JP2002535948A - 導体、タービン発電機および導体に対するコロナシールド装置の製造方法 - Google Patents
導体、タービン発電機および導体に対するコロナシールド装置の製造方法Info
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- JP2002535948A JP2002535948A JP2000594187A JP2000594187A JP2002535948A JP 2002535948 A JP2002535948 A JP 2002535948A JP 2000594187 A JP2000594187 A JP 2000594187A JP 2000594187 A JP2000594187 A JP 2000594187A JP 2002535948 A JP2002535948 A JP 2002535948A
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
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Abstract
(57)【要約】
スロット(13)内に挿入され、接着されコロナシールド装置(6)で包囲される導体(1)に関する。コロナシールド装置(6)は、導体(1)とスロット(13)の熱膨張差を補償するため、分離層(10)を備える。この分離層(10)は膨張性テープとして形成される。またコロナシールド装置(6)は、互いに重なり合うように巻回された2つのテープ(9、11)と半導電性基礎層(7)とから成り、機械的に迅速に製造できる。
Description
【0001】 本発明は、絶縁層とこの絶縁上に配置されたコロナシールド装置とを備えたス
ロット内に挿入されて接着される導体に関する。また本発明は、そのような導体
から成る固定子巻線を備えたタービン発電機、並びにスロット内に挿入されて接
着される導体に対するコロナシールド装置の製造方法に関する。
ロット内に挿入されて接着される導体に関する。また本発明は、そのような導体
から成る固定子巻線を備えたタービン発電機、並びにスロット内に挿入されて接
着される導体に対するコロナシールド装置の製造方法に関する。
【0002】 1963年スプリンガ社出版(ベルリン、ゲッチンゲン、ハイデルベルグ)の
ハルトムート マイヤー氏著の本「ディー イソリールング グローセル エレ
クトリッシェル マシーンネン(大形電気機械の絶縁)」、第80頁に、大形電
気機械の固定子巻線の巻線要素について、大形機械の固定子巻線が同形の個々の
巻線要素から構成されていることが、詳細に説明されている。その巻線要素は追
加損失を防止するために、互いに編み込まれ相互に絶縁された個々の部分導体で
構成されている。それは一般に通常、導体棒(Robelstab)であり、そのスロッ
ト範囲における各部分導体は、スロット高さにおけるすべての層を一度延びてい
るので、スロット横方向磁界によってほぼ同じ電圧が各部分導体に誘起される。
第83〜85頁に、導体がマイカフィルムと呼ばれる劈開マイカテープでどのよ
うに絶縁されるかが詳細に記載されている。完成した絶縁層上に、導電性被覆が
設けられている。この被覆がコロナシールド装置として、絶縁層表面とスロット
壁との間の避けられない空隙におけるスロット放電を防止する。
ハルトムート マイヤー氏著の本「ディー イソリールング グローセル エレ
クトリッシェル マシーンネン(大形電気機械の絶縁)」、第80頁に、大形電
気機械の固定子巻線の巻線要素について、大形機械の固定子巻線が同形の個々の
巻線要素から構成されていることが、詳細に説明されている。その巻線要素は追
加損失を防止するために、互いに編み込まれ相互に絶縁された個々の部分導体で
構成されている。それは一般に通常、導体棒(Robelstab)であり、そのスロッ
ト範囲における各部分導体は、スロット高さにおけるすべての層を一度延びてい
るので、スロット横方向磁界によってほぼ同じ電圧が各部分導体に誘起される。
第83〜85頁に、導体がマイカフィルムと呼ばれる劈開マイカテープでどのよ
うに絶縁されるかが詳細に記載されている。完成した絶縁層上に、導電性被覆が
設けられている。この被覆がコロナシールド装置として、絶縁層表面とスロット
壁との間の避けられない空隙におけるスロット放電を防止する。
【0003】 1973年スプリンガ社出版(ウィーン、ニューヨーク)のH.セクエンツ氏
著の本「ヘルステルング デル ビックルング エレクトリッシェル マシーン
ネン(電気機械の巻線製造)」、第156頁に、導体棒に対するコロナシールド
装置が詳細に記載されている。そのコロナシールド装置は、長さ方向および円周
方向において導体棒全体にわたる確実な電位バランスを保障するため、十分な導
電性を有していなければならない。しかしその導電性は、スロット長手方向電圧
あるいはスロット横方向磁界から生ずる電流を防止するため、或る値を超えては
ならない。そのような電流は、塗装を壊し、最終的に絶縁層をも破壊する。導体
棒をスロットに挿入する際、接地された積層鋼板と良好に接触するよう配慮しな
ければならない。しばしば既に、繊維性テープ、例えば石綿テープやポリエステ
ルテープなどから成る巻回物が予め設けられ、この巻回物は導電塗料が塗られ、
幾分か積層鋼板形固定子の鋼板輪郭に合わせるため、或る柔軟性を有している。
第150頁の第2.2.3章に真空含浸マイカテープ絶縁層が説明されている。
硬化可能な無溶剤樹脂による真空含浸は、導体絶縁の製造のために種々の種類の
精密マイカテープ又は劈開マイカテープを利用することを可能にする。完全含浸
法(第153頁)において、導体棒はまず劈開マイカ巻回物によって完全に絶縁
され、コロナシールド装置を付与され、そして固定子の積層鋼板のスロットに挿
入される。続いて固定子全体、即ち積層鋼板およびその内に挿入された電気巻線
が、樹脂内に完全含浸される。即ち、電気巻線の導体は積層鋼板に接着される。
著の本「ヘルステルング デル ビックルング エレクトリッシェル マシーン
ネン(電気機械の巻線製造)」、第156頁に、導体棒に対するコロナシールド
装置が詳細に記載されている。そのコロナシールド装置は、長さ方向および円周
方向において導体棒全体にわたる確実な電位バランスを保障するため、十分な導
電性を有していなければならない。しかしその導電性は、スロット長手方向電圧
あるいはスロット横方向磁界から生ずる電流を防止するため、或る値を超えては
ならない。そのような電流は、塗装を壊し、最終的に絶縁層をも破壊する。導体
棒をスロットに挿入する際、接地された積層鋼板と良好に接触するよう配慮しな
ければならない。しばしば既に、繊維性テープ、例えば石綿テープやポリエステ
ルテープなどから成る巻回物が予め設けられ、この巻回物は導電塗料が塗られ、
幾分か積層鋼板形固定子の鋼板輪郭に合わせるため、或る柔軟性を有している。
第150頁の第2.2.3章に真空含浸マイカテープ絶縁層が説明されている。
硬化可能な無溶剤樹脂による真空含浸は、導体絶縁の製造のために種々の種類の
精密マイカテープ又は劈開マイカテープを利用することを可能にする。完全含浸
法(第153頁)において、導体棒はまず劈開マイカ巻回物によって完全に絶縁
され、コロナシールド装置を付与され、そして固定子の積層鋼板のスロットに挿
入される。続いて固定子全体、即ち積層鋼板およびその内に挿入された電気巻線
が、樹脂内に完全含浸される。即ち、電気巻線の導体は積層鋼板に接着される。
【0004】 国際特許出願公表WO97/04515号明細書に、電気機械用の巻線要素が
開示されている。その巻線要素は絶縁層で包囲された導体から成っている。その
絶縁層上にコロナシールド装置が設けられている。そのコロナシールド装置は両
側面に半導電性層が被覆されたテープから成っている。このテープは自己重ね合
わせ式に絶縁層上に巻回されている。これによって、内側半導電性層と外側半導
電性層との電気接触が生ずる。この結果、テープ内部が無電圧状態に保たれ、コ
ロナ放電は生じない。テープ内部は、積層鋼板と巻線要素が異なって機械的膨張
した際、設定弱点個所として割られる分離層を有している。これによって、積層
鋼板と巻線要素との間の熱応力が除去される。
開示されている。その巻線要素は絶縁層で包囲された導体から成っている。その
絶縁層上にコロナシールド装置が設けられている。そのコロナシールド装置は両
側面に半導電性層が被覆されたテープから成っている。このテープは自己重ね合
わせ式に絶縁層上に巻回されている。これによって、内側半導電性層と外側半導
電性層との電気接触が生ずる。この結果、テープ内部が無電圧状態に保たれ、コ
ロナ放電は生じない。テープ内部は、積層鋼板と巻線要素が異なって機械的膨張
した際、設定弱点個所として割られる分離層を有している。これによって、積層
鋼板と巻線要素との間の熱応力が除去される。
【0005】 本発明の課題は、容易に製造できるコロナシールド装置を有し、スロット内に
接着される導体を提供することにある。また本発明は、固定子巻線の導体が簡単
に製造できる、コロナシールド装置を持ったタービン発電機を提供することにあ
る。更にまた本発明は、スロット内に接着される導体のための、簡単且つ安価に
作れるコロナシールド装置の製造方法を提供することにある。
接着される導体を提供することにある。また本発明は、固定子巻線の導体が簡単
に製造できる、コロナシールド装置を持ったタービン発電機を提供することにあ
る。更にまた本発明は、スロット内に接着される導体のための、簡単且つ安価に
作れるコロナシールド装置の製造方法を提供することにある。
【0006】 導体に向けられた課題は、本発明に基づいて、スロット内に挿入されてそのス
ロット壁に接着される導体であって、導体金属と、この導体金属を包囲する絶縁
層と、この絶縁層上に配置されたコロナシールド装置とから成り、そのコロナシ
ールド装置が、スロット壁と導体金属の異なった熱膨張を補償する分離層を有し
ている導体において、コロナシールド装置が、少なくとも低導電性の基礎層と、
分離層を有する第1テープと、少なくとも低導電性の第2テープとを有し、基礎
層が絶縁層上に配置され、第1テープおよび第2テープが互いに重ね合わせて基
礎層上に巻回されていることによって解決される。
ロット壁に接着される導体であって、導体金属と、この導体金属を包囲する絶縁
層と、この絶縁層上に配置されたコロナシールド装置とから成り、そのコロナシ
ールド装置が、スロット壁と導体金属の異なった熱膨張を補償する分離層を有し
ている導体において、コロナシールド装置が、少なくとも低導電性の基礎層と、
分離層を有する第1テープと、少なくとも低導電性の第2テープとを有し、基礎
層が絶縁層上に配置され、第1テープおよび第2テープが互いに重ね合わせて基
礎層上に巻回されていることによって解決される。
【0007】 導体は、電気機械の例えば積層鋼板のスロット内において樹脂含浸され、樹脂
の硬化に伴い、絶縁層およびコロナシールド装置と一緒に接着剤母材としてスロ
ットに接着される。この場合、導体とスロット壁とが互いに接着される。導体お
よびスロット壁は一般に異なった機械的膨張係数を持つ。このため、装置全体が
加熱あるいは冷却された際、導体とスロット壁の間に熱応力が生ずる。この機械
的応力は、種々の個所で制御不能であり、特に硬化した接着剤母材に割れを生じ
させる。この割れによりコロナ放電が生じ、このコロナ放電は一層大きな損傷を
生じさせ、最終的に絶縁層を破壊してしまう。分離層は、熱応力に伴い生ずる割
れを制御可能な範囲に集中させる働きをする。この結果、その範囲以外では実際
上割れは生じない。これは機械的応力が分離層により除去されるからである。分
離層における割れに伴うコロナ放電は、分離層を同電位の2つの範囲間に閉じ込
めることで防止できる。その第1範囲は基礎層により形成され、第2範囲は少な
くとも低導電性の第2テープとスロット壁により形成される。第2テープはスロ
ット壁に電気接触する。第2テープは、第1テープと一緒に重ね合わせて基礎層
上に巻回される。これにより、第2テープは基礎層にも電気的に接触する。この
結果、その両範囲は同電位となる。そのため、分離層は2つの同電位範囲間に位
置し、従ってコロナ放電を生じさせるピーク電位に曝されることがない。
の硬化に伴い、絶縁層およびコロナシールド装置と一緒に接着剤母材としてスロ
ットに接着される。この場合、導体とスロット壁とが互いに接着される。導体お
よびスロット壁は一般に異なった機械的膨張係数を持つ。このため、装置全体が
加熱あるいは冷却された際、導体とスロット壁の間に熱応力が生ずる。この機械
的応力は、種々の個所で制御不能であり、特に硬化した接着剤母材に割れを生じ
させる。この割れによりコロナ放電が生じ、このコロナ放電は一層大きな損傷を
生じさせ、最終的に絶縁層を破壊してしまう。分離層は、熱応力に伴い生ずる割
れを制御可能な範囲に集中させる働きをする。この結果、その範囲以外では実際
上割れは生じない。これは機械的応力が分離層により除去されるからである。分
離層における割れに伴うコロナ放電は、分離層を同電位の2つの範囲間に閉じ込
めることで防止できる。その第1範囲は基礎層により形成され、第2範囲は少な
くとも低導電性の第2テープとスロット壁により形成される。第2テープはスロ
ット壁に電気接触する。第2テープは、第1テープと一緒に重ね合わせて基礎層
上に巻回される。これにより、第2テープは基礎層にも電気的に接触する。この
結果、その両範囲は同電位となる。そのため、分離層は2つの同電位範囲間に位
置し、従ってコロナ放電を生じさせるピーク電位に曝されることがない。
【0008】 この配置構造は、有効なコロナシールドを生ずるだけでなく、特に非常に簡単
に且つ安価に製造できる。特に、唯一の作業工程で第1テープおよび第2テープ
を自動巻回機によって一緒に巻回できるので、機械的な製造も可能である。
に且つ安価に製造できる。特に、唯一の作業工程で第1テープおよび第2テープ
を自動巻回機によって一緒に巻回できるので、機械的な製造も可能である。
【0009】 基礎層は、好適には同様にテープとして形成される。
【0010】 好適には、第2テープは第1テープと同じテープ幅を有し、第1テープに対し
てテープ幅の半分だけずらされる。これによって、導体は第1テープおよび第2
テープにより一様に巻回される。好適には、第1テープおよび第2テープは、隙
間が生じないように、それぞれ突き当てて巻回される。第1テープと第2テープ
とから構成される二重テープは半分重ね合わせて巻回され、これにより、コロナ
シールド装置は一様な厚さとなる。
てテープ幅の半分だけずらされる。これによって、導体は第1テープおよび第2
テープにより一様に巻回される。好適には、第1テープおよび第2テープは、隙
間が生じないように、それぞれ突き当てて巻回される。第1テープと第2テープ
とから構成される二重テープは半分重ね合わせて巻回され、これにより、コロナ
シールド装置は一様な厚さとなる。
【0011】 好適には、第1テープは劈開マイカを有する。担体材料、例えば紙の上に、劈
開マイカを設ける。この劈開マイカにより、分離層が非常に簡単に実現できる。
劈開マイカの小板は、機械的応力の下で互いに横滑りする。従って導体は、接着
されているにも係らずスロット壁に対し移動可能である。導体とスロット壁とが
機械的に異なる熱膨張をした際に割れる設定弱点個所が、分離層によって発生さ
れる。そのため、異なる熱膨張が補償され、顕著な機械的応力は生じない。
開マイカを設ける。この劈開マイカにより、分離層が非常に簡単に実現できる。
劈開マイカの小板は、機械的応力の下で互いに横滑りする。従って導体は、接着
されているにも係らずスロット壁に対し移動可能である。導体とスロット壁とが
機械的に異なる熱膨張をした際に割れる設定弱点個所が、分離層によって発生さ
れる。そのため、異なる熱膨張が補償され、顕著な機械的応力は生じない。
【0012】 第1テープは膨張性層として形成するのがよい。即ちこの場合、分離層は設定
弱点個所を発生せず、導体とスロット壁が異なる機械的膨張をした際、分離層の
柔軟性で導体とスロット壁との相対移動を可能にする。好適には、第1テープは
弾性テープであり、特にシリコーンゴムテープである。
弱点個所を発生せず、導体とスロット壁が異なる機械的膨張をした際、分離層の
柔軟性で導体とスロット壁との相対移動を可能にする。好適には、第1テープは
弾性テープであり、特にシリコーンゴムテープである。
【0013】 更に好ましくは、第1テープに多数の貫通開口を設ける。この結果、導体の絶
縁層を含浸し、導体のスロット壁ないしスロットとの全体的な接着のために使う
接着剤、例えば樹脂が第1テープを浸透し、絶縁層を浸潤するのを保障できる。
縁層を含浸し、導体のスロット壁ないしスロットとの全体的な接着のために使う
接着剤、例えば樹脂が第1テープを浸透し、絶縁層を浸潤するのを保障できる。
【0014】 導体に関する課題は、本発明に基づき、スロット内に挿入されてその壁に接着
される導体が絶縁層を備えた導体金属からなり、該絶縁層が、スロット壁と導体
金属の異なる熱膨張を補償する膨張性分離層で包囲されることで解決される。
される導体が絶縁層を備えた導体金属からなり、該絶縁層が、スロット壁と導体
金属の異なる熱膨張を補償する膨張性分離層で包囲されることで解決される。
【0015】 膨張性分離層によって、特に簡単に、導体がスロット壁に対して異なる機械的
な膨張をした際、導体とスロット壁との間の熱応力を除去することができる。こ
れは、膨張性分離層の変形によって行われる。
な膨張をした際、導体とスロット壁との間の熱応力を除去することができる。こ
れは、膨張性分離層の変形によって行われる。
【0016】 好適には、分離層は非接着性で、熱的に安定した、特にシリコーンゴムテープ
とする。更に好適には、分離層は多数の貫通開口を備える。この導体は、タービ
ン発電機の固定子巻線に対し特に有用である。
とする。更に好適には、分離層は多数の貫通開口を備える。この導体は、タービ
ン発電機の固定子巻線に対し特に有用である。
【0017】 タービン発電機に関する課題は、本発明に基づき、上述の実施態様に従い形成
された導体から成る固定子巻線を備えるタービン発電機によって解決される。
された導体から成る固定子巻線を備えるタービン発電機によって解決される。
【0018】 コロナシールド装置の製造方法についての課題は、本発明に基づきスロット内
に挿入されてその壁に接着され、絶縁層により包囲される導体のための当該装置
の製造方法において、絶縁層上に少なくとも低導電性の基礎層を設け、該層上に
、第1テープおよび少なくとも低導電性の第2テープを互いにずらして重ね合わ
せて一緒に巻回し、第1テープによって、スロット壁と導体との間における熱膨
張差を補償する分離層を形成することで解決される。
に挿入されてその壁に接着され、絶縁層により包囲される導体のための当該装置
の製造方法において、絶縁層上に少なくとも低導電性の基礎層を設け、該層上に
、第1テープおよび少なくとも低導電性の第2テープを互いにずらして重ね合わ
せて一緒に巻回し、第1テープによって、スロット壁と導体との間における熱膨
張差を補償する分離層を形成することで解決される。
【0019】 この方法の利点は、導体の利点についての上述の説明に応じて生ずる。
【0020】 分離層は劈開マイカテープとして形成するのがよい。
【0021】 分離層が膨張性を有し、特にシリコーンゴムテープとして形成されていること
が有利である。
が有利である。
【0022】 以下図に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。各図において同一
部分には同一符号を付してある。
部分には同一符号を付してある。
【0023】 図1は導体1を斜視図で示す。導体1は導体金属3を有する。ここで導体金属
3は単純化して示すが、一般に多数の部分導体と、場合によっては冷却流体用の
冷却通路とからなる。導体金属3は絶縁層5で包囲されている。この絶縁層5上
に半導電性の基礎層7が設けてある。この基礎層7は、例えば絶縁層5上に巻回
されたテープである。基礎層7上に、分離層10として形成された第1テープ1
1が、第2テープ9と一緒に重ね合わせて巻回されている。第2テープ9は半導
電性である。基礎層7、第2テープ9および第1テープ11は、共にコロナシー
ルド装置6を形成する。導体1はスロット13内に、その壁15に接して配置さ
れている。第2テープ9により、導体1はその長さにわたり電位が均一化され、
これに伴い、スロット壁15と導体1との間のコロナ放電が防止される。
3は単純化して示すが、一般に多数の部分導体と、場合によっては冷却流体用の
冷却通路とからなる。導体金属3は絶縁層5で包囲されている。この絶縁層5上
に半導電性の基礎層7が設けてある。この基礎層7は、例えば絶縁層5上に巻回
されたテープである。基礎層7上に、分離層10として形成された第1テープ1
1が、第2テープ9と一緒に重ね合わせて巻回されている。第2テープ9は半導
電性である。基礎層7、第2テープ9および第1テープ11は、共にコロナシー
ルド装置6を形成する。導体1はスロット13内に、その壁15に接して配置さ
れている。第2テープ9により、導体1はその長さにわたり電位が均一化され、
これに伴い、スロット壁15と導体1との間のコロナ放電が防止される。
【0024】 導体1はスロット13内で樹脂含浸され、スロット壁15に接着されている。
導体1とスロット13とから成る装置全体が加熱或いは冷却された際、導体1と
スロット壁15との間で異なった熱膨張が生ずる。この場合、導体1がスロット
壁15に接着されているので、機械的応力が生ずる。この機械的応力は割れをひ
き起こし、この割れによってコロナ放電が生じてしまう。その割れを減少および
/又は調整するために、分離層10が設けられている。
導体1とスロット13とから成る装置全体が加熱或いは冷却された際、導体1と
スロット壁15との間で異なった熱膨張が生ずる。この場合、導体1がスロット
壁15に接着されているので、機械的応力が生ずる。この機械的応力は割れをひ
き起こし、この割れによってコロナ放電が生じてしまう。その割れを減少および
/又は調整するために、分離層10が設けられている。
【0025】 分離層10は、例えば劈開マイカテープから形成される。このような劈開マイ
カテープの場合、機械的応力がかかった際、劈開マイカ小板が互いに横滑りする
。この横滑りで設定弱点個所が生じ、この個所に、熱応力でひき起こされる割れ
が集中する。低導電性の第2テープ9および低導電性の基礎層7が分離層10を
包囲する。これに伴い、分離層10とひき起こされる割れとは無電位範囲にある
。その無電位性は、低導電性の第2テープ9を、分離層10を形成する第1テー
プ11と共に互いに半分だけ重なり合うように巻回して基礎層7に接触させ、且
つ分離層10の上側に置くことで達成される。これにより、基礎層7は第2テー
プ9に電気的に接触し、他方この第2テープ9はスロット壁15に電気的に接触
する。基礎層7および第2テープ9ないしスロット壁15は、従って同じ電位に
ある。これに伴い、分離層10は無電位範囲に位置することとなる。
カテープの場合、機械的応力がかかった際、劈開マイカ小板が互いに横滑りする
。この横滑りで設定弱点個所が生じ、この個所に、熱応力でひき起こされる割れ
が集中する。低導電性の第2テープ9および低導電性の基礎層7が分離層10を
包囲する。これに伴い、分離層10とひき起こされる割れとは無電位範囲にある
。その無電位性は、低導電性の第2テープ9を、分離層10を形成する第1テー
プ11と共に互いに半分だけ重なり合うように巻回して基礎層7に接触させ、且
つ分離層10の上側に置くことで達成される。これにより、基礎層7は第2テー
プ9に電気的に接触し、他方この第2テープ9はスロット壁15に電気的に接触
する。基礎層7および第2テープ9ないしスロット壁15は、従って同じ電位に
ある。これに伴い、分離層10は無電位範囲に位置することとなる。
【0026】 分離層10は、第2テープ11としてシリコーンゴムテープを使用することで
も形成できる。シリコーンゴムテープは膨張性を有する。シリコーンゴムテープ
はそれ自体の変形により、導体1とスロット壁15の異なる熱膨張を補償する。
も形成できる。シリコーンゴムテープは膨張性を有する。シリコーンゴムテープ
はそれ自体の変形により、導体1とスロット壁15の異なる熱膨張を補償する。
【0027】 コロナシールド装置6は、基礎層7および一緒に巻回された第1および第2の
2つのテープ9、11から成る構成物により、特に簡単に安価に製造できる。更
に、コロナシールド装置6の機械的な製造が可能となる。
2つのテープ9、11から成る構成物により、特に簡単に安価に製造できる。更
に、コロナシールド装置6の機械的な製造が可能となる。
【0028】 図2は導体1を断面図で示す。図1に示すように、導体1は、絶縁層5で包囲
された導体金属3から構成されている。絶縁層5上に低導電性基礎層7が設けら
れている。低導電性基礎層7上に、第2テープ9および第1テープ11が一緒に
巻回されている。第2テープ9および第1テープ11はそれぞれテープ幅Bを有
している。第2テープ9は第1テープ11に対しテープ幅Bの半分だけずらされ
ている。第2テープ9および第1テープ11から形成された二重テープは、互い
に半分重ね合わせて基礎層7上に巻回されている。即ち、第1テープ11並びに
第2テープ9はそれぞれ突き当てて巻回され、中間空間は生じていない。第2テ
ープ9は低導電性を有し、コロナシールド装置6とここでは図示しないスロット
壁15との電気接触を保障する。分離層10は、例えば上述のようにして、第1
テープ11としてシリコーンゴムテープを使用することにより実現される。
された導体金属3から構成されている。絶縁層5上に低導電性基礎層7が設けら
れている。低導電性基礎層7上に、第2テープ9および第1テープ11が一緒に
巻回されている。第2テープ9および第1テープ11はそれぞれテープ幅Bを有
している。第2テープ9は第1テープ11に対しテープ幅Bの半分だけずらされ
ている。第2テープ9および第1テープ11から形成された二重テープは、互い
に半分重ね合わせて基礎層7上に巻回されている。即ち、第1テープ11並びに
第2テープ9はそれぞれ突き当てて巻回され、中間空間は生じていない。第2テ
ープ9は低導電性を有し、コロナシールド装置6とここでは図示しないスロット
壁15との電気接触を保障する。分離層10は、例えば上述のようにして、第1
テープ11としてシリコーンゴムテープを使用することにより実現される。
【0029】 図3はタービン発電機21を示す。このタービン発電機21は軸線21に沿っ
て延びる回転子23を備える。回転子23は軸25を有し、該軸25上に回転子
巻線27が設けられている。回転子23は固定子29によって同心的に包囲され
ている。固定子29は積層鋼板31を有し、この積層鋼板31の軸線24に対し
て平行な内周面に、スロット13が設けられている。このスロット13内に導体
1が挿入されている。ここでは唯一の導体1しか示していない。導体1は固定子
巻線28を形成する。導体1は図1および図2の実施例に基づき、低導電性の第
2テープ9と、分離層10を形成する第1テープ11とを含むコロナシールド装
置6を備える。固定子29全体が樹脂で全体的に含浸されている。この全体的な
含浸に伴い、導体1の絶縁層5の含浸と、導体1と積層鋼板31の耐震性の接着
とが生ずる。固定子29は回転子23と共にハウジング35内に配置される。
て延びる回転子23を備える。回転子23は軸25を有し、該軸25上に回転子
巻線27が設けられている。回転子23は固定子29によって同心的に包囲され
ている。固定子29は積層鋼板31を有し、この積層鋼板31の軸線24に対し
て平行な内周面に、スロット13が設けられている。このスロット13内に導体
1が挿入されている。ここでは唯一の導体1しか示していない。導体1は固定子
巻線28を形成する。導体1は図1および図2の実施例に基づき、低導電性の第
2テープ9と、分離層10を形成する第1テープ11とを含むコロナシールド装
置6を備える。固定子29全体が樹脂で全体的に含浸されている。この全体的な
含浸に伴い、導体1の絶縁層5の含浸と、導体1と積層鋼板31の耐震性の接着
とが生ずる。固定子29は回転子23と共にハウジング35内に配置される。
【図1】 スロット内に配置された導体の斜視図。
【図2】 導体の断面図。
【図3】 タービン発電機の概略斜視図。
1 導体 3 導体金属 5 絶縁層 6 コロナシールド装置 7 基礎層 9 第2テープ 10 分離層 11 第1テープ 13 スロット 15 スロット壁 21 タービン発電機 28 固定子巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H604 AA01 BB04 BB10 BB14 CC01 CC05 DA08 DA25 DB25 PD01 PD07 5H615 AA01 BB02 BB07 PP01 PP13 QQ12 RR02 SS11 SS41 TT22 TT25
Claims (15)
- 【請求項1】 スロット(13)内に挿入されてそのスロット壁(15)に
接着される導体(1)であって、導体金属(3)と、この導体金属(3)を包囲
する絶縁層(5)と、この絶縁層(5)上に配置されたコロナシールド装置(6
)とから成り、そのコロナシールド装置(6)が、スロット壁(15)と導体金
属(3)の異なった熱膨張を補償する分離層(10)を有している導体(1)に
おいて、コロナシールド装置(6)が、少なくとも低導電性の基礎層(7)と、
分離層(10)を有する第1テープ(11)と、少なくとも低導電性の第2テー
プ(9)とを有し、基礎層(7)が絶縁層(5)上に配置され、第1テープ(1
1)および第2テープ(9)が互いに重ね合わせて基礎層(7)上に巻回されて
いることを特徴とする導体。 - 【請求項2】 第1テープ(11)および第2テープ(9)が同じテープ幅
(B)を有し、第2テープ(9)がそのテープ幅(B)の半分だけ第1テープ(
11)に対してずらされていることを特徴とする請求項1記載の導体。 - 【請求項3】 第1テープ(11)が劈開マイカを有していることを特徴と
する請求項1又は2記載の導体。 - 【請求項4】 分離層(10)が膨張性層として形成されていることを特徴
とする請求項1又は2記載の導体。 - 【請求項5】 第1テープ(11)が膨張性テープとして、特にシリコーン
ゴムテープとして形成されていることを特徴とする請求項4記載の導体。 - 【請求項6】 第1テープ(11)が多数の貫通開口(12)を有している
ことを特徴とする請求項4又は5記載の導体。 - 【請求項7】 タービン発電機(21)の固定子巻線(28)を形成するこ
とを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の導体。 - 【請求項8】 スロット(13)内に挿入されてスロット壁(15)に接着
される導体(1)であって、絶縁層(5)を備えた導体金属(3)から成り、そ
の絶縁層(5)が、スロット壁(15)と導体金属(3)の異なった熱膨張を補
償する分離層(10)で包囲されている導体(1)において、分離層(10)が
膨張性を有していることを特徴とする導体。 - 【請求項9】 分離層(10)が弾性テープとして、特にシリコーンゴムテ
ープとして形成されていることを特徴とする請求項8記載の導体。 - 【請求項10】 分離層(10)が多数の貫通開口(12)を有しているこ
とを特徴とする請求項9記載の導体。 - 【請求項11】 タービン発電機(21)の固定子巻線(28)を形成する
ことを特徴とする請求項9又は10記載の導体。 - 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか1つに記載の導体(1)で
形成された固定子巻線(28)を備えることを特徴とするタービン発電機。 - 【請求項13】 スロット(13)内に挿入されてその壁(15)に接着さ
れ、絶縁層(5)で包囲される導体(1)に対するコロナシールド装置(6)の
製造方法において、絶縁層(5)上に少なくとも低導電性の基礎層(7)が設け
られ、その基礎層(7)上に、第1テープ(11)および少なくとも低導電性の
第2テープ(9)が互いにずらして重ね合わせて一緒に巻回され、第1テープ(
11)によって、スロット壁(15)と導体(1)との間における熱膨張差を補
償する分離層(10)が用意されることを特徴とする導体に対するコロナシール
ド装置の製造方法。 - 【請求項14】 第1テープ(11)が劈開マイカテープであることを特徴
とする請求項13記載の方法。 - 【請求項15】 第1テープ(11)が膨張性を有し、特にシリコーンゴム
テープとして形成されていることを特徴とする請求項13記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP99100379 | 1999-01-18 | ||
EP99100379.9 | 1999-01-18 | ||
PCT/EP2000/000110 WO2000042695A1 (de) | 1999-01-18 | 2000-01-10 | Elektrischer leiter, turbogenerator und verfahren zur herstellung eines aussenglimmschutzes für einen elektrischen leiter |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002535948A true JP2002535948A (ja) | 2002-10-22 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000594187A Withdrawn JP2002535948A (ja) | 1999-01-18 | 2000-01-10 | 導体、タービン発電機および導体に対するコロナシールド装置の製造方法 |
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---|---|
EP (1) | EP1149457A1 (ja) |
JP (1) | JP2002535948A (ja) |
CN (1) | CN1338141A (ja) |
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BR (1) | BR0008891A (ja) |
CA (1) | CA2360321A1 (ja) |
WO (1) | WO2000042695A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007282410A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Toshiba Corp | 回転電機の固定子コイル、回転電機の固定子コイルの製造方法、半導電性シート、半導電性テープ、および回転電機 |
JP2017060320A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社東芝 | 回転電機コイル、回転電機、および回転電機コイルの製造方法 |
JP2019520029A (ja) * | 2016-04-25 | 2019-07-11 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | 電気機械並びに電気機械を分解及び製造するための方法 |
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---|---|---|---|---|
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DE102014219439A1 (de) | 2014-09-25 | 2016-03-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Glimmschutzsystem für eine elektrische Maschine |
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---|---|---|---|---|
JPS50151304A (ja) * | 1974-05-29 | 1975-12-05 | ||
CZ284036B6 (cs) * | 1991-09-13 | 1998-07-15 | Siemens Aktiengesellschaft | Impregnovatelné uspořádání z nosného tělesa a prvků vinutí |
JP3647467B2 (ja) * | 1995-07-18 | 2005-05-11 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 電気機械の巻線要素 |
JPH09149578A (ja) * | 1995-11-21 | 1997-06-06 | Fuji Electric Co Ltd | 高圧回転機コイル |
WO1997043817A1 (de) * | 1996-05-15 | 1997-11-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Leiterwicklungsanordnung für eine elektrische grossmaschine |
-
2000
- 2000-01-10 JP JP2000594187A patent/JP2002535948A/ja not_active Withdrawn
- 2000-01-10 WO PCT/EP2000/000110 patent/WO2000042695A1/de not_active Application Discontinuation
- 2000-01-10 BR BR0008891-9A patent/BR0008891A/pt not_active Application Discontinuation
- 2000-01-10 CN CN 00802784 patent/CN1338141A/zh active Pending
- 2000-01-10 EP EP00901519A patent/EP1149457A1/de not_active Withdrawn
- 2000-01-10 CA CA002360321A patent/CA2360321A1/en not_active Abandoned
- 2000-01-14 AR ARP000100167 patent/AR022288A1/es not_active Application Discontinuation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007282410A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Toshiba Corp | 回転電機の固定子コイル、回転電機の固定子コイルの製造方法、半導電性シート、半導電性テープ、および回転電機 |
JP2017060320A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社東芝 | 回転電機コイル、回転電機、および回転電機コイルの製造方法 |
JP2019520029A (ja) * | 2016-04-25 | 2019-07-11 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | 電気機械並びに電気機械を分解及び製造するための方法 |
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