JP2002534651A - 圧力解放弁 - Google Patents

圧力解放弁

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JP2002534651A JP2000592556A JP2000592556A JP2002534651A JP 2002534651 A JP2002534651 A JP 2002534651A JP 2000592556 A JP2000592556 A JP 2000592556A JP 2000592556 A JP2000592556 A JP 2000592556A JP 2002534651 A JP2002534651 A JP 2002534651A
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Abstract

(57)【要約】 事故発生時に転覆し得る石油タンク車上で、理想的に使用する圧力解放弁(1)が開示されている。揮発性及び引火性流体がタンク車内から漏洩するのを防止するために、及び通常の作動状況下でタンク車内の流体上方の気体の排気を可能にするために、転覆発生時に両方の弁が密閉されるようになることが要件である。弁は可動プランジャー(24)及び固定板(32)からなり、弁を開閉させるために、軸方向上下に移動でき、互いの方向に離れたり近づくことができる。弁座とプランジャーの一方又は他方には磁気挿入体(23)が備えられる一方、両構成要素間の磁力が閉状態に向かって弁を付勢すべく作用するように、代わりの構成要素が強磁性体である。弁前後の圧力差が所定の可変レベル(磁石の移動が前記構成要素内で変更可能な場合は、磁力を変更することができる)に到達すると、プランジャーは弁座から離され、弁が開き、そこを通じて圧力が解放可能となる。この弁にはまた、オプション的に手動圧力解放手段(27)が装備され、この手段はタンク車内からの流体の完全な排出を可能にすべく転覆時にも作動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は容器に取り付けられる圧力解放弁に関するもので、更に詳細には、容
器内の圧力が所定レベルを超える場合に、前記圧力を自動的に解放できるように
するが、その容器の圧力が前記所定レベルを下回る場合は、閉じた状態に留まる
ような気体圧解放弁(gas pressure release valve;排気弁)に関するものであ
る。
【0002】 (背景技術) 本発明は、ほぼ排他的には揮発性液体を搬送するタンク自動車(road tanker
;タンクローリー)又はタンク車(rail tanker)用の圧力弁について言及して
おり、特に石油輸送用タンク自動車用の圧力弁について言及しているが、当業者
にとっては、本発明は、任意の揮発性液体又は危険な化学薬品のような材料の貯
蔵目的にする他の貯蔵設備を含み得ることが理解されよう。 実際、ガソリンスタンドの下側にある静的タンクの通気管に既に存在している
弁に取って代わり、本発明の弁を使用することが既に提案されている。
【0003】 揮発性液体の貯蔵用又は輸送用に使用する容器の上部、特に、石油輸送用に使
用するタンク車(tanker)の上部には、圧力弁が一般に採用されている。 揮発性液体は、当然、蒸発し、タンク車内にある揮発性液体の振動と動きが、
しばしば、こうした蒸発を生ぜしめるのに十分なものとなる。 その上、周囲温度の僅かな上昇が、揮発性液体の蒸発を生ぜしめる程度に、実
質的な効果を有することがある。 いずれにせよ、密閉された容器内の揮発性液体の蒸発は、結果的にその容器内
の圧力上昇となる。 これは特に、揮発性液体の引火性が高い場合には明らかに欠点となり、極限的
な状況においては、この圧力上昇が結果的に爆発を生ぜしめる。
【0004】 前記圧力が危険なレベルに上昇する前に、容器内の圧力の自動排気圧(automa
tic venting pressure)を確実にするため、これらの容器内には圧力解放弁が導
入されている。 この弁は、所定のレベルに容器内の圧力が到達するまで、容器内の許容圧力を
維持するように作用し、圧力がそのレベルに達すると、容器内側からの圧力を解
放するために自動的に開く。 そのタンク車内の圧力が再び許容レベルを下回ると、弁は次に自動的に閉じら
れ、その容器を密閉された状態に戻し、こうして炭化水素が周囲に不必要に解放
されるのを防止する。
【0005】 従来、タンク車の圧力弁は、弁座上に着座するプランジャーで構成され、プラ
ンジャー上に作用する重力とそれに対応する弁座の反作用は、概して両者間の密
閉性を形成するのに十分である。 追加のばねがプランジャーを弁座に対して接離自在に付勢してもよく、従って
、容器内の圧力が所定レベルに一旦到達すると排気作用が生じるように、弁の所
望の圧力設定を達成し得る。
【0006】 しかしながら、実際は、容器内の圧力が容器外部の大気圧を上回る程増加する
ので、弁のプランジャー外部の圧力を上回る場合は、そのプランジャーは上昇し
始め、弁座とプランジャーの間の密閉性が破壊される。 この結果、石油蒸気が周囲に不必要に解放されることになる。 実際、従来の弁は信頼性がないので、石油タンク車に現在備えられる弁の定期
検査は、その弁に欠陥があり、結果的にそのタンク車に設置した全ての圧力弁を
日常的に交換することを、ほとんど毎回示している。 これは不可避的に、石油タンク車のオーナーに多大な出費をもたらすことにな
る。
【0007】 タンク車内に貯蔵された石油の不必要な排気に加えて、事故発生の際に石油が
その圧力弁を通じてタンク車から漏洩する可能性も重要な考察対象である。
【0008】 タンク車の上部にある従来の圧力弁は、事故発生の際普通になっているタンク
車の転覆発生の際、その圧力弁を密閉するように作用する転覆機構(roll-over
mechanism)を有する。 タンク車が転倒すると、圧力解放弁が自動的にその転覆機構で遮断されるので
、内部の液体が漏洩することは防止される。 しかしながら、事故発生の場合、タンク車から引火性流体を排出させることが
必要であり、こうした機構は、現時点では、現存する弁に備えられていない。 今後、引火性流体を排出させるために、圧力弁に適当なホースが接続されるの
で、その液体の漏洩は殆ど回避できない。 引火性液体のこうした漏洩が致命的になる可能性のあることは理解できる。
【0009】 本発明の目的は、蒸発する製品の周囲への不必要とされる解放を防止するため
に、タンク車又は容器内の圧力が所定レベルに到達した場合にのみ、その内部に
含まれている製品の排気を可能にするような、タンク車又は貯蔵容器用の圧力弁
を提供することにある。
【0010】 本発明の更なる目的は、結果として内部に含まれている液体の漏洩を伴わずに
、特に容器の向きにかかわらず、タンク車又は貯蔵容器の排気と排液の両方を可
能にするような圧力解放弁を提供することにある。
【0011】 (発明の開示) 本発明によれば、可動部分と固定部分からなる圧力解放弁が提供され、前記弁
は可動部分が固定部分に対して第一配置を採用する際、流体を貫流可能とし、第
二配置にある際は、流体の流れを阻止し、弁前後に圧力差がある場合、前記可動
部分が固定部分に対して相対的に移動し、 それらの部分の一方又は他方が、当該圧力差が前記所定値を下回る際、両部分の
相対的移動(relative displacement;相対的変位)を阻止するのに十分である
磁力により、もう一方の部分(alternate portion)を磁気的に引きつける磁気
的手段を備えられることを特徴とする。
【0012】 好ましくは、両部分の間の磁力は、弁前後の圧力差が各種所定値を下回る際、
両部分の相対的移動が防止され得るように調節可能である。
【0013】 好ましくは、当該弁は、可動プランジャーと、少なくとも部分的に強磁性特性
を有する固定座とからなり、前記プランジャーは、弁座を磁気的に引きつけるよ
うに磁石が内部に備えられるか又は磁化される。
【0014】 好ましくは、弁座は環状であり、プランジャー又は弁座のいずれか一方が前記
弁座と前記プランジャーとの間で圧縮されるエラストマー状シールからなり、か
くして弁を密閉し、弁前後の圧力差が前記所定値の一つを下回る際、流体がその
弁を流れるのを防止する。
【0015】 好ましくは、当該弁は、揮発性液体を搬送するのに適応した密閉容器用のベン
トとして提供される。
【0016】 更に好ましくは、当該弁は石油タンク車内に組み込まれる。
【0017】 当該弁が、その弁前後の圧力差とは無関係に、流体を当該弁に貫流可能とする手
動解放手段を含むことが更に好ましい。 理想的には、前記手動解放手段は、更に、その容器内に含まれる流体を排出す
るために、当該液体を貫流できるようにする排出手段として作用する。
【0018】 好ましくは、手動解放手段はプランジャー内に組み込まれる。
【0019】 最も好ましい実施態様において、磁石は焼結したネオジューム−鉄−硼素磁石
であるが、同様の性能を与える複数の他の種類の磁石も利用可能であることに注
目すべきである。
【0020】 理想的には、当該両部分の間の磁力は、両部分が相対的に移動した時に、実質
上、消滅する。 これは、弁前後の圧力差が正確に所定値にあって、或るより低い値にない場合
にのみ弁が流体を貫流可能とさせるのを確実にするだけでなく、磁力が一旦効果
をなくし当該両部分が相対的に移動すると、弁が更に多くの量を流すことを可能
にすることを確実にする。 従来技術の弁は重力によるものであり、弁を閉じるためのばねの付勢作用が、
一定の及び/又は直線的に増加する回復力を、その相対的移動により夫々の部分
に加えるが、一方で、本発明の弁においては、両部分の間の回復力は、当該両部
分が離れる方向に移動するにつれ、実質的に消滅し、プランジャー上の重力効果
のみで弁をその閉じた状態に回復させる。 従って、はるかに優れた排気作用が本発明の弁で達成可能である。
【0021】 好ましい実施態様においては、弁前後の所定圧力差が排気作用発生前に特に高
くなければならない状況において、弁座は磁化されるか、又はプランジャー内及
びプランジャー自身に磁石の両方か一方を引きつける磁気的手段が備えられる。
【0022】 最も好ましくは、この弁を石油タンク車で使用すべき場合に、磁力の効果がな
くなり、当該弁前後の圧力差が70m/バールである際に当該弁部分が分離する
【0023】 好ましくは、前記圧力弁は、本願と同日に出願された出願に記載されたように
、内部に取り込まれた転覆機構(roll-over mechanism)を備えている。
【0024】 (発明を実施するための最良の形態) 一例として添付図面を参照しながら、本発明の特定の実施態様について説明す
る。
【0025】 最初に図1Aを参照すると、この図には使用時に石油搬送タンク車(図示せず
)に取り付けられる転覆機構を装備した圧力弁1が図示されている。 この圧力弁は、円筒状外側スリーブ2、プランジャー24、弁座32を備えて
いる。 スリーブ2はタンク車本体と連通する空洞100を仕切り、従って、空洞10
0内の圧力は石油又は他の製品であれ、そのタンク車内の流体上方の圧力と同等
になる。 外側スリーブ2には、その最上方部分において火炎抑止金網(flame arrestin
g gauze)28が装備されており、保持リング30は金網28の部分を外側スリ
ーブ2内に保持する。
【0026】 プランジャー24は、その本体25内に1個以上のプランジャー磁石23を備
えている。 プランジャー磁石23は、プランジャーの下側肩状部と環状弁座との間にシー
ルを形成する強磁性材料製の任意に磁化される弁座32上に着座する。 これら2つの構成要素の間の密閉性の効率を高めるため、Oリング・シール3
1がオプションとして提供される。
【0027】 タンク車内の石油の蒸発の結果生じるタンク車内及びそのプランジャー24下
側の空洞100内での圧力形成は、弁1の前後に圧力差が生じるように、タンク
外部の、従って弁1の周りの空気圧が空洞内の圧力より低いことを条件にプラン
ジャー24に上方向の力を与える。 その上方向の圧力が、プランジャー磁石23と弁座32との間の磁力を越える
時点で、密閉性が破壊され、プランジャー24は上昇し、その圧力を解放可能と
し、こうしてタンク車を排気させる。
【0028】 プランジャー24には、そこを貫通する中央棒27を備えた中央孔19が備え
てある。 プランジャー24の上面と中央棒27の自由端部の間でばね26が中央棒27
の周りに配置され、円形クリップ29により前記中央棒上に保持される。 従って、このばねは中央棒27に取り付けられた真空シール板(vacuum seal
plate)22をプランジャー24の下側に対して付勢させ、密閉はOリング・シ
ールXによりこれらの構成要素の間にて行われる。
【0029】 (図示してないが、本願と同日に出願した本出願人の係属中の出願に十分に記
載されている)転覆機構が、中央棒自由端部20を受け入れる中空円筒ハブ7が
装備された転覆シール板18下方に配設されている。 タンク車がその正しい向きにある際、通常の状況においてシール板18が前記
機構上に載置され、真空シール板の垂直方向の僅かの遊び量が許容されるように
、前記機構が弁1内の転覆シール板の下方に配設される。 転覆事故の場合、転覆機構は転覆板18を上方向に押すように作動し、外側ス
リーブ2の内側肩状部33と共にシールを形成し、かくして石油が圧力弁を経由
して漏洩するのを阻止する。
【0030】 前記内側肩状部33と転覆シール板18との間の確実な密閉性は、転覆事故中
に前記構成要素の間に把持される更なるOリング・シール9により行われる。
【0031】 転覆機構を作動した事故発生状態において、火炎抑止金網28と保持リング3
0とを取り外すことができ、その外側スリーブ2の最上部にホースを取り付ける
ことができる。 このホースには中央棒27とばね26を押し下げる金具が装備してあり、これ
により転覆シール板18が押し下げられ、この転覆シール板は安全で漏洩のない
状態で、タンク車内の流体を弁を経由して排出できるようにし、且つホース内に
流入できるようにする。 転覆事故中における弁構成要素の構成は、転覆機構によって内側肩状部33に
対して転覆板18が固定される際、中空円筒ボス7の基部と中央棒27の自由端
部20との間に僅かな隙間が生じ得るようにしてある。 これは、中央棒27のクリップ付き端部が偶然に押し付けられて、その自由端
部が中空円筒ボス7の基部に接触すると生じるような転覆タンク車から流体が不
本意に排出されることを防止する。
【0032】 図1Bを参照すると、この図には転覆機構が存在せず、そのため静的設備での
使用に一層適している点を除き、広い意味において図1Aと類似している圧力弁
1を図示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Aは転覆機構を備えた本発明による弁組立部品の縦断面図を示す。 Bは静的装備による本発明による弁組立部品の縦断面図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月1日(2001.2.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 圧力解放弁
【特許請求の範囲】
【請求項】 両部分の間の磁力が、弁前後の圧力差が各種所定値を下回る
際、両部分の相対的移動が防止され得るように調節可能であることを特徴とする
請求項1又は2記載の圧力解放弁(1)
【請求項】 前記構成要素間の磁力の調整が、前記一方の部分内における
磁気的手段の深さ又は半径方向における移動を調整することにより行われること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧力解放弁(1)
【請求項第一可動部分(24)が、少なくとも部分的に強磁性特性を 有する固定座(32)とシールを形成する可動プランジャーであり 、前記プラン
ジャーが、弁座を磁気的に引きつけるように磁石(23)を内部に備えることを
特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の圧力解放弁(1)
【請求項】 弁座(32)が環状であり、プランジャー(24)又は弁座
のいずれか一方が前記弁座と前記プランジャーとの間で圧縮されるエラストマー
状シール(31)からなり、かくして弁を密閉し、弁前後の圧力差が前記所定値
の一つを下回る際、流体がその弁を流れるのを防止することを特徴とする請求項 記載の圧力解放弁(1)
【請求項】 磁気的手段(23)が焼結したネオジューム−鉄−硼素磁石
であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の圧力解放弁(1)
【請求項】 当該両部分の間の磁力が、両部分が相対的に移動した時に、
急速に消滅することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の圧力解放弁 1)
【請求項】 弁座(32)が、プランジャー(23)内の磁気的手段を磁
気的に引きつけるように磁化されるか又は磁気的手段を備えられることを特徴と
する請求項記載の圧力解放弁(1)
【請求項10】 弁前後の圧力差が70mバールである際、磁力の効果がな
くなり、弁部分が分離することを特徴とする請求項1〜記載の圧力解放弁。
【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は容器に取り付けられる圧力解放弁に関するもので、更に詳細には、容
器内の圧力が所定レベルを超える場合に、前記圧力を自動的に解放できるように
するが、その容器の圧力が前記所定レベルを下回る場合は、閉じた状態に留まる
ような気体圧解放弁(gas pressure release valve;排気弁)に関するものであ
る。
【0002】 (背景技術) 本発明は、ほぼ排他的には揮発性液体を搬送するタンク自動車(road tanker
;タンクローリー)又はタンク車(rail tanker)用の圧力弁について言及して
おり、特に石油輸送用タンク自動車用の圧力弁について言及しているが、当業者
にとっては、本発明は、任意の揮発性液体又は危険な化学薬品のような材料の貯
蔵目的にする他の貯蔵設備を含み得ることが理解されよう。 実際、ガソリンスタンドの下側にある静的タンクの通気管に既に存在している
弁に取って代わり、本発明の弁を使用することが既に提案されている。
【0003】 揮発性液体の貯蔵用又は輸送用に使用する容器の上部、特に、石油輸送用に使
用するタンク車(tanker)の上部には、圧力弁が一般に採用されている。 揮発性液体は、当然、蒸発し、タンク車内にある揮発性液体の振動と動きが、
しばしば、こうした蒸発を生ぜしめるのに十分なものとなる。 その上、周囲温度の僅かな上昇が、揮発性液体の蒸発を生ぜしめる程度に、実
質的な効果を有することがある。 いずれにせよ、密閉された容器内の揮発性液体の蒸発は、結果的にその容器内
の圧力上昇となる。 これは特に、揮発性液体の引火性が高い場合には明らかに欠点となり、極限的
な状況においては、この圧力上昇が結果的に爆発を生ぜしめる。
【0004】 前記圧力が危険なレベルに上昇する前に、容器内の圧力の自動圧力排気(auto matic venting of pressure) を確実にするため、これらの容器内には圧力解放
弁が導入されている。 この弁は、所定のレベルに容器内の圧力が到達するまで、容器内の許容圧力を
維持するように作用し、圧力がそのレベルに達すると、容器内側からの圧力を解
放するために自動的に開く。 そのタンク車内の圧力が再び許容レベルを下回ると、弁は次に自動的に閉じ、
その容器を密閉された状態に戻し、こうして炭化水素が周囲に不必要に解放され
るのを防止する。
【0005】 従来、タンク車の圧力弁は、弁座上に着座するプランジャーで構成され、プラ
ンジャー上に作用する重力とそれに対応する弁座の反作用は、概して両者間の密
閉性を形成するのに十分である。 追加のばねがプランジャーを弁座に対して接離自在に付勢してもよく、従って
、容器内の圧力が所定レベルに一旦到達すると排気作用が生じるように、弁の所
望の圧力設定を達成し得る。
【0006】 しかしながら、実際は、容器内の圧力が容器外部の大気圧を上回る程増加する
ので、弁のプランジャー外部の圧力を上回る場合は、そのプランジャーは上昇し
始め、弁座とプランジャーの間の密閉性が破壊される。 この結果、石油蒸気が周囲に不必要に解放されることになる。 実際、従来の弁は信頼性がないので、石油タンク車に現在備えられる弁の定期
検査は、その弁に欠陥があり、結果的にそのタンク車に設置した全ての圧力弁を
日常的に交換することを、ほとんど毎回示している。 これは不可避的に、石油タンク車のオーナーに多大な出費をもたらすことにな
る。
【0007】 タンク車内に貯蔵された石油の不必要な排気に加えて、事故発生の際に石油が
その圧力弁を通じてタンク車から漏洩する可能性も重要な考察対象である。
【0008】 タンク車の上部にある従来の圧力弁は、事故発生の際普通になっているタンク
車の転覆発生の際、その圧力弁を密閉するように作用する転覆機構(roll-over
mechanism)を有する。 タンク車が転倒すると、圧力解放弁が自動的にその転覆機構で遮断されるので
、内部の液体が漏洩することは防止される。 しかしながら、事故発生の場合、タンク車から引火性流体を排出させることが
必要であり、こうした機構は、現時点では、現存する弁に備えられていない。 今後、引火性流体を排出させるために、圧力弁に適当なホースが接続されるの
で、その液体の漏洩は殆ど回避できない。 引火性液体のこうした漏洩が致命的になる可能性のあることは理解できる。
【0009】 WO9857082,FR2252523,US4489754,DE122 9927,US4874012には、弁の異なる部分を引きつけるか又は遠ざけ る手段として、磁石を取り込んだ多数の弁が開示されている。 特に、WO9857082は、ボール弁下方の流体圧力が所定値を下回る際、 弁座に対して閉じた密閉状態で磁気により球状ボール弁を把持する磁性環状弁座 を開示している。 FR2252523は、十字型構造を垂下させ、その十字型構造内に保持され ている強磁性円板が接触して当該弁を閉じるようにした環状弁座を備える環状プ ラスチック挿入体を有する外側殻体を有する磁性弁について記載している。 この円板は前記殻体を横断する2本のアームの間で殻体の設置された永久磁石 に対して磁気的に引きつけられる。 残りの文献にも磁性弁の説明があるが、DE1229927のみが他方に対し て磁気的に引きつけられる一方の弁構成要素を備え、又、弁を再度開くよう密閉 状況から弁構成要素を移動させる手動か開放手段を含む弁を開示している。
0010】 本発明の目的は、蒸発する製品の周囲への不必要とされる解放を防止するため
に、タンク車又は容器内の圧力が所定レベルに到達した場合にのみ、その内部に
含まれている製品の排気を可能にするような、タンク車又は貯蔵容器用の圧力弁
を提供することにある。
0011】 本発明の更なる目的は、結果として内部に含まれている液体の漏洩を伴わずに
、特に容器の向きにかかわらず、タンク車又は貯蔵容器の排気と排液の両方を可
能にするような圧力解放弁を提供することにある。
0012】 (発明の開示) 本発明によれば、第一可動部分と固定部分からなる圧力解放弁が提供され、前
記弁は第一可動部分が固定部分に対して第一配置を採用する際、流体を第一可動 部分と固定部分との間に流すことを 可能とし、第二配置にある際は、流体の流れ
を阻止し、弁前後の圧力差が所定値に達する時、前記第一可動部分が固定部分に
対して相対的に移動可能であり第一可動部分又は固定部分の一方又は他方が、もう一方の部分(alternate port ion)を磁気的に引きつけ、弁前後の圧力差が前記所定値を下回る際、両部分の
相対的移動(relative displacement;相対的変位)を阻止するのに十分な力を
有する磁石を有し、 第一可動部分が、第一可動部分と密閉して接触し、弁前後の圧力差とは無関係に 弁への流体の流れを可能とするようにシールを破壊すべく可動部分に対して相対 的に手動で移動可能し得る真空シール板からなる手動開放手段を備えることを特 徴とする。
【0013】 好ましくは、転覆発生時に、弁下側にあるシール板を移動させて前記弁下側の 肩状部にシール接触させるように作用する転覆機構が、前記弁下方に更に備えら れ、 更に、前記手動開放手段が前記シール板を移動させ、それに対するシール板と弁 肩状部との間、並びに真空シール板と前記弁の第一可動部分との間に形成された シールの両方を破壊すべく前記シール板と連通することを特徴とする。
0014】 好ましくは、両部分の間の磁力は、弁前後の圧力差が各種所定値を下回る際、
両部分の相対的移動が防止され得るように調節可能である。
0015】 好ましくは、当該弁は、可動プランジャーと少なくとも部分的に強磁性特性を
有する固定座とからなり、前記プランジャーは、弁座を磁気的に引きつけるよう
に磁石が内部に備えられるか又は磁化される。
0016】 好ましくは、弁座は環状であり、プランジャー又は弁座のいずれか一方が前記
弁座と前記プランジャーとの間で圧縮されるエラストマー状シールからなり、か
くして弁を密閉し、弁前後の圧力差が前記所定値の一つを下回る際、流体がその
弁を流れるのを防止する。
0017】 好ましくは、当該弁は、揮発性液体を搬送するのに適応した密閉容器用のベン
トとして提供される。
0018】 更に好ましくは、当該弁は石油タンク車内に組み込まれる。
【0019】 最も好ましい実施態様において、磁石は焼結したネオジューム−鉄−硼素磁石
であるが、同様の性能を与える複数の他の種類の磁石も利用可能であることに注
目すべきである。
【0020】 理想的には、当該両部分の間の磁力は、両部分が相対的に移動した時に、実質
上、消滅する。 これは、弁前後の圧力差が正確に所定値にあって、或るより低い値にない場合
にのみ弁が流体を貫流可能とさせるのを確実にするだけでなく、磁力が一旦効果
をなくし当該両部分が相対的に移動すると、弁が更に多くの量を流すことを可能
にすることを確実にする。 従来技術の弁は重力によるものであり、弁を閉じるためのばねの付勢作用が、
一定の及び/又は直線的に増加する回復力を、その相対的移動により夫々の部分
に加えるが、一方で、本発明の弁においては、両部分の間の回復力は、当該両部
分が離れる方向に移動するにつれ、実質的に消滅し、プランジャー上の重力効果
のみで弁をその閉じた状態に回復させる。 従って、はるかに優れた排気作用が本発明の弁で達成可能である。
【0021】 好ましい実施態様においては、弁前後の所定圧力差が排気作用発生前に特に高
くなければならない状況において、弁座は磁化されるか、又はプランジャー内及
びプランジャー自身に磁石の両方か一方を引きつける磁気的手段が備えられる。
【0022】 最も好ましくは、この弁を石油タンク車で使用すべき場合に、磁力の効果がな
くなり、当該弁前後の圧力差が70m/バールである際に当該弁部分が分離する
【0023】 好ましくは、前記圧力弁は、本願と同日に出願された出願に記載されたように
、内部に取り込まれた転覆機構(roll-over mechanism)を備えている。
【0024】 (発明を実施するための最良の形態) 一例として添付図面を参照しながら、本発明の特定の実施態様について説明す
る。
【0025】 最初に図1Aを参照すると、この図には使用時に石油搬送タンク車(図示せず
)に取り付けられる転覆機構を装備した圧力弁1が図示されている。 この圧力弁は、円筒状外側スリーブ2、プランジャー24、弁座32を備えて
いる。 スリーブ2はタンク車本体と連通する空洞100を仕切り、従って、空洞10
0内の圧力は石油又は他の製品であれ、そのタンク車内の流体上方の圧力と同等
になる。 外側スリーブ2には、その最上方部分において火炎抑止金網(flame arrestin
g gauze)28が装備されており、保持リング30は金網28の部分を外側スリ
ーブ2内に保持する。
【0026】 プランジャー24は、その本体25内に1個以上のプランジャー磁石23を備
えている。 プランジャー磁石23は、プランジャーの下側肩状部と環状弁座との間にシー
ルを形成する強磁性材料製の任意に磁化される弁座32上に着座する。 これら2つの構成要素の間の密閉性の効率を高めるため、Oリング・シール3
1がオプションとして提供される。
【0027】 タンク車内の石油の蒸発の結果生じるタンク車内及びそのプランジャー24下
側の空洞100内での圧力形成は、弁1の前後に圧力差が生じるように、タンク
外部の、従って弁1の周りの空気圧が空洞内の圧力より低いことを条件にプラン
ジャー24に上方向の力を与える。 その上方向の圧力が、プランジャー磁石23と弁座32との間の磁力を越える
時点で、密閉性が破壊され、プランジャー24は上昇し、その圧力を解放可能と
し、こうしてタンク車を排気させる。
【0028】 プランジャー24には、そこを貫通する中央棒27を備えた中央孔19が備え
てある。 プランジャー24の上面と中央棒27の自由端部の間でばね26が中央棒27
の周りに配置され、円形クリップ29により前記中央棒上に保持される。 従って、このばねは中央棒27に取り付けられた真空シール板(vacuum seal
plate)22をプランジャー24の下側に対して付勢させ、密閉はOリング・シ
ールXによりこれらの構成要素の間にて行われる。
【0029】 (図示してないが、本願と同日に出願した本出願人の係属中の出願に十分に記
載されている)転覆機構が、中央棒自由端部20を受け入れる中空円筒ハブ7が
装備された転覆シール板18下方に配設されている。 タンク車がその正しい向きにある際、通常の状況においてシール板18が前記
機構上に載置され、真空シール板の垂直方向の僅かの遊び量が許容されるように
、前記機構が弁1内の転覆シール板の下方に配設される。 転覆事故の場合、転覆機構は転覆板18を上方向に押すように作動し、外側ス
リーブ2の内側肩状部33と共にシールを形成し、かくして石油が圧力弁を経由
して漏洩するのを阻止する。
【0030】 前記内側肩状部33と転覆シール板18との間の確実な密閉性は、転覆事故中
に前記構成要素の間に把持される更なるOリング・シール9により行われる。
【0031】 転覆機構を作動した事故発生状態において、火炎抑止金網28と保持リング3
0とを取り外すことができ、その外側スリーブ2の最上部にホースを取り付ける
ことができる。 このホースには中央棒27とばね26を押し下げる金具が装備してあり、これ
により転覆シール板18が押し下げられ、この転覆シール板は安全で漏洩のない
状態で、タンク車内の流体を弁を経由して排出できるようにし、且つホース内に
流入できるようにする。 転覆事故中における弁構成要素の構成は、転覆機構によって内側肩状部33に
対して転覆板18が固定される際、中空円筒ボス7の基部と中央棒27の自由端
部20との間に僅かな隙間が生じ得るようにしてある。 これは、中央棒27のクリップ付き端部が偶然に押し付けられて、その自由端
部が中空円筒ボス7の基部に接触すると生じるような転覆タンク車から流体が不
本意に排出されることを防止する。
【0032】 図1Bを参照すると、この図には転覆機構が存在せず、そのため静的設備での
使用に一層適している点を除き、広い意味において図1Aと類似している圧力弁
1を図示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Aは転覆機構を備えた本発明による弁組立部品の縦断面図を示す。 Bは静的装備による本発明による弁組立部品の縦断面図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN ,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3E070 AA07 AB03 BE04 3H055 AA05 BA12 BA13 BC01 CC07 CC21 GG02 GG18 GG22 JJ18 3H059 AA05 BB06 BB22 BB29 BB35 CD11 EE01 FF03 FF17 3H106 DA07 DA13 DA29 DD03 EE34 GB06 KK17 KK31

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部分と固定部分からなる圧力解放弁であって、 可動部分が固定部分に対して第一配置を採用する際、流体を貫流可能とし、第二
    配置にある際は、流体の流れを阻止し、弁前後に圧力差がある場合、前記可動部
    分が固定部分に対して相対的に移動し、 それらの部分の一方又は他方が、当該圧力差が前記所定値を下回る際、両部分の
    相対的移動を阻止するのに十分である磁力により、もう一方の部分を磁気的に引
    きつける磁気的手段を備えられることを特徴とする圧力解放弁。
  2. 【請求項2】 両部分の間の磁力が、弁前後の圧力差が各種所定値を下回る
    際、両部分の相対的移動が防止され得るように調節可能であることを特徴とする
    請求項1記載の圧力解放弁。
  3. 【請求項3】 前記構成要素間の磁力の調整が、前記一方の部分内における
    磁気的手段の深さ又は半径方向における移動を調整することにより行われること
    を特徴とする請求項2記載の圧力解放弁。
  4. 【請求項4】 可動プランジャーと、少なくとも部分的に強磁性特性を有す
    る固定座とからなり、前記プランジャーが、弁座を磁気的に引きつけるように磁
    石を内部に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧力解放弁
  5. 【請求項5】 弁座が環状であり、プランジャー又は弁座のいずれか一方が
    前記弁座と前記プランジャーとの間で圧縮されるエラストマー状シールからなり
    、かくして弁を密閉し、弁前後の圧力差が前記所定値の一つを下回る際、流体が
    その弁を流れるのを防止することを特徴とする請求項4記載の圧力解放弁。
  6. 【請求項6】 揮発性液体を搬送するのに適応した密閉容器用のベントとし
    て備えられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の圧力解放弁。
  7. 【請求項7】 石油タンク車上で使用するのに適応した際の請求項1〜6の
    いずれかに記載の圧力解放弁。
  8. 【請求項8】 当該弁前後の圧力差とは無関係に、流体を当該弁に貫流可能
    とする手動解放手段を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の圧
    力解放弁。
  9. 【請求項9】 前記手動解放手段が、更に、その容器内に含まれる流体を排
    出するために、当該液体を貫流できるようにする排出手段として作用することを
    特徴とする請求項8記載の圧力解放弁。
  10. 【請求項10】 手動解放手段が、プランジャー内に組み込まれることを特
    徴とする請求項8又は9記載の圧力解放弁。
  11. 【請求項11】 磁気的手段が焼結したネオジューム−鉄−硼素磁石である
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の圧力解放弁。
  12. 【請求項12】 当該両部分の間の磁力が、両部分が相対的に移動した時に
    、急速に消滅することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の圧力解放
    弁。
  13. 【請求項13】 弁座が、プランジャー内の磁気的手段を磁気的に引きつけ
    るように磁化されるか又は磁気的手段を備えられることを特徴とする請求項4記
    載の圧力解放弁。
  14. 【請求項14】 弁前後の圧力差が70mバールである際、磁力の効果がな
    くなり、弁部分が分離することを特徴とする請求項1〜13記載の圧力解放弁。
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