JP2002537365A - C1−4炭化水素から芳香族炭化水素を製造する方法 - Google Patents

C1−4炭化水素から芳香族炭化水素を製造する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、C1-4 炭化水素を含む炭化水素供給物から芳香族炭化水素を製造する方法に関する。特に本方法は、金属及び/又は金属酸化物を含む触媒の存在下で、炭化水素供給物に電磁気エネルギー、特にマイクロ波エネルギー又はラジオ周波数エネルギーをかけることを含む。メタンが特にベンゼン、トルエン及びキシレンに高いメタン変換率で、そして高い選択性にて変換することを見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、C1-4 炭化水素を含む炭化水素(hydrocarbonaceo
us)供給物から芳香族炭化水素を製造する方法に関する。特に本方法は、金属
及び/又は金属酸化物を含む触媒の存在下で、炭化水素供給物に特別な電磁気エ
ネルギー、特にマイクロ波エネルギー又はラジオ周波数エネルギーをかけること
を含む。
【0002】 石炭及び例えば天然ガスから又は炭層若しくは都市の埋立から回収されたメタ
ンのような他の炭化水素源を合成ガス(すなわち水素と一酸化炭素との混合物)
に変換する方法は公知である。さらに、上記合成ガスは、炭化水素合成蝋、モー
ターガソリン、石油化学供給物、液化可能な石油ガス及び/又は芳香族炭化水素
のような高価値の炭化水素に、高収率で変換することができることは公知である
。これらの反応は、通常は好適な触媒の存在下、100〜400℃の温度及び1
〜100バールの圧力下で実行される。公知の例はフィッシャートロプシュ反応
である。この方法は、蝋質材料、酸素化物、C2-4 オレフィン及び液体炭化水素
を含む広範囲の製造物を製造する。この及び関連する方法に使用される触媒の種
類は、促進剤及び/又は支持体を伴う及び/又は伴わない鉄、コバルト、ニッケ
ル及びルテニウムの金属又は酸化物をベースとするものである。フィッシャート
ロプシュ反応において得られる製造物は、他の方法(水素化分解、ゼオライト上
での芳香族化等)により異なる製造物に変換されることができる。
【0003】 メタンを、高価な高級炭化水素へ直接変換する多くの試みが行われた。メタン
を金属酸化物触媒上でC2 炭化水素(エタン、エテン、エチン)へ選択的に酸化
することを含む多くの全く異なる取り組みが提案された。メタンの高温熱分解変
換は他のルートである。さらに反応の他のクラスでは、メタンの低圧電気放電を
含む。低い製造収率又は反応を維持するために必要な、好ましくない実験条件の
性質それぞれのために、上記方法は商業化されていない。表面促進反応は、実用
的な収率を得るために、典型的には高温そしてしばしば高圧を必要とするが、ガ
ス相中で起こる反応は、しばしば非常に低い圧力を必要とする。ガス状酸化剤を
使用したメタンのC2 炭化水素への酸化は、しばしば結果として完全な酸化を生
ずる。しかし、メタンの液体炭化水素への直接的な変換においては、特に環境的
(付随ガスの燃焼)及び経済的/技術的な(残留ガス(stranded ga
s))考察の観点から、未だに明確な関心が存在する。
【0004】 メタンを高級炭化水素へ直接変換するための、潜在的により有用かつ工業的に
使用できる方法は、強力なパルス化マイクロ波又は強力なパルス化ラジオ周波数
(Rf)エネルギーのような、強力なパルス化エネルギーの使用である。このよ
うな方法は文献公知である。これらの変換は高度にエネルギー活性化された方法
であり、類似したメカニズムをベースとしており、発生する波長及び必要なハー
ドウェアが異なる。通常は、全ての強力な波(特にマイクロ波とRfとの間)を
使用することができるが、Rfは30−100MHzの範囲で、マイクロ波は1
000−3000MHzの範囲で操作する。これらの技術は、局所的な温度上昇
及び/又は自由電子の遊離及び印加を生ずる分子励起を引き起こす電磁波を発生
させる。
【0005】 通常の熱分解法において、触媒表面上での反応を維持するためには、高温及び
高圧が必要とされる。これらの条件は、該方法について達成し得る最大効率を制
限する。慣用の加熱は反応温度を維持する通常の方法であるために、この適用は
非選択性であり、バルク中の反応体と触媒の両方が同時に加熱される。高いバル
ク温度は、所望でない逆反応の速度の増加とともに、複合反応混合物を生じる副
反応を促進する。対照的に、例えば好適な金属表面にエネルギーを与えるための
強力なミリ秒マイクロ波又はラジオ周波数パルスの適用は、高いバルク温度及び
起こりうる所望でない副生成物を同時に生じることなく、所望の先の起こる反応
を、選択的にそして瞬時に行うことができる。
【0006】 例えば、一連の強力なミリ秒マイクロ波又はラジオ周波数パルスによるパルス
化電場の触媒金属の表面への適用は、伝導電子の「励起」を引き起こす。通常は
、金属はマイクロ波又はRf照射の非常に浅い「スキン深さ(skin dep
th)」貫通(penetration)を有するのみである。結果として、い
かなる吸着した有機層も効率的に貫通したマイクロ波又はRf波は、金属表面に
直接的に振動場を発生させる。金属サイトにより吸収されたエネルギーは、急速
に振動する電場から電子の挙動へ移される。これらの電子は局所的な加熱を引き
起こす伝導バンド内に残ることができ、又はガス相中に放出されることができ、
そこでさらに気体分子と相互作用することができ、こうして所望の化学変換反応
を開始する。このような「熱い」表面サイトにおける吸着反応体は、このエネル
ギーの幾らかを獲得し反応を受けるか、さもなければエネルギーは、それから伝
導によりマトリックス内にゆっくりと放散する。表面のみが加熱されるために、
表面とガス相のバルクとの間に非常に大きい温度勾配があり、効率的な反応体の
循環を生じる。バルク中の副反応は、ガス相の非常に低い温度により最小化され
る傾向がある。メタンは還元ニッケル触媒を使用して、主にC2 及びC3 炭化水
素に変換されることが分かっている。しかし、メタンの高級炭化水素への変換は
、いっそう所望の反応であると認められる。
【0007】 強力なパルス化電磁気エネルギー、例えばマイクロ波エネルギー又はラジオ周
波数エネルギーが使用される触媒プロセスにおいて、C1-4 炭化水素、特にメタ
ンは芳香族炭化水素へ直接的に変換されることを見出した。例えばメタンは特に
ベンゼン、トルエン及びキシレンに、高いメタン変換レベル及び高い選択性にて
変換されることが見出された。芳香族炭化水素の他にも多量の水素が形成される
。特に、本方法は、大きな空隙率を持つ金属スポンジ金属/金属酸化物触媒に対
して、パルスにて適用される強いコヒーレントマイクロ波又はラジオ周波数照射
を使用する。それゆえ、本出願はC1-4 炭化水素を含む炭化水素供給物から芳香
族炭化水素を製造する方法であり、金属及び/又は金属酸化物を含む触媒の存在
下で、マイクロ波エネルギーからラジオ周波数エネルギーまでの範囲の強力なパ
ルス化電磁気エネルギーを炭化水素供給物にかけることを含む該方法に関する。
【0008】 使用される供給物は、全てが主として、例えば存在する炭化水素の総量の95
容量%以上のC1-4 炭化水素を含む供給物であることができる。炭化水素以外に
、他のガスが存在してもよく、例えば窒素、二酸化炭素、貴ガス又は反応中に不
活性な他のガスである。好適には、供給物中の炭化水素の少なくとも80容量%
がメタン及びエタンであり、好ましくは少なくとも90容量%がメタンである。
非常に好適には、天然ガス又は付随ガスを使用することができる。 本発明において使用される金属又は金属酸化物は、好適には遷移金属から誘導
される。好適な遷移金属又は金属酸化物は、IB、IIB、VB、VIB、VI
IB又はVIII金属群から、特にIB、VB、VIB、VIIB又はVIII
金属群から、とりわけIB、VB、VIB又はVIIB金属群から誘導される。
好適には金属又は金属酸化物はバナジウム、タングステン、マンガン、鉄又は銅
、特にバナジウム又はタングステンから誘導される。混合物も使用できることが
認められる。
【0009】 金属又は金属酸化物は、多くの形態にて使用することができる。例えば金属粉
、金属箔、ワイヤー及びガーゼを使用することができる。支持された触媒も使用
することができる。キャリア上の金属又は金属酸化物を使用することが好ましい
。キャリアは特に金属構造、例えば織られた金属ワイヤー構造、小さいメッシュ
ワイヤー網、ガーゼワイヤー布、金属繊維構造又は金属スポンジ、炭素繊維構造
、無機繊維構造若しくは耐火性酸化物構造、特に金属スポンジが使用される。好
適には任意の金属又は遷移金属、特に0.05〜2.5mm、特に0.1〜1m
m、好ましくは0.2〜0.5mmの径を有する金属繊維が使用できる。好まし
くは遷移金属、特に銅又は鉄である。触媒を含む上記キャリアは、それらの金属
サイトにより、熱エネルギーを支持された物質へ拡散させる方法を使用して、マ
イクロ波エネルギーとの強い相互作用の所望の特性と結びつく。さらに、多孔質
触媒の大きな表面積は、気体の相互作用を促進し、そしてさらに一連の反応に沿
って反応を触媒する。金属キャリアの場合は、追加の触媒を加えることが好まし
いが、そのようなキャリアも反応を触媒することができる。この理由のため、本
出願に関連して使用される用語の触媒とは、上述定義したような裸金属キャリア
をも含む。 キャリアの好適な表面積は10〜100000mm2 /g、特に50〜500
00mm2 /g、とりわけ500〜10000mm2 /g、好ましくは1000
〜5000mm2 /gである。触媒(キャリア又はキャリアと触媒)の空隙率は
、好適には少なくとも50容量%、特に少なくとも75容量%、好適には85〜
99.99容量%、特には90〜99.9容量%、好ましくは96〜99.7容
量%である。
【0010】 使用されるキャリアの量あたりの1分当たり使用される炭化水素供給物の量は
、好適には触媒(キャリア及び存在する場合は触媒)の1グラムあたり1分あた
り0.01〜10リットル(273K、1バール)(しかしより高い量、50リ
ットル/gまでも可能である)のガス状炭化水素供給物、特に0.01〜5リッ
トル、好ましくは0.05〜2リットルである。キャリアを触媒と組み合わせて
使用される場合は、触媒の量は好ましくはキャリアの1〜300重量%、特に5
〜100重量%、好ましくは10〜40重量%である。 本発明の方法において製造される芳香族炭化水素は、好適にはベンゼン又はモ
ノ−若しくはジ−アルキル化ベンゼン、特にベンゼン、トルエン又はキシレンで
あり、さらにエチルベンゼン、ジエチルベンゼン及びトリメチルベンゼンでもあ
る。
【0011】 本発明の反応は全ての可能な温度及び圧力にて行うことができる。温度は好適
には−20〜250℃、特に0〜160℃、好ましくは10〜100℃、特に周
囲温度にて実行される。上に示した温度が侵入するガス流に関連することが観察
される。必要とされる方法のために、反応中、温度は上昇される。処理されたガ
ス流は、通常は入ってくるガス流よりも160℃まで、特に80℃まで高い温度
を有する。さらに、触媒の表面においては、より非常に高い温度が存在すること
が認められる。反応は0.2〜30バール、又は丁度50バール若しくはそれ以
上、特に0.5〜16バール、好ましくは0.75バール〜6バール、とりわけ
1〜2バールの圧力で行われる。反応中に、圧力は温度の増加や水素の生成によ
り上昇することができる。
【0012】 小規模の実験(約40ml CH4 /min,273K,1バール)における
本発明の方法において使用されるエネルギーは、0.05〜4秒、特に0.1〜
2秒、好ましくは0.4〜1.0秒間の、200〜1800ワット、特に400
〜1400ワット、好ましくは600〜1000ワットのマイクロ波パワー又は
ラジオ周波数パワーの連続サイクルであり、続けての1〜20秒、特に1.5〜
12秒、好ましくは2〜8秒間は、マイクロ波パワー又はラジオ周波数パワーな
しであることが好ましい。マイクロ波パワーは高エネルギーパルスの形態で放射
され、好適には0.5〜70ミリ秒、特に3〜40ミリ秒、好ましくは5〜20
ミリ秒の周期性を持つ。パルスは好適には0.1〜12ミリ秒、特に0.3〜7
ミリ秒、好ましくは0.5〜3ミリ秒の周期持続する。増加するパワーにおいて
、振幅同様パルス幅は増加することができる。上記エネルギー量は、サイクルの
第一の周期中、例えばエネルギーが高エネルギーパルスの形態で放射された場合
に発生したパワーと関連がある。 本発明の方法を実行するための興味深い方法は、エネルギー付加の第一の周期
後に、より少ないエネルギーを使用することである。例えば、エネルギー供給の
第二及びその後の周期は、第一周期のレベルの15〜80%のレベルにて、特に
第一パルスの20〜45%のレベルにて、好ましくは第一パルスの25〜35%
のレベルにて実行することができる。この方法において、4分の1から3分の1
のエネルギーのみが必要である(開始エネルギーと比較して)。所望であれば、
第一周期で使用される高エネルギーは、エネルギー供給の20〜200周期後に
、好ましくは30〜100周期後に繰り返すことができ、第一のパルスとほぼ同
じレベルの一連のパルスが使用される。本方法の熱効率は通常40%以上、そし
て特に50〜80%である。
【0013】 本発明の方法で使用されるエネルギーの量は、好適には1モル メタン/時間
の変換について15〜200ワット、好ましくは20〜60ワット、より好まし
くは30〜45ワットである。触媒のm3 あたりのワットとして記載されたエネ
ルギー量は、好適には20〜4000kW/m3 、好ましくは50〜2400k
W/m3 、より好ましくは100〜1600kW/m3 である。これらの数値が
例えば特別な触媒及び触媒の密度に依存することは明らかであろう。キャリアの
表面積に関連して表現されるエネルギーの量は、好適には40〜3200kW/
2 、特に80〜1800kW/m2 、好ましくは120〜1200kW/m2 である。 C1-4 炭化水素を含む炭化水素供給物、特にメタンの変換率は、好適には少な
くとも30容量%、好ましくは50〜99%、より好ましくは70〜95%であ
る。通例として、より多くのエネルギーはより高い変換率を生じるものと認めら
れる。本発明の方法において得られる芳香族炭化水素への選択性は、変換された
出発化合物を基準にして通常は30より大、しかししばしば50〜85%である
【0014】 芳香族化合物は通常の方法にて反応混合物から分離し、作成することができる
。好適な方法は反応生成物を15〜25℃の温度に冷却し、続いて蒸留する。他
の方法は、好適な液体中で液体炭化水素を吸収することである。形成された水素
とガス状炭化水素は分離することができ、そして別々の目的に使用することがで
きる。所望であれば、混合物はパワー、特に電気の発生に使用することができ、
それは国内で、例えばマイクロ波又はラジオ周波数のパワー発生に使用すること
ができ、又は輸出することができる。芳香族化合物は、このように例えば溶剤又
は燃料として使用することができ、又は他の価値ある化学化合物に変換すること
ができる。
【0015】 本発明の方法において形成した水素の好ましい使用は、フィッシャートロプシ
ュ法における追加の水素源としての使用である。合成ガス製造用及び実際のガス
化方法用の出発物質に依存して、フィッシャートロプシュ法において使用される
合成ガスは、消耗比よりも低いH2 /CO比を有することができる。例えば石炭
のガス化及び重油のガス化の場合は、H2 /CO比は通常0.5〜1.2である
が、特に鉄又はコバルトを使用したほとんどのフィッシャートロプシュ反応にお
いては消耗比は2.0〜2.1である。本発明において生成した水素の石炭−又
は重油−誘導合成ガスへの添加により、H2 /CO比を消耗比に近いか又は等し
い比に上昇させることができる。合成ガス製造用の供給物としてのメタン又は天
然ガスの場合は、合成ガス製造の非常に好適な方法は、部分酸化又は触媒部分酸
化である。このような方法は、1.8〜1.9のH2 /CO比を有する合成ガス
を生じる。上述のように、消耗比は通常2.0〜2.1である。実際の触媒混合
物と接触することができる合成ガスは、消耗比よりも小さいH2 /CO比を有す
ることに注意されたい。例えばガスリサイクルの使用は低いH2 /CO比を生じ
る。段階間に水素の添加を伴う二段階フィッシャートロプシュ法の使用も、第一
段階について低いH2 /CO比を生じる。 本発明において製造される水素も、酸素化物、特にメタノール及びジメチルエ
ーテルの合成において使用することができることが認められ、この酸素化物は随
意に脂肪族炭化水素又は芳香族炭化水素へ変換されることができる。
【0016】 好適なフィッシャートロプシュ法は、固定又はスラリー床法であり、鉄又はコ
バルトベース触媒を使用し、好ましくはコバルトベース触媒を使用する。特に、
アルミナ、シリカ又はチタニアキャリア上のコバルトが使用され、随意にレニウ
ム、白金、マンガン、ジルコニウム又はスカンジウムにより促進される。 本発明の方法において製造された過剰の水素も、フィッシャートロプシュ法に
おいて製造される炭化水素の改良に使用できる。それはいかなる水素化分解法、
水素化法又は水素化処理法(例えば水素仕上げ)においても使用できる。それは
合成ガスの製造に使用される炭化水素供給物の精製(例えば脱硫)用にも使用す
ることができる。
【0017】
【実施例】
Cober可変パワー(最大3kW)、2.4GHzマグネトロン、モデルS
3F/4091をパワー源として使用した。パルスコントローラをパワーサプラ
イに接続し、デジタルオシロスコープにより同時にモニターされるパルス周期と
使用サイクルを調節した。導波管内に収容された石英管化学反応器(25cmの
長さ及び1.7cmの径)は、入射するマイクロ波照射の暴露を最大化するため
に、マイクロ波伝達方向及び電場の方向に対して垂直に配置した。 調節されたマイクロ波試験は、バッチ反応器システムにおいて操作し、その中
で反応体を蠕動ポンプを使用して、触媒床を通り循環させた。ドライアイスコン
デンサーをGCサンプリングバルブの下流に接続し、液体生成物をトラップした
。 鉄スポンジベースの触媒を鉄スポンジを市販の;又は注文品の金属又は金属酸
化物粉末と物理的に混合することにより製造した。鉄スポンジの金属粉末に対す
る重量比は約0.3〜1である。活性炭及びシリカで支持した金属触媒を含浸法
により製造し、そして773Kで2時間H2 還元を行った。装填量は10重量%
であった。さらに、銅ワイヤーと銅網触媒も比較のために使用した。典型的な反
応条件は:大気圧において純粋なCH4 、流速40ml/min、0.25g触
媒、入射マイクロ波パワー800W、全照射時間1.8秒(15パルス、35秒
の停止時間)であった。最適な反応条件は、入射マイクロ波パワー、反応圧力及
びパルスシーケンスを変化させることにより達成した。
【0018】 製造物のオンライン分析は、炎イオン化検出器と熱伝導検出器とを装備したヒ
ューレットパッカード5890Aガスクロマトグラフィを使用して実行した。製
造物をPorapak−Qパックドカラムを使用して分離した。芳香族に対する
選択性は、C−含有製造物を基準として計算し、分子中の炭素原子の数を考慮し
て特別な炭化水素生成物に変換されたメタンのフラクションを表した。 金属触媒(Feスポンジ上)についての結果を表1に示す。炭化水素供給物:
CH4 ;圧力:1バール ;パワー:800ワット ;パルス時間:0.5秒
(20パルス) ;停止時間:7.5秒。 金属酸化物触媒(Feスポンジ上)についての結果を表2に示す。炭化水素供
給物:CH4 ;圧力:1バール ;パワー:800ワット ;パルス時間:1
.5秒(10パルス) ;停止時間:3.5秒。 金属酸化物触媒(Cuワイヤーキャリア上)についての結果を表3に示す。炭
化水素供給物:CH4 ;圧力:1バール ;パワー:800ワット ;パルス
時間:1.5秒(10パルス) ;停止時間:3.5秒。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 61/00 300 B01J 23/74 301Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ジェフリー・クウォック−シン・ウァン カナダ国 オンタリオ ケー7エル 3エ ヌ6 キングストン(番地なし) クィー ンズ大学内 Fターム(参考) 4G069 AA03 AA08 BA02B BA08B BB02A BB02B BB04A BB04B BC31A BC54A BC60A BC62A BC66A BC66B CB38 CB46 CB66 FA02 FB44 4H006 AA02 AB84 AC28 BA05 BA07 BA13 BA15 BA16 BA17 BA30 BA55 BA91 BA95 BC10 BC11 BC40 4H039 CA41 CH10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C1-4 炭化水素を含む炭化水素供給物から芳香族炭化水素を
    製造する方法であり、金属及び/又は金属酸化物を含む触媒の存在下で、マイク
    ロ波エネルギーからラジオ周波数エネルギーまでの範囲の強力なパルス化電磁気
    エネルギーを、炭化水素供給物にかけることを含む該方法。
  2. 【請求項2】 前記供給物中の炭化水素の少なくとも80容量%がメタン及
    びエタンであり、好ましくは炭化水素の少なくとも90容量%がメタンである請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記金属又は金属酸化物が遷移金属、好ましくはIB、II
    B、VB、VIB、VIIB又はVIII金属群から誘導される金属又は金属酸
    化物、より好ましくはバナジウム、タングステン、銅又はマンガンから誘導され
    る金属又は金属酸化物である請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記触媒がキャリア上の金属又は金属酸化物であり、好まし
    くはキャリアが金属構造、例えば織られた金属ワイヤー構造、金属繊維構造若し
    くは金属スポンジ、炭素繊維構造、無機繊維構造又は耐火性酸化物構造、特に金
    属スポンジであり、より好ましくはキャリア金属が銅又は鉄である請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記芳香族炭化水素がベンゼン又はモノ−若しくはジ−アル
    キル化ベンゼン、特にベンゼン、トルエン又はキシレンである請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記反応が0〜160℃、好ましくは10〜100℃、特に
    周囲温度にて、そして0.5〜16バール、好ましくは0.75〜6バール、特
    に1バールにて行われる請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 400〜1400ワット、好ましくは600〜1000ワッ
    トのマイクロ波パワー又はラジオ周波数パワーの連続サイクルが、それぞれの4
    0mlメタン/分(273K、1バール)について、0.1〜2秒、好ましくは
    0.4〜1.0秒の周期使用され、続けてマイクロ波パワー又はラジオ周波数パ
    ワーがない1.5〜12秒、好ましくは2〜8秒の周期が続く請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 後に続くパルスが第一パルスの20〜45%、好ましくは第
    一パルスの25〜35%のレベルであり、より好ましくはそれぞれ30〜100
    パルス後に、凡そ第一パルスと同じエネルギーレベルであるパルスを使用する請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 20MHz〜2.4GHzの周波数を有するエネルギー、好
    ましくは2.1〜2.7GHz、好ましくは凡そ2.4GHzのマイクロ波エネ
    ルギーを使用する請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 20〜100MHzの周波数を有するラジオ周波数エネル
    ギーが使用される請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 1モルメタン/時間の変換に使用されるエネルギー量が、
    20〜60ワットである請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記エネルギー量が50〜2400kW/m3 、好ましく
    は100〜1600kW/m3 である請求項1〜11のいずれか1項に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 エネルギー量が80〜1800kW/m2 、好ましくは1
    20〜1200kW/m2 である請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法において形成
    される水素が、フィッシャートロプシュ炭化水素合成法、好ましくはコバルトを
    ベースとする触媒を使用するフィッシャートロプシュ法において、追加の水素源
    として使用される請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
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