JP2002541465A - 光学的な伝送システムにおける信号品質を求めるために分配関数を測定するための方法および装置 - Google Patents

光学的な伝送システムにおける信号品質を求めるために分配関数を測定するための方法および装置

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JP2002541465A JP2000610172A JP2000610172A JP2002541465A JP 2002541465 A JP2002541465 A JP 2002541465A JP 2000610172 A JP2000610172 A JP 2000610172A JP 2000610172 A JP2000610172 A JP 2000610172A JP 2002541465 A JP2002541465 A JP 2002541465A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector

Abstract

(57)【要約】 受信される2進信号(BS)は種々異なっているしきい値によって標本化され、標本結果は積分されかつ記憶される。測定された確率分布または確率密度分布から、信号品質、例えばビット誤り率の推定を行いかつシステムを最適化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、光伝送システムにおける信号品質の測定方法および装置に関する。
結果は信号品質の改善のため、例えば分散補償の最適化のために使用することが
できる。
【0002】 受信された2進信号の統計学的な特性の測定に基づいて、その品質について、
従ってまた伝送システムおよび伝送区間の特性も表すことができる。それからこ
れらのデータは、システムの最適化、例えば最適な標本化時点、最適な標本化し
きい値の調整設定のためまたは分散補償のために使用することができる。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許出願公開公報DE19504896A1号から、トラン
スパレントな光ネットワークの信号品質の監視が公知であり、ここで信号の抜き
取り形式の標本化が行われる。このようにして得られた振幅抜き取り値は公知の
統計学的な方法を用いて評価される。先願の特許出願明細書DE1981707
8.8号ではこの方法は次のようにまで発展された:測定結果から導出された確
率密度関数の外側の側縁だけが評価される。こうして例えばビット誤り率を推定
することができる。しかしここに記載されている方法は非常に高速の標本化およ
びメモリ能力が前提となっている。
【0004】 Hitoshi und Naoya Henmi Optical Fiber Communication Conference (OFC) 9
9, San Diego. California, FJ 2-1, p.149-151 の論文において、論文“A nove
l data format free it-by-bit quasi-error monitoring method for optical t
ransport network”では、異なったしきい値を有している2つの標本化回路を備
えた受信回路が使用される。測定によって、ビット誤り率と比較結果との間の直
接的な関係が検出される。これ以上の統計学的なデータは得られない。
【0005】 本発明の課題は、統計学的に評価可能である分配関数を求めることが出きる測
定方法を提供することである。
【0006】 別の部分課題において、例えば分散補償の最適化によって信号の品質を改善す
るための使用、および適した測定装置を提供することである。
【0007】 主要課題は独立請求項1および2に記載されている方法によって解決される。
【0008】 方法の分散補償のための使用は請求項10に記載されておりかつ信号品質を測
定するための装置は独立請求項12に記載されている。
【0009】 請求項1に記載の方法では、測定期間毎に第2の判定器のしきい値を変えるこ
とによってかつ標本化されたデータの比較によって、確率分布が測定され、そこ
から標本化時点における所定の受信レベルの発生に対する分配密度関数、すなわ
ち標本値を求めることができることが有利である。有利にも標本化に続き、2進
の判定は積分されるので、簡単でしかも緩慢な処理しか必要でない。
【0010】 本発明の特別有利な形態によれば、種々異なったしきい値によって標本化され
たビットの比較が省略されかつ測定期間内にその都度所定のしきい値において論
理1として(または論路0として)評価されるビット並びにビットの数を計数(
積分)する。不均一に重み付けられているコード化の場合、作業チャネルにおけ
る論理1(または論理0)の数を一緒に評価して、2進状態の分布が種々異なっ
ている場合に変動を回避するようにする。種々異なった標本化しきい値を有する
複数回の測定から、この場合も確率関数が求められる。
【0011】 種々異なった標本化しきい値を有する複数の測定チャネルの使用によって測定
時間を著しく低減することができる。
【0012】 測定された分布曲線に基づいて、受信された2進信号の品質、ひいては光学的
な伝送システムの特性を推定することができる。得られた認識はシステムの最適
化のために、例えば標本化並びに分散補償のために使用することができる。
【0013】 適当な測定装置は時分割多重作動において、波長、電力、S/N比のような重
要な信号パラメータを実施することができる。
【0014】 本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
【0015】 その際: 図1は、確率分布を測定するための測定装置を示し、 図2は、種々異なったしきい値に依存している確率密度分布を示し、 図3は、図1の回路によって測定あれた確率分布を示し、 図4は、確率分布の測定のための別の測定装置を示し、 図5は、理想的な確率密度分布を示し、 図6は、しきい値が種々異なっている場合の測定された確率分布を示し、 図7は、そこから導出される確率密度を示し、 図8は、2進状態の確率分布を示し、 図9は、これに属する分配密度を示し、 図10は、比較的高速な測定のための別の測定装置の変形例を示し、 図11は、分散に依存している確率密度分布を示し、 図12は、最適な分散補償の算出を示しかつ 図13は、測定装置を示す。
【0016】 図1には、信号品質を評価するための測定装置が図示されている。この装置は
、「作業チャネル」に第1の標本化段1を含んでいる。この標本化段はクロック
信号C1の有効側縁の時点において第1の少なくとも近似的に最適なしきい値S
w(w:working channel)でベースバンドに存在している電気的な2進信号B
Sを標本化する。調整設定可能なしきい値Swは有利には、論理1ないし論理0
を表している2つの理想的な信号レベル間のほぼ真ん中にある。これと平行して
同時に、「測定チャネル」で第2の標本化段2を用いた標本化が行われる。この
チャネルのしきい値Sv(v:variabel)も変化する。2つの標本化段の出力側
は排他的論理和ゲート3を介してまとめられている。排他的論理和ゲートは出力
信号として比較値を指示する。比較値は標本結果が一致していない場合には論理
1である。測定期間の内で、比較値VDは(デジタルまたはアナログ)積分器4
によって累算される。このようにして求められた比較和値IWはそれから、図示
されていない評価ユニットのメモリ5に間隔クロック信号TIによって書き込ま
れる。間隔クロック信号は計数器をリセットもする。この過程は、生じうる最小
および最大の標本値ないししきい値間にできるだけ正確な分配関数が生じるまで
、例えば200個の種々異なったしきい値に対して繰り返される。
【0017】 図2には、理解を助けるためにまず、受信された2進信号の標本値の分配密度
が示されている。これは、図1の装置を用いた測定とは異なって、標本値の振幅
を直接測定するときに得られるものである。水平方向の軸は標本値Siの生じう
る振幅を示している。垂直方向の軸には、所定の振幅Sを有する標本値の発生に
対する分配密度P(Si)が示されている。
【0018】
【数1】
【0019】 示されている振幅値S50のところで、第1の極大値が生じる。この振幅値は
論理0に対する平均値にほぼ相応している。振幅値が増大するにつれて、分配密
度は再び低下して、ついにはそれは振幅値S150のところで新たな極大値にな
る。これは論理1に対する平均振幅値を表している。引き続いて関数は再び降下
する。
【0020】 しかし図1の測定装置によって実施される測定では、上に説明したように、も
はや個々の振幅値が標本化されかつ記憶されるのではない。というのはその場合
には非常に高速の回路が必要であるからである。これに対して、標本値が2つの
標本化段において一致するか否かが評価される。図1に示されているように等し
くない標本値は積分されるので、図3に示されている分配関数V(S)では、標
本値SwおよびSvが同一であるとき最小値が生じる。そこで可変のしきい値S
vが小さくなると、しきい値の差がますます大きくなるに従って、偏差する頻度
がますます大きくなる。それ故に第2の判定段2の非常に低い可変のしきい値S
vのために殆どいつもしきい値を上回ることになる。従って、レベルがしきい値
より上にある論理0がビットとして受信されたにも拘わらず、測定チャネルにお
ける標本値として論理1が優勢になる。一定に保持されるしきい値Swの上にあ
り、ますます大きくなるしきい値によって、同様に分配関数の上昇が生じる。と
いうのは、その場合には測定チャネルの標本化段はますます頻繁に論理0を指示
するからであり、2進信号の論理1の必要なレベルに達しないからである。
【0021】 図1の測定装置では常に、可変のしきい値Sv1の上側(ないし下側)にある
すべての標本値が評価されるので、図3の測定された分配関数は図2の分配密度
関数の積分値に相応する。または、言い換えると、図2は図3に示されている関
数の導関数の絶対値である。例として、2つの所定のしきい値SwおよびSv1
が図示されている。
【0022】 可変のしきい値は非常に詳細な段階において変えられるので、比較的正確で、
それ故に平滑な分配曲線が生じる。しかしこれは、測定が十分に正確でありかつ
統計学的な変動にさらされていない場合にだけでもある。それ故に種々様々な標
本化しきい値に対する測定期間は種々異なった比較和値に相応して選択されるべ
きである。稀にしか差が発生しない場合には、測定期間は拡大され、一方差が頻
繁に発生する場合には、測定期間を縮小することができる。
【0023】 分配密度曲線の評価は公知の方法に従って行うことができる。すなわち一般に
普通は、信号品質パラメータQを計算することで十分である:
【0024】
【数2】
【0025】 ここでA=b−aは信号振幅でありかつσaおよびσrはガウス分布を仮定した
場合の標準偏差である。詳細は先願のDE19812078.8号からまたは C
. Glingener:“Modellierung und Simulation faseroptischer Netze mit Well
lenlaengenmultiplex”;WFT社、1998年、第102ないし118頁から
分かる。
【0026】 図4には、確率分布の測定のための別の特別有利な装置が図示されており、こ
の分布から同様に分配密度を導出することができる。この回路も2つの標本化段
1および2を含んでいるが、ここでは3つの計数器ないし積分器6,7および8
が設けられている。第1の計数器6は測定期間の間のビットの数IB、すなわち
ビット和値を計数する。第2の計数器7は作業チャネルにおいて標本化段1の出
力側に接続されておりかつ、第2の和値と称される論理1の数を測定期間の間に
計数する。第3の計数器8は、測定チャネルにおいて第2の標本化段2の出力側
に接続されておりかつしきい値Swと相異している場合に、論理1によって評価
されるビットVEの数IVを、すなわち第1の和値IVを計数する。和値IB,
IEおよびIVは測定期間の終了時に、中間処理ユニット9に供給される。ここ
で正規化が行われるかまたはまずメモリに書き込まれかつ後で正規化されかつ処
理される。それから、変えられた標本化しきい値による測定過程が繰り返されて
、ついには図6に示されている確率分布WV(S)を求めることができるように
なる。
【0027】 まず、2進信号BSの論理1および0の均一分布から出発すると、標本値の評
価の際に図5に示されている確率密度WD(S)が得られることになる。
【0028】 しかし図4の測定装置によって、所定の2進状態の発生に対する確率が測定さ
れる。そこで測定チャネルにおいてすべての受信された信号値がしきい値の上に
あり、それ故に論理1と評価される程度に低いしきい値で始めると、可能な最大
の確率が求められる。それから測定期間毎にしきい値が高められると、確率はま
ず連続的に低減されて、ついにはそれは真ん中のしきい値において、論理0およ
び1の均一分布を前提とすれば、ほぼ0.5のところに来て、それから更に、0
に低下することになる。測定期間の期間のビット数の算出は、測定期間の長さが
等しくない場合に測定結果を正規化するために用いられる。測定チャネルにおけ
る論理0の確率分布のために、破線で示されている相補的な分布関数が得られる
ことになる。
【0029】 図1の測定装置において既に説明した関係に相応して、図6の分布関数の微分
および絶対値形成によって、図7の確率密度WDIを求めることができる。これ
は信号の標本値の分布密度に対して「逆」である(または論理0の確率密度分布
が求められないしこの問題は絶対値形成によって回避される)。
【0030】 測定装置では、論理1または論理0の発生が評価されるかどうかはどうでもよ
い。測定期間内のビットの計数に対して択一的に、両方の標本値0および1を計
数することもできる。というのは、これらは受信されたビットの総数ということ
になるからである。論理1および0の均一分布が存在しているとき、論理1を加
算する計数器7は省略することができる。これに対してこの計数器は、0および
1の不均一分布の影響を測定チャネルおよび作業チャネルにおける和値の商形成
によってほぼ取り除くために必要とされる。
【0031】 図8に示されているように、2進状態、ここでは論理1に対する和値の差IE
−IVを、第1の標本化段1および測定用標本化段2に対して評価することもで
きる。この措置はほぼ、図1に示されている回路のように作用する。差形成は商
形成と組み合わせることができる。図6とは異なって、確率分布関数WWの水平
方向のシフトが生じる。確率関数から同様に、図9に示されている確率密度関数
を求めることができる。これは評価のために特別適している。しかし2つの関数
は数学的に相互に重なって導かれるので、基本的に分布関数の評価が連続的にも
可能である。
【0032】 図10において、全体として確率分布を形成するために必要な測定時間を短縮
することができる測定装置が示されている。可変のしきい値を有する1つの標本
化段しか設けられていないのであれば、このしきい値はそれぞれの測定期間後新
たな測定に対して変えることができる。これに対して異なったしきい値Sv1−
Svnを有する複数の標本化段21ないし2nが使用されるのであれば、複数の
測定を同時に実施しかつ測定時間全体を相応に短縮することができる。標本化マ
ルチバイブレータおよび積分器81ないし8nに対する僅かな付加的なハードウ
ェアコストが必要なだけである。相応のことは図1の測定装置に対しても当ては
まる。コストの理由から、必要なしきい値の数に相応する大きな数の標本化段を
用いた実現はまだ経済的ではない。その場合には1回の測定期間しか必要でしか
ないということにはなるが。
【0033】 信号品質を表すことができるようにするために、測定に対してしきい値の変化
に代わってまたは付加的に、測定用標本化段の標本化時点の変更を移相器16(
図4)によって行うことができ、その場合移相器には通常のクロック信号C1に
対して進んでいるクロック信号LVが供給される。この措置が付加的にとられる
のであれば、統計学的な測定に基づいてアイパターン全体を検出することができ
る。
【0034】 図11には、分散値が種々異なっている場合の分布密度関数の依存性が示され
ている。分散が変化すると、分布密度関数の極大値の間隔が変化する。分散は伝
送システムの敷設または最適化の際に、値零から出発して、信号路に挿入されて
いる調整設定可能な分散補償器/エミュレータ15を用いて拡大または縮小され
る。引き続いてその都度、確率分布の測定および0および1に対する値の極大値
間の間隔ΔSの算出が行われる。分散の、最適値からの偏差が大きくなっていく
と、両方の2進信号値に配属されている標本値の発生に対する極大値の間隔は、
分散の偏差が正である場合にも負である場合にも低減される。pS/nm(ピコ
秒/ナノメータ)で示されている分散変化に依存して、図12の縦軸には分散密
度関数の極大値間の間隔が示されている。間隔関数ΔSの評価によって、図12
に示されているように、最適化が実施される。例えば、図12に示されているよ
うに、測定曲線の下降側縁は延長される。その交点が最適の分散を決めている。
測定曲線は、図1,図4または図10の装置によっても得られる。択一的にでき
る。
【0035】 図13には、波長分割多重信号(WDM信号)に対する測定装置が示されてい
る。光結合器9を介して2進信号の一部は分岐されかつ同調可能なフィルタ10
および光電変換器12を介して測定および評価ユニット13に電気的なベースバ
ンド信号として供給される。このユニットは、チャネル出力、波長、S/N比の
ような最重要のパラメータを測定し、更に、既に説明したように、信号品質の統
計学的な測定を実施して、例えば管理システムTMNに伝送される、ビット誤り
率についてのデータを供給することができるようにする。
【0036】 測定装置の重要な部分は、レベル、波長およびS/N比のような重要な特性を
突き止めることができる光学的なスペクトルアナライザーである。同調可能なフ
ィルタは多重化装置として作用して、採算のとれるコストで測定を実施すること
ができる。同調可能なフィルタの波長は、較正装置11を用いて申し分なく調整
設定することができる。
【0037】 制御部14はチャネル評価回路17を用いて個々のWDMチャネルの連続的な
検査を行う。それは測定の形式を規定する。統計学的な測定の場合にはそれは測
定期間の持続時間も規定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 確率分布を測定するための測定装置の略図である。
【図2】 種々異なったしきい値に依存している確率密度分布を示す線図である。
【図3】 図1の回路によって測定された確率分布を示す略図である。
【図4】 確率分布の測定のための別の測定装置を示す略図である。
【図5】 理想的な確率密度分布を示す略図である。
【図6】 しきい値が種々異なっている場合の測定された確率分布を示す略図である。
【図7】 図6の確率分布から導出される確率密度を示す略図である。
【図8】 2進状態の確率分布を示す略図である。
【図9】 図8の確率分府に属する分配密度を示す線図である。
【図10】 比較的高速な測定のための別の測定装置の変形例を示す略図である。
【図11】 分散に依存している確率密度分布を示す線図である。
【図12】 最適な分散補償の算出を示す線図である。
【図13】 測定装置の略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年3月2日(2001.3.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 光学的な伝送システムにおける信号品質を求めるために分配関
数を測定するための方法および装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】 本発明は、光伝送システムにおける信号品質を求めるために分配関数を測定す
る方法に関する。適当な装置により、統計学的な特性および重要な信号パラメー
タの測定が可能になる。測定結果は信号品質の改善のため、例えば分散補償の最
適化のために使用することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】 受信された2進信号の分配関数の測定に基づいて、受信した信号の品質につい
て、従ってまた伝送システムおよび伝送区間の特性も表すことができる。それか
らこれらのデータは、システムの最適化、例えば最適な標本化時点、最適な標本
化しきい値の調整設定のためまたは分散補償のために使用することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 ドイツ連邦共和国特許出願公開公報DE19504896A1号から、トラン
スパレントな光ネットワークの信号品質の監視が公知であり、ここで信号の抜き
取り形式の標本化が行われる。このようにして得られた振幅抜き取り値は公知の
統計学的な方法を用いて評価される。先願の特許出願明細書DE1981707
8.8号ではこの方法は次のようにまで発展された:測定結果から導出された確
率密度関数の外側の側縁だけが評価される。こうして例えばビット誤り率を推定
することができる。しかしここに記載されている方法は非常に高速の標本化およ
びメモリ能力が前提となっている。 US特許第5585954号明細書に、伝送特性を求めるために使用される予
め決められている擬似ランダム列に基づいて種々異なっている判定器しきい値の
場合の誤り率を測定するための装置が記載されている。しかしこのためにデータ
伝送を中断しなければならない。測定されたビット誤り率は非線形の効果を確認
するために適しているが制限がある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 Hitoshi und Naoya Henmi Optical Fiber Communication Conference (OFC) 9
9, San Diego. California, FJ 2-1, p.149-151 の論文において、論文“A nove
l data format free it-by-bit quasi-error monitoring method for optical t
ransport network”では、異なったしきい値を有している2つの標本化回路を備
えた受信回路が使用される。2つの異なったしきい値を有する2進信号の標本化
によって擬似ビット誤り率が測定されかつビット誤り率との直接的な関係が確認
される。これ以上の統計学的なデータは得られない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】 上に述べた“A novel data format free bit-by-bit quasi-error monitoring
method for optical transport network”から出発して、主要課題は独立請求
項1,2および3に記載されている方法によって解決される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】 方法を分散補償のための使用することは請求項11に記載されておりかつ信号
品質を測定するための装置は独立請求項13に記載されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オリヴァー ブレック ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ライマー シュトラーセ 27 (72)発明者 ビョルン ヘップナー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン エーベル レシュトラーセ 19 (72)発明者 エルンスト ミュルナー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ヒェムニ ッツァー プラッツ 12 (72)発明者 アルブレヒト ノイデッカー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン パルテン ハウザー ヴェーク 5 Fターム(参考) 5K002 CA01 DA02 EA06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的な伝送システムにおける信号品質の測定方法であって
    、 光学的な2進信号を作業チャネルにおいて第1のしきい値(Sw)によって標本
    化しかつ測定チャネルにおいて付加的に第2のしきい値によって標本化し、それ
    から該標本化された両ビットを比較しかつそこから導出された比較値(VD)を
    積分する形式の方法において、 2進信号(BS)を測定チャネルにおいて複数の測定期間においてその都度、異
    なったしきい値(Sv)によって標本化し、 このようにして得られた比較値(VD)の積分によって求められた比較和値(I
    W)を記憶しかつ 異なったしきい値(Sv)を有する、十分な数の測定期間の後に、比較値(VD
    )の分布関数V(s)を、可変のしきい値(Sv)の関数として求める ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 光学的な伝送システムにおける信号品質の測定方法であって
    、 光学的な2進信号を作業チャネルにおいて第1のしきい値(Sw)によって標本
    化しかつ測定チャネルにおいて第2のしきい値によって標本化する形式の方法に
    おいて、 2進信号(BS)を測定チャネルにおいて複数の測定期間においてその都度、異
    なったしきい値(Sv)によって標本化し、 測定チャネルにおいて標本化された論理0および/または論理1の数をそれぞれ
    の測定期間において積分しかつ第1の和値(IV)として記憶し、 1測定周期の期間に受信されたビットの数を求めまたは測定しかつビット和値(
    IB)として記憶しかつ 記憶された和値(IV)に基づいて、確率関数(WV(Sv),WW(Sv))
    を2進状態の発生に対する変化するしきい値(Sv)の関数として求める ことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 光学的な伝送システムにおける信号品質の測定方法であって
    、 光学的な2進信号を作業チャネルにおいて第1のしきい値(Sw)によって標本
    化しかつ測定チャネルにおいて第2のしきい値によって標本化する形式の方法に
    おいて、 2進信号(BS)を測定チャネルにおいて複数の測定期間においてその都度、異
    なったしきい値(Sv)によって標本化し、 測定チャネルにおいて標本化された論理0または論理1の数をそれぞれの測定期
    間において積分しかつ第1の和値(IV)として記憶し、 1測定周期の期間に作業チャネルにおいて受信された0または1の数を測定しか
    つ第2の和値(IE)として記憶しかつ 記憶された和値(IV,IE)に基づいて、確率関数(WV(Sv),WW(S
    v))を2進状態の発生に対する変化するしきい値(Sv)の関数として求める
    ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 それぞれの測定期間の後、測定チャネルの論理0の和値と
    作業チャネルの論理1の和値または測定チャネルの論理1の和値と作業チャネル
    の論理1の和値との差を形成し、 該差値を一時記憶しかつ 該差値から確率関数WD(Sv)を求める 請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 確率分布(WV,WW)を作業チャネルにおける第2の和値
    (IE)および/または測定期間にその都度評価されたビットの和値(IB)を
    考慮して求める 請求項2から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 種々異なった長さの測定期間を使用する 請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 2進信号(BS)の同期標本化を行う 請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 標本化を異なったしきい値(Sv1ないしSvn)を有する
    複数の測定チャネルにおいて並列に行う 請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 標本化を異なったしきい値(Sv1ないしSvn)を有する
    複数の測定チャネルにおいて並列に1回のみの測定期間にて行う 請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 測定チャネルにおいて標本化時点をその都度の測定期間の
    後に変化する 請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 確率分布の測定を種々様々に調整設定されている分散値に
    よって行い、 測定結果を一時記憶しかつ そこから少なくとも近似的な最適値を分散補償のために求める 請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 確率密度関数(P(S),PD(S),PI(S))を求
    めかつ そこから信号品質の評価および/または最適化に対する判断基準を導出する 請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 WDM信号の品質監視のための装置において、 チャネル選択回路(10)が設けられており、該回路によってその都度WDMチ
    ャネルが選択されかつ光電変換後に測定装置(13)に供給され、 重要な信号パラメータが測定されかつ 標本化結果の確率分布が請求項1から10までのいずれか1項記載のように測定
    される ことを特徴とする装置。
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