JP2002536908A5

JP2002536908A5 -

Info

Publication number: JP2002536908A5
Application number: JP2000597908A
Authority: JP
Filing date: 1999-12-23
Publication date: 2005-10-20

Description

【００２１】
この発明を特定の実施例について詳細に説明してきたが、これら詳細な説明は例示のためのものであって限定のためのものではない。この発明をＣＤＭＡ送信システム用の好ましい実施例について述べてきたが、この発明は時分割複信（ＴＤＤ）、周波数分割複信（ＦＤＤ）、マルチメディア分配システム（ＭＤＳ）、市内多地点分配システム（ＬＭＤＳ）、非許諾全国情報インフラストラクチャ／全国情報インフラストラクチャ（ＵＮＩＩ／ＮＩＴ）、次世代ほかのセルラー無線通信システムなど上記以外の通信システムにも同様に適用可能である。この明細書に記載したこの発明の真意と範囲を逸脱することなく多数の改変がこの発明の構成および動作態様に可能であることが当業者には認識されよう。

Claims

第１および第２の位置の間に延びる少なくとも一つのケーブルを有する基地局で用いる減衰補償システムであって、
前記第１の位置で送信信号電力レベルを測定する第１の電力レベル検出手段および前記第２の位置で送信信号電力レベルを測定する第２の電力レベル検出手段と、
前記送信信号電力レベルを前記第２の位置から前記第１の位置にフィードバックするフィードバック手段と、
前記第１および第２の電力レベル検出手段からの電力レベルを比較するとともに前記二つの位置の間の損失を測定する前記第１の位置における比較手段と、
前記送信信号の前記電力レベルを制御する前記第１の位置における減衰手段と、
前記比較手段に応答して前記減衰手段を制御する前記第１の位置における制御手段と
を含む減衰補償システム。
前記第１の位置が基地局マスト先端ユニットを有し前記第２の位置が基地局地上設置装置を有し、前記第２の位置を前記第１の位置にケーブルで接続し、前記地上設置装置から前記マスト先端ユニットに送られる信号に減衰を生じさせる請求項１記載の減衰補償システムであって、
前記地上設置装置（300）において
前記送信信号線に接続され第１の電力レベル信号を出力する第１の電力レベル検出器（402）と、
前記送信信号線に接続した補償減衰器（401）と、
前記補償減衰器（401）を制御する少なくとも一つのコントローラと
をさらに含み、
前記マスト先端ユニット（320）において
前記送信信号線に接続され第２の電力レベル信号を生ずる第２の電力レベル検出器（403）であって、前記減衰の量に基づく前記第２の電力レベル信号を前記地上設置装置に送る第２の電力レベル検出器（403）
をさらに含み、
前記コントローラ（301）が前記第１および第２の電力レベル信号を比較してその結果により前記補償減衰器（401）を制御する
請求項１記載の減衰補償システム。
受信信号線に接続した第２の補償減衰器（404）をさらに含む請求項２記載の減衰補償システム。
前記コントローラ（311）が前記第２の補償減衰器（404）を制御する請求項３記載の減衰補償システム。
前記第１および第２の電力レベル検出器（402、403）の間の制御信号の授受のために前記マスト先端ユニットと前記地上設置装置との間に接続した電力および制御ケーブル（350）をさらに含む請求項２記載の減衰補償システム。
前記地上設置装置の中に配置されるとともに、前記受信信号線、前記送信信号線および前記ケーブルに接続された第１のダイプレクサ（307）をさらに含む請求項３記載の減衰補償システム。
前記地上設置装置が前記送信信号線に接続したセルサイズ減衰器（308）をさらに含む請求項２記載の減衰補償システム。
前記地上設置装置が前記送信信号線に接続した送信前置増幅器（309）をさらに含む請求項２記載の減衰補償システム。
前記マスト先端ユニットの中に配置されるとともに、前記受信信号線、前記送信信号線および前記ケーブルに接続された第２のダイプレクサ（301）をさらに含む請求項３記載の減衰補償システム。
前記マスト先端ユニットが前記送信信号線に接続した高出力電力増幅器（304）をさらに含む請求項２記載の減衰補償システム。
前記マスト先端ユニットが前記受信信号線に接続した低雑音増幅器（302）をさらに含む請求項３記載の減衰補償システム。
前記マスト先端ユニットがアンテナ（360）、前記送信信号線および前記受信信号線に接続したアンテナダイプレクサ（303）をさらに含む請求項３記載の減衰補償システム。
基地局マスト先端ユニットに配置した高出力電力増幅器（304）と、基地局地上設置装置に配置され送信信号を受ける前置増幅器（309）と、前記増幅器相互間を接続するケーブル（340）とを有する無線通信システムにおけるケーブル損失を補償する方法であって、
前記前置増幅器（309）の出力で前記送信信号の第１の電力レベルを検出する過程と、
前記高出力電力増幅器（304）の入力で前記送信信号の第２の電力レベルを検出する過程と、
前記第２の電力レベルを前記アンテナの近傍の位置から遠隔地点にフィードバックする過程と、
前記ケーブルにおける損失を算定するように前記第１および第２の電力レベルを前記遠隔地点において比較する過程と、
前記前置増幅器に接続したケーブル補償減衰器（401）を前記損失に基づき調節する過程と
を含むケーブル損失補償方法。
前記ケーブル補償減衰器（401）の利得を前記損失が下限値以下のとき減少させる請求項１３記載のケーブル損失補償方法。
前記損失を上限値および下限値と比較する過程と、
前記損失が前記上限値および下限値の間の値であるとき前記ケーブル補償減衰器（401）の利得を維持する過程と、
前記損失が前記下限値以下の値であるとき前記ケーブル補償減衰器（401）の利得を小さくする過程と、
前記損失が前記上限値以上の値であるとき前記ケーブル補償減衰器（401）の利得を大きくする過程と
をさらに含む請求項１３記載のケーブル損失補償方法。
受信信号線に接続した第２のケーブル補償減衰器（404）の利得を前記損失に基づき調整する過程をさらに含む請求項１３記載のケーブル損失補償方法。