JP2002535291A - 改善された放射線治療のための方法 - Google Patents

改善された放射線治療のための方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、選択された容積の組織を治療するために開示されており、その方法は、放射線増感剤および複数のイオン化放射線源を実質的に容積の組織内に分配し、その容積の組織全体にわたって一般的に一様に分配されている治療ゾーンを作り出す。上記組織を治療するための試薬も開示されており、その試薬は注入可能な治療試薬を形成するために一緒に使用される放射線増感剤とイオン化放射線源とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の技術分野と背景) 本発明は、選択された容積の組織の放射線処理、例えば、異状な細胞増殖また
は悪性の組織の処理などに対する方法および構成に関する。特に、本発明は、放
射線増感剤および複数のイオン化放射線源を実質的にその容積の組織内に分配し
、その容積の組織全体にわたって一般的に一様に分布している治療ゾーンを作り
出すことを含む新しい方法に関する。また、本発明は、特にそのような組織を治
療するための新しい試薬にも関し、その試薬は注入可能な治療試薬を定義するこ
とに関して放射線増感剤とイオン化放射線源とを含んでいる。
【0002】 癌の中に発生する異常細胞増殖は、例えば、放射線治療として知られているプ
ロセスにおいてイオン化放射線を使用してしばしば治療されることは周知である
。放射線治療(通常、1keVまたはそれより高いエネルギーの電磁放射線を使
用するが、必ずしもそうである必要はない)においては、放射線を外部の放射線
源から加えるか、あるいは被治療組織の内部に放射線源を導入することができる
。放射線治療における周知の欠点の1つは、一次治療サイトの周囲の健康な組織
に対する付帯的な損傷である。したがって、放射線治療における1つの大きな課
題は、癌性の腫瘍などにおける所望の組織に対する放射線の治療線量の選択的分
配である。放射線の効果を局所化するための1つの技法は、印加される放射線と
一緒に放射線不透過性の放射線増感剤を使用する方法である。これらの試薬は、
その増感剤において治療される組織上の放射線の効果を高め、そのような試薬が
被治療組織の中に導入される時に過去において腫瘍の中に線量エンハンスメント
(DE)を生じたことがある。
【0003】 しかし、増感剤の使用は先進的なものであるに過ぎず、放射線治療における完
全な回答ではない。上記方法を使用する時、従来の方法において、特に所望の組
織または治療容積の一様な処理において、いくつかの重要な問題がある。例えば
、その放射線不透過性の放射線増感剤を投与した後、治療容積全体に対する治療
の放射線量の一様な配送が、その放射線増感剤によって遮蔽されている治療容積
の部分によって妨げられることがよくある。 さらに詳細には、身体の外部の放射線源から放射線が配送される外部放射線を
使用する時、その放射線源に最も近い被治療組織における放射線増感剤が、その
イオン化放射線からより遠位の組織を遮蔽するか、またはブロックする傾向があ
り得る。結果として、被治療組織の一部分だけが有効な放射線量を受ける。 同様に、閉じ込められた放射線源、例えば、放射性の針または線またはリボン
のチップなどが被治療組織に直接に、あるいは近傍に導入される時(一般にブラ
キ治療と呼ばれる)、その放射線源の近傍にある放射線増感剤が、その組織の残
りの部分を所望の線量から遮蔽するように働く可能性がある。その結果は、問題
にしている腫瘍などの組織容積の一様な治療がなされないことになる。
【0004】 したがって、本発明の一般的な1つの目的は、腫瘍などの選択された容積の組
織に対する放射線治療の一様性を改善することである。 本発明のもう1つの目的は、所望の容積の組織についてのより一様な治療を提
供するのに役立つ組織の放射線治療のための方法および試薬を提供することであ
る。
【0005】 (発明の開示) 本発明は、選択された容積の組織を治療するための方法に関する。その方法は
、上記容積の組織内に放射線増感剤を分配するステップと、上記容積の組織内に
複数のイオン化放射線源を分配し、各放射線源が放射線治療ゾーンを作り出すよ
うにするステップとを含む。その放射線源は、複数の放射線源からの治療ゾーン
が一般的に上記容積の組織全体にわたって分配され、上記選択された容積内の組
織の実質的にすべてが少なくとも1つの治療ゾーンの中にあるように、上記容積
の組織内に分配される。
【0006】 本発明の1つの好適な実施形態においては、放射線増感剤および/または放射
線源がその選択された容積内に実質的に一様に分配され、上記選択された容積内
の組織に対してより一様な治療を提供する。本発明のもう1つの態様によれば、
各治療ゾーンが少なくとも1つの他の治療ゾーンに重なっていて、上記選択され
た容積内の組織の有効な治療をより良く確実にすることができる。 本発明の他の態様によれば、放射線増感剤の分配およびイオン化放射線源の分
配はそれらを一緒に、上記選択された容積の組織に対して直接に、あるいはそれ
に近接する場所に注入することによって順次に、あるいは同時に実行することが
でき、あるいは、本発明のもう1つの態様によれば、放射線増感剤の分配および
イオン化放射線源の分配は、その放射線増感剤およびイオン化放射線源を順次投
与することによって実行することができる。
【0007】 選択された容積の外側の健康な、あるいは他の組織における不当な影響を回避
するために、本発明のもう1つの態様によれば、放射線源の治療ゾーンは、好適
には、上記選択された容積の組織を超えて実質的には伸びないことが好ましい。 もう1つの態様によれば、本発明は組織の治療のための試薬にも関する。好適
には、その試薬は放射線増感剤の成分と、イオン化放射線源の成分とを含み、そ
の放射線増感剤の成分と放射線源の成分とが組み合わされて注入可能な治療試薬
を形成する。その試薬は任意の適切な形式であってよいが、本発明の好適な態様
によれば、液体またはジェルである。また、放射線増感剤および放射線源は注入
可能な試薬を形成するために結合することができる。 これらは、特許請求の範囲の中に述べられていて、本発明の以下の詳細な説明
の中で記述されている本発明の多くの態様のうちの一部分に過ぎない。
【0008】 (好適な実施形態の詳細な説明) 図1aおよび図1bは、従来の技術における放射線の遮蔽またはブロッキング
の問題を示している。特に、図1aは治療容積の内部および遠位部分の遮蔽の一
例10を示している。この例においては、放射線不透過性増感剤16が、癌性の
または悪性の腫瘍などの治療容積18全体を通じて分配されている。放射線12
が外部放射線源14を使用して印加される時、放射線12が外部放射線源に対し
て遠位方向に置かれている増感剤(22)に到達する前に、外部放射線源14に
最も近い増感剤(20)が放射線12の大部分を実質的に吸収する。
【0009】 結果として、治療容積18の内部および遠位の部分が放射線12から遮蔽され
、ある放射線貫通距離24以降に置かれている遠位の増感剤22の活性化の効率
は大きく削減される。この自己遮蔽は不均一な治療を生じ、放射線のほとんど又
はすべての活性化が、放射線源14に近接している治療容積18の部分に対して
主として閉じ込められている部分容積26の中で発生する(すなわち、放射線貫
通距離24の内部の線源‐ターゲットの分離において)。複数径路に沿っての配
送の場合であっても、そのような遮蔽が治療容積の内部の部分において発生し、
治療領域全体の効率が減少する。
【0010】 もう1つの遮蔽の例30が図1bに示されており、この場合、例えば、ブラキ
治療の場合のように、内包された内部放射線源が使用されている。図1bに示さ
れているように、放射線不透過性増感剤16が治療容積18全体にわたって実質
的に一様に分配されている。治療容積18の遠位部分の遮蔽は、放射線12が内
部放射線源32を使用して印加される時に発生する。内部放射線源34に近接し
ている増感剤が放射線12の大部分を実質的に吸収し、その残りの部分が内部放
射線源36に対して遠位の位置にある増感剤に達し、それによってある種の実効
放射線貫通距離24以降に配置されている遠位の増感剤36の活性化の効率を遮
蔽および削減する。この自己遮蔽は不均一な治療を発生し、ほとんどまたはすべ
ての活性化が放射線源32に近接している(すなわち、放射線の実効貫通距離2
4以内の放射線源‐ターゲットの距離にある)治療容積18の部分に対して主と
して限られている部分容積38において発生する。 本発明によると、従来の技術とは対照的に、悪性のマスまたは腫瘍などの選択
された容積の組織のより一様な放射線治療のための方法が提供される。
【0011】 図2aおよび図2bに示されているように、本発明の方法は、一般に、放射線
増感剤44を被治療組織の容積46内に分配するステップと、複数のイオン化放
射線源42をその容積内に分配するステップとを含む。各放射線源42は、増感
剤44と、組織またはその組織内の他の物質によって不当に遮蔽されるか、ブロ
ックされるか、あるいは減衰される前に、有効半径を有するすべての方向に放射
線を放射し、その放射線がその放射線増感剤と結合して作用する所望の線量エン
ハンスメント効果を提供する治療ゾーン56を形成する。その放射線源は、その
治療容積の中の組織の実質的にすべてが1つまたはそれ以上の治療ゾーンの内部
にあるように組織容積全体にわたって分配されている。好適には、放射線増感剤
および放射線源は、選択された容積の組織全体にわたって実質的に一様に分配さ
れ、その選択された組織容積に対して一般的に一様で有効な放射性治療をより良
く提供することが好ましい。
【0012】 本発明の1つの好適な実施形態においては、複数の放射性粒子またはナノ粒子
の形式で腫瘍消散可能放射性物質42の複数のエンティティが、図2bに示され
ているように、その治療容積の内部に配置される。治療容積46の中の腫瘍消散
可能放射性物質42の上記エンティティの濃度を増加させることによって、その
物質の複数の局所化された治療ゾーン56が重なり、治療64が所望の治療容積
46の内部で有効となる。腫瘍消散可能放射性物質は、一度分配されると、腫瘍
全体にわたって実質的に一様に(1つまたはそれ以上の一次投与サイトからの上
記分配が自然の分散、稀釈、または他の実質的に医師受動性の分配メカニズムに
よって発生する)、その腫瘍の容積全体にわたって実質的に一様な放射を発生す
る一様に分散された放射線源として働く。
【0013】 さらに、そのような分配メカニズムを使用することによって、治療容積の外側
の健康な組織に対して最小限度の実効放射線量が配送される。そのような一様な
放射線は、腫瘍の容積全体を通じて前記放射線増感剤の、より一様な活性化が得
られ(放射線源とターゲットとの間、すなわち、以下に説明されるように腫瘍消
散可能放射性物質および放射線増感剤のために)、そしてそれによって腫瘍全体
に対する放射線治療の治療線量を配送するための、より単純で効果的な手段が生
じる。これは任意の所与のエンティティ42の遮蔽の効果を緩和し、線量の計算
および配送を大幅に単純化する。腫瘍固有の放射線増感剤44は、上記のように
所望の治療46の内部にだけ実質的に存在するので、所望の治療容積46を超え
て伸びている任意の放射相互作用容積56の一部分66の存在は、上記照射され
る隣接容積68の中に大きな付随的損傷を生じない。また、上記のように、腫瘍
消散可能放射性物質42の複数のエンティティのそのような配送は、そのような
材料の溶液の腫瘍間への注入によって、あるいは同様な投与の技法、例えば、近
位の静脈への注入、またはリンパ液の注入などによって容易に実現することがで
きる。
【0014】 組織の治療容積または選択された容積は治療のために選択された任意の特定の
組織であってよい。通常、被治療組織は、細胞の増殖的成長が発生していて、イ
オン化放射によって治療することができる組織であるが、それに限定されるわけ
ではない。そのような細胞の増殖は良性のものである場合もあるが、本発明は、
例えば、癌性の腫瘍、または他の悪性の、あるいは病気のマスの組織、例えば、
シスト、ポリープまたは膿傷などの形式での悪性の皮膚の治療組織に、より多く
応用される。
【0015】 本発明は、採用される特定の放射線増感剤に限定されるわけではない。使用で
きる放射線増感剤の特定の例は、各種の放射線不透過性のハロゲン化キサンテン
およびその誘導体、例えば、ローズベンガルおよびその各種の誘導体、Phol
ixine Bおよびその各種の誘導体、エリトロシンBおよびその各種の誘導
体、エオシンYおよびその各種の誘導体を、各種の他の高度に臭素化またはヨー
ド化されたハロゲン化キサンテンおよびそれらの各種の誘導体、例えば、4、5
、6、7‐テトラブロモエリトロシン;各種のX線コントラスト剤、例えば、O
mnipaqueTM(イオエキソール)、OmniscanTM(ガドジアミ
ド)、WIN 8883(ジアトリゾイック酸)およびヨードアミド、およびリ
ピオドールと、各種の放射線不透過性元素またはモイエティ(moiety)、
例えば、ヨード、臭素、塩素、バリウム、ビスマス、ホウ素、金、銀、白金、鉄
、ガドリニウム、ディスプロシウム、およびタンタルなどを含む試薬;ヨードデ
オキシウリジンおよびブロモデオキシウリジンおよび関連の試薬;各種の置換型
アクリジンおよびイミダゾール・ベースの試薬を含む、各種のハロゲン化ヌクレ
オチドおよびDNAリガンドおよびインターカレータ;各種のニトロイミダゾー
ルおよび他の関連付けられた生体誘導試薬;ミスオニダゾールおよび関連付けら
れた試薬;エタニダゾールおよび関連付けられた試薬;ピモンダゾールおよび関
連付けられたピペリジン誘導体;アジリジンおよび関連付けられた試薬;シクロ
フォスファミドおよび関連付けられた試薬;ニトロソ尿素および関連付けられた
試薬;L‐フェニルアラニン・マスタードおよび関連付けられた試薬;シス型の
白金化合物および関連付けられた試薬;およびドクソルビシンおよび関連付けら
れた試薬などを含む。好適には、本発明はハロゲン化キサンテンなどの、腫瘍固
有の放射線増感剤を使用することが好ましい。より好適には、その腫瘍固有の放
射線増感剤はローズベンガルであることが好ましい。
【0016】 一般的に、これらの放射線増感剤は、例えば、静脈投与、直接注入、または同
様な従来の技法によって、治療容積の中に導入することができる。より好適には
、そのような投与は所望の治療容積の中への、あるいはその近傍に対する直接の
注入または他の同様な技法を含むことが好ましい。上記のような各種の放射線増
感剤と、そのような投与技法を使用することによって、数時間から数週間の期間
にわたって所望の治療容積の内部で、そのような放射線増感剤の治療学的に有用
なレベルの局所化された保持を導くことができる。結果として、放射線増感剤は
、分散、稀釈、または他の受動的な平衡または濃縮プロセス(好みの摂取を含む
)によって、所望の治療容積全体にわたって実質的に一様に分配されることにな
る。
【0017】 本発明の方法は、複数のイオン化放射線源を分配するステップをさらに含む。
本発明はいくつかのイオン化放射線源には限定されず、2つ以上のイオン化また
は高エネルギーの放射線源の使用が考えられる。本発明において使用するための
そのような放射線源の一例は、以下に説明されるような腫瘍消散可能放射性物質
である。しかし、本発明は以下に説明されるような腫瘍消散可能放射性物質およ
び放射性モイエティなどの放射性物質に限定されず、他の同様な物質も使用する
ことができる。好適には、1つまたはそれ以上の放射線源がその治療容積の内部
に置かれることが好ましい。さらに、以下に説明されるように、そのような複数
の放射線源を治療容積の内部に分配することが好ましい。
【0018】 より詳しく言えば、図2aは治療容積の中に置かれている、例えば、腫瘍消散
可能放射性物質42などの単独の放射線源の効果40を示しており、例えば、上
記のようなある量の腫瘍固有の放射線増感剤44が実質的にその治療容積46の
内部に一様に分散されて含まれている。「腫瘍消散可能」は治療容積、例えば、
腫瘍の内部で容易に消散可能であることを意味する。通常、腫瘍消散可能放射性
物質は液体、ジェルまたは他の消散可能な形式、あるいは、微粒子またはコロイ
ド状の懸濁液からなる放射性物質のフォーミュレーションで、患者の身体への注
入または他の同様な技法において安定である放射性物質の形式で溶解されるか、
あるいは可溶化された、あるいは消散可能な形式のものであってよい。好適には
、腫瘍消散可能な放射性物質は、癌性の腫瘍などの治療容積の中に直接に、ある
いはその近傍に対して静脈ドリップまたは注入などの周知の方法によって投与さ
れることが好ましい。
【0019】 上記腫瘍消散可能放射性物質の例としては、有機な、または無機的なマイクロ
スフェア、ミセル、またはナノ粒子で付加されるか、あるいは取り囲まれた放射
性同位元素を含み、キレートまたは他の有機的または無機的な試薬を使用して可
溶化される。この分野の技術においては、上記物質は癌性の腫瘍などの病気の組
織の中に、またはその近くに局所的に投与される時、前記組織の中に長い間保持
され、生物学的な半減期が数時間から数週間の範囲にあることが周知である。
【0020】 腫瘍消散可能放射性物質42から放射される同位元素の放射線48は、放射線
相互作用の容積52(腫瘍/放射線増感剤の環境の内部で、そのような放射線4
8の貫通距離によって提示される)内に存在する腫瘍固有の放射線増感剤50の
一部分を活性化し、局所化された治療ゾーン56を作り出す。この局所化された
治療ゾーン56を超えて到達する放射線58の強度は、その局所化された治療ゾ
ーン56の外側にある放射線増感剤60を実質的に活性化するのに不十分なので
、その局所化治療ゾーン56は、非治療または非処理容積62によって囲まれて
いる。したがって、ほとんどの場合、単独のエンティティの腫瘍消散可能放射性
物質42、例えば、単独の放射性粒子またはナノ粒子は所望の治療容積46全体
の治療を完了するには不十分である。
【0021】 本発明は、治療容積内において複数の放射線源を使用することによって、この
明白な欠点を克服する。好適には、放射線源は上記容積の組織内で実質的に一様
に分配されており、各放射線源に対する治療ゾーンが隣接しているか、あるいは
重なっていて、十分な数の放射線源が存在し、被治療組織容積の実質的にすべて
が少なくとも1つの治療ゾーンの内部にあることが好ましい。また、放射線源を
治療容積内で分配し、治療ゾーンの外側に存在する被治療組織の領域、例えば、
そのゾーンの外側の3分の1が、2つまたはそれ以上のゾーンの内部に存在し、
十分な放射線治療をより良く確保する。言い換えれば、治療ゾーンが重なり、そ
していくつかの組織容積が2つまたはそれ以上のゾーン内にある。
【0022】 好適には、放射線増感剤および腫瘍消散可能放射性物質(そのような物質は放
射性医試薬としても知られている)が、(1)それぞれの混合された溶液の単純
な注入または他の同様な配送技法によって、あるいは(2)それぞれの順次投与
(単純な注入または他の同様な配送技法による)によって患者に対して投与され
る(腫瘍または他の病的組織の中に直接に、あるいはその近傍に対して)。上記
投与が選択された放射線増感剤の濃度および容積を使用して実行され、病気の皮
膚の1kg当たりに約1ng以上の放射線増感剤の線量(すなわち、≧ng/k
g)が配送されるが、病気の組織の1kg当たりに約10gより多くの放射線増
感剤(すなわち、≦10g/kg)は配送されず、上記線量は非固有の、あるい
は組織系統の毒性またはその物質だけからの細胞毒性の誘導を回避しながら、照
射時に前記病気の組織の中に十分に局所化された細胞特性を作り出すように選択
されることがさらに好ましい。
【0023】 さらに、上記投与は選択された容積内の組織に対して約1mグレイ以上の(す
なわち、≧1mGy)の、ただし約1000グレイより多くない(すなわち、≦
1000Gyの)線量を配送し、好ましい線量は約0.1Gyから100Gyま
での範囲内にあるように行われることがさらに好ましい。その線量はその放射性
物質だけからの非固有の、あるいは組織系統の損傷の誘導を回避しながら、放射
線増感剤の十分に局所化された活性化を作り出すように選択される 物質の協調的な配送は、寸法的および化学的または生物学的性質(親水性また
は脂肪親和性など)が似ている放射線増感剤および腫瘍消散可能放射性物質を利
用することによって容易化することができる。というのは、そのような試薬の消
散が同様に発生する傾向があり、結果として治療サイトにおける放射線増感剤お
よび腫瘍消散可能放射性物質の両方の分配が実質的に一様になるからである。
【0024】 従来の方法とは対照的に、上記方法にはいくつかの明白な利点がある。放射線
増感剤および放射性物質の投与を注入または他の単純な投与技法によって行うこ
とができるので、その手順および必要な装置の複雑性が外部放射線源または埋込
み可能な放射線源を使用した放射の印加のために必要なものに比べて大幅に削減
される。そのような投与は放射線増感剤および放射性物質が一緒に混合された形
で投与される単独のステップを使用して可能である。代わりに、単純な2つまた
はそれ以上のステップの投与手順を使用することができる。この手順においては
、物質はステージ型の方法、あるいは別々の方法で投与され、例えば、1つの成
分が第2の成分の投与の前に一様な分布に達することができるか、あるいは1つ
またはそれ以上の成分の複数の線量が治療レベルを維持するために、例えば、放
射線の減衰または治療容積からの1つまたはそれ以上の成分の他の損失に対して
補正するために必要である場合である。
【0025】 さらに、迅速な減衰または身体からの自然のクリアが可能である放射線増感剤
および放射性物質が利用される場合、フォローアップ手順の複雑性も大幅に削減
される。というのは、腫瘍の崩壊時に、そのような試薬は分解するか、あるいは
さもなければその腫瘍のサイトおよび患者から自然のプロセスによってクリアさ
れるかのいずれかであるからである。したがって、ブラキ治療と違って、残留物
質はそのサイトには残らない(ブラキ治療の針などは手術による除去が必要にな
る可能性がある)。 いくつかの特殊ケースにおいては、もっと洗練された方法で放射線増感剤およ
び放射性医試薬の配送をより慎重に結合する必要があり得る。本発明のさらにも
う1つの実施形態によると、上記結合を達成するための方法および試薬が図3a
、図3b、および図3cに示されている。一般に、その試薬は放射線増感剤と、
イオン化放射線源の成分とが組み合わされて注入可能な治療試薬を形成するもの
を含む。
【0026】 より詳しく言えば、図3aは、例えば、上記の放射線増感剤のうちの1つであ
る1つまたはそれ以上の放射線増感剤モイエティ70と、1つまたはそれ以上の
放射性モイエティ72とのリンケージを、例えば、共有結合または他の化学的、
または物理的メカニズム74を使用して、増感剤‐放射性物質結合剤76を作り
出すリンケージを示している。上記共有リンケージは、例えば、リガンド複合化
放射性モイエティと有機放射線増感剤との間の共有結合から構成することができ
る。上記結合剤76は、上記と同様な方法で、適切な化学量論的方法で一緒に配
送されることを確実にする。好適には、上記結合剤の複数のエンティティが上記
のように治療容積または領域に対して投与されることが好ましい。
【0027】 本発明は特定の放射性モイエティに限定されない。本発明において使用するこ
とができる放射性モイエティの特定の例は各種の放射性同位元素およびそのよう
な放射性同位元素の化学的誘導体、例えば、アルミニウム、アメリシウム、コバ
ルト、銅、ガリウム、金、インジウム、ヨード、イリジウム、マンガン、燐、ラ
ジウム、レニウム、ロジウム、ルテニウム、硫黄、テクネシウム、タリウム、イ
ットリウム、の誘導体および他の放射性元素、化合物、あるいはα線、β線、γ
線、X線または他の高エネルギーまたはイオン化放射を作り出すことができる物
質の誘導体を含む。
【0028】 図3bに示されている代替実施形態は、(a)増感剤結合物80を作り出すた
めの化学的または生物学的ターゲット・モイエティ78に対して付加される上記
の例などの放射線増感剤モイエティ70と、(b)上記の例に対するものなどの
、放射性結合物82を作り出すための同様な化学的または生物学的ターゲット・
モイエティ78に対して付加される放射性モイエティ72とを使用する。増感剤
結合物80および放射性結合物82を上記と同様な方法で、例えば、一緒に、あ
るいは順次にのいずれかでの注入によって配送することにより、病気のサイトに
対するターゲット・モイエティ78の特異性に基づいて、所望の治療サイトに対
して両方の要素の一様な組み合わされた配送が容易化される。
【0029】 図3cに示されている本発明のさらにもう1つの実施形態は、例えば、上記モ
イエティのような1つまたはそれ以上の放射線増感剤モイエティ70と、1つま
たはそれ以上の放射性物質モイエティ72とを配送ビークル82の中に含んでい
る。上記配送ビークルの例は、この分野の技術において一般に利用できる方法を
使用して形成されるミセル、リポソーム、またはナノ粒子を含む。上記カプセル
化された試薬84は、その内容70および72を特定の治療領域または細胞構造
、例えば、細胞膜に対して配送するように設計することができ、参照によってこ
こに組み込まれている米国特許出願第09/216,787号の中で記述されて
いるような線量の向上の効力をさらに増大させるようにすることができる。
【0030】 図3aおよび図3bを参照して記述されたような化学的または生物学的なター
ゲット・モイエティの特定の例は、DNA、RNA、アミノ酸、蛋白質、抗体、
リガンド、ハプテン、炭化水素レセプターまたは複合試薬、蛋白質レセプターま
たは複合試薬、脂質レセプターまたは複合試薬、キレータ、カプセル化ビークル
、ナノ粒子、短鎖または長鎖脂肪族または芳香族炭化水素(アルデヒド、ケトン
、アルコール、エステル、アミド、アミン、ニトリル、アジ化物または他の親水
性または疎水性モイエティを含む)を含む。
【0031】 したがって、本発明の1つの好適な実施形態は、有効な放射線増感剤、例えば
、ローズベンガル、および腫瘍消散可能放射性物質、例えば、レニウム‐188
188Re)を、病気の組織、例えば、癌性の腫瘍の中に注入可能な混合物と
して組み合わせることである。188Reはジェネレータ発生のガンマ・エミッ
タ(155keV)であり、それは生物学的半減期が約1週間であるナノ粒子の
形式に容易にパッケージ化される。上記ガンマ・エネルギーはローズベンガルの
中に含まれているヨード原子によって容易に吸収され、それは腫瘍を容易に破壊
することができる治療学的にアクティブな形式(オージェ電子および他の低エネ
ルギーの二次放射)などへ上記エネルギーを変換する。ローズベンガルは細胞膜
の中に濃縮する傾向があるので、上記ターゲットの物質に対して放出されるエネ
ルギーは、上記構造と治療学的エネルギーとの相互作用からの結果としての、鋭
い膜の損傷の結果として細胞の壊死の刺激のために理想的に適している。
【0032】 さらに、細胞質の中に存在する放射線増感剤は、同様な二次放射メカニズムの
結果として細胞の遺伝子物質および他の細胞構造に対する損傷を容易化するよう
に適切に配置される。さらに、放射線増感剤および放射性同位元素は身体から迅
速にクリアされ、必要なフォローアップ手順の複雑性が最小である。というのは
、身体は残留している放射線増感剤、放射性物質、および破壊された腫瘍の生成
物を自然の手段によって解消する傾向があるからである。
【0033】 この説明は例示の目的に対してのみ提供されてきており、以下の特許請求の範
囲に定義されている本出願の発明を制限することが意図されているわけではない
。例えば、ハロゲン化されたキサンテンの特定の例に対してここで記述されてい
るターゲッティングを、従来の放射線増感剤を含む他の放射線不透過性物質に対
して適応するか、さもなければ適用できることは、この分野の技術に通常の技量
を有する人にとっては明らかである。 したがって、本発明の範囲は、上記詳細な説明において記述されているもので
はなく、特許請求の範囲の中で示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は従来の治療方法を使用している治療領域の内部および遠位部分の遮蔽
の一例を示し、(b)は従来の治療方法による内部放射線源を使用している治療
領域の遠位部分の遮蔽の一例を示す図。
【図2】 (a)は所望の治療容積の中に腫瘍固有の放射線増感剤と組み合わされた単独
の腫瘍消散可能放射性物質の効果を示し、(b)は(a)の治療容積の中に複数
の腫瘍消散可能放射性物質のエンティティが存在している、本発明の1つの好適
な実施形態を示す図。
【図3】 (a)は本発明の1つの実施形態に従って、増感剤‐放射性物質の結合試薬を
作り出すための、放射線増感剤モイエティと放射線モイエティとのリンケージを
示し、(b)は本発明の1つの実施形態に従って、増感剤結合物を作り出すため
のターゲット・モイエティに対して付加されている結合の放射線増感剤モイエテ
ィと、放射性結合剤を作り出すためにターゲット・モイエティに対して付加され
ている結合の放射性モイエティとを示し、(c)は本発明の1つの実施形態に従
って、配送ビークルの中の放射線増感剤モイエティと放射性モイエティとを示す
図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月13日(2001.4.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 エイチ クライグ ディース アメリカ合衆国 テネシー州 37923 ノ ックスビレ ウィンドハムウェイ 1006 アパートメント 1517 Fターム(参考) 4C084 AA12 MA02 MA16 MA24 MA28 NA14 ZB261

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択された容積の組織を治療するための方法であって、前記
    方法は、 前記容積内に放射線増感剤を分配するステップと、 前記容積内に複数のイオン化放射線源を分配するステップとを含み、各放射線
    源は放射線治療ゾーンを発生し、前記組織容積の中の実質的にすべての組織が少
    なくとも1つの放射線治療ゾーンの内部に存在する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤が前記容
    積内に実質的に一様に分配される方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記放射線源が前記容積の
    組織内に分配されていて、前記治療ゾーンが一般に前記容積の組織全体にわたっ
    て一様に分配される方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、前記の各治療ゾーンが少な
    くとも1つの他の治療ゾーンと重なる方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤および前
    記放射線源が結合されて結合剤を形成する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤がターゲ
    ット・モイエティに対して結合されて結合剤を形成し、前記放射線源がターゲッ
    ト・モイエティに対して結合されてもう1つの結合剤を形成する方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤と前記放
    射線源とが配送ビークルの中に置かれていて、カプセル化された試薬を形成する
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の方法において、放射線増感剤の前記分配の
    ステップとイオン化放射線源の前記分配のステップとが、前記結合剤を前記容積
    の組織の中に、あるいはその近傍へ注入することによって同時に実行される方法
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法において、放射線増感剤の前記分配の
    ステップとイオン化放射線源の前記分配のステップとが、前記放射線増感剤と前
    記イオン化放射線源とを順次的に投与することによって実行される方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤が、分
    配された時に前記組織と結合する方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の方法において、前記放射線源が分配され
    た時、前記組織と結合する方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の方法において、前記治療ゾーンが前記選
    択された容積の組織を超えては実質的には広がらないようになっている方法。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤を組織
    体系的に導入するステップをさらに含む方法。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤を前記
    選択された容積の組織の中に直接に導入するステップをさらに含む方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、前記分配のステップが
    前記導入のステップの後で発生する方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の方法において、前記分配のステップが
    前記導入ステップの間に発生する方法。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤を前記
    選択された容積の組織の近傍に注入するステップをさらに含む方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の方法において、前記分配のステップが
    前記導入のステップの後に発生する方法。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の方法において、前記分配のステップが
    前記導入のステップの間に発生する方法。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の方法において、前記イオン化放射線源を
    前記選択された容積の組織の中に直接に導入するステップをさらに含む方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の方法において、前記分配のステップが
    前記導入のステップの後に発生する方法。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の方法において、前記分配のステップが
    前記導入のステップの間に発生する方法。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載の方法において、前記選択された容積の組
    織が過度の細胞増殖を経験している組織を含む方法。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤が前記
    選択された容積の組織全体にわたって実質的に一様に活性化される方法。
  25. 【請求項25】 請求項1に記載の方法において、前記イオン化放射線源が
    前記選択された容積の組織の外側へ最小限の有効放射を放射する方法。
  26. 【請求項26】 請求項1に記載の方法において、前記イオン化放射線源が
    腫瘍消散可能な放射性物質である方法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の方法において、前記腫瘍消散可能放射
    性物質が有機的な、または無機的なマイクロスフェア、ミセル、ナノ粒子および
    コロイドに対して付加されるか、あるいはその中に包含されている同位元素、あ
    るいはキレート、有機試薬および無機試薬を使用して可溶化されている同位元素
    から構成されているグループから選択される方法。
  28. 【請求項28】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤が、放
    射線不透過性のハロゲン化キサンテンおよびその誘導体;X線コントラスト剤;
    放射線不透過性元素を含む試薬;ヨードデオキシウリジンおよびブロモデオキシ
    ウリジンおよび関連付けられた試薬;ハロゲン化されたヌクレオチドおよびDN
    Aリガンドおよびインターカレータ;置換されたアクルジンおよびイミダゾール
    ・ベースの試薬;ニトロイミダゾールおよび関連の生体誘導性試薬;ミソニダゾ
    ールおよび関連付けられた試薬;エタニダゾールおよび関連付けられた試薬;ピ
    モンダゾールおよび関連付けられたピペリジン‐誘導体;アジリジンおよび関連
    付けられた試薬;シクロフォスファミドおよび関連付けられた試薬;ニトロソ尿
    素および関連付けられた試薬;L‐フェニールアラニン・マスタードおよび関連
    付けられた試薬;シス型の白金化合物および関連付けられた試薬;およびドクソ
    ルビシンおよび関連付けられた試薬から構成されているグループから選択される
    方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の方法において、前記ハロゲン化キサン
    テンが、ローズベンガルおよびその誘導体、フロキシンBおよびその誘導体、エ
    リトロシンBおよびその誘導体、エオシンYおよびその誘導体、高度に臭化され
    たハロゲン化キサンテン、および高度にヨード化されたハロゲン化キサンテンお
    よび、4、5、6、7‐テトラブロモエリトロシンを含むそれらの誘導体から構
    成されているグループから選択される方法。
  30. 【請求項30】 請求項28に記載の方法において、前記X線コントラスト
    剤がOmnipaqueTM(イオヘキソール)、OmniscanTM(ガド
    ジアミド)、WIN 8883(ジアトリゾイック酸)、ヨードアミドおよびリ
    ピオドールから構成されているグループから選択される方法。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載の方法において、前記放射線不透過性元
    素が、ヨード、臭素、塩素、バリウム、ビスマス、ホウ素、金、銀、白金、鉄、
    ガドリニウム、ジスプロジウム、およびタンタルから構成されているグループか
    ら選択される方法。
  32. 【請求項32】 請求項1に記載の方法において、前記放射線増感剤が組織
    の1kg当たりに約1ngから10gまでの放射線増感剤の濃度を有する方法。
  33. 【請求項33】 請求項1に記載の方法において、前記イオン化放射線源が
    前記治療ゾーンの内部に約1mGyと1000Gyとの間の線量を提供する方法
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の方法において、前記線量が約0.1G
    yと100Gyとの間にある方法。
  35. 【請求項35】 請求項5に記載の方法において、前記放射線源が、アルミ
    ニウム、アメリシウム、コバルト、銅、ガリウム、金、インジウム、ヨード、イ
    リジウム、マンガン、燐、ラジウム、レニウム、ロジウム、ルテニウム、硫黄、
    テクネシウム、タリウム、イットリウム、および亜鉛から構成されているグルー
    プから選択された放射性モイエティである方法。
  36. 【請求項36】 請求項6に記載の方法において、前記ターゲット・モイエ
    ティが、DNA、RNA、アミノ酸、蛋白質、抗体、リガンド、ハプテン、炭化
    水素レセプター、蛋白質レセプター、脂質レセプター、キレータ、カプセル化ビ
    ークル、ナノ粒子、短鎖および長鎖脂肪族および芳香族炭化水素、および他の疎
    水性または親水性モイエティ、および複合試薬から構成されているグループから
    選択される方法。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の方法において、前記短鎖および長鎖脂
    肪族および芳香族炭化水素が、アルデヒド、ケトン、アルコール、エステル、ア
    ミド、アミン、ニトリルおよびアジ化物から構成されているグループから選択さ
    れた1つまたはそれ以上の化合物を含む方法。
  38. 【請求項38】 請求項7に記載の方法において、前記配送ビークルが、ミ
    セル、リポソームおよびナノ粒子から構成されるグループから選択される方法。
  39. 【請求項39】 組織の治療のための試薬であって、前記試薬は、 放射線増感剤の成分と、 イオン化放射線源の成分とを含み、 前記放射線増感剤の成分と放射線源の成分とが組み合わされて注入可能な治療
    ゾーンを形成する試薬。
  40. 【請求項40】 請求項39に記載の試薬において、前記試薬が液体の形式
    である試薬。
  41. 【請求項41】 請求項39に記載の試薬において、前記試薬がジェルの形
    式である試薬。
  42. 【請求項42】 請求項39に記載の試薬において、前記放射線増感剤の成
    分および放射線源の成分が結合される試薬。
  43. 【請求項43】 請求項39に記載の試薬において、前記放射線増感剤の成
    分と前記放射線源の成分とが配送ビークルの中に置かれていて、カプセル化され
    た試薬を形成する試薬。
  44. 【請求項44】 請求項39に記載の試薬において、イオン化放射線源の成
    分が腫瘍消散可能放射性物質である試薬。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載の試薬において、前記腫瘍消散可能放射
    性物質が、有機的な、または無機的なマイクロスフェア、ミセル、ナノ粒子およ
    びコロイドに対して付加されているか、あるいは囲まれている放射性同位元素、
    あるいはキレート、有機試薬および無機試薬を使用して可溶化されている放射性
    同位元素から構成されているグループから選択される試薬。
  46. 【請求項46】 請求項39に記載の試薬において、前記放射線増感剤が、
    放射線不透過性のハロゲン化キサンテンおよびその誘導体;X線コントラスト剤
    ;放射線不透過性元素を含む試薬;ヨードデオキシウリジンおよびブロモデオキ
    シウリジンおよび関連付けられた試薬;ハロゲン化ヌクレオチドおよびDNAリ
    ガンドおよびインターカレータ;置換されたアクリジンおよびイミダゾール・ベ
    ースの試薬;ニトロイミダゾールおよび関連付けられた生体誘導試薬;ミソニダ
    ゾールおよび関連付けられた試薬;エタニダゾールおよび関連付けられた試薬;
    ピモンダゾールおよび関連付けられたピペリジン誘導体;アジリジンおよび関連
    付けられた試薬;シクロフォスファミドおよび関連付けられた試薬;ニトロソ尿
    素および関連付けられた試薬;L‐フェニールアラニン・マスタードおよび関連
    付けられた試薬;シス型の白金化合物および関連付けられた試薬;およびドクソ
    ルビシンおよび関連付けられた試薬から構成されているグループから選択される
    試薬。
  47. 【請求項47】 請求項46に記載の試薬において、前記ハロゲン化キサン
    テンが、ローズベンガルおよびその誘導体、フロキシンBおよびその誘導体、エ
    リトロシンBおよびその誘導体、エオシンYおよびその誘導体、高度に臭素化さ
    れたハロゲン化キサンテン、および高度にヨード化されたハロゲン化キサンテン
    および、4、5、6、7テトラブロモエリトロシンを含むその誘導体から構成さ
    れているグループから選択される試薬。
  48. 【請求項48】 請求項46に記載の試薬において、前記X線コントラスト
    剤が、OmnipaqueTM(イオヘキソール)、OmniscanTM(ガ
    ドジアミド)、WIN 8883(ジアトリゾイック酸)、ヨードアミドおよび
    リピオドールから構成されているグループから選択される試薬。
  49. 【請求項49】 請求項46に記載の試薬において、前記放射線不透過性元
    素が、ヨード、臭素、塩素、バリウム、ビスマス、ホウ素、金、銀、白金、鉄、
    ガドリニウム、ジプロジウム、およびタンタルから構成されているグループから
    選択される試薬。
  50. 【請求項50】 請求項39に記載の試薬において、前記放射線増感剤の成
    分が1kgの組織当たり約1ngから10gまでの間の放射線増感剤の濃度を有
    する試薬。
  51. 【請求項51】 請求項39に記載の試薬において、前記イオン化放射線源
    の成分が、約1mGyと1000Gyとの間の線量を前記治療ゾーンの内部に提
    供する試薬。
  52. 【請求項52】 請求項51に記載の試薬において、前記線量が約0.1G
    yと100Gyとの間にある試薬。
  53. 【請求項53】 請求項39に記載の試薬において、前記放射線源の成分が
    、アルミニウム、アメリシウム、コバルト、銅、ガリウム、金、インジウム、ヨ
    ード、イリジウム、マンガン、燐、ラジウム、レニウム、ロジウム、ルテニウム
    、硫黄、テクネシウム、タリウム、イットリウム、および亜鉛から構成されてい
    るグループから選択された放射性モイエティである試薬。
  54. 【請求項54】 請求項39に記載の試薬において、前記放射線増感剤の成
    分および前記放射線源の成分がカプセル化された試薬を形成するために配送ビー
    クルの中に置かれる試薬。
  55. 【請求項55】 請求項54に記載の試薬において、前記配送ビークルがミ
    セル、リポソームおよびナノ粒子から構成されているグループから選択される試
    薬。
  56. 【請求項56】 組織の治療のための試薬であって、前記試薬は、 放射線増感剤がターゲット・モイエティに対して結合されている結合剤と、 放射線源がターゲット・モイエティに対して結合されている第2の結合剤とを
    含む試薬。
  57. 【請求項57】 請求項56に記載の試薬において、前記ターゲット・モイ
    エティが、DNA、RNA、アミノ酸、蛋白質、抗体、リガンド、ハプテン、炭
    水化物レセプター、蛋白質レセプター、脂質レセプター、キレータ、カプセル化
    ビークル、ナノ粒子、短鎖および長鎖脂肪族および芳香族炭化水素、および他の
    親水性または疎水性モイエティ、および複合試薬から構成されているグループか
    ら選択される試薬。
  58. 【請求項58】 請求項57に記載の試薬において、短鎖および長鎖脂肪族
    および芳香族炭化水素が、アルデヒド、ケトン、アルコール、エステル、アミド
    、アミン、ニトリル、およびアジ化物から構成されているグループから選択され
    た1つまたはそれ以上の化合物を含む試薬。
  59. 【請求項59】 請求項56に記載の試薬において、イオン化放射線源の成
    分が腫瘍消散可能放射性物質である試薬。
  60. 【請求項60】 請求項59に記載の試薬において、前記腫瘍消散可能放射
    性物質が、有機的な、または無機的なマイクロスフェア、ミセル、ナノ粒子およ
    びコロイドに対して付加されているか、あるいはその中に含まれている放射性同
    位元素あるいはキレート、有機試薬および無機試薬を使用して可溶化されている
    放射性同位元素のグループから選択される試薬。
  61. 【請求項61】 請求項56に記載の試薬において、前記放射線増感剤が、
    放射線不透過性のハロゲン化キサンテンおよびその誘導体;X線コントラスト剤
    ;放射線不透過性元素を含む試薬;ヨードデオキシウリジンおよびブロモデオキ
    シウリジンおよび関連付けられた試薬;ハロゲン化されたヌクレオチドおよびD
    NAリガンドおよびインターカレータ;置換されたアクルジンおよびイミダゾー
    ル・ベースの試薬;ニトロイミダゾールおよび関連の生体誘導性試薬;ミソニダ
    ゾールおよび関連付けられた試薬;エタニダゾールおよび関連付けられた試薬;
    ピモンダゾールおよび関連付けられたピペリジン‐誘導体;アジリジンおよび関
    連付けられた試薬;シクロフォスファミドおよび関連付けられた試薬;ニトロソ
    尿素および関連付けられた試薬;L‐フェニールアラニン・マスタードおよび関
    連付けられた試薬;シス型の白金化合物および関連付けられた試薬;およびドク
    ソルビシンおよび関連付けられた試薬から構成されているグループから選択され
    る試薬。
  62. 【請求項62】 請求項61に記載の試薬において、前記ハロゲン化キサン
    テンが、ローズベンガルおよびその誘導体、フロキシンBおよびその誘導体、エ
    リトロシンBおよびその誘導体、エオシンYおよびその誘導体、高度に臭化され
    たハロゲン化キサンテン、および高度にヨード化されたハロゲン化キサンテンお
    よび、4、5、6、7‐テトラブロモエリトロシンを含むそれらの誘導体から構
    成されているグループから選択される試薬。
  63. 【請求項63】 請求項61に記載の試薬において、前記X線コントラスト
    剤がOmnipaqueTM(イオヘキソール)、OmniscanTM(ガド
    ジアミド)、WIN 8883(ジアトリゾイック酸)、ヨードアミドおよびリ
    ピオドールから構成されているグループから選択される試薬。
  64. 【請求項64】 請求項61に記載の試薬において、前記放射線不透過性元
    素が、ヨード、臭素、塩素、バリウム、ビスマス、ホウ素、金、銀、白金、鉄、
    ガドリニウム、ジスプロジウム、およびタンタルから構成されているグループか
    ら選択される試薬。
  65. 【請求項65】 請求項56に記載の試薬において、前記放射線源が、アル
    ミニウム、アメリシウム、コバルト、銅、ガリウム、金、インジウム、ヨード、
    イリジウム、マンガン、燐、ラジウム、レニウム、ロジウム、ルテニウム、硫黄
    、テクネシウム、タリウム、イットリウム、および亜鉛から構成されているグル
    ープから選択された放射性モイエティである試薬。
  66. 【請求項66】 請求項1に記載の方法において、放射線増感剤の前記分配
    およびイオ化放射線源の前記分配が、前記放射線増感剤および前記イオン化放射
    線源を同時に投与することによって実行される方法。
  67. 【請求項67】 選択された容積の組織を治療するための方法であって、 放射線増感剤を患者に対して投与し、前記放射線増感剤の一部分が前記容積の
    組織全体にわたって実質的に維持されているステップと、 複数の放射線源を前記容積の組織の近傍に、あるいはその中に投与し、前記放
    射線源が前記容積の組織全体にわたって分配されて、前記容積の組織全体にわた
    って実質的に一様な放射線を発生するようにしたステップとを含む方法。
JP2000594498A 1999-01-25 2000-01-25 改善された放射線治療のための方法 Pending JP2002535291A (ja)

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