JP2002534721A - 無損失エンコーダにおけるサイド情報の効率的な符号化 - Google Patents

無損失エンコーダにおけるサイド情報の効率的な符号化

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Abstract

(57)【要約】 「スーパー・オーディオ・CD」(“Super Audio CD"(SACD))において、DSD信号はフレーミング、予測、及び、エントロピー符号化を使用して無損失に符号化される。効率的にエンコードされた信号以外に多数のパラメータ、即ち、サイド情報もSACDに記憶されなくてはならない。サイド情報は、エンコードするために使用され、デコーダに送信されるべき予測フィルタ係数及び確率表を有する。サイド情報のために要求される記憶容量が小さいほど、全体的な符号化利得もよくなる。従って、サイド情報のデータを圧縮するよう符号化技術がサイド情報にも適用される。フレームはセグメント化され得、各セグメントは夫々各自のフィルタ係数の組及び確率表を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ディジタル情報信号の無損失エンコード及び無損失エンコード方法
のための装置と、復号化する装置と、記録担体とに関する。
【0002】 「スーパー・オーディオ・CD」(“Super Audio CD"(SACD))において
、DSD信号はフレーミング、予測、及び、エントロピー符号化を使用して無損失
に符号化される。効率的にエンコードされた信号以外に多数のパラメータ、即ち
、予測フィルタ係数及び確率表を有するサイド情報もSACDに記憶されなくてはな
らない。サイド情報のために要求される記憶容量が小さいほど、全体的な符号化
利得もよりよくなる。従って、符号化技術がサイド情報にも適用される。DSD信
号の無損失エンコードの説明は、1997年9月26−29日にニューヨークに
おけるAESの第103回会議において発表されたプレプリント4563(I−6
)中のF.Bruekers他による論文“Improved lossless coding of 1-bit aud
io signals”中で説明される。
【0003】 本発明は、サイド情報を記憶するために使用されるべきビット数を節約するよ
う例えば、SACD中で使用され得る方法を提供することを目的とする。
【0004】 以下の説明においてこれらの方法が説明される。
【0005】 本発明の上記及び他の面は、以下の図面説明において更に説明される。
【0006】 例えば、オーバーサンプルされたオーディオ信号の1ビットの無損失エンコー
ド及び復号化の処理は、図1を用いて以下に簡単に説明し、同図は、図1aにお
いてエンコード装置の実施例を示し、図1bにおいて復号化装置の実施例を示す
。図1aの装置における無損失コーディングは、オーディオ信号の隔離された部
分(フレーム)上で実施される。このようなフレームの典型的な長さは、376
32ビットである。入力信号Fの2つの可能なビット値‘1’及び‘0’は、夫
々サンプル値+1及び−1を表わす。予測フィルタz−1A(z)4のための係
数の係数がフレーム毎にフィルタ係数発生ユニット12中で例えば、自己相関方
法によって決定される。フィルタ出力信号Zは予測されたビットFの値を決定
し、フィルタ出力信号Zの大きさは予測が正確である確率を示す。フィルタ出力
信号Zが量子化器10中で量子化される際、予測された入力信号Fが得られ、
この入力信号Fは組み合わせユニット2中で実行され残留信号Eを生じる。予
測が正確な場合、即ち、F=Fの場合、残留信号EはE=0に等しい。確率表
p(|.|)の内容は、Zの1つの可能な値に対してE=0となる確率をpが示
すようフレーム毎に設計される。|Z|の小さい値に対して正確な予測の確率は0
.5に近く、|Z|の大きい値に対して正確な予測の確率は1.0に近い。明らか
に、予測が不正確な場合、即ちF≠F又はE=1となる確率は、p=1−p である。
【0007】 フレーム(又は、後に説明するセグメント)のための確率表は、ユニット13
によって決定される。ユニット13から供給されるこの確率表を用いて、ユニッ
ト8は信号Zである入力信号に応答して確率値Pを発生する。
【0008】 図1aの装置中の算術デコーダ(ACEnc.)6は、符号(D)が少ないビ
ットを要求するようEのビットのシーケンスを符号化する。このためには、算術
エンコーダは、信号Eのビットn、即ちE[n]が特定の値を有する確率を使用
する。ビットE[n]=0を符号化するためのビット数は、
【0009】
【数1】 によって表わされ、実際にはP≧1/2であるためこのビット数は1ビット以
上でない。ビットE[n]=1を符号化するためのビット数は、
【0010】
【数2】 によって表わされ、このビット数は1ビット未満でない。夫々の式中のMは、算
術エンコーダの最適でない挙動を表わすものであるが、実際には無視してもよい
【0011】 符号(D)において、正確な予測(E[n]=0)は1ビット未満で生じ、不
正確な予測(E[n]=1)は1ビット以上で生じる。確率表は、平均で完全な
フレームに対して、符号(D)のためのビット数が最小となるよう設計されてい
る。
【0012】 符号(D)以外にも係数発生ユニット12によって発生された予測フィルタ4
の係数と、確率表を決定するユニット13によって発生された確率表の内容とが
エンコーダからデコーダへ送信されなくてはならない。この目的のために、エン
コード装置は、エンコーダ6の出力信号、並びに、発生ユニット12及び13か
らサイド情報を受信するマルチプレクサ装置14を有する。サイド情報は、予測
フィルタ係数及び確率表を有する。マルチプレクサユニット14は、情報のシリ
アルデータストリームを記録担体のような送信媒体に供給する。
【0013】 図1bの復号化装置において、エンコード処理の完全に逆の処理が実行され、
無損失コーディングシステムを形成する。デマルチプレクサユニット20は、デ
ータD及びサイド情報を有するシリアルデータストリームを受信する。このデマ
ルチプレクサユニット20は、そのデータストリームからデータDを引き出し、
このデータDを算術デコーダ22に供給する。算術デコーダ(AC Dec.)
は、信号Eの正確な値を引き出すために算術エンコーダに設けられたと同一の確
率が設けられる。従って、デマルチプレクサユニットは、エンコーダで使用され
たと同じ同じ予測フィルタ係数及び確率表を受信したシリアルデータストリーム
から引き出し、予測フィルタ係数を予測フィルタ24に供給し確率表を確率値発
生ユニット26に供給する。
【0014】 図1における回路構成は、情報の単一のシリアルデータストリームをエンコー
ド/復号化するために設けられる。多重チャネル・ディジタルオーディオ信号の
ような多重チャネル情報信号をエンコード/復号化することは、図1を参照して
上述した処理を図1の回路によって時分割多重で行う、若しくは、複数のこのよ
うな回路によって平行に行われ得る。別の解決策は、米国出願09/26825
2(PHN16.805)に対応する国際特許出願IB99/00313に開示
される。
【0015】 ここで、本発明によると、エンコード装置が量子化器Q及び組み合わせユニッ
ト2を有しなくてもよいことに注意すべきである。この内容を説明する前の特許
文書が参照される。
【0016】 SACDにおいて1ビットのオーディオチャネルは、一定の長さのフレームに
分割され、各フレーム毎にコーディングに対する最適な戦略が使用される。フレ
ームは、隣接するフレームから独立して復号化され得る。従って、単一のフレー
ム内のデータ構造を説明する。
【0017】 図2は、ディジタルステレオオーディオ信号の左側の信号成分及び右側の信号
成分のような2つのチャネル信号の時間的等価フレームBを示し、このとき左側
の信号成分は.....、B(l,m−1)、B(l,m)、B(l,m+1)
、.....と示され、右側の信号成分は.....、B(r,m−1)、B(
r,m)、B(r,m+1)、.....と示される。フレームは以下に説明す
るようにセグメント化され得る。セグメント化されない場合、フレームは完全な
形でエンコードされ、このとき完全なフレームに対して一組のフィルタ係数及び
一つの確率表が含まれる。セグメント化された場合、フレーム中の各セグメント
は夫々各自の一組のフィルタ係数及び確率表を有し得る。更に、フィルタ係数に
対するフレーム中のセグメンテーションは、確率表に対するそれと同じである必
要はない。例えば、図3は、セグメント化された2つのチャネル信号の2つの時
間的等価フレームB(l,m)及びB(r,m)を示す図である。フレームB(
l,m)は、3つの異なる予測フィルタリングをフレーム中で行うために3つの
セグメントfs(l,1)、fs(l,2)、及び、fs(l,3)にセグメン
ト化される。しかしながら、セグメントfs(l,1)及びfs(l,3)のよ
うな2つのセグメント中のフィルタリングが同じでもよいことに注意すべきであ
る。更に、フレームB(l,m)は、これらのセグメントに対して2つの異なる
確率表を有するために2つのセグメントps(l,1)及びps(l,2)にセ
グメント化される。
【0018】 フレームB(r,m)は、3つの異なる予測フィルタリングをフレーム中で行
うために3つのセグメントfs(r,1)、fs(r,2)、及び、fs(r,
3)にセグメント化される。しかしながら、再び、セグメントfs(r,1)及
びfs(r,3)のような2つのセグメント中のフィルタリングが同じでもよい
ことに注意すべきである。更に、フレームB(r,m)は、これらのセグメント
に対して4つの異なる確率表を有するために4つのセグメントps(r,1)、
ps(r,2)、ps(r,3)、及び、ps(r,4)にセグメント化される
。再び、幾つかのセグメントは同じ確率表を有し得ることに注意すべきである。
【0019】 異なるセグメントに対して同じ確率表を有する決定は、セグメント中の信号に
対する信号分析を行った後に装置のユーザによって予め成され得る。或いは、装
置がこの信号分析を行いそれに応答して決定してもよい。幾つかの状況では、2
つのセグメントに対して行なわれた信号分析は、僅かにだけ異なる確率表を結果
として生じてもよい。このような状況において、夫々のセグメントに対して同じ
確率表を1つ有することが決定され得る。この1つの確率表は、2つのセグメン
トのために確立された2つの確率表のうちの一方に等しくてもよく、又は、夫々
の表を平均化したものでもよい。同等の理由が様々なセグメントにおけるフィル
タ係数の組に対して有効である。
【0020】 要約すると、オーディオチャネル信号中のオーディオの小部分をエンコードす
るためには、SACD中の符号化アルゴリズムは予測フィルタ(フィルタ)及び
確率表(表)を夫々要求する。
【0021】 符号化利得を改善するためには、異なるチャネル中の異なるフィルタを使用す
ることが効率的となり得る。しかし、同じチャネル内で異なるフィルタを使用す
ることも効率的となり得る。このため、セグメンテーションの概念が紹介される
。チャネルは、セグメントに仕切られ、セグメント中では特定のフィルタが使用
される。他のチャネルからのセグメントも含む幾つかのセグメントは、同じ又は
異なるフィルタを使用してもよい。使用されたフィルタを保存する以外にも、セ
グメント(セグメンテーション)に関する情報及びどのセグメント(マッピング
)中でそのフィルタが使用されたかに関する情報が記憶されなくてはならない。
【0022】 表に関しても同じ考え方が適用できるが、セグメンテーション及びマッピング
はフィルタに対するセグメンテーション及びマッピングと異なってもよい。フィ
ルタ及び表夫々に対して等しいセグメンテーションの場合にこれが示される。マ
ッピングにおいても同じ考え方が用いられる。フィルタに対するセグメンテーシ
ョンが全てのチャネルに対して等しい場合、これも示される。マッピングにおい
ても同じ考え方が用いられる。
【0023】 第1に、エンコードされたチャネル信号及び対応するサイド情報を有する送信
信号のフレームの内容に関する説明が与えられる。図4は、フレームの略図を示
す。同期情報(図示せず)に加えて、フレームは2つの単語w及びwを有し
、この後に予測されたフィルタに関するセグメンテーション情報が続く。次に、
があり、確率表に関するセグメンテーション情報が後続する。次に、2つの
単語w及びwがあり、この後に予測されたフィルタに関するマッピング情報
が続く。次に、wがあり、確率表に関するマッピング情報が後続する。この後
に、夫々発生ユニット12及び13によって供給されるフィルタ係数及び確率表
が続く。フレームは算術エンコーダ6によて供給されるデータDで終端する。
【0024】 本例では、単語wは1ビットの長さであり値‘0’又は‘1’を有し得、フ
ィルタ係数及び確率表に対するセグメント情報が同じ(‘1’)又は同じでない
(‘0’)かを示す。本例では、単語wは1ビットの長さであり値‘0’又は
‘1’を有し得、フィルタ係数及び確率表に対するマッピング情報が同じ(‘1
’)又は同じでない(‘0’)かを示す。単語wも1ビットの長さであり値‘
0’又は‘1’を有し得、チャネル信号が予測フィルタ係数に対して同じセグメ
ンテーション情報を有する(‘1’)か有しない(‘0’)かを示す。単語w (1ビットの長さ)は、値‘0’又は‘1’を有し得、チャネル信号が確率表に
対して同じセグメンテーション情報を有する(‘1’)か有しない(‘0’)か
を示す。単語wも1ビットの長さであり値‘0’又は‘1’を有し得、チャネ
ル信号が予測フィルタ係数に対して同じマッピング情報を有する(‘1’)か有
しない(‘0’)かを示す。単語w(1ビットの長さ)は、値‘0’又は‘1
’を有し得、チャネル信号が確率表に対して同じマッピング情報を有する(‘1
’)か有しない(‘0’)かを示す。
【0025】 第1に、フレーム中のセグメントSの総数の表示を説明する。
【0026】 数、例えば、特定のチャネル信号中のフレーム中のセグメントの総数を符号化
するためには、ある種のランレングスの符号化が適用される。符号が小さい値の
Sに対して短いことが重要である。チャネル中のセグメント数がS≧1であるた
め、S=0である場合符号化される必要はない。SACDでは、以下の符号が使
用される。
【0027】
【表3】 ここでは、“1”は区切文字として使用される。一般的に“0”及び“1”の
役割が入れ替えられ得ることは明らかである。区切文字の基本的な考えは、ある
シーケンスが侵害される、即ち、“0”のシーケンスが“1”によって侵害され
ることである。選択肢として、例えば、次の記号を“逆にする”場合、“逆にし
ない”が区切文字として使用される。このようにして、長く一定のシーケンスが
回避される。“1”から始まるシーケンス(SACD中では使用されないを逆に
する例は、
【0028】
【表4】 として示される。
【0029】 第2に、セグメントの寸法の表示を説明する。セグメントの長さは、チャネル
信号のバイト数によって表わされる。チャネル信号のフレーム中のBバイトは、
Sセグメントに仕切られる。最初のS−1セグメントに対して、各セグメントの
バイト数は指定されなくてはならない。S番目のセグメントに対してバイト数は
暗に指定され、この数はチャネル中の残留するバイト数である。セグメントiの
中のバイト数は、 Bであり、従って最後のセグメント中のバイト数は、
【0030】
【数3】 である。
【0031】 最初のS−1セグメント中のバイト数がRの倍数であり、このとき解像度R≧
1、であるため
【0032】
【数4】 である。
【0033】 bのS−1値は記憶され、Rは、S>1の場合及び別のチャネルのために既
に記憶されているときはチャネル中に記憶される。
【0034】 bを記憶するために要求されるビット数はその可能な値に依存する。
【0035】
【数5】 であるため、bを記憶するために要求されるビットは、
【0036】
【数6】 である。
【0037】 これは、セグメントの長さに対して要求されるビット数がフレームの終端にあ
るセグメントに対して減少し得るといった利点を有する。例えば、セグメントの
最小の長さに対して制約が課された場合、ビット数の計算はそれに応じて適合さ
れる。解像度Rを記憶するためのビット数は、#ビット(R)である。
【0038】 第3に、シリアルデータストリーム中のセグメンテーション情報の表示を説明
する。表1の下で上記に提供された表示が利用される。これは、幾つかの例によ
って示される。
【0039】 フィルタ及び確率表を識別するためには、下付き文字f及びtが使用される。
異なるチャネル中のセグメント間を識別するためには、二重の議論(チャネル数
、セグメント数)が使用される。
【0040】 次に、第1の例を示す。2チャネルの場合、フィルタ及び確率表に対して異な
るセグメンテーションを有し、このセグメンテーションは夫々のチャネルに対し
て異なる。以下の表はストリーム中のパラメータを示す。
【0041】
【表5】 上記表2において、(0,1)に等しい第1の組み合わせ(y,y)は上
記表1中のコードワードの符号(S)であり、0と数が付けられたチャネル信号
中でフレームが予測フィルタリングの目的のために2つのセグメントに分割され
ることを示す。更に、(0,0,1)に等しい(y,y,y)は、上記表
1中のコードワードの符号(S)であり、1と数が付けられたチャネル信号中で
フレームが予測フィルタリングの目的のために3つのセグメントに分割されるこ
とを示す。次に、(1)に等しい組み合わせ(y)があり、これは表1中で第
1のコードワードであり0と数が付けられたチャネル信号中でフレームは確率表
のために分割されないことを示す。最後に、(0,0,1)に等しい(y,y ,y)があり、これは第2のチャネル信号のフレームが夫々対応する確率表
を有する3つのセグメントに分割されることを示す。
【0042】 次に、5チャネルの場合の別の例を示す。この5チャネルの場合、フィルタ及
び表に対して等しいセグメンテーションを有し、このセグメンテーションは全て
のチャネルで等しいことを仮定する。
【0043】
【表6】 セグメンテーション情報中に交互に配置された符号(S)の単一ビットは、“
0”の場合“別のセグメントが指定される”、“1”の場合“以降セグメントは
指定されない”として解釈され得る。
【0044】 次にマッピングを説明する。
【0045】 全てのチャネルの全てのセグメントを併せて考慮した場合、各セグメントに対
してどのフィルタ又は表が使用されるかを指定しなくてはならない。セグメント
は、最初にチャネル0のセグメント、その後にチャネル1のセグメント等と順序
づけられる。
【0046】 セグメントsに対するフィルタ又表の数N(s)は
【0047】
【数7】 として定義され、このとき、Nmax(s)は、所与のセグメントに対する最大
可能な数であり、これは
【0048】
【数8】 として定義される。
【0049】 N(s)を記憶するために要求されるビット数は、
【0050】
【数9】 に等しい。
【0051】 この方法に従ってフィルタ又は表を記憶するために要求されるビット数は、既
に割当てられた数の組に依存する。
【0052】 常に可能ではないが、表がフィルタと同じマッピングを使用する場合これが示
される。更に、全てのチャネルが同じマッピングを使用するときのもこれは示さ
れる。
【0053】 2つの例によって考えが示される。
【0054】 例3 全体として7つのセグメント(0から6)を有することを仮定すると、幾つか
のセグメントは同じフィルタを使用し又幾つかは固有のフィルタを使用する。更
に、表はフィルタと同じマッピング指定を使用することを仮定する。
【0055】
【表7】 セグメント番号0は、定義によりフィルタ番号0を使用し、この指定のために
ビットが全く必要とされない。セグメント番号1は前に割当てられたフィルタ(
0)又は次に高いがまだ割当てられていないフィルタ(1)を使用してもよく、
この指定に対して1ビットが必要とされる。本例では、セグメント番号1は、フ
ィルタ番号0を使用する。セグメント番号2は、前に割当てられたフィルタ(0
)又は次に高いがまだ割当てられていないフィルタ(1)を使用してもよく、こ
の指定では1ビットが必要とされる。本例では、セグメント番号2はフィルタ番
号1を使用する。
【0056】 セグメント番号3は、前に割当てられたフィルタ(0又は1)若しくは次に高
いがまだ割当てられていないフィルタ(2)を使用してもよく、この指定のため
に2ビットが必要とされる。本例では、セグメント番号3はフィルタ番号2を使
用する。
【0057】 セグメント番号4は、前に割当てられたフィルタ(0、1、又は、2)若しく
は次に高いがまだ割当てられていないフィルタ(3)を使用してもよく、この指
定のために2ビットが必要とされる。本例では、セグメント番号4はフィルタ番
号3を使用する。セグメント番号5は、前に割当てられたフィルタ(0、1、2
、又は、3)若しくは次に高いがまだ割当てられていないフィルタ(4)を使用
してもよく、この指定のために3ビットが必要とされる。本例では、セグメント
番号5はフィルタ番号3を使用する。
【0058】 セグメント番号6は、前に割当てられたフィルタ(0、1、2、又は、3)若
しくは次に高いがまだ割当てられていないフィルタ(4)を使用してもよく、こ
の指定のために3ビットが必要とされる。本例では、セグメント番号6はフィル
タ番号1を使用する。
【0059】 合計して12ビットがマッピングを記憶するために要求される。セグメントの
総数(本例では7つのセグメント)は、この時点でストリーム中で知られている
【0060】
【表8】 別の例を参照すると、全部で6つのチャネルを有し、このチャネルは夫々が同
じ予測フィルタ及び同じ確率表を夫々使用するセグメントを1つ有することを仮
定する。
【0061】
【表9】 全部で2ビットが完全なマッピングを記憶するために要求される。
【0062】 以下の指定が他の適用法(例えば、表に対してフィルタに対して使用されると
同じセグメンテーションが使用される)のためにも使用される理由は、デコーダ
を簡略化するからである。
【0063】 本発明は、その好ましい実施例を参照して説明されたが、それらは制限的な例
でないことを理解するべきである。従って、特許請求の範囲によって定義される
本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更が当業者に明らかになり得る。例
として、本発明は、セグメンテーションを使用すること無く時間的等価信号ブロ
ックがエンコードされる実施例中に組込まれてもよい。このような実施例では、
図4のデータストリームと同様に得られたシリアルデータストリームはフィルタ
及び確率表に対して図4で説明したセグメント情報、並びに、表示単語w、w 、及び、wのような表示単語を有しない。更に、本発明は、一つ一つの全て
の新しい特徴及び特徴の組み合わせに存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 aは無損失エンコーダの回路図を示し、bは線形の予測及び算術エンコードを
用いて対応するデコーダの回路図を示す図である。
【図2】 多重チャネル情報信号の後のフレームを示す図である。
【図3】 多重チャネル情報信号の時間的等価フレームのセグメンテーションを示す図で
ある。
【図4】 エンコード装置の出力信号のフレームの内容を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブリューケルス,アルフォンス アー エ ム エル オランダ国,5656 アーアー アインドー フェン,プロフ・ホルストラーン 6 (72)発明者 レインベルフ,アドリアーン イェー オランダ国,5656 アーアー アインドー フェン,プロフ・ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5D045 CB01 DA20 5J064 AA02 BA09 BB03 BC02 BC12 BC28 BD03

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nが1よりも大きい整数であるnチャネル・ディジタルオー
    ディオ信号のようなディジタル情報信号をエンコードする装置であって、 上記ディジタル情報信号を受信する入力手段と、 各チャネル信号に対する確率値に応答して上記各チャネル信号に対してエンコ
    ードされたチャネル信号が得られるよう上記nチャネル・ディジタルオーディオ
    信号の上記各チャネル信号をエンコードするために適合され、上記エンコードさ
    れたディジタル情報信号を得るよう上記ディジタル情報信号をエンコードするエ
    ンコード手段と、 上記各チャネル信号から予測フィルタ処理されたチャネル信号が得られるよう
    上記各チャネル信号に対する一組の予測フィルタ係数に応答して上記nチャネル
    ・ディジタルオーディオ信号の上記各チャネル信号に予測フィルタリングを行う
    予測フィルタ手段と、 上記各チャネル信号に対して一組の予測フィルタ係数を発生する予測フィルタ
    係数決定手段と、 上記各チャネル信号に対する確率表及び対応する上記予測フィルタ処理された
    チャネル信号に応答して上記各チャネル信号に対する確率値を発生する確率値決
    定手段と、 上記各チャネル信号に対する上記確率表を発生する確率表決定手段と、 mは1≦m≦nを満たし、pは1≦p≦nを満たす整数であり、上記nチャネ
    ルに対する上記n組の予測フィルタ係数を表わす第1のマッピング情報及び複数
    のm組の予測フィルタ係数を発生し、上記nチャネルに対する上記n個の確率表
    を表わす第2のマッピング情報及び複数のp個の確率表を発生する交換手段と、 圧縮された上記ディジタル情報信号、上記第1のマッピング情報信号、上記第
    2のマッピング情報信号、上記複数のm組の予測フィルタ係数及び上記複数のp
    個の確率表を複合情報信号に組み合わす組み合わせ手段と、 上記複合情報信号を出力する出力手段とを有する装置。
  2. 【請求項2】nが1よりも大きい整数であるnチャネル・ディジタルオーデ
    ィオ信号のようなディジタル情報信号をエンコードする装置であって、 上記ディジタル情報信号を受信する入力手段と、 nチャネルオーディオ信号の上記各チャネル信号の時間的等価信号ブロックを
    Mのセグメントに分割することでエンコードし、上記時間的等価信号ブロック中
    の全ての上記Mのセグメントにおいて上記チャネル信号の信号部分をエンコード
    するために適合され、上記各信号部分に対する確率値に応答して上記Mのセグメ
    ント中の上記各信号部分のエンコードされた信号部分が得られ、 このとき、 【外1】 であり、spは上記i番目のチャネル信号の上記時間的等価信号ブロック中の
    セグメント数である、エンコードされたディジタル情報信号を得るよう上記ディ
    ジタル情報信号をエンコードするエンコード手段と、 上記各Mの信号部分に対する確率表に応答して上記各Mの信号部分に対して確
    率値を発生する確率値決定手段と、 上記各Mの信号部分に対する上記確率表を発生する確率表決定手段と、 mは1≦m≦Mを満たす整数であり、上記nチャネル信号中の上記Mのセグメ
    ントの長さ及び位置に関する情報を第1のセグメント情報に変換し、上記M個の
    確率表を表わす第1のマッピング情報及び複数のm個の確率表を発生する変換手
    段と、 上記時間的等価信号ブロック中に含まれる上記エンコードされたディジタル情
    報信号の一部分、上記第1のセグメント情報、上記第1のマッピング情報信号、
    及び、複数のm個の確率表を複合情報信号に組み合わす組み合わせ手段と、 上記複合情報信号を出力する出力手段とを有する。
  3. 【請求項3】 上記nチャネル・ディジタルオーディオ信号の上記各チャネ
    ル信号の時間的等価信号ブロックをセグメントに分割することで予測フィルタ処
    理し、上記時間的等価信号ブロック中の全てのPのセグメントにおいて上記チャ
    ネル信号の上記信号部分を予測フィルタリングするために適合され、上記各信号
    部分に対する一組の予測フィルタに応答して上記各Pの信号部分に対して予測フ
    ィルタ処理された信号部分が得られ、 このとき、 【外2】 であり、sfはi番目のチャネル信号の上記時間的等価信号ブロック中のセグ
    メント数である、予測フィルタ処理されたチャネル信号を得るよう上記ディジタ
    ル情報信号に対して予測フィルタリングを行う予測フィルタ手段と、 上記各Pの信号部分に対して一組の予測フィルタ係数を発生する予測フィルタ
    係数決定手段と、 pは1≦p≦Pを満たす整数であり、上記nチャネル信号中の上記Pのセグメ
    ントの長さ及び位置に関する情報を第2のセグメント情報に変換し、上記M個の
    確率表を表わす第2のマッピング情報及び複数のp個の確率表を発生する変換手
    段と、 上記第2のセグメント情報、上記第2のマッピング情報信号、及び、複数のp
    の予測フィルタ係数を複合情報信号に組み合わすために更に適合された組み合わ
    せ手段とを有する請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記変換手段は、上記確率表に対する上記時間的等価信号ブ
    ロックの上記セグメンテーションが上記一組の予測フィルタ係数に対する上記時
    間的等価信号ブロックのセグメンテーションと異なることを表示する第1の値の
    第1の表示単語と、 上記確率表に対する上記時間的等価信号ブロックの上記セグメンテーションが
    上記一組の予測フィルタ係数に対する上記時間的等価信号ブロックのセグメンテ
    ーションと同じであることを表示する第2の値の第1の表示単語とを発生し、 上記第1の表示単語が上記第2の値を有する場合、上記第1又は上記第2のセ
    グメンテーション情報のうち一方だけを供給することに適合され、 上記組み合わせ手段は、上記第1の表示単語が上記第2の値を有する場合、上
    記第1の表示単語及び上記第1のセグメンテーション情報又は上記第2のセグメ
    ンテーション情報のうち一方だけを上記複合情報信号に組み合わすことに適合さ
    れる請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記変換手段は、上記第1の表示単語が上記第2の値を有す
    る場合、上記第1のセグメント情報又は上記第2のセグメント情報のうち一方だ
    けを発生すよう適合される請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記変換手段は、上記時間的等価信号ブロックが全て同じセ
    グメンテーションを上記一組の予測フィルタ係数に対して有することを表示する
    第3の値の第2の表示単語と、 上記時間的等価信号ブロックが夫々異なるセグメンテーションを上記一組の予
    測フィルタ係数に対して有することを表示する第4の値の第2の表示単語とを発
    生し、 上記第2の表示単語が上記第3の値を有する場合、上記一つの時間的等価信号
    ブロックだけに対して上記第2のセグメント情報を発生し、 上記第2の表示単語が上記第4の値を有する場合、上記各時間的等価信号ブロ
    ックに対して上記第2のセグメント情報を発生することに適合され、 上記組み合わせ手段は、更に、上記第2の表示単語を上記複合情報信号と組み
    合わすことに適合される請求項3記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記変換手段は、上記時間的等価信号ブロックが全て同じセ
    グメンテーションを上記確率表に対して有することを表示する第5の値の第3の
    表示単語と、 上記時間的等価信号ブロックが夫々異なるセグメンテーションを上記確率表に
    対して有することを表示する第6の値の第3の表示単語とを発生し、 上記第3の表示単語が上記第5の値を有する場合、上記一つの時間的等価信号
    ブロックだけに対して上記第1のセグメント情報を発生し、 上記第3の表示単語が上記第6の値を有する場合、上記各時間的等価信号ブロ
    ックに対して上記第1のセグメント情報を発生することに適合され、 上記組み合わせ手段は、更に、上記第3の表示単語を上記複合情報信号と組み
    合わすことに適合される請求項2記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記変換手段は、上記確率表に対する上記マッピング情報が
    上記一組の予測フィルタ係数に対する上記マッピング情報と異なることを表示す
    る第7の値の第4の表示単語と、 上記確率表に対する上記マッピング情報が上記一組の予測フィルタ係数に対す
    る上記マッピング情報と同じであることを表示する第8の値の第4の表示単語と
    を発生し、 上記第1の表示単語が上記第8の値を有する場合、上記第1又は上記第2のマ
    ッピング情報のうち一方だけを供給すことに適合され、 上記組み合わせ手段は、上記第4の表示単語が上記第8の値を有する場合、上
    記第4の表示単語及び上記第1のマッピング情報又は上記第2のマッピング情報
    のうち一方だけを上記複合情報信号に組み合わすことに適合される請求項3記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 上記変換手段は、上記時間的等価信号ブロックが全て同じマ
    ッピング情報を上記一組の予測フィルタ係数に対して有することを表示する第9
    の値の第5の表示単語と、 上記時間的等価信号ブロックが夫々異なるマッピング情報を上記一組の予測フ
    ィルタ係数に対して有することを表示する第10の値の第5の表示単語とを発生
    し、 上記第5の表示単語が上記第9の値を有する場合。上記一つの時間的等価信号
    ブロックだけに対して上記第2のマッピング情報を発生し、 上記第5の表示単語が上記第10の値を有する場合、上記各時間的等価信号ブ
    ロックだけに対して上記第2のマッピング情報を発生することに適合され、 上記組み合わせ手段は、更に、上記第5の表示単語を上記複合情報信号と組み
    合わすことに適合される請求項3記載の装置。
  10. 【請求項10】 上記変換手段は、更に、上記チャネル信号の上記時間的等
    価信号ブロック中の上記セグメント数に関する情報を数字の符号に変換するよう
    適合され、 上記組み合わせ手段は、更に、上記数字の符号を上記複合情報信号に組み合わ
    すよう適合される請求項2又は3記載の装置。
  11. 【請求項11】 上記数字の符号は、 【表1】 を満たし、このときSは上記チャネル信号の上記時間的等価信号ブロック中のセ
    グメント数である請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記予測フィルタ係数の第1の組は、上記第1のPのセグ
    メントに割り当てられ、上記第2のマッピング情報は上記第1の予測フィルタ係
    数を上記Pのセグメントの上記第1のセグメントにマッピングするマッピング情
    報を有さず、 (a)上記第2のマッピング情報中の上記第1のビットは上記第2のセグメン
    トに対する上記予測フィルタ係数の組が上記予測フィルタ係数の第1の組か上記
    フィルタ係数の第2の組かを表示し、 (b1)上記予測フィルタ係数の第1の組が上記第2のセグメントに対する上
    記フィルタ係数の組でもある場合、上記第2のマッピング情報中の上記第2のビ
    ットは上記第3のセグメントに対する上記予測フィルタ係数の組が上記予測フィ
    ルタ係数の第1の組か上記フィルタ係数の第2の組かを示し、 (b2)上記予測フィルタ係数の第2組が上記第2のセグメントに対する上記
    フィルタ係数の組である場合、上記第2のマッピング情報中の後続する2つのビ
    ットは上記第3のセグメントに対する上記予測フィルタ係数の組が上記予測フィ
    ルタ係数の第1の組、上記フィルタ係数の第2の組、或いは、上記フィルタ係数
    の第3の組かを示し、 (c1)上記予測フィルタ係数の第1の組が上記フィルタ係数の第2及び上記
    第3のセグメントに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記第2のマッピ
    ング情報中の上記第3のビットは上記第4のセグメントに対する上記予測フィル
    タ係数の組が上記予測フィルタ係数の第1の組か上記フィルタ係数の第2の組か
    を示し、 (c2)上記予測フィルタ係数の第1の組が上記第2のセグメントに対する上記
    フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第3のセグメ
    ントに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記第2のマッピング情報中の
    上記第3及び第4のビットは上記第4のセグメントに対する上記予測フィルタ係
    数の組が上記第1の組、上記第2の組、或いは、上記第3の組かを示し、 (c3)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2のセグメントに対する上
    記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第1の組又は上記フィルタ
    係数の第2の組が上記第3のセグメントに対する上記フィルタ係数の組である場
    合、上記第2のマッピング情報中の上記第4及び第5のビットは上記第4のセグ
    メントに対する上記予測フィルタ係数の組が上記第1の組、上記第2の組、或い
    は、上記第3の組かを示し、 (c4)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2のセグメントに対する上
    記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第3の組が上記第3のセグ
    メントに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記第2のマッピング情報中
    の上記第4及び第5のビットは上記第4のセグメントに対する上記予測フィルタ
    係数の組が上記第1の組、上記第2の組、上記第3の組、或いは、第4の組かを
    表示する請求項3記載の装置。
  13. 【請求項13】 上記第1の確率表は、上記第1のMのセグメントに割り当
    てられ、上記第1のマッピング情報は上記第1の確率表を上記Mのセグメントの
    上記第1のセグメントにマッピングするマッピング情報を有さず、 (a)上記第1のマッピング情報中の上記第1のビットは上記第2のセグメン
    トに対する上記確率表の組が上記第1の確率表か上記第2の確率表かを表示し、 (b1)上記第1の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表でもあ
    る場合、上記第1のマッピング情報中の上記第2のビットは上記第3のセグメン
    トに対する上記確率表の組が上記第1の確率表か第2の確率表かを表示し、 (b2)上記第2の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表である
    場合、上記第1のマッピング情報中の後続する2つのビットは上記第3のセグメ
    ントに対する上記確率表が上記第1の確率表、上記第2の確率表、或いは、第3
    の確率表かを表示し、 (c1)上記第1の確率表が上記第2及び上記第3のセグメントに対する上記
    確率表である場合、上記第1のマッピング情報中の上記第3のビットは上記第4
    のセグメントに対する上記確率表が上記第1の確率表か上記第2の確率表かを表
    示し、 (c2)上記第1の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表であり、
    上記第2の確率表が上記第3のセグメントに対する上記確率表である場合、上記
    第1のマッピング情報中の上記第3及び第4のビットは上記第4のセグメントに
    対する上記確率表が上記第1の確率表、上記第2の確率表、或いは、上記第3の
    確率表かを表示し、 (c3)上記第2の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表であり
    、上記第1の確率表又は上記第2の確率表が上記第3のセグメントに対する上記
    確率表である場合、上記第1のマッピング情報中の上記第4及び第5のビットは
    上記第4のセグメントに対する上記確率表が上記第1の確率表、上記第2の確率
    表、或いは、上記第3の確率表かを表示し、 (c4)上記第2の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表であり
    、上記第3の確率表が上記第3のセグメントに対する上記確率表である場合、上
    記第1のマッピング情報中の上記第4及び第5のビットは上記第4のセグメント
    に対する上記確率表が上記第1の確率表、上記第2の確率表、上記第3の確率表
    、或いは、第4の確率表かを表示する請求項2記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記出力手段は、上記複合情報信号を記録担体に書込む書
    き込み手段を有することを特徴とする請求項1乃至13のうちいずれか一項記載
    の装置。
  15. 【請求項15】 上記出力手段は更に、上記複合情報信号を上記記録担体に
    書込む前に上記複合情報信号に対してチャネルのエンコード段階及び/又は誤り
    訂正エンコード段階を行うために、チャネルのエンコード及び/又は誤り訂正エ
    ンコード手段を有することを特徴とする請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 ディジタルオーディオ信号のようなディジタル情報信号を
    請求項1乃至15のうちいずれか一項記載の装置中でエンコードする方法。
  17. 【請求項17】 更に、上記複合情報信号を記録担体に書込む段階を有する
    請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至15のうちいずれか一項記載の装置によって
    発生された上記複合情報信号をトラック上に有する記録担体。
  19. 【請求項19】 nが1よりも大きい整数であるnチャネル・ディジタルオ
    ーディオ信号のようなnチャネル・ディジタル情報信号のエンコードされたデー
    タを有するエンコードされた複合情報信号、及び、上記エンコードされた情報信
    号と関連するサイド情報を復号化する装置であって、 複合情報信号を受信する入力手段と、 上記複合情報信号から上記エンコードされたデータ情報及び上記サイド情報を
    引き出す引き出し手段と、 各チャネル信号に対する一組の確率値に応答してnチャネル信号を得るよう上
    記エンコードされたデータ情報を復号化する復号化手段と、 上記サイド情報から得られる予測フィルタ係数であり、上記チャネルに対して
    一つの組が当てられる上記n組の予測フィルタ係数に応答して上記nチャネル・
    ディジタルオーディオ信号の上記各チャネル信号に対して予測フィルタリング行
    い、上記各チャネル信号から予測フィルタ処理されたチャネル信号を得る予測フ
    ィルタ手段と、 対応する上記予測フィルタ処理されたチャネル信号、及び、対応する確率表に
    応答して上記各チャネル信号に対して一つ当てられるn組の確率値を発生し、上
    記n個の確率表は上記サイド情報から得られ上記各チャネル信号に一つに当てら
    れる確率値発生手段と、 mは1≦m≦nを満たし、pは1≦p≦nを満たす整数であり、上記第1のマ
    ッピング情報及び上記m組の予測フィルタ係数を上記各チャネル信号に対して一
    組当てるよう再変換し、上記第2のマッピング情報及び上記p個の確率表を上記
    各チャネル信号に対して一組当てるよう再変換する再変換手段と、 上記nチャネル信号を出力する出力手段とを有し、 上記引き出し手段は更に、第1のマッピング情報及び第2のマッピング情報、
    複数のm組の予測フィルタ係数、及び複数のp個の確率表を上記サイド情報から
    引き出すことに適合される装置。
  20. 【請求項20】 nが1よりも大きい整数であるnチャネル・ディジタルオ
    ーディオ信号のようなnチャネル・ディジタル情報信号のエンコードされたデー
    タを有するエンコードされた複合情報信号、及び、上記エンコードされた情報信
    号と関連するサイド情報を復号化する装置であって、 複合情報信号を受信する入力手段と、 上記複合情報信号から上記エンコードされたデータ情報及び上記サイド情報を
    引き出す引き出し手段と、 対応する組の確率値に応答して上記エンコードされたデータ情報をMの信号部
    分に復号化し、上記各Mの信号部分に対して一つの上記確率値が当てられ、この
    とき 【外3】 であり、spはi番目の上記チャネル信号の時間的等価信号ブロック中のセグ
    メント数である復号化手段と、 対応する上記確率表に応答して上記各Mの信号部分に対して一つが当てられ、
    上記各信号部分に対して一つの上記M個の確率表上記サイド情報から得られる、
    M組の確率値を発生する確率値発生手段と、 mは1≦m≦Mを満たす整数であり、上記サイド情報から第1のセグメント情
    報及び上記第1のマッピング情報及び複数のm個の確率表を引き出すことに適合
    された引き出し手段と、 上記第1のマッピング情報及び上記m個の確率表を上記各信号部分に対して一
    つ当てるようM個の確率表に再変換し、上記nチャネル信号において時間的等価
    信号ブロックを得るよう上記第1のセグメント情報を上記nチャネル信号中の上
    記Mのセグメントの長さ及び位置に関する情報に再変換する再変換手段と、 上記nチャネル信号の上記時間的等価信号ブロックを出力する出力手段とを有
    する装置。
  21. 【請求項21】 上記nチャネル・ディジタルオーディオ信号の上記各チャ
    ネル信号の時間的等価信号ブロックをセグメントに分割することで予測フィルタ
    リングを行い、上記時間的等価信号ブロック中の全てのPのセグメントにおいて
    上記チャネル信号の上記信号部分及び全ての上記nチャネル信号を予測フィルタ
    リングし、上記各信号部分に対する一組の予測フィルタに応答して上記各Pの信
    号部分に対して予測フィルタ処理された信号部分が得られ、 このとき、 【外4】 であり、sfはi番目のチャネル信号の上記時間的等価信号ブロック中のセグ
    メント数である、予測フィルタ手段と、 pは1≦p≦Pを満たす整数であり、上記サイド情報から第2のセグメント情
    報及び上記第2のマッピング情報及びp組の予測フィルタ係数を引き出すことに
    適合された引き出し手段と、 上記第2のセグメント情報を上記nチャネル信号中の上記Mのセグメントの長
    さ及び位置に関する情報に再変換し、上記p組の予測フィルタ係数を上記第2の
    マッピング情報を使用して上記各Pの信号部分に一つ再変換する再変換手段とを
    有する請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 上記引き出し手段は、上記サイド情報から第1の表示単語
    を引き出すことに適合され、 上記第1の表示単語が第1の値の場合、上記確率表に対する上記時間的等価信
    号ブロックの上記セグメンテーションは上記予測フィルタ係数に対する上記時間
    的等価信号ブロックのセグメンテーションと異なることを示し、 上記第1の表示単語が第2の値の場合、上記確率表に対する上記時間的等価信
    号ブロックの上記セグメンテーションは上記予測フィルタ係数に対する上記時間
    的等価信号ブロックのセグメンテーションと同じであることを示し、 上記第1の表示単語が上記第2の値の場合、上記サイド情報から一つのセグメ
    ント情報だけを引き出し、 上記再変換手段は更に、上記第1の表示単語が上記第2の値を有する場合に上
    記第1及び上記第2のセグメント情報を得るよう上記セグメント情報を複写する
    ことに適合される請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 上記引き出し手段は、上記サイド情報から第2の表示単語
    を引き出すことに適合され、 上記第2の表示単語が上記第3の値の場合、上記時間的等価信号ブロックは全
    て同じセグメンテーションを上記予測フィルタ係数に対して有し、 上記第2の表示単語が上記第4の値の場合、上記時間的等価信号ブロックは夫
    々上記予測フィルタ係数に対して異なるセグメンテーションを有し、 上記第2の表示単語が上記第3の値を有する場合、上記サイド情報から上記一
    つの時間的等価信号ブロックに対してだけ上記第2のセグメント情報を引き出し
    、 上記第2の表示単語が上記第4の値を有する場合、上記サイド情報から上記各
    時間的等価信号ブロックに対して上記第2のセグメント情報を引き出すよう適合
    され、 上記再変換手段は更に、上記第2の表示単語が上記第3の値を有する場合、上
    記全てのnチャネル信号の上記時間的等価信号ブロックのPのセグメントを得る
    よう上記第2のセグメント情報n−1回複写するよう適合される請求項21記載
    の装置。
  24. 【請求項24】 上記引き出し手段は、上記サイド情報から第3の表示単語
    を引き出すことに適合され、 上記第3の表示単語が上記第5の値のとき、上記時間的等価信号ブロックは全
    て同じセグメンテーションを上記確率表に対して有し、 上記第3の表示単語が上記第6の値のとき、上記時間的等価信号ブロックは夫
    々上記確率表に対して異なるセグメンテーションを有し、 上記第3の表示単語が上記第5の値を有する場合、上記サイド情報から上記一
    つの時間的等価信号ブロックに対してだけ上記第1のセグメント情報を引き出し
    、 上記第3の表示単語が上記第6の値を有する場合、上記サイド情報から上記各
    時間的等価信号ブロックに対して上記第1のセグメント情報を引き出すよう適合
    され、 上記再変換手段は更に、上記第3の表示単語が上記第5の値を有する場合、上
    記全てのnチャネル信号の上記時間的等価信号ブロックのMのセグメントを得る
    よう上記一つの時間的等価信号ブロックに対して上記第1のセグメント情報n−
    1回複写するよう適合される請求項21記載の装置。
  25. 【請求項25】 上記引き出し手段は、上記サイド情報から第4の表示単語
    を引き出すことに適合され、 上記第4の表示単語が第7の値の場合、上記確率表に対する上記マッピング情
    報は上記予測フィルタ係数に対する上記マッピング情報と異なることを示し、 上記第4の表示単語が第8の値の場合、上記確率表に対する上記マッピング情
    報は上記予測フィルタ係数に対する上記マッピング情報と同じであることを示し
    、 上記第4の表示単語が上記第8の値の場合、上記サイド情報から一つのマッピ
    ング情報だけを引き出し、 上記再変換手段は更に、上記第4の表示単語が上記第8の値を有する場合に引
    き出された上記マッピング情報を複写することに適合される請求項21記載の装
    置。
  26. 【請求項26】 上記引き出し手段は、上記サイド情報から第5の表示単語
    を引き出すことに適合され、 上記第5の表示単語が上記第9の値の場合、上記時間的等価信号ブロックは全
    て同じマッピング情報を上記予測フィルタ係数に対して有し、 上記第5の表示単語が上記第10の値の場合、上記時間的等価信号ブロックは
    夫々異なるマッピング情報を上記予測フィルタ係数に対して有し、 上記第5の表示単語が上記第9の値を有する場合、上記一つの時間的等価信号
    ブロックに対してだけ上記第2のマッピング情報を引き出し、 上記第5の表示単語が上記第10の値を有する場合、上記各時間的等価信号ブ
    ロックに対して上記第2のマッピング情報を引き出すよう適合される請求項21
    記載の装置。
  27. 【請求項27】 上記引き出し手段は更に、上記時間的等価信号ブロック対
    する数字の符号を上記サイド情報から引き出すために情報を変換するよう適合さ
    れ、 上記数字の符号は上記時間的等価信号ブロック中のセグメント数を表わす請求
    項20又は21記載の装置。
  28. 【請求項28】 上記数字の符号は、 【表2】 を満たし、このときSはチャネル信号の時間的等価信号ブロック中のセグメント
    数である請求項27記載の装置。
  29. 【請求項29】 上記引き出し手段は、上記サイド情報から複数の組の予測
    フィルタ係数を引き出し、上記第2のマッピング情報からビットのアレイを引き
    出すために適合され、上記予測係数の第1の組を上記第1のPのセグメントに割
    り当てる割当手段を有し、 (a)上記割当手段は、第1の2進値である上記ビットのアレイの第1のビッ
    トに応答して上記予測フィルタ係数の第1の組を上記第2のセグメントに割り当
    て、上記第2の2進値である第1のビットに応答して上記予測フィルタ係数の第
    2の組を上記第2のセグメントに割り当てるよう適合され、 (b1)上記予測係数の第1の組が上記第2のセグメントに対する上記フィル
    タ係数の組でもある場合、上記割当手段は、更に、第1の2進値である上記ビッ
    トのアレイの上記第2のビットに応答して上記予測フィルタ係数の第1の組を上
    記第3のセグメントに割り当て、第2の2進値である上記第2のビットに応答し
    て上記予測フィルタ係数の第2の組を上記第3のセグメントに割り当てるために
    適合され、 (b2)上記予測係数の第2の組が上記第2のセグメントに対する上記フィル
    タ係数の組である場合、上記割当手段は、更に、上記ビットのアレイの後続する
    2ビット値に応答して上記予測フィルタ係数の第1の組、上記第2の組、或いは
    、第3の組のいずれかを上記第3のセグメントに割り当てるために適合され、 (c1)上記予測係数の第1の組が上記第2及び上記第3のセグメントに対す
    る上記フィルタ係数の組である場合、上記割当手段は、更に、上記ビットのアレ
    イの上記第3のビット値に応答して上記予測フィルタ係数の第1の組、又は、上
    記フィルタ係数の第2の組のいずれかを上記第4のセグメントに割り当てるため
    に適合され、 (c2)上記予測フィルタ係数の第1の組が上記第2のセグメントに対する上
    記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第2の組は上記第3のセグ
    メントに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記割当手段は、更に、上記
    ビットのアレイの上記第3及び上記第4のビット値に応答して上記予測フィルタ
    係数の第1の組、上記フィルタ係数の第2の組、或いは、上記フィルタ係数の第
    3の組のいずれかを上記第4のセグメントに割り当てるために適合され、 (c3)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2のセグメントに対する上
    記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第1の組又は上記フィルタ
    係数の第2の組が上記第3のセグメントに対する上記フィルタ係数の組である場
    合、上記割当手段は、上記ビットのアレイの上記第4及び上記第5のビットに応
    答して上記予測フィルタ係数の第1の組、上記フィルタ係数の第2の組、或いは
    、上記フィルタ係数の第3の組のいずれかを上記第4のセグメントに割り当てる
    ために適合され、 (c4)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2のセグメントに対する上
    記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第3の組が上記第3のセグ
    メントに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記割当手段は、上記ビット
    のアレイの上記第4及び上記第5のビットに応答して上記予測フィルタ係数の第
    1の組、上記フィルタ係数の第2の組、上記フィルタ係数の第3の組、或いは、
    上記フィルタ係数第4の組のいずれかを上記第4のセグメントに割り当てるため
    に適合される請求項21記載の装置。
  30. 【請求項30】 上記引き出し手段は、上記サイド情報から複数の組の確率
    表を引き出し、上記第1のマッピング情報からビットのアレイを引き出すために
    適合され、上記第1の確率表を上記第1のMのセグメントに割り当てる割当手段
    を有し、 (a)上記割当手段は、第1の2進値である上記ビットのアレイの第1のビッ
    トに応答して上記第1の確率表を上記第2のセグメントを割り当て、第2の2進
    値である第1のビットに応答して第2の確率表を上記第2のセグメントに割り当
    て、 (b1)上記第1の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表でもあ
    る場合、上記割当手段は、更に、第1の2進値である上記ビットのアレイの上記
    第2のビットに応答して上記第1の確率表を上記第3のセグメントに割り当て、
    第2の2進値である上記第2のビットに応答して上記第2の確率表を上記第3の
    セグメントに割り当てるために適合され、 (b2)上記第2の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表である
    場合、上記割当手段は、更に、上記ビットのアレイの後続する2ビット値に応答
    して上記第1、上記第2、或いは、第3の確率表のいずれかを上記第3のセグメ
    ントに割り当てるために適合され、 (c1)上記第1の確率表が上記第2及び上記第3のセグメントに対する上記
    確率表である場合、上記割当手段は、更に、上記ビットのアレイの第3のビット
    値に応答して上記第1、又は、上記第2の確率表のいずれかを上記第4のセグメ
    ントに割り当てるために適合され、 (c2)上記第1の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表であり
    、上記第2の確率表が上記第3のセグメントに対する上記確率表である場合、上
    記割当手段は、更に、上記ビットのアレイの第3及び第4のビット値に応答して
    上記第1の、上記第2の、或いは、上記第3の確率表のいずれかを上記第4のセ
    グメントに割り当てるために適合され、 (c3)上記第2の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表であり
    、上記第1又は上記第2の確率表は上記第3のセグメントに対する上記確率表で
    ある場合、上記割当手段は、上記ビットのアレイの上記第4及び上記第5のビッ
    ト値に応答して上記第1の、上記第2の、或いは、上記第3の確率表のいずれか
    を上記第4のセグメントに割り当てるために適合され、 (c4)上記第2の確率表が上記第2のセグメントに対する上記確率表であり
    、上記第3の確率表が上記第3のセグメントに対する上記確率表である場合、上
    記割当手段は、上記ビットのアレイの上記第4及び上記第5のビット値に応答し
    て上記第1の、上記第2の、上記第3の、或いは、上記第4の確率表のいずれか
    を上記第4のセグメントに割り当てるために適合される請求項20記載の装置。
  31. 【請求項31】 上記入力手段は、上記複合情報信号を記録担体から読み取
    る読取り手段を有することを特徴とする請求項19乃至30のうちいずれか一項
    記載の装置。
  32. 【請求項32】 上記入力手段は、更に、上記複合情報信号を上記引き出し
    手段に供給する前に上記複合情報信号に対してチャネル復号化段階及び/又は誤
    り訂正段階を行うチャネル復号化及び/又誤り訂正手段を有することを特徴とす
    る請求項31記載の装置。
  33. 【請求項33】 上記エンコード手段は、上記nチャネル情報信号の上記各
    チャネル信号の時間的等価信号ブロックをエンコードし、上記各信号ブロックに
    対する確率値に応答して上記エンコードされた時間的等価信号ブロックを上記各
    信号ブロックに対して得るよう適合され、 上記予測フィルタ手段は、上記各時間的等価信号ブロックに対して一つの上記
    n組の予測フィルタ係数に応答して上記各時間的等価信号ブロックに対して予測
    フィルタリングを行うために適合され、 上記確率表決定手段は、上記各時間的等価信号ブロックに対して一つの上記n
    個の確率表を生成するために適合される請求項1記載の装置。
  34. 【請求項34】 上記変換手段は、上記確率表に対する上記マッピング情報
    が上記予測フィルタ係数に対するマッピング情報と異なることを示す第1の値の
    第1の表示単語と、 上記確率表に対する上記マッピング情報が上記予測フィルタ係数に対するマッ
    ピング情報と同じであることを示す第2の値の第1の表示単語とを発生し、 上記第1の表示単語が上記第2の値を有する場合だけ、上記第1又は上記第2
    のマッピング情報を供給し、 上記組み合わせ手段は、上記第1の表示単語が上記第2の値を有する場合、上
    記第1の表示単語及び上記第1のマッピング情報又は上記第2のマッピング情報
    を上記複合情報信号中にだけを組み合わす請求項33記載の装置。
  35. 【請求項35】 上記変換手段は、上記時間的等価信号ブロックが全て同じ
    マッピング情報を上記一組の予測フィルタ係数に対して有することを表示する第
    3の値の第2の表示単語と、 上記時間的等価信号ブロックが夫々異なるマッピング情報を上記一組の予測フ
    ィルタ係数に対して有することを表示する第4の値の第2の表示単語とを発生す
    ることに適合され、 上記第2の表示単語が上記第3の値を有する場合、上記一つの時間的等価信号
    ブロックに対してだけ上記第2のマッピング情報を発生し、 上記第2の表示単語が上記第4の値を有する場合、上記各時間的等価信号ブロ
    ックに対して上記第2のマッピング情報を発生することに適合され、 上記組み合わせ手段は、更に、上記第2の表示単語を上記複合情報信号と組み
    合わすことに適合される請求項33記載の装置。
  36. 【請求項36】 上記第1の予測フィルタ係数は、上記第1のnの時間的等
    価信号ブロックに割り当てられ、上記第2のマッピング情報は上記第1の予測フ
    ィルタ係数を上記第1の時間的等価信号ブロックのnの時間的等価信号ブロック
    にマッピングするマッピング情報を有さず、 (a)上記第2のマッピング情報中の上記第1のビットは、上記第2の時間的
    等価信号ブロックに対する上記予測フィルタ係数の組が上記予測フィルタ係数の
    第1の組か上記予測フィルタ係数の第2の組かを示し、 (b1)上記予測フィルタ係数の第1の組が上記第2の時間的等価信号ブロッ
    クに対する上記フィルタ係数の組でもある場合、上記第2のマッピング情報中の
    上記第2のビットは上記第3の時間的等価信号ブロックに対する上記予測フィル
    タ係数の組が上記予測フィルタ係数の第1の組か上記予測フィルタ係数の第2の
    組かを示し、 (b2)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2の時間的等価信号ブロッ
    クに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記第2のマッピング情報中の後
    続する2つのビットは上記第3の時間的等価信号ブロックに対する上記予測フィ
    ルタ係数の組が上記予測フィルタ係数の上記第1の組、上記予測フィルタ係数の
    第2の組、或いは、上記予測フィルタ係数の第3の組かを示し、 (c1)上記予測フィルタ係数の第1の組が上記第2及び上記第3の時間的等
    価信号ブロックに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記第2のマッピン
    グ情報中の上記第3のビットは上記第4の時間的等価信号ブロックに対する上記
    予測フィルタ係数の組が上記予測フィルタ係数の第1の組か上記予測フィルタ係
    数の第2の組かを示し、 (c2)上記予測フィルタ係数の第1の組が上記第2の時間的等価信号ブロック
    に対する上記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第2の組が上記
    第3の時間的等価信号ブロックに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記
    第2のマッピング情報中の上記第3及び第4のビットは上記第4の時間的等価信
    号ブロックに対する上記予測フィルタ係数の組が上記第1の組、上記第2の組、
    或いは、上記第3の組かを示し、 (c3)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2の時間的等価信号ブロッ
    クに対する上記フィルタ係数の組であり、上記第1又は上記第2の組の予測フィ
    ルタ係数が上記第3の時間的等価信号ブロックに対する上記フィルタ係数の組で
    ある場合、上記第2のマッピング情報中の上記第4及び第5のビットは上記第4
    の時間的等価信号ブロックに対する上記予測フィルタ係数の組が上記第1の組、
    上記第2の組、或いは、上記第3の組かを示し、 (c4)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2の時間的等価信号ブロッ
    クに対する上記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第3の組が上
    記第3の時間的等価信号ブロックに対する上記フィルタ係数の組である場合、上
    記第2のマッピング情報中の上記第4及び第5のビットは上記第4の時間的等価
    信号ブロックに対する上記予測フィルタ係数の組が上記第1の組、上記第2の組
    、上記第3の組、或いは、第4の組かを示す、請求項33記載の装置。
  37. 【請求項37】 上記第1の確率表は、上記第1の時間的等価信号ブロック
    に割り当てられ、上記第1のマッピング情報は上記第1の確率表を上記時間的等
    価信号ブロックの上記第1の時間的等価信号ブロックにマッピングするマッピン
    グ情報を有さず、 (a)上記第1のマッピング情報中の上記第1のビットは上記第2の時間的等
    価信号ブロックに対する上記確率表が上記第1の確率表か上記第2の確率表かを
    示し、 (b1)上記第1の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表でもある場合、上記第1のマッピング情報中の上記第2のビットは上記第
    3の時間的等価信号ブロックに対する上記確率表が上記第1の確率表か上記第2
    の確率表かを示し、 (b2)上記第2の組の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する
    上記確率表である場合、上記第2のマッピング情報中の後続する2つのビットは
    上記第3の時間的等価信号ブロックに対する上記確率表が上記第1の確率表、上
    記第2の確率表、或いは、第3の確率表かを示し、 (c1)上記第1の確率表が上記第2及び上記第3の時間的等価信号ブロック
    に対する上記確率表である場合、上記第1のマッピング情報中の上記第3のビッ
    トは上記第4の時間的等価信号ブロックに対する上記確率表が上記第1の確率表
    か上記第2の確率表かを示し、 (c2)上記第1の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表であり、上記第2の確率表が上記第3の時間的等価信号ブロックに対する
    上記確率表である場合、上記第1のマッピング情報中の上記第3及び第4のビッ
    トは上記第4の時間的等価信号ブロックに対する上記確率表が上記第1の確率表
    、上記第2の確率表、或いは、上記第3の確率表かを示し、 (c3)上記第2の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表であり、上記第1又は上記第2の確率表が上記第3の時間的等価信号ブロ
    ックに対する上記確率表である場合、上記第1のマッピング情報中の上記第4及
    び第5のビットは上記第4の時間的等価信号ブロックに対する上記確率表が上記
    第1の確率表、上記第2の確率表、或いは、上記第3の確率表かを示し、 (c4)上記第2の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表であり、上記第3の確率表が上記第3の時間的等価信号ブロックに対する
    上記確率表である場合、上記第1のマッピング情報中の上記第4及び第5のビッ
    トは上記第4の時間的等価信号ブロックに対する上記確率表が上記第1の確率表
    、上記第2の確率表、上記第3の確率表、或いは、第4の組かを示す、請求項3
    3記載の装置。
  38. 【請求項38】 上記復号化手段は、上記各nチャネル信号に1つずづ上記
    エンコードされたデータ情報をnの時間的等価信号ブロックに復号化するために
    適合され、 上記引き出し手段は、上記サイド情報から第1の表示単語を引き出すよう適合
    され、 上記第1の表示単語が第1の値の場合、上記確率表に対する上記マッピング情
    報が上記予測フィルタ係数に対する上記マッピング情報と異なることを示し、 上記第1の表示単語が第2の値の場合、上記確率表に対する上記マッピング情
    報が上記予測フィルタ係数に対する上記マッピング情報と同じであることを示し
    、 上記第1の表示単語が上記第2の値の場合、上記サイド情報から一つのマッピ
    ング情報だけを引き出し、 上記再変換手段は、更に、上記第1の表示単語が上記第8の値を有する場合に
    引き出された上記マッピング情報を複写するよう適合される請求項19記載の装
    置。
  39. 【請求項39】 上記復号化手段は、上記各nチャネル信号に1つずづ上記
    エンコードされたデータ情報をnの時間的等価信号ブロックに復号化するために
    適合され、 上記引き出し手段は、上記サイド情報から第2の表示単語を引き出すよう適合
    され、 上記第2の表示単語が第3の値の場合、上記時間的等価信号ブロックは全て同
    じ上記マッピング情報を上記予測フィルタ係数に対して有することを示し、 上記第2の表示単語が第4の値の場合、上記時間的等価信号ブロックは異なる
    上記マッピング情報を上記予測フィルタ係数に対して有することを示し、 上記第5の表示単語が上記第3の値の場合、上記時間的等価信号ブロック一つ
    に対してだけ第2のマッピング情報を引き出し、 上記第5の表示単語が上記第4の値の場合、上記各時間的等価信号ブロックに
    対して上記第2のマッピング情報を引き出すよう適合される請求項19記載の装
    置。
  40. 【請求項40】 上記復号化手段は、上記各nチャネル信号に1つずづ上記
    エンコードされたデータ情報をnの時間的等価信号ブロックに復号化するために
    適合され、 上記引き出し手段は、上記サイド情報から予測フィルタ係数の複数の組を引き
    出し、上記第2のマッピング情報からビットのアレイを引き出すために適合され
    、 上記予測係数の第1の組を上記第1のnの時間的等価信号ブロックに割り当て
    る割当手段を有し、 (a)上記割当手段は、第1の2進値である上記ビットのアレイの上記第1の
    ビットに応答して上記予測フィルタ係数の第1の組を上記第2の時間的等価信号
    ブロックに割り当て、上記第2の2進値である上記第1のビットに応答して上記
    予測フィルタ係数の第2の組を上記第2の時間的等価信号ブロックに割り当てる
    よう適合され、 (b1)上記予測係数の第1の組が上記第2の時間的等価信号ブロックに対す
    る上記フィルタ係数の組でもある場合、上記割当手段は、更に、第1の2進値で
    ある上記ビットのアレイの上記第2のビットに応答して上記予測フィルタ係数の
    第1の組を上記第3の時間的等価信号ブロックに割り当て、第2の2進値である
    上記第2のビットに応答して上記予測フィルタ係数の第2の組を上記第3の時間
    的等価信号ブロックに割り当てるために適合され、 (b2)上記予測係数の第2の組が上記第2の時間的等価信号ブロックに対す
    る上記フィルタ係数の組でもある場合、上記割当手段は、更に、上記ビットのア
    レイの後続する2ビット値に応答して上記予測フィルタ係数の第1の組、上記予
    測フィルタ係数の第2の組、或いは、上記予測フィルタ係数の第3の組のいずれ
    かを上記第3の時間的等価信号ブロックに割り当てるために適合され、 (c1)上記予測係数の第1の組が上記第2及び上記第3の時間的等価信号ブ
    ロックに対する上記フィルタ係数の組である場合、上記割当手段は、更に、上記
    ビットのアレイの上記第3のビット値に応答して上記予測フィルタ係数の第1の
    組、又は、上記予測フィルタ係数の第2の組のいずれかを上記第4の時間的等価
    信号ブロックに割り当てるために適合され、 (c2)上記予測フィルタ係数の第1の組が上記第2の時間的等価信号ブロッ
    クに対する上記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第2の組は上
    記第3の時間的等価信号ブロックに対する上記フィルタ係数の組である場合、上
    記割当手段は、更に、上記ビットのアレイの上記第3及び上記第4の値に応答し
    て上記予測フィルタ係数の第1の組、上記予測フィルタ係数の第2の組、或いは
    、上記予測フィルタ係数の第3の組のいずれかを上記第4の時間的等価信号ブロ
    ックに割り当てるために適合され、 (c3)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2の時間的等価信号ブロッ
    クに対する上記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第1の組又は
    上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第3の時間的等価信号ブロックに対する
    上記フィルタ係数の組である場合、上記割当手段は、上記ビットのアレイの上記
    第4及び上記第5のビットに応答して上記予測フィルタ係数の第1の組、上記予
    測フィルタ係数の第2の組、或いは、上記予測フィルタ係数の第3の組のいずれ
    かを上記第4の時間的等価信号ブロックに割り当てるために適合され、 (c4)上記予測フィルタ係数の第2の組が上記第2の時間的等価信号ブロッ
    クに対する上記フィルタ係数の組であり、上記予測フィルタ係数の第3の組が上
    記第3の時間的等価信号ブロックに対する上記フィルタ係数の組である場合、上
    記割当手段は、上記ビットのアレイの上記第4及び上記第5のビットに応答して
    上記予測フィルタ係数の第1の組、上記予測フィルタ係数の第2の組、上記予測
    フィルタ係数の第3の組、或いは、上記予測フィルタ係数の第4の組のいずれか
    を上記第4の時間的等価信号ブロックに割り当てるために適合される請求項19
    記載の装置。
  41. 【請求項41】 上記復号化手段は、上記各nチャネル信号に1つずづ上記
    エンコードされたデータ情報をnの時間的等価信号ブロックに復号化するために
    適合され、 上記引き出し手段は、上記サイド情報から予測フィルタ係数の複数の組を引き
    出し、上記第2のマッピング情報からビットのアレイを引き出すために適合され
    、 上記第1の確率表を上記第1のnの時間的等価信号ブロックに割り当てる割当
    手段を有し、 (a)上記割当手段は、第1の2進値である上記ビットのアレイの上記第1の
    ビットに応答して上記第1の確率表を上記第2の時間的等価信号ブロックを割り
    当て、上記第2の2進値である上記第1のビットに応答して上記第2の確率表を
    上記第2の時間的等価信号ブロックに割り当てるよう適合され、 (b1)上記第1の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表でもある場合、上記割当手段は、更に、第1の2進値である上記ビットの
    アレイの上記第2のビットに応答して上記第1の確率表を上記第3の時間的等価
    信号ブロックに割り当て第2の2進値である上記第2のビットに応答して上記第
    2の確率表を上記第3の時間的等価信号ブロックに割り当てるために適合され、 (b2)上記第2の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表である場合、上記割当手段は、更に、上記ビットのアレイの後続する2ビ
    ット値に応答して上記第1の、上記第2の、或いは、上記第3の確率表のいずれ
    かを上記第3の時間的等価信号ブロックに割り当てるために適合され、 (c1)上記第1の確率表が上記第2及び上記第3の時間的等価信号ブロック
    に対する上記確率表である場合、上記割当手段は、更に、上記ビットのアレイの
    上記第3のビット値に応答して上記第1の、又は、上記第2の確率表のいずれか
    を上記第4の時間的等価信号ブロックに割り当てるために適合され、 (c2)上記第1の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表であり、上記第2の確率表が上記第3の時間的等価信号ブロックに対する
    上記確率表である場合、上記割当手段は、上記ビットのアレイの上記第3及び上
    記第4のビット値に応答して上記第1、上記第2、或いは、上記第3の確率表の
    いずれかを上記第4の時間的等価信号ブロックに割り当てるために適合され、 (c3)上記第2の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表であり、上記第1又は上記第2の確率表は上記第3の時間的等価信号ブロ
    ックに対する上記確率表である場合、上記割当手段は、上記ビットのアレイの上
    記第4及び上記第5のビット値に応答して上記第1、上記第2、或いは、上記第
    3の確率表のいずれかを上記第4の時間的等価信号ブロックに割り当てるために
    適合され、 (c4)上記第2の確率表が上記第2の時間的等価信号ブロックに対する上記
    確率表であり、上記第3の確率表が上記第3の時間的等価信号ブロックに対する
    上記確率表である場合、上記割当手段は、上記ビットのアレイの上記第4及び上
    記第5のビット値に応答して上記第1、上記第2、上記第3、或いは、上記第4
    の確率表のいずれかを上記第4の時間的等価信号ブロックに割り当てるために適
    合される請求項19記載の装置。
JP2000592948A 1999-01-07 1999-12-24 無損失エンコーダにおけるサイド情報の効率的な符号化 Expired - Lifetime JP4482237B2 (ja)

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