JP2002538720A - データ転送パケットの再転送方法及び装置 - Google Patents

データ転送パケットの再転送方法及び装置

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JP2002538720A JP2000603185A JP2000603185A JP2002538720A JP 2002538720 A JP2002538720 A JP 2002538720A JP 2000603185 A JP2000603185 A JP 2000603185A JP 2000603185 A JP2000603185 A JP 2000603185A JP 2002538720 A JP2002538720 A JP 2002538720A
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Abstract

(57)【要約】 1組のデータ・ブロックの転送において、特定のインターバルでビット・マップにより受信データ・ブロックの確認応答を行う。ビット・マップの1ビットが、少なくとも1つの転送済みデータ・ブロックに対応し、該ビット値が前記データ転送の成功または失敗を示す。ビット・マップに従って転送に失敗したデータ・ブロックは再転送される。本方法は、受信データ・ブロックのビット・マップを形成する方法を各々有する1組の確認応答アルゴリズムを決定すること、受信に成功しなかった、あるいは、確認応答を受けなかった受信データ・ブロックの数に関する情報を保持すること、データ・ブロックの前記数に応じて確認応答アルゴリズムを選択して前記確認応答アルゴリズムの中の1つを開始すること、を有する。任意の所定時刻にこの確認応答機能を一時的転送状況に適合させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はパケット・モード・データ転送に関し特に、データ・ブロックの再転
送方法及び装置に関する。本方法は、1組のデータ・ブロックを送信するステッ
プと、前記組のデータ・ブロックを受信するステップと、受信データ・ブロック
の転送が成功したか失敗したかをチェックするステップと、1ビットが少なくと
も1つの転送済みデータ・ブロックに対応するビット・マップであって、そのビ
ット値がデータ転送の成功または失敗を示すように構成されるビット・マップを
用いて特定のインターバルで受信データ・ブロックの確認応答を行うステップと
、該ビット・マップに従って転送に失敗したデータ・ブロックを再転送するステ
ップと、を有する。本装置は本発明に準拠する方法を実現するように構成される
【0002】 データ転送において、パケットとは一般にバイナリ形式で示されるデータ・ブ
ロックを意味し、このデータ・ブロックはデータ転送用として特定の形で構成さ
れる。一般に、パケットは、同期ビット等の制御データなどを含むヘディングと
、目的のアドレスと、送信側アドレスと、パケットの長さと、転送対象データを
含むペイロードと、エラーの特定及び訂正用として意図されるデータを通常含む
テイル部(tail part)とを有する。パケット・モード・データ転送時に、データ
は部分に分割され、それらの部分に所要の制御信号データと誤り訂正データとを
追加することにより、パケットとが形成され、これらのデータパケットの送信と
確認応答とは実質的に別個に行われる。
【0003】 確認応答とは、パケット・モード・データ転送時に一般に使用される誤り制御
処理である。確認応答は、送信が成功したか失敗したかを示すために、データを
受信したパーティがデータを送信したパーティへ返送する文字や文字列を意味す
る。一般に、確認応答を受信しなかったり、送信が失敗した旨の確認応答を受け
たりした送信側パーティはそのデータの再転送を行う。
【0004】 無線インターフェースを介するデータ転送は転送エラーを受けやすいため、転
送済みデータの信頼性と正しさのチェックが行われる。おそらく訂正を行う手段
としての本方法はこの種のデータ転送においてきわめて重要である。しかし、転
送エラーを検出するためには、当初からすでに不足している無線資源をできるだ
け効率的に利用できるように、データ・ブロックに対して限られた量のデータを
単に加えることしかできない。
【0005】 GSMシステム(汎欧州デジタル移動電話方式)における回線交換伝送モードは
、ESTI(欧州通信規格協会)によって標準化された伝送モードであるが、この
伝送モードによって9.6Kbpsのデータ転送レートが可能である。さらに高
い転送レートを求める要求を受けて、ESTIはGSMの改善策として公知のG
SMフェーズ2+の仕様を定めた。GSMフェーズ2+はGPRS(汎用パケッ
ト交換無線サービス)と呼ばれる新しい特徴を定めるものである。GPRSによ
って、移動通信網内でのパケット交換データの転送が可能になり、加えて、通信
時に使用するより大きな割合の転送フレームを接続に割り当てることにより、高
いレートのパケット交換伝送チャネルとの接続が可能となる。
【0006】 図1に、論理層階層によるGPRS無線インターフェースが例示されている。
物理層1は機能に基づいて分割される2つの副層に分かれる。物理RF層1aは
、物理リンク層1bから受信したビット・シーケンスに基づいて物理波形を変調
し、これに対応してこの受信した波形をビット・シーケンスに復調して物理リン
ク層へ出力する。物理リンク層1bは、移動局とネットワーク間で物理チャネル
を介してデータ転送を行う機能を含み、物理RF層のサービスを利用する。これ
らの機能によって物理層の誤り検出と訂正も行われる。データリンク層の下位部
2は2つの機能によっても決定される。RLC/MAC層2はデータ転送用サー
ビスを行う。MAC(メディア・アクセス制御)2aは、ネットワーク用および移
動局用の転送容量を配信する制御手段として利用される機能を有する。RLC2
bは、送信用として上位LLC(論理リンク層)3のパケットデータ・ブロックを
RLCデータ・ブロックにセグメント化する機能と、受信したRLCデータ・ブ
ロックを収集してLLCデータ・ブロックに変える機能とを有する。RLCはバ
ックワード誤り訂正(BEC)の実行機能も有する。LLCデータ・ブロックの中
で、上位SNDCP(サブネットワーク依存コンバージェンス・プロトコル)層4
のセグメント化されたデータ・ブロックが収集され、移動局によって使用される
パケットデータ・プロトコルに従うデータ・ブロックがこれらのデータ・ブロッ
クからアンパックされる。
【0007】 1997年に発表されたESTI GSM04.60バージョン6.1.0の第
9項には、同位エンティティ間でのパケット・モード・データ転送時のGPRS
RLC機能、特に、データ転送中の誤り検出と再送処理についての記載がある
。図2に、その基本フォームでのGPRSシステムに従う再送方法が例示されて
いる。ブロック4は、上り回線方向のデータ転送時には移動局となり、下り回線
方向のデータ転送時には移動通信システムの基地送受信局などとなる送信装置を
表す。ブロック5は、それぞれ、データ転送時に上り回線方向では移動通信シス
テムの基地送受信局などとなり、データ転送時に下り回線方向では移動局となる
受信装置を表す。本明細書では以後、送信機(TX)と受信機(RX)という用語を
用いてそれぞれ送受信装置を意味するものとする。
【0008】 GPRSでは、移動局はネットワークに登録されたまま(アイドル・モード)で
あり、実際のデータ転送の接続用として単数または複数のチャネルが予約されて
いるにすぎない。連続するRLCブロックから形成されるトラフィックは一時ブ
ロック・フロー(TBF)と呼ばれる。各RLCブロックは7ビット長のブロック
・シーケンス番号(BSN)を有する。送信状態変数V(S)が送信機4内に保持さ
れ、この送信状態変数は、任意の所定時刻における送信対象の、シーケンス内で
の次のデータ・ブロックのシーケンス番号を示す。送信機確認応答状態変数V(
A)も送信機4内に保持されるが、この送信機確認応答状態変数は、受信機5に
よって肯定の確認応答が行われなかった最も古いRLCブロックのBSNを示す
。これらの変数に加えて、k個の以前のRLCブロックの確認応答状態に関する
情報が格納されている確認応答状態配列V(B)も送信機内に保持される。
【0009】 受信機5には受信状態変数V(R)が保持され、この受信状態変数は受信が予想
されるシーケンス内の次のRLCデータ・ブロックのBSNを示す。受信ウィン
ドウ状態変数V(Q)も送信機内に保持され、この受信ウィンドウ状態変数は、ま
だ受信されていない最後のRLCブロックのBSNを示す。k個の以前のRLC
ブロックの受信状態に関する情報が格納されている受信状態配列V(N)も受信機
5内に保持される。したがって、受信機の受信用ウィンドウはk個のブロックの
BSNに対応し、その結果V(Q)≦k<V(R)となる。
【0010】 受信機の中には受信ブロック内で転送エラーを検出する1組のアルゴリズムが
含まれている。誤り検出は当業者には公知であり、本明細書でさらに詳細にそれ
を示す理由は存在しない。データ・ブロックの受信時、受信機は、データ転送の
成否をチェックし、受信されたブロックのBSNが[V(Q)、V(R)]の間に存在
し、次いで、データ・ブロックの転送が成功した場合、そのデータ・ブロックに
対応する受信状態配列V(N)要素に対して値RECEIVEDが与えられる。そ
の他の場合には、受信状態配列V(N)要素に対して値INVALIDが与えられ
る。
【0011】 受信機が送信機へ送信するパケットAck/Nackメッセージを用いてデー
タ転送確認応答が行われる。パケットAck/Nackメッセージは、開始シー
ケンス番号(SSN)と、受信状態配列V(N)から形成される受信ブロック・ビッ
ト・マップ(RBB)とを有する。その結果、SSNは変数値V(R)を与えられ、
RBBビットは前記SSNに関して索引付けられた受信状態配列値に対応する。
この受信状態配列要素が値RECEIVEDを持つ場合、ビット値は“1”であ
り、受信状態配列値がINVALIDである場合、ビット値は“0”である。
【0012】 パケットAck/Nackメッセージの受信時に、送信機4は、受信状態配列
V(N)SSNに関して索引付けられた要素に設定され、該要素に対応するビット
値が“1”の場合、値ACKEDに設定される。ビット値が“0”の場合、値N
ACKEDが確認応答状態配列V(B)要素に設定される。送信機4は、V(B)配
列の最も古い要素に対応し、そのデータ・ブロックの値がNACKEDであるデ
ータ・ブロックを任意の所定時刻に送信する。データ・ブロックが送信されたと
き、PENDING_ACKがその要素の値としてマークされる。確認応答状態
配列V(B)要素のいずれも値NACKEDを持たず、所定のウィンドウk(V(S
)<V(A)+k)の中にデータ・ブロックが含まれる場合、送信状態変数V(S)に
対応するデータ・ブロックが送信され、値PENDING_ACKがこのデータ
・ブロックに対応する確認応答状態配列V(B)要素に設定される。
【0013】 送信状態変数V(S)の値と確認応答状態変数V(A)の値との間の差がウィンド
ウに設定された値kに達し、及び確認応答配列の中に値NACKEDを持つ要素
が存在しない状況では、より古いデータ・ブロックに対する確認応答が受信され
るまで新しいデータ・ブロックの送信を行うことはできない。この状況は送信用
ウィンドウ・ストールと呼ばれる。マルチタイム・スロットを利用する接続では
、同じフレームの連続するタイムスロット内で送信されるすべてのデータ・ブロ
ックを1つのウィンドウ内でモニターする必要があるため、送信用ウィンドウは
容易にストールする。もっとも、往復遅延は相対的に長いものとなる。ウィンド
ウkは、例えばGPRS規格ではこのモニター目的用としてはかなり短い(k=
64)。現在、拡張型GPRSシステム(拡張型GPRS、EGPRS)がEST
Iの下で標準化されつつある。この場合、比較的干渉のない接続が使用されてい
るケースでは送信機からの送信対象データ・ブロック数を2倍にすることが可能
である。したがって、従来技術による解決方法に関しては、送信用ウィンドウ・
ストールにはまだ多くの問題がある。
【0014】 当然のことであるが、もっとも簡単な解決方法はウィンドウ・サイズを大きく
することであり、それに対応して、ビット・マップのウィンドウ・サイズを大き
くすることである。そうすることにより確認応答の処理がスピード・アップし、
送信用ウィンドウが容易にストールすることはなくなる。しかし、パケットAc
k/Nackメッセージのサイズは指定されており、このパケットAck/Na
ckメッセージと関係する他の機能に関連するデータ(測定データなど)の転送も
可能となり得るため、ビット・マップ・サイズの増加には限界がある。
【0015】 本方法を実現する方法及び装置が発明された。これによって、如上の問題の影
響を著しく軽減することが可能となる。本発明に準拠する方法は、受信データ・
ブロックのビット・マップを形成する方法を各々が有する1組の確認応答アルゴ
リズムを決定するステップと、受信に成功しなかった、あるいは、確認応答を受
けなかった受信データ・ブロックの数に関する情報を保持するステップと、デー
タ・ブロックの前記数に応じて確認応答アルゴリズムを選択することにより前記
確認応答アルゴリズムの中の1つを開始するステップと、を有することを特徴と
する。
【0016】 また、本発明の1つの目的は請求項12と請求項13に記載のデータ転送装置
と、請求項18に記載のデータ転送システムである。本発明の好適な実施例はサ
ブクレームに記載されている。
【0017】 本発明は、その目的が、受信用ウィンドウ内のデータ・ブロック数をモニター
することにより、また、最適化した方法で前記データ・ブロック数に従って確認
応答処理を制御することにより、送信用ウィンドウ・ストールを防止することで
あるという着想に基づくものである。
【0018】 本発明の第2の実施例によれば、送信用ウィンドウ内のデータ・ブロック数を
モニターすることにより、また、この数に応じて確認応答処理を指定することに
より如上の解決方法が好適に改善される。
【0019】 次に、添付図面を参照しながら本発明について詳細に説明する。
【0020】 一時的なブロック・フロー中、受信機は典型的な信号伝送システムにより送信
機にパケットAck/Nackメッセージ(このメッセージは受信されたRLC
ブロックの状態に関連する情報を有する)を送信し、同時に、受信装置へ他の多
くの情報も転送する。テーブル1はパケット上り回線Ack/Nackメッセー
ジのフィールドを示し、テーブル2はパケット下り回線Ack/Nackメッセ
ージ(パケットDL Ack/Nack)のフィールドを示す。テーブルの第2列
には、各メッセージの中に存在しなければならないフィールドが文字Mでマーク
され、各メッセージの中に含まれる必要のないフィールドは文字Oでマークされ
ている。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】 これらのテーブルに示されるように、例えばパケット上り回線Ack/Nac
kには、タイミング・アドバンス更新用および電力制御用データが含まれる。パ
ケット下り回線Ack/Nackには使用中のチャネルの品質に関連するデータ
などが含まれる。パケットAck/Nackは開始シーケンス番号SSNと受信
されたブロック・ビット・マップRBBとを有する。確認応答メッセージを生成
するとき、受信機はSSNに基づいて変数V(R)の値を設定し、各ビット・マッ
プ・ビット値は、SSNに関して順に索引付けられた受信状態配列V(N)要素の
受信状態を表す。変数V(R)の値は絶えず変化しているので、ウィンドウはシー
ケンス番号のスペース内でスライドしている。
【0024】 従来技術によるGPRSシステムでは、ウィンドウとビット・マップの長さは
互いに対応している。ウィンドウの長さが増加すると、ウィンドウのスライディ
ングがそのまま可能となるように確認応答処理を変更しなければならない。図3
のフローチャートは、確認応答と再送を行う本発明による方法を例示する。
【0025】 ステップ30で、数字NDRが初期化される。この数字は受信用ウィンドウ内
のデータ・ブロック数を表す。ステップ31で、新しいデータ・ブロックDBが
送信機から受信される。その際数字NDRが1だけ増加する(ステップ32)。利
用可能な確認応答処理に従って、確認応答メッセージを送信すべきかどうかがチ
ェックされる(ステップ33)。送信すべきでない場合、新しいDBを受信するた
めにステップ31へ処理は移る。確認応答メッセージを送信しなければならない
場合、一時NDR値がチェックされる(ステップ34)。NDRが条件B1を満た
す場合、受信データ・ブロックのビット・マップを形成する方法を有する確認応
答アルゴリズムAL1が実行され(ステップ351)、これによって、Nack=
NDR1のデータ・ブロックは確認応答を受けることができる(ステップ361)
。NDRが条件B2を満たす場合、確認応答アルゴリズムAL2が実行され(ス
テップ352)、これによって、Nack=NDR2のデータ・ブロックは確認
応答を受けることができる(ステップ362)。NDRが条件B3を満たす場合、
確認応答アルゴリズムAL3が実行され(ステップ353)、これによってNac
k=NDR3のデータ・ブロックは確認応答を受けることができる(ステップ3
63)。ここでは条件の数およびそれに対応するアルゴリズムの数は3であるが
、この数はアプリケーションに応じて選択可能である。確認応答されたデータ・
ブロックNackの数は数字NDRから減算される(ステップ37)。最後のデー
タ・ブロックが一時ブロック・フローTBFの最後のデータ・ブロックであった
場合、処理は終了する。このブロック・フローが継続する(ステップ38)場合、
処理は再びステップ31へ移り新しいデータ・ブロックが受信される。
【0026】 GPRSシステムでは、ウィンドウのサイズは64となるように指定されてお
り、ビット・マップ長は64となるように指定されている。新しいEGPRSシ
ステムでは、送受信ウィンドウの双方は64より大きくなるように指定されるで
あろう。以下の本発明の好適な実施例ではウィンドウは512のサイズで使用さ
れる。ウィンドウ・サイズがこの大きさの場合、最適化されたビット・マップの
利用が特に重要である。本発明の目的は、パケットAck/Nackメッセージ
の限界を考慮してできるだけ小さなビット・マップを使用し、しかも、ストール
を防ぐためにできるだけ迅速に受信データ・ブロックの確認応答ができるように
することである。提示の実施例では、これらの条件はNDR用として指定される
変動範囲に関係し、以下のようになる: E1:NDR≦64 E2:64<NDR≦128 E3:128<NDR≦256 E4:256<NDR≦512 これらに対応するアルゴリズムは以下のようになる:
【0027】 AL1(NDR≦64) NDRが相対的に小さい場合、SSNは値V(R)をとり、ビット・マップRB
B64ビットは図4に図示のように前回の受信データ・ブロックに情報64を有
する。ウィンドウの長さkは512であるが、NDRがこの低さのままである限
り小さなビット・マップを用いる確認応答で十分である。
【0028】 AL2(64<NDR≦128) NDRが第1の閾値64を上回る場合、SSNはV(Q)と関連して決定され、
図5に図示のように、SSN=[V(Q)+64]mod1024となる。これは、
受信が承認されなかった最も古いRLCブロックをV(Q)が示しているという理
由で、V(Q)の値に先行するデータ・ブロックが暗黙のうちに確認応答を受ける
ことができ、次いで、ビット・マップが、値V(Q)に後続する64個のデータ・
ブロックに対して明白に確認応答を行うことを意味する。暗黙のうちに確認応答
されたビットとビットマップ・ビットとの数全体がNDRより小さい場合、デー
タ・ブロックはそのまま確認応答を受けない状態のままとなり、この場合これら
のデータ・ブロックは次の確認応答と関連して確認応答を受けることになる。こ
のビット・マップは64ビット長の状態のままとなる可能性がある。
【0029】 AL3(128<NDR≦256) NDRが第2の閾値128を上回る場合、新しい確認応答アルゴリズムAL3
が用いられる。このアルゴリズムでは、第1のビット・マップが検討され、ある
一定の予め選択された圧縮方法(例えば文字列符号化など)によって第1の閾値よ
り小さな値にこのビット・マップの圧縮が可能かどうかがチェックされる。この
閾値を下まわることが可能な場合、圧縮が実行され、アルゴリズムAL1に対応
する確認応答処理が他の機能のために実行される。ビット列圧縮と解凍という解
決方法は当業者には周知の方法である。したがって、この方法については本明細
書ではさらに詳述しない。
【0030】 ある一定の方法を用いて第1の閾値以下にまでNDR値を圧縮できない場合、
SSNは変数V(Q)に関してアルゴリズムAL2として決定されるが、処理のス
ピードアップのためにさらに大きなビット・マップが使用される。これを可能に
するために、パケット/Ackメッセージ内の1以上のフィールド、好適には代
替フィールド(テーブル1と2のフィールド0)が一時的に未送信状態になる。例
えば、パケット上り回線Ack/Nackメッセージでは、予約決定、タイミン
グ・アドバンス、固定割付けを未送信状態にすることにより、そのメッセージ内
に128ビットのビット・マップを一時的に含むことが可能となる。同様に、パ
ケット下り回線Ack/Nackメッセージでは、測定結果(フィールド・チャ
ネル品質報告)を未送信状態にすることにより、そのメッセージ内に128ビッ
トのビット・マップを、さらに、代替フィールド・チャネル要求と中断要求とを
一時的に含むことができる。この場合、1つおきの下り回線パケットAck/N
ackメッセージで128ビットのビット・マップを送信することができ、その
結果、システムが要求する方法でネットワークに対してチャネル測定結果を報告
することができる。
【0031】 AL4(256<NDR≦512) NDRが相対的に高い場合、上り回線および下り回線方向で異なるタイプの確
認応答アルゴリズムを用いることが望ましい。この理由として、パケット下り回
線Ack/Nackメッセージに対してパケット上り回線Ack/Nackメッ
セージより大きな限界値が存在するということが挙げられる。
【0032】 下り回線方向(受信装置=移動局) 受信機では、暗黙のうちに了解されている如上の確認応答によって、また、周
知の圧縮方法によって、このビット・マップを128ビット長のビット・マップ
に圧縮できるかどうかが第1に検討され、チェックされる。このビット・マップ
を圧縮できる場合、アルゴリズムAL3に従って前記圧縮されたビット・マップ
RBB=128が送信され、SSN=[V(Q)+128]mod1024が決定
される。
【0033】 上記圧縮が可能でない場合、図6に図示の信号設定図に従って圧縮が行われる
。移動局はネットワークに対してポーリング要求メッセージ(6.1)を送信し、
2つの連続するパケット下り回線Ack/Nackメッセージを送信する必要性
についてネットワークに通知する。ネットワークは要求に応じて無線資源RRを
割り付け、次回確認応答を要求するとき、ネットワークは、図7に図示のように
2つのビット・マップを連続して送信可能であることをポーリング要求メッセー
ジ(6.2)で移動局に通知する。図7に示される例では、SSN1=[V(Q)+1
28]mod1024とSSN2=[V(Q)+64]mod1024となる。すな
わちまず128ビットのビット・マップが送信され、次いで64ビットのビット
・マップが送信される。移動局は前記2つのビット・マップ(6.3)を含む確認
応答メッセージを用いてこの送信に対する確認応答を行う。
【0034】 このアルゴリズムの組は単に、送信条件に従って様々なビット・マップの生成
に必要な機能を含む単一アルゴリズムを有するにすぎない場合もあると理解すべ
きである。
【0035】 如上の内容に基づいてわかるように、本発明による方法を用いて、確認応答機
能を転送状況に毎回適合させることができる。その際、確認応答と再送処理手順
とが改善され、実現が困難なシステムの実質的変化を生じることなく、かつ、確
認応答メッセージの助けを借りて伝達される他のデータの転送を妨げることなく
、送信用ウィンドウ・ストールが減らされる。
【0036】 如上の実施例では、データ・ブロックの数は受信用ウィンドウ内でチェックさ
れる。対応する機能を送信端に構成することができる。その場合対応する数字N
DTが送信用ウィンドウに関して用いられる。NDTは、送信されたけれども確
認応答を受けていない送信用ウィンドウ内のデータ・ブロック数を表す。ある一
定の閾値に達すると、送信機は受信機からの適切な確認応答を要求する。例えば
、数字NDTが所定の閾値350などを上回ると、送信機は確認応答要求を行う
ためにより高い無線資源を割り振り、アルゴリズムAL4の中で説明されている
ように確認応答メッセージで2つのビット・マップを送信せよという移動局への
コマンドをその確認応答要求の中で表現する。
【0037】 図8に図示のブロック図の助けを借りて、再送回数が移動局MSでモニターさ
れる本発明の実施例を例示することができる。図8のブロック図は移動局の送受
信部の機能について説明する図である。移動局には、無線経路での通信用無線装
置と、(チャネル符号化、インターリービング、暗号化、変調、送信を実行する
機能ブロックを有する)従来方式の移動局によって周知の送信部81を有する無
線装置と、(受信、復調、解読、インタリーブの解除、チャネル復号化を実行す
る機能ブロックを有する)受信部82と、無線経路での送信用として受信と送信
とを切り離す複式フィルタ83と、アンテナ84とが含まれる。端末装置の動作
は、メモリMEM86を有する主制御回路MCU85によって制御される。MC
U85は、移動局の端において再送を処理する通信プロトコルに従ってこれらの
機能を実行する。本発明による移動局では、1組の確認応答アルゴリズムがMC
U85のメモリ86にロードされる。MCU85はこのメモリの中から如上の基
準に従って如上の方法で確認応答アルゴリズムを選択し実行する。
【0038】 本明細書は例示によって本発明の実現と実施例を提示するものである。当業者
には、本発明が如上の実施例の細部に限定されるものではないこと、及び、本発
明の特徴から逸脱することなく別の形で本発明を実現することが可能であること
は明らかである。例えば、本発明に準拠する送信機は無線パケット・モードのデ
ータ伝送に適したいずれの端末装置あるいはネットワーク要素であってもよい。
提示された実施例は例示的なものであって、限定的なものではないと考えるべき
である。したがって、本発明の実現と利用の可能性は添付の特許請求項によって
しか限定されない。したがって、均等な実現例を含む、請求項によって定められ
るような本発明を実現する様々なオプションは本発明の範囲に属するものである
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、論理層階層(従来技術)によって例示されるGPRS無線インターフェ
ースを例示する。
【図2】 図2は、GPRSシステム(従来技術)に従う再送処理を例示する。
【図3】 図3は、確認応答と再送を構成するための本発明に準拠する処理手順を例示す
るフローチャートである。
【図4】 図4は、本発明による確認応答アルゴリズムを例示する。
【図5】 図5は、本発明による別の確認応答アルゴリズムを例示する。
【図6】 図6は、本発明によるポーリング要求メッセージを例示する信号設定図である
【図7】 図7は、2つのビット・マップの利用を例示する。
【図8】 図8は、本発明によるデータ転送装置の実施例を例示する。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月9日(2001.5.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
請求項17】 データ・ブロックを送信するデータ転送システムであって
、前記受信データ・ブロックの転送の成功をチェックする手段を少なくともその
一部が備えている、受信用データ・ブロックを転送する通信装置(4、5)を有す
ることを特徴とするデータ転送システムであって、 少なくとも1つの転送済みデータ・ブロックに対応する1ビットであって、該
ビットの値が前記データ転送の成功または失敗を示すように構成されるビット・
マップを用いて、前記受信データ・ブロックの確認応答を特定のインタバルで送
受信する通信装置(4、5)と、 前記受信ビットに従って転送が失敗した前記データ・ブロックを再転送する通
信装置(4、5)と、を有するデータ転送システムにおいて、 1組の確認応答アルゴリズムが少なくとも1つの装置内に設けられ、前記アル
ゴリズムの各々が前記受信データ・ブロックのビット・マップを形成する方法を
有し、 前記装置が受信に成功しなかったデータ・ブロックの数をモニターする手段(
85、86)を有し、 前記装置がデータ・ブロックの前記数に応じて1つの確認応答アルゴリズムを
選択する手段(85)を有し、 前記装置が前記選択された確認応答アルゴリズムを開始する手段(85)を有す
ることを特徴とするデータ転送システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ・ブロックを再転送する方法であって、 1組のデータ・ブロックを送信するステップと、 前記1組のデータ・ブロックを受信するステップと、 前記受信データの転送が成功したか、失敗したかをチェックするステップと、 少なくとも1つの転送済みデータ・ブロックに対応する1ビットを備えたビッ
    ト・マップであって、該ビット値が前記データ転送の成功または失敗を示すよう
    に構成されるビット・マップを用いて前記受信データ・ブロックに対して特定の
    インターバルで確認応答を行うステップと、 前記ビット・マップに従って転送が失敗したデータ・ブロックを再転送するス
    テップと、を有する方法において、 前記受信データ・ブロックのビット・マップを形成する方法を各々が有する1
    組の確認応答アルゴリズムを決定するステップと、 受信に成功しなかったデータ・ブロックの数、あるいは、受信した旨の確認応
    答を受けなかったデータ・ブロックの数に関する情報を保持するステップと、 データ・ブロックの前記数に応じて確認応答アルゴリズムを選択することによ
    り、前記確認応答アルゴリズムの中の1つを開始するステップと、をさらに有す
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、受信装置(5)の中にデータ
    ・ブロックの前記数を保持するステップを有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、送信装置(4)の中にデータ
    ・ブロックの前記数を保持するステップを有することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法において、前記デ
    ータ・ブロックがEGPRSシステムのRLCデータ・ブロックであることを特
    徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一つに記載の方法において、受信用
    ウィンドウ内での前記受信データ・ブロックの前記データ転送の成功に関する情
    報を保持するステップであって、前記受信用ウィンドウの要素が少なくとも1つ
    の受信データ・ブロックに対応し、前記ウィンドウが所定の長さを有するように
    構成されるステップを有することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法において、前記ウィンドウの長さが5
    12ビットであることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一つに記載の方法において、前記ビ
    ット・マップの長さが少なくとも2つのオプションを持つことを特徴とする方法
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項3乃至7のいずれか一つに記載の方法
    において、前記データ・ブロックが移動局から送信されることを特徴とする方法
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項3乃至7のいずれか一つに記載の方法
    において、移動局と交信する基地送受信局から前記データ・ブロックが送信され
    ることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一つに記載の方法において、所定
    の閾値を渡すデータ・ブロックの前記数に応じて、2つの連続するビット・マッ
    プの送信要求を含む確認応答要求を送信するステップを有することを特徴とする
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか一つに記載の方法において、 前記ビット・マップ用として少なくとも2つの可能なサイズを決定するステッ
    プと、 所定の閾値を渡すデータ・ブロックの前記数に応じて、前記数に対応するビッ
    ト・マップをその利用可能な最小サイズに圧縮することができるかどうかをチェ
    ックするステップと、を有することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 データ・ブロックを受信するためのデータ転送装置であっ
    て、 データ・ブロック受信手段(82)と、 前記受信データ・ブロックの転送の成功をチェックする手段(82、85)と、 少なくとも1つの転送済みデータ・ブロックに対応する1ビットを備えたビッ
    ト・マップであって、該ビット値が前記データ転送の成功または失敗を示すよう
    に構成されるビット・マップを用いて前記受信データ・ブロックに対して確認応
    答を特定のインターバルで送信する手段と、を有するデータ転送装置において、 1組の確認応答アルゴリズムが前記装置内に設けられ、前記アルゴリズムの各
    々が前記受信データ・ブロックのビット・マップを形成する方法を有するように
    構成される転送装置であって、 受信に成功しなかったデータ・ブロックの数をモニターする手段(85、86)
    を有し、 データ・ブロックの前記数に応じて1つの確認応答アルゴリズムを選択する手
    段(85)を有し、 前記選択された確認応答アルゴリズムを開始する手段(85)を有することを特
    徴とするデータ転送装置。
  13. 【請求項13】 データ・ブロックの送信に適したデータ転送装置であって
    、 データ・ブロックを送信する手段(81、82)と、 少なくとも1つの転送済みデータ・ブロックに対応する1ビットを備えたビッ
    ト・マップであって、該ビット値が前記データ転送の成功または失敗を示すよう
    に構成されるビット・マップを用いて受信データ・ブロックの確認応答を所定の
    インタバルで受信する手段(82)と、 前記受信ビット・マップに従って転送が失敗したデータ・ブロックを再転送す
    る手段(81)と、を有するデータ転送装置において、 1組の確認応答アルゴリズムが前記装置内に設けられ、前記アルゴリズムの各
    々が前記受信データ・ブロックのビット・マップを形成する方法を有し、 受信に成功しなかったデータ・ブロックの数をモニターする手段(85、86)
    を有し、 データ・ブロックの前記数に応じて選択される確認応答アルゴリズムに基づい
    てビット・マップを要求する手段(85)を有する、ことを特徴とする転送装置。
  14. 【請求項14】 移動局であることを特徴とする請求項12に記載の転送装
    置。
  15. 【請求項15】 移動局であることを特徴とする請求項13に記載の転送装
    置。
  16. 【請求項16】 移動通信システムの基地送受信局であることを特徴とする
    請求項12に記載の転送装置。
  17. 【請求項17】 移動通信システムの基地送受信局であることを特徴とする
    請求項13に記載の転送装置。
  18. 【請求項18】 データ・ブロックを送信するデータ転送システムであって
    、 少なくともその一部が受信データ・ブロックの転送の成功をチェックする手段
    を備えている、受信用データ・ブロックを転送する通信装置(4、5)と、 少なくとも1つの転送済みデータ・ブロックに対応する1ビットであって、該
    ビットの値が前記データ転送の成功または失敗を示すように構成されるビット・
    マップを用いて、特定のインターバルで前記受信データ・ブロックの確認応答を
    送受信する通信装置(4、5)と、 前記受信ビットに従って転送が失敗したデータ・ブロックを再転送する通信装
    置(4、5)と、を有するデータ転送システムにおいて、 1組の確認応答アルゴリズムが少なくとも1つの装置内に設けられ、前記アル
    ゴリズムの各々が前記受信データ・ブロックのビット・マップを形成する方法を
    有し、 前記装置が受信に成功しなかったデータ・ブロックの数をモニターする手段(
    85、86)を有し、 前記装置がデータ・ブロックの前記数に応じて1つの確認応答アルゴリズムを
    選択する手段(85)を有し、 前記装置が前記選択された確認応答アルゴリズムを開始する手段(85)を有す
    ることを特徴とするデータ転送システム。
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