JP2002535536A - 燃料噴射弁及び燃料噴射弁を運転する方法 - Google Patents
燃料噴射弁及び燃料噴射弁を運転する方法Info
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Abstract
(57)【要約】
燃料噴射弁(1)、特に内燃機関の燃料噴射装置用の噴射弁は、圧電式又は磁歪式のアクチュエータ(3)と、該アクチュエータ(3)から操作区間(6,24,10,9)を介して操作可能な弁閉鎖体(12)とを有していて、該弁閉鎖体(12)が弁座面(13)と共働するシール座を形成している。そしてアクチュエータ(3)の励起されていない休止状態において、操作区間(6,24,10,9)において間隙(24)が形成されている。
Description
【0001】 従来の技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁もしくは、請
求項7の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁を運転する方法に関する。
求項7の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁を運転する方法に関する。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許公開第19500706号明細書に基づいて、請求項1
の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁が公知である。この明細書に基づい
て公知の燃料噴射弁では、圧電式アクチュエータが、閉鎖体と結合された弁ニー
ドルを操作するために設けられている。弁閉鎖体は弁座面と共働してシール座を
形成している。この場合燃料噴射弁は、外方に向かって開放する燃料噴射弁とし
て構成されていても、内方に向かって開放する燃料噴射弁として構成されていて
もよい。積層されて配置された複数の圧電層から構成された圧電式アクチュエー
タは、確かに比較的大きな行程力を生ぜしめるが、しかしながらその行程運動距
離は比較的短い。従って公知の構成では、弁ニードルに伝達される行程運動距離
を増大させるために、弁ニードルと圧電式アクチュエータとの間に液圧式の伝達
装置もしくは変換装置(Uebersetzungseinrichtung)を設けることが提案されて
いる。液圧式の伝達装置もしくは変換装置は同時に、圧電式アクチュエータの温
度補償のためにも働く。
の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁が公知である。この明細書に基づい
て公知の燃料噴射弁では、圧電式アクチュエータが、閉鎖体と結合された弁ニー
ドルを操作するために設けられている。弁閉鎖体は弁座面と共働してシール座を
形成している。この場合燃料噴射弁は、外方に向かって開放する燃料噴射弁とし
て構成されていても、内方に向かって開放する燃料噴射弁として構成されていて
もよい。積層されて配置された複数の圧電層から構成された圧電式アクチュエー
タは、確かに比較的大きな行程力を生ぜしめるが、しかしながらその行程運動距
離は比較的短い。従って公知の構成では、弁ニードルに伝達される行程運動距離
を増大させるために、弁ニードルと圧電式アクチュエータとの間に液圧式の伝達
装置もしくは変換装置(Uebersetzungseinrichtung)を設けることが提案されて
いる。液圧式の伝達装置もしくは変換装置は同時に、圧電式アクチュエータの温
度補償のためにも働く。
【0003】 圧電式アクチュエータは公知のように、回避不能な温度に関連した長さ膨張の
作用を受ける。圧電式アクチュエータのこの温度に関連した長さ変化は、しかし
ながら、燃料噴射弁を開放させるアクチュエータの操作行程に比べて、比較的ゆ
っくりである。アクチュエータの温度に関連した長さ変化は従って、殆ど静的な
動きである。これに関連した液圧媒体の押し退けが、燃料噴射弁を開放すること
はなく、押し退けられた液圧媒体は殆ど静的に、液圧式の伝達装置もしくは変換
装置の案内間隙を介して逃げる。
作用を受ける。圧電式アクチュエータのこの温度に関連した長さ変化は、しかし
ながら、燃料噴射弁を開放させるアクチュエータの操作行程に比べて、比較的ゆ
っくりである。アクチュエータの温度に関連した長さ変化は従って、殆ど静的な
動きである。これに関連した液圧媒体の押し退けが、燃料噴射弁を開放すること
はなく、押し退けられた液圧媒体は殆ど静的に、液圧式の伝達装置もしくは変換
装置の案内間隙を介して逃げる。
【0004】 液圧式の伝達装置もしくは変換装置がアクチュエータの操作行程を変換するた
めに必要がないような使用例も存在する。なぜならばこの場合、アクチュエータ
は既に燃料噴射弁を開放するのに十分な行程を生ぜしめるからである。このよう
な使用例のためには、液圧式の伝達装置もしくは変換装置の配置は単に温度補償
のためには面倒でかつコストがかかりすぎる。さらに、液圧式の伝達装置もしく
は変換装置のために、時間の経過と共に漏れ損失に基づいて逃げる可能性のある
特別な液圧媒体を使用しなくてはならない、という欠点がある。そしてこれによ
って、伝達装置もしくは変換装置の機能が損なわれ、かつ燃料噴射弁の耐用寿命
が短くなるというおそれがある。
めに必要がないような使用例も存在する。なぜならばこの場合、アクチュエータ
は既に燃料噴射弁を開放するのに十分な行程を生ぜしめるからである。このよう
な使用例のためには、液圧式の伝達装置もしくは変換装置の配置は単に温度補償
のためには面倒でかつコストがかかりすぎる。さらに、液圧式の伝達装置もしく
は変換装置のために、時間の経過と共に漏れ損失に基づいて逃げる可能性のある
特別な液圧媒体を使用しなくてはならない、という欠点がある。そしてこれによ
って、伝達装置もしくは変換装置の機能が損なわれ、かつ燃料噴射弁の耐用寿命
が短くなるというおそれがある。
【0005】 ドイツ連邦共和国特許第4306073号明細書に基づいて、圧電式アクチュ
エータを備えた別の構造形式の燃料噴射弁が公知である。この公知の燃料噴射弁
においても温度補償は、液圧式の伝達装置もしくは変換装置を用いて行われる。
ドイツ連邦共和国特許公開第3533085号明細書に開示された燃料噴射弁は
液圧式の伝達装置もしくは変換装置を有しておらず、さらにまた、いかなる温度
補償機能も設けられていない。
エータを備えた別の構造形式の燃料噴射弁が公知である。この公知の燃料噴射弁
においても温度補償は、液圧式の伝達装置もしくは変換装置を用いて行われる。
ドイツ連邦共和国特許公開第3533085号明細書に開示された燃料噴射弁は
液圧式の伝達装置もしくは変換装置を有しておらず、さらにまた、いかなる温度
補償機能も設けられていない。
【0006】 本発明の利点 請求項1の特徴部に記載のように構成された本発明による燃料噴射弁は、これ
に対して次のような利点を有している。すなわち本発明による燃料噴射弁では、
圧電式又は磁歪式のアクチュエータは、高価な液圧式の伝達装置もしくは変換装
置を必要とせずに、操作区間内に配置された間隙に基づいて温度補償されている
。アクチュエータと弁閉鎖体との間の操作区間に配置された間隙は、アクチュエ
ータの温度による長さ膨張が燃料噴射弁を開放させることなしに、アクチュエー
タの温度による長さ膨張を妨げられずに可能にする。
に対して次のような利点を有している。すなわち本発明による燃料噴射弁では、
圧電式又は磁歪式のアクチュエータは、高価な液圧式の伝達装置もしくは変換装
置を必要とせずに、操作区間内に配置された間隙に基づいて温度補償されている
。アクチュエータと弁閉鎖体との間の操作区間に配置された間隙は、アクチュエ
ータの温度による長さ膨張が燃料噴射弁を開放させることなしに、アクチュエー
タの温度による長さ膨張を妨げられずに可能にする。
【0007】 請求項7の特徴部に記載のように構成されたこのような燃料噴射弁を運転する
本発明による方法には、燃料噴射弁を開放させるために、操作区間に設けられた
間隙を克服する必要がない、という利点がある。むしろアクチュエータの温度に
関連した長さ膨張は連続的に、アクチュエータの各操作行程の前又は所定の時間
をおいて測定される。アクチュエータはその操作時にまず初めに、第1の操作電
圧を印加され、この第1の操作電圧は、間隙が理想的には消滅するように又は少
なくとも可能な限り小さくなるように、アクチュエータを伸長させる。次いでア
クチュエータはより大きな第2の操作電圧を印加され、この第2の操作電圧は、
時間的な遅延なしに燃料噴射弁を開放させる。
本発明による方法には、燃料噴射弁を開放させるために、操作区間に設けられた
間隙を克服する必要がない、という利点がある。むしろアクチュエータの温度に
関連した長さ膨張は連続的に、アクチュエータの各操作行程の前又は所定の時間
をおいて測定される。アクチュエータはその操作時にまず初めに、第1の操作電
圧を印加され、この第1の操作電圧は、間隙が理想的には消滅するように又は少
なくとも可能な限り小さくなるように、アクチュエータを伸長させる。次いでア
クチュエータはより大きな第2の操作電圧を印加され、この第2の操作電圧は、
時間的な遅延なしに燃料噴射弁を開放させる。
【0008】 従属請求項に記載された処置によって、請求項1に記載された燃料噴射弁及び
請求項7に記載された燃料噴射弁を運転する方法の、別の有利な構成が可能であ
る。
請求項7に記載された燃料噴射弁を運転する方法の、別の有利な構成が可能であ
る。
【0009】 間隙は有利には、アクチュエータに結合されたアクチュエータフランジと弁閉
鎖体に結合された弁ニードルとの間に配置されている。間隙内には有利にはガス
状媒体、特に空気が存在しており、このガス状媒体もしくは空気は、アクチュエ
ータの操作時に素早く逃げることができる。間隙の厚さもしくは幅は有利には次
のように、すなわち燃料噴射弁の運転中に生じる全温度範囲にわたって、アクチ
ュエータの非励起状態において間隙がアクチュエータの温度膨張に基づいて橋渡
しされることを確実に回避できるように、寸法設定されている。このようになっ
ていると、広い温度範囲における燃料噴射弁の運転が可能になる。
鎖体に結合された弁ニードルとの間に配置されている。間隙内には有利にはガス
状媒体、特に空気が存在しており、このガス状媒体もしくは空気は、アクチュエ
ータの操作時に素早く逃げることができる。間隙の厚さもしくは幅は有利には次
のように、すなわち燃料噴射弁の運転中に生じる全温度範囲にわたって、アクチ
ュエータの非励起状態において間隙がアクチュエータの温度膨張に基づいて橋渡
しされることを確実に回避できるように、寸法設定されている。このようになっ
ていると、広い温度範囲における燃料噴射弁の運転が可能になる。
【0010】 燃料噴射弁が内方に向かって開放する燃料噴射弁である場合には、間隙がアク
チュエータの、弁閉鎖体とは反対側に位置しており、これに対して燃料噴射弁が
外方に向かって開放する燃料噴射弁である場合には、間隙はアクチュエータの、
弁閉鎖体に向けられた側に位置している。
チュエータの、弁閉鎖体とは反対側に位置しており、これに対して燃料噴射弁が
外方に向かって開放する燃料噴射弁である場合には、間隙はアクチュエータの、
弁閉鎖体に向けられた側に位置している。
【0011】 アクチュエータの温度に関連した長さ膨張の測定は、例えばアクチュエータの
電気容量の測定によって行うことができる。アクチュエータは通常、電極を備え
た複数の圧電層から成っているので、圧電式アクチュエータの熱膨張は、電極の
間隔を増大させ、ひいては電気容量を低減させる。従って電気容量の測定から、
アクチュエータの温度に関連した長さ膨張を逆算することができる。択一的に、
アクチュエータの熱膨張係数が十分正確に分かっている場合には、アクチュエー
タの温度を測定すればよい。この場合アクチュエータの温度の測定から、測定さ
れた温度におけるアクチュエータの温度に関連した長さ膨張を逆算することがで
きる。またアクチュエータの電気容量の測定とアクチュエータの温度の測定とを
、精度の改善を目的として互いに組み合わせることも可能である。
電気容量の測定によって行うことができる。アクチュエータは通常、電極を備え
た複数の圧電層から成っているので、圧電式アクチュエータの熱膨張は、電極の
間隔を増大させ、ひいては電気容量を低減させる。従って電気容量の測定から、
アクチュエータの温度に関連した長さ膨張を逆算することができる。択一的に、
アクチュエータの熱膨張係数が十分正確に分かっている場合には、アクチュエー
タの温度を測定すればよい。この場合アクチュエータの温度の測定から、測定さ
れた温度におけるアクチュエータの温度に関連した長さ膨張を逆算することがで
きる。またアクチュエータの電気容量の測定とアクチュエータの温度の測定とを
、精度の改善を目的として互いに組み合わせることも可能である。
【0012】 図面 次に図面を参照しながら本発明の実施例を詳しく説明する。
【0013】 図1は、本発明による燃料噴射弁の第1実施例を示す断面図、 図2は、本発明による燃料噴射弁の第2実施例を示す断面図、 図3は、本発明による燃料噴射弁を運転する本発明による方法を示す線図であ
る。
る。
【0014】 実施例の記載 図1には、本発明による燃料噴射弁1の1実施例が軸線を含む面で断面されて
示されている。燃料噴射弁1は特に、燃料特にガソリンを、有利には混合気圧縮
型火花点火式の内燃機関の燃焼室に直接噴射するために適している。
示されている。燃料噴射弁1は特に、燃料特にガソリンを、有利には混合気圧縮
型火花点火式の内燃機関の燃焼室に直接噴射するために適している。
【0015】 ケーシング体5内には圧電式のアクチュエータ3が組み込まれており、このア
クチュエータ3は予負荷エレメント4によってスリーブ状に取り囲まれている。
圧電式のアクチュエータ3は第1のアクチュエータフランジ5と第2のアクチュ
エータフランジ6との間において、両アクチュエータフランジ5,6に結合され
た予負荷エレメント4によって緊張させられている。アクチュエータ3、アクチ
ュエータフランジ5,6及び予負荷エレメント4は、ケーシング体2の円筒形の
切欠き7内に挿入されている。この場合アクチュエータ3は第1のアクチュエー
タフランジ5を介してケーシング体2に支持されている。
クチュエータ3は予負荷エレメント4によってスリーブ状に取り囲まれている。
圧電式のアクチュエータ3は第1のアクチュエータフランジ5と第2のアクチュ
エータフランジ6との間において、両アクチュエータフランジ5,6に結合され
た予負荷エレメント4によって緊張させられている。アクチュエータ3、アクチ
ュエータフランジ5,6及び予負荷エレメント4は、ケーシング体2の円筒形の
切欠き7内に挿入されている。この場合アクチュエータ3は第1のアクチュエー
タフランジ5を介してケーシング体2に支持されている。
【0016】 アクチュエータ3は実施例ではスリーブ状に形成されている。アクチュエータ
3及びアクチュエータフランジ5,6は中央開口8を有しており、この中央開口
8を貫いて弁ニードル9が貫通している。この弁ニードル9は、第2のアクチュ
エータフランジ6のためのストッパとして働く弁ニードルフランジ10を有して
いる。
3及びアクチュエータフランジ5,6は中央開口8を有しており、この中央開口
8を貫いて弁ニードル9が貫通している。この弁ニードル9は、第2のアクチュ
エータフランジ6のためのストッパとして働く弁ニードルフランジ10を有して
いる。
【0017】 中心軸線11に対して同心的に延びる弁ニードル9には、実施例では一体的に
弁閉鎖体12が形成されており、この弁閉鎖体12は、弁座坦体14に形成され
た弁座面13と一緒にシール座を形成している。弁閉鎖体12は円錐面15を有
しており、この円錐面15は円錐の弁座面13に合わせられている。噴射方向に
おいて弁座面13には、噴射開口16が続いている。燃料をより良好に分布させ
るために、弁閉鎖体12は少なくとも1つの渦流溝17を有している。
弁閉鎖体12が形成されており、この弁閉鎖体12は、弁座坦体14に形成され
た弁座面13と一緒にシール座を形成している。弁閉鎖体12は円錐面15を有
しており、この円錐面15は円錐の弁座面13に合わせられている。噴射方向に
おいて弁座面13には、噴射開口16が続いている。燃料をより良好に分布させ
るために、弁閉鎖体12は少なくとも1つの渦流溝17を有している。
【0018】 ケーシング体2の噴射側端部には、戻しばね19のためのばね受容室18が設
けられており、この場合戻しばね19は、弁ニードル9に結合されたフランジ2
0において弁ニードル9に係合作用し、弁閉鎖体12をその閉鎖方向に押圧する
。
けられており、この場合戻しばね19は、弁ニードル9に結合されたフランジ2
0において弁ニードル9に係合作用し、弁閉鎖体12をその閉鎖方向に押圧する
。
【0019】 燃料の供給は、ケーシング体2内に形成された燃料通路21を介して行われ、
この燃料通路21には、弁座坦体14に形成された燃料通路22が接続しており
、この燃料通路22は弁座体14の軸方向孔23に開口している。
この燃料通路21には、弁座坦体14に形成された燃料通路22が接続しており
、この燃料通路22は弁座体14の軸方向孔23に開口している。
【0020】 本発明によれば圧電式アクチュエータ3と弁閉鎖体12との間の操作区間には
間隙24が設けられている。図1に示された実施例では間隙24は、第2のアク
チュエータフランジ6と弁ニードルフランジ10との間に設けられている。しか
しながら基本的に間隙24は、アクチュエータ3と弁閉鎖体12との間の操作区
間における別の箇所に、例えば弁ニードル9と弁閉鎖体12との間に配置されて
いてもよい。
間隙24が設けられている。図1に示された実施例では間隙24は、第2のアク
チュエータフランジ6と弁ニードルフランジ10との間に設けられている。しか
しながら基本的に間隙24は、アクチュエータ3と弁閉鎖体12との間の操作区
間における別の箇所に、例えば弁ニードル9と弁閉鎖体12との間に配置されて
いてもよい。
【0021】 間隙24は圧電式アクチュエータ3の温度補償(Temperaturkompensation)の
ために働く。公知のように、圧電式のセラミック層から成るアクチュエータ3は
少なからず熱によって長さが膨張する。もし、第2のアクチュエータフランジ6
がアクチュエータ3の励起されていない休止状態において弁ニードルフランジ1
0に直接接触することによって、アクチュエータ3が直接的に弁ニードル9と結
合されていると、アクチュエータ3の励起のみならず、アクチュエータ3の熱膨
張もまた、燃料噴射弁1を開放させてしまう。これに対して本発明による燃料噴
射弁1では、アクチュエータ3の熱による長さ膨張は、単に間隙24の間隙幅h v を減少させるだけで、弁閉鎖体12を弁座面13から上昇させることはない。
ために働く。公知のように、圧電式のセラミック層から成るアクチュエータ3は
少なからず熱によって長さが膨張する。もし、第2のアクチュエータフランジ6
がアクチュエータ3の励起されていない休止状態において弁ニードルフランジ1
0に直接接触することによって、アクチュエータ3が直接的に弁ニードル9と結
合されていると、アクチュエータ3の励起のみならず、アクチュエータ3の熱膨
張もまた、燃料噴射弁1を開放させてしまう。これに対して本発明による燃料噴
射弁1では、アクチュエータ3の熱による長さ膨張は、単に間隙24の間隙幅h v を減少させるだけで、弁閉鎖体12を弁座面13から上昇させることはない。
【0022】 間隙24の間隙幅hvはこの場合次のように、すなわち燃料噴射弁1の運転中
に生じる温度範囲全体にわたって、アクチュエータ3の非励起休止状態において
間隙24がアクチュエータ3の温度膨張に基づいて橋渡しされないように、つま
り間隙24が無くならないように、設定されている。間隙24内にはガス状媒体
有利には燃料噴射弁1の周囲空気が存在している。間隙24内における空気は、
アクチュエータ3の操作時に例えば空気逃がし孔を介して素早く逃げることがで
きる。
に生じる温度範囲全体にわたって、アクチュエータ3の非励起休止状態において
間隙24がアクチュエータ3の温度膨張に基づいて橋渡しされないように、つま
り間隙24が無くならないように、設定されている。間隙24内にはガス状媒体
有利には燃料噴射弁1の周囲空気が存在している。間隙24内における空気は、
アクチュエータ3の操作時に例えば空気逃がし孔を介して素早く逃げることがで
きる。
【0023】 戻しばね19は択一的に弁ニードルフランジ10の、アクチュエータ3とは反
対側の端面にも作用することができ、このことは図1に破線で示されている。
対側の端面にも作用することができ、このことは図1に破線で示されている。
【0024】 図1では本発明が内方に向かって開放する燃料噴射弁1について示されている
が、これに対して図2には、外方に向かって開放する本発明による燃料噴射弁1
が示されている。既に記載されたエレメントには同一符号が付けられ、従って説
明を繰り返すことは省く。
が、これに対して図2には、外方に向かって開放する本発明による燃料噴射弁1
が示されている。既に記載されたエレメントには同一符号が付けられ、従って説
明を繰り返すことは省く。
【0025】 図1に示された実施例とは異なり、図2に示された実施例では弁閉鎖体12は
弁ニードル9に次のように、すなわち弁閉鎖体12の円錐面15が弁閉鎖面13
に外側で接触するように、配置されている。戻しばね19はフランジ20を介し
て弁ニードル9を図2において上方に向かって負荷し、これによって弁閉鎖体1
2をその閉鎖位置に戻すように作用する。
弁ニードル9に次のように、すなわち弁閉鎖体12の円錐面15が弁閉鎖面13
に外側で接触するように、配置されている。戻しばね19はフランジ20を介し
て弁ニードル9を図2において上方に向かって負荷し、これによって弁閉鎖体1
2をその閉鎖位置に戻すように作用する。
【0026】 第1のアクチュエータフランジ5はケーシング体2に当接しており、その結果
第2のアクチュエータフランジ6は圧電式アクチュエータ3の操作時に図2にお
いて下方に向かって運動し、間隙24を貫通した後に突出部30で弁ニードルフ
ランジ10に当接する。
第2のアクチュエータフランジ6は圧電式アクチュエータ3の操作時に図2にお
いて下方に向かって運動し、間隙24を貫通した後に突出部30で弁ニードルフ
ランジ10に当接する。
【0027】 図2に示された実施例においても間隙24は、既に述べたようなアクチュエー
タ3の温度補償という課題を有している。間隙幅hvは従って図2に示された実
施例においても次のように、すなわち燃料噴射弁1の運転中に生じる全温度範囲
にわたって、アクチュエータ3の電気的に励起されていない休止状態において間
隙24がアクチュエータ3の温度膨張に基づいて橋渡しされること、つまり間隙
24が無くなることを、確実に回避できるように、設定されている。
タ3の温度補償という課題を有している。間隙幅hvは従って図2に示された実
施例においても次のように、すなわち燃料噴射弁1の運転中に生じる全温度範囲
にわたって、アクチュエータ3の電気的に励起されていない休止状態において間
隙24がアクチュエータ3の温度膨張に基づいて橋渡しされること、つまり間隙
24が無くなることを、確実に回避できるように、設定されている。
【0028】 次に、本発明による燃料噴射弁1を運転する本発明による方法を、図3を参照
しながら詳しく述べる。図3には時間tを関数としてアクチュエータ3の行程h
が示されている。
しながら詳しく述べる。図3には時間tを関数としてアクチュエータ3の行程h
が示されている。
【0029】 本発明によればアクチュエータ3の熱による長さ膨張が測定される。アクチュ
エータ3の熱による長さ膨張の測定は、連続的に行われるか又は、各噴射間隔の
始めに又は所定された時間をおいて繰り返されることができる。熱による長さ膨
張が測定は、最も簡単な場合には、アクチュエータ3の温度が適当なセンサ例え
ばPTC抵抗を介して検出される。それからアクチュエータ3が成っている圧電
材料の熱による長さ膨張係数が十分な精度をもって知られている場合には、測定
されたアクチュエータ3の温度から、温度に関連したアクチュエータ3の現在の
長さを逆算することができる。
エータ3の熱による長さ膨張の測定は、連続的に行われるか又は、各噴射間隔の
始めに又は所定された時間をおいて繰り返されることができる。熱による長さ膨
張が測定は、最も簡単な場合には、アクチュエータ3の温度が適当なセンサ例え
ばPTC抵抗を介して検出される。それからアクチュエータ3が成っている圧電
材料の熱による長さ膨張係数が十分な精度をもって知られている場合には、測定
されたアクチュエータ3の温度から、温度に関連したアクチュエータ3の現在の
長さを逆算することができる。
【0030】 アクチュエータ3の温度に関連した長さは、しかしながらまたアクチュエータ
3の電気容量を測定することによって検出することもできる。圧電式アクチュエ
ータ3は一般的に複数の圧電式のセラミック層から成っており、これらのセラミ
ック層は軸方向における電界で該セラミック層を負荷するために、電極の間に配
置されている。圧電セラミック層の熱膨張時に、電極間の間隔は増大し、これに
よって圧電式アクチュエータ3の容量は減じられる。従ってアクチュエータ3の
温度に関連した容量の測定によって、温度に関連したアクチュエータ3の現在の
長さを逆算することができる。アクチュエータ3の温度の測定とアクチュエータ
3の容量の測定とは、精度を高めるために互いに組み合わせることができる。ア
クチュエータ3の容量の測定は、チャージ制御される電子回路又はブリッジ回路
を用いて行うことができ、このような回路においてアクチュエータ3の容量が規
準容量と比較される。
3の電気容量を測定することによって検出することもできる。圧電式アクチュエ
ータ3は一般的に複数の圧電式のセラミック層から成っており、これらのセラミ
ック層は軸方向における電界で該セラミック層を負荷するために、電極の間に配
置されている。圧電セラミック層の熱膨張時に、電極間の間隔は増大し、これに
よって圧電式アクチュエータ3の容量は減じられる。従ってアクチュエータ3の
温度に関連した容量の測定によって、温度に関連したアクチュエータ3の現在の
長さを逆算することができる。アクチュエータ3の温度の測定とアクチュエータ
3の容量の測定とは、精度を高めるために互いに組み合わせることができる。ア
クチュエータ3の容量の測定は、チャージ制御される電子回路又はブリッジ回路
を用いて行うことができ、このような回路においてアクチュエータ3の容量が規
準容量と比較される。
【0031】 間接的に測定された、アクチュエータ3の温度に関連した長さ膨張に基づいて
、アクチュエータ3の電気によって励起されていない休止状態における、温度に
関連して残っている間隙幅hvを求めることができる。本来の噴射インターバル
の前に、アクチュエータ3は本発明によれば第1の操作電圧を印加され、これに
よって、間隙24は理想的には消滅し、又は少なくとも可能な限り小さくなる。
この第1の電気的な操作電圧は、測定によって検出された温度に関連した間隙幅
hvに合わせられていて、この場合この第1の操作電圧は、間隙24の間隙幅h v が大きくなればなるほど、大きくなる。
、アクチュエータ3の電気によって励起されていない休止状態における、温度に
関連して残っている間隙幅hvを求めることができる。本来の噴射インターバル
の前に、アクチュエータ3は本発明によれば第1の操作電圧を印加され、これに
よって、間隙24は理想的には消滅し、又は少なくとも可能な限り小さくなる。
この第1の電気的な操作電圧は、測定によって検出された温度に関連した間隙幅
hvに合わせられていて、この場合この第1の操作電圧は、間隙24の間隙幅h v が大きくなればなるほど、大きくなる。
【0032】 図3には、時間t1〜t2の間における第1の操作電圧の印加が示されている
。アクチュエータ3はこの場合、予め検出された間隙幅hvに相当するアクチュ
エータ行程hvを実施する。別の温度では、測定によって検出された間隙幅hv ′は、図3に破線で示されているように、よりわずかであることができる。この
場合相応に、第1の操作電圧によって惹起された間隙幅hv′もまたわずかであ
る。
。アクチュエータ3はこの場合、予め検出された間隙幅hvに相当するアクチュ
エータ行程hvを実施する。別の温度では、測定によって検出された間隙幅hv ′は、図3に破線で示されているように、よりわずかであることができる。この
場合相応に、第1の操作電圧によって惹起された間隙幅hv′もまたわずかであ
る。
【0033】 時間t2〜t3の間もしくはt2′〜t3の間において、アクチュエータ3に
は、第1の操作電圧に比べて大きな第2の操作電圧が印加され、その結果アクチ
ュエータ3はさらに大きく膨張し、弁閉鎖体12は燃料噴射弁1を開放するため
に弁座面13から持ち上がる。従ってこの噴射インターバル中に、燃料噴射弁1
から燃料が噴射される。時点t3において第2の操作電圧は遮断され、その結果
アクチュエータ3は再びその休止状態へと弛緩する。
は、第1の操作電圧に比べて大きな第2の操作電圧が印加され、その結果アクチ
ュエータ3はさらに大きく膨張し、弁閉鎖体12は燃料噴射弁1を開放するため
に弁座面13から持ち上がる。従ってこの噴射インターバル中に、燃料噴射弁1
から燃料が噴射される。時点t3において第2の操作電圧は遮断され、その結果
アクチュエータ3は再びその休止状態へと弛緩する。
【0034】 本発明による方法によって、噴射時点は間隙幅hvから十分無関係になり、特
に、アクチュエータ3が間隙幅hvを克服するのに必要な時間が、噴射時点及び
噴射インターバルの長さに対して影響を与えることはなくなる。
に、アクチュエータ3が間隙幅hvを克服するのに必要な時間が、噴射時点及び
噴射インターバルの長さに対して影響を与えることはなくなる。
【図1】 本発明による燃料噴射弁の第1実施例を示す断面図である。
【図2】 本発明による燃料噴射弁の第2実施例を示す断面図である。
【図3】 本発明による燃料噴射弁を運転する本発明による方法を示す線図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月1日(2000.9.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項8】 温度に関連したアクチュエータ(3)の長さ膨張の測定が、
アクチュエータ(3)の温度の測定を含んでいる、請求項6又は7記載の燃料噴
射弁。
アクチュエータ(3)の温度の測定を含んでいる、請求項6又は7記載の燃料噴
射弁。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月8日(2001.2.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】 従来の技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁もしくは、請
求項6の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁を運転する方法に関する。
求項6の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁を運転する方法に関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】 ドイツ連邦共和国特許公開第19500706号明細書に基づいて、請求項1
の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁が公知である。この明細書に基づい
て公知の燃料噴射弁では、圧電式アクチュエータが、閉鎖体と結合された弁ニー
ドルを操作するために設けられている。弁閉鎖体は弁座面と共働してシール座を
形成している。この場合燃料噴射弁は、外方に向かって開放する燃料噴射弁とし
て構成されていても、内方に向かって開放する燃料噴射弁として構成されていて
もよい。積層されて配置された複数の圧電層から構成された圧電式アクチュエー
タは、確かに比較的大きな行程力を生ぜしめるが、しかしながらその行程運動距
離は比較的短い。従って公知の構成では、弁ニードルに伝達される行程運動距離
を増大させるために、弁ニードルと圧電式アクチュエータとの間に液圧式の伝達
装置もしくは変換装置(Uebersetzungseinrichtung)を設けることが提案されて
いる。液圧式の伝達装置もしくは変換装置は同時に、圧電式アクチュエータの温
度補償のためにも働く。 上記明細書から、アクチュエータに接触している作業ピストンと操作区間の一
部である行程ピストンとの間に設けられた間隙が公知であり、この間隙は液体に
よって満たされている。弁ニードルと圧電式アクチュエータとの間において弁ニ
ードルに伝達される行程運動距離を増大させるために、作業ピストン及び行程ピ
ストンの領域に、前記液圧式の伝達装置もしくは変換装置が設けられている。
の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁が公知である。この明細書に基づい
て公知の燃料噴射弁では、圧電式アクチュエータが、閉鎖体と結合された弁ニー
ドルを操作するために設けられている。弁閉鎖体は弁座面と共働してシール座を
形成している。この場合燃料噴射弁は、外方に向かって開放する燃料噴射弁とし
て構成されていても、内方に向かって開放する燃料噴射弁として構成されていて
もよい。積層されて配置された複数の圧電層から構成された圧電式アクチュエー
タは、確かに比較的大きな行程力を生ぜしめるが、しかしながらその行程運動距
離は比較的短い。従って公知の構成では、弁ニードルに伝達される行程運動距離
を増大させるために、弁ニードルと圧電式アクチュエータとの間に液圧式の伝達
装置もしくは変換装置(Uebersetzungseinrichtung)を設けることが提案されて
いる。液圧式の伝達装置もしくは変換装置は同時に、圧電式アクチュエータの温
度補償のためにも働く。 上記明細書から、アクチュエータに接触している作業ピストンと操作区間の一
部である行程ピストンとの間に設けられた間隙が公知であり、この間隙は液体に
よって満たされている。弁ニードルと圧電式アクチュエータとの間において弁ニ
ードルに伝達される行程運動距離を増大させるために、作業ピストン及び行程ピ
ストンの領域に、前記液圧式の伝達装置もしくは変換装置が設けられている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 液圧式の伝達装置もしくは変換装置がアクチュエータの操作行程を変換するた
めに必要がないような使用例も存在する。なぜならばこの場合、アクチュエータ
は既に燃料噴射弁を開放するのに十分な行程を生ぜしめるからである。このよう
な使用例のためには、液圧式の伝達装置もしくは変換装置の配置は単に温度補償
のためには面倒でかつコストがかかりすぎる。さらに、液圧式の伝達装置もしく
は変換装置のために、時間の経過と共に漏れ損失に基づいて逃げる可能性のある
特別な液圧媒体を使用しなくてはならない、という欠点がある。そしてこれによ
って、伝達装置もしくは変換装置の機能が損なわれ、かつ燃料噴射弁の耐用寿命
が短くなるというおそれがある。 英国特許第2094940号明細書及び特開平7−227091号公報に基づ
いて同様に、アクチュエータと弁閉鎖体との間の操作区間に間隙が設けられてい
る燃料噴射弁が公知である。この場合間隙はそれぞれ液圧媒体よって貫流される
領域又は室内に設けられている。英国特許第2094940号明細書に基づいて
公知の、間隙を備えた室は、この場合ダイヤフラムを用いてアクチュエータもし
くはアクチュエータケーシングに対して密にシールされている。そして室からは
戻し通路が延びているので、室は液体によって満たされている。弁ニードルを操
作するためのアクチュエータの励起時には、まず初めに室の間隙に存在する液圧
媒体を押し退ける必要がある。
めに必要がないような使用例も存在する。なぜならばこの場合、アクチュエータ
は既に燃料噴射弁を開放するのに十分な行程を生ぜしめるからである。このよう
な使用例のためには、液圧式の伝達装置もしくは変換装置の配置は単に温度補償
のためには面倒でかつコストがかかりすぎる。さらに、液圧式の伝達装置もしく
は変換装置のために、時間の経過と共に漏れ損失に基づいて逃げる可能性のある
特別な液圧媒体を使用しなくてはならない、という欠点がある。そしてこれによ
って、伝達装置もしくは変換装置の機能が損なわれ、かつ燃料噴射弁の耐用寿命
が短くなるというおそれがある。 英国特許第2094940号明細書及び特開平7−227091号公報に基づ
いて同様に、アクチュエータと弁閉鎖体との間の操作区間に間隙が設けられてい
る燃料噴射弁が公知である。この場合間隙はそれぞれ液圧媒体よって貫流される
領域又は室内に設けられている。英国特許第2094940号明細書に基づいて
公知の、間隙を備えた室は、この場合ダイヤフラムを用いてアクチュエータもし
くはアクチュエータケーシングに対して密にシールされている。そして室からは
戻し通路が延びているので、室は液体によって満たされている。弁ニードルを操
作するためのアクチュエータの励起時には、まず初めに室の間隙に存在する液圧
媒体を押し退ける必要がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】 本発明の利点 請求項1の特徴部に記載のように構成された本発明による燃料噴射弁は、これ
に対して次のような利点を有している。すなわち本発明による燃料噴射弁では、
圧電式又は磁歪式のアクチュエータは、高価な液圧式の伝達装置もしくは変換装
置を必要とせずに、操作区間内に配置された間隙に基づいて温度補償されている
。アクチュエータと弁閉鎖体との間の操作区間に配置された間隙は、アクチュエ
ータの温度による長さ膨張が燃料噴射弁を開放させることなしに、アクチュエー
タの温度による長さ膨張を妨げられずに可能にする。 間隙は有利には、アクチュエータに結合されたアクチュエータフランジと弁閉
鎖体に結合された弁ニードルとの間に配置されている。間隙内には有利にはガス
状媒体、特に空気が存在しており、このガス状媒体もしくは空気は、アクチュエ
ータの操作時に素早く逃げることができる。
に対して次のような利点を有している。すなわち本発明による燃料噴射弁では、
圧電式又は磁歪式のアクチュエータは、高価な液圧式の伝達装置もしくは変換装
置を必要とせずに、操作区間内に配置された間隙に基づいて温度補償されている
。アクチュエータと弁閉鎖体との間の操作区間に配置された間隙は、アクチュエ
ータの温度による長さ膨張が燃料噴射弁を開放させることなしに、アクチュエー
タの温度による長さ膨張を妨げられずに可能にする。 間隙は有利には、アクチュエータに結合されたアクチュエータフランジと弁閉
鎖体に結合された弁ニードルとの間に配置されている。間隙内には有利にはガス
状媒体、特に空気が存在しており、このガス状媒体もしくは空気は、アクチュエ
ータの操作時に素早く逃げることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】 請求項6の特徴部に記載のように構成されたこのような燃料噴射弁を運転する
本発明による方法には、燃料噴射弁を開放させるために、操作区間に設けられた
間隙を克服する必要がない、という利点がある。むしろアクチュエータの温度に
関連した長さ膨張は連続的に、アクチュエータの各操作行程の前又は所定の時間
をおいて測定される。アクチュエータはその操作時にまず初めに、第1の操作電
圧を印加され、この第1の操作電圧は、間隙が理想的には消滅するように又は少
なくとも可能な限り小さくなるように、アクチュエータを伸長させる。次いでア
クチュエータはより大きな第2の操作電圧を印加され、この第2の操作電圧は、
時間的な遅延なしに燃料噴射弁を開放させる。
本発明による方法には、燃料噴射弁を開放させるために、操作区間に設けられた
間隙を克服する必要がない、という利点がある。むしろアクチュエータの温度に
関連した長さ膨張は連続的に、アクチュエータの各操作行程の前又は所定の時間
をおいて測定される。アクチュエータはその操作時にまず初めに、第1の操作電
圧を印加され、この第1の操作電圧は、間隙が理想的には消滅するように又は少
なくとも可能な限り小さくなるように、アクチュエータを伸長させる。次いでア
クチュエータはより大きな第2の操作電圧を印加され、この第2の操作電圧は、
時間的な遅延なしに燃料噴射弁を開放させる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】 従属請求項に記載された処置によって、請求項1に記載された燃料噴射弁及び
請求項6に記載されてた燃料噴射弁を運転する方法の、別の有利な構成が可能で
ある。
請求項6に記載されてた燃料噴射弁を運転する方法の、別の有利な構成が可能で
ある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 間隙の間隙幅は有利には次のように、すなわち燃料噴射弁の運転中に生じる全
温度範囲にわたって、アクチュエータの励起されていない休止状態においてアク
チュエータの最大の温度膨張時にもアクチュエーが、弁座面から弁閉鎖体を持ち
上げるための、弁閉鎖体に対する作用接触部を有さないように、寸法設定されて
いる。これによって、広い運転範囲における燃料噴射弁の運転が可能になる。
温度範囲にわたって、アクチュエータの励起されていない休止状態においてアク
チュエータの最大の温度膨張時にもアクチュエーが、弁座面から弁閉鎖体を持ち
上げるための、弁閉鎖体に対する作用接触部を有さないように、寸法設定されて
いる。これによって、広い運転範囲における燃料噴射弁の運転が可能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/20 330 F02D 41/20 330 H01L 41/09 H01L 41/08 U
Claims (9)
- 【請求項1】 燃料噴射弁(1)、特に内燃機関の燃料噴射装置用の噴射弁
であって、圧電式又は磁歪式のアクチュエータ(3)と、該アクチュエータ(3
)から操作区間(6,24,10,9)を介して操作可能な弁閉鎖体(12)と
が設けられていて、該弁閉鎖体(12)が弁座面(13)と共働してシール座を
形成する形式のものにおいて、アクチュエータ(3)の励起されていない休止状
態において、操作区間(6,24,10,9)において間隙(24)が形成され
ていることを特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項2】 操作区間(6,24,10,9)が、アクチュエータ(3)
に結合されたアクチュエータフランジ(6)と、弁閉鎖体(12)に結合された
弁ニードル(9)とを有しており、間隙(24)がアクチュエータフランジ(6
)と弁ニードル(9)との間に配置されている、請求項1記載の燃料噴射弁。 - 【請求項3】 間隙(24)内に、ガス状媒体、特に空気が存在しており、
該ガス状媒体がアクチュエータ(3)の操作時に素早く逃げることができるよう
になっている、請求項1又は2記載の燃料噴射弁。 - 【請求項4】 間隙(24)の幅(hv)が次のように、すなわち燃料噴射
弁(1)の運転中に生じる全温度範囲にわたって、アクチュエータ(3)の励起
されていない休止状態において間隙(24)がアクチュエータ(3)の温度膨張
に基づいて橋渡しされることを確実に回避できるように、寸法設定されている、
請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。 - 【請求項5】 燃料噴射弁(1)が内方に向かって開放する燃料噴射弁(1
)であり、間隙(24)がアクチュエータ(3)の、弁閉鎖体(12)とは反対
側に位置している、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。 - 【請求項6】 燃料噴射弁(1)が外方に向かって開放する燃料噴射弁(1
)であり、間隙(24)がアクチュエータ(3)の、弁閉鎖体(12)に向けら
れた側に位置している、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。 - 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射弁(1)
を運転する方法であって、次のステップ、すなわち: アクチュエータ(3)の励起されていない休止状態において、温度に関連した
アクチュエータ(3)の長さ膨張を測定し、 測定された温度に関連したアクチュエータ(3)の長さ膨張に関連して、第1
の操作電圧をアクチュエータ(3)に印加し、この際に該第1の操作電圧を次の
ように、すなわち間隙(24)が消滅するか又は少なくとも可能な限り小さくな
るように、設定し、 噴射インターバル中に燃料噴射弁(1)を開放させるために、第2の操作電圧
をアクチュエータ(3)に印加する、 というステップを実行することを特徴とする、燃料噴射弁を運転する方法。 - 【請求項8】 温度に関連したアクチュエータ(3)の長さ膨張の測定が、
アクチュエータ(3)の電気容量の測定を含んでいる、請求項7記載の燃料噴射
弁。 - 【請求項9】 温度に関連したアクチュエータ(3)の長さ膨張の測定が、
アクチュエータ(3)の温度の測定を含んでいる、請求項7又は8記載の燃料噴
射弁。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19901711.5 | 1999-01-18 | ||
DE19901711A DE19901711A1 (de) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | Brennstoffeinspritzventil und Verfahren zum Betreiben eines Brennstoffeinspritzventils |
PCT/DE1999/003020 WO2000042313A1 (de) | 1999-01-18 | 1999-09-22 | Brennstoffeinspritzventil und verfahren zum betreiben eines brennstoffeinspritzventils |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2000593856A Pending JP2002535536A (ja) | 1999-01-18 | 1999-09-22 | 燃料噴射弁及び燃料噴射弁を運転する方法 |
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Country | Link |
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EP (1) | EP1147306B1 (ja) |
JP (1) | JP2002535536A (ja) |
KR (1) | KR20010113652A (ja) |
DE (2) | DE19901711A1 (ja) |
WO (1) | WO2000042313A1 (ja) |
Cited By (3)
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