JP2002537216A - 弾性物質を含むコンクリートとそのコンクリートで作られたパイル - Google Patents

弾性物質を含むコンクリートとそのコンクリートで作られたパイル

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JP2002537216A JP2000600944A JP2000600944A JP2002537216A JP 2002537216 A JP2002537216 A JP 2002537216A JP 2000600944 A JP2000600944 A JP 2000600944A JP 2000600944 A JP2000600944 A JP 2000600944A JP 2002537216 A JP2002537216 A JP 2002537216A
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コニョン,ジャン−マリイ
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メナール・ソルトレイトマン
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    • E21B10/00Drill bits
    • E21B10/44Bits with helical conveying portion, e.g. screw type bits; Augers with leading portion or with detachable parts
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 本発明は、乾燥重量で1m3の凝集体を得るために、ほぼ100kgと400kgの間のセメントおよび/または石灰、ほぼ10kgと50kgの間の弾性物質、およびほぼ500kgと1800kgの間のフライアッシュおよび/または砂を含む凝集体からなるコンクリートに関する。このようなコンクリートで作られたパイル(3)を地盤中に作るために、ドリルを地盤(1)の中に下してその中に前記パイルの形状に対応する形状を掘るために前記ドリルを前記地盤の中に押し込み、同時にドリルによって周囲地盤の中に押し込まれる地盤土砂を圧し、それからドリルを地表面に上げて、ドリルをねじ戻すことによって地盤の中に解放された空間に、ドリルを通じて注入されるコンクリートを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、地盤の改良、特に粘土などの軟弱地盤の改良に関する。
【0002】 施設、建築物、スーパーマーケットの建設のため、またはたとえばハイウエイ
用の築堤を得るために、さまざまな形式の基礎工がすでに知られている。
【0003】 建築物または道路が建造される地盤中にパイルを配列することは、特に周知で
ある。
【0004】 しかし、建築物の床または道路を支持するため「伝統的な鉄筋コンクリート」
で作られた梁を組み合わせて配置することが必要とされている。
【0005】 パイルが機械的に軟弱な地盤に配置される場合には、建築物からの荷重は、本
質的に、パイルによって地盤の「より硬い」部分に通常伝達される。したがって
実質的に建築物の荷重は軟弱地盤には伝達しない。
【0006】 本明細書では、地盤の弾性係数(E)が約80〜90バール以下である場合に
、この地盤を「軟弱」であるとしていることに留意すべきである。
【0007】 一連のいわゆる「バラスト状カラム」は、このような状況において時々使用さ
れるものである。
【0008】 このような「バラスト状カラム」は、典型的には地盤中に掘削された約0.5
〜1.20mの直径を有する窪みにより形成される。窪みは石、あるいは砂と通
常10〜60mmの大きさのレキとの混合物によって充填される。
【0009】 軟弱すぎる(地盤の弾性係数が約50バール以下の)地盤では、この上にかな
り大きな建築物が建造された場合には、このような「カラム」はしばしば破裂す
る。
【0010】 別の解決策として、地盤中に「剛体の介在物」を埋め込むという方法がある。
【0011】 このような「剛体の介在物」は小さな直径を有するパイルである。2本のパイ
ル間の距離は一般的には約1.50m〜2.50mの間にある。パイルは、金属
管を含む「マイクロパイル」か、伝統的なコンクリートで作られたフルパイルの
いずれかである。
【0012】 しかし、それらは、通常堅すぎる。
【0013】 このような「剛体の介在物」を含む構造の対応する剛性は非常に高い。したが
って、荷重の95%以上がパイルに伝達され、1%のみが「軟弱な」地盤に伝達
される。
【0014】 したがって、本発明の目的は、いわゆる「バラスト状カラム」の弾性係数とほ
ぼ同等の弾性係数(E)を有するが、そんなにしばしば弱化しまたは破壊しない
「介在物」を地盤中に配置することである。
【0015】 本発明のもう1つの目的は、「伝統的なコンクリート」の弾性係数より低い弾
性係数(E)を有する改良されたコンクリート材料を提供し、これによってこの
ような改良されたコンクリートでできた構造物が地盤中のすべてのストレスをシ
ステマティックに集中させないようにすることである。
【0016】 本発明によれば、前述の利点は、乾燥重量で1m3の骨材を得るために − ほぼ100kg〜400kgのセメントおよび/または石灰、 − ほぼ10kg〜50kgの弾性物質、 − ほぼ500kg〜1800kgの間のフライアッシュおよび/または砂 を含む骨材からなる、改良されたコンクリートによって達成されている。
【0017】 このようなドライパウダーによれば、ほぼ20バール〜120バールの間の圧
力に関して長期にわたって約500バール〜2000バールの弾性係数(E)を
有するコンクリートを得ることができる。
【0018】 伝統的に、コンクリートの弾性係数(E)と強度σjは次のように定義される
。すなわち、E=7000√σj(σjはコンクリートのこれを作ったj日後の強
度である)。
【0019】 上記の「弾性物質」はゴムの粉末から得ることが好ましく、前記物質の大きさ
測定では約0.08mm〜2.5mmの間に含まれることが好ましく、とりわけ
0.5mm〜1.8mmの間にある粒子(粒状物)が約30%〜70%、0.1
5mm〜0.5mmの間にある粒子が約70%〜30%含まれることが好ましい
【0020】 もちろん、混合物を結合して使用可能なコンクリートを得るために結合剤(一
般的に水)を使用する。
【0021】 本発明のもう1つの目的は、弾性係数が低くて特に軟弱地盤に配置するのに適
合する上述のコンクリートを含む改良されたパイルである。
【0022】 パイルは、弾性係数が低い前記のコンクリートを混合した中空管にすることが
有利である。
【0023】 本発明のもう1つの目的は、このような軟弱地盤に構築される構造物または建
造物を支持するためのアセンブリである。
【0024】 本発明によれば、このアセンブリは、 − 上述のように一連の改良されたパイルを含み、 − パイルは、構造物の下における地盤の少なくとも一部分において、2本の
隣接パイルがパイル外径の約2〜10倍(好ましくは3〜5倍)の距離で離され
るように「配置」される。
【0025】 本発明の方法は、上記一連のパイルの各々を地盤中に次のように配置すること
である。すなわち、 − 中空ドリルを地盤中に押し込み(一般的にはねじ込み)、ドリルによって
掘り出した(または押し戻された)地盤材料を周囲の地盤中に押し込みながら、
個々のパイル形状に対応する形状を地盤中に掘削し、 − 次に、ドリルを(一般的にはドリルをねじ戻して)地盤表面上に再び持ち
上げ、このドリルによって解放された空間に、ドリルを介して本発明のコンクリ
ートを供給する。
【0026】 本発明のさらなる特徴によれば、コンクリート環状パイルを得るためにドリル
は環状であることが好ましい。
【0027】 次に添付の図面を参照して詳細な説明を行う。
【0028】 上述のように、本発明は、低い弾性係数「E」を有する改良されたコンクリー
トに関する。
【0029】 弾性のあるゴム状材料を使用して従来のコンクリート中に混合すると、結果的
に得られるコンクリートの強度を著しく低下させることなく、従来のコンクリー
トの弾性係数を低下させることができる。
【0030】 こうして、従来のコンクリートにこのようなゴム状の材料を混合することによ
って、40バール〜80バールの間の機械的強度に関して長期にわたって800
バール〜1500バールの弾性係数「E」が得られる。
【0031】 上に開示されたコンクリートは、このような結果を得るために適している。
【0032】 実施形態によれば、コンクリートは次のように構成することができる(下記の
組成は水を除く1m3の粉体コンクリートを得るためであることに留意されたい
)。したがって乾燥重量の組成は次の通りである。 1°)混合されたフライアッシュを含むもの − フライアッシュ:600kgから1200kg − セメント(および/または石灰):150kgから280kg − ゴム粉:10kgから50kg 2°)砂のパウダーを混合するもの − 砂(大きさは約0.8mm〜4mm):800kgから1600kg − セメント(および/または石灰):150kgから300kg − 合成ゴムパウダー:10kgから50kg
【0033】 上述の結果を得るために、ゴム粒状物の大きさは0.15mm〜1.8mmの
間で、特にそのうち40%〜60%は0.5mm〜1.8mmであり、60%〜
40%は0.15mm〜0.5mmである。
【0034】 ゴムの弾性に類似する弾性を有するものであればどのような材料でも使用する
ことができる。
【0035】 このような「弾性コンクリート」は地上、それがどのような材料でも、特に軟
弱な粘土などの機械的強度の弱い地盤の上に建造されるべき構造物を支持するた
めに適合したパイルを立てるために、特に使用することができる。
【0036】 本発明によれば、地盤は、その弾性係数が約80〜90バール以下である(お
よび一般的には5〜80バールの間に含まれる)場合には「軟弱である」と考え
られる。
【0037】 図1の1で示すこのような地盤では、いわゆる「低弾性係数コンクリート」で
作られた支持パイル3が垂直に配置される。
【0038】 図2に示すように、パイル3は地盤1の中に規則的に配置され、2本のパイル
間の距離eは約1.5m〜2.5m間にある。
【0039】 パイル3は、円筒状であり円形断面を有することが好ましい。
【0040】 パイルの外径d1は20cm〜60cmであり、パイル間隔eは外径d1のほぼ
3〜6倍であることが好ましい。
【0041】 メッシュ状に配置された一連のパイル3上に構造物4が建造される。
【0042】 本発明のもう1つの特徴は、地中にパイルを配列するために使用されるドリル
に関するもので、このようなドリルは強化しようとする地盤中に押し込むのに適
合している。
【0043】 図3に示すように、「フル」ドリル5を使用することができる(すなわち非環
状)。
【0044】 ドリル5は、その外表面5aの周りに軸方向のらせん状リブ7を有する円筒状
管である。
【0045】 ドリル5の下端部5bは可動トラップ9を備えている。ドリルの上端部5cに
は、ドリルの縦軸13に沿ったドリルのねじ込みを制御するため、端部どうしが
連結される一連の管11に連結されている。軸13の周りに管とドリルを動かす
ための操作手段(図示せず)が一連の管11に連結されている。
【0046】 一般的に、ドリルの直径d2は管11の直径d3よりも大きい。
【0047】 ドリルの操作は次のとおりであることが好ましい。
【0048】 ドリルを、強化しようとする軟弱地盤帯のすぐ上に垂直に配置する。
【0049】 ドリルを地盤の中にねじ込み、次いで管11を端どうしで連結するとともに、
ドリル5を地中に貫入させる。
【0050】 ドリル5はらせん状リブ7によって地盤土砂が抽出されない(すなわち地盤か
ら排出させない)ことに留意されたい。反対に、前記の「掘り起こされた」地盤
土砂は周辺地盤の中に押し込まれしたがって周辺地盤は引き締まって硬くなる。
【0051】 地表面からの地盤1中における所定の深さで、ドリル5を停止させる。
【0052】 次いで、ドリルを地盤からねじ戻して、上述の「低弾性係数コンクリート」を
一連の中空管11を通じてドリルの中に注入する。ドリルの内部軸方向ダクト5
b中の前記コンクリートの圧力はトラップ9を出て(または開放し)、ドリルを
ねじ戻すことで解放される中空空間を次第に満たす。
【0053】 このようにして得られたフルパイル3の直径はd1≒d2である。
【0054】 しかし多くの場合、地中に中空パイルを得ることが好ましい。
【0055】 したがって、図4および図5(拡大図)に示すような「環状」ドリルが推奨さ
れる。
【0056】 図4と図5に示されるドリル15は中空の環状ドリルである。
【0057】 このようなドリルは、(一般に垂直に配置された)縦軸19を有する中央中空
管17を含む。
【0058】 中央管17は下端部170を含み、下端部170の外表面170aの周りには
らせん状リブ(またはブレード)23が配置されている。
【0059】 底部では、管17の自由端が、地盤を掘るための鋭利で硬い歯26を備えたプ
ラグ25によって閉じられている。
【0060】 らせん状リブ23の上には、さらに大きならせん状リブ27が配置され、この
リブは管17の周りにあって管17の上端部270まで軸方向に延びている。
【0061】 らせん状ねじ27のピッチP1は、底部らせん23の同軸ピッチP2の大きさ
のほぼ2倍であり、ねじ27の外径D1は、ねじ23の外径D2のほぼ3倍であ
る。中央中空管17の直径D3は直径D2のほぼ半分である。
【0062】 管17の上端部270の1ピッチ下で、らせん27は外周ライニング・エレメ
ント31を備えており、このエレメントはらせん状リブ27の外周で縦方向に(
軸19と平行に)、さらに先まで延びている。
【0063】 このようなライニングはらせん27の外表面27aを閉じる。したがってこれ
はらせん形状を有する。
【0064】 ドリルのねじ込みおよびねじ戻しのために、ライニングの外表面31aはらせ
ん状延長部35を備えている。延長部35はらせん27の横壁を放射方向に(外
方向に)延ばし、したがって2つのらせん(27、35)は同じピッチP1を有
し、同じ位相である。最外部のらせん状ブレード35の直径D4はD2の約3倍
である。
【0065】 外周らせん状ライニング31は、らせん27よりもらせん23の近くで縦方向
に延び、らせん27はらせん23の1ピッチ上で止まり、外周ライニング31は
らせん23の第1上ピッチの周りで止まっている。
【0066】 一般的に、らせん27は2旋回を有し、このらせん状ライニング31と外部ら
せん状延長部35は2旋回と半旋回を有する。
【0067】 上方向には、ライニング31とそのらせん状延長部35は、らせん27の第1
旋回部の端部から始まっている。
【0068】 らせん27の下端部は、外部外向きらせん35の中央部において縦方向に配置
されている。
【0069】 前記の外向きらせん35の下端部は実質的に、下部中央らせん23の第1上部
ピッチの端部に配置されている。
【0070】 さらに、らせん27の1旋回半のレベル(基準はらせんの最上部)とらせんの
最下部(らせん35の端部)との間では、ライニング31は、外壁330と内壁
340を含んでこの間に環状室37を形成する二重壁ライニングである。
【0071】 この最下自由端310では、らせん状ライニング31は、環状室37と流体連
絡している開口部39を有する。
【0072】 動作中は、開口部39はトラップ41によって閉じられている(図5)。
【0073】 上向きには(その最上部において)、環状室37はさらに、環状室37と中央
管17の内部空間370とを連結するためにらせん27の1局所部分に横向きに
延びる放射状ダクト43と流体連絡している。
【0074】 したがって、環状室37は放射状ダクト43を通じて中央孔370と流体連絡
している。
【0075】 ダクト43のレベルにおいて、軸方向内部空間370の最下端は湾曲形状を有
する横断板45によって閉じられている。
【0076】 このような配置によって、ドリル15は内管17と外側ライニング31との間
に介在する環状空洞47を有する。
【0077】 前記環状空間47(この形状はらせんである)の直径は、(らせん23のレベ
ル以外で)D1−D3である。環状空間47の長さはここでは2.5×P1であ
る。図4または図5に図示するように、環状空間47の最上部はらせん27の一
部分によって垂直方向に閉じられ、その最下部は完全に開かれている。
【0078】 最上端部270では、管17は前述の管11の1つに同軸に連結されるように
なっている。
【0079】 ドリル15によって地盤1に井戸を掘るための動作は次のようにすることが好
ましい。
【0080】 ドリル15を地盤1に垂直にねじ込む。
【0081】 ドリル(D4)の大きな直径(らせん35の外径)は例えば約70cm〜15
0cmにすることができ、したがってドリル(D1)の作業内径は一般的には5
5cm〜140cmとなる。
【0082】 らせん状ブレード35の半径方向の長さE1は一般的に6cm〜10cmであ
り、(壁330、340の厚さを含む)環状室37の半径方向の厚さE2は一般
的に5cm〜15cmである。したがって、ドリル15をねじ込むことによって
地盤1の中に作られた環状空間の厚さは約5cm〜15cmとなる。
【0083】 地中の所定の深さでドリル15を停止する。ドリルをねじ戻して引き上げる。
ドリルをねじ戻す間に、適切なコンクリート、特に本発明の上述の「低弾性係数
コンクリート」を、一連の中空管11を通じて、次いで管17の内部空間370
を通じて注入する。図5において矢印で示すように、注入圧力は管43を通して
コンクリートを環状室37に向ける。環状室の端部310では、コンクリートが
トラップ41を押して流出され、ドリルによって地盤中に作られた環状空間の中
に投入される。
【0084】 こうして、前記空間を井戸の最下部から地上レベルまでコンクリートによって
徐々に充填する。
【0085】 ドリル15は地盤土砂を地盤の中に押し込み、これを地上に押し出さないこと
に留意されたい。
【0086】 こうして、ドリルのねじ込みとねじ戻しは、掘られた窪みのまわりに地盤圧縮
効果を及ぼす。
【0087】 もちろん、上記実施形態のいずれかによって地盤の中に掘られた孔に注入され
たコンクリートは前記地盤内で硬化することができ、こうして、対応するパイル
は、この上に建てられるあらゆる構造物を支持するために地盤中に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 地上に構造物を立てるためのパイルを含む地盤の断面を示す線図である。
【図2】 図1に示す地面を上から見た図である。
【図3】 本発明によって使用されるようにしたドリルの第1実施形態の線図である。
【図4】 ドリルの第2実施形態の外観図である。
【図5】 図4に示すドリルの縦断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02D 5/34 E02D 5/34 Z //(C04B 28/02 16:04 16:04 18:08 Z 18:08 14:06 Z 14:06) 111:50 111:50 C09K 103:00 C09K 103:00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥重量で1m3の骨材を得るため、 ほぼ100kg〜400kgのセメントおよび/または石灰、 ほぼ10kg〜50kgの弾性物質、 ほぼ500kg〜1800kgのフライアッシュおよび/または砂 からなる骨材を含むコンクリート。
  2. 【請求項2】 弾性物質がゴムのパウダーである請求項1記載のコンクリー
    ト。
  3. 【請求項3】 弾性物質が約0.08mm〜2.5mmの大きさをもつ粒状
    物である請求項1または請求項2記載のコンクリート。
  4. 【請求項4】 弾性物質が、0.5mm〜1.8mmの大きさのものを約3
    0%〜70%、および0.15mm〜0.5mmの大きさのものを約70%〜3
    0%含む粒状物である請求項1ないし3のいずれか一項記載のコンクリート。
  5. 【請求項5】 地盤中に配置するのに適合したパイル(3)であって、乾燥
    重量で1m3の骨材を得るため、 ほぼ100kg〜400kgのセメントおよび/または石灰、 ほぼ10kg〜50kgの弾性物質、 ほぼ500kg〜1800kgの間のフライアッシュおよび/または砂 を含む骨材からなるコンクリートで形成したパイル(3)。
  6. 【請求項6】 前記パイルは、前記コンクリートで形成した中空管であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のパイル。
  7. 【請求項7】 地盤の上に建造しようとする構造物を支持するためのアセン
    ブリであって、 外径(d1)を有し、乾燥重量で1m3の骨材を得るために ほぼ100kg〜400kgのセメントおよび/または石灰、 ほぼ10kg〜50kgの弾性物質、 ほぼ500kg〜1800kgのフライアッシュおよび/または砂 を含む骨材からなるコンクリートを流し込み、 構造物(4)の下における地盤の少なくとも一部分において、2本の隣接パイ
    ルがパイル外径の約2〜10倍の距離(e)で離されるように「配置」される、
    地盤(1)中に配置するのに適合した一連のパイル(3) を含むアセンブリ。
  8. 【請求項8】 地盤(1)中にパイル(3)を作るための方法であって、 地盤中に前記パイルの形状に対応する形状を掘るためにドリル(5、15)を
    前記地盤中に押し込み、同時にドリルによって周囲地盤の中に押し込まれる地盤
    土砂を圧すステップと、 ドリルをねじ戻してドリルを地表面に上げ、地盤中に解放された空間に、前記
    ドリルを通じてコンクリートを注入し、前記コンクリートは、乾燥重量で1m3
    の骨材を得るために ほぼ100kg〜400kgのセメントおよび/または石灰、 ほぼ10kg〜50kgの弾性物質、 ほぼ500kg〜1800kgの間のフライアッシュおよび/または砂 を含む骨材からなるステップと、 地盤中でコンクリートが硬化できるようにするステップと を含む方法。
  9. 【請求項9】 地盤中に環状孔を掘って前記孔にコンクリートを供給するた
    めに適合されたドリル(15)であって、 軸(19)、最上端部分、および最下端部分を有する中央管(17)と、 中央管の最上端部の周りに軸方向に配置された第1らせん状ブレード(27)
    と、 中央管の最下端部の周りに軸方向に配置された第2らせん状ブレード(23)
    と、 第2らせん状ブレードの直径(D2)よりも大きな直径(D1)を有する第1
    ブレードと、 第1らせん状ブレードの周りに部分的に配置され、前記第1らせん状ブレード
    の先に軸方向に延びるライニング(31)であって、第1らせん状ブレードと交
    差するダクト(43)と流体連絡する環状室(37)を形成する二重壁部分(3
    30、340)を含み、前記ダクトはこの中にコンクリートを注入するために中
    央管(17)と流体連絡するライニング(31)と、 ライニングの周りに配置された第3らせん状ブレード(35)と を含むドリル(15)。
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