JP2002537057A - 頭蓋骨の閉塞具およびその閉塞方法 - Google Patents

頭蓋骨の閉塞具およびその閉塞方法

Info

Publication number
JP2002537057A
JP2002537057A JP2000600564A JP2000600564A JP2002537057A JP 2002537057 A JP2002537057 A JP 2002537057A JP 2000600564 A JP2000600564 A JP 2000600564A JP 2000600564 A JP2000600564 A JP 2000600564A JP 2002537057 A JP2002537057 A JP 2002537057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening system
skull
locking
shank
fastener
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000600564A
Other languages
English (en)
Inventor
ブレマー,ポール,ダブリュー.
ブレマー,ロス,エル.
ジンゴールド,スコット
Original Assignee
ブレマー,ポール,ダブリュー.
ブレマー,ロス,エル.
ジンゴールド,スコット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブレマー,ポール,ダブリュー., ブレマー,ロス,エル., ジンゴールド,スコット filed Critical ブレマー,ポール,ダブリュー.
Publication of JP2002537057A publication Critical patent/JP2002537057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/688Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin for reattaching pieces of the skull
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/064Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
    • A61B17/0643Surgical staples, i.e. penetrating the tissue with separate closing member, e.g. for interlocking with staple
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/064Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
    • A61B2017/0647Surgical staples, i.e. penetrating the tissue having one single leg, e.g. tacks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S606/00Surgery
    • Y10S606/907Composed of particular material or coated

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 脳外科手術中に患者の頭蓋骨に開設された開口部に頭蓋骨フラップを再び取り付ける際に使用されるファスナシステムは、簡単、迅速で、使い易く、費用の面で効果的である。該システムは、ファスナ要素と実質的にディスク状のロック要素とを含む。両者は、生体適合性とX線透過性と剛性とを有するプラスチック材料から生成される。ファスナ要素は、実質的にディスク状の頭部と軸部とを備え、該軸部は、実質的に平坦で実質的に平行な第1表面部と第2表面部とを有し、両方の表面部上にラチェット歯が形成されている。一般に、軸部は、ラチェット歯を含んだ厚さが約1〜2mmであり、ラチェット歯は、頭蓋骨フラップと頭蓋骨との間隙を貫通している。ロック要素は、少なくとも一部分に貫通口が開設され、その近くにロック用歯が配備され、該ロック用歯は、ラチェット歯と共に作用することにより、ロック要素が頭蓋骨および頭蓋骨フラップと接触して締結状態となり、ファスナ要素とロック要素とが適所に保持され、頭蓋骨フラップが頭蓋骨に配備されることができる。該システムは、一度取り付けられると、構成要素を実際に切除することなしに取り外すことはできない。

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の背景および要旨) 本発明は、締結システムに関するものであり、具体的には、脳外科手術中に取
り外された頭蓋骨フラップ(flap)を再び取り付ける際や、患者の頭蓋骨に開口
部を残す際に、前記頭蓋骨開口部内にて使用される締結システムに関するもので
ある。また、本発明は、該締結システムを用いて頭蓋骨フラップを再び取り付け
る方法に関するものである。
【0001】 大半の外科手術は、施術の際に、頭蓋骨の一部を取り外して、脳への入口(ac
cess)を開設する必要がある。これは、小型ルータのような、携帯型でガス動力
の外科器具を用いて行なわれる。小孔を開設し、該小孔にルータのビットを配備
した後、該ビットを案内して、頭蓋骨の要部が切り取られる。ブレードの切断に
よる間隙は、約1.5mm〜2mm幅であり、従って、取り外された要部は、そ
の孔に正確に嵌合することはない。取り外された要部は、頭蓋骨フラップと呼ば
れる。
【0002】 脳外科手術が終了すると、この頭蓋骨フラップを頭蓋骨に再び取り付ける必要
がある。これを行なう方法は幾つか存在する。最も一般的な方法では、頭蓋骨の
縁とフラップの縁に一連の整合用(matching)の小孔が穿設される。次に、対応
する小孔に縫合糸を通し、フラップを取り出した頭蓋骨開口部に、フラップが戻
されて固定される。ルータが除去した材料のため正確に嵌合することはないから
、フラップは、常に、頭蓋骨面のやや下に位置し、これにより、皮膚を通して明
白な窪み部分(depressed area)が生じる。
【0003】 他の一般的な方法では、縫合材料の代わりにステンレス鋼製ワイヤが用いられ
、より少ない孔が使用される。しかし、未だに美的観点から好ましくない窪み部
分が生じる。
【0004】 ごく最近の外科手術では、顔や指の骨を内部で固定するために開発されたチタ
ン製のマイクロプレートやネジが使用され始めている。この方法は、より美しい
結果をもたらすが、非常に高価である。
【0005】 これらの方法の全ては、4〜6時間の脳外科手術の後に、30分〜1時間の追
加の外科手術を要する。
【0006】 現在、広まり始めている他の新たな方法では、チタン製のリベットが頭蓋骨内
に配備され、該リベットのステム(stem)が頭蓋骨とフラップの間を通過してい
る。大きな「ポップリベット(pop rivet )」型の道具を用いて、リベットのス
テムの上のチタン製のボタンに下方の力が加えられ、フラップおよび頭蓋骨がそ
れらの間の適所に固定される。これらのリベットおよびボタンの3または4個が
、フラップを適所に固定するために使用される。この方法は、たとえ、他のどの
方法よりも早く、かつチタン製プレートほど高価ではないとしても、縫合糸やワ
イヤよりも高価である。
【0007】 金属を材料として使用する方法の大きな問題点は、術後のフォローアップ(fo
llow up )や診断のために使用されるCTスキャンや簡単な(plain )X線像に
おいて、金属要素が大きなアーチファクト(artifact)を形成することである。
【0008】 1970年代初頭に、Codman & Shurtleffという名の会社が、似たような「リ
ベットおよびボタン」システムであって、柔らかいシリコーンプラスチックから
作られたシステムを開発して市販していた。これは、商業的に全く成功せず、す
ぐに市場から姿を消した。シリコーンは、非常に柔らかくかつ撓みやすいので、
確実な固定を提供することができず、また、頭蓋骨の外側のボタンは、非常に大
きいから、非常に見苦しい隆起を皮下に形成していた。
【0009】 本発明によると、頭蓋骨開口部に頭蓋骨フラップを再び取り付ける締結システ
ムおよびその方法が提供され、該システムおよび方法は、上述の従来技術のシス
テムにおける主要な長所を有するが、問題点を有することはない。本発明の締結
システムおよび方法の実施により形成される固定状態は、縫合糸によるものと同
程度以上の強さ(secure)であり、該システムの構成要素は、X線透過性であり
(すなわち、CTスキャンまたはX線像の間に実質的にアーチファクトではなく
)、前記方法は従来の方法よりも早く、前記システムは、縫合術やワイヤとほと
んど同様に高価ではなく、美的な結果は、マイクロプレートを使用する際と、実
質的に同程度以上に良好であり、かつ、締結システムは、追加の外科手術が必要
な場合には、容易に取り外すことができる。本発明による締結システムの全ての
構成要素は、射出成形され、生物学的に適合したプラスチック製であることが望
ましく、該プラスチックは、頭蓋骨フラップを固定するために3または4個のフ
ァスナ要素のみを必要とするのに十分な強さを有しており、かつ、前記構成要素
は、脳を覆う硬膜が損傷する可能性を回避し、見苦しい隆起が皮下に形成される
ことがない程度に、寸法が決められて構成される。
【0010】 本発明の一態様に従って提供される締結システムは、以下の構成要素を備える
。生体適合性とX線透過性とを有するプラスチック材料によるファスナ要素は、
実質的にディスク状の頭部と軸部とを備える。軸部は、実質的に平坦で実質的に
平行な第1表面部と第2表面部とを有し、該表面部上にラチェット歯(ratchet
teeth)が形成される。そして、生体適合性とX線透過性と剛性(rigid )とを
有するプラスチック材料による実質的にディスク状のロック要素は、貫通口と、
該貫通口の少なくとも一部に形成されるロック用歯とを有し、該ロック用歯は、
ラチェット歯と共に作用して、軸部が貫通口を通り抜けられるようにしており、
その結果、頭部およびロック要素は、互いの方向であり、かつ互いに離れて移動
できない向きに力が働くことができる。さらに、一般に、締結システムは、軸部
において1以上の脆弱部を備えており、締結システムが締め過ぎた(overtighte
n )場合には、軸部は、ラチェット歯またはロック用歯ではなく、該脆弱部にて
切除される。一般に、ラチェット歯を含んだ軸部の有効な厚さ(operative thic
kness )(すなわち、少なくとも、頭蓋骨フラップと頭蓋骨の残り部分との間の
間隙を通って延びる位置である。)は約1〜2mmである。一般に、頭部の厚さ
は約3mm以下であり、ロック要素の厚さは約2mm以下であり、一方、軸部の
長さは約3cm以上である。一般に、脆弱部が頭部から約2cm以上である場合
には、軸部の長さは、脆弱部を越える約2cm以上である。
【0011】 ラチェット歯が、軸部の全てまたは大部分でさえ覆う必要はないが、構成の簡
便さのため、多数の様々な環境に適応させるために、ラチェット歯は、軸部の各
表面部の長手方向の近似的に大部分以上、少なくとも脆弱部までを覆うことが望
ましい。多種多様なプラスチックを利用できるが、適切かつ一般的なプラスチッ
クは、例えば、デュポン社(duPont)が商品名Delrin 100で販売する
アセタール樹脂のような、アセタール(acetel)プラスチックであり、Delr
in 100は、一般に、ロックウェル硬さがおよそM94、R120(AST
MメソッドD785、ISO2039)(または、∀1〜4%)であり、フレッ
クス耐力(ASTM D790)が99(または、∀1〜4%)である。
【0012】 本発明の他の態様に従って提供される締結システムは、以下のものを備えてい
る。生体適合性とX線透過性と剛性とを有するプラスチック材料による固定要素
は、実質的にディスク状の頭部と軸部を備える。軸部は、軸部上に複数のラチェ
ット歯が形成され、厚さが約1〜2mmである。生体適合性とX線透過性とを有
するプラスチック材料による実質的にディスク状のロック要素には、貫通口が形
成され、前記貫通口の少なくとも一部に1個以上のロック用歯が形成されており
、1個以上のロック用歯は、軸部が貫通口を通り抜けることができるように、ラ
チェット歯と共に作用しており、これにより、頭部およびロック要素は、互いの
方向で、かつ互いに離れて移動できない向きに力が働くことができる。構成要素
の詳細は、上述の通りである。
【0013】 本発明のさらに他の態様に従って、脳外科手術中に取り外され、患者の頭蓋骨
に開口部を残す頭蓋骨フラップを、締結システムを用いて再び取り付ける方法が
提供され、該フラップは、開口部の領域より狭い領域であるが、実質的に同じ形
状であり、該システムは、生体適合性とX線透過性と剛性とを有するプラスチッ
クにより生成され、ラチェット歯を持つ軸部を有するファスナ要素と、1個以上
のロック用歯により少なくとも一部が規定された開口部を持つ実質的にディスク
状のロック要素とを備える。前記方法は、以下のステップを含む。(a)複数の
ファスナ頭部を頭蓋骨開口部に、軸部を外側に向けて配備するステップ。(b)
頭蓋骨フラップを頭蓋骨開口部に配備するステップ。これにより、頭蓋骨フラッ
プの外周部と頭蓋骨開口部の周囲部との間に間隙が形成され、該間隙を貫通して
ファスナ軸部が延びている。(c)軸部の上にロック要素を配備するステップ。
(d)各ファスナに関してロックに頭部の方へ力を加えるステップ。これにより
、ラチェット歯と1個以上のロック用歯とが、互いに関連して移動し、頭部およ
びロック要素が互いにロックされ、頭蓋骨開口部を閉じる位置に頭蓋骨フラップ
を保持する。そして、(e)ロック要素から外側に延びる軸部の実質的に全ての
部分を除去するステップ。前記ステップの順番は変更可能である。
【0014】 一般に、ステップ(a)〜(e)は、3または4の何れかの個数のファスナ要
素およびロック要素のみを用いて実施され、一般に、ファスナ要素およびロック
要素は、実質的に、頭蓋骨開口部に頭蓋骨フラップを保持する構成のみである。
軸部が脆弱部を有する場合には、ステップ(d)の実施中に、1または2以上の
軸部が脆弱部にて切断(break )され、実際には、該切断は、固定化手順の一部
として具体的に設計されることができる。一般に、ファスナ要素およびロック要
素は、ファスナ頭部が患者の硬膜を損傷することがないように、かつ、ロック要
素が見苦しい隆起を形成しないように、寸法が決められ構成されて、ステップ(
a)〜(e)が実施される。
【0015】 本発明の主な目的は、簡単ではあるが非常に効果的である締結システムおよび
その方法であって、頭蓋骨フラップを頭蓋骨に再び取り付けて、該フラップが取
り外された開口部を覆う締結システムおよびその方法を提供することである。本
発明の前記目的および他の目的は、本発明の詳細な説明を精査することと、前記
の特許請求の範囲とから明らかとなるであろう。
【0016】 (図面の詳細な説明) 本発明による代表的な締結システムには、通常は図1〜3のそれぞれにて参照
番号10により示されるファスナ要素と、通常は参照番号11により示されるロ
ック要素が含まれる。両方の要素10、11は、生体適合性、X線透過性および
剛性を有するプラスチック材料により形成されるが、該材料が同じ材料であるこ
とは、望ましいものの、必ずしも必要ではない。適当な材料の例としては、デュ
ポン社(duPont)が商品名Delrin 100で販売するアセタール(acetel
)樹脂のような、アセタール(acetel)プラスチックが挙げられる。該材料は、
一般に、ロックウェル硬さがおよそM94、R120(ASTMメソッドD78
5、ISO2039)(または、∀1〜4%)であり、フレックス耐力(AST
M D790)が99(または、∀1〜4%)である。要素10、11は、任意
の適当な技術による形成され得るが、射出成形されることが望ましい。
【0017】 ファスナ要素10には、実質的にディスク状の頭部12と軸部13とが含まれ
る。軸部31には、複数のラチェット歯14が関連付けられている。ラチェット
歯14は、縮尺上の理由で、図1〜3では明白に視認できないが、図4に拡大さ
れた形状で模式的に示されている。ラチェット歯14は、従来のプラスチック製
ケーブル留め具(cable tie )と同様の構成を有しており、各ラチェット歯では
、斜面15が山16まで延びており、山16から斜面15の反対側の谷17まで
急峻に落下している。少なくとも1組のラチェット歯14が存在することが望ま
しいが、望ましい実施形態では、軸部13は、平坦で薄く、実質的に平坦で実質
的に平行な対向面上にラチェット歯14を有する。例えば、図1と図3に見られ
るように、軸部13は、実質的に平坦な上面18を有しており、該上面18は、
対応する実質的に平坦な下面19と実質的に平行であり、厚さ20は、頭蓋骨フ
ラップと、該フラップが取り外された頭蓋骨との間隙に容易に適合しうる程度に
十分薄い。一般に、寸法20は、約1〜2mmの間である。
【0018】 ファスナ要素10の適所への効果的な締結により、頭蓋骨開口部に頭蓋骨フラ
ップが保持されることができる程度に十分な表面18、19の部分に、ラチェッ
ト歯14が形成されることのみが必要である。しかしながら、図示の望ましい実
施形態では、ラチェット歯14は、表面16、18の少なくとも近似的に大半中
に形成されている。
【0019】 ファスナ要素10の全ての寸法は、頭蓋骨開口部に頭蓋骨フラップを適所に保
持する際に有効に使用できるように具体的に設計される。例えば、頭部12の厚
さ21は、脳を覆う硬膜が頭部により損傷する可能性がない程度に薄い。例えば
、寸法21は、一般に約3mm以下であり、例えば約2.5mmである。実質的
にディスク状の頭部12の直径は、約4mm以上である限りにおいて、かなり大
きく変更できるが、約1センチメートルであることが望ましい。一般に、軸部1
3の長さは、約3cm以上である。
【0020】 図面に示された望ましい実施形態では、ファスナ要素13は、(例えば、厚さ
20よりも著しく薄い)脆弱部23を1つ以上有しており、締結システムが締め
付け過ぎる場合には、軸部13は、ラチェット歯が切断されるのではなく、該脆
弱部23にて切り離される。脆弱部23は、頭部12から約2cm以上の位置で
もよく、軸部13は、脆弱部23を約2cm以上越えた長さ(すなわち、頭部1
2の反対側)であってもよい。
【0021】 ロック要素11は、実質的にディスク状の要素であり、該ロック要素11を貫
通して延びる貫通口25を有しており、要素11もまた薄い。要素11は、要素
11を用いて、頭蓋骨フラップが取り外された頭蓋骨開口部の適所に頭蓋骨フラ
ップを保持する際に、皮下に見苦しい隆起を形成することがないように十分薄い
必要がある。例えば、図4にて模式的に示される厚さ26は、一般に約2mm以
下である。開口部の少なくとも一部には、1つ以上のロック用歯27、望ましく
は、一対(または、それ以上)のロック用歯27、28が形成されており、1つ
のロック用歯27、28(またはロック用歯のセット)は、表面18、19上の
各セットのラチェット歯14と関連付けられて配備される。歯27、28は、ラ
チェット歯14の傾斜面15と咬合する場合には、外側へ移動するが、ラチェッ
ト歯14の山16が通り過ぎるとすぐに、元の適所に急に戻り、すなわち、ロッ
ク用歯27、28は、ラチェット歯14と次の歯14との間の谷17へ落下する
ようにちょうど十分に撓むように設計されている。しかしながら、歯27、28
は、反対方向へ移動できないであろう。すなわち、ディスク状のロック要素11
および軸部13間の相対的な運動は、図4に示す方向29ではなくて方向30で
あってもよい。ロック要素11は、一度、適所に固定されると、破壊によっての
み取り除くことができる。
【0022】 図6は、本発明に従う締結システムの使用状態を模式的に示しており、該締結
システムは、頭蓋骨34において頭蓋骨フラップ32を取り外した開口部内の適
所に頭蓋骨フラップ32を固定するための要素10、11を備えている。図6お
よび図7の両記載のように、頭蓋骨フラップ33は、頭蓋骨34において、間隙
35を形成することにより形成され、該間隙35は、図7にて寸法36により示
されるように、一般に、約1.5〜2mmの幅である。軸部13の厚さ20は、
軸部13が間隙35に適合する少なくとも頭部12近くでは、寸法36よりもわ
ずかに小さい。頭蓋骨34において、元々、頭蓋骨フラップ33を取り外した開
口部に、複数のファスナ頭部12を、図6にて示されるように、軸部13を外側
へ向けて配備することにより、該方法が実施される。頭蓋骨フラップ33は、該
開口部と同様の基本形状ではあるが、寸法がほんのわずか小さく、これにより、
間隙35が形成される。頭蓋骨フラップ33は、開口部に配備され、これにより
、頭蓋骨フラップ33の外周部37と、頭蓋骨開口部の周辺部38との間に間隙
35が形成される。ファスナ軸部13は、間隙35を貫通して延びている。
【0023】 ロック要素11は、軸部13上に配置され、それから、各ファスナ10につい
て、ロック要素11に頭部12の方へ力を加え、これにより、ラチェット歯14
およびロック用歯27、28が互いに関連して移動して、図6の左側の要素10
、11に関して参照され、図7にて全ての要素に関して示されるように、頭部1
2およびロック要素11が共にロックされて、頭蓋骨開口部を閉塞する位置に頭
蓋骨フラップ33を保持する。力を加える動作は、任意の適当な方法にて提供さ
れ得るが、軸部13を確実に保持する一方で、ロック要素11を頭部12の方へ
押し付ける従来のポップリベット道具と実質的に同様の道具であって、要素11
および軸部13の寸法と具体的な形状および構成とに適合するようにのみ修正し
た道具を用いて遂行されることが望ましい。
【0024】 最後に、ロック要素11から外側に延びている軸部13の実質的に全ての部分
が取り除かれる。望ましい方法において、本発明に従う望ましい軸部13を利用
すると、ロック要素11に頭部12の方へ力を加えるために使用される道具によ
り、軸部13に応力が働き、これにより、図6の左側に模式的に示されるように
、軸部13が脆弱部23にて切断される。なお、図6の左側は、ファスナが適切
に締結されていることを示している。それから、図6にて40で示されるように
、ロック要素11から延びる軸部13の残り部分は、ブレード、加熱ユニット、
または、他の適当な従来技術を用いて切除されて取り除かれ、その結果、ディス
ク状のロック要素11の外側表面41は、実質的に同一面上となる。それから、
皮膚/頭皮は、裏面が要素11を覆うように配備される。
【0025】 図7は、3つの締結システムを模式的に示しており、締結システムは、各々が
要素10および要素11を備えており、内周部38を有する頭蓋骨開口部の適所
に頭蓋骨フラップ33を、本発明に従って適切に保持している。本発明に従う望
ましい実施形態では、3つまたは4つの要素セット10、11(図7には3つが
示されている。)のみが、頭蓋骨フラップ33を適所に有効に保持するために必
要であり、要素10、11により規定される3つまたは4つの締結システムが、
実質的に、頭蓋骨フラップ13を適所に適切に保持する構造のみであることが望
ましい。また、構成要素の具体的な寸法および構成により、頭部12は、硬膜4
2(図6を参照。)を損傷することはないし、ディスク11は、皮膚がディスク
を覆って配備される際に見苦しい隆起を形成することはない。また、要素10、
11は、X線透過性であるから、患者がCTスキャンや簡易X線写真を行なう際
には、著しいアーチファクトが生じることはない。
【0026】 従って、脳外科手術後の頭蓋骨開口部に頭蓋骨フラップを再び取り付ける締結
システムとその方法が、本発明により提供され、該システムおよび方法が、非常
に簡便ではあるが効果的であり、費用も効果的であることが理解されるであろう
。頭蓋骨フラップ33に関して提供される固定状態は、少なくとも確実な縫合術
であり、全ての構成要素はX線透過性であり、実際には、該方法は、従来技術の
手順よりも容易でありかつ早く、要素10、11は、縫合術や、ワイヤ法(wiri
ng)よりもわずかに高価であるのみであり、得られる美的な結果は、少なくとも
マイクロプレートの場合と同程度に良好であり、かつ、要素10、11は、更な
る外科手術が要求される場合でも、従来の切断用具を利用して該要素を切り離す
ことによって、容易かつ簡単に取り外されることができる。
【0027】 本発明は、現在、最も実用的であり望ましい実施形態であると思われるものに
ついて、本願にて開示されかつ説明されているけれども、当該分野において通常
の技術を有する人々により、本発明の範囲内で多数の修正を成すことができるこ
とは、明らかであろう。本発明の範囲は、均等なシステムおよび方法の全てを包
含するように、前記特許請求の範囲の最も広い解釈を与えられるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う代表的なファスナ要素の平面図である。
【図2】 図1のファスナ要素の正面図である。
【図3】 図1および図2のファスナ要素の側面図である。
【図4】 本発明に従うロック要素の側面図であり、その近くにファスナ要素のラチェッ
ト歯が模式的に示されている。
【図5】 図4のロック要素の平面図である。
【図6】 頭蓋骨フラップを再び取り付ける方法において、本発明に従う締結システムの
使用を示す模式的な側面図である。
【図7】 本発明に従う3個のファスナを用いて再び取り付けられた頭蓋骨フラップの平
面図である。 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブレマー,ポール,ダブリュー. アメリカ合衆国,フロリダ州 32207,ジ ャクソンヴィル,セイント オーガスティ ン ロード 4550−1 (72)発明者 ブレマー,ロス,エル. アメリカ合衆国,フロリダ州 32207,ジ ャクソンヴィル,セイント オーガスティ ン ロード 4550−1 (72)発明者 ジンゴールド,スコット アメリカ合衆国,フロリダ州 32207,ジ ャクソンヴィル,セイント オーガスティ ン ロード 4550−1 Fターム(参考) 4C060 LL20 MM24 4C081 AC05 BA17 BB08 CA251 【要約の続き】 ることなしに取り外すことはできない。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下のものを備える締結システム: 生体適合性とX線透過性とを有するプラスチック材料によるファスナ要素であ
    って、実質的にディスク状の頭部と軸部とを備えるもの; 実質的に平坦で実質的に平行な第1表面部と第2表面部とを有する前記軸部で
    あって、前記表面部上にラチェット歯が形成されたもの;および 生体適合性とX線透過性と剛性とを有するプラスチック材料による実質的にデ
    ィスク状のロック要素であって、貫通口と、前記貫通口の少なくとも一部に形成
    されるロック用歯とを有するものであり、前記ロック用歯は、前記ラチェット歯
    と共に作用して、前記軸部が貫通口を通り抜けられるようにしており、その結果
    、前記頭部および前記ロック要素は、互いの方向であり、かつ互いに離れて移動
    できない向きに力が働くことができるもの。
  2. 【請求項2】 前記軸部において1以上の脆弱部をさらに備えており、前記締結システムを締
    め過ぎた場合には、前記軸部は、前記ラチェット歯またはロック用歯ではなく、
    前記脆弱部にて切除される請求項1に記載の締結システム。
  3. 【請求項3】 前記軸部は、ラチェット歯を有しており、有効な厚さが約1〜2mmである請
    求項2に記載の締結システム。
  4. 【請求項4】 前記頭部の厚さは約3mm以下であり、前記ロック要素の厚さは約2mm以下
    である請求項3に記載の締結システム。
  5. 【請求項5】 前記ラチェット歯は、前記軸部における各表面部の長手方向の大部分を近似的
    に覆っている請求項1に記載の締結システム。
  6. 【請求項6】 前記軸部の長さは約3cm以上である請求項1に記載の締結システム。
  7. 【請求項7】 前記軸部において1以上の脆弱部をさらに備えており、前記締結システムを締
    め過ぎた場合には、前記軸部は、前記ラチェット歯またはロック用歯ではなく、
    前記脆弱部にて切除される請求項6に記載の締結システム。
  8. 【請求項8】 前記脆弱部は、前記頭部から約2cm以上であり、前記軸部は、長さが前記脆
    弱部を越えて約2cm以上である請求項7に記載の締結システム。
  9. 【請求項9】 前記軸部は、ラチェット歯を有しており、有効な厚さが約1〜2mmである請
    求項1に記載の締結システム。
  10. 【請求項10】 前記頭部の厚さは約3mm以下であり、前記ロック要素の厚さは約2mm以下
    である請求項1に記載の締結システム。
  11. 【請求項11】 前記プラスチックは、前記ファスナ要素とロック要素とに関して同じであり、
    ロックウェル硬さがおよそM94、R120、∀4%であるアセタールを含んで
    いる請求項1に記載の締結システム。
  12. 【請求項12】 脳外科手術中に取り外され、患者の頭蓋骨に開口部を残す頭蓋骨フラップを、
    締結システムを用いて再び取り付ける方法であって、該フラップは、開口部の領
    域より狭い領域であるが、実質的に同じ形状であり、該システムは、生体適合性
    とX線透過性と剛性とを有するプラスチックにより生成され、ラチェット歯を持
    つ軸部を有するファスナ要素と、1個以上のロック用歯により少なくとも一部が
    規定された開口部を持つ実質的にディスク状のロック要素とを備えており、前記
    方法は、以下のステップを含んでいる: (a)複数のファスナ頭部を頭蓋骨開口部に、軸部を外側に向けて配備するス
    テップ; (b)頭蓋骨フラップを頭蓋骨開口部に配備するステップであって、これによ
    り、頭蓋骨フラップの外縁部と頭蓋骨開口部の周囲部との間に間隙が形成され、
    該間隙を貫通してファスナ軸部が延びているステップ; (c)軸部の上にロック要素を配備するステップ; (d)各ファスナに関してロックに頭部の方へ力を加えるステップであって、
    これにより、ラチェット歯と1個以上のロック用歯とが、互いに関連して移動し
    、頭部およびロック要素が互いにロックされ、頭蓋骨開口部を閉じる位置に頭蓋
    骨フラップを保持するステップ;および (e)ロック要素から外側に延びる軸部の実質的に全ての部分を除去するステ
    ップ。
  13. 【請求項13】 3または4の何れかの個数のファスナ要素およびロック要素のみを用いて、ス
    テップ(a)〜(e)が実施される請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 軸部は、脆弱部を有しており、ステップ(d)の実施中に、1または2以上の
    軸部は、脆弱部にて切断される請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 ファスナ頭部が患者の硬膜を損傷することがないように、かつ、ロック要素が
    患者の皮下に見苦しい隆起を形成しないように、ファスナ要素およびロック要素
    は、寸法が決められ構成されて、ステップ(a)〜(e)が実施される請求項1
    2に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ファスナ要素およびロック要素が、実質的に、頭蓋骨開口部に頭蓋骨フラップ
    を保持する構成のみであるように、ステップ(a)〜(e)が実施される請求項
    12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 3または4の何れかの個数のファスナ要素およびロック要素のみを用いて、ス
    テップ(a)〜(e)が実施される請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 以下のものを備える締結システム: 生体適合性とX線透過性と剛性とを有するプラスチック材料による固定要素で
    あって、実質的にディスク状の頭部と軸部とを備えるもの; 前記軸部上に複数のラチェット歯が形成され、厚さが約1〜2mmである前記
    軸部;および 生体適合性とX線透過性とを有するプラスチック材料による実質的にディスク
    状のロック部であって、該ロック部には貫通口が形成され、前記貫通口の少なく
    とも一部に1個以上のロック用歯が形成され、1個以上の前記ロック用歯は、前
    記軸部が前記貫通口を通り抜けることができるように、前記ラチェット歯と共に
    作用しており、これにより、前記頭部および前記ロック部は、互いの方向で、か
    つ互いに離れて移動できない向きに力が働くことができるもの。
  19. 【請求項19】 前記軸部において1以上の脆弱部をさらに備えており、前記締結システムを締
    め過ぎた場合には、前記軸部は、前記ラチェット歯またはロック用歯ではなく、
    前記脆弱部にて切除される請求項18に記載の締結システム。
  20. 【請求項20】 前記頭部の厚さは約3mm以下であり、前記ロック要素の厚さは約2mm以下
    であり、前記軸部の長さは3cm以上であり、前記プラスチックは、前記ファス
    ナと前記ロックとに関して同じであり、ロックウェル硬さがおよそM94、R1
    20、∀4%であるアセタールを含んでいる請求項18に記載の締結システム。
JP2000600564A 1999-02-23 2000-01-28 頭蓋骨の閉塞具およびその閉塞方法 Pending JP2002537057A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/255,334 US6022351A (en) 1999-02-23 1999-02-23 Skull closure device and procedure
US09/255,334 1999-02-23
PCT/US2000/002009 WO2000049949A1 (en) 1999-02-23 2000-01-28 Skull closure device and procedure

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002537057A true JP2002537057A (ja) 2002-11-05

Family

ID=22967851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000600564A Pending JP2002537057A (ja) 1999-02-23 2000-01-28 頭蓋骨の閉塞具およびその閉塞方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6022351A (ja)
EP (1) EP1154724B1 (ja)
JP (1) JP2002537057A (ja)
AT (1) ATE247927T1 (ja)
AU (1) AU3583700A (ja)
DE (1) DE60004790T2 (ja)
WO (1) WO2000049949A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504883A (ja) * 2000-07-27 2004-02-19 ジンテーズ アクチエンゲゼルシャフト クール 頭蓋弁締め具及び該締め具用器具
JP2006218050A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Olympus Biomaterial Corp 頭蓋骨弁固定用バーホールボタン
KR101494630B1 (ko) 2007-04-06 2015-02-23 신세스 게엠바하 뼈 부분에 고착 디바이스를 고정하는 고정 디바이스
KR20160028110A (ko) * 2014-09-03 2016-03-11 주식회사 제일메디칼코퍼레이션 두개골 외과수술용 고정장치
US10052143B2 (en) 2014-04-30 2018-08-21 DePuy Synthes Products, Inc. Tensioning instrument and related bone fixation systems and methods

Families Citing this family (73)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10128917C1 (de) * 2001-06-15 2002-10-24 Aesculap Ag & Co Kg Implantat zur Fixierung von Knochenplatten
US20040049221A1 (en) * 1998-05-29 2004-03-11 By-Pass, Inc. Method and apparatus for forming apertures in blood vessels
EP1085837A4 (en) * 1998-05-29 2004-06-02 By Pass Inc DEVICE FOR CLOSING PERFORATIONS IN THE VASCULAR SYSTEM
US6197037B1 (en) * 1999-07-29 2001-03-06 John Hunter Hair Surgical fastener for joining adjacent bone portions
US6356550B1 (en) 1999-07-30 2002-03-12 Mayan Networks Corporation Flexible time division multiplexed bus using sonet formatting
DE19952359C1 (de) * 1999-10-30 2001-03-22 Aesculap Ag & Co Kg Chirurgisches Verbindungselement zur Fixierung benachbart angeordneter Knochenplatten
US6532631B2 (en) * 2000-02-24 2003-03-18 Panduit Corp. Four piece cable tie
AU2001244497A1 (en) * 2000-03-20 2001-10-03 By-Pass, Inc. Transvascular bypass method and system
FR2806613A1 (fr) * 2000-03-24 2001-09-28 Guillaume Lot Systeme pour realiser une osteosynthese entre le bord d'un volet cranien et le bord correspondant de la boite cranienne
US6572623B1 (en) 2000-07-25 2003-06-03 Medtronic Ps Medical, Inc. Method and apparatus for attaching a cranial flap
US7993349B2 (en) * 2000-07-27 2011-08-09 Synthes Usa, Llc Cranial flap clamp instrument
EP1192909A1 (en) * 2000-09-27 2002-04-03 Chung-Chun Yeh Post-surgical fixation device for skull
US6585739B2 (en) * 2001-01-16 2003-07-01 Medtronic Ps Medical, Inc. Apparatus for attaching a cranial flap
US6641588B2 (en) 2001-05-08 2003-11-04 Medtronic, Inc. Surgical tool for tensioning a cranial-flap clamp
US7063704B2 (en) * 2001-05-08 2006-06-20 Medtronic, Inc. Surgical trimming tool
US6485493B1 (en) * 2001-05-24 2002-11-26 Paul W. Bremer Skull closure
US7670361B2 (en) * 2001-06-15 2010-03-02 Aesculap Ag Implant for fixing bone plates
US6685707B2 (en) * 2001-09-25 2004-02-03 Walter Lorenz Surgical, Inc. Cranial clamp and method for fixating a bone plate
US20040034375A1 (en) * 2002-05-31 2004-02-19 Ruiz Larry R. Fastening system incorporating washer for skull closure
US7048737B2 (en) 2002-06-11 2006-05-23 Bioplate, Inc. Cranial bone flap fixation system and method
US7004944B2 (en) * 2002-07-16 2006-02-28 Sdgi Holdings, Inc. Bone plate fastener retaining mechanisms and methods
US7048738B1 (en) 2002-07-23 2006-05-23 Bioplate, Inc. Cranial bone flap fixation
US7060067B2 (en) * 2002-08-16 2006-06-13 Sdgi Holdings, Inc. Systems, instrumentation and techniques for retaining fasteners relative to a bone plate
US20060025788A1 (en) * 2002-09-25 2006-02-02 By-Pass, Inc. Anastomotic leg arrangement
WO2004028376A1 (en) * 2002-09-25 2004-04-08 By-Pass, Inc. Sliding surgical clip
US20060167480A1 (en) * 2002-09-25 2006-07-27 By-Pass, Inc Anastomotic connectors
US7370663B2 (en) * 2003-02-26 2008-05-13 Catalina Tool & Mold, Inc. Barrier device for fluid system cover
DE10310004B3 (de) * 2003-02-27 2004-10-21 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgisches Instrument
US7387633B2 (en) * 2003-04-04 2008-06-17 Osteomed L.P. Cranial flap fixation system and method
DE10326690B4 (de) * 2003-06-04 2005-04-28 Aesculap Ag & Co Kg Sternumverschluß
DE10347173B3 (de) * 2003-10-08 2005-06-30 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgisches Verbindungselement
US20050192627A1 (en) * 2003-10-10 2005-09-01 Whisenant Brian K. Patent foramen ovale closure devices, delivery apparatus and related methods and systems
WO2005034738A2 (en) * 2003-10-10 2005-04-21 Proximare, Inc. Patent foramen ovale (pfo) closure devices, delivery apparatus and related methods and systems
US7887587B2 (en) * 2004-06-04 2011-02-15 Synthes Usa, Llc Soft tissue spacer
DE102004038823B3 (de) * 2004-08-04 2006-03-30 Aesculap Ag & Co. Kg Implantat zur Fixierung benachbarter Knochenplatten
WO2006062419A1 (en) * 2004-12-08 2006-06-15 Enztec Limited Securing means for surgical use
US20060155323A1 (en) * 2005-01-07 2006-07-13 Porter Stephen C Intra-aneurysm devices
US20070123934A1 (en) * 2005-09-26 2007-05-31 Whisenant Brian K Delivery system for patent foramen ovale closure device
US20070156175A1 (en) * 2005-12-29 2007-07-05 Weadock Kevin S Device for attaching, relocating and reinforcing tissue and methods of using same
US8460346B2 (en) * 2006-01-17 2013-06-11 Biodynamics Llc Craniotomy closures
US7833253B2 (en) * 2006-01-17 2010-11-16 Biodynamics Llc Craniotomy closures and plugs
DE102006021025B3 (de) * 2006-04-28 2008-01-03 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgische Fixiereinrichtung für zwei Knochenteile
US20090281568A1 (en) * 2006-06-14 2009-11-12 Juan Carlos Cendan Devices and Methods for Adjustable, Knotless Tissue Approximation
US8226694B2 (en) * 2006-06-27 2012-07-24 University Of Virginia Patent Foundation Closure device for skull plates and related method thereof
DE102006046424B3 (de) * 2006-09-22 2007-11-08 Aesculap Ag & Co. Kg Sternumverschluss
DE102006046428A1 (de) * 2006-09-22 2008-04-03 Aesculap Ag & Co. Kg Sternumverschluss
US20080228200A1 (en) * 2007-03-16 2008-09-18 Clinton Baird Closure and reconstruction implants and the apparatus for delivery thereof
US8080034B2 (en) * 2007-03-29 2011-12-20 St. Jude Medical, Inc. Vascular hemostasis device and deployment apparatus
ES2336059B8 (es) * 2007-08-10 2011-08-03 Neos Surgery, S.L. Un dispositivo de fijacion de fragmentos oseos.
US9271706B2 (en) * 2008-08-12 2016-03-01 Covidien Lp Medical device for wound closure and method of use
US9943302B2 (en) * 2008-08-12 2018-04-17 Covidien Lp Medical device for wound closure and method of use
US8931993B2 (en) 2008-10-06 2015-01-13 The Monadnock Company Lining fasteners and methods and apparatus therefor
US8303227B2 (en) * 2008-10-06 2012-11-06 The Monadnock Company Lining fasteners and methods and apparatus therefor
US8241336B2 (en) 2008-10-10 2012-08-14 Z&R Medical, L.L.C. Craniotomy closure systems
DE102009003177B4 (de) * 2009-05-18 2014-02-13 Peter Lazic Gmbh Implantat zur Fixierung nebeneinander angeordneter Knochenplatten
US10548637B2 (en) 2011-10-03 2020-02-04 Blockhead Of Chicago, Llc Implantable bone support systems
EP2586394B1 (de) * 2011-10-28 2016-07-13 PINA Medizintechnik Vertriebs AG Schädeldeckelfixierungsvorrichtung
US9945133B2 (en) 2011-11-15 2018-04-17 New Standards Manufacturing Co. System and method for aligning and leveling tile
CN104918568B (zh) * 2012-11-15 2018-06-01 新特斯有限责任公司 用于骨固定装置的锁定构件
US9265530B2 (en) 2012-12-18 2016-02-23 Neos Surgery S.L. Apparatus and methods for fixating a cranial bone flap with a cranial bone mass
US10307145B2 (en) 2013-01-21 2019-06-04 Cyndrx, Llc Vessel sealing device
US11253242B2 (en) 2013-01-21 2022-02-22 Cyndrx, Llc Vessel sealing device
US9131931B2 (en) 2013-01-21 2015-09-15 Vi Bravoseal, Llc Vessel sealing device with automatic deployment
US9138215B2 (en) * 2013-01-21 2015-09-22 Vi Bravoseal, Llc Vessel sealing device
US20160100947A1 (en) * 2013-04-24 2016-04-14 Ntplast S.R.L. Device for fixing a cranial limb to the cranial crown to be placed in the craniotomial hole or cutting
US10675060B2 (en) * 2014-04-02 2020-06-09 Kls-Martin, L.P. Cranial burr hole cover
CN105055011B (zh) * 2015-07-29 2018-12-28 胡晓予 一种颅骨瓣复位固定夹
US11779339B2 (en) 2015-08-05 2023-10-10 Dermaclip Us, Llc Non-invasive wound closure device
WO2017023901A1 (en) * 2015-08-05 2017-02-09 Darling Iv Charles M Non-invasive wound closure device
US10604945B2 (en) 2016-09-21 2020-03-31 New Standards Manufacturing Co. Lippage control system with stretchable strap portion
IT201800003225A1 (it) * 2018-03-02 2018-06-02 Ntplast S R L Dispositivo per il fissaggio di un opercolo craniotomico alla volta cranica da inserire nel taglio craniotomico
KR20220135115A (ko) * 2021-03-29 2022-10-06 오케이 메디넷 코리아(주) 두개골편 고정 장치
CN113616304A (zh) * 2021-06-28 2021-11-09 南京普立蒙医疗科技有限公司 一种用于固定骨瓣的可吸收颅骨锁及其制作方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL67773A (en) * 1983-01-28 1985-02-28 Antebi E Tie for tying live tissue and an instrument for performing said tying operation
US4532926A (en) * 1983-06-20 1985-08-06 Ethicon, Inc. Two-piece tissue fastener with ratchet leg staple and sealable latching receiver
JPH0613038B2 (ja) * 1992-02-10 1994-02-23 島 由美子 頭蓋骨骨弁固定装置
US5423858A (en) * 1993-09-30 1995-06-13 United States Surgical Corporation Septoplasty fasteners and device for applying same
US5489305A (en) * 1994-10-03 1996-02-06 Timesh, Inc. Mandibular prostheses
US5643321A (en) * 1994-11-10 1997-07-01 Innovasive Devices Suture anchor assembly and methods
DE19603887C2 (de) * 1996-02-03 1998-07-02 Lerch Karl Dieter Anordnung zum Fixieren eines aus der Schädelkapsel zum Zwecke des operativen Eingriffs herausgetrennten Knochenstücks am verbliebenen Schädelbein
DE29919090U1 (de) * 1999-10-30 2000-01-13 Aesculap Ag & Co Kg Chirurgisches Verbindungselement zur Fixierung benachbart angeordneter Knochenplatten

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504883A (ja) * 2000-07-27 2004-02-19 ジンテーズ アクチエンゲゼルシャフト クール 頭蓋弁締め具及び該締め具用器具
JP4871485B2 (ja) * 2000-07-27 2012-02-08 ジンテーズ ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング 頭蓋弁締め具及び該締め具用器具
JP2006218050A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Olympus Biomaterial Corp 頭蓋骨弁固定用バーホールボタン
KR101494630B1 (ko) 2007-04-06 2015-02-23 신세스 게엠바하 뼈 부분에 고착 디바이스를 고정하는 고정 디바이스
US9351765B2 (en) 2007-04-06 2016-05-31 DePuy Synthes Products, Inc. Securing device to secure fixation devices to bone portions
US10052143B2 (en) 2014-04-30 2018-08-21 DePuy Synthes Products, Inc. Tensioning instrument and related bone fixation systems and methods
KR20160028110A (ko) * 2014-09-03 2016-03-11 주식회사 제일메디칼코퍼레이션 두개골 외과수술용 고정장치
KR101650008B1 (ko) * 2014-09-03 2016-08-22 주식회사 제일메디칼코퍼레이션 두개골 외과수술용 고정장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP1154724B1 (en) 2003-08-27
DE60004790D1 (de) 2003-10-02
DE60004790T2 (de) 2004-07-01
EP1154724A1 (en) 2001-11-21
ATE247927T1 (de) 2003-09-15
WO2000049949A8 (en) 2001-11-08
US6022351A (en) 2000-02-08
WO2000049949A1 (en) 2000-08-31
AU3583700A (en) 2000-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002537057A (ja) 頭蓋骨の閉塞具およびその閉塞方法
US6569167B1 (en) Method, apparatus and assembly for terminating bleeding from a bone
US20040034375A1 (en) Fastening system incorporating washer for skull closure
US6685707B2 (en) Cranial clamp and method for fixating a bone plate
US6117161A (en) Fastener and fastening method, particularly for fastening sutures to bone
US5810854A (en) Method and apparatus for attaching connective tissue to each other or underlying bone
US5785713A (en) Surgical fixation apparatus
AU677003B2 (en) Bone fixation system
US7780701B1 (en) Suture anchor
RU2190974C2 (ru) Фиксатор шовного материала (варианты), установочный инструмент для размещения фиксатора шовного материала, система костного фиксатора (варианты) и способ установки фиксатора шовного материала
US6017346A (en) Wedge for fastening tissue to bone
US5002562A (en) Surgical clip
US7686822B2 (en) Hernia repair method
Frodel et al. Calvarial bone graft harvest: Techniques, considerations, and morbidity
US6197037B1 (en) Surgical fastener for joining adjacent bone portions
JP2587851B2 (ja) 外科用ステープルおよび哺乳動物組織の外科用ステープリング方法
EP0951237B1 (en) Captured-loop knotless suture anchor assembly
US6585739B2 (en) Apparatus for attaching a cranial flap
US20020115999A1 (en) System and method for attaching soft tissue to bone
JP2003533326A (ja) 組織近置デバイスおよびその使用方法
JPH0852155A (ja) くさび形縫合糸アンカー、その植え込み方法及びその植え込み装置
JPH05505952A (ja) 移植片を効率的に固定する方法および装置、および骨組織の成長を促進する方法および装置
EP0867149B1 (en) Surgical bone fixation apparatus
Bowles Jr Reconstruction of the temporalis muscle for pterional and cranio-orbital craniotomies
US6572623B1 (en) Method and apparatus for attaching a cranial flap

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080527