Born and E. Wolf, Principle
s of Optics, Pergamon Press (1965) 等の参照文献で見い出されるだろう。d
とk1が十分大きい場合は、吸収がは支配的になり第2項がゼロになり、厚さd
に関してコンスタントな正味の反射を発生する。しかしdが十分に小さい場合は
、吸収は支配的ではなく、dの変化に対して正味の反射はコンスタントにならな
い。この変化は、dの変化に対して第2項の位相及び大きさが変化することに由
来する。k1の大きさに従って、反射強度の全体のd1に対する変化が周期的と
なる場合があり、このときd1がゼロに近づくにつれ振幅が大きくなり、あるい
は吸収性の高いメタル層22に対する等の、特性的な特徴又はシグネチャを有す
る。
【0026】 反射された放射及び吸収された放射の複素属性及び層22の厚さの変化に対す
る依存が、図1a〜1cの簡略表示に例示される。最初に、図1aを参照し、層
22の上に入射する放射60の成分100は、層22の厚さd1の中に予定され
た経路の長さ102の中で実質的に吸収され、また成分104は、層22の表面
106から反射される。成分100の実質的な吸収のために必要な経路の長さ1
02は、上述の如く、放射60の波長λ、入射する角度及び、層22を形成する
材料の吸光係数kに依存する。例えば、図1aに概略的に例示されるように、成
分100は、経路の長さ102の距離(即ち層22の厚さd1よりも短い)の中
を伝わる間に、実質的に吸収されることができる。また、放射の成分100が実
質的に吸収される経路の長さ102は、層22の厚さd1より大きくてもよく、
例えば、成分100は層22の厚さd1の中を伝わり、界面108によって反射
し返された後に層22の厚さd1の中を再度伝わる間に吸収されてもよい。別の
例としては、成分100はまた、境界面108によって反射し返され、層22の
厚さd1の中を再び伝わり、その後、多重内部反射の手段を介して表面106そ
の他により層22に反射し返される。
【0027】 処理中に、エッチングプロセスにおいてエッチングされる際に層22の厚さは
変化し薄くなる。しかし、図1bに例示されるように、薄い厚さd2を有する薄
い層22の中であっても、放射成分100が連続的に吸収される。本方法の操作
にとって不可欠ではないが、処理中に薄く部分的にエッチングされた層22へ成
分100が連続的に吸収されることにより、信号の翻訳や終点検出が誤る可能性
を低減する。また、特定のプロセスステージの終了に向かって比較的短時間で信
号強度の大きな変化が見られる場合には、放射検出器62によって検出される反
射放射64の総計の強度の翻訳は、複雑さが低く、容易に実行可能である。成分
100が、経路の長さ102の距離(即ち層22の厚さd2より短い)を伝わる
間に、実質的に吸収されると例示されるが、前述のように、実質的吸収の経路の
長さ102は、層22の厚さd2より大きくなってもよい。
【0028】 ここで図1Cを参照し、基板20で実行されているプロセスの終了に向かって
、放射60の成分100は、基板20の上の被エッチング層22の残存厚さd3
(予定された吸収経路の長さ102より非常に短い)の中を伝わり、層22と下
層24の間の境界面108によって少なくとも一部が反射され、反射放射の第二
次成分109を提供する。現時点で層22に対して多数の他の反射及び屈折が生
じる一方、簡略に表わせば、第二次成分109(層22、24の境界面108か
ら反射される)は、主成分104(層22の上面106から反射される)と干渉
することにより強め合いあるいは弱め合って、放射検出器62で検出可能な反射
放射64の総計強度を提供する。加えて、層24が透過性を有している(ゲート
酸化物層は透過性を有する場合がある)場合は、付加的な成分が境界面108の
下にある他の境界面から反射される(図1cには示されない)。
【0029】 終点検出のため実験的に決定された吸収トレース 終点検出プロセスのために適切な波長64を有している放射は、最初に中で吸
収される異なる波長を有している放射線の強さの実験的に測定したトレースから
選択され、後に層22の中に送られその少なくとも一部が1つ以上の下層24に
より反射される。図3のフローチャートに例示されるように、これは、一連の実
験的なプロセスランを実行し、基板20の層24の中で、異なる波長を有する放
射の吸収トレースを検出することによって、なされる。第1のステップ80では
、米国カリフォルニア州サンタクララのKLA-TENCOR社より利用できるmodel UV10
50等の厚さ測定器を、基板20上に堆積されあるいはエッチングされた層22の
厚さを正確に決定するために用いられた。また層22の最終の厚さを用いて、プ
ロセスの全体的な動作時間を見積った。
【0030】 次のステップ82では、異なる波長の放射を基板20の上に照射しつつ、多数
の基板をチャンバ28内でエッチングした。基板20は、100nmの二酸化珪
素下層24の上に堆積された500nmのポリシリコン層22を備えていた。ス
テップ84で与えるように、基板20の上の層22のエッチング終点に近づくに
つれて生じる反射放射64のピーク強度は、放射検出器62によって測定された
。これらのプロセスランは、Hg放電ランプ等の多色光を提供する放射ソース5
8を用いて実行され、この放射ソースは垂直に近い角度で基板20の上に集束し
た。図4は、Hgランプによって発せられ基板20上の層22、24から少なく
とも一部が反射される波長の放射スペクトルを示す。帯域フィルタ又はモノクロ
メータを用いて、特定の波長を放射スペクトルから選択する。一般に、エッチン
グプロセスの初期のステージで、低く一定の強度の反射放射64を提供する放射
を選択して、反射強度の変化の誤解釈に起因する誤差を低減し、また、エッチン
グ終点で高いピーク強度を選択して信号の検出を改良する大きいSN比を提供す
ることが望ましい。しかし、放射の最適の波長は層22の組成や初期及び最終の
厚さに依存するため、最適の波長を実験により決定することが望ましいだろう。
【0031】 この例では、254nm、313nm、365nm、405nm、436nm
、546nm(これらに対応したピークの上にラベルをつけた)の波長を、詳細
解析のために選択した。その後、ステップ86及び88で示すように、基板20
上の層22の処理中に反射放射64の強度のトレースが各選択された波長に対し
て測定された。図5は、エッチングプロセス中に生じた反射放射の強度の変化の
異なるトレースを示す。オペレータは、エッチングプロセスの大部分で反射放射
の強度が実質的に一定で定期的な極大値及び極小値がなく、また、突然エッチン
グプロセスの終了の方へ向かい、反射強度に強い変化を生じるような、トレース
を捜す。低い波長に対して、エッチングを受けている層22の厚さが小さくなる
につれて、反射放射64のトレースは、一定の準位値から変化し、これは層22
(図1a及び1bに例示されるように)の表面106によって、反射されない入
射放射60の本質的に全ての成分100が層22内に吸収されている状況から、
層22が全体の成分100(図1cに例示されるように)を吸収していないため
トレースが表面106、108から生じる多数の反射に起因する干渉縞を有して
いる状況への変化である。例えば、254nmの波長を有する反射放射の強度の
トレースは、20〜58秒のエッチング時間に対しては比較的単一のラインであ
り、これは層22に成分100のほとんど全体が吸収されたことを示すものであ
り、その後、成分100が界面108によって反射されこれが層22の表面10
6から反射された成分104を干渉するときに、層22のエッチングの終点で生
じる単一の極小値が発生する。同様に、313nmの波長を有する放射のトレー
スは、層22のエッチング終点で、単一のステップ上昇が後に来るレベル部分を
備える。365nmの波長のトレースは、終点に達しその後に終点自身でピーク
が発生する前に、小さいくぼみを有する単一の吸収直線を備える。405nm以
上の波長では、極大値及び極小値ピークを有する多数の振動が、終点に達する前
に発生し、これは、エッチングされている層22が、これらの波長を有する放射
に対して吸収性が低く、その代わりに終点に達する前に多数の干渉縞の結果とし
て生じた放射を伝え始めることを示している。同様に、436nm及び546n
mの波長で、より大きい振動数がプロセスの終了の前にほぼ発生する。546n
mで生じる吸収が無視できる場合は、指数の包絡線の内容を考慮することができ
るが、干渉縞の大きさは、435nm未満の波長に対して急速に低下する。
【0032】 図5に示されるトレースから、エッチングプロセス中は層22に完全に吸収さ
れる成分100を有し、エッチングプロセスの終点に近づくにつれ少なくとも一
部がに層22の中を伝わり界面108から反射される放射の波長が、終点検出の
ために選択される。適切な波長が得られない場合は、ステップ90及び92で示
すように、プロセスを他の波長に対して繰り返される。本例では、二酸化珪素下
層24の上のポリシリコン層22のエッチングの終点を検出するための放射は、
約600nm未満であることが好ましく、約200nm〜約600nmの波長を
備えることが更に好ましい。
【0033】 好ましい波長を有する反射放射の強度の選択されたトレースが、オペレータに
よって調べられ、基板20の上で行われているプロセスに対して所望の停止点を
決定し、また、ステップ94に提供されるように、終点トレースの中にその関連
特性波形形状を配置する。所望の停止点は、2つの方法で決定することができる
。第1に、エッチング速度を知り、層22の所望の厚さをエッチングするための
時間を見積り、そしてエッチング時間の合計からこれを減じて、層22の所望の
残存厚さを残す終点時間を決定することができる。第2に、層22の残存厚さと
関連するように、トレースの形状を認識するために所望の終点時間を提供する同
一とみなしうる表面形状に対して、トレースを経験的に解析することができる。
【0034】 例えば、吸収性の高い層22のであっても、層22が薄いときに数個現れる干
渉縞は、約λ/2nの間隔をあけている(波長λ及びnは屈折率の実部である)。
下層24が透過的である(ゲート酸化物等の)場合のオフセット厚さと共に、所
望の停止点は層22及び下層24の間の境界面から戻る表面形状を数えることに
よって決定することができる。いずれにせよ、第2の基板20を、第2のプロセ
スステップを応用することなく終点方法を用いてエッチングし停止することがで
き、また層22の残存している厚さを測定することができる。残存している厚さ
が異なる場合は、所望によりプロセスを繰り返して、所望の結果を実現すること
が可能である。これは、終点検出のための完全なプロセスを完成させるために「
プロセスチューニング」の一部として一般に実行される。
【0035】 選択された特性波形形状は、また、チャンバ環境内で減衰するか高SN比を有
する反射放射に対しても、容易に認識できる異なった属性を有しなければならな
い。加えて、基板20の大きいバッチ処理するに対して終点検出誤差を減らすた
め、特性波形は、基板20と基板20の間で十分に繰り返し性がなければならな
い。終点トレースの特性波形形状は、ピーク、谷間、スロープ又は組み合わせで
あってもよい。例えば、図6a及び6bは、酸化シリコン層24の上に堆積され
るポリシリコン層22の境界面108の近くで365nmの波長を有している反
射放射64の波形トレースの部分又はスペクトルを示す。このトレースは、二酸
化珪素22の比較的厚い1000Åの層の上に横たわるポリシリコン30の50
00Å厚さの上に、パターニングされたレジスト層を有する基板20に対するも
のである。選択された特性波形は、折り込みボックスで示す大きいピークの直前
の小さいピークの前に発生する小さいくぼみ96を備える。小さいくぼみは、終
点検出のためのコンピュータプログラム112によって容易に認識できプログラ
ム可能である。別の例では、図6bは、薄い65Åの二酸化珪素下層24の上の
2000Åのノンドープのポリシリコン層22に形成したパターニングされたレ
ジスト層を有する基板20から少なくとも一部が反射された365nmの波長の
放射に対して得られる反射放射64のトレースを示す。選択された特性波形形状
は、比較的大きいピーク信号の前に小さいくぼみ98を備え、これはまた認識性
及び繰り返し性が高い。
【0036】 制御装置及びコンピューターシステム 中央演算装置(CPU)114を備えるコンピューターシステムのコンピュー
タ-読み出し可能なプログラム112のソフトウェアを実行するチャンバ制御装
置110によって、チャンバ及び終点検出システム56は運転されるが、これは
例えばSynergy Microsystems(カリフォルニア)から市販の68040マイクロプロ
セッサや、又はインテル社、(サンタクララ、カリフォルニア)から市販のPent
ium Processor等であり、それは、メモリ116及び周辺コンピュータ成分に結
合される。メモリ116は、そこに表現されるコンピュータ読み出し可能なプロ
グラムを有するコンピュータ読み出し可能な媒体を備える。好ましくは、メモリ
116はハードディスク装置122であるが、しかしメモリはまた、他の種類の
ランダムアクセスメモリー(図示されず)等のメモリであってもよい。メモリ1
16に加えて、制御装置110は、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ1 22及びカードラックを有していてもよい。オペレータと制御装置110の間の インターフェースは、例えば、図2で示すように、モニタ118とライトペン1 20を介してもよい。ライトペン120は、ライトペン120の先端の中の光セ ンサーでモニタ118によって発される光を検出する。特定のスクリーン又は関 数を選択するために、オペレータはモニタ118のスクリーンの指定地域に接触 し、ボタンをライトペン120に押しつける。典型的には、新しいメニューが表 示され又は接触される区域は色が変わり、そして、ユーザーと制御装置110の 間の通信を確証する。好ましい具体例では、2つのモニタ118及びライトペン 120が用いられ、1つは、オペレータのためにクリーンルームの中に、他方は サービス技術者のための壁の後に、装備される。両方のモニタ118は同時に同 じ情報を表示するが、ライトペン120は1つだけが使用可能にされる。
【0037】 例えば、ディスクドライブ122又は他の適切なドライブの中に挿入されるフ
ロッピーディスク又は他のコンピュータプログラム製品等をはじめとする、他の
メモリの上で保存される等の他のコンピュータ-読み出し可能なプログラムが、
制御装置110を運転するために用いられてもよい。コンピューターシステムカ
ードラックは、シングルボードコンピューター、アナログ及びデジタル入出力ボ
ード、インターフェースボード及びステッパーモーター制御装置ボードを有する
。装置26の様々な部品は、ボード、カードケージ及びコネクタの大きさ及びタ
イプを決めるVersa Modular European (VME)規格に適合される。このVME規格は
また、16ビットデータバス及び24-ビットアドレスバスを有しているバス構
造を定義する。
【0038】 コンピュータプログラム112は、チャンバ28及びその部品を運転するため
のプログラムコードの一組の命令を備えるプロセス制御ソフトウェア124を一
般に備え、終点検出ソフトウェア126は、終点検出システム56、安全システ
ムソフト及び他の制御ソフトウェアを運転するために一組の命令を備える。コン
ピュータ読み出し可能なプログラムは、任意の従来のコンピュータ-読み出し可
能なプログラミング言語、例えばアセンブリー言語、C、C++、Pascal
又はFortran等により書き込むことができる。適切なプログラムコードは
、従来のテキストエディターを用いて単一のファイル又は複数のファイルに入力
される保存されまたコンピューターシステムのメモリ116のコンピュータ使用
可能媒体の中に表現される。入力されたコードテキストが高級言語の場合は、コ
ードがコンパイルされ、得られたコンパイラーコードは、プレコンパイルライブ
ラリールーチンのオブジェクトコードに、次いでリンクされる。リンクされたコ
ンパイルオブジェクトコードを実行するため、ユーザーはオブジェクトコードを
呼び出し、そして、コードを読み取って及び実行するために、プログラムの中に
識別されるタスクをCPU114が実行するようにする。
【0039】 予定された特性表面形状の選択された属性は、終点検出ソフトウェア126に
プログラムされ、これは所望の設定された基準に達した時に、放射検出器62に
よって提供される入力信号トレースを解析してプロセス終点を決定し、これは検
出された信号の属性が予定された特性表面形状の属性に実質的に同等である時等
である。トレースは、放射検出器62のアナログデジタル変換器ボード(図示さ
れず)によって制御装置110に提供される。終点検出ソフトウェア126は、
終点検出制御装置130を運転し、これは信号を送出して、放射ソース58、放
射検出器62及び随意にレンズ組立体66、フィルタ76及び他の部品等の終点
検出部品を運転する。終点検出ソフトウェア126は、信号の特性形状の属性を
検出するためのに一組の命令を有し、例えば、強度の変化又は反射放射64の強
度の変化率を検出することによってプロセスの終点を決定する。所望の基準は、
予めセットされ保存されたパラメータ又はアルゴリズムを用いて終点を識別する
ために終点検出ソフトウェア126にプログラムされる。
【0040】 1つ方法では、基板20が処理される間、測定されたトレースはトレースの終
了のまわりで、時間的にさかのぼって、図7で示すように、アルゴリズムの中で
確立された信号高さ及び時間長さを有するボックスを引っ張ることによって連続
的に解析される。一組のウィンドウアウトが、反射強度のトレースの中に谷間を
検出するためにプログラムされる。また、後の終点を検出するために上りスロー
プを誘発するため、あるいはトレース中の谷間の前に終点を検出するために下り
スロープを誘発する準備をするため、高いウィンドウを用いてもよい。第1の判
定基準は、トレースの信号があまりに急になって予めプログラムされたボックス
から外に出るか移動する時(「WINDOW OUT」、ウィンドウアウト)に
、または緩やかになりボックスに入る時(「WINDOW IN」、ウィンドウ
イン)に該当する。付加ボックスないしウィンドウを、移動するトレースに連続
して適用して、基準の完全なセットを発生させて、トレース中の信号の変化がプ
ロセスの終点なのかあるいは単なるノイズなのかどうかを決定する。また、ボッ
クスに入るか出るかの方向性は、基準の一部として指定することができる。ボッ
クスのプログラミング関数を設定するための典型的な一組の命令が、下の表1に
示される。
【0041】
【表1】 表1に提供される例では、有効な終点は、2列のウィンドウアウト基準が68
秒で確立したときに、基板20の上で実行されているプロセスのステージを終了
させる。図8の中に示される例では、2列の基準を有する終点トレースは、確実
にピーク検出できるよう、上へ出る(62秒で)ウィンドウと、下へ出る(68
秒で)ウィンドウを備える。この例では、ピークはポリシリコン層の220Åの
残存厚さに関連する。
【0042】 移動ボックス信号−解析法は、反射放射64の強度の所望の変化から、ノイズ
スパイク及び他の擬似信号を区別するために有用であり、これはプロセス終点を
決定することに依存し、またピーク、谷間又は絶対スロープ変化又はこれらの組
み合わせを検出することに依存する。移動ボックス信号−解析法は、ノイズ-免
疫性のスロープ検出能力を提供し、Birangらによる米国特許第5,343,41
2号で説明され、信号トレースの多重チャンネル及びマルチチャンバ収集のため
のソフトウェアは、ChengらによるEP 458324 B1に説明される。
【0043】 プロセスの終点を検出するに当たり、コンピューターシステムの終点検出ソフ
トウェア126は、プロセス制御ソフトウェア124に終点信号を提供し、これ
は、基板20が処理されているチャンバ28の条件を変更するよう、プロセス制
御装置128に命令を送る。プロセス制御装置128は、終点信号に関するチャ
ンバ28内のプロセス条件を変化させるために、ガス送出システム34、プラズ
マジェネレータ46又は絞り弁44の一つ以上を制御するよう構成される。図9
はフローチャートであり、基板20の層30を処理し、プロセスの終点の検出に
際してプロセス条件を変えるための代表的な各プロセスステップを示す。これら
のステップでは、第1のプロセス条件が層の処理のために維持され、光ビーム等
の放射が基板の上へ集束され、光ビームの反射強度のトレースが測定される。特
性形状が反射強度のトレースの中に検出された場合、第1のプロセス条件を、例
えば、第2のプロセス条件に制限なしで変更し、基板20上の層22のエッチン
グ速度又は堆積速度を変更し、エッチング選択比を変更し、あるいは十分高い体
積流量比でクリーニングガス加えて、基板20を囲むチャンバ28の処理区域3
0内の表面をクリーニングする。
【0044】 基板20の層22をエッチングしチャンバ28を随意にクリーニングするため
のプロセスは、プロセス制御ソフトウェア124によって行われ、プロセス制御
装置128によって実行される。プロセス制御ソフトウェア124は、タイミン
グ、ガス組成、ガス流量、チャンバ圧力、チャンバ温度、RF電力レベル、支持
体位置、ヒータ温度及び特定のプロセスのその他のパラメータを命令する命令の
セットを有する。図10は、特定の具体例に従ったプロセス制御ソフトウェア1
24の階層制御構造の例示的なブロックダイヤグラムである。ライトペンインタ
ーフェースを用いて、CRT端末に表示されるメニュー又方法スクリーンに応じ
てユーザーは、プロセスセレクタ命令セット132に、プロセスセット数及びプ
ロセスチャンバ数を入力する。プロセスセットは、予定されたグループの指定さ
れたプロセスを実施するために必要なプロセスパラメータであり、そしてそれは
、定義済みの設定数によって識別される。プロセスセレクタ命令セット132は
、(i)所望のプロセスチャンバ28と、(ii)所望のプロセスを実行するためのプ
ロセスチャンバの運転に必要な所望のプロセスパラメータのセットを特定する。
特定のプロセスを実行するためのプロセスパラメータはプロセス条件、例えばガ
ス組成、ガス流量、温度、圧力、RF電力レベル(及び加えて、遠隔マイクロ波
プラズマシステムを備える具体例に対してマイクロ波発振器電力レベル)、冷却
ガス圧力及びチャンバ壁温等(これらに限定されない)のプラズマ条件に関係が
ある。プロセスセレクタ命令セット132は、どのタイプのプロセス(エッチン
グ、堆積、ウエハクリーニング、チャンバクリーニング、チャンバ残留ガスの除
去、リフロー)がチャンバ内で特定の時間に実行されるかを制御する。具体例に
より、複数のプロセスセレクタ命令セット132が存在していてもよい。プロセ
スパラメータは、レシピの形でユーザーに提供され、ライトペン及びモニタイン
ターフェースを利用して入力されてもよい。
【0045】 プロセスシーケンサ命令セット134は、プロセスセレクタ命令セット132
から、識別されたプロセスチャンバ28及びプロセスパラメータのセットを受け
入れるためのプログラムコードと、様々なプロセスチャンバの操作を制御するた
めのプログラムコードを備える。多数のユーザーがプロセスセット数及びプロセ
スチャンバ数を入力することができ、あるいはシングルユーザーが多数のプロセ
スセット数及びプロセスチャンバ数を入力することができ、そのため、シーケン
サ命令セット134を運転して、所望のシーケンスで選択されたプロセスをスケ
ジューリングする。好ましくは、シーケンサ命令セット134は、(i)チャンバ
が用いられているかどうか決定するためにプロセスチャンバ28の操作をモニタ
するステップと、(ii)どのプロセスが、用いられているチャンバ内で実施されて
いるかについて決定するステップと、(iii)プロセスチャンバ28の利用度及び
実施されるプロセスのタイプに基づいて所望のプロセスを実行するステップとを
実行するプログラムコードを有する。ポーリング等のプロセスチャンバ28をモ
ニタする従来法を用いることができる。どのプロセスが実行されるかをスケジュ
ーリングしたとき、シーケンサ命令セット134は、現在の選択されたプロセス
のために所望のプロセス条件と比較して、用いられているプロセスチャンバ28
の条件、又は各特定のユーザーが入力した要求の「年令」、又はシステムプログ
ラマーがスケジュール優先度を決定するために要望する他のあらゆる関連因子を
、考慮してデザインすることができる。
【0046】 シーケンサ命令セット134が、どのプロセスチャンバ28及びプロセスセッ
ト組み合わせが次に実行されることになるかについて決定した後、 シーケンサ命令セット134は、チャンバマネージャ命令セット136に、特定
のプロセスセットパラメータを送ることによってプロセスセットの実行を始め、
この命令セット136は、シーケンサ命令セット134によって決定されるプロ
セスセットによってプロセスチャンバ28の中にタスクを多数に処理することを
制御する。例えば、チャンバマネージャ命令セット136は、プロセスチャンバ
28内のエッチング操作又は堆積操作を制御するためのプログラムコードを備え
る。またチャンバマネージャ命令セット136は、選択されたプロセスセットを
実施するために必要なチャンバ部品の操作を制御する様々なチャンバ部品命令セ
ットの実行を制御する。チャンバ成分命令セットの例は、基板位置決め命令セッ
ト、ガスフロー制御命令セット140、ガス圧力制御命令セット142、支持体
の中にヒータを備えるチャンバのためのオプションのヒータ制御命令セット14
4及びプラズマ制御命令セット146である。チャンバ28の特定の構成によっ
ては、上記の命令セット又は命令セットの全てを有する具体例であってもよく、
他方の具体例では命令セットの一部だけを有してもよい。どのプロセスがプロセ
スチャンバ28内で実行されることになっているか次第で、他のチャンバ制御命
令セットを有していてもよいことを、当業者は、容易に認識するだろう。
【0047】 操作の中に、チャンバマネージャ命令セット136は、実行されている特定の
プロセスセットに従って、プロセスのために成分命令セットを、選択的にスケジ
ューリングし或いは呼び出す。シーケンサ命令セットがプロセスチャンバ28と
プロセスセットのどちらを次に実行するかスケジューリングするように、チャン
バマネージャ命令セット136はプロセス部品命令セットをスケジューリングす
る。典型的には、チャンバマネージャ命令セット136は、様々なチャンバ部品
をモニタするステップと、実行されるプロセスセットに対してどの部品がプロセ
スパラメータに基づいて運転される必要があるかを決定するステップと、モニタ
のステップと決定のステップに応じて、チャンバ部品命令セットの実行を始める
ステップとを有している。
【0048】 ここで、チャンバ部品命令セットの操作を説明する。基板位置決め命令セット
138は、チャンバ部品を制御するためにプログラムコードを備え、これを用い
て、支持体32の上基板20をロードし、また、随意に、チャンバ28内の所望
の高さに基板20を持ち上げて、基板20の間のスペーシング及びガス送出シス
テム34のガス出口38を制御する。
【0049】 処理ガス制御命令セット140は、処理ガスの異なる成分の流量を制御するた
めにプログラムコードを有する。処理ガス制御命令セット140は、安全遮断弁
の開/閉位置を制御し、また、所望のガス流量を得るために質量流量制御装置を
増減する。処理ガス制御命令セット140は、全てのチャンバ部品命令セットの
場合と同様に、チャンバマネージャ命令セット136によって呼び出され、チャ
ンバマネージャ136から所望のガス流量に関連したプロセスパラメータを受け
る。典型的には、処理ガス制御命令セット140の運転は、ガス供給器を開き:
(i)必要な質量流量制御装置を読み取るステップと、(ii)チャンバマネージャ命
令セット136から受け取られた所望の流量への読み取りを比較し、(iii)必要
に応じて、ガス供給ラインの流量を調整するステップ、の各ステップを繰り返し
て行うことによりなされる。更に、処理ガス制御命令セット140は、安全でな
い速度かどうかについてガス流量をモニタし、安全でない条件が検出されれば安
全遮断弁を活性化するステップを有している。また処理ガス制御命令セット14
0は、堆積ガスやエッチングガスに対してと同様に、選択されている所望のプロ
セス(エッチング、クリーニング、堆積その他)に従い、クリーニングガスのた
めのガス組成及び流量を制御する。代替の具体例では、複数の処理ガス制御命令
セット140を有していてもよく、各命令セットは、プロセスの特定のタイプ又
はガス流動制御装置の特定のセットを制御する。
【0050】 プロセスによっては、チャンバ内の圧力を安定させるため、反応性の処理ガス
を導入する前に、窒素やアルゴン等の不活性ガスをチャンバ28内に流入させる
。これらのプロセスに対して、処理ガス制御命令セット140は、チャンバ内の
圧力を安定させるために必要な時間、チャンバ28に不活性ガスを流入させるた
めのステップを有するようプログラムされ、そして上述のステップを実施するこ
とになる。さらに、処理ガスが液体前駆体から蒸発される場合、例えばTEOS
派生ガラスの堆積において、処理ガス制御命令セット140は、バブラ組立体内
の液体前駆体の中にヘリウム等の送出ガスをバブリングするステップ、又は液体
インジェクションシステムへ、ヘリウム等のキャリアガスを導入するステップを
有するように書き込まれる。プロセスのこのタイプのためにバブラを用いる場合
、処理ガス制御命令セット140は、送出ガスの流れ、所望のプロセスガス流量
を得るため、バブラ内の圧力及びバブラ温度を調節する。上述のように、所望の
プロセスガス流量がプロセスパラメータとして、処理ガス制御命令セット140
に移送される。更に、処理ガス制御命令セット140は、特定のプロセスガス流
量のために必要な値を有する保存されたテーブルにアクセスすることによって、
所望のプロセスガス流量のために必要な送出ガス流量、バブラ圧力及びバブラ温
度を得るステップを有している。必要な値が得られた後、送出ガス流量、バブラ
圧力及びバブラ温度をモニタし、必要な値と比較して、それに応じて調整される
【0051】 圧力制御命令セット142は、チャンバの排気システム42の絞り弁44のア
パーチャサイズを調整することによってチャンバ28の中に圧力を制御するため
のプログラムコードを備える。絞り弁44のアパーチャサイズは、チャンバ全体
のプロセスガス流動、チャンバ28のサイズ及び排気システム42のポンピング
設定点圧力に関する所望のレベルで、チャンバ圧力を制御するように設定される
。圧力制御命令セット142が呼び出される時、所望ないしターゲットの圧力レ
ベルが、チャンバマネージャ命令セット136からのパラメータとして受け取ら
れる。圧力制御命令セット142は、チャンバ28に接続した一つ以上の従来の
圧力マノメータを読み取ることによってチャンバ28内の圧力を測定し、測定値
をターゲット圧力と比較し、保存された圧力テーブルからのターゲット圧力に対
応して、PID(比例、積分及び微分)値を得て、この圧力テーブルから得られ
るPID値によって、絞り弁44を調整する。あるいは、圧力制御命令セット1
42は、絞り弁44を開閉して、チャンバ28内のポンピングキャパシティを所
望のサイズに調整する特定のアパーチャサイズとするよう、書き込まれることが
できる。
【0052】 随意に、ヒータ制御命令セット144は、抵抗により支持体32及び基板20
を加熱するために用いられるオプションのヒータ素子(図示されず)の温度を制
御するためのプログラムコードを備える。ヒータ制御命令セット144は、また
、チャンバマネージャ命令セット136によって呼び出されて及びターゲット、
設定点又は温度パラメータを受ける。ヒータ制御命令セット144は、支持体の
中に配置される熱電対の電圧出力を測定し、測定温度を設定点温度と比較し、発
熱体に印加する電流を増減して設定点温度を得ることにより、温度を測定する。
温度は、保存された換算表で相当温度を調べることによって、あるいは四次多項
式を用いて温度を計算することにより、測定された電圧から得られる。埋め込ま
れたループが支持体の加熱に用いられる場合、ヒータ制御命令セット144は、
ランプに印加される電流を徐々に増減するよう制御する。さらに、内蔵、フェイ
ルセーフモードを有することで、プロセス安全コンプライアンスを検出し、プロ
セスチャンバ28が正しく設定されない場合に発熱体の操作をシャットダウンす
ることができる。
【0053】 プラズマ制御命令セット146は、チャンバ28内のプロセス電極50、52
に印加される低い周波及び高い周波のRF電力レベルを設定するためのプログラ
ムコードを備える。前述のチャンバ部品命令セットと同様に、プラズマ制御命令
セット146は、チャンバマネージャ命令セット136によって呼び出される。
遠隔プラズマジェネレータ46を有する具体例に対して、プラズマ制御命令セッ
ト146はまた、遠隔プラズマジェネレータ(図示されず)を制御するためのプ
ログラムコードを有するだろう。
【0054】 終点吸収トレースの算出 本発明の別の態様では、反射放射64のトレースを数学モデル化し、又は計算
して、アルゴリズム決定のための参照トレースとして保存される。トレースは、
光吸収モデルを用い層22の他のパラメータの値を知って、時間的に先行して計
算され、このパラメータは、例えば、その組成、屈折率、吸光係数、厚さ及び他
の光定数、プロセスエッチレイト及びエッチング選択性、及びレジスト区域の面
積等である。この態様では、コンピュータプログラム112の終点検出ソフトウ
ェア126は、放射64の正味の反射の振幅を決定するための、あるいは層22
の処理が完了した際に生じる反射放射の強度の変化を予測するための、コード命
令でプログラムされる。
【0055】 例えば、図11は、層22の厚さを増した際に基板20上の吸収性の層22か
らの反射放射64の強度を数学モデル化されたトレースを示す。層22の厚さの
増加が、CVD、PVD及び酸化プロセス等のプロセスにおける層22の堆積中
に生じる。この堆積プロセス中に、層22の厚さが予定された厚さに達したとき
、終点検出方法を用いて、基板20上に層22を堆積するプロセスの完了を検出
する。堆積プロセスでは、反射放射64の強度のトレースの中に、特性形状や他
の属性の外観を探す代わりに、反射放射64の強度のトレースの中の特性形状又
は属性が消滅し、これはプロセスが終点に近づいている事を示す。事象のこのシ
ーケンスは、例えば図1b及び図1cに示されるように、単純なる逆シーケンス
である。最初に、基板20に入射する放射60は、基板20上に堆積された層2
2の表面106、108によって反射されるが、何故なら、図1cに概略的に例
示されるように、層22が吸収性がほぼ無し又は吸収がほんの少しだけであるよ
うな十分に小さい厚さd3を有するだけであるからである。層22の厚さが堆積
プロセス中に成長し始めれば、入射する放射は継続的に、一部は層22の表面1
06から反射されて、一部は下の境界面108から反射され、この2つの反射成
分104、109は、経路の長さの差のため干渉して強め合い又は弱め合い、図
11で示す一連の干渉縞を提供する。しかし、プロセスの終点に接近すれば、 堆積されている層22の厚さd2は、入射する放射60の成分100が堆積され
た層22の厚さの予定された経路の長さ102で実質的に吸収される厚さレベル
に接近し、そのため、この時点で干渉縞が消滅する。一つ以上の消滅効果、干渉
縞の消滅の前後の予定された時間、又は予定された時間での特性形状の外観又は
属性が、堆積プロセスの終点を呼び出すために用いられる。経験則として、反射
放射の干渉縞が現れ始め又は消え始める層の厚さは:d = (0.37λ)/k、で与えら
れ、kは、基板20の上に堆積された層22の吸光係数である。モデル化された
トレースを用いて、終点検出のために適切な特性形状を決定することができ、ま
た、エッチングプロセスの中に、下層24の厚さ及び材料特性が、反射強度のト
レースの形状及び他の特性に影響を及ぼす。
【0056】 ポリシリコンの上に堆積されるケイ化タングステンを備える多数成分ポリサイ
ド層22等の、異なる組成を有する多数の層を備えるより多くの複雑系を処理す
るために、反射のトレースは、同じ全体的な挙動を示すが、層22の全体の吸収
/反射率を計算するために用いられる2×2の数学行列により多成分の層22の
各成分が表される行列によって、より正確にモデル化することが可能である。こ
のように、コンピュータプログラム112はまた、全体の吸収を表している値又
は基板20上の層22の各成分で得られる反射率のアレイを備えている行列を計
算するためのプログラムコードを備える一組の命令を備えていてもよい。また、
層22に形成される表面形状から生じる多数の成分層22における横向差は、層
22からの反射の全体の強度を決定するために多成分層22のそれぞれから、位
相に対してベクトル的に複素反射振幅を合計することによって考慮することがで
きる。従って、プログラムコードは、多成分層22から反射された全強度を決定
するため、層22の全ての成分の複素反射の振幅を合計することにより、層22
に形成される表面形状により生じる多成分層22の横向差を決定するための一組
の命令を備える。あるいは、再帰法を用いて、この層22からの反射放射のトレ
ースをモデル化することができる。
【0057】 これらの方程式及び属性は、コンピュータプログラム112の終点検出ソフト
ウェア126にプログラムされ、層が処理される際の反射放射64の強度の変化
を数学的に予測し、また、基板20の上で実行されているプロセス中に発生する
適切な終点信号や特性形状を識別する。一般に、コンピュータプログラム112
の終点検出ソフトウェア126は、(i)基板20が処理を受ける際の、反射放射
64の強度のトレースをモデル化するプログラムコード命令と、(ii)随意に、特
性形状を放射のモデル化されたトレースから選択する(又はユーザーが特性形状
を選択することができる)プログラムコード命令と、(iii)モデル化されたトレ
ース及び/又は特性形状を保存するプログラムコード命令と、(iv)放射検出器6
2から入って来る放射信号の一部を検出し、保存されたトレース又は特性形状の
属性に対して、測定された信号を解析し、これらが十分に同様に属性にある時に
は、基板20に対して実行されているプロセスの終点を呼び出すプログラムコー
ド命令とを備える。
【0058】 例えば、図12aは、シリコン(図示されず)の上の二酸化ケイ素層24の上
に小さい粒状のポリシリコン層22を備えた基板20の上へと向けられた反射放
射強度の変化を計算した、基板20の上に向けられる放射の波長の増加に対して
の、トレースである。ポリシリコン層22は6000Åの厚さを有し、二酸化ケ
イ素下層165の厚さは35Åである図12bに示すように、反射放射の波長の
増加に対して、実験的に決定された複素数屈折率のnの値(実数部)とkの値(
虚数部)にフィットするよう、曲線が計算される。十分に低い波長で吸光係数k
が大きくなり、層22及び下層24の裏面からの光干渉を抑制することに留意す
る必要がある。干渉縞が小さくなる点、例えば全体の反射強度の1%になる点は
、d≒(0.37λ)/kの厚さである。このように、層22の表面の下からの反射
放射強度の全てへの寄与の出現又は消滅は、明らかに、波長及び吸光係数と関係
がある。kは層24の物性であるので、放射の適切な波長を選択して、反射放射
64の強度の全体の変化がエッチングプロセス又は堆積プロセスで見られる所望
の厚さを形成することができ、またプロセスの制御に用いることができる。干渉
縞の開始は、残留ポリシリコン層22の異なる厚さで発生し、吸光係数k及び従
って光吸収は、異なる波長に対して変化する。ここに示される具体例について、
−基板20をエッチングする場合−、波長を選択して、干渉縞の開始又はエッチ
ングされたポリシリコン層22の任意の残存している厚さで起こる他の認識でき
る形状を提供するようにすることができる。
【0059】 別の例では、図13は、それぞれ、20Å、100Å、1000のÅの厚さを
有あうる下の二酸化ケイ素層24の上に、2000Åの初期の厚さを有するるポ
リシリコン層22を備える基板20からの反射放射64の強度の中に変化の計算
されたトレースである。シミュレーションでは、ポリシリコン層22のエッチレ
イトは2000Å/分で設定された。干渉縞の開始が残留ポリシリコン層22の
厚さに依存しているだけでなく、下層22の厚さに依存している点に注意すべき
である。このように、全ての曲線が同時に、同じエッチング点に達する間、例え
ば、約60秒で層24及び層22の間でインターフェースに達する間、各曲線は
、干渉縞(干渉縞の異なる形状と同様に)の出現に対して、異なる開始時間を有
する。この例では、特定の基板20に対して反射強度のトレースを経験的に又は
数学的に決定することが好ましいことを示し、そしてその後は、プロセス終点を
決定するために、反射強度のトレースの中に、適切な特性形状又は変化を選択す
る。
【0060】 また別の例では、図14aは、2537オングストロームの予め選択された波
長を有する放射強度の計算されたトレースであり、この放射は、1000のÅ/
分のエッチレイトでエッチングされシリコン(図示されず)の上の酸化物層24
の上にある1000Åの厚さのアルミニウム層22を備えている基板20から、
少なくとも部分的に反射される。基板20がエッチングされている際に、30Å
(より薄い層)及び1ミクロン(より厚い層)のの2つの異なる厚さ酸化物下層
24に対して、トレースが計算される。反射強度の80%のレベル−プロセスの
終点を示し得る信号変化として任意に選択された−では、残留するエッチングさ
れないアルミニウム層22の厚さは、厚い酸化物層24を有する基板20の上で
は約170Åであり、薄い酸化物層24を有する基板20の上では約55Åだけ
であることに注意すべきである。プロセスの終点を検出するための反射放射64
の強度の中に変化の予定された量的レベルとして、80%のレベルを用いてきた
が、しかし、処理されている基板20の特定の形状又は特性について、反射放射
64のトレースを決定することが必要であり、さもなければ、終点は、エッチン
グされた材料の残留厚さの誤りを誘発することになる。別の例では、図14bは
、同じ基板20から少なくとも部分的に反射され、3650オングストロームの
予め選択された波長を有する放射の強度の変化のトレースの計算結果を示す。再
び、80%の反射強度レベルでは、残留するエッチングされないアルミニウム層
22の厚さは、厚い酸化物層24を有する基板20上では約150Åであり、薄
い酸化物層24を有する基板20上では約65Åであり、これは下層24の特性
の影響を示すものである。
【0061】 本発明の終点検出方法は、基板収率を著しく改善し、特に、25〜45Åの厚
さ−先行技術ゲート酸化物層より4倍以上薄い−を有する薄膜ゲート酸化物下層
の上にあるポリシリコン層のエッチングに有用である。薄膜ゲート酸化物層が完
全にエッチングされる前にエッチングプロセスを停止することによって(停止し
なければダメージを受ける)、終点方法は、基板からの集積回路の高い収率を提
供した。
【0062】
【実施例】
実施例1 クリーニング及びエッチングのプロセス この例では、堆積又はエッチングのために用いられるチャンバ28は、チャン
バ内の壁、部品及びその他の表面の上に堆積された残留物堆積物及び汚染物質を
除去するためにクリーニングされ、クリーニングがなされなければこの堆積物は
剥離して基板20を汚染する。従来のエッチングプロセスでは、100〜300
枚のウエハをエッチングし「ウェットクリーニング」プロセスによりクリーニン
グした後、チャンバ28は雰囲気に開けられ、そこでオペレータが酸又は溶媒を
用いてエッチング残留物の蓄積をスクラブする。クリーニング後、チャンバ28
は、揮発性物質種のアウトガスを行うために2〜3時間ポンプ輸送で引かれ、そ
の後、一貫したエッチング結果が得られるまで、多数のエッチング運転をダミー
ウエハの上で実行する。ウェットクリーニングプロセスを行っている間のエッチ
ングチャンバ28の休止時間は、基板20当たりのコストと資本コストを実質的
に増加させる。また、ウェットクリーニングプロセスがマニュアルで実行される
ので、チャンバ表面の清浄度はたびたび、クリーニングセッション毎に変動する
。このように、ウェットクリーニングステップの使用を低減又は排除するために
、基板20の処理中にチャンバ表面上に形成される堆積物を低減又は排除すこと
が望ましい。
【0063】 このように、本発明の別の状況では、エッチングプロセスと共に実行されるク
リーニングプロセスを有している。好ましい態様では、高エッチング速度を提供
するエッチャントガス及びチャンバ28の壁の上で形成されるエッチャント残留
物をクリーニングするチャンバクリーニングガスの組成を備えている処理ガスに
よって、基板20の第1の層22は、エッチングプロセスの第1のステージでエ
ッチングされる。エッチング終点を第1の層22を完全にエッチングする前に直
接に検出し、処理ガスの組成をプロセスの第2のステージの中に変えてクリーニ
ングガスを除き、下の第2の層22を傷つけることなく第1の層の残存している
部分をエッチングする。プロセスの第1のステージのクリーニングガスは、基板
20のバッチ処理とバッチ処理の間にウェットクリーニングプロセスを実行する
ためエッチングを停止することを必要とせず、エッチングチャンバ28をクリー
ニングする。
【0064】 第1のステージの代わりに、任意のエッチングステージで、基板20上の特定
の層22を完全にエッチングするために用いられるクリーニングガスを、処理ガ
スに加えられることもできる。例えば、多数のステージのエッチングプロセスを
用いて、基板20の上の異なる材料のスタック層をエッチングすることができる
。このようなプロセスでは、クリーニングガスは前又は後の全てのステージの間
、チャンバ表面の上に堆積されるエッチャント残留物を除去するために、少なく
とも1つのステージで導入される。多数のステージプロセスは、ケイ化タングス
テン及びポリシリコン層の多数の層22を備えるポリサイド構造のエッチングの
ために、又はシリコンウエハ上のエッチング窒化ケイ素層又は二酸化珪素層のエ
ッチングのために有用である。多数のステージのプロセスを、このような層をエ
ッチングする状況に例示するが、このプロセスは、メタル層等の他の層をエッチ
ングするために用いることもできると理解されるべきである。このように、本プ
ロセスは、ここに提供される具体例や例示的な方法に限定されるものではない。
【0065】 クリーニングステージでは、クリーニングガスをエッチャントガスに加えるこ
とにより、エッチング中にチャンバ表面上に形成されるエッチャント残留物を、
エッチングプロセスの終りまでにほぼ完全に除去するようにする。好ましい具体
例では、エッチャントガスは、Cl2、N2、O2、HBr又はHe-O2の一つ以
上を備え、クリーニングガスは、NF3、CF4又はSF6の一つ以上等の、無機
非炭化水素含有フッ化ガスを備える。好ましくは、エッチャントガスへのクリー
ニングガスの体積流量比は、エッチングプロセスの完了時にチャンバ表面からほ
ぼ全部のエッチャント残留物を除去するように選択される。更に好ましくは、エ
ッチャントガスへのクリーニングガスの体積流量比は、チャンバをクリーニング
するために独立のクリーニングステップを実行することなく、チャンバ28内で
少なくとも2000枚の基板20の処理する間に形成されるエッチャント残留物
のほぼ全てを除去するために選択される。エッチャントガスへのクリーニングガ
スの適切な体積流量比は、約1:20〜約1:1、より好ましくは約1:10〜
約2:3、最も好ましくは約2:3である。これらの体積流量比では、チャンバ
表面のほぼ全てのエッチャント残留物が、チャンバ表面を消耗することなく除去
されるということが見出された。加えて、予期せぬ事に、チャンバ表面は、エッ
チャント及びクリーニングガスの組み合わせのステップによって、チャンバ28
のコンディショニング又はシーズニングを行う独立したステップを必要とするこ
となく、クリーニング及びコンディショニングがなされることが見出された。
【0066】 シリコン含有層22のエッチングでは、エッチャントガス組成へのフッ化クリ
ーニングガスの添加は、得られる処理ガスをシリコン含有層に反応性の高くして
及び下盛り二酸化ケイ素層に上に横たわっているポリシリコン層対をエッチング
するために高エッチレイト及び低いエッチング選択比を提供する。典型的には、
クリーニングガスの添加により、エッチング選択比4:1〜6:1に下げる。対
照的に、従来のエッチャントガス組成で得られるエッチング選択比は、10:1
〜12:1である。これでは、下層がプラズマに曝露される際に、クリーニング
ガスプラズマが下層24をエッチング又は傷つけてしまう。これでは、下層24
が原子2〜3層のオーダーと非常に薄い場合に大きな問題となり、非常に迅速に
傷つけられあるいは完全にエッチングされる。
【0067】 エッチングプロセスでは基板20は先ず、、エッチャントガス及びクリーニン
グガスの混合物を備える第1の処理ガスによってエッチングされる。エッチャン
トガスは、120sccmのHBr、30sccmのCl2及び10sccmの
He-O2(30%のO2を有する)を備えている。クリーニングガス組成は、ク
リーニングガスの全体の流量(約40sccmである)の約25%の体積流量で
エッチャントガスに加えられるCF4を備える。インダクタアンテナのソース電
力レベルは約500ワットに維持され、プロセス電極のRFバイアス電力レベル
は約100Wに維持される。ガス圧力は約4mTorrであり、支持体の温度は
約50℃である。クリーニングガスは、エッチングプロセス中に、チャンバ壁か
ら全てのエッチャント残留物堆積物を完全にクリーニングしたの独立したので、
ウェットクリーニングステップが必要とはならなかった。しかし、CF4ガスの
添加により、下の二酸化珪素に対してポリシリコンをエッチングするためのエッ
チング選択比を、約5:1のエッチング選択比へと低減したことがわかった。下
層のエッチングする完了の前にエッチングプロセスを変更しない場合は、比較的
低いエッチング選択比により、下層24が急速に劣化するだろう。
【0068】 エッチングプロセスの第1のステージ間、終点検出システム56は、エッチン
グが完了近くでまで進んだ時、即ち基板上に約30nmのポリシリコン層が残存
する時に、基板20上の層22のエッチングの終点を検出するためにプログラム
される。選択された特性波形表面形状がコンピューターシステムによって検出さ
れたとき、下の二酸化ケイ素層に対してポリシリコン層22をエッチングするた
めに、エッチング速度を増減するかエッチング選択比を最大にするために、第1
のプロセス条件を第2のプロセス条件に変えた。第2のプロセス条件は、ポリシ
リコン層22の残存する300のÅ部分をエッチングするために、120scc
mのHBr及び10sccmのHe-O2(処理ガスにCl2やCF4を加えない)
を備える第2の処理ガスを用いた。チャンバ28内の圧力は55mTorrの高
い圧力に維持され、インダクタソース電力レベルは900ワット、RFバイアス
電力レベルは70ワットに維持され、約12という高いソース電力対バイアス電
力の電力比を提供する。第2のプロセスガス組成は、CF4クリーニングガスを
有しておらず、これは約12:1の下層の二酸化珪素に対するポリシリコンエッ
チングのエッチング選択比を提供し、これは、クリーニングガスとエッチャント
ガスの両方を備える第1の処理ガスから得られるエッチング選択比より2倍も高
い。これにより、基板20の上の下層24の損傷が著しく低減した。
【0069】 実施例2 別の例では、多結晶性のシリコンを備える基板20が、Cl2、N2及びCF4
、そして随意O2を備える第1の処理ガスのプラズマを用いる第1のステージで
、エッチングされる。好ましくは、Cl2、N2及びCF4の体積流量比は、チャ
ンバ28内で少なくとも2000枚の基板20をエッチングすることによって発
生するエッチャント残留物のほぼ全部を、チャンバをクリーニングするために独
立したクリーニングステップを実行することなく、除去するために選択される。
体積流量比CF4:(Cl2+N2)は、より好ましくは約1:20〜約1:1で
ある。その後は、プロセスの第2のステージにおいて、クリーニングガスの流れ
を停止し、基板20はエッチャントガス(クリーニングガスが含まれていない)
で処理される。CF4ガスはまた、SF6又はNF3で置き換えてもよい。
【0070】 実施例3 また、マルチステージのプロセスを用いて、基板20の上で異なる層22をエ
ッチングすることができ、チャンバ表面の上に堆積したエッチャント残留物を除
去するためにステージの少なくとも1つで、クリーニングが導入される。基板は
、ポリシリコンの上にケイ化タングステンを備える多層ポリサイド構造を備えて
いる。ケイ化タングステン層22は、塩素含有ガスを備える第1の処理ガス、例
えば、塩素及び窒素及び随意に酸素の混合物を用いてエッチングされる。好まし
くは、塩素対窒素の体積流量比は、約1:3〜約1:1より好ましくは約2:3
である。チャンバ28内の圧力は、1〜10mTorrに維持され、インダクタ
コイルソース電力レベルは200〜800ワット、プロセス電極のRFバイアス
電力レベルは20〜120ワットに維持される。
【0071】 第2のエッチングステージでは、第2の処理ガスがチャンバ28内に導入され
、ケイ化タングステン層の下のポリシリコン層等の第2の層22を、ケイ化タン
グステン層が完全にエッチングされた後でエッチングするためにプラズマが形成
される。ポリシリコン層22は、各エッチングステップ中にエッチャントガス組
成を変更する複数のエッチングプロセスステップでエッチングすることができる
。適切な第2のプロセスガス組成は、20〜120sccmの流量のCl2と、
約80〜240sccmのHBrと、約2〜10sccmのHe-O2を備えてい
る。チャンバ圧力は、約25〜200mTorrである。インダクタアンテナ4
8に印加されるソース電流の電力レベルは、約200〜800ワット、プロセス
電極50、52に印加される電圧のバイアスRF電力レベルは約20〜120ワ
ットである。
【0072】 第1のステージ及び第2のステージの一方又は両方では、いずれかのステージ
で形成されたエッチャント残留物がエッチングプロセス中にほぼ完全に除去され
るように選択された体積比で、クリーニングガスがエッチャントガスに加えられ
る。典型的には、第1のステージ及び第2のステージで形成されるエッチャント
残留物には、ハロゲン、炭素、水素及び酸素を有する、高分子有機化合物が含ま
れる。シリコン含有層22のエッチングの場合、エッチャント残留物は、基板2
0上のケイ化タングステン及びポリシリコン層のエッチング中に形成される二酸
化珪素化合物を主に備える。しかし、エッチャント残留物の組成は、第1の層か
ら第2の層22へと変更され、第1のエッチャント残留物はW及びSi種を多く
含み、第2のエッチャント残留物は、Si及びO種を多く含む。このように、ク
リーニングガスは、第1のステージ又は第2のステージで、ポリシリコン層がエ
ッチングされる第2のエッチングステージの間に形成される第2のエッチャント
残留物の除去他に、ケイ化タングステン層22がエッチングされる第1のエッチ
ングステージ中に形成される第1のエッチャント残留物を除去するために適切な
体積比で、処理ガスに加えられる。エッチャントガスへのクリーニングガスの適
切な体積流量比は、約1:10〜約2:3である。たとえば、約80sccmの
Cl2及び40sccmのN2の第1のエッチャントガスの流量に対して、80s
ccmの流量でCF4を備えるクリーニングガスを第1のエッチャントガスに加
えて、約2:3のクリーニングガス体積比を提供する。
【0073】 このクリーニングプロセスでは、2000枚以上の基板20を処理する間に形
成されたエッチャント残留物のほぼ全てを除去する。1つの実験では、3000
Åのポリシリコン及び3000ÅのWSixを備えるポリサイド層22によって
おおわれるSiO2の1000のÅの下層24を有するシリコンウエハである基
板20を3000枚、エッチングチャンバ28内で連続してエッチングし、エッ
チング形状の特性、エッチング速度及びエッチング選択比を、選び出したウエハ
について測定した。ケイ化タングステン層22は、80sccmのCl2及び4
0sccmのN2のエッチャントガスと、80sccmのCF4のクリーニングガ
スを備え、クリーニングガス対エッチャントガスのの体積流量比が約2:3で与
えられる第1の処理ガスを用いてエッチングされた。チャンバ28内の圧力は4
mTorrに維持され、ソース電力レベルは600ワットに設定され、RFバイ
アス電力レベルは60ワットに設定された。
【0074】 このエッチング及びクリーニングプロセスが、エッチャント残留物層22の厚
さや化学ストイキオメトリーにかかわりなく、基板20を均一にエッチングし、
同時に、エッチングプロセス中にチャンバ28の上に堆積されたエッチャント残
留物を除去することが見出された。先行技術エッチングプロセスでは、たったの
200〜300枚のウエハを処理した後にチャンバ28のクリーニング及びコン
ディショニングを必要としたが、その理由は、エッチング速度及びエッチング選
択比の変動と、この程度のウエハ数を処理した後チャンバ表面上のエッチャント
残留物堆積物から生じた高い粒子汚染レベルのためである。また、先行技術クリ
ーニングプロセス、とりわけオペレータによって実行されるプロセスは、チャン
バ表面の上で形成されるエッチャント残留物堆積物のクリーニング及び除去にた
びたび失敗し、そしてエッチャント堆積物のこの蓄積物は剥離して、基板20を
汚染させてしまう。
【0075】 対照的に、本発明のプロセスは、チャンバ表面のほぼ全面に形成されたエッチ
ャント残留物を除去することにより、汚染を低減して基板の収率を増加させる。
また、クリーニングガスは、従来のインシチュウのプラズマ洗浄ステップと比較
してチャンバ28の腐食性の損傷が非常に少なく、何故なら、チャンバ内のプラ
ズマのエネルギーレベルが低いからである。これは、先行技術プロセスでなしと
げるのが困難であり、何故なら残留物堆積物を除去するために用いられる高動力
を供給されたプラズマにより、チャンバ表面及び部品が消耗損傷するからである
。チャンバ部品を取り替える必要を減らすことによって、チャンバ28の運転コ
スト及び基板20当たりのコストは著しく低減した。更に、基板20のエッチン
グ中に、プロセスを停止してチャンバ壁及び部品をウェットクリーニングするの
ではなく、クリーニングガスをチャンバ28のインシチュウクリーニングに有効
に用いることができるので、プロセススループットを増大し、基板当たりのコス
トを更に低減する。このエッチング及びクリーニングプロセスは、チャンバ寿命
を少なくとも2倍増加すると予想され、またそのうえ、エッチャント副生成物の
堆積物が基板20の上へ剥離して落ちることを減らすことによって基板の収率を
増大する。
【0076】 ここまで本発明を、特定の好ましい態様に関して説明してきたが、他に見込ま
れる態様も可能である。例えば、当業者には明白なように、この終点検出プロセ
スを、他のプロセスやスパッタリングチャンバ、イオン注入チャンバやその他の
堆積チャンバをはじめとする(これらに限定されない)他のチャンバで終点を検
出するために用いることができる。従って、添付のクレームの本質及び範囲が、
ここにある好ましい態様の記載に限定されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1aは、予定された波長を有する放射の少なくとも一部を吸収し、この放射
の一部を反射する層を有する基板の概要の断面図であり、図1bは、基板上の層
の一部がエッチングされた後の図1aの基板の別の図であり、層の中の放射の連
続的な吸収を示し、図1cは、放射の少なくとも一部がエッチングされた層を通
して伝えられ一つ以上の下層から少なくとも一部がに反射される場合に、基板上
の層のエッチングが一部完了した後の、図1bの別の図である。
【図2】 図2は、本発明に従ったチャンバ及び終点検出システムの概要の側面断面図で
ある。
【図3】 図3は、所望の波長を有する適切な放射を選択するためのプロセスのフローチ
ャートである。
【図4】 図4は、Hgランプの放射スペクトルから発し少なくとも一部が基板上の層か
ら反射される放射の異なる波長の強度ピークのグラフである。
【図5】 図5は、Hgランプの放射スペクトルから発し少なくとも一部が基板上でエッ
チングされる層から反射される放射の異なる波長の強度のトレースのグラフであ
り、エッチング中に層の厚さが薄くなる際の特定の波長の変化のトレースを示す
【図6】 図6a及び6bは、基板の上で処理されている層の中に吸収され処理中に少
なくとも一部が基板の上の下層から反射される、予め選択された波長を有する放
射の強さのトレースを示すグラフである。
【図7】 図7は、基板の処理中に、基板から少なくとも一部が反射される放射のトレー
スの部分を示すグラフであり、トレースの終了のあたりの一連のボックス(各ボ
ックスは予め設定した信号高さと時間長さを有する)を用いて解析がなされプロ
セス終点を決定するグラフである。
【図8】 図8は、反射放射の強度のトレースを示すグラフであり、上方へ及び下方へ出
ているウィンドウを備えている2列基準を有する一連のボックスの中に解析され
るグラフである。
【図9】 図9は、基板上の層を処理しプロセスの終点の検出によりプロセス条件を変え
るためのプロセスのフローチャートである。
【図10】 図10は、コンピュータ-読み出し可能なプログラムのプロセス制御ソフトウ
ェアの階層制御構造の例示的なブロックダイヤグラムである。
【図11】 図11は、CVDやPVD等の堆積プロセス中に生じる層の厚さの増加に対し
、基板上の層からの反射された放射の強度を数学モデル化したトレースのグラフ
である。
【図12】 図12aは、シリコンの上の二酸化ケイ素層の上に小さい粒状のポリシリコン
層を備える基板から反射される放射の強度の算出トレースを、放射の波長の増加
に対して示すグラフであり、図12bは、放射の波長の増加に対して、図12a
のポリシリコン基板上の層の複素屈折率のn及びkを実験的に決定した値のトレ
ースのグラフである。
【図13】 図13は、ポリシリコン層と、シリコンの下にある二酸化ケイ素の異なる厚さ
の層をと備える基板から少なくとも一部反射される予め選択された波長を有する
放射の強度の計算されたトレースを示すグラフである。
【図14】 図14aは、シリコンの上の二酸化ケイ素層の上にアルミニウム層を備えてい
る基板から少なくとも部分的に反射され、2537オングストロームの予め選択
された波長を有する放射の強度の計算トレースを示すグラフであり、図14bは
、図14aの基板から少なくとも部分的に反射される3650オングストローム
の予め選択された波長を有する放射の強度の計算されたトレースを示すグラフで
ある。
【符号の説明】
20…基板、22…上層、24…下層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リル, サーステン, ビー. アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サニーヴェイル, イースト フリーモン ト アヴェニュー 880 ナンバー634 Fターム(参考) 4K029 CA01 CA03 CA05 CA10 EA01 4K030 KA39 LA15 5F004 BD04 CA02 CA08 CB02 CB15 DA00 DA01 DA04 DA17 DA18 DA25 DA26 5F045 GB09 GB15

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理するためのチャンバであって、 (a)基板上の層の厚さに予定された経路の長さの中で実質的に吸収される波長
    を有する放射を発することが可能な放射ソースと、 (b)放射を検出するに適している放射検出器と を有するチャンバ。
  2. 【請求項2】 該放射が、基板上の1つ以上の下層により少なくとも一部が
    反射され、該放射検出器が放射強度の変化を検出する請求項1に記載のチャンバ
  3. 【請求項3】 該放射が、層の第1の厚さの中で実質的に吸収され、また少
    なくとも一部が層の第2の厚さの中を伝わり下層によって反射される請求項2に
    記載のチャンバ。
  4. 【請求項4】 該放射が、層の第1の厚さの中に吸収される放射に対して十
    分に高い吸収係数を、層の中に予定された経路の長さの中に備え、また少なくと
    も一部が、第1の厚さより小さい層の第2の厚さの中を伝わる請求項1に記載の
    チャンバ。
  5. 【請求項5】 該放射ソースがチャンバの外側にある請求項1に記載のチャ
    ンバ。
  6. 【請求項6】 該放射ソースが、ランプ、発光ダイオード又はレーザーを備
    える請求項1に記載のチャンバ。
  7. 【請求項7】 該放射ソースが、プラズマから放射を備える請求項1に記載
    のチャンバ。
  8. 【請求項8】 放射ソースが、非極性光を備える放射を提供する請求項1に
    記載のチャンバ。
  9. 【請求項9】 該放射の経路の中に、該放射を選択的に通過させるに適する
    フィルタを更に備える請求項1に記載のチャンバ。
  10. 【請求項10】 該放射の経路の中に、該放射を選択的に通過するに適する
    回折格子を更に備える請求項1に記載のチャンバ。
  11. 【請求項11】 放射検出器から信号を受け取り、プロセスのステージの終
    点に対応する特性形状を検出するために信号を解析するに適する制御装置を更に
    備える請求項1に記載のチャンバ。
  12. 【請求項12】 該制御装置が、特性形状を検出すれば、チャンバ内のプロ
    セス条件を変更し、該プロセス条件は、ガス組成、ガス流量、ガスへのエネルギ
    ー印加装置の動作電力レベル、ガス圧力及び温度の1つ以上を備える請求項11
    に記載のチャンバ。
  13. 【請求項13】 基板を処理するためのチャンバであって、該チャンバは、
    基板上の層の厚さの予定された経路の長さの中で実質的に吸収される波長を有す
    る放射を発することが可能な放射ソースと、 該放射を検出するに適する放射検出器と、 該放射を選択的に通過させるに適する、該放射の経路の中のフィルタと を備えるチャンバ。
  14. 【請求項14】 放射の少なくとも一部が基板により反射され、該放射検出
    器が該放射の変化を検出する請求項13に記載のチャンバ。
  15. 【請求項15】 該放射が、層の第1の厚さの中で実質的に吸収され、少な
    くとも一部が、層の第2の厚さの中を伝わり1つ以上の下層によって反射される
    請求項14に記載のチャンバ。
  16. 【請求項16】 該フィルターが放射吸収材料を備える請求項13に記載の
    チャンバ。
  17. 【請求項17】 該フィルターが回折格子を備える請求項13に記載のチャ
    ンバ。
  18. 【請求項18】 該放射検出器から信号を受け取り、プロセスのステージの
    終点に対応する特性形状を検出するために信号を解析するに適する制御装置を更
    に備える請求項13に記載のチャンバ。
  19. 【請求項19】 該制御装置が、特性形状を検出すれば、チャンバ内のプロ
    セス条件を変え、該プロセス条件は、ガス組成、ガス流量、ガスへのエネルギー
    印加装置の動作電力レベル、ガス圧力及び温度の1つ以上を備える請求項18に
    記載のチャンバ。
  20. 【請求項20】 基板を処理する方法であって、 (a)処理区域の中に基板を配置するステップと、 (b)基板上の層を処理するために、処理区域内に、ガス組成、ガス流量、ガス
    へのエネルギー印加装置の動作電力レベル、ガス圧力及び温度の一つ以上を備え
    るプロセス条件を維持するステップと、 (c)基板の上で処理されている層の厚さの予定された経路の長さの中で吸収さ
    れる波長を有する放射を提供するステップと (d)層の予定された厚さを処理した後の、放射の変化を検出するステップと を有する方法。
  21. 【請求項21】 該放射の変化が、基板上の一つ以上の下層による放射の一
    部の反射から生じる請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 層の第1の厚さの中で実質的に吸収され、少なくとも一部
    が層の第2の厚さ中を伝わり一つ以上の下層によって反射される、放射を提供す
    るステップを有する請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 層の第1の厚さに実質的に吸収され、少なくとも一部が第
    1の厚さよりも薄い層の第2の厚さの中を伝わる放射に対して、十分に高い吸収
    係数を、層の中に予定された経路の長さの中に有している放射を提供するステッ
    プを有する請求項20に記載の方法。
  24. 【請求項24】 非極性光を備える放射を提供するステップを有する請求項
    20に記載の方法。
  25. 【請求項25】 実質的に該放射だけを選択的に通過させるために該放射に
    フィルタをかけるステップを有する請求項20に記載の方法。
  26. 【請求項26】 放射の中の変化を検出して層の処理のステージを決定する
    ステップを更に有する請求項20に記載の方法。
  27. 【請求項27】 放射の中の変化を検出してプロセス条件を変更するステッ
    プを更に有する請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 エッチレイト又は基板上の層の堆積を変更するためにプロ
    セス条件を変更するステップを更に有する請求項27方法。
  29. 【請求項29】 基板を囲むチャンバの中の表面をクリーニングするに十分
    高い体積流量比でクリーニングガスを加えることによって、プロセス条件を変更
    するステップを有する請求項26に記載の方法。
  30. 【請求項30】 基板上の層をエッチングする方法であって、 (a)処理区域内に基板を配置するステップと、 (b)基板上の層をエッチングするために、処理区域内にプロセス条件を維持す
    るステップと、 (c)基板上でエッチングされている層の厚さの中に予定された経路の長さの中
    で実質的に吸収される波長を有する放射を提供するステップと、 (d)放射の中の変化を検出するステップと を有する方法。
  31. 【請求項31】 層を一部エッチングした後に、基板の上で一つ以上の下層
    によって少なくとも一部が反射される放射を提供するステップを有する請求項3
    0に記載の方法。
  32. 【請求項32】 層の第1の厚さの中に実質的に吸収され、第1の厚さより
    薄い層第2の厚さの中を少なくとも一部が伝わる放射を提供するステップを有す
    る請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 放射の中の変化を検出すれば、チャンバ内のプロセス条件
    を変更するステップであって、プロセス条件は、ガス組成、ガス流量、ガスへの
    エネルギー印加装置の動作電力レベル、ガス圧力及び温度の一つ以上を備える、
    前記ステップを更に有する請求項31に記載の方法。
  34. 【請求項34】 放射の中の変化を検出すれば、層のエッチングするステー
    ジを決定するステップを更に有する請求項30に記載の方法。
  35. 【請求項35】 放射の中の変化を検出すれば、層のエッチングする速度を
    変更するステップを更に有する請求項30に記載の方法。
  36. 【請求項36】 基板を処理する方法であって、 (a)処理区域に基板を配置するステップと、 (b)基板上の層を処理するために処理区域内のプロセス条件を維持するステッ
    プであって、該プロセス条件は、ガス組成、ガス流量、ガスへのエネルギー印加
    装置の動作電力レベル、ガス圧力及び温度の一つ以上を備える、該ステップと、 (c)基板の上で処理されている層の第1の厚さの中に予定された経路の長さの
    中で実質的に吸収される波長を有し、少なくとも一部が、第1の厚さよりも薄い
    層の第2の厚さの中を伝わり一つ以上の下層によって反射される放射を提供する
    ステップと、 (d)下層による放射の反射において該波長を有する放射の中に変化を検出する
    ステップと を有する方法。
  37. 【請求項37】 ステップ(d)が、放射の強度を検出するステップを備え
    る請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 ステップ(d)が、放射の強度のトレースの特性形状を検
    出するステップを備える請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 特性形状を予定の形状と比較し、これら2つの形状が実質
    的に同様である時にチャンバ内のプロセス条件を変更するステップを有する請求
    項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 基板を処理する方法であって、 (a)処理区域内に基板を配置し、基板上の層を処理するため該処理区域内にプ
    ロセス条件を維持するステップと、 (b)基板上の層の厚さの中に予定された経路の長さの中に実質的に吸収される
    波長を有する光を、基板の上へ提供するステップと、 (c)基板上の一つ以上の下層による光の少なくとも一部の反射において生じる
    光の強度の変化を検出するステップと を有する方法。
  41. 【請求項41】 ステップ(c)が、光の強度の特性形状を検出するステッ
    プを備える請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 基板の上に非偏光を放射するステップを有する請求項40
    に記載の方法。
  43. 【請求項43】 基板上で実行されているプロセスの終点を決定するために
    波長を選択する方法であって、放射の波長を決定するステップであって、波長を
    有する放射が基板の上に入射する場合に、プロセスの終点に接近すれば、基板の
    上で処理されている層による放射の実質的な吸収から基板の一つ以上の下層によ
    る少なくとも一部の反射へ移行することから、反射放射強度の検出可能な変化が
    発生することを特徴とする、前記ステップを有する方法。
  44. 【請求項44】 波長を有する放射を計算するステップを有する請求項43
    に記載の方法。
  45. 【請求項45】 該層が、誘電体、半導体又はメタルを備える請求項43に
    記載の方法。
  46. 【請求項46】 基板の上で実行されているプロセスの終点を検出するため
    の装置であって、 (a)基板上の層の厚さの予定された経路の長さの中で実質的に吸収される波長
    を有する放射を発することが可能な放射ソースと、 (b)放射を検出し信号を発生させるに適する放射検出器と、 (c)そこに表現され、プロセスの終点を決定するために信号の変化を検出する
    一組の命令を含むコンピュータ読み出し可能なプログラムを有するコンピュータ
    読み出し可能な媒体を備えるメモリと を備える装置。
  47. 【請求項47】 該コンピュータ-読み出し可能なプログラムが、基板上で
    行われるプロセスのプロセス条件を変更するために制御装置に終点信号を提供す
    る一組の命令を備える請求項46に記載の装置。
  48. 【請求項48】 該コンピュータ読み出し可能なプログラムが、強度の変化
    又は信号強度の変化率を検出するための一組の命令を備える請求項46に記載の
    装置。
  49. 【請求項49】 該コンピュータ読み出し可能なプログラムが、信号の特性
    形状を検出するために一組の命令を備える請求項46に記載の装置。
  50. 【請求項50】 該コンピュータ読み出し可能なプログラムが、適切な特性
    形状を選択するためにオペレータへの信号のトレースをモデル化するための一組
    の命令を備える請求項49に記載の装置。
  51. 【請求項51】 基板処理装置であって、 (a)チャンバであって、 基板を支持するに適する支持体チャンバと、ガスをチャンバに導入するに適する
    ガス送出システムと、チャンバ内のガスにエネルギーを与えるに適するプラズマ
    ジェネレータと、絞り弁を備えチャンバ内のガスの圧力を制御するに適する排気
    部と、ガス送出システム、プラズマジェネレータ又は絞り弁の一つ以上を制御し
    て終点信号に関するチャンバ内のプロセス条件を変更するに適する制御装置とを
    備える、前記チャンバと、 (b)終点検出システムであって、層の厚さの中に予定された経路の長さの中で
    実質的に吸収される波長を有する放射を発することが可能な放射ソースと、放射
    を検出し信号を発生させるよう構成される放射検出器と、チャンバの制御装置に
    結合されるメモリであって、前記メモリは、基板処理装置の操作を指示するため
    にそこに表現されるコンピュータ読み出し可能なプログラムを有するコンピュー
    タ読み出し可能な媒体を備え、コンピュータ-読み出し可能なプログラムは、プ
    ロセスの終点を決定し制御装置に終点信号を提供するために信号の変化を検出す
    るための一組の命令を有する、前記メモリとを備える、前記終点検出システムと
    を備える基板処理装置。
  52. 【請求項52】 該コンピュータ読み出し可能なプログラムが、信号強度の
    変化又は強度の変化率を検出するための一組の命令を備える請求項51に記載の
    基板処理装置。
  53. 【請求項53】 該コンピュータ読み出し可能なプログラムが、信号の特性
    形状を検出するための一組の命令を備える請求項52に記載の基板処理装置。
  54. 【請求項54】 該コンピュータ読み出し可能なプログラムが、適切な特性
    形状を選択するためにオペレータが信号をモデル化するための一組の命令を備え
    る請求項51に記載の基板処理装置。
  55. 【請求項55】 チャンバ内で基板上の層をエッチングする方法であって、 (a)チャンバ内に基板を配置するステップと、 (b)チャンバ内に、エッチャントガスとクリーニングガスを備える処理ガスを
    提供し、基板上の層をエッチングし同時にチャンバの表面をクリーニングするた
    めにプロセス条件を維持するステップと、 (c)層が完全にエッチングされる前に、処理ガスの組成を変更してクリーニン
    グガスを除くステップと を有する方法。
  56. 【請求項56】 該エッチャントガスが、Cl2、HBr、N2、O2又はH
    e-O2の一つ以上を備える請求項55に記載の方法。
  57. 【請求項57】 該クリーニングガスが、NF3、CF4又はSF6の一つ以
    上を備える請求項55に記載の方法。
  58. 【請求項58】 該クリーニングガス対該エッチャントガスの体積流量比が
    、約1:20〜約1:1である請求項55に記載の方法。
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