JP2002539865A - 特に冷凍外科のための冷凍システム - Google Patents

特に冷凍外科のための冷凍システム

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JP2002539865A
JP2002539865A JP2000606454A JP2000606454A JP2002539865A JP 2002539865 A JP2002539865 A JP 2002539865A JP 2000606454 A JP2000606454 A JP 2000606454A JP 2000606454 A JP2000606454 A JP 2000606454A JP 2002539865 A JP2002539865 A JP 2002539865A
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コルパン,ニコライ
ズハルコフ,ヤロスラフ
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コルパン,ニコライ
ズハルコフ,ヤロスラフ
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Abstract

(57)【要約】 特に腫瘍の治療での人間医学及び獣医学の分野における冷凍外科処置用の冷凍システムは、低温槽(1)と、冷凍媒体の直接流(9)及び還流(10)のための同軸芯冷凍媒体管路の間にある、冷凍器具(17)と冷凍アタッチメント(13)とを連結するための連結構造部(8)とで構成されている。電磁弁(11)は連結構造部(8)のすぐ近辺にある。調節装置(18)は電磁弁(2,3,4及び7)及び加熱部材(12)を制御するために設けられており、低温槽(1)の中の冷凍媒体の過圧を±0.1x105Paの精度に調整する。低温槽(1)の瓶首部(23)は熱伝導性の低い材料で製作されている。管路(9)と(10)の間を厳密に密封するため、相互に対応している円錐台状の連結部材(30,31)が管路(10)の内部に設けられており、ならびに相互に対応している円錐台状の連結部材(34,35)が管路(9)の内部に設けられており、両方の管路(9,10)の間の電気的接続ないし遮断のための電気線(36)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ことを特徴とする請求項1の上位概念に基づく冷凍装置に関する。
【0002】 冷凍システムは主として癌治療用の冷凍外科器具として使用されて成果を挙げ
ている。それ以外の医療上の利用分野としては、たとえば一般手術、泌尿器科、
婦人科、耳鼻咽喉科や眼科の疾病、形成外科、顎外科、整形外科、獣医学、植物
病理学などが挙げられる。
【0003】 この種の公知の低温槽における断熱は、ケーシングと、冷凍媒体を入れる内部
容器との間の空間によって達成され、このとき前記空間には約10-4mmHgか
ら10-6mmHgの残留圧力をもつ真空が生成される。上述した残留圧力を継続
的に一定に保つことは、クライオポンプによって、たとえば−196℃の低温ま
で冷凍されたときに真空室の残留ガスを収着する活性化炭素またはゼオライトに
よって達成される。
【0004】 医療分野における冷凍外科処置用の冷凍媒体の直接流と還流との同軸芯管路の
間にある、たとえば冷凍アプリケータと冷凍器具とを連結するための連結構造部
は、同じく主として癌治療のための冷凍外科機器で利用されている。この分野の
公知の連結部により、たとえば銅でできた中間層で冷凍媒体を密封することが行
われる。
【0005】 この種の公知の機器では、生体組織に冷凍作用を与えるための冷凍システムの
過圧を伴う所定の管理の安定化や、種々の広さの冷凍器具の作業面に向かって流
れる冷凍媒体の適量供給を、いずれも正確かつ連続的に継続して達成することが
できず、そのため冷凍作用の所定の温度を厳密かつ連続的に継続して維持できな
いという欠点があるので、特に悪性組織などの病的組織の正確で信頼性のある冷
凍破壊が確保されず、腫瘍の再発(再生)につながってしまう。
【0006】 さらに別の欠点は、活性化炭素またはゼオライトによるクライオポンプが一定
時間後には残留ガスで一杯になり、そのために収着特性が失われてしまうことで
ある。収着特性を再び得るためには、クライオポンプ(活性化炭素、ゼオライト
)を取り外し、真空中で高温によって加熱しながら再びこれを活性化させ、もう
一度取り付けなくてはならない。さらに不都合なのは、瓶首部から内部容器へと
流れる熱流が真空室内の残留圧力に対してマイナスに作用することである。
【0007】 公知の装置で同じく不都合な点は、冷凍媒体を密封するための介在部材が数回
しか使えず、何度も使うことができないことである。
【0008】 そこで本発明の課題は公知の冷凍システムを改善して、生体組織に冷凍作用を
与えるための冷凍システムの所定の管理において過圧が正確に達成されて維持さ
れるとともに、冷凍器具のさまざまな広さの作業面に向かって流れる冷凍媒体の
適量供給が厳密かつ連続的に継続して達成され、それによって冷凍作用の所定の
温度が正確かつ連続的に一定に保証されることにより、特に悪性腫瘍などの病的
組織の正確で信頼性のある冷凍破壊が達成されて、腫瘍の再発(再生)を防止で
きるようにすることである。このことは、ことを特徴とする請求項1から5の特
徴部に記載の構成要件によって達成される。
【0009】 またさらに本発明の課題は公知の冷凍システムを改善して、真空室内の残留ガ
スの低い圧力(約10-4から10-6mmHg)が恒久的に一定に保たれ、それに
よってクライオポンプを繰り返し活性化しなくてもすみ、しかも瓶首部から内部
容器への熱流を回避できるようにすることである。このことは、ことを特徴とす
る請求項6及び7の特徴部に記載の構成要件によって達成される。
【0010】 またさらに本発明の課題は公知の冷凍システムを改善して、たとえば異なる冷
凍アプリケータを頻繁に使用する場合などに冷凍外科器具の両方の管路の間での
電気的な接続ないし遮断のための電気線で、冷凍媒体の直接流及び還流のための
同軸芯管路の間における冷凍媒体の正確な密封を達成することである。このこと
は、同じくことを特徴とする請求項8及び14の特徴部に記載の構成要件によっ
て達成される。
【0011】 従属請求項は、冷凍媒体の直接流及び還流のための、冷凍システムにつながれ
ている同軸芯管路の間の連結構造部を備えた低温層を記載している。
【0012】 請求項2〜5は、電磁弁と加熱部材とを制御するための調節装置を備えた冷凍
システムを記載しており、このとき電磁弁は連結構造部から間隔をおいて設けら
れ、気化した冷凍媒体を還流させる管路の中には加熱部材が設けられるので、前
設定されているとともに温度センサで測定される温度が電磁弁の開閉によって±
1℃の精度まで得られる。
【0013】 請求項6及び7記載の発明は、残留ガスの低い圧力を恒久的に一定に保つ低温
層を記載しており、それによって必要な残留圧力が保持される。
【0014】 請求項8から14に基づいて、冷凍媒体の直接流と還流のための同軸芯管路の
間の連結構造部が開発されており、この連結構造部は医療分野における冷凍外科
処置のための冷凍外科器具において、たとえば癌治療のときに冷凍アプリケータ
と冷凍器具とを連結するのに用いられている。
【0015】 本装置の模式的な図面を参照しながら本発明を詳しく説明する。
【0016】 特に腫瘍の治療での人間医学及び獣医学の分野、ならびに植物病理学における
冷凍外科処置用の冷凍システム(図1)は、液体の冷凍媒体のための電磁弁(2
)と、ガス状の冷凍媒体のための電磁弁(3)と、冷凍媒体の過圧を制御するた
めの電磁弁(4)と、冷凍媒体を暖めるための加熱装置(5)と、冷凍媒体のレ
ベルを検出するためのセンサ(6)と、圧力センサ(7)とが内部にある低温槽
(1)と、冷凍媒体の直接流(9)及び還流(10)のための同軸芯冷凍媒体管
路の間にある連結構造部(8)とで構成されており、このとき管路(9)は電磁
弁(2)を介して低温槽(1)と接続されており、管路(9)の内部には電磁弁
(11)と加熱部(12)が配置されており、前記連結構造部は冷凍器具(17
)と冷凍アタッチメント(13)とを連結するものであり、この冷凍アタッチメ
ントは作業面(14)と、熱交換室(15)と、温度センサ(16)とを備えて
いる。
【0017】 生体組織に冷凍作用を与えるための冷凍システムの所定の温度管理を継続的に
安定化させるため、及び特に癌組織の信頼性のある冷凍破壊を確保するため、電
磁弁(11)は連結構造部(8)のすぐ近辺にある。弁(11)と連結構造部(
8)の間にはさらに調節可能な加熱部材(12)が設けられている。
【0018】 調節装置(18)は電磁弁(2,3,4及び7)及び加熱部材(12)を制御
するために設けられており、低温槽(1)の中の冷凍媒体の過圧を±0.1x1
5Paの精度に調整する。
【0019】 電磁弁(11)は連結構造部(8)から間隔をあけており、この間隔は冷凍器
具(17)の長さの1/12以下、好ましくは1/14以下である。
【0020】 気化した冷凍媒体が還流するための管路(10)には加熱部材(19)が備え
られている。
【0021】 冷凍アタッチメント(13)には温度センサ(16)が設けられているので、
前設定されるとともに温度センサ(14)で測定される温度が、圧力の安定化に
よって、及び冷凍アプリケータ(11)の作業面(14)へ流動する冷凍媒体の
連続的な適量供給によって±1℃の精度まで電磁弁(11)の開閉の結果として
冷凍アタッチメント(13)の作業面(14)で得られ、最終的に冷凍媒体は熱
交換室(15)から冷凍器具(17)の冷凍管路(10)を通って、加熱部(1
9)で室温まで暖められた後に大気中へと排出される。
【0022】 図2によれば低温槽は、瓶首部(23)によって相互に連結されている外側の
ケーシング(20)と、壁部(22)を有する内部容器(21)、さらに排気装
置(24)ならびに断熱用の真空室(25)で構成されている。残留ガスの低い
圧力を恒久的に一定に保つため、真空室(25)のでは内部容器(21)の壁部
がアルミニウム合金で製作されており、このアルミニウム合金は真空室(25)
の側からたとえばエッチング等の化学的な表面処理によって多孔質に構成されて
いるので、真空室(25)の内部の温度が低いときには残留ガスが収着され、そ
れによって必要な残留圧力が保たれる。
【0023】 瓶首部(23)から内部容器(21)への熱流を防止するため、瓶首部(23
)はたとえばステンレス鋼等の熱伝導性の低い材料で製作されており、内部容器
(21)の上側の壁部はバイメタルプレート(26)で製作されており、このバ
イメタルプレートの上側の部分(27)はステンレス鋼、下側の部分(28)は
アルミニウム合金でそれぞれ製作されており、その際両方の部分(27,28)
は拡散溶接法によって面全体で相互に溶着されている。
【0024】 医療分野における冷凍外科処置用の冷凍媒体の冷凍外科器具において冷凍媒体
(29)の直接流(9)と還流(10)との同軸芯管路の間にある、たとえば冷
凍アプリケータと冷凍器具とを連結するための連結構造部(図3)には、冷凍媒
体の直接流(9)と還流(10)のための同軸芯管路の間を厳密に密封するため
に連結部材(30,31,34,35)が装備されている。相互に対応している
円錐台状の連結部材(30,31)は冷凍媒体(29)の還流のための管路(1
0)の内部に設けられており、このとき管路(10)は真空遮断性で断熱性の外
側スリーブ(32,33)で包囲されており、相互に対応している円錐台状の連
結部材(34,35)は冷凍媒体(29)の直接流のための管路(9)の内部に
設けられており、また両方の管路(9,10)の間の電気的な接続ないし遮断す
るための電気線(36)が設けられている。
【0025】 円錐台状の連結部材(30,31)は冷凍媒体(29)の還流のための管路(
10)内で、真空遮断性で断熱性の外側スリーブ(32,33)としっかりと連
結されており、円錐台状の連結部材(34)は冷凍媒体(29)の直接流(9)
のための管路内で不動に配置されており、また管路(9)の壁部(37)としっ
かりと連結されている円錐台状の連結部材(35)は軸方向でばね(38)の力
に抗して好ましくは最大1,5mmだけスライド可能に配置されている。
【0026】 電気的な接続が閉じられているとき、管路(10)の円錐台状の連結部材(3
0,31)が、真空室(39)と継目(41)付き栓(40)と固定ネジ(42
)とで構成されたバイヨネット連結によって恒久的に組み付けられており、その
際可動な栓(40)と固定された支持部(43)の間にはばね(44)が位置し
ている。
【0027】 円錐台状の連結部材(30,31,34,35)は鋭角で、好ましくは12°
から6°の角度で構成されている。
【0028】 両方の同軸芯管路(9,10)の間での電気線(36)の接続のため、2つの
中空円筒状の部材(45,46)が互いに押し付けられ、外側の円筒状の部材(
45)は好ましくは停止面を備えている。
【0029】 外側の円筒状の部材(45)は、好ましくはこの部材(45)の全長の2/3
の長さの4つの条溝で、内側の円筒状の部材(46)に正確にクランプ固定され
るように構成されている。
【0030】 確実なクランプ固定のため、内側の円筒状の部材(46)の外側の直径は、外
側の円筒状の部材(45)の内側の直径よりも0,3mmだけ小さくなっている
【図面の簡単な説明】
【図1】 冷凍システムを示す縦断面図
【図2】 低温槽を示す縦断面図
【図3】 冷凍媒体の直接流と還流のための同軸芯管路の間の連結構造部を示す縦断面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 A 279/2000 (32)優先日 平成12年2月23日(2000.2.23) (33)優先権主張国 オーストリア(AT) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,US Fターム(参考) 4C060 MM21 4C099 AA02 CA13 GA30 JA20 LA01 LA03 LA13 PA03 PA08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に腫瘍の治療での人間医学及び獣医学の分野及び植物病理
    学における、好ましくは冷凍アタッチメントである冷凍外科処置用の装置に接続
    するための冷凍外科処置用の冷凍システムであって、液体の冷凍媒体のための電
    磁弁(2)とガス状の冷凍媒体のための電磁弁(3)と冷凍媒体の過圧を制御す
    るための電磁弁(4)と冷凍媒体を暖めるための加熱装置(5)と冷凍媒体のレ
    ベルを検出するためのセンサ(6)と圧力センサ(7)とを有する低温槽(1)
    が備えられ、かつ作業面(14)と熱交換室(15)と温度センサ(16)とを
    有する冷凍アタッチメント(13)を冷凍器具(17)に連結するために、冷凍
    媒体の直接流(9)及び還流(10)のための同軸芯冷凍媒体管路の間に位置す
    る連結構造部(8)が備えられ、その際管路(9)は電磁弁(2)を介して低温
    槽(1)と接続されており、管路(9)の内部には電磁弁(11)と加熱部(1
    2)が配置されているものにおいて、 生体組織に冷凍作用を与えるための冷凍システムの所定の温度管理を継続的に
    安定化させるために、及び特に癌組織の信頼性のある冷凍破壊を確保するために
    、電磁弁(11)が連結構造部(8)のすぐ近辺に位置し、弁(11)と連結構
    造部(8)の間にはさらに調節可能な加熱部材(12)が設けられていることを
    特徴とする請求項冷凍システム。
  2. 【請求項2】 調節装置(18)が電磁弁(2,3,4及び7)及び加熱部
    材(12)を制御するために設けられており、低温槽(1)の中の冷凍媒体の過
    圧を±0.1x105Paの精度に調整することを特徴とする請求項1記載の冷凍
    システム。
  3. 【請求項3】 前記電磁弁(11)が連結構造部(8)から間隔をあけてお
    り、この間隔は冷凍器具(17)の長さの1/12以下、好ましくは1/14以
    下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷凍システム。
  4. 【請求項4】 気化した冷凍媒体の還流のための管路(10)の内部に加熱
    部材(19)が位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    冷凍システム。
  5. 【請求項5】 前記冷凍アタッチメント(13)に温度センサ(16)が設
    けられているので、設定されていると共に温度センサ(14)で設定された温度
    が、圧力の安定化によって及び冷凍アプリケータ(11)の作業面(14)へ流
    動する冷凍媒体の連続的な適量供給によって電磁弁(11)の開閉の結果として
    ±1℃の精度まで冷凍アタッチメント(13)の作業面(14)で確保され、最
    終的に冷凍媒体は熱交換室(15)から冷凍器具(17)の冷凍管路(10)を
    通って、加熱部(19)で室温まで暖められた後に大気中へと排出されることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冷凍システム。
  6. 【請求項6】 瓶首部(23)で相互に連結されている外側のケーシング(
    20)と、壁部(22)を有する内部容器(21)、さらに排気装置(24)及
    び断熱用の真空室(25)で構成されている低温槽を装備しており、その際真空
    室(25)の内部の残留ガスの低い圧力を恒久的に一定に保つために内部容器(
    21)の壁部はアルミニウム合金で製作されており、このアルミニウム合金は真
    空室(25)の側からたとえばエッチング等の化学的な表面処理によって多孔質
    に構成されているので、真空室(25)の内部の温度が低いときには残留ガスが
    収着され、それによって必要な残留圧力が保たれることを特徴とする請求項1記
    載の冷凍システム。
  7. 【請求項7】 前記瓶首部(23)から内部容器(21)への熱流を防止す
    るため、瓶首部(23)がたとえばステンレス鋼等の熱伝導性の低い材料で製作
    されており、内部容器(21)の上側の壁部はバイメタルプレート(26)で製
    作されており、このバイメタルプレートの上側の部分(27)はステンレス鋼、
    下側の部分(28)はアルミニウム合金でそれぞれ製作されており、その際両方
    の部分(27,28)は拡散溶接法によって面全体で相互に溶着されていること
    を特徴とする請求項6記載の冷凍システム。
  8. 【請求項8】 医療分野における冷凍外科処置用の冷凍媒体の冷凍外科器具
    において冷凍媒体(29)の直接流(9)と還流(10)との同軸芯管路の間に
    ある、たとえば冷凍アプリケータと冷凍器具とを連結するための連結構造部が装
    備されており、冷凍媒体の直接流(9)と還流(10)のための同軸芯管路の間
    を厳密に密封するために、相互に対応している円錐台状の連結部材(30,31
    )が冷凍媒体(29)の還流のための管路(10)内に設けられており、このと
    きこの管路(10)は真空遮断性で断熱性の外側スリーブ(32,33)で包囲
    されており、かつ相互に対応している円錐台状の連結部材(34,35)が冷凍
    媒体(29)の直接流のための管路(9)内に設けられており、また両方の管路
    (9,10)の間の電気的な接続ないし遮断のための電気線(36)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の冷凍システム。
  9. 【請求項9】 円錐台状の連結部材(30,31)が冷凍媒体(29)の還
    流のための管路(10)内で、外側にある真空遮断性で断熱性のスリーブ(32
    ,33)と固着されており、円錐台状の連結部材(34)は冷凍媒体(29)の
    直接流(9)のための管路内で不動に配置されており、また管路(9)の壁部(
    37)と固着されている円錐台状の連結部材(35)は軸方向でばね(38)の
    力に抗して好ましくは最大1,5mmだけスライド可能に配置されていることを
    特徴とする請求項8記載の冷凍システム。
  10. 【請求項10】 電気的な接続が閉じられているとき、管路(10)の円錐
    台状の連結部材(30,31)が、真空室(39)と継目(41)付き栓(40
    )と固定ネジ(42)とで構成されたバイヨネット連結によって恒久的に組み付
    けられており、その際可動な栓(40)と固定された支持部(43)の間にはば
    ね(44)が位置していることを特徴とする請求項8又は9記載の冷凍システム
  11. 【請求項11】 円錐台状の連結部材(30,31,34,35)が鋭角で
    、好ましくは12°から6°の角度で構成されていることを特徴とする請求項8
    〜10のいずれかに記載の冷凍システム。
  12. 【請求項12】 両方の同軸芯管路(9,10)の間での電気線(36)の
    接続のため、2つの中空円筒状の部材(45,46)が互いに押し付けられ、外
    側の円筒状の部材(45)は好ましくは停止面を備えていることを特徴とする請
    求項8記載の冷凍システム。
  13. 【請求項13】 外側の円筒状の部材(45)が好ましくはこの部材(45
    )の全長の2/3の長さの4つの条溝で、内側の円筒状の部材(46)に正確に
    クランプ固定されるように構成されていることを特徴とする請求項8及び12記
    載の冷凍システム。
  14. 【請求項14】 確実なクランプ固定のため、内側の円筒状の部材(46)
    の外側の直径が、外側の円筒状の部材(45)の内側の直径よりも0.3mmだ
    け小さくなっていることを特徴とする請求項8及び12記載の冷凍システム。
JP2000606454A 1999-03-02 2000-02-29 特に冷凍外科のための冷凍システム Pending JP2002539865A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT34799A AT409452B (de) 1999-03-02 1999-03-02 Kryogenes system insbesondere für kryochirurgie
AT72999A AT409818B (de) 1999-04-26 1999-04-26 Kryostat
AT279/2000 2000-02-23
AT729/99 2000-02-23
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