JP2002535912A - 半二重機能を備えた全二重無線通信装置 - Google Patents

半二重機能を備えた全二重無線通信装置

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JP2002535912A JP2000595434A JP2000595434A JP2002535912A JP 2002535912 A JP2002535912 A JP 2002535912A JP 2000595434 A JP2000595434 A JP 2000595434A JP 2000595434 A JP2000595434 A JP 2000595434A JP 2002535912 A JP2002535912 A JP 2002535912A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/403Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
    • H04B1/406Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with more than one transmission mode, e.g. analog and digital modes

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Abstract

(57)【要約】 無線通信装置には、第1の無線信号を受信し、第2の無線信号を送信するための送受信機アセンブリが含まれる。無線通信装置には更にマイクロホンとスピーカーが含まれる。送受信機アセンブリからの第1の無線信号を処理してスピーカーで第1音声信号を生成し、また、マイクロホンからの第2の音声信号を処理して送受信機アセンブリで第2の無線信号を生成するために、信号プロセッサが設けられる。更に、モード選択スイッチと機能選択スイッチが設けられる。モード選択スイッチは、装置の電話モードと無線モードを選択的に切り換えるために使用される。機能選択スイッチは、装置が無線モードである場合に限って動作するようになっており、第1機能状態において第2音声信号を処理して第2音声信号を表す信号を含む第2無線信号を生成し、また、第2機能状態において第2無線信号を処理して第1音声信号を表さない低雑音信号を含む第2無線信号を生成するために、選択的にプロセッサを制御する。発明は更に、上記が関わる方法も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は全二重無線通信装置、特に、擬似的な半二重無線通信機能を兼ね備え
た全二重無線通信装置に関するものである。
【0002】 (発明の背景) それぞれ異なる数箇所から一つの会話に参加することが必要あるいは望ましい
ことがよくある。これは一般加入者電話網を介して電話会議の形式で行うときに
は可能である。実際に、電話会議は今日のオフィスで日常茶飯事のように行われ
ている。これも、無線通信システムを使用すれば可能である。
【0003】 異なる場所にいる人々が会話を交わすために役立つこの種の無線通信システム
には、すべて同一周波数で動作する複数の移動無線ユニットが含まれる。各無線
ユニットには送信機ボタンが設けられていて、ユニットにつながるマイクロホン
に向かって何かを話すと、上記同一周波数に同調している全ユニットに対して同
報されるようになっている。ボタンを切ると、無線ユニットは同調チャンネル上
で交わされる会話を受信する。この種のシステムでは、複数の人が同時に話すこ
とはできない。したがって、ユーザ間の送話が重なる問題は起こらない。
【0004】 グループ会話に数人が参加できるようにした別の例として、図1、図2に無線
通信システム30を示す。システム30には、基地局/中継局32と複数の移動
体ユニット34、36、38が含まれる。各移動体ユニット34、36、38に
は、マイクロホン40、スピーカー42、アンテナ44、送話用プッシュボタン
46、無線周波数信号送受信回路(図示せず)が含まれる。
【0005】 基地局32は制御チャンネル上で移動体ユニット34、36、38との間で制
御情報を送受信する。基地局32はまた、第1(送信)周波数(例えば、806
MHz)で移動体ユニット34、36、38からメッセージを受信し、第2周波
数(例えば、851MHz)でメッセージを移動体ユニット34、36、38に
送る。
【0006】 ここで、図1〜図3にしたがってシステム30の動作を説明する。一般に、ユ
ニット、例えば図1のユニット34からシステム30の他のユニット36、38
に発呼する場合、ユーザは矢印48で示されるようにボタン46を押す。矢印5
0、52が示すように、他のユニット36、38のボタン46が操作されていな
いため、これらのユニット36、38はスタンバイモードである。
【0007】 ユニット34のボタン46が押された時、基地局32は制御チャンネル上の信
号を受信する。それに応答して、基地局32は発呼ユニットが基地局32への送
信に使用する送信周波数をクリアする。そして、基地局32は制御チャンネルを
介して他のユニット36、38に信号を送って、呼が開始されたことと、与えら
れた周波数(制御チャンネル、送信周波数を除く)で同報されることをユニット
36、38に知らせる。この間、ユニット34以外のユニットは他のユニット3
6、38にメッセージを送ることができない。
【0008】 ユニット34のユーザはメッセージを送り終えると、図2の矢印54に示され
るようにボタン46を離す。この時点で、他の1つのユニット、例えばユニット
38のユーザが矢印56で示されるようにそのユニットの送話用ボタン46を押
して新たな発呼を行うとができる。ボタン46の押したときにユニット38から
送られた信号に応答して、前と同様に基地局32は、第2周波数でメッセージが
送信中であることを制御チャンネル上で他のユニット34、36に同報する。
【0009】 移動体ユニット34、36、38の1つから見た場合、システム30の動作は
図3で示すようになる。まず、ブロック58で、受信機回路は基地局32から制
御チャンネル上で送られる情報の受信が可能になる(ブロック58)。つぎに、
システム30のユニット34、36、38の間で発呼するために他のユニット3
4、36または38に周波数が割り当てられているか否か確認するために、ユニ
ット34、36または38が制御チャンネルをチェックする(ブロック60)。
ユニット34、36または38は、周波数の割り当てがないことをブロック60
で確認すると、発呼の意図を表す送話用ボタン46が押されたか否かを確認する
(ブロック62)。ユニット34、36または38は、送話用ボタンが押されて
いないことを確認すると、ブロック60に戻って、周波数の割り当てまたは送話
用ボタン46の操作があるまでステップ60、62を繰り返す。
【0010】 ユニット34、36、38の1つからの呼に周波数が割り当てられていること
がブロック60で確認されると、ブロック64で、受信機は割り当てられた周波
数に同調され、受信機にスピーカーが接続される。ブロック66では、送話用ボ
タン46が押されたかどうか、すなわち、現在の呼の終了時にユーザが発呼予定
であるか否かをユニット34、36または38が判定する。システム30は、送
信ユニットからの発呼に対する受信ユニットの割込みまたは干渉(talk−o
ver)を許可しないが、ボタン46が押されていると判定されれば、ブロック
68で、ユニット34、36または38は、システム30において次に発呼する
旨を伝えるために制御チャンネル上で基地局32と交信する。いずれの場合も、
その後、ブロック60に戻る。
【0011】 ある時点で、ユニット34、36または38は、周波数割り当てがないことを
ブロック60で認識する。この時点で、ユニット34、36または38はボタン
46が押されているか否かを再びチェックし、押されていれば、そのユニット3
4、36または38にメッセージ送信用周波数が割り当てられているか否かをチ
ェックする。この2つのチェックの結果がYESであれば、ブロック70におい
てユニット34、36または38は送信機を有効にして送信機とマイクロホン4
0を接続する手順に入る。ユニット34、36または38は、ボタン46が押さ
れていることをブロック72で確認すると、送信機を有効にし、送信機とマイク
ロホンの接続を維持する。
【0012】 システム30に関する上記説明から分かるように、送信機と受信機は交互に有
効、無効にされ、それぞれマイクロホン40、スピーカー42に接続されるので
、システム30で干渉(talk−over)が生じる可能性はない。ユニット
34、36または38のいずれかのユーザは、送話、受話の一方はできるが、同
時に両方はできない。
【0013】 別の例として、最近の技術進歩により、基地局で受信した送信メッセージを取
りまとめる合成(summing)会議回路を備えた基地局を使用すると、セル
ラ無線電話機システム上のグループ通話が可能である。セルラシステムは従来か
ら、各ユーザが送話、受話を同時にできるようにした全二重チャンネル構成にし
たがって動作する。したがって、前述の無線通信と違って、セルラ無線電話機シ
ステムでは、意識的あるいは無意識(周囲雑音などもバックグラウンド雑音とし
て送信される)のうちに、ユーザ間の割り込みが起こり得る。合成会議回路を使
用したセルラシステムでグループによるセルラ通話が行われる場合、この干渉(
talk−over)の問題は数倍に拡大され、通常の雑音量でも通信が極度に
妨害され、会話が成り立たなくなることがある。
【0014】 (発明の概要) 本発明のアスペクトによれば、無線通信装置には、第1の無線信号を受信し、
第2の無線信号を送信するための送受信機アセンブリが含まれる。無線通信装置
には更にマイクロホンとスピーカーが含まれる。また、送受信機アセンブリから
の第1の無線信号を処理してスピーカーで音声信号を生成し、マイクロホンから
の第2の音声信号を処理して送受信機アセンブリで第2の無線信号を生成するた
めに、信号プロセッサが含まれる。更に、モード選択スイッチと機能選択スイッ
チも設けられる。モード選択スイッチは、装置の電話モードと無線モードを選択
的に切り換えるために使用される。機能選択スイッチは、装置が無線モードであ
る場合に限って動作するようになっており、第2音声信号を処理して第1機能状
態の第2音声信号を表す信号を含む第2無線信号を生成し、また、第2無線信号
を処理して第2機能状態の第1音声信号を表さない低雑音信号を含む第2無線信
号を生成するために選択的にプロセッサを制御する。
【0015】 また、第2音声信号を処理して第2機能状態のヌル音声信号を生成するために
、機能選択スイッチによってプロセッサを選択的に制御することができる。
【0016】 更に、機能選択スイッチの選択的動作により、第1機能状態において第1無線
信号を処理して第1音声信号を生成するようにプロセッサを制御し、また、第2
機能状態において第1音声信号の生成を抑制するようにプロセッサを無効にする
ことができる。
【0017】 更に、第1無線信号を処理して第1中間デジタル信号を生成し、第2中間デジ
タル信号を処理して第2無線信号を生成するために、デジタル信号プロセッサを
信号プロセッサに設けることができる。信号プロセッサには更に、デジタル信号
プロセッサに接続されるアナログ/デジタル:デジタル/アナログ変換器を設け
ることが可能であり、この変換器は、第1中間デジタル信号を処理して第2音声
信号を生成し、第1音声信号を処理して第2中間デジタル信号を生成するために
使用することができる。
【0018】 更に、デジタル信号プロセッサと、モード選択スイッチと、機能選択スイッチ
とに接続されるマイクロプロセッサを信号プロセッサに設けることができる。マ
イクロプロセッサは、無線モードのときだけデジタル信号プロセッサを制御する
ように構成され、第1機能状態において第2中間デジタル信号を処理して第2音
声信号を表す信号を含む第2無線信号を生成し、また、第2機能状態において第
2中間デジタル信号を処理して第1無線信号を表さない低雑音信号を含む第2無
線信号を生成する。
【0019】 第1、第2の中間信号のビットレートは64キロビット/秒、そして第1、第
2の無線信号のビットレートは8キロビット/秒とすることができる。
【0020】 電話モード時には、信号プロセッサによって、第1無線信号を処理して第1音
声信号を生成し、また、第2音声信号を処理して第2無線信号を生成することが
できる。これらの処理は実質的に同時に実行することができる。
【0021】 本発明のもう一つのアスペクトによれば、スピーカーとマイクロホンを備えた
無線通信装置の動作方法は、電話モードまたは無線モードを選択するステップと
、無線モードのときのみ、第1機能状態または第2機能状態を選択するステップ
と、マイクロホンで第1音声信号を生成するステップと、第1音声信号から第1
無線信号を生成するステップとを含む。第1無線信号は第1機能状態において第
1音声信号を表す信号、そして第1無線信号は第2機能状態において第1音声信
号を表さない低雑音信号である。具体的に云えば、第1音声を表さない低雑音信
号は、ヌル音声信号とすることができる。
【0022】 更に、電話モード時に、第1無線信号を生成するステップにおいて、第1音声
信号から第1音声信号を表す第1無線信号を生成することができる。この方法は
更に、第2無線信号を受信するステップと、第1機能状態ではなく第2機能状態
において第2無線信号から第2音声信号を生成するステップとを含む。この方法
は更に、電話モード時に第2無線信号から第2音声信号を生成するステップを含
む。
【0023】 また、第1音声信号はアナログ音声信号とすることが可能であり、第1音声信
号から第1無線信号を生成するステップには、第1音声信号から第1中間デジタ
ル信号を生成するステップと、第1中間デジタル信号から第1無線信号を生成す
るステップを含めることができる。更に具体的に云えば、第1中間デジタル信号
を生成するステップに、第1音声信号のビットレート64キロビット/秒の第1
中間デジタル信号を生成するステップを含めることが可能であり、また、第1中
間デジタル信号から第1無線信号を生成するステップに、第1中間デジタル信号
のビットレート8キロビット/秒の第1無線信号を生成するステップを含めるこ
とができる。
【0024】 第2無線信号から第2音声信号を生成するステップには、第2無線信号から第
2中間デジタル信号を生成するステップと、第2中間デジタル信号の第2音声信
号を生成するステップとを含めることが可能であり、第2音声信号にはアナログ
音声信号が含まれる。特に、第2無線信号には、ビットレート8キロビット/秒
の無線信号を含めることが可能であり、第2無線信号から第2中間デジタル信号
を生成するステップにおいて、第2無線信号からビットレート64キロビット/
秒の第2中間信号を生成することができる。
【0025】 電話モードまたは無線モードを選択するステップには、装置が電話モードのと
き、あるいは無線モードの第1機能状態のときだけ、電話モードまたは無線モー
ドを選択するステップを含めることができる。
【0026】 (好ましい実施例の詳細説明) 基地局82と、移動体ユニット84と、本発明による移動体ユニット86、8
8とを含むシステム80を図4に示す。移動体ユニット84はマイクロホン90
、スピーカー92、全二重無線通信に必要な回路(図示せず)を備えている。移
動体ユニット86、88は、マイクロホン94と、スピーカー96と、モード選
択スイッチまたはボタン98と、機能選択スイッチまたはボタン100と、本発
明による全二重無線通信に必要な回路とを備えている。この回路は図8で示され
ており、詳細に後述する。
【0027】 ユニット84、86、88は通話グループの全員である。すなわち、基地局で
受信したユニット84、86、88からの伝送メッセージはすべて、基地局82
で合成会議回路101によってまとめられる。したがって、仮にシステム80が
ユニット84だけで構成されているとすれば、マイクロホン90、94で拾った
雑音が会話に乗ることになる。
【0028】 しかし、ユニット86、88は、少なくとも2つの動作モード、すなわち電話
モードと擬似半二重無線モードの間で切り換え可能という点でユニット84と異
なっている。ユニット86、88は電話モードのとき、ユニット84と同様に動
作する。すなわち、マイクロホン94への入力はすべて基地局82に送信され、
基地局82から受信したものはすべてスピーカー96に送られる。一方、無線モ
ードのときには、ユニット86、88は下記2つのいずれかの状態で機能する。
その一つは、受信機からスピーカー96に信号が流れている間、マイクロホン9
4から送信機への信号が中断される。もう一つは、マイクロホン94から送信機
へ信号が流れている間、受信機からスピーカー96への信号が中断される。モー
ド間の選択はモード選択ボタン98を押すことによって行われ、無線モードにお
ける機能間の選択は機能選択ボタン100を押すことによって行われる。
【0029】 したがって、ユニット84と違って、ユニット86、88では、グループ通話
中に電話モードから無線モードへの切り換える時に生じる干渉量(talk−o
ver)を制御することができる。電話モードでは、マイクロホン94で拾った
雑音はグループ通話の一部として合成されるおそれがある。無線モードでは、ユ
ーザは機能選択ボタン100を押さない限り、グループ通話への雑音(意識的ま
たは意識しない雑音)の混入を確実に回避することができる。また、全二重通信
が維持されているので、ユニット86、88のユーザは適切なところで随時、会
話に参加することが可能であり、他のすべてのユーザが話し終えるまで、待つ必
要はない。したがって、システム内のすべてのユニットが本発明にしたがって動
作する場合に最大の効果が得られるが、そのようなシステムでなくても、ある程
度の効果は得られる。
【0030】 まず、図4〜図7にしたがってシステム80の動作の概要を説明する。上述の
ように、ユニット84は完全な全二重電話として動作し、ユニット86、88は
無線モードと電話モードの両方で動作する構成として図示されている。
【0031】 図4において、右向き矢印102で表される通り、ユニット86は電話モード
であり、そして左向き矢印104で表される通り、ユニット88は無線モードで
ある。左向き矢印104はユニット88のボタン98の押し下げを表す。
【0032】 ユニット86は電話モードであるので、ユニット86のマイクロホン94で拾
ったものはすべて、グループ通話の一部として送出され、基地局82からの受信
はスピーカー96に送られる。機能選択ボタン100の状態はユニット86が無
線モードの時だけに関連しているので、電話モードでは、機能選択ボタン100
を押すか、押さないかは無関係である。したがって、ボタン100を押すか解放
するかに依存しないことを表すために、二重矢印106が示される。
【0033】 一方、ユニット88が無線モードの場合、ボタン100を押すか押さないかで
は意味が違う。図4の矢印108で表されるように、ボタン100が押されてい
ない場合、ユニットは送信機(図示せず)とマイクロホン94の間の信号を中断
する。すなわち、ユニット88のマイクロホン94が第1の信号を生成している
間、ヌル信号か微小な雑音成分だけを含む信号を表す第2の信号が代わりに送信
機に送られる。したがって、ユニット88からの合成グループ通話信号には、ほ
とんど影響がない。その間、受信機による受信信号はスピーカー96に送られる
【0034】 いろんな理由で、ユニット86のユーザは電話モードから無線モードに切り換
えたいことがあるだろう。例えば交通騒音や工事騒音等の環境雑音が増加する場
合がある。ユーザは、グループ通話のメンバーの耳に届かない範囲で別の仲間と
会話するためのプライバシーを望むかもしれない。あるいは、ユーザが複数グル
ープ通話のメンバーであって、グループ会話に入ったり出たりする時の雑音レベ
ルの増加による通話妨害を避けながら、これら通話をモニタしたいこともある。
【0035】 ユニット86のユーザが電話モードから無線モードに変えたいと思った時、ユ
ーザは図5の矢印110で示されるようにボタン98を押すだけである。これで
無線モードが選択されるので、この状態では、機能選択ボタン100を押すか押
さないかによってユニット86の動作が変わる。図5において、矢印112で示
されるように機能選択ボタン100が解放された状態にあるので、ユニット86
はユニット88と同様に受信状態である。すなわち、マイクロホン94と送信機
(図示せず)の間の信号が中断され、代わりに別の信号、望ましくは、ほとんど
雑音を含まない信号が送信される。
【0036】 図6、図7はシステム80の別の状態を示しており、ユニット86、88は共
に無線モードである。図6において、矢印114で示されるようにユニット86
の機能選択ボタン100は押し込まれている。したがって、ユニット86の受信
機(図示せず)とスピーカー96の間の信号は中断され、マイクロホン94への
入力音によって生成される信号が送信機(図示せず)に送られる。この信号は基
地局82に送信され、基地局においてユニット88からの信号(ヌルか低雑音)
およびユニット84からの信号と合成されて、すべてのユニット84、86、8
8に同報伝送される。図7は逆の状況を示している。すなわち、ユニット88の
機能選択ボタン100は押され(矢印116で示される)、ユニット86の機能
選択ボタン100は解放されている。
【0037】 システム80の動作に関する上記概要を基にして、図8、図9にしたがって各
ユニット86、88の動作について説明する。図8はユニット86、88の実施
例によるハードウェア基本構造、図9はユニット86、88のソフトウェアの動
作フローを示す。
【0038】 まず図8において、ユニット86、88はマイクロホン94、スピーカー96
、モード選択ボタン(またはスイッチ)98、機能選択ボタン(またはスイッチ
)100に加えて、送受信機アセンブリ118とプロセッサ120を有する。プ
ロセッサ120には、アナログ/デジタル兼デジタル/アナログ(A/D:D/
A)コンバータ122、デジタル信号プロセッサ(またはボコーダ)124、マ
イクロプロセッサ126が含まれる。具体的に、デジタル信号プロセッサ124
は送受信機アセンブリ118、A/D:D/Aコンバータ、マイクロプロセッサ
126に接続される。マイクロプロセッサ126はボタン98、100に接続さ
れ、A/D:D/Aコンバータはマイクロホン94とスピーカー96に接続され
る。
【0039】 ここで図8の構造と、図9にしたがって、ユニット86、88の動作について
説明する。図9に記載されるユニット86、88の動作は、デジタル信号プロセ
ッサ124を制御するためにマイクロプロセッサ126内で動作するプログラム
のフローチャートと考えられ、マイクロホン94、送受信機アセンブリ118、
ボタン98、100から発生する信号に応答して適切に機能するようにプロセッ
サ120を構成することができる。
【0040】 ブロック128でルーチン初期化機能を行った後、モード選択ボタン98が押
されているか否かをマイクロプロセッサ126で確認する(ブロック130)。
モード選択ボタン98が押されていなければ、マイクロプロセッサ126によっ
てデジタル信号プロセッサ124が制御され、二重電話モードにおいてマイクロ
ホン94、スピーカー96、送受信機アセンブリ118の間の信号授受がプロセ
ッサ120によって行われる(ブロック132)。
【0041】 特に、ユーザが話をすると、その言葉を表すアナログ信号がマイクロホン94
から生成される。そのアナログ信号はA/D:D/Aコンバータ122へ送られ
、アナログ形式から64キロビット/秒のビットレートのデジタル形式(すなわ
ち、1と0の組み合わせ、例えば100010101010001)に変換され
る。このデジタル信号はパルス符号変調(PCM)信号として知られている。コ
ンバータ122でデジタル化された信号はデジタル信号プロセッサ124に送ら
れ、そこで、適切なビットレート(例えば、8kB)で送信するために符号化さ
れる。8kBの信号は送受信機アセンブリ118へ送られ、そこから基地局、例
えば基地局82に送信される。
【0042】 それと同時に、送受信機アセンブリ118は、受信デジタル信号をデジタル信
号プロセッサ124に送る。受信信号は、オリジナルの信号(例えば8kBのビ
ットレート)から復号される。復号されたデジタル信号(例えば64kBのビッ
トレート)はA/D:D/Aコンバータ122に渡され、アナログ信号が生成さ
れ、スピーカー96に送られる。
【0043】 しかし、モード選択ボタン98が押されていることをマイクロプロセッサ12
6が確認すると(ブロック130)、マイクロプロセッサ126はまず、マイク
ロホン94と送受信機アセンブリ118の間の信号を遮断する。具体的に云えば
、マイクロプロセッサ126は、A/D:D/Aコンバータ122から受け取っ
たデジタル化PCM信号の代りに、ヌル(または、ヌル音)信号(すなわち、オ
ール0の信号、例えば0000000000)または低雑音信号を送出するよう
にデジタル信号プロセッサ124を制御する。同時に、マイクロプロセッサ12
6は、送受信機アセンブリ118で受け取った信号をスピーカー96へ送るよう
にデジタル信号プロセッサ124を制御する。
【0044】 マイクロプロセッサ126は機能選択ボタン100が押されているか否かを確
認する(ブロック136)。機能選択ボタン100が押されていないことをマイ
クロプロセッサ126が確認すると(すなわち、ユーザは基地局に信号を送信す
るつもりがない)、マイクロプロセッサ126はブロック130に戻って、モー
ド選択ボタンと機能選択ボタン98,100の双方が押されていることを確認す
るまで、ブロック130、134(任意に132も)のステップを繰り返す。
【0045】 発明の好ましい実施例によれば、マイクロプロセッサ126は、モード選択ボ
タン100と機能選択ボタン98が共に押されていることを確認すると(ブロッ
ク136の)、送受信機アセンブリ118とスピーカー96の間の信号を遮断す
るようにデジタル信号プロセッサ124を制御する(ブロック138)。特に、
マイクロプロセッサ126は、デジタル信号プロセッサ124の受信信号復号部
を無効にすることにより、ユニットが擬似半二重ユニットとして機能しているよ
うに見せかけることができる。あるいは、送受信機アセンブリ118からスピー
カー96へ信号を通すことも可能である。マイクロホン94から送受信機アセン
ブリ118への信号は中断することなく通すことが可能である。
【0046】 つぎに、ブロック140において、マイクロプロセッサ126は機能選択ボタ
ン100が解放されたか否かを確認する。マイクロプロセッサ126は、機能選
択ボタン100が解放されていることを確認するまで、マイクロホン94からア
センブリ118への信号を通しながら、送受信機アセンブリ118からスピーカ
ー96へ信号路を中断し続ける。
【0047】 ここで再び、図4〜図7に示される構成、図8に示される構造、図9に示され
るフローチャートにしたがって、ユニット86に関連するシステム80の動作を
説明する。図4では、ユーザはモードが選択ボタン98を押していない。したが
って、マイクロプロセッサ126はモード選択ボタン98が押されていないと判
断する(ブロック130)。その結果、マイクロプロセッサ126は、モード選
択ボタン98が押されるまで、ユニット86の電話モードでの動作を継続する(
ブロック132まで)。
【0048】 図5では、ユーザはモード選択ボタン98を押している。ブロック130にお
いて、マイクロプロセッサ126は、モード選択ボタン98が押されていること
を確認してマイクロホン94から送受信機アセンブリ118への間信号路を遮断
し、その一方でアセンブリ118からスピーカー96への信号を通す。マイクロ
プロセッサ126は、機能選択ボタン100が押されていないことをブロック1
36で確認すると、ステップ130、134、136を繰り返す。
【0049】 図6では、ユーザは機能選択ボタン100を押している。マイクロプロセッサ
126は、機能選択ボタン100が押されていることを確認して(ブロック13
6)送受信機アセンブリ118からスピーカー96への信号路を遮断し、その一
方でマイクロホン94からアセンブリ118への信号を通す。更に、マイクロプ
ロセッサ126は、機能選択ボタン140が解放されていないことを確認して(
ブロック140)、機能選択ボタン100の状態が変化するまでステップ138
を続ける。
【0050】 図7では、ユーザは機能選択ボタン100を解放している。したがって、マイ
クロプロセッサ126はボタン100が解放されていることを確認する(ブロッ
ク140)。その結果、マイクロプロセッサ126は、ボタン100が再び押さ
れるか、あるいはモード選択ボタン98が解放されるまで、ブロック130、1
34、136に記述された機能を実行する。
【0051】 本発明による上記ユニットの利点はグループ通話において特に重要である。グ
ループ通話における雑音増大が抑制されると同時に、参加したい時に自由に会話
に参加することができる。また、擬似半二重動作と全二重動作の切り換えが随時
可能である。
【0052】 本発明に関する他の特長、目的、利点については、明細書、図面、特許請求の
範囲から理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるシステムを示す概要図。
【図2】 図1に示される従来技術によるシステムの別の構成を示す概要図。
【図3】 図1、図2に示される従来技術によるシステムにおけるユニットの一方の動作
を示すフローチャート。
【図4】 セルラ移動体ユニットとして動作する2個のユニットを含む本発明によるシス
テムを示す概要図。
【図5】 擬似半二重モードで動作する2個のユニットを含む図4のシステムを示す概要
図。
【図6】 擬似半二重送信機能を備えたユニットを含む図5のシステムを示す概要図。
【図7】 擬似半二重送信機能を備えた別のユニットを含む図5のシステムを示す概要図
【図8】 図4から図7に示されるシステムにおける移動体ユニットのうち1つの回路の
ブロック図。
【図9】 図4から図7に示されるシステムにおける移動体ユニットのうち1つがセルラ
および擬似半二重モードに設定されたときの動作を示すフローチャート。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月26日(2001.1.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】 別の例として、最近の技術進歩により、基地局で受信した送信メッセージを取
りまとめる合成(summing)会議回路を備えた基地局を使用すると、セル
ラ無線電話機システム上のグループ通話が可能である。セルラシステムは従来か
ら、各ユーザが送話、受話を同時にできるようにした全二重チャンネル構成にし
たがって動作する。したがって、前述の無線通信と違って、セルラ無線電話機シ
ステムでは、意識的あるいは無意識(周囲雑音などもバックグラウンド雑音とし
て送信される)のうちに、ユーザ間の割り込みが起こり得る。合成会議回路を使
用したセルラシステムでグループによるセルラ通話が行われる場合、この干渉(
talk−over)の問題は数倍に拡大され、通常の雑音量でも通信が極度に
妨害され、会話が成り立たなくなることがある。 一般加入者電話網における非公的通信システムを提供するための方法と装置が PCTの国際公開WO97/28658(1997年8月7日発行)に開示され ている。そのシステムでは、押しボタン電話機が設けられていて、ネットワーク によって、グループ通話におけるどの電話がアクティブユーザかを判断し、その アクティブユーザからグループ内の他のユーザに音声またはデータ情報だけを送 るように構成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K011 DA00 DA17 JA01 KA12 5K021 AA01 BB10 CC05 DD00 FF01 FF11 5K067 AA21 BB01 BB21 DD51 EE02 EE10 KK13

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置であって、 第1の無線信号を受信し、第2の無線信号を送信するための送受信機アセンブ
    リと、 マイクロホンと、 スピーカーと、 送受信機アセンブリからの第1無線信号を処理してスピーカーにおいて第1音
    声信号を生成し、また、マイクロホンからの第2音声信号を処理して送受信機ア
    センブリにおいて第2無線信号を生成するための信号プロセッサと、 無線通信装置の電話モードと無線モードを選択的に切り換えるためのモード選
    択スイッチと、 無線通信装置が無線モードである場合に限って動作し、第1機能状態において
    第2音声信号を処理して第2音声信号を表す信号を含む第2無線信号を生成し、
    また、第2機能状態において第2無線信号を処理して第2音声信号を表さない低
    雑音信号を含む第2無線信号を生成するために、選択的にプロセッサを制御する
    機能選択スイッチとを有する前記無線通信装置。
  2. 【請求項2】 第2機能状態において第2音声信号を処理してヌル音声信号
    を含む第2無線信号を生成するために、機能選択スイッチによって選択的にプロ
    セッサを制御する請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 機能選択スイッチが選択的に、第1機能状態において第1無
    線信号を処理して第1音声信号を生成するようにプロセッサを制御し、また、第
    2機能状態において第1音声信号の生成を抑制するようにプロセッサを無効にす
    る請求項1記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記信号プロセッサが 第1無線信号を処理して第1中間デジタル信号を生成し、また、第2中間デジ
    タル信号を処理して第2無線信号を生成するためのデジタル信号プロセッサと、 第1中間デジタル信号を処理して第2音声信号を生成し、また、第1音声信号
    を処理して第2中間デジタル信号を生成するために、デジタル信号プロセッサに
    接続されたアナログ/デジタル:デジタル/アナログ変換器とを含む請求項1記
    載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記信号プロセッサが デジタル信号プロセッサと、モード選択スイッチと、機能選択スイッチとに接
    続されたマイクロプロセッサと、 第1機能状態において第2中間デジタル信号を処理して第2音声信号を表す信
    号を含む第2無線信号を生成し、また、第2機能状態において第2中間デジタル
    信号を処理して第2音声信号を表さない低雑音信号を含む第2無線信号を生成す
    るために、無線モードのときだけマイクロプロセッサによってデジタル信号プロ
    セッサを制御する請求項4記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 第1、第2の中間デジタル信号のビットレートを64キロビ
    ット/秒、そして第1、第2の無線信号のビットレートを8キロビット/秒とし
    た請求項5記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 電話モード時に、前記信号プロセッサによって、第1無線信
    号を処理して第1音声信号を生成し、第2音声信号を処理して第2無線信号を生
    成する請求項1記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 電話モード時に、前記信号プロセッサによって実質的に同時
    に、第1無線信号を処理して第1音声信号を生成し、第2音声信号を処理して第
    2無線信号を生成する請求項6記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 スピーカーとマイクロホンを備えた無線通信装置の動作方法
    であって、 電話モードまたは無線モードを選択するステップと、 無線モードのときのみ、第1機能状態または第2機能状態を選択するステップ
    と、 マイクロホンで第1音声信号を生成するステップと、 第1音声信号から第1無線信号を生成するステップとを含む前記方法において
    、 第1機能状態において第1音声信号を表す信号が前記第1無線信号に含まれ、
    第2機能状態において第1音声信号を表さない低雑音信号が前記第1無線信号に
    含まれる前記方法。
  10. 【請求項10】 第1音声信号から第1無線信号を生成する前記ステップに
    おいて、第2機能状態において第1音声信号からヌル音声信号を含む第1無線信
    号が生成される請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 電話モード時に、第1無線信号を生成する前記ステップに
    おいて、第1音声信号を表す第1無線信号が第1音声信号から生成される請求項
    10記載の方法。
  12. 【請求項12】 更に、 第2無線信号を受信するステップと、 第1機能状態ではなく第2機能状態において第2無線信号から第2音声信号を
    生成するステップとを含む請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 更に、電話モード時に第2無線信号から第2音声信号を生
    成するステップを含む請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 第1音声信号にアナログ音声信号が含まれ、第1音声信号
    から第1無線信号を生成するステップに、 第1音声信号から第1中間デジタル信号を生成するステップと、 第1中間デジタル信号から第1無線信号を生成するステップとを含む請求項9
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 第1中間デジタル信号を生成する前記ステップに、第1音
    声信号からビットレート64キロビット/秒の第1中間デジタル信号を生成する
    ステップを含み、 第1中間デジタル信号から第1無線信号を生成する前記ステップに、第1中間
    デジタル信号からビットレート8キロビット/秒の第1無線信号を生成するステ
    ップを含む請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 第2無線信号から第2音声信号を生成する前記ステップに
    、 第2無線信号から第2中間デジタル信号を生成するステップと、 第2中間デジタル信号からアナログ音声信号を含む第2音声信号を生成するス
    テップとを含む請求項12記載の方法。
  17. 【請求項17】 第2無線信号にはビットレート8キロビット/秒の無線信
    号が含まれ、第2無線信号から中間デジタル信号を生成する前記ステップにおい
    て、第2無線信号からビットレート64キロビット/秒の第2中間デジタル信号
    が生成される請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 電話モードまたは無線モードを選択する前記ステップにお
    いて、無線通信装置が電話モードあるいは無線モードの第1機能状態の場合に限
    って電話モードまたは無線モードが選択される請求項9記載の方法。
JP2000595434A 1999-01-20 2000-01-04 半二重機能を備えた全二重無線通信装置 Withdrawn JP2002535912A (ja)

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